JP2001297703A - プラズマディスプレイパネルの隔壁構造 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの隔壁構造

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    • H01J11/20Constructional details
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位発光領域(放電セル)を升目状に区画す
る隔壁が、その形成の際に破損したり変形したりする虞
が無いようにすることを第1の目的としている。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネルの隔壁10
が、放電セルCの列方向の幅と同じ間隔を開けて互いに
平行に配置された一対の横壁10bと、この一対の横壁
10b間に放電セルCの列方向の幅と同じ間隔を開けて
互いに平行に配置されて一対の横壁10bに一体的に連
結された縦壁10aとを有していて、放電セルCをプラ
ズマディスプレイパネルの各行毎に区画するとともに、
横壁10bの縦壁10a間に位置する部分10b2の幅
bが、横壁10bの縦壁10aに連結されている部分の
幅aよりも大きくなるように成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、面放電方式交流
型プラズマディスプレイパネルにおいて単位発光領域を
区画する隔壁の構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、大型で薄型のカ
ラー画面表示装置として面放電方式交流型のプラズマデ
ィスプレイパネルが注目を集めており、その普及が図ら
れている。
【0003】図9ないし13は、本件出願人が先に提案
を行っている面放電方式交流型プラズマディスプレイパ
ネルのセル構造を模式的に示すものであって、図9はそ
の正面図、図10は図9のV1−V1線における断面
図、図11は図9V2−V2線における断面図、図12
は図9のW1−W1線における断面図、図13は図9の
W2−W2線における断面図をそれぞれ示している。
【0004】この図9ないし13に示されるプラズマデ
ィスプレイパネル(以下、PDPという)は、表示面で
ある前面ガラス基板1の背面に、複数の行電極対(X,
Y)が、前面ガラス基板1の行方向(図9の左右方向)
に延びるように平行に配列されている。
【0005】行電極Xは、T字形状に形成されたITO
等の透明導電膜からなる透明電極Xaと、前面ガラス基
板1の行方向に延びて透明電極Xaの狭小の基端部に接
続された金属膜からなるバス電極Xbによって構成され
ている。
【0006】行電極Yも同様に、T字形状に形成された
ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜からなる透
明電極Yaと、前面ガラス基板1の行方向に延びて透明
電極Yaの狭小の基端部に接続された金属膜からなるバ
ス電極Ybによって構成されている。
【0007】この行電極XとYは、前面ガラス基板1の
列方向(図9の上下方向)に交互に配列されており、バ
ス電極XbとYbに沿って並列されたそれぞれの透明電
極XaとYaが、互いに対となる相手の行電極側に延び
て、透明電極XaとYaの幅広部の頂辺が、それぞれ所
要の幅の放電ギャップgを介して互いに対向されてい
る。
【0008】バス電極Xb,Ybは、それぞれ表示面側
の黒色導電層Xb’,Yb’と背面側の主導電層X
b”,Yb”の二層構造に形成されている。
【0009】前面ガラス基板1の背面には、さらに、行
電極対(X,Y)を被覆するように誘電体層2が形成さ
れており、この誘電体層2の背面には、互いに隣接する
行電極対(X,Y)の隣り合うバス電極XbおよびYb
と対向する位置及び隣り合うバス電極Xbとバス電極Y
bの間の領域と対向する位置に、誘電体層2の背面側に
突出する嵩上げ誘電体層2Aが、バス電極Xb,Ybと
平行に延びるように形成されている。
【0010】そして、この誘電体層2と嵩上げ誘電体層
2Aの背面側には、MgOからなる保護層3が形成され
ている。
【0011】一方、前面ガラス基板1と平行に配置され
た背面ガラス基板4の表示側の面上には、列電極Dが、
各行電極対(X,Y)の互いに対となった透明電極Xa
およびYaに対向する位置において行電極対(X,Y)
と直交する方向(列方向)に延びるように、互いに所定
の間隔を開けて平行に配列されている。
【0012】背面ガラス基板4の表示側の面上には、さ
らに、列電極Dを被覆する白色の誘電体層5が形成され
