JP2001270632A - 枚葉紙を搬送する装置、および枚葉紙を搬送する方法 - Google Patents
枚葉紙を搬送する装置、および枚葉紙を搬送する方法Info
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- B65H2406/122—Nozzles
Abstract
への枚葉紙の平滑な当てを行って搬送する。 【解決手段】 枚葉紙の搬送装置1は、紙渡し胴5の回
転方向に向けられた少なくとも1つの空気流47を、紙渡
し胴5の、枚葉紙が保持された周囲領域上に発生する、
空気誘導装置39に接続された空気発生装置を備えてい
る。
Description
たローラの周囲領域に少なくとも1つの空気流を発生す
る空気発生装置を有する、ローラの周囲領域を用いて枚
葉紙を搬送する装置に関し、また、特にその搬送装置を
用いて、枚葉紙を第1のローラの周囲領域を用いて搬送
し、その枚葉紙を第1のローラの後に配置された第2の
ローラに位置を正確に合わせて供給する方法であって、
その際、少なくとも1つの空気流をローラの周囲領域上
に置かれた枚葉紙上に向ける搬送方法に関する。
法は公知である(ドイツ特許公開第19547580号)。この搬
送装置は、表面刷りまたは両面刷りで運転可能な枚葉紙
用印刷機に付属し、枚葉紙を第1の枚葉紙案内胴から第
3の枚葉紙案内胴に見当を正確に合わせて搬送するのに
用いられる。これは、それに関連して紙渡し胴とも称さ
れるローラの周囲領域によって行われる。高い印刷性能
の場合、すなわち印刷機速度が速い場合、ローラの周囲
に接している枚葉紙が波打ちはじめ、これが、見当を合
わせて枚葉紙を案内するのを妨げることが明らかとなっ
ている。この原因は、枚葉紙上に作用する遠心力であ
り、また、回転するローラと静止している周囲空気との
間の相対速度のために枚葉紙上に形成される負圧領域で
もある。この欠点を回避するために、公知の搬送装置で
は、枚葉紙を保持するローラ周囲領域に、ローラ回転方
向と反対方向に向けられた、ローラ上で波打つ枚葉紙を
平滑にする空気流が吹き付けられる。この方策によって
も、ローラへの枚葉紙の平滑な当てを常には保証できな
いということが明らかとなっている。
目的は、ローラ周囲への枚葉紙の平滑な当てを、特に印
刷機速度が速い場合にも保証できる、冒頭で述べたよう
な種類の、枚葉紙を搬送する装置と、枚葉紙を搬送する
方法を提供することにある。
に、請求項1の特徴を有する、枚葉紙を搬送する装置を
提案する。この搬送装置は、搬送される枚葉紙が配置さ
れる周囲領域に少なくとも1つの空気流を発生可能にす
るのに用いられる空気発生装置が付属したローラを含ん
でいる。この搬送装置は、空気流がローラの回転方向に
向けられていることを特徴とする。この方策によって、
ローラの周囲上に置かれた枚葉紙上の空気が枚葉紙と同
じ方向に移動することを保証できる。枚葉紙とその上に
ある空気との間の軽減された速度差のために、圧力が、
この枚葉紙と空気との間の相対速度によって形成される
負圧領域内で、ローラの周囲への枚葉紙の平滑な当てを
実現できる大きさになる。
気流の速度は、ローラの周囲に置かれた枚葉紙の速度と
同じ大きさである。したがって、空気流と枚葉紙との間
の速度差はゼロであり、すなわち枚葉紙上の空気流は枚
葉紙に対して相対的に静止しており、この結果、枚葉紙
の上には負圧領域が形成されない。公知の搬送装置で
は、枚葉紙とこの枚葉紙上にある空気との間の相対速度
によって生じる負圧を弱めることが試みられているが、
本発明による搬送装置では、枚葉紙上で負圧領域が発生
する原因が予め取り除かれており、この結果、概して負
圧領域が形成され得えないか、または、負圧領域内の負
圧は、枚葉紙が引き離されたり、またはローラの周囲へ
の枚葉紙の波打った状態での当てが行われたりすること
が防止される程度に小さいものでしかない。
紙を防止するために見当を合わせて枚葉紙を案内するこ
とが要求される、枚葉紙の、案内胴から反転胴への搬送
に有利に用いられる。この実施態様では、このローラ
は、案内胴と反転胴との間の領域に配置された紙渡し胴
から構成されている。
の外套に接する、空気流の中央の流線の衝突点と交わる
仮想の接線に対して、0°よりも大きいかまたはこれと
