JP2000121378A - 車両経路の誘導装置 - Google Patents
車両経路の誘導装置Info
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- JP2000121378A JP2000121378A JP10307906A JP30790698A JP2000121378A JP 2000121378 A JP2000121378 A JP 2000121378A JP 10307906 A JP10307906 A JP 10307906A JP 30790698 A JP30790698 A JP 30790698A JP 2000121378 A JP2000121378 A JP 2000121378A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】希望の「到着予想時間や費用」を予め設定し、
これに沿った探索結果を再検索等の手数の掛かる操作を
行うことなく簡単に得ることができる車両経路の誘導装
置を提供する。 【解決手段】ＣＰＵ１にＲＯＭ２、ＲＡＭ３、ＣＤ−Ｒ
ＯＭドライブ４、ＶＩＣＳユニット５、センサ回路６、
設定入力回路１１が接続されている。センサ回路６は、
方位センサ７による方位データと車速センサ８による車
速データが入力される。設定入力回路１１は、車両経路
の条件設定や各種の条件設定をするためのもので、装置
本体の正面パネルやリモコン本体の表面に設けられた操
作キーにて所望の条件設定を行わせることができる。設
定入力回路１１で設定された到着予定時刻と予算に基づ
いて最適経路が表示器９に表示される。
これに沿った探索結果を再検索等の手数の掛かる操作を
行うことなく簡単に得ることができる車両経路の誘導装
置を提供する。 【解決手段】ＣＰＵ１にＲＯＭ２、ＲＡＭ３、ＣＤ−Ｒ
ＯＭドライブ４、ＶＩＣＳユニット５、センサ回路６、
設定入力回路１１が接続されている。センサ回路６は、
方位センサ７による方位データと車速センサ８による車
速データが入力される。設定入力回路１１は、車両経路
の条件設定や各種の条件設定をするためのもので、装置
本体の正面パネルやリモコン本体の表面に設けられた操
作キーにて所望の条件設定を行わせることができる。設
定入力回路１１で設定された到着予定時刻と予算に基づ
いて最適経路が表示器９に表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両経路の誘導装
置に関し、特に、道路地図記憶手段と設定手段と経路探
索手段と表示手段とを有する車両経路の誘導装置の改良
に関する。
置に関し、特に、道路地図記憶手段と設定手段と経路探
索手段と表示手段とを有する車両経路の誘導装置の改良
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両経路の誘導装置は、例え
ば、特開平９−６１１７９に開示されているように、道
路地図記憶手段と設定手段と経路探索手段と表示手段と
を有している。即ち、道路地図記憶手段は、道路地図デ
ータを記憶したＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体のデータを読
み出し得るように構成されている。設定手段は、車両経
路の条件設定をするもので、目的地点の設定、時間を優
先したモード、距離を優先したモード等々の設定を入力
できるように構成されている。経路探索手段は、前記設
定手段で設定された各種条件設定と前記道路地図記憶手
段による道路地図データやＶＩＣＳ（リアルタイムな渋
滞情報）等に基づいて目的地までの車両経路をコンピュ
ータ探索するように構成されている。また、表示手段
は、前記経路探索手段で探索された経路をカラーＬＣＤ
等に現在地点表示マークと共に表示するように構成され
ている。
ば、特開平９−６１１７９に開示されているように、道
路地図記憶手段と設定手段と経路探索手段と表示手段と
を有している。即ち、道路地図記憶手段は、道路地図デ
ータを記憶したＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体のデータを読
み出し得るように構成されている。設定手段は、車両経
路の条件設定をするもので、目的地点の設定、時間を優
先したモード、距離を優先したモード等々の設定を入力
できるように構成されている。経路探索手段は、前記設
定手段で設定された各種条件設定と前記道路地図記憶手
段による道路地図データやＶＩＣＳ（リアルタイムな渋
滞情報）等に基づいて目的地までの車両経路をコンピュ
ータ探索するように構成されている。また、表示手段
は、前記経路探索手段で探索された経路をカラーＬＣＤ
等に現在地点表示マークと共に表示するように構成され
ている。
【０００３】従って、「時間を優先した探索」「距離を
優先した探索」「ＶＩＣＳのデータ」等々に基づいて経
路探索を行い、その探索結果から道のりと制限速度から
到着予想時間を求めたり、目的地までの走行に必要な経
費を求め、車両経路の誘導を行うために運転の障害とな
ることなく見易く表示することによってユーザーへのサ
ービスを行っている。
優先した探索」「ＶＩＣＳのデータ」等々に基づいて経
路探索を行い、その探索結果から道のりと制限速度から
到着予想時間を求めたり、目的地までの走行に必要な経
費を求め、車両経路の誘導を行うために運転の障害とな
ることなく見易く表示することによってユーザーへのサ
