JP2001288448A - 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体 - Google Patents

発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体

Info

Publication number
JP2001288448A
JP2001288448A JP2000100434A JP2000100434A JP2001288448A JP 2001288448 A JP2001288448 A JP 2001288448A JP 2000100434 A JP2000100434 A JP 2000100434A JP 2000100434 A JP2000100434 A JP 2000100434A JP 2001288448 A JP2001288448 A JP 2001288448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
mass
rubber material
cloth
foamed rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000100434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4772177B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Sunada
潔 砂田
Kunio Kaneda
邦夫 金田
Mikio Yamaguchi
幹夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2000100434A priority Critical patent/JP4772177B2/ja
Priority to TW89119499A priority patent/TW572984B/zh
Priority to KR1020000055567A priority patent/KR100714137B1/ko
Publication of JP2001288448A publication Critical patent/JP2001288448A/ja
Priority claimed from US10/108,434 external-priority patent/US7073201B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4772177B2 publication Critical patent/JP4772177B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤を含む接着剤(溶剤系接着剤)を必
要としないウェットスーツ等の発泡ゴム材と布類の接着
方法及び接着構造を提供する。 【解決手段】 発泡ゴム材に布類を接着する接着方法に
おいて、ポリビニルアルコールの存在下に水媒体中でク
ロロプレンとカルボキシル基含有ビニル単量体を共重合
させたポリクロロプレンラテックスと粘着付与樹脂を含
有する主剤とイソシアネート化合物を含有する硬化剤を
組み合わせた2液型水系接着剤を使用し、発泡ゴム材の
表面に接着剤を塗布する工程と、該接着剤が乾燥する前
に布類を重ねて接着する工程とを備えている接着方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡ゴム材と布類
を接着する接着方法及び接着構造体に関するものであ
り、特にウェットスーツを構成する発泡ゴム材と布類を
好適に接着する接着方法及び接着構造体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ウェットスーツは、発泡ゴム材に
ポリクロロプレン(CR)溶剤系接着剤を塗布し、布類
を張り合わせることで得られる積層シートを型取りし
て、成形または縫製あるいはつなぎ目をテーピングする
こと等で作成されている。ところが、CR溶剤系接着剤
には、トルエンや酢酸エチルやメチルエチルケトン等の
有機溶剤が用いられているため、接着剤塗工時に有機溶
剤が作業場で揮発し、作業員の安全衛生面、環境面で好
ましくなく、有機溶剤の低減が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
技術を鑑みてなされたものであり、従来のCR溶剤系接
着剤を用いた場合のように安全衛生面、環境面での問題
がなく、従来のCR溶剤系接着剤によるものと同等以上
に強固に接着する方法及び接着構造体を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく検討を重ねた結果、ポリビニルアルコール
存在下にクロロプレンとカルボキシル基含有ビニル単量
体を共重合させて得た共重合体(以下単に本発明の共重
合体という場合がある)を主として含有するポリクロロ
プレンラテックスと粘着付与樹脂を含有する主剤と、水
分散型イソシアネート化合物を含有する硬化剤を組み合
わせた2液型水系接着剤を用い、図1(a)の発泡ゴム
