JP2003058925A

JP2003058925A - 駐車場管理システム

Info

Publication number: JP2003058925A
Application number: JP2001248018A
Authority: JP
Inventors: Itaru Tanimoto; 至谷本
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2001-08-17
Filing date: 2001-08-17
Publication date: 2003-02-28

Abstract

(57)【要約】【課題】ＥＴＣシステムの利点を活かしつつ、駐車場の
満車／空車の管理やその利用者への情報提供を効率よく
行う。【解決手段】駐車場管理システムは、駐車場ＰＫに設置
され、車ＣＲに搭載された車載器１００との間で双方向
の無線通信を行うＤＳＲＣ路側装置１、２と、駐車場の
画像データを撮像するＣＣＴＶカメラ３と、その画像デ
ータを元に駐車場の全駐車スペースＳＰ内の車ＣＲの駐
車有無を判別する画像処理装置４と、路側装置１、２と
車載器１００との間で行われる無線通信により車が停止
することなく駐車場ＰＫのゲート開閉及びその駐車場利
用時間に応じた料金決済を自動で行うと共に、画像処理
装置４により判別された駐車スペースＳＰに関する情報
を車載器向けメッセージ情報としてＤＳＲＣ路側装置１
からの無線通信により車載器１００に情報提供する駐車
場管理サーバ５とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場の利用者に
対し満車／空車の情報を提供したり、駐車料金を徴収し
たりする駐車場管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、駐車場における満車／空車の管理
は、車の入庫台数とその出庫台数との差を使って数量管
理したり、１台１台の駐車スペースに設置された超音波
センサや赤外センサ等の車を検知するセンサからの検出
信号を元に行われている。また、満車／空車の情報は、
駐車場入口付近に設置された情報掲示板を通して利用者
に情報提供されている。

【０００３】ところで一方、近年、ＩＴＳ（高度道路交
通システム）で提供される情報通信サービスの一つとし
て、高速道路におけるＥＴＣ（ノンストップ自動料金収
受システム）が実用化されつつある。このＥＴＣシステ
ムは、車に取り付けられた車載器と、料金所の路側に設
置された路側装置との間で、ＤＳＲＣ（Ｄｅｄｉｃａｔ
ｅｄＳｈｏｒｔＲａｎｇｅＣｏｍｍｕｎｉｃａｔ
ｉｏｎ）と呼ばれる５．８ＧＨｚ双方向通信（アクティ
ブ方式）を利用して無線で通信する事により、自動的に
料金計算及び料金徴収を行うものである。これにより、
料金所付近での渋滞緩和、キャッシュレスによるユーザ
の利便性向上、料金所の管理費節減等に効果を上げるこ
とが期待されている。

【０００４】こういったＤＳＲＣを利用したＥＴＣシス
テムの応用の一つとして、前述した駐車場の料金収受へ
の適用が検討されている（例えば、「ＤＳＲＣシステム
研究会：『ＩＴＳインフォーメーションシャワー』、株
式会社クリエイト・クルーズ、２０００、ｐ．２６〜２
９、ｐ．１７７〜１８２等」参照）。これによれば、従
来のように料金収受を駐車場の管理人や自動清算機で行
う必要もなくなり、高速道路の場合と同様の自動的に料
金計算及び料金徴収により、駐車場ゲートでのノンスト
ップ通過、キャッシュレスによる利便性向上等の効果が
期待されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の駐車場
における満車／空車の管理では、空車スペースを検知す
るために駐車スペース毎にセンサが必要となるため、シ
ステム全体が複雑かつ比較的高価なものになりやすく、
保守管理も煩雑なものとなる等の問題があった。また、
利用者への情報提供についても、普通は掲示板の満車／
空車表示のみであり、実際にどの場所に空車スペースが
あるのかといった情報を利用者が事前に知ることができ
ず、駐車場内に入ってから空スペースを自ら探し出す必
要がある等、不便な面もあった。

【０００６】これに対し、上述で検討されているＥＴＣ
システムを適用した駐車場管理システムでは、たしかに
種々の利点が期待されるものの、そのままでは前述した
駐車場の満車／空車の管理やその利用者への情報提供に
関する問題点を解消することはできない。これは、駐車
場の満車／空車の管理等については、ＥＴＣシステムを
適用した場合を特に意識したものではなかったためであ
る。

【０００７】本発明は、このような従来の事情を背景に
なされたもので、ＥＴＣシステムの利点を活かしつつ、
超音波センサや赤外センサ等の車を検出するセンサを使
用しないでも、駐車場の満車／空車の管理やその利用者
への情報提供を効率よく行える駐車場管理システムを提
供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ＥＴＣシステムを適用した場合を前提と
し、ＣＣＴＶカメラを用いた画像処理による満車／空車
検出を行うと共に、利用者の車載器に空スペースの情報
提供を行う事を骨格とし、これにより、ＣＣＴＶカメラ
により撮影した画像を画像処理することで車の有無を検
出するものである。これにより、従来の超音波センサや
赤外センサなどのセンサが不要となる。また、利用者へ
の情報提供については、自動料金収受のための車載器に
空スペースの位置を示し誘導する事を骨格とし、これに
より、利便性向上を図ることが可能となる。

【０００９】本発明に係る駐車場管理システムは、この
ような着想を元に完成されたもので、駐車場に設置さ
れ、その駐車場を利用する車に搭載された車載器との間
で双方向の無線通信を行う路側装置と、この路側装置と
前記車載器との間で行われる無線通信により前記車が停
止することなく前記駐車場のゲート開閉及びその駐車場
利用時間に応じた料金決済を自動で行うノンストップ自
動料金収受手段と、前記駐車場の画像データを撮像する
撮像装置と、前記撮像装置により撮像された画像データ
を元に前記駐車場の全駐車スペース内の車の駐車有無を
判別する画像処理装置と、前記画像処理装置による画像
処理で判別された前記駐車スペースに関する情報を前記
車載器向けメッセージ情報として前記路側装置からの無
線通信により前記車載器に情報提供する駐車スペース情
報提供手段とを備えたことを特徴とする。

【００１０】本発明において、前記画像処理装置は、前
記画像データに対する背景差分方式を用いた画像処理に
より前記全駐車スペース内の車の駐車有無を判別するも
のであることが好適である。また、前記無線通信は、Ｄ
ＳＲＣによる無線通信であることが好ましい。さらに、
前記ノンストップ自動料金収受手段と前記駐車スペース
情報提供手段は、駐車場管理サーバで構成してもよい。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る駐車場管理シ
ステムの実施の形態を添付図面を参照して具体的に説明
する。

【００１２】図１に示す駐車場管理システムは、高速道
路で実用化されているＤＳＲＣを用いたＥＴＣシステム
を駐車場ＰＫに適用したものである。本実施形態におけ
る駐車場ＰＫには、その一例として、所定台数（図示の
例では１０台）分に相当する駐車スペースＳＰ…ＳＰが
形成されるほか、入口部の適宜位置Ｐ１に入口側ゲート
Ｇ１、出口部の適宜位置Ｐ２に出口側ゲートＧ２、入口
側周辺の適宜位置Ｐ３に満車／空車表示器（情報掲示
版）Ｄ１がそれぞれ設置されている。このうち、入口側
及び出口側の両ゲートＧ１、Ｇ２は、駐車場管理システ
ムからの指令により開閉自在となっている。満車／空車
表示器Ｄ１は、駐車場管理システムからの指令により満
車／空車の表示が可能となっている。

【００１３】駐車場管理システムは、図示の例では、Ｄ
ＳＲＣアンテナ１ａを有する入口側ＤＳＲＣ路側装置
１、ＤＳＲＣアンテナ２ａを有する出口側ＤＳＲＣ路側
装置２、ＣＣＴＶカメラ（本発明の撮像装置を成す）
３、画像処理装置４、及び駐車場管理サーバ（本発明の
ノンストップ自動料金収受手段及び駐車スペース情報提
供手段の要部を成す）５を備える。

【００１４】入口側ＤＳＲＣ路側装置１は、ＤＳＲＣア
ンテナ１ａのほか、図示しない送受信回路、変復調回
路、制御回路等を搭載してなり、駐車場ＰＫの入口部の
路側適宜位置Ｐ４に設置され、その駐車場ＰＫを利用し
ようとする車ＣＲに搭載された車載器１００のアンテナ
１００ａとの間でＤＳＲＣによる双方向の無線通信を行
うようになっている。これにより、この入口側ＤＳＲＣ
路側装置１は、車載器１００からのＤＳＲＣ信号を受信
して入口側ゲートＧ１に対しその開閉を制御する信号を
送ったり、駐車場管理サーバ５からの指令を元に駐車ス
ペースの空き情報を車載器１００に送ったりする。

【００１５】出口側ＤＳＲＣ路側装置２は、前述と同
様、ＤＳＲＣアンテナ２ａのほか、図示しない送受信回
路、変復調回路、制御回路等を搭載してなり、駐車場Ｐ
Ｋの出口部の路側適宜位置Ｐ５に設置され、その駐車場
ＰＫから出ようとする車ＣＲに搭載された車載器１００
のアンテナ１００ａとの間でＤＳＲＣによる双方向の無
線通信を行うようになっている。これにより、この出口
側ＤＳＲＣ路側装置２は、車載器１００からのＤＳＲＣ
信号を受信して出口側ゲートＧ２に対しその開閉を制御
する信号を送ったりする。

【００１６】ＣＣＴＶカメラ３は、駐車場ＰＫの駐車ス
ペースＳＰ…ＳＰ全体を見渡せることが可能な適宜位置
Ｐ６に設置され、その駐車場ＰＫ全体を視野角とする撮
像領域の画像データを取得して画像処理装置４に送る。
なお、駐車場ＰＫによっては、１台のＣＣＴＶカメラ３
で駐車スペースＳＰ…ＳＰ全体をカバーできない場合も
あるが、この場合には複数エリアに区分してその各エリ
ア毎に複数台設置してもよい。

【００１７】画像処理装置４は、例えばマイクロコンピ
ュータで構成され、そのＣＰＵ４１が図示しないメモリ
等を通して画像処理ソフトウェア（アルゴリズム）４２
を実行することにより所定の画像処理を行う。このＣＰ
Ｕ４１が実行すべき画像処理ソフトウェア４２には、駐
車スペース判別プログラム４３が含まれ、これにより、
ＣＣＴＶカメラ３からの駐車場ＰＫの画像データを元に
駐車スペースの車の有無を判別可能となっている。

【００１８】駐車場管理サーバ５は、例えば専用サー
バ、ＰＣサーバ等のコンピュータマシンで構成され、そ
のＣＰＵ５１が図示しないメモリ等を通して駐車場管理
ソフトウェア５２を実行することにより所定の駐車場管
理に関する処理を行う。このＣＰＵ５１が実行すべき駐
車場管理ソフトウェア５２には、既知の満車／空車判断
プログラム５３のほか、本発明のノンストップ自動料金
収受手段をコンピュータに実行させるための駐車料金決
済プログラム５４や、本発明の駐車スペース情報提供手
段をコンピュータに実行させるための駐車スペース情報
提供プログラム５５、これで用いるテーブル（駐車スペ
ース／車載器向けメッセージ）５６が含まれ、これによ
り、満車／空車判断のほか、ノンストップ自動料金決
済、車載器１００向けの駐車スペース情報提供が可能と
なっている。

【００１９】ここで、本実施形態に係る駐車場管理シス
テムの動作例を説明する。

【００２０】まず、駐車場管理システムによる駐車場Ｐ
Ｋ（入口部及び出口部）でのノンストップ自動料金収受
に関する動作例を図２（ａ）及び（ｂ）に基づいて説明
する。

【００２１】図２（ａ）は、車載器１００を取り付けた
車ＣＲが駐車場ＰＫ（入口部）を入る場合を説明するも
のである。この場合には、入口側ＤＳＲＣ路側装置１と
車載器１００との間で、互いのＤＳＲＣアンテナ１ａ及
びアンテナ１００ａを介してＤＳＲＣによる無線通信が
行われ、車載器１００から入口側ＤＳＲＣ路側装置１に
対し車ＣＲの利用者情報（車載器１００の情報等も含ま
れる）が送信される。この車ＣＲの利用者情報は、利用
開始時刻の情報と共に入口側ＤＳＲＣ路側装置１から駐
車場管理サーバ５に送られる。

【００２２】この際、入口側ＤＳＲＣ路側装置１は、車
載器１００の情報と利用者開始時刻を図示しないメモリ
等の記憶媒体に記憶すると共に、入口側ゲートＧ１に対
しその開閉を制御する信号を送り、これにより、入口側
ゲートＧ１を開けて車ＣＲを通過させ、その通過後に同
ゲートＧ１を元の状態に戻す（閉める）。

【００２３】また、駐車場管理サーバ５は、入口側ＤＳ
ＲＣ路側装置１から送られてきた車ＣＲの利用者情報と
その利用開始時刻をメモリ等の記録媒体に記憶すると共
に、そのＣＰＵ５１が満車／空車判断プログラム５３を
実行することにより、入庫した車ＣＲ、出庫した車Ｃ
Ｒ、駐車スペースＳＰの各数量を元に満車／空車を判断
し、その情報を満車／空車表示器Ｄ１に送り、これによ
り、車ＣＲの利用者が認知可能に満車／空車の情報を表
示させる。

【００２４】図２（ｂ）は、車載器１００を取り付けた
車ＣＲが駐車場ＰＫ（出口部）から出る場合を説明する
ものである。この場合、出口側ＤＳＲＣ路側装置２と車
載器１００との間で、互いのＤＳＲＣアンテナ２ａ及び
アンテナ１００ａを介してＤＳＲＣによる無線通信が行
われ、車載器１００から出口側ＤＳＲＣ路側装置２に対
しその利用者情報が送信される。この利用者情報は、利
用終了時刻の情報と共に出口側ＤＳＲＣ路側装置２から
駐車場管理サーバ５に送られる。

【００２５】これにより、駐車場管理サーバ５は、その
ＣＰＵ５１が駐車料金決済プログラム５４を実行するこ
とにより、出口側ＤＳＲＣ路側装置２から送られてきた
利用者情報と利用終了時刻、及び前述の記憶データを元
に利用時間とその料金を計算し、料金決済を行うと共
に、料金等の決済情報を出口側ＤＳＲＣ路側装置２に送
る。この決済情報は、出口側ＤＳＲＣ路側装置２からそ
のＤＳＲＣアンテナ２ａを介して車載器１００に送られ
る。これと同時に、出口側ＤＳＲＣ路側装置２は、出口
側ゲートＧ２に対しその開閉を制御する信号を送り、こ
れにより、出口側ゲートＧ２を開けて車ＣＲを通過さ
せ、その通過後に同ゲートＧ２を元の状態に戻す（閉め
る）。

【００２６】次に、駐車場管理システムによる画像処理
を用いた駐車場管理（駐車スペース情報提供）の動作例
を図３〜図７に基づいて説明する。

【００２７】まず、図３及び図４に示すように、駐車場
ＰＫの全駐車スペースＳＰ…ＳＰをカバーする領域がＣ
ＣＴＶカメラ３にて撮像され、その画像データがＣＣＴ
Ｖカメラ３から画像処理装置４に送られる。

【００２８】画像処理装置４は、そのＣＰＵ４１が駐車
スペース判別プログラム４３を実行し、例えば図５に示
す手順で駐車スペース判別処理を行う。即ち、画像処理
装置４は、ＣＣＴＶカメラ３からの画像データを入力す
ると（ステップＳ１）、画像データに対し背景差分方式
（車ＣＲが全く駐車していない画像を記憶し、その画像
と現在の画像との差から車の有無を判別する方式）によ
る画像処理を実行してその結果から各駐車スペースＳＰ
…ＳＰでの車ＣＲの駐車有無を判別し（ステップＳ２、
Ｓ３）、その判別結果を駐車場管理サーバ５に送る（ス
テップＳ４）。

【００２９】これにより、駐車場管理サーバ５は、その
ＣＰＵ５１が駐車スペース情報提供プログラム５５を実
行し、例えば図６に示す手順で駐車スペース情報提供処
理を行う。

【００３０】即ち、駐車場管理サーバ５は、画像処理装
置４からのデータ（各駐車スペースにおける車ＣＲの駐
車有無の判別結果）を入力すると（ステップＳ５）、例
えば図７に示す様な所定のテーブル（駐車スペース／車
載器向けメッセージ）５６を参照して、どの場所に車Ｃ
Ｒの駐車していない空スペースがあるのかを利用者に案
内・誘導するために最適な車載器１００向けメッセージ
を選択し（ステップＳ６）、そのメッセージを入口側Ｄ
ＳＲＣ路側装置１に送る（ステップＳ７）。

【００３１】この場合のメッセージ表示は、図４に示す
例では、例えば『「正面」、「右奥」、又「左奥」に空
スペース有り』であるが、車載器１００のメッセージ表
示能力に合せて、『「ＦＲＯＮＴ」、「ＲＩＧＨＴ」、
又は「ＬＥＦＴ」に空スペース有り』や、『「↑」、
「→」、又は「←」に空スペース有り』等、いずれでも
構わない。また、メッセージを色分けしたり、音声（ア
ナウンス）や画像を用いたりすることも可能である。こ
れにより、利用者は、車載器１００に表示されるメッセ
ージを確認することで空スペースの場所がすぐに分かる
様になる。

【００３２】従って、本実施形態によれば、ＥＴＣシス
テムを適用した駐車場管理システムにおいて、そのＥＴ
Ｃシステムの利点を活かして料金収受を効率よく行える
と共に、ＣＣＴＶカメラにより撮影された画像データを
画像処理して車の有無を検出するために従来の超音波セ
ンサや赤外センサ等の車を検出するセンサが不要とな
り、さらに利用者の車載器に空スペースの情報提供を行
えるために利用者の利便性を大幅に向上させることが可
能となる。

【００３３】なお、本発明は、代表的に例示した上述の
実施形態及び適用例に限定されるものではなく、当業者
であれば、特許請求の範囲の記載内容に基づき、その要
旨を逸脱しない範囲内で種々の態様に変形、変更するこ
とができ、それらも本発明の権利範囲に属するものであ
る。

【００３４】たとえば、駐車場のゲート開閉に関して
は、本実施形態の様にＤＳＲＣ路側装置で制御する構成
のほか、駐車場サーバにより直接制御する構成であって
も可能である。また、画像処理装置と駐車場管理サーバ
とは、一体のコンピュータシステムで構成されてもよ
い。さらに、無線通信に関しては、ＤＳＲＣ無線通信の
ほか、その他の狭帯域無線通信（次世代のものも含まれ
る）であっても、適用可能である。

【００３５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ＥＴＣシステムの利点を活かしつつ、超音波センサや赤
外センサ等の車を検出するセンサを使用しないでも、駐
車場の満車／空車の管理やその利用者への情報提供を効
率よく行える駐車場管理システムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る駐車場管理システム
の全体構成を示す概略ブロック図。

【図２】（ａ）及び（ｂ）は、ノンストップ自動料金収
受の動作例を説明する図。

【図３】画像処理を用いた駐車場管理の動作例を説明す
る図。

【図４】画像処理を用いた駐車場管理の動作例を説明す
る図。

【図５】画像処理装置による駐車スペース判別処理を説
明する概略フローチャート。

【図６】駐車場管理サーバによる駐車スペース情報提供
処理を説明する概略フローチャート。

【図７】駐車スペース情報提供処理で用いるテーブルの
例を説明する図。

【符号の説明】

１入口側ＤＳＲＣ路側装置２出口側ＤＳＲＣ路側装置３ＣＣＴＶカメラ４画像処理装置５駐車場管理サーバ４１ＣＰＵ（画像処理装置）４２画像処理ソフトウェア４３駐車スペース判別プログラム５１ＣＰＵ（駐車場管理サーバ）５２駐車場管理ソフトウェア５３満車／空車判断プログラム５４駐車料金決済プログラム５５駐車スペース情報提供プログラム５６テーブル（駐車スペース／車載器向けメッセー
ジ）Ｇ１入口側ゲートＧ２出口側ゲートＤ１満車／空車表示器

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】駐車場に設置され、その駐車場を利用す
る車に搭載された車載器との間で双方向の無線通信を行
う路側装置と、前記路側装置と前記車載器との間で行われる無線通信に
より前記車が停止することなく前記駐車場のゲート開閉
及びその駐車場利用時間に応じた料金決済を自動で行う
ノンストップ自動料金収受手段と、前記駐車場の画像データを撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像された画像データを元に前記駐
車場の全駐車スペース内の車の駐車有無を判別する画像
処理装置と、前記画像処理装置による画像処理で判別された前記駐車
スペースに関する情報を前記車載器向けメッセージ情報
として前記路側装置からの無線通信により前記車載器に
情報提供する駐車スペース情報提供手段とを備えたこと
を特徴とする駐車場管理システム。
【請求項２】前記画像処理装置は、前記画像データに
対する背景差分方式を用いた画像処理により前記全駐車
スペース内の車の駐車有無を判別するものである請求項
１記載の駐車場管理システム。
【請求項３】前記無線通信は、ＤＳＲＣによる無線通
信である請求項１記載の駐車場管理システム。
【請求項４】前記ノンストップ自動料金収受手段と前
記駐車スペース情報提供手段は、駐車場管理サーバで構
成される請求項１記載の駐車場管理システム。