JP2001299409A - 靴の中敷き - Google Patents

靴の中敷き

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JP2001299409A
JP2001299409A JP2000116449A JP2000116449A JP2001299409A JP 2001299409 A JP2001299409 A JP 2001299409A JP 2000116449 A JP2000116449 A JP 2000116449A JP 2000116449 A JP2000116449 A JP 2000116449A JP 2001299409 A JP2001299409 A JP 2001299409A
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heat insulating
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sheet
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English (en)
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Arimichi Ito
有道 伊東
Kenichiro Sudo
健一郎 須藤
Kimiharu Sato
公治 佐藤
Ryohei Nagata
永田良平
Runa Nakamura
瑠奈 中村
Yasuki Suzuura
泰樹 鈴浦
Sukeyoshi Yokoyama
祐美 横山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の靴の中敷きが、断熱性を有しながら
も、吸湿性が高かったり、潰れやすく断熱性が得られ難
い等の不足点を有していた点を改善することを課題とし
ており、より好ましくは、防臭性、抗菌性、もしくは防
黴性を付与しても、断熱性等の本来的な性能が低下し難
い靴の中敷きを提供することをも課題とするものであ
る。 【解決手段】本発明においては、中空粒子または/およ
び気泡を内包する樹脂組成物からなる断熱性シート2を
用い、裏打3を施して、上記の課題を解消し、また、よ
り好ましくは、中空粒子または/および気泡を内包する
樹脂組成物中に、必要な薬剤を添加して用いることによ
り、断熱性等の本来的な性能が低下すること無く、防臭
性、抗菌性、もしくは防黴性を付与することが可能な靴
の中敷きとすることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短靴、長靴等の靴
の底に敷いて、保温性、もしくはクッション性に加え、
好ましくは、防臭性、抗菌性、防黴性を持たせた靴の中
敷きに関するものである。
【0002】
【従来の技術】靴は足の保護の目的を果たす以外に、人
が歩行したり走行したりするときに、地面との摩擦や、
地面に対する足の固定を適度に保つと共に、内部の足の
動きを確保し、発生する熱や水蒸気を外に逃がす役目を
も果たしている。
【0003】しかし、歩行時や走行時に必要な上記の機
能を充分満たそうとすると、靴の耐久性と相反する面が
生じ、従って、機能重視の競走用や舞踏用の靴にあって
は、寿命の短いものも少なくない。一般的な歩行用の靴
であれば、他の衣服と同様、少なくとも年単位の寿命が
要求されるため、靴の底や、底と甲の縫い合せ部等は、
素材を充分に使用して耐久性を向上させており、この結
果、機能面や履き心地の点では、マイナスとなり、ま
た、底が硬い靴では、寒冷期には足元から冷えることも
ある。
【0004】そこで、一般的な靴に不足する点を補う目
的で、布、フェルト、もしくは発泡シート等のシート状
物を素材として、靴の内形に合せて形作られたものを靴
内部の底に置く、いわゆる靴の中敷きがよく用いられて
いる。しかしながら、布やフェルトは、吸湿しやすいの
で、歩行の際の靴の内部の湿度を高めるため、足がむれ
たり、白癬菌等の増殖につながりやすい。また、発泡シ
ートは、潰れやすいため、本来の断熱性が得られ難い。
また、いずれのシート状物も、これらに、防臭性、抗菌
性、もしくは防黴性を与えようとすると、薬剤を含む塗
液を含浸するか、もしくは塗布する必要があるが、含
