JP3572109B2 - 車両判別システム - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は無線通信を利用した通行料金収受システムにおける車両判別システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な車両判別システムは、車両進入側に車種判別装置と路側アンテナを設け、その後に車両検知センサを設けた構成としている。このような構成で、更に正確な判別を行うために図7のような構成が提案されている。
【0003】
図7は従来のこのような通行料金収受システムの主要部の概略配置図である。図において、車線20の進入側、および発進側にそれぞれ進入側、発信側車両検知センサ10,11を配置し、それらの間に路側アンテナ12と車載機8との通信可能領域13を配置した例である。路側アンテナ12は同通信可能領域13が進入側車両検知、発進側車両検知センサ10,11の間にくるように車線20の上方に設置される。また通信可能領域13は、車両7が走行中に路側アンテナ12と車載機8とが無線通信で料金の支払いを行うために十分な進行方向長さを持つものとする。
【0004】
このような配置において、いま車載機8を搭載した車両7が車線20へ進入した時の動作を説明する。
【0005】
(1)車両7が車線20に進入すると進入側車両検知センサ10でその通過開始が検知され、制御装置14は路側アンテナ12より、車載機8との通信のための問い合わせデータを周期的に出力する。
【0006】
(2)車両7に搭載した車載機8が路側アンテナ12の通信領域13に到達すると、車載機8は路側アンテナ12に対し応答を返すことにより、制御装置14は車載機8の存在を検知し、料金の支払い処理を行うための通信シーケンスを実行する。
【0007】
(3)車両7が発進側車両検知センサ11を通過完了すると、同車両検知センサ11は車両7の通過完了を検知し、制御装置14に通知する。
【0008】
この構成の車線20において車両7が1台毎に車線に進入し発進していく場合、進入側車両検知センサ10の通過開始時点より、発進側車両検知センサ11の通過完了時点までに無線通信による支払い処理が行われたか否かを判定することにより、通過車両が無線通信により正しく通行料金を支払ったか否かの判定が可能である。
【0009】
図8はこの場合の制御装置14の処理フローである。図において、S1で進入側車両検知センサ10にる通過開始が検知される。次に、S2において、路側アンテナ12により問い掛けデータを周期的に出力する。S3では車両の通信領域13への進入待ち、即ち車載機8からの応答待ちの状態である。次にS4では車載機8よりの応答があった場合で、S4−1において、車載機8と路側アンテナ12との間で無線通信により、料金支払い処理を行い、S4−2において、発側車両検知センサ11による車両の通過完了を検知し、S4−3において車線を通過した車両7は無線通信により正しく料金を支払ったと判定する。又、S5においては、車載機8よりの応答がない場合で、発進側車両検知センサ11による車両の通過完了を検知すると、S6において、通過車両は料金を支払ってないと判定する。
【0010】
図9は車両検知のタイミングチャートであり、(a)は車載機搭載車両の場合、(b)は車載機非搭載車両の場合の例である。(a)においては、通過開始検知時点T1より通過完了検知時点T2の間に路側アンテナ・車載機間通信処理21が行なわれ、無線通信による支払い処理22が発生しているので通過完了検知時点でこの車両については正しく料金支払いが行われたことがわかる。
【0011】
図9(b)においては、通過開始検知時点T1より通過完了検知時点T2の間に路側アンテナ・車載機間通信処理2が存在せず、無線通信による支払い処理が発生していないので通過完了検知時点でこの車両については正しく料金支払いが行われていないことがわかる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、無線通信を利用した通行料金収受システムを構築しようとする場合、車両1台毎に無線通信にて正しく通行料金を支払ったか否かの判定が必要となる。上記に示したように図7の例では車両が1台毎に車線に進入し、出ていく場合には、1台毎の通過車両について無線通信による支払い処理が行われたか否かの判定を行うことができる。しかし、車線内に車両が複数台滞留し渋滞しているような場合、本構成では、1台毎の通過車両について無線通信による支払い処理が行われたか否かの判定を行うことができない。
【0013】
このような例を図10により説明する。図10は車線内に2台の車両即ち車載機を搭載していない車両Aと車載機8を搭載した車両Bが接近して走行している場合を表している。図では簡単のため路側アンテナを省略してある。このような場合、車両Aは通信を行わないが、車両Bは車載機8が通信領域13に入った時点で通信が行われる。
【0014】
しかし、図9の例と同様にタイミングチャートを考えてみると、図11のようになり、通信が行われた車両が車両Aなのか、車両Bなのか区別がつかない。即ち、図11では2台の車両それぞれの進入、通過完了の検知は可能であるが、無線通信による支払い処理22が発生した時点が車両A,Bの双方が進入した時点であるので、各々の車両の通過完了時にいずれの車両が車載機非搭載車両であるのか、判別がつかないことになる。
【0015】
このような問題を解決するために、本出願人は1台の車両検知センサと通信領域とを配置して、車線に複数台の車両が接近し渋滞走行している場合でも、車両検知センサ通過完了時にその車両について無線通信による料金支払いが正しく行われたか否かの判定が可能な車両判別システムを別の出願で提案している。この出願の内容の詳細説明は省略するが、その条件のみ説明すると、〔a1+t0・v<a2〕および〔−(n+m2)<a1<L−m−v.t0〕の2式の条件が成立するようにしている。
【0016】
前式の条件は通信領域(a1は通信領域前縁位置、a2は後縁位置、t0は通信処理時間、vは車速)の進行方向長さの条件であり、条件を満たすことに特に問題はないが、後式の条件は通行車両の車長(L)、車載機取りつけ位置(先頭車;m、後続車;m2)と車速(v)・通信時間(t0)に関するもので、特に車速が速く、また通信時間が長い場合、車長の短い車両、例えば2輪車等では正確に判別し、信頼性を増すには更に検討する余地はある。
【0017】
2輪車の場合の実際の数値を考えてみると、t0=0.06(sec)、vの最大値=16.7(m/sec)(60km/h)とすると、v・t0の最大値=1.0(m)となる。
【0018】
また、単車の場合、車載機をハンドル付近に接着すると、L−mの最小値=1.2m程度となり、最小車間nを0.3(m)、後続車の車載機位置m2=0、とすると後式は;〔−0.3(m)<a1<0.2(m)〕となり、可能なa1の範囲は非常に限定される。一方現実の通信領域の前縁は直線でなく、特に2輪車では車線の端を通行することが多いと考えられ、現実には上式の条件の成立は困難となる。
【0019】
本発明はこのように車線に複数台の車両が接近し、渋滞走行している場合でも車両1台毎に無線通信による料金支払いが正しく行われたか否かの判定を可能とし特に2輪車についても正確に判定を可能にする車両判別システムを提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明では、第1,第2の車両検知センサを所定の間隔で通信可能領域の前縁部近傍に配置して判別部にて第1および第2の車両検知センサで検知した信号およびアンテナ制御部からの車載機と路側アンテナとの通信結果に基づいて正しい通信が行われたか否かの判別を行う構成とする。
【0021】
即ち、本発明は、車両に搭載された車載機と通信を行うための車線に設置された路側アンテナと、同路側アンテナと前記車載機との通信可能領域前縁部近傍に所定の間隔で配置され、前記車線を走行する前記車両の特定位置での通過開始を検知する第1の車両検知センサおよび通過完了を検知する第2の車両検知センサと、前記路側アンテナと前記車載機との前記通信可能領域での通信を制御するアンテナ制御部と、前記第1および第2の車両検知センサの信号および前記アンテナ制御部よりの車載機との通信結果データを受信することにより、通過する前記車両に対し正しく通信処理が行われたか否かの判別を行う判別部とを具備してなり、前記判別部は前記アンテナ制御部を制御し、車載機搭載車両が前記第1の車両検知センサ通過時には同車両の前記第2の車両検知センサ通過完了か、または後続車の第1の車両検知センサ通過開始のいずれか早い時点までに通信が完了し、且つその時点まで後続車に対し通信が行われないようにすることにより、通過車両に対し正しく通信処理が行われたか否かの判別を行うことを特徴とする車両判別システムを提供する。
【0022】
【作用】
本発明はこのような手段により、車載機搭載車両が第1の車両検知センサを通過開始するとその信号は判別部に入力される。判別部はアンテナ制御部に路側アンテナと車載機との通信開始を指令し、車載機との通信処理が行なわれ、その結果はアンテナ制御部より判別部に入力され、アンテナ制御部は通信を終了する。車載機搭載車両が第1の車両検知センサを通過時には同車両の第2の車両検知センサ通過完了か、または後続車の第1の車両検知センサ通過開始のいずれか早い時点までに必ず通信が行われ、且つその時点まで後続車に対し通信が行われないようになるので判別部は、例えば2輪車のような車長の短い車両であっても、1台の車両通過に対して正しい通信がなされたか否かの判別を正確に行うことができる。従って、同車両についての料金支払がなされたと判定できる。
【0023】
図1乃至図3によりこの作用を更に詳しく説明する。図1は車両検知センサと通信領域との関係を示す配置図であり、いま図1のように2台の車両検知センサ1−1,1−2と通信領域3を配置し、2つの車両検知センサ1−1,1−2との位置と路側アンテナが車載機と通信可能な領域の位置関係を、車載機搭載車両通過時には同車両の第2の車両検知センサ通過完了、または後続車の第1の車両検知センサ通過開始のいずれか早い時点までに必ず通信が行われ、且つその時点まで後続車に対し通信が行われないような、第1の車両検知センサに対する第2の車両検知センサの位置と通信領域の相対関係を求める。図1では簡単のため通信領域は長方形としている。
