JP2001283379A - Dsrc車載器 - Google Patents

Dsrc車載器

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JP2001283379A JP2000091117A JP2000091117A JP2001283379A JP 2001283379 A JP2001283379 A JP 2001283379A JP 2000091117 A JP2000091117 A JP 2000091117A JP 2000091117 A JP2000091117 A JP 2000091117A JP 2001283379 A JP2001283379 A JP 2001283379A
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    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信エリア内での通信エラーを確実に防止し
たDSRC車載器を得る。 【解決手段】 路上機との間で無線により情報を送受信
する通信制御部11と、電界強度Eを検知して路上機か
らの受信信号を検波する無線検波部12と、通信制御部
を制御して無線検波部の出力信号を取り込み、受信信号
に含まれる情報を処理するマイコン10Aとを備え、マ
イコンは、車両の車速情報Vrを取り込む入力インター
フェースと、車速情報に応じて無線の通信エリアを可変
設定する通信エリア設定手段とを含み、通信エリア設定
手段は、車速情報が低速状態を示す場合には通信エリア
を縮小し、車速情報が高速状態を示す場合には通信エリ
アを拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ITS(Int
elligent Transport Syste
m:高度道路交通システム)のETC(Electro
nic TollCollection:道路自動料金
収受)システムなどに用いられるDSRC(Dedic
ated Short−Rage Communica
tion:狭域通信)車載器に関し、特に車速情報に応
じて最適な通信エリアを設定することにより、路上機と
の間の通信エラーを防止したDSRC車載器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の走行路上に設置された
路上機との間で通信を行い、種々の情報を送受信するた
めのDSRC車載器(以下、単に「車載器」ともいう)
は、よく知られており、たとえばETC車載器として用
いられている。
【0003】図4は従来のDSRC車載器の概略構成を
示すブロック図であり、ここでは、ETC車載器の場合
を示している。また、図5は従来のDSRC車載器の受
信電界強度を示す特性図、図6は従来のDSRC車載器
による路上機と車載器との間の通信動作を示すフローチ
ャートである。
【0004】図4において、車載器1は、路上機からの
受信情報を処理するマイコン10と、マイコン10に関
連して動作する通信制御部11と、通信制御部11によ
り制御される無線検波部12と、外部記憶媒体2との間
で各種情報(料金収受情報など)を授受するための記憶
媒体インターフェイス13とを備えている。
【0005】外部記憶媒体2は、車載器インターフェイ
ス20を有するICカードなどからなり、記憶媒体イン
ターフェイス13を介して、車載器1内のマイコン10
との間で料金収受に関するデータの授受を行う。
【0006】また、ここでは図示しないが、外部記憶媒
体2との間に介在された記憶媒体インターフェイス13
は、物理的装着部および情報読取用の制御部(図示せ
ず)を含み、種々の外部機器に接続可能になっている。
【0007】従来の車載器1は図4のように構成されて
おり、マイコン10は、通信制御部11を制御し、無線
検波部12を介して、路上機(図示せず)との間で実際
の無線データの送受信を行う。
【0008】すなわち、マイコン10は、無線検波部1
2を介して路上機からの受信データを取り込むととも
に、送信部(図示せず)を介して路上機に送信データを
出力する。
【0009】また、車載器1内の無線検波部12は、路
上機から送信される無線の電界強度を検知し、料金収受
用の無線情報の通信エリアであることをマイコン10に
通知する。
【0010】周知のように、自動料金収受システムにお
いては、車載器1における外部記憶媒体2の正常装着状
態と、外部記憶媒体2の料金収受適合性とを確認した
後、それらの情報を用いて路上機との間の通信エリアで
無線通信を行い、料金の収受を自動的に行う。
【0011】一般に、この種のDSRC車載器1におい
ては、通信エリア内にあるか否かにかかわらず、受信感
度は一定に設定されている。したがって、路上機から受
信される電波の電界強度は、図5に示すように、距離
(車両進行方向の位置)に対して変動する。
【0012】図5において、横軸は路上機アンテナAN
Tに対する車載器1の位置(車両進行方向の距離)、縦
軸は車載器1により受信される電界強度であり、通信開
始エリア(通信エリア)は、路上機アンテナANTから
の距離に対する電界強度と、受信感度に対応した所定レ
ベル(スレッショルド)THとの関係により設定され
る。
【0013】ここでは、路上機アンテナANTは、有料
高速道路の料金収受用ゲートに設置されているものとす
る。通信開始エリアに進入後に情報授受が行われる通信
エリアは、路上機アンテナANTから少なくとも4m程
度の範囲内で確保されるように設定されている。
【0014】また、所定レベルTH(受信感度)により
設定される通信エリアにおいて、路上機アンテナANT
の出力のサイドローブなどにより、通信不能な電界強度
落ち込みエリアA、Bおよび不安定な境界エリアが存在
する。
【0015】一方、路上機への車両接近にともない、路
上機と車載器1との間では複数回の通信が行われてお
り、路上機は、車載器1に対して、常時、通信信号を繰
り返し送信している。
【0016】次に、図4および図5とともに図6を参照
しながら、従来のDSRC車載器の通信動作について説
明する。図6は電界強度落ち込みエリアA、Bを考慮し
た料金収受通信の流れを示している。
【0017】図6において、まず、車載器1は、路上機
に接近してシステム起動エリア内に進入し、路上機アン
テナANTから受信される電界強度がシステム起動レベ
ル(<所定レベルTH)以上になると、これに応答して
車載器1内のシステムを起動する(ステップS11)。
【0018】続いて、車載器1は、さらに路上機アンテ
ナANTに接近して通信可能エリアに進入し、受信電界
強度が初めて所定レベルTH以上になって最初の通信信
号を受信すると、これに応答して、路上機アンテナAN
Tに向けて通信信号を送信し、料金収受のための初期通
信を行う(ステップS12)。
【0019】続いて、路上機および車載器1との間で全
ての料金収受用の通信が完了したか否かを判定し(ステ
ップS13)、正常に通信信号の授受が行われて通信完
了(すなわち、YES)と判定されれば、料金収受通信
が完了した状態で正常終了する(ステップS14)。
【0020】一方、ステップS13において、全ての料
金収受用の通信が完了していない(すなわち、NO)と
判定されれば、路上機は、リトライ用の料金収受の通信
信号を車載器1に繰り返し送信する(ステップS1
5)。
【0021】続いて、路上機および車載器1との間の通
信が正常か否かを判定し(ステップS16)、上記リト
ライ期間中に通信が正常(すなわち、YES)と判定さ
れれば、ステップS13に戻り、料金収受通信の正常終
了(ステップS14)が確認されるまで繰り返し実行す
る。
【0022】このとき、路上機によるリトライ通信動作
は、たとえば、2msec毎に100〜200回程度繰
り返され、通信可能エリアへの進入時(または、境界エ
リアからの離脱時)に、通信状態が正常であると判定さ
れる。
【0023】一方、ステップS16において、電界強度
落ち込みエリアA、B(または、境界エリア)への進入
時であって、通信状態が正常でない(すなわち、NO)
と判定されれば、続いて、上記リトライ通信期間がタイ
ムオーバーしたか否かを判定する(ステップS17)。
【0024】もし、リトライ期間がタイムオーバーして
いない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS
13に戻って上記処理を繰り返し、タイムオーバーした
(すなわち、YES)と判定されれば、料金収受用の通
信が不能と見なして異常終了する(ステップS18)。
【0025】すなわち、路上機は、通信エリアへの車載
器1の進入を確認した後、車載器1からの応答が全くな
い場合には、通信不能(車載器1が存在しない)状態と
見なして通信を終了する。
【0026】このように、車載器1内のマイコン10
は、無線検波部12で検知された電界強度が所定レベル
TH以上になると、料金収受用の通信エリアであること
を通知し、通信動作を開始する。
【0027】しかしながら、前述のように、電界レベル
のばらつきに起因して、受信電界強度設定用の所定レベ
ルTH付近の電界強度落ち込みエリアA、Bおよび境界
エリアにおいて、無線通信が成功したり失敗したりする
ことがある。
【0028】また、電界強度落ち込みエリアA、Bによ
る通信不能領域は、車速と大きく関連している。すなわ
ち、車載器1を搭載した車両が通信エリア(所定レベル
TH以上)に進入した後、たとえば渋滞や故障などによ
り、上記複数回のリトライ通信中(0.5sec程度の
期間)において、電界強度落ち込みエリアA、Bで長時
間停止(または、超低速移動)する場合も起こり得る。
【0029】また、交通集中などにより車速が低速の場
合に、電界強度落ち込みエリアA、Bに留まる時間が長
くなり、その結果、無線通信の失敗が続き、路上機アン
テナANTから車載器異常と判断されてしまい、自動料
金収受が不可能となってしまうことがある。
【0030】この場合、図5のように所定レベルTHが
一定であれば、路上機からの通信信号3を受信できず、
車載器1からの応答がない状態が続くので、結局、車載
器機能が無効となってしまう。
【0031】さらに、上記低速時の不具合の発生を防ぐ
ために、所定レベルTHを高く設定して通信エリアを縮
小させると、車速が高速の場合に通信エリア内に車両が
留まる時間が短くなり、料金収受用の通信エリア内で通
信完了することができなくなるおそれがある。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】従来のDSRC車載器
は以上のように、路上機に対する通信エリアを固定設定
しているので、たとえば通信エリアを大きく設定する
と、低速走行時に電界強度落ち込みエリアA、Bの影響
によって通信不能となり、通信エリアを小さく設定する
と、高速走行時に通信エリア内で通信完了することがで
きなくなり、いずれにしても車載器機能を有効に活用す
ることができないという問題点があった。
【0033】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、車速に応じて通信エリアを可変
設定することにより、通信エラーを確実に防止したDS
RC車載器を得ることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るDSRC車載器は、車両の走行路上に設置された路上
機との間で無線により情報を送受信する通信制御部と、
無線の電界強度を検知して路上機からの受信信号を検波
する無線検波部と、通信制御部を制御して無線検波部の
出力信号を取り込み、受信信号に含まれる情報を処理す
るマイコンとを備えたDSRC車載器において、マイコ
ンは、車両の車速情報を取り込む入力インターフェース
と、車速情報に応じて無線の通信エリアを可変設定する
通信エリア設定手段とを含み、通信エリア設定手段は、
車速情報が低速状態を示す場合には通信エリアを縮小
し、車速情報が高速状態を示す場合には通信エリアを拡
大するものである。
【0035】また、この発明の請求項2に係るDSRC
車載器は、請求項1において、通信エリア設定手段は、
無線の電界強度を所定の判定レベルと比較して通信エリ
アを決定するための比較手段を含み、車速情報が低速状
態を示す場合には判定レベルを上昇させ、車速情報が高
速状態を示す場合には判定レベルを低下させるものであ
る。
【0036】また、この発明の請求項3に係るDSRC
車載器は、請求項2において、通信エリア設定手段は、
車速情報が低速状態を示す場合には、判定レベルを低速
用の第1の判定レベルに設定し、車速情報が高速状態を
示す場合には、判定レベルを高速用の第2の判定レベル
に設定し、判定レベルを2段階に変更するものである。
【0037】また、この発明の請求項4に係るDSRC
車載器は、請求項3において、通信エリア設定手段は、
車速情報を時速5km〜15kmの範囲内のいずれか速
度に対応した所定値と比較し、車速情報が所定値よりも
小さい場合には、通信エリアを通常の通信エリアよりも
縮小し、車速情報が所定値以上を示す場合には、通信エ
リアを通常の通信エリアよりも拡大するものである。
【0038】また、この発明の請求項5に係るDSRC
車載器は、請求項1において、通信エリア設定手段は、
車速情報を第1の所定値および第1の所定値よりも大き
い第2の所定値とそれぞれ比較し、車速情報が第1の所
定値よりも小さい場合には、通信エリアを通常の通信エ
リアよりも縮小し、車速情報が第2の所定値よりも大き
い場合には、通信エリアを通常の通信エリアよりも拡大
するものである。
【0039】また、この発明の請求項6に係るDSRC
車載器は、請求項1から請求項5までのいずれかにおい
て、マイコンに接続されて料金収受に関する情報を授受
するための外部記憶媒体を備え、マイコンは、有料道路
上に設置された路上機および外部記憶媒体との間で料金
収受に関する情報を交信し、料金収受に関する情報に基
づいて自動的に料金収受処理を行うものである。
【0040】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1〜図3はこの
発明の実施の形態1を説明するための図であり、図1は
全体の概略構成を示すブロック図、図2は受信信号の電
界強度を示す特性図、図3は路上機との間の料金収受通
信動作を示すフローチャートである。
【0041】なお、図1および図2は前述の図4および
図5にそれぞれ対応しており、前述と同様のものについ
ては同一符号を付し、前述と対応するものについては符
号の後に「A」を付して、それぞれ詳述を省略する。
【0042】また、この場合も、ETC車載器を例にと
り、有料道路上に設置された路上機との間で料金自動収
受用の情報通信を行うものとする。
【0043】図1において、車載器1Aは、通信制御部
11を介して無線検波部12を制御するマイコン10A
と、マイコン10Aに接続された記憶媒体インターフェ
イス13とを備えている。
【0044】なお、ここでは、外部記憶媒体2(図4参
照)が省略されているが、車載器1Aは、外部記憶媒体
2の情報に基づいて料金を自動的に徴収させる自動料金
収受システムに用いられるものとする。
【0045】無線検波部12は、検波出力部14、シス
テム起動出力部15および電界強度出力部16を備えて
おり、各出力部14〜16の出力信号は、マイコン10
Aに入力される。たとえば、無線検波部12により検知
された電界強度Eは、電界強度出力部16を介してマイ
コン10Aに入力される。
【0046】なお、無線検波部12に関連して記載され
たシステム起動出力部15は、不可欠な構成ではなく、
省略されてもよい。
【0047】マイコン10Aは、車速制御装置3内の車
速出力部31に接続されており、車速制御装置3からの
車速情報Vrを取り込んでいる。ここでは図示しない
が、マイコン10Aは、車速情報Vrを取り込むための
入力インターフェースと、車速情報Vrに応じて無線の
通信エリアを可変設定する通信エリア設定手段とを有す
る。
【0048】なお、マイコン10Aは、車速出力部31
に対して、ナビゲーションシステムなどを通して間接的
に接続されていてもよい。
【0049】マイコン10A内の通信エリア設定手段
は、車速情報Vrが低速状態を示す場合には通信エリア
を縮小し、車速情報Vrが高速状態を示す場合には通信
エリアを拡大する。
【0050】具体的には、通信エリア設定手段は、電界
強度を所定の判定レベル(図2内のLE1、LE2参
照)と比較して通信エリアを決定するための比較手段を
含み、車速情報Vrが低速状態を示す場合には判定レベ
ルを上昇させ、車速情報Vrが高速状態を示す場合には
判定レベルを低下させる。
【0051】すなわち、通信エリア設定手段は、車速情
報Vrが低速状態を示す場合には、判定レベルを低速用
の第1の判定レベルLE1に設定し、車速情報Vrが高
速状態を示す場合には、判定レベルを高速用の第2の判
定レベルLE2(<LE1)に設定し、判定レベルを2
段階に変更する。
【0052】さらに具体的には、通信エリア設定手段
は、車速情報Vrを時速5km〜15kmの範囲内のい
ずれか速度に対応した所定値と比較し、車速情報Vrが
所定値よりも小さい場合には、通信エリアを通常の通信
エリアよりも縮小し、車速情報Vrが所定値以上を示す
場合には、通信エリアを通常の通信エリアよりも拡大す
る。
【0053】マイコン10Aは、上記のように設定され
た通信エリアで受信されるデータを取り込み、有料道路
上に設置された路上機との間で授受される情報を処理す
るとともに、路上機および外部記憶媒体2との間で料金
収受に関する情報を交信し、これらの情報に基づいて自
動的に料金収受処理を行うようになっている。
【0054】次に、図2および図3を参照しながら、図
1に示したこの発明の実施の形態1による具体的動作に
ついて説明する。
【0055】図1において、無線検波部12に関連する
検波出力部14、システム起動出力部15および電界強
度出力部16は、規格上に規定された最低レベル(また
は、最低レベル以下)のアナログ信号またはデジタル信
号として、検波出力、システム起動出力および電界強度
Eを生成する。
【0056】図2において、受信用の各判定レベルLE
1、LE2は、システム起動レベル(二点鎖線参照)お
よび従来(図5参照)の所定レベルTH(破線参照)と
関連して示されている。
【0057】図2においては、前述の所定レベルTHよ
りも大きい低速用の判定レベルLE1(実線参照)と、
所定レベルTHよりも小さい高速用の判定レベルLE2
とが設定されている。
【0058】なお、路上機アンテナANTから送信され
る無線の電界強度は、あらかじめ規格により決まってい
るので、料金収受用の通信エリアを決定する電界強度
は、車速情報Vrと料金収受通信時間との関係により算
出される。
【0059】また、通信エリアを決定する電界強度判定
レベルとして、車速情報Vrに応じた2段階(低速時、
高速時)のデジタルレベルLE1、LE2を設定した
が、車速情報Vrに応じたアナログレベルを設定しても
よい。
【0060】また、電界強度落ち込みエリアA、B(お
よび境界エリア)は、路上機アンテナANTおよび車載
器1Aの物理的配置や、前走車両の有無などの通信環境
などによって異なるが、数10cmから1m以上の長さ
の領域として存在する。
【0061】たとえば、電界強度落ち込みエリアA、B
(および境界エリア)による連続的な通信不能領域を2
0cmとし、通信リトライの許容時間を100msec
とすると、マイコン10Aは、車速情報Vrが時速7.
2km未満を示す場合には低速用の判定レベルLE1を
設定し、時速7.2km以上を示す場合には高速用の判
定レベルLE2を設定する。
【0062】これにより、車速情報Vrが時速7.2k
m以上を示す場合、電界強度落ち込みエリアA、Bの周
辺の境界エリア(たとえば1m)において無線通信の失
敗が生じても、リトライ処理により自動料金収受が可能
となる。
【0063】なお、車速情報Vrの比較基準となる所定
値としては、時速7.2kmに限らず、前述のように時
速5km〜15kmの範囲内の任意の値が適宜設定され
得る。
【0064】通常、時速7.2km程度の低速時におい
ては、電界強度落ち込みエリアA、B内に長時間(0.
5sec以上)滞在して通信不能状態に陥り易いので、
通信エリアを狭く設定し、時速7.2km以上の高速運
転時においては、電界強度落ち込みエリアA、B内に長
時間滞在することがないので、通信エリアを広く設定す
る。
【0065】図3において、車載器1Aによるシステム
起動処理(ステップS1)および料金収受通信処理(ス
テップS5)は、前述(図6参照)の各ステップS1
1、S15にそれぞれ対応している。
【0066】まず、車載器1A内のマイコン10Aは、
システム起動レベル以上の受信信号に応答して、システ
ム起動出力部15からシステム起動信号が入力される
と、システムを起動し(ステップS1)、車速出力部3
1から車速情報Vrを取り込み車速計測を行う(ステッ
プS2)。
【0067】すなわち、車速情報Vrを上記所定値(時
速7.2km)と比較し、通信範囲決定用の電界レベル
を設定する(ステップS3)。このとき、低速用の判定
レベルLE1または高速用の判定レベルLE2が設定さ
れる。
【0068】続いて、路上機アンテナANTからの受信
信号の電界強度と判定レベル(LE1またはLE2)と
を比較して、無線通信範囲(通信可能エリア)内である
か否かを判定する(ステップS4)。
【0069】ステップS4において、受信電界強度が判
定レベル(LE1またはLE2)以上(すなわち、YE
S)と判定されれば、マイコン10Aは、料金収受通信
(ステップS5)を実行してステップS2に戻り、次の
判定レベル設定および通信を繰り返す。
【0070】一方、ステップS4において、受信電界強
度が判定レベル(LE1またはLE2)よりも小さい
(すなわち、NO)と判定されれば、料金収受通信処理
(ステップS5)を実行せずに、直ちにステップS2に
戻る。
【0071】このように、システム起動後に設定される
判定レベル(LE1またはLE2)に基づき、マイコン
10Aは、判定レベル(LE1またはLE2)で決定さ
れる電界強度レベル以上の場合のみにおいて、受信デー
タに基づく料金収受通信処理を実行する。
【0072】すなわち、図2に示すように、低速時にお
いては、比較的高レベルの判定レベルLE1(実線)に
より、電界強度落ち込みエリアA、B(および境界エリ
ア)の影響を確実に除去して、安定した通信エリアを確
保する。
【0073】また、低速時の判定レベルLE1で設定さ
れる通信エリアにおいては、車両位置が従来(破線参
照)の車両位置よりも路上機アンテナANT側に接近し
ているので、十分に高い電界強度が得られており、電界
強度落ち込みエリアA、Bは存在しない。
【0074】一方、高速時においては、電界強度落ち込
みエリアA、B(および境界エリア)の影響をほとんど
受けないので、比較的低レベルの判定レベルLE2(一
点鎖線)により、十分に長い期間の通信エリアを早期に
確保する。
【0075】これにより、車速情報Vrに応じた適切な
通信エリアが設定され、路上機アンテナANTと車載器
1Aとの間で、確実な受信データおよび送信データの通
信が可能となる。
【0076】すなわち、車速情報Vrが小さい場合に
は、通信リトライの許容時間オーバーによる料金収受失
敗を防止する。また、車速情報Vrが大きい場合には、
電界強度落ち込みエリアA、Bでの短期間の無線通信失
敗が発生しても、無線検波部12の性能を最大限に活用
して、リトライ中の再通信エリアへの進入により自動料
金収受を行うことができる。
【0077】したがって、車両の走行速度とは無関係
に、有料道路を走行する車両の車載器1Aと料金収受ゲ
ートの路上機との間で料金収受に関する情報を確実に交
信し、通信情報に基づいて安定な料金収受を行うことが
できる。
【0078】なお、上記実施の形態1では、DSRC車
載器をETC車載器とし、有料道路を走行する車両に車
載器1Aを搭載し、路上機アンテナANTとの間で料金
収受に関する情報を交信して自動的に料金収受を行う場
合を例にとって説明したが、他のDSRC車載器に適用
しても同等の作用効果を奏することができる。
【0079】また、通信エリアの可変設定範囲は、電波
法に準拠する範囲内にて行われることは言うまでもな
い。
【0080】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、判定レベルを2段階(LE1、LE2)に設定した
が、3段階以上に設定してもよい。
【0081】たとえば、判定レベルを3段階に設定する
場合、マイコン10A内の通信エリア設定手段は、車速
情報Vrを2つの所定値と比較して、通信エリアを、通
常の通信エリア、通常の通信エリアよりも小さい通信エ
リア、または通常の通信エリアよりも大きい通信エリア
のいずれかに設定することになる。
【0082】すなわち、通信エリア設定手段は、車速情
報Vrを第1の所定値および第1の所定値よりも大きい
第2の所定値とそれぞれ比較し、車速情報Vrが第1の
所定値よりも小さい場合には、通信エリアを通常の通信
エリアよりも縮小し、車速情報Vrが第2の所定値より
も大きい場合には、通信エリアを通常の通信エリアより
も拡大する。
【0083】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、車両の走行路上に設置された路上機との間で無線に
より情報を送受信する通信制御部と、無線の電界強度を
検知して路上機からの受信信号を検波する無線検波部
と、通信制御部を制御して無線検波部の出力信号を取り
込み、受信信号に含まれる情報を処理するマイコンとを
備えたDSRC車載器において、マイコンは、車両の車
速情報を取り込む入力インターフェースと、車速情報に
応じて無線の通信エリアを可変設定する通信エリア設定
手段とを含み、通信エリア設定手段は、車速情報が低速
状態を示す場合には通信エリアを縮小し、車速情報が高
速状態を示す場合には通信エリアを拡大するようにした
ので、通信エリア内での通信エラーを確実に防止したD
SRC車載器が得られる効果がある。
【0084】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、通信エリア設定手段は、無線の電界強度
を所定の判定レベルと比較して通信エリアを決定するた
めの比較手段を含み、車速情報が低速状態を示す場合に
は判定レベルを上昇させ、車速情報が高速状態を示す場
合には判定レベルを低下させるようにしたので、通信エ
リア内での通信エラーを確実に防止したDSRC車載器
が得られる効果がある。
【0085】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、通信エリア設定手段は、車速情報が低速
状態を示す場合には、判定レベルを低速用の第1の判定
レベルに設定し、車速情報が高速状態を示す場合には、
判定レベルを高速用の第2の判定レベルに設定し、判定
レベルを2段階に変更するようにしたので、通信エリア
内での通信エラーを確実に防止したDSRC車載器が得
られる効果がある。
【0086】また、この発明の請求項4によれば、請求
項3において、通信エリア設定手段は、車速情報を時速
5km〜15kmの範囲内のいずれか速度に対応した所
定値と比較し、車速情報が所定値よりも小さい場合に
は、通信エリアを通常の通信エリアよりも縮小し、車速
情報が所定値以上を示す場合には、通信エリアを通常の
通信エリアよりも拡大するようにしたので、通信エリア
内での通信エラーを確実に防止したDSRC車載器が得
られる効果がある。
【0087】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1において、通信エリア設定手段は、車速情報を第1
の所定値および第1の所定値よりも大きい第2の所定値
とそれぞれ比較し、車速情報が第1の所定値よりも小さ
い場合には、通信エリアを通常の通信エリアよりも縮小
し、車速情報が第2の所定値よりも大きい場合には、通
信エリアを通常の通信エリアよりも拡大するようにした
ので、通信エリア内での通信エラーを確実に防止したD
SRC車載器が得られる効果がある。
【0088】また、この発明の請求項6によれば、請求
項1から請求項5までのいずれかにおいて、マイコンに
接続されて料金収受に関する情報を授受するための外部
記憶媒体を備え、マイコンは、有料道路上に設置された
路上機および外部記憶媒体との間で料金収受に関する情
報を交信し、料金収受に関する情報に基づいて自動的に
料金収受処理を行うようにしたので、自動料金収受シス
テムにおいても通信エリア内での通信エラーを確実に防
止したDSRC車載器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による受信信号の電
界強度を示す特性図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による路上機との間
の通信動作を示すフローチャートである。
【図4】 従来のDSRC車載器の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 従来のDSRC車載器による受信信号の電界
強度を示す特性図である。
【図6】 従来のDSRC車載器による路上機と車載器
との間の通信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A 車載器、2 外部記憶媒体、10A マイコン、
12 無線検波部、13 記憶媒体インターフェース、
31 車速出力部、ANT 路上機アンテナ、E 電界
強度、LE1 低速用の第1の判定レベル、LE2 高
速用の第2の判定レベル、Vr 車速情報、S2 車速
を計測するステップ、S3 通信エリアを設定するステ
ップ、S4 通信エリアか否かを判定するステップ、S
5 料金収受通信を行うステップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行路上に設置された路上機との
    間で無線により情報を送受信する通信制御部と、 前記無線の電界強度を検知して前記路上機からの受信信
    号を検波する無線検波部と、 前記通信制御部を制御して前記無線検波部の出力信号を
    取り込み、前記受信信号に含まれる情報を処理するマイ
    コンとを備えたDSRC車載器において、 前記マイコンは、 前記車両の車速情報を取り込む入力インターフェース
    と、 前記車速情報に応じて前記無線の通信エリアを可変設定
    する通信エリア設定手段とを含み、 前記通信エリア設定手段は、前記車速情報が低速状態を
    示す場合には前記通信エリアを縮小し、前記車速情報が
    高速状態を示す場合には前記通信エリアを拡大すること
    を特徴とするDSRC車載器。
  2. 【請求項2】 前記通信エリア設定手段は、 前記無線の電界強度を所定の判定レベルと比較して前記
    通信エリアを決定するための比較手段を含み、 前記車速情報が低速状態を示す場合には前記判定レベル
    を上昇させ、前記車速情報が高速状態を示す場合には前
    記判定レベルを低下させることを特徴とする請求項1に
    記載のDSRC車載器。
  3. 【請求項3】 前記通信エリア設定手段は、 前記車速情報が低速状態を示す場合には、前記判定レベ
    ルを低速用の第1の判定レベルに設定し、 前記車速情報が高速状態を示す場合には、前記判定レベ
    ルを高速用の第2の判定レベルに設定し、 前記判定レベルを2段階に変更することを特徴とする請
    求項2に記載のDSRC車載器。
  4. 【請求項4】 前記通信エリア設定手段は、 前記車速情報を時速5km〜15kmの範囲内のいずれ
    か速度に対応した所定値と比較し、 前記車速情報が前記所定値よりも小さい場合には、前記
    通信エリアを通常の通信エリアよりも縮小し、 前記車速情報が前記所定値以上を示す場合には、前記通
    信エリアを前記通常の通信エリアよりも拡大することを
    特徴とする請求項3に記載のDSRC車載器。
  5. 【請求項5】 前記通信エリア設定手段は、 前記車速情報を第1の所定値および前記第1の所定値よ
    りも大きい第2の所定値とそれぞれ比較し、 前記車速情報が前記第1の所定値よりも小さい場合に
    は、前記通信エリアを通常の通信エリアよりも縮小し、 前記車速情報が前記第2の所定値よりも大きい場合に
    は、前記通信エリアを前記通常の通信エリアよりも拡大
    することを特徴とする請求項1に記載のDSRC車載
    器。
  6. 【請求項6】 前記マイコンに接続されて料金収受に関
    する情報を授受するための外部記憶媒体を備え、 前記マイコンは、 有料道路上に設置された路上機および前記外部記憶媒体
    との間で前記料金収受に関する情報を交信し、 前記料金収受に関する情報に基づいて自動的に料金収受
    処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項5まで
    のいずれかに記載のDSRC車載器。
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