材1に図1(c)の布類3を接着する接着方法におい
て、図1(a)の発泡ゴム材1の表面に図1(b)の接
着剤2を塗布する工程と、該接着剤を塗布後直ちに、す
なわち該接着剤が乾燥する前に、該接着剤2の上に図1
(c)の布類を重ねて接着する工程とを備えている接着
方法により、上記課題が解決されることを見出し、本発
明を完成させた。すなわち、本発明は、発泡ゴム材と布
類を接着する方法において、発泡ゴム材の表面に、ポリ
ビニルアルコール存在下にクロロプレンとカルボキシル
基含有ビニル単量体を共重合させて得たポリクロロプレ
ンラテックスと粘着付与樹脂を固形分換算で100質量
部対20〜100質量部の割合で含有する主剤と、水分
散型イソシアネート化合物を含有する硬化剤を組み合わ
せた2液型水系接着剤を塗布する工程と、接着剤の塗布
後直ちに、接着剤の上に布類を重ねて圧着する工程を備
えていることを特徴とする接着方法である。この場合に
おいて、主剤に含まれるポリクロロプレンラテックス中
の重合体のトルエン不溶分が5〜50質量%であること
が好ましい。また、本発明は、上記の接着方法によって
得られた発泡ゴム材に塗布された接着剤層の表面に布類
が接着されている接着構造体である。
【0005】以下、本発明の内容を詳細に説明する。本
発明における発泡ゴム材としては、天然または合成の発
泡されたゴム材料が特に限定されることなく好適に使用
され、具体的には、ポリクロロプレン或いはクロロスル
ホン化ポリエチレン等の独立気泡を有し、しかも伸縮性
を有するゴム材料がいずれのものでも好適に使用するこ
とができる。しかし、ウェットスーツに仕立てた際の、
身体へのフィット感、伸縮性、軽量性、断熱・保温効果
を考慮すると、発泡ポリクロロプレンが好ましい。ま
た、例えば、特開平11−79078号公報(出願人:
株式会社イナポリ・トレイディング)で提案・使用され
ているような、硬度或いは発泡倍率の異なる発泡ゴム材
が積層されたものであっても構わない。
【0006】本発明における布類とは、織物、編物また
は不織布であるが、伸縮性を有する織物または編物が好
ましく、ツーウェイトリコット(縦、横の両方にストレ
ッチ性を有する)の織編物であることがより好ましい。
具体的には、ナイロンジャージまたはポリエステルジャ
ージ等が挙げられる。特に、ウェットスーツ用途には、
ストレッチ性、通気性を考慮すれば、ナイロンジャージ
が最も好ましい。
【0007】本発明におけるポリクロロプレンラテック
スとは、2−クロロ−1,3−ブタジエン(以下クロロ
プレンと記す)と1種類以上のカルボキシル基含有ビニ
ル単量体を必須単量体とする単量体混合物を、ポリビニ
ルアルコールの存在下に共重合して得られた共重合体を
主成分とするラテックスである。
【0008】カルボキシル基含有ビニル単量体として
は、例えば、メタクリル酸、アクリル酸、クロトン酸、
フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、グルタコン酸な
どが挙げられ、必要に応じて2種類以上のカルボキシル
基含有ビニル単量体を用いて構わない。その中でも特
に、メタクリル酸(2−メチルプロペン酸またはα−メ
チルアクリル酸ともいう)が最も好ましく、クロロプレ
ンとメタクリル酸の共重合体であれば、重合時の粘度制
御が容易であり、また接着剤に高い耐水接着力を持たせ
ることができる。必要であれば、カルボキシル基含有ビ
ニル単量体以外のクロロプレンと共重合可能である単量
体を、共重合させても構わない。カルボキシル基含有ビ
ニル単量体以外のクロロプレンと共重合可能な単量体と
しては、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−
クロロ−1,3−ブタジエン、ブタジエン、イソプレ
ン、スチレン、アクリロニトリル、アクリル酸エステル
類、メタクリル酸エステル類等が挙げられる。
【0009】カルボキシル基含有ビニル単量体の仕込み
量は特に限定されないが、単量体の合計100質量部の
うち、カルボキシル基含有ビニル単量体が0.01〜1
0質量部であることが好ましい。カルボキシル基含有ビ
ニル単量体を0.01質量部以上共重合させることで、
共重合体の結晶性を低くすることができ、ウェットスー
ツに柔軟性と良好な着心地を与えることができる。しか
し、カルボキシル基含有ビニル単量体が10質量部より
も多くなると、硬化剤を添加した後のポットライフが短
くなったり、耐水性が低くなったりする場合があり、あ
まり好ましくない。また、0.01質量部未満の場合に
は、硬化剤中のイソシアネート化合物との架橋効果が得
られ難くなる。
【0010】本発明におけるポリビニルアルコールの鹸
化度及び重合度は特に限定されないが、鹸化度が60〜
95モル%、重合度が200〜700のものが好まし
い。また、変性タイプ(例えば、アセトアセチル化され
たタイプ、ポリエチレン単位を有するタイプ(通常RS
タイプと呼ばれている))であっても構わない。
【0011】本発明におけるポリクロロプレンラテック
スの重合に使用されるポリビニルアルコールの添加量
は、クロロプレン及びカルボキシル基含有ビニル単量体
を必須単量体とする単量体混合物100質量部に対して
0.5〜10質量部が好ましい。0.5質量部未満の場