浸、もしくは塗付により、断熱性が低下しやすい欠点を
も有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明におい
ては、従来の靴の中敷きが、断熱性を有しながらも、吸
湿性が高かったり、潰れやすく断熱性が得られ難い等の
不足点を有していた点を改善することを課題としてお
り、より好ましくは、防臭性、抗菌性、もしくは防黴性
を付与しても、断熱性等の本来的な性能が低下し難い靴
の中敷きを提供することをも課題とするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明においては、中空粒子ま
たは/および気泡を内包する樹脂組成物からなる断熱性
シートを用い、裏打を施して、上記の課題を解消し、ま
た、より好ましくは、中空粒子または/および気泡を内
包する樹脂組成物中に、必要な薬剤を添加して用いるこ
とにより、断熱性等の本来的な性能が低下すること無
く、防臭性、抗菌性、もしくは防黴性を付与することが
可能な靴の中敷きとすることができた。
【0007】第1の発明は、中空粒子または/および気
泡を内包する樹脂組成物からなる断熱性シートが、靴内
部の底形状に合わせて切り抜かれていることを特徴とす
る靴の中敷きに関するものである。第2の発明は、第1
の発明において、前記断熱性シートの下面に裏打層が積
層されていることを特徴とする靴の中敷きに関するもの
である。第3の発明は、第1または第2の発明におい
て、前記断熱性シートは、前記樹脂組成物が含浸性基材
の少なくとも厚みの一部に含浸したものであることを特
徴とする靴の中敷きに関するものである。第4の発明
は、第1〜第3いずれかの発明において、断熱性シート
の上面に、メッシュ状シートが積層されていることを特
徴とする靴の中敷きに関するものである。第5の発明
は、第2〜第4いずれかの発明において、前記裏打層が
滑り防止層であることを特徴とする靴の中敷きに関する
ものである。第6の発明は、第1〜第5いずれかの発明
において、前記断熱性シートは、防臭剤を内包するか、
抗菌剤を内包するか、もしくは防黴剤を内包するマイク
ロカプセルのいずれか一つ以上を含有していることを特
徴とする靴の中敷きに関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1(a)に示すように、本発明
の靴の中敷き1は、断熱性シート2からなっているが、
好ましくはその下面に、裏打層2が積層された複合シー
トからなっている。本発明の靴の中敷き1は、図1
(b)に示すように、その平面的な外形は、靴内部の底
形状に合わせて切り抜かれたものである。
【0009】断熱性シート2としては、中空粒子または
/および気泡を内包する樹脂組成物からなるものが好ま
しく、この樹脂組成物からなるシートは、樹脂組成物か
らなるシートの単独タイプ、基材の上に樹脂組成物から
なるシートが積層した積層タイプ、もしくは含浸性基材
に樹脂組成物が含浸した含浸タイプのいずれかであって
よく、さらにはまた、ポリエチレン樹脂やポリプロピレ
ン樹脂等の合成樹脂の発泡シートであってもよい。断熱
性シート2の厚みとしては、厚い方が断熱性能が優れて
いるが、剛性が増すのと、靴内部の高さの制限から、
0.2mm〜5mmが好ましく、より好ましくは0.5
mm〜3mm程度である。
【0010】図2は、含浸タイプの断熱性シート2の例
を示す断面図で、含浸性基材4(符号4は厚み方向の全
体を指す。)に、中空粒子および/または気泡を内包す
る高分子マトリックス5が含浸したもので、高分子マト
リックス5は、含浸性基材4の上面から下面に向かって
含浸し、下面に到達しない部分含浸(=厚みの一部への
含浸)が行なわれた状態を示すものである。未含浸の部
分は接着剤が浸透しやすいので、他のシートのラミネー
トの際に、接着性を向上させることができる。
【0011】断熱性シート2を構成する高分子マトリッ
クス中に内包され得る中空粒子としては、アクリル、ア
クリルニトリル等のアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂
等の合成樹脂を素材とする有機質のものや、シリカ、ア
ルミナ等を主成分とする無機質のものがあり、天然品と
しては、火山性のシラスバルーンのようなものも利用で
きる。また、後述する親水性や疎水性の中空粒子も使用
