JP2001273933A - 円筒形リチウムイオン電池 - Google Patents

円筒形リチウムイオン電池

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JP2001273933A
JP2001273933A JP2000085737A JP2000085737A JP2001273933A JP 2001273933 A JP2001273933 A JP 2001273933A JP 2000085737 A JP2000085737 A JP 2000085737A JP 2000085737 A JP2000085737 A JP 2000085737A JP 2001273933 A JP2001273933 A JP 2001273933A
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battery
electrode plate
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sheet
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JP2000085737A
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English (en)
Inventor
Kenji Hara
賢二 原
Koji Higashimoto
晃二 東本
Katsunori Suzuki
克典 鈴木
Tomohiro Iguchi
智博 井口
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】過充電や振動などの状態にさらされた場合でも
挙動が穏やかで、安全性に優れた円筒形リチウムイオン
電池を提供する。 【解決手段】正極板、負極板をセパレータを介して軸芯
21のまわりに捲回して捲回群6を作成し、該捲回群6と電
池容器5との間に合成樹脂を主成分とする体積膨張層24
を有するシート25を存在させる。そして、前記体積膨張
層24を、シート25に軸芯21に平行な方向にストライプ状
に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形リチウムイ
オン電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン電池は高エネルギー密度
であるメリットを活かして、主にVTRカメラやノート
型パソコン、携帯電話などのポータブル機器に使用され
ている。近年は電気自動車用や電力貯蔵用を目的とす
る、大形のリチウムイオン電池の研究開発が活発に行わ
れている。特に、自動車産業界においては環境問題に対
応すべく、動力源としてモータを用いる方式の電気自動
車や、動力源として内燃機関とモータの両方を用いるハ
イブリッド方式の電気自動車の開発が進められており、
その一部はすでに実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
に使用する大形のリチウムイオン電池は、高容量、高出
力であるとともに、安全性が強く要求されている。ま
た、自動車用電源に用いられるような電池では、内部抵
抗の低減を重視するため、18650型のリチウムイオ
ン電池に採用されているような、電池の内部圧力の上昇
に応じて作動する電流遮断機構(電流切断スイッチ)
を、電池の内部に設けることは実質的に不可能である。
【0004】本発明の目的は、高容量、高出力であると
ともに安全性の高い大形のリチウムイオン電池の提供を
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池の内部圧
力が以上に上昇した場合においても、電池の安全性を保
つ構造を提供するものである。
【0006】そこで、上記した課題を解決するために、
第一の発明は正極板、負極板をセパレータを介して軸芯
のまわりに捲回して捲回群を作成し、該捲回群を円筒形
をした電池容器に収納した円筒形リチウムイオン電池に
おいて、前記捲回群と前記電池容器との間に、体積膨張
層を有するシートが存在することを特徴としている。
【0007】第二の発明は、前記体積膨張層は、前記シ
ートにストライプ状に塗着されたものであり、且つ、軸
芯の方向に略平行方向に存在することを特徴とし、第三
の発明は、前記体積膨張層は、電解液に溶解しない合成
樹脂を主成分とするものであって、電解液の浸透により
体積が膨張するものであることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下において、図2に示す形状を
した大形の円筒形リチウムイオン電池を作成して評価し
た。
【0009】1.正極板の作製 正極用活物質であるマンガン酸リチウム(LiMn2O4)粉
末と、導電剤として鱗片状黒鉛(平均粒径:20μm)
と、結着剤としてポリフッ化ビニリデンとを、質量比が
87:8.7:4.3で混合し、この混合物に分散溶媒としてN
−メチル−2−ピロリドンを添加した後、混練してスラ
リを作成する。このスラリを厚みが20μmのアルミニウ
ム箔の両面に塗布して正極合剤層とした。スラリの塗布
の際には、アルミニウム箔の長尺方向に対して、側縁の
一方に幅が50mmの未塗布部分を残した。その後、乾燥、
プレス、裁断して幅が300mm、後述する所定の長さの正
極板を得た。なお、正極合剤層の厚さを225μm、集電
体片面あたりの正極合剤層の塗布量を約300g/m2、正極
合剤層のかさ密度を約2.65g/cm3とした。
【0010】上記した、正極板に形成した幅が50mmの未
塗布部の一部を除去し、矩形状の部分を形成して集電用
のリード片9として用いた。なお、リード片9の幅を約10
mm、隣り合うリード片9の間隔を約20mmにした。
【0011】2.負極板の作製 負極用活物質として、非晶質炭素であるカーボトロンP
(商品名:呉羽化学工業株式会社製)92質量部に、結着
剤として8質量部のポリフッ化ビニリデンを添加し、こ
れに分散溶媒のN−メチル−2−ピロリドンを添加後、
混練してスラリを作成する。このスラリを、厚みが10μ
mの圧延銅箔(負極集電体)の両面に塗布した。スラリ
塗布の際には、銅箔の長尺方向に対して、側縁の一方に
幅が50mmの未塗布部を残した。その後乾燥、プレス、裁
断して幅が305mm、所定長さの負極板を得た。集電体片
面あたりの負極合剤層の塗布量を約68g/m2、負極合剤層
のかさ密度は約1.0g/cm3とした。
【0012】上記した、負極板に形成した幅が50mmの未
塗布部に切り欠きを入れて、その一部を除去し、矩形状
の部分を形成して集電用のリード片9として用いた。な
お、リード片9の幅を約10mm、隣り合うリード片9の間隔
を約20mmにした。
【0013】なお、正極板と負極板の幅方向において
も、正極用活物質の塗布部と負極用活物質の塗布部と対
向に位置ズレが起きないように、負極用活物質の塗布部
の幅を、正極用活物質の塗布部の幅よりも約5mm大きく
した。
【0014】3.体積膨張層を有するシートの作製 体積膨張層を有するシートは、以下の手順で作製した。
すなわち、後述する幅が290mm、厚さが25μmの各種のフ
ィルム等を用い、その片面に各種の合成樹脂をダイコー
タを用いて、厚みが1mmになるように間隔をあけて、
ストライプ状に塗布する。なお、後述するように塗布部
の幅が5〜20mm、未塗布部の幅を5〜20mmの間隔で交互に
塗着した後に乾燥させた。そして、幅が290mm、長さが3
20mmになるように切断した。
【0015】4.電池の作製 上記した正極板と負極板とを、厚みが40μmのポリエチ
レン製のセパレータを介して軸芯21の回りに捲回して捲
回群6を作成する。なお、正極板のリード片9と負極板の
リード片9が、それぞれ捲回群6の反対側に位置するよう
に捲回した。
【0016】その後、図1に示すように体積膨張層24を
有するシート25を、前記捲回群6の外側に約1周、巻き付
けた。なお、図1に示すようにストライプ状に塗着され
た体積膨張層24の方向が、前記捲回群6の軸芯21に略平
行方向になるようにした。そして、捲回時に正極板、負
極板及びセパレ−タを適当な長さで切断することによ
り、前記シート25を巻き付けた状態の直径を65±0.1mm
とした。
【0017】図1に示すように、正極板から導出されて
いるリード片9は、集めて束にした状態で折り曲げて変
形させた後、正極外部端子1aに形成した鍔部7に接触さ
せる。そして、この状態でリード片9と鍔部7とを、超音
波溶接装置を用いて溶接して電気的に接続する。なお、
負極板についても同様に、リード片9と負極外部端子1b
に形成した鍔部7とを超音波溶接して電気的に接続し
た。その後、前記捲回群6を電池容器5内に挿入する。な
お、電池容器5は、外形が67mm、内径が66mmの円筒形状
をしたものである。
【0018】次に、電池蓋4の外側の面と当接する部分
の厚さが2mm、内径が16mm、外径が25mmの第2のセラミ
ックワッシャ3bを、正極外部端子1a及び負極外部端子1b
のそれぞれの先端に嵌め込む。そして、第1のセラミッ
クワッシャ3aを電池蓋4に載置し、正極外部端子1a、負
極外部端子1bのそれぞれを第1のセラミックワッシャ3a
に通す。
【0019】その後、円盤状をした電池蓋4の周端面を
電池容器5の開口部に嵌合し、電池蓋4と電池容器5の接
触部分の全域をレ−ザ溶接する。このとき正極外部端子
1a、負極外部端子1bは、電池蓋4の中心にある穴を貫通
して外部に突出している。そして、厚みが2mm、内径が1
6mm、外径が28mm平板状の第1のセラミックワッシャ3
a、ナット2底面よりも平滑な金属ワッシャ11を、この順
に正極外部端子1a、負極外部端子1bのそれぞれ嵌め込
む。電池蓋4には、電池の内部圧力の上昇に応じて開裂
する開裂弁10が設けられており、その開裂圧力は13〜18
kg/cm2とした。なお、上記したように本電池には、電池
内部の圧力上昇に応じて作動する電流遮断機構は設けら
れていない。
【0020】金属製のナット2を、正極外部端子1a、負
極外部端子1bにそれぞれ螺着し、第2のセラミックワッ
シャ3b、第1のセラミックワッシャ3aを介して電池蓋4
を鍔部7とナット2の間で締め付けて固定する。この時の
締め付けトルク値は、6.86N・mである。電池蓋4の裏面と
鍔部7の間に介在させたゴム製(EPDM製)のOリン
グ12を締め付け時に圧縮することにより、電池容器内部
の発電要素等は外気から遮断される。
【0021】電池蓋4に設けた注液口13から、所定量の
電解液を電池容器5内に注入した後、注液口13を封止す
ることにより円筒形リチウムイオン電池が完成する。電
解液として、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネ
ート、ジエチルカ−ボネ−トを体積比が1:1:1で混
合した後、6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を1m
ol/l溶解した有機電解液を用いた。
【0022】5.放電容量試験 作製した円筒形リチウムイオン電池は、25℃にて、以下
の条件で充放電試験をして初期の放電容量を測定する。 充電条件:4.2V(定電圧充電)、80A(制限電流)、3.5
h、25℃ 放電条件:20A(定電流放電)、終止電圧2.5V、25℃ その後、25℃、80Aの定電流で連続過充電して、電池の
挙動を観察した。なお、連続過充電によって、これらの
円筒形リチウムイオン電池は開裂弁が開裂した後に、ガ
スの放出が起こる。このガスの放出状況を判断するため
に、電池重量の変化を測定し、ガス放出前後の電池質量
維持についての百分率及び、ガス放出後における電池容
器5の変形の有無を確認した。
【0023】6.振動試験 初期の充放電試験をした電池は、4.2Vの定電圧(制限電
流80A、3.5h)で完全充電し、振動試験装置を用いて試
験した。振動試験は、室温で振動試験装置に電池を固定
し、周波数として10〜100Hzの範囲で、1Hz/分の割合
で掃引しながら計107回振動させた。振動試験は、X、
Y、Z軸の3方向行った。振動試験をした電池は、20A
の定電流で、終止電圧が2.5Vまで放電し、放電容量の変
化を測定する。その後、解体して捲回群6の位置ズレの
有無や、正極及び負極に接続されているリード片9の破
損の状況を観察した。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0025】(実施例1〜5)上記した手法で作製した
長さが620cmの正極板と、長さが638cmの負極板とを、厚
みが40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回し
て捲回群6を作製する。この捲回群6の外側に、シート25
として厚さ25μmのポリエステル製フィルムの片面に、
1mm厚みのスチレン・ブタジエンゴムを体積膨張層24と
する、幅が290mm、長さが320mmの寸法の体積膨張層を有
するシートを巻き付けた後、電池容器5に収納して密封
した。なお、体積膨張層24の塗着部の幅及びその間隔は
表1に示すそれぞれの間隔とし、該体積膨張層24はスト
ライプ状に設けたものである。電池容器5に挿入した状
態で、捲回群6の周囲にはシート25との間に約1.5mmの隙
間が存在した。その他、電池の作製条件や試験条件等は
上記したものである。
【0026】(実施例6)上記した手法で作製した長さ
が620cmの正極板と、長さが638cmの負極板とを、厚みが
40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回して捲
回群6を作製する。この捲回群6の外側に、シート25とし
て厚さ25μmのポリプロピレン製フィルムの片面に、1m
m厚みのウレタンゴムを体積膨張層24とする、幅が290m
m、長さが320mmの寸法の体積膨張層を有するシートを巻
き付けた後、電池容器5に収納して密封した。なお、体
積膨張層24の塗着部の幅を10mmとし、10mm間隔でストラ
イプ状に設けたもので、電池容器5に挿入した状態で、
捲回群6の周囲にはシート25との間に約1.5mmの隙間が存
在した。その他の電池の作製条件や試験条件等は上記し
たものである。
【0027】(実施例7)上記した手法で作製した長さ
が620cmの正極板と、長さが638cmの負極板とを、厚みが
40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回して捲
回群6を作製する。この捲回群6の外側に、シート25とし
て厚さ25μmのポリエステル樹脂製の不織布の片面に、
1mm厚みのフッ素ゴムを体積膨張層24とする、幅が290m
m、長さが320mmの寸法の体積膨張層を有するシートを巻
き付けた後、電池容器5に収納して密封した。なお、体
積膨張層24の塗着部の幅を10mmとし、10mm間隔でストラ
イプ状に設けたもので、電池容器5に挿入した状態で、
捲回群6の周囲にはシート25との間に約1.5mmの隙間が存
在した。その他の電池の作製条件や試験条件等は上記し
たものである。
【0028】(実施例8)上記した手法で作製した長さ
が620cmの正極板と、長さが638cmの負極板とを、厚みが
40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回して捲
回群6を作製する。この捲回群6の外側に、シート25とし
て厚さ25μmのガラス繊維製織布の片面に、1mm厚みの
エチレン・酢酸ビニル共重合体を体積膨張層24とする、
幅が290mm、長さが320mmの寸法の体積膨張層を有するシ
ートを巻き付けた後、電池容器5に収納して密封した。
なお、体積膨張層24の塗着部の幅を10mmとし、10mm間隔
でストライプ状に設けたもので、電池容器5に挿入した
状態で、捲回群6の周囲にはシート25との間に約1.5mmの
隙間が存在した。その他の電池の作製条件や試験条件等
は上記したものである。
【0029】(実施例9)上記した手法で作製した長さ
が620cmの正極板と、長さが638cmの負極板とを、厚みが
40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回して捲
回群6を作製する。この捲回群6の外側に、シート25とし
て厚さ25μmのポリエチレン樹脂製不織布の片面に、1m
m厚みのポリスチレン/ポリブタジエンを体積膨張層24
とする、幅が290mm、長さが320mmの寸法の体積膨張層を
有するシートを巻き付けた後、電池容器5に収納して密
封した。なお、体積膨張層24の塗着部の幅を10mmとし、
10mm間隔でストライプ状に設けたもので、電池容器5に
挿入した状態で、捲回群6の周囲にはシート25との間に
約1.5mmの隙間が存在した。その他の電池の作製条件や
試験条件等は上記したものである。
【0030】(比較例1)上記した手法で作製した長さ
が620cmの正極板と、長さが638cmの負極板とを、厚みが
40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回して捲
回群6を作製する。この捲回群6に体積膨張層24を有する
シート25を巻き付けないままで、電池容器5に収納して
密封した。なお、電池容器5に挿入した状態で、捲回群6
と電池容器5との間に最大で約3mmの隙間が存在した。そ
の他の電池の作製条件や試験条件等は上記したものであ
る。
【0031】(比較例2)上記した手法で作製した長さ
が665cmの正極板と、長さが683cmの負極板とを、厚みが
40μmのポリエチレン製セパレータとともに捲回して捲
回群6を作製する。この捲回群6に体積膨張層を有するシ
ートを巻き付けないままで、電池容器5に収納して密封
した。なお、電池容器5に挿入した状態で、捲回群6と電
池容器5との間に最大で約1mmの隙間が存在した。その他
の電池の作製条件や試験条件等は上記したものである。
【0032】実施例1〜11、比較例1、2の仕様を表
1に、過充電試験結果を表2に、振動試験結果を表3に
それぞれ示す。
【0033】表2より、本発明を用いると電池を過充電
しても、ガスの放出が穏やかであり、容器の変形もな
く、電池重量の減少も少ない安全な電池を提供できる。
本発明を用いると、捲回群6と体積膨張層24を塗着して
いないシート25の部分との間に空間が存在し、その空間
を通してガスや電解液が容易に外部に放出できるためと
考えられる。
【0034】表3より、本発明を用いると耐振動試験し
た後においても、放電容量の低下がほとんど認められず
優れている。解体調査した結果、比較例1,2は捲回群
6のズレが認められたのに対して、本発明を用いた実施
例では捲回群6のズレは認められない。特に、比較例1
の電池は、捲回群6が一方の端部にまで移動し、部分的
に短絡を起こしていた。また、比較例1,2は正極、負
極、共にリード片9の切断が認められたのに対して、本
発明を用いた実施例ではリード片9の切断は認められな
かった。本発明を用いることにより、捲回群6と電池容
器5との密着が良好になっており、耐振動性が向上した
ためと考えられる。
【0035】本発明を用いると、電池が異常な状態にさ
らされた場合でも挙動が穏やかで、安全性に優れた電池
であることがわかる。したがって、高出力を要求される
電気自動車の電源として適している。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】また本実施例では、体積膨張層24を有する
シート25を作製して、捲回群6の最外周に巻き付ける手
法を用いた。なお、電池容器5の内側に体積膨張層24を
塗着などによって設けても同様の効果を示した。また、
体積膨張層24を塗着するシート25として、電解液性に溶
解しない合成樹脂のシートや不織布等などを用いること
もできる。
【0040】本実施例では、ストライプ状に体積膨張層
を形成する手法を用いたが、開裂弁10が開放した場合
に、気体及び液体の電解液が容易に放出できる通気溝が
形成できれば、同様の効果が得られる。また、組み立て
時の作業性からスパイラル状に塗着することもできる。
また、体積膨張層24が膨張した時、短冊状よりもスパイ
ラル状の方が捲回群6に加わる圧力が均一になり、三次
元方向での耐振動性にも優れるなどの特長がある。
【0041】基材は直接電池容器5の内壁に接触するの
で、基材が自体電子伝導性を有する場合、体積膨張層24
は電池充電時に強い還元雰囲気となり、体積膨張層24自
体が分解する可能性が高いため、電子伝導性を有しない
基材を用いた方が好ましい。
【0042】電解液の浸透により体積膨張を起こす材料
として、電解液に溶解しない他の合成ゴムを使用するこ
とができる。例えばイソプレンゴム、ブタジエンゴム、
ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロプレン
ゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、ニトリルゴム、
多硫化ゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、水素化ニ
トリルゴム等が挙げられる。テフロン、フッ化ビニル、
フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプ
レン等のフッ素樹脂、エチルセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、ニトロセルロース、シアノエチルセル
ロース、酢酸セルロース等のセルロース類、ポリスチレ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコール、
ナイロン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アミド系
樹脂、アクリル系樹脂等の合成樹脂も適用できる。ま
た、これらの混合体、例えばポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、
ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂をハードセ
グメントとし、上記同様の合成ゴム、ポリエステル、ポ
リエーテル、塩素化ポリエチレン等をソフトセグメント
とした熱可塑性エラストマーも使用できる。また、上記
合成ゴム、合成樹脂及び熱可塑性エラストマーに架橋剤
を添加して、電解液への溶解を抑制したものも適用でき
る。
【0043】本実施例では体積膨張層24を作製するの
に、ダイコータを用いたが、この方法に限らずロールコ
ータ、ホットメルトコータを用いたコーティングはもち
ろん押し出し成形等の方法でも同様の体積膨張層を得る
ことができる。
【0044】また本実施例では、大形の円筒形リチウム
イオン電池の例を示したが、有底筒状の電池容器を用
い、上蓋をかしめによって封口する比較的小形のリチウ
ムイオン電池でも同様の良好な結果が得られた。
【0045】本実施例では、正極活物質としてマンガン
酸リチウムを用いた例を示したが、リチウム・コバルト
複合酸化物やリチウム・ニッケル複合酸化物なども使用
できる。また、負極用活物質として、天然黒鉛、人造黒
鉛、コークスなどの炭素質料等も使用でき、それらの粒
子形状においても特に制限されるものではない。
【0046】本実施例では結着剤としてポリフッ化ブニ
リデンを使用したが、テフロン(登録商標)、ポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニ
トリルゴム、スチレン・ブタジエンゴム、多硫化ゴム、
ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテ
ックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニ
リデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン等の重
合体やこれらの混合物も使用できる。
【0047】電解質としては、本実施例以外でもLiCl
O4、LiAsF6、LiBF4、LiB(C6H5)4、CH3SO3Li、CF3SO3Li
等やこれらの混合物を用いることができる。なお、有機
溶媒としては、プロピレンカーボネート、エチレンカー
ボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエ
タン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、1,3
−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエ
チルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセト
ニトリル、プロピオニトニル、または、これらの2種類
以上の混合溶媒も用いられる。
【0048】
【発明の効果】上述したように、本発明を用いると、過
充電や振動などの状態にさらされた場合でも挙動が穏や
かで、安全性に優れた円筒形リチウムイオン電池を提供
できるため、工業上優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた捲回群構造の要部概略図であ
る。
【図2】電気自動車用円筒形リチウムイオン電池の内部
構造の断面図である。
【符号の説明】
1a:正極外部端子、 1b:負極外部端子、 2:ナッ
ト、3a:第1のセラミックワッシャ、 3b:第2の
セラミックワッシャ、4:電池蓋、 5:電池容器、
6:捲回群、 7:鍔部、 9:リード片、10:開裂
弁、 11:金属ワッシャ、 12:Oリング、 13:注
液口、20:円筒形リチウムイオン電池、 21:軸
芯、 22:正極板、23:負極板、 24:体積膨張
層、 25:シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 智博 東京都中央区日本橋本町2丁目8番7号 新神戸電機株式会社内 Fターム(参考) 5H028 AA05 AA08 BB03 BB08 BB15 CC08 CC12 CC17 CC24 EE06 5H029 AJ12 AK03 AL08 AM03 AM05 AM07 BJ02 BJ14 CJ07 CJ13 CJ22 CJ28 DJ02 DJ04 DJ11 EJ12 EJ14 HJ12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正極板、負極板をセパレータを介して軸芯
    のまわりに捲回して捲回群を作成し、該捲回群を円筒形
    をした電池容器に収納した円筒形リチウムイオン電池に
    おいて、前記捲回群と前記電池容器との間に、体積膨張
    層を有するシートが存在することを特徴とする円筒形リ
    チウムイオン電池。
  2. 【請求項2】前記体積膨張層は、前記シートにストライ
    プ状に塗着されたものであり、且つ、軸芯の方向に略平
    行方向に存在することを特徴とする請求項1記載の円筒
    形リチウムイオン電池。
  3. 【請求項3】前記体積膨張層は、電解液に溶解しない合
    成樹脂を主成分とするものであって、電解液の浸透によ
    り体積が膨張するものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の円筒形リチウムイオン電池。
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