JP2001283270A - Etc情報通信制御用車載器 - Google Patents

Etc情報通信制御用車載器

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JP2001283270A
JP2001283270A JP2000097724A JP2000097724A JP2001283270A JP 2001283270 A JP2001283270 A JP 2001283270A JP 2000097724 A JP2000097724 A JP 2000097724A JP 2000097724 A JP2000097724 A JP 2000097724A JP 2001283270 A JP2001283270 A JP 2001283270A
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
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    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が通信エリアへ進入後、現在の進入速度
において通信エラーを回避できる地点に至るまでの所定
区間、通信制限を行う。 【解決手段】 車両が路上機との通信が可能となる通信
エリアに突入時より、車両が前記通信エリア内を一定距
離移動するまで路上機との通信を不可とする通信制限区
間を設定する制限区間設定手段8Aと、車両が前記通信
エリア内に突入時よりこの通信エリア内での車両移動距
離を算出する移動距離算出手段8A、15と、この移動
距離算出手段8A,15により算出された車両移動距離
が制限区間設定手段で設定された通信制限区間を越えた
否かを判定し、車両移動距離が通信制限区間を越えたと
判断されたとき路上機と通信を開始する通信制御手段8
Aとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有料道路を走行
する車両が路上に設置された料金所の路上機と料金収受
に関する情報を交信し、その情報に基づいて料金所と通
行料金の収受をキャッシュレスにて行うETCシステム
用車載器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のETC(Electronic To
ll Control)システムに用いられる車載器の構成を示
すブロック図である。図において、1Rは図示しない料
金所の路上機から料金収受情報としての通信信号を受信
する受信アンテナ、2は受信アンテナ1Rで受信した通
信信号を増幅する受信用増幅器、3は受信信号と局部発
信器3aよりの発信出力とを混合して受信信号を周波数
の低い通信信号にする(ダウンコバート)受信ミキサ
ー、4は受信ミキサー3から出力された通信信号を情報
処理用に復調するデータ復調器、5は受信ミキサー3か
ら出力された通信信号のレベルを電界強度として検出す
る電界強度検出器、6は車載器コントローラ8で予め設
定した電界強度と検出された電界強度とを比較し、検出
された電界強度が予め設定された電界強度以上の場合に
電界強度判定信号を出力する比較回路、7は比較回路6
より電界強度判定信号が出力されたときにデータ復調器
4より出力されている通信信号を受信データとして車載
器コントローラ8に出力する論理積回路である。
【0003】9は車載器コントローラ8より路上機側へ
通信信号として送信される送信データをフィルタ処理し
て高調波成分を除去するローパスフィルタ、10はロー
パスフィルタ9より出力された通信信号を局部発信器3
aより出力された搬送波で変調する送信変調器、11は
変調された送信データを増幅する送信用増幅器、1Tは
増幅された送信データを通信信号として路上機へ送信す
る送信アンテナである。また、12は路上機と交信した
料金収受情報を画像表示する表示部、13は交信した料
金収受情報を図示しない例えば外部機器に出力する外部
インタフェイス、14は車載器コントローラと各種制御
情報をリード、ライトする外部記憶媒体である。
【0004】以下、従来の車載器の動作を図13に示す
通信シーケンス図をも参照して説明する。従来の車載器
は、まず路上機からの通信信号を、車載器の受信アンテ
ナ1Rにて受信し、受信用増幅器2にて信号を増幅して
受信ミキサー3に入力する。受信ミキサー3は入力され
た受信信号の周波数を局部発信器3Aの出力によってダ
ウンコンバートした後に、データ復調器4へ出力し変調
前のデータに復調される。また、受信ミキサー3でダウ
ンコンバートされた受信信号の電界強度は電界強度検出
器5で検出される。検出された電界強度は、比較回路6
で車載器コントローラが設定した受信感度判定レベルと
比較判定され、電界強度が受信感度判定レベル以上であ
ると判定されると、比較回路6は電界強度判定信号を車
載器コントローラ8に出力する。
【0005】また、この時、データ復調器4にて復調さ
れたデータと電界強度判定信号は論理積回路7の入力と
なる。そして、受信信号の電界強度が車載器コントロー
ラ8で設定した受信感度判定レベル以上であり電界強度
判定信号が出力されると、論理積回路7より復調後の受
信信号が受信データとして車載器コントローラ8に出力
される。車載器コントローラ8は電界強度判定信号の入
力により車両が通信エリアに突入したことを認識する。
【0006】以上のように、車載器側で通信エリアへの
突入を認識したならば、路上機から送信された通信信号
1を受信し、車載器コントローラ8が送信すべき周波数
(送信周波数)を認識する。認識結果に応じて通信信号
1に対する処理が行われる。この処理の結果、車載器コ
ントローラ8は送信データをローパスフィルタ9に出力
し、この送信データと局部発信器から出力される搬送波
とを送信変調器10にて変調を行い、送信用増幅器11
にて増幅し、送信アンテナ1Tから路上機へ通信信号2
として送信し、車載器側からの返信を開始する。その
後、料金収受の通信プロトコルに従い複数回(N回)の
通信信号の交信を、路上機と車載器間で行って料金収受
の通信が完了する。
【0007】従来の車載器では、通信エリア内外、及び
周囲の電波環境に関わらず、車載器の信号受信感度以上
の信号を路上機から受信した場合、路上機からの返信要
求に応じた内容を返信する。しかしながら、車両が通信
不安定エリアに突入後に渋滞などにより通信不安定エリ
アの通過に時間を要すると路上機と車両間に相互通信エ
ラーが発生するため、通信エラーリカバリーのために有
限の通信リトライ回数が設定されており、その通信リト
ライにより通信エラーリカバリーを行うわけだが、有限
の通信リトライ回数中に通信エラーリカバリーが成され
なかった場合、通信不能と判断され路上機と車両間の通
信は遮断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のETC情報通信
制御用車載器は図2に示すように、通信不安定エリア
A、Bにおける電界強度の変動により、通信エラーが頻
繁に発生する。通信エラー頻度は、主に渋滞などによる
複数車両の近接走行時、低速走行時、及び通信不安定エ
リアA、Bでの停車時に高くなり、その通信エラーを正
常化すべく通信リトライを行うが有限の通信リトライ回
数中に正常相互通信が行われず、設定された通信リトラ
イ回数を超えると、通信不能と判断され路上機と車両間
の通信が遮断されて以降、車両は路上機との通信が不能
となるという不具合があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、車両が通信エリアへ進入後、現
在の進入速度において通信エラーを回避できる地点に至
るまでの所定区間、通信制限を行うことができるETC
システム用車載器を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、有料道路を
走行する車両に搭載され、路上側に設置された路上機と
料金収受に関する情報を交信し、この情報に基づいて料
金収受を行うETCシステム用車載器において、車両が
路上機との通信が可能となる通信エリアに突入時より、
前記車両が前記通信エリア内を一定距離移動するまで前
記路上機との通信を不可とする通信制限区間を設定する
制限区間設定手段と、車両が前記通信エリア内に突入時
よりこの通信エリア内での車両移動距離を算出する移動
距離算出手段と、この移動距離算出手段により算出され
た車両移動距離が前記制限区間設定手段で設定された通
信制限区間を越えた否かを判定し、前記車両移動距離が
通信制限区間を越えたと判断されたとき前記路上機と通
信を開始する通信制御手段とを備えたものである。
【0011】この発明の制限区間設定手段は、車両走行
速度が高速の場合には通信制限区間を狭く設定し、前記
車両走行速度が低速の場合には前記通信制限区間を広く
設定するものである。
【0012】この発明の制限区間設定手段は、車両の通
信エリア突入時点より通信開始時までの時間を車両走行
速度に応じて伸張することで通信制限区間を設定するも
のである。
【0013】この発明の制限区間設定手段は、当該通信
エリア内において、路上機と車両間で料金収受に関する
通信の終了後から、通信終了した路上機からの信号を受
信しなくなる区間まで、路上機と車両間の通信を不可と
する通信制限区間を設定するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面について説明する。図1は本実施の形態1に係る
ETCシステム用車載器の構成を示すブロック図であ
る。尚、図中、図11と同一符号は同一または相当部分
を示す。本実施の形態1に係る車載器コントローラ8A
は、従来技術と同様に電界強度判定信号、もしくは受信
復調信号によって車両が通信エリアに突入したと認識す
る機能を有し、且つ、通信エリアに突入したと認識した
時、通信エリア通過距離演算回路15に通信エリア突入
信号aを出力する。通信エリア通過距離演算回路15は
通信エリア突入信号aと車両速度センサインターフェイ
ス16を通して入力した車両速度センサ17からの車両
速度情報とから、通信エリア突入後のエリア通過距離を
算出し、車両が通信エリア突入時点からある一定距離通
過した後に、応答許可信号bを車載器コントローラ8A
に出力する。
【0015】次に、本実施の形態1の動作を図2、図5
及び図8をも参照して説明する。これら各図において、
図2は路上機周囲の通信エリアにおける受信電界強度の
分布を示す図であり、図5は本実施の形態1における通
信シーケンスを示す図であり、図8は本実施の形態1の
動作を説明するフローチャートである。
【0016】図2に示すように、料金収受情報の受信電
界強度は、料金所の路上アンテナの直下が一番高く、路
上アンテナより離れるに連れて徐々に低下する。そして
最終的に、受信電界強度は車載器において通信エリアで
あることを認識できる受信感度判定レベル(以下、感度
レベルと記載する。)以下に低下する。車載器は受信電
界強度が感度レベルを越えたときに通信エリアに突入し
たことを判定し、受信電界強度が感度レベルを下回った
ときに通信エリアを通過したことを判定する。
【0017】しかし、通信エリア突入地点および通過地
点付近の通信不安定エリアA,Bは、受信電界強度が感
度レベルを越えたり下回ったりすることを頻繁に繰り返
し、通信不安定エリアとなる。従って、車両が低速で通
信不安定エリアAに突入し、路上機からの通信信号1に
対して返信を開始し、路上機からの通信信号nを受信す
るときに、通信不安定となる。その結果、路上機は車載
器に対して応答を呼びかけるため、所定の回数通信信号
nを繰り返し送信するというリトライ動作を行う。リト
ライ動作を所定回数繰り返すと、路上機側では、車載器
の不正利用と判断し、以降、この車載器からの電波を受
け付けず通信不能とする。
【0018】そこで本実施の形態は、道路の渋滞等によ
り複数車両の近接走行、低速走行、通信不安定エリアで
の停止が発生する場合は、図2に示すように、車両が通
信エリアに突入してから一定距離(返信制限区間)通過
した時点(返信開始時期)で、返信を開始する。
【0019】次に、本実施の形態の動作の詳細を図8に
示すフローチャートに従って説明する。先ず、比較回路
6は電界強度検出器5より入力した電界強度検出器出力
値と予め設定した感度レベルとを比較し(ステップS
1)、電界強度検出器出力値が感度レベルより大きいと
きは電界強度判定信号を車載器コントローラ8Aへ出力
すると共に、通信エリアへの突入を認識する(ステップ
S3)。
【0020】通信エリアへの突入を認識したならば、通
信エリア突入信号aを通信エリア通過距離演算回路15
へ出力する(ステップS4)。
【0021】通信エリア通過距離演算回路15は車両速
度センサ17より車両速度情報を入力すると共に、通信
エリア突入信号aが入力されたか否かを判定する(ステ
ップS5)。通信エリア突入信号aの入力が判定された
ならば、車両速度情報を基に通信エリア突入信号aの入
力時点より通信エリア内車両走行距離(または走行時
間)を算出する。算出された通信エリア内車両走行距離
が車両速度に応じて予め設定された返信制限区間より長
いか否かを判定し(ステップS7)、車両の通信エリア
内車両走行距離が返信制限区間より長いと判断されたな
らば(ステップS7)、通信不安定エリアを通過したと
して図5に示すように、通信エリア通過距離演算回路1
5は車載器コントローラ8Aに応答許可信号bを出力す
る。応答許可信号bを出力した後も車両速度センサ17
より車両速情報を入力し、通信エリア内における車両の
走行距離を演算し、走行距離が通信エリアを越えたか判
定する。
【0022】一方、車載器コントローラ8Aは応答許可
信号bを入力したか否かを判定し、応答許可信号bを入
力しない場合は車載器は路上機に対して応答不可状態と
なる(ステップS10,11)。しかし、図5に示すよ
うに、車載器コントローラ8Aは応答許可信号bを入力
し、且つ、路上機からの送信された通信信号1を受信し
たならば(ステップS12)、通信信号2を路上機に送
信する(ステップS13)。通信信号2の送信により、
料金収受のための通信が開始され、車載器と路上機との
間で複数回に亘って通信信号の授受が行われる(ステッ
プS14〜16)。通信信号の授受の結果、予め設定さ
れた通信の終了を示す通信信号Nを受信すると(ステッ
プS17)、通信終了信号cを通信エリア通過距離演算
回路15に出力する(ステップS18)。また、通信エ
リア通過距離演算回路15において、演算されたエリア
内走行距離が通信エリア長より長くなったことが判定さ
れたならば、通信エリア内車両走行距離計算を終了し
(ステップS19)、当該通信エリア内車両走行距離計
算結果をクリアし(ステップS19a)、次の通信エリ
アにおける走行距離計算に備える。
【0023】以上のことから、図2に示すような通信不
安定エリアでは路上機との通信を停止することで、通信
不安定エリアにおける渋滞などによる複数車両の近接走
行や、低速走行、停車した場合でもリトライ回数のオー
バにより通信が不能となることなく、通信不安定エリア
を通過時には正常な通信可能となる。
【0024】また、電界強度判定信号によって受信デー
タの入力を受け入れるか否かを判断できる車載器コント
ローラの場合は、データ復調器4からの復調後の通信信
号を受信データとして入力できるため、論理積回路7を
必要としない。また、車両速度センサ17より入力され
る車両速度情報に基づいて通信エリア通過距離演算を車
載器コントローラで行う場合は、通信エリア通過距離演
算回路15を必要としない。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1では、電
界強度検出器出力値が感度レベルより大きいと判定時に
通信エリアへの突入を認識した。しかし、本実施の形態
では図5の通信シーケンスおよび図9のフローチャート
に示すように路上機より通信信号1を受信すると(ステ
ップS2)、送信する信号周波数を認識すると共に、通
信エリアへの突入を認識する(ステップS3a)。通信
エリアへの突入を認識したならば、通信エリア突入信号
aを通信エリア通過距離演算回路15へ出力する(ステ
ップS4)。尚、他の動作に関しては実施の形態1の動
作と同様である。
【0026】実施の形態3.上記実施の形態1,2は車
両低速走行時には、通信不安定エリアを通過した地点ま
で返信を制限するという返信制限区間(通信エリア通過
距離演算回路が通信エリア突入信号aを受信してから応
答許可信号bを出力するまでの区間)を通信不安定エリ
アに基づいて設定したが、実際、通信エリア付近に渋滞
が無く高速道路に合わせた高速で通信エリアを通過でき
る場合は、低速走行時に合わせて設定した返信制限区間
を過ぎて返信を開始すると、受信電界強度が良好な通信
エリアにおける通信時間を充分に確保できない状態で通
信エリアを通過する可能性がある。
【0027】本実施の形態3は、このような点に注目
し、車両高速走行時には図3の受信電界強度の分布図に
示すように通信不安定エリアをほぼ過ぎた地点までを返
信制限区間とし、この区間を過ぎると図6の通信シーケ
ンスに示すように、通信エリア通過距離演算回路15
(図1を参照)より出力された応答許可信号bに応答し
て車載器返信を開始する。尚、図3に示すように、車両
は高速走行時に通信エリア突入後、通信不安定エリアを
短時間で通過して受信電界強度が良好なエリアに入るた
め、返信を早期に開始する必要がある。従って、返信制
限区間を通信不安定エリアの長さとほぼ同じとする。
【0028】しかし、渋滞による車両の低速走行時に
は、通信不安定エリア付近で停止する可能性もあるた
め、返信制限区間を通信不安定エリアを充分に越え、受
信電界強度が良好となる地点まで広げる。即ち、返信制
限区間は車両速度に応じて設定することで返信開始位置
を可変する。
【0029】次に本実施の形態3を図10に示すフロー
チャートをも参照して説明する。尚、本フローチャート
において、図9に示すフローチャートと同一ステップ番
号を示す処理内容は同一処理を行う。従って、本実施の
形態2では車両走行速度に応じて返信制限区間を計算す
る処理を中心に説明を行う。通信エリア通過距離演算回
路15は車両速度センサ17より車両速度情報を入力す
ると共に、通信エリア突入信号aが入力されたか判定す
る(ステップS5)。通信エリア突入信号aの入力が判
定されたならば、車両速度情報と通信エリア突入信号a
の入力時点より通信エリア内車両走行距離(または走行
時間)の算出を開始する(ステップS6)。
【0030】次に車両速度情報に基づいて返信制限区間
を計算する(ステップS6a)。この返信制限区間は図
3に示すように、車両低速走行時に比べて車両高速走行
時は短い。返信制限区間を図6の通信シーケンスに基づ
いて説明すると、車両高速走行時は、車載器コントロー
ラ8Aより通信エリア突入信号aが通信エリア通過距離
演算回路15に入力されてから、応答許可信号bが通信
エリア通過距離演算回路15から車載器コントローラ8
Aに出力されまでの期間(返信制限区間)は車両低速走
行時に比べて短い。
【0031】算出された通信エリア内車両走行距離が車
両速度に応じて予め設定された返信制限区間より長いか
否かを判定し(ステップS7)、車両の通信エリア内車
両走行距離が返信制限区間より長いと判断されたなら
ば、返信制限区間を通過したとして図6に示すように、
通信エリア通過距離演算回路15は車載器コントローラ
8Aに応答許可信号bを出力する(ステップS8)。応
答許可信号bを出力した後も車両速度センサ17より車
両速度情報を入力し、通信エリア内における走行距離を
演算し、走行距離が通信エリアを越えたか判定する(ス
テップS9)。
【0032】以上のように車両速度が遅い場合は返信制
限区間(返信制限距離)を長く、車両速度が速い場合は
返信制限区間(返信制限距離)を短くといったように、
車両速度に応じて変動させる。この結果、車両速度が速
い場合においても、通信エリア内での通信可能時間を十
分確保できるようになる。
【0033】実施の形態4.本実施の形態4は、上記実
施の形態1ないし3の動作に加えて、路上機と車載器と
の通信が終了したならば車載器より路上機への返信(車
載器返信)を不可とし、そして、車両が現在の通信エリ
アを離脱したことを判定したならば車載器返信不可を解
除して通常通信を行う。
【0034】これは、路上機が、通信エリア内に存在す
る、ある車載器と料金収受に関する通信を終了したとし
ても、他の車載器と料金収受に関する通信を行うため
に、通信信号1を送信する。通信終了後の車載器は、こ
の通信信号1が、料金収受に関する通信を終了した路上
機からの通信信号であることを認識できないため、通信
信号を返信する。路上機、車載器共に、料金収受に関す
る通信が終了していることを認識するためには、数回通
信を行う必要がある。このため、現在通信を行っている
路上機と、既に料金収受に関する通信を終了していると
認識する前に、通信エリアを通過してしまうと、車載器
コントローラ8Aに返信する路上機からの規定の信号の
待ち状態となる。このため、路上機が同一車線内に複数
固存在する場合は、前方の通信終了後の路上機からの規
定の信号の待ち状態で次の路上機の通信エリアに入るこ
とがあり得る。
【0035】この結果、車載器は次の通信エリアにおい
ては、上記路上機から送信されべき規定の信号の受信待
ちとなり、路上機が通信開始時に送信する信号を受け付
けない状態となって信号通信は先に進まなくなる。そこ
で本実施の形態3は、このような事態を回避するために
通過する通信エリア内で通信が終了したならば、通信エ
リアを離脱するまで返信を不可とする。
【0036】以下、本実施の形態4の動作を図4に示す
受信電界強度の分布図、図7に示す通信シーケンスおよ
び図11に示すフローチャートに従い、車載器返信不可
処理および車載器返信不可解除処理を中心に説明する。
図4、7に示すように、車両が返信開始位置より路上機
と通信を行いながら通信エリアを走行時に、路上機より
通信終了を示す通信信号Nを車載器コントローラ8Aで
受信すると、通信終了信号cを通信エリア通過距離演算
回路15へ出力する。次に、車載器コントローラ8Aは
通信エリア通過距離演算回路15より通信エリア離脱信
号dを入力するまで車載器コントローラ8Aより路上機
への返信を不可にする。通信エリア通過距離演算回路1
5より通信エリア離脱信号dが入力されると、車載器コ
ントローラ8Aは車載器返信不可命令を解除して通常通
信を可能とする。
【0037】次に上記動作を図11に示すフローチャー
トに従って説明する。通信エリア通過距離演算回路15
は応答許可信号bを出力したならば(ステップS8)、
車両速度情報に基づき、通信エリア内における走行距離
が通信エリア長より長いか否か判定する(ステップS
9)。このとき通信エリア内走行距離が通信エリア長よ
り長いと判定されたならば、通信エリア内車両走行距離
計算を終了し、通信エリア離脱信号dを出力する(ステ
ップS21)。通信エリア離脱信号dを出力した後に、
通信エリア通過距離演算回路15は、当該通信エリア内
車両走行距離計算結果をクリアし(ステップS19
a)、次の通信における走行距離計算に備える。
【0038】一方、車載器コントローラ8Aは、図7の
通信シーケンス図に示すように複数回(k)の信号送受
信の結果、路上機より通信終了を示す通信信号Nを受信
すると通信終了信号cを通信エリア通過距離演算回路1
5に出力する(ステップS18)。通信エリア通過距離
演算回路15は通信終了信号cを入力すると、当該通信
エリア内走行距離計算結果をクリアし(ステップS19
a)、次の通信エリアにおける走行距離計算に備える。
【0039】通信終了信号cを出力した後に、車載器コ
ントローラ8Aは、路上機への返信を不可にする命令を
実行する(ステップS20)。この命令を実行しなが通
信エリア内を走行時に、通信エリア通過距離演算回路1
5より通信エリア離脱信号dが入力されたことを判断し
たならば(ステップS22)、車載器返信不可命令を解
除し、通常通信が可能となる(ステップS23,2
4)。
【0040】以上のように、本実施の形態4によれば、
通信終了した前方路上機からの通信終了後の通信データ
及び返信ウェイト信号を後方路上機の通信エリアまで持
ち越すことがなくなり、前方路上機からの通信データ及
び返信ウェイト信号による後方路上機への通信妨害を解
消することができる。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、車載器の返信制限
を、通信信号受信後にかければ、車両の停止や、速度、
及び近接車両に関係なく、路上機のサードローブや近接
車両からの反射波等の影響で発生する電界強度の変動に
よる、路上機、車載器間の通信不能を抑えられるという
効果がある。この発明によれば、路上機からの通信信号
を受信してから通信エリアに突入したと認識するため、
電界強度の誤認識、誤検出による通信エリア内車両一の
誤認識が無くなり、所望の位置まで返信制限をかけるこ
ろが可能となり、理想的な状態で通信することが可能と
なるという効果がある。
【0042】この発明によれば、車載器が路上アンテナ
から、どれだけ離れているかを認識できるため、理想的
な状態で通信することが可能となるという効果がある。
【0043】この発明によれば、車両速度に応じて返信
制限区間を変動させられるため、車両速度に関係なく通
信可能時間を十分確保できるという効果がある。
【0044】この発明によれば、通信エリア内にて通信
終了後、ある地点まで路車間通信を車載器側で遮断する
ため、同一車線内に路上機が複数連続するような場合に
おいても、通信終了した前方路上機からの通信終了後の
データによる後方路上機への通信妨害を解消することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る車載器の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1,2の動作を説明す
るための受信電界強度の分布図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の動作を説明するた
めの受信電界強度の分布図である。
【図4】この発明の実施の形態4の動作を説明するため
の受信電界強度の分布図である。
【図5】 この発明の実施の形態1,2の動作を説明す
るための通信シーケンス図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の動作を説明するた
めの通信シ−ケンス図である。
【図7】この発明の実施の形態4の動作を説明するため
の通信シーケンス図である。
【図8】 この発明の実施の形態1の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態3の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態4の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】 従来の車載器の構成図である。
【図13】 従来の車載器の動作を説明するための通信
シーケンス図である。
【符号の説明】
1R 受信アンテナ、1T 送信アンテナ、8A 車載
器コントローラ、15通信エリア通過距離演算回路、1
6 車両速度センサインターフェース、17車両速度セ
ンサ。
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月3日(2000.10.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】これは、路上機が、通信エリア内に存在す
る、ある車載器と料金収受に関する通信を終了したとし
ても、他の車載器と料金収受に関する通信を行うため
に、通信信号1を送信する。通信終了後の車載器は、こ
の通信信号1が、料金収受に関する通信を終了した路上
機からの通信信号であることを認識できないため、通
信信号を返信する。路上機、車載器共に、料金収受に関
する通信が終了していることを認識するためには、数回
通信を行う必要がある。このため、現在通信を行ってい
る路上機と、既に料金収受に関する通信を終了している
と認識する前に、通信エリアを通過してしまうと、車載
器コントローラ8A返信に対する路上機からの規定の
信号の待ち状態となる。このため、路上機が同一車線内
に複数固存在する場合は、前方の通信終了後の路上機か
らの規定の信号の待ち状態で次の路上機の通信エリアに
入ることがあり得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】この結果、車載器は次の通信エリアにおい
ては、上記路上機から送信されべき規定の信号の受信待
ちとなり、路上機が通信開始時に送信する信号を受け付
けない状態となって信号通信は先に進まなくなる。そこ
で本実施の形態は、このような事態を回避するために
通過する通信エリア内で通信が終了したならば、通信エ
リアを離脱するまで返信を不可とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】一方、車載器コントローラ8Aは、図7の
通信シーケンス図に示すように複数回(k)の信号送受
信の結果、路上機より通信終了を示す通信信号Nを受信
すると通信終了信号cを通信エリア通過距離演算回路1
5に出力する(ステップS18)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、車載器の返信制限
を、通信信号受信後にかければ、車両の停止や、速度、
及び近接車両に関係なく、路上機のサードローブや近接
車両からの反射波等の影響で発生する電界強度の変動に
よる、路上機、車載器間の通信不能を抑えられるという
効果がある。この発明によれば、路上機からの通信信号
を受信してから通信エリアに突入したと認識するため、
電界強度の誤認識、誤検出による通信エリア内車両位置
の誤認識が無くなり、所望の位置まで返信制限をかける
ころが可能となり、理想的な状態で通信することが可能
となるという効果がある。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月20日(2000.10.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】これは、路上機が、通信エリア内に存在す
る、ある車載器と料金収受に関する通信を終了したとし
ても、他の車載器と料金収受に関する通信を行うため
に、通信信号1を送信する。通信終了後の車載器は、こ
の通信信号1が、料金収受に関する通信を終了した路上
機からの通信信号であることを認識できないため、通信
信号を返信する。路上機、車載器共に、料金収受に関
する通信が終了していることを認識するためには、数回
通信を行う必要がある。このため、現在通信を行ってい
る路上機と、既に料金収受に関する通信を終了している
と認識する前に、通信エリアを通過してしまうと、車載
器コントローラ8Aは返信に対する路上機からの規定の
信号の待ち状態となる。このため、路上機が同一車線内
に複数固存在する場合は、前方の通信終了後の路上機か
らの規定の信号の待ち状態で次の路上機の通信エリアに
入ることがあり得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】この結果、車載器は次の通信エリアにおい
ては、上記路上機から送信されべき規定の信号の受信
待ちとなり、路上機が通信開始時に送信する信号を受け
付けない状態となって信号通信は先に進まなくなる。そ
こで本実施の形態4は、このような事態を回避するため
に通過する通信エリア内で通信が終了したならば、通信
エリアを離脱するまで返信を不可とする。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路を走行する車両に搭載され、路
    上側に設置された路上機と料金収受に関する情報を交信
    し、この情報に基づいて料金収受を行うETC情報通信
    制御用車載器において、 車両が路上機との通信が可能となる通信エリアに突入時
    より、前記車両が前記通信エリア内を一定距離移動する
    まで前記路上機との通信を不可とする通信制限区間を設
    定する制限区間設定手段と、 車両が前記通信エリア内に突入時よりこの通信エリア内
    での車両移動距離を算出する移動距離算出手段と、 この移動距離算出手段により算出された車両移動距離が
    前記制限区間設定手段で設定された通信制限区間を越え
    た否かを判定し、前記車両移動距離が通信制限区間を越
    えたと判断されたとき前記路上機と通信を開始する通信
    制御手段とを備えたことを特徴とするETC情報通信制
    御用車載器。
  2. 【請求項2】 前記制限区間設定手段は、車両走行速度
    が高速の場合には通信制限区間を狭く設定し、前記車両
    走行速度が低速の場合には前記通信制限区間を広く設定
    することを特徴とする請求項1に記載のETC情報通信
    制御用車載器。
  3. 【請求項3】 前記制限区間設定手段は、車両の通信エ
    リア突入時点より通信開始時までの時間を車両走行速度
    に応じて伸張することで通信制限区間を設定することを
    特徴とする請求項2に記載のETC情報通信制御用車載
    器。
  4. 【請求項4】 前記制限区間設定手段は、当該通信エリ
    ア内において、路上機と車両間で料金収受に関する通信
    の終了後から、通信終了した路上機からの信号を受信し
    なくなる区間まで、路上機と車両間の通信を不可とする
    通信制限区間を設定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のETC情報通信制御用車載器。
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