可能である。また、気泡を発生させるための発泡剤の一
種であるマイクロカプセル型発泡剤であって、予め加熱
して発泡させた発泡済みのものも、中空粒子12として
扱える。
【0012】マイクロカプセル型発泡剤の発泡済のもの
の例として、松本油脂製薬(株)製の中空粒子(品番
で、F−80ED、もしくはF−80E)は、密度が
0.02g/cm3と小さいので、熱伝導性の抑制に効
果的であり、使用することが好ましい。一般的に入手が
可能で、利用できる中空粒子の粒径は、0.3〜300
μmの範囲であり、これらの中から選択して1種類、ま
たは2種類以上を使用する。一般的に入手が可能で、利
用できる中空粒子の粒径は、0.3〜300μmの範囲
であり、これらの中から選択して1種類、または2種類
以上を使用する。
【0013】中空粒子12自体は比較的丈夫なため、圧
縮等の外力にも耐えるが、中空粒子を合成樹脂塗料組成
物、特に合成樹脂エマルジョン系塗料組成物中に分散さ
せるときは、攪拌操作により、塗料組成物中に気泡が入
り込みやすい。気泡は、断熱性を向上させる意味で役立
つので、意図的に気泡を発生させたり、もしくは、マイ
クロカプセル型や分解型等の化学発泡剤等を使用して発
泡させ、気泡を発生させるとよい。中空粒子を伴わず、
気泡のみでも、断熱性を与えることができる。
【0014】しかし、中空粒子もしくは気泡のいずれ
か、または両方を合成樹脂塗料組成物中に分散させたも
のを使用して断熱性シート2を作製して使用すると、中
空粒子および/または気泡のつぶれにより、断熱性が経
時的に低下する傾向が見られるので、断熱性シート2の
耐圧縮性を向上させるため、中空粒子の選択を次のよう
な3通りの方式で行なうことがより好ましい。 (1)粒径の異なる中空粒子のブレンド (2)親水性中空粒子と疎水性中空粒子とのブレンド (3)粒径の異なる親水性中空粒子と疎水性中空粒子と
のブレンド
【0015】(1)の粒径の異なる中空粒子のブレンド
で大きい中空粒子の間を小さい中空粒子が埋めるために
は、大きい方の中空粒子の直径a、小さい方の中空粒子
の直径bの関係は、b≧a(2−31/2 )/31/2 であ
り、これを計算すると、b≧0.155aである。ま
た、最も疎な充填である体心立方の場合には、b=a
(2−21/2 )/21/2 であり、これを計算すると、b
=0.414aである。従って、0.155a≦b≦
0.414aとなり、粒径aの中空粒子にブレンドする
ための中空粒子の直径bが規定される。
【0016】因みに、最も密な六方細密充填の場合に、
直径aの中空粒子の空隙に直径bの中空粒子が隙間無
く、ちょうど入り込むためには、b=2a(11/3)
1/2 /3であり、これを計算すると、b=0.277a
である。先に述べたように、入手し得る中空粒子の粒径
は、0.3〜300μmの範囲であるので、この中か
ら、上記の関係を満たす中空粒子の大小の組み合わせを
選択して使用する。
【0017】上記において、直径aの中空粒子の単位あ
たりの粒子の数N(a)と、直径bの中空粒子が入れる
空隙の数N(b)との関係は、六方細密の場合で、N
(b)/N(a)=8:6であり、体心立方の場合、N
(b)/N(a)=4:2である。これを整理すると、
1/2≦N(a)/N(b)≦3/4であり、それぞれ
の直径の中空粒子をブレンドする際の重量比は、充填の
疎密の度合いを決めた後、中空粒子の数の比、各中空粒
子の比重・粒径から計算で求める。この(1)の粒径の
異なる中空粒子のブレンドを、上記したような条件下で
行ない、高分子マトリックス中に分散させて作製した断
熱性シート2は、気泡のある部分では、直径の小さい方
の中空粒子が直径の大きい方の中空粒子の間に充填され
て補強されるため、耐圧縮性が強化され、つぶれにくい
構造となる。
【0018】(2)の親水性中空粒子と疎水性中空粒子
とのブレンドでは、疎水性の中空粒子が空気との親和性
の方がより高いために、分散の際に塗料組成物中に取り
込まれた気泡を疎水性の中空粒子が取り囲み、外側が疎
水性の二次的な粒子を作り、親水性の中空粒子および親
水性の樹脂の間に分散した形の断熱性シート11とな
る。
【0019】ここで、親水性の中空粒子とは、材質が、
ガラス、シリカ、シリカ・アルミナ、セラミック、シラ
ス、中空プラスチック、または中空繊維等からなるもの
であり、また、疎水性の中空粒子としては、これらの親
水性の粒子に疎水化処理を行なったものがある。親水性
