JP2001278133A - 安全リンクを備えた産業用車両 - Google Patents
安全リンクを備えた産業用車両Info
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- JP2001278133A JP2001278133A JP2000096008A JP2000096008A JP2001278133A JP 2001278133 A JP2001278133 A JP 2001278133A JP 2000096008 A JP2000096008 A JP 2000096008A JP 2000096008 A JP2000096008 A JP 2000096008A JP 2001278133 A JP2001278133 A JP 2001278133A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業者が一人で容易に取付けることが可能な
安全リンクを備えた産業用車両を提供する。 【解決手段】 前後に分割された両車体部2a,2bが
左右方向へ相対回動自在に連結されたホイールローダに
おいて、両車体部2a,2bの回動を固定する安全リン
ク32の一端部が前車体部2aに上下回動自在に取付け
られ、安全リンク32の他端部に他方のリンク側連結用
孔33bが形成され、後車体部2bに、上方から下方へ
回動する安全リンク32の他端部を連結位置Aで受止め
る受け部材42と、この受け部材42によって受止めら
れた安全リンク32の他方のリンク側連結用孔33bに
一致する車体側連結用孔とが設けられ、互いに一致した
他方のリンク側連結用孔33bと車体側連結用孔とに差
込まれて、安全リンク32の他端部を後車体部2bに連
結する差込みピン45が設けられている。
安全リンクを備えた産業用車両を提供する。 【解決手段】 前後に分割された両車体部2a,2bが
左右方向へ相対回動自在に連結されたホイールローダに
おいて、両車体部2a,2bの回動を固定する安全リン
ク32の一端部が前車体部2aに上下回動自在に取付け
られ、安全リンク32の他端部に他方のリンク側連結用
孔33bが形成され、後車体部2bに、上方から下方へ
回動する安全リンク32の他端部を連結位置Aで受止め
る受け部材42と、この受け部材42によって受止めら
れた安全リンク32の他方のリンク側連結用孔33bに
一致する車体側連結用孔とが設けられ、互いに一致した
他方のリンク側連結用孔33bと車体側連結用孔とに差
込まれて、安全リンク32の他端部を後車体部2bに連
結する差込みピン45が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体が相対回動自
在に連結された前車体部と後車体部とに分割され、保守
点検等の際に前後両車体部の回動を固定するための安全
リンクを備えた産業用車両に関する。
在に連結された前車体部と後車体部とに分割され、保守
点検等の際に前後両車体部の回動を固定するための安全
リンクを備えた産業用車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の産業用車両としては例え
ば図13〜図15に示すようなホイールローダ1があ
る。このホイールローダ1の車体2は、左右一対の前部
車輪3を有する前車体部2aと、左右一対の後部車輪4
を有する後車体部2bとに前後2分割されている。前後
両車体部2a,2bは、上下に振り分けられた縦方向の
連結軸5により、左右方向へ相対回動自在に連結されて
いる。また、前後両車体部2a,2bの下部間には、左
右一対の油圧式の方向切換え用シリンダ装置6a,6b
(ステアリングシリンダ装置)が配設されている。
ば図13〜図15に示すようなホイールローダ1があ
る。このホイールローダ1の車体2は、左右一対の前部
車輪3を有する前車体部2aと、左右一対の後部車輪4
を有する後車体部2bとに前後2分割されている。前後
両車体部2a,2bは、上下に振り分けられた縦方向の
連結軸5により、左右方向へ相対回動自在に連結されて
いる。また、前後両車体部2a,2bの下部間には、左
右一対の油圧式の方向切換え用シリンダ装置6a,6b
(ステアリングシリンダ装置)が配設されている。
【0003】上記前車体部2aには上下回動自在なブー
ム9が設けられ、ブーム9の先端にはバケット10が設
けられている。また、後車体部2bには、座席やハンド
ル12(ステアリング)等を備えた運転室11が設けら
れている。上記運転室11において、作業者がハンドル
12を回転操作することにより、方向切換え用シリンダ
装置6a,6bが作動して、図14に示すように、前後
両車体部2a,2bが連結軸5を中心として左右方向へ
相対回動するように構成されている。これにより、ホイ
ールローダ1が、走行時、右折または左折可能になる。
ム9が設けられ、ブーム9の先端にはバケット10が設
けられている。また、後車体部2bには、座席やハンド
ル12(ステアリング)等を備えた運転室11が設けら
れている。上記運転室11において、作業者がハンドル
12を回転操作することにより、方向切換え用シリンダ
装置6a,6bが作動して、図14に示すように、前後
両車体部2a,2bが連結軸5を中心として左右方向へ
相対回動するように構成されている。これにより、ホイ
ールローダ1が、走行時、右折または左折可能になる。
【0004】上記のようなホイールローダ1に対して保
守点検等を行なう場合、安全リンク14を用いて、前後
両車体部2a,2bの回動を固定している。図16に示
すように、この安全リンク14の両端部にはピン孔15
