JP3919527B2 - ナビゲーション装置、目的地検索・ナビゲーション方法、及び、プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置、目的地検索・ナビゲーション方法、及び、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車を利用して旅行やレジャーに出かける場合、本やインターネット等を利用して様々な施設の利用料金や交通費等を調べ、予算に合った目的地を探し、地図等を用いて目的地まで出かけていた。
また、交通費等を複数の人数で負担する場合、ガソリン代及び有料道路料金等を領収書等から計算し、1人当たりの費用を求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本やインターネット等を利用して予算に合った目的地を探すのは、非常に手間がかかるため、予め順序立てて計画をたてなければならない。
また、ガソリン代及び有料道路料金等の領収書から1人当たりの費用を計算するのも非常に手間がかかる。
【0004】
従って、本発明は、予算に合った目的地を簡単に検索できるナビゲーション装置、目的地検索・ナビゲーション方法を提供することを目的とする。また、本発明は、目的地を簡単に検索するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点にかかるナビゲーション装置は、
目的地の候補地を絞り込むために、予算と目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む目的地絞込条件を入力する条件入力手段と、
前記条件入力手段が入力した目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索する検索手段と、
前記検索手段が検索した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する目的地設定手段と、
現在地から目的地までのルートを探索するルート探索手段と、
から構成され、
前記条件入力手段は、予算と道路環境条件とを含む第1の目的地絞込条件を入力する第1の条件入力手段と、前記目的地の地域条件と該目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む第2の目的地絞込条件を入力する第2の条件入力手段と、を備え、
前記検索手段は、前記第1の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第1の検索手段と、前記第1の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから前記第2の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第2の検索手段と、を備え、
前記目的地設定手段は、前記第2の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する、ことを特徴とする。
【0006】
例えば、前記条件入力手段は、目的地に行く際の条件と目的地から帰宅する際の条件とをそれぞれ入力し、前記検索手段は、目的地に行く際の条件、及び目的地から帰宅する際の条件をそれぞれ満たすように、目的地を検索し、前記ルート探索手段は、目的地に行く際の条件、及び目的地から帰宅する際の条件をそれぞれ満たすように、ルートを探索する。
【0007】
前記目的地設定手段で設定された目的地に到達するまでに必要なガソリンの量を求める必要量取得手段と、車輌のガソリンの残量を求める残量取得手段と、
前記残量取得手段で取得したガソリンの残量が、前記必要量取得手段で取得した目的地に到達するために必要なガソリンの量を下回った場合に、給油が必要である旨の警報を出力する警報手段と、をさらに配置してもよい。
【0013】
本発明の第2の観点にかかる目的地検索・ナビゲーション方法は、
目的地の候補地を絞り込むために、予算と目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む目的地絞込条件を入力する条件入力工程と、
前記条件入力工程が入力した目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索する検索工程と、
前記検索工程が検索した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する目的地設定工程と、
現在地から目的地までのルートを探索するルート探索工程と、
から構成され、
前記条件入力工程は、予算と道路環境条件とを含む第1の目的地絞込条件を入力する第1の条件入力工程と、前記目的地の地域条件と該目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む第2の目的地絞込条件を入力する第2の条件入力工程と、を備え、
前記検索工程は、前記第1の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第1の検索工程と、前記第1の検索工程が表示した目的地の候補地のうちから前記第2の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第2の検索工程と、を備え、
前記目的地設定工程は、前記第2の検索工程が表示した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する、ことを特徴とする。
【0015】
本発明の第3の観点にかかるプログラムは、
コンピュータを、
目的地の候補地を絞り込むために、予算と目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む目的地絞込条件を入力する条件入力手段と、