合には、乳化または分散力が十分でなく、10質量部を
超えると重合反応中に増粘が起こり、攪拌を阻害し安定
した重合が困難になる。
【0012】本発明における共重合体の重合方法は、特
に限定されるものではなく、重合温度、重合触媒、連鎖
移動剤、重合停止剤、最終重合率、脱モノマー、濃縮条
件等を適切に選定、制御することで、固形分濃度、トル
エン可溶部の分子量、トルエン不溶分(ゲル含有量)等
を調整することが可能である。
【0013】本発明における共重合体の重合温度は特に
限定されるものではないが重合反応を円滑に行うため
に、重合温度を10〜50℃とすることが好ましい。重
合触媒は、過硫酸カリウム等の加硫酸塩、第3−ブチル
ヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物等であり、特に
限定されるものではない。
【0014】本発明の共重合体の連鎖移動剤の種類は特
に限定されるものではなく、通常クロロプレンの乳化重
合に使用されるものが使用できるが、例えばn−ドデシ
ルメルカプタンやtert−ドデシルメルカプタン等の
長鎖アルキルメルカプタン類、ジイソプロピルキサント
ゲンジスルフィドやジエチルキサントゲンジスルフィド
等のジアルキルキサントゲンジスルフィド類、ヨードホ
ルム等の公知の連鎖移動剤を使用することができる。
【0015】本発明の共重合体の重合停止剤(重合禁止
剤)は特に限定するものでなく、例えば、2,6−ター
シャリ−ブチル−4−メチルフェノール、フェノチアジ
ン、ヒドロキシアミン等が使用できる。
【0016】本発明の共重合体の最終重合率は、特に限
定するものではなく、任意に調節することができ、未反
応のモノマーは脱モノマー操作によって除去されるが、
その方法は特に限定するものではない。本発明のポリク
ロロプレンラテックスは、濃縮あるいは、水等の添加で
希釈することで、固形分濃度を必要な濃度に制御するこ
とができる。濃縮の方法としては、減圧濃縮などがある
が、特に限定するものではない。接着剤の乾燥速度、及
び接着剤主剤の貯蔵安定性を考慮すると、ポリクロロプ
レンラテックスの固形分濃度は、40〜65質量%が好
ましい。
【0017】本発明におけるポリクロロプレンラテック
スは、共重合体のトルエン不溶分(ゲル含有量)が5〜
50質量%であれば、初期接着力と常態接着力のバラン
スに優れた接着剤とすることができる。トルエン不溶分
が5質量%より低い場合には常態接着力が不十分であ
り、逆に50質量%を越える場合には初期接着力が不十
分となる。
【0018】本発明における粘着付与樹脂は特に限定さ
れるものではない。具体的には、ロジン樹脂、重合ロジ
ン樹脂、α−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂、テルペンフ
ェノール樹脂、C5留分系石油樹脂、C9留分系石油樹
脂、C5/C9留分系石油樹脂、DCPD系石油樹脂、ア
ルキルフェノール樹脂、キシレン樹脂、クマロン樹脂、
クマロンインデン樹脂などが挙げられる。実際のウェッ
トスーツの接着工程では100℃以上の加熱工程を備え
ることが可能であるので、この場合には選定する樹脂の
軟化点温度は80〜160℃のものが好ましい。
【0019】粘着付与樹脂の添加方法は特に限定される
ものではないが、接着剤中に樹脂を均一に分散させるた
めに、水性エマルジョンとしてから添加することが好ま
しい。さらに粘着付与樹脂の水性エマルジョンの製法に
は、トルエン等の有機溶剤に溶解させたものを乳化剤を
用いて水中に乳化/分散させた後、有機溶剤を減圧しな
がら加熱して取り除く方法と、微粒子に粉砕して乳化/
分散させる方法などがあるが、より微粒子のエマルジョ
ンが作成できる前者が好ましい。
【0020】粘着付与樹脂の添加量(固形分換算)は、
ポリクロロプレンラテックスを固形分で100質量部に
対して、20〜100質量部が好ましい。20質量部未
満では初期接着力が不十分であり、100質量部を越え
ると接着剤被膜の形成が阻害され接着不良が起こりやす
くなる。
【0021】本発明における2液型水系接着剤の主剤
は、ポリクロロプレンラテックスと粘着付与樹脂を必須
成分とするが、要求性能に合わせて、金属酸化物、増粘
剤、充填剤、造膜助剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、可
塑剤、加硫剤、加硫促進剤、消泡剤等を任意に添加する
ことができる。主剤の貯蔵安定性を長くするためには、
金属酸化物を添加すればよく、具体的には、酸化亜鉛、
酸化マグネシウム、酸化鉛等が挙げられる。金属酸化物
は、ポリクロロプレン共重合体の脱塩酸反応によるpH
の低下を抑制することができる。これらの金属酸化物
は、水分散液の状態としてから配合するのが好ましい
が、粉末の状態のまま添加しても構わない。水分散液の
状態で添加する場合に使用する装置としては、回転式ホ
モジナイザー、メディアミル、コロイドミル、高圧式ホ
モジナイザー等があり、特に限定されない。回転式ホモ
ジナイザー装置の代表例としては、ホモミキサー(特殊
機化工業社製)、クレアミックス(エム・テクニック社
製)が挙げられ、メディアミル装置の代表例としては、
ダイノミル(シンマルエンタープライズ社製)が挙げら
