JP2001297946A - 複合電子部品およびその製造方法 - Google Patents

複合電子部品およびその製造方法

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JP2001297946A
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Toshio Kawabata
利夫 河端
Yutaka Komatsu
裕 小松
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐電圧や絶縁信頼性の高い複合電子部品およ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 積層体20は、インダクタを内蔵した磁
性体積層部25とコンデンサを内蔵した誘電体積層部3
7とを有している。磁性体積層部25と誘電体積層部3
7との間には、ガラス層47が形成されている。そし
て、バレル研磨後の焼結積層体20を熱処理(例えば7
00〜900℃)してから、端子電極11〜13の表面
をめっき処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合電子部品、特
に、LCフィルタ等の複合電子部品およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の複合電子部品として
は、インダクタLとコンデンサCとを組み合わせた積層
型のLC複合部品が知られている。該LC複合部品の製
造方法は、表面に複数のインダクタパターンを形成した
磁性体セラミックグリーンシートおよび表面に複数のコ
ンデンサパターンを形成した誘電体セラミックグリーン
シートのそれぞれを積み重ねた後、熱圧着して一体成形
し、図4に示すようなマザー成形体50を製作する。次
に、該マザー成形体50を一点鎖線51に従って、所定
サイズ毎に切り出した後、焼成して焼結積層体70を形
成する。さらに、焼結積層体70は、エッジ部分をR面
取りするためにバレル研磨され、その後、焼結積層体7
0の端面にAgペースト等を塗布して外部端子電極6
1,62,63を形成する。外部端子電極61〜63の
表面には、電解めっき法により、Niめっきやはんだめ
っきが施される。
【0003】こうして、インダクタとなる磁性体セラミ
ック部64とコンデンサとなる誘電体セラミック部65
を接合した構造を有するLC複合部品60が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、磁
性体セラミック部64と誘電体セラミック部65を一体
焼成すると、磁性体セラミック部64と誘電体セラミッ
ク部65との接合界面68で材料構成元素の相互拡散が
起こり、接合界面部の焼結性が悪くなる。そして、ガラ
ス層を介して接合する方法により接合界面部の焼結不良
部にガラス成分を拡散させ焼結不良を改善することがで
きる。この場合、ガラス拡散した接合界面部の表面に
は、大気中で焼成することにより材料構成元素が大気中
の酸素と反応してなる安定した酸化物が形成されてい
る。
【0005】この安定した酸化物は、焼成後のバレル研
磨工程で削り取られ、焼結性の悪い接合界面部が露出す
ることになる。この状態で外部端子電極61〜63上に
電解めっきを施すと、図4に示すように、外部端子電極
61〜63から接合界面68に沿ってめっき伸び69が
著しく成長するという問題がある。これは、焼結性の悪
い接合界面部の材料構成元素がめっき液中に溶解してそ
の部分の絶縁抵抗が下がり、めっき金属が優先的に析出
するからである。
【0006】しかしながら、このようなめっき伸び69
の成長は、外部端子電極61〜63相互間の間隔を狭く
するため、LC複合部品60の耐電圧や絶縁信頼性が低
下する等の原因となる。この問題は、磁性体セラミック
部64と誘電体セラミック部65の間に、非磁性フェラ
イトからなる中間層や、誘電体と磁性体の混合材料から
なる中間層を介在させたLC複合部品であっても中間層
部の焼結性が悪いと発生する。
【0007】そこで、本発明の目的は、耐電圧や絶縁信
頼性の高い複合電子部品およびその製造方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る複合電子部品は、セラミック層
と導体パターンを積層して構成した第1積層部と、前記
第1積層部のセラミック層の材料とは異なる材料からな
るセラミック層と導体パターンを積層して構成した第2
