JP3956480B2 - コンテナスプレッダ車 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,作業性,安全性に優れたコンテナスプレッダ車に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のコンテナスプレッダ車9は,図6に示すごとく,一対のフォーク91と,該フォーク91に対してセンターピン99及び伸縮可能なアングルシリンダ931,932を介して連結したコンテナ吊上げ用のスプレッダ92と,該スプレッダに配設され,コンテナの隅金具に係合するためのツイストロックピン921とを有する。
【0003】
また,上記スプレッダ92は上記フォーク91に連結したスプレッダホルダ922と,該スプレッダホルダ922に対して左右方向に伸縮可能に設けた左右各2本のスプレッダレール923とを有する。更に,左右のスプレッダレール923の先端には,該スプレッダレール923を連結するように固定されたハンド924が固定されている。
そして,該ハンド924の両端に上記ツイストロックピン921が設けられている。
【0004】
上記アングルシリンダ931,932は,上記フォーク91の左右においてそれぞれ上記スプレッダ92に対して連結されている。
なお,上記アングルシリンダ931,932は油圧式シリンダである。
【0005】
また,上記一対のフォーク91を連結固定しているフォーク後方固定板911の中央部と上記スプレッダホルダ922の中央部との間は,センターピン99により連結し,上記スプレッダホルダ922を回動可能に連結してある。また,上記アングルシリンダ931,932は,それぞれの一端を上記フォーク91に固定された前方取付部912に,他端を上記スプレッダホルダ922に固定された後方取付部926に回動可能に取付けられている。
【0006】
そのため,上記スプレッダ92は,上記アングルシリンダ931,932の一方を伸長し,他方を縮小させることにより,上記センターピン99を中心として上記フォーク91の上で摺動回動する。
これにより,スプレッダ9のコンテナに対する回動角度を微調整することができ,荷役作業を容易にしている。
【0007】
なお,図6において,符号915は上記一対のフォーク91を連結固定するフォーク前方固定板であり,符号925は,上記フォーク91を挿入すると共にフォーク91上のスプレッダ92の摺動をガイドするためのフォークポケットである。
【0008】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のコンテナスプレッダ車9には以下の問題がある。
即ち,上記コンテナスプレッダ車9における上記スプレッダ92は,上記フォーク91に対して上記センターピン99を中心とした回動しかできない。
そのため,上記スプレッダホルダ922を車体90に対し平行にセットすることが困難であり,また,平行にセットされたことを確認する手段もない。それ故,荷役作業が困難であると共に,コンテナスプレッダ車9の安定走行を妨げるおそれがある。
【0009】
また,上記従来のスプレッダ92は,上記車体90に対し前後方向に移動させることができない。そのため,上記ツイストロックピン921をコンテナの隅金具に係合する作業が困難である。
また,コンテナを吊上げた状態においては,コンテナスプレッダ車9の重心が前方にあるが,これを車体90側へ引き寄せる手段がないので,重心が前方にあるまま移動することとなる。そのため,コンテナスプレッダ車9が不安定となるおそれがある。
【0010】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,作業性,安全性に優れたコンテナスプレッダ車を提供しようとするものである。
【0011】
【課題の解決手段】
請求項1に記載の発明は,一対のフォークと,該フォークに伸縮可能なアングルシリンダを介して連結したコンテナ吊上げ用のスプレッダと,該スプレッダに配設され,コンテナの隅金具に係合するためのツイストロックピンとを有するコンテナスプレッダ車において,
上記アングルシリンダは,上記スプレッダを上記フォークに沿って進退可能に,かつ上記フォークに対して水平回動可能に,上記フォークの左右においてそれぞれ上記スプレッダに対して連結されており,