前記条件入力手段が入力した目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索する検索手段と、
前記検索手段が検索した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する目的地設定手段と、
現在地から目的地までのルートを探索するルート探索手段と、
から構成され、
前記条件入力手段は、予算と道路環境条件とを含む第1の目的地絞込条件を入力する第1の条件入力手段と、前記目的地の地域条件と該目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む第2の目的地絞込条件を入力する第2の条件入力手段と、を備え、
前記検索手段は、前記第1の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第1の検索手段と、前記第1の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから前記第2の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第2の検索手段と、を備え、
前記目的地設定手段は、前記第2の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する、ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態にかかるカーナビゲーションシステムについて図面を参照して説明する。
【0018】
本発明の実施の形態にかかるカーナビゲーションシステムは、複数の動作モードを有する。動作モードの1つは費用提示モードである。費用提示モードにおいて、カーナビゲーションシステムは、目的地までのルート案内に加え、予算に応じた目的地検索や、車輌の走行に伴って消費される費用(燃料費、有料道路料金等)の提示等を行う。
【0019】
上記カーナビゲーションシステムは、図1に示すように、PTT(送信ボタン)1と、マイク2と、スピーカ3と、音声認識ユニット4と、ディスプレイ5と、ナビゲーションユニット6と、から構成される。
【0020】
なお、図1中では、音声認識ユニット4とナビゲーションユニット6とを別々のユニットとして示しているが、同一のユニットが音声認識ユニット4とナビゲーションユニット6の両方の機能を果たしてもよい。
【0021】
PTT1は、マイク2のスイッチとして機能する。
マイク2は、PTT1が押下された状態で入力される音声を音声信号に変換し、音声認識ユニット4に出力する。
スピーカ3は、ナビゲーションユニット6から供給される音声信号を音声に変換して出力する。
【0022】
音声認識ユニット4は、予め提供されたプログラムに従って、マイク2から供給される音声信号を解析し、ナビゲーションユニット6を動作させるための信号(コマンド)に変換する。そして、音声認識ユニット4は、変換した信号をナビゲーションユニット6に出力する。なお、音声認識ユニット4の詳しい構成は後述する。
【0023】
ディスプレイ5は、液晶パネル及びタッチセンサ等から構成される。ディスプレイ5は、ナビゲーションユニット6の制御に従って、様々な画像やメッセージを表示する。また、ディスプレイ5は、画面上で行われるタッチ操作をタッチセンサにより検出し、検出した操作に応じた信号をナビゲーションユニット6に出力する。
【0024】
ナビゲーションユニット6は、音声認識ユニット4及びディスプレイ5から供給される信号に応答し、予め提供されたプログラムに従って動作する。例えば、ナビゲーションユニット6は、インターネット等を介して外部のデータベースにアクセスし、目的地の検索に用いる情報等を取得(ダウンロード)する。また、ナビゲーションユニット6は、VICS(Vehicle Information and Communication System)や文字放送等の他のシステムから供給される渋滞・事故情報を用いて、目的地までのルートを案内する。さらに、費用提示モードにおいて、ナビゲーションユニット6は、予算に応じた目的地を検索したり、車輌の走行に伴って消費される費用を提示する。なお、ナビゲーションユニット6の詳しい構成は後述する。
【0025】
次に、音声認識ユニット4の詳しい構成について説明する。
音声認識ユニット4は、図2(a)に示すように、メモリ41と、CPU(Central Processing Unit)42と、から構成されている。
【0026】
メモリ41は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)から構成され、人間が発する音声を解析するための音声解析プログラム、単語や文法等の情報を含む音声認識用辞書、及び、解析された音声(文章)とナビゲーションユニット6を動作させるための信号との対応を示す信号変換テーブル等を記憶する。
【0027】
CPU42は、メモリ41が記憶している音声解析プログラムに従って、マイク2から供給される音声信号を解析し、マイク2が拾った音声を音声認識用辞書を用いて認識する。そして、CPU42は、メモリ41が記憶している信号変換テーブルを用いて、認識した音声を信号に変換し、ナビゲーションユニット6に出力する。
【0028】
次に、ナビゲーションユニット6の詳しい構成について説明する。
ナビゲーションユニット6は、図2(b)に示すように、通信部61と、記憶部62と、読取部63と、制御部64と、から構成されている。
【0029】
通信部61は、アンテナ等を備え、無線により外部のシステムと通信する。
記憶部62は、RAM及びROM等から構成され、目的地までのルート案内等を実行するためのナビゲーションプログラム、インターネット等を介して情報を収集するための通信プログラム等を記憶する。
【0030】