等しく90°よりも小さい角度αだけ傾けられている。し
たがってこの空気流は、ローラの周囲に接している枚葉
紙に鋭角で当たるか、または(各度αが0°に等しい場
合は)衝突点の領域で枚葉紙の移動方向と平行にローラ
の回転方向に向くように方向づけられる。
装置が圧縮空気または吹き付け空気を発生するように構
成されている。ローラの回転方向に向けられた少なくと
も1つの空気流の速度は、特に、走行速度と枚葉紙の材
料に合わせることができ、圧縮空気を用いると、吹き付
け空気を用いるよりも空気流のより速い速度を実現可能
である。
は、空気流を方向付ける空気誘導装置に付属している。
したがって、例えば送風機やコンプレッサなどから構成
されていてよい空気発生装置は、圧縮空気または吹き付
け空気を枚葉紙上に直接発生するのではなく、空気誘導
装置に供給する。このため、空気流をローラの周囲領域
の所望の位置に正確に導くことができる。
つまたは複数の空気出口穴を有する少なくとも1つの送
風ケース、および/または、少なくとも1つの空気出口
穴を有する少なくとも1つの送風管を備えている。空気
出口穴は、円形状またはスリット状に形成されていてよ
い。好適な実施態様の場合、この送風ケース/送風管
は、枚葉紙にその全幅にわたってローラの回転方向に向
けられた少なくとも1つの空気流を当てることができる
ようにローラの全長にわたって延びている。(ローラの
長手方向にみて)複数の送風ケースおよび/または送風
管が順に続いて配置されてもよいことはもちろんであ
り、この場合、その空気出口穴は円形状に形成されてい
てもスリット状に形成されていてもよい。
から得られる。
を有する方法も提案する。この方法の場合、枚葉紙を第
1のローラの周囲領域を用いて搬送するために、また、
枚葉紙を第1のローラの後に配置された第2のローラに
位置を正確に合わせて供給するために、少なくとも1つ
の空気流が、枚葉紙が上に配置されたローラ周囲領域の
部分に向けられる。この方法は、空気流をローラの回転
方向に向けることを特徴としている。これによって、ロ
ーラ上に置かれた枚葉紙とこの枚葉紙の上にある空気と
の間の、公知の搬送装置よりも小さい速度差を保証で
き、この結果、非常に小さい相対速度によって枚葉紙と
空気との間で発生する、枚葉紙上の負圧領域は、少なく
とも枚葉紙の波打ちの形成またはしわの形成が生じない
ようにでき、ローラへの枚葉紙の平滑な当てを保証でき
る程度に小さい。好適な実施態様の場合、空気流の速度
とローラの周囲領域に配置された枚葉紙の速度は同じ大
きさであり、この結果、枚葉紙上に負圧領域が生じるこ
とを防止できる。
図面を参照して説明する。
えば紙枚葉紙または厚紙枚葉紙である枚葉紙を搬送する
のに用いることができる。以下では、搬送装置1は、単
に例示として、表面刷りおよび/または両面刷りで運転
可能な枚葉紙輪転印刷機に付属しているものとている。
刷機内で、枚葉紙を反転させる役割をする反転装置3の
実施形態の側面図である。反転装置3は、(紙渡し胴5の
回転方向にみて)この紙渡し胴5の外側外套面9に接する
枚葉紙11の前縁用の第1の保持装置7と、後縁用の第2
の保持装置13を備える紙渡し胴5を含んでいる。さら
に、紙渡し胴5の前に配置された案内胴19によって案内
された後続の枚葉紙の前縁用の第3の保持装置15と、後
縁用の第4の保持装置17が備えられている。
外側外套面9に設けられ縁が覆われていない第1の凹部2
1内に(紙渡し胴5の周方向にみて)互いに間隔をおいて
配置され、また、第1の保持装置7と第4の保持装置17
は、向かい側に配置された第2の凹部22内に配置されて
いる。凹部21,23は、少なくとも実質的に紙渡し胴5の全
長にわたって延びている。第1および第3の保持装置7,
15は、ここでは、それぞれ互いに間隔をおき、(紙渡し
胴5の長手方向にみて)順に続いて配置された、各枚葉
紙をその前縁領域で把み、その枚葉紙を紙渡し胴5の外
側外套面9に正確な位置に固定する複数のくわえづめを
備えるクランプ装置として構成されている。第2および
第4の保持装置13,17は、ここでは、それぞれ少なくと
も1つの吸い口、好ましくは互いに間隔をおき、(紙渡
し胴5の長手方向にみて)順に続いて配置された複数の
吸い口を備える吸引装置から構成されており、この吸引
装置によって各枚葉紙をその後縁領域で確実に保持する
ことができる。第2および第4の保持装置13,17は、印
刷機速度が速い場合にも各枚葉紙を紙渡し胴5上に張ら
れた状態で保持し、この結果、(枚葉紙の走行方向にみ
て(矢印23))紙渡し胴5の後に配置された反転胴25に、
各枚葉紙を見当を合わせて、すなわち位置を正確に合わ
せて受け渡すことを保証できる。
能な紙渡し胴5は2つの部分から構成されており、双方
の半分の胴部分は櫛状に構成され、かみ合う歯を備えて
おり、この結果、それぞれ1つの枚葉紙に割り当てられ
た保持装置7,13または15,17の間隔を変えて枚葉紙の長
さの調節を行うことができる。この双方の半分の胴部分
は、特に、正確に同一に構成され、正確に研磨された外
側外套面を有している。
胴25の外側外套面27と紙渡し胴5の外側外套面9が互いに
非常にわずかな距離だけ離れて配置されるように選択さ
れている。反転胴25は、反転され紙渡し胴5上に保持さ
れた枚葉紙の後縁用の、この実施形態の場合、互いに間
隔をおき(反転胴25の長手方向にみて)順に続いて配置
された複数のくわえづめを含んでいるクランプ装置29を
備えている。クランプ装置29の構造と機能は公知であ
り、したがってここではこれについては詳細には説明し
ない。図1に示された作動位置では、クランプ装置29は
既に実質的に紙渡し胴5の外側外套面9から剥された枚葉
紙31の後縁を把んでいる。反転胴25の所定の回転位置以
降で、枚葉紙31の後縁は前縁になる。
され、反転胴25によって運ばれていくことによって、す
なわち枚葉紙31が紙渡し胴5から離れる際に、枚葉紙31
の、紙渡し胴5と向き合う側と反転胴25と紙渡し胴5との
間に枚葉紙によって運び去られる空気のために負圧にな
る領域33が形成される。この負圧は、まだ紙渡し胴5上
に置かれている後続の枚葉紙11に作用し、枚葉紙11はこ
の負圧によって場合によっては紙渡し胴5の外側外套面9
から引き離されることがあり、これは枚葉紙を、見当を
合わせて反転胴25に搬送するのに好ましくない影響を与
えることがある。
胴5の周囲領域を用いて搬送される際、特に高い印刷性
能の場合は、すなわち速い印刷機速度の場合は、特に、
紙渡し胴5の外套上の枚葉紙が接している、紙渡し胴5の
周囲領域に、その枚葉紙にわたって、図1でハッチング
して示された負圧領域35が形成される。図1から明らか
なように、負圧領域35は、案内胴19と紙渡し胴5との間
の隙間から、反転胴25と紙渡し胴5との間の隙間の前ま
で延びている。負圧領域35は、実質的に静止している周
囲空気と速い速度で動く紙渡し胴5の外側外套面9との間
の速度差のために形成されている。外側外套面9上に置
かれた枚葉紙11にわたって作用するこの負圧は、枚葉紙
11が(図1に示すように)波打った状態で紙渡し胴5上
に置かれることにつながり、また、図2に示すように、
この波打ち状態はますます強められ、これが見当を正確
に合わせた枚葉紙搬送を不可能にすることにつながる。
特に、波打った枚葉紙が伝播されることは、負圧領域35
を形成することにつながる。枚葉紙が紙渡し胴5から局
所的に持ち上げられることは、搬送される枚葉紙に作用
する遠心力によってさらに促進される。枚葉紙の引き離
しは、その後縁が、紙渡し胴5と案内胴19との間の隙間
を通過する際に初めて吸い口によって捕捉されるために
起こり得る。このように紙渡し胴5上に置かれた枚葉紙
上に負圧が発生している間、紙渡し胴5のこの実施形態
の場合、図1では空き空間37のみが示されている、紙渡
し胴5の歯の間の空き空間内には、この空間内にある空
気の粒子に作用する遠心力のために、枚葉紙下面側に作
用し同じく枚葉紙の引き離しに寄与する正圧が発生して
いる。
たスケールでの詳細図である。同じ部分には、図1での
説明が参照されるように同じ参照符号が付されている。
図2から、案内胴19から紙渡し胴5に搬送された後に平
滑に紙渡し胴5の外側外套面9に接しているのではなく、
比較的小さい波打ち部38を有する枚葉紙11が読み取れ
る。矢印によって概略を示された、周囲空気による波打
ち部38の伝播のために、紙渡し胴5の外側外套面9におけ
る負圧の形成は強まり、これは、この波打ち部38が、反
転胴25へ運ばれる間にますます大きくなること、すなわ
ちますます高くなることにつながる。
装置1の実施形態を詳細に説明する。図1に図示され既
に図1を参照して説明した部分には、図1での説明が参
照されるように同じ参照符号が付されている。
に、ここでは紙渡し胴5によって構成されるローラの周
囲領域によって搬送する役割をする搬送装置1の側面図
である。搬送装置1は、紙渡し胴5の上方にわずかな間隔
をおいて配置された送風ケース41を備える空気誘導装置
39を含んでいる。送風ケース41は、特に、紙渡し胴5の
全長にわたって、かつ、この実施形態の場合では枚葉紙
11の長さよりも短い、この紙渡し胴5の周囲領域にわた
って延びている。送風ケース41は、紙渡し胴5の外側の
輪郭に合わせられており、すなわちこれは、送風ケース
41の、紙渡し胴5と向き合う底壁43が、送風ケース41と
紙渡し胴5との間の間隙の高さが実質的に一定となるよ
うに湾曲されていることを意味している。
プレッサのような、図3に図示されていない空気発生装
置に接続され、また、底壁43に配置された複数の空気出
口穴45を備えている。空気出口穴45は紙渡し胴5の周囲
にわたって連続して配置されており、また、特に、スリ
ット状に構成されており、すなわちこの空気出口穴45は
実質的に送風ケース41の全長にわたって延びている。空
気出口穴45は、そこから吹き出る、図2では矢印で示さ
れている各空気流47が、紙渡し胴5の回転方向に向けら
れるように配置され、または構成されている。空気流47
の速度は、特に、紙渡し胴5の周速度または外側外套面9
上に保持された枚葉紙11の速度と同じ大きさである。し
たがって、紙渡し胴5上に置かれた枚葉紙11とその上に
ある空気との間の速度差は、この場合ゼロであり、この
結果、図1を参照して説明したように負圧領域35が形成
されることはない。紙渡し胴5の回転方向に向けられた
吹き付け空気または圧縮空気を発生することによって、
紙渡し胴5の外側外套面9への枚葉紙の平滑な、すなわち
しわや波打ちのない当てを保証でき、この結果、枚葉紙
を後続の反転胴25に見当を正確に合わせて渡すことがで
きる。
口穴45から吹き出る空気流47の速度は枚葉紙の速度より
も遅く、このことは、紙渡し胴5上に置かれた枚葉紙上
に、例えば図1を参照して説明したように負圧領域が形
成されることにつながることがあるが、この場合、この
負圧は、紙渡し胴5の外側外套面9への枚葉紙の平滑な当
てを保証できる程度の大きさでしかない。
き出る空気流47は、破線で示された仮想の接線49に対し
て、90°よりも小さく0°よりも大きいかまたは0°と
等しくてよい、そしてここでは約10°である角度αだけ
傾むくように、紙渡し胴5の外側外套面9に向けられてい
る。接線49は、この空気流47の中央の流線の衝突点51と
交わる。「中央の流線」という用語は空気流の中央部に
ある部分噴流の意味と解釈される。
ス41と、案内胴19と紙渡し胴5間の隙間との間の空き空
間53内には、紙渡し胴5の周方向に順に続いて配置され
た、それぞれ少なくとも1つの図示しない空気出口穴を
備える2つの送風管57,59を有する送風装置55が備えら
れている。送風管57,59は、図示しない圧縮空気発生装
置または吹き付け空気発生装置に接続されており、その
結果、紙渡し胴5の回転方向とは反対方向に向けられ
た、紙渡し胴5への枚葉紙後縁の平滑な当てを保証し、
したがって枚葉紙を長手方向に張ることができる、破線
で示される空気流61を吹き付けることができる。
方向に順に続いて、紙渡し胴5の中心を中心とする仮想
の円周上に配置された送風管63〜79を備える搬送装置1
の他の実施形態を示している。紙渡し胴5の上方に、そ
れから間隔をおいて配置された送風管63〜79は、特に、
各送風管63〜79の全長にわたって延びる、図4に図示し
ない少なくとも1つの空気出口穴をそれぞれ備えてい
る。空気発生装置に接続された送風管63〜79のこの空気
出口穴から、搬送される枚葉紙が保持された紙渡し胴5
の周囲領域に向けられ、紙渡し胴5の回転方向に向けら
れたそれぞれ1つの空気流47を発生可能である。
の実施形態の場合でも、紙渡し胴5上への空気流47の衝
突点51と交わる接線49に対して、0°より大きいか等し
く90°より小さくてよい角度αだけ傾いている。図3に
示された実施形態の場合と同様に、外側外套面9に向け
られた空気流47が相応の速度である場合、負圧領域が、
周囲空気と紙渡し胴5の周囲領域上で保持された枚葉紙
との間の相対運動のために枚葉紙上に形成されるのを抑
えることができ、この結果、枚葉紙が反転胴25に見当を
正確に合わせて搬送されることを保証できる。
枚葉紙11を反転胴25に搬送するのに用いられる、紙渡し
胴5の周囲領域は、図3を参照して説明した送風ケース41
の場合と同様に、送風管63〜79を備える空気誘導装置39
によって完全には覆われていない。それにもかかわら
ず、紙渡し胴5の周囲領域上に保持された枚葉紙11上に
ある空気を、送風管63〜79を用いて、紙渡し胴5の周方
向に所望の速度で動かすことができる。
は、空気誘導装置39から追加される空気が紙渡し胴5と
反転胴25との間の隙間を通ってその下方にある領域33に
流入できるので、送風ケース41または送風管63〜79を用
いて、紙渡し胴5の、枚葉紙が保持された周囲領域上に
発生する空気流47が、反転される枚葉紙と反転胴25と紙
渡し胴5の間の限られた領域33内で、枚葉紙の反転の際
に形成される負圧を取り除くのにも寄与するということ
で共通している。
る。
る。
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 枚葉紙をローラの周囲領域を用いて搬送
する装置であって、前記枚葉紙が保持された前記ローラ
の前記周囲領域に少なくとも1つの空気流を発生する空
気発生装置を有する搬送装置において、 前記空気流(47)が前記ローラの回転方向に向けられてい
ることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】 前記空気流(47)の速度が、前記枚葉紙の
速度と同じ大きさであるかまたは小さい、請求項1記載
の搬送装置。 - 【請求項3】 前記空気流(47)が、前記ローラの外套に
接し、前記空気流(47)の中央の流線の衝突点(51)と交わ
る仮想の接線 (49)に対して、0°≦α<90°である角度
だけ傾いている、請求項1または2に記載の搬送装置。 - 【請求項4】 前記空気発生装置が圧縮空気または吹き
付け空気を発生する、請求項1〜3のいずれか1項に記
載の搬送装置。 - 【請求項5】 前記空気発生装置は、前記空気流(47)を
方向付ける空気誘導装置(35)に付属している、請求項1
〜4のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 【請求項6】 前記空気誘導装置が、1つの空気出口穴
(45)または複数の空気出口穴(45)を有する少なくとも1
つの送風ケース(41)、および/または、少なくとも1つ
の空気出口穴を有する少なくとも1つの送風管(63;65;6
7;69;71;73;75;77;79)を備えている、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の搬送装置。 - 【請求項7】 前記ローラが枚葉紙輪転印刷機の反転装
置(3)の紙渡し胴(5)から構成されている、請求項1〜6
のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 【請求項8】 前記紙渡し胴(5)が、前記枚葉紙用の少
なくとも1つの保持装置、特に、前記枚葉紙の前縁用の
第1の保持装置(7)と後縁用の第2の保持装置(13)とを
備えている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の搬送
装置。 - 【請求項9】 特に請求項1〜8のいずれか1項に記載
の枚葉紙搬送装置を用いて、枚葉紙を第1のローラの周
囲領域を用いて搬送し、前記枚葉紙を前記第1のローラ
の後に配置された第2のローラに位置を正確に合わせて
供給する方法であって、その際、少なくとも1つの空気
流を前記ローラの周囲領域上に置かれた前記枚葉紙上に
向ける搬送方法において、 前記空気流を前記ローラの回転方向に向けることを特徴
とする搬送方法。
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