また,上記コンテナスプレッダ車は,上記スプレッダが車体に最も接近した最近位置にあることを検知する最近検知センサと,上記ツイストロックピンがロック状態であることを検知するロック検知センサと,上記ツイストロックピンがロック状態にあるが,上記最近検知センサからの最近位置信号がない場合に作動する警報装置とを有することを特徴とするコンテナスプレッダ車にある。
【0012】
本発明において最も注目すべきことは,上記アングルシリンダは,上記スプレッダを上記フォークに沿って進退可能に,かつ上記フォークに対して水平回動可能に,上記フォークの左右においてそれぞれ上記スプレッダに対して連結されている点にある。
【0013】
即ち,上記フォークの左右に取付けられた上記アングルシリンダは,それぞれ独立に伸縮可能である。そのため,上記アングルシリンダを同時に伸ばし,或いは同時に縮ませるという操作を行なうことにより,上記スプレッダは上記フォークに沿って前後方向に移動する。
また,上記アングルシリンダの一方が伸び,他方が固定され,或いは縮むことにより,上記スプレッダは上記フォークに対し水平回動する。
【0014】
次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記コンテナスプレッダ車におけるスプレッダは,上記のごとく,車体に対し前後に移動可能で,かつ水平回動可能である。
【0015】
そのため,上記スプレッダのコンテナに対する位置を自由に調整することが可能となり,上記ツイストロックピンをコンテナの隅金具に係合する作業が一層容易である。
また,上記ツイストロックピンをコンテナの隅金具に係合した後,コンテナを吊上げる際に,上記コンテナを車体側へ引き寄せることができる。そのため,コンテナの重心を車体の方に引き寄せた状態で,コンテナを吊上げたることができる。
【0016】
そのため,上記コンテナを吊上げた状態におけるコンテナスプレッダ車の走行が安定し,コンテナスプレッダ車の転倒,或いはコンテナの落下のおそれがない。
また,上記2本のアングルシリンダは,それぞれ独立して伸縮可能であるため,スプレッダの車体に対する角度調整が一層容易であり,上記スプレッダホルダを車体に対し平行にセットすることが一層容易である。
従って,本発明によれば,作業性,安全性に優れたコンテナスプレッダ車を得ることができる。
【0017】
次に,請求項2に記載の発明のように,上記スプレッダは上記フォークに連結したスプレッダホルダと,該スプレッダホルダに伸縮可能に設けたスプレッダレールとを有することが好ましい。
これにより,幅の異なるコンテナを容易に荷役することが可能なコンテナスプレッダ車を得ることができる。
【0018】
また,上記コンテナスプレッダ車は,上記スプレッダが車体に最も接近した最近位置にあることを検知する最近検知センサを有する。
これにより,コンテナを吊上げる際に,コンテナの重心が最も車体に近い状態にある安全状態であることを確認することができる。
なお,上記最近位置とは,上記スプレッダが上記車体に対し平行な状態で最も接近していることをいう。
【0019】
次に,請求項に記載の発明のように,上記最近検知センサは上記アングルシリンダに設けてあることが好ましい。
これにより,上記2本のアングルシリンダが共に最伸状態或いは最縮状態にあることを検知して,上記スプレッダが車体に対し最近位置にあることを確認することができる(実施形態例2参照)。
【0020】
次に,請求項に記載の発明のように,上記最近検知センサは上記スプレッダに設けることもできる。
この場合には,例えば,上記スプレッダと車体のマストとの間の距離を検知できるよう上記最近検知センサを配置する。これにより,上記スプレッダが車体に対し最近位置であることを確認することができる。
【0021】
次に,請求項に記載の発明のように,上記最近検知センサは上記フォークに設けることもできる。
この場合には,例えば上記フォークの上を移動する上記スプレッダホルダの位置を検知できるよう,上記左右のフォークに上記最近検知センサを設ける。これにより,上記スプレッダが車体に対し最近位置であることを確認することができる。
【0022】
次に,請求項に記載の発明のように,上記コンテナスプレッダ車は,上記最近検知センサからの信号により点灯する安全ランプを有することが好ましい。
これにより,上記スプレッダが車体に対し最近位置にあることを容易かつ確実に確認することができる。
【0023】
また,コンテナスプレッダ車は,ツイストロックピンがロック状態であることを検知するロック検知センサを有すると共に,上記ツイストロックピンがロック状態にあるが,上記最近検知センサからの最近位置信号がない場合に作動する警報装置を有する。
【0024】
これにより,上記スプレッダが車体に対し最近位置にない状態で,コンテナを吊上げようとする際には,警報装置が作動する。
即ち,作業を続行すると不安全状態となるおそれのある場合に警報装置が作動する。
そのため,不安全状態を未然に検出し,それを回避することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかるコンテナスプレッダ車につき,図1〜図4を用いて説明する。
図1〜図4に示すごとく,上記コンテナスプレッダ車1は,一対のフォーク11と,該フォーク11に伸縮可能なアングルシリンダ31,32を介して連結したコンテナ吊上げ用のスプレッダ2と,該スプレッダ2に配設され,コンテナの隅金具に係合するためのツイストロックピン21とを有する。
【0026】
上記アングルシリンダ31,32は,上記スプレッダ2を上記フォーク11に沿って進退可能に,かつ上記フォーク11に対して水平回動可能に,上記フォーク11の左右においてそれぞれ上記スプレッダ2に対して連結されている。
【0027】
即ち,上記アングルシリンダ31,32は,それぞれのロッド319,329の先端を上記フォーク11に固定された前方取付部112に,シリンダ基部310,320を上記スプレッダホルダ22の後部フレーム226に固定された後方取付部26に,それぞれ回動可能に取付けられている。
また,上記アングルシリンダ31,32は,油圧により作動する油圧式シリンダである。
【0028】
また,上記スプレッダ2は上記フォーク11に連結したスプレッダホルダ22と,該スプレッダホルダ22に,左右方向に伸縮可能に設けた,左右各2本のスプレッダレール23とを有する。
更に,左側2本のスプレッダレール23の左端の間,及び右側2本のスプレッダレール23の右端の間には,それぞれハンド24が固定されている。
そして,該ハンド24の両端には,上記ツイストロックピン21が設けられている。
【0029】
なお,図1の符号111は,左右のフォーク11を連結固定するフォーク固定板である。また,図1,図2において,符号25は,フォーク11を挿入すると共に該フォーク11上のスプレッダ2の摺動をガイドするためのフォークポケットである。
【0030】
次に,本例のコンテナスプレッダ車1におけるスプレッダ2の作動につき,図3,図4を用いて説明する。
即ち,まず,上記アングルシリンダ31,32は,それぞれ独立に伸縮可能である。
【0031】
そのため,図3(A)に示すごとく,上記アングルシリンダ31,32が同時に,それぞれロッド319,329を縮小して縮むことにより,上記スプレッダ2は上記フォーク11に沿って前方へ移動する。逆に,図3(B)に示すごとく,上記アングルシリンダ31,32が同時に,それぞれロッド319,329を伸長させて伸びることにより,上記スプレッダ2は上記フォーク11に沿って車体10側へ移動する。
【0032】
また,図4に示すごとく,上記アングルシリンダ31を伸ばし,他方のアングルシリンダ32が縮ませる操作をすることにより,上記スプレッダ2は上記フォーク11に対し左方へ水平回動する。一方,上記アングルシリンダ31,32が逆の状態になったときには,逆に右方へ水平回動する(図示略)。
【0033】
次に,本例のコンテナスプレッダ車1の作用効果につき説明する。
上記コンテナスプレッダ車1におけるスプレッダ2は,上記のごとく,車体10に対し前後に移動可能で,かつ水平回動可能である(図3,図4)。
【0034】
そのため,上記スプレッダ2のコンテナに対する位置を自由に調整することが可能となり,上記ツイストロックピン21をコンテナの隅金具に係合する作業が一層容易である。
また,上記ツイストロックピン21をコンテナの隅金具に係合した後,コンテナを吊上げる際に,上記コンテナを車体10側へ引き寄せることができる。そのため,コンテナの重心を車体10の方に引き寄せた状態でコンテナを吊上げることができる。
【0035】
そのため,上記コンテナを吊上げた状態でのコンテナスプレッダ車1の走行が安定し,コンテナスプレッダ車1の転倒,或いはコンテナの落下のおそれがない。
また,上記2本のアングルシリンダ31,32は,それぞれ独立して伸縮可能であるため,スプレッダ2の車体10に対する角度調整が一層容易であり,上記スプレッダ2を車体10に対し平行にセットすることが一層容易である。
【0036】
また,スプレッダホルダ22にはスプレッダレール23が伸縮可能に設けられている。そのため,該スプレッダレール23の伸縮により,その先端に固定された左右のハンド24の間隔を自由に変化させることができる。
これにより,幅の異なるコンテナを容易に荷役することが可能となる。
従って,本例によれば,作業性,安全性に優れたコンテナスプレッダ車を得ることができる。
【0037】
実施形態例2
本例は,図5に示すごとく,実施形態例1にかかるコンテナスプレッダ車1に上記スプレッダ2が車体10に最も接近した最近位置にあることを検知する最近検知センサ318,328を設け,安全作業のための安全ランプ51及び警報装置52を設けた例である。
【0038】
上記最近検知センサ318,328は,図5に示すごとく,上記アングルシリンダ31,32に設けられている。上記最近検知センサ318,328は,上記アングルシリンダ31,32におけるロッド319,329が最伸状態にあること検知する光反射型センサ等を用いる。
また,上記最近検知センサ318,328は,後述する最伸検知スイッチ311,321にそれぞれ電気的に接続されている。
なお,上記最近検知センサ318,328が共に,上記ロッド319,329の最伸状態を検出したとき,上記スプレッダ2は最近位置にあることとなる。
【0039】
また,上記安全ランプ51は,コンテナスプレッダ車1の運転席から確認し易い箇所に設けられ,上記警報装置52としては,チャイム等の音により運転者に不安全状態を知らせるものが車体10に取付けられている。
更に,ハンド24には,ツイストロックピン21がロック状態にあることを検知するロック検知センサが設けられている(図示略)。
【0040】
図5に示すごとく,上記安全ランプ51と,リレー4のリレースイッチ41,及び電源53は,この順番で電気的に直列に接続されている。また,警報装置52と,リレー4のリレースイッチ42,上記ロック検知スイッチ211,及び電源53も,この順番で電気的に直列に接続されている。
なお,上記ロック検知スイッチ211は,ロック検知センサがツイストロックピン21のロック状態を検知したときにのみ閉じられる。
【0041】
また,上記リレー4と,最伸検知スイッチ311,321及び電源53は,電気的に直列に接続されている。上記最伸検知スイッチ311,321は,上記最近検知センサ318,328が上記アングルシリンダ31,32の最伸状態を検知したとき閉じられる。
【0042】
上記リレースイッチ41は,上記リレー4が作動しないときは開放されており,上記リレー4の作動によってのみ閉じられる。
一方,上記リレースイッチ42は,上記リレー4が作動しないときは閉じられており,上記リレー4の作動によってのみ開放される。
【0043】
次に,上記安全ランプ51の作動につき説明する。
上記アングルシリンダ31,32のロッド319,329が共に最伸状態となると,上記最近検知センサ318,328の信号により上記最伸検知スイッチ311,321が共に閉じられ,上記リレー4が作動する。
これにより,上記リレースイッチ41が閉じられるため,上記安全ランプ51は上記電源53と電気的に接続され点灯する。即ち,上記スプレッダ2が最近位置にあるとき,上記安全ランプ51は点灯する。
【0044】
次に,上記警報装置52の作動につき説明する。
上記ツイストロックピン21がコンテナの隅金具に係合され,ロック状態となったとき,上記ロック検知センサの検知信号により上記ロック検知スイッチ211が閉じられる。
このとき,上記ロッド319,329が共に最伸状態にある場合には,リレー4が作動し,上記リレースイッチ42が開放されるため,警報装置52は作動しない。
【0045】
しかし,上記以外の場合,上記リレースイッチ42は,閉じられているため,警報装置52は,電源53と電気的に接続されることにより作動する。
即ち,上記スプレッダ2が最近位置にない状態で,ツイストロックピン21がロック状態となったとき,上記警報装置52は作動する。
その他は,実施形態例1と同様である
【0046】
なお,以上は,上記アングルシリンダ31,32が共に最伸状態のときに上記スプレッダ2が最近位置となる例を示しているが,上記アングルシリンダ31,32のシリンダ基部310,320を上記スプレッダホルダ22の前部フレーム227へ取付けた場合(図1に示す状態と逆)には,上記の「伸」は「縮」と読み替えられることとなる。
即ち,上記アングルシリンダ31,32が共に最縮状態のときに上記スプレッダ2が最近位置となる。
【0047】
また,本例においては,上記最近検知センサ318,328はアングルシリンダ31,32に設けているが,別態様として,スプレッダ2或いはフォーク11に設けることによりスプレッダ2の最近位置を検知することもできる。
【0048】
次に,本例の作用効果につき説明する。
本例のコンテナスプレッダ車1は,上記スプレッダ2が最近位置にあるとき点灯する安全ランプ51と,上記スプレッダ2が最近位置にない状態で,ツイストロックピン21がロック状態となったとき作動する警報装置52を有する。
【0049】
そのため,そのまま荷役作業を続行しても安全であることを上記安全ランプ51により容易に確認できる。更に,そのまま荷役作業を続行すると不安全状態となるおそれがあることを上記警報装置52により確実に運転者に知らせることができる。
従って,本例によれば,安全確認の容易なコンテナスプレッダ車を得ることができる。その他,実施形態例1と同様の効果を有する。
【0050】
【発明の効果】
上述のごとく,本発明によれば,作業性,安全性に優れたコンテナスプレッダ車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,コンテナスプレッダ車のスプレッダの平面図。
【図2】実施形態例1における,コンテナスプレッダ車の,下方からの斜視図。
【図3】実施形態例1における,スプレッダの前後移動に関する,(A)前進状態,(B)車体への引き寄せ状態の説明図。
【図4】実施形態例1における,スプレッダの水平回動の説明図。
【図5】実施形態例2における,安全ランプ及び警報装置の電気回路図。
【図6】従来例における,コンテナスプレッダ車のスプレッダの平面図。
【符号の説明】
1...コンテナスプレッダ車,
10...車体,
11...フォーク,
2...スプレッダ,
21...ツイストロックピン,
22...スプレッダホルダ,
23...スプレッダレール,
24...ハンド,
31,32...アングルシリンダ,
318,328...最近検知センサ,
4...リレー,
51...安全ランプ,
52...警報装置,
53...電源,

Claims (6)

  1. 一対のフォークと,該フォークに伸縮可能なアングルシリンダを介して連結したコンテナ吊上げ用のスプレッダと,該スプレッダに配設され,コンテナの隅金具に係合するためのツイストロックピンとを有するコンテナスプレッダ車において,
    上記アングルシリンダは,上記スプレッダを上記フォークに沿って進退可能に,かつ上記フォークに対して水平回動可能に,上記フォークの左右においてそれぞれ上記スプレッダに対して連結されており,
    また,上記コンテナスプレッダ車は,上記スプレッダが車体に最も接近した最近位置にあることを検知する最近検知センサと,上記ツイストロックピンがロック状態であることを検知するロック検知センサと,上記ツイストロックピンがロック状態にあるが,上記最近検知センサからの最近位置信号がない場合に作動する警報装置とを有することを特徴とするコンテナスプレッダ車。
  2. 請求項1において,上記スプレッダは上記フォークに連結したスプレッダホルダと,該スプレッダホルダに伸縮可能に設けたスプレッダレールとを有することを特徴とするコンテナスプレッダ車。
  3. 請求項1又は2において,上記最近検知センサは上記アングルシリンダに設けてあることを特徴とするコンテナスプレッダ車
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において,上記最近検知センサは上記スプレッダに設けてあることを特徴とするコンテナスプレッダ車
  5. 請求項1〜3のいずれか一項において,上記最近検知センサは上記フォークに設けてあることを特徴とするコンテナスプレッダ車
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において,上記コンテナスプレッダ車は,上記最近検知センサからの信号により点灯する安全ランプを有することを特徴とするコンテナスプレッダ車
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