【0024】
図1の配置関係において、車両A,Bが等速度V(m/sec)で車線20を通過する場合を考えると、その距離と時間との関係は図2のようになる。
【0025】
図2において、車載機搭載車両通過時に同車両の第2の車両検知センサ(2)1−2通過完了、または後続車の第1の車両検知センサ(1)1−1通過開始のいずれか早い時点までに必ず通信が行われ、且つその時点まで後続車に対し通信が行われない条件は次の(1)、(2)式のようになる。これらの条件において、t1は車両がm+a1移動した時点であるから(3)式、t2は車両がL+d移動した時点であるから(4)式、t3は次車がL+n+a1+m2だけ走った時点であり(5)式、および、t4は車両がL+n移動した位置であるから(6)式となる。
【0026】
【数1】
Figure 0003572109
【0027】
a2はa1よりt0だけ車両が移動した位置であり(7)式の条件が必要であり、(7)式は通信領域の必要な進行方向長さの条件であり、t0=0.06(s)とし、最大車速を時速60km/hとすると、t0・vの最大値は1.0(m)となり、通信領域は1m以上あればよく、容易に成立させることができる。
【0028】
【数2】
Figure 0003572109
【0029】
次に、上記(1)〜(6)式より次の(8),(9)式が導かれる。
【0030】
【数3】
Figure 0003572109
【0031】
いま通信領域の前縁が車線通行位置により、約1mのばらつきがあると考え、a1の最小値0.0(m)、最大値1.0(m)とし、L−mの最小値=1.2、m2の最小値を0.1(m)とすると、次の(10),(11)式となる。
【0032】
【数4】
Figure 0003572109
【0033】
上記において、(10)式、(11)式の右部分は成立することは明らかであり、左部分について成立するかを検証する。まず、t0=0.06として、最大車速が時速60km/hのときt0・vの最大値=1.0であり、0.8<dであれば、(10)式の左部分はnの値に係わらず無条件に成立する。
【0034】
次に、(11)式の左部分が成立するかを考えてみる。仮にd=1.0(m)、t0=0.06とすると、(11)式の左部分は次の(12)式のようになる。
【0035】
【数5】
Figure 0003572109
【0036】
(12)式のnの範囲を図示すると、図3の斜線で示す「nの値の範囲」のようになり、このようなnとvの範囲であれば通常の走行では充分成立することがわかる。
【0037】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図4は本発明の一実施例に係る車両判別システムの配置図である。図において、1−1は車線20を挟んで対向するように設置された1または複数の光センサ等からなる第1の車両検知センサであり、通過車両の通過開始、通過完了を検知し、5の判別部へ通知する。1−2も距離をd=1.0mとして車線を挟んで対向するように設置された1または複数の光センサ等からなる第2の車両検知センサであり、通過車両の通過開始、通過完了を検知し、同じく5の判別部へ通知する。2は路側アンテナであり、3の通信領域を構成し、車両7に搭載された車載機8と通信する機能を持つ。3は前述の通信領域であり、路側アンテナ2と車載機8とが通信可能な領域である。4は路側アンテナ制御部であり、判別部5よりの指令により、以下の動作を行う。
【0038】
(1)判別部5よりの指令により、車載機8と通信を行うための周期的問い掛けデータの送信の開始、終了を行う。
【0039】
(2)上記周期的問い掛けデータに対し、車載機8が応答した場合、車載機8に対し、料金支払いのための通信処理を実行する。
【0040】
(3)車載機8との料金支払い処理が完了した場合、その結果を判別部5に通知する。
【0041】
判別部5は光センサ1−1,1−2の信号を受信し、アンテナ制御部4に対し指令を出し、またアンテナ制御部4よりの通信結果を受信することにより、車両通過完了時に当該車両に対し、無線通信による料金支払いが行われたか否かを判定する判別部であり、その判定は図5のフロチャートに示すように行われる。
【0042】
6は判別部5が出力する判定結果信号であり、この信号6は別途機器に対し、車両の通過および当該車両について支払いが済んだか否かを通知する。7は車線を通過する車両、8は車両7に搭載された車載機であり、通信領域3内で路側アンテナ2よりの問い掛けデータを受信した場合、アンテナ2に応答を返し、アンテナ2との間で通信を行うことにより、料金の支払い処理を行う。
【0043】
図5は判別部5の処理フローチャートであり、その概要を説明する。S1の通過開始待ちからS2でセンサ1−1の通過信号を受信し、S3において、アンテナ制御部4へ通信開始指令を出力する。S4ではセンサ1−2からの通過完了信号があるか、センサ1−1の通過開始又はアンテナ制御部4からの通信結果待ちの状態のいずれかにある。S5でアンテナ制御部4より通信結果を受信すると、S6において、同制御部4へ通信停止を出力し、S7でセンサ1−2の通過完了待ちか又はセンサ1−1からの後続車の通過開始の待ち状態となる。S8でセンサ1−1よりの通過開始信号を受信し、S9でセンサ1−2より通過完了信号を受信し、S10で通信結果が正常か否かのチェックを行う。正常であればS11に進み、この車両について料金が正常に支払われたと判定し、S12において正常との判定を出力する。