読取部63は、地図データ等を記録したCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、及び/又は、半導体メモリ等の記録媒体を収納する。読取部63は、制御部64の制御に従って、記録媒体に記録されている地図データの中から、所定のデータを読み取る。なお、地図データには、道路や建物の位置だけでなく、様々な施設のジャンル(種類)、屋内施設/屋外施設の区別、及び、施設の利用料金、定休日、営業時間等に関する情報も含まれている。
【0031】
制御部64は、CPU等から構成され、記憶部62が記憶している様々なプログラムに従って動作する。例えば、制御部64は、ナビゲーションプログラムに従って動作し、読取部63を制御して所定地域の地図データを取得する。そして、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、所定地域の地図をディスプレイ5に表示してルート案内を行う。また、制御部64は、費用提示モードにおいて、予算に応じた目的地を検索したり、車輌の走行に伴って費やされる費用をディスプレイ5に表示したり、スピーカ3を介して音声として出力する。なお、制御部64の詳しい動作は後述する。
【0032】
次に、費用提示モードにおけるカーナビゲーションシステムの動作について説明する。
始めに、カーナビゲーションシステムの利用者がディスプレイ5の画面上で行う操作に応答して、ナビゲーションユニット6の制御部64が行う動作について説明する。
【0033】
ナビゲーションユニット6の制御部64は、カーナビゲーションシステムの利用者がディスプレイ5の画面上で行う所定の操作に応答して、カーナビゲーションシステムを費用提示モードに設定する。
【0034】
そして、制御部64は、記憶部62が記憶しているプログラムに従って、図3に示す割勘モード処理を開始する。
始めに、制御部64は、目的地を設定するか否かを判別する(ステップS101)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御して、例えば図4に示す選択画面を表示する。
【0035】
これにより、制御部64は、利用者に目的地を設定するか否かを選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、目的地を設定するか否かを判別する。
【0036】
目的地を設定しないと判別した場合(ステップS101;NO)、制御部64は、図5に示す費用提示処理を行う(ステップS102)。
【0037】
始めに、制御部64は、車両の走行に伴って消費される費用の提示方法を判別する(ステップS201)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図6(a)に示すような提示方法選択画面を表示する。
【0038】
これにより、制御部64は、費用の総額を提示するか、1人当たりの費用を提示するか、を利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、費用の提示方法を判別する。
【0039】
そして、制御部64は、判別した提示方法に従って費用を提示する(ステップS202)。具体的には、制御部64は、予め設定された時間間隔で、車輌の平均燃費と走行距離、及び、有料道路を利用したか否か等から車輌の走行に伴って消費された費用を求める。また、制御部64は、読取部63を制御して、車輌の現在位置周辺の地図データを取得する。そして、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図6(b)又は図6(c)に示すように、現在位置周辺の地図と共にかかった費用をリアルタイムで表示する。
【0040】
一方、ステップS101の処理で目的地を設定すると判別した場合(ステップS101;YES)、制御部64は、車両の走行に伴って消費される費用の提示方法を設定する(ステップS103)。
【0041】
具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図6(a)と同様の提示方法選択画面を表示する。これにより、制御部64は、費用の総額を提示するか、1人当たりの費用を提示するか、を利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号に従って、費用の提示方法を設定する。
【0042】
続いて、制御部64は、目的地を検索するか否かを判別する(ステップS104)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御して、例えば図4と同様の選択画面を表示する。
【0043】
これにより、制御部64は、利用者に目的地を検索するか否かを選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、目的地を検索するか否かを判別する。
【0044】
目的地を検索すると判別した場合(ステップS104;YES)、制御部64は、図7に示す目的地検索処理を行う(ステップS105)。
【0045】
始めに、制御部64は、利用者の予算、及び、車輌の走行に伴って消費される費用の負担人数を判別する(ステップS301)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御して、例えば図8(a)に示すような予算入力画面を表示する。
【0046】
これにより、制御部64は、利用者に、総予算と人数、又は、1人当たりの予算と人数を入力させる。制御部64は、ディスプレイ5から供給される利用者の入力結果から利用者の予算及び費用負担人数を判別する。
【0047】
次に、制御部64は、検索する目的地のジャンル(種類)を判別する(ステップS302)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御して、例えば図8(b)に示すようなジャンル選択画面を表示する。
【0048】