中空粒子と疎水性中空粒子の混合比は、形成したい気泡
の大きさ、各中空粒子の粒径および比重から計算で求め
る。
【0020】(3)の粒径の異なる親水性中空粒子と疎
水性中空粒子とのブレンドは、上記の(1)および
(2)の方式の手段を合わせたもので、粒径の小さい疎
水性粒子と粒径の大きい中空粒子とが混合された中空粒
子の間に気泡を有した構造の断熱性シート2が得られ
る。この方式では、粒径の大きい中空粒子の間に粒径の
小さい疎水性粒子が充填されるので、中空粒子の間に形
成される気泡の壁が強化され、つぶれにくい構造の断熱
性シート2が得られる。
【0021】高分子マトリックスとしては、次に挙げる
ような樹脂が使用できる。例えば、ニトロセルロース、
酢酸セルロース、酪酢酸セルロース、エチルセルロー
ス、ポリアミド樹脂、塩化ゴム、環化ゴム、ポリアミド
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共
重合樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、塩素化ポ
リプロピレン、もしくはアクリル樹脂等の熱可塑性樹脂
の有機溶剤溶液、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノー
ル樹脂、レゾルシノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
イミド、ポリアミドイミド、ポリベンツイミダゾール、
ポリベンゾチアゾールもしくはポリウレタン樹脂等の熱
硬化性樹脂であり、これらの樹脂は、水または有機溶剤
に溶解した樹脂溶液とすることができる。
【0022】あるいは、スチレンマレイン樹脂、ポリ酢
酸ビニル樹脂、アクリル系樹脂、もしくはウレタン系の
エマルジョン、または、天然ゴム、再生ゴム、スチレン
−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ポリスルフィドゴ
ム、シリコーンゴム、ポリウレタンゴム、ステレオゴム
(合成天然ゴム)、エチレンプロピレンゴム、もしくは
ブロックコポリマーゴム(SBS,SIS,SEBS
等)も使用することができ、これらの樹脂は、有機溶剤
溶液ないしラテックス等として利用することができる。
【0023】気泡を生じさせるには、機械的に気体、特
に不活性ガス、好ましくは低熱伝導性のガスの泡を塗料
組成物中に取り込んで、含浸性基材に含浸させ、加熱発
泡させる場合と、以下に述べるような有機化合物からな
る化学発泡剤を塗料組成物中に配合して含浸させ、加熱
発泡させる場合とがある。
【0024】発泡剤と言うと、一般には、分解型等の化
学発泡剤を指すことが多いが、ここでは、機械的な方法
における泡も含めて、発泡剤と称することとし、いずれ
も利用し得る。化学発泡剤としては、アゾジカルボンア
ミド、アゾビスイソブチロニトリル、バリウムアゾジカ
ルボキシラート、もしくはp−トルエンスルホニルセミ
カルバジド等のアゾ系発泡剤、ベンゼンスルホニルヒド
ラジド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、もしくは
4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等
のスルホニルヒドラジド系、ジニトロソペンタメチレン
テトラミン等のニトロソ系、重炭酸ナトリウム、もしく
は重炭酸アンモニウムがある。
【0025】発泡剤の作用から見ると機械的なガスの泡
に近いものとして、アクリロニトリル樹脂等を素材とす
る外壁にイソブタン、ネオペンタン等の低沸点炭化水素
を内包させたマイクロカプセル型発泡剤があり、比較的
低温での発泡に適している。なお、化学発泡剤を使用す
るときは、必要に応じ、発泡温度を低下させて発泡しや
すくするための発泡助剤を使用してもよい。
【0026】マイクロカプセル型発泡剤としては、松本
油脂製薬(株)製のマイクロスフェア(商品名、品番
で、F−20、F−30、F−30VS、F−130
0、F−40、F−50、F−80S、F−82、F−
85、F−100、F−80GS、F−80VS、F−
1400、もしくはF−1500等)、または、日本フ
ィライト社製のエクスパンセルマイクロスフィアー(商
品名、品番で、051DU、007WU、053WU.