積層部とを少なくとも有し、ガラス層を介して前記第1
積層部と第2積層部とを一体的に焼成してなる焼結積層
体を熱処理し、該焼結積層体に外部端子電極を設け、該
外部端子電極の表面をめっき処理したことを特徴とす
る。例えば、第1および第2積層部のセラミック層の材
料は、それぞれ磁性体材料および誘電体材料とされる。
【0009】また、本発明に係る複合電子部品の製造方
法は、(a)セラミック層と導体パターンを積層して第
1積層部を構成する工程と、(b)前記第1積層部のセ
ラミック層の材料とは異なる材料からなるセラミック層
と導体パターンを積層して第2積層部を構成する工程
と、(c)前記第1積層部と第2積層部とをガラス層を
介して圧着して一体成形した後、焼成して焼結積層体を
形成する工程と、(d)前記焼結積層体を熱処理する工
程と、(e)前記焼結積層体の表面に外部端子電極を形
成し、該外部端子電極の表面をめっき処理する工程と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】以上の構成において、焼結積層体をバレル
研磨すると、第1積層部と第2積層部との接合界面部の
表面に形成されている安定した酸化物が一旦削り取られ
る。しかし、第1積層部と第2積層部の中間層としてガ
ラス層を用いているため、バレル研磨後の熱処理により
第1積層部と第2積層部との接合界面部の表面にガラス
絶縁膜が形成される。そして、このガラス絶縁膜が接合
界面部の材料構成元素がめっき液中に溶解するのを防止
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複合電子部品
およびその製造方法の実施の形態について添付の図面を
参照して説明する。なお、本実施形態では単産の場合を
例にして説明するが、図4に示すように、複数の複合部
品を設けたマザー成形体の状態で量産してもよいことは
言うまでもない。
【0012】本発明に係る複合電子部品をπ型LCフィ
ルタに適用した一つの実施形態の分解斜視図を図1に、
全体の外観斜視図を図2に、電気等価回路図を図3にそ
れぞれ示す。π型LCフィルタ10は、図3に示すよう
に、入出力端子電極11と12との間にインダクタLを
接続するとともに、入出力端子電極11とグランド端子
電極13との間にコンデンサC1を接続し、入出力端子
電極12とグランド端子電極13との間にコンデンサ電
極C2を接続した等価回路を有している。
【0013】π型LCフィルタ10は、図1に示すよう
に、磁性体セラミックシート21〜24と、誘電体セラ
ミックシート32〜35とを、ガラスシート45,46
を間に挟んで積み重ねて一体的に焼成して構成した焼結
積層体20を有している。磁性体セラミックシート21
〜24は磁性体積層部25を構成している。誘電体セラ
ミックシート32〜35は誘電体積層部37を構成して
いる。また、ガラスシート45,46はガラス層47を
構成している。
【0014】磁性体積層部25の磁性体セラミックシー
ト22,23,24のそれぞれの表面には、インダクタ
パターン26,27,28が形成されている。インダク
タパターン26〜28は、磁性体セラミックシート2
2,23に形成されたビアホール29を介して電気的に
直列に接続され、螺旋状インダクタLを形成している。
インダクタパターン26および28は、その引出端26
aおよび28aにて、図2に示すように焼結積層体20
の両端面に形成された入出力端子電極11および12に
それぞれ電気的に接続されている。
【0015】誘電体積層部37の誘電体セラミックシー
ト33,34,35のそれぞれの表面には、コンデンサ
パターン38,41,39が形成されている。コンデン
サパターン38と41は、誘電体セラミックシート33
を間にして対向し、コンデンサC1を形成している。コ
ンデンサパターン39と41は、誘電体セラミックシー
ト34を間にして対向し、コンデンサC2を形成してい
る。コンデンサパターン38および39は、その引出端
38aおよび39aにて、図2に示すように焼結積層体
20に形成された入出力端子電極11および12にそれ
ぞれ電気的に接続されている。コンデンサパターン41
は、その両端の引出端41a,41aにて、図2に示す
ように焼結積層体20の奥側および手前側の側面に形成
されたグランド端子電極13,13に電気的に接続され
ている。
【0016】π型LCフィルタ10は以下の手順で製作
した。磁性体セラミック材料として、800℃で1時間
仮焼した0.49Fe−0.145NiO−0.