ている。
【0013】そして、この誘電体層5上に、互いに平行
に配列された各列電極Dの間の位置において列方向に延
びる縦壁6aと嵩上げ誘電体層2Aに対向する位置にお
いて行方向に延びる横壁6bとによって梯子状に形成さ
れた複数の隔壁6が、それぞれ行方向に延びる隙間S
L’によって互いに所定の間隔を開けた状態で列方向に
配列されており、この梯子状の各隔壁6によって、前面
ガラス基板1と背面ガラス基板4の間の空間が、各行電
極対(X,Y)において対となった透明電極XaとYa
に対向する部分毎に区画されて、それぞれ方形の放電空
間Sが形成されている。
【0014】この隔壁6は、誘電体層5上に形成された
所要の厚さのガラス材料層が所定のパターンを有するマ
スクを介したサンドブラスト処理によって切削され、こ
の後、このパターニングされたガラス材料層が焼成され
ることによって形成される。
【0015】隔壁6の縦壁6aの表示側の面は保護層3
に当接されておらず(図11および12参照)、その間
に隙間rが形成されているが、横壁6bの表示側の面
が、保護層3の嵩上げ誘電体層2Aを被覆している部分
に当接されていて(図10および11参照)、列方向に
おいて隣接する放電空間Sとの間がそれぞれ塞がれてい
る。
【0016】放電空間Sに面する隔壁6の縦壁6aおよ
び横壁6bの側面と誘電体層5の表面には、これらの五
つの面を全て覆うように蛍光体層7がそれぞれ形成され
ている。
【0017】この蛍光体層7の色は、各放電空間S毎に
赤緑青の色が行方向に順に並ぶように設定される。そし
て、放電空間S内には、放電ガスが封入されている。
【0018】前面ガラス基板1と誘電体層2の間には、
列方向において隣接する行電極対(X,Y)のそれぞれ
の互いに背中合わせになったバス電極XbとYbの間の
各隔壁6の間の隙間SL’に対向する位置に、このバス
電極Xb,Ybに沿って行方向に延びる黒色の光吸収層
8が、また、各隔壁6の縦壁6aに対向する部分に光吸
収層9が、それぞれ形成されている。
【0019】上記のPDPは、行電極対(X,Y)がそ
れぞれマトリクス表示画面の1表示ライン(行)Lを構
成し、また、梯子状の各隔壁6によって区画された放電
空間Sが、それぞれ一つの放電セルCを画定している。
【0020】このPDPにおける画像表示は、先ず、ア
ドレス操作により、各放電セルCにおいて行電極対
(X,Y)と列電極Dとの間で選択的に放電が行われ、
全表示ラインLに点灯セル(誘電体層2に壁電荷が形成
された放電セルC)と消灯セル(誘電体層2に壁電荷が
形成されなかった放電セルC)とが、表示する画像に対
応して、パネル上に分布される。
【0021】このアドレス操作の後、全表示ラインLに
おいて一斉に、行電極対(X,Y)に対して交互に放電
維持パルスが印加され、この放電維持パルスが印加され
る毎に、各点灯セルにおいて面放電が発生される。
【0022】以上のようにして、点灯セルにおける面放
電により紫外線が発生され、各放電セルC内の赤青緑に
色分けされた各蛍光体層7が選択的に励起されて発光す
ることにより、表示画面が形成される。
【0023】上記PDPは、放電セルCが各隔壁6によ
って升目状に区画されているとともに、行電極X,Yの
透明電極Xa,Yaが、バス電極Xb,Ybから互いに
対となる相手の行電極側に延びて、それぞれ放電セルC
毎に島状に独立するように構成されているので、画面の
精細度を上げるために各放電セルCのサイズを小さくし
ても、行方向において隣接する放電セルC間で放電の干
渉が生じるのが防止されるという特徴を備えている。
【0024】そしてさらに、上記PDPは、各隔壁6が
それぞれ行毎に独立した梯子状に成形されていることに
よって横壁6bの幅を縦壁6aの幅と略同一になるよう
に形成出来るので、隔壁6を焼成する際に、縦壁6aと
横壁6bとの間で焼成によって起こる収縮にほとんど差
が無いようにすることができ、これにより、前面ガラス
基板1や背面ガラス基板4の反りや隔壁6の破損などに
よって放電セルに変形が生じるのを防止することが出来
るという特徴を備えている。
【0025】しかしながら、上記PDPのように各隔壁
6をそれぞれ梯子状に形成すると、図14に示されるよ
うに、隔壁6が焼成される際に、縦壁6aの収縮によっ
て両側の横壁6bがそれぞれ内側に引っ張られて、誘電
体層5との接着によって支持されている側と反対側の端
部(図14において上側端部)が互いに内側に傾いてし
まうという新たな問題が発生する。
【0026】この問題を解決するために、横壁6bの幅
を縦壁6aの幅よりも太くすると、上述したように縦壁
6aと横壁6bとの間で焼成による収縮に差が生じて放
電セルCが変形したり、また、収縮によって縦壁6aに
大きな引張内部応力が発生して、縦壁6aが切断してし
まう虞が生じる。
【0027】さらにまた、上記のようなPDPの構造に
おいては、嵩上げ誘電体層2Aを被覆する保護層3と各
隔壁6の横壁6bとが当接されて列方向において隣接す
る放電セルCの間が完全に塞がれているために、隣接す
る放電セルC間において放電を誘発させるプライミング
効果を列方向においては全く確保することが出来ず、こ
れによって画像形成時のアドレス操作における選択放電
の放電遅れ時間が長くなるのを防止するために、選択放
電を安定させるためのアドレス操作時に印加する駆動パ
ルスのパルス幅を広くすると、今度は、アドレス操作に
要する時間が長くなってしまうという問題が生じる。
【0028】この発明は、上記のような面放電方式交流
型プラズマディスプレイパネルにおける問題点を解決す
るために為されたものである。すなわち、この発明は、
単位発光領域(放電セル)を升目状に区画する隔壁が、
その形成の際に破損したり変形したりする虞が無いよう
にすることを第1の目的としている。
【0029】さらに、この発明は、列方向において隣接
する単位発光領域(放電セル)間においてもプライミン
グ効果を確保することが出来るようにすることを第2の
目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるプラズ
マディスプレイパネルの隔壁構造は、上記第1の目的を
達成するために、行方向に延びる複数の行電極対が前面
基板に列方向に並設され列方向に延びる複数の列電極が
背面基板に行方向に並設されているプラズマディスプレ
イパネルの前面基板と背面基板との間の放電空間を、そ
れぞれ行電極対と列電極が交差する位置ごとに区画し
て、単位発光領域を形成する隔壁であって、この隔壁
が、単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開けて互い
に平行に配置された一対の横壁と、この一対の横壁間に
単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開けて互いに平
行に配置されて一対の横壁に一体的に連結された縦壁と
を有していて、単位発光領域をプラズマディスプレイパ
ネルの各行毎に区画するとともに、前記横壁の縦壁間に
位置する部分の縦壁と平行な方向における幅が、横壁の
縦壁に連結されている部分の同じ方向における幅よりも
大きくなるように成形されていることを特徴としてい
る。
【0031】この第1の発明によるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁構造は、隔壁の成形が所要の厚さに形成
されてパターニングされたガラス材料層を焼成すること
によって行われる場合に、横壁が、その縦壁間に位置す
る部分の幅が縦壁に連結されている部分の幅よりも大き
くなるように成形され、これによって縦壁間に位置する
部分が補強されるので、焼成の際に縦壁の収縮によって
生じる引張力に対する耐久性を備えている。
【0032】したがって、この第1の発明によれば、隔
壁の焼成の際に横壁が変形したり破損するのが防止され
て、この隔壁により所望の形状の単位発光領域を区画す
ることが出来るようになる。
【0033】第2の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルの隔壁構造は、前記第1の目的を達成するために、
第1の発明の構成に加えて、前記横壁の縦壁に連結され
ている部分の幅が縦壁の長手方向と直交する方向の幅と
ほぼ同じになるように成形されていることを特徴として
いる。
【0034】この第2の発明によるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁構造によれば、横壁の縦壁に連結されて
いる部分の幅が縦壁の幅とほぼ等しいことによって、焼
成時の収縮によって縦壁に発生する引張内部応力が緩和
されて、これにより縦壁が切断してしまうのが防止され
るとともに、縦壁と横壁の縦壁に連結されている部分の
収縮率がほぼ同じになるので、焼成時の収縮によって隔
壁が変形するのが防止される。
【0035】第3の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルの隔壁構造は、前記第2の目的を達成するために、
第1の発明の構成に加えて、前記横壁の縦壁に連結され
ている部分の厚さが縦壁間に位置する部分の厚さよりも
薄くなるように成形されて、縦壁に連結されている部分
上に横壁の内側と外側を連通する溝部が形成されている
ことを特徴としている。
【0036】この第3の発明によるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁構造によれば、各隔壁が、それぞれ行方
向に沿って延び列方向に互いに所要の間隔を開けて平行
に並設された状態でプラズマディスプレイパネルの前面
基板と背面基板の間の放電空間内に配置された際に、横
壁が前面基板と背面基板との間を塞ぐ場合でも、この隔
壁によって区画された各単位発光領域が、横壁の縦壁に
連結されている部分上に形成された溝部を介して、列方
向に隣接する隔壁の間に形成された隙間にそれぞれ連通
される。
【0037】したがって、列方向において互いに隣接す
る単位発光領域の間が隔壁の横壁によって塞がれている
場合でも、単位発光領域において発生する放電にともな
う横壁間の隙間内における放電によって生じたプライミ
ング粒子(種火)が、溝部を介して列方向において隣接
している単位発光領域内に拡散して放電を誘発するの
で、列方向において隣接する単位発光領域間におけるプ
ライミング効果が確保される。
【0038】第4の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルの隔壁構造は、前記第1の目的を達成するために、
前面基板に行方向に延びる複数の行電極対が列方向に並
設され背面基板に列方向に延びる複数の列電極が行方向
に並設されているプラズマディスプレイパネルの前面基
板と背面基板との間の放電空間を、それぞれ行電極対と
列電極が交差する位置ごとに区画して、単位発光領域を
形成する隔壁であって、この隔壁が、単位発光領域の列
方向の幅と同じ間隔を開けて互いに平行に配置された一
対の横壁と、この一対の横壁間に単位発光領域の列方向
の幅と同じ間隔を開けて互いに平行に配置されて一対の
横壁に一体的に連結された縦壁とを有していて、プラズ
マディスプレイパネルの各行毎に単位発光領域を区画す
るようになっており、この各行毎に単位発光領域を区画
する隔壁が互いに平行に並設されて、横壁の縦壁に連結
されている部分が隣接する他の隔壁の横壁の縦壁に連結
されている部分と所要の間隔を開けて対向され、横壁の
縦壁間に位置する部分が隣接する他の隔壁の横壁の縦壁
間に位置する部分と一体的に成形されていることを特徴
としている。
【0039】この第4の発明によるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁構造は、隔壁の成形が所要の厚さに形成
されてパターニングされたガラス材料層を焼成すること
によって行われる場合に、横壁が、その縦壁間に位置す
る部分の幅が縦壁に連結されている部分の幅よりも大き
くなるように成形されて、これによって縦壁間に位置す
る部分が補強されるので、焼成の際に縦壁の収縮によっ
て生じる引張力に対する耐久性を備えている。
【0040】したがって、この第4の発明によれば、隔
壁の焼成の際に横壁が変形したり破損するのが防止され
て、この隔壁により所望の形状の単位発光領域を区画す
ることが出来るようになる。
【0041】第5の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルの隔壁構造は、前記第1の目的を達成するために、
第4の発明の構成に加えて、前記横壁の縦壁に連結され
ている部分の幅が縦壁の長手方向と直交する方向の幅と
ほぼ同じになるように成形されていることを特徴として
いる。
【0042】この第5の発明によるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁構造によれば、横壁の縦壁に連結されて
いる部分の幅が縦壁の長手方向と直交する方向の幅とほ
ぼ等しいことによって、焼成時の収縮によって縦壁に発
生する引張内部応力が緩和されて、これにより縦壁が切
断してしまうのが防止されるとともに、縦壁と横壁の縦
壁に連結されている部分の収縮率がほぼ同じになるの
で、焼成時の収縮によって隔壁が変形するのが防止され
る。
【0043】第6の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルの隔壁構造は、前記第2の目的を達成するために、
第4の発明の構成に加えて、前記横壁の縦壁に連結され
ている部分の厚さが縦壁の間に位置する部分の厚さより
も薄くなるように成形されて、縦壁に連結されている部
分上に、この隔壁によって区画される単位発光領域と隣
接する他の隔壁との間に形成された隙間とを連通する溝
部が形成されていることを特徴としている。
【0044】この第6の発明によるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁構造によれば、隔壁がその横壁が行方向
に向いた状態でプラズマディスプレイパネルの前面基板
と背面基板の間の放電空間内に配置された際に、この隔
壁の横壁が前面基板と背面基板との間を塞ぐ場合でも、
隔壁によって区画された各単位発光領域が、横壁の縦壁
に連結されている部分上に形成された溝部を介して、列
方向に隣接する横壁の間に形成された隙間にそれぞれ連
通される。
【0045】したがって、列方向において互いに隣接す
る単位発光領域の間が隔壁の横壁によって塞がれている
場合でも、単位発光領域において発生する放電にともな
う横壁間の隙間内における放電によって生じたプライミ
ング粒子(種火)が、溝部を介して列方向において隣接
している単位発光領域内に拡散して放電を誘発するの
で、列方向において隣接する単位発光領域間におけるプ
ライミング効果が確保される。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0047】図1ないし3は、この発明によるプラズマ
ディスプレイパネル(以下、PDPという)の隔壁構造
の実施形態における第1の例を示しており、図1はこの
第1の例における隔壁の正面図であり、図2(a)は図
1のII−II線における側断面図,図2(b)は図1のII
I−III線における側断面図、図3は図1のIV−IV線にお
ける平断面図である。
【0048】この例における隔壁10は、等間隔にかつ
互いに平行に配列された縦方向に延びる複数の縦壁10
aと、この各縦壁10aの上端部間および下端部間にそ
れぞれ水平方向に掛け渡された一対の横壁10bとによ
って、いわゆる梯子状に成形されている。
【0049】そして、この隔壁10の各横壁10bは、
その縦壁10aの上端部または下端部に対向する部分
(縦壁10aと横壁10bの連結部分10b1)の幅a
が縦壁10aの幅と同じになるように成形され、縦壁1
0aの上端部または下端部間にそれぞれ位置する部分
(縦壁10a間の架橋部分10b2)の上下方向の幅b
が、連結部分10b1の幅aよりも大きくなるように成
形されている。なお、図2および3中、5は、背面ガラ
ス基板上に形成される誘電体層(図10ないし13参
照)である。
【0050】この隔壁10は、図9ないし13のPDP
の場合と同様に、誘電体層5上に形成された所要の厚さ
のガラス材料層が所定のパターンを有するマスクを介し
たサンドブラスト処理によって切削された後、このパタ
ーニングされたガラス材料層が焼成されることによって
形成される。
【0051】このとき、各横壁10bは、その形状が連
結部分10b1の幅aよりも架橋部分10b2の幅bの
方が大きくなるように成形されているので、この架橋部
分10b2によって横壁10bが縦壁10aの焼成の際
に収縮することによって生じる引張力に対して耐久性を
備えることになり、これによって、誘電体層5によって
支持されている側と反対側の端部が縦壁10aの焼成時
の収縮による引張力によって引っ張られて図14のよう
に内側に傾くのが、防止される。
【0052】また、横壁10bの連結部分10b1の幅
aが縦壁10aの幅と同じ大きさになるように成形され
ていることにより、焼成時の収縮によって縦壁10aに
発生する引張内部応力が緩和されるので、縦壁10aが
切断してしまうのが防止される。
【0053】さらに、この横壁10bにおける連結部分
10b1の幅aと架橋部分10b2の幅bとの大きさの
違いによって、それぞれの部分の厚さ方向における収縮
に違いが生じ、図3に示されるように、横壁10bの連
結部分10b1の厚さが幅が大きい架橋部分10b2の
厚さよりも小さくなって、連結部分10b1上に架橋部
分10b2によって挟まれた溝10b3がそれぞれ形成
される。
【0054】この隔壁10の横壁10b上に形成される
溝10b3によって、以下に述べるように、PDPの列
方向に配列された放電セル間において放電を誘発させる
プライミング効果が確保される。
【0055】すなわち、図4ないし6に示されるよう
に、上記隔壁10は、図9ないし13のPDPと同様
に、誘電体層5上に、それぞれ行方向に延びる隙間SL
によって互いに所定の間隔を開けた状態で列方向に複数
配列されており、この梯子状の各隔壁10によって、前
面ガラス基板1と背面ガラス基板4の間の放電空間S
が、各行電極対(X,Y)において対となった透明電極
XaとYaに対向する部分毎に放電セルCに区画されて
いる。
【0056】この図4ないし6のPDPの他の部分の構
成は、図9ないし13のPDPと同様であり、同一の符
号が付されている。
【0057】このPDPは、図1のV3−V3線におけ
る断面図を示す図5から分かるように、隔壁10の横壁
10bは、その厚さの厚い架橋部分10b2の表示側の
面(図5において上側の面)が嵩上げ誘電体層2Aを被
覆している保護層3に当接されていて、放電セルCと隙
間SLとの間を塞いでいるが、連結部分10b1の厚さ
が架橋部分10b2よりも薄いことによって、図6から
分かるように、この連結部分10b1の表示側の面(図
6において上側の面)は嵩上げ誘電体層2Aを被覆して
いる保護層3には当接されておらず、この連結部分10
b1の表示側の面上に形成された溝10b3を介して、
放電セルCが、それぞれ隣接する隙間SLに連通されて
いる。
【0058】そして、この構成によって、列電極Dと行
電極XまたはY間に、リセット操作時のリセット放電
(全放電セルCに一旦壁電荷を形成させるための放電)
と、アドレス操作時の選択放電(リセット放電によって
形成された壁電荷を表示画像データに応じて選択的に消
去する放電)を発生させるための駆動パルス(リセット
操作時に列電極Dと行電極XまたはYに印加されるリセ
ットパルス、および、アドレス操作時に行電極X,Yの
一方に印加される走査パルス,列電極Dに印加される表
示データパルス)が印加される際に、嵩上げ誘電体層2
Aが形成されている部分では列電極Dと行電極X,Y間
の放電距離が短くなっていて放電が生じ易くなっている
ことにより、隙間SL内において列電極Dと行電極X,
Yとの間に放電が発生し、この隙間SL内における放電
によって生じたプライミング粒子(種火)が溝10b3
を介して列方向に隣接している放電セルC内に拡散され
ることにより、隣接する放電セルC間において放電を誘
発させるプライミング効果が発生される。
【0059】ここで、非表示ラインであるバス電極Xb
とYbに挟まれた領域に黒色または暗褐色の遮光層8が
設けられており、さらに、バス電極XbとYbの表示面
側がそれぞれ黒色導電層Xb’,Yb’によって構成さ
れていることによって、外光の反射が防止されるので、
コントラストの向上が図られるとともに、隙間SL内に
おいて列電極Dと行電極X,Y間にプライミングのため
の放電が発生しても、その光が画像のコントラストに悪
影響を与える虞はない。
【0060】なお、上記PDPにおいては、図6から分
かるように、縦壁10aが誘電体層2の嵩上げ誘電体層
2Aが形成されていない部分に対向されていて保護層1
2とは当接されていないために、その間に形成される隙
間rによって行方向において隣接する放電セルC間が互
いに連通されているので、この隙間rを介してプライミ
ング粒子が行方向に拡散することによって、行方向にお
けるプライミング効果が確保される。
【0061】図7および8は、この発明によるプラズマ
ディスプレイパネルの隔壁構造の実施形態における第2
の例を示す正面図である。
【0062】この図7において、隔壁20は、そのPD
Pの各行毎に放電セルを区画する各壁部分20Aが、縦
壁20Aaと水平方向に掛け渡された一対の横壁20A
bとによって第1の例の隔壁10と同様にそれぞれ梯子
状に成形されており、この壁部分20Aが、所要の幅の
隙間SL1を挟んで列方向に平行に配列されることによ
って構成されている。
【0063】そして、この隔壁20は、列方向において
隣接する壁部分20Aが、その縦壁20Aaの上端部ま
たは下端部間に位置する部分が互いに連結されることに
より一体的に成形されており、これによって、この架橋
部分20Ab2の幅b’が、壁部分20Aの横壁20A
bの連結部分20Ab1(縦壁20Aaの上端部または
下端部に対向する部分)の縦壁20Aaと同じになるよ
うに設定された幅aよりも大きくなっている。
【0064】したがって、この隔壁20は、第1の例の
隔壁10と同様に、各壁部分20Aの架橋部分20Ab
2によって、横壁20Abが縦壁20Aaの焼成の際の
収縮によって生じる引張力に対して耐久性を備えるの
で、横壁20Abが縦壁20Aaの焼成時の収縮による
引張力によって引っ張られて変形するのが防止され、ま
た、横壁20Abの連結部分20Ab1の幅aが縦壁2
0Aaの幅と同じ大きさになるように成形されているこ
とによって、焼成時の収縮によって縦壁20Aaに発生
する引張内部応力が緩和されて、これにより縦壁20A
aが切断してしまうのが防止される。
【0065】さらに、この横壁20Abにおける連結部
分20Ab1の幅aと架橋部分20Ab2の幅b’との
大きさの違いによって、それぞれの部分の厚さ方向にお
ける収縮に違いが生じ、横壁20Abの連結部分20A
b1の厚さが、幅が大きい架橋部分10b2の厚さより
も小さくなって、図8に示されるように、連結部分20
Ab1上に架橋部分20Ab2によって挟まれた溝20
Ab3がそれぞれ形成されるので、第1の例の隔壁10
の場合と同様にこの隔壁20がPDPを構成した際に、
隙間SL’内における放電によって生じたプライミング
粒子(種火)が溝20Ab3を介して列方向に隣接して
いる放電セルC内に拡散されることによって、隣接する
放電セルC間において放電を誘発させるプライミング効
果が発生される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の例を示す平面図である。
【図2】(a)は図1のII−II線における断面図であ
り、(b)は図1のIII−III線における断面図である。
【図3】図1のIV−IV線における断面図である。
【図4】図1の隔壁が形成されたプラズマディスプレイ
パネルを模式的に表す平面図である。
【図5】図4のV3−V3線における断面図である。
【図6】図4のV4−V4線における断面図である。
【図7】この発明の第2の例を示す平面図である。
【図8】図7のIIX−IIX線における断面図である。
【図9】先の提案にかかるプラズマディスプレイパネル
を模式的に表す平面図である。
【図10】図9のV1−V1線における断面図である。
【図11】図9のV2−V2線における断面図である。
【図12】図9のW1−W1線における断面図である。
【図13】図9のW2−W2線における断面図である。
【図14】先の提案にかかるプラズマディスプレイパネ
ルにおける隔壁の焼成時の状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 …前面ガラス基板(前面基板) 2 …誘電体層 2A …嵩上げ誘電体層(嵩上げ部) 3 …保護層 4 …背面ガラス基板(背面基板) 5 …誘電体層 7 …蛍光体層 8 …光吸収層 9 …光吸収層 10 …隔壁 10a …縦壁 10b …横壁(横壁部) 10b1 …連結部分 10b2 …架橋部分 10b3 …溝(溝部) 20 …隔壁 20A …壁部分(隔壁) 20Aa …縦壁 20Ab …横壁 20Ab1 …連結部分 20Ab2 …架橋部分 20Ab3 …溝(溝部) X …行電極 Y …行電極 Xa …透明電極 Ya …透明電極 Xb …バス電極 Yb …バス電極 Xb’,Yb’ …黒色層 Xb”,Yb” …白色層 D …列電極 S …放電空間 SL,SL1 …隙間 C …放電セル(単位発光領域) L …表示ライン g …ギャップ r …隙間
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月6日(2000.9.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるプラズ
マディスプレイパネルの隔壁構造は、上記第1の目的を
達成するために、行方向に延びる複数の行電極対が前面
基板に列方向に並設され列方向に延びる複数の列電極が
背面基板に行方向に並設されているプラズマディスプレ
イパネルの前面基板と背面基板との間の放電空間を、そ
れぞれ行電極対と列電極が交差する位置ごとに区画し
て、単位発光領域を形成する隔壁であって、この隔壁
が、単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開けて互い
に平行に配置された一対の横壁と、この一対の横壁間に
単位発光領域の方向の幅と同じ間隔を開けて互いに平
行に配置されて一対の横壁に一体的に連結された縦壁と
を有していて、単位発光領域をプラズマディスプレイパ
ネルの各行毎に区画するとともに、前記横壁の縦壁間に
位置する部分の縦壁と平行な方向における幅が、横壁の
縦壁に連結されている部分の同じ方向における幅よりも
大きくなるように成形されていることを特徴としてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】第4の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルの隔壁構造は、前記第1の目的を達成するために、
前面基板に行方向に延びる複数の行電極対が列方向に並
設され背面基板に列方向に延びる複数の列電極が行方向
に並設されているプラズマディスプレイパネルの前面基
板と背面基板との間の放電空間を、それぞれ行電極対と
列電極が交差する位置ごとに区画して、単位発光領域を
形成する隔壁であって、この隔壁が、単位発光領域の列
方向の幅と同じ間隔を開けて互いに平行に配置された一
対の横壁と、この一対の横壁間に単位発光領域の方向
の幅と同じ間隔を開けて互いに平行に配置されて一対の
横壁に一体的に連結された縦壁とを有していて、プラズ
マディスプレイパネルの各行毎に単位発光領域を区画す
るようになっており、この各行毎に単位発光領域を区画
する隔壁が互いに平行に並設されて、横壁の縦壁に連結
されている部分が隣接する他の隔壁の横壁の縦壁に連結
されている部分と所要の間隔を開けて対向され、横壁の
縦壁間に位置する部分が隣接する他の隔壁の横壁の縦壁
間に位置する部分と一体的に成形されていることを特徴
としている。
フロントページの続き (72)発明者 安喰 博之 山梨県中巨摩郡田富町西花輪2680番地 パ イオニア株式会社内 Fターム(参考) 5C040 FA01 GA03 GB04 GF03 GF14 GF16 MA23 5C094 AA06 AA47 AA60 BA31 CA19 EA05 EB02 EC04 HA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行方向に延びる複数の行電極対が前面基
    板に列方向に並設され列方向に延びる複数の列電極が背
    面基板に行方向に並設されているプラズマディスプレイ
    パネルの前面基板と背面基板との間の放電空間を、それ
    ぞれ行電極対と列電極が交差する位置ごとに区画して、
    単位発光領域を形成する隔壁であって、 この隔壁が、単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開
    けて互いに平行に配置された一対の横壁と、この一対の
    横壁間に単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開けて
    互いに平行に配置されて一対の横壁に一体的に連結され
    た縦壁とを有していて、単位発光領域をプラズマディス
    プレイパネルの各行毎に区画するとともに、前記横壁の
    縦壁間に位置する部分の縦壁と平行な方向における幅
    が、横壁の縦壁に連結されている部分の同じ方向におけ
    る幅よりも大きくなるように成形されていることを特徴
    とするプラズマディスプレイパネルの隔壁構造。
  2. 【請求項2】 前記横壁の縦壁に連結されている部分の
    幅が縦壁の長手方向と直交する方向の幅とほぼ同じにな
    るように成形されている請求項1に記載のプラズマディ
    スプレイパネルの隔壁構造。
  3. 【請求項3】 前記横壁の縦壁に連結されている部分の
    厚さが縦壁間に位置する部分の厚さよりも薄くなるよう
    に成形されて、縦壁に連結されている部分上に横壁の内
    側と外側を連通する溝部が形成されている請求項1に記
    載のプラズマディスプレイパネルの隔壁構造。
  4. 【請求項4】 前面基板に行方向に延びる複数の行電極
    対が列方向に並設され背面基板に列方向に延びる複数の
    列電極が行方向に並設されているプラズマディスプレイ
    パネルの前面基板と背面基板との間の放電空間を、それ
    ぞれ行電極対と列電極が交差する位置ごとに区画して、
    単位発光領域を形成する隔壁であって、 この隔壁が、単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開
    けて互いに平行に配置された一対の横壁と、この一対の
    横壁間に単位発光領域の列方向の幅と同じ間隔を開けて
    互いに平行に配置されて一対の横壁に一体的に連結され
    た縦壁とを有していて、プラズマディスプレイパネルの
    各行毎に単位発光領域を区画するようになっており、 この各行毎に単位発光領域を区画する隔壁が互いに平行
    に並設されて、横壁の縦壁に連結されている部分が隣接
    する他の隔壁の横壁の縦壁に連結されている部分と所要
    の間隔を開けて対向され、横壁の縦壁間に位置する部分
    が隣接する他の隔壁の横壁の縦壁間に位置する部分と一
    体的に成形されていることを特徴とするプラズマディス
    プレイパネルの隔壁構造。
  5. 【請求項5】 前記横壁の縦壁に連結されている部分の
    幅が縦壁の長手方向と直交する方向の幅とほぼ同じにな
    るように成形されている請求項4に記載のプラズマディ
    スプレイパネルの隔壁構造。
  6. 【請求項6】 前記横壁の縦壁に連結されている部分の
    厚さが縦壁の間に位置する部分の厚さよりも薄くなるよ
    うに成形されて、縦壁に連結されている部分上に、この
    隔壁によって区画される単位発光領域と隣接する他の隔
    壁との間に形成された隙間とを連通する溝部が形成され
    ている請求項4に記載のプラズマディスプレイパネルの
    隔壁構造。
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