が形成され、また、前後両車体部2a,2bには連結用
のブラケット16a,16bが設けられている。図14
に示すように、これら両ブラケット16a,16bは上
記連結軸5に対して左右いずれか一側方(例えば左側
方)に位置しており、これら両ブラケット16a,16
bにはそれぞれ連結孔17が形成されている。
守点検等を行なう場合、安全リンク14を用いて、前後
両車体部2a,2bの回動を固定している。図16に示
すように、この安全リンク14の両端部にはピン孔15
が形成され、また、前後両車体部2a,2bには連結用
のブラケット16a,16bが設けられている。図14
に示すように、これら両ブラケット16a,16bは上
記連結軸5に対して左右いずれか一側方(例えば左側
方)に位置しており、これら両ブラケット16a,16
bにはそれぞれ連結孔17が形成されている。
【0005】上記各ピン孔15を各連結孔17に一致さ
せ、これら孔15,17に連結ピン18を挿通すること
によって、図15に示すように、安全リンク14が両ブ
ラケット16a,16bに連結される。これにより、前
後両車体部2a,2bが安全リンク14を介して固定さ
れるため、両車体部2a,2bが不用意に回動すること
を防止でき、したがって、保守点検時、作業者が前車体
部2aと後車体部2bとの間で作業しても安全である。
せ、これら孔15,17に連結ピン18を挿通すること
によって、図15に示すように、安全リンク14が両ブ
ラケット16a,16bに連結される。これにより、前
後両車体部2a,2bが安全リンク14を介して固定さ
れるため、両車体部2a,2bが不用意に回動すること
を防止でき、したがって、保守点検時、作業者が前車体
部2aと後車体部2bとの間で作業しても安全である。
【0006】上記安全リンク14を取付ける場合、図1
6に示すように、両ブラケット16a,16bの連結孔
17をそれぞれ安全リンク14のピン孔15に一致させ
る必要がある。したがって、作業者は、運転室11内の
ハンドル12を操作して、前車体部2aを後車体部2b
に対して少しずつ左右へ回動させていき、さらに、地上
にいる別の作業者は、ピン孔15と連結孔17とが一致
した時に、これら孔15,17に連結ピン18を挿通し
ている。
6に示すように、両ブラケット16a,16bの連結孔
17をそれぞれ安全リンク14のピン孔15に一致させ
る必要がある。したがって、作業者は、運転室11内の
ハンドル12を操作して、前車体部2aを後車体部2b
に対して少しずつ左右へ回動させていき、さらに、地上
にいる別の作業者は、ピン孔15と連結孔17とが一致
した時に、これら孔15,17に連結ピン18を挿通し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、安全リンク14を取付ける場合、作業者二
人がかりで行なっているため、人員を要し面倒であっ
た。これに対して、作業者一人で行なう場合、この作業
者は、運転室11内のハンドル12をわずかに操作した
後、運転室11から地上に降りて、連結孔17とピン孔
15とが一致するかを確認し、不一致の場合は再度運転
室11内に入ってハンドル12を操作するといった作業
を何回も繰り返す必要があり、非常に面倒で労力を要し
た。
来形式では、安全リンク14を取付ける場合、作業者二
人がかりで行なっているため、人員を要し面倒であっ
た。これに対して、作業者一人で行なう場合、この作業
者は、運転室11内のハンドル12をわずかに操作した
後、運転室11から地上に降りて、連結孔17とピン孔
15とが一致するかを確認し、不一致の場合は再度運転
室11内に入ってハンドル12を操作するといった作業
を何回も繰り返す必要があり、非常に面倒で労力を要し
た。
【0008】本発明は、作業者が一人で容易に取付ける
ことが可能な安全リンクを備えた産業用車両を提供する
ことを目的とする。
ことが可能な安全リンクを備えた産業用車両を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1発明は、車体が前車体部と後車体部とに分割
され、これら両車体部が縦方向の連結軸により左右方向
へ相対回動自在に連結され、運転操作によって上記両車
体部が左右方向へ相対回動する産業用車両において、両
車体部の回動を固定する安全リンクの一端部が、前後い
ずれか一方の車体部に、上下回動自在に取付けられ、上
記安全リンクの他端部にリンク側連結用孔が形成され、
他方の車体部に、上方から下方へ回動する安全リンクの
他端部を連結位置で受け止める受け部材と、この受け部
材によって受け止められた安全リンクの他端部のリンク
側連結用孔に一致する車体側連結用孔とが設けられ、上
記安全リンクと受け部材と車体側連結用孔とはそれぞれ
上記連結軸に対して左右いずれか一側方に位置し、互い
に一致した上記リンク側連結用孔と車体側連結用孔とに
挿通されて、安全リンクの他端部を上記他方の車体部に
連結する連結具が挿脱自在に設けられているものであ
る。
に、本第1発明は、車体が前車体部と後車体部とに分割
され、これら両車体部が縦方向の連結軸により左右方向
へ相対回動自在に連結され、運転操作によって上記両車
体部が左右方向へ相対回動する産業用車両において、両
車体部の回動を固定する安全リンクの一端部が、前後い
ずれか一方の車体部に、上下回動自在に取付けられ、上
記安全リンクの他端部にリンク側連結用孔が形成され、
他方の車体部に、上方から下方へ回動する安全リンクの
他端部を連結位置で受け止める受け部材と、この受け部
材によって受け止められた安全リンクの他端部のリンク
側連結用孔に一致する車体側連結用孔とが設けられ、上
