JP2000099894A - 駐車場案内システム - Google Patents
駐車場案内システムInfo
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- JP2000099894A JP2000099894A JP10263447A JP26344798A JP2000099894A JP 2000099894 A JP2000099894 A JP 2000099894A JP 10263447 A JP10263447 A JP 10263447A JP 26344798 A JP26344798 A JP 26344798A JP 2000099894 A JP2000099894 A JP 2000099894A
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- JP
- Japan
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- image
- parking
- area
- vehicle
- imaging
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 画像処理による結果の報知だけでは足りない
点を原画像により補って、ドライバーに対し、適切な案
内表示を行う。 【解決手段】 カメラは、各駐車ブロックを撮像領域に
含む高さ位置に取り付けられる。制御装置は、カメラに
より撮像された画像を用いて、各駐車エリアA毎に車両
の有無を判定した後、この判定結果を画像上における各
駐車エリアAの位置に対応づけたパターン画像を作成す
る。さらに制御装置は、カメラからの原画像と前記パタ
ーン画像とを合成して、表示板へ出力する。これによ
り、表示板には、使用中の駐車エリア又は空きエリアが
マーキング表示された画像が表示され、進入車両のドラ
イバーに提示される。
点を原画像により補って、ドライバーに対し、適切な案
内表示を行う。 【解決手段】 カメラは、各駐車ブロックを撮像領域に
含む高さ位置に取り付けられる。制御装置は、カメラに
より撮像された画像を用いて、各駐車エリアA毎に車両
の有無を判定した後、この判定結果を画像上における各
駐車エリアAの位置に対応づけたパターン画像を作成す
る。さらに制御装置は、カメラからの原画像と前記パタ
ーン画像とを合成して、表示板へ出力する。これによ
り、表示板には、使用中の駐車エリア又は空きエリアが
マーキング表示された画像が表示され、進入車両のドラ
イバーに提示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駐車場を利用しよう
としているドライバーに対し、駐車可能な駐車エリアの
有無や、その位置を報知する駐車場案内システムであっ
て、特に前記の各情報の報知を画像情報により行うよう
にした駐車場案内システムに関する。
としているドライバーに対し、駐車可能な駐車エリアの
有無や、その位置を報知する駐車場案内システムであっ
て、特に前記の各情報の報知を画像情報により行うよう
にした駐車場案内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシステムでは、処理対象
の駐車場を所定位置から撮像し、得られた画像上で車両
にかかる特徴を抽出することにより、各駐車エリア毎に
車両の有無を判別している。そして駐車場内のマップ画
像を表示するとともに、このマップ画像上の例えば空い
ている駐車エリアの位置にマークを付けるなどして、駐
車可能なエリアの位置を報知している。
の駐車場を所定位置から撮像し、得られた画像上で車両
にかかる特徴を抽出することにより、各駐車エリア毎に
車両の有無を判別している。そして駐車場内のマップ画
像を表示するとともに、このマップ画像上の例えば空い
ている駐車エリアの位置にマークを付けるなどして、駐
車可能なエリアの位置を報知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のシステムにお
ける車両の検出結果は、あくまでも各駐車エリアに対応
させて表示されるので、「空きエリア」として表示され
ている駐車エリアに入庫しようとしている先行車両まで
は把握できない。したがってドライバーが目標に定めた
駐車エリアに到達した時には、既に先行車両が入庫して
空きエリアが塞がっており、ドライバーは他の空きエリ
アを求めて駐車場内を徘徊しなければならない、といっ
た不具合が生じてくる。
ける車両の検出結果は、あくまでも各駐車エリアに対応
させて表示されるので、「空きエリア」として表示され
ている駐車エリアに入庫しようとしている先行車両まで
は把握できない。したがってドライバーが目標に定めた
駐車エリアに到達した時には、既に先行車両が入庫して
空きエリアが塞がっており、ドライバーは他の空きエリ
アを求めて駐車場内を徘徊しなければならない、といっ
た不具合が生じてくる。
【0004】またドライバーに正確な情報を提示するた
めには、高精度の画像処理により、空いている駐車スペ
ースをほぼ100%の精度で検出する必要があるが、そ
のためには高性能の画像処理装置を導入する必要がある
から、システムの導入コストが高くなり、普及が難しく
なるという問題もある。
めには、高精度の画像処理により、空いている駐車スペ
ースをほぼ100%の精度で検出する必要があるが、そ
のためには高性能の画像処理装置を導入する必要がある
から、システムの導入コストが高くなり、普及が難しく
なるという問題もある。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、撮像手段からの画像信号に基づく現時点での駐
車場の状況を示す画像上に、各駐車エリア毎の車両判別
結果を示すパターン画像を重ね合わせて表示することに
より、画像処理による結果の報知だけでは足りない点を
原画像により補って、ドライバーに対し適切な案内表示
を行うことを技術課題とする。
もので、撮像手段からの画像信号に基づく現時点での駐
車場の状況を示す画像上に、各駐車エリア毎の車両判別
結果を示すパターン画像を重ね合わせて表示することに
より、画像処理による結果の報知だけでは足りない点を
原画像により補って、ドライバーに対し適切な案内表示
を行うことを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
駐車場案内システムは、駐車場への進入車両に対し現在
の駐車状況を示す画像情報を表示するための表示手段
と、複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする撮像
手段と、各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段
と、前記撮像手段により生成された画像に対し、記憶手
段に記憶された位置情報を用いて各駐車エリア毎に車両
の有無を判別する判別手段と、前記撮像手段からの原画
像上に、前記判別結果を前記駐車エリア毎の位置情報に
対応づけたパターン画像を重ね合わせて、前記表示手段
に出力する表示用画像生成手段とを具備する。
駐車場案内システムは、駐車場への進入車両に対し現在
の駐車状況を示す画像情報を表示するための表示手段
と、複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする撮像
手段と、各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段
と、前記撮像手段により生成された画像に対し、記憶手
段に記憶された位置情報を用いて各駐車エリア毎に車両
の有無を判別する判別手段と、前記撮像手段からの原画
像上に、前記判別結果を前記駐車エリア毎の位置情報に
対応づけたパターン画像を重ね合わせて、前記表示手段
に出力する表示用画像生成手段とを具備する。
【0007】請求項2の発明にかかる駐車場案内システ
ムは、前記請求項1と同様の表示手段、撮像手段、記憶
手段のほか、前記撮像手段により生成された画像を逆透
視変換する画像変換手段と、この画像変換手段により生
成された逆透視変換画像に対し、記憶手段に記憶された
位置情報を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判別す
る判別手段と、前記逆透視変換画像上に、前記判別結果
を前記駐車エリア毎の位置情報に対応づけたパターン画
像を重ね合わせて、前記表示手段に出力する表示用画像
生成手段とを具備する。
ムは、前記請求項1と同様の表示手段、撮像手段、記憶
手段のほか、前記撮像手段により生成された画像を逆透
視変換する画像変換手段と、この画像変換手段により生
成された逆透視変換画像に対し、記憶手段に記憶された
位置情報を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判別す
る判別手段と、前記逆透視変換画像上に、前記判別結果
を前記駐車エリア毎の位置情報に対応づけたパターン画
像を重ね合わせて、前記表示手段に出力する表示用画像
生成手段とを具備する。
【0008】請求項3の発明にかかる駐車場案内システ
ムは、請求項1と同様の表示手段、撮像手段、記憶手段
のほか、前記撮像手段の撮像対象領域内の各駐車エリア
毎に設けられる車両検知手段と、各車両検知手段からの
検知信号を入力して各駐車エリア毎に車両の有無を判別
する判別手段と、前記撮像手段からの原画像上に、前記
判別結果を駐車エリア毎の位置情報に対応づけたパター
ン画像を重ね合わせて、表示手段に出力する表示用画像
生成手段とを具備する。
ムは、請求項1と同様の表示手段、撮像手段、記憶手段
のほか、前記撮像手段の撮像対象領域内の各駐車エリア
毎に設けられる車両検知手段と、各車両検知手段からの
検知信号を入力して各駐車エリア毎に車両の有無を判別
する判別手段と、前記撮像手段からの原画像上に、前記
判別結果を駐車エリア毎の位置情報に対応づけたパター
ン画像を重ね合わせて、表示手段に出力する表示用画像
生成手段とを具備する。
【0009】請求項4の発明にかかる駐車場案内システ
ムは、前記各請求項と同様の表示手段および記憶手段
と、複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする広域
撮像手段と、前記広域撮像手段の撮像対象領域を分割し
て得られる複数の局所領域をそれぞれ撮像対象とする複
数の局所撮像手段と、各局所撮像手段により生成された
各画像に対し、それぞれ前記記憶手段に記憶された位置
情報を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判別する判
別手段と、前記広域撮像手段により生成された画像上
に、前記判別手段による判別結果を前記駐車エリア毎の
位置情報に対応づけたパターン画像を重ね合わせて、前
記表示手段に出力する表示用画像生成手段とを具備す
る。
ムは、前記各請求項と同様の表示手段および記憶手段
と、複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする広域
撮像手段と、前記広域撮像手段の撮像対象領域を分割し
て得られる複数の局所領域をそれぞれ撮像対象とする複
数の局所撮像手段と、各局所撮像手段により生成された
各画像に対し、それぞれ前記記憶手段に記憶された位置
情報を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判別する判
別手段と、前記広域撮像手段により生成された画像上
に、前記判別手段による判別結果を前記駐車エリア毎の
位置情報に対応づけたパターン画像を重ね合わせて、前
記表示手段に出力する表示用画像生成手段とを具備す
る。
【0010】請求項5の発明にかかる駐車場案内システ
ムは、上記各請求項の発明と同様の表示手段、記憶手段
を具備するほか、複数の駐車エリアを含む領域を分割し
て得られる複数の局所領域をそれぞれ撮像対象とする複
数の局所撮像手段と、各局所撮像手段により生成された
画像をそれぞれ逆透視変換した後、各逆透視変換画像を
はりあわせて、各局所領域を合わせた広域領域内の逆透
視変換画像を生成する画像変換手段と、前記広域領域内
の逆透視変換画像または局所領域毎の逆透視変換画像に
対し、記憶手段に記憶された位置情報を用いて各駐車エ
リア毎に車両の有無を判別する判別手段と、前記広域領
域内の逆透視変換画像上に、前記判別結果を前記駐車エ
リア毎の位置情報に対応づけたパターン画像を重ね合わ
せて、前記表示手段に出力する表示用画像生成手段とを
具備する。
ムは、上記各請求項の発明と同様の表示手段、記憶手段
を具備するほか、複数の駐車エリアを含む領域を分割し
て得られる複数の局所領域をそれぞれ撮像対象とする複
数の局所撮像手段と、各局所撮像手段により生成された
画像をそれぞれ逆透視変換した後、各逆透視変換画像を
はりあわせて、各局所領域を合わせた広域領域内の逆透
視変換画像を生成する画像変換手段と、前記広域領域内
の逆透視変換画像または局所領域毎の逆透視変換画像に
対し、記憶手段に記憶された位置情報を用いて各駐車エ
リア毎に車両の有無を判別する判別手段と、前記広域領
域内の逆透視変換画像上に、前記判別結果を前記駐車エ
リア毎の位置情報に対応づけたパターン画像を重ね合わ
せて、前記表示手段に出力する表示用画像生成手段とを
具備する。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、撮像手段により複数の駐
車エリアを含む領域内の画像が生成されると、その画像
上で各駐車エリア毎に車両の有無が判別される。つい
で、例えば原画像上の「空き」と判断された駐車エリア
上に所定のマークを付けるなど、駐車エリア毎の車両有
無の判別結果を画像上の各駐車エリアの位置に対応づけ
たパターン画像が、原画像上に重ね合わせられて表示さ
れる。このように実際に撮像された画像と判別結果とを
対応づけて表示するので、仮に車両の有無判定処理に誤
りがあっても、ドライバーは画像上の車両位置を確認し
て空いている駐車エリアを見つけることができる。また
駐車しようとしている先行車両を画像上で確認できるの
で、ドライバーは、これから塞がる可能性のある駐車エ
リアを避けて、確実に駐車可能なエリアを定めることが
できる。
車エリアを含む領域内の画像が生成されると、その画像
上で各駐車エリア毎に車両の有無が判別される。つい
で、例えば原画像上の「空き」と判断された駐車エリア
上に所定のマークを付けるなど、駐車エリア毎の車両有
無の判別結果を画像上の各駐車エリアの位置に対応づけ
たパターン画像が、原画像上に重ね合わせられて表示さ
れる。このように実際に撮像された画像と判別結果とを
対応づけて表示するので、仮に車両の有無判定処理に誤
りがあっても、ドライバーは画像上の車両位置を確認し
て空いている駐車エリアを見つけることができる。また
駐車しようとしている先行車両を画像上で確認できるの
で、ドライバーは、これから塞がる可能性のある駐車エ
リアを避けて、確実に駐車可能なエリアを定めることが
できる。
【0012】請求項2の発明では、撮像して得られた画
像の逆透視変換画像を用いて、各駐車エリア毎の車両有
無判定を行った後、その判定結果と駐車エリアの位置情
報とを対応づけたパターン画像を前記逆透視変換画像上
に重ね合わせて表示するので、ドライバーには領域内の
駐車状況を俯瞰するのに近いイメージが提示されるよう
になる。
像の逆透視変換画像を用いて、各駐車エリア毎の車両有
無判定を行った後、その判定結果と駐車エリアの位置情
報とを対応づけたパターン画像を前記逆透視変換画像上
に重ね合わせて表示するので、ドライバーには領域内の
駐車状況を俯瞰するのに近いイメージが提示されるよう
になる。
【0013】請求項3の発明では、各駐車エリア毎の車
両有無判定を、それぞれそのエリア内に設けられた車両
検知手段からの検知信号を用いて行うので、各駐車エリ
ア毎の判定処理を画像処理によらずに簡単に行うことが
できる。
両有無判定を、それぞれそのエリア内に設けられた車両
検知手段からの検知信号を用いて行うので、各駐車エリ
ア毎の判定処理を画像処理によらずに簡単に行うことが
できる。
【0014】請求項4の発明では、各局所撮像手段によ
る画像を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判定する
ので、処理対象領域が広い場合でも、各局所領域につい
て同等の条件の画像を取得して、各駐車エリア毎の車両
の有無判別を安定して行うことができる。また各局所撮
像手段毎の判別結果は、広域撮像手段により生成された
領域全体の画像を用いて表示されるので、広い範囲にわ
たる駐車状況が一画面上に表示されるようになる。
る画像を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判定する
ので、処理対象領域が広い場合でも、各局所領域につい
て同等の条件の画像を取得して、各駐車エリア毎の車両
の有無判別を安定して行うことができる。また各局所撮
像手段毎の判別結果は、広域撮像手段により生成された
領域全体の画像を用いて表示されるので、広い範囲にわ
たる駐車状況が一画面上に表示されるようになる。
【0015】請求項5の発明では、各局所撮像手段によ
る画像より生成された逆透視変換画像を用いて車両の有
無を判定するので、請求項4の発明と同様に、広い処理
対象領域においても、各局所領域毎に同等の条件の画像
を得て、駐車エリア毎の車両の有無判別を精度よく行う
ことができる。また各逆透視変換画像をはりあわせた画
像上に、前記判別結果を示すパターン画像を合成して表
示するので、広い領域全体にわたる駐車状況を俯瞰する
のに近いイメージが一画面上に表示される。
る画像より生成された逆透視変換画像を用いて車両の有
無を判定するので、請求項4の発明と同様に、広い処理
対象領域においても、各局所領域毎に同等の条件の画像
を得て、駐車エリア毎の車両の有無判別を精度よく行う
ことができる。また各逆透視変換画像をはりあわせた画
像上に、前記判別結果を示すパターン画像を合成して表
示するので、広い領域全体にわたる駐車状況を俯瞰する
のに近いイメージが一画面上に表示される。
【0016】
【実施例】(1)第1実施例 図1は、この発明の駐車場案内システムが適用された駐
車場の一例を示す。図示例の駐車場6は、複数の駐車エ
リアAに区分けされた駐車ブロックを複数有する平面駐
車場である(図示例では4個の駐車ブロック6a,6
b,6c,6dを示す)。この実施例のシステムは、駐
車場6への進入車両7のドライバーに対し、どの位置の
駐車エリアAが空いているかを報知するためのもので、
テレビカメラ1(以下単に「カメラ1」という),制御
装置2,および表示板3などにより構成される。
車場の一例を示す。図示例の駐車場6は、複数の駐車エ
リアAに区分けされた駐車ブロックを複数有する平面駐
車場である(図示例では4個の駐車ブロック6a,6
b,6c,6dを示す)。この実施例のシステムは、駐
車場6への進入車両7のドライバーに対し、どの位置の
駐車エリアAが空いているかを報知するためのもので、
テレビカメラ1(以下単に「カメラ1」という),制御
装置2,および表示板3などにより構成される。
【0017】前記カメラ1および制御装置2は、駐車場
6への進入路5の横手に設置された支柱4上に支持さ
れ、表示板3は、駐車場6の入口8より後方の所定位置
に、表示面を駐車場への進入路5側に向けて配備され
る。
6への進入路5の横手に設置された支柱4上に支持さ
れ、表示板3は、駐車場6の入口8より後方の所定位置
に、表示面を駐車場への進入路5側に向けて配備され
る。
【0018】前記カメラ1は、進入路5の延長方向に向
けて、前記駐車ブロック4a〜4d内のすべての駐車エ
リアAにおける車両を観測可能であって、かつ入口8付
近の進入車両7や表示板3までを撮像領域に含む高さ位
置に設置される。図2は、前記図1の状態下でのカメラ
1からの画像を示す。図中6a´,6b´,6c´,6
d´は、前記各駐車ブロック6a〜6dに対応する画像
領域であって、画像上において、進入車両7のドライバ
ーが認識するのと同じ方向、同じ位置関係をもって並ん
でいる。また画像の下方位置には、進入車両7の車頭の
画像7´や表示板3の画像3´が現れている。
けて、前記駐車ブロック4a〜4d内のすべての駐車エ
リアAにおける車両を観測可能であって、かつ入口8付
近の進入車両7や表示板3までを撮像領域に含む高さ位
置に設置される。図2は、前記図1の状態下でのカメラ
1からの画像を示す。図中6a´,6b´,6c´,6
d´は、前記各駐車ブロック6a〜6dに対応する画像
領域であって、画像上において、進入車両7のドライバ
ーが認識するのと同じ方向、同じ位置関係をもって並ん
でいる。また画像の下方位置には、進入車両7の車頭の
画像7´や表示板3の画像3´が現れている。
【0019】制御装置2は、制御ボックス2Mの内部
に、つぎに示す図3の各構成を実現するための回路基板
を収容配備して成り、カメラ1からの画像を取り込んで
各駐車エリア毎に車両の有無を判別した後、その判別結
果に基づき、カメラ1からの原画像上の空きエリアまた
は使用中のエリアのいずれかをマーキング表示した画像
を作成して、表示板3に出力する。
に、つぎに示す図3の各構成を実現するための回路基板
を収容配備して成り、カメラ1からの画像を取り込んで
各駐車エリア毎に車両の有無を判別した後、その判別結
果に基づき、カメラ1からの原画像上の空きエリアまた
は使用中のエリアのいずれかをマーキング表示した画像
を作成して、表示板3に出力する。
【0020】図3は、前記駐車場案内システムの概略構
成を示す。前記制御装置2は、画像入力部10,車両検
出部11,駐車場マップ記憶部12,検出パターン作成
部13,画像合成部14,画像出力部15などを具備す
る。
成を示す。前記制御装置2は、画像入力部10,車両検
出部11,駐車場マップ記憶部12,検出パターン作成
部13,画像合成部14,画像出力部15などを具備す
る。
【0021】画像入力部10は、カメラ1からのアナロ
グ画像信号をディジタル変換するためのA/D変換回路
などを具備する。駐車場マップ記憶部12は、車両の検
出処理、および前記したマーキング表示のためのパター
ン画像(詳細は後記する)の作成に関わるもので、画像
上での各駐車エリアAの位置、形状、および大きさを特
定するためのデータ(以下これらのデータを「マップ情
報」と総称する)のほか、各駐車エリア毎のマーキング
表示用のパターンを示した標準画像(以下これを「モデ
ルパターン画像」という)が格納される。
グ画像信号をディジタル変換するためのA/D変換回路
などを具備する。駐車場マップ記憶部12は、車両の検
出処理、および前記したマーキング表示のためのパター
ン画像(詳細は後記する)の作成に関わるもので、画像
上での各駐車エリアAの位置、形状、および大きさを特
定するためのデータ(以下これらのデータを「マップ情
報」と総称する)のほか、各駐車エリア毎のマーキング
表示用のパターンを示した標準画像(以下これを「モデ
ルパターン画像」という)が格納される。
【0022】車両検出部11は、画像入力部10を介し
たディジタル量の画像を取り込んで、この入力画像を前
記マップ情報を参照しつつ処理して、各駐車エリア毎に
車両が存在するか否かを判別する。図4は、前記車両検
出部11の詳細な構成を、画像入力部10および駐車場
マップ記憶部12との関係とともに示す。この車両検出
部11は、マイクロコンピュータによる制御部19を主
体とし、その他、画像メモリ16,画像処理部17,判
別部18などの構成を含む。
たディジタル量の画像を取り込んで、この入力画像を前
記マップ情報を参照しつつ処理して、各駐車エリア毎に
車両が存在するか否かを判別する。図4は、前記車両検
出部11の詳細な構成を、画像入力部10および駐車場
マップ記憶部12との関係とともに示す。この車両検出
部11は、マイクロコンピュータによる制御部19を主
体とし、その他、画像メモリ16,画像処理部17,判
別部18などの構成を含む。
【0023】画像メモリ16には、前記画像入力部10
によりディジタル変換された入力画像が格納される。画
像処理部17は、このディジタル量の入力画像に対しエ
ッジ抽出処理を行った後、前記マップ情報に基づき、各
駐車エリア毎に、そのエリア内において所定値以上の長
さをとるエッジ成分の数をカウントする。判別部18
は、各駐車エリア毎に、前記カウント数を所定のしきい
値と比較して車両の有無を判別し、制御部19は、その
判別結果を取り込んで検出パターン作成部13に出力す
る。
によりディジタル変換された入力画像が格納される。画
像処理部17は、このディジタル量の入力画像に対しエ
ッジ抽出処理を行った後、前記マップ情報に基づき、各
駐車エリア毎に、そのエリア内において所定値以上の長
さをとるエッジ成分の数をカウントする。判別部18
は、各駐車エリア毎に、前記カウント数を所定のしきい
値と比較して車両の有無を判別し、制御部19は、その
判別結果を取り込んで検出パターン作成部13に出力す
る。
【0024】前記駐車エリア毎の判別結果は、あらかじ
め各駐車エリアに与えられた識別符号に判別結果を示す
フラグデータを対応づけた形式をとる。検出パターン作
成部13は、各駐車エリア毎に判別結果を確認しつつ、
前記駐車場マップ記憶部12内のモデルパターン画像を
編集して、前記判別結果を反映したパターン画像を作成
する。
め各駐車エリアに与えられた識別符号に判別結果を示す
フラグデータを対応づけた形式をとる。検出パターン作
成部13は、各駐車エリア毎に判別結果を確認しつつ、
前記駐車場マップ記憶部12内のモデルパターン画像を
編集して、前記判別結果を反映したパターン画像を作成
する。
【0025】図5(1)は前記モデルパターン画像の一
例を示す。この画像は、使用中の駐車エリアにマーキン
グ表示を施す場合に用いられるもので、各駐車エリアA
の枠と、その枠内にかかる×印マークとが表されてい
る。
例を示す。この画像は、使用中の駐車エリアにマーキン
グ表示を施す場合に用いられるもので、各駐車エリアA
の枠と、その枠内にかかる×印マークとが表されてい
る。
【0026】図5(2)は、前記図5(1)のモデルパ
ターン画像より作成されたパターン画像を示す。このパ
ターン画像は、前記図2の画像を処理した場合の判別結
果に基づくもので、前記車両検出部11により「空きエ
リア」として判定された駐車エリアA1〜A7(図6に
示す)に対応する枠B1〜B7内の×印マークが消失し
ている。
ターン画像より作成されたパターン画像を示す。このパ
ターン画像は、前記図2の画像を処理した場合の判別結
果に基づくもので、前記車両検出部11により「空きエ
リア」として判定された駐車エリアA1〜A7(図6に
示す)に対応する枠B1〜B7内の×印マークが消失し
ている。
【0027】図3に戻って、画像合成部14は、前記画
像入力部10を介した入力画像と、検出パターン作成部
13により作成されたパターン画像とを入力して、両画
像を合成し、画像出力部15へと出力する。画像出力部
15は、D/A変換回路や画像出力用のインターフェイ
ス回路などを具備するもので、インターフェイス回路は
前記表示板3に接続されている。これにより前記の合成
画像が表示板3に出力されて、前記原画像にマーキング
表示を施した画像の表示が実現する。
像入力部10を介した入力画像と、検出パターン作成部
13により作成されたパターン画像とを入力して、両画
像を合成し、画像出力部15へと出力する。画像出力部
15は、D/A変換回路や画像出力用のインターフェイ
ス回路などを具備するもので、インターフェイス回路は
前記表示板3に接続されている。これにより前記の合成
画像が表示板3に出力されて、前記原画像にマーキング
表示を施した画像の表示が実現する。
【0028】図6は、前記図2の画像を原画像として、
この原画像と前記図5(2)のパターン画像との合成画
像を表示した例であって、前記車両検出部11により
「車両あり」と判別された駐車エリアに対しては、前記
×印マークが重ね合わせられて表示されている。これに
より「空きエリア」と判定された駐車エリアに対応する
画像領域A1〜A7の無地部分が目立って表示されるよ
うになり、進入車両7のドライバーは、どの位置に空き
エリアがあるかを容易に認識することができる。
この原画像と前記図5(2)のパターン画像との合成画
像を表示した例であって、前記車両検出部11により
「車両あり」と判別された駐車エリアに対しては、前記
×印マークが重ね合わせられて表示されている。これに
より「空きエリア」と判定された駐車エリアに対応する
画像領域A1〜A7の無地部分が目立って表示されるよ
うになり、進入車両7のドライバーは、どの位置に空き
エリアがあるかを容易に認識することができる。
【0029】また図示例の画像には、駐車しようとして
いる先行車両9(図1に示す)の画像9´も含まれてい
るので、この画像9´の位置や動きにより、先行車両9
がいずれの空きエリアに入ろうとしているかを容易に判
断できる。したがってドライバーは、入口8付近で確実
に駐車可能な空きエリアを見定め、自車両の進路を迷う
ことなく決定することができる。
いる先行車両9(図1に示す)の画像9´も含まれてい
るので、この画像9´の位置や動きにより、先行車両9
がいずれの空きエリアに入ろうとしているかを容易に判
断できる。したがってドライバーは、入口8付近で確実
に駐車可能な空きエリアを見定め、自車両の進路を迷う
ことなく決定することができる。
【0030】ところで図6の例は、前記車両検出部11
により車両の有無判別が100%の精度で行われた場合
の合成画像になっているが、前記したようなエッジ成分
数によるだけの判別方法では、車両や周囲環境の影,車
両の大きさなどの影響による誤認識が生じ、誤った判別
がなされる場合が多々ある。しかしながら上記のように
判別結果と各駐車エリアの位置情報とを対応づけた画像
を原画像に重ね合わせて表示すれば、ドライバーは、判
別の誤りに容易に気づくので、ことさらに画像処理の精
度向上を追求する必要はない。したがって前記画像処理
部17や判別部18の構成を簡易化して、制作コストの
削減をはかることができる。なお車両の判別方法は、前
記のエッジを用いる方法に限らず、背景差分、フレーム
差分などの手法により、車両を表す特徴を抽出してもよ
い。
により車両の有無判別が100%の精度で行われた場合
の合成画像になっているが、前記したようなエッジ成分
数によるだけの判別方法では、車両や周囲環境の影,車
両の大きさなどの影響による誤認識が生じ、誤った判別
がなされる場合が多々ある。しかしながら上記のように
判別結果と各駐車エリアの位置情報とを対応づけた画像
を原画像に重ね合わせて表示すれば、ドライバーは、判
別の誤りに容易に気づくので、ことさらに画像処理の精
度向上を追求する必要はない。したがって前記画像処理
部17や判別部18の構成を簡易化して、制作コストの
削減をはかることができる。なお車両の判別方法は、前
記のエッジを用いる方法に限らず、背景差分、フレーム
差分などの手法により、車両を表す特徴を抽出してもよ
い。
【0031】図7(1)は、各画像上の駐車エリアの外
側位置でマーキング表示を行う場合のモデルパターン画
像であって、前記図5(1)と同様に各駐車エリアAの
枠が表されるとともに、画像上の各駐車エリアの並び方
向に沿って各駐車エリアAを個別に指し示す矢印の画像
が表されている。なおこれらの矢印は、画像上の駐車エ
リアとの対応関係を把握しやすいように、遠近に合わせ
て画像の下方から上方に向けてしだいに小さく設定され
ている。さらにこの実施例では、画像上の入口8の位置
に対応させて、前記進入車両7の現在位置を表すための
マーク20や文字21を表示している。
側位置でマーキング表示を行う場合のモデルパターン画
像であって、前記図5(1)と同様に各駐車エリアAの
枠が表されるとともに、画像上の各駐車エリアの並び方
向に沿って各駐車エリアAを個別に指し示す矢印の画像
が表されている。なおこれらの矢印は、画像上の駐車エ
リアとの対応関係を把握しやすいように、遠近に合わせ
て画像の下方から上方に向けてしだいに小さく設定され
ている。さらにこの実施例では、画像上の入口8の位置
に対応させて、前記進入車両7の現在位置を表すための
マーク20や文字21を表示している。
【0032】図7(2)は、図7(1)のモデルパター
ン画像より作成されたパターン画像の例であって、前記
図5(2)と同様に、図2の画像に対する判別結果に基
づいて作成された画像を示している。ただしこの例で
は、前記図5(2)とは逆に、「空きエリア」と判定さ
れた駐車エリアに対応する枠B1〜B7への矢印を残
し、使用中と判定された各駐車エリアに対する矢印をす
べて消失させている。
ン画像より作成されたパターン画像の例であって、前記
図5(2)と同様に、図2の画像に対する判別結果に基
づいて作成された画像を示している。ただしこの例で
は、前記図5(2)とは逆に、「空きエリア」と判定さ
れた駐車エリアに対応する枠B1〜B7への矢印を残
し、使用中と判定された各駐車エリアに対する矢印をす
べて消失させている。
【0033】図8は、前記図2の原画像と図7(2)の
パターン画像とを重ね合わせた合成画像であって、「空
きエリア」と判断された駐車エリアに対応する画像領域
A1〜A7が矢印によりマーキング表示されている。な
お下方位置の進入車両7の画像7´の近傍には前記マー
ク20や「現在位置」の文字21が表示され、進入車両
7の現在位置が明示される。
パターン画像とを重ね合わせた合成画像であって、「空
きエリア」と判断された駐車エリアに対応する画像領域
A1〜A7が矢印によりマーキング表示されている。な
お下方位置の進入車両7の画像7´の近傍には前記マー
ク20や「現在位置」の文字21が表示され、進入車両
7の現在位置が明示される。
【0034】図8のような画像によれば、具体的に駐車
可能な空きエリアがマーキング表示されるので、図6の
画像よりもさらに空きエリアの位置を認識しやすくな
る。また駐車エリア内の画像とマーキング表示とが重な
らないので、各駐車エリアの内の画像を確認しやすくな
り、仮に車両検出部11による誤判別があっても、誤り
を容易に認識することができる。
可能な空きエリアがマーキング表示されるので、図6の
画像よりもさらに空きエリアの位置を認識しやすくな
る。また駐車エリア内の画像とマーキング表示とが重な
らないので、各駐車エリアの内の画像を確認しやすくな
り、仮に車両検出部11による誤判別があっても、誤り
を容易に認識することができる。
【0035】(2)第2実施例 この第2の実施例の駐車場管理システムも、前記した図
1と同様に設置されたカメラ1,制御装置2,表示板3
により実現するもので、制御装置2の具体的な構成は、
図9に示すようになる。
1と同様に設置されたカメラ1,制御装置2,表示板3
により実現するもので、制御装置2の具体的な構成は、
図9に示すようになる。
【0036】この実施例の制御装置2では、前記図3と
同様の構成に加え、車両検出部11の前段位置に逆透視
変換処理部22が配備される。この逆透視変換処理部2
2は、入力画像の各構成画素を、駐車場の面を含む仮想
水平面上に透視変換する処理を行うものである。なお逆
透視変換の具体的な手法は、特開平10−49662号
公報に既に開示されているとおりであるので、ここでは
詳細な説明を省略する。
同様の構成に加え、車両検出部11の前段位置に逆透視
変換処理部22が配備される。この逆透視変換処理部2
2は、入力画像の各構成画素を、駐車場の面を含む仮想
水平面上に透視変換する処理を行うものである。なお逆
透視変換の具体的な手法は、特開平10−49662号
公報に既に開示されているとおりであるので、ここでは
詳細な説明を省略する。
【0037】この実施例で表示板3に出力される画像
は、前記逆透視変換処理により生成された逆透視変換画
像上にマーキング表示を施した合成画像であって、駐車
場マップ記憶部12には、前記逆透視変換画像上での各
駐車エリアAの位置関係を示すマップ情報や、逆透視変
換画像に対応したモデルパターン画像が記憶される。な
おこの実施例における逆透視変換画像は、進入車両7の
現在位置に対応する部分を下にして、画像の縦方向が進
入路5の延長方向に対応するように、設定される。
は、前記逆透視変換処理により生成された逆透視変換画
像上にマーキング表示を施した合成画像であって、駐車
場マップ記憶部12には、前記逆透視変換画像上での各
駐車エリアAの位置関係を示すマップ情報や、逆透視変
換画像に対応したモデルパターン画像が記憶される。な
おこの実施例における逆透視変換画像は、進入車両7の
現在位置に対応する部分を下にして、画像の縦方向が進
入路5の延長方向に対応するように、設定される。
【0038】車両検出部11は、前記逆透視変換画像を
入力して前記第1の実施例と同様にエッジ抽出処理を行
った後、駐車エリア毎に、画像上のエリア内のエッジ成
分の数により車両の有無を判別する。検出パターン作成
部13は、車両検出部11の判別結果に基づいて、駐車
場マップ記憶部12内のモデルパターン画像を第1の実
施例と同様の手法で編集し、各駐車エリアAの位置情報
と判別結果とを対応づけたパターン画像を作成する。画
像合成部14は、逆透視変換処理部22から出力された
逆透視変換画像と、検出パターン作成部13により作成
されたパターン画像とを合成するもので、合成画像は画
像出力部15を介して表示板3に出力される。
入力して前記第1の実施例と同様にエッジ抽出処理を行
った後、駐車エリア毎に、画像上のエリア内のエッジ成
分の数により車両の有無を判別する。検出パターン作成
部13は、車両検出部11の判別結果に基づいて、駐車
場マップ記憶部12内のモデルパターン画像を第1の実
施例と同様の手法で編集し、各駐車エリアAの位置情報
と判別結果とを対応づけたパターン画像を作成する。画
像合成部14は、逆透視変換処理部22から出力された
逆透視変換画像と、検出パターン作成部13により作成
されたパターン画像とを合成するもので、合成画像は画
像出力部15を介して表示板3に出力される。
【0039】図10(1)は逆透視変換画像の一例を示
し、図10(2)は、この逆透視変換画像とパターン画
像との合成画像を示す。この図示例のパターン画像は、
前記図8と同様に、「空きエリア」と判別された駐車エ
リアに対応する画像領域A1〜A7を矢印で指し示すよ
うにしたもので、そのベースとなるモデルパターン画像
の構成やパターン画像の作成方法は、前記第1の実施例
と同様である。ただしこの場合のパターン画像は、逆透
視変換画像上に対応するので、各矢印は同一の大きさに
設定される。なおこの実施例においても、進入車両7の
現在位置を示すマーク20と文字21とが、進入車両7
の逆透視変換画像7Aに対応づけて表示されている。
し、図10(2)は、この逆透視変換画像とパターン画
像との合成画像を示す。この図示例のパターン画像は、
前記図8と同様に、「空きエリア」と判別された駐車エ
リアに対応する画像領域A1〜A7を矢印で指し示すよ
うにしたもので、そのベースとなるモデルパターン画像
の構成やパターン画像の作成方法は、前記第1の実施例
と同様である。ただしこの場合のパターン画像は、逆透
視変換画像上に対応するので、各矢印は同一の大きさに
設定される。なおこの実施例においても、進入車両7の
現在位置を示すマーク20と文字21とが、進入車両7
の逆透視変換画像7Aに対応づけて表示されている。
【0040】上記構成によれば、進入車両7のドライバ
ーには、駐車場6の上方において、自車両の現時点の進
行方向と同じ方向を向いて駐車場6を俯瞰したときに得
られるイメージに近い画像が提供されるようになり、ド
ライバーは空きエリアの位置を素早く認識して、目的の
駐車エリアAを定めることができる。
ーには、駐車場6の上方において、自車両の現時点の進
行方向と同じ方向を向いて駐車場6を俯瞰したときに得
られるイメージに近い画像が提供されるようになり、ド
ライバーは空きエリアの位置を素早く認識して、目的の
駐車エリアAを定めることができる。
【0041】(3)第3実施例 図11は、第3の実施例にかかる駐車場管理システムの
設置例を示す。この実施例も、前記図1と同様の位置に
設置された支柱4上にカメラ1と制御ボックス2Mとを
位置させているが、ここでは図示しない遠方の駐車ブロ
ックまで観測できるように、支柱4を図1の実施例より
も高く設定してある。このほか各駐車ブロック6a〜6
dの側方位置にも、それぞれ支柱4a〜4dによりカメ
ラ1a〜1d,制御ボックス2a〜2dが配置され、入
口8の付近には、表示板3が図1と同様の状態で設置さ
れる。
設置例を示す。この実施例も、前記図1と同様の位置に
設置された支柱4上にカメラ1と制御ボックス2Mとを
位置させているが、ここでは図示しない遠方の駐車ブロ
ックまで観測できるように、支柱4を図1の実施例より
も高く設定してある。このほか各駐車ブロック6a〜6
dの側方位置にも、それぞれ支柱4a〜4dによりカメ
ラ1a〜1d,制御ボックス2a〜2dが配置され、入
口8の付近には、表示板3が図1と同様の状態で設置さ
れる。
【0042】カメラ1は、進入車両7の進入方向に向け
て駐車場6全体をくまなく観測可能な高さ位置に配置さ
れる。一方、各駐車ブロック6a〜6d毎に配置された
カメラ1a〜1dは、対応する駐車ブロックに向けて設
置され、各カメラ1a〜1dの撮像領域24a〜24d
には、対応する駐車ブロックのみが入るように設定され
る。
て駐車場6全体をくまなく観測可能な高さ位置に配置さ
れる。一方、各駐車ブロック6a〜6d毎に配置された
カメラ1a〜1dは、対応する駐車ブロックに向けて設
置され、各カメラ1a〜1dの撮像領域24a〜24d
には、対応する駐車ブロックのみが入るように設定され
る。
【0043】なお図示しない他の駐車ブロックについて
も、前記駐車ブロック6a〜6dと同様のカメラや制御
ボックスが設けられているが、以下、説明を簡単にする
ために、前記第1,2の実施例と同様、4個の駐車ブロ
ック6a〜6dにより成るものと想定して説明する。ま
た以下、カメラ1を「主カメラ1」、各駐車ブロック毎
の4個のカメラ1a〜1dを「局所領域用カメラ1a〜
1d」と定義することにする。
も、前記駐車ブロック6a〜6dと同様のカメラや制御
ボックスが設けられているが、以下、説明を簡単にする
ために、前記第1,2の実施例と同様、4個の駐車ブロ
ック6a〜6dにより成るものと想定して説明する。ま
た以下、カメラ1を「主カメラ1」、各駐車ブロック毎
の4個のカメラ1a〜1dを「局所領域用カメラ1a〜
1d」と定義することにする。
【0044】図12は、図11に示した4個の局所領域
用カメラ1a〜1dのうちのカメラ1dからの入力画像
であって、駐車ブロック6d内の各駐車エリアAおよび
駐車中の車両の画像が明確に現れている。
用カメラ1a〜1dのうちのカメラ1dからの入力画像
であって、駐車ブロック6d内の各駐車エリアAおよび
駐車中の車両の画像が明確に現れている。
【0045】上記の駐車場管理システムに用いられる制
御装置2には、図13に示すように、各局所領域用カメ
ラ1a〜1dに対応する車両検出部11a〜11d,画
像入力部10,駐車場マップ記憶部12,統合制御部2
5,検出パターン作成部13,画像合成部14,画像出
力部15などが組み込まれる。なお上記の各構成は、前
記各制御ボックス2a〜2d,2Mに分割されて収容さ
れるもので、各車両検出部11a〜11dは各駐車ブロ
ック6a〜6d毎の制御ボックス2a〜2d内に、その
他の構成は主カメラ1の取り付けられた支柱4上の制御
ボックス2M内に、それぞれ配備される。ただしこれら
の構成は必ずしも分割する必要はなく、各構成を1つの
制御ボックス内にまとめ、各カメラからの画像をこの制
御ボックス内で処理するようにしてもよい。
御装置2には、図13に示すように、各局所領域用カメ
ラ1a〜1dに対応する車両検出部11a〜11d,画
像入力部10,駐車場マップ記憶部12,統合制御部2
5,検出パターン作成部13,画像合成部14,画像出
力部15などが組み込まれる。なお上記の各構成は、前
記各制御ボックス2a〜2d,2Mに分割されて収容さ
れるもので、各車両検出部11a〜11dは各駐車ブロ
ック6a〜6d毎の制御ボックス2a〜2d内に、その
他の構成は主カメラ1の取り付けられた支柱4上の制御
ボックス2M内に、それぞれ配備される。ただしこれら
の構成は必ずしも分割する必要はなく、各構成を1つの
制御ボックス内にまとめ、各カメラからの画像をこの制
御ボックス内で処理するようにしてもよい。
【0046】各車両検出部11a〜11dは、それぞれ
前記図4に示したのと同様の構成のほか、画像入力部、
および処理対象とする画像上のマップ情報が記憶された
メモリを具備する。そして画像入力部により対応する局
所領域用カメラ1a〜1dからの画像を取り込んだ後、
この画像に対し、第1の実施例と同様にエッジ成分のカ
ウント処理およびカウント数の比較処理を行って、各駐
車エリア毎に車両の有無を判別する。その判別結果は、
図示しない伝送ケーブルを介して、メインの制御ボック
ス2M内の統合制御部25に出力される。
前記図4に示したのと同様の構成のほか、画像入力部、
および処理対象とする画像上のマップ情報が記憶された
メモリを具備する。そして画像入力部により対応する局
所領域用カメラ1a〜1dからの画像を取り込んだ後、
この画像に対し、第1の実施例と同様にエッジ成分のカ
ウント処理およびカウント数の比較処理を行って、各駐
車エリア毎に車両の有無を判別する。その判別結果は、
図示しない伝送ケーブルを介して、メインの制御ボック
ス2M内の統合制御部25に出力される。
【0047】制御ボックス2Mの駐車場マップ記憶部1
2には、主カメラ1からの画像にかかるマップ情報とモ
デルパターン画像とが格納されている。統合制御部25
は、このマップ情報を参照しながら、各車両検出部11
a〜11dから伝送された判別結果を、主カメラ1から
見た各駐車エリアAの位置関係に対応づけて統合する。
2には、主カメラ1からの画像にかかるマップ情報とモ
デルパターン画像とが格納されている。統合制御部25
は、このマップ情報を参照しながら、各車両検出部11
a〜11dから伝送された判別結果を、主カメラ1から
見た各駐車エリアAの位置関係に対応づけて統合する。
【0048】図14は、統合制御部25による統合され
た判別結果を模式的に示すもので、各駐車ブロック6a
〜6dそれぞれについての、主カメラ1から見た各駐車
エリアAの位置関係を示すデータDa,Db,Dc,D
dに対し、各駐車エリア毎の車両の有無を示すフラグデ
ータ(図中○印が「車両あり」を示す)が対応づけられ
ている。
た判別結果を模式的に示すもので、各駐車ブロック6a
〜6dそれぞれについての、主カメラ1から見た各駐車
エリアAの位置関係を示すデータDa,Db,Dc,D
dに対し、各駐車エリア毎の車両の有無を示すフラグデ
ータ(図中○印が「車両あり」を示す)が対応づけられ
ている。
【0049】図13に戻って、検出パターン作成部13
は、この統合された判別結果に基づき、各駐車エリアA
の位置情報と判別結果とが対応づけられたパターン画像
を作成する。
は、この統合された判別結果に基づき、各駐車エリアA
の位置情報と判別結果とが対応づけられたパターン画像
を作成する。
【0050】一方、主カメラ1からの画像信号は、画像
入力部10によりディジタル変換されて画像合成部14
に入力される。画像合成部14は、この入力画像と前記
検出パターン作成部13によるパターン画像とを合成す
る。さらにこの合成画像は画像出力部15を介して表示
板3へと出力され、前記図6,8に示したのと同様の形
式の画像表示が実現する。
入力部10によりディジタル変換されて画像合成部14
に入力される。画像合成部14は、この入力画像と前記
検出パターン作成部13によるパターン画像とを合成す
る。さらにこの合成画像は画像出力部15を介して表示
板3へと出力され、前記図6,8に示したのと同様の形
式の画像表示が実現する。
【0051】上記構成によれば、各局所領域用カメラ1
a〜1dにより各駐車ブロック6a〜6dを近傍位置で
捉えた画像を生成して、車両有無の判別処理を行うの
で、図示しない遠方の駐車ブロックについても、手前位
置の駐車ブロック6a,6cと同様の判別精度を確保す
ることができる。しかも各駐車エリアAの駐車状況は、
主カメラ1からの画像を用いて、進入車両7の現在位置
から見たのと同様の位置関係をもって表示するので、ド
ライバーは、駐車場6全体における空きエリアの位置
を、一画面上で簡単に確認することができる。
a〜1dにより各駐車ブロック6a〜6dを近傍位置で
捉えた画像を生成して、車両有無の判別処理を行うの
で、図示しない遠方の駐車ブロックについても、手前位
置の駐車ブロック6a,6cと同様の判別精度を確保す
ることができる。しかも各駐車エリアAの駐車状況は、
主カメラ1からの画像を用いて、進入車両7の現在位置
から見たのと同様の位置関係をもって表示するので、ド
ライバーは、駐車場6全体における空きエリアの位置
を、一画面上で簡単に確認することができる。
【0052】図15は、前記第3の実施例の変形例であ
って、各駐車ブロック6a〜6dには、それぞれ前記局
所領域用カメラ1a〜1dに代えて、一対のカメラ26
U,26Lから成るステレオカメラ1A〜1Dが配置さ
れる。また各制御ボックス2a〜2d内の車両検出部1
1a〜11dには3次元計測用の機能が組み込まれる。
なお入口8の近傍の支柱4上には、図13と同様、単一
の主カメラ1と制御ボックス2Mとが配備される。
って、各駐車ブロック6a〜6dには、それぞれ前記局
所領域用カメラ1a〜1dに代えて、一対のカメラ26
U,26Lから成るステレオカメラ1A〜1Dが配置さ
れる。また各制御ボックス2a〜2d内の車両検出部1
1a〜11dには3次元計測用の機能が組み込まれる。
なお入口8の近傍の支柱4上には、図13と同様、単一
の主カメラ1と制御ボックス2Mとが配備される。
【0053】各制御ボックス2a〜2d内の車両検出部
11a〜11dでは、それぞれステレオカメラ1A〜1
Dからの2枚の画像を用いた3次元計測処理が実施され
た後、その計測結果とマップ情報とが対応づけられて、
駐車エリア毎に車両の有無が判別される。メインの制御
ボックス2M内の構成は、前記図13と同様であって、
各駐車ブロック6a〜6d毎の判別結果を統合して、主
カメラ1からの画像に応じたパターン画像が作成された
後、このパターン画像と主カメラ1からの画像とが合成
されて、表示板3に出力される。
11a〜11dでは、それぞれステレオカメラ1A〜1
Dからの2枚の画像を用いた3次元計測処理が実施され
た後、その計測結果とマップ情報とが対応づけられて、
駐車エリア毎に車両の有無が判別される。メインの制御
ボックス2M内の構成は、前記図13と同様であって、
各駐車ブロック6a〜6d毎の判別結果を統合して、主
カメラ1からの画像に応じたパターン画像が作成された
後、このパターン画像と主カメラ1からの画像とが合成
されて、表示板3に出力される。
【0054】上記構成によれば、各駐車ブロック6a〜
6d毎の車両検出が3次元計測処理により行われるの
で、車両検出精度を向上できる。また3次元計測の場
合、画像上の車両が分離されていなくとも、各車両を切
り分けて認識できるため、ステレオカメラ1A〜1Dの
設置位置を低くすることができる。よって専用の支柱4
a〜4dに代えて、既存の照明灯や建物を利用できるよ
うになり、支柱設置用の費用を削減することができる。
6d毎の車両検出が3次元計測処理により行われるの
で、車両検出精度を向上できる。また3次元計測の場
合、画像上の車両が分離されていなくとも、各車両を切
り分けて認識できるため、ステレオカメラ1A〜1Dの
設置位置を低くすることができる。よって専用の支柱4
a〜4dに代えて、既存の照明灯や建物を利用できるよ
うになり、支柱設置用の費用を削減することができる。
【0055】(4)第4実施例 図16は、第4の実施例にかかる駐車場管理システムの
設置例を示す。この実施例のシステムは、図11の構成
から主カメラ1,制御ボックス2Mを削除し、各駐車ブ
ロック6a〜6d毎の局所領域用カメラ1a〜1dと制
御ボックス2a〜2d、ならびに表示板3により構成さ
れる。表示板3は、前記各実施例と同様の状態に設置さ
れ、各制御ボックス2a〜2dには、図17に示すよう
な制御装置の構成が分割して収容される。
設置例を示す。この実施例のシステムは、図11の構成
から主カメラ1,制御ボックス2Mを削除し、各駐車ブ
ロック6a〜6d毎の局所領域用カメラ1a〜1dと制
御ボックス2a〜2d、ならびに表示板3により構成さ
れる。表示板3は、前記各実施例と同様の状態に設置さ
れ、各制御ボックス2a〜2dには、図17に示すよう
な制御装置の構成が分割して収容される。
【0056】図17中、各逆透視変換処理部22a〜2
2dは、画像入力部の構成も含むもので、それぞれ各局
所領域用カメラ1a〜1dに対応する制御ボックス2a
〜2d内に配備される。各局所領域用カメラ1a〜1d
から出力された画像は、対応する逆透視変換処理部22
a〜22dにおいてディジタル変換された後、前記第2
の実施例と同様に逆透視変換される。図18は、前記図
13の局所領域用カメラ1dからの画像を逆透視変換し
た画像を示すもので、駐車ブロック6dの上方におい
て、カメラ1dの向きに応じた方向を向いて駐車ブロッ
ク6dを俯瞰したイメージに近い画像が生成されてい
る。
2dは、画像入力部の構成も含むもので、それぞれ各局
所領域用カメラ1a〜1dに対応する制御ボックス2a
〜2d内に配備される。各局所領域用カメラ1a〜1d
から出力された画像は、対応する逆透視変換処理部22
a〜22dにおいてディジタル変換された後、前記第2
の実施例と同様に逆透視変換される。図18は、前記図
13の局所領域用カメラ1dからの画像を逆透視変換し
た画像を示すもので、駐車ブロック6dの上方におい
て、カメラ1dの向きに応じた方向を向いて駐車ブロッ
ク6dを俯瞰したイメージに近い画像が生成されてい
る。
【0057】図17に戻って、各逆透視変換処理部22
a〜22dの後段には、画像統合部27,車両検出部1
1,駐車場マップ記憶部12,検出パターン作成部1
3,画像合成部14,画像出力部15の各部が配備され
る。なおこれらの構成は、いずれか1つの制御ボックス
(図示例では制御ボックス2a)内に配備される。
a〜22dの後段には、画像統合部27,車両検出部1
1,駐車場マップ記憶部12,検出パターン作成部1
3,画像合成部14,画像出力部15の各部が配備され
る。なおこれらの構成は、いずれか1つの制御ボックス
(図示例では制御ボックス2a)内に配備される。
【0058】画像統合部27は、各逆透視変換処理部2
2a〜22dにより生成された4枚の逆透視変換画像を
対応位置ではりあわせて、駐車場6全体の逆透視変換画
像を作成する。なおこの逆透視変換画像の統合処理は、
前記第2の実施例の図10に示したのと同様に、進入車
両7の現在位置に対応する部分を下にして、画像の縦方
向が進入路5の延長方向に対応するように、設定され
る。
2a〜22dにより生成された4枚の逆透視変換画像を
対応位置ではりあわせて、駐車場6全体の逆透視変換画
像を作成する。なおこの逆透視変換画像の統合処理は、
前記第2の実施例の図10に示したのと同様に、進入車
両7の現在位置に対応する部分を下にして、画像の縦方
向が進入路5の延長方向に対応するように、設定され
る。
【0059】駐車場マップ記憶部12には、この統合さ
れた逆透視変換画像に応じたマップ情報やモデルパター
ン画像が登録されており、車両検出部11は、前記統合
処理後の逆透視変換画像に対し、前記マップ情報を参照
しつつ各駐車エリアA毎に車両の有無を判別する。以
下、検出パターン作成部13が、前記第2の実施例と同
様に各駐車エリアAの判別結果と位置情報とを対応づけ
たパターン画像を作成すると、画像合成部14により、
前記統合された逆透視変換画像とこのパターン画像との
合成処理が行われる。合成後の画像は、画像出力部15
を介して表示板3に出力されるもので、これにより図1
0(2)と同様の画像表示が実現する。
れた逆透視変換画像に応じたマップ情報やモデルパター
ン画像が登録されており、車両検出部11は、前記統合
処理後の逆透視変換画像に対し、前記マップ情報を参照
しつつ各駐車エリアA毎に車両の有無を判別する。以
下、検出パターン作成部13が、前記第2の実施例と同
様に各駐車エリアAの判別結果と位置情報とを対応づけ
たパターン画像を作成すると、画像合成部14により、
前記統合された逆透視変換画像とこのパターン画像との
合成処理が行われる。合成後の画像は、画像出力部15
を介して表示板3に出力されるもので、これにより図1
0(2)と同様の画像表示が実現する。
【0060】この実施例でも、前記第3の実施例と同
様、各局所領域用カメラ1a〜1dにより各駐車ブロッ
ク6a〜6dを近傍位置で捉えた画像が生成されるの
で、図示しない遠方の駐車ブロックに対しても、入口8
の近傍の駐車ブロック6a,6cと同様の精度で判別処
理を実施できる。また各駐車エリアAの判別結果が進入
車両7の現在の向きに応じた位置関係をもって表示され
る上、駐車場内のすべての駐車エリアAが遠近に関わら
ず同じ大きさをもって表示されるので、ドライバーは、
表示板3上の画像により、遠方の駐車ブロックに至るま
で、空きエリアの位置を簡単かつ迅速に認識することが
できる。
様、各局所領域用カメラ1a〜1dにより各駐車ブロッ
ク6a〜6dを近傍位置で捉えた画像が生成されるの
で、図示しない遠方の駐車ブロックに対しても、入口8
の近傍の駐車ブロック6a,6cと同様の精度で判別処
理を実施できる。また各駐車エリアAの判別結果が進入
車両7の現在の向きに応じた位置関係をもって表示され
る上、駐車場内のすべての駐車エリアAが遠近に関わら
ず同じ大きさをもって表示されるので、ドライバーは、
表示板3上の画像により、遠方の駐車ブロックに至るま
で、空きエリアの位置を簡単かつ迅速に認識することが
できる。
【0061】なお上記実施例では、統合された駐車場6
全体の逆透視変換画像上で車両有無の判別を行うように
しているが、これに代えて、各局所領域6a〜6d毎の
逆透視変換画像上で判別処理を行った後に、各判別結果
を統合することも可能である。
全体の逆透視変換画像上で車両有無の判別を行うように
しているが、これに代えて、各局所領域6a〜6d毎の
逆透視変換画像上で判別処理を行った後に、各判別結果
を統合することも可能である。
【0062】(5)第5実施例 図19および図20は、第5の実施例にかかる駐車場案
内システムを、屋内駐車場に導入した場合の設置例を示
す。上記の各図は1フロアの構成を示すもので、進入路
32および他フロアへの退出路33が平行に配置され、
その間に2本の通路34,35が平行に設けられ、さら
に各通路34,35を挟む両側位置に、それぞれ複数の
駐車エリア29が縦並びに形成される。
内システムを、屋内駐車場に導入した場合の設置例を示
す。上記の各図は1フロアの構成を示すもので、進入路
32および他フロアへの退出路33が平行に配置され、
その間に2本の通路34,35が平行に設けられ、さら
に各通路34,35を挟む両側位置に、それぞれ複数の
駐車エリア29が縦並びに形成される。
【0063】前記進入路32から各通路34,35への
連通口付近には、それぞれカメラ30A,30Bが、通
路34,35の進行方向に向けて設置され、さらに車両
の進入口40に近い側の通路34への連通口には、2台
のモニタテレビ31A,31Bが、表示面を進入口40
側に向けて縦並びに設置される。さらに各駐車エリア2
9には、超音波センサ、光電センサ、ループコイルなど
による車両検知用のセンサ36が、個別に設置される。
連通口付近には、それぞれカメラ30A,30Bが、通
路34,35の進行方向に向けて設置され、さらに車両
の進入口40に近い側の通路34への連通口には、2台
のモニタテレビ31A,31Bが、表示面を進入口40
側に向けて縦並びに設置される。さらに各駐車エリア2
9には、超音波センサ、光電センサ、ループコイルなど
による車両検知用のセンサ36が、個別に設置される。
【0064】図21は、上記駐車場案内システムの概略
構成を示す。なおここでは説明を簡単にするために、1
台のカメラ30Aに対する構成のみを示すが、他方のカ
メラ30Bについても同様の構成が用意される。
構成を示す。なおここでは説明を簡単にするために、1
台のカメラ30Aに対する構成のみを示すが、他方のカ
メラ30Bについても同様の構成が用意される。
【0065】図中の38は、駐車場内の適所に設置され
た制御装置であって、前記第1の実施例と同様に、画像
入力部10,車両検出部11,駐車場マップ記憶部1
2,検出パターン作成部13,画像合成部14,画像出
力部15の各構成を具備する。ただしこの実施例での車
両検出部11は、画像データに代えて、各駐車エリア2
9毎のセンサ36からの検知信号を入力して車両の有無
を判別するように構成される。駐車場マップ記憶部1
2,検出パターン作成部13は第1の実施例と同様のも
ので、これら各部により画像上における各駐車エリア2
9の位置情報と判別結果とを対応づけたパターン画像が
生成される。
た制御装置であって、前記第1の実施例と同様に、画像
入力部10,車両検出部11,駐車場マップ記憶部1
2,検出パターン作成部13,画像合成部14,画像出
力部15の各構成を具備する。ただしこの実施例での車
両検出部11は、画像データに代えて、各駐車エリア2
9毎のセンサ36からの検知信号を入力して車両の有無
を判別するように構成される。駐車場マップ記憶部1
2,検出パターン作成部13は第1の実施例と同様のも
ので、これら各部により画像上における各駐車エリア2
9の位置情報と判別結果とを対応づけたパターン画像が
生成される。
【0066】画像入力部10によりディジタル変換され
た入力画像は、画像合成部14により前記パターン画像
と合成された後、画像出力部15を介して対応するモニ
タテレビ31Aへと出力される。他方のカメラ30Bに
より撮像された画像も同様に処理されて、合成画像がモ
ニタテレビ31Bへと出力される。
た入力画像は、画像合成部14により前記パターン画像
と合成された後、画像出力部15を介して対応するモニ
タテレビ31Aへと出力される。他方のカメラ30Bに
より撮像された画像も同様に処理されて、合成画像がモ
ニタテレビ31Bへと出力される。
【0067】図22は、前記各モニタテレビ31A,3
1Bにおける表示例であって、上方のモニタテレビ31
Aにはカメラ30Aによる通路34側の画像が、下方の
モニタテレビ31Bには他方のカメラ30Bによる通路
35側の画像が表示されている。いずれの画像も、前記
図8の実施例と同様に、空きエリアを矢印で指し示す形
式のマーキング表示が施されている。
1Bにおける表示例であって、上方のモニタテレビ31
Aにはカメラ30Aによる通路34側の画像が、下方の
モニタテレビ31Bには他方のカメラ30Bによる通路
35側の画像が表示されている。いずれの画像も、前記
図8の実施例と同様に、空きエリアを矢印で指し示す形
式のマーキング表示が施されている。
【0068】なお図22の例においては、進入車両から
見て手前側の通路34沿いに、1つだけ空きエリアが表
示されているが、このエリアの近傍には、駐車途中の先
行車両37(図9に示す)の画像37´が写り込んでい
るので、進入車両のドライバーは、第1の通路34への
連通口の手前位置で、この通路側に駐車するのは不可能
であると認識することができる。この場合、ドライバー
は、下方のモニタテレビ31Bの表示により、奥の通路
35側での空きエリアの位置を確認しているので、迷う
ことなく奥方向に進路をとって進むようになり、通路3
4へと進入したために、他のフロアまで移動しなければ
ならない羽目に陥るという不都合を回避することができ
る。
見て手前側の通路34沿いに、1つだけ空きエリアが表
示されているが、このエリアの近傍には、駐車途中の先
行車両37(図9に示す)の画像37´が写り込んでい
るので、進入車両のドライバーは、第1の通路34への
連通口の手前位置で、この通路側に駐車するのは不可能
であると認識することができる。この場合、ドライバー
は、下方のモニタテレビ31Bの表示により、奥の通路
35側での空きエリアの位置を確認しているので、迷う
ことなく奥方向に進路をとって進むようになり、通路3
4へと進入したために、他のフロアまで移動しなければ
ならない羽目に陥るという不都合を回避することができ
る。
【0069】(6)付記事項 上記した各実施例では、いずれも駐車場への進入口付近
に表示手段を設けて、合成画像を表示するようにしてい
るが、これに加えてカーナビゲーション用のモニタを搭
載する車両に対し、前記合成画像を伝送して車中のモニ
タ上に表示させるようにしてもよい。また同様の合成画
像を駐車場の管理センターにも伝送するようにすれば、
離れた場所においても駐車状況を管理することができ、
さらにその画像を2次処理して、種々の管理業務に適用
することができる。
に表示手段を設けて、合成画像を表示するようにしてい
るが、これに加えてカーナビゲーション用のモニタを搭
載する車両に対し、前記合成画像を伝送して車中のモニ
タ上に表示させるようにしてもよい。また同様の合成画
像を駐車場の管理センターにも伝送するようにすれば、
離れた場所においても駐車状況を管理することができ、
さらにその画像を2次処理して、種々の管理業務に適用
することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明では、複数の駐車エリア
を含む領域内の画像を用いて各駐車エリア毎の車両の有
無を判別した後、駐車エリア毎の車両有無の判別結果を
画像上の各駐車エリアの位置に対応づけたパターン画像
を、原画像上に重ね合わせて表示するようにしたので、
車両の有無判定処理の誤りや駐車しようとしている先行
車両を画像上で確認できる。よって高精度の画像処理機
能を導入することなく、システムの制作コストを削減で
き、駐車場に導入しやすいシステムを提供することがで
きる。
を含む領域内の画像を用いて各駐車エリア毎の車両の有
無を判別した後、駐車エリア毎の車両有無の判別結果を
画像上の各駐車エリアの位置に対応づけたパターン画像
を、原画像上に重ね合わせて表示するようにしたので、
車両の有無判定処理の誤りや駐車しようとしている先行
車両を画像上で確認できる。よって高精度の画像処理機
能を導入することなく、システムの制作コストを削減で
き、駐車場に導入しやすいシステムを提供することがで
きる。
【0071】請求項2の発明では、撮像して得られた画
像の逆透視変換画像を用いて、各駐車エリア毎の車両有
無判定を行った後、その判定結果と駐車エリアの位置情
報とを対応づけたパターン画像を前記逆透視変換画像上
に重ね合わせて表示するので、ドライバーは領域内の駐
車状況を俯瞰するのに近いイメージを提示されて、空い
ている駐車エリアを速やかに認識することができる。
像の逆透視変換画像を用いて、各駐車エリア毎の車両有
無判定を行った後、その判定結果と駐車エリアの位置情
報とを対応づけたパターン画像を前記逆透視変換画像上
に重ね合わせて表示するので、ドライバーは領域内の駐
車状況を俯瞰するのに近いイメージを提示されて、空い
ている駐車エリアを速やかに認識することができる。
【0072】請求項3の発明では、各駐車エリア毎の車
両有無判定を、それぞれそのエリア内に設けられた車両
検知手段からの検知信号を用いて行うので、簡単かつ精
度の良い判別結果が得られる。また車両検出にかかる画
像処理が必要ないので、システムの構成を簡易化するこ
とが可能となる。
両有無判定を、それぞれそのエリア内に設けられた車両
検知手段からの検知信号を用いて行うので、簡単かつ精
度の良い判別結果が得られる。また車両検出にかかる画
像処理が必要ないので、システムの構成を簡易化するこ
とが可能となる。
【0073】請求項4の発明では、各局所撮像手段によ
る画像を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判定する
ので、処理対象領域が広い場合にも、各駐車エリア毎の
車両の有無判別を安定して行うことができる。しかも各
局所撮像手段毎の判別結果は、広域撮像手段により生成
された領域全体の画像を用いて表示されるので、ドライ
バーは、広い範囲にわたる駐車状況を、一画面上で簡単
に認識することができる。
る画像を用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判定する
ので、処理対象領域が広い場合にも、各駐車エリア毎の
車両の有無判別を安定して行うことができる。しかも各
局所撮像手段毎の判別結果は、広域撮像手段により生成
された領域全体の画像を用いて表示されるので、ドライ
バーは、広い範囲にわたる駐車状況を、一画面上で簡単
に認識することができる。
【0074】請求項5の発明では、各局所撮像手段によ
る画像より生成された逆透視変換画像を用いて車両の有
無を判定するので、請求項4の発明と同様に、広い処理
対象領域においても、各駐車エリア毎の車両の有無判別
を精度よく行うことができる。しかも各逆透視変換画像
をはりあわせた画像上に、前記判別結果を示すパターン
画像を合成して表示するので、一画面上に広い領域全体
にわたる駐車状況を俯瞰するのに近いイメージを表示し
て、ドライバーに領域全体の駐車状況を簡単かつ迅速に
把握させることができる。
る画像より生成された逆透視変換画像を用いて車両の有
無を判定するので、請求項4の発明と同様に、広い処理
対象領域においても、各駐車エリア毎の車両の有無判別
を精度よく行うことができる。しかも各逆透視変換画像
をはりあわせた画像上に、前記判別結果を示すパターン
画像を合成して表示するので、一画面上に広い領域全体
にわたる駐車状況を俯瞰するのに近いイメージを表示し
て、ドライバーに領域全体の駐車状況を簡単かつ迅速に
把握させることができる。
【図1】第1,2の実施例にかかる駐車場案内システム
の設置例を示す斜視図である。
の設置例を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラからの画像を示す説明図である。
【図3】第1の実施例にかかる駐車場案内システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】車両検出部の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】モデルパターン画像、およびパターン画像の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】合成画像の例を示す説明図である。
【図7】モデルパターン画像、およびパターン画像の他
の例を示す説明図である。
の例を示す説明図である。
【図8】合成画像の他の例を示す説明図である。
【図9】第2の実施例にかかる駐車場案内システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図10】逆透視変換画像および合成画像の例を示す説
明図である。
明図である。
【図11】第3の実施例にかかる駐車場案内システムの
設置例を示す斜視図である。
設置例を示す斜視図である。
【図12】図11の局所領域用カメラ1dによる画像を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図13】第3の実施例にかかる駐車場案内システムの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図14】駐車ブロック毎の判別結果を統合したデータ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】第3の実施例の変形例を示す斜視図である。
【図16】第4の実施例にかかる駐車場案内システムの
設置例を示す斜視図である。
設置例を示す斜視図である。
【図17】第4の実施例にかかる駐車場案内システムの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図18】図17のカメラ1dからの画像を逆透視変換
した例を示す説明図である。
した例を示す説明図である。
【図19】第5の実施例にかかる駐車場案内システムの
設置例を示す斜視図である。
設置例を示す斜視図である。
【図20】第5の実施例にかかる駐車場案内システムの
設置例を示す説明図である。
設置例を示す説明図である。
【図21】図19,20のシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図22】テレビモニタの表示画面を示す説明図であ
る。
る。
1 カメラ 1a〜1d 局所領域用カメラ 2 制御装置 3 表示板 6 駐車場 7 進入車両 11,11a〜11d 車両検出部 12 駐車場マップ記憶部 13 検出パターン作成部 14 画像合成部 15 画像出力部 22,22a〜22d 逆透視変換処理部 25 統合処理部 27 画像統合部 36 センサ 29,A 駐車エリア
Claims (5)
- 【請求項1】 駐車場への進入車両に対し現在の駐車状
況を示す画像情報を表示するための表示手段と、 複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする撮像手段
と、 各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段と、 前記撮像手段により生成された画像に対し、記憶手段に
記憶された位置情報を用いて各駐車エリア毎に車両の有
無を判別する判別手段と、 前記撮像手段からの原画像上に、前記判別結果を前記駐
車エリア毎の位置情報に対応づけたパターン画像を重ね
合わせて、前記表示手段に出力する表示用画像生成手段
とを具備して成る駐車場案内システム。 - 【請求項2】 駐車場への進入車両に対し現在の駐車状
況を示す画像情報を表示するための表示手段と、 複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする撮像手段
と、 各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段と、 前記撮像手段により生成された画像を逆透視変換する画
像変換手段と、 前記画像変換手段により生成された逆透視変換画像に対
し、記憶手段に記憶された位置情報を用いて各駐車エリ
ア毎に車両の有無を判別する判別手段と、 前記逆透視変換画像上に、前記判別結果を前記駐車エリ
ア毎の位置情報に対応づけたパターン画像を重ね合わせ
て、前記表示手段に出力する表示用画像生成手段とを具
備して成る駐車場案内システム。 - 【請求項3】 駐車場への進入車両に対し現在の駐車状
況を示す画像情報を表示するための表示手段と、 複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする撮像手段
と、 各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段と、 前記撮像手段の撮像対象領域内の各駐車エリア毎に設け
られる車両検知手段と、 各車両検知手段からの検知信号を入力して各駐車エリア
毎に車両の有無を判別する判別手段と、 前記撮像手段からの原画像上に、前記判別結果を駐車エ
リア毎の位置情報に対応づけたパターン画像を重ね合わ
せて、表示手段に出力する表示用画像生成手段とを具備
して成る駐車場案内システム。 - 【請求項4】 駐車場への進入車両に対し現在の駐車状
況を示す画像情報を表示するための表示手段と、 複数の駐車エリアを含む領域を撮像対象とする広域撮像
手段と、 前記広域撮像手段の撮像対象領域を分割して得られる複
数の局所領域をそれぞれ撮像対象とする複数の局所撮像
手段と、 各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段と、 各局所撮像手段により生成された各画像に対し、それぞ
れ前記記憶手段に記憶された位置情報を用いて各駐車エ
リア毎に車両の有無を判別する判別手段と、 前記広域撮像手段により生成された画像上に、前記判別
手段による判別結果を前記駐車エリア毎の位置情報に対
応づけたパターン画像を重ね合わせて、前記表示手段に
出力する表示用画像生成手段とを具備して成る駐車場案
内システム。 - 【請求項5】 駐車場への進入車両に対し現在の駐車状
況を示す画像情報を表示するための表示手段と、 複数の駐車エリアを含む領域を分割して得られる複数の
局所領域をそれぞれ撮像対象とする複数の局所撮像手段
と、 各駐車エリアの位置情報を記憶する記憶手段と、 各局所撮像手段により生成された画像をそれぞれ逆透視
変換した後、各逆透視変換画像をはりあわせて、各局所
領域を合わせた広域領域内の逆透視変換画像を生成する
画像変換手段と、 前記広域領域内の逆透視変換画像または局所領域毎の逆
透視変換画像に対し、記憶手段に記憶された位置情報を
用いて各駐車エリア毎に車両の有無を判別する判別手段
と、 前記広域領域内の逆透視変換画像上に、前記判別結果を
前記駐車エリア毎の位置情報に対応づけたパターン画像
を重ね合わせて、前記表示手段に出力する表示用画像生
成手段とを具備して成る駐車場案内システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10263447A JP2000099894A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 駐車場案内システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10263447A JP2000099894A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 駐車場案内システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000099894A true JP2000099894A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17389647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10263447A Pending JP2000099894A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 駐車場案内システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000099894A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-09-17 JP JP10263447A patent/JP2000099894A/ja active Pending
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