DU、054WU、091DU、091−80DU、0
91−140(DU)、092−120DU、093−
120(DU)、820(WU)、642(WU)、5
51(WU)DU、551−20(WU)DU、461
WUDU、もしくは461−20等)が利用できる。
【0027】これらの中空粒子および/または気泡を用
いた塗料組成物を、含浸性基材4に塗布ないし含浸さ
せ、加熱発泡させる場合には、乾燥させた後の膜厚の
0.1〜100倍とすることが好ましく、0.1倍未満
では、発泡による断熱性向上効果が乏しく、100倍を
越えると、断熱性はあるものの、圧縮強度が低下するた
め、つぶれやすくなるためである。
【0028】含浸性基材4としては、天然繊維、合成繊
維、ロックウール、ガラス繊維、炭素繊維等の繊維を原
料として製造されたフェルト、不織布、布、もしくはこ
れらの前記繊維を原料として抄造された紙(特に低密度
紙)、またはセラミックスシート等のシートであって、
これらのいずれかの単層のシート、同じものどうしの2
枚以上を積層した、同種のシートの複合シート、もしく
は、これらのシートから選ばれた任意の異なるシートを
2枚以上積層した、異種のシートの複合シートが使用で
きる。片面に含浸性がないか、もしくは乏しいシートで
もよく、例えば、低透湿性シート等が積層されていても
よい。
【0029】フェルトは、元来は、獣毛を集めて、加湿
・加熱しつつ加圧して絡ませ、シート化したものである
が、現在では、原料として天然繊維以外に合成繊維、ロ
ックウール、炭素繊維等も使用されている。不織布は、
繊維(天然繊維も扱うが、通常は合成繊維)を紡糸せず
に直接、機械的、熱的、または化学的な手段により交絡
させてシート化したものである。また、紙は、植物繊維
その他の繊維を絡み合わせ、膠着させて製造したもの
(JISの定義による)である。
【0030】これらの定義から見ても明らかなように、
フェルト、不織布、および紙は、思い浮かべる代表的な
製品どうしは相違して見えるものの、本質的には互いに
区別のつきにくいものであり、ただ、一般的な紙が、そ
のほかのものにくらべ、密度が高い点で相違する。
【0031】紙類としては、薄葉紙、クラフト紙、チタ
ン紙、樹脂含浸紙、リンター紙、板紙、石膏ボード用原
紙、和紙等も使用できる。より好ましい超低密度紙は、
密度が0.1g/cm3 〜0.5g/cm3 が一般的
で、一例として0.2g/cm3 程度のものである。
【0032】フェルト、不織布、および布を含めた場合
も、密度が0.01g/cm3 〜1g/cm3 、好まし
くは、0.02g/cm3 〜0.5g/cm3 、より好
ましくは、0.02g/cm3 〜0.25g/cm3
ある。下限未満であると強度が低くなり、取扱い時に損
傷の恐れが増加し、上限を越えると、断熱性が不十分に
なる。布については、繊維としては中空繊維等の断熱性
繊維を使用したものが好ましいが、必ずしも、中空繊維
等の断熱性繊維でない、通常の繊維を使用したもので
も、目付量の少ない、粗い布であれば、使用可能であ
る。
【0033】セラミックスは耐熱性の必要な高温領域の
断熱材として主に用いられている。通常、ここで用いら
れるセラミックスは珪酸カルシウムなど熱伝導率の低い
焼結成型体である。セラミックスシートはこのようなセ
ラミックスを繊維状に加工し、シート状にしたもので、
各種厚みの製品も市販されている。セラミックスシート
の密度としては0.8〜2.3g/cm3 、厚みとして
は0.2mm〜1.0mm程度が好ましい。
【0034】なお、上記において繊維としては、木綿、
麻、もしくは羊毛等の天然繊維の単独、もしくは異なる
2種以上、または、レーヨン、ナイロン、ポリエステ
ル、もしくはアクリル等の合成繊維の単独、もしくは異
なる2種以上、ロックウール、ガラス繊維、炭素繊維、
チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維、もしくはシリカ
繊維等が使用できる。紙の場合には、主に植物繊維のパ
ルプが使用される。また、セラミックスシートを構成す
る素材としては、狭義のセラミックスであるケイ酸塩に
限らず、アルミナ、シリカ、もしくはジルコニアの単
独、もしくは異なる2種以上が使用できる。
【0035】以上のような素材を用いて、断熱性シート
2を製造するには、高分子マトリックスを構成する樹脂
を溶解もしくは分散した液、例えばその樹脂の水溶液、
有機溶剤溶液、またはエマルジョンと、中空粒子または
/および発泡剤、さらには必要に応じ配合しうる各種の
添加剤を混合し、塗料組成物を調製してシート化する。
シート化の方法としては、剥離性基体に塗布し、乾燥後
に剥がすキャスティング法、基体に塗布して基体が付着
したままで製品とする方法、含浸性基材4に含浸して乾
燥させる方法等を利用する。なお、塗料組成物を調製す