記安全リンクと受け部材と車体側連結用孔とはそれぞれ
上記連結軸に対して左右いずれか一側方に位置し、互い
に一致した上記リンク側連結用孔と車体側連結用孔とに
挿通されて、安全リンクの他端部を上記他方の車体部に
連結する連結具が挿脱自在に設けられているものであ
る。
【0010】これによると、保守点検等を行なう際、作
業者は、予め、運転操作によって、前車体部を後車体部
に対して左右一側方へ回動させ、安全リンクの一端部か
ら他方の車体部までの距離を安全リンクの一端部から他
端までの長さよりも縮小しておく。この状態で、次に、
作業者が安全リンクを上方から下方へ回動させることに
よって、安全リンクの他端は受け部材に達する前に他方
の車体部に当接し、以って、安全リンクの回動が阻止さ
れる。
業者は、予め、運転操作によって、前車体部を後車体部
に対して左右一側方へ回動させ、安全リンクの一端部か
ら他方の車体部までの距離を安全リンクの一端部から他
端までの長さよりも縮小しておく。この状態で、次に、
作業者が安全リンクを上方から下方へ回動させることに
よって、安全リンクの他端は受け部材に達する前に他方
の車体部に当接し、以って、安全リンクの回動が阻止さ
れる。
【0011】この状態で、作業者が、運転操作によっ
て、前車体部を後車体部に対して左右一側方から他側方
へ少しずつ回動させる。これにより、安全リンクの一端
部から他方の車体部までの距離が少しずつ拡張するた
め、これに応じて安全リンクが下方へ回動し、安全リン
クの他端部が受け部材上に落下して受け止められる。こ
の時、安全リンクの他端部が受け部材に当接する際に発
生する当接音によって、作業者は、安全リンクの他端部
が受け部材に受け止められたことを迅速かつ容易に認識
し得、これに基づいて車体部の回動を停止させる。これ
により、安全リンクの他端部が受け部材に受け止められ
て、リンク側連結用孔と車体側連結用孔とが一致する。
その後、作業者は、互いに一致したリンク側連結用孔と
車体側連結用孔とに連結具を挿通し、安全リンクの他端
部を他方の車体部に連結する。
て、前車体部を後車体部に対して左右一側方から他側方
へ少しずつ回動させる。これにより、安全リンクの一端
部から他方の車体部までの距離が少しずつ拡張するた
め、これに応じて安全リンクが下方へ回動し、安全リン
クの他端部が受け部材上に落下して受け止められる。こ
の時、安全リンクの他端部が受け部材に当接する際に発
生する当接音によって、作業者は、安全リンクの他端部
が受け部材に受け止められたことを迅速かつ容易に認識
し得、これに基づいて車体部の回動を停止させる。これ
により、安全リンクの他端部が受け部材に受け止められ
て、リンク側連結用孔と車体側連結用孔とが一致する。
その後、作業者は、互いに一致したリンク側連結用孔と
車体側連結用孔とに連結具を挿通し、安全リンクの他端
部を他方の車体部に連結する。
【0012】これにより、安全リンクを作業者一人で容
易に取付けることができる。また、本第2発明は、安全
リンクの他端部が受け部材から離間した状態で、上記安
全リンクを一方の車体部に固定するロック手段が設けら
れているものである。
易に取付けることができる。また、本第2発明は、安全
リンクの他端部が受け部材から離間した状態で、上記安
全リンクを一方の車体部に固定するロック手段が設けら
れているものである。
【0013】これによると、作業者は、連結具をリンク
側連結用孔と車体側連結用孔とから脱抜し、安全リンク
を上方へ回動させて安全リンクの他端部を受け部材から
離間させた状態で、ロック手段によって安全リンクを一
方の車体部に固定する。これにより、産業用車両の走行
時等において、不用意に安全リンクが連結位置へ回動す
るといったトラブルを防止し得る。
側連結用孔と車体側連結用孔とから脱抜し、安全リンク
を上方へ回動させて安全リンクの他端部を受け部材から
離間させた状態で、ロック手段によって安全リンクを一
方の車体部に固定する。これにより、産業用車両の走行
時等において、不用意に安全リンクが連結位置へ回動す
るといったトラブルを防止し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1〜図12に基づいて説明する。尚、図13〜図16に
示した従来のものと同一構成の部材に対しては、同じ符
号を付記し、その説明を省略する。
1〜図12に基づいて説明する。尚、図13〜図16に
示した従来のものと同一構成の部材に対しては、同じ符
号を付記し、その説明を省略する。
【0015】図4,図5に示すように、前車体部2a
(一方の車体部に相当)の車体フレーム31には、前後
両車体部2a,2bの回動を固定する安全リンク32が
取付けられている。この安全リンク32は、図5,図7
に示すように、左右一対のリンク本体49と、これら両
リンク本体49間を一体に連結する連結板50とで構成
されている。上記安全リンク32の両端部にはリンク側
連結用孔33a,33bが形成されている。また、安全
リンク32の一端部には、上記一方のリンク側連結用孔
33aの隣りに位置したリンク側ロック孔34が形成さ
れている。尚、上記各孔33a,33b,34はそれぞ
れ同一径に形成されている。
(一方の車体部に相当)の車体フレーム31には、前後
両車体部2a,2bの回動を固定する安全リンク32が
取付けられている。この安全リンク32は、図5,図7
に示すように、左右一対のリンク本体49と、これら両
リンク本体49間を一体に連結する連結板50とで構成
されている。上記安全リンク32の両端部にはリンク側
連結用孔33a,33bが形成されている。また、安全
リンク32の一端部には、上記一方のリンク側連結用孔
33aの隣りに位置したリンク側ロック孔34が形成さ
れている。尚、上記各孔33a,33b,34はそれぞ
れ同一径に形成されている。
【0016】上記安全リンク32の一端部と前車体部2
aとの連結構造は以下の通りである。すなわち、図6,
図7に示すように、上記車体フレーム31の後端には前
部ブラケット35が設けられ、この前部ブラケット35
には、ピン孔36と、このピン孔36の上方に位置する
車体側ロック孔37とが形成されている。そして、互い
に一致した上記一方のリンク側連結用孔33aとピン孔
36とに左右方向の連結ピン38が挿通されている。こ
れにより、図4に示すように、安全リンク32は、上記
連結ピン38を中心として、上下方向へ回動自在に構成
されている。
aとの連結構造は以下の通りである。すなわち、図6,
図7に示すように、上記車体フレーム31の後端には前
部ブラケット35が設けられ、この前部ブラケット35
には、ピン孔36と、このピン孔36の上方に位置する
車体側ロック孔37とが形成されている。そして、互い
に一致した上記一方のリンク側連結用孔33aとピン孔
36とに左右方向の連結ピン38が挿通されている。こ
れにより、図4に示すように、安全リンク32は、上記
連結ピン38を中心として、上下方向へ回動自在に構成
されている。
【0017】また、図6〜図8に示すように、上記後車
体部2b(他方の車体部に相当)の車体フレーム41の
前端には、起立姿勢から横倒姿勢(上方から下方)へ回
動する安全リンク32の他端部(遊端部)を連結位置A
で受け止めるL形状の受け部材42と、後部ブラケット
43とが設けられている。上記後部ブラケット43は受
け部材42の横隣りに位置しており、後部ブラケット4
3には、上記受け部材42によって受け止められた安全
リンク32の他方のリンク側連結用孔33bに一致する
車体側連結用孔44が形成されている。尚、上記車体側
連結用孔44と上記車体側ロック孔37とは同一径に形
成されている。
体部2b(他方の車体部に相当)の車体フレーム41の
前端には、起立姿勢から横倒姿勢(上方から下方)へ回
動する安全リンク32の他端部(遊端部)を連結位置A
で受け止めるL形状の受け部材42と、後部ブラケット
43とが設けられている。上記後部ブラケット43は受
け部材42の横隣りに位置しており、後部ブラケット4
3には、上記受け部材42によって受け止められた安全
リンク32の他方のリンク側連結用孔33bに一致する
車体側連結用孔44が形成されている。尚、上記車体側
連結用孔44と上記車体側ロック孔37とは同一径に形
成されている。
【0018】尚、図2に示すように、上記安全リンク3
2と両ブラケット35,43と受け部材42とはそれぞ
れ連結軸5に対して左側方(一側方)に位置している。
図6,図7に示すように、連結位置Aにおいて、互いに
一致した上記他方のリンク側連結用孔33bと車体側連
結用孔44とに挿通されて、安全リンク32の他端部を
後車体部2bに連結する差込みピン45(連結具の一
例)が挿脱自在に設けられている。
2と両ブラケット35,43と受け部材42とはそれぞ
れ連結軸5に対して左側方(一側方)に位置している。
図6,図7に示すように、連結位置Aにおいて、互いに
一致した上記他方のリンク側連結用孔33bと車体側連
結用孔44とに挿通されて、安全リンク32の他端部を
後車体部2bに連結する差込みピン45(連結具の一
例)が挿脱自在に設けられている。
【0019】また、図10,図11に示すように、上記
安全リンク32が前車体部2aの車体フレーム31の後
端に添って起立姿勢となる退避位置Bまで回動した際、
上記リンク側ロック孔34が車体側ロック孔37と一致
するように構成されている。上記退避位置Bにおいて、
上記差込みピン45は互いに一致したリンク側ロック孔
34と車体側ロック孔37とに対して挿脱自在に構成さ
れている。尚、上記差込みピン45と上記両ロック孔3
4,37とによってロック手段が構成されている。ま
た、図9に示すように、差込みピン45の先端部には、
抜止用ピン47を挿通する小孔48が形成されている。
安全リンク32が前車体部2aの車体フレーム31の後
端に添って起立姿勢となる退避位置Bまで回動した際、
上記リンク側ロック孔34が車体側ロック孔37と一致
するように構成されている。上記退避位置Bにおいて、
上記差込みピン45は互いに一致したリンク側ロック孔
34と車体側ロック孔37とに対して挿脱自在に構成さ
れている。尚、上記差込みピン45と上記両ロック孔3
4,37とによってロック手段が構成されている。ま
た、図9に示すように、差込みピン45の先端部には、
抜止用ピン47を挿通する小孔48が形成されている。
【0020】以下、上記構成における作用を説明する。
保守点検等を行なう際、作業者は、予め、運転室11内
に入ってハンドル12を操作し、図3に示すように、前
車体部2aを後車体部2bに対して左側方(すなわち安
全リンク32が設けられている側)へ回動させ、安全リ
ンク32の一端部の連結ピン38から後車体部2bまで
の前後距離を上記連結ピン38から安全リンク32の他
端までの長さよりも縮小しておく。この状態で、次に、
作業者は、運転室11から地上へ降り、差込みピン45
をリンク側ロック孔34と車体側ロック孔37とから脱
抜し、安全リンク32を退避位置Bから連結位置Aの方
向へ回動させることによって、図6の仮想線で示すよう
に、安全リンク32の他端は受け部材42に達する前に
後車体部2bの車体フレーム41の前端に当接し、以っ
て、安全リンク32の回動が阻止される。
保守点検等を行なう際、作業者は、予め、運転室11内
に入ってハンドル12を操作し、図3に示すように、前
車体部2aを後車体部2bに対して左側方(すなわち安
全リンク32が設けられている側)へ回動させ、安全リ
ンク32の一端部の連結ピン38から後車体部2bまで
の前後距離を上記連結ピン38から安全リンク32の他
端までの長さよりも縮小しておく。この状態で、次に、
作業者は、運転室11から地上へ降り、差込みピン45
をリンク側ロック孔34と車体側ロック孔37とから脱
抜し、安全リンク32を退避位置Bから連結位置Aの方
向へ回動させることによって、図6の仮想線で示すよう
に、安全リンク32の他端は受け部材42に達する前に
後車体部2bの車体フレーム41の前端に当接し、以っ
て、安全リンク32の回動が阻止される。
【0021】この状態で、作業者は、再度、運転室11
内に入ってハンドル12を操作し、前車体部2aを後車
体部2bに対して左側方(一側方)から右側方(他側
方、すなわち図3の矢印イの方向)へ少しずつ回動させ
る。これにより、安全リンク32の一端部の連結ピン3
8から後車体部2bまでの前後距離が少しずつ拡張する
ため、これに応じて安全リンク32が下方へ回動し、図
2に示すように前車体部2aが後車体部2bに対してほ
ぼ一直線上に向いた際、図6の実線および図8で示すよ
うに、安全リンク32の他端部が受け部材42上に落下
して受け止められる。この時、安全リンク32の他端部
が受け部材42に当接する際に発生する当接音によっ
て、運転室11内の作業者は、安全リンク32の他端部
が受け部材42に受け止められたことを迅速かつ容易に
認識し得、これに基づいてハンドル12の操作を停止し
て、前車体部2aの回動を停止させる。これにより、安
全リンク32の他端部が受け部材42に受け止められ
て、他方のリンク側連結用孔33bが車体側連結用孔4
4に一致する。
内に入ってハンドル12を操作し、前車体部2aを後車
体部2bに対して左側方(一側方)から右側方(他側
方、すなわち図3の矢印イの方向)へ少しずつ回動させ
る。これにより、安全リンク32の一端部の連結ピン3
8から後車体部2bまでの前後距離が少しずつ拡張する
ため、これに応じて安全リンク32が下方へ回動し、図
2に示すように前車体部2aが後車体部2bに対してほ
ぼ一直線上に向いた際、図6の実線および図8で示すよ
うに、安全リンク32の他端部が受け部材42上に落下
して受け止められる。この時、安全リンク32の他端部
が受け部材42に当接する際に発生する当接音によっ
て、運転室11内の作業者は、安全リンク32の他端部
が受け部材42に受け止められたことを迅速かつ容易に
認識し得、これに基づいてハンドル12の操作を停止し
て、前車体部2aの回動を停止させる。これにより、安
全リンク32の他端部が受け部材42に受け止められ
て、他方のリンク側連結用孔33bが車体側連結用孔4
4に一致する。
【0022】その後、作業者は、再度、運転室11から
地上へ降り、図6,図7に示すように、上記のように互
いに一致した他方のリンク側連結用孔33bと車体側連
結用孔44とに差込みピン45を差し込んで、安全リン
ク32の他端部を後車体部2bの車体フレーム41に連
結し、さらに、図9に示すように、小孔48に抜止用ピ
ン47を差し込んで上記差込みピン45の抜け止めを行
なう。以上のような手順により、安全リンク32を作業
者一人で容易に取付けることができる。
地上へ降り、図6,図7に示すように、上記のように互
いに一致した他方のリンク側連結用孔33bと車体側連
結用孔44とに差込みピン45を差し込んで、安全リン
ク32の他端部を後車体部2bの車体フレーム41に連
結し、さらに、図9に示すように、小孔48に抜止用ピ
ン47を差し込んで上記差込みピン45の抜け止めを行
なう。以上のような手順により、安全リンク32を作業
者一人で容易に取付けることができる。
【0023】また、保守点検後、ホイールローダ1を運
転する場合、作業者は、先ず、抜止用ピン47を小孔4
8から脱抜し、そして、図7の仮想線で示すように、差
込みピン45を他方のリンク側連結用孔33bと車体側
連結用孔44とから脱抜する。こりにより、安全リンク
32の他端部と後車体部2bの車体フレーム41との連
結が解除され、その後、図4の仮想線で示すように、作
業者が安全リンク32を連結位置Aから退避位置Bまで
回動して後車体部2bの前方へ退避させる。これによ
り、図10,図11に示すように、リンク側ロック孔3
4が車体側ロック孔37に一致し、作業者は互いに一致
した両ロック孔34,37に上記差込みピン45を差し
込み、さらに、図9に示すように、小孔48に抜止用ピ
ン47を差し込んで上記差込みピン45の抜け止めを行
なう。
転する場合、作業者は、先ず、抜止用ピン47を小孔4
8から脱抜し、そして、図7の仮想線で示すように、差
込みピン45を他方のリンク側連結用孔33bと車体側
連結用孔44とから脱抜する。こりにより、安全リンク
32の他端部と後車体部2bの車体フレーム41との連
結が解除され、その後、図4の仮想線で示すように、作
業者が安全リンク32を連結位置Aから退避位置Bまで
回動して後車体部2bの前方へ退避させる。これによ
り、図10,図11に示すように、リンク側ロック孔3
4が車体側ロック孔37に一致し、作業者は互いに一致
した両ロック孔34,37に上記差込みピン45を差し
込み、さらに、図9に示すように、小孔48に抜止用ピ
ン47を差し込んで上記差込みピン45の抜け止めを行
なう。
【0024】これにより、安全リンク32を退避位置B
に固定することができ、ホイールローダ1の走行時にお
いて、不用意に安全リンク32が連結位置Aへ回動する
といったトラブルを防止し得る。
に固定することができ、ホイールローダ1の走行時にお
いて、不用意に安全リンク32が連結位置Aへ回動する
といったトラブルを防止し得る。
【0025】上記実施の形態では、安全リンク32を前
車体部2aに回動自在に設けるとともに、受け部材42
を後車体部2bに設けているが、安全リンク32を後車
体部2bに回動自在に設けるとともに、受け部材42を
前車体部2aに設けてもよい。
車体部2aに回動自在に設けるとともに、受け部材42
を後車体部2bに設けているが、安全リンク32を後車
体部2bに回動自在に設けるとともに、受け部材42を
前車体部2aに設けてもよい。
【0026】上記実施の形態では、図2に示すように、
安全リンク32とブラケット35,43と受け部材42
とをそれぞれ連結軸5に対して左側方に位置させている
が右側方に位置させてもよい。この場合、安全リンク3
2の他端部を後車体部2bに連結する際、前車体部2a
を後車体部2bに対して右側方へ回動させ、その後、前
車体部2aを右側方から左側方へ少しずつ回動させる。
安全リンク32とブラケット35,43と受け部材42
とをそれぞれ連結軸5に対して左側方に位置させている
が右側方に位置させてもよい。この場合、安全リンク3
2の他端部を後車体部2bに連結する際、前車体部2a
を後車体部2bに対して右側方へ回動させ、その後、前
車体部2aを右側方から左側方へ少しずつ回動させる。
【0027】上記実施の形態では、図10,図11に示
すように、安全リンク32にリンク側ロック孔34を形
成し、退避位置Bにおいて、このリンク側ロック孔34
と車体側ロック孔37とに差込みピン45を差し込んで
安全リンク32を固定しているため、安全リンク32の
固定操作を低位置の作業で行なうことが可能となり、大
型のホイールローダ1に対して作業が行い易いといった
メリットがある。これに対して、ホイールローダ1が小
型の場合には、リンク側ロック孔34を設けず、退避位
置Bにおいて、上記車体側ロック孔37を他方のリンク
側連結用孔33bに一致する箇所に形成し、他方のリン
ク側連結用孔33bと車体側ロック孔37とに差込みピ
ン45を差し込んで安全リンク32を固定してもよい。
すように、安全リンク32にリンク側ロック孔34を形
成し、退避位置Bにおいて、このリンク側ロック孔34
と車体側ロック孔37とに差込みピン45を差し込んで
安全リンク32を固定しているため、安全リンク32の
固定操作を低位置の作業で行なうことが可能となり、大
型のホイールローダ1に対して作業が行い易いといった
メリットがある。これに対して、ホイールローダ1が小
型の場合には、リンク側ロック孔34を設けず、退避位
置Bにおいて、上記車体側ロック孔37を他方のリンク
側連結用孔33bに一致する箇所に形成し、他方のリン
ク側連結用孔33bと車体側ロック孔37とに差込みピ
ン45を差し込んで安全リンク32を固定してもよい。
【0028】上記実施の形態では、連結具の一例として
差込みピン45を用いているが、ボルトとナットを用い
てもよい。上記実施の形態では、産業用車両の一例とし
てホイールローダ1を挙げているが、ホイールローダ1
に限定されるものではなく、前後2分割された車体部2
a,2bが連結軸5により左右方向へ相対回動自在に連
結されている形式の車両であればよい。
差込みピン45を用いているが、ボルトとナットを用い
てもよい。上記実施の形態では、産業用車両の一例とし
てホイールローダ1を挙げているが、ホイールローダ1
に限定されるものではなく、前後2分割された車体部2
a,2bが連結軸5により左右方向へ相対回動自在に連
結されている形式の車両であればよい。
【0029】上記実施の形態では、安全リンク32の他
端部が受け部材42に当接する際に発生する当接音によ
って、安全リンク32の他端部が受け部材42に受け止
められたことを運転室11内の作業者に認識させている
が、以下に説明する他の実施の形態として、安全リンク
32の他端部が受け部材42に受け止められたことを検
出装置で検出して、運転室11内の作業者に知らせるよ
うに構成してもよい。
端部が受け部材42に当接する際に発生する当接音によ
って、安全リンク32の他端部が受け部材42に受け止
められたことを運転室11内の作業者に認識させている
が、以下に説明する他の実施の形態として、安全リンク
32の他端部が受け部材42に受け止められたことを検
出装置で検出して、運転室11内の作業者に知らせるよ
うに構成してもよい。
【0030】すなわち、図12に示すように、受け部材
42にリミットスイッチ51を設け、安全リンク32の
他端部が受け部材42に受け止められた場合、上記リミ
ットスイッチ51が、安全リンク32の他端部に押され
て、オンに切換えられるようにセットされている。ま
た、図1に示すように、運転室11の内部には、上記リ
ミットスイッチ51がオンに切換えられた場合に点灯す
る表示ランプ52(報知装置の一例)が設けられてい
る。
42にリミットスイッチ51を設け、安全リンク32の
他端部が受け部材42に受け止められた場合、上記リミ
ットスイッチ51が、安全リンク32の他端部に押され
て、オンに切換えられるようにセットされている。ま
た、図1に示すように、運転室11の内部には、上記リ
ミットスイッチ51がオンに切換えられた場合に点灯す
る表示ランプ52(報知装置の一例)が設けられてい
る。
【0031】これによると、運転室11内の作業者がハ
ンドル12を操作して前車体部2aを後車体部2bに対
して左側方から右側方(すなわち、図3の矢印イの方
向)へ少しずつ回動させることで、安全リンク32の一
端部の連結ピン38から後車体部2bまでの前後距離が
少しずつ拡張するため、安全リンク32が下方へ回動
し、やがて、安全リンク32の他端部が受け部材42上
に落下して受け止められる。この時、図12の実線で示
すようにリミットスイッチ51がオンに切換えられ、図
1に示す表示ランプ52が点灯する。
ンドル12を操作して前車体部2aを後車体部2bに対
して左側方から右側方(すなわち、図3の矢印イの方
向)へ少しずつ回動させることで、安全リンク32の一
端部の連結ピン38から後車体部2bまでの前後距離が
少しずつ拡張するため、安全リンク32が下方へ回動
し、やがて、安全リンク32の他端部が受け部材42上
に落下して受け止められる。この時、図12の実線で示
すようにリミットスイッチ51がオンに切換えられ、図
1に示す表示ランプ52が点灯する。
【0032】これにより、運転室11内の作業者は、安
全リンク32の他端部が受け部材42に受け止められた
ことを迅速かつ容易さらに正確に認識し得、これに基づ
いてハンドル12の操作を停止して、前車体部2aの回
動を停止させる。これにより、安全リンク32の他端部
が受け部材42に受け止められて、他方のリンク側連結
用孔33bが車体側連結用孔44に一致する。
全リンク32の他端部が受け部材42に受け止められた
ことを迅速かつ容易さらに正確に認識し得、これに基づ
いてハンドル12の操作を停止して、前車体部2aの回
動を停止させる。これにより、安全リンク32の他端部
が受け部材42に受け止められて、他方のリンク側連結
用孔33bが車体側連結用孔44に一致する。
【0033】上記他の実施の形態では、検出装置の一例
としてリミットスイッチ51を用いているが、光電スイ
ッチや磁気センサ,近接スイッチ等を用いてもよい。ま
た、報知装置の一例として表示ランプ52を用いている
が、スピーカーから音声で運転室11内の作業者に知ら
せてもよい。
としてリミットスイッチ51を用いているが、光電スイ
ッチや磁気センサ,近接スイッチ等を用いてもよい。ま
た、報知装置の一例として表示ランプ52を用いている
が、スピーカーから音声で運転室11内の作業者に知ら
せてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によると、安全リン
クを作業者一人で容易に取付けることができ、さらに、
ロック手段によって安全リンクを一方の車体部に固定す
ることで、産業用車両の走行時等において、不用意に安
全リンクが連結位置Aへ回動するといったトラブルを防
止し得る。
クを作業者一人で容易に取付けることができ、さらに、
ロック手段によって安全リンクを一方の車体部に固定す
ることで、産業用車両の走行時等において、不用意に安
全リンクが連結位置Aへ回動するといったトラブルを防
止し得る。
【図1】本発明の実施の形態におけるホイールローダの
側面図である。
側面図である。
【図2】同、ホイールローダの概略平面図であり、後車
体部に対して前車体部が一直線上に向いた状態を示す。
体部に対して前車体部が一直線上に向いた状態を示す。
【図3】同、ホイールローダの概略平面図であり、後車
体部に対して前車体部が左側方へ回動した状態を示す。
体部に対して前車体部が左側方へ回動した状態を示す。
【図4】同、ホイールローダの前車体部と後車体部との
連結部の側面図である。
連結部の側面図である。
【図5】同、ホイールローダに設けられる安全リンクの
側面図である。
側面図である。
【図6】同、ホイールローダに設けられた安全リンクの
側面図であり、連結位置において後車体部に連結した状
態を示す。
側面図であり、連結位置において後車体部に連結した状
態を示す。
【図7】同、ホイールローダに設けられた安全リンクの
一部切欠き平面図である。
一部切欠き平面図である。
【図8】同、ホイールローダに設けられた安全リンクの
他端部が受け部材によって受け止められている状態を示
す側面図である。
他端部が受け部材によって受け止められている状態を示
す側面図である。
【図9】同、ホイールローダに設けられた安全リンクの
差込みピンの抜止用ピンの図である。
差込みピンの抜止用ピンの図である。
【図10】同、ホイールローダに設けられた安全リンクの
側面図であり、退避位置において安全リンクを固定した
状態を示す。
側面図であり、退避位置において安全リンクを固定した
状態を示す。
【図11】図10におけるX−X矢視図である。
【図12】本発明の他の実施の形態におけるホイールロー
ダに設けられた安全リンクの他端部が受け部材によって
受け止められている状態を示す側面図である。
ダに設けられた安全リンクの他端部が受け部材によって
受け止められている状態を示す側面図である。
【図13】従来のホイールローダの側面図である。
【図14】従来のホイールローダの概略平面図である。
【図15】従来のホイールローダに設けられた安全リンク
の側面図である。
の側面図である。
【図16】従来のホイールローダに設けられた安全リンク
を取り外した際の図である。
を取り外した際の図である。
1 ホイールローダ(産業用車両) 2 車体 2a 前車体部(一方の車体部) 2b 後車体部(他方の車体部) 5 連結軸 32 安全リンク 33b リンク側連結用孔 34 リンク側ロック孔(ロック手段) 37 車体側ロック孔(ロック手段) 42 受け部材 44 車体側連結用孔 45 差込みピン(連結具,ロック手段) A 連結位置
Claims (2)
- 【請求項1】 車体が前車体部と後車体部とに分割さ
れ、これら両車体部が縦方向の連結軸により左右方向へ
相対回動自在に連結され、運転操作によって上記両車体
部が左右方向へ相対回動する産業用車両において、両車
体部の回動を固定する安全リンクの一端部が、前後いず
れか一方の車体部に、上下回動自在に取付けられ、上記
安全リンクの他端部にリンク側連結用孔が形成され、他
方の車体部に、上方から下方へ回動する安全リンクの他
端部を連結位置で受け止める受け部材と、この受け部材
によって受け止められた安全リンクの他端部のリンク側
連結用孔に一致する車体側連結用孔とが設けられ、上記
安全リンクと受け部材と車体側連結用孔とはそれぞれ上
記連結軸に対して左右いずれか一側方に位置し、互いに
一致した上記リンク側連結用孔と車体側連結用孔とに挿
通されて、安全リンクの他端部を上記他方の車体部に連
結する連結具が挿脱自在に設けられていることを特徴と
する安全リンクを備えた産業用車両。 - 【請求項2】 安全リンクの他端部が受け部材から離間
した状態で、上記安全リンクを一方の車体部に固定する
ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1
記載の安全リンクを備えた産業用車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096008A JP2001278133A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 安全リンクを備えた産業用車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096008A JP2001278133A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 安全リンクを備えた産業用車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001278133A true JP2001278133A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18610827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000096008A Withdrawn JP2001278133A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 安全リンクを備えた産業用車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001278133A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007076627A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Tokyo Institute Of Technology | 移動体連結装置 |
JP5068397B1 (ja) * | 2011-08-08 | 2012-11-07 | 株式会社小松製作所 | ホイールローダ |
WO2013021700A1 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-14 | 株式会社小松製作所 | ホイールローダ |
KR101415501B1 (ko) | 2007-12-26 | 2014-07-07 | 두산인프라코어 주식회사 | 휠로더의 프레임 로킹 장치 |
CN108118641A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-06-05 | 江苏天普星环境科技有限公司 | 一种清扫车铰接式车身锁定机构 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096008A patent/JP2001278133A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007076627A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Tokyo Institute Of Technology | 移動体連結装置 |
KR101415501B1 (ko) | 2007-12-26 | 2014-07-07 | 두산인프라코어 주식회사 | 휠로더의 프레임 로킹 장치 |
JP5068397B1 (ja) * | 2011-08-08 | 2012-11-07 | 株式会社小松製作所 | ホイールローダ |
WO2013021700A1 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-14 | 株式会社小松製作所 | ホイールローダ |
CN103052753A (zh) * | 2011-08-08 | 2013-04-17 | 株式会社小松制作所 | 轮式装载机 |
CN103052753B (zh) * | 2011-08-08 | 2014-05-21 | 株式会社小松制作所 | 轮式装载机 |
US8950774B2 (en) | 2011-08-08 | 2015-02-10 | Komatsu Ltd. | Wheel loader |
CN108118641A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-06-05 | 江苏天普星环境科技有限公司 | 一种清扫车铰接式车身锁定机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |