JP2001034799A - 走行車両用自動料金収受システムおよびその方法 - Google Patents
走行車両用自動料金収受システムおよびその方法Info
- Publication number
- JP2001034799A JP2001034799A JP20652399A JP20652399A JP2001034799A JP 2001034799 A JP2001034799 A JP 2001034799A JP 20652399 A JP20652399 A JP 20652399A JP 20652399 A JP20652399 A JP 20652399A JP 2001034799 A JP2001034799 A JP 2001034799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling vehicle
- vehicle
- traveling
- toll collection
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロ波等の無線電波信号を用いてもフリ
ーフローシステムを実現すること。 【解決手段】 路上機10は、複数車線E1〜E3の横
行が許される走行車両20の位置を検出する車両検出部
11と、車両検出部11によって検出された走行車両2
0との間で無線電波信号を用いて道路使用料金の収受処
理および確認を行う通信部12と、通信部12による送
受信時における走行車両21が送信する無線電波信号を
検出して走行車両20に対する方向を探知する方向探知
部13と、車両検出部11が検出した走行車両の位置と
方向探知部13による方向探知結果とをもとに走行車両
21の移動位置を追随し、走行車両21を特定する制御
を行う制御/処理部14と、を備える。
ーフローシステムを実現すること。 【解決手段】 路上機10は、複数車線E1〜E3の横
行が許される走行車両20の位置を検出する車両検出部
11と、車両検出部11によって検出された走行車両2
0との間で無線電波信号を用いて道路使用料金の収受処
理および確認を行う通信部12と、通信部12による送
受信時における走行車両21が送信する無線電波信号を
検出して走行車両20に対する方向を探知する方向探知
部13と、車両検出部11が検出した走行車両の位置と
方向探知部13による方向探知結果とをもとに走行車両
21の移動位置を追随し、走行車両21を特定する制御
を行う制御/処理部14と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路使用料金の
収受処理を無線の送受信処理によって行うことができる
車載器を搭載した走行車両と道路上に配置された路上機
との通信処理によって該走行車両が所定の通信領域で道
路使用料金の収受処理を既に行っているか否かを確認
し、該道路使用料金の収受処理を行っていない不正車両
を検出する走行車両用自動料金収受システムおよびその
方法に関するものである。
収受処理を無線の送受信処理によって行うことができる
車載器を搭載した走行車両と道路上に配置された路上機
との通信処理によって該走行車両が所定の通信領域で道
路使用料金の収受処理を既に行っているか否かを確認
し、該道路使用料金の収受処理を行っていない不正車両
を検出する走行車両用自動料金収受システムおよびその
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路利用車両は、固定設置さ
れた料金所によって道路使用料金を支払っていたが、近
年における料金所近傍の渋滞を回避するため、走行した
まま道路使用料金を支払うことができる走行車両用自動
料金収受システムが提案されている。
れた料金所によって道路使用料金を支払っていたが、近
年における料金所近傍の渋滞を回避するため、走行した
まま道路使用料金を支払うことができる走行車両用自動
料金収受システムが提案されている。
【0003】この走行車両用自動料金収受システムで
は、各車線毎に走行車両を認識し、追随し、この走行車
両が確実に無線通信による料金支払いを行ったか否かを
該無線通信を用いて確認するようにしていた。しかし、
走行車両用自動料金収受システムが存在する近傍におい
て、走行車両が車線変更を行った場合、この車線変更を
行った走行車両を追随することができず、走行途中にお
いて車両追随が不可能となり、料金支払いの確認を行う
ことができないという問題点があった。
は、各車線毎に走行車両を認識し、追随し、この走行車
両が確実に無線通信による料金支払いを行ったか否かを
該無線通信を用いて確認するようにしていた。しかし、
走行車両用自動料金収受システムが存在する近傍におい
て、走行車両が車線変更を行った場合、この車線変更を
行った走行車両を追随することができず、走行途中にお
いて車両追随が不可能となり、料金支払いの確認を行う
ことができないという問題点があった。
【0004】そこで、たとえば特開平7−6236号公
報に記載された料金自動徴収システムのように、走行車
両が車線変更を行った場合においても、この走行車両に
対する料金支払いの確認を行うことができるシステム
(フリーフローシステム)が提案されている。
報に記載された料金自動徴収システムのように、走行車
両が車線変更を行った場合においても、この走行車両に
対する料金支払いの確認を行うことができるシステム
(フリーフローシステム)が提案されている。
【0005】図5は、従来のフリーフローシステムを実
現する走行車両用自動料金収受システムの全体概要を示
す図である。図5において、道路101上を走行する走
行車両120,123は、道路101上に固定配置さ
れ、路上機110,111a,111bを有するゲート
115を通過する際に、路上機110,111a,11
1bが各走行車両120,123を認識し、各走行車両
120,123が有する図示しない車載器に対して道路
使用料金の収受処理を行ったか否かの確認処理を赤外線
光伝送によって行う。
現する走行車両用自動料金収受システムの全体概要を示
す図である。図5において、道路101上を走行する走
行車両120,123は、道路101上に固定配置さ
れ、路上機110,111a,111bを有するゲート
115を通過する際に、路上機110,111a,11
1bが各走行車両120,123を認識し、各走行車両
120,123が有する図示しない車載器に対して道路
使用料金の収受処理を行ったか否かの確認処理を赤外線
光伝送によって行う。
【0006】走行車両120,123のそれぞれは、上
述したように図示しない車載器を有しており、車載器
は、ゲート115の上流にある所定の通信領域内で、路
上機110,111a,111bとの間で赤外線光伝送
によるデータ送受信を行い、道路使用料金の引き落とし
処理(収受処理)を行う。この収受処理結果は、引き落
としが行われたことを証明する証明情報を車載器内のプ
ロセッサカード等に記憶する。
述したように図示しない車載器を有しており、車載器
は、ゲート115の上流にある所定の通信領域内で、路
上機110,111a,111bとの間で赤外線光伝送
によるデータ送受信を行い、道路使用料金の引き落とし
処理(収受処理)を行う。この収受処理結果は、引き落
としが行われたことを証明する証明情報を車載器内のプ
ロセッサカード等に記憶する。
【0007】さらに路上機110,111a,111b
は、ゲート115に近づいた走行車両120を検出する
と、検出した走行車両120に対して路上機110は道
路使用料金の収受処理を行っていることを示す証明情報
を求める要求を行う。この要求に対して、走行車両12
0は、証明情報の内容を含む受領確認信号を赤外線信号
130として返信するが、この際、路上機110は、赤
外線光感応型ビデオカメラを用いた車両位置測定装置に
よって、返信された赤外線信号130を検出し、この赤
外線信号130の送信元である走行車両の位置を検出
し、追随する。
は、ゲート115に近づいた走行車両120を検出する
と、検出した走行車両120に対して路上機110は道
路使用料金の収受処理を行っていることを示す証明情報
を求める要求を行う。この要求に対して、走行車両12
0は、証明情報の内容を含む受領確認信号を赤外線信号
130として返信するが、この際、路上機110は、赤
外線光感応型ビデオカメラを用いた車両位置測定装置に
よって、返信された赤外線信号130を検出し、この赤
外線信号130の送信元である走行車両の位置を検出
し、追随する。
【0008】そして、受領確認信号を送信しなかった走
行車両は、一般的な写真式捕捉システムによって、識別
され記録される。これによって、走行車両120が他の
車線に変更するような場合があっても、確実に走行車両
を特定し、特に受領確認信号を送信しない不正車両を特
定するという、フリーフローシステムを実現している。
行車両は、一般的な写真式捕捉システムによって、識別
され記録される。これによって、走行車両120が他の
車線に変更するような場合があっても、確実に走行車両
を特定し、特に受領確認信号を送信しない不正車両を特
定するという、フリーフローシステムを実現している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフリーフローシステムを実現する走行車両用自
動料金収受システムでは、赤外線光伝送によって車載器
と路上機との間の通信を高速に行っているとともに、赤
外線を受光することによって車両位置を特定するように
しているが、現時点において、車両の道路利用向け自動
料金収受システムの日本規格あるいは国際標準規格とし
て提案されているDSRC(Dedicated Short Range Co
mmunications)では、5.8GHz帯の電波(マイクロ
波)を用いているため、現実的な使用に際しては大幅な
設計変更をもたらすという問題点があった。
た従来のフリーフローシステムを実現する走行車両用自
動料金収受システムでは、赤外線光伝送によって車載器
と路上機との間の通信を高速に行っているとともに、赤
外線を受光することによって車両位置を特定するように
しているが、現時点において、車両の道路利用向け自動
料金収受システムの日本規格あるいは国際標準規格とし
て提案されているDSRC(Dedicated Short Range Co
mmunications)では、5.8GHz帯の電波(マイクロ
波)を用いているため、現実的な使用に際しては大幅な
設計変更をもたらすという問題点があった。
【0010】一方、マイクロ波帯の電波を用いた従来の
走行車両用自動料金収受システムでは、フリーフローシ
ステムを実現するものはなく、道路の各車線を走行する
走行車両との間で通信を行い、車両検知レーダ等を用い
て車両検出を行うようにしているため、車線変更中の車
両の検出に誤りが生ずる可能性があるという問題点が依
然として残る。
走行車両用自動料金収受システムでは、フリーフローシ
ステムを実現するものはなく、道路の各車線を走行する
走行車両との間で通信を行い、車両検知レーダ等を用い
て車両検出を行うようにしているため、車線変更中の車
両の検出に誤りが生ずる可能性があるという問題点が依
然として残る。
【0011】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
マイクロ波等の無線電波信号を用いてもフリーフローシ
ステムを実現する走行車両用自動料金収受システムを得
ることを目的とする。
マイクロ波等の無線電波信号を用いてもフリーフローシ
ステムを実現する走行車両用自動料金収受システムを得
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる走行車両用自動料金収受システム
は、道路使用料金の収受処理を無線の送受信処理によっ
て行うことができる車載器を搭載した走行車両と道路上
に配置された路上機との通信処理によって該走行車両が
所定の通信領域で道路使用料金の収受処理を既に行って
いるか否かを確認し、該道路使用料金の収受処理を行っ
ていない不正車両を特定する走行車両用自動料金収受シ
ステムにおいて、前記路上機は、複数車線の横行が許さ
れる走行車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前
記車両位置検出手段によって検出された走行車両との間
で無線電波信号を用いて前記道路使用料金の収受処理お
よび収受確認処理を行う通信手段と、前記通信手段によ
る送受信時における前記走行車両が送信する無線電波信
号を検出して前記走行車両に対する方向を探知する方向
探知手段と、前記車両位置検出手段が検出した走行車両
の位置と前記方向探知手段の方向探知結果とをもとに前
記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に応
答しない不正車両を特定する制御を行う制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
め、この発明にかかる走行車両用自動料金収受システム
は、道路使用料金の収受処理を無線の送受信処理によっ
て行うことができる車載器を搭載した走行車両と道路上
に配置された路上機との通信処理によって該走行車両が
所定の通信領域で道路使用料金の収受処理を既に行って
いるか否かを確認し、該道路使用料金の収受処理を行っ
ていない不正車両を特定する走行車両用自動料金収受シ
ステムにおいて、前記路上機は、複数車線の横行が許さ
れる走行車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前
記車両位置検出手段によって検出された走行車両との間
で無線電波信号を用いて前記道路使用料金の収受処理お
よび収受確認処理を行う通信手段と、前記通信手段によ
る送受信時における前記走行車両が送信する無線電波信
号を検出して前記走行車両に対する方向を探知する方向
探知手段と、前記車両位置検出手段が検出した走行車両
の位置と前記方向探知手段の方向探知結果とをもとに前
記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に応
答しない不正車両を特定する制御を行う制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、路上機の車両位置検出
手段が、複数車線の横行が許される走行車両の位置を検
出し、通信手段が、前記車両位置検出手段によって検出
された走行車両との間で無線電波信号を用いて前記道路
使用料金の収受処理および収受確認処理を行うととも
に、方向探知手段が、前記通信手段による送受信時にお
ける前記走行車両が送信する無線電波信号を検出して前
記走行車両に対する方向を探知し、制御手段が、前記車
両位置検出手段が検出した走行車両の位置と前記方向探
知手段の方向探知結果とをもとに前記走行車両の移動位
置を追随し、前記収受確認処理に応答しない不正車両を
特定する制御を行うようにしている。
手段が、複数車線の横行が許される走行車両の位置を検
出し、通信手段が、前記車両位置検出手段によって検出
された走行車両との間で無線電波信号を用いて前記道路
使用料金の収受処理および収受確認処理を行うととも
に、方向探知手段が、前記通信手段による送受信時にお
ける前記走行車両が送信する無線電波信号を検出して前
記走行車両に対する方向を探知し、制御手段が、前記車
両位置検出手段が検出した走行車両の位置と前記方向探
知手段の方向探知結果とをもとに前記走行車両の移動位
置を追随し、前記収受確認処理に応答しない不正車両を
特定する制御を行うようにしている。
【0014】つぎの発明にかかる走行車両用自動料金収
受システムは、上記の発明において、前記通信手段およ
び前記方向探知手段は、複数の走行車両に対する多重通
信および多重検出を行うことを特徴とする。
受システムは、上記の発明において、前記通信手段およ
び前記方向探知手段は、複数の走行車両に対する多重通
信および多重検出を行うことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、通信手段および方向探
知手段が、複数の走行車両に対して、時分割双方向通信
や周波数分割双方向通信等の多重通信および多重検出を
行って、複数の走行車両に対する処理を同時並行的に行
うようにしている。
知手段が、複数の走行車両に対して、時分割双方向通信
や周波数分割双方向通信等の多重通信および多重検出を
行って、複数の走行車両に対する処理を同時並行的に行
うようにしている。
【0016】つぎの発明にかかる走行車両用自動料金収
受方法は、複数車線の横行が許される走行車両の位置を
検出する車両位置検出工程と、前記車両位置検出工程に
よって検出された走行車両との間で無線電波信号を用い
て前記道路使用料金の収受処理および収受確認処理を行
うとともに、前記走行車両が送信する無線電波信号を検
出して前記走行車両に対する方向を探知する通信探知工
程と、前記車両位置検出工程による走行車両の位置と前
記通信探知工程による方向探知結果とをもとに前記走行
車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に応答しな
い不正車両を特定する制御を行う制御工程と、を含むこ
とを特徴とする。
受方法は、複数車線の横行が許される走行車両の位置を
検出する車両位置検出工程と、前記車両位置検出工程に
よって検出された走行車両との間で無線電波信号を用い
て前記道路使用料金の収受処理および収受確認処理を行
うとともに、前記走行車両が送信する無線電波信号を検
出して前記走行車両に対する方向を探知する通信探知工
程と、前記車両位置検出工程による走行車両の位置と前
記通信探知工程による方向探知結果とをもとに前記走行
車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に応答しな
い不正車両を特定する制御を行う制御工程と、を含むこ
とを特徴とする。
【0017】この発明によれば、まず、車両位置検出工
程によって、複数車線の横行が許される走行車両の位置
を検出し、通信探知工程によって、前記車両位置検出工
程によって検出された走行車両との間で無線電波信号を
用いて前記道路使用料金の収受処理および収受確認処理
を行うとともに、前記走行車両が送信する無線電波信号
を検出して前記走行車両に対する方向を探知し、制御工
程によって、前記車両位置検出工程による走行車両の位
置と前記通信探知工程による方向探知結果とをもとに前
記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に応
答しない不正車両を特定する制御を行うようにしてい
る。
程によって、複数車線の横行が許される走行車両の位置
を検出し、通信探知工程によって、前記車両位置検出工
程によって検出された走行車両との間で無線電波信号を
用いて前記道路使用料金の収受処理および収受確認処理
を行うとともに、前記走行車両が送信する無線電波信号
を検出して前記走行車両に対する方向を探知し、制御工
程によって、前記車両位置検出工程による走行車両の位
置と前記通信探知工程による方向探知結果とをもとに前
記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に応
答しない不正車両を特定する制御を行うようにしてい
る。
【0018】つぎの発明にかかる走行車両用自動料金収
受方法は、上記の発明において、前記通信探知工程は、
前記車両位置検出工程によって検出された複数の走行車
両との間で多重無線電波信号を用い、各走行車両に対す
る道路使用料金の収受処理および収受確認処理を行うと
ともに、各走行車両が送信する各無線電波信号を検出し
て各走行車両に対する方向を探知することを特徴とす
る。
受方法は、上記の発明において、前記通信探知工程は、
前記車両位置検出工程によって検出された複数の走行車
両との間で多重無線電波信号を用い、各走行車両に対す
る道路使用料金の収受処理および収受確認処理を行うと
ともに、各走行車両が送信する各無線電波信号を検出し
て各走行車両に対する方向を探知することを特徴とす
る。
【0019】この発明によれば、通信探知工程が、車両
位置検出工程によって検出された複数の走行車両との間
で、たとえば時分割双方向通信方式あるいは周波数分割
双方向通信方式を採用した多重無線電波信号を用い、各
走行車両に対する道路使用料金の収受処理および収受確
認処理を行うとともに、各走行車両が送信する各無線電
波信号を検出して各走行車両に対する方向を探知するよ
うにしている。
位置検出工程によって検出された複数の走行車両との間
で、たとえば時分割双方向通信方式あるいは周波数分割
双方向通信方式を採用した多重無線電波信号を用い、各
走行車両に対する道路使用料金の収受処理および収受確
認処理を行うとともに、各走行車両が送信する各無線電
波信号を検出して各走行車両に対する方向を探知するよ
うにしている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる走行車両用自動料金収受システムおよびそ
の方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
発明にかかる走行車両用自動料金収受システムおよびそ
の方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0021】図1は、この発明の実施の形態である走行
車両用自動料金収受システムの構成を示す図である。図
1において、この走行車両用自動料金収受システムは、
道路1上を走行する走行車両20に搭載され、図示しな
い車載器(あるいは車載器に相当する機能を備えた電子
プレート等)21と、道路1上に設置された路上機10
とを有する。
車両用自動料金収受システムの構成を示す図である。図
1において、この走行車両用自動料金収受システムは、
道路1上を走行する走行車両20に搭載され、図示しな
い車載器(あるいは車載器に相当する機能を備えた電子
プレート等)21と、道路1上に設置された路上機10
とを有する。
【0022】図2は、図1に示した走行車両用自動料金
収受システムの概略構成を示す図である。図2におい
て、路上機10は、走行車両20,23が通過できるゲ
ート15上に設置される。また、道路1は、上りまたは
下りの3車線E1〜E3を有する。
収受システムの概略構成を示す図である。図2におい
て、路上機10は、走行車両20,23が通過できるゲ
ート15上に設置される。また、道路1は、上りまたは
下りの3車線E1〜E3を有する。
【0023】図1において、走行車両20の車載器21
は、マイクロ波帯の無線電波によって送受信する機能を
有する。路上機10は、車両検出部11、通信部12、
方向探知部13および制御/処理部14を有する。車両
検出部11は、レーダによって実現され、路上機10に
近づく走行車両20を検出し、レーダ検出結果によって
走行車両の2次元位置情報、たとえば方向および距離の
情報を取得し、制御/処理部14にこの走行車両の2次
元位置情報を通知する。なお、車両検出部11に対応す
る装置として、たとえば画像撮像機、道路上に埋め込ま
れたループコイル、道路の通過を検出するセンサ等によ
って2次元位置情報を求めるようにしてもよい。
は、マイクロ波帯の無線電波によって送受信する機能を
有する。路上機10は、車両検出部11、通信部12、
方向探知部13および制御/処理部14を有する。車両
検出部11は、レーダによって実現され、路上機10に
近づく走行車両20を検出し、レーダ検出結果によって
走行車両の2次元位置情報、たとえば方向および距離の
情報を取得し、制御/処理部14にこの走行車両の2次
元位置情報を通知する。なお、車両検出部11に対応す
る装置として、たとえば画像撮像機、道路上に埋め込ま
れたループコイル、道路の通過を検出するセンサ等によ
って2次元位置情報を求めるようにしてもよい。
【0024】通信部12は、車載器21とマイクロ波帯
の無線電波によって送受信処理を行い、道路使用料金の
収受処理を行う。通信部12は、路上機10に近づく走
行車両20の車載器21に対して、道路使用料金の収受
処理を行った証明情報に基づく受領確認信号の応答を求
めるための要求を、マイクロ波帯の無線電波信号によっ
て送出し、受領確認信号を受信したか否かの結果を制御
/処理部14に送出する。
の無線電波によって送受信処理を行い、道路使用料金の
収受処理を行う。通信部12は、路上機10に近づく走
行車両20の車載器21に対して、道路使用料金の収受
処理を行った証明情報に基づく受領確認信号の応答を求
めるための要求を、マイクロ波帯の無線電波信号によっ
て送出し、受領確認信号を受信したか否かの結果を制御
/処理部14に送出する。
【0025】なお、道路使用料金の収受処理とこの収受
処理の確認処理とは、連続して行うようにしているが、
道路使用料金の収受処理を特定の通信領域で行い、この
収受処理の確認処理を路上機1の近傍で行うようにして
もよい。すなわち、道路使用料金の収受処理を行う通信
領域と、この収受処理の確認処理を行う通信領域とを別
個に設けるようにしてもよい。
処理の確認処理とは、連続して行うようにしているが、
道路使用料金の収受処理を特定の通信領域で行い、この
収受処理の確認処理を路上機1の近傍で行うようにして
もよい。すなわち、道路使用料金の収受処理を行う通信
領域と、この収受処理の確認処理を行う通信領域とを別
個に設けるようにしてもよい。
【0026】方向探知部13は、通信部12が行う送受
信時に車載器21から送出されるアップリンクの無線電
波信号32を検出し、その無線電波信号32の発信源す
なわち車載器21の方向を探知する。この方向探知結果
は、制御/処理部14に送出される。
信時に車載器21から送出されるアップリンクの無線電
波信号32を検出し、その無線電波信号32の発信源す
なわち車載器21の方向を探知する。この方向探知結果
は、制御/処理部14に送出される。
【0027】制御/処理部14は、車両検出部11が検
出した2次元位置情報と、方向探知部13が探知した方
向探知結果と、通信部12が受信する車載器21からの
受領確認信号の有無をもとに、通信車両を特定する。す
なわち、2次元位置情報と方向探知結果とをもとに車線
変更を含む走行車両の移動位置を追随し、受領確認信号
を受信した走行車両である場合には、この走行車両を通
信車両として特定する。この走行車両20の追随によっ
て、車線E1を走行する走行車両20が車線を変更して
車線E2を走行する場合であっても、車線変更した走行
車両21(21a)の位置を連続して追随することがで
きる。また、受領確認信号を受信していない走行車両で
ある場合には、この走行車両を不正車両として特定し、
その後、この特定した不正車両に対して、車両ナンバー
読み取り装置等を用いて不正車両の情報を記録する。
出した2次元位置情報と、方向探知部13が探知した方
向探知結果と、通信部12が受信する車載器21からの
受領確認信号の有無をもとに、通信車両を特定する。す
なわち、2次元位置情報と方向探知結果とをもとに車線
変更を含む走行車両の移動位置を追随し、受領確認信号
を受信した走行車両である場合には、この走行車両を通
信車両として特定する。この走行車両20の追随によっ
て、車線E1を走行する走行車両20が車線を変更して
車線E2を走行する場合であっても、車線変更した走行
車両21(21a)の位置を連続して追随することがで
きる。また、受領確認信号を受信していない走行車両で
ある場合には、この走行車両を不正車両として特定し、
その後、この特定した不正車両に対して、車両ナンバー
読み取り装置等を用いて不正車両の情報を記録する。
【0028】ここで、図3に示すシーケンス図をもとに
不正車両の特定処理について説明する。まず、路上機1
0は、車両検出部11によって、道路1上をモニタし
(ステップS21)、走行する走行車両の検出を行い、
2次元位置情報を制御/処理部14に送出する(ステッ
プS22)。走行車両を検出すると、路上機10の通信
部12は、道路使用料金の収受処理を行うべく、車載器
21と間で無線電波信号31,32を用いた送受信を行
う(ステップS11,S23)。
不正車両の特定処理について説明する。まず、路上機1
0は、車両検出部11によって、道路1上をモニタし
(ステップS21)、走行する走行車両の検出を行い、
2次元位置情報を制御/処理部14に送出する(ステッ
プS22)。走行車両を検出すると、路上機10の通信
部12は、道路使用料金の収受処理を行うべく、車載器
21と間で無線電波信号31,32を用いた送受信を行
う(ステップS11,S23)。
【0029】このとき、方向探知部13は、送受信を行
っている走行車両20の車載器21から送出されるアッ
プリンクの無線電波信号32を検出して、その到来方向
を探知する(ステップS24)。そして、この方向探知
結果と2次元位置情報とをもとに送受信を行っている走
行車両20を追随する(ステップS25)。
っている走行車両20の車載器21から送出されるアッ
プリンクの無線電波信号32を検出して、その到来方向
を探知する(ステップS24)。そして、この方向探知
結果と2次元位置情報とをもとに送受信を行っている走
行車両20を追随する(ステップS25)。
【0030】通信部12は、収受処理(S23)の最後
に、道路使用料金の収受処理結果を確認する受領確認信
号を車載器21に要求し、車載器21から受領確認信号
が送出されたか否かを制御/処理部14に送出する。制
御/処理部14は、受領確認信号が送出されなかった走
行車両(不正車両)であるか否かを判断し(ステップS
26)、不正車両である場合(ステップS26,YE
S)には、現在追随している走行車両を不正車両として
認識し、図示しないナンバー読み取り装置によって、こ
の不正車両のナンバーを読み取って特定し、記録する
(ステップS27)。
に、道路使用料金の収受処理結果を確認する受領確認信
号を車載器21に要求し、車載器21から受領確認信号
が送出されたか否かを制御/処理部14に送出する。制
御/処理部14は、受領確認信号が送出されなかった走
行車両(不正車両)であるか否かを判断し(ステップS
26)、不正車両である場合(ステップS26,YE
S)には、現在追随している走行車両を不正車両として
認識し、図示しないナンバー読み取り装置によって、こ
の不正車両のナンバーを読み取って特定し、記録する
(ステップS27)。
【0031】これによって、複数車線の横行が行われる
場合であっても、道路使用料金の収受処理を行っていな
い不正車両を一つの路上機10によって確実に特定する
ことができる。
場合であっても、道路使用料金の収受処理を行っていな
い不正車両を一つの路上機10によって確実に特定する
ことができる。
【0032】なお、上述した実施の形態では、複数の走
行車両に対する道路使用料金の収受処理およびその確認
処理を並行的に行うものではないが、時分割双方向(T
DD)通信方式、周波数分割双方向(FDD)通信方式
を用いることによって、複数の走行車両に対する処理を
並行的に行うことができる。
行車両に対する道路使用料金の収受処理およびその確認
処理を並行的に行うものではないが、時分割双方向(T
DD)通信方式、周波数分割双方向(FDD)通信方式
を用いることによって、複数の走行車両に対する処理を
並行的に行うことができる。
【0033】たとえば、図4は、4TDD方式を適用し
た場合のタイムスロット構成を示す図である。図4にお
いて、路上機10の通信部12は、4つの送信スロット
T1〜T4と4つの受信スロットR1〜R4とを有す
る。ここでは、送信スロットT1と受信スロットR1と
を走行車両20に割り当て、送信スロットT2と受信ス
ロットR2とを走行車両23に割り当てることによっ
て、走行車両20,23に対する収受処理を同時並行的
に行うようにしている。これによって、複数の走行車両
に対する処理効率を向上させることができる。
た場合のタイムスロット構成を示す図である。図4にお
いて、路上機10の通信部12は、4つの送信スロット
T1〜T4と4つの受信スロットR1〜R4とを有す
る。ここでは、送信スロットT1と受信スロットR1と
を走行車両20に割り当て、送信スロットT2と受信ス
ロットR2とを走行車両23に割り当てることによっ
て、走行車両20,23に対する収受処理を同時並行的
に行うようにしている。これによって、複数の走行車両
に対する処理効率を向上させることができる。
【0034】この実施の形態によれば、現在の日本規格
あるいは国際標準規格として提案されているDSRCに
対応する無線電波信号のみを用いてフリーフローシステ
ムとしての走行車両用自動料金収受システムを実現する
ことができるとともに、複数車線を有する上り車線と複
数車線を有する下り車線とに対して各一式の路上機10
のみの構成によってフリーフローシステムとしての走行
車両用自動料金収受システムを簡易に実現することがで
きる。
あるいは国際標準規格として提案されているDSRCに
対応する無線電波信号のみを用いてフリーフローシステ
ムとしての走行車両用自動料金収受システムを実現する
ことができるとともに、複数車線を有する上り車線と複
数車線を有する下り車線とに対して各一式の路上機10
のみの構成によってフリーフローシステムとしての走行
車両用自動料金収受システムを簡易に実現することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、路上機の車両位置検出手段が、複数車線の横行が許
される走行車両の位置を検出し、通信手段が、前記車両
位置検出手段によって検出された走行車両との間で無線
電波信号を用いて前記道路使用料金の収受処理および収
受確認処理を行うとともに、方向探知手段が、前記通信
手段による送受信時における前記走行車両が送信する無
線電波信号を検出して前記走行車両に対する方向を探知
し、制御手段が、前記車両位置検出手段が検出した走行
車両の位置と前記方向探知手段の方向探知結果とをもと
に前記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理
に応答しない不正車両を特定する制御を行うようにして
いるので、現在の日本規格あるいは国際標準規格として
提案されているDSRCに対応する無線電波信号のみを
用いてフリーフローシステムとしての走行車両用自動料
金収受システムを実現することができるとともに、複数
車線を有する上り車線と複数車線を有する下り車線とに
対して各一式の路上機のみの構成によってフリーフロー
システムとしての走行車両用自動料金収受システムを簡
易に実現することができるという効果を奏する。
ば、路上機の車両位置検出手段が、複数車線の横行が許
される走行車両の位置を検出し、通信手段が、前記車両
位置検出手段によって検出された走行車両との間で無線
電波信号を用いて前記道路使用料金の収受処理および収
受確認処理を行うとともに、方向探知手段が、前記通信
手段による送受信時における前記走行車両が送信する無
線電波信号を検出して前記走行車両に対する方向を探知
し、制御手段が、前記車両位置検出手段が検出した走行
車両の位置と前記方向探知手段の方向探知結果とをもと
に前記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理
に応答しない不正車両を特定する制御を行うようにして
いるので、現在の日本規格あるいは国際標準規格として
提案されているDSRCに対応する無線電波信号のみを
用いてフリーフローシステムとしての走行車両用自動料
金収受システムを実現することができるとともに、複数
車線を有する上り車線と複数車線を有する下り車線とに
対して各一式の路上機のみの構成によってフリーフロー
システムとしての走行車両用自動料金収受システムを簡
易に実現することができるという効果を奏する。
【0036】つぎの発明によれば、通信手段および方向
探知手段が、複数の走行車両に対して、時分割双方向通
信や周波数分割双方向通信等の多重通信および多重検出
を行って、複数の走行車両に対する処理を同時並行的に
行うようにしているので、道路使用料金の収受処理およ
び収受確認処理を効率的に行うことができるという効果
を奏する。
探知手段が、複数の走行車両に対して、時分割双方向通
信や周波数分割双方向通信等の多重通信および多重検出
を行って、複数の走行車両に対する処理を同時並行的に
行うようにしているので、道路使用料金の収受処理およ
び収受確認処理を効率的に行うことができるという効果
を奏する。
【0037】つぎの発明によれば、まず、車両位置検出
工程によって、複数車線の横行が許される走行車両の位
置を検出し、通信探知工程によって、前記車両位置検出
工程によって検出された走行車両との間で無線電波信号
を用いて前記道路使用料金の収受処理および収受確認処
理を行うとともに、前記走行車両が送信する無線電波信
号を検出して前記走行車両に対する方向を探知し、制御
工程によって、前記車両位置検出工程による走行車両の
位置と前記通信探知工程による方向探知結果とをもとに
前記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に
応答しない不正車両を特定する制御を行うようにしてい
るので、現在の日本規格あるいは国際標準規格として提
案されているDSRCに対応する無線電波信号のみを用
いてフリーフローシステムとしての走行車両用自動料金
収受システムを実現することができるとともに、複数車
線を有する上り車線と複数車線を有する下り車線とに対
して各一式の路上機のみの構成によってフリーフローシ
ステムとしての走行車両用自動料金収受システムを簡易
に実現することができるという効果を奏する。
工程によって、複数車線の横行が許される走行車両の位
置を検出し、通信探知工程によって、前記車両位置検出
工程によって検出された走行車両との間で無線電波信号
を用いて前記道路使用料金の収受処理および収受確認処
理を行うとともに、前記走行車両が送信する無線電波信
号を検出して前記走行車両に対する方向を探知し、制御
工程によって、前記車両位置検出工程による走行車両の
位置と前記通信探知工程による方向探知結果とをもとに
前記走行車両の移動位置を追随し、前記収受確認処理に
応答しない不正車両を特定する制御を行うようにしてい
るので、現在の日本規格あるいは国際標準規格として提
案されているDSRCに対応する無線電波信号のみを用
いてフリーフローシステムとしての走行車両用自動料金
収受システムを実現することができるとともに、複数車
線を有する上り車線と複数車線を有する下り車線とに対
して各一式の路上機のみの構成によってフリーフローシ
ステムとしての走行車両用自動料金収受システムを簡易
に実現することができるという効果を奏する。
【0038】つぎの発明によれば、通信探知工程が、車
両位置検出工程によって検出された複数の走行車両との
間で、たとえば時分割双方向通信方式あるいは周波数分
割双方向通信方式を採用した多重無線電波信号を用い、
各走行車両に対する道路使用料金の収受処理および収受
確認処理を行うとともに、各走行車両が送信する各無線
電波信号を検出して各走行車両に対する方向を探知する
ようにしているので、道路使用料金の収受処理および収
受確認処理を効率的に行うことができるという効果を奏
する。
両位置検出工程によって検出された複数の走行車両との
間で、たとえば時分割双方向通信方式あるいは周波数分
割双方向通信方式を採用した多重無線電波信号を用い、
各走行車両に対する道路使用料金の収受処理および収受
確認処理を行うとともに、各走行車両が送信する各無線
電波信号を検出して各走行車両に対する方向を探知する
ようにしているので、道路使用料金の収受処理および収
受確認処理を効率的に行うことができるという効果を奏
する。
【図1】 この発明の実施の形態である走行車両用自動
料金収受システムの構成を示す図である。
料金収受システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態である走行車両用自動
料金収受システムの概略構成を示す図である。
料金収受システムの概略構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態である走行車両用自動
料金収受システムにおける不正車両の特性処理手順を示
すシーケンス図である。
料金収受システムにおける不正車両の特性処理手順を示
すシーケンス図である。
【図4】 この発明の実施の形態である走行車両用自動
料金収受システムに適用される4TDD通信方式の一例
を示す図である。
料金収受システムに適用される4TDD通信方式の一例
を示す図である。
【図5】 従来における走行車両用自動料金収受システ
ムの概略構成を示す図である。
ムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】 1 道路、10 路上機、11 車両検出部、12 通
信部、13 方向探知部、14 制御/処理部、15
ゲート、21,23 走行車両、21 車載器、31,
32 無線電波信号、E1〜E3 車線。
信部、13 方向探知部、14 制御/処理部、15
ゲート、21,23 走行車両、21 車載器、31,
32 無線電波信号、E1〜E3 車線。
フロントページの続き (72)発明者 石津 文雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H180 BB04 CC04 CC14 EE10
Claims (4)
- 【請求項1】 道路使用料金の収受処理を無線の送受信
処理によって行うことができる車載器を搭載した走行車
両と道路上に配置された路上機との通信処理によって該
走行車両が所定の通信領域で道路使用料金の収受処理を
既に行っているか否かを確認し、該道路使用料金の収受
処理を行っていない不正車両を特定する走行車両用自動
料金収受システムにおいて、 前記路上機は、 複数車線の横行が許される走行車両の位置を検出する車
両位置検出手段と、 前記車両位置検出手段によって検出された走行車両との
間で無線電波信号を用いて前記道路使用料金の収受処理
および収受確認処理を行う通信手段と、 前記通信手段による送受信時における前記走行車両が送
信する無線電波信号を検出して前記走行車両に対する方
向を探知する方向探知手段と、 前記車両位置検出手段が検出した走行車両の位置と前記
方向探知手段の方向探知結果とをもとに前記走行車両の
移動位置を追随し、前記収受確認処理に応答しない不正
車両を特定する制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする走行車両用自動料金収受シス
テム。 - 【請求項2】 前記通信手段および前記方向探知手段
は、複数の走行車両に対する多重通信および多重検出を
行うことを特徴とする請求項1に記載の走行車両用自動
料金収受システム。 - 【請求項3】 複数車線の横行が許される走行車両の位
置を検出する車両位置検出工程と、 前記車両位置検出工程によって検出された走行車両との
間で無線電波信号を用いて前記道路使用料金の収受処理
および収受確認処理を行うとともに、前記走行車両が送
信する無線電波信号を検出して前記走行車両に対する方
向を探知する通信探知工程と、 前記車両位置検出工程による走行車両の位置と前記通信
探知工程による方向探知結果とをもとに前記走行車両の
移動位置を追随し、前記収受確認処理に応答しない不正
車両を特定する制御を行う制御工程と、 を含むことを特徴とする走行車両用自動料金収受方法。 - 【請求項4】 前記通信探知工程は、前記車両位置検出
工程によって検出された複数の走行車両との間で多重無
線電波信号を用い、各走行車両に対する道路使用料金の
収受処理および収受確認処理を行うとともに、各走行車
両が送信する各無線電波信号を検出して各走行車両に対
する方向を探知することを特徴とする請求項3に記載の
走行車両用自動料金収受方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20652399A JP2001034799A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 走行車両用自動料金収受システムおよびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20652399A JP2001034799A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 走行車両用自動料金収受システムおよびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001034799A true JP2001034799A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16524786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20652399A Pending JP2001034799A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 走行車両用自動料金収受システムおよびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001034799A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105719489A (zh) * | 2016-03-24 | 2016-06-29 | 银江股份有限公司 | 一种基于卡口车辆流向概率的套牌车检测方法 |
CN106022296A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-10-12 | 银江股份有限公司 | 一种基于车辆热点区域的概率聚合的套牌车检测方法 |
KR20180110040A (ko) | 2016-03-31 | 2018-10-08 | 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 | 동일 차량 검출 장치, 요금 수수 설비, 동일 차량 검출 방법 및 프로그램 |
KR20180111964A (ko) | 2016-03-31 | 2018-10-11 | 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 | 요금 수수 설비, 차재기, 요금 수수 시스템, 요금 수수 방법 및 프로그램 |
GB2537507B (en) * | 2013-10-23 | 2020-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Mach Systems Ltd | Vehicle detection device, lane control system, vehicle detection method, and program |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP20652399A patent/JP2001034799A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2537507B (en) * | 2013-10-23 | 2020-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Mach Systems Ltd | Vehicle detection device, lane control system, vehicle detection method, and program |
CN105719489A (zh) * | 2016-03-24 | 2016-06-29 | 银江股份有限公司 | 一种基于卡口车辆流向概率的套牌车检测方法 |
KR20180110040A (ko) | 2016-03-31 | 2018-10-08 | 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 | 동일 차량 검출 장치, 요금 수수 설비, 동일 차량 검출 방법 및 프로그램 |
KR20180111964A (ko) | 2016-03-31 | 2018-10-11 | 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 | 요금 수수 설비, 차재기, 요금 수수 시스템, 요금 수수 방법 및 프로그램 |
US11182983B2 (en) | 2016-03-31 | 2021-11-23 | Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems, Ltd. | Same vehicle detection device, toll collection facility, same vehicle detection method, and program |
US11302119B2 (en) | 2016-03-31 | 2022-04-12 | Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems, Ltd. | Toll collection facility, onboard unit, toll collection system, toll collection method, and program |
CN106022296A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-10-12 | 银江股份有限公司 | 一种基于车辆热点区域的概率聚合的套牌车检测方法 |
CN106022296B (zh) * | 2016-06-01 | 2019-05-28 | 银江股份有限公司 | 一种基于车辆热点区域的概率聚合的套牌车检测方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3195177B2 (ja) | 移動体特定装置 | |
KR0145051B1 (ko) | 전자적통행요금수수시스템 및 차량식별장치 | |
CN103268640B (zh) | 基于多波束天线的多车道自由流电子收费系统及方法 | |
JP3641572B2 (ja) | Etc情報通信制御用車載器 | |
JPH08186534A (ja) | 移動体通信方法 | |
CN103514746B (zh) | 基于dsrc的车速测量方法、装置及dsrc应用系统 | |
JPH11145882A (ja) | 路車間通信方式 | |
JP2808513B2 (ja) | 電子的通行料金収受システム | |
CN113256828B (zh) | 一种路侧单元同步系统及同步方法 | |
JP2007183803A (ja) | 車種判別システム、車種判別方法 | |
JP2001034799A (ja) | 走行車両用自動料金収受システムおよびその方法 | |
KR101508921B1 (ko) | 다차로 기반의 요금징수 장치에서의 주행차로 결정방법 | |
KR101506529B1 (ko) | Wave 통신을 이용한 다차로 기반의 요금징수 장치 | |
JPH06243385A (ja) | 車輌識別装置 | |
CN111915754A (zh) | 一种分体式rsu | |
KR20000068095A (ko) | 도로상의 차량 식별 방법 | |
JPH08221619A (ja) | 非接触料金収受装置 | |
JP4127584B2 (ja) | 交通量計測システムと交通量計測システムの交通量計測方法 | |
JP3267158B2 (ja) | 通信装置および料金所と車両との間の情報伝送方法 | |
JP2001143111A (ja) | ノンストップ自動料金収受システムおよび料金所と車両間の情報伝送方法 | |
JP3267155B2 (ja) | 通信装置および料金所と車両との間の情報伝送方法 | |
KR101497679B1 (ko) | 다차로 무정차 과금 시스템 및 이를 이용한 다차로 무정차 과금 방법 | |
JPH08235397A (ja) | 路車間通信方法 | |
JPH11288472A (ja) | 有料道路自動料金収受システム | |
JPH1166362A (ja) | ノンストップ自動料金収受システム |