JP4559584B2 - ダイヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はウェブに対して帯状模様に塗工液を塗布するダイヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ウェブに対して帯状模様に塗工液を塗布するダイヘッドとして、吐出口を形成する一対の型を有するものが知られている。
【0003】
この場合、一対の型間には塗工液の非塗工部が形成され、その他の開口部分によって塗工液の吐出口が断続的に複数形成される。
【0004】
一対の型間に断続的に形成された各吐出口の両側部にはR形状等が形成され、ウェブ上に帯状模様に塗布された塗工液の両端部が厚膜になることを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、一対の型間に形成された各吐出口には、その両側部にR形状等が形成され、塗工液の両端部における厚膜化を防止している。
【0006】
しかしながら、吐出口の両側部のR形状を高精度に加工することは難しい。
【0007】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、加工が容易でかつウェブ上に形成された塗工液の両端部における厚膜化を確実に防止することができるダイヘッドを提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、一方の型と、一方の型に嵌合され、一方の型との間に塗工液排出用の吐出口を形成する他方の型とを備え、一方の型と他方の型との間の吐出口は、中央吐出口と、この中央吐出口の両側に設けられ、中央吐出口のスリット間隙より小さなスリット間隙を有する一対の側部吐出口とを有し、一方の型は、凹部を有し、他方の型は、一方の型の凹部に対応する凹部を有し、一方の型の凹部と、これに対応する他方の型の凹部とによって、吐出口が形成されていることを特徴とするダイヘッドである。
【0009】
本発明によれば吐出口は中央吐出口と、この中央吐出口の両側に設けられ、中央吐出口のスリット間隙より小さなスリット間隙を有する一対の側部吐出口とを有するので、吐出口の両側から吐出される塗工液の量を中央部分に比較して制限することができる。
【0010】
【発明の属する技術分野】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
図1乃至図3は本発明によるダイヘッドの一実施の形態を示す図である。このうち、図1(a)はダイヘッドの斜視図であり、図1(b)はダイヘッドの吐出口の拡大図である。
【0012】
図1乃至図3に示すように、ダイヘッド10は、複数の凹部11aを有する一方の型(上流型)11と、一方の型11に嵌合されるとともに、複数の凹部12aを有する他方の型(下流型)12とを備えている。
【0013】
このうち一方の型11の凹部11aと他方の型12の凹部12aとによって複数の吐出口18が形成され、一方の型11の凹部12a以外の部分11bと、他方の型12の凹部12以外の部分12bは互いに当接して吐出口18間に位置する非吐出部19を形成している。
【0014】
吐出部18を形成する一方の型11の凹部11aはその幅がWとなっており、他方の型12の凹部12aはその幅がWより大きなWとなっている。このため凹部11aと凹部12aとによって形成される吐出口18は、中央吐出口18aと、中央吐出口18aの両側に設けられた一対の側部吐出口18bとからなる。このうち中央吐出口18aは、スリット隙間Hを有し、側部吐出口18bは中央吐出口18aのスリット隙間Hより小さなスリット隙間Hを有している(図1(b))。
【0015】
また一方の型11の凹部11aは略矩形状をなし、他方の型12の凹部12aも略矩形状をなしている。このため中央吐出口18aおよび側部吐出口18bは、いずれも矩形状となっている(図1(b))。
【0016】
また一方の型11と他方の型12との間には、塗工液30が流入するマニホールド16が形成され、一方の型11にはマニホールド16に連通する塗工流入口16aが設けられている。
【0017】
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0018】
まず、図1(a)(b)に示すように、ダイヘッド10の複数の吐出口18上をウェブWが走行し、このように走行するウェブWに対してダイヘッド10内のマニホールド16に供給された塗工液30が各吐出口18から吐出される。この場合、各吐出口18は中央吐出口18aと、この中央吐出口18aのスリット隙間Hより小さなスリット隙間Hを有する側部吐出口18bとからなっているので、各吐出口18の両側(側部吐出口18b)から吐出される塗工液30の量を中央吐出口18aから吐出される塗工液30の量に比較して制限することができる。
【0019】
ダイヘッド10は複数断続的に形成された吐出口18を有しているので、ウェブW上に塗工液30を断続的に塗布することができるが、一般に断続的に塗布された塗工液30は中央部分30aと、厚膜の両端部分30bとを有することになる(図3の二点鎖線)。
【0020】
ここで図3において、ウェブWは断面に直交する方向に沿って走行する。
【0021】
本発明によれば、ダイヘッド10の各吐出口18の両側から吐出される塗工液の量を中央部分に比較して制限することができるので、ウェブW上の塗工液30の両端部分30bにおける厚膜化を確実に防止することができる(図3の実線)。
【0022】
また各吐出口18は矩形状の凹部11aと矩形状12bとからなり、矩形状の凹部11a、12aはR形状のものに比べて容易に成形加工することができるので、吐出口18の成形精度を向上させることができる。
【0023】
次に図4により、本発明によるダイヘッドの他の実施の形態について説明する。図4に示す実施の形態は、他方の型12が複数の吐出ブロック13と、吐出ブロック13間に配置された非吐出ブロック14とを有し、吐出ブロック13により吐出口18を形成するとともに、非吐出ブロック14により非吐出部19を形成したものである。
【0024】
他の構成は図1乃至図3に示す実施の形態と略同一である。
【0025】
図4において、図1乃至図3に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0026】
図4において、吐出口18は中央吐出口18aと、中央吐出口18aのスリット間隙Hより小さなスリット隙間Hを有する一対の側部吐出口18bとを有している。
【0027】
また、図4において、他方の型12は、吐出ブロック13と非吐出ブロック14を支持する支持型32を有し、吐出ブロック13と非吐出ブロック14は支持型32にボルト21,22により固定保持されている。
【0028】
次に図5および図6により、本発明によるダイヘッドの更に他の実施の形態について説明する。
【0029】
このうち図5はダイヘッドの斜視図であり、図6(a)−(c)は一方の型11の凹部11aを示す図である。
【0030】
図5および図6に示す実施の形態は、ダイヘッド10の各吐出口18が中央吐出口18aと、一対の側部吐出口18bとからなるとともに、一対の側部吐出口18bを両側縁に向って先細状に形成したものである。
【0031】
図5および図6において、図1乃至図3に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0032】
次に図6(a)−(c)により、吐出口18の側部吐出口18bを形成する一方の型11の凹部11aの形状について更に詳述する。一方の型11の凹部11aの両側部には傾斜カット面24が形成され、この傾斜カット面24を含む凹部11aの高さhは30〜50mmとなっている(図6(a))。
【0033】
なお、傾斜カット面24の代わりに凹状のR形カット面25を設けてもよく、この場合、凹状のR形カット面25を含む凹部11aの高さhは30〜50mmとなっている(図6(b))。
【0034】
また傾斜カット面24の代わりに凸状のR形カット面26を設けてもよく、凸状のR形カット面26を含む凹部11aに高さhは30〜50mmとなっている(図6(c))。
【0035】
また図6(a)−(c)では図示していないが、他方の型12にも、一方の型11の傾斜カット面24に対応して同様の傾斜カット面が形成される(図6(a)参照)。
【0036】
また一方の型11の凹状のR形カット面25あるいは凸状のR形カット面26が形成された場合は、他方の型12にも凹状のR形カット面あるいは凸状のR形カット面が形成される(図6(b)(c)参照)。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ダイヘッドの吐出口から吐出される塗工液のうち、吐出口の両側から吐出される塗工液の量を制限することができる。このためウェブ上に塗工される塗工液について、とりわけ両端部分における厚膜化を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイヘッドの一実施の形態を示す図
【図2】ダイヘッドを構成する一方の型のマニホールド部分を示す図
【図3】ウェブ上に塗工された塗工液を示す図
【図4】本発明によるダイヘッドの他の実施の形態を示す図
【図5】本発明によるダイヘッドの更に他の実施の形態を示す図
【図6】ダイヘッドを構成する一方の型の凹部形状を示す図
【符号の説明】
10 ダイヘッド
11 一方の型
11a 凹部
12 他方の型
12a 凹部
16 マニホールド
18 吐出口
18a 中央吐出口
18b 側部吐出口
19 非吐出部
24 傾斜カット面
25 凹状のR形カット面
26 凸状のR形カット面

Claims (3)

  1. 一方の型と、
    一方の型に嵌合され、一方の型との間に塗工液排出用の吐出口を形成する他方の型とを備え、
    一方の型と他方の型との間の吐出口は、中央吐出口と、この中央吐出口の両側に設けられ、中央吐出口のスリット間隙より小さなスリット間隙を有する一対の側部吐出口とを有し、
    一方の型は、凹部を有し、他方の型は、一方の型の凹部に対応する凹部を有し、
    一方の型の凹部と、これに対応する他方の型の凹部とによって、吐出口が形成されていることを特徴とするダイヘッド。
  2. 一対の側部吐出口は両側端に向って先細状になっていることを特徴とする請求項1記載のダイヘッド。
  3. 中央吐出口および一対の側部吐出口は、いずれも矩形状をなしていることを特徴とする請求項1記載のダイヘッド。
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