JP2001276904A - 薄板の圧延方法および圧延機 - Google Patents

薄板の圧延方法および圧延機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業ロールの力学的負担を小さくすることに
より、4フィートを超える程度にまで圧延幅を拡大する
こと等を可能にする。 【解決手段】 上下の補強ロール13・14の間に直径
の異なる一対の作業ロール11・12を配置し、それら
作業ロールのうち大径のロール12のみを駆動すること
により薄板xを圧延する方法である。上記作業ロールの
うち小径作業ロール11を、ミルセンタ上またはそれよ
り圧延方向下流側に配置し、大径作業ロール12は、小
径作業ロール11よりもさらに圧延方向下流側に配置し
て圧延を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】請求項に係る発明は、異径ロ
ールミルなどと呼ばれる圧延機を用いて薄板を圧延する
にあたり、圧延荷重を高くし得るようにし、圧延機を大
型化して幅の広い板を圧延すること等を可能にする圧延
方法および圧延機に関するものである。
【従来の技術】一般に異径ロールミルなどと呼ばれる圧
延機は、上下の補強ロールによって支持された上下一対
の作業ロールについて直径を異ならせ、大径の(つまり
直径の大きい方の)作業ロールのみをモータ等で駆動す
ることにより板を圧延する。一方の作業ロールが小径で
あること等により、作業ロールが同一径である一般の圧
延機に比べると、小さな圧延荷重(圧下力)で大きな圧
下量をとることができ、したがって薄い鋼板を圧延する
のに有利である。圧延荷重が小さくてすむことから、ロ
ールのフラットニングによる板のエッジドロップを抑制
して板厚偏差の少ない鋼板を製造できるという利点もあ
る。一般に圧延機においては、図8のように補強ロール
13’・14’に対して一対の作業ロール11’・1
2’が同じ量eだけ圧延方向下流側にオフセットされて
使用されることが多い。下流側へオフセットさせるの
は、圧延方向上流側へオフセットさせるよりも、圧延さ
れる板に対する荷重条件が安定するからである。なお、
関連技術を示す文献として特公昭51−47421号公
報がある。
【発明が解決しようとする課題】薄板の熱間圧延技術に
関しては、近年、圧延幅(圧延される板の幅)を広くす
るとともに板厚を薄くすること、さらには圧延機1スタ
ンドあたりの圧延率を向上させることが要求されてい
る。しかし、異径ロールミルでは一方の作業ロールが小
径であるため、これらの要求に応えようとするとその小
径作業ロールの機械的強度が不足しがちである。具体的
には、当該ロールのうちとくにロールネック部、すなわ
ち圧延に使用される胴の部分とその両側の軸受による支
持部分との間の、段差を含む部分(図6における符号1
1nの部分)に高い応力が発生する。そのため、異径ロ
ールミルによって鋼板を熱間圧延する場合の圧延幅の上
限は4フィート(約1200mm)であった。圧延幅が
4フィートを超えると、荷重が小さくてすむ異径ロール
ミルにおいても圧延荷重は3000トン(3000tf
=2.94×107N)を超え、機械強度上問題のある
ほどの応力が小径作業ロールにおける上記のロールネッ
ク部等に発生するからである。請求項の発明は、作業ロ
ールの力学的負担を小さくすることにより、4フィート
を超える程度にまで圧延幅を拡大することを含めて、薄
板の熱間圧延に関する上述の要求に応えようとするもの
である。
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した薄板
の圧延方法は、上下の補強ロールの間に直径の異なる一
対の作業ロールを配置し、それら作業ロールのうち大径
のもののみを駆動することにより(つまりいわゆる異径
ロールを使用して)薄板を圧延する方法であって、上記
作業ロールのうち小径作業ロールを、ミルセンタ(つま
り、補強ロールの各中心線を含む平面)上またはそれよ
り圧延方向下流側に配置し、大径作業ロールは小径作業
ロールよりもさらに圧延方向下流側に配置して圧延を行
うことを特徴とする。この圧延方法では、上記一対の作
業ロールのうちいずれをも、補強ロールの中心線間を通
るミルセンタに対して圧延方向上流側へはオフセットさ
せないので、図8に紹介した従来の圧延機と同様、圧延
される板に対する荷重条件が安定し、薄板に対する圧延
を円滑に継続させることができる。この圧延方法の大き
な特徴は、圧延幅を広くするなど圧延荷重を大きくする
場合にも作業ロールの力学的負担を軽減し得ることであ
る。軽減し得る理由はつぎのように説明できる。異径ロ
ールミルによって薄板を圧延する場合、小径作業ロール
のうち軸受によって支持される部分には下記a)〜c)のよ
うな力が作用する。すなわち、 a) 大径の作業ロールのみが回転駆動されることに基づ
き、被圧延材である板を介して受ける、圧延方向下流側
へ向かう水平力(図3における力SR1) b) 板の形状制御のために、圧延方向と直角な平面(鉛
直平面)内で作業ロールにかけられるロールベンダー力
B(図示せず)、そして、 c) 上下から圧延荷重を受けることにより作用する力で
あって、大径作業ロールおよび補強ロールとの接触によ
って受ける力の水平成分(図2のSB1とSD1)との差
の相当する水平力(図2のPmt)である。このような力
が軸受による支持部分に作用することにより、前述のロ
ールネックの部分に応力が発生する。いずれの力も圧延
時に必ず発生するものであるが、上記c)のように大径作
業ロールと補強ロールとのそれぞれからの力(SB1
SD1)によって決まる水平力(Pmt)ついては、補強
ロールに対する大径・小径の各作業ロールの配置、すな
わちオフセット量によって、その大きさが(場合によっ
ては向きも含めて)異なる。請求項1の発明では、小径
作業ロールのオフセット量(ゼロの場合を含む)よりも
大径作業ロールのオフセット量を大きくすることによ
り、上記c)の水平力(Pmt)のうち大径作業ロールとの
接触によって受ける力の水平成分(SB1)を圧延方向
上流側へ向ける。これによってc)の水平力(Pmt)は小
さくなり、または圧延方向上流側へ向かって作用するの
で、上記a)の水平力(SR1)との合力として小径作業
ロールに作用する水平方向の力は小さくなる。水平方向
の力が小さくなると、上記b)のように鉛直方向に作用す
る力に変化がなくても、小径作業ロールの力学的負担は
当然ながら軽減する。そうなると、小径作業ロールより
は強度上有利である大径作業ロールの力学的負担にも考
慮しながら圧延荷重を高めることにより、圧延幅(板
幅)を広くしたり板厚を薄くしたり、さらには圧延機1
スタンドによる圧延率を向上させたりすることが可能に
なる。請求項2に記載した薄板の圧延方法はとくに、ロ
ールネック部の直径が約270mm以下の小径作業ロー
ルを使用し、圧延荷重を約3000トン(3000tf
=2.94×107N。「1トン」=1tf=9800
Nと換算される)以上にして圧延する際、ミルセンタに
対する小径作業ロールのオフセット量e1と、その小径
作業ロールからの大径作業ロールのオフセット量e
2(e1およびe2については図1等を参照)とについ
て、 0mm ≦ e1 かつ 0mm < e2 < 7mm とすることを特徴とする。なお、小径作業ロールにおい
てロールネック部の直径が約270mm以下である場
合、そのロールのうち板と直接接する胴の部分も、軸受
その他の支持手段との関係で相当に細く(たとえば直径
400mm前後以下に)構成される。請求項1について
述べたように、圧延荷重が大きい場合には、ミルセンタ
に対して一対の作業ロールをともに圧延方向下流側へオ
フセットさせるとともに、小径作業ロールのオフセット
量よりも大径作業ロールのオフセット量を大きくとるこ
と、すなわち、オフセット量e1・e2について 0 ≦ e1 かつ 0mm < e2 とするのが一般的に有利である。しかし、小径作業ロー
ルの直径が小さいほど異径ロールミルを使用する利点が
あり圧延荷重が高いほど圧延幅の拡大等が可能であるこ
とに基づいて、小径作業ロールのロールネック部の直径
を約270mm以下とし圧延荷重を約3000トン以上
とする条件のもと(適当なロールベンダー力も当然に付
加される)では、オフセット量e1・e2を請求項2のよ
うにすべきである。そのような条件なら、もし e2≦0
mm であれば、上記c)の水平力が高くなるため、小径
作業ロールのロールネック部の応力が、一般的な材料に
よってなる小径作業ロールでは安全でない程度にまで上
昇するからである。また7mm≦e2 とする場合には、
小径作業ロールと大径作業ロールとの間に通される板の
先頭部が上方へ反って進む、いわゆる頭上げという不都
合な現象が発生するからでもある。なお、圧延荷重を3
000トン程度以上にすると、5フィート程度の幅(圧
延幅)の鋼板を熱間圧延することが可能になる。請求項
3に記載した薄板の圧延機は、上下の補強ロールの間に
直径の異なる一対の作業ロールを配置し、それら作業ロ
ールのうち大径のもののみを駆動源に接続した圧延機
(つまり、いわゆる異径ロールミル)であって、小径作
業ロールにおけるロールネック部の直径を約270mm
以下とし、ミルセンタに対する小径作業ロールのオフセ
ット量e1と、その小径作業ロールからの大径作業ロー
ルのオフセット量e2とを、 0mm ≦ e1 かつ 0mm < e2 < 7mm の範囲内で設定し得るように構成したことを特徴とす
る。この圧延機は、ロールネック部の直径が約270m
m以下であり、したがって直接に板と接する胴の部分も
相当に細く(前述のようにたとえば直径400mm前後
以下に)構成された小径作業ロールを使用するので、い
わゆる異径ロールミルの顕著な特性として、小さな圧延
荷重で大きな圧下量をもたらす。そのため、薄い鋼板を
効果的に圧延することができるほか、板厚偏差の少ない
鋼板の製造を可能にする。そしてこの圧延機は、イ)圧延
荷重を約3000トン以上にすることによって、5フィ
ート程度の幅(圧延幅)の鋼板を熱間圧延することが可
能であり、ロ)その程度に圧延荷重を高くしても、小径作
業ロールのロールネック部に発生する応力を、一般的な
ロール材料にてなる当該ロールにとって問題のない程度
に抑制することができ、ハ)作業ロール間に通される板の
先頭部が頭上げをするという不都合をも防止できる−
といった優れたメリットをもたらす。なぜなら、請求項
2の圧延方法と同様、小径作業ロールと大径作業ロール
のオフセット量e1およびe2を、 0mm≦e1 かつ 0mm<e2<7mm となり得るようにしているからである。請求項4に記載
の圧延機は、とくに、小径作業ロールの芯材として、4
5kgf/mm2以上(4.41×108Pa)の引張強
さを有するニッケルグレンロール(鋳造による高合金グ
レンロール)、ハイクロームロール(高クロム鋳鉄)、
ハイスロール(高速度工具鋼)またはハイスロールの鍛
造品を使用していることを特徴とする。ニッケルグレン
ロール、ハイクロームロール、ハイスロールまたはその
鍛造品であって、45kgf/mm2以上の引張強さを
有する材料により構成された小径作業ロールなら、請求
項2の方法にしたがう圧延を、強度的な制約を受けるこ
となく有利に行うことができる。上記のようにロールネ
ック部の直径が約270mm以下である場合に約300
0トン以上の圧延荷重がかけられ、さらに一般的なロー
ルベンダー力(小径であるがためにその大きさは比較的
小さく、一般に80トン程度が適当である)が作用させ
られるとして想定される最大応力(約40kgf/mm
2(3.92×108Pa))と比較して、45kgf/
mm2以上の引張強さを有する材料なら、機械的強度の
面で問題がないからである。なお、ハイスロールまたは
その鍛造品なら、引張強さは一般に80kgf/mm2
(7.84×108Pa)以上であるから、回転にとも
なう繰り返し応力の発生による疲労上の問題も容易に回
避される。
【発明の実施の形態】図1〜図7に、発明の実施につい
ての一形態を示す。図1は、図7に示す圧延設備(圧延
機群)1のうち後段側(下流寄り)3スタンドのうちの
1スタンドについて、圧延機10の基本構成を側面図と
して模式的に示す図である。図2は、図1の圧延機10
において上下から圧延荷重がはたらくときロール間に作
用する水平力について示す模式図、図3は、大径の作業
ロール12のみが回転駆動されることに基づいて発生す
る水平力を示す模式図である。図4は、小径作業ロール
11に対する大径作業ロール12のオフセット量e2
作業ロール11・12に作用する総力(各ロールが受け
る力の合力)F1およびF2との関係を示す線図、図5は
上記オフセット量e2と作業ロール11・12のロール
ネック部の発生応力σ1およびσ2との関係を示す線図で
ある。また、図6は小径作業ロール11の正面図、図7
は薄板用熱間圧延設備1についての模式図である。圧延
設備1は、鋼板xを熱間圧延するための設備であり、図
7のように圧延機5・10をタンデムに合計6スタンド
配列したものである。前段(上流側)の3スタンドは通
常の4段圧延機5であって、上下に配置された一対の同
径の作業ロール6・7と、それを支える上下の補強ロー
ル8・9とからなる。しかし後段の3スタンドはいわゆ
る異径ロールミルであって、上下の補強ロール13・1
4の間に、直径の異なる一対の作業ロール11・12を
配置したものである。前段の3スタンドでは上下一対の
作業ロール6・7をとも駆動して回転させるが、後段の
3スタンドでは、所要トルクが大きくないこと等によ
り、下方の作業ロール12のみを駆動している。後段の
3スタンドにあたる圧延機10については、詳細を図1
に示している。小径作業ロール11(のうち鋼板xや他
のロールに接する胴部。とくに断らない場合は以下も同
様)の直径DW1は450mm、大径作業ロール12の
直径DW2は590mm、補強ロール13・14の直径
DBは1300mmである。そしてミルセンタ(補強ロ
ール13・14の中心線を含む平面)に対する小径作業
ロールのオフセット量e1と、その小径作業ロールから
の大径作業ロールのオフセット量e2とに関し、圧延機
10では両者(e1およびe2)を可変としながら、 e1=6mm、e2=4mm に設定している(以下、これを「実施例」と呼ぶ)。こ
の圧延設備では、たとえば、粗厚25mmのSPHC
(熱間圧延軟鋼板)を板厚1.2mm・板幅1550m
mにまで熱間圧延する。その場合のパススケジュール、
すなわち第1段から第6段までの各段の圧延機5・10
における出側での板厚は、たとえばそれぞれ10.97
mm、5.12mmm、3.46mm、2.22mm、
1.49mm、1.17mmとしている。各圧延機5・
10の作業ロール11・12には、鋼板xの形状制御の
ために80トン(1チョックあたり)のロールベンダー
力(PB1およびPB2)を付加することとする。上記のよ
うに圧延幅が広い場合、各圧延機5・10には相当の圧
延荷重をかける必要がある。圧延荷重が高くなると、小
径ゆえに作業ロール11に応力の過大な部分を生じやす
い後段の圧延機10には力学的な対応が必要になり、と
くに、それら圧延機10のうち最も上流側にあって圧延
荷重が高くなる第4段の圧延機10については、他のい
ずれの圧延機5・10よりも念入りな応力対策が求めら
れる。図7の圧延設備1でも、第4段の圧延機10にお
いて圧延荷重は3000トンに達する。異径ロールミル
である圧延機10において上記のようにオフセット量e
1とe2とを定めたのは、このような高い圧延荷重が作用
するにもかかわらず、小径作業ロール11の発生応力が
過大にならないようにするためである。以下、オフセッ
ト量e1・e2を e1=6mm、e2=0mm とする場合(以下。これを「比較例」という)と比較し
ながら、各作業ロール11・12の力学的検討結果を紹
介する。圧延中の小径作業ロール11および大径作業ロ
ール12に発生する応力は、つぎのようにして算出され
る。まず、各作業ロール11・12が受ける荷重は、 a) 大径の作業ロールのみを回転駆動することにより、
被圧延材である鋼板xを介して両作業ロール11・12
に図3のように作用する水平力SR1およびSR2、 b) 圧延方向と直角な鉛直平面内で各作業ロールにかけ
られるロールベンダー力PB1およびPB2(図示せず。い
ずれも大きさは80トン)、 c) 上下から圧延荷重(第4段の圧延機10において3
000トン)がかかるとき、4つのロール11・12・
13・14等が接触し合うことにより図2のように作業
ロール11・12に作用する水平力PmTおよびPmBの三
種類である。作業ロール11・12に作用する鉛直方向
の力については、補強ロール13・14から受ける力と
鋼板xから受ける力とがつりあって打ち消し合うため、
考慮する必要がない。図6に示す小径作業ロール11に
おいては、上記a)〜c)の力が胴部11bに作用し、軸受
(図示せず)がその支持部分11cに及ぼす反力によっ
てそれが支えられることになる。これらa)〜c)のそれぞ
れの力について、圧延方向(下流向き。図2・図3中の
白抜き矢印に沿う向きであり、図の右向き)に作用する
ものを正として、その大きさを検討する。上記a)による
水平力SR1およびSR2については、 SR1=PRtan(α/2) ‥‥ SR2=SR1 ‥‥ の関係がある。ただし、PRは圧延荷重、αは小径作業
ロール11と鋼板xとの間の接触範囲の角度であり、 α=cos-1[{DW1−2DW2ΔH/(DW1+D
2)}/DW1] によって求められる。ΔHは、第4段圧延機10での入
側板厚H1(=3.46mm)と出側板厚H2(=2.
22mm)との差(1.24mm)である。実施例・比
較例とも、ΔHよりα=4.53°と分かり、式・
より、 SR1=118.7(トン) SR2=−118.7(トン) と算出される。また、上記c)による水平力PmTおよびP
mBについては、図2により、 PmT=SB1−SD1 ‥‥ PmB=SD2+SB1 ‥‥ ただし SB1=PRtan[sin-1{2e2/(DW1+DW2)}] SD1=PRtan[sin-1{2e1/(DB+DW1)}] SD2=PRtan[sin-1{2(e1+e2)/(DB+DW
2)}] と求められる。実施例では、e1=6mm、e2=4mm
なので、PR=3000(トン) などとともに・
に入れると、 PmT=SB1−SD1 =23.1−20.6 =2.5(トン) PmB=SD2+SB1 =31.7+23.1 =54.8(トン) となる。一方、比較例では、e1=6mm、e2=0mm
であるから、実施例とはSB1、SD2の値が異なり、 PmT=SB1−SD1 =0−20.6 =−20.6(トン) PmB=SD2+SB1 =19.0+0 =19.0(トン) である。作業ロール11・12のそれぞれに作用する総
力(上記a)〜c)の力の総和)F 1およびF1は、 F1={(SR1−PmT2+PB1 21/22={(−SR2+PmB2+PB2 21/2 にて求められ、これに対する反力が図6の小径作業ロー
ル11中の支持部分11c(および大径作業ロール12
における同様の支持部分)に生じる。総力F1およびF2
の大きさは、上に求めたそれぞれの力をkgf(1kg
f=9.8N)に換算して用いることにより、実施例の
場合には、 F1=141100(kgf) F2=102400(kgf) 比較例の場合には、 F1=160600(kgf) F2=127800(kgf) となる。小径作業ロール11の総力F1について言え
ば、力SR1と力PB1とがつねに正の値であるのに対
し、PmT すなわち SB1−SD1 については、上のS
1、SD1に関する式から、 2e2/(DW1+DW2) > 2e1/(DB+DW1) とすることによって負の値になり、総力F1を小さくす
るのに寄与する。比較例であるe1=6mm、e2=0m
mでは、その不等式が成立しないため、総力F1が大き
い。総力F1およびF2に等しい力が各作業ロール11・
12の支持部分(図6の11cなど)に作用するため、
各ロール11・12のロールネック部(図6の11nな
ど)には、支持部分からロールネック部までの距離
1、L2に応じて曲げモーメントM1およびM2が生じ
る。そしてそこに、各ロール11・12の断面係数
1、Z2とロールネック部の応力集中係数αとに応じて
曲げ応力σ1、σ2が発生する。一般に、M=F×L、Z
=πD3/32、σ=α×M/Zで各応力が求められる
こと(ただしDは直径)、小径作業ロール11のロール
ネック部についてL1=265mm、D=270mmで
あること、大径作業ロール12のロールネック部につい
てL2=305mm、D=330mmであること、およ
び、ロールの隅肉のとり方などからα=1.8程度であ
ることから、各ロール11・12の曲げ応力σ1、σ2
つぎのような値になる。すなわち、まずe1=6mm、
2=4mmとした実施例では、 σ1=34.8(kgf/mm2) σ2=15.9(kgf/mm2) となり、e1=6mm、e2=0mmとした比較例では、 σ1=39.7(kgf/mm2) σ2=19.9(kgf/mm2) となる(1kgf/mm2=9.8×106Pa)。 以上のようにして、e1=6mmとしe2を変化させたと
きの各作業ロール11・12の総力F1、F2およびロー
ルネック部での曲げ応力σ1、σ2の大きさの変化を求
め、それらの関係を線図に表すと図4および図5のよう
になる。オフセット量e2が大きくなるほど、小径作業
ロール11・大径作業ロール12とも総力F1および応
力σ1が減少する。図5のように、e2<0mmでは小径
作業ロール11における応力σ1が40kgf/mm2
超える。応力σ1が40kgf/mm2を超えると、作業
ロールの一般的材料であるニッケルグレンをロール芯材
11a(図6のロール11のうち胴部11bの表層肉盛
部を除く部分)とする場合には耐用上の問題があるた
め、オフセット量e2は0を超えるように設定するのが
好ましい。一方、オフセット量e2が e2≧7mmにな
ると、作業ロール11・12間に通される鋼板xの先頭
部が上方へ反って進む頭上げの現象が発生し、円滑な圧
延が行えなくなる。したがって、前記のような圧延条件
(圧延荷重・ロール径・パススケジュール・ロールベン
ダー力など)においてオフセット量e1を6mmに設定
した場合には、図5中の斜線のない範囲、すなわち 0mm<e2<7mm の範囲にオフセット量e2をとるべきであるといえる。
【発明の効果】請求項1に記載した薄板の圧延方法で
は、一対の作業ロールの配置に基づき荷重条件が安定し
て円滑に圧延を継続できるとともに、圧延幅を広くする
など圧延荷重を大きくする場合にも作業ロールの力学的
負担を軽減し得る。したがって、圧延幅(板幅)を広く
したり板厚を薄くしたり、さらには圧延機1スタンドに
よる圧延率を向上させたりすることが可能になる。請求
項2に記載した薄板の圧延方法では、まず、小径作業ロ
ールの直径が小さいために、小さな圧延荷重で大きな圧
下量を得ることができ、板のエッジドロップも抑制でき
るという、異径ロールミルの利点を生かすことができ
る。そして当該ロールが細いにもかかわらず、約300
0トン以上の圧延荷重を要する5フィート程度の圧延幅
を実現し、しかも、板の先頭部の頭上げを防止できる。
請求項3に記載した薄板の圧延機は、やはり、小さな圧
延荷重で大きな圧下量をもたらす板厚偏差の少ない鋼板
の製造を可能にするという異径ロールミルの利点を発揮
するほか、圧延荷重を約3000トン以上にとって5フ
ィート程度の圧延幅を実現し、しかも、板の先頭部の頭
上げを防止する、という優れたメリットをもたらす。請
求項4に記載の圧延機では、請求項2の方法にしたがう
圧延を、強度的な制約を受けることなく有利に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施についての一形態を示す図であっ
て、図7中の圧延機10の1スタンドについて基本構成
を示す模式図である。
【図2】図1の圧延機10において上下から圧延荷重が
はたらくときロール間に作用する水平力について示す模
式図である。
【図3】大径の作業ロール12のみが回転駆動されるこ
とに基づいて発生する水平力を示す模式図である。
【図4】小径作業ロール11に対する大径作業ロール1
2のオフセット量e2と、作業ロール11・12に作用
する総力(各ロールが受ける力の合力)F1およびF2
の関係を示す線図である。
【図5】上記のオフセット量e2と作業ロール11・1
2のロールネック部の発生応力との関係を示す線図であ
る。
【図6】小径作業ロール11の正面図である。
【図7】薄板用熱間圧延設備1を全体的に示す模式図で
ある。
【図8】従来の圧延機について基本構成を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
10 圧延機 11 小径作業ロール 11a 芯材 11n ロールネック部 12 大径作業ロール 13・14 補強ロール F1・F2 総力 σ1・σ2 応力 e1・e2 オフセット量
フロントページの続き (72)発明者 足立 明夫 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 高岡 真司 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 竹士 伊知郎 大阪府大阪市大正区船町1丁目1番66号 株式会社中山製鋼所内 (72)発明者 倉橋 隆郎 大阪府大阪市大正区船町1丁目1番66号 株式会社中山製鋼所内 Fターム(参考) 4E002 AD13 BB11 BB16 BB19 BC06 CA08 CA09 4E016 AA03 BA02 BA05 CA09 DA03 DA15 EA25 EA26 FA07 FA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の補強ロールの間に直径の異なる一
    対の作業ロールを配置し、それら作業ロールのうち大径
    のもののみを駆動することにより薄板を圧延する方法で
    あって、 上記作業ロールのうち小径作業ロールを、ミルセンタ上
    またはそれより圧延方向下流側に配置し、大径作業ロー
    ルは小径作業ロールよりもさらに圧延方向下流側に配置
    して行うことを特徴とする薄板の圧延方法。
  2. 【請求項2】 ロールネック部の直径が約270mm以
    下の小径作業ロールを使用し、圧延荷重を約3000ト
    ン以上にして圧延する際、ミルセンタに対する小径作業
    ロールのオフセット量e1と、その小径作業ロールから
    の大径作業ロールのオフセット量e2とについて、 0mm ≦ e1 かつ 0mm < e2 < 7mm とすることを特徴とする請求項1に記載した薄板の圧延
    方法。
  3. 【請求項3】 上下の補強ロールの間に直径の異なる一
    対の作業ロールが配置され、それら作業ロールのうち大
    径のもののみが駆動源に接続された圧延機であって、 小径作業ロールにおけるロールネック部の直径が約27
    0mm以下であり、ミルセンタに対する小径作業ロール
    のオフセット量e1と、その小径作業ロールからの大径
    作業ロールのオフセット量e2とが、 0mm ≦ e1 かつ 0mm < e2 < 7mm の範囲内で設定され得ることを特徴とする薄板の圧延
    機。
  4. 【請求項4】 小径作業ロールの芯材として、45kg
    f/mm2以上の引張強さを有するニッケルグレンロー
    ル、ハイクロームロール、ハイスロールまたはハイスロ
    ールの鍛造品が使用されていることを特徴とする請求項
    3に記載した薄板の圧延機。
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