れる。コロイドミル装置の代表例としては、マスコロイ
ダー(増幸産業社製)が挙げられ、高圧式ホモジナイザ
ー装置の代表例として、Microfluidazer
(マイクロフルイデックス社製)、Homogenis
er(APV GAULIN社製)、ULTIMAIZ
ER System(スギノマシン社製)、DeBEE
シリーズ(日本ビーイーイー社製)が挙げられる。
【0022】主剤の粘度を調節する場合には、増粘剤を
添加すれば良く、具体的な増粘剤としては、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、水溶性ポリウレタン、会合型ポリウレ
タン系エマルジョン、アルカリ膨潤型アクリル系エマル
ジョン、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチ
ルセルロース(MC)、ヒドロキシエチルセルロース
(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HP
C)、合成スメクタイト、ポリビニルアルコール等が挙
げられる。また、製品コストを下げるためには、主剤に
充填剤を添加することが有効であり、具体的な充填剤と
しては、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チ
タン、硫酸バリウム、合成シリカ等が挙げられる。造膜
助剤としては、プロピレングリコール、n−ブチルエー
テル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオー
ルモノイソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,
3−ペンタジオールジイソブチレート等が挙げられる。
【0023】本発明の硬化剤成分である水分散型イソシ
アネート化合物とは、脂肪族及び/または脂環族ジイソ
シアネートから得られる、分子内にビュウレット、イソ
シアヌレート、ウレタン、ウレトジオン、アロファネー
ト等の構造を有するポリイソシアネートポリマーに親水
基を導入したものである。つまり、水中に添加・攪拌す
ると、水中で微粒子として分散することが可能な自己乳
化型イソシアネート化合物である。脂肪族及び/または
脂環族イソシアネートとしては、例えば、テトラメチレ
ンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリ
メチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネート(LDI)、イソホロンジイソシアネート
(IPDI)、水添キシリレンジイソシアネート(水添
XDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、
重合MDI、キシリレンジイソシアネート(XDI)、
ナフチレンジイソシアネート(NDI)、パラフェニレ
ンジイソシアネート(PPDI)、テトラメチルキシリ
レンジイソシアネート(TMXDI)、ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネート(HMDI)、イソプロピリ
デンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)(IP
C)、シクロヘキシルジイソシアネート(CHPI)、
トリジンジイソシアネート(TODI)等が挙げられ
る。中でも、HDI、MDI、IPDI、水添XDI
は、工業的に入手し易く良好である。本発明における硬
化剤としての効果は、原料化合物よりもむしろ、JIS
K−7301で規定される方法によって算出したイソ
シアネート基含有率によって左右される。良好な接着力
を得るためには、使用する水分散型イソシアネート化合
物のイソシアネート基含有率が、17〜25質量%であ
ることが好ましい。
【0024】本発明の2液型水系接着剤の硬化剤は、水
分散型イソシアネート化合物を必須成分とするが、これ
以外のものとして、水分散型イソシアネート化合物を溶
解させることができる水や有機溶剤等を含むことができ
る。しかし、イソシアネート基は水とも反応するため、
硬化剤の粘度を調節する必要性がなければ、水分散型イ
ソシアネート化合物単独を硬化剤として用いることが好
ましい。
【0025】主剤と硬化剤の混合比は、主剤中のポリク
ロロプレンラテックスを固形分で100質量部に対し
て、硬化剤中の水分散型イソシアネート化合物が固形分
で0.5〜15質量部となるように混合することが好ま
しい。0.5質量部未満では、接着力が不足し、また1
5質量部よりも多く添加すれば、接着剤層の硬度が高く
なり、ウェットスーツに仕立てた際の伸縮性が阻害され
る場合がある。接着剤の粘度は、塗布方法及び塗布装置
の仕様にあわせて調節すれば良いが、主剤と硬化剤を混
合した後の粘度が、1000〜15000[mPa・
s](B型粘度計,25℃,30rpm)が好ましい。
粘度が1000[mPa・s]未満では、発泡ゴム材の
表面でのはじきが問題となる場合があり、粘度が150
00[mPa・s]よりも高いと均一な塗布が困難にな
る。
【0026】本発明の接着方法における発泡ゴム材に接