ービスを行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両経路の誘導
装置は、経路探索手段で探索された結果があって初めて
到着予想時間や費用が分かるのであり、ユーザーの希望
する到着予想時間や費用に反した探索結果となってしま
った場合には、条件設定を変えて探索し直さなければな
らず、その結果に満足できない場合には、再度にわたっ
てこれらの探索を繰り返して行わなければならず、使い
勝手が悪くなるという不具合がある。
装置は、経路探索手段で探索された結果があって初めて
到着予想時間や費用が分かるのであり、ユーザーの希望
する到着予想時間や費用に反した探索結果となってしま
った場合には、条件設定を変えて探索し直さなければな
らず、その結果に満足できない場合には、再度にわたっ
てこれらの探索を繰り返して行わなければならず、使い
勝手が悪くなるという不具合がある。
【０００５】また、１回の条件設定と検索でユーザーの
希望する「到着予想時間や費用」とマッチすることもあ
ったが、これはまれな例であって、ほとんどの場合には
ユーザーの希望が満たされないものであった。
希望する「到着予想時間や費用」とマッチすることもあ
ったが、これはまれな例であって、ほとんどの場合には
ユーザーの希望が満たされないものであった。
【０００６】更に、探索結果の複数個をユーザーに提示
して希望のものを選択させることをし得るよう構成され
た例もあるが、この場合でも、ユーザーの要求に近いル
ートをユーザー自身で別探索し、選択しなければならな
いために前述の不具合を完全に払拭するには至らないも
のであった。
して希望のものを選択させることをし得るよう構成され
た例もあるが、この場合でも、ユーザーの要求に近いル
ートをユーザー自身で別探索し、選択しなければならな
いために前述の不具合を完全に払拭するには至らないも
のであった。
【０００７】そこで、本発明の目的は、希望の「到着予
想時間や費用」を予め設定し、これに沿った探索結果を
再検索等の手数の掛かる操作を行うことなく簡単に得る
ことができる車両経路の誘導装置を提供することにあ
る。
想時間や費用」を予め設定し、これに沿った探索結果を
再検索等の手数の掛かる操作を行うことなく簡単に得る
ことができる車両経路の誘導装置を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による車両経路の誘導装置は、次のような特
徴的な構成を採用している。
め、本発明による車両経路の誘導装置は、次のような特
徴的な構成を採用している。
【０００９】（１）道路地図データを記憶する道路地図
記憶手段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前
記道路地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の
条件設定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経
路探索手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表
示する表示手段と、を有する車両経路の誘導装置におい
て、前記設定手段による各種条件設定に到着予定時刻の
設定を含ませて構成した第１設定手段を具備する車両経
路の誘導装置。
記憶手段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前
記道路地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の
条件設定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経
路探索手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表
示する表示手段と、を有する車両経路の誘導装置におい
て、前記設定手段による各種条件設定に到着予定時刻の
設定を含ませて構成した第１設定手段を具備する車両経
路の誘導装置。
【００１０】（２）道路地図データを記憶する道路地図
記憶手段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前
記道路地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の
条件設定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経
路探索手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表
示する表示手段と、を有する車両経路の誘導装置におい
て、前記設定手段による各種条件設定に、必要予算の設
定を含ませて構成した第２設定手段を具備する車両経路
の誘導装置。
記憶手段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前
記道路地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の
条件設定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経
路探索手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表
示する表示手段と、を有する車両経路の誘導装置におい
て、前記設定手段による各種条件設定に、必要予算の設
定を含ませて構成した第２設定手段を具備する車両経路
