JP2001167297A

JP2001167297A - 駐車場自動管理システム

Info

Publication number: JP2001167297A
Application number: JP34913499A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Tsuda; 正弘津田; Osamu Matsuda; 治松田; Yasushi Shindo; 康史進藤; Shin Sakumoto; 伸佐久本
Original assignee: IHI Corp; Nippon Telegraph and Telephone Corp; Oki Electric Industry Co Ltd; NTT Communications Corp; Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Current assignee: IHI Corp; Nippon Telegraph and Telephone Corp; Oki Electric Industry Co Ltd; NTT Communications Corp; Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Priority date: 1999-12-08
Filing date: 1999-12-08
Publication date: 2001-06-22
Anticipated expiration: 2019-12-08
Also published as: JP4587507B2

Abstract

(57)【要約】【課題】時間貸し駐車場等での入場／出場がスムース
にでき、個々の車両に対してその車両に適した駐車スペ
ースの指定やその駐車スペースまでの場内誘導等がで
き、駐車前後において種々のサービス情報を個々の車両
に対して提供でき、料金割引サービス等もスムースに行
うことができる駐車場の自動管理システムを提供する。【解決手段】複数の移動車両にそれぞれ搭載され通信
可能な複数の車載機（１０）と、該車載機に着脱可能に
装着され個人認証データを記憶しかつ駐車場管理に必要
な情報や利用明細等の書込みが可能なＩＣカード（１
２）と、駐車場の複数箇所に設置され各車載機と通信可
能なアンテナ（１４）と、該アンテナを介して複数の車
載機と通信する管理制御装置（１６）とを備え、移動車
両と管理制御装置間で双方向の通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、時間貸し駐車場等
での入場／出場がノンストップでスムースにできる駐車
場自動管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】移動車両と非接触に情報交換をするシス
テムとして、有料道路における料金収受を目的とした種
々のシステムが提案されている（例えば特開平０５２１
７０４１号、特開平０８２８７３０８号）。

【０００３】図６は、特開平０５２１７０４１号に開示
された配置図であり、２は車線、１は車線を進入してく
る車両、３は車両に搭載した車載機、４は車種判別装
置、５は路上機（アンテナ）、６は路上機（アンテナ）
と車載機との信号の送受を制御する制御装置、７は通行
券自動発行機、８は発進検知装置、６ｂは制御装置から
のデータを処理するデータ処理装置、６ｃはセンターコ
ンピュータである。

【０００４】この料金収受システムにおいて、車両１が
進入してくると、その車種が車種判別装置４で検知判別
され、路上機（アンテナ）５と車載機３間の無線通信に
より車載機３のメモリに記載されたＩＤ情報等を読み
取り、通行の自動発行等を行っている。

【０００５】一方、図示しない特開平０８２８７３０８
号の「有料道路料金収受装置」では、車載側の機器とし
て車載通信ユニット及びＩＣカード、料金所側の機器と
して無線通信装置、無線通信アンテナ、画像処理装置、
カメラ、阻止機、路車間通信モニタ装置、料金所処理装
置、ＩＣカード精算機、車両検知装置等を備えて、高速
道路等の有料道路の料金所の収受を自動的に行ってい
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の有料道
路における自動料金収受システム（ＥＴＣ）では、有料
道路等の料金自動収受には適しているが、これを駐車場
の自動管理システムに適用しようとすると以下のような
種々の問題点があった。

【０００７】（１）ＥＴＣでは、車両側から種々の情報
が料金所側へ伝達されるが、逆に車両に伝達されるのは
料金等だけであり、双方向通信とはいうものの実質的に
一方通行の通信に近い。そのため、利用者は不特定の顧
客が利用する時間貸し駐車場等での入場／出場がノンス
トップでスムースにできる以上のメリットを享受できな
い。

【０００８】（２）大規模な駐車場では、個々の車両に
対して、その車両に適した駐車スペースの指定や、その
駐車スペースまでの場内誘導を場内の誘導員が行ってい
るが、近年の省人化、省力化でその自動化が望まれてい
た。

【０００９】（３）有料駐車場は、百貨店等の店鋪に付
帯して設けられる場合が多く、個々の車両に対して車両
が駐車する前に特定のサービス情報の提供が望まれてい
た。また、駐車場から出場する顧客は、その近隣の道路
情報や店鋪情報を知りたい場合が多いがこれに無人で対
応するのは困難であった。

【００１０】（４）百貨店等の店鋪では、顧客に対して
有料駐車場の料金割引サービス等を行う場合が多いが、
入場／出場を実質的にノンストップで行う駐車場でもこ
のサービスの継続が望まれていた。

【００１１】本発明は、上述した種々の問題点を解決す
るために創案されたものである。すなわち本発明の目的
は、時間貸し駐車場等での入場／出場がスムースにで
き、個々の車両に対してその車両に適した駐車スペース
の指定やその駐車スペースまでの場内誘導等ができ、駐
車前後において種々のサービス情報を個々の車両に対し
て提供でき、料金割引サービス等もスムースに行うこと
ができる駐車場の自動管理システムを提供することにあ
る。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
移動車両にそれぞれ搭載され車両毎に固有の情報を記憶
し、通信可能な複数の車載機（１０）と、該車載機に着
脱可能に装着され利用者固有情報を記憶したＩＣカード
（１２）と、駐車場の複数箇所に設置され各車載機と通
信可能なアンテナ（１４）と、該アンテナを介して複数
の車載機と通信する管理制御装置（１６）とを備え、移
動車両と管理制御装置間で双方向の通信を行う、ことを
特徴とする駐車場自動管理システムが提供される。

【００１３】本発明の構成によれば、駐車場に設置され
た複数のアンテナ（１４）を介して各移動車両に搭載さ
れた車載機（１０）と管理制御装置（１６）との間で双
方向の通信を行えるので、時間貸し駐車場等での入場／
出場処理、駐車スペースの指定や場内誘導、料金割引サ
ービス等をスムースに行うことができる。

【００１４】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
車載機とアンテナ間の通信は、マイクロ波を用いた狭域
通信である。かかる狭域通信により、他の車載機との混
信を回避し、各車両に対応した個別の情報サービスを行
うことができる。

【００１５】また前記車載機（１０）は、管理制御装置
と通信可能な通信装置（１０ａ）と、通信装置で受信し
た情報を画像及び／又は音声で出力する出力装置（１０
ｂ）とを備える。前記車載機（１０）は、更にインター
ネットと接続可能な表示切替装置を備える。

【００１６】この構成により、画像及び／又は音声で個
別の情報サービスを行うことができる。また、表示切替
装置でインターネットと接続することにより、広範囲に
情報サービスを行うことができる。

【００１７】前記管理制御装置（１６）は、アンテナを
介して各車両の車載機固有情報を受信し、かつ、各車両
に駐車可能な位置情報を送信して出力させ、更に、当該
車両を駐車位置まで誘導する誘導情報を送信して出力さ
せる。また、前記管理制御装置（１６）は、駐車スペー
スに駐車した車両に対し、最寄りのアンテナから車載機
に対し、駐車場又は付帯施設の情報を提供する。更に、
前記管理制御装置（１６）は、出場時にアンテナから車
載機の入場情報を読み取り、入場時刻、出場時刻、サー
ビス情報から駐車場利用料金を計算し、前記料金を車載
機に送信して料金を課金し、該料金決済情報を金融機関
に送信し、精算情報を車載機に送信し、ＩＣカードに書
込む。

【００１８】この構成により、各車両の車載機固有情報
に応じて、誘導情報、駐車場又は付帯施設の情報、課金
処理等を、集中制御できる。

【００１９】前記アンテナ（１４）は、入口部に設けら
れ前記車載機と通信を行い各車両固有の車載機固有情報
を受信するための入場アンテナ（１４ａ）と、出口部に
設けられ車載機と通信を行い利用料金を課金するための
出場アンテナ（１４ｂ）と、場内の特定の位置に設けら
れ車載機固有情報を受信し車両を誘導するための誘導ア
ンテナ（１４ｃ）と、場内の駐車エリアに設けられサー
ビス情報を送信するためのサービス情報アンテナ（１４
ｄ）とからなる。

【００２０】この構成により、各アンテナで各車両の車
載機固有情報を受信して、各車両に対応した個別の情報
サービスを行うことができる。

【００２１】前記ＩＣカード（１２）は、利用者情報、
契約情報、駐車場システム情報、店鋪サービス情報、駐
車情報、及び駐車場利用明細情報を記憶する書込み可能
なエリアを有する。また、前記ＩＣカード（１２）は、
利用者が抜き取り可能であり、店鋪での買い上げ等によ
るサービス情報を店鋪側の端末で書込むことが可能であ
る。

【００２２】この構成により、ＩＣカード（１２）に駐
車場固有の必要情報を記憶し、かつその情報を読出し／
書込みができる。

【００２３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。

【００２４】図１は、本発明による駐車場自動管理シス
テムの全体レイアウト図である。この図に示すように、
本発明のシステムでは、複数の移動車両１にそれぞれ搭
載された車載機１０及びＩＣカード１２と、駐車場の複
数箇所に設置され各車載機１０と通信可能なアンテナ１
４と、アンテナ１４を介して各車載機１０と通信する管
理制御装置１６とを備える。

【００２５】車載機１０と各アンテナ１４間の通信は、
この例ではマイクロ波を用いた狭域通信であり、図に破
線の円形で示すエリア内で最寄りのアンテナ１４を介し
て双方向の通信ができるようになっている。この狭域通
信には、例えば、ＥＴＣで用いる５．８ギガヘルツのマ
イクロ波を用いる。なお、本発明はかかる狭域通信に限
定されず、周知の広域通信やインターネット通信であっ
てもよく、あるいはこれらを部分的に組合わせてもよ
い。

【００２６】アンテナ１４は、この例では、入場アンテ
ナ１４ａ、出場アンテナ１４ｂ、誘導アンテナ１４ｃ、
及びサービス情報アンテナ１４ｄからなる。入場アンテ
ナ１４ａは、駐車場の入口部に設けられ車載機１０と通
信を行い各車両固有の車載機固有情報を受信する。な
お、入口部には、更にゲート及びセンサー類１１ａや表
示器が設けられる。出場アンテナ１４ｂは、駐車場の出
口部に設けられ車載機１０と通信を行い利用料金を課金
する。出口部には、更にゲート及びセンサー類１１ａや
表示器が設けられる。誘導アンテナ１４ｃは、駐車場内
の交差点の手前等の特定位置に設けられ、車載機１０と
通信を行って車載機固有情報を受信し車両を誘導する。
サービス情報アンテナ１４ｄは、駐車場内の駐車エリア
１３に設けられ各車両１にサービス情報を送信する。な
お、サービス情報の提供は、狭域通信に限定されず周知
の広域通信やインターネット通信であってもよく、ある
いはこれらを部分的に組合わせてもよい。

【００２７】図２は、本発明のシステムの固定側の模式
図である。この図に示すように、移動車両１の車線２に
ゲート及びセンサー類１１ａ、表示器１１ｂ、通信制御
装置、アンテナ１４等を備え、移動車両１に搭載した車
載機１０とアンテナ１４を介して移動車両１と管理制御
装置１６の間で双方向の通信を行う。

【００２８】図３は、本発明のシステムのブロック図で
ある。この図に示すように、車載機１０は、管理制御装
置１６と通信可能な通信装置１０ａと、通信装置１０ａ
で受信した情報を画像及び／又は音声で出力する出力装
置１０ｂとを備える。出力装置１０ｂは、例えば液晶デ
ィスプレイとスピーカである。また、周知のカーナビゲ
ーションシステムを搭載して、画像及び音声を出力して
もよい。車載機１０は、更にインターネットと接続可能
な表示切替装置（図示せず）を備え、管理制御装置１６
を介してインターネットと接続し、広範囲な情報サービ
スを受けられるようになっている。

【００２９】図３において、管理制御装置１６は、管理
計算機１６ａ、通信コントローラ１６ｂ、入口管制機器
コントローラ１６ｃ、及び出口管制機器コントローラ１
６ｄからなる。この例では、各制御機器１６ａ〜１６ｄ
は、それぞれ独立した制御装置であり、互いにイーサネ
ットを介して接続されている。また、インターネットサ
ーバ１７にも、同様に接続され、インターネット接続が
できるようになっている。なお、本発明はこの構成に限
定されず、システムの規模によっては、管理制御装置１
６を構成する各制御機器１６ａ〜１６ｄ、及び１７の一
部または全てを同一の制御装置にしてもよい。

【００３０】また、ＩＣカード１２は、利用者情報、契
約情報、駐車場システム情報、店鋪サービス情報、駐車
情報、及び駐車場利用明細情報を記憶する書込み可能な
エリアを有しており、利用者が抜き取り可能であり、店
鋪での買い上げ等によるサービス情報を店鋪側の端末１
８で書込むことができるようになっている。

【００３１】図４は、本発明のシステムによる１台の車
に対する業務フロー図である。この図に示すように、本
発明のシステムでは、１台の車に対して、来場から退場
まで、移動車両１と管理制御装置１６の間で双方向の通
信を行い種々のサービスを提供する。

【００３２】このサービスは、入場処理２１、誘導・通
過処理２２、サービス情報提供・再表示処理２３、イン
ターネット接続処理２４、駐車完了処理２５、店鋪利用
処理２６、及び出場処理２７に大別することができる。

【００３３】入場処理２１では、入場アンテナ１４ａを
用い、入場車両１に対して車載機固有情報を受信し、駐
車情報・誘導情報を提供する。また、必要な認証・確認
を行った後に入場ゲートの開閉を行うとともに、入場メ
ッセージを入場表示器に出力する。なお、発券機を併設
して車載機のない車両に駐車券等を発券してもよい。

【００３４】誘導・通過処理２２では、誘導アンテナ１
４ｃ又は入場アンテナ１４ａを用いて、誘導情報を送信
し、誘導メッセージを表示又は音声案内を行う。図５は
誘導情報の車載機側の表示例である。なお、車載機側の
出力装置１０ｂでの表示と併用して、車路のも表示装置
（図示せず）を備えて同様の表示をしてもよい。

【００３５】サービス情報提供・再表示処理２３では、
サービス情報アンテナ１４ｄの照射範囲（通信範囲）の
車両に対してサービス情報を送信し、表示及び音声案内
を行う。

【００３６】インターネット接続処理２４では、サービ
ス情報アンテナ１４ｄの照射範囲（通信範囲）の車両に
対して、表示切替装置によりインターネット接続サービ
スを行う。

【００３７】駐車完了処理２５では、車両１のイグニッ
ションＯＦＦの信号を取り込み、駐車完了情報をＩＣカ
ード１２に書込むとともに、この情報をサーバ（管理計
算機１６ａ）に送信する。あるいは、イグニッションに
代わり、駐車完了釦を別途設けて対処することも可能で
ある。このようにして、場内の車両が駐車完了であるか
どうかを識別することにより、入場中／出場中の車両に
対し、最適な情報提供を行うことができる。

【００３８】店鋪利用処理２６では、店鋪端末１８で利
用者のＩＣカード１２に店鋪サービス情報を書込む。書
込みは店員が行う。なお、店鋪端末１８は、スタンドア
ローンであっても、イーサネット等で管理計算機１６ａ
と接続してもよい。

【００３９】出場処理２７では、出場アンテナ１４ｂを
用い、出場車両１から車載機固有情報（ＩＣカード情
報、店鋪サービス情報、等）を受信する。次いで、これ
を基に利用料金を計算し、課金を行うとともに駐車場利
用明細情報を出場車両１へ送信し、利用明細の表示また
は音声案内を行う。車載機１０はＩＣカード１２に駐車
場利用明細情報を書込む。また、出場ゲートの開閉を行
うとともに、出場メッセージを出場表示器に出力する。
なお、駐車券の利用客のために料金精算機を併設しても
よい。

【００４０】上述した本発明の構成によれば、駐車場に
設置された複数のアンテナ１４を介して各移動車両に搭
載された車載機１０と管理制御装置１６との間で双方向
の通信を行えるので、時間貸し駐車場等での入場／出場
処理、駐車スペースの指定や場内誘導、料金割引サービ
ス等をスムースに行うことができる。

【００４１】またマイクロ波を用いた狭域通信により、
他の車載機との混信を回避し、各車両に対応した個別の
情報サービスを行うことができる。

【００４２】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。例えば、上述の例では、時間貸し駐
車場への適用について詳述したが、本発明は、これに限
定されず、一般の駐車場、配送センターでの車両誘導シ
ステム、物流センターでのフォークリフト等の誘導シス
テム、巡回車両位置確認システム、駐車位置確認システ
ム、等にも同様に適用することができる。

【００４３】

【発明の効果】上述したように、本発明の駐車場自動管
理システムは、入場／出場がスムースにでき、個々の車
両に対してその車両に適した駐車スペースの指定やその
駐車スペースまでの場内誘導等ができ、駐車前後におい
て種々のサービス情報を個々の車両に対して提供でき、
料金割引サービス等もスムースに行うことができる、等
の優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による駐車場自動管理システムの全体レ
イアウト図である。

【図２】本発明のシステムの固定側の模式図である。

【図３】本発明のシステムのブロック図である。

【図４】本発明のシステムによる１台の車に対する業務
フロー図である。

【図５】本発明の車載機側の表示例である。

【図６】有料道路における従来の自動料金収受システム
の模式図である。

【符号の説明】

１車両２車線３車載機４車種判別装置５路上機（アンテナ）６制御装置６ｂ制御装置６ｃセンターコンピュータ７通行券自動発行機８発進検知装置１０車載機１０ａ通信装置１０ｂ出力装置１２ＩＣカード１４アンテナ１４ａ入場アンテナ１４ｂ出場アンテナ１４ｃ誘導アンテナ１４ｄサービス情報アンテナ１６管理制御装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000000099 石川島播磨重工業株式会社東京都千代田区大手町２丁目２番１号 (72)発明者津田正弘東京都千代田区内幸町一丁目１番地６号エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社内 (72)発明者松田治東京都新宿区西新宿三丁目19番２号東日本電信電話株式会社内 (72)発明者進藤康史東京都港区虎ノ門一丁目７番12号沖電気工業株式会社内 (72)発明者佐久本伸東京都千代田区大手町一丁目６番１号石川島播磨重工業株式会社大手町分室内Ｆターム(参考） 5H180 AA01 BB04 BB12 EE07 EE10 FF13 FF25 FF27 FF33 KK01

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の移動車両にそれぞれ搭載され車両
毎に固有の情報を記憶し、通信可能な複数の車載機（１
０）と、該車載機に着脱可能に装着され利用者固有情報
を記憶したＩＣカード（１２）と、駐車場の複数箇所に
設置され各車載機と通信可能なアンテナ（１４）と、該
アンテナを介して複数の車載機と通信する管理制御装置
（１６）とを備え、移動車両と管理制御装置間で双方向
の通信を行う、ことを特徴とする駐車場自動管理システ
ム。
【請求項２】前記車載機とアンテナ間の通信は、マイ
クロ波を用いた狭域通信である、ことを特徴とする請求
項１の駐車場自動管理システム。
【請求項３】前記車載機（１０）は、管理制御装置と
通信可能な通信装置（１０ａ）と、通信装置で受信した
情報を画像及び／又は音声で出力する出力装置（１０
ｂ）とを備える、ことを特徴とする請求項１の駐車場自
動管理システム。
【請求項４】前記車載機（１０）は、更にインターネ
ットと接続可能な表示切替装置を備える、ことを特徴と
する請求項３の駐車場自動管理システム。
【請求項５】前記管理制御装置（１６）は、アンテナ
を介して各車両の車載機固有情報を受信し、かつ、各車
両に駐車可能な位置情報を送信して出力させ、更に、当
該車両を駐車位置まで誘導する誘導情報を送信して出力
させる、ことを特徴とする請求項１の駐車場自動管理シ
ステム。
【請求項６】前記管理制御装置（１６）は、駐車スペ
ースに駐車した車両に対し、最寄りのアンテナから車載
機に対し、駐車場又は付帯施設の情報を提供する、こと
を特徴とする請求項１の駐車場自動管理システム。
【請求項７】前記管理制御装置（１６）は、出場時に
アンテナから車載機の入場情報を読み取り、入場時刻、
出場時刻、サービス情報から駐車場利用料金を計算し、
前記料金を車載機に送信して料金を課金し、該料金決済
情報を金融機関に送信し、精算情報を車載機に送信し、
ＩＣカードに書込む、ことを特徴とした請求項１の駐車
場自動管理システム。
【請求項８】前記アンテナ（１４）は、入口部に設け
られ前記車載機と通信を行い各車両固有の車載機固有情
報を受信するための入場アンテナ（１４ａ）と、出口部
に設けられ車載機と通信を行い利用料金を課金するため
の出場アンテナ（１４ｂ）と、場内の特定の位置に設け
られ車載機固有情報を受信し車両を誘導するための誘導
アンテナ（１４ｃ）と、場内の駐車エリアに設けられサ
ービス情報を送信するためのサービス情報アンテナ（１
４ｄ）とからなる、ことを特徴とする請求項１に記載の
駐車場自動管理システム。
【請求項９】前記ＩＣカード（１２）は、利用者情
報、契約情報、駐車場システム情報、店鋪サービス情
報、駐車情報、及び駐車場利用明細情報を記憶する書込
み可能なエリアを有する、ことを特徴とする請求項１の
駐車場自動管理システム。
【請求項１０】前記ＩＣカード（１２）は、利用者が
抜き取り可能であり、店鋪での買い上げ等によるサービ
ス情報を店鋪側の端末で書込むことが可能である、こと
を特徴とする請求項１の駐車場自動管理システム。