【0044】
又、S10でチェックの結果、異常の場合にはS13で料金支払が異常終了したと判定し、S14において異常終了の判定を出力する。一方、S15においてセンサ1−1より通過信号を受信し、S16でセンサ1−2より通過完了信号を受信すると、S17において、アンテナ制御部4の通信停止を出力し、S18で通信結果なしの判定を行う。これらのいずれかの判定結果が出力されるとS19において、車両が通過中であれば、S3に戻り、前述のステップをくり返す。非通過であればS1に戻り開始待ちの状態となる。
【0045】
図4、図5に示す実施例における通信の判別タイミングチャートの例を図6に示す。図6は時間軸を横軸にとり、車両A,B,C,Dが通過する場合の検知センサ1−1,1−2の信号を表したものであり、図中Ta等はこの間に通信が無かった場合、車両Aは通信がなかった車両、この間に通信があった場合、車両Aの通信とみなす期間を表している。Tb,Tc,Tdも同様であり、例えばTbは車両Bがセンサ1−1を通過中でセンサ1−2を通過完了しないうちに車両Cがセンサ1−1を通過開始した例であり、この場合にはTb内で通信があれば車両Bの通信とみなすものである。
【0046】
このような配置関係にある実施例では、車線20に複数台の車両、例えば2輪車のような車長の短い車両、が近接して渋滞走行している場合でも、車両検知センサ1−2を通過完了時にはその車両について無線通信による料金の支払が正しく行われたか否かの判定を正確に行うことが可能となるものである。
【0047】
【発明の効果】
以上、具体的に説明したように、本発明においては、第1,第2の車両検知センサを所定の間隔で通信可能領域の前縁部近傍に配置して判別部にて第1および第2の車両検知センサで検知した信号およびアンテナ制御部からの車載機と路側アンテナとの通信結果に基づいて正しい通信が行われたか否かの判別を行う構成としたので、車線に複数台の車両が近接して渋滞走行している場合においても、1台毎に確実に無線通信による料金支払いが正常に行われたか否かを判別することができる。
【0048】
特に、本発明においては、車両の車長が短い車両、即ち、2輪車、等においても正確に判別することを可能とするものであり、そのために、通行料金収受システムの車両判別システムの信頼性が著しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両判別システムに係る車両検知センサと通信領域の配置図である。
【図2】本発明の車両判別システムに係る車両通過時の距離と時間の関係を示す図である。
【図3】本発明の車両判別システムに係る車間の可能な範囲を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る車両判別システムの構成を示す配置図である。
【図5】本発明の一実施例に係る車両判別システムの判別部の処理フローチャートである。
【図6】本発明の一実施例に係る車両判別システムの判定タイミングチャートである。
【図7】従来の一般的な車両判別システムの概略配置図である。
【図8】従来の車両判別システムの制御フローチャートである。
【図9】従来の車両判別システムのタイミングチャートで、(a)は車載機搭載車両の場合、(b)は車載機非搭載車両の場合を示す。
【図10】従来の車両判別システムでの車両渋滞時の配置図である。
【図11】従来の2台の車両が接近走行時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1−1 車両検知センサ(1)
1−2 車両検知センサ(2)
2 路側アンテナ
3 通信領域
4 アンテナ制御部
5 判定部
6 判定結果信号
7 車両
8 車載機

Claims (1)

  1. 車両に搭載された車載機と通信を行うための車線に設置された路側アンテナと、同路側アンテナと前記車載機との通信可能領域前縁部近傍に所定の間隔で配置され、前記車線を走行する前記車両の特定位置での通過開始を検知する第1の車両検知センサおよび通過完了を検知する第2の車両検知センサと、前記路側アンテナと前記車載機との前記通信可能領域での通信を制御するアンテナ制御部と、前記第1および第2の車両検知センサの信号および前記アンテナ制御部よりの車載機との通信結果データを受信することにより、通過する前記車両に対し正しく通信処理が行われたか否かの判別を行う判別部とを具備してなり、前記判別部は前記アンテナ制御部を制御し、車載機搭載車両が前記第1の車両検知センサ通過時には同車両の前記第2の車両検知センサ通過完了か、または後続車の第1の車両検知センサ通過開始のいずれか早い時点までに通信が完了し、且つその時点まで後続車に対し通信が行われないようにすることにより、通過車両に対し正しく通信処理が行われたか否かの判別を行うことを特徴とする車両判別システム。
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