285ZnO−0.08CuO系のフェライト(以下、
材料Aと称する)と、800℃で1時間仮焼した0.4
85Fe−0.14NiO−0.295ZnO−
0.08CuO系のフェライト(以下、材料Bと称す
る)とを用いた。誘電体セラミック材料として、BaT
iO3系誘電体材料にBa−Si系ガラスを20wt%
添加した材料を用いた。また、ガラス材料として、Bi
−Ba−Si系ガラスを用いた。これらの材料に有機バ
インダ、可塑剤および溶剤を加えてスラリーを調製し
た。得られたスラリーからドクタブレード法により厚さ
50μmの磁性体セラミックグリーンシート21〜2
4、誘電体セラミックグリーンシート32〜35および
ガラスグリーンシート45,46を製造した。
【0017】グリーンシート22〜24,33〜35に
は、Agペーストにより、インダクタLのインダクタパ
ターン26,27,28、コンデンサCのコンデンサパ
ターン38,41,39を印刷した。
【0018】そして、これらグリーンシート21〜2
4,45,46,32〜35を順に積層した後、積層方
向に50℃で1000kgf/cm2の圧力を印加して
熱圧着した。圧着により形成された成形体20は2.2
mm×1.3mmの大きさにカットされる。マザー成形
体の状態で製造しているときには、ここで、2.2mm
×1.3mmの大きさに切り出される。
【0019】このチップ状の成形体20を大気中で40
0℃まで昇温し、400℃で3時間の脱バインダ処理を
した。その後、成形体20をさらに900℃まで昇温
し、900℃で2時間焼成した。
【0020】得られた焼結積層体20に純水を加えてジ
ルコニアボールとともにバレル研磨機用ポットに入れ
た。この後、ポットを所定の回転数で数時間回転させ、
焼結積層体20をバレル研磨した。
【0021】次に、焼結積層体20を乾燥した後、表1
に示すように種々の温度で2時間熱処理した。比較のた
めに、熱処理を施さなかった試料も製作した(試料番号
1参照)。
【0022】さらに、900℃で2時間熱処理した試料
のうちのいくつかを、焼結積層体20に純水を加えてジ
ルコニアボールとともにバレル研磨機用ポットに入れ、
ポットを所定の回数で前記焼成後のバレル研磨より短い
時間(例えば数分間)回転させ、焼結積層体20を軽く
バレル研磨した試料も製作した(試料番号8参照)。
【0023】
【表1】
【0024】次に、それぞれの焼結積層体20の表面に
Agペーストを塗布して800℃で焼き付けることによ
り、入出力端子電極11,12およびグランド端子電極
13を形成した。さらに、はんだ食われを防止するた
め、電解めっき法(めっき温度が60℃、めっき電流密
度が0.2A/dm2、めっき時間が45分間)により
電極11〜13上に膜厚約2μmのNiめっきを施し、
はんだ濡れ性を向上させるため、電解めっき法(めっき
温度が40℃、めっき電流密度が0.15A/dm2
めっき時間が30分間)によりNiめっき上に膜厚約2
μmのSnめっきを施した。こうして、図2に示すよう
なπ型LCフィルタ10を得た。
【0025】以上の工程により得られたπ型LCフィル
タ10の各試料について、めっき成長を顕微鏡を使用し
て観察した結果を表1に示す。表1中における数字は、
100μm以上のめっき伸びが生じたLCフィルタ10
の発生率を表示している。
【0026】表1から明らかなように、焼結積層体20
をバレル研磨した後、熱処理することで、めっき成長を
防止することができる。これは、焼結積層体20をバレ
ル研磨すると、磁性体積層部25と誘電体積層部37と
の接合界面部(ガラス層47を含む)の表面に形成され
ている安定した酸化物が一旦削り取られるものの、磁性
体積層部25と誘電体積層部37の中間層としてガラス
層47を用いているので、バレル研磨後の熱処理により
磁性体積層部25と誘電体積層部37との接合界面部の
表面にガラス絶縁膜が形成されるからである。このガラ
ス絶縁膜によって、焼結性の悪い接合界面部の材料構成
元素がめっき液中に溶解するのを防止することができ
る。この結果、めっき伸びの成長を効率良く防いで端子
電極11〜13相互間の距離を所定値に保ち、耐電圧や
絶縁信頼性の高いLCフィルタ10を得ることができ
る。
【0027】また、試料番号7と試料番号8との比較か
ら、熱処理後再バレルを行なうと、さらにめっき伸びの
成長が抑えられることがわかる。試料番号7の場合、9
00℃で熱処理した際に炉内不純物がLC接合界面部の
表面に付着し、この不純物がめっき液中に溶解してめっ
き伸びがわずかに発生したと考えられる。一方、試料番
号8の場合、熱処理後軽くバレル研磨することにより、
ガラス絶縁膜を残したまま前記不純物を取り除いたた
め、めっき伸びが全く発生しなかったのである。
【0028】なお、バレル研磨後の熱処理温度が低過ぎ
ると、接合界面部表面にガラス絶縁膜が十分に形成され
なくなり、焼結積層体20のLC接合界面部には100
μm以上のめっき成長が認められた(試料番号2参
照)。
【0029】本発明は前記実施形態に限定するものでは
