JP3095652B2 - 有料道路の料金収受システム - Google Patents
有料道路の料金収受システムInfo
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- wireless communication
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Description
テムに関する。
は、料金所で収受員がドライバから現金を直接収受した
り、或いは、ドライバに現金を自動機に投入させて自動
的に料金を収受させる方法が採用されている。この為、
ドライバは、料金所で一旦停止し、現金を用意する必要
があった。
必要のない近未来の料金収受システムとして、ID情
報、料金情報を記録し、外部と無線通信可能な非接触式
ICカード等の車載機を車両に搭載し、外部のアンテナ
と無線通信を行い、車載機の料金情報に基づいて料金収
受を行うシステムが開発されている。
金収受システムの斜視図である。図において、車線7に
は車両1が走行し、料金所へ進入しており、車両1は車
載機2を搭載している。車載機2にはID番号、金額デ
ータが記録されており、路上のアンテナ3と電波8によ
り無線通信を行う。4は車両検知器で車両1の通過を検
知し、車両検知信号20を車線制御装置5へ送信する。
6は表示器で料金情報、等を表示するものである。
て、有料道路の車線7を走行する車両1が料金所に進入
し、車両検知器4を車両1が通過、完了することで車両
検知器4より車線制御装置5へ車両検知信号20が送信
される。車線制御装置5は車両検知信号20を受信する
ことで、アンテナ3より電波8を発射する。
に近づくと、この電波8を受け、アンテナ3〜車載機2
間で無線通信が行われ、あらかじめ車載機2内のメモリ
に記憶されているID番号をチェックし、正常であれば
車載機2の金額データより通行料金を引き去り、残金額
や通行料金を表示器6に表示することで、運転者へ通信
結果を通知する。
けのあった車載機2の場合や、金額が不足している場合
は、表示器6にてその旨を表示し、運転者へ通知する。
収受システムにおいては、アンテナ3と車載機2間の無
線通信が行われれば、その直後に処理結果を表示器6に
表示することで、運転者へ通知することは可能である
が、車載機2を有しない車両又は車載機2が故障した車
両が通過した場合、アンテナ3と車載機2間で無線通信
が行われない為、表示器6にその処理結果を表示するこ
とが出来ず、運転者へ通知されないことになる。
による料金収受システムにおいて、車載機を有しない車
両又は車載機が故障した車両に対しても異常であること
を適切なタイミングで運転者に表示することのできる料
金収受システムを提供することを目的としている。
載機と無線通信を行うアンテナ、進入する車両を検知す
る車両検知器、表示器及びこれらを制御する車線制御装
置とを備え、車線制御装置は車両の進入と車載機がアン
テナと無線通信を行うまでのタイミングを計測し、所定
の時間内に無線通信が行われない場合には、車載機を有
しない車両又は車載機が故障していると見なして異常で
ある旨表示器へ表示するように制御する構成とする。
設置され、車両に搭載されて無線通信手段を備えた車載
機との間で無線通信を行うアンテナと、料金所に進入し
てくる車両の進入を検知する車両検知器と、料金所の路
上に設置され、前記車載機とアンテナ間のデータ通信結
果を運転者へ通知するための表示器と、前記アンテナ、
車両検知器及び表示器に接続し、これらを制御する車線
制御装置とを具備してなり、前記車線制御装置は、予め
通過した複数の車両の前記車両検知器からの車両進入信
号と前記アンテナと前記車載機間の無線通信結果とのタ
イミングを測定して所定時間を決定し、車両の走行状態
を判断し、同所定時間を逐次更新しておき、前記車両検
知器からの車両進入信号を受け、同信号から所定時間内
に前記アンテナと車載機との無線通信が行われるか否か
を計測し、同所定時間内に無線通信が行われない場合に
は前記進入した車両には車載機を搭載していないか、又
は故障していると見なし、前記表示器に表示するように
制御することを特徴とする有料道路の料金収受システム
を提供する。
ると車両検知器がその進入を検知し、車線制御装置へそ
の信号を送信する。車線制御装置はこの信号を受けると
アンテナに指令し、アンテナは車載機に対して問合せの
電波を発射する。車両に車載機がないか、又は車載機が
故障している場合には、アンテナとの間で無線通信が行
われないので車線制御装置は車両進入時より所定時間を
定め、この所定時間内に無線通信が行われないと車載機
がないか、又は車載機故障と見なしてこの旨、表示器に
表示するように制御する。この所定時間のタイミング
は、車線制御装置において最新の計測データの件数で車
両進入から無線通信が行われるタイミングの平均値を計
算し、常時最新の現状データに更新して所定時間を定め
るようにするので正確な判断がなされ、表示される。
ない車両又は車載機故障車両に対し、適切なタイミング
で表示器に異常情報を表示出来、運転者へ通知すること
が可能となる。
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る有料道路
の料金収受システムの斜視図である。図において、1は
車線7を走行し、進入してくる車両、2は車両1に搭載
された車載機、3は路上側に設置されたアンテナ、4は
車両1の進入を検知する車両検知器、5は車線制御装
置、6は表示器、8はアンテナ3と車載機2間の無線通
信を行う電波、10は車両検知器4の検知した車両検知
信号(進入)である。
て、有料道路を通行する車両1が、料金所に進入し、車
両検知器4に車両1が進入することで車両検知器4より
車線制御装置5へ車両検知信号(進入)10が送信され
る。車線制御装置5は、車両検知信号(進入)10を受
信することで、アンテナ3より電波8を発射する。
との間で無線通信が行われ、あらかじめ車載機2内のメ
モリに記憶されているID番号等をチェックし、正常で
あれば車載機2の金額データより通行料金を引き去り、
残金額や通行料金を表示器6に表示することで、運転者
へ通信結果を通知する。又、ID番号をチェックした結
果、紛失届けのあった車載機の場合や、金額が不足して
いる場合は表示器6にてその旨を表示し、運転者へ通知
する。
ない車両又は車載機2が故障している車両の場合につい
て詳しく説明する。図1において、車載機2を有しない
車両又は車載機2が故障している車両が車両検知器4に
進入すると車両検知信号(進入)10が車線制御装置5
に送信され、アンテナ3より電波8を発射する。しか
し、車両には車載機2が無い又は故障している為、アン
テナ3との間で無線通信が行われず、通信結果を表示器
6に表示することが出来ない為、運転者へ通知すること
が出来ない。
知信号(進入)10を受信してからある一定時間「A」
内にアンテナ3と車載機2間にて通信が行われない場合
は、車載機2を有しない車両又は故障している車両と判
断し、その旨を表示器6に表示することで、運転者へ通
知する方法が考えられるが、車両の走行状態(渋滞、ノ
ンストップ等)により、一定時間「A」を決定すること
が難しい。
時間「A」が短かすぎると正常な車載機2を有した車両
が徐行で走行した場合、車載機2を有しない車両と誤判
別する。又、夜間の交通量が少ない場合は、ノンストッ
プな高速走行が行われる為、一定時間「A」が長すぎる
と、車載機2を有しない車両又は、故障した車両に対
し、表示器6を通過した後に、異常な旨を表示される
為、運転者へ通知することが出来ないことになる。
テナ3と車載機2との間の無線通信結果とのタイミング
を測定し、車両の走行状態を判断し、一定時間「A」を
決定するようにすれば前述の問題を解決することができ
る。この一定時間「A」の決定方法について図2のタイ
ミングチャートに従って以下に説明する。
検知信号(進入)10とアンテナ3と車載機2間の無線
通信のタイミングを示すものであり、(a)は高速走行
の場合、(b)は低・中速走行の場合のものである。図
2のxは、車両検知信号(進入)10の開始時点から無
線通信開始までのタイミングであり、このタイミングx
は車両毎又は車両の走行状態により異なった値となる。
一般に、高速走行時と低・中速走行時のタイミングは、
x1,x2<x3,x4の関係にある。
xを通常車載機2を有する車両に対し、計測することで
一定時間「A」の値を算出し、決定する。算出式の一例
を次に示す。
計測データからの件数である。最新計測データi件分の
タミングxの平均を取り、係数aをかけることで一定時
間「A」を算出する。この一定時間「A」は又、逐次新
しい値に更新するようにすれば車両走行状態に適したタ
イミングxが常時得られ、このようなタイミングxで無
線通信を行えば車載機の搭載してない車両又は車載機の
故障している車両を判定し、表示器6にその旨表示する
ことができる。
いては、車両検知器4では車両1の進入を検知するよう
にし、この車両検知信号(進入)10とアンテナ3と車
載機2の無線通信のタイミングを車線制御装置5で測定
し、最新計測データの件数でタイミングの平均を求めて
一定時間「A」を算出するようにしたので、従来と機器
構成は車両検知器4の位置をアンテナ3の通信領域に近
づけるようにするだけで変更することなく、車載機を有
しない車両又は車載機が故障している車両に対してもこ
れを判別し、表示器6に車載機の異常情報を表示するこ
とができ、運転者へも通知することが可能となる。
は、車載機と無線通信を行うアンテナ、進入する車両を
検知する車両検知器、表示器及びこれらを制御する車線
制御装置とを備え、車線制御装置は車両の進入と車載機
がアンテナと無線通信を行うまでのタイミングを計測
し、所定の時間内に無線通信が行われない場合には、車
載機を有しない車両又は車載機が故障していると見なし
て異常である旨表示器へ表示するように制御する構成と
したので、従来の機器構成を変更することなく、車載機
を有しない車両又は故障車両に対しても最適な表示タイ
ミングにて、表示することが可能となる。
ステムの斜視図である。
信のタイミングチャートで、(a)は車両の高速走行の
場合、(b)は低、中速走行の場合を示す。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 有料道路料金所の路上に設置され、車両
に搭載されて無線通信手段を備えた車載機との間で無線
通信を行うアンテナと、料金所に進入してくる車両の進
入を検知する車両検知器と、料金所の路上に設置され、
前記車載機とアンテナ間のデータ通信結果を運転者へ通
知するための表示器と、前記アンテナ、車両検知器及び
表示器に接続し、これらを制御する車線制御装置とを具
備してなり、前記車線制御装置は、予め通過した複数の
車両の前記車両検知器からの車両進入信号と前記アンテ
ナと前記車載機間の無線通信結果とのタイミングを測定
して所定時間を決定し、車両の走行状態を判断し、同所
定時間を逐次更新しておき、前記車両検知器からの車両
進入信号を受け、同信号から所定時間内に前記アンテナ
と車載機との無線通信が行われるか否かを計測し、同所
定時間内に無線通信が行われない場合には前記進入した
車両には車載機を搭載していないか、又は故障している
と見なし、前記表示器に表示するように制御することを
特徴とする有料道路の料金収受システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP882395A JP3095652B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 有料道路の料金収受システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP882395A JP3095652B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 有料道路の料金収受システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202907A JPH08202907A (ja) | 1996-08-09 |
JP3095652B2 true JP3095652B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=11703530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP882395A Expired - Lifetime JP3095652B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 有料道路の料金収受システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095652B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3213282B2 (ja) | 1998-09-16 | 2001-10-02 | 松下電器産業株式会社 | 有料道路の自動料金収受システム |
WO2002029729A1 (fr) * | 2000-09-29 | 2002-04-11 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Systeme de controle pour dispositif de paiement automatique de vehicule |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP882395A patent/JP3095652B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08202907A (ja) | 1996-08-09 |
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