る際に、塗料組成物中に、染料または/および顔料から
なる着色剤を適宜に配合することにより、得られる断熱
性シートを着色することもできる。
【0036】含浸を行なうには、含浸用塗料組成物を満
たした槽の中に、含浸性基材4を浸す方法(いわゆるデ
ィッピング)によるか、公知の塗布手段により、含浸性
基材4の片側もしくは両側から塗布を行なう。含浸用塗
料が十分浸透してから、余分の含浸用塗料を適宜なかき
取り装置または除去装置、例えば、サクションドクタ
ー、ドクターロール、もしくは丸棒にワイヤーを巻き付
けたワイヤーバー等により、かき取るか、または除去
し、所定の量の含浸用塗料を含浸性基材4に含浸させ
る。その後、乾燥させることによって、断熱性シート2
が得られる。なお、含浸用塗料組成物の粘度、塗付から
乾燥までの時間を調節すると、厚みの一部への含浸を行
なうこともでき、こうすると他方の面の未含浸の部分を
利用して、接着剤を浸透させ、接着性を向上させること
ができる。含浸用塗料組成物を構成する素材、特に高分
子マトリックスの素材によっては、一旦、比較的低温で
乾燥させた後、比較的高温度で乾燥させたり、乾燥の一
部、もしくは全部を紫外線照射や電子線照射によって行
なってもよい。
【0037】断熱性シート2は、そのままの状態でも断
熱性を発揮することができるが、長期間使用するには、
強度が弱く、破損したり、汚損したり、もしくは吸湿し
て断熱性を損なう恐れが少なくない。このため、断熱性
シート2の片面もしくは両面を、さらに別の適当な被覆
用シートで被覆することが好ましく、具体的には、湿気
を通さない、低透湿性シートを被覆用シートとして使用
することが好ましい。
【0038】断熱性シート2には、別のシートをその下
面に積層(=裏打)して、補強し、かつ、機能を補うこ
とができる。裏打層3は、補強の役割のほか、好ましく
は、滑り防止層の機能を持たせる。歩行時には、足は複
雑に動くので、靴の中敷き1は、靴底の正しい位置から
外れて、めくれたり、もしくは折れ曲がる等の不具合が
起きることがあるので、滑り防止層を備えている方が好
ましいからである。滑り防止層としては、ゴム系シー
ト、比較的軟質のプラスチックシート、もしくはゴムの
シートが好ましい。
【0039】ところで、靴の中敷きに足、もしくは靴下
を履いた足が接触すると、足から水分である汗(大半は
水もしくは水蒸気)が放出されるが、この水分を靴の中
敷き1に吸収させず、できるだけ放出するような構造が
望まれる。図3は、水分の放出に備えた構成を示すもの
で、 図1(a)に示すような、裏打層2が下面に積層
された断熱性シート2の上面に、メッシュ(=網)状シ
ート6が積層された構造からなる靴の中敷き1を示して
いる。
【0040】このように、メッシュ状シート6が上面に
積層された靴の中敷き1が使用されるときは、足、もし
くは靴下を履いた足と、靴の中敷き1との接触面積が減
少し、従って、足、もしくは靴下を履いた足と、靴の中
敷き1との間に、空気が充分移動できる空間が生じるの
で、足から発生し、気化した水分を、充分逃がすことが
できる。
【0041】メッシュ状シート6としては、ポリプロピ
レン、ポリエステル、もしくはポリ塩化ビニリデン等の
吸湿性が低く、比較的太い繊維をメッシュ状に織ったも
のが好ましい。
【0042】靴の中敷き1は、さらに、防臭剤、抗菌
剤、もしくは防黴剤を内包するものであることが、より
好ましい。
【0043】防臭剤としては、消臭効果のある、いわゆ
る消臭剤として、銅酸化物、鉄酸化物、マグネシウム酸
化物、亜鉛酸化物、アルミナ、もしくはシリカ等の金属
酸化物、ゼオライト等のケイ酸塩、フタロシアニン銅等
の金属塩、脂肪族系および芳香族系のカルボン酸等、あ
るいは、いわゆる芳香剤として、テルペン類、エステル
類、アルデヒド類、および過酸化物等を利用できる。
【0044】また、抗菌剤としては、アリルイソチオシ
アネート、キチン、キトサン、ベンゾイミダゾール、ト
リアゾール、ジチオカルバメート、有機錫、もしくは抗
生物質が利用できる。抗菌剤としては、銀、銅、亜鉛、
錫、鉛、ビスマス、カドミウム、クロム、または水銀等
の抗菌性金属材料を、ゼオライト、活性炭、シリカ、活
性白土、酸性白土、アルミナ、活性ボーキサイト、骨
炭、モレキュラーシーブ、またはガラスビーズ等の担体
に担持させたものを利用できる。
【0045】防黴剤としては、チアベンダゾール系、キ
チン、もしくはキトサン等が、抗菌防黴剤としては、ベ
ンゾイミダゾール化合物、メルカプトピリジン−N−オ
キシド化合物、イソチアゾロン化合物、もしくはベンゾ
チアゾール化合物を利用できる。
【0046】上記の防臭剤、抗菌剤、防黴剤、もしくは
抗菌防黴剤は、適宜に塗料化して、塗付、もしくは含浸
等より、断熱性シートに適用してもよいが、これらを内
包し、ポリメチルメタクリレートを壁材としたマイクロ
カプセルとして、中空粒子または/および気泡を内包す
る樹脂組成物中に配合することにより、それらの薬剤を
内包した断熱性シート2とすることができる。断熱性シ
ートが内包するこれらの薬剤は、歩行時の衝撃、加圧に
よって、マイクロカプセルが潰れることにより、にじみ
出すため、単に、断熱性シート1に塗布、もしくは含浸
した場合にくらべ、効果の持続性が高い利点がある。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、中空粒子また
は/および気泡を内包する樹脂組成物からなる断熱性シ
ートで靴の中敷きを構成しているので、吸湿性が低く、
また、内部の中空粒子もしくは気泡が潰れ難く、使用に
よる断熱性の低下が少ない靴の中敷きを提供できる。請
求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、
裏打層が積層されることにより、補強等の機能を加味し
た靴の中敷きを提供できる。請求項3の発明によれば、
請求項1または2記載の発明の効果に加え、断熱性シー
トが断熱性をもたらす樹脂組成物が含浸性基材の少なく
とも厚みの一部に含浸したもであるので、断熱性シート
が一段と強化された靴の中敷きを提供できる。請求項4
の発明によれば、請求項1〜3いずれかの発明の効果に
加え、断熱性シートの上面にメッシュシートが積層され
ているので、空気の流通がよく、水分を逃がすことがで
きる靴の中敷きを提供できる。請求項5の発明によれ
ば、請求項2〜4いずれかの発明の効果に加え、裏面に
滑り防止層が積層されているので、使用時にめくれた
り、折れ曲がったりすることを防止可能な靴の中敷きを
提供できる。請求項6の発明によれば、請求項1〜5い
ずれかの発明の効果に加え、断熱性シートが、防臭剤、
抗菌剤、もしくは防黴剤を内包するマイクロカプセルを
内包し、それらマイクロカプセルの内容物が、使用時に
にじみ出るため、各々の薬剤に応じた持続性の高い効果
が得られる中敷きを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴の中敷きの基本的な構造を示すであ
る。
【図2】含浸タイプの断熱性シートの断面図である。
【図3】メッシュシートをさらに積層した断熱性シート
の断面図である。
【符号の説明】
1 靴の中敷き 2 断熱性シート 3 裏打層への中空粒子 4 含浸性基材 5 高分子マトリックス 6 メッシュシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 公治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 永田良平 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 中村 瑠奈 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 鈴浦 泰樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 横山 祐美 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F050 AA01 AA06 EA11 EA18 HA26 HA28 HA53 HA55 HA73 HA76 HA87 HA91 HA96

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空粒子または/および気泡を内包する
    樹脂組成物からなる断熱性シートが、靴内部の底形状に
    合わせて切り抜かれていることを特徴とする靴の中敷
    き。
  2. 【請求項2】 前記断熱性シートの下面に裏打層が積層
    されていることを特徴とする請求項1記載の靴の中敷
    き。
  3. 【請求項3】 前記断熱性シートは、前記樹脂組成物が
    含浸性基材の少なくとも厚みの一部に含浸したものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の靴の中敷
    き。
  4. 【請求項4】 断熱性シートの上面に、メッシュ状シー
    トが積層されていることを特徴とする請求項1〜3いず
    れか記載の靴の中敷き。
  5. 【請求項5】 前記裏打層が滑り防止層であることを特
    徴とする請求項2〜4いずれか記載の靴の中敷き。
  6. 【請求項6】 前記断熱性シートは、防臭剤を内包する
    か、抗菌剤を内包するか、もしくは防黴剤を内包するマ
    イクロカプセルのいずれか一つ以上を含有していること
    を特徴とする請求項1〜5いずれか記載の靴の中敷き。
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