JP2000315976A - 路車間通信用のエージェント管理装置及びデータ通信方法 - Google Patents

路車間通信用のエージェント管理装置及びデータ通信方法

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JP2000315976A
JP2000315976A JP11125329A JP12532999A JP2000315976A JP 2000315976 A JP2000315976 A JP 2000315976A JP 11125329 A JP11125329 A JP 11125329A JP 12532999 A JP12532999 A JP 12532999A JP 2000315976 A JP2000315976 A JP 2000315976A
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茂道 渡邉
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範章 吉開
Yukari Tsuji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在のDSRC規格に基づきながら大容量デ
ータ通信ができる方法を提供する。 【解決手段】 モバイルエージェント50は移動局40
に対応して設けられる。ネットワーク親エージェント2
0は、移動局40を通信ゾーンとする固定通信局10に
設けられる。ネットワーク子エージェント80は、固定
通信局10に隣接する固定通信局70に設けられる。移
動局40は、固定通信局10と上り・下り通信を行ない
ながら、隣接する固定通信局70の通信ゾーンに移動す
る。移動局40の移動速度と固定通信局10の通信ゾー
ンの広さ並びに移動局・固定通信局間の通信速度を用い
て、移動局40と固定通信局10間で授受する最適な情
報量を演算して、この情報量に基づいて情報の送受信を
行なう。隣接固定通信局70には、固定通信局10から
情報の送信開始位置が送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信に用い
て好適な路車間通信を用いたデータ通信装置及び方法に
関し、特に無線通信におけるDSRC(Dedicat
ed ShortRange Communicati
on)による大容量データ通信方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、DSRC規格では、ISOの定め
るOSI(Open SystemsIntercon
nection)の第1層(物理層)、第2層(データ
リンク層)並びに第7層(応用層)が規定されているも
のの、第3層(ネットワーク層)、第4層(トランスポ
ート層)、第5層(セッション層)、第6層(プレゼン
テーション層)については規定外となっている。即ち、
1固定通信局内で通信確立からデータ通信、通信完了を
する用途に適するもので、例えば、料金収受のように1
固定通信局の通信ゾーン内で情報収受可能なアプリケー
ションについては、充分な規格となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のDSR
C規格では、画像情報や動画情報のような大容量のデー
タ通信が行われる場合には、移動局が固定通信局を跨っ
て連続通信することができないという課題があった。図
14は移動局が固定通信局を跨って移動する場合の説明
図で、(A)は車両が高速道路を高速走行している場
合、(B)は市内の街路で車両が何れの方向に移動する
か判然としない場合を示している。移動局は、例えば車
両に搭載されている。そして、ある固定通信局から別の
固定通信局に移動局が移動した場合に、データ送受信位
置が把握できず、データの再送がなされるだけで、大容
量のデータ通信ができなかった。
【0004】また、ある固定通信局から別の固定通信局
に移動局が移動した場合に、連続通信を行なうには、次
の課題を解決する必要がある。次の固定通信局による
通信ゾーンでの、送受信開始タイミング及び終了タイミ
ングを把握すること。即ち、送受信中に回線が切断され
る可能性に対処して、送るべきデータを全て配信する保
証ができること。ある固定通信局の通信ゾーンから次
の固定通信局による通信ゾーンに移る場合に、移動局の
移動を把握して次の通信ゾーンを確認し、サービスの連
続性を確保すること。
【0005】本発明は上述する課題を解決するもので、
第1の目的は現在のDSRC規格に基づきながら大容量
データ通信ができる方法を提供するにある。第2の目的
は固定通信局の通信ゾーンが空いているか接しているか
に拘わらず、複数の固定通信局が継続的に配備された場
合の連続通信ができるデータ通信方法を提供するにあ
る。第3の目的は、路車間通信を用いたデータ通信方法
に適するエージェント管理装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第3の目的を達成する本
発明の路車間通信用のエージェント管理装置は、移動局
主導で路車間通信を開始するのに適するもので、ユーザ
の移動局40の起動により生成され、該移動局を通信ゾ
ーンとする固定通信局10に対して無線回線を確保する
モバイルエージェント50と、該モバイルエージェント
からの要求に応じて該固定通信局に生成されるネットワ
ーク親エージェント20と、該ネットワーク親エージェ
ントからの要求に応じて、前記移動局の移動により前記
固定通信局の次に進入する可能性のある隣接固定通信局
70に生成されるネットワーク子エージェント80と、
前記移動局中のモバイルエージェントが該隣接固定通信
局に含まれる次固定通信局72の通信ゾーンに入った時
点で、該次固定通信局中のネットワーク子エージェント
がネットワーク親エージェントに転換すると共に、前記
固定通信局中の元のネットワーク親エージェントに対し
てネットワーク子エージェントに転換させる手段と、該
元のネットワーク親エージェントは、該ネットワーク子
エージェントへの転換と共に、該モバイルエージェント
との無線回線を開放すると共に、該隣接固定通信局のネ
ットワーク子エージェントを消滅して自らも消滅する手
段とを備えることを特徴としている。
【0007】更に、第3の目的を達成する本発明の路車
間通信用のエージェント管理装置は、サーバ主導で路車
間通信を開始するのに適するもので、移動局40が何れ
の固定通信局10の通信ゾーンに位置するか把握する位
置管理装置5と、該位置管理装置と固定ネットワーク3
0を介して接続されると共に、該移動局に対してデータ
送受信要求を出力するサーバ60と、該サーバからのデ
ータ送受信要求を受けて、該移動局の位置する固定通信
局に生成されるネットワーク親エージェント20と、該
ネットワーク親エージェントからの要求に応じて、該移
動局の移動により該固定通信局の次に進入する可能性の
ある隣接固定通信局70に生成されるネットワーク子エ
ージェント80と、該ネットワーク親エージェントに出
現する、該移動局のモバイルエージェント50と、前記
移動局中のモバイルエージェントが該隣接固定通信局に
含まれる次固定通信局72の通信ゾーンに入った時点
で、該次固定通信局中のネットワーク子エージェントが
ネットワーク親エージェントに転換すると共に、前記固
定通信局中の元のネットワーク親エージェントに対して
ネットワーク子エージェントに転換させる手段と、該元
のネットワーク親エージェントは、該ネットワーク子エ
ージェントへの転換と共に、該モバイルエージェントと
の無線回線を開放すると共に、該隣接固定通信局のネッ
トワーク子エージェントを消滅して自らも消滅する手段
とを備えることを特徴としている。
【0008】第1及び第2の目的を達成する本発明の路
車間通信用を用いた下りデータ通信方法は、モバイルエ
ージェントが、移動局情報、及びユーザの要求する情報
取得先アドレス情報を固定通信局に送信する過程と、ネ
ットワーク親エージェントが、該モバイルエージェント
から受信した情報取得先アドレス情報に基づいてアクセ
ス先へ接続し、該アクセス先より情報量と情報を受信す
る過程と、該ネットワーク親エージェントが所持する情
報を、該固定通信局に隣接する固定通信局のネットワー
ク子エージェントへ通知する過程と、該ネットワーク親
エージェントが該モバイルエージェントに対して、該ネ
ットワーク親エージェントが属している固定通信局の通
信状況を配信する過程と、該モバイルエージェントが、
該配信過程で取得した該固定通信局の通信状況の情報と
移動局速度の情報とから収受可能な情報量を算出して該
固定通信局へ送信する過程と、該ネットワーク親エージ
ェントが該モバイルエージェントに対して、該アクセス
先より受信した情報のうち該収受可能な情報量の情報を
配信する過程と、該ネットワーク親エージェントが該ネ
ットワーク子エージェントに対して、該アクセス先より
受信した情報のうち既に該モバイルエージェントに対し
て配信された情報に続く、該ネットワーク子エージェン
トが通信を開始すべき情報の位置に関する情報を配信す
る過程と、該移動局中のモバイルエージェントが、該配
信により取得した情報量が該ネットワーク親エージェン
トに申告した収受可能な情報量に達した時点で該ネット
ワーク親エージェントに取得確認を通知する過程とを備
えるものである。
【0009】第1及び第2の目的を達成する本発明の路
車間通信用を用いた上りデータ通信方法は、モバイルエ
ージェントが、移動局情報、及びユーザの要求する情報
取得先アドレス情報を固定通信局に送信する過程と、ネ
ットワーク親エージェントが、該モバイルエージェント
から受信した情報取得先アドレス情報に基づいてアクセ
ス先へ接続して、該アクセス先の存在を確認する過程
と、該ネットワーク親エージェントが所持する情報を、
該固定通信局に隣接する固定通信局のネットワーク子エ
ージェントへ通知する過程と、該ネットワーク親エージ
ェントが該モバイルエージェントに対して、該ネットワ
ーク親エージェントが属している固定通信局の通信状況
及び送信可能情報を配信する過程と、該モバイルエージ
ェントが、該配信過程で取得した該固定通信局の通信状
況の情報と移動局速度の情報とから収受可能な情報量を
算出して、該収受可能な情報量と該情報量に対応する実
際の情報を該固定通信局へ送信する過程と、該ネットワ
ーク親エージェントが該ネットワーク子エージェントに
対して、該モバイルエージェントより取得した該収受可
能な情報量から該ネットワーク子エージェントが通信を
開始すべき情報の位置を算出して、該算出された開始位
置並びに該モバイルエージェントより取得した情報を配
信する過程と、該移動局中のモバイルエージェントが、
該送信により送信した情報量が該ネットワーク親エージ
ェントに申告した収受可能な情報量に達した時点で該ネ
ットワーク親エージェントに送信確認を通知する過程と
を備えるものである。
【0010】第1及び第2の目的を達成する本発明の路
車間通信用を用いた上りデータ通信方法は、請求項6に
記載の路車間通信を用いた下りデータ通信方法におい
て、更に、前記移動局中のモバイルエージェントが、次
固定通信局の通信ゾーンに入った時点で、ネットワーク
子エージェントに通信開始位置を通知する過程と、該次
固定通信局中のネットワーク子エージェントは、通信ゾ
ーン内に前記モバイルエージェントの存在を確認する
と、予め得られている情報の通信開始位置とモバイルエ
ージェントからの通知を比較し、通信開始位置が情報の
先頭から近い方の通知に従い情報を配信する過程と、前
記移動局中のモバイルエージェントが該次固定通信局の
通信ゾーンに入った時点で、前記次固定通信局中のネッ
トワーク子エージェントがネットワーク親エージェント
に転換すると共に、前記固定通信局中の元のネットワー
ク親エージェントに対してネットワーク子エージェント
に転換させる過程と、該元のネットワーク親エージェン
トは、前記モバイルエージェントから送信される情報取
得確認を受信した後で該ネットワーク子エージェントへ
の転換と共に、前記モバイルエージェントとの無線回線
を開放すると共に、前記固定通信局に隣接する隣接固定
通信局のネットワーク子エージェントを消滅して自らも
消滅する過程とを有している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
説明する構成ブロック図である。固定通信局10は、第
l送受信装置1、認証装置2、アドレス生成・管理装置
3、移動局属性管理装置4、位置管理装置5、ネットワ
ークエージェント生成・管理・消滅装置6、計算装置7
及び第2送受信装置8とを有している。ただし、ここで
は論理的な構成を示しており、全ての固定通信局が図l
に示す全ての構成要素1〜8を備えているものではな
く、例えば位置管理装置5、ネットワークエージェント
生成・管理・消滅装置6、計算装置7は各固定通信局に
対して共通に配置し、個別の固定通信局には他の構成要
素を含む構成とする時もある。
【0012】第l送受信装置1は、固定通信局10と移
動局40との間の無線による送受信を行なうもので、カ
バーする通信ゾーン12が存在する。認証装置2は、移
動局40の認証を行なう。アドレス生成・管理装置3
は、移動局40に付与するアドレスを生成すると共に、
アドレスの管理を行なう。移動局属性管理装置4は、移
動局40の属性、例えば消防や警察のように特別の優先
度を有する移動局40であるか、長年利用いただいてい
る優良顧客か、一時的に利用する臨時の顧客か等を区別
している。位置管理装置5は、移動局40が固定通信局
10内の通信ゾーンのどの位置にいるか把握するもの
で、例えばGPS信号を用いる。ネットワークエージェ
ント生成・管理・消滅装置6は、ネットワークエージェ
ントの管理を行なうもので、合わせてネットワークエー
ジェントの生成と消滅も執行している。計算装置7は、
モバイルエージェントより取得した収受可能な情報量の
値から、次固定通信局中のネットワーク子エージェント
が通信を開始すべき位置を計算する。第2送受信装置8
は、固定ネットワークを介して接続される他の固定通信
局やサーバと送受信を行なう。
【0013】移動局40は、起動・終了装置41、モバ
イルエージェント生成・管理・消滅装置42、計算装置
43、認証装置44、アドレス管理装置45、位置検出
・管理装置46、第3送受信装置47とを有している。
起動・終了装置41は、移動局40の起動や終了を検知
するもので、例えば車両の場合にはエンジンの起動や停
止を用いる。モバイルエージェント生成・管理・消滅装
置42は、モバイルエージェント50の管理をするもの
で、合わせてモバイルエージェントの生成と消滅も執行
している。計算装置43は、移動局40の速度と通信状
況と合わせて収受可能な情報量を算出する。認証装置4
4は、固定通信局10と移動局40との間の認証を行な
う。アドレス管理装置45は、移動局40に付与される
アドレスを管理している。位置検出・管理装置46は、
移動局40の移動速度を検出して現在の速度や過去の速
度経過を管理している。第3送受信装置47は、固定通
信局10と移動局40との間の無線による送受信を行な
う。
【0014】このように構成された装置において、大容
量データ通信を行なう手順を説明する。図2は固定通信
局と移動局における基本シーケンスの説明図である。ユ
ーザの移動局40の起動により、起動終了装置41が起
動を検出し、モバイルエージェント生成・管理・消滅装
置42にモバイルエージェント生成要求を出すことでモ
バイルエージェント50が生成される。生成されたモバ
イルエージェント50は、生成と同時に固定通信局10
からの情報の受信状態に移り、ある固定通信局10から
制御用情報を受信すると、固定通信局10にアクセスし
て移動局識別子、移動局位置を含む移動局情報を送信し
て、移動局40の位置登録を行なう。
【0015】次にユーザがある要求を出すと、ユーザの
要求に基づき固定通信局40に対して送受信装置47を
使用して接続要求を発し、無線回線を確保する。この時
固定通信局40は接続要求を出してきた移動局10を、
認証装置2を用いて認証し、認証が取れた段階でアドレ
ス生成・管理装置3より生成したアドレスを移動局40
に付与する。
【0016】図3は図1の装置の下り通信シーケンスを
説明する構成図で、(A)はモバイルエージェント、
(B)は対象となる固定通信局、(C)はネットワーク
子エージェントの生成要求を示している。無線回線を確
保した移動局40は、移動局情報、ユーザの要求する情
報取得先アドレス情報及びネットワーク親エージェント
生成要求を固定通信局40に送る(図3(A)参照)。
移動局情報には、移動局識別子、移動局位置、移動局速
度、進行方向、情報収受能力が含まれる。
【0017】固定通信局10は通常、制御用情報を配信
している。次に固定通信局10は、第1送受信装置1を
使用して該移動局の接続要求を受信し、認証装置2を用
いて移動局40の認証を行ない、認証が取れればアドレ
ス生成・管理装置3により生成したアドレスを移動局4
0に配信し、無線回線を接続する。接続後、固定通信局
10はネットワークエージェント生成要求を受信した時
点で、ネットワークエージェント生成・管理・消滅装置
6によりネットワークエージェント20(以下「ネット
ワーク親エージェント」という)を生成する。生成され
たネットワーク親エージェント20は、受信したアクセ
ス先アドレス情報より第2送受信装置8を使用してアク
セス先となるサーバ60へ接続し、アクセス先より情報
量と情報を受信する(図3(B)参照)。
【0018】また固定通信局10は、移動局40の移動
により次に進入する可能性のある他の全ての固定通信局
70に対して、ネットワークエージェント80(以下
「ネットワーク子エージェント」という)を生成し、ネ
ットワーク親エージェント20が持つ全ての情報をネッ
トワーク子エージェント80に配信する(図3(C)参
照)。更にネットワーク親エージェント20は、モバイ
ルエージェント50に対してネットワーク親エージェン
ト20が属している固定通信局10の通信状況、即ち実
効伝送速度と通信可能通信ゾーンを配信する。この通信
状況は一定周期でモニターし、モバイルエージェント5
0に対して通知した内容に変更があった場合に、再度モ
バイルエージェント50に対して通知する。
【0019】図4は図3に続く図1の装置の下り通信シ
ーケンスを説明する構成図で、(D)はモバイルエージ
ェント、(E)はネットワーク親エージェント、(F)
はモバイルエージェントを示している。移動局中のモバ
イルエージェント50は、第3送受信装置47より取得
した固定通信局10の通信状況の情報と、位置検出・管
理装置46から取得した移動局10の移動速度の情報と
から収受可能な情報量を算出し、その算出結果を第3送
受信装置47により、固定通信局10へ送信する。モバ
イルエージェント50は、周期的に収受可能な情報量を
計算装置43により算出し、前回の算出結果と違いが生
じた場合、第3送受信装置を用いて、固定通信局10へ
送信する(図4(D)参照)。
【0020】固定通信局10中のネットワーク親エージ
ェント20は、第1送受信装置1を通してモバイルエー
ジェント50より取得した収受可能な情報量の値から、
次固定通信局70中のネットワーク子エージェント80
が通信を開始すべき位置を計算装置7により算出し、算
出結果を全てのネットワーク子エージェント80へ第2
の送受信装置8を用いて通知する。ネットワーク親エー
ジェント20は、第1送受信装置1を通してモバイルエ
ージェント50からの情報を周期的に確認し、変更があ
った場合のみ変更内容をネットワーク子エージェント8
0ヘ第2送受信装置8により通知する(図4(E)参
照)。
【0021】移動局40中のモバイルエージェント50
は、第2送受信装置8より取得した情報量がネットワー
ク親エージェント20に申告した収受可能な情報量に達
した時点で上り回線を使用し、ネットワーク親エージェ
ント20に取得確認を通知する。またその後、モバイル
エージェント50は、次固定通信局72の通信ゾーン7
4に入った時点で、ネットワーク子エージェント80に
通信開始位置を通知する(図4(F)参照)。
【0022】図5は図4に続く図1の装置の下り通信シ
ーケンスを説明する構成図で、(G)はネットワーク子
エージェント、(H)はネットワーク親エージェントを
示している。次固定通信局72中のネットワーク子エー
ジェント80は、モバイルエージェント50の通知によ
り、通信ゾーン74内にモバイルエージェント50の存
在を確認すると、予め得られている通信開始位置とモバ
イルエージェント50からの通知を比較し、通信開始位
置が情報の先頭から近い方の通知に従い情報を配信す
る。また、元のネットワーク親エージェント20に対し
てネットワーク子エージェント化要求を出し、元のネッ
トワーク親エージェント20をネットワーク子エージェ
ント80にする。この時同時に自らがネットワーク親エ
ージェント20となり、上述したネットワーク親エージ
ェント20の動作を繰り返す(図5(G)参照)。
【0023】固定通信局10中の元ネットワーク親エー
ジェントは、モバイルエージェント50から取得確認を
受信した時点で無線回線を開放する。ネットワーク親エ
ージェント20は最終情報取得確認を受信した時点で、
関連するネットワーク子エージェント80についてもデ
ータ情報等全てを消滅し、有線・無線回線を開放し、自
らも消滅する(図5(G)参照)。以上のシーケンスに
基づき下り大容量通信を実現する。
【0024】図6は本発明の第2の実施の形態における
下り通信シーケンスを説明する構成図で、(A)はネッ
トワーク親エージェント、(B)はネットワーク子エー
ジェント、(C)はモバイルエージェントを示してい
る。固定ネットワーク30に接続されているサーバ60
からのデータ送信要求は、まず第2送受信装置8を通し
て、通信要求として位置管理装置5へ通知される。位
置管理装置5には、予め移動局識別子と移動局位置情報
及び配属固定通信局の情報が組で保存しておく。この位
置管理装置5に保存された情報をもとに、移動局40と
固定通信局10との間で通信中又は通信無しにかかわら
ず、現在移動局40が存在する可能性のある固定通信局
10に接続先情報を送り、ネットワーク親エージェン
ト生成要求を出す。固定通信局10では、ネットワーク
エージェント生成・管理・消滅装置6によりネットワー
ク親エージェント20を生成するが、既にネットワーク
親エージェント20が存在する場合はそれを援用する。
【0025】また、固定通信局10では、その時に送信
要求を出してきた固定ネットワーク30のアクセス先を
ネットワーク親エージェント20に通知する。生成され
たネットワーク親エージェント20は、第2送受信装置
8を用いて固定ネットワーク30に接続されているサー
バ60に接続してリンク確立となり、データ送信に
より配信情報を取得する。また、固定通信局10では、
移動局40が存在する可能性のある隣接固定通信局70
にネットワーク子エージェント生成要求を出力し、こ
れに対応して固定通信局70ではネットワーク子エージ
ェント80を生成する。更に、ネットワーク親エージェ
ント20内に移動局40中のモバイルエージェント50
が出現しているので、固定通信局10の送信要求を契
機に位置情報を登録にいく時に、アクセス先のアドレス
情報、情報送信要求及び送信情報量と共に情報を送信す
る(図6(A)参照)。
【0026】この後は、第1の実施の形態に記述したネ
ットワーク親エージェントと同様のシーケンスを行な
う。ネットワーク子エージェント80はネットワーク親
エージェント20と同様にモバイルエージェント50か
らの位置情報登録をまつ。位置情報登録が行われた場
合、ネットワーク親エージェント20の処理と同様にア
クセス先のアドレス情報、情報送信要求及び送信情報量
と共に情報を送信する(図6(B)参照)。
【0027】位置登録時に送信要求を受け取り、送信元
のアドレス情報を受け取ると、認証装置により認証を行
ない、認証が取れると情報を受信する。認証が取れない
場合は、認証不許可通知をネットワーク親(子)エージ
ェントに通知し、送信元より送信されてくる情報を廃棄
する(図6(C)参照)。この後は、上述の第1の実施
の形態と同様の手続きを行なうことにより下り大容量通
信を実現する。
【0028】図7は本発明の第3の実施の形態における
下り通信シーケンスを説明する構成図で、(A)はネッ
トワーク子エージェントの生成要求、(B)はモバイル
エージェントを示している。第1の実施の形態において
はモバイルエージェント50の申告による情報量を用い
ていたが、第3の実施の形態ではネットワーク親エージ
ェント20が算出した情報量に置き換えて、同様の手続
きを行なうことで下り大容量通信を実現する。
【0029】ネットワーク親エージェント20は、モバ
イルエージェント50から第l送受信装置1を通して取
得した移動局40の速度情報と固定通信局10の通信状
況とから、この移動局40へ配信できる情報量を計算装
置7により算出し、算出された情報量と実際の情報を第
1送受信装置1により移動局40中のモバイルエージェ
ント50に配信する(図7(A)参照)。
【0030】またネットワーク親エージェント20は、
ネットワーク子エージェント80に対して通信開始位置
の情報を第2送受信装置8により配信する。更にネット
ワーク親エージェント20は、移動局40中のモバイル
エージェント50から通知される速度情報を周期的にモ
ニターし、ネットワーク親エージェント20が送出可能
な情報量に変化があった場合に、第1送受信装置1を用
いて移動局40へその変更を通知する。モバイルエージ
ェント50は移動局40の速度をモニターし、最初に申
告した速度より大きな変更があった場含に、第3送受信
装置47を用いて再びネットワーク親エージェント20
に通知する(図7(B)参照)。
【0031】図8は本発明の第4の実施の形態における
下り通信シーケンスを説明する構成図で、(A)はネッ
トワーク親エージェントの追加処理、(B)はモバイル
エージェントの追加処理を示している。固定通信局1
0、70が連続的に配備され、通信ゾーン12、74に
重なりがある場合、ネットワーク親エージェント20は
第2送受信装置8を使用して、予めネットワーク子エー
ジェント80に無線アドレスの予約を行なわせ、予約さ
れた無線リンクアドレス情報を取得しておく。次に取得
した予約リンクアドレス情報を第1送受信装置1により
事前にモバイルエージェント50に通知しておく(図8
(A)参照)。
【0032】モバイルエージェント50は、次固定通信
局72から配信される制御情報の取得を契機に通信ゾー
ン12と通信ゾーン74が重なった部分に侵入したこと
を認識すると、この時点で予め取得し、アドレス管理装
置45に管理されているリンクアドレス情報を使用し次
固定通信局72の無線回線を確保し、次固定通信局72
中のネットワーク子エージェント80からの情報を受信
し、計算装置43によりネットワーク親エージェント2
0からの情報とネットワーク子エージェント80からの
情報の結合位置を特定し、情報を合わせることで、連続
下り通信を実現する(図7(B)参照)。
【0033】続いて、移動局主体の大容量上り通信を行
なう、本発明の第5の実施の形態を説明する。なお、固
定通信局10と移動局40の構成については図1を参照
して説明する。また、図2から図5は移動局主体の大容
量下り通信シーケンスの説明図であるが、大容量上り通
信の理解にも有用である。
【0034】ユーザの移動局40の起動により、起動・
終了装置41が起動を検出し、モバイルエージェント生
成・管理・消滅装置42にモバイルエージェント生成要
求を出すことでモバイルエージェント50が生成され
る。生成されたモバイルエージェント50は、生成と同
時に固定通信局10からの情報の受信状態に移り、ある
固定通信局10から制御用情報を受信すると、それを契
機に位置登録を行なう。次にユーザがある要求を出す
と、ユーザの要求に基づき固定通信局10に対して第3
送受信装置47を使用して接続要求を発し、無線回線を
確保する。この時固定通信局10は接続要求を出してき
た移動局40を認証装置2を用いて認証し、認証が取れ
た段階でアドレス生成・管理装置3より生成したアドレ
スを移動局40に付与する。無線回線を確保した移動局
40は、移動局情報、ユーザの要求する情報取得先アド
レス情報及びネットワーク親エージェント生成要求を送
る。移動局情報には、移動局識別子、移動局位置、移動
局速度、進行方向、情報収受能力が含まれる。
【0035】固走通信局10は通常、第l送受信装置1
を使用して制御用情報を配信している。次に第1送受信
装置1を通して移動局40の接続要求を受信し、認証装
置3を用いて移動局40の認証を行ない、認証が取れれ
ばアドレス生成・管理装置3により生成したアドレスを
移動局40に配信し、無線回線を接続する。接続後、ネ
ットワークエージェント生成要求を受信した時点で、ネ
ットワーク親エージェント生成・管理・消滅装置6によ
りネットワーク親エージェント20を生成する。生成さ
れたネットワーク親エージェント20は受信したアクセ
ス先アドレス情報より第2送受信装置8を使用してアク
セス先へ接続し、アクセス先の存在を確認する。また移
動局40の移動により次に進入する可能性のある他の全
ての固定通信局70に対して、ネットワーク子エージェ
ント80を生成し、ネットワーク親エージェント20が
持つ全ての情報をネットワーク子エージェント80に配
信する。更にネットワーク親エージェント20は第1送
受信装置1を使用してモバイルエージェント50に対し
てネットワーク親エージェント20が属している固定通
信局の通信状況、即ち実効伝送速度と通信可能通信ゾー
ンを配信する。この通信状況は一定周期でモニターし、
モバイルエージェント50に対して通知した内容に変更
があった場合に、再度モバイルエージェント50に対し
て通知する。
【0036】移動局40中のモバイルエージェント50
は、第3送受信装置47より取得した固定通信局の通信
状況の情報と位置検出・管理装置46から取得した移動
局速度の情報とから、収受可能な情報量を計算装置43
により算出し、その結果を第3送受信装置47を用い
て、固定通信局10へ送信する。また、同時に送信した
い情報を送信する。モバイルエージェント50は周期的
に収受可能な情報量を計算装置43により算出し、前回
の算出結果と違いが生じた場合、第3送受信装置47を
用いて、固定通信局10へ送信する。
【0037】固定通信局10中のネットワーク親エージ
ェント20は、第1送受信装置1を通してモバイルエー
ジェント50より取得した収受可能な情報量の値から次
固定通信局72中のネットワーク子エージェント80が
通信を開始すべき位置を計算装置7により算出し、算出
結果を全てのネットワーク子エージェント80へ第2の
送受信装置8を用いて通知する。またネットワーク親エ
ージェント20はモバイルエージェント50からの情報
を受信し、その情報もネットワーク子エージェント80
に配信する。ネットワーク親エージェント20は第1送
受信装置1を通してモバイルエージェント50からの情
報を周期的に確認し、変更があった場合のみ変更内容を
ネットワーク子エージェント80へ第2送受信装置8を
用いて通知する。
【0038】移動局40中のモバイルエージェント50
は、第2送受信装置8より取得した情報量がネットワー
ク親エージェント20に申告した収受可能な情報量に達
した時点で上り回線を使用し、ネットワーク親エージェ
ント20に送信確認を通知する。またその後、次固定通
信局72の通信ゾーン74に入った時点で、ネットワー
ク子エージェント80に通信開始位置を通知する。
【0039】次固定通信局72中のネットワーク子エー
ジェント80は、第1送受信装置1を通してのモバイル
エージェント50の通知により、通信ゾーン74内にモ
バイルエージェント50の存在を確認すると、予め得ら
れている通信開始位置とモバイルエージェント50から
の通知を計算装置7を用いて比較し、通信開始位置が情
報の先頭から近い方の通知に従い第1送受信装置1によ
り情報を受信する。
【0040】また、元のネットワーク親エージェント2
0に対して第2送受信装置8を用いてネットワーク子エ
ージェント化要求を出し、元のネットワーク親エージェ
ント20をネットワーク子エージェント80にする。こ
の時同時に自らがネットワーク親エージェントとなり、
モバイルエージェント50化からの情報と元のネットワ
ーク親エージェント20からの情報を計算装置7により
併合する。後は、上述したネットワーク親エージェント
20の動作を繰り返す。
【0041】固定通信局10中の元ネットワーク親エー
ジェントは、モバイルエージェント50から第1送受信
装置1を通して送信確認を受信した時点で無線回線を開
放する。ネットワーク親エージェント20は最終情報取
得確認を受信した時点で、関連するネットワーク子エー
ジェント80のデータ情報等全てを消滅し、有線・無線
回線を開放し、自らも消滅する。以上の手続きに基づき
移動局主体の大容量上り通信を実現する。
【0042】続いて、サーバ主導型の大容量上り通信を
行なう、本発明の第6の実施の形態を説明する。なお、
図6はサーバ主導型の大容量下り通信シーケンスの説明
図であるが、大容量上り通信の理解にも有用である。固
定ネットワーク30に接続されているサーバ60からの
情報取得要求は、まず第2送受信装置8を通して、位置
管理装置5へ通知される。位置管理装置5は予め移動局
識別子と移動局位置情報及び配属固定通信局の情報が組
で保存しておく。この位置管理装置5に保存された情報
をもとに、移動局40と固定通信局10との間で通信中
又は通信無しにかかわらず、現在移動局40が存在する
可能性のある固定通信局10にネットワーク親エージェ
ント生成要求を出す。固定通信局10では、ネットワー
クエージェント生成・管理・消滅装置6によりネットワ
ーク親エージェント20を生成するが、既にネットワー
ク親エージェント20が存在する場合はそれを援用す
る。
【0043】また、固定通信局10では、その時に情報
取得要求を出してきた固定ネットワーク30のアクセス
先情報をネットワーク親エージェント20に通知する。
生成されたネットワーク親エージェント20は、第2送
受信装置8を用いて固定ネットワーク30に接続されて
いるサーバ60に接続し、配信情報を取得する。また、
移動局40が存在する可能性のある固定通信局70にネ
ットワーク子エージェント80を生成する。ネットワー
ク親エージェント20内に移動局40中のモバイルエー
ジェント50が出現し、位置情報を登録にきた時に情報
取得要求及び情報送信要求を出したアドレス情報を送信
する。ネットワーク子エージェント80はネットワーク
親エージェント20と同様にモバイルエージェント50
からの位置情報登録をまつ。位置情報登録が行われた場
含、ネットワーク親エージェント20の処理と同様に、
情報取得要求及び情報送信要求を出したアドレス情報を
受信すると、認証装置44により認証を行ない認証が取
れると、必要な情報を第3送受信装置47を使用して送
信する。後は各エージェントとも第5の実施の形態と同
様の手続きを行なうことにより上り大容量通信を実現す
る。
【0044】続いて、移動局主体の変形型の大容量上り
通信を行なう、本発明の第7の実施の形態を説明する。
なお、図7は、移動局主体の変形型の大容量下り通信シ
ーケンスの説明図であるが、大容量上り通信の理解にも
有用である。第5の実施の形態においてはモバイルエー
ジェント50の申告による送信可能な情報量を用いてい
たが、第7の実施の形態ではネットワーク親エージェン
ト20が算出した送信可能な情報量に置き換えて、同様
の手続きを行なうことで上り大容量通信を実現する。
【0045】ネットワーク親エージェント20は、モバ
イルエージェント50から第1送受信装置1を通して取
得した移動局40の速度情報と固定通信局10の通信状
況とから、移動局40が送信可能な情報量を計算装置7
により算出し、算出された送信可能な情報量を移動局4
0中のモバイルエージェント50に送信する。またネッ
トワーク子エージェント80に対して通信開始位置の情
報を配信する。更に移動局40の速度を周期的にモニタ
ーし、移動局40の送出可能な情報量に変化があった場
合に移動局40へその変更を通知する。
【0046】モバイルエージェント50は周期的に移動
局40の速度をモニターし、移動局速度をネットワーク
親エージェント20に第3送受信装置47を使用して通
知する。最初に申告した速度より大きな変更があった場
合に、第3送受信装置47を用いて再びネットワーク親
エージェント20に通知する。また、ネットワーク親エ
ージェント20より申告された送信可能な情報量に基づ
き送信する。
【0047】続いて、固定通信局が連続的に配備され、
通信ゾーンに重なりがある連続型の大容量上り通信を行
なう、本発明の第8の実施の形態を説明する。なお、図
8は、連続型の大容量下り通信シーケンスの説明図であ
るが、大容量上り通信の理解にも有用である。固定通信
局10が連続的に配備され、通信ゾーン12に重なりが
ある場合、ネットワーク親エージェント20は第2送受
信装置8を使用して、予めネットワーク子エージェント
80に無線アドレスの予約を行なわせ、予約された無線
リンクアドレス情報を取得しておく。次に取得した予約
リンクアドレスを第1送受信装置1を使用して事前にモ
バイルエージェント50に通知しておく。モバイルエー
ジェント50は次固定通信局から配信される制御情報の
取得を契機に通信ゾーンが重なった部分に侵入したこと
を認識するとこの時点で予め取得しているリンクアドレ
スを使用し次固定通信局の無線回線を確保し、次固定通
信局中のネットワーク子エージェント80へ情報を送信
する。ネットワーク子エージェント80はネットワーク
親エージェント20からの情報とモバイルエージェント
50からの情報を合わせることで、連続上り通信を実現
する。
【0048】次に、本発明を更に具体的に説明する第9
の実施の形態を説明する。図9は、本発明の第9の実施
の形態における下り通信の説明図で、(A)は通信確立
及び情報取得要求、(B)は情報配信シーケンス、
(C)はエージェント間連携シーケンスを示している。
図10は、図9に続く説明図で、(D)は消滅シーケン
スを示している。ここでは、自動車に移動局40が搭載
された場合を例として説明する。ユーザは自動車にのり
こみキーをまわすことで、自動車のエンジンを始動す
る。この動作をトリガーとしてモバイルエージェント5
0が生成される。これによりモバイルエージェント50
は準備状態として存在する。
【0049】車両が進むことにより、ある場所で、固定
通信局10の通信ゾーン12内に車両がさしかかると、
モバイルエージェント50はDSRCの制御用フレーム
であるFCMCを受信する。ただし、DSRC以外の通
信方式の場合は他の制御用フレームとなる。この受信を
トリガーとして、モバイルエージェント50は回線接続
要求を固定通信局10に出して回線を確保する。このと
き同時に認証も行ない、その後は再度モバイルエージェ
ント50が起動されるまで認証は行なわない。その後、
例えばGPSにより取得した位置情報を移動局識別子と
共に送信することで位置登録を行なう。登録終了後、ユ
ーザの要求がなければ、モバイルエージェント50は準
備状態に戻る。
【0050】ユーザの要求として、例えば、ユーザはパ
ーソナルコンピュータを使用し、自分のホームページか
ら情報を取得する場合を考える。ユーザは、パソコン画
面上でhttpプロトコルに基づき、アクセス先のアド
レスを人力する。その情報をもとにモバイルエージェン
ト50は再び、固定通信局10に接続し(接続されてい
なかった場含)、ネットワーク親エージェント20を固
定通信局10中に生成させる。このとき移動局情報も送
信する。生成されたネットワーク親エージェント20
は、モバイルエージェント50からwwwのアクセス先
のアドレスを取得し、取得したアドレス先へ接続する。
接続後、ネットワーク親エージェント20がユーザの要
求する情報、例えば画像情報を全て取得する(図9
(A)参照)。
【0051】モバイルエージェント50から、その通信
ゾーン12内で取得できる情報量の申告値、例えば画像
の1/3等に基づき、情報の一部(画像の1/3等)を
配信する(図9(B)参照)。申告値はモバイルエージ
ェント50がネットワーク親エージェント20から通信
状況のデータを送信してもらい、自らの速度情報とを合
わせて計算する。例えば固定通信局10の通信ゾーン1
2の大きさ情報と移動局の速度から滞在時間を計算し、
現在の通信帯域とから情報収受可能量を算出する。な
お、他のパラメータを用いる計算でもよく、要するに固
定通信局10と移動局40の情報収受可能量を算出でき
るものであればよい。また、必ずしもモバイルエージェ
ント50が計算するとは限らず、ネットワーク親エージ
ェント20がモバイルエージェント50から速度情報を
取得し、取得した速度情報と通信状況とから収受可能な
情報量を算出し、モバイルエージェント50に通知する
こともある。
【0052】ネットワーク親エージェント20は、それ
と同時に移動局が移動する可能性のある固定通信局70
中にネットワーク子エージェント80を生成し、取得し
た全ての情報(画像情報)に加えて、ネットワーク子エ
ージェント80が配信すべき情報の開始位置、例えば画
像情報の1/3からを通知しておく。このとき必ずしも
正確に区切られた情報開始位置を通知するだけでなく、
通信状況によっては適宜重なりを持たせる形で情報開始
位置を通知することもある。
【0053】モバイルエージェント50は移動局40の
移動により、次の通信ゾーン74に入ると、再び回線接
続し、通信開始位置の情報(画像情報の1/3から)を
ネットワーク子エージェント80に通知する。ネットワ
ーク子エージェント80はモバイルエージェント50か
らの通知(画像情報の1/3から)とネットワーク親エ
ージェント20からの通知(画像情報の1/3から)を
比較し、通信開始位置が情報の先頭に近い方(画像情報
の1/3から)から配信を開始する(図9(C)参
照)。
【0054】このあとネットワーク子エージェント80
は元のネットワーク親エージェント20にネットワーク
子エージェント化要求を出す。元のネットワーク親エー
ジェント20は現ネットワーク親エージェントからネッ
トワーク子エージェント化要求を受け取ると、現ネット
ワーク親エージェントから見て関係のない元ネットワー
ク親エージェント20の子エージェント(現親から孫に
あたる、二つ先にあるエージェント)を消滅(エージェ
ントが管理していた情報全てをなくす)し、自らはネッ
トワーク子エージェント80となる。
【0055】モバイルエージェント50は、全ての情報
を取得した時点(画像の3/3を受信時)で、ユーザか
らの他の要求がなければ、その時のネットワーク親エー
ジェント20に消滅要求を出す。ネットワーク親エージ
ェント20は消滅要求を受け取ると、ネットワーク子エ
ージェント80に消滅要求を出し、有線・無線それぞれ
の通信回線を開放し、自らも消滅する。消滅要求受け取
ったネットワーク子エージェント80は自らを消滅する
(図10(D)参照)。以上のシーケンスに基づきユー
ザは必要な情報を取得することができる。
【0056】図11は、本発明の第9の実施の形態にお
ける上り通信の説明図である。上り通信を行なう場合
は、モバイルエージェント50が送信する情報をネット
ワーク親エージェント20が受信し、ネットワーク親エ
ージェント20からネットワーク子エージェント80へ
と情報を受信しつづけ、全ての情報を受信した時点で、
ユーザの送信先に接続し、情報を送信することで実現す
る。上り通信と下り通信を同時に行なうことで双方向通
信は実現される。
【0057】続いて、本発明の第10の実施の形態を説
明する。本発明の第9の実施の形態ではユーザの要求に
基づきデータを取得する例を示したが、第10の実施の
形態では外部からモバイルエージェント50に対して送
信要求があった場合の例を説明する。例えば家にあるサ
ーバ60から、出かけていった車両に存在するモバイル
エージェント50に対して送信要求をかける。モバイル
エージェント50の識別子を位置管理装置5、例えば通
常の交換機に存在するHLR等に送信する。受け取った
位置管理装置5は、モバイルエージェント50の識別子
からモバイルエージェント50の位置を割りだし、対象
モバイルエージェント50と通信をしている、又はする
可能性のある固定通信局内にネットワーク親エージェン
ト20を生成する。生成されたネットワーク親エージェ
ント20はモバイルエージェント50が位置登録をして
きた際に、送信要求及び送信先のアドレス、この場合家
にあるサーバ60のアドレスを送信する。また送信先に
接続し、情報を取得し、また隣接の固定通信局70には
ネットワーク子エージェント80を生成しておく。
【0058】モバイルエージェント50は送信先アドレ
スを受信し、認証装置44を用いて例えばパスワード認
証等の認証を行ない、認証が取れれば、情報を受信す
る。認証が取れない場合はネットワーク親エージェント
20に認証不許可を通知する。ネットワーク親エージェ
ント20は認証不許可を受信すると、その情報を送信先
に通知し、ネットワーク子エージェント80を含めて、
自らも消滅する。いったん情報の送信が始まれば上記第
9の実施の形態と同様のシーケンスにより外部にあるサ
ーバからモバイルエージェント50に情報が送信され
る。上り通信及び双方向通信を行なう場合も同様であ
る。
【0059】続いて、本発明の第11の実施の形態を説
明する。図12は、本発明の第11の実施の形態の説明
図で、各固定通信局のカバー通信ゾーンが重なりを持ち
連続的に配備された場合の連続通信を示している。図1
2中においては、ネットワーク親エージェント20か
ら情報を受信する。図12中に移動局40がさしかか
ると、次のDSRCからのFCMCフレームを受信でき
るようになる。これをトリガーとして、モバイルエージ
ェント50は予め親ネットワークエージェントより取得
しているリンクアドレスを使用して、同期捕捉を行な
う。それにより無線回線を確保し、ネットワーク子エー
ジェント80から次のデータを受信する。このときネッ
トワーク親エージェント20からの配信される情報とネ
ットワーク子エージェント80からの配信される情報に
重なりを持たせて配信する。
【0060】図12のとの区間においてはネットワ
ーク親エージェント20からの情報とネットワーク子エ
ージェント80からの情報を同時に受信し、モバイルエ
ージェント50はネットワーク親エージェント20から
の情報を受信後瞬断なくネットワーク子エージェント8
0からの情報を結合することで連続通信を行なう。この
シーケンスにより連続通信を実現する。
【0061】図13は、本発明の第12の実施の形態の
説明図で、リアルタイム性のある情報に対する連続通信
を示している。リアルタイム性のある情報、例えば音声
のような情報の場合、ネットワーク親エージェント20
とネットワーク子エージェント80が同時にリアルタイ
ム性のある情報の発信先に接続し、同じ情報をリアルタ
イムで受信しておくことで、連続通信を実現する。上り
通信及び双方向通信を行なう場合も同様である。
【0062】また、上記実施の形態においては、第1乃
至第4の実施の形態で下り通信のシーケンス、第5乃至
第8の実施の形態で上り通信のシーケンスの構成を示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、下り通
信と上り通信を同時に使用することで双方向通信を実現
してもよい。この場合、下り通信と上り通信で移動局主
体、サーバ主導型、移動局主体の変形型、連続型とそれ
ぞれ4種類存在するが、下り通信と上り通信で同じ種類
を用いてもよく、また異なる種類を用いてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の路車間通信用のエージェント管理装置は、移動
局主導で路車間通信を開始するのに適するもので、ユー
ザの移動局の起動により生成され、該移動局を通信ゾー
ンとする固定通信局に対して無線回線を確保するモバイ
ルエージェントと、該モバイルエージェントからの要求
に応じて該固定通信局に生成されるネットワーク親エー
ジェントと、該ネットワーク親エージェントからの要求
に応じて、前記移動局の移動により前記固定通信局の次
に進入する可能性のある隣接固定通信局に生成されるネ
ットワーク子エージェントと有する構成としている。そ
こで、固定通信局や移動局が増大しても、モバイルエー
ジェント、ネットワーク親エージェント、ネットワーク
子エージェントを一対一対応で生成・管理・消滅させれ
ばよく、規模の大小に柔軟に対応できる通信システムが
構築できるという効果がある。
【0064】また、移動局中のモバイルエージェントが
該隣接固定通信局に含まれる次固定通信局の通信ゾーン
に入った時点で、該次固定通信局中のネットワーク子エ
ージェントがネットワーク親エージェントに転換すると
共に、前記固定通信局中の元のネットワーク親エージェ
ントに対してネットワーク子エージェントに転換させる
手段と、該元のネットワーク親エージェントは、該ネッ
トワーク子エージェントへの転換と共に、該モバイルエ
ージェントとの無線回線を開放すると共に、該隣接固定
通信局のネットワーク子エージェントを消滅して自らも
消滅する手段とを備える構成としている。そこで、移動
局が固定通信局の間を逐次移動していっても、必ず移動
局を通信ゾーンとする固定通信局にネットワーク親エー
ジェントが存在し、隣接する固定通信局にネットワーク
子エージェントが存在する。更に、情報の伝達も移動局
の移動により固定通信局が跨っても、モバイルエージェ
ントに対するネットワーク親エージェントとネットワー
ク子エージェントの連携により途切れることがない。
【0065】また、請求項2に記載の本発明の路車間通
信用のエージェント管理装置は、サーバ主導で路車間通
信を開始するのに適するもので、移動局が何れの固定通
信局の通信ゾーンに位置するか把握する位置管理装置
と、該位置管理装置と固定ネットワークを介して接続さ
れると共に、該移動局に対してデータ送受信要求を出力
するサーバと、該サーバからのデータ送受信要求を受け
て、該移動局の位置する固定通信局に生成されるネット
ワーク親エージェントと、該ネットワーク親エージェン
トからの要求に応じて、該移動局の移動により該固定通
信局の次に進入する可能性のある隣接固定通信局に生成
されるネットワーク子エージェントと、該ネットワーク
親エージェントに出現する、該移動局のモバイルエージ
ェントとを有する構成としている。すると、移動局から
情報を受信するだけでなく、外部からの求めに応じて移
動局が情報を発信したり受信することができる。
【0066】また、請求項6に記載の本発明の路車間通
信用を用いた下りデータ通信方法は、モバイルエージェ
ントが、移動局情報、及びユーザの要求する情報取得先
アドレス情報を固定通信局に送信する過程と、ネットワ
ーク親エージェントが、該モバイルエージェントから受
信した情報取得先アドレス情報に基づいてアクセス先へ
接続し、該アクセス先より情報量と情報を受信する過程
と、該ネットワーク親エージェントが所持する情報を、
該固定通信局に隣接する固定通信局のネットワーク子エ
ージェントへ通知する過程と、該ネットワーク親エージ
ェントが該モバイルエージェントに対して、該ネットワ
ーク親エージェントが属している固定通信局の通信状況
を配信する過程と、該モバイルエージェントが、該配信
過程で取得した該固定通信局の通信状況の情報と移動局
速度の情報とから収受可能な情報量を算出して該固定通
信局へ送信する過程と、該ネットワーク親エージェント
が該モバイルエージェントに対して、該アクセス先より
受信した情報のうち該収受可能な情報量の情報を配信す
る過程と、該ネットワーク親エージェントが該ネットワ
ーク子エージェントに対して、該アクセス先より受信し
た情報のうち既に該モバイルエージェントに対して配信
された情報に続く、該ネットワーク子エージェントが通
信を開始すべき情報の位置に関する情報を配信する過程
と、該移動局中のモバイルエージェントが、該配信によ
り取得した情報量が該ネットワーク親エージェントに申
告した収受可能な情報量に達した時点で該ネットワーク
親エージェントに取得確認を通知する過程とを備えるも
のである。
【0067】このように、移動局に対応するモバイルエ
ージェント、及び固定通信局に対応するネットワーク親
エージェントとネットワーク子エージェントを用いて、
移動局が固定通信局の通信ゾーンに存在する間に送れる
最適情報量を演算して、最適情報量をアクセス先から固
定通信局を介して移動局に下り通信できる。なお、上り
通信に対しては、請求項6に記載の下り通信の説明を適
宜読み替えて、請求項10に記載の方法とすることで同
様に行なうことができる。
【0068】更に、固定通信局と移動局が授受する情報
量の算出は、請求項6及び請求項10のように移動局側
で行なうと算出演算が分散されて固定通信局は移動局の
追従に専念できて通信容量の増大に役立つが、固定通信
局と移動局間の通信負荷が増大する課題がある。そこ
で、請求項7及び請求項11のように固定通信局から移
動局に送信する情報量の算出を固定通信局側で行なう
と、固定通信局と移動局間の通信負荷が軽減される。
【0069】また、請求項9に記載の本発明の路車間通
信用を用いた下りデータ通信方法は、請求項6に記載の
路車間通信を用いた下りデータ通信方法において、更
に、前記移動局中のモバイルエージェントが、次固定通
信局の通信ゾーンに入った時点で、ネットワーク子エー
ジェントに通信開始位置を通知する過程と、該次固定通
信局中のネットワーク子エージェントは、通信ゾーン内
に前記モバイルエージェントの存在を確認すると、予め
得られている情報の通信開始位置とモバイルエージェン
トからの通知を比較し、通信開始位置が情報の先頭から
近い方の通知に従い情報を配信する過程と、前記移動局
中のモバイルエージェントが該次固定通信局の通信ゾー
ンに入った時点で、前記次固定通信局中のネットワーク
子エージェントがネットワーク親エージェントに転換す
ると共に、前記固定通信局中の元のネットワーク親エー
ジェントに対してネットワーク子エージェントに転換さ
せる過程と、該元のネットワーク親エージェントは、前
記モバイルエージェントから送信される情報取得確認を
受信した後で該ネットワーク子エージェントへの転換と
共に、前記モバイルエージェントとの無線回線を開放す
ると共に、前記固定通信局に隣接する隣接固定通信局の
ネットワーク子エージェントを消滅して自らも消滅する
過程とを有している。
【0070】即ち、データの送受信開始位置を移動局と
固定通信局側で管理すると共に、このデータの送受信開
始位置をネットワーク親エージェントからネットワーク
子エージェントに伝達することで、途切れのない大容量
データ通信を行なうことが可能となる。なお、上り通信
に対しては、請求項9に記載の下り通信の説明を適宜読
み替えて、請求項12に記載の方法とすることで同様に
行なうことができる。
【0071】また請求項9、請求項13のように、固定
通信局を連続的に配備した際に、事前に固定通信局の無
線リンクアドレスを固定通信局と移動局側で管理するこ
とにより無線通信ゾーンの重なり部分で事前にデータを
取得しておくことを可能にし、それにより連続通信を可
能にする。これらは、導入が予定されている、ETC
(自動科金収受システム)を実現するために作られたD
SRCの汎用性を高めるものであり、ETC以外のさま
ざまなアプリケーションの使用を可能とし、また、無限
に近い既存ネットワーク資源へのアクセスを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を説明する構成ブ
ロック図である。
【図2】 固定通信局と移動局における基本シーケンス
の説明図である。
【図3】 図1の装置の下り通信シーケンスを説明する
構成図である。
【図4】 図3に続く図1の装置の下り通信シーケンス
を説明する構成図である。
【図5】 図4に続く図1の装置の下り通信シーケンス
を説明する構成図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における下り通信
シーケンスを説明する構成図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態における下り通信
シーケンスを説明する構成図である。
【図8】 本発明の第4の実施の形態における下り通信
シーケンスを説明する構成図である。
【図9】 本発明の第9の実施の形態における下り通信
の説明図である。
【図10】 図9に続く説明図である。
【図11】 本発明の第9の実施の形態における上り通
信の説明図である。
【図12】 本発明の第11の実施の形態の説明図であ
る。
【図13】 本発明の第12の実施の形態の説明図であ
る。
【図14】 移動局が固定通信局を跨って移動する場合
の説明図である。
【符号の説明】
1 第1送受信装置 2 認証装置 3 アドレス生成・管理装置 5 位置管理装置 6 ネットワークエージェント生成・管理・消滅装置 8 第2送受信装置 10 固定通信局 12 通信ゾーン 20 ネットワーク親エージェント 30 固定ネットワーク 40 移動局 42 モバイルエージェント生成・管理・消滅装置 50 モバイルエージェント 60 サーバ 70 (隣接)固定通信局 80 ネットワーク子エージェント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 ゆかり 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HC09 HD05 JL01 JT09 LA08 5K067 AA21 BB00 BB36 EE02 EE12 EE44 HH01 HH21 9A001 CC05 CC07 JJ27

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの移動局(40)の起動により生
    成され、該移動局を通信ゾーンとする固定通信局(1
    0)に対して無線回線を確保するモバイルエージェント
    (50)と、 該モバイルエージェントからの要求に応じて該固定通信
    局に生成されるネットワーク親エージェント(20)
    と、 該ネットワーク親エージェントからの要求に応じて、前
    記移動局の移動により前記固定通信局の次に進入する可
    能性のある隣接固定通信局(70)に生成されるネット
    ワーク子エージェント(80)と、 前記移動局中のモバイルエージェントが該隣接固定通信
    局に含まれる次固定通信局(72)の通信ゾーンに入っ
    た時点で、該次固定通信局中のネットワーク子エージェ
    ントがネットワーク親エージェントに転換すると共に、
    前記固定通信局中の元のネットワーク親エージェントに
    対してネットワーク子エージェントに転換させる手段
    と、 該元のネットワーク親エージェントは、該ネットワーク
    子エージェントへの転換と共に、該モバイルエージェン
    トとの無線回線を開放すると共に、該隣接固定通信局の
    ネットワーク子エージェントを消滅して自らも消滅する
    手段と、 を備えることを特徴とする路車間通信用のエージェント
    管理装置。
  2. 【請求項2】 移動局(40)が何れの固定通信局(1
    0)の通信ゾーンに位置するか把握する位置管理装置
    (5)と、 該位置管理装置と固定ネットワーク(30)を介して接
    続されると共に、該移動局に対してデータ送受信要求を
    出力するサーバ(60)と、 該サーバからのデータ送受信要求を受けて、該移動局の
    位置する固定通信局に生成されるネットワーク親エージ
    ェント(20)と、 該ネットワーク親エージェントからの要求に応じて、該
    移動局の移動により該固定通信局の次に進入する可能性
    のある隣接固定通信局(70)に生成されるネットワー
    ク子エージェント(80)と、 該ネットワーク親エージェントに出現する、該移動局の
    モバイルエージェント(50)と、 前記移動局中のモバイルエージェントが該隣接固定通信
    局に含まれる次固定通信局(72)の通信ゾーンに入っ
    た時点で、該次固定通信局中のネットワーク子エージェ
    ントがネットワーク親エージェントに転換すると共に、
    前記固定通信局中の元のネットワーク親エージェントに
    対してネットワーク子エージェントに転換させる手段
    と、 該元のネットワーク親エージェントは、該ネットワーク
    子エージェントへの転換と共に、該モバイルエージェン
    トとの無線回線を開放すると共に、該隣接固定通信局の
    ネットワーク子エージェントを消滅して自らも消滅する
    手段と、 を備えることを特徴とする路車間通信通信用のエージェ
    ント管理装置。
  3. 【請求項3】 前記モバイルエージェントは、前記固定
    通信局に対して第3送受信装置(47)を使用して接続
    要求を発して無線回線を確保すると共に、ネットワーク
    親エージェント生成要求を送ることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の路車間通信用のエージェント管
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記無線回線の確保は、前記固定通信局
    では第1送受信装置(1)を使用して前記移動局の接続
    要求を受信し、アドレス生成・管理装置(3)により生
    成したアドレスを前記該移動局に配信して、無線回線を
    接続することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の路車間通信用のエージェント管理装置。
  5. 【請求項5】 前記無線回線の確保では、認証装置
    (2)を用いて前記移動局の認証を行なうことを特徴と
    する請求項4に記載の路車間通信用のエージェント管理
    装置。
  6. 【請求項6】 モバイルエージェントが、移動局情報、
    及びユーザの要求する情報取得先アドレス情報を固定通
    信局に送信する過程と、 ネットワーク親エージェントが、該モバイルエージェン
    トから受信した情報取得先アドレス情報に基づいてアク
    セス先へ接続し、該アクセス先より情報量と情報を受信
    する過程と、 該ネットワーク親エージェントが所持する情報を、該固
    定通信局に隣接する固定通信局のネットワーク子エージ
    ェントへ通知する過程と、 該ネットワーク親エージェントが該モバイルエージェン
    トに対して、該ネットワーク親エージェントが属してい
    る固定通信局の通信状況を配信する過程と、 該モバイルエージェントが、該配信過程で取得した該固
    定通信局の通信状況の情報と移動局速度の情報とから収
    受可能な情報量を算出して該固定通信局へ送信する過程
    と、 該ネットワーク親エージェントが該モバイルエージェン
    トに対して、該アクセス先より受信した情報のうち該収
    受可能な情報量の情報を配信する過程と、 該ネットワーク親エージェントが該ネットワーク子エー
    ジェントに対して、該アクセス先より受信した情報のう
    ち既に該モバイルエージェントに対して配信された情報
    に続く、該ネットワーク子エージェントが通信を開始す
    べき情報の位置に関する情報を配信する過程と、 該移動局中のモバイルエージェントが、該配信により取
    得した情報量が該ネットワーク親エージェントに申告し
    た収受可能な情報量に達した時点で該ネットワーク親エ
    ージェントに取得確認を通知する過程と、 を備えることを特徴とする路車間通信を用いたデータ通
    信方法。
  7. 【請求項7】 モバイルエージェントが、移動局情報、
    及びユーザの要求する情報取得先アドレス情報を固定通
    信局に送信する過程と、 ネットワーク親エージェントが、該モバイルエージェン
    トから受信した情報取得先アドレス情報に基づいてアク
    セス先へ接続し、該アクセス先より情報量と情報を受信
    する過程と、 該ネットワーク親エージェントが所持する情報を、該固
    定通信局に隣接する固定通信局のネットワーク子エージ
    ェントへ通知する過程と、 該ネットワーク親エージェントが該モバイルエージェン
    トに対して、該アクセス先より受信した情報のうち該収
    受可能な情報量の情報を配信する過程と、 該ネットワーク親エージェントが該ネットワーク子エー
    ジェントに対して、該アクセス先より受信した情報のう
    ち既に該モバイルエージェントに対して配信された情報
    に続く、該ネットワーク子エージェントが通信を開始す
    べき情報の位置に関する情報を配信する過程と、 該移動局中のモバイルエージェントが、該配信により取
    得した情報量が該ネットワーク親エージェントに申告し
    た収受可能な情報量に達した時点で該ネットワーク親エ
    ージェントに取得確認を通知する過程と、 を備えることを特徴とする路車間通信を用いたデータ通
    信方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載の路車間通
    信を用いたデータ通信方法において、更に、 前記移動局中のモバイルエージェントが、次固定通信局
    の通信ゾーンに入った時点で、ネットワーク子エージェ
    ントに通信開始位置を通知する過程と、 該次固定通信局中のネットワーク子エージェントは、通
    信ゾーン内に前記モバイルエージェントの存在を確認す
    ると、予め得られている情報の通信開始位置とモバイル
    エージェントからの通知を比較し、通信開始位置が情報
    の先頭から近い方の通知に従い情報を配信する過程と、 前記移動局中のモバイルエージェントが該次固定通信局
    の通信ゾーンに入った時点で、前記次固定通信局中のネ
    ットワーク子エージェントがネットワーク親エージェン
    トに転換すると共に、前記固定通信局中の元のネットワ
    ーク親エージェントに対してネットワーク子エージェン
    トに転換させる過程と、 該元のネットワーク親エージェントは、前記モバイルエ
    ージェントから送信される情報取得確認を受信した後で
    該ネットワーク子エージェントへの転換と共に、前記モ
    バイルエージェントとの無線回線を開放すると共に、前
    記固定通信局に隣接する隣接固定通信局のネットワーク
    子エージェントを消滅して自らも消滅する過程と、 を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載
    の路車間通信を用いたデータ通信方法。
  9. 【請求項9】 前記固定通信局は隣接する固定通信局と
    重複する通信ゾーンを有すると共に、 前記ネットワーク親エージェントが、前記隣接固定通信
    局のネットワーク子エージェントに対して無線アドレス
    の予約を行なわせる共に、該無線アドレスを前記モバイ
    ルエージェントに通知する過程と、 前記モバイルエージェントが、前記重複する通信ゾーン
    に侵入したときは、該通知された無線アドレスを用いて
    次固定通信局の無線回線を確保して該ネットワーク子エ
    ージェントからの情報を受信して、前記ネットワーク親
    エージェントと該ネットワーク子エージェントからの情
    報を合わせてリアルタイム受信をする過程と、 を有することを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れ
    かに記載の路車間通信を用いたデータ通信方法。
  10. 【請求項10】 モバイルエージェントが、移動局情
    報、及びユーザの要求する情報取得先アドレス情報を固
    定通信局に送信する過程と、 ネットワーク親エージェントが、該モバイルエージェン
    トから受信した情報取得先アドレス情報に基づいてアク
    セス先へ接続して、該アクセス先の存在を確認する過程
    と、 該ネットワーク親エージェントが所持する情報を、該固
    定通信局に隣接する固定通信局のネットワーク子エージ
    ェントへ通知する過程と、該ネットワーク親エージェン
    トが該モバイルエージェントに対して、該ネットワーク
    親エージェントが属している固定通信局の通信状況及び
    送信可能情報を配信する過程と、 該モバイルエージェントが、該配信過程で取得した該固
    定通信局の通信状況の情報と移動局速度の情報とから収
    受可能な情報量を算出して、該収受可能な情報量と該情
    報量に対応する実際の情報を該固定通信局へ送信する過
    程と、 該ネットワーク親エージェントが該ネットワーク子エー
    ジェントに対して、該モバイルエージェントより取得し
    た該収受可能な情報量から該ネットワーク子エージェン
    トが通信を開始すべき情報の位置を算出して、該算出さ
    れた開始位置並びに該モバイルエージェントより取得し
    た情報を配信する過程と、 該移動局中のモバイルエージェントが、該送信により送
    信した情報量が該ネットワーク親エージェントに申告し
    た収受可能な情報量に達した時点で該ネットワーク親エ
    ージェントに送信確認を通知する過程と、 を備えることを特徴とする路車間通信を用いたデータ通
    信方法。
  11. 【請求項11】 モバイルエージェントが、移動局情
    報、及びユーザの要求する情報取得先アドレス情報を固
    定通信局に送信する過程と、 ネットワーク親エージェントが、該モバイルエージェン
    トから受信した情報取得先アドレス情報に基づいてアク
    セス先へ接続して、該アクセス先の存在を確認する過程
    と、 該ネットワーク親エージェントが所持する情報を、該固
    定通信局に隣接する固定通信局のネットワーク子エージ
    ェントへ通知する過程と、 該ネットワーク親エージェントが該モバイルエージェン
    トに対して、該ネットワーク親エージェントが属してい
    る固定通信局の通信状況と該モバイルエージェントから
    送信される該移動局の速度情報から該移動局が送信でき
    る情報量を算出して、該算出された送信可能な情報量を
    配信する過程と、 該移動局中のモバイルエージェントが該ネットワーク親
    エージェントに対して、該アクセス先からの実際の情報
    を送信すると共に、該送信した情報量が該ネットワーク
    親エージェントから配信された収受可能な情報量に達し
    た時点で配信確認を通知する過程と、 を備えることを特徴とする路車間通信を用いたデータ通
    信方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載の路
    車間通信を用いたデータ通信方法において、更に、 前記移動局中のモバイルエージェントが、前記次固定通
    信局の通信ゾーンに入った時点で、ネットワーク子エー
    ジェントに通信開始位置を通知する過程と、 前記次固定通信局中のネットワーク子エージェントは、
    通信ゾーン内に前記モバイルエージェントの存在を確認
    すると、予め得られている情報の通信開始位置とモバイ
    ルエージェントからの通知を比較し、通信開始位置が情
    報の先頭から近い方の通知に従い情報を受信する過程
    と、 前記移動局中のモバイルエージェントが前記次固定通信
    局の通信ゾーンに入った時点で、前記次固定通信局中の
    ネットワーク子エージェントがネットワーク親エージェ
    ントに転換すると共に、前記固定通信局中の元のネット
    ワーク親エージェントに対してネットワーク子エージェ
    ントに転換させる過程と、 該元のネットワーク親エージェントは、前記モバイルエ
    ージェントから送信される情報送信確認を受信した後で
    該ネットワーク子エージェントへの転換と共に、前記モ
    バイルエージェントとの無線回線を開放すると共に、前
    記固定通信局に隣接する隣接固定通信局のネットワーク
    子エージェントを消滅して自らも消滅する過程と、 を有することを特徴とする請求項10又は請求項11に
    記載の路車間通信を用いたデータ通信方法。
  13. 【請求項13】 前記固定通信局は隣接する固定通信局
    と重複する通信ゾーンを有すると共に、 前記ネットワーク親エージェントが、前記隣接固定通信
    局のネットワーク子エージェントに対して無線アドレス
    の予約を行なわせる共に、該無線アドレスを前記モバイ
    ルエージェントに通知する過程と、 前記モバイルエージェントが、前記重複する通信ゾーン
    に侵入したときは、該通知された無線アドレスを用いて
    次固定通信局の無線回線を確保して該ネットワーク子エ
    ージェントへ情報を送信する過程と、 該ネットワーク子エージェントが、前記ネットワーク親
    エージェントと前記ネットワーク子エージェントからの
    情報を合わせてリアルタイム受信をする過程と、 を有することを特徴とする請求項10乃至請求項12の
    何れかに記載の路車間通信を用いたデータ通信方法。
  14. 【請求項14】 前記移動局情報は、移動局識別子、移
    動局位置、移動局速度、進行方向、情報収受能力を含む
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項13の何れかに記
    載の路車間通信を用いたデータ通信方法。
  15. 【請求項15】 前記固定通信局の通信状況は、実効伝
    送速度と通信可能通信ゾーンを含むことを特徴とする請
    求項6乃至請求項13の何れかに記載の路車間通信を用
    いたデータ通信方法。
  16. 【請求項16】 前記ネットワーク親エージェントが前
    記モバイルエージェントに対して送信した内容に変更が
    あるときは、再度更新された内容で前記モバイルエージ
    ェントに送信することを特徴とする請求項6乃至請求項
    13の何れかに記載の路車間通信を用いたデータ通信方
    法。
  17. 【請求項17】 前記モバイルエージェントが前記ネッ
    トワーク親エージェントに対して送信した内容に変更が
    あるときは、再度更新された内容で前記ネットワーク親
    エージェントに送信することを特徴とする請求項6乃至
    請求項13の何れかに記載の路車間通信を用いたデータ
    通信方法。
  18. 【請求項18】 前記ネットワーク子エージェントに送
    る前記ネットワーク親エージェントが所持する情報は、
    前記モバイルエージェントより取得した移動局情報から
    次固定通信局中のネットワーク子エージェントが通信を
    開始すべき情報の位置であることを特徴とする請求項6
    乃至請求項13の何れかに記載の路車間通信を用いたデ
    ータ通信方法。
  19. 【請求項19】 請求項6乃至請求項9の何れかに記載
    の下り通信と、請求項10乃至請求項13の何れかに記
    載の上り通信を同時に使用することを特徴とする路車間
    通信を用いたデータ通信方法。
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