JP2001293414A - ダイヘッド - Google Patents
ダイヘッドInfo
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- JP2001293414A JP2001293414A JP2000109575A JP2000109575A JP2001293414A JP 2001293414 A JP2001293414 A JP 2001293414A JP 2000109575 A JP2000109575 A JP 2000109575A JP 2000109575 A JP2000109575 A JP 2000109575A JP 2001293414 A JP2001293414 A JP 2001293414A
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Abstract
工液の量を制限して、ウェブ上に塗工される塗工液につ
いてとりわけ両側部分における厚膜化を確実に防止する
こと。 【解決手段】 ダイヘッド10は一方の型11と、一方
の型11に嵌合され、一方の型11との間に吐出口18
を形成する他方の型12とを備えている。一方の型11
と他方の型12との間の吐出口18は中央吐出口18a
と、中央吐出口18aの両側に設けられた一対の側部吐
出口18bとからなっている。中央吐出口18aのスリ
ット間隙H1 より、側部吐出口18bのスリット間隙
H2 は小さくなっている。このため吐出口18から吐
出される塗工液のうち側部吐出口18bから吐出される
塗工液の量を制限することができる。
Description
模様に塗工液を塗布するダイヘッドに関する。
工液を塗布するダイヘッドとして、吐出口を形成する一
対の型を有するものが知られている。
部が形成され、その他の開口部分によって塗工液の吐出
口が断続的に複数形成される。
の両側部にはR形状等が形成され、ウェブ上に帯状模様
に塗布された塗工液の両端部が厚膜になることを防止し
ている。
型間に形成された各吐出口には、その両側部にR形状等
が形成され、塗工液の両端部における厚膜化を防止して
いる。
高精度に加工することは難しい。
ものであり、加工が容易でかつウェブ上に形成された塗
工液の両端部における厚膜化を確実に防止することがで
きるダイヘッドを提供することを目的とする。
一方の型に嵌合され、一方の型との間に塗工液排出用の
吐出口を形成する他方の型とを備え、一方の型と他方の
型との間の吐出口は、中央吐出口と、この中央吐出口の
両側に設けられ、中央吐出口のスリット間隙より小さな
スリット間隙を有する一対の側部吐出口とを有すること
を特徴とするダイヘッドである。
の中央吐出口の両側に設けられ、中央吐出口のスリット
間隙より小さなスリット間隙を有する一対の側部吐出口
とを有するので、吐出口の両側から吐出される塗工液の
量を中央部分に比較して制限することができる。
の実施の形態について説明する。
一実施の形態を示す図である。このうち、図1(a)は
ダイヘッドの斜視図であり、図1(b)はダイヘッドの
吐出口の拡大図である。
0は、複数の凹部11aを有する一方の型(上流型)1
1と、一方の型11に嵌合されるとともに、複数の凹部
12aを有する他方の型(下流型)12とを備えてい
る。
の型12の凹部12aとによって複数の吐出口18が形
成され、一方の型11の凹部12a以外の部分11b
と、他方の型12の凹部12以外の部分12bは互いに
当接して吐出口18間に位置する非吐出部19を形成し
ている。
11aはその幅がW1 となっており、他方の型12の
凹部12aはその幅がW1 より大きなW2 となって
いる。このため凹部11aと凹部12aとによって形成
される吐出口18は、中央吐出口18aと、中央吐出口
18aの両側に設けられた一対の側部吐出口18bとか
らなる。このうち中央吐出口18aは、スリット隙間H
1 を有し、側部吐出口18bは中央吐出口18aのス
リット隙間H1 より小さなスリット隙間H2 を有して
いる(図1(b))。
をなし、他方の型12の凹部12aも略矩形状をなして
いる。このため中央吐出口18aおよび側部吐出口18
bは、いずれも矩形状となっている(図1(b))。
は、塗工液30が流入するマニホールド16が形成さ
れ、一方の型11にはマニホールド16に連通する塗工
流入口16aが設けられている。
態の作用について説明する。
イヘッド10の複数の吐出口18上をウェブWが走行
し、このように走行するウェブWに対してダイヘッド1
0内のマニホールド16に供給された塗工液30が各吐
出口18から吐出される。この場合、各吐出口18は中
央吐出口18aと、この中央吐出口18aのスリット隙
間H1 より小さなスリット隙間H2 を有する側部吐
出口18bとからなっているので、各吐出口18の両側
(側部吐出口18b)から吐出される塗工液30の量を
中央吐出口18aから吐出される塗工液30の量に比較
して制限することができる。
吐出口18を有しているので、ウェブW上に塗工液30
を断続的に塗布することができるが、一般に断続的に塗
布された塗工液30は中央部分30aと、厚膜の両端部
分30bとを有することになる(図3の二点鎖線)。
交する方向に沿って走行する。
口18の両側から吐出される塗工液の量を中央部分に比
較して制限することができるので、ウェブW上の塗工液
30の両端部分30bにおける厚膜化を確実に防止する
ことができる(図3の実線)。
矩形状12bとからなり、矩形状の凹部11a、12a
はR形状のものに比べて容易に成形加工することができ
るので、吐出口18の成形精度を向上させることができ
る。
の他の実施の形態について説明する。図4に示す実施の
形態は、他方の型12が複数の吐出ブロック13と、吐
出ブロック13間に配置された非吐出ブロック14とを
有し、吐出ブロック13により吐出口18を形成すると
ともに、非吐出ブロック14により非吐出部19を形成
したものである。
と略同一である。
形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
8aと、中央吐出口18aのスリット間隙H1 より小
さなスリット隙間H2 を有する一対の側部吐出口18
bとを有している。
出ブロック13と非吐出ブロック14を支持する支持型
32を有し、吐出ブロック13と非吐出ブロック14は
支持型32にボルト21,22により固定保持されてい
る。
ダイヘッドの更に他の実施の形態について説明する。
り、図6(a)−(c)は一方の型11の凹部11aを
示す図である。
ヘッド10の各吐出口18が中央吐出口18aと、一対
の側部吐出口18bとからなるとともに、一対の側部吐
出口18bを両側縁に向って先細状に形成したものであ
る。
示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
8の側部吐出口18bを形成する一方の型11の凹部1
1aの形状について更に詳述する。一方の型11の凹部
11aの両側部には傾斜カット面24が形成され、この
傾斜カット面24を含む凹部11aの高さh1 は30
〜50mmとなっている(図6(a))。
R形カット面25を設けてもよく、この場合、凹状のR
形カット面25を含む凹部11aの高さh2 は30〜
50mmとなっている(図6(b))。
形カット面26を設けてもよく、凸状のR形カット面2
6を含む凹部11aに高さh3 は30〜50mmとな
っている(図6(c))。
いが、他方の型12にも、一方の型11の傾斜カット面
24に対応して同様の傾斜カット面が形成される(図6
(a)参照)。
5あるいは凸状のR形カット面26が形成された場合
は、他方の型12にも凹状のR形カット面あるいは凸状
のR形カット面が形成される(図6(b)(c)参
照)。
ドの吐出口から吐出される塗工液のうち、吐出口の両側
から吐出される塗工液の量を制限することができる。こ
のためウェブ上に塗工される塗工液について、とりわけ
両端部分における厚膜化を確実に防止することができ
る。
図
部分を示す図
す図
を示す図
す図
Claims (3)
- 【請求項1】一方の型と、 一方の型に嵌合され、一方の型との間に塗工液排出用の
吐出口を形成する他方の型とを備え、 一方の型と他方の型との間の吐出口は、中央吐出口と、
この中央吐出口の両側に設けられ、中央吐出口のスリッ
ト間隙より小さなスリット間隙を有する一対の側部吐出
口とを有することを特徴とするダイヘッド。 - 【請求項2】一対の側部吐出口は両側端に向って先細状
になっていることを特徴とする請求項1記載のダイヘッ
ド。 - 【請求項3】中央吐出口および一対の側部吐出口は、い
ずれも矩形状をなしていることを特徴とする請求項1記
載のダイヘッド。
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