なく、その要旨の範囲内で種々に変更することができ
る。例えば前記のようなπ型LCフィルタ10のほか
に、T型LCフィルタや、誘電体積層部を間にして上下
に磁性体積層部を配置した構造の積層体を有する複合電
子部品に適用してもよい。また、誘電体材料、磁性体材
料、絶縁体材料、圧電体材料、電気抵抗材料のうちの少
なくとも二つのセラミック材料を組み合わせて用いるこ
とにより、積層体の中に抵抗素子やコンデンサ等を含む
複合電子部品にも適用することができる。また、同種
(例えば誘電体材料)のセラミック材料であっても、主
成分に異なる元素を用いている二つのセラミック材料を
組み合わせたものであってもよい。
【0030】さらに、前記実施形態は、それぞれパター
ンが形成されたセラミックグリーンシートを積み重ねた
後、一体的に焼成するものであるが、必ずしもこれに限
定されない。例えば、以下に説明する製法によって複合
電子部品を製作してもよい。印刷等の方法によりペース
ト状のセラミック材料にてセラミック層を形成した後、
そのセラミック層の表面にペースト状の導電性パターン
材料を塗布して任意のパターンを形成する。次に、ペー
スト状のセラミック材料を前記パターンの上から塗布し
てセラミック層をパターン上に形成する。同様にして、
順に重ね塗りする。こうして、積層構造を有する複合電
子部品が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、第1積層部と第2積層部の中間層としてガ
ラス層を用いているため、バレル研磨後の熱処理により
第1積層部と第2積層部との接合界面部の表面にガラス
絶縁膜が形成され、そして、このガラス絶縁膜が接合界
面部の材料構成元素がめっき液中に溶解するのを防止す
る。従って、効率良くめっき伸びの成長を防止できる。
この結果、外部端子電極相互間の距離を所定値に保ち、
耐電圧等の特性が良好な複合電子部品を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合電子部品の一実施形態を示す
分解斜視図。
【図2】図1の複合電子部品の外観を示す斜視図。
【図3】図2の複合電子部品の電気等価回路図。
【図4】従来の複合電子部品の外観を示す斜視図。
【符号の説明】
10…LCフィルタ 11,12…入出力端子電極 13…グランド端子電極 20…焼結積層体 21〜24…磁性体セラミックシート 25…磁性体積層部 26,27,28…インダクタパターン 32〜35…誘電体セラミックシート 37…誘電体積層部 38,39,41…コンデンサパターン 45,46…ガラスシート 47…ガラス層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01G 4/30 301 C04B 35/00 J 311 H01F 15/00 D Fターム(参考) 4G030 AA10 AA16 AA27 AA29 AA31 AA32 BA09 5E001 AB03 AE02 AE03 AH01 AH07 AJ01 AJ02 AJ03 5E070 AA05 AB01 AB02 BA12 CB03 CB13 CB17 5E082 AB03 BB01 BC36 DD08 EE04 EE16 EE23 EE35 FF05 FG06 FG26 FG54 GG10 GG11 GG28 KK08 LL15 MM24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック層と導体パターンを積層して
    構成した第1積層部と、前記第1積層部のセラミック層
    の材料とは異なる材料からなるセラミック層と導体パタ
    ーンを積層して構成した第2積層部とを少なくとも有
    し、ガラス層を介して前記第1積層部と第2積層部とを
    一体的に焼成してなる焼結積層体を熱処理し、該焼結積
    層体に外部端子電極を設け、該外部端子電極の表面をめ
    っき処理したことを特徴とする複合電子部品。
  2. 【請求項2】 前記第1積層部のセラミック層の材料が
    磁性体材料であり、前記第2積層部のセラミック層の材
    料が誘電体材料であることを特徴とする請求項1記載の
    複合電子部品。
  3. 【請求項3】 セラミック層と導体パターンを積層して
    第1積層部を構成する工程と、 前記第1積層部のセラミック層の材料とは異なる材料か
    らなるセラミック層と導体パターンを積層して第2積層
    部を構成する工程と、 前記第1積層部と第2積層部とをガラス層を介して圧着
    して一体成形した後、焼成して焼結積層体を形成する工
    程と、 前記焼結積層体を熱処理する工程と、 前記焼結積層体の表面に外部端子電極を形成し、該外部
    端子電極の表面をめっき処理する工程と、 を備えたことを特徴とする複合電子部品の製造方法。
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