の誘導装置。
【００１１】（３）道路地図データを記憶する道路地図
記憶手段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前
記道路地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の
条件設定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経
路探索手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表
示する表示手段と、を有する車両経路の誘導装置におい
て、前記設定手段による各種条件設定に、到着予定時刻
の設定を含ませて構成した第１設定手段と、前記設定手
段による各種条件設定に、必要予算の設定を含ませて構
成した第２設定手段と、を具備する車両経路の誘導装
置。
記憶手段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前
記道路地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の
条件設定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経
路探索手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表
示する表示手段と、を有する車両経路の誘導装置におい
て、前記設定手段による各種条件設定に、到着予定時刻
の設定を含ませて構成した第１設定手段と、前記設定手
段による各種条件設定に、必要予算の設定を含ませて構
成した第２設定手段と、を具備する車両経路の誘導装
置。
【００１２】（４）前記第１設定手段による設定と前記
第２設定手段による設定のいずれかを選択する選択手段
を設けるように構成する上記（３）の車両経路の誘導装
置。
第２設定手段による設定のいずれかを選択する選択手段
を設けるように構成する上記（３）の車両経路の誘導装
置。
【００１３】（５）前記第２設定手段による条件設定
に、有料道路通行の有無の設定を含ませて構成する上記
（２）ないし（４）のいずれかの車両経路の誘導装置。
に、有料道路通行の有無の設定を含ませて構成する上記
（２）ないし（４）のいずれかの車両経路の誘導装置。
【００１４】（６）前記第１設定手段による条件設定
に、有料道路通行の有無の設定を含ませて構成する上記
（１）、（３）及び（４）のいずれかの車両経路の誘導
装置。
に、有料道路通行の有無の設定を含ませて構成する上記
（１）、（３）及び（４）のいずれかの車両経路の誘導
装置。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図１は、本発明に
よる車両経路の誘導装置の要部の回路構成を示す回路ブ
ロック図であり、図において、ＣＰＵ１は、車両経路の
誘導装置における各種動作が複合的に適正に行われるよ
うに制御するためのもので、ＣＰＵ１を所定動作させる
ための各種プログラムが格納されたＲＯＭ２と、ＣＰＵ
１の動作に一時的に必要なデータの格納と読み出しを行
うためのＲＡＭ３が接続されている。
て添付図面を参照しながら説明する。図１は、本発明に
よる車両経路の誘導装置の要部の回路構成を示す回路ブ
ロック図であり、図において、ＣＰＵ１は、車両経路の
誘導装置における各種動作が複合的に適正に行われるよ
うに制御するためのもので、ＣＰＵ１を所定動作させる
ための各種プログラムが格納されたＲＯＭ２と、ＣＰＵ
１の動作に一時的に必要なデータの格納と読み出しを行
うためのＲＡＭ３が接続されている。
【００１６】ＣＤ−ＲＯＭドライブ４は、道路地図デー
タを記憶する道路地図記憶手段の構成の一部であって、
例えば日本全国の地図データや関東地方、東北地方等の
地方別の詳細地図データが格納されているＣＤ−ＲＯＭ
を装填することによって各種地図データを読み出すこと
ができる。
タを記憶する道路地図記憶手段の構成の一部であって、
例えば日本全国の地図データや関東地方、東北地方等の
地方別の詳細地図データが格納されているＣＤ−ＲＯＭ
を装填することによって各種地図データを読み出すこと
ができる。
【００１７】ＶＩＣＳユニット５は、リアルタイムに無
線通信で送られてくる渋滞情報を得るためのものであ
る。センサ回路６は、車両の現在位置を検出する方位セ
ンサ７と、車両の速度を検出する車速センサ８との各デ
ータが入力されるように構成されている。表示器９は、
前記ＣＤ−ＲＯＭドライブ４によって得られる道路地図
データと後述の設定入力回路１１による条件設定に基づ
いて目的地までの車両経路を探索する経路探索手段で探
索された経路を表示するように構成されている。画像メ
モリ１０は、表示器９への表示データを一時的に格納す
るもので、全体表示と詳細表示等々の複数の表示データ
を格納しＣＰＵ１による制御の基に選択的に表示器９に
送り込まれるように構成されている。設定入力回路１１
は、車両経路の条件設定や各種の条件設定をするための
もので、図示しない装置本体の正面パネルやリモコン本
体の表面に設けられた操作キー（図示せず）にて所望の
条件設定を行わせることができるように構成されてい
る。
線通信で送られてくる渋滞情報を得るためのものであ
る。センサ回路６は、車両の現在位置を検出する方位セ
ンサ７と、車両の速度を検出する車速センサ８との各デ
ータが入力されるように構成されている。表示器９は、
前記ＣＤ−ＲＯＭドライブ４によって得られる道路地図
データと後述の設定入力回路１１による条件設定に基づ
いて目的地までの車両経路を探索する経路探索手段で探
索された経路を表示するように構成されている。画像メ
モリ１０は、表示器９への表示データを一時的に格納す
るもので、全体表示と詳細表示等々の複数の表示データ
を格納しＣＰＵ１による制御の基に選択的に表示器９に
送り込まれるように構成されている。設定入力回路１１
は、車両経路の条件設定や各種の条件設定をするための
もので、図示しない装置本体の正面パネルやリモコン本
体の表面に設けられた操作キー（図示せず）にて所望の
条件設定を行わせることができるように構成されてい
る。
【００１８】以上のように構成されている車両経路の誘
導装置の動作について次に説明する。先ず、車両経路の
誘導装置における第１検索処理について図２に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
導装置の動作について次に説明する。先ず、車両経路の
誘導装置における第１検索処理について図２に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【００１９】ＣＰＵ１によって第１検索処理のモードに
されている車両経路の誘導装置は、ステップＳ１におい
て到着予定時刻の設定が、ユーザーが設定入力回路１１
の操作キーを操作することによって行われ、到着予定時
刻の設定と共に他の条件、例えば目的地の設定等が行わ
れる。
されている車両経路の誘導装置は、ステップＳ１におい
て到着予定時刻の設定が、ユーザーが設定入力回路１１
の操作キーを操作することによって行われ、到着予定時
刻の設定と共に他の条件、例えば目的地の設定等が行わ
れる。
【００２０】次のステップＳ２において、方位センサ７
によって検出された車両現在位置と、道のりと、制限速
度と、ＶＩＣＳユニット５による渋滞データを加味し予
定時間付近に到着する経路が決定され、次のステップＳ
３に進む。
によって検出された車両現在位置と、道のりと、制限速
度と、ＶＩＣＳユニット５による渋滞データを加味し予
定時間付近に到着する経路が決定され、次のステップＳ
３に進む。
【００２１】ステップＳ３は、到着予定時刻を越えたか
否かを判定するもので、ＮＯの場合には、ステップＳ４
に進み、既にステップＳ２で得られた経路決定のデータ
がそのまま表示器９に表示され第１探索処理が完了とな
る。
否かを判定するもので、ＮＯの場合には、ステップＳ４
に進み、既にステップＳ２で得られた経路決定のデータ
がそのまま表示器９に表示され第１探索処理が完了とな
る。
【００２２】一方、ステップＳ３でＹＥＳの場合には、
ステップＳ５にて最短（時間）経路を結果として決定
し、次のステップＳ４でそのデータが表示される。
ステップＳ５にて最短（時間）経路を結果として決定
し、次のステップＳ４でそのデータが表示される。
【００２３】また、ステップＳ６は、到着予定時刻が、
走行中の渋滞や事故等により、変更になったか否かを判
定するもので、ＮＯの場合には、ステップＳ２の結果を
そのままステップＳ４にて表示し、ＹＥＳの場合には、
ステップＳ２による経路決定のデータを、ステップＳ７
にて随時に再探索し、最新のものに更新した結果をステ
ップＳ４にて表示する。
走行中の渋滞や事故等により、変更になったか否かを判
定するもので、ＮＯの場合には、ステップＳ２の結果を
そのままステップＳ４にて表示し、ＹＥＳの場合には、
ステップＳ２による経路決定のデータを、ステップＳ７
にて随時に再探索し、最新のものに更新した結果をステ
ップＳ４にて表示する。
【００２４】このようにして一連の第１検索処理のモー
ドが完了する。
ドが完了する。
【００２５】次に、車両経路の誘導装置における第２検
索処理の動作と、第１及び第２検索処理を選択する動作
を図３に示すフローチャートを用いて説明する。
索処理の動作と、第１及び第２検索処理を選択する動作
を図３に示すフローチャートを用いて説明する。
【００２６】ＣＰＵ１によって第２検索処理のモードに
されている車両経路の誘導装置は、ステップＳ８におい
て予算の設定が、ユーザーが設定入力回路１１の操作キ
ーを操作することによって行われ、予算の設定と共に他
の条件、例えば目的地の設定や高速道路・有料道路の使
用の有無等が行われる。
されている車両経路の誘導装置は、ステップＳ８におい
て予算の設定が、ユーザーが設定入力回路１１の操作キ
ーを操作することによって行われ、予算の設定と共に他
の条件、例えば目的地の設定や高速道路・有料道路の使
用の有無等が行われる。
【００２７】次のステップＳ９において、目的地までの
ルートにおいて、高速道路・有料道路を使用する場合に
その費用を計算する。その費用が予算内であれば求めた
結果を経路決定とし、予算オーバーであれば、高速道路
・有料道路の使用区間を調整し、予算内でたどり着ける
別経路を探索した結果を経路決定とする。
ルートにおいて、高速道路・有料道路を使用する場合に
その費用を計算する。その費用が予算内であれば求めた
結果を経路決定とし、予算オーバーであれば、高速道路
・有料道路の使用区間を調整し、予算内でたどり着ける
別経路を探索した結果を経路決定とする。
【００２８】尚、予算が￥０と設定された場合、また
は、高速道路・有料道路の最短区間料金未満の場合は、
自動的に「高速道路・有料道路を使用しない」という条
件での探索となる。
は、高速道路・有料道路の最短区間料金未満の場合は、
自動的に「高速道路・有料道路を使用しない」という条
件での探索となる。
【００２９】次のステップＳ１０は、第２探索処理を優
先するか否かを判定するもので、換言すれば、「到着予
定時刻を基準として経路決定を行うための第１探索処
理」と「予算を基準として経路決定を行うための第２探
索処理」のいずれを優先するかの判定であって、ステッ
プＳ１０でＹＥＳの場合には、ステップＳ９にて決定さ
れた「予算を基準とした経路決定データ」をそのままス
テップＳ１１で表示器９による表示とする。
先するか否かを判定するもので、換言すれば、「到着予
定時刻を基準として経路決定を行うための第１探索処
理」と「予算を基準として経路決定を行うための第２探
索処理」のいずれを優先するかの判定であって、ステッ
プＳ１０でＹＥＳの場合には、ステップＳ９にて決定さ
れた「予算を基準とした経路決定データ」をそのままス
テップＳ１１で表示器９による表示とする。
【００３０】一方、ステップＳ１０でＮＯの場合には、
ステップＳ１２に進み、図２に示すフローチャートで説
明したと同様の第２探索処理が実行され、その結果が表
示器９に表示される。
ステップＳ１２に進み、図２に示すフローチャートで説
明したと同様の第２探索処理が実行され、その結果が表
示器９に表示される。
【００３１】このようにして一連の第２検索処理のモー
ド及びが第１及び第２検索処理を選択する動作が完了
し、一連の動作完了とされる。
ド及びが第１及び第２検索処理を選択する動作が完了
し、一連の動作完了とされる。
【００３２】尚、本発明は、前述の形態による車両経路
の誘導装置に限定されることなく、例えば、設定入力回
路１１で入力された到着予定時刻の設定に基づいて出発
時刻をユーザーに知らせることもできる。
の誘導装置に限定されることなく、例えば、設定入力回
路１１で入力された到着予定時刻の設定に基づいて出発
時刻をユーザーに知らせることもできる。
【００３３】また、設定入力回路１１による設定によ
り、目的地だけでなく途中の立ち寄り点までの到着予定
時刻のみならずその予算も設定することができる。
り、目的地だけでなく途中の立ち寄り点までの到着予定
時刻のみならずその予算も設定することができる。
【００３４】更に、到着予定時刻だけでなく、立ち寄り
点出の滞在時間も設定できる。また、前述の予算とは、
高速道路・有料道路の料金であるが、車両の燃料費（走
行距離にほぼ比例）も加味して最終的な経路を決定して
もよいことは勿論である。
点出の滞在時間も設定できる。また、前述の予算とは、
高速道路・有料道路の料金であるが、車両の燃料費（走
行距離にほぼ比例）も加味して最終的な経路を決定して
もよいことは勿論である。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両経路
の誘導装置によれば、再度にわたって探索を繰り返して
行わなければならないという従来の不具合がなくなり、
使い勝手を向上させることができる。
の誘導装置によれば、再度にわたって探索を繰り返して
行わなければならないという従来の不具合がなくなり、
使い勝手を向上させることができる。
【００３６】また、進路の途中に立ち寄り点があった場
合、そこでどれくらい時間が使えるか予定が立てられる
ようになる。
合、そこでどれくらい時間が使えるか予定が立てられる
ようになる。
【００３７】従って、希望の「到着予想時間や費用」を
予め設定し、これに沿った探索結果を再検索等の手数の
掛かる操作を行うことなく簡単に得ることができる車両
経路の誘導装置を提供でき、到着時刻を気にすることな
く運転に集中でき、交通安全の上でも優れたものであ
る。
予め設定し、これに沿った探索結果を再検索等の手数の
掛かる操作を行うことなく簡単に得ることができる車両
経路の誘導装置を提供でき、到着時刻を気にすることな
く運転に集中でき、交通安全の上でも優れたものであ
る。
【図１】本発明の一実施の形態による車両経路の誘導装
置の回路要部を示すブロック図である。
置の回路要部を示すブロック図である。
【図２】図１に示される車両経路の誘導装置における第
１検索処理の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
１検索処理の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図３】図１に示される車両経路の誘導装置における第
２検索処理の動作と、第１及び第２検索処理を選択する
動作を説明するためのフローチャートである。
２検索処理の動作と、第１及び第２検索処理を選択する
動作を説明するためのフローチャートである。
１ ＣＰＵ ２ ＲＯＭ ３ ＲＡＭ ４ ＣＤ−ＲＯＭドライブ ５ ＶＩＣＳユニット ６ センサ回路 ７ 方位センサ ８ 車速センサ ９ 表示器 １０ 画像メモリ １１ 設定入力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C032 HB23 HD16 HD21 HD24 2F029 AA02 AB01 AB13 AC02 AC04 AC06 AC08 AC13 AC14 5H180 AA01 BB04 BB13 BB15 EE02 EE10 FF04 FF12 FF22 FF27 FF32 9A001 FZ03 JJ77
Claims (6)
- 【請求項１】道路地図データを記憶する道路地図記憶手
段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前記道路
地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の条件設
定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経路探索
手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表示する
表示手段と、を有する車両経路の誘導装置において、 前記設定手段による各種条件設定に到着予定時刻の設定
を含ませて構成した第１設定手段を具備することを特徴
とする車両経路の誘導装置。 - 【請求項２】道路地図データを記憶する道路地図記憶手
段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前記道路
地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の条件設
定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経路探索
手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表示する
表示手段と、を有する車両経路の誘導装置において、 前記設定手段による各種条件設定に、必要予算の設定を
含ませて構成した第２設定手段を具備することを特徴と
する車両経路の誘導装置。 - 【請求項３】道路地図データを記憶する道路地図記憶手
段と、車両経路の条件設定をする設定手段と、前記道路
地図記憶手段の道路地図データと前記設定手段の条件設
定に基づいて目的地までの車両経路を探索する経路探索
手段と、前記経路探索手段で探索された経路を表示する
表示手段と、を有する車両経路の誘導装置において、 前記設定手段による各種条件設定に、到着予定時刻の設
定を含ませて構成した第１設定手段と、 前記設定手段による各種条件設定に、必要予算の設定を
含ませて構成した第２設定手段と、 を具備することを特徴とする車両経路の誘導装置。 - 【請求項４】前記第１設定手段による設定と前記第２設
定手段による設定のいずれかを選択する選択手段を設け
るように構成することを特徴とする請求項３に記載の車
両経路の誘導装置。 - 【請求項５】前記第２設定手段による条件設定に、有料
道路通行の有無の設定を含ませて構成することを特徴と
する請求項２ないし請求項４のいずれかに記載の車両経
路の誘導装置。 - 【請求項６】前記第１設定手段による条件設定に、有料
道路通行の有無の設定を含ませて構成することを特徴と
する請求項１、請求項３及び請求項４のいずれかに記載
の車両経路の誘導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10307906A JP2000121378A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 車両経路の誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10307906A JP2000121378A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 車両経路の誘導装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000121378A true JP2000121378A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17974602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10307906A Pending JP2000121378A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 車両経路の誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000121378A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001331894A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Nec Corp | 輸送サービスシステムおよび輸送サービス方法 |
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| JP2002328036A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Kenwood Corp | ナビゲーション装置および方法 |
| JP2003194563A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-09 | Kenwood Corp | ナビゲーション装置、目的地検索装置、費用提示装置、目的地検索方法、費用提示方法、及び、プログラム |
| JP2013096871A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Denso Corp | 車両用ナビゲーション装置 |
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-
1998
- 1998-10-14 JP JP10307906A patent/JP2000121378A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |