JP3664760B2 - 車両判別システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は無線通信を利用した通行料金収受システムにおける車両判別システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な車両判別システムは、車両進入側に車種判別装置と路側アンテナを設け、その後に車両検知センサを設けた構成としている。このような構成で、更に正確な判別を行うために図7のような構成が提案されている。
【0003】
図7は従来のこのような通行料金収受システムの主要部の概略配置図である。図において、車線20の進入側、および発進側にそれぞれ進入側、発進側車両検知センサ10,11を配置し、それらの間に路側アンテナ12と車載機8との通信可能領域13を配置した例である。路側アンテナ12は同通信可能領域13が進入側車両検知、発進側車両検知センサ10,11の間にくるように車線20の上方に設置される。また通信可能領域13は、車両7が走行中に路側アンテナ12と車載機8とが無線通信で料金の支払いを行うために十分な進行方向長さを持つものとする。
【0004】
このような配置において、いま車載機8を搭載した車両7が車線20へ進入した時の動作を説明する。
【0005】
(1)車両7が車線20に進入すると進入側車両検知センサ10でその通過開始が検知され、制御装置14は路側アンテナ12より、車載機8との通信のための問い合わせデータを周期的に出力する。
【0006】
(2)車両7に搭載した車載機8が路側アンテナ12の通信領域13に到達すると、車載機8は路側アンテナ12に対し応答を返すことにより、制御装置14は車載機8の存在を検知し、料金の支払い処理を行うための通信シーケンスを実行する。
【0007】
(3)車両7が発進側車両検知センサ11を通過完了すると、同車両検知センサ11は車両7の通過完了を検知し、制御装置14に通知する。
【0008】
この構成の車線20において車両7が1台毎に車線に進入し発進していく場合、進入側車両検知センサ10の通過開始時点より、発進側車両検知センサ11の通過完了時点までに無線通信による支払い処理が行われたか否かを判定することにより、通過車両が無線通信により正しく通行料金を支払ったか否かの判定が可能である。
【0009】
図8はこの場合の制御装置14の処理フローである。図において、S1で進入側車両検知センサ10による通過開始が検知される。次に、S2において、路側アンテナ12により問い掛けデータを周期的に出力する。S3では車両の通信領域13への進入待ち、即ち車載機8からの応答待ちの状態である。次にS4では車載機8よりの応答があった場合で、S4−1において、車載機8と路側アンテナ12との間で無線通信により、料金支払い処理を行い、S4−2において、発進側車両検知センサ11による車両の通過完了を検知し、S4−3において車線を通過した車両7は無線通信により正しく料金を支払ったと判定する。又、S5においては、車載機8よりの応答がない場合で、発進側車両検知センサ11による車両の通過完了を検知すると、S6において、通過車両は料金を支払ってないと判定する。
【0010】
図9は車両検知のタイミングチャートであり、(a)は車載機搭載車両の場合、(b)は車載機非搭載車両の場合の例である。(a)においては、通過開始検知時点T1より通過完了検知時点T2の間に路側アンテナ・車載機間通信処理21が行なわれ、無線通信による支払い処理22が発生しているので通過完了検知時点でこの車両については正しく料金支払いが行われたことがわかる。
【0011】
図9(b)においては、通過開始検知時点T1より通過完了検知時点T2の間に路側アンテナ・車載機間通信処理21が存在せず、無線通信による支払い処理が発生していないので通過完了検知時点でこの車両については正しく料金支払いが行われていないことがわかる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、無線通信を利用した通行料金収受システムを構築しようとする場合、車両1台毎に無線通信にて正しく通行料金を支払ったか否かの判定が必要となる。上記に示したように図7の例では車両が1台毎に車線に進入し、出ていく場合には、1台毎の通過車両について無線通信による支払い処理が行われたか否かの判定を行うことができる。しかし、車線内に車両が複数台滞留し渋滞しているような場合、本構成では、1台毎の通過車両について無線通信による支払い処理が行われたか否かの判定を行うことができない。
【0013】
このような例を図10により説明する。図10は車線内に2台の車両即ち車載機を搭載していない車両Aと車載機8を搭載した車両Bが接近して走行している場合を表している。図では簡単のため路側アンテナを省略してある。このような場合、車両Aは通信を行わないが、車両Bは車載機8が通信領域13に入った時点で通信が行われる。
【0014】
しかし、図9の例と同様にタイミングチャートを考えてみると、図11のようになり、通信が行われた車両が車両Aなのか、車両Bなのか区別がつかない。即ち、図11では2台の車両それぞれの進入、通過完了の検知は可能であるが、無線通信による支払い処理22が発生した時点が車両A,Bの双方が進入した時点であるので、各々の車両の通過完了時にいずれの車両が車載機非搭載車両であるのか、判別がつかないことになる。
【0015】
本発明はこのように、車線に複数台の車両が接近し、渋滞走行している場合でも車両1台毎に無線通信による料金支払いが正しく行われたか否かの判定を可能とする車両判別システムを提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明では、車両検知センサと路側アンテナとの通信可能領域との位置関係を所定の距離範囲内になるように配置し、判別部にて車両検知センサで検知した信号およびアンテナ制御部からの車載機と路側アンテナとの通信結果に基づいて正しく通信が行われたか否かを判定する構成とする。
【0017】
即ち、本発明は、(1)車両に搭載された車載機と通信を行うための車線に設置された路側アンテナと、同路側アンテナと前記車載機との通信可能領域の前縁部からの距離が所定の範囲内に入るように配置され、車線を走行する前記車両の特定位置での通過を検知する車両検知センサと、前記路側アンテナと前記車載機との前記通信可能領域での通信を制御するアンテナ制御部と、前記車両検知センサの検知信号および前記アンテナ制御部よりの車載機との通信結果データを受信することにより、通過する前記車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行う判別部とを具備してなり、車両検知センサ位置を0としたときの前記車両検知センサと前記路側アンテナとの間の通信可能領域の前縁位置a1と後縁位置a2とを、−0.3m<a1<0.6m、a1+1.0m<a2、の条件を満たすように設定し、前記判別部は前記アンテナ制御部を制御し、前記車両検知センサの車両通過開始時点より車両通過完了時点までに通信が行われたか否かの判定を行うことにより、当該通過車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行うことを特徴とする車両判別システムを提供する。
更に、(2)車両に搭載された車載機と通信を行うための車線に設置された路側アンテナと、同路側アンテナと前記車載機との通信可能領域の前縁部からの距離が所定の範囲内に入るように配置され、車線を走行する前記車両の特定位置での通過を検知する車両検知センサと、前記路側アンテナと前記車載機との前記通信可能領域での通信を制御するアンテナ制御部と、前記車両検知センサの検知信号および前記アンテナ制御部よりの車載機との通信結果データを受信することにより、通過する前記車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行う判別部とを具備してなり、車両検知センサ位置を0としたときの前記車両検知センサと前記路側アンテナとの間の通信可能領域の前縁位置a1と後縁位置a2とを、−0.3m<a1<0.6m、a1+1.0m<a2、の条件を満たすように設定し、前記判別部は前記アンテナ制御部を制御し、前記車両検知センサの前車の通過完了時点より当該車両の通過完了時点までに通信が行われたか否かの判定を行うことにより、当該通過車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行うことを特徴とする車両判別システムを提供する。
【0018】
【作用】
本発明はこのような手段により、車両検知センサが1台の車両通過を検知するとその信号は判別部に入力し、判別部はアンテナ制御部に指令して路側アンテナと車載機との通信可能領域内で通信を開始し、料金支払に関する通信処理を行う。通信処理の結果はアンテナ制御部より判別部に送られ、通信は終了する。この通信処理は、車両検知センサが車両の通過完了信号を発するまでに終了するので1台の車両が通過中に必ず通信処理が完了し、かつ、後続車両とは通信処理が開始されないので車線に複数台の車両が近接し、渋滞走行している場合でも、判別部は1台が通過完了時にその車両について無線通信による料金支払いが正しく行われたか否かの判定が可能となる。
【0019】
この作用を図1,図2により更に、詳しく説明する。図1は、車両検知センサと通信領域との関係を示す配置図である。図において、車両検知センサ1と通信領域3を配置し、車載機搭載車両が車両検知センサ通過中に必ず通信が完了するような、車両検知センサに対する通信領域の相対位置を求める。図において、説明を簡略化するために通信領域3は前縁a1と後縁a2とで形成される長方形としている。図のような配置関係で車両A,Bが等速度V(m/sec )で車線を通過する場合を考えると、その距離と時間との関係は図2のようになる。
【0020】
図1,図2に示すように記号をそれぞれ定義すると、車載機搭載車両が車両検知センサ1を通過中に必ず通信が完了し、なおかつ先頭車の通過完了以前に後続車に対し通信が行われないような、車両検知センサ1に対する通信領域3の相対位置a1、a2を求めればよい。以下条件式を求めると次のようになる。
【0021】
【数1】
【0022】
(1)式は先頭車の通過完了以降に後続車が通信する条件、また、(2)式は先頭車通信完了が通過完了以前であることより求まる条件である。
【0023】
a2に対する条件は、通信領域内で通信が完了する必要があるから次の(6)式のようになる。
【0024】
【数2】
【0025】
上記(1)〜(5)式より、a1を求めると次の(7)式のようになる。
【0026】
【数3】
【0027】
従ってすべての対象車両について(6)式および(7)式が成立するようにa1、a2を決定すればよい。
【0028】
次に、実際の車両および通行状況について考えてみると、まず料金所車線における車速は最大60km/h、通信処理時間は最大60msとすると;(t0・v)の最大値=1.0mとなる。また、車間の最小値を0.3m、L−mの最小値は対象車両を軽自動車とし、車載機をフロントダッシュボードの位置に設置すると;(L−m)の最小値=1.6m以上と考えてよい。また、m2は車両の先端に車載機が設置されていると考え0とすると、(6)式、(7)式より、車両検知センサ位置を0としたときの通信領域の前縁位置座標a1、後縁位置座標a2は、次の(8)式となり、具体的配置が可能となる。
【0029】
【数4】
【0030】
上記のように(8)式の条件を満たすよう通信領域を設定することにより、軽自動車以上を対象とすると、ある車両が車載機搭載車両である場合、当該車両が車両検知センサを通過完了するまでに、通信処理が完了し、また当該車両が車両検知センサを通過完了するまでに、後続車に対し通信が行われることはない。
【0031】
またこのように設定を行うことにより各車両の車両検知センサの通過完了時点の間に通信があったかなかったかを検知することにより、通過完了した車両について通信が行われたか否か、また通信が行われた場合、その通信結果を知ることができる。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図3は本発明の一実施例に係る車両判別システムの配置図である。図において、1は車線20を挟んで対向するように設置された1または複数の光センサ等からなる車両検知センサであり、通過車両の通過開始、通過完了を検知し、5の判別部へ通知する。2は路側アンテナであり、3の通信領域を構成し、車両7に搭載された車載機8と通信する機能を持つ。3は通信領域であり、路側アンテナ2と車載機8とが通信可能な領域である。
【0033】
4は路側アンテナ制御部であり、判別部5からの指令により、以下のような動作となる。
【0034】
(1)判別部5からの指令により、車載機8と通信を行うための周期的問い掛けデータの送信の開始、終了を行う。
【0035】
(2)上記周期的問い掛けデータに対し、車載機8が応答した場合、車載機8に対し、料金支払いのための通信処理を実行する。
【0036】
(3)車載機8との通信処理が完了した場合、その結果を判別部5に通知する。
【0037】
判別部5は車両検知センサ1の信号を受信し、アンテナ制御部4に対し指令を出し、またアンテナ制御部4よりの通信結果を受信することにより、車両通過完了時に当該車両に対し、無線通信による料金支払いの通信処理が正しく行なわれたか否かを判定する判別部であり、その判定は後述する図4に示すフローに示すように行なわれる。6は判別部5が出力する判定結果信号であり、この信号は別途機器に対し、車両の通過および当該車両について料金支払い処理が行われたか否か、およびその結果を通知する。7は車線を通過する車両、8は車両7に搭載された車載機であり、通信領域3内で路側アンテナ2よりの問い掛けデータを受信した場合、路側アンテナ2に応答を返し、2との間で通信を行うことにより、料金の支払い処理を行う。
【0038】
本実施例においては、路側アンテナ2による通信領域3の前縁と車両検知センサ1と接するようにしてa1=0,a2=2.0mとして前述の(8)式の条件を満足するような配置としたものである。
【0039】
図4は判別部5の処理フローであり、その概要を説明する。S1における車両の通過開始待ちからS2で車両検知センサ1より通過開始信号を受信する。S3において、路側アンテナ制御部4に対して通信開始を指令する。S4において、車両の通信完了は通過完了待ちとし、S5では通信完了後の結果を受信し、S6、S7、S8を経由して車両通過完了信号を車両検知センサ1より受信する。S9で正常、異常の判断をし、正常であれば、料金支払が行なわれたと判定し、S11で判定結果正常と出力する。他方、S9で異常となると、S12において、支払いが異常であったと判定し、S13において異常の判定結果を出力する。
【0040】
又、S14で車両検知センサ1からの通過完了信号を受信すると、S15において、路側アンテナ制御部4に対し、通信停止指令を出力し、S16において通信なしの判定結果を出力する。
【0041】
判定部5はこのような処理により、路側アンテナ制御部4を制御して料金支払が車両の通過中に正常に行なわれたかどうかを判定し、その結果を判定結果信号6として出力するものである。
【0042】
図5は本実施例における通信の判別タイミングチャートである。本実施例では図3に示す配置のように通信領域の前縁を車両検知センサ位置においた例を示している。図において、Ta等はこの間に通信処理が行われた場合、車両Aに対する通信処理であると判別し、この間に通信処理が行われなかった場合、車両Aに対する通信処理はなかったと判別する期間を表す。
【0043】
図6も本実施例のもう1つの判別タイミングチャートで、一般的にはこのようなタイミングで車両の通過を判別するものである。本実施例の配置は図示省略するが、通信領域3が車両検知センサ1の位置よりも車両進入方向側に入り込んだ配置関係となり(8)式を満足する他の条件の例である。図において、Ta等はこの間に通信処理が行われた場合、車両Aに対する通信処理であると判別し、この間に通信処理が行われなかった場合、車両Aに対する通信処理はなかったと判別する期間を表す。
【0044】
本実施例ではこのように車線に車両が接近して渋滞している場合でも車両1台毎に通信領域3内で車載機8と路側アンテナ2との間で無線通信を行い、料金が正しく支払われたか否かの判定を判別部5にて行うので有料道路における車両判別システムが正確なものとなるものである。
【0045】
【発明の効果】
以上、具体的に説明したように、本発明においては、車両検知センサと路側アンテナとの通信可能領域との位置関係を所定の距離範囲内になるように配置し、判別部にて車両検知センサで検知した信号およびアンテナ制御部からの車載機との通信結果に基づいて正しい通信が行われたか否かを判定する構成としたので、車線に複数台の車両が近接して渋滞走行している場合においても車両検知センサ通過完了時にその1台の車両についてのみ無線通信処理による料金支払が完了するようになり、かつ、後続車の通信処理が開始されず、料金支払の判定が確実にできるようになる。そのために通行料金収受システムの車両判別システムの信頼性が著しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両判別システムに係る車両検知センサと通信領域の配置図である。
【図2】本発明の車両判別システムに係る車両通過時の距離と時間の関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る車両判別システムの構成を示す配置図である。
【図4】本発明の一実施例に係る車両判別システムにおける判別部の処理フローチャートである。
【図5】本発明の一実施例に係る車両判別システムのタイミングチャートである。
【図6】本発明の一実施例に係り、他の配置関係での車両判別システムのタイミングチャートである。
【図7】従来の一般的な車両判別システムの概略配置図である。
【図8】従来の車両判別システムの制御フローチャートである。
【図9】従来の車両判別システムのタイミングチャートで、(a)は車載機搭載車両の場合、(b)は車載機非搭載車両の場合を示す。
【図10】従来の車両判別システムでの車両渋滞時の配置図である。
【図11】従来の2台の車両が接近走行時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 車両検知センサ
2 路側アンテナ
3 通信領域
4 アンテナ制御部
5 判別部
6 判定結果信号
7 車両
8 車載機
Claims (2)
- 車両に搭載された車載機と通信を行うための車線に設置された路側アンテナと、同路側アンテナと前記車載機との通信可能領域の前縁部からの距離が所定の範囲内に入るように配置され、車線を走行する前記車両の特定位置での通過を検知する車両検知センサと、前記路側アンテナと前記車載機との前記通信可能領域での通信を制御するアンテナ制御部と、前記車両検知センサの検知信号および前記アンテナ制御部よりの車載機との通信結果データを受信することにより、通過する前記車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行う判別部とを具備してなり、車両検知センサ位置を0としたときの前記車両検知センサと前記路側アンテナとの間の通信可能領域の前縁位置a1と後縁位置a2とを、−0.3m<a1<0.6m、a1+1.0m<a2、の条件を満たすように設定し、前記判別部は前記アンテナ制御部を制御し、前記車両検知センサの車両通過開始時点より車両通過完了時点までに通信が行われたか否かの判定を行うことにより、当該通過車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行うことを特徴とする車両判別システム。
- 車両に搭載された車載機と通信を行うための車線に設置された路側アンテナと、同路側アンテナと前記車載機との通信可能領域の前縁部からの距離が所定の範囲内に入るように配置され、車線を走行する前記車両の特定位置での通過を検知する車両検知センサと、前記路側アンテナと前記車載機との前記通信可能領域での通信を制御するアンテナ制御部と、前記車両検知センサの検知信号および前記アンテナ制御部よりの車載機との通信結果データを受信することにより、通過する前記車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行う判別部とを具備してなり、車両検知センサ位置を0としたときの前記車両検知センサと前記路側アンテナとの間の通信可能領域の前縁位置a1と後縁位置a2とを、−0.3m<a1<0.6m、a1+1.0m<a2、の条件を満たすように設定し、前記判別部は前記アンテナ制御部を制御し、前記車両検知センサの前車の通過完了時点より当該車両の通過完了時点までに通信が行われたか否かの判定を行うことにより、当該通過車両に対し正しく通信が行われたか否かの判別を行うことを特徴とする車両判別システム。
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JP31823394A JP3664760B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 車両判別システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP31823394A JP3664760B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 車両判別システム |
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Family Applications (1)
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JP31823394A Expired - Lifetime JP3664760B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 車両判別システム |
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- 1994-12-21 JP JP31823394A patent/JP3664760B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH08180224A (ja) | 1996-07-12 |
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