JP3365050B2 - 車両用情報伝達装置 - Google Patents

車両用情報伝達装置

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JP3365050B2 JP13460894A JP13460894A JP3365050B2 JP 3365050 B2 JP3365050 B2 JP 3365050B2 JP 13460894 A JP13460894 A JP 13460894A JP 13460894 A JP13460894 A JP 13460894A JP 3365050 B2 JP3365050 B2 JP 3365050B2
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
    • G08G1/017Detecting movement of traffic to be counted or controlled identifying vehicles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用情報伝達装置に係
り、特に、高速道路等の有料道路において現在の残高で
到達可能な範囲を報知する車両用情報伝達装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、有料施設の利用料金の収受、例え
ば、有料道路の通行料金の収受等に、プリペイド方式の
カードを利用した自動料金収受装置が開発されている。
このプリペイド方式では、カード内に予め支払った金額
を記録しておき、有料道路を利用する度に、出口の料金
所ゲートにおいて無線通信によりカードに記録された金
額から通行料金を減算し残高をカード内に記録してい
る。
【0003】しかしながら、この自動料金収受装置で
は、カードに記録された残高が通行料金等の必要な金額
に満たない場合には、カードによる料金収受が困難にな
り、不足分を現金で支払う等の煩雑な作業が必要にな
る。
【0004】この問題を解決するために、特開平5−2
74507号には、カードに記録された残高と予め設定
された限度額とを比較し、この残高が限度額に満たない
場合には、その旨を利用者に報知する技術が開示されて
いる。
【0005】なお、本発明に関連する技術としては、特
開平5−35933号公報、特開平5−210771号
公報、特開平4−233067号公報、特開平4−25
5090号公報、特開平5−274507号公報記載の
技術がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有料道
路の通行料金は走行距離が増加するに従って高額になる
ため、有料道路の入口ゲートで残高が充分あっても出口
ゲートまでの距離が長いと途中で残高不足になることが
ある。
【0007】また、サービスエリアでのサービスに対す
る支払いもこのカードで行なえる方式であると出口ゲー
トまでの距離が短くても、サービスエリア内での使用状
態によっては、出口ゲートで残高不足になることがあ
る。
【0008】従って、残高が限度額に満たない場合に報
知する上記従来の自動料金収受装置では、刻々と変化す
る残高に対応できる構成になっていないため、有効な情
報をドライバに報知することができず、有料道路等の有
料領域の出口ゲートで残高不足になり、停車して現金で
精算する等の煩雑な作業が必要である、という問題があ
る。
【0009】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたもので、現在のカード内の残高で到達可能範囲を利
用者に報知することにより有料領域の出口ゲートで煩雑
な作業を不要とした車両用情報伝達装置を提供すること
を目的とする。
【0010】また、本発明は走行状態に応じた料金を報
知することにより有料領域の出口ゲートで煩雑な作業を
不要とした車両用情報伝達装置を提供することを他の目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、残高
情報を増加させる残高積み増し装置の設置領域に自車が
進入したことを検出する検出手段と、前記検出手段によ
り残高積み増し装置の設置領域に自車が進入したことを
検出したときに、路上機から送信される残高積み増し装
置の位置情報と現在の残高情報とから得られる到達可能
な出口ゲートまでに存在する残高積み増し装置の位置情
報に基づいて、残高積み増し装置の位置を報知する報知
手段と、を備えている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記報知手段は、残高情報と予め定められた料金情
報とに基づいて算出された到達可能な到達可能範囲を更
に報知することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記到達可能範囲の算出は、停車中に終了すること
を特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】請求項1の発明によれば、路上機から送信され
た残高積み増し装置の位置情報と現在の残高情報とに基
づいて、現在の残高情報で到達可能な出口ゲートまでに
存在する残高積み増し装置の位置情報を求め、この位置
情報に基づいて残高積み増し装置の位置を報知する。こ
れにより、残高積み増し装置の位置や積み増しのタイミ
ングをドライバに報知して、残高の積み増しのし忘れを
防止することができる。 ここで、残高情報は、車両用情
報伝達装置に装着可能なカードに記録しておいてもよ
い。カードとしては、予め支払った金額を残高情報とし
て記録するICカード、LSIカード、磁気カード、ま
たはホログラムカード等のプリペイド方式のカードを使
用することができる。
【0023】請求項の発明によれば、残高情報と予め
定められた料金情報とに基づいて算出された到達可能な
到達可能範囲を更に報知することにより、出口ゲートで
残高不足になることを防止することができる。
【0024】
【0025】請求項3の発明によれば、前記到達可能範
囲の算出を停車中に終了することにより、車両走行時と
比較して確実にデータの送受信を行うことができる。ま
た、発進時には、速やかに到達可能範囲を確認すること
ができる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】なお、上記の到達可能範囲の報知は、有料
道路の入口ゲートやサービスエリア内に進入したときに
行うことができる。
【0041】
【0042】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。本実施例は、車両に搭載された車載機
(詳細は後述)と、有料道路の入口ゲートや出口ゲート
等の地上側に設置された路上機との間で電波通信を行う
ことによって、車両が走行した通行区間(経路)や車種
を判別し、入口ゲート及び出口ゲートにおいて車両が停
止することなく通行料金を自動的に収受する自動料金収
受装置に本発明を適用したものである。以下の実施例で
は、報知手段を車両に搭載させた例について説明する。
【0043】図1に示すように、車両90に搭載される
車載機30は、後述するように、料金残額情報等が格納
されたICカード62が着脱可能なICカードリードラ
イト装置60を備えている(図5参照)。この車載機3
0は、車両ナンバー等からなるIDコード及び車種情報
等の固定データを記憶した記憶回路を備えると共に、I
Cカードリードライト装置60によって装着されたIC
カード62の料金残高情報を参照したり、ICカード6
2に料金残額情報の書き込みを行う。
【0044】一方、地上側設備としては、後述するよう
に、有料道路の入口ゲート100、分岐点の直前又は直
後等の途中経路200、サービスエリア内、及び出口ゲ
ート300の各々に車載機30と各種の情報を授受する
ための路上機が設置されている。
【0045】入口ゲート100には、フラットアンテナ
からなる入口アンテナ117と、入口アンテナ117と
接続された入口アンテナ制御装置132とからなる路上
機が設置されている。この入口アンテナ制御装置132
により入口アンテナ117を介して、有料道路の入口ゲ
ート情報を車両に搭載された車載機30送信し、また車
載機30からの信号を受信することができる。なお、入
口ゲート100には、自動料金収受が行えないため手払
いによって通行料金を支払う車両のために、従来と同様
の通行券を発行する通行券発行装置123が設置されて
いる。また、入口アンテナ制御装置132は、有料道路
への進入車両を統括的に管理する等のために、中央コン
ピュータ400へ接続されている。
【0046】途中経路200には、フラットアンテナか
らなる経路把握アンテナ217と、経路把握アンテナ2
17に接続された経路把握アンテナ制御装置232とか
らなる路上機が設置されている。この経路把握アンテナ
制御装置232により経路把握アンテナ217を介し
て、分岐点からどちらの経路を選択して走行したかを示
す情報や有料道路をどのような経路で走行したかを表す
経路通過情報(経路把握アンテナ制御装置の設置位置情
報等)等を車載機30に対して送信する。また、経路把
握アンテナ制御装置232は、有料道路における車両の
走行状態を統括的に管理する等のために、中央コンピュ
ータ400へ接続されている。
【0047】出口ゲート300には、電波による情報授
受の確実性を向上させるために、フラットアンテナから
なる予告アンテナ317と料金所アンテナ341との2
種類のアンテナが配設されている。この予告アンテナ3
17には予告アンテナ制御装置331が接続され、料金
所アンテナ341には料金所アンテナ制御装置332が
接続されている。これらの予告アンテナ制御装置331
及び料金所アンテナ制御装置332は、中央コンピュー
タ400に接続されたローカルコントローラ380に接
続されている。これらの予告アンテナ317、料金所ア
ンテナ341、予告アンテナ制御装置331及び料金所
アンテナ制御装置332は、本発明の路上機として作用
するが、予告アンテナ317及び予告アンテナ制御装置
331は省略することもできる。
【0048】また、出口ゲート300には、画像処理等
によって車種を判別する車種検出システム360、料金
未払いで通過する車両等の不正通行車両を撮影するカメ
ラ352が接続された不正通行車撮影システム350、
自動料金収受ができない車両に対する料金手払システム
321が設置されている。これらの各システムをローカ
ルコントローラ380で一括して制御することによっ
て、料金収受不能等に対する処置を行うと共に、車両が
走行した通行区間(経路)及び車種に応じた通行料金を
自動的に収受している。また、中央コンピュータ400
とローカルコントローラ380を接続することによっ
て、料金テーブル改正の情報や、不正通行車に関する情
報の授受を円滑かつ迅速に行っている。
【0049】次に、上記入口ゲート、途中経路、及び出
口ゲートの各概略構成の一例を更に説明する。
【0050】図2に示すように、本実施例の有料道路の
入口ゲート100は、3つのレーン102、104、1
06を有している。レーン102は敷地108と分離帯
110との間に形成され、レーン104は分離帯110
と分離帯112との間に形成され、レーン106は分離
帯112と敷地114との間に形成されている。これら
の複数のレーンを跨ぐように、敷地108から敷地11
4にかけてアーチ116が配設されており、アーチ11
6上には、各レーンの直上に位置するように、入口アン
テナ118、120、122が取り付けられている。入
口アンテナ118は、レーン102を走行する車両に対
して情報の授受を行い、入口アンテナ120は、レーン
104を走行する車両に対して情報の授受を行い、ま
た、入口アンテナ122は、レーン106を走行する車
両に対して情報の授受を行う。
【0051】敷地114には、入口アンテナ制御装置1
32を備えた入口ゲート制御センタ130が配設されて
おり、この入口アンテナ制御装置132には入口アンテ
ナ118、120、122が接続されている。
【0052】なお、図2では図1の入口アンテナ117
として入口アンテナ118、120、122を用いた
が、1又は2レーンにして1つ又は2つの入口アンテナ
を用いるようにしてもよく、更に多数の入口アンテナを
用いるようにしてもよい。
【0053】入口ゲート100には、各々のレーンに対
応するように手払いによって通行料を払うための通行券
を発行する通行券発行装置124、126、128が設
置されている。通行券発行装置124は、レーン102
に対応し、通行券発行装置126は、レーン104に対
応し、通行券発行装置128はレーン106に対応する
ように設置されている。これらの通行券発行装置12
4、126、128は入口ゲート制御センター130に
接続されている。
【0054】なお、アーチ116の車両進行方向の下流
側には、各レーンへの進入の可否を指示するための信号
機134、136、138が各々のレーンに対応して配
設されている。これら信号機134、136、138
は、入口ゲート制御センタ130に接続されており、各
レーンへ車両が進入可能なときの表示(例えば、青信
号)または進入が不可能なときの表示(例えば、赤信
号)の何れかを表示する。
【0055】入口ゲート制御センター130の入口アン
テナ制御装置132は、中央コンピュータ400(図1
参照)に接続されている。なお、入口アンテナ制御装置
132を中央コンピュータ400に接続することなく、
入口ゲートのみによる独立した制御系としてもよい。
【0056】図3に示すように、有料道路の分岐点の直
前である途中経路200は、2つのレーン202、20
4が隣接して敷地208と敷地214の間に形成されて
いる。これらのレーン202、204を跨ぐように、敷
地208から敷地214にかけてアーチ216が配設さ
れており、アーチ216上には、経路把握アンテナ21
8、220、222が取付けられている。経路把握アン
テナ218は、レーン202の上方に位置しレーン20
2を走行する車両に対する情報の授受を行い、経路把握
アンテナ222は、レーン204の上方に位置しレーン
204を走行する車両に対する情報の授受を行う。これ
らの経路把握アンテナ218、222の間でかつレーン
202、204の境界を示すセンターライン206の上
方には、レーン202、204に跨がるような車両に対
する情報の授受を行う経路把握アンテナ220が配設さ
れている。
【0057】敷地214には、経路把握アンテナ制御装
置232を備えた経路制御センター230が配設されて
おり、この経路把握アンテナ制御装置232には経路把
握アンテナ218、220、222が接続されている。
【0058】図4に示すように、有料道路の出口ゲート
300には、3つのレーン302、304、306が設
けられている。レーン302は敷地308と分離帯31
0の間に形成され、レーン304は分離帯310と分離
帯312の間に形成され、レーン306は分離帯312
と敷地314の間に形成されている。
【0059】これらの複数のレーンを跨ぐように、敷地
308から敷地314にかけてアーチ316が配設され
ており、アーチ316上には、予告アンテナ318、3
20、322が取付けられている。予告アンテナ318
は、レーン302の上方に位置しレーン302を走行す
る車両に対する情報の授受を行い、予告アンテナ320
は、レーン304の上方に位置しレーン304を走行す
る車両に対する情報の授受を行い、同様に、予告アンテ
ナ322は、レーン306の上方に位置しレーン306
を走行する車両に対する情報の授受を行う。
【0060】敷地314には、出口ゲート制御センタ3
30が配設されており、この出口ゲート制御センタ33
0には予告アンテナ制御装置331及び後述する料金所
アンテナ制御装置332が配設されている。予告アンテ
ナ制御装置331には、予告アンテナ318、320、
322が接続されている。
【0061】このアーチ316付近には、車種検出装置
360が配設されている。この車種検出装置360は、
各々CCDラインスキャナで構成された車種検出装置3
62、364、366を備えている。車種検出装置36
2は、レーン302を走行する車両の車種を識別するた
めに、レーン302に対応する敷地308及び分離帯3
10に配設されている。同様に、車種検出装置364
は、レーン304を走行する車両の車種を識別するため
に、アーチ316付近のレーン304に対応する分離帯
310及び分離帯312に配設され、車種検出装置36
6は、レーン306を走行する車両の車種を識別するた
めに、レーン306に対応する分離帯312及び敷地3
14に配設されている。これらの車種検出装置からなる
車種検出装置360は、ローカルコントローラ380に
接続され、CCDラインスキャナで得られた画像に基づ
いて画像処理により通過車両のシルエットを判別す
とにより車種を判別し、車種情報をローカルコントロー
ラ380に送信する。
【0062】ア−チ316が配置された位置の車両進行
方向の下流側には、上記の複数のレーンを跨ぐように、
敷地308から敷地314にかけてアーチ340が配設
されており、アーチ340上には、料金所アンテナ34
2、344、346が取り付けられている。料金所アン
テナ342は、レーン302の上方に位置しレーン30
2を走行する車両に対する料金に関連する情報の授受を
行い、料金所アンテナ344は、レーン304の上方に
位置しレーン304を走行する車両に対する情報の授受
を行い、同様に、料金所アンテナ346は、レーン30
6の上方に位置しレーン306を走行する車両に対する
情報の授受を行う。これらの料金所アンテナ342、3
44、346には、料金所アンテナ制御装置332が接
続されている。
【0063】出口ゲート300には、通行料を自動収受
できない手払いによる車両のために、各々のレーンに対
応するように料金支払ボックス324、326、328
が設置されている。料金支払ボックス324は、レーン
302に対応して配設され、料金支払ボックス326
は、レーン304に対応して配設され、料金支払ボック
ス328はレーン306に対応して配設されている。こ
れらの料金支払ボックス324、326、328の各々
には、図示しないマイクロコンピュータが配設され、図
示しないマイクロコンピュータの各々を統括的に管理す
ることによって手払いにより収受した情報を管理する料
金手払システム321を構成している。この料金手払シ
ステム321は、ローカルコントローラ380に接続さ
れている(図1参照)。
【0064】また、料金支払ボックスの車両進行方向の
下流側には、不正通行車両を撮影するための不正通行車
撮影システム350が配置され(図1参照)、不正通行
車撮影システム350の撮像装置であるカメラ352、
354、356がレーン302、304、306に対応
して配設されている。この不正通行車撮影システム35
0は、ローカルコントローラ380に接続されている。
【0065】なお、アーチ340の車両進行方向の下流
側には、各レーンへの進入の可否を指示するための信号
機334、336、338が各々のレーンに対応して配
設されている。これら信号機334、336、338
は、出口ゲート制御センター330に接続されており、
各レーンへ車両が進入可能な表示(例えば、青信号)ま
たは進入が不可能な表示(例えば、赤信号)のいずれか
を表示する。
【0066】出口ゲート制御センター330は、中央コ
ンピュータ400(図1参照)に接続されている。な
お、出口ゲート制御センター330を中央コンピュータ
400に接続することなく、出口ゲートのみによる独立
した制御系としてもよい。
【0067】次に、車両に積載される車載機30の構成
を説明する。図5に示すように車載機30は、後述する
路上機から送信された信号を受信する受信アンテナ32
を備えている。受信アンテナ32は、受信アンテナ32
で受信された変調波を検波し、データ信号を得る検波回
路34に接続されている。検波回路34は、データ信号
受信回路44を介してマイクロコンピュータを含んで構
成された信号処理回路46に接続されている。
【0068】信号処理回路46には、IDコードや車種
情報等のデータを記憶する記憶回路48及びIDコード
を含むデータ信号等を応答信号として送信する送信回路
50が接続されており、この送信回路50は送受信アン
テナ52に受信された無変調の搬送波である問合せ信号
を信号処理回路46からのデータ信号で変調して送受信
アンテナ52を介して返送する。
【0069】そして、信号処理回路46には、到達可能
範囲を表示するLCDやCRTで構成されたディスプレ
イ54及び信号処理回路46に選択信号等の信号を入力
する入力手段であるテンキー56が接続されている。
【0070】また、信号処理回路46には、ICカード
62が着脱可能なICカードリードライト装置60が接
続されている。
【0071】なお、車載機にはイグニッションオン時に
車載バッテリーから常時電源が供給されている。
【0072】次に、車載機30と通信を行う路上機につ
いて、入口ゲート100に設けられた路上機を例にして
説明する。なお、説明を簡単にするため、レーン102
を走行する車両に対する電波の授受を担当する入口アン
テナ118及び入口アンテナ制御装置132を用いて説
明する。
【0073】図6に示すように、レーン102を走行す
る車両に対する地上側の装置は、入口アンテナ118及
び入口アンテナ制御装置132から構成されている。入
口アンテナ118は、送信アンテナ22及び送受信アン
テナ26から構成されている。入口アンテナ制御装置1
32は、マイクロコンピュータを含んで構成された信号
処理回路12を備えている。この信号処理回路12は、
中央コンピュータ400に接続可能になっている。信号
処理回路12は、命令を含むデータ信号(通信要求信
号)を送信する送信回路14に接続されている。送信回
路14はミキサー18を介して送信アンテナ22に接続
されている。ミキサー18には所定周波数の搬送波を発
生する搬送波発生回路20が接続されており、ミキサー
18は送信回路14から入力される信号と搬送波発生回
路20から入力される搬送波とをミックスし、送信回路
14から入力された信号で搬送波発生回路20から入力
された搬送波を変調する。また、送信アンテナ22から
はこの変調波が電波として送信される。
【0074】搬送波発生回路20には、図5に示す車載
機30から変調されて返送され送受信アンテナ26で受
信された変調波からデータ信号を取り出す送受信回路2
4が接続されている。この送受信回路24は信号処理回
路12に接続されている。
【0075】なお、入口ゲート100における他の入口
アンテナの構成は、上記と同様の構成であるため説明を
省略する。また、途中経路200、及び出口ゲート30
0における各々のアンテナ及びアンテナ制御装置の構成
も、上記と略同様の構成であるため、説明を省略する。
【0076】次に本発明の実施例の処理ルーチンを説明
する。第1実施例は、車載機側でカードの残高情報、車
種情報及び予め定められた料金情報とから現在の残高情
報によって到達可能な出口情報を到達可能範囲として算
出し、ドライバに報知するようにしたものである。
【0077】入口ゲートに設置された路上機では、図8
に示すように車載機からの応答信号を受信するまでステ
ップ400において連続波からなる問合わせ信号を送信
し、ステップ402で車載機からの応答信号を受信した
と判断されると、ステップ404で入口ゲートナンバを
含む信号を送信する。
【0078】図7は、車載機の処理ルーチンを示すもの
で、ステップ420で路上機からの問合せ信号を受信し
たと判断されると、ステップ422において受信した問
合せ信号を搬送波として自車を特定する識別コードであ
るIDコードで搬送波を変調した変調波を応答信号とし
て送信する。
【0079】ステップ424で路上機からの信号を受信
したと判断されると、ステップ426において受信した
信号に入口ゲートナンバが含まれているかを判断するこ
とにより、現在自車が入口ゲートを通過しているか否か
を判断する。入口ゲートを通過していないときにはステ
ップ428において別処理(例えば、後述するサービス
エリア内での処理等)を実行し、入口ゲートを通過して
いるときは、ステップ430において車載機に記憶され
ている車種情報、車載機に装着されているICカードに
記憶されている情報を照合することによって得られた残
高情報、予め車載機に記録されている料金テーブルとに
基づいて、現在の残高で到達可能な出口ゲートを全て算
出する。そして、ステップ432においてLCDディス
プレイ又はCRTディスプレイ等のディスプレイ54に
出口ゲート名を表示することによってドライバに到達可
能な範囲を報知する。
【0080】なお、この第1実施例では、車載機に予め
料金テーブルを記憶しておいて到達可能な出口ゲートを
演算する例について説明したが、通信時に路上機から車
載機に料金テーブル情報を送信して車載機で到達可能な
出口ゲートを算出してもよい。このように、路上機側に
料金テーブルを格納し、路上機から車載機に料金テーブ
ル情報を送信して出口ゲートを算出する場合には、車載
機の記憶回路に常時料金テーブルを記憶させておく必要
がないので、車載機の記憶回路容量を低減することがで
きる。
【0081】また、上記第1実施例では、車種情報を車
載機の記憶回路に記憶する例について説明したが、車種
検出装置によって車種を検出して車種情報を車種検出装
置から車載機に送信してもよい。
【0082】以上説明したように本実施例では、入口ゲ
ートで到達可能な出口ゲートを確認することができるた
め、現在の残高情報で目的とする出口ゲートまで到達で
きない場合には、ドライバは現在の残高情報を増加させ
たり、目的とする出口ゲートより手前の出口ゲートで有
料道路から降りる等により、降りる出口ゲート残高不足
になることを防止することができる、という効果が得ら
れる。
【0083】次に本発明の第2実施例を説明する。この
第2実施例は、路上機側で出口ゲートを到達可能範囲と
して算出し、車載機側で到達可能範囲を報知するもので
ある。なお、図9、図10において図7、図8と対応す
る部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0084】図9に示すように、車載機で受信された信
号からステップ426において入口ゲート通過中である
と判断されると、ステップ450において車載機に予め
記憶されている車種情報及び車載機に装着されたICカ
ードを参照することによって得られた残高情報を送信
し、ステップ452において路上機で演算された出口ゲ
ート名情報を受信したと判断されたときに、ステップ4
54において受信した出口ゲート名をディスプレイに表
示する。
【0085】図10は、路上機の処理ルーチンを示すも
ので、ステップ440において車載機から送信された車
種情報及び残高情報を受信したと判断されると、ステッ
プ442において受信した車種情報及び残高情報と路上
機の記憶回路に記録されている料金テーブルとから現在
の残高情報で到達可能な出口ゲートを算出し、ステップ
444において出口ゲート名を送信する。
【0086】なお、この第2実施例では、車種情報を車
載機の記憶回路に記憶する例について説明したが、車種
検出装置によって車種を検出して検出した車種情報を車
種検出装置から路上機に送信してもよい。
【0087】以上説明したように本実施例によれば、入
口ゲートで到達可能な出口ゲートを確認することができ
ると共に、路上機側で到達可能範囲を算出しているの
で、車載機の負荷を軽減し車載機を小型、軽量にするこ
とができる、という効果が得られる。
【0088】次に本発明の第3実施例について説明す
る。本実施例は、走行途中に分岐点が存在する場合に各
経路に応じた出口情報を到達可能範囲として報知すると
共に各経路に応じた出口情報から少なくとも1つを選択
する選択手段を設け、分岐点を通過した時点で現在走行
中の経路に関連した経路以外の経路の出口情報の報知を
中止するようにしたものである。
【0089】図11は入口ゲートで応答信号を送信し、
路上機からの入口ゲートナンバが含まれている信号を受
信した後に実行される車載機の処理ルーチンを示すもの
で、ステップ460において走行路に上り、下りの差が
あるか否かを判断する。入口ゲートで上り経路と下り経
路とが分岐している場合には上り、下りの差がある場合
であり、入口ゲート通過後に上り経路と下り経路に分岐
する場合には上り、下りの差がない場合である。上り、
下りの差がある場合には、ステップ462において走行
しようとする経路方向、すなわち上り経路及び下り経路
のいずれか一方に限定し、ステップ464において走行
しようとする経路の途中に分岐点が存在しているか否か
を判断する。なお、上り、下りの差がない場合には両方
の経路に分岐点が存在しているか否かを判断する。
【0090】分岐点が存在していない場合には、上記で
説明した第1実施例と同様に記憶されている車種情報、
参照によって得られた現在の残金情報及び料金テーブル
から現在の残金情報によって到達可能な出口ゲートを算
出する。一方、分岐点が存在する場合には、ステップ4
68において車種情報、現在の残金情報及び料金テーブ
ルから各経路に応じた到達可能な出口ゲートを算出す
る。そして、ステップ470では算出した到達可能な出
口ゲート名の全てを経路毎にディスプレイに表示する。
【0091】表示された出口ゲート名の中で表示不要な
出口ゲートがある場合には、ドライバは車載機に設けら
れているテンキー等を操作することによって、表示する
出口ゲート名を選択するか又は消去する出口ゲート名を
選択する。ステップ472において出口ゲート名の選択
があったと判断されると、ステップ474で必要な出口
ゲートのみの表示を行う。
【0092】図12は分岐点を通過した時又は次の入口
ゲートに進入した時に実行される処理ルーチンを示すも
ので、ステップ476において分岐点又は入口ゲートを
通過した後に走行しなくなった経路の出口ゲート名の表
示を消去し、走行経路方向に存在する分岐点に関する出
力ゲート名のみの表示を行なう。
【0093】なお、この現在の残金情報によって到達可
能な出口ゲートは、第2実施例に示すように路上機によ
って算出し、路上機から車載機に送信して車載機に表示
するようにしてもよい。
【0094】以上説明したように本実施例によれば、分
岐した経路に応じた出口ゲート名を表示するようにして
いるので、どの経路を走行する場合においても到達可能
出口ゲートを確認することができ、また選択や分岐点通
過によって必要な出口ゲート名のみがディスプレイに表
示されるので目視がし易くなる、という効果が得られ
る。
【0095】なお、上記実施例では、入口ゲートで分岐
点の有無を判断して出口ゲートを表示する例について説
明したが、高速道路のジャンクションで分岐点の有無を
判断し、分岐点の有無に応じて出口ゲートを算出し、出
口ゲートを表示するようにしてもよい。
【0096】次に第4実施例を説明する。本実施例は、
車両がサービスエリア内に進入しかつそのサービスエリ
ア内に現金を支払ってICカードの残高を増加させる残
高積み増し装置が設置されている場合に、残高残高積み
増し装置の位置や積み増しタイミングをドライバに報知
するようにしたものである。
【0097】サービスエリアには、入口ゲートに設けら
れている路上機と同様の路上機が設置されている。この
路上機は、サービスエリアに固定配置されていてもよ
く、また車両等に搭載されてサービスエリア内の予め定
められた経路を巡回する移動型やであってもよい。
【0098】路上機では、図14に示すように、問合せ
信号を送信し車載機からの応答信号を受信すると、ステ
ップ480において残高積み増し装置の位置情報やサー
ビスエリアのナンバ等を送信する。この場合、このサー
ビスエリア内に設置されている残高積み増し装置の位置
情報のみを送信してもよく、これから走行しようとして
いる経路の途中のサービスエリアに設置されている全残
高積み増し装置の位置情報をも含めて送信するようにし
てもよい。
【0099】車載機では、図13に示すように、路上機
からの信号を受信すると、ステップ482において受信
した信号から残高積み増し装置が設置されているか否か
を判断し、残高積み増し装置が設置されている場合はス
テップ486において残高積み増し装置が設置されてい
ることと積み増しタイミングを示すために、残高積み増
し装置の位置を表示する。これによって、ドライバは、
ICカードの残高情報をディスプレイに表示させること
によって残高情報を確認し、残高を増加させる必要があ
るか否かを確認することができる。残高を増加させる必
要がある場合には、ドライバはICカードを車載機から
取外し、残高積み増し装置で残高を増加させることがで
きる。
【0100】図15は、レジの支払い機を残高積み増し
装置として、ICカードの残高情報を増加させる処理ル
ーチンの例を示すものである。この支払い機には、RA
M、CPU、図15の処理ルーチンのプログラムを記憶
したROMが設けられている。
【0101】車載機からICカードを取外し、レジの支
払い機に装着すると、レジの支払い機はステップ500
においてICカードから残高情報を読み出し、読み出し
た残高情報によって到達可能な出口ゲートを算出する。
この場合、車種情報は車載機の記憶回路に記憶されてお
り、ICカードには記録されていないため、普通車、大
型車、中型車等の各車種の各々について、上り経路及び
下り経路の各経路の各々毎に、到達可能な出口ゲートを
算出する。次のステップ502では、支払い機に設けら
れているLCDまたはCRT等の表示装置に車種、下り
経路、及び上り経路に応じた出口ゲートを全て表示す
る。
【0102】ドライバはこの表示装置の表示を確認し、
残高情報を増加させる場合には増加させる旨をレジに伝
達し、レジで支払い機に設けられているキーを操作して
残高情報を増加させる情報を入力する。ステップ504
では残高情報を増加させる情報が入力されたか否かを判
断することにより、ICカードの残高情報を変更する、
すなわち積み増しするか否かを判断し、積み増しする場
合にはステップ506において出口ゲートの指定がある
か否かを判断する。出口ゲートの指定がある場合にはス
テップ508において指定された出口ゲートに応じた料
金を表示する。
【0103】現金での支払いがあるとレジではキーを操
作して金額を入力する。次のステップ510では、現金
の支払いがあったか否かを判断し、現金の支払いがあっ
た場合にはステップ512において支払われた現金に相
当するだけ残高情報を増加させてICカードに記録す
る。
【0104】図16は、ステップ486の詳細を示すの
もで、ステップ520において受信した残高積み増し装
置の位置情報と参照した残高情報とに基づいて現在の残
高情報によって到達可能な出口ゲートまでに存在する残
高積み増し装置の位置を算出する。次のステップ522
では、現在時刻と算出された残高積み増し装置設置位置
までに要する所要時間とから到達したときに残高積み増
し装置が使用可能か否かを判断し、閉店等によって使用
できない残高積み増し装置位置を除いて積み増し可能な
残高積み増し装置が設置されている位置を算出する。な
お、この所要時間は予め平均的なものが定められてい
る。
【0105】ステップ524では積み増し可能な残高積
み増し装置設置位置の個数が所定値(例えば、一か所)
か否かを判断し、所定値の場合にはその残高積み増し装
置設置位置を通過すると積み増しができなくなるため、
ステップ526において残高積み増し装置設置位置を表
示することによってICカードに積み増しをするようド
ライバに報知する。なお、この場合、確実にドライバに
報知するために音声等を併用して報知するのが好まし
い。
【0106】なお、本実施例では残高積み増し装置が設
置されていることと積み増しタイミングを示すために、
残高積み増し装置の位置を表示する例について説明した
が、残高積み増し装置が設置されていることのみ、又は
積み増しタイミングのみを音声、アイコン、又は残高積
み増し装置の位置等によって報知するようにしてもよ
い。
【0107】以上説明したように本実施例によれば、残
高残高積み増し装置の位置や積み増しタイミングをドラ
イバに報知するようにしているため、残高の積み増しの
し忘れを防止することができる、という効果が得られ
る。
【0108】次に本発明の第5実施例を説明する。本実
施例は、停車中に車載機側で到達可能な出口ゲートを算
出するようにしたものである。本実施例ではサービスエ
リア内に路上機を設けておく。この路上機は、サービス
エリアに固定配置されていてもよく、また車両等に搭載
されてサービスエリア内の予め定められた経路を巡回す
る移動型やであってもよい。
【0109】図18に示すように、路上機で車載機から
の応答信号が受信されたと判断されると、ステップ53
0においてサービスエリアのナンバと料金テーブルとを
送信する。
【0110】車載機では、図17のステップ532及び
ステップ534に示すように、所定時間毎に路上機から
の問合せ信号が受信されたか否かを判断しており、路上
機からの問合せ信号を受信したと判断すると、ステップ
536において車載機の電源をオンし応答信号を送信す
る。ステップ538で路上機からの信号を受信したと判
断されると、ステップ540において路上機から送信さ
れたサービスエリアのナンバ、料金テーブルの情報を記
憶し、車載機の電源をオフにする。このように車載機の
電源をオンオフすることによって、停車時のバッテリ消
耗を防止することができる。
【0111】ステップ542では、イグニッションスイ
ッチがオンされたか否かを判断し、イグニッションスイ
ッチオンの場合には、ステップ544において車載機に
サービスエリアのナンバが記憶されているか否かを判断
することによりサービスエリア内に停車しているか否か
を判断し、サービスエリア内に停車している場合にはス
テップ548において車載機にICカードが装着されて
いるか否かを判断する。ここで、ICカードが装着され
ているか否かを判断するのはサービスエリア内では車載
機からICカードを取外し売店等での買物のために使用
したり積み増しのために使用する場合があるからであ
る。
【0112】ステップ548でICカードが装着されて
いると判断されると、ステップ550において車種情
報、残高情報及び料金テーブルから到達可能な出口ゲー
トを算出し、ステップ552において出口ゲート名をデ
ィスプレイに表示することによって報知すると共に、記
憶されているサービスエリアのナンバ、料金テーブルの
情報を消去する。到達可能な出口ゲートの算出には、数
msec程度必要なだけであるので、イグニッションス
イッチオンと略同時に、すなわち停車中に到達可能な出
口ゲートが算出され、出口ゲート名が報知されることに
なる。
【0113】以上説明したように本実施例では、停車中
に通信を行い現在の残高情報で到達可能な出口ゲートを
算出するようにしているため、車両走行時と比較して多
くのデータを送受信することができ、これによって確実
にデータの送受信を行なうことができる、という効果が
得られる。
【0114】次に本発明の第6実施例を説明する。本実
施例は、車両停車中に路上機側で到達可能出口ゲートを
算出して車載機で報知するようにしたものである。
【0115】図20はサービスエリア内に設けられた固
定路上機又は可動路上機の処理ルーチンを示すもので、
ステップ402で車載機からの応答信号を受信したと判
断されると、ステップ560でサービスエリアのナンバ
を示すサービスエリアナンバ情報を送信し、ステップ5
62で車載機から送信された車種情報及び残高情報を受
信したか否かを判断する。ステップ562の判断が肯定
のときには、ステップ564において車種情報、残高情
報及び料金テーブルから現在の残高情報で到達可能な出
口ゲートを算出し、ステップ566において算出した出
口ゲート名を送信する。
【0116】図19はイグニッションオンと同時に実行
される車載機の処理ルーチンを示すもので、問合せ信号
を受信して応答信号を送信し、路上機からの信号を受信
すると、ステップ570で受信した信号からサービスエ
リア内に停車してか否かを判断し、サービスエリア内に
停車していると判断されると、ステップ574において
ICカードが車載機に装着されているか否かを判断し、
ICカードが装着されている場合にはステップ576に
おいて車種情報及びICカードを参照することによって
得られた現在の残高情報を路上機に送信する。この信号
を受信した路上機は、上記で説明したステップ564で
現在の残高情報によって到達可能な出口ゲートを算出し
て送信する。ステップ578で出口ゲートを受信したと
判断されるとステップ580において車載機のディスプ
レイに出口ゲート名を表示する。
【0117】なお、本実施例では、車種情報を車載機の
記憶回路に記憶する例について説明したが、サービスエ
リア内に車種検出装置を設置し、設置した車種検出装置
によって車種を検出して検出した車種情報を車種検出装
置から路上機に送信してもよい。
【0118】次に本発明の第7実施例を説明する。本実
施例は、車載機側で現在までに走行してきた区間の料金
を算出し、現在の残高情報から現在までに走行してきた
区間の料金を減算して報知するようにしたものである。
図22に示すように、路上機では車載機からの応答信号
を受信するとステップ582においてサービスエリアナ
ンバ情報と一区間の基準金額を示すデータを送信する。
【0119】車載機では、図21に示すように、受信し
た信号からサービスエリア内に停車又はサービスエリア
内を走行しているか否かを判断し、サービスエリア内で
ない場合は別処理を行い、サービスエリア内であると判
断されると、ステップ588において記憶されている車
種情報、路上機から送信された一区間の基準金額及び現
在までに走行してきた区間情報から現在まで走行してき
た区間の料金である区間料金を算出する。現在まで走行
してきた区間情報は、過去の走行履歴を示す入口ゲート
ナンバ及び立ち寄ったサービスエリアナンバ記憶してお
いて、記憶されている入口ゲートナンバ及びサービスエ
リアナンバと現在位置しているサービスエリアのナンバ
とから求めることができる。
【0120】そして、ステップ590において現在の残
高情報から算出した区間料金を減算した差を新しい残高
情報として表示する。これによって、走行状態に応じた
残高を表示するとができる。
【0121】以上説明したように本実施例では、現在ま
でに走行してきた区間に応じた残高を表示するとができ
るので、現在の残高で次のどの区間まで走行することが
できるか、又は目的の出口ゲートまで走行するためには
残高の積み増しが必要か等を判断することができる、と
いう効果が得られる。
【0122】次に本発明の第8実施例を説明する。本実
施例は路上機側で現在までに走行してきた区間の料金を
算出し、車載機で報知するようにしたものである。
【0123】路上機では、図24に示すように、ステッ
プ402で車載機からの応答信号を受信したと判断され
ると、ステップ592においてサービスエリアナンバ等
の情報を送信し、ステップ594において車載機から送
信された車種情報及び走行区間を示す走行履歴情報を受
信したか否かを判断する。これらの情報を受信した場合
には、ステップ596において車種情報、走行履歴情報
及び一区間の基準金額に基づいて区間料金を算出し、ス
テップ598において区間料金を送信する。
【0124】図23は車載機の処理ルーチンを示すもの
で、ステップ424で路上機からの信号を受信すると、
ステップ600において自車がサービスエリア内に位置
しているか否かを判断し、サービスエリア内に位置して
いない場合には別処理を行い、サービスエリア内に位置
している場合には車種情報と走行区間を示す走行履歴と
を送信し、ステップ606において路上機で演算されて
送信された区間料金情報を受信したか否かを判断する。
区間料金情報を受信した場合にはステップ608におい
てICカードから残高情報を参照し、残高情報から区間
料金を検算してその差を表示する。
【0125】上記第1実施例〜第8実施例の各実施例で
は、出口情報である出口ゲートを到達可能範囲として報
知する例について説明したが、本発明はこれの限定され
るものではなく、到達可能範囲として距離情報を用いて
もよい。この場合には、現在の残高情報で到達可能な距
離をディスプレイに表示して報知するか又は音声等によ
って報知する。
【0126】このように現在の残高情報で到達可能な距
離を報知することにより、後どの位走行したときに残高
の積み増しを行ったらよいか、後どの位走行できるか等
を把握することができる、という効果が得られる。
【0127】次に、上記第1実施例〜第8実施例の各実
施例及び上記第1実施例〜第8実施例の各実施例の出口
ゲートに代えて距離情報を用いた各実施例の出口ゲート
の処理について説明する。
【0128】図25は出口ゲート通過時の車載機の処理
ルーチンを示すもので、ステップ610においてICカ
ードに記憶されている残高情報がマイナスか否かを判断
し、プラスの場合にはステップ612において車種検出
装置で検出された車種情報によって通過する車両を確認
した後通常通りの自動料金授受を行ない、料金授受後の
残高情報をICカードに記録する。
【0129】一方、残高情報がマイナスの場合にはステ
ップ614においてマイナスの額が一定額以内か否かを
判断し、一定額以内の場合にはステップ616において
車載機の記憶回路に記憶されている残高データがマイナ
スか否かを判断することにより、前回もマイナスであっ
たか否かを判断する。初めてマイナスになった場合に
は、ステップ618においてICカードの残高を0に
し、車載機の記憶回路に残高データがマイナスであるこ
とをセットする。前回もマイナスの場合には、ステップ
620において同じ日又は一定時間内にマイナスになっ
たか否かを判断し、この判断が肯定の場合にはステップ
622において車載機の残高データにマイナス残高を加
算する。一方、ステップ620の判断が否定の場合に
は、ステップ624において車載機又は路上機が故障し
ている等を報知するエラー処理を行なう。
【0130】このように同じ日又は一定時間内にマイナ
スになったときにエラー処理を行なうこおにより、車載
機又は路上機が故障している等の確認をおこなうことが
できる、という効果がえられる。
【0131】図26は出口ゲートでの他の処理ルーチン
を示すもので、車両の走行状態に基づいて料金を演算し
演算結果を報知するようにしたものである。まず、入口
ゲート通過時の時刻を記憶しておいて、ステップ630
において入口ゲート通過時刻と出口ゲート通過時刻とに
基づいて入口ゲートから出口ゲートまでに要した時間を
算出し、ステップ632においてこの時間が基準時間以
上か否かを判断する。基準時間未満の場合にはステップ
636において通常の料金収受を行ない、基準時間以上
の場合には渋滞と判断して通常より低額の料金を収受す
る。そして、料金収受後の残高をディスプレイに表示す
る。
【0132】なお、入口ゲートから出口ゲートまでに要
した時間に代えて入口ゲートから出口ゲートまでの平均
車速を求め、平均車速が所定値以上の場合は通常料金を
収受し、平均車速が所定値未満の場合は通常料金より低
額の料金を収受し、料金収受後の残高をディスプレイに
表示してもよい。
【0133】このように、車両の走行状態に基づいて料
金を演算し演算結果を報知することにより、走行状態に
応じて通行料金が異なる場合にも正確な残高を報知する
ことができる、という効果が得られる。
【0134】次に、上記第1実施例〜第8実施例の各実
施例及び上記第1実施例〜第8実施例の出口ゲートに代
えて距離情報を用いた各実施例の料金収受後の処理につ
いて説明する。
【0135】図27は料金収受後の処理を示すもので、
ステップ640においてICカードの残高が一定額未満
(例えば、千円)か否かを判断し、一定額未満の場合に
はICカードの残高情報を0にし、カードに記憶されて
いた残高情報を車載機の記憶回路に記憶する。これによ
ってICカードに小額の金額が残っている場合等に有効
に利用することができる、という効果が得られる。
【0136】なお、上記では料金収受後の処理として説
明したが、ICカードに小額の金額が残っている場合
に、車載機にICカードを装着して車載機のテンキー等
を操作するとによってICカードの残高情報を車載機の
記憶回路にロードさせてICカードの残高情報を0にす
るようにしてもよい。これによってもICカードに小額
の金額が残っている場合等に有効に利用することができ
る、という効果が得られる。
【0137】上記の各実施例では、車両の到達目的地を
考慮せずに到達可能範囲を報知する例について説明した
が、カーナビゲーションシステムを搭載した車両で目的
地データが入力されている場合には、出発地から目的地
までの経路の途中に有料道路が含まれているか否かを判
断し、有料道路が含まれている場合には出発地、有料道
路の入口ゲート、分岐点、サービスエリア、イグニッシ
ョンスイッチがオンする毎、又はドライバの報知要求等
に応じて現在の残高情報で目的地まで到達できるか否か
を報知するようにしてもよい。
【0138】なお、上記では到達可能範囲を報知する報
知手段を有する車両用情報伝達装置として、車載機を例
に説明したが、この車両用情報伝達装置を入口ゲートや
サービスエリアに設置して利用者がカードを挿入した時
等に到達可能範囲を報知するようにしてもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、路上機から送信された残高積み増し装置の位置情
報と現在の残高情報とから得られる到達可能な出口ゲー
トまでに存在する残高積み増し装置の位置情報に基づい
て、残高積み増し装置の位置を報知することにより、残
高積み増し装置の位置や積み増しのタイミングをドライ
バに報知して、残高の積み増しのし忘れを防止すること
ができる。
【0140】請求項2の発明によれば、残高情報と予め
定められた料金情報とに基づいて算出された到達可能な
到達可能範囲を更に報知することにより、出口ゲートで
残高不足になることを防止することができる。
【0141】請求項3の発明によれば、到達可能範囲の
算出を停車中に終了することにより、車両走行時と比較
して確実にデータの送受信を行うことができ、また、発
進時には、速やかに到達可能範囲を確認することができ
る。
【0142】
【0143】
【0144】
【0145】
【0146】
【0147】
【0148】
【0149】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な自動料金収受装置を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の自動料金収受装置の入口ゲートを示す概
略斜視図である。
【図3】図1の自動料金収受装置の途中経路を示す概略
斜視図である。
【図4】図1の自動料金収受装置の出口ゲートを示す概
略斜視図である。
【図5】本実施例の車載機を示すブロック図である。
【図6】路上機の一例を示すブロック図である。
【図7】第1実施例の車載機側の処理ルーチンを示す流
れ図である。
【図8】第1実施例の路上機側の処理ルーチンを示す流
れ図である。
【図9】第2実施例の車載機側の処理ルーチンを示す流
れ図である。
【図10】第2実施例の路上機側の処理ルーチンを示す
流れ図である。
【図11】第3実施例の処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図12】分岐点等を通過した後の処理ルーチンを示す
流れ図である。
【図13】第4実施例の車載機側の処理ルーチンを示す
流れ図である。
【図14】第4実施例の路上機側の処理ルーチンを示す
流れ図である。
【図15】積み増し処理を示すルーチンの流れ図であ
る。
【図16】積み増しタイミングを報知するルーチンの流
れ図である。
【図17】サービスエリアでの停車中に到達可能出口ゲ
ートを算出する車載機側の処理ルーチンを示す流れ図で
ある。
【図18】路上機側の処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図19】サービスエリア内の路上機側で到達可能出口
ゲートを算出する場合の車載機側の処理ルーチンを示す
流れ図である。
【図20】路上機側の処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図21】走行区間に応じた残高を表示するルーチンを
示す車載機側の処理ルーチンを示す流れ図である。
【図22】路上機側の処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図23】路上機側で走行区間に応じた残高を演算する
場合の車載機側の処理ルーチンを示す流れ図である。
【図24】路上機側の処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図25】出口ゲートでの処理ルーチン示す流れ図であ
る。
【図26】出口ゲートでの他の処理ルーチン示す流れ図
である。
【図27】自動料金収受後の処理ルーチンを示す流れ図
である。
【符号の説明】
30 車載機 100 入口ゲート 117 入口アンテナ 200 途中経路 217 経路把握アンテナ 300 出口ゲート 317 予告アンテナ 341 料金所アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−111195(JP,A) 特開 平2−205712(JP,A) 特開 平5−203456(JP,A) 特開 平5−71974(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 G01C 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 残高情報を増加させる残高積み増し装置
    の設置領域に自車が進入したことを検出する検出手段
    と、 前記検出手段により残高積み増し装置の設置領域に自車
    が進入したことを検出したときに、路上機から送信され
    る残高積み増し装置の位置情報と現在の残高情報とから
    得られる到達可能な出口ゲートまでに存在する残高積み
    増し装置の位置情報に基づいて、残高積み増し装置の位
    置を報知する報知手段と、 を備えた車両用情報伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、残高情報と予め定めら
    れた料金情報とに基づいて算出された到達可能な到達可
    能範囲を更に報知することを特徴とする請求項1記載の
    車両用情報伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記到達可能範囲の算出は、停車中に終
    了すること を特徴とする請求項2記載の車両用情報伝達
    装置。
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