JP3142269B2 - 有料道路料金収受システムでの重複課金防止方法 - Google Patents
有料道路料金収受システムでの重複課金防止方法Info
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Description
の料金収受方法に関し、特に、通行料収受の処理を重複
して行うことを防止するものである。
無線通信装置と車両に搭載された車載器との間で必要な
情報を交信し、通行料金の課金処理を自動的に行うシス
テムであり、このシステムの導入により、車両は料金所
をノンストップで通過することができ、有料道路の料金
所での渋滞を解消することができる。
ブロック図で示している。この料金所には、各レーンに
車線制御装置10、40、50が設置され、各車線制御装置1
0、40、50の情報は集計装置60に集められ、また、集計
装置60から各車線制御装置10、40、50に必要な情報が送
られる。
るためにレーン脇に設置された4対の車両検知器22〜25
と、車両30の車載器31と交信する無線通信装置21と、進
入車両の車種を判別する車種判別装置28と、車両の「通
行可」や「停車」を表示する路側表示器26と、レーンを
遮る遮断機(または信号灯)27とが設置され、車線制御
装置10は、車両検知器22〜25の検知情報や車種判別装置
28の判別情報に基づいて、無線通信装置21と車載器31と
の通信を制御し、路側表示器26の表示や遮断機27の開閉
を制御し、また、料金収受の処理を行う。路側表示器26
をブース後方に設置した場合には、車両検知器24は設置
されず、同機能は車両検知器25に持たせる。
の検知情報が入力する入力部13と、無線通信装置21から
の情報が入力し、無線通信装置21を通じて車載器31に送
信する情報が出力される入出力部14と、路側表示器26及
び遮断機(または信号灯)27への制御信号が出力される
出力部15と、車両検知器22〜25の検知情報に基づいて無
線通信装置21や路側表示器26、遮断機(または信号灯)
27を制御し、また、車載器31から受信した情報に基づい
て料金収受処理を行う制御部12と、手動で制御する場合
の操作部11と、集計装置60との通信を行う通信部29とを
具備している。また、図6には、各レーンにおける車両
検知器22〜25、無線通信装置21のアンテナ、車種判別装
置28、車線制御装置10を収納するブース、及び遮断機27
の各位置を示している。
印)が進入すると、車両検知器22が車両を検知して、検
知情報を車線制御装置10に送り、これを受けて車線制御
装置10の制御部12は、無線通信装置21に車載器31との無
線通信を開始させ、また、車種判別装置28に進入車両の
車種を判別させる。
などに車載器31が設置されており、車載器31には、IC
カードID番号、残高などの情報が記録されたICカー
ドが挿入されている。この車載器31は、無線通信装置21
から無線信号を受信すると、車載器に記録された車載器
ID、車両ID番号、出発地、通過地などの通過履歴情
報と、ICカードから読み出したICカードID番号、
残高などの情報とを送信する。なお、出発地、通過地な
どの通過履歴情報はICカードにも書き込まれている。
て車線制御装置10に送られる。車線制御装置10の制御部
12は、この情報を受信したことにより、進入車両がET
C車であることを確認すると、この情報及び車種判別装
置28からの車種情報を基に自動料金収受の処理を行い、
その処理が終了すると、更新した残高や料金を収受した
料金所名などの情報を含む利用明細情報を車載器に送信
し、また、ETC車30への通知メッセージを路側表示器
26に表示し、閉じていた遮断機27を開く。走行しながら
無線通信を行い、受信した利用明細情報を車載器31に格
納した車両は、そのまま料金所を走り抜ける。
ると無線通信が停止され、車両検知器24の位置を通過す
ると路側表示器26の表示が停止され、車両検知器24の位
置を通り抜けると遮断機27が閉じられる。また、路側表
示器26を車両検知器25の先に設置する場合には、車両検
知器24の機能を車両検知器25に持たせて、車両検知器24
は設置されない。
の場合には、車両からの無線応答が無い。このときに
は、車線制御装置10は、路側表示器26に「停車」を表示
させ、遮断機27は閉じたままとする。車両が停車して通
行料を支払った場合には、遮断機27を開き、それにより
車両の通過が可能になる。
間の無線通信では、無線通信装置21から車載器31に利用
明細情報を送信する際に、通信プロトコルで規定されて
いる情報送信中断時間が併せて送信される。この情報送
信中断時間は、通信を中断する時間を定める値であり、
これを受信した車載器31は、タイマで情報送信中断時間
をカウントし、それが0になるまでは、無線通信装置21
への応答を一切行わない。この無線送信中断時間は、無
線通信装置21の通信相手先を特定し易くするために設け
られており、車載器がいつまでも通信を続けた場合に発
生する混信を防ぎ、また、車載器の通信負荷の軽減を図
る作用をする。
ステムの料金所では、図6のレーンに進入したETC車
が、の位置まで進んだ後、遮断機27のトラブル
等のためにレーンを逆走するというケースが考えられ
る。また、料金所に先に進入した非ETC車がレーンの
の位置で料金徴収に手間取っているため、レーンの
の位置まで進んだETC車が、引き返して隣のレーン
に入り直す等のケースが予想される。
るいは、各レーンに入るごとに、車載器と無線通信装置
との間で無線通信が行われると、その度に料金収受処理
が行われ、重複して課金されるという問題点がある。
レーンに長時間停止した場合にも、車載器が停車の間に
無線通信装置と繰り返し通信し、その結果、重複して通
行料が課金されるという虞れがある。
るものであり、ETCシステムでの重複課金を防ぐ方法
を提供することを目的としている。
複課金を防止するため、車線制御装置が、車線内の車両
に対して管理情報を作成して車両の収受状況を管理す
る。車載器から車載器格納情報を受信した場合には、こ
の管理情報と照合して対象車線で管理中の車両であるか
を識別し、また、管理中の車両でないときは、車載器格
納情報に同一料金所での収受記録があるかを識別する。
そして、対象車線で管理中であり収受が完了している場
合または他車線で所定時間内に収受されていた場合に
は、料金収受処理は行わずに、車載器に対し、車両が次
の料金所に到着するまでの所要時間より短い情報送信中
断時間を設定して通信終了を指令する。
金収受のチェック及び情報送信中断時間の設定を行うこ
とによって、車両が料金所のレーンを逆走したり、レー
ンを変更したり、渋滞のためにレーン上に長時間停車し
た場合でも、重複して課金することを防止できる。
は、ETCシステムでの重複課金防止方法において、車
線制御装置が、料金所の車線内の車両に対して、管理情
報を作成して車両の収受状況を管理し、車載器から車載
器格納情報を受信した場合には、管理情報と照合して対
象車線で管理中の車両であるかを識別し、管理中の車両
で無く、車載器格納情報に同一料金所での収受記録があ
るときは所定時間内に収受されていた車両であるかを識
別し、対象車線で収受終了の車両または他車線で所定時
間内に収受されていた車両であるときは、料金収受処理
は行わずに、車載器に対し、車両が次の料金所に到着す
るまでの所要時間より短い情報送信中断時間を設定して
通信終了を指令するようにしたものであり、車両が料金
所のレーンを逆走したり、レーンを変更したり、渋滞の
ためレーン上に長時間停車したときでも、重複して課金
することを防止できる。
間として、料金所内での車線変更に要する時間より長い
タイマー値を設定するようにしたものであり、レーンを
変更したときでも、通信中断状態にあるため、自動料金
収受は行われない。
行ったときは、車載器への利用明細情報の送信時に、こ
の情報送信中断時間を設定して通信中断を指令するよう
にしたものであり、重複して自動料金収受されることを
防止できる。
間を渋滞状況に応じて大きな値にするようにしたもので
あり、渋滞している状況下では、通信中断の時間が長く
なる。
受済の車両であるかを識別する時間範囲を、渋滞状況に
応じて長くするようにしたものであり、渋滞のためにレ
ーン変更に長時間を要した場合でも、他車線で収受され
ていた車両として識別される。
を用いて説明する。
るETCシステムの料金所を図1に示している。この料
金所の車線制御装置10は、ICカードのデータを読み取
って表示するICカード読み取り装置32を備えている。
その他の構成は図8の料金所と変わりがない。
載器31に、車載器格納情報として、次の(1)(2)
(3)の情報が格納される。
あり、車載器ID番号、車載器が設置される車両のID
番号及び車種情報などが含まれる。 (2)ICカード登録情報 これは車載器に挿入したICカードから車載器に読み込
まれた情報であり、ICカードID番号、有効期限など
の情報が含まれる。 (3)通過履歴情報 これは車載器がこれまでに通過した料金所との無線通信
によって受信した情報であり、通過場所、通過時刻、収
受車種、利用ICカードID番号などの情報が含まれ
る。
線通信装置21から無線信号を受信すると、この車載器格
納情報を無線通信装置21に送信する。
受信すると、自動料金収受の処理を行うとともに、管理
情報を作成して、受け持ちの車線内に存在する車両を管
理する。
情報を含んでおり、進入車両ごとに作成される。 進入車両管理番号:進入車両にユニークに付した管理番
号 車両ID番号:車載器格納情報から読み取った車両ナン
バー ICカードID番号:車載器格納情報から読み取ったI
CカードID 無線通信状況:無線通信の未実施/継続中/終了の別、 車種判別装置判別状況:車種判別装置28が識別した車種 収受状況:自動料金収受処理の完了/未完の別 車両位置:車両検知器22〜25の検知情報から求めた、車
両が存在する領域の別 処理時刻:収受処理を行った時刻
報を自ら保持するとともに、通信部29を通じて集計装置
60に送信する。集計装置60は、各レーンの車線制御装置
10、40、50から送られてくる管理情報を保持管理する。
料金収受の処理が終了すると、利用明細情報を車載器に
送信する。この利用明細情報には、次に示す情報が含ま
れている。 料金収受場所:料金収受を行った料金所名 料金収受時刻:収受処理を行った時刻 収受車種:収受料金算出の基礎とした車両の車種 利用ICカードID番号:料金収受に使用したICカー
ドのID番号
細情報を車載器31に送信する際に、情報送信中断時間を
例えば30分程度の時間に設定して、利用明細情報と併
せて送信する。
所に到達するまでの所要時間よりは短く、且つ、同一料
金所のレーンに入り直すことが可能な所要時間よりは遥
かに長く設定する。この値をA値と言うことにする。
した車載器31は、利用明細情報を車載器格納情報の通過
履歴情報に組み入れて格納し、また、タイマーで情報送
信中断時間をカウントし、それが0になるまでは、無線
通信装置21への応答を一切行わない。
車両30が、レーンのの位置から逆走しても、その時間
が情報送信中断時間の時間内であれば、車載器31と無線
通信装置21との交信は行われず、重複課金が防止でき
る。
信中断時間(30分)以降となる場合には、逆走する車
両30が無線通信領域に進入した時点で、無線通信装置21
と車載器31との無線通信が開始される。この場合、車線
制御装置10の制御部12は、車載器31から送られた車載器
格納情報を参照し、管理している管理情報の中に、同一
の車両ID番号及びICカードID番号のものがないか
どうかを判定する。そして、同一の管理情報が既に存在
する場合には、自動料金収受の処理は行わずに、先の情
報送信中断時間(A値)を再び車載器31に設定する。こ
うした処理により、レーンを逆走する車両に対する重複
課金を防ぐことができる。
は、次のような処理が行われる。
ンで行われた無線通信により設定された情報送信中断時
間(A値)の時間内に行われた場合には、車載器31は、
変更後のレーンに進入したとき、無線通信装置21からの
無線信号に応答しない。
進入した車両30を非ETC車と識別し、路側表示器26に
「停車」を表示し、遮断機27を閉じた状態に保つ。
者は、車載器31から引き抜いたICカードを収受員に渡
す。収受員はそれをICカード読み取り装置32に挿入し
て、ICカードID番号を読み取る。このICカードI
D番号は、通信部29を通じて集計装置60に送信され、集
計装置60は、保持している管理情報の中から、同じIC
カードID番号を含む管理情報を検索して、車線制御装
置に返送する。この管理情報は、車線制御装置の表示部
(不図示)に表示され、収受員は、この表示を見て、収
受状況や処理時間から、この車両の料金収受が同一料金
所の他のレーンで所定時間(指定時間)内に行われてい
ることを確認すると、ICカードを返し、遮断機27を開
く。それにより車両の通過が可能になる。
が、最初に進入したレーンで設定された情報送信中断時
間(A値)の時間以降に行われた場合には、車両30の進
入を検知した車両検知器22の検知情報に基づいて、無線
通信装置21と車載器31との無線通信が開始される。
載器31から送られた車載器格納情報を参照し、自らが管
理している管理情報の中に、同一の車両ID番号及びI
CカードID番号のものがないかどうかを判定し、無い
場合には、車載器格納情報に同一料金所での収受記録が
無いかどうかを識別する。同一料金所での収受記録が有
る場合には、その収受時刻の情報から他のレーンで指定
時間内に収受が行われていることを確認すると、この車
両を通過させるように路側表示器26及び遮断機27を制御
し、また、無線通信装置21から車載器31に対して情報送
信中断時間(A値)を設定する送信を行わせる。
ードID番号を、通信部29を通じて集計装置60に送り、
他のレーンの該当する管理情報を集計装置60に問い合わ
せて、指定時間内に他のレーンで収受が行われているか
どうかを確認するようにしても良い。
所の無線通信装置と車載器との間で行われる通信手順を
示している。
22が車両の進入を検知すると、通信を開始する。
は、 ステップ12:情報送信中断時間のカウント中であれば、 ステップ13:無線通信装置の無線信号を無視する。
カウントが終了していれば、無線通信装置に応答し、 ステップ14:車載器格納情報を無線通信装置に送信す
る。
通信接続ができた場合に、 ステップ3:車載器格納情報を受信し、 ステップ4:この情報が既に、対象車線の管理情報に書
き込まれている場合には、 ステップ6:通信を中断させるために情報送信中断時間
を送信する。
込まれていないが、隣接車線で収受が済んでいる(隣接
車線の管理情報に書き込まれている)場合には、同様
に、 ステップ6:通信を中断させるために情報送信中断時間
を送信する。
を受信したときは、 ステップ16:その値をタイマーに設定して、カウントを
開始する。
情報が対象車線及び隣接車線の管理情報に書き込まれて
いないときは、収受処理の終了後に利用明細情報と情報
送信中断時間とを送信する。
信して保存し、 ステップ16:また、受信した情報送信中断時間をタイマ
ーに設定して、カウントを開始する。
管理情報に既に収受済みであることを示すフラグを設定
する。
載器への情報送信中断時間として、同一料金所でレーン
間を移動する場合の所要時間より遥かに大きい値(但
し、次の料金所に到達する所要時間よりは小さい値)を
設定すること、対象車線の車両状況を管理情報を作成し
て管理すること、及び、同一料金所での収受(隣接車線
での収受)をチェックすることにより、車両が料金所の
レーンを逆走したり、レーンを移動した場合に生じる重
複課金を防止することができる。
ナ方式の料金所における通信手順を示している。
示すように、無線通信装置の第1のアンテナ51と第2の
アンテナ52とが4〜5メートルの間隔を空けて設けられ
ており、また、第1のアンテナ51の近くに車種判別装置
28が設置されている。
器は、まず、第1のアンテナ51との間で交信を行い、車
載器格納情報を第1のアンテナ51を通じて車線制御装置
に送信する。
の一つである車種情報が含まれているが、しかし、この
車種情報が示している車種と、実際に料金所を通過する
車両の車種とは相違する場合がある。例えば、トレーラ
ーを牽引するトラクター(牽引車)は、車載器登録の際
には大型車として車種が登録されるが、トレーラーを接
続しないで走行する場合には、中型車の扱いとなり、料
金も異なる。
種を識別して車線制御装置に送信する。車線制御装置
は、車載器登録情報に含まれる車種と、車種判別装置が
識別した車種とを比較し、それが相違している場合に、
収受車種を車種判別装置が識別した車種に変更して料金
収受の処理を行い、利用明細情報を第2のアンテナ52か
ら車載器に送信する。
方式の料金所での重複課金防止方法を組み込んだ通信手
順を示している。
は第1アンテナにおいて行われ、このときの車載器の通
信手順はステップ31からステップ37である。
第2アンテナにおいて行われ、このときの車載器の通信
手順はステップ51からステップ57である。
プ26を除いた、ステップ21からステップ28の手順は、図
3に示す1アンテナ方式の無線通信装置での手順(ステ
ップ6を除いた、ステップ1からステップ8の手順)と
同じである。
合と、設定する情報送信中断時間の大きさが異なってい
る。
送受信できるように、情報送信中断時間として、その料
金所内で許可されている走行速度の上限(例えば80k
m/h)と第1アンテナ及び第2アンテナ間の距離とか
ら求めた第1アンテナから第2アンテナへの移動時間
(B値)を設定する。
ステップ46を除く、ステップ41からステップ49の手順
は、図3に示す1アンテナ方式の無線通信装置での手順
(ステップ1からステップ8)と同じである。
基づいて、収受車種変更の必要があるかどうかが判定さ
れ、変更の必要がある場合には、利用明細情報の中の収
受車種の情報が書き換えられて車載器に送信され、既に
第1アンテナから送信(ステップ27)されている利用明
細情報が更新される。
されるが、この情報送信中断時間は、1アンテナ方式に
おける値(A値)と同じである。
て、第1アンテナでは、車載器からの車載器格納情報の
受信だけを行い、第2アンテナで車載器への利用明細情
報の送信を行う場合の重複課金防止方法を組み込んだ通
信手順を示している。
は第1アンテナにおいて行われ、このときの車載器の通
信手順はステップ71からステップ75である。
第2アンテナにおいて行われ、このときの車載器の通信
手順はステップ91からステップ97である。
22が車両の進入を検知すると、第1アンテナから通信を
開始する。
場合に、 ステップ63:車載器から送信される車載器格納情報を受
信し、 ステップ64:車載器の通信を中断させるために情報送信
中断時間(B値)を送信する。
対象車線の管理情報に書き込まれている場合には、ステ
ップ61に移行し、 ステップ66:車載器格納情報が対象車線の管理情報に書
き込まれていないときは、この管理情報に書き込み済み
であることを示すフラグを設定する。
信装置に送信した後(ステップ74)、第1アンテナから
情報送信中断時間(B値)を受信すると、その値をタイ
マーに設定して(ステップ75)、カウントを開始し、タ
イマーのカウントが終了するまで、無線通信装置からの
通信を無視する。
4の場合と同じである。
いても、車載器への情報送信中断時間の設定と、管理情
報による車線管理と、同一料金所での収受(隣接車線で
の収受)のチェックとを行うことにより、重複課金を防
止することができるが、2アンテナ方式の場合には、第
1アンテナから設定する情報送信中断時間と第2アンテ
ナから設定する情報送信中断時間とを違える必要があ
る。
動させて値を大きく設定するようにしても良い。この場
合、渋滞状況は、車両検知器の検知情報から算出するこ
とができる。また、集計装置60からの渋滞情報に基づい
て、情報送信中断時間を通常より大きく設定し、また、
レーン変更した場合に、同一料金所で収受済の車両と認
める時間範囲を通常より大きく設定するようにしてもよ
い。
の重複課金防止方法では、車両が料金所のレーンを逆走
したり、レーンを変更したり、渋滞のためにレーン上に
長時間停車した場合でも、重複して課金することを防止
できる。
御装置の構成を示すブロック図、
報のデータ構造、
すフロー図(1アンテナ方式)、
すフロー図(2アンテナ方式)、
すフロー図(2アンテナ方式の変形)、
図、
を示すブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 有料道路料金収受(Electronic Toll Co
llection:ETC)システムでの重複課金防止方法にお
いて、 車線制御装置が、料金所の車線内の車両に対する管理情
報を作成して車両の収受状況を管理し、車載器から車載
器格納情報を受信した場合には、前記管理情報と照合し
て対象車線で管理中の車両であるかを識別し、管理中の
車両でなく、車載器格納情報に同一料金所での収受記録
があるときは、所定時間内に収受されていた車両である
かを識別し、対象車線で収受完了の車両または他車線で
所定時間内に収受されていた車両であるときは、料金収
受処理は行わずに、車載器に対し、車両が次の料金所に
到着するまでの所要時間より短い情報送信中断時間を設
定して通信終了を指令することを特徴とする重複課金防
止方法。 - 【請求項2】 前記情報送信中断時間として、料金所内
での車線変更に要する時間より長いタイマー値を設定す
ることを特徴とする請求項1に記載の重複課金防止方
法。 - 【請求項3】 料金収受処理を行ったときは、車載器へ
の利用明細情報の送信時に、前記情報送信中断時間を設
定して通信終了を指令することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の重複課金防止方法。 - 【請求項4】 前記情報送信中断時間を渋滞状況に応じ
て大きな値にすることを特徴とする請求項1乃至3に記
載の重複課金防止方法。 - 【請求項5】 前記同一料金所で収受済の車両であるか
を識別する時間範囲を、渋滞状況に応じて長くすること
を特徴とする請求項1に記載の重複課金防止方法。
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JP5281599A JP3142269B2 (ja) | 1999-02-05 | 1999-03-01 | 有料道路料金収受システムでの重複課金防止方法 |
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1999
- 1999-03-01 JP JP5281599A patent/JP3142269B2/ja not_active Expired - Fee Related
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