着剤を塗布する工程においては、塗布する方法及び装置
仕様は特に限定されない。具体的にはカーテンフローコ
ーター法、バーコーター法、ロールコーター法等が挙げ
られ、さらにロールコーター法には、グラビアロールコ
ーター法、リバースグラビアロールコーター法等があ
る。この中では、接着剤をより均一に塗布することが可
能であるロールコーター法が好ましい。塗布量は特に限
定されないが、接着剤が布類からしみ出さない程度に制
御する必要があり、20〜200g/m2(ウェット)
が好ましい。
【0027】本発明の接着方法における発泡ゴム材に布
類を重ねて圧着する工程においては、接着剤の塗布後直
ちに、すなわち接着剤が乾燥する前に布類を重ねなけれ
ばならない。接着剤が乾燥する前の状態とは、接着剤層
の水分が8割減少するまでの間、つまり主剤と硬化剤を
混合した時点での接着剤中の水分を100%としたとき
に、これが20%になるまでの間を指し、この間に布類
を重ねることとする。直ちに布類を重ねて接着する方法
が適している理由は、接着剤がウェット状態の時に布類
を重ねることで、布類に対する投錨効果を得ることがで
きるためであり、接着剤がドライ状態の時に布類を重ね
る方法よりも良好な接着力を得ることができる。圧着装
置や圧着条件、プレス圧力は特に限定されず、布類を重
ねた後の圧着操作は、加熱プレスまたは常温プレスのい
ずれであっても構わない。しかし、十分な初期接着力を
得るために、プレスと同時またはプレス操作の後に、布
類を重ねた後に60〜150℃で10秒〜10分間の乾
燥を行うことが好ましい。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、こ
れらの実施例は本発明を限定するものではない。
【0029】[実験例1]内容積3リットルの反応器を
用いて、窒素雰囲気中で、水96質量部に、鹸化度88
モル%、重合度550のポリビニルアルコール(デンカ
ポバールB−05/電気化学工業株式会社製)3.5質
量部を60℃で溶解させた。このポリビニルアルコール
水溶液を室温近くまで冷却した後、この中にクロロプレ
ン単量体99質量部、メタクリル酸1質量部、オクチル
メルカプタン0.4質量部を加えた。これを45℃に保
持しながら亜硫酸ナトリウムと過硫酸カリウムを開始剤
として用い重合しポリクロロプレンラテックスを得た。
次に、このポリクロロプレンラテックスに20質量%ジ
エタノールアミン水溶液を添加してpHを7に調製し、
減圧加温により濃縮し、固形分を55質量%になるよう
に調製した。このポリクロロプレンラテックスの固形
分、共重合体のゲル含有量を以下の方法で測定したとこ
ろ、固形分が55質量%、ゲル含有量が29質量%であ
った。
【0030】[固形分濃度]アルミ皿だけを秤量してAと
した。ラテックス試料を2mlいれたアルミ皿を秤量し
Bとした。ラテックス試料を入れたアルミ皿を110℃
雰囲気下で2時間乾燥させた後、秤量しCとした。固形
分濃度(%)は下式により求めた。 固形分濃度={(C−A)/(B−A)}×100
【0031】[ゲル含有量(トルエン不溶分)測定]ラテ
ックス試料を凍結乾燥し秤量してAとした。23℃で2
0時間、トルエンで溶解(0.6%に調整)し、遠心分
離機を使用し、更に200メッシュの金網を用いてゲル
を分離した。ゲル分を風乾燥後110℃雰囲気下で、1
時間乾燥し、秤量してBとした。ゲル含有量(%)は下
式に従って算出した。 ゲル含有量=(B/A)×100
【0032】[実施例1]実験例1で得られたポリクロ
ロプレンラテックスを固形分で100質量部に対して、
テルペンフェノール樹脂系粘着付与樹脂(タマノルE−
100/荒川化学工業株式会社製)を45質量部(固形
分換算)、水溶性ポリウレタン系増粘剤(Primal
RM−8W/ローム・アンド・ハース・ジャパン株式
会社製)を0.06質量部(固形分換算)、酸化亜鉛
(亜鉛華2種/堺化学工業株式会社製)を3質量部配合
し、主剤とした。硬化剤は、イソシアネート基含有率が
18.6質量%の水分散型イソシアネート化合物(タケ
ネートWD−730/武田薬品工業株式会社製)を単独
で、主剤のポリクロロプレンラテックスが固形分で10
0質量部に対して水分散型イソシアネート化合物が5質
量部となるように、主剤と混合して使用した。この2液
型水系接着剤を、接着剤Aとする。
【0033】主剤と硬化剤を混合した接着剤を、発泡ポ
リクロロプレン(厚さ3mm)に80g/m2塗布した
後、直ちにナイロンジャージ布を重ね、110℃に加熱
されたプレス装置で1分間圧着した。この接着方法を接
着法Aとする。
【0034】接着法Aによって得られた試験片(糊代部
のサイズは幅2cm×長さ7cm)について、以下の接
着力評価試験をおこなった。 [初期接着力評価試験]圧着してから10分後に引張試
験機で引張速度200mm/minで180°剥離強度
を測定した。 [常態接着力評価試験]圧着してから7日後に引張試験
機で引張速度200mm/minで180°剥離強度を
測定した。 [耐水接着力評価試験]圧着してから1日後に、純水に
7日間漬けた後、引張試験で引張速度200mm/mi
nで180°剥離強度を測定した。 [耐溶剤接着力評価試験]圧着してから30日後に、ト
ルエンに2秒間漬けた後、引張試験で引張速度200m
m/minで180°剥離強度を測定した。
【0035】[比較例1]実施例1の主剤と硬化剤を混
合した接着剤Aを、発泡ポリクロロプレン(厚さ3m
m)に80g/m2塗布した後、70℃雰囲気下で10
分間乾燥させた後、ナイロンジャージ布を重ね、室温の
ままプレス装置で1分間圧着した。この接着方法を接着
法Bとする。接着法Bによって得られた試験片(糊代部
のサイズは幅2cm×長さ7cm)について、実施例1
と同様の接着力評価試験をおこなった。
【0036】[比較例2]実施例1の主剤と硬化剤を混
合した接着剤Aを、発泡ポリクロロプレン(厚さ3m
m)に80g/m2塗布した後、70℃雰囲気下で10
分間乾燥させた後、ナイロンジャージ布を重ね、110
℃に加熱されたプレス装置で1分間圧着した。この接着
方法を接着法Cとする。接着法Cによって得られた試験
片(糊代部のサイズは幅2cm×長さ7cm)につい
て、実施例1と同様の接着力評価試験をおこなった。
【0037】[比較例3]デンカクロロプレンA−90
(ポリクロロプレンゴム、電気化学工業株式会社製)1
00質量部、トルエン460質量部、メチルエチルケト
ン115質量部、メタクリル酸メチル90質量部、ベン
ゾイルパーオキサイド0.5質量部の組成比で、メタク
リル酸メチルのグラフト反応をおこないCR溶剤系接着
剤を作成した。重合停止剤として、2,6−t−ブチル
−4−メチルフェノールを使用し、メタクリル酸メチル
の転化率を約30質量%に制御した。この溶剤系接着剤
を接着剤Bとする。接着剤Bを、実施例1と同じ接着法
Aで試験片を作成し、実施例1と同様の接着力評価試験
をおこなった。
【0038】実施例1、比較例1〜3の得られた評価結
果を表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】表1より明らかな如く、本発明の接着方
法(実施例1)は、他の接着方法(比較例1〜2)より
も接着力が高く、従来のCR溶剤系接着剤(比較例3)
と同等以上に高い接着力を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 接着方法及び接着構造体を示す図
【符号の説明】
1:発泡ゴム材 2:接着剤 3:布類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B035 AB15 AC10 AD08 4J040 BA202 CA161 DD021 DN032 DN072 EB042 EF291 EF292 GA07 JA03 JA13 JB02 KA16 KA26 LA06 MA10 MA12 MB02 NA05 NA11 PA24 PA30 PA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡ゴム材と布類を接着する方法におい
    て、発泡ゴム材の表面に、ポリビニルアルコール存在下
    で水を媒体としてクロロプレン単量体とカルボキシル基
    含有ビニル単量体を共重合させて得たポリクロロプレン
    ラテックスと粘着付与樹脂を固形分換算で100質量部
    対20〜100質量部の割合で含有する主剤と、水分散
    型イソシアネート硬化剤を組み合わせた2液型水系接着
    剤を塗布する工程と、接着剤の塗布後直ちに接着剤の上
    に布類を重ねて圧着する工程を備えていることを特徴と
    する接着方法。
  2. 【請求項2】 主剤に含まれるポリクロロプレンラテッ
    クス中の重合体のトルエン不溶分が5〜50質量%であ
    ることを特徴とする請求項1記載の接着方法。
  3. 【請求項3】 主剤に含まれるポリクロロプレンラテッ
    クスが、単量体の合計100質量部のうち、カルボキシ
    ル基含有ビニル単量体が0.01〜10質量部である単
    量体混合物を共重合させて得られたラテックスであるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の接着方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3記載の接着方
    法により接着されてなることを特徴とする発泡ゴム材に
    塗布された接着剤層の表面に布類が接着された接着構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項1または2または3記載の接着方
    法により接着してなることを特徴とするウェットスー
    ツ。
JP2000100434A 1999-09-22 2000-04-03 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体 Expired - Fee Related JP4772177B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100434A JP4772177B2 (ja) 2000-04-03 2000-04-03 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体
TW89119499A TW572984B (en) 1999-09-22 2000-09-21 Aqueous adhesive, foamed rubber material using the same, method for bonding diving suit, and its bonded structure
KR1020000055567A KR100714137B1 (ko) 1999-09-22 2000-09-21 수계 접착제 및 이것을 사용한 발포고무재, 웨트슈트의접착방법 및 접착구조체

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100434A JP4772177B2 (ja) 2000-04-03 2000-04-03 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体
US10/108,434 US7073201B2 (en) 2001-09-21 2002-03-29 Aqueous Adhesive

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001203325A Division JP4772225B2 (ja) 2001-07-04 2001-07-04 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001288448A true JP2001288448A (ja) 2001-10-16
JP4772177B2 JP4772177B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=29738243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000100434A Expired - Fee Related JP4772177B2 (ja) 1999-09-22 2000-04-03 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4772177B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002080807A (ja) * 2001-07-04 2002-03-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体
JP2005105239A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Regitex:Kk 耐水・耐熱性接着剤
US7073201B2 (en) 2001-09-21 2006-07-11 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Aqueous Adhesive
JP2010248300A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Denki Kagaku Kogyo Kk ポリクロロプレン2液型接着剤、及びそれを用いた積層体
JP2012176999A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 水系接着剤
JP2018168327A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 東ソー株式会社 ポリクロロプレンゴムラテックス接着剤
JP2020033547A (ja) * 2018-08-23 2020-03-05 東ソー株式会社 ラテックス接着剤組成物、接着体およびウエットスーツ
CN114872243A (zh) * 2022-04-28 2022-08-09 山西新华防化装备研究院有限公司 一种充气式角反射器气肋材料及其制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000104028A (ja) * 1998-07-31 2000-04-11 Tosoh Corp スポンジ及びジャ―ジ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物
JP2001270003A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Sanyo Kasei:Kk ウエットスーツ用素材の作成方法
JP2002080807A (ja) * 2001-07-04 2002-03-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000104028A (ja) * 1998-07-31 2000-04-11 Tosoh Corp スポンジ及びジャ―ジ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物
JP2001270003A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Sanyo Kasei:Kk ウエットスーツ用素材の作成方法