これにより、制御部64は、利用者に目的地のジャンルを選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により目的地のジャンルを判別する。
【0049】
続いて、制御部64は、天候を考慮する必要があるか否かを判別する(ステップS303)。例えば、制御部64は、読取部63を制御し、記録媒体の地図データを検索して、判別したジャンルの施設に屋外施設等が含まれているか否かを判別する。そして、判別したジャンルの施設に屋外施設等が含まれている場合、制御部64は、天候を考慮する必要があると判別する。
天候を考慮する必要がないと判別した場合(ステップS303;NO)、制御部64は、後述するステップS306の処理を行う。
【0050】
一方、天候を考慮する必要があると判別した場合(ステップS303;YES)、制御部64は、天候を考慮した方がよいことをメッセージで利用者に通知し、天候を考慮するか否かを判別する(ステップS304)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図8(c)に示すような選択画面を表示する。
【0051】
これにより、制御部64は、利用者に天候を考慮するか否かを選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により天候を考慮するか否かを判別する。
天候を考慮しないと判別した場合(ステップS304;NO)、制御部64は、後述するステップS306の処理を行う。
【0052】
一方、天候を考慮すると判別した場合(ステップS304;YES)、制御部64は、各地の天候情報を取得する(ステップS305)。例えば、制御部64は、通信部61を制御し、インターネット等を介して外部のデータベースにアクセスし、各地の天候情報を取得する。また、制御部64は、通信部61を制御し、VICSや文字放送等の他のシステムから各地の天候情報を取得する。
【0053】
次に、制御部64は、有料道路を利用するか否かを判別する(ステップS306)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図4と同様の選択画面を表示する。
【0054】
これにより、制御部64は、利用者に、有料道路を利用するか否かを選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により有料道路を利用するか否かを判別する。
有料道路を利用しないと判別した場合(ステップS306;NO)、制御部64は、後述するステップS308の処理を行う。
【0055】
一方、有料道路を利用すると判別した場合(ステップS306;YES)、制御部64は、有料道路の利用形態を判別する(ステップS307)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図9(a)に示すような選択画面を表示する。
【0056】
これにより、制御部64は、有料道路を、往路のみ利用するか、復路のみ利用するか、又は、往復とも利用するか、を利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、有料道路の利用形態を判別する。
【0057】
そして、制御部64は、以上で設定された条件(予算、ジャンル、天候考慮の有無、有料道路利用の有無)を用いて、1回目の絞込処理を行う(ステップS308)。
【0058】
例えば、制御部64は、始めに、記録媒体の地図データ(データベース)に登録されている施設等のジャンルが選択されたジャンルに合致するか否かを判別する。そして、制御部64は、選択されたジャンルに合致すると判別した施設等を、目的地の候補地として検出する。
【0059】
続いて、制御部64は、天候を考慮する場合、天候が雨である地域の屋外施設等を、検出した候補地から除外する。また、制御部64は、読取部63を制御し、記録媒体の地図データから施設の利用料金、定休日、営業時間等に関する情報を取得し、利用不可能な施設等を、候補地から除外する。
【0060】
さらに、制御部64は、残った候補地に行くために必要な費用(燃料費及び交通費等)を候補地毎に求める。具体的には、制御部64は、車輌のシステムにアクセスして現在のガソリン残量を求め、平均燃費と距離とから給油の有無等を判別し、必要な燃料費を求める。また、制御部64は、有料道路利用の有無等から必要な交通費を求める。
【0061】
そして、制御部64は、求めた必要費用が予算内に収まる候補地を、残った候補地の中から検出する。
以上のようにして、制御部64は、設定された条件に合った目的地を絞り込む。
【0062】
その後、制御部64は、地域情報(混雑状況や入場規制等)を考慮するか否かを判別する(ステップS309)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図8(c)と同様の選択画面を表示する。
【0063】
これにより、制御部64は、地域情報を考慮するか否かを利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、地域情報を考慮するか否かを判別する。
地域情報を考慮しないと判別した場合(ステップS309;NO)、制御部64は、後述するステップS311の処理を行う。
【0064】
一方、地域情報を考慮すると判別した場合(ステップS309;YES)、制御部64は、通信部61を制御し、インターネット等を介して外部のデータベースにアクセスする。そして、制御部64は、ステップS308で絞り込んだ各目的地周辺の地域情報を、外部のデータベースから取得する(ステップS310)。これにより、目的地及び目的地周辺の詳しい最新の情報を得ることができる。
【0065】
続いて、制御部64は、目的地での滞在時間を考慮するか否かを判別する(ステップS311)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図8(c)と同様の選択画面を表示する。
【0066】
これにより、制御部64は、滞在時間を考慮するか否かを利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、滞在時間を考慮するか否かを判別する。
滞在時間を考慮しないと判別した場合(ステップS311;NO)、制御部64は、後述するステップS313の処理を行う。
【0067】
一方、滞在時間を考慮すると判別した場合(ステップS311;YES)、制御部64は、目的地での滞在時間を判別する(ステップS312)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図9(b)に示すような滞在時間入力画面を表示する。
【0068】
これにより、制御部64は、目的地での滞在時間を利用者に入力させる。制御部64は、ディスプレイ5から供給される利用者の入力結果から、目的地での滞在時間を判別する。
【0069】
続いて、制御部64は、帰宅時間を考慮するか否かを判別する(ステップS313)。具的的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図8(c)と同様の選択画面を表示する。
【0070】
これにより、制御部64は、帰宅時間を考慮するか否かを利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、帰宅時間を考慮するか否かを判別する。
帰宅時間を考慮しないと判別した場合(ステップS313;NO)、制御部64は、後述するステップS315の処理を行う。
【0071】
一方、帰宅時間を考慮すると判別した場合(ステップS313;YES)、制御部64は、帰宅希望時間を判別する(ステップS314)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図9(b)と同様の帰宅時間入力画面を表示する。
【0072】
これにより、制御部64は、帰宅希望時間を利用者に入力させる。制御部64は、ディスプレイ5から供給される利用者の入力結果から、帰宅希望時間を判別する。
【0073】
その後、制御部64は、目的地の追加があるか否かを判別する(ステップS315)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図9(c)に示すような選択画面を表示する。
【0074】
これにより、制御部64は、目的地の追加があるか否かを利用者に選択させる。制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、目的地の追加があるか否かを判別する。
目的地の追加があると判別した場合(ステップS315;YES)、制御部64は、ステップS302にリターンする。
【0075】
一方、目的地の追加がないと判別した場合(ステップS315;NO)、制御部64は、ステップS310で取得した地域情報、ステップS312で判別した滞在時間、及び、ステップS314で判別した帰宅希望時間を用いて、ステップS308の絞込処理で絞り込んだ目的地の候補をさらに絞り込む(ステップS316)。
【0076】
例えば、制御部64は、滞在時間と帰宅希望時間とから行くことのできる目的地を絞り込む。また、制御部64は、取得した地域情報を用いて、入場規制が行われている地域(又は施設)と入場制限が行われていない地域(又は施設)を区別する。
【0077】
そして、制御部64は、ステップS316で絞り込んだ結果を利用者に提示する(ステップS317)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図10に示すように、絞り込みによって得られた目的地の一覧を条件により合致するものから順に番号を振って表示すると共に、入場制限があるか否か等を表示する。
【0078】
これにより、制御部64は、利用者に設定する目的地を選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により、利用者が選択した目的地を判別し、目的地を設定する(ステップS318)。
【0079】
以上で、制御部64は、目的地検索処理を終了し、後述するステップS107のルート検索処理を行う。なお、以上の目的地検索処理で設定された様々な条件は、目的地までのルートを検索する際にも用いられる。
【0080】
上記したステップS104の処理で目的地を検索しないと判別した場合(ステップS104;NO)、制御部64は、図11に示すルート条件設定処理を行う(ステップS106)。
【0081】
ステップS106の処理は、目的地を検索しないで設定する場合に行われる。即ち、目的地が既に決まっている場合に行われる。制御部64は、ルート条件設定処理を実行することにより、目的地までのルートを検索する際の条件を設定する。
【0082】
始めに、制御部64は、目的地を判別する(ステップS401)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御し、例えば図12に示す目的地入力画面を表示する。
【0083】
これにより、制御部64は、利用者に、既に決まっている目的地を直接入力させる。そして、制御部64は、ディスプレイ5から供給される利用者の入力結果から目的地を判別する。
【0084】
次に、制御部64は、目的地検索処理のステップS306と同様にして、有料道路を利用するか否かを判別する(ステップS402)。
有料道路を利用しないと判別した場合(ステップS402;NO)、制御部64は、後述するステップS404の処理を行う。
【0085】
一方、有料道路を利用すると判別した場合(ステップS402;YES)、制御部64は、目的地検索処理のステップS307と同様にして、有料道路の利用形態を判別する(ステップS403)。
【0086】
続いて、制御部64は、目的地検索処理のステップS309と同様にして、目的地周辺の地域情報を考慮するか否かを判別する(ステップS404)。
地域情報を考慮しないと判別した場合(ステップS404;NO)、制御部64は、後述するステップS406の処理を行う。
【0087】
一方、地域情報を考慮すると判別した場合(ステップS404;YES)、制御部64は、目的地検索処理のステップS310と同様にして、目的地周辺の地域情報を取得する(ステップS405)。
【0088】
さらに、制御部64は、目的地検索処理のステップS311と同様にして、目的地での滞在時間を考慮するか否かを判別する(ステップS406)。
滞在時間を考慮しないと判別した場合(ステップS406;NO)、制御部64は、後述するステップS408の処理を行う。
【0089】
一方、滞在時間を考慮すると判別した場合(ステップS406;YES)、制御部64は、目的地検索処理のステップS312と同様にして、目的地での滞在時間を判別する(ステップS407)。
【0090】
そして、制御部64は、目的地検索処理のステップS313と同様にして、帰宅時間を考慮するか否かを判別する(ステップS408)。
帰宅時間を考慮しないと判別した場合(ステップS408;NO)、制御部64は、ルート条件設定処理を終了する。
【0091】
一方、帰宅時間を考慮すると判別した場合(ステップS408;YES)、制御部64は、目的地検索処理のステップS314と同様にして、帰宅希望時間を判別する(ステップS409)。
以上で、制御部64は、ルート条件設定処理を終了し、以下に示すステップS107のルート検索処理を行う。
【0092】
ステップS107の処理において、制御部64は、読取部63を制御して記録媒体の地図データを取得する。そして、制御部64は、取得した地図データを用いて、上記した目的地検索処理及び/又はルート条件設定処理で設定された様々な条件に合うルートを検索する(ステップS107)。
【0093】
そして、制御部64は、検索したルートを利用者に提示する(ステップS108)。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5を制御してルートの一覧を表示する。
【0094】
これにより、制御部64は、利用者に目的地までのルートを選択させる。そして、制御部64は、利用者の選択に応じてディスプレイ5から供給される信号により利用者が選択したルートを判別し、ルートを設定する(ステップS109)。
【0095】
その後、制御部64は、設定したルートで、設定した目的地までのルート案内処理を実行する。また、制御部64は、予め設定された時間間隔で、車輌の平均燃費と走行距離、及び、有料道路を利用したか否か等から車輌の走行に伴って消費された費用を求める。そして、制御部64は、ステップS103で設定した提示方法に従って、図6(b)又は図6(c)のように車輌の走行に伴って費される費用を利用者に提示する(ステップS110)。
【0096】
以上のように、制御部64が目的地に到達するまでにかかる費用等を求め、予算に応じた目的地及びルートを検索するため、利用者は、予算に合った目的地及びルートを簡単に検索して設定することができる。また、車両の走行に伴って消費される費用が、ディスプレイ5に表示されるため、利用者は、かかった費用を簡単に把握することができる。
【0097】
次に、利用者がPTT1を押下してマイク2から入力する音声に応答して、ナビゲーションユニット6の制御部64が行う動作について説明する。
【0098】
音声に応答して制御部64が行う動作は、上記した動作と実質的に同じである。ただし、制御部64は、ディスプレイ5を制御してメッセージや費用等を表示する代わりに、メッセージや費用を示す音声信号をスピーカ3に出力する。
【0099】
上記したステップS101を例にとって説明すると、制御部64は、図4に示した選択画面をディスプレイ5に表示する代わりに、「目的地を設定しますか。」というメッセージを示す音声信号をスピーカ3に出力する。これにより、スピーカ3から、「目的地を設定しますか。」という音声が出力される。
【0100】
利用者は、PTT1を押下し、出力されたメッセージに対して、「設定する」又は「設定しない」とマイク2に向かって発声する。
音声認識ユニット4は、マイク2から入力された音声を解析し、ナビゲーションユニット6を動作させるための信号に変換する。そして、音声認識ユニット4は、変換した信号をナビゲーションユニット6の制御部64に出力する。
【0101】
制御部64は、音声認識ユニット4から供給される信号により、目的地を設定するか否かを判別する。
【0102】
以上のように、制御部64から利用者に提示される情報が音声で出力され、出力された情報に対して、利用者が音声で応答するということ以外は、ディスプレイ5を用いる場合と実質的に同一である。
【0103】
以上の場合も、制御部64が目的地に到達するまでにかかる費用等を求め、予算に応じた目的地及びルートを検索するため、利用者は、予算に合った目的地及びルートを簡単に検索して設定することができる。また、車両の走行に伴って消費される費用が、音声により通知されるため、利用者は、かかった費用を簡単に把握することができる。さらに、音声を用いる場合、利用者は、PTT1を押下してマイク2に向かって発声するだけでよいので、操作が非常に簡単である。このため、利用者は、車輌の走行中であっても安全に目的地を検索することができる。
【0104】
なお、上記したディスプレイ5を用いた処理と音声を用いた処理とは、両方同時に行われてもよい。具体的には、制御部64は、ディスプレイ5にメッセージを表示すると共に、メッセージを示す音声信号をスピーカ3に出力する。これにより、ディスプレイ5に表示されるメッセージが音声としても出力される。そして、制御部64は、ディスプレイ5から供給される信号、及び、音声認識ユニット4から供給される信号の何れに応答して、上記した処理を実行してもよい。
【0105】
また、制御部64は、費用と共に、例えば図13に示すように、費用の表示方法を切り替えるための表示切替ボタンを表示してもよい。制御部64は、利用者が表示切替ボタンに触れることによってディスプレイ5から供給される信号に応答して、費用の表示方法を総額から1人当たりの費用に、又は、1人当たりの費用から総額に、切り替えてもよい。
【0106】
また、制御部64は、車両の走行に伴って消費された片道の費用だけでなく、車輌が走行している現在地点から引き返した場合にかかる往復の費用を求め、利用者に提示するようにしてもよい。
【0107】
さらに、制御部64は、利用者が上記表示切替ボタンに触れることによってディスプレイ5から供給される信号に応答して、費用の表示方法を、片道の総額、1人当たりの片道費用、往復の総額、及び、1人当たりの往復費用の順で切り替えてもよい。
【0108】
また、制御部64は、ガソリンの残量が、目的地に到達するために必要なガソリンの量を下回った場合に、給油が必要である旨のメッセージをディスプレイ5に表示したり、スピーカ3を介して音声として出力してもよい。具体的には、制御部64は、予め設定された時間間隔で車輌のシステムにアクセスし、ガソリンの残量を取得する。そして、制御部64は、取得した残量が目的地に到達するために必要な量を下回ったか否かを判別し、残量が必要量を下回ったと判別した場合に、上記メッセージを利用者に提示してもよい。
【0109】
また、目的地及びルートを検索する条件として、食事することができるか否か、宿泊できるか否か等をさらに設定してもよい。この場合も、制御部64は、外部のデータベースから食事にかかる平均費用及び平均宿泊費等を取得し、予算に合った目的地及びルートを検索する。
【0110】
また、制御部64は、目的地周辺の地域情報から、目的地の施設が入場を制限されていたり、非常に混雑していると判別した場合には、読出部63を制御して記録媒体の地図データを検索し、目的地周辺にある別の施設等を利用者に提示するようにしてもよい。
【0111】
また、制御部64は、ルート案内中に、他のシステムから供給される渋滞・事故情報から突発的な渋滞に巻き込まれたと判別し、さらに、帰宅希望時間に間に合わないと判別した場合には、別のルートを検索して利用者に提示するようにしてもよい。これにより、利用者は、突発的な渋滞に巻き込まれた場合には、新たなルートを再設定することができる。
【0112】
また、制御部64は、利用者に提示した目的地の検索結果を保存するか否かを判別し、保存すると判別した場合に、記憶部62を制御して検索結果を保存してもよい。
【0113】
また、上記実施の形態では、PTT(送信ボタン)1を備えた音声認識システムを示したが、PTT1を備えない音声感度感知型の音声認識システムであってもよい。この場合、利用者は、PTT1を操作する必要がなく、音声を発するだけでコマンドを入力することができる。
【0114】
また、本発明の装置は、専用の装置を用いる必要はなく、通常のコンピュータにより実現することができる。例えば、コンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータを記録媒体(FD、CD−ROM、DVD、半導体メモリ等)に記録して配布し、これをインストールしてOS上で実行することにより、この発明の装置を実現できる。また、上記プログラム及びデータは、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、コンピュータに、例えば搬送波に重畳してダウンロード等するものとしてもよい。
【0115】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によって、予算に合った目的地を簡単に検索することができる。また、本発明によって、かかった費用を簡単に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるカーナビゲーションシステムの構成図である。
【図2】(a)は、図1のカーナビゲーションシステムを構成する音声認識ユニットの構成図であり、(b)は、カーナビゲーションシステムを構成するナビゲーションユニットの構成図である。
【図3】図2(b)のナビゲーションユニットを構成する制御部が行う割勘モード処理を示すフローチャートである。
【図4】図3の割勘モード処理を構成するステップS101の処理で、ナビゲーションユニットを構成するディスプレイが表示する選択画面を示す図である。
【図5】図3の割勘モード処理を構成する費用提示処理を示すフローチャートである。
【図6】(a)は、図5の費用提示処理でディスプレイが表示する提示方法選択画面を示す図であり、(b)及び(c)は、費用の提示方法を示す図である。
【図7】図3の割勘モード処理を構成する目的地検索処理を示すフローチャートである。
【図8】(a)は、図7の目的地検索処理でディスプレイが表示する予算入力画面を示す図であり、(b)は、ディスプレイが表示するジャンル選択画面を示す図であり、(c)は、ディスプレイが表示する選択画面を示す図である。
【図9】(a)は、図7の目的地検索処理でディスプレイが表示する選択画面を示す図であり、(b)は、ディスプレイが表示する滞在時間入力画面を示す図であり、(c)は、ディスプレイが表示する選択画面を示す図である。
【図10】図7の目的地検索処理でディスプレイが表示する目的地の検索結果を示す図である。
【図11】図3の割勘モード処理を構成するルート条件設定処理を示すフローチャートである。
【図12】図11のルート条件設定処理でディスプレイが表示する目的地入力画面を示す図である。
【図13】ディスプレイに表示される費用の提示方法を示す図である。
【符号の説明】
1 PTT(送信ボタン)
2 マイク
3 スピーカ
4 音声認識ユニット
5 ディスプレイ
6 ナビゲーションユニット
41 メモリ
42 CPU
61 通信部
62 記憶部
63 読取部
64 制御部
Claims (5)
- 目的地の候補地を絞り込むために、予算と目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む目的地絞込条件を入力する条件入力手段と、
前記条件入力手段が入力した目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索する検索手段と、
前記検索手段が検索した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する目的地設定手段と、
現在地から目的地までのルートを探索するルート探索手段と、
から構成され、
前記条件入力手段は、予算と道路環境条件とを含む第1の目的地絞込条件を入力する第1の条件入力手段と、前記目的地の地域条件と該目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む第2の目的地絞込条件を入力する第2の条件入力手段と、を備え、
前記検索手段は、前記第1の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第1の検索手段と、前記第1の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから前記第2の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第2の検索手段と、を備え、
前記目的地設定手段は、前記第2の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記条件入力手段は、目的地に行く際の条件と目的地から帰宅する際の条件とをそれぞれ入力し、
前記検索手段は、目的地に行く際の条件、及び目的地から帰宅する際の条件をそれぞれ満たすように、目的地を検索し、
前記ルート探索手段は、目的地に行く際の条件、及び目的地から帰宅する際の条件をそれぞれ満たすように、ルートを探索する、
ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 前記目的地設定手段で設定された目的地に到達するまでに必要なガソリンの量を求める必要量取得手段と、
車輌のガソリンの残量を求める残量取得手段と、
前記残量取得手段で取得したガソリンの残量が、前記必要量取得手段で取得した目的地に到達するために必要なガソリンの量を下回った場合に、給油が必要である旨の警報を出力する警報手段と、
を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。 - 目的地の候補地を絞り込むために、予算と目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む目的地絞込条件を入力する条件入力工程と、
前記条件入力工程が入力した目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索する検索工程と、
前記検索工程が検索した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する目的地設定工程と、
現在地から目的地までのルートを探索するルート探索工程と、
から構成され、
前記条件入力工程は、予算と道路環境条件とを含む第1の目的地絞込条件を入力する第1の条件入力工程と、前記目的地の地域条件と該目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む第2の目的地絞込条件を入力する第2の条件入力工程と、を備え、
前記検索工程は、前記第1の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第1の検索工程と、前記第1の検索工程が表示した目的地の候補地のうち から前記第2の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第2の検索工程と、を備え、
前記目的地設定工程は、前記第2の検索工程が表示した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する、
ことを特徴とする目的地検索・ナビゲーション方法。 - コンピュータを、
目的地の候補地を絞り込むために、予算と目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む目的地絞込条件を入力する条件入力手段と、
前記条件入力手段が入力した目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索する検索手段と、
前記検索手段が検索した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する目的地設定手段と、
現在地から目的地までのルートを探索するルート探索手段と、
から構成され、
前記条件入力手段は、予算と道路環境条件とを含む第1の目的地絞込条件を入力する第1の条件入力手段と、前記目的地の地域条件と該目的地での滞在時間と帰宅希望時間とを含む第2の目的地絞込条件を入力する第2の条件入力手段と、を備え、
前記検索手段は、前記第1の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第1の検索手段と、前記第1の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから前記第2の目的地絞込条件に合った目的地の候補地を検索して該検索結果を表示する第2の検索手段と、を備え、
前記目的地設定手段は、前記第2の検索手段が表示した目的地の候補地のうちから選択したものを目的地として設定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置として機能させるプログラム。
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