JP2002080807A (ja) * 2001-07-04 2002-03-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002080807A (ja) * 2001-07-04 2002-03-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体
US7073201B2 (en) 2001-09-21 2006-07-11 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Aqueous Adhesive
JP2005105239A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Regitex:Kk 耐水・耐熱性接着剤
JP2010248300A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Denki Kagaku Kogyo Kk ポリクロロプレン2液型接着剤、及びそれを用いた積層体
JP2012176999A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 水系接着剤
JP2018168327A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 東ソー株式会社 ポリクロロプレンゴムラテックス接着剤
JP2020033547A (ja) * 2018-08-23 2020-03-05 東ソー株式会社 ラテックス接着剤組成物、接着体およびウエットスーツ
JP7279573B2 (ja) 2018-08-23 2023-05-23 東ソー株式会社 ラテックス接着剤組成物、接着体およびウエットスーツ
CN114872243A (zh) * 2022-04-28 2022-08-09 山西新华防化装备研究院有限公司 一种充气式角反射器气肋材料及其制备方法
CN114872243B (zh) * 2022-04-28 2024-04-23 山西新华防化装备研究院有限公司 一种充气式角反射器气肋材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4772177B2 (ja) 2011-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7073201B2 (en) Aqueous Adhesive
JP5221353B2 (ja) クロロプレン系重合体ラテックス、及びその製造方法
KR20030008139A (ko) 감압 접착제로서 유용한 고 Tg 중합체 에멀젼과 감압접착 중합체 에멀젼의 블렌드
JP5485923B2 (ja) 水系接着剤組成物及びウェットスーツ素材の製造方法
JP2019509357A (ja) 複合フィルムを貼り合わせるための一成分系ラミネート接着剤の使用
JP2001288448A (ja) 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体
JP5034146B2 (ja) スポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物
JP4491853B2 (ja) スポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物
JP2008179683A (ja) 水性粘着剤組成物および粘着シート
JP3701034B2 (ja) 耐水性接着剤
JP4672097B2 (ja) 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体
TWI302560B (ja)
JP4910257B2 (ja) ポリウレタン−ビニル重合体複合樹脂エマルジョン及び感熱性粘着剤ならびに感熱性粘着シート又はラベル
JP2003055627A (ja) 水系接着剤組成物および接着構造体
JP4772225B2 (ja) 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体
JP4675508B2 (ja) 2液型水系ポリクロロプレン接着剤及びそれで接着した構造体
JP5177921B2 (ja) 水系接着剤及びそれを用いた接着方法及び接着構造体
JPH1053709A (ja) エマルジョン組成物及び接着剤
JP2001003021A (ja) 水系接着剤
JP2001089737A (ja) 水系接着剤
US20060124240A1 (en) Aqueous adhesive
JP2001303002A (ja) スポンジ製生地の継ぎ目部の接着方法及び接着構造物
KR100714137B1 (ko) 수계 접착제 및 이것을 사용한 발포고무재, 웨트슈트의접착방법 및 접착구조체
JP4132787B2 (ja) 高分子発泡体と布類との積層体の製造方法及び積層体
JPH08302316A (ja) ゴム系接着剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees