JP2001265090A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001265090A
JP2001265090A JP2000071268A JP2000071268A JP2001265090A JP 2001265090 A JP2001265090 A JP 2001265090A JP 2000071268 A JP2000071268 A JP 2000071268A JP 2000071268 A JP2000071268 A JP 2000071268A JP 2001265090 A JP2001265090 A JP 2001265090A
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雅弘 佐藤
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聰 西川
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欣彦 三田村
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浩三 田川
Mitsuaki Kuroda
光昭 黒田
Yukitomo Shigemori
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 プロセス速度の切り換えに伴うレジずれ
の発生を防止可能な画像形成装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 中間転写体又は転写材担持体の移動速度
を所定のプロセス速度に変更したとき、当該プロセス速
度の変更に起因するカラー画像形成位置ずれ分を補正す
るように構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式や
静電記録方式などを応用した複写機やプリンター、ある
いはファクシミリ等の画像形成装置に関し、特にカラー
の画像形成装置において、各色の画像形成位置であるカ
ラーレジストレーションを制御するためのカラーレジス
トレーションコントロールシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等において処理されるド
キュメントは急速にカラー化が進み、これらのドキュメ
ントを扱う複写機・プリンター・ファクシミリ等の画像
形成装置も急速にカラー化されてきている。そして、現
在これらのカラー機器は、オフィス等における事務処理
の高品位化および迅速化に伴って、一層高画質化および
高速化されてきている。かかる要求に応え得るカラー機
器としては、例えば、黒(K)、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)の各色毎に各々の画像形成ユ
ニットを持ち、各画像形成ユニットで形成された色の異
なる画像を、転写材上又は中間転写体上に多重に転写
し、カラー画像の形成を行なういわゆるタンデム型のカ
ラー画像形成装置が種々提案されており、実際に商品化
されてもいる。
【0003】この種のタンデム型のカラー画像形成装置
としては、例えば、次に示すようなものがある。このタ
ンデム型のカラー画像形成装置は、図26に示すよう
に、黒(K)色の画像を形成する黒色画像形成ユニット
200Kと、イエロー(Y)色の画像を形成するイエロ
ー色画像形成ユニット200Yと、マゼンタ(M)色の
画像を形成するマゼンタ黒色画像形成ユニット200M
と、シアン(C)色の画像を形成するシアン色画像形成
ユニット200Cの4つの画像形成ユニットを備えてい
る。
【0004】これら4つの画像形成ユニット200K、
200Y、200M、200Cは、互いに一定の間隔を
おいて水平に配置されている。また、上記黒(K)、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各画像
形成ユニット200K、200Y、200M、200C
の下部には、当該各画像形成ユニット200K、200
Y、200M、200Cで順次形成されるトナー像を、
互いに重ね合わせた状態で転写する中間転写ベルト20
1が、矢印方向に沿って回転可能に配置されている。
【0005】上記黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各画像形成ユニット200K、
200Y、200M、200Cは、すべて同様に構成さ
れており、これら4つの画像形成ユニット200K、2
00Y、200M、200Cでは、上述したように、そ
れぞれ黒色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナ
ー像が順次形成されるように構成されている。上記各色
の画像形成ユニット200K、200Y、200M、2
00Cは、感光体ドラム202を備えており、この感光
体ドラム202の表面は、一次帯電用のスコロトロン2
03によって一様に帯電された後、画像露光装置204
によって像形成用のレーザ光が画像情報に応じて走査露
光され、静電潜像が形成される。上記感光体ドラム20
2の表面に形成された静電潜像は、各画像形成ユニット
の現像器205によってそれぞれ黒色、イエロー色、マ
ゼンタ色、シアン色のトナーにより現像されて可視トナ
ー像となり、これらの可視トナー像は、転写帯電器20
6によって中間転写ベルト201上に互いに重ね合わせ
た状態で転写される。上記中間転写ベルト201上に多
重に転写された黒色、イエロー色、マゼンタ色、シアン
色の各色のトナー像は、所定のタイミングで給紙される
転写用紙207上に一括して転写された後、定着装置2
08によって定着処理を受け、カラー画像の形成が行な
われる。
【0006】なお、図26中、209は感光体クリーナ
ー、210は中間転写ベルトクリーナーをそれぞれ示す
ものである。
【0007】ところで、このように構成されるタンデム
型のカラー画像形成装置においては、普通紙以外に厚紙
やOHPシートなどの転写材にも、カラー画像を形成す
ることが可能となっており、厚紙やOHPシートなどの
転写材にカラー画像を形成する場合には、転写性や定着
性を良好とするため、プロセス速度を切り替えるように
構成されている。その際、上記タンデム型のカラー画像
形成装置では、普通紙にカラー画像を形成する場合、通
常の相対的に速いプロセス速度に設定され、厚紙やOH
Pシートなどの転写材にカラー画像を形成する場合、通
常のプロセス速度の例えば1/2の速度に切り替えられ
る。
【0008】また、上記の如く構成されるタンデム型の
カラー画像形成装置においては、図26に示すように、
画像露光装置204を個々の画像形成ユニット200
K、200Y、200M、200C毎に設けるのではな
く、4つの画像形成ユニット200K、200Y、20
0M、200Cに共通の画像露光装置を1つのみ設ける
ことにより、装置の構成を簡略化し、コストの低減及び
装置の小型化を可能としたものも、既に提案されてい
る。
【0009】この種の画像露光装置としては、例えば、
図27に示すように、1つのポリゴンミラー 300 に対し
て、各画像形成ユニット200K、200Y、200
M、200Cに対応した図示しない4つの半導体レーザ
を設け、これらの4つの半導体レーザから出射された4
本のレーザビームLB−K、LB−Y、LB−M、LB
−Cを、2つの画像形成ユニット200K、200Yと
他の2つの画像形成ユニット200M、200Cとで、
ポリゴンミラー300のそれぞれ反対側に位置する面に
照射して偏向走査し、f−θレンズ301や複数枚のミ
ラー302〜305を介して4つの画像形成ユニット2
00K、200Y、200M、200Cの感光体ドラム
202上に画像を露光するように構成した、”スプレー
ペイント方式”と呼ばれる画像露光装置がある。
【0010】かかるスプレーペイント方式の画像露光装
置の場合には、図27に示すように、図示しない4つの
半導体レーザから出射された4本のレーザビームLB−
K、LB−Y、LB−M、LB−Cを、2つの画像形成
ユニット200K、200Yと他の2つの画像形成ユニ
ット200M、200Cとで、ポリゴンミラー300の
反対側に位置する面に照射して偏向走査するものである
ため、ポリゴンミラー300の片側に位置する面で偏向
走査されるレーザビームLB−K、LB−Yと、ポリゴ
ンミラー300の反対側に位置する面で偏向走査される
レーザビームLB−M、LB−Cとでは、図4に示すよ
うに、感光体ドラム202上に走査露光されるレーザビ
ームの走査方向が、互いに反対方向となる。
【0011】その際、上記各レーザビームLB−K、L
B−Y、LB−M、LB−Cが走査露光される感光体ド
ラム202は、所定の回転速度で回転しているため、当
該感光体ドラム202の一方の端部から他方の端部に向
けてレーザビームが走査露光される間に、感光体ドラム
202の表面は、移動してしまうことになる。したがっ
て、感光体ドラム202の軸方向に沿って一方の端部か
ら他方の端部に向けて、そのままただ単にレーザビーム
を走査露光したのでは、当該レーザビームが感光体ドラ
ム202の表面に、斜めに傾斜した状態で照射される。
しかも、上記スプレーペイント方式の画像露光装置の場
合には、画像形成ユニットによって、レーザビームLB
の走査方向が互いに逆方向となっているため、感光体ド
ラム202によっては、レーザビームLBの照射角度が
互いに逆方向に1/2ライン程度大きくずれてしまい、
色ずれが顕著となるという問題点が生じる。
【0012】そこで、上記スプレーペイント方式の画像
露光装置の場合には、図4に示すように、予め、各感光
体ドラム202の表面にレーザビームLBを、感光体ド
ラム202の回転方向の上流側に向けて、所定の角度だ
け傾斜した状態で走査露光するように構成し、各感光体
ドラム202が所定の速度で回転した状態で、各感光体
ドラム202の軸方向に沿って傾斜することなく、レー
ザビームLBが精度良く露光され、中間転写ベルト20
1上で各色のトナー像が色ずれを生じることなく互いに
重なって転写されるように構成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記の如く構成されるタンデム型のカラー画像形成
装置の場合には、転写材の種類が、普通紙か、あるいは
厚紙やOHPシートなどかによって、プロセス速度を通
常の速い速度と、通常の速度の1/2である遅い速度に
切り換えるように構成されている。そのため、上記タン
デム型のカラー画像形成装置においては、プロセス速度
を、通常の速い速度から、通常の速度の1/2である遅
い速度に切り換えたり、通常の速度の1/2である遅い
速度から、通常の速い速度に切り換えた場合に、プロセ
ス速度の切り換えに伴う設定速度との間の僅かなずれ
(速度オフセット)が発生する。このプロセス速度の切
り換えに伴う設定速度との間の僅かなずれ(速度オフセ
ット)は、駆動源としてのモータの制御精度を、限界に
近い程度にまで高めても、ある程度残るものである。
【0014】このように、上記タンデム型のカラー画像
形成装置において、プロセス速度の切り換えに伴って、
設定速度と切り換え後の速度との間に、僅かな速度のず
れ(速度オフセット)が存在すると、この僅かな速度の
ずれに起因して、最上流の画像形成ユニットと最下流の
画像形成ユニットの色間で、プロセス方向のレジずれに
起因する色ずれが発生するという問題点があった。この
色ずれは、各画像形成ユニット間の間隔が大きい程、顕
著になって現れる。
【0015】また、色によってレーザビームLBのスキ
ャン方向が異なるスプレーペイント方式の画像露光装置
において、図28に示すように、プロセス速度を通常の
速度から、1/n(例えば、n=2)の速度に切り換え
たとき、ポリゴンミラー300の回転速度をそのままに
して、(n−1)ライン(例えば、1ライン)毎に飛ば
して書き込むように構成した場合には、図28に示すよ
うに、プロセス速度が通常の速度のときに、レーザビー
ムLBが感光体ドラム202の軸方向に沿って、精度良
く走査露光されるように設定されているため、プロセス
速度が例えば1/2になると、走査方向が異なるレーザ
ビームLBが、1/2ライン分だけ互いにずれた状態
で、感光体ドラム202上に走査されることになる。そ
のため、中間転写ベルト201上に転写されるトナー像
には、1/2ライン分の互いに傾斜した位置ずれ(スキ
ュー)が発生するという問題点があった。
【0016】さらに、上記タンデム型の画像形成装置の
場合には、各画像形成ユニットの間隔や、最終段の画像
形成ユニットから二次転写位置までの距離などによって
は、中間転写ベルトの二次転写位置に転写用紙が突入し
た際に、最終段の画像形成ユニットでは、未だ、感光体
ドラム上から画像を転写中である場合が起こり得る。
【0017】このように、中間転写ベルトの二次転写位
置に転写用紙が突入する際に、最終段の画像形成ユニッ
トが未だ画像を転写中である場合には、中間転写ベルト
の二次転写位置に転写用紙が突入する際の衝撃が、中間
転写ベルトを介して最終段の画像形成ユニット等に伝わ
り、当該最終段の画像形成ユニット等から中間転写ベル
ト上に二次転写される画像が乱れるという問題点を有し
ていた。この画像の乱れは、1枚の転写用紙の画像中に
おいて、最終段の画像形成ユニット等で形成される色の
画像のみがずれるものであるが、当該最終色が黒色等の
場合には、非常に目立ったものとなり、画質を大幅に低
下させることになる。
【0018】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その第1の目
的とするところは、プロセス速度の切り換えに伴うレジ
ずれの発生を防止可能な画像形成装置を提供することに
ある。
【0019】また、この発明の第2の目的とするところ
は、画像形成ユニットによってレーザビームのスキャン
方向が異なる画像露光装置を用いた画像形成装置におい
て、プロセス速度を切り換えた場合に、レーザビームの
スキューに伴うレジずれの発生を抑制可能な画像形成装
置を提供することにある。
【0020】さらに、この発明の第3の目的とするとこ
ろは、厚紙等の転写材が転写位置に突入することに伴う
レジずれの発生を防止可能な画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、中間転写体上又は転
写材担持体に担持された転写材上に、異なった色のトナ
ー像を多重に転写することにより、転写材上にカラーの
画像を形成可能であるとともに、中間転写体又は転写材
担持体の移動速度を、複数のプロセス速度に切り替え可
能な画像形成装置であって、上記中間転写体上又は転写
材担持体上に、色の異なる複数のカラー画像形成位置ず
れ検出用パターンを順次形成し、前記中間転写体上又は
転写材担持体上に形成された複数のカラー画像形成位置
ずれ検出用パターンを、パターン検出手段によって検出
することにより、カラー画像形成位置ずれを補正するよ
うに構成した画像形成装置において、前記中間転写体又
は転写材担持体の移動速度を所定のプロセス速度に変更
したとき、当該プロセス速度の変更に起因するカラー画
像形成位置ずれ分を補正するように構成したものであ
る。
【0022】また、請求項2に記載された発明は、前記
中間転写体又は転写材担持体の移動速度を、所定のプロ
セス速度に変更する度に、当該速度変更に伴うカラー画
像形成位置ずれ分を補正する処理を実行することを特徴
とする請求項1に記載の画像形成装置である。
【0023】さらに、請求項3に記載された発明は、所
定のタイミングで、所定の各速度にてカラー画像形成位
置ずれ量を検出し、通常のプロセス速度と他のプロセス
速度とにおけるカラー画像形成位置ずれ量の差分を、記
憶手段に記憶し、次回のカラー画像形成位置ずれ量の検
出までの間、プロセス速度を切り替える度に、上記カラ
ー画像形成位置ずれ量の差分又は当該カラー画像形成位
置ずれ量の差分に所定の演算を行なった結果を反映し
て、カラー画像形成位置ずれ量を補正することを特徴と
する請求項1に記載の画像形成装置である。
【0024】また更に、請求項4に記載された発明は、
所定の各速度における最初の画像形成動作時に、当該プ
ロセス速度においてカラー画像形成位置ずれ検出用パタ
ーンの検出に伴うカラー画像形成位置ずれの補正動作を
実行し、以降、プロセス速度の切り替え時に、所定の条
件を満たせば、画像形成動作の最初にカラー画像形成位
置ずれの補正動作を実行することを特徴とする請求項1
に記載の画像形成装置である。
【0025】さらに、請求項5に記載された発明は、環
境条件とカラー画像形成位置ずれの相関関係と、プロセ
ス速度の切り替えに伴う目標速度との差分とカラー画像
形成位置ずれの相関関係の少なくとも一方をテーブル化
し、環境条件の変化及びプロセス速度の切り替えに伴う
目標速度との差分の検出結果の少なくとも一方に基づい
て、カラー画像形成位置ずれをフィードフォワード補正
することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置で
ある。
【0026】又、請求項6に記載された発明は、像担持
体を有する複数の画像形成ユニットを備え、各画像形成
ユニットの像担持体に、回転多面鏡の対向する面によっ
て複数本のレーザビームを偏向走査することにより、複
数の像担持体間でレーザビームの走査方向が異なる状態
で画像露光を施して静電潜像を形成し、当該静電潜像を
各色のトナーによって現像し、各画像形成ユニットの像
担持体上に形成された色の異なるトナー像を、中間転写
体上又は転写材担持体に担持された転写材上に多重に転
写することにより、転写材上にカラーの画像を形成可能
であるとともに、中間転写体又は転写材担持体の移動速
度を、複数のプロセス速度に切り替え可能な画像形成装
置であって、プロセス速度の変更時、回転多面鏡の回転
速度を変更せず、各画像形成ユニットの像担持体へのレ
ーザビームの書き込み線数を変更するように構成した画
像形成装置において、前記プロセス速度の変更に伴う各
画像形成ユニットの像担持体へのレーザビームの副走査
方向の傾きのずれが、画像上で所定の速度のいずれでも
目立たぬように各画像形成ユニットの像担持体へのレー
ザビームの書き込み方向を最適化するように構成したも
のである。
【0027】更に、請求項7に記載された発明は、中間
転写体上に異なった色のトナー像を多重に転写するとと
もに、当該中間転写体上に多重に転写された異なった色
のトナー像を、転写位置で転写材に転写することによ
り、カラー画像を形成することが可能な画像形成装置に
おいて、前記転写位置に転写材が突入することによって
中間転写体に速度変動が生じることに伴う、カラー画像
形成位置ずれを予め予測して、当該カラー画像形成位置
ずれを抑制するように、カラー画像形成位置を補正する
ように構成したものである。
【0028】また、請求項8に記載された発明は、前記
転写位置に転写材が突入することによって中間転写体に
速度変動が生じることに伴うカラー画像形成位置ずれの
程度に応じて、カラー画像形成位置の補正量を変更する
ように構成したことを特徴とする請求項7記載の画像形
成装置である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0030】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置とし
てのタンデム型のデジタルカラープリンターを示すもの
である。また、図3はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機
を示すものである。
【0031】図2及び図3において、1はタンデム型の
デジタルカラープリンター及び複写機の本体を示すもの
であり、デジタルカラー複写機の場合には、図3に示す
ように、本体1の上部に、原稿2を一枚ずつ分離した状
態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3
と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2
の画像を読み取る画像読取装置4が配設されている。こ
の画像読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された
原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像
を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9
及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD
等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画
像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定の
ドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るよ
うになっている。
【0032】上記画像読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとしてIPS(Image Processing
System)12に送られ、このIPS12では、
原稿2の反射率データに対して、シェーディング補正、
位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消
し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。ま
た、IPS12は、パーソナルコンピュータ等から送ら
れてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行な
うようになっている。
【0033】そして、上記の如くIPS12で所定の画
像処理が施された画像データは、同じくIPS12によ
って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)(各8bit)の4色の原稿再現色材
階調データに変換され、次に述べるように、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
のROS(Raster Output Scanne
r)14に送られ、この画像露光装置としてのROS1
4では、所定の色の原稿再現色材階調データに応じてレ
ーザビームLBによる画像露光が行なわれる。
【0034】ところで、上記タンデム型のデジタルカラ
ープリンター及び複写機本体1の内部には、図2及び図
3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔
をおいて並列的に配置されている。
【0035】これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されてお
り、大別して、所定の速度で回転駆動される像担持体と
しての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表
面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロール16と、当
該感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を
露光して静電潜像を形成する画像露光装置としてのRO
S14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を
所定の色のトナーで現像する現像器17と、感光体ドラ
ム15の表面を清掃するクリーニング装置18とから構
成されている。
【0036】上記ROS14は、図2及び図3に示すよ
うに、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kに共通に構成されており、図示しない4つの
半導体レーザを各色の原稿再現色材階調データに応じて
変調して、これらの半導体レーザからレーザビームLB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを階調データに応
じて出射するように構成されている。なお、上記ROS
は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成して勿論よ
い。
【0037】上記4つの半導体レーザから出射された各
レーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB−K
は、1つの回転多面鏡19に照射され、この回転多面鏡
19によって偏向走査される。その際、上記4つの半導
体レーザから出射された各レーザビームLB−Y、LB
−M、LB−C、LB−Kのうち、レーザビームLB−
YとレーザビームLB−Mは、回転多面鏡19の一方の
側面に照射され、他のレーザビームLB−Cとレーザビ
ームLB−Kは、回転多面鏡19の反対側の側面に照射
され、この回転多面鏡19によって偏向走査される。そ
の結果、レーザビームLB−Y、LB−Mと、レーザビ
ームLB−C、LB−Kとでは、回転多面鏡19によっ
て偏向走査される方向が互いに逆方向となる。上記回転
多面鏡19によって偏向走査されたレーザビームLB−
Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−
θレンズを介して、複数枚の反射ミラー201 〜203
によって反射され、各画像形成ユニットの感光体ドラム
15上に、ウインドウ21を通して斜め下方から走査露
光される。
【0038】上記IPS12からは、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像
形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通し
て設けられたROS14に、各色の画像データが順次出
力され、このROS14から画像データに応じて出射さ
れたレーザビームLB−Y、LB−M、LB−C、LB
−Kは、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光さ
れ、静電潜像が形成される。
【0039】かかるスプレーペイント方式のROS14
の場合には、図2に示すように、図示しない4つの半導
体レーザから出射された4本のレーザビームLB−K、
LB−Y、LB−M、LB−Cを、2つの画像形成ユニ
ット13Y、13Mと他の2つの画像形成ユニット13
C、13Kとで、回転多面鏡19の反対側に位置する面
に照射して偏向走査するものであるため、回転多面鏡1
9の片側に位置する面で偏向走査されるレーザビームL
B−Y、LB−Mと、回転多面鏡19の反対側に位置す
る面で偏向走査されるレーザビームLB−C、LB−K
とでは、図4に示すように、感光体ドラム15上に走査
露光されるレーザビームの走査方向が、互いに反対方向
となる。なお、図4では、便宜上、感光体ドラム15と
ROS14の位置関係が上下逆となっている。
【0040】そこで、上記スプレーペイント方式のRO
S14の場合には、図4に示すように、予め、各感光体
ドラム15の表面にレーザビームLBを、感光体ドラム
15の回転方向の上流側に向けて、所定の角度だけ傾斜
した状態で走査露光するように構成し、各感光体ドラム
15が所定の速度で回転した状態で、各感光体ドラム1
5の軸方向に沿って傾斜することなく、レーザビームL
Bが精度良く露光されるように構成されている。
【0041】そして、上記感光体ドラム15上に形成さ
れた静電潜像は、図2及び図3に示すように、現像器1
7によって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像とし
て現像される。
【0042】上記各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置され
た中間転写ベルトユニット22の中間転写ベルト25上
に、一次転写ロール26によって多重に転写される。こ
の中間転写ベルト25は、ドライブロール27と、バッ
クアップロール28と、テンショロール24との間に一
定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性
に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるド
ライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環
駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト25
としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成
樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合
成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続する
ことにより、無端ベルト状に形成したものが用いられ
る。
【0043】上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色のトナー像は、バックアップロール28
に圧接する二次転写ロール29によって、圧接力及び静
電気力で転写材としての転写用紙30上に二次転写さ
れ、これらの各色のトナー像が転写された転写用紙30
は、上方に位置する定着器31へと搬送される。上記二
次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に
位置しており、下方から上方に向けて搬送される転写用
紙30上に、各色のトナー像を一括して二次転写するよ
うになっている。そして、上記各色のトナー像が転写さ
れた転写用紙30は、定着器31によって熱及び圧力で
定着処理を受けた後、排出ロール32によって本体1の
上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
【0044】上記転写用紙30は、図2及び図3に示す
ように、給紙カセット34から所定のサイズのものが、
給紙ロール35及び用紙分離搬送用のロール対36によ
り用紙搬送路37を介して、レジストロール38まで一
旦搬送され、停止される。上記給紙カセット34から供
給された転写用紙30は、所定のタイミングで回転する
レジストロール38によって中間転写ベルト25の二次
転写位置へ送出される。
【0045】なお、上記デジタルカラープリンター及び
複写機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合
には、片面に画像が定着された転写用紙30を、排出ロ
ール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せず
に、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替
え、用紙搬送用のロール対39を介して両面用搬送ユニ
ット40へと搬送する。そして、この両面用搬送ユニッ
ト40では、搬送経路41に沿って設けられた図示しな
い搬送用のロール対により、転写用紙30の表裏が反転
された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、
今度は、当該転写用紙30の裏面に画像が転写・定着さ
れた後、排出トレイ33上に排出される。
【0046】図2及び図3中、44Y、44M、44
C、44Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、黒(K)の各色の現像器17に、所定の色の
トナーを供給するトナーカートリッジをそれぞれ示して
いる。
【0047】図5は上記デジタルカラープリンター及び
複写機の各画像形成ユニットを示すものである。
【0048】上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色、
黒色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kは、図5に示すように、すべて同様に構成さ
れており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、1
3M、13C、13Kでは、上述したように、それぞれ
イエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー像
が所定のタイミングで順次形成されるように構成されて
いる。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M、1
3C、13Kは、上述したように、感光体ドラム15を
備えており、これらの感光体ドラム15の表面は、一次
帯電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。そ
の後、上記感光体ドラム15の表面は、ROS14から
画像データに応じて出射される画像形成用のレーザ光L
Bが走査露光されて、各色に対応した静電潜像が形成さ
れる。上記感光体ドラム15上に走査露光されるレーザ
光LBは、当該感光体ドラム15の真下よりやや右側寄
りの斜め下方から、所定の傾斜角度で露光されるように
設定されている。上記感光体ドラム15上に形成された
静電潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kの現像器17の現像ロール17aによってそ
れぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の各色
のトナーにより現像されて可視トナー像となり、これら
の可視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって
中間転写ベルト25上に順次多重に転写される。
【0049】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によ
って残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プ
ロセスに備える。上記クリーニング装置18は、クリー
ニグブレード42を備えており、このクリーニグブレー
ド42によって感光体ドラム15上の残留トナーや紙粉
等を除去するようになっている。また、トナー像の転写
工程が終了した後の中間転写ベルト25の表面は、図2
及び図3に示すように、クリーニング装置43によって
残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセ
スに備える。上記クリーニング装置43は、クリーニン
グブラシ43a及びクリーニングブレード43bを備え
ており、これらのクリーニングブラシ43a及びクリー
ニングブレード43bによって、中間転写ベルト25上
の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
【0050】ところで、この実施の形態1では、中間転
写体上に、色の異なる複数のカラー画像形成位置ずれ検
出用パターンを順次形成し、前記中間転写体上に形成さ
れた複数のカラー画像形成位置ずれ検出用パターンを、
パターン検出手段によって検出することにより、カラー
画像形成位置ずれを補正するように構成されており、前
記中間転写体の移動速度を所定のプロセス速度に変更し
たとき、当該プロセス速度の変更に起因するカラー画像
形成位置ずれ分を補正するように構成されている。
【0051】すなわち、この実施の形態では、中間転写
ベルト25上に所定のタイミングで、カラーレジずれ検
出用のパターン50を形成し、このカラーレジずれ検出
用パターン50を検出して、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kのカラーレジずれを補正し
た後、カラー画像を形成するように構成されている。
【0052】カラーレジずれ検出用パターン50として
は、図6に示すように、第1の基準色からなる第1番目
の山形マーク51KKと、第2の被測定色からなる第2
番目の山形マーク51YYと、第1の色と第2の色から
なる第3番目の山形マーク51KYマークを、1つの単
位として被測定色のすべてを組み合わせたパターンが用
いられる。図7に示すパターン50の組み合わせが基準
色と対象色における1ブロックとする。このパターンを
実際に用いる場合には、図6に示すように、数ブロック
分繰り返して形成してサンプルする。ここでは、中間転
写ベルト25の1周分のサンプルを仮定して、本発明の
実施の形態1を説明する。
【0053】図8は上記カラーレジずれ検出用のパター
ン検出器60を示す斜視構成図である。
【0054】図8において、61はパターン検出器60
の筐体であり、62a、62bは中間転写ベルト25上
に形成されたカラーレジずれ検出用のパターン50をそ
れぞれ照明する2つの発光素子であり、63a、63b
及び64a、64bは中間転写ベルト25上に形成され
たカラーレジずれ検出用パターン50の異なった山型マ
ーク51からからの反射光をそれぞれ受光する2組の各
受光素子を示すものである。上記2つの発光素子62
a、62bとしては、例えば、特定波長の光、あるいは
所定の波長分布を持った光を出射するLEDなどが用い
られ、これらの発光素子62a、62bは、中間転写ベ
ルト25上の1つの検出位置を、互いに所定の角度だけ
傾斜した反対側の斜め方向から照明するように配置され
ている。また、上記2組み受光素子63a、63b及び
64a、64bは、中央部が互いに接触し、両端部が水
平方向に対して所定の角度だけ下方に傾斜した状態で配
置された、2つの受光素子63a、63bと64a、6
4bとを備えており、各受光素子63a、63bと64
a、64bは、図8に示すように、反射光の検知タイミ
ング及び検知角度が互いに異なるように設定されてい
る。
【0055】上記パターン検出器60は、図9に示すよ
うに、中間転写ベルト25上に形成されたカラーレジず
れ検出用パターン50を検出すると、当該カラーレジず
れ検出用パターン50の直線状のマーク51によって、
一方の受光素子63bからは、図9(a)に示すよう
に、先に滑らかな山型の波形が出力され、幾らか遅れ
て、他方の受光素子63aからも、図9(b)に示すよ
うに、滑らかな山型の波形が出力される。そして、これ
ら2つの受光素子63b、63aから出力される波形を
増幅してから差分をとるか、差分をとってから増幅する
ことにより、図9(c)に示すように、一旦大きく山型
に立ち下がってから、今度は大きく山型に立ち上がる出
力波形が得られる。そこで、上記2つの受光素子63
a、63bから出力される波形の差分をとることによ
り、CCD等の高精度のセンサーを使用しなくとも、図
9(d)に示すように、カラーレジずれ検出用パターン
50の直線状のマーク51を、高解像度で精度良く検出
することが可能となる。
【0056】図10はこの実施の形態1に係るカラーレ
ジずれ補正装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0057】図10において、70はタンデム型のデジ
タルカラー複写機の画像形成動作、及びカラーレジずれ
の検出並びに校正動作などを制御するCPU、71はC
PU70が実行する画像形成動作や、カラーレジずれの
検出並びに校正動作などを制御するためのソフトウエア
のプログラムを記憶したROM、72はパターン検出器
60の発光素子62a、62bを構成するLEDを点灯
するLEDドライバー、73はパターン検出器60の受
光素子63a、63b及び64a、64bでデータをサ
ンプリングする閾値を制御するPWM回路(パルス幅変
調回路)、60は中間転写ベルト25の例えば幅方向の
両端部と中央部の3箇所(必要に応じて、両端部のみ等
でもよい)に形成されるカラーレジずれ検出用パターン
を検出するパターン検出器、74はこれらのパターン検
出器60から出力されるカラーレジずれ検出用パターン
検出時の所定のパルス間(立ち上がり)の時間間隔を、
基準クロックパルスに基づいて計測するカウンタ、75
はCPU70からの指令にも基づいて、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13BKのROS14Y、14M、14C、14B
Kに、所定のタイミングで原稿2の画像情報あるいはカ
ラーレジずれ検出用パターン50を形成するための画像
情報を出力する画像出力回路、76はカラーレジずれ検
出用パターン50の画像情報を予め記憶したレジパター
ン格納ROMをそれぞれ示すものである。
【0058】図1はこの実施の形態1に係るタンデム型
のデジタルカラープリンター及び複写機の制御回路を示
すブロック図である。なお、図1では、便宜上、感光体
ドラム15とROS14の位置関係が上下逆となってい
る。
【0059】図1において、80はデジタルカラープリ
ンター及び複写機の動作を制御するメインコントロー
ラ、81はモータドライバ、82はベルト駆動モータ、
83は画像書き込みタイミング制御部、14はROS、
84はデジタルカラープリンター及び複写機本体1の温
度を検知する温度検知センサ、60はパターン検出器を
それぞれ示すものである。
【0060】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像形成装置では、次のようにして、プロセス速度の
切り換えに伴うレジずれの発生を防止可能となってい
る。
【0061】すなわち、この実施の形態に係るタンデム
型のカラー画像形成装置においては、図2及び図3に示
すように、普通紙以外に厚紙やOHPシートなどの転写
材30にも、カラー画像を形成することが可能となって
おり、厚紙やOHPシートなどの転写材30にカラー画
像を形成する場合には、転写性や定着性を良好とするた
め、プロセス速度を切り替えるように構成されている。
その際、上記タンデム型のカラー画像形成装置では、図
11に示すように、普通紙にカラー画像を形成する場
合、通常の相対的に速いプロセス速度(全速)に設定さ
れ、厚紙やOHPシートなどの転写材にカラー画像を形
成する場合、通常のプロセス速度の例えば1/2の速度
(半速)に切り替えられる。しかし、上記タンデム型の
カラー画像形成装置では、プロセス速度を切り替えた際
に、図11(b)に示すように、目標とするプロセス速
度との間に僅かな速度の差(オフセット)ΔVが必然的
に生じ、この速度の差(オフセット)ΔVがカラー画像
の位置ずれの原因となる。
【0062】なお、上記タンデム型のカラー画像形成装
置においては、プロセス速度を、通常の相対的に速いプ
ロセス速度と、通常のプロセス速度の例えば1/2の速
度に、2段階に切り替える場合以外に、必要に応じて、
厚紙を極厚い紙と中厚紙に分けたり、OHPシートを別
のプロセス速度に設定するなど、3つ乃至4つ以上の複
数のプロセス速度に切り替えるように設定しても勿論よ
い。
【0063】そして、この実施の形態では、上記CPU
70によってタンデム型のデジタルカラー複写機の画像
形成動作を制御するのは勿論のこと、当該タンデム型の
デジタルカラー複写機のプロセス速度が切り替えられた
ときに、CPU70は、中間転写ベルト25上に図6及
び図7に示すようなカラーレジずれ検出用パターン50
を形成し、このカラーレジずれ検出用パターン50をパ
ターン検出器60によって検出して、基準となる色のパ
ターンに対して対象となる画像形成ユニット13Y、1
3M、13Cで形成されるカラーレジずれ検出用パター
ン50がどの程度ずれているかを検出して、このカラー
レジずれを校正する制御を行なうようになっている。
【0064】このように、上記実施の形態では、プロセ
ス速度が切り替えられたときに、中間転写ベルト25上
にカラーレジずれ検出用パターン50を形成し、このカ
ラーレジずれ検出用パターン50をパターン検出器60
によって検出して、基準となる色のパターンに対して対
象となる画像形成ユニット13Y、13M、13Cで形
成されるカラーレジずれ検出用パターン50がどの程度
ずれているかを検出して、このカラーレジずれを校正す
る制御を行なうように構成されているので、プロセス速
度の切り替えに伴って、図12に示すように、プロセス
速度の切り換えに伴う設定速度との間の僅かなずれ(速
度オフセット)が発生した場合でも、当該設定速度との
間の僅かなずれ(速度オフセット)に伴うカラーレジず
れを校正することができ、プロセス速度の切り換えに伴
うレジずれの発生を防止することが可能となっている。
【0065】実施の形態2 この実施の形態2について、前記実施の形態1と同一の
部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形
態2では、プロセス速度が切り替えられるたびに、中間
転写ベルト上にカラーレジずれ検出用パターンを形成
し、カラーレジずれを校正する制御を行なうのではな
く、所定のタイミングでプロセス速度の切り換えに伴う
設定速度との間のずれ(速度オフセット)を検出して、
これを記憶手段に記憶しておき、画像形成動作を実行す
る際に、プロセス速度の切り替え動作に伴って、記憶手
段に記憶された設定速度との間のずれ(速度オフセッ
ト)のデータに基づいて、画像形成タイミング等を制御
し、プロセス速度の切り換えに伴うレジずれの発生を防
止するように構成されている。
【0066】すなわち、この実施の形態2では、次に示
すように、所定のタイミングでプロセス速度の切り替え
に伴う感光体ドラム及び中間転写ベルトの設定速度との
間のずれ(速度オフセット)を検出して、これを記憶手
段に記憶するように構成されている。 画像形成装置の電源ONや、画像形成動作を一定時
間以上実行しなかった場合に、省電力モードに自動的に
切り替える所謂スリープモードからの復帰時に、レジス
トコントロールサイクルを実行し、当該レジストコント
ロールサイクル実行時 画像形成装置に予め設定された通常のレジストコン
トロールサイクル実行時(例えば、画像形成装置内の温
度が所定の温度以上変化した場合や、所定枚数だけ画像
形成動作を実行したとき、あるいは感光体ドラムの累積
回転数が所定の値に達したときなどに、レジストコント
ロールサイクルを実行し、当該レジストコントロールサ
イクル実行時) に示す通常のレジコンサイクルのn回に一度 N日またはM時間に一度、あるいは最初の通常のレ
ジストコントロールサイクル毎 画像形成装置の工場出荷調整時 サービスエンジニアによる作業時 感光体ドラムや現像器などのキーパーツの交換時 ユーザーからの要求等があったとき 所定枚数だけ画像形成動作を実行する毎 (10)〜のいくつかの複合タイミング
【0067】そして、上記の所定のタイミングでプロセ
ス速度の切り替えに伴う感光体ドラム及び中間転写ベル
トの設定速度との間のずれ(速度オフセット)を検出し
て、これを記憶手段に記憶するようになっている。
【0068】上記所定のタイミングでプロセス速度の切
り替えに伴う設定速度との間のずれ(速度オフセット)
の検出は、例えば、次のように行われる。 中間転写ベルト25上に所定周期で形成されたトナ
ー像パターンの実際の間隔(センサ検知ポイントをパタ
ーンが通過する時間間隔)を測定 中間転写ベルト25上に予め設けられたパターン
(シール等)の間隔(センサ検知ポイントをパターンが
通過する時間間)を測定 中間転写ベルト25や感光体ドラム15の駆動モー
ターに取り付けられたエンコーダ出力 中間転写ベルト25や感光体ドラム15に従動回転
するローラに取り付けられたエンコーダ その他、中間転写ベルト25や感光体ドラム15の
表面速度を非接触で測定できる測定検出手段
【0069】この実施の形態では、例えば、図12に示
すように、中間転写ベルト25と感光体ドラム15の回
転速度を、中間転写ベルト25上に予め設けられたベル
トホーム検知用のパターンと、中間転写ベルト25と感
光体ドラム15の駆動モーターに取り付けられたエンコ
ーダの出力によって検出するように構成されている。
【0070】次に、上記の如く検出されたプロセス速度
の切り替えに伴う感光体ドラム及び中間転写ベルトの設
定速度との間のずれ(速度オフセット)を、記憶手段に
記憶する。
【0071】そして、上記画像形成装置において、プロ
セス速度を切り替える際に、記憶手段に記憶されたプロ
セス速度の切り替えに伴う設定速度との間のずれ(速度
オフセット)の値に応じて、当該設定速度との間のずれ
(速度オフセット)に伴うカラーレジストレーションの
ずれを予め補正するように、画像形成動作を実行するよ
うになっている。
【0072】このように、上記実施の形態2によれば、
プロセス速度を切り替える毎に、中間転写ベルト上にカ
ラーレジずれ検出用パターンを形成し、カラーレジずれ
を校正する制御を行なう必要がないので、画像形成装置
の生産性を大幅に向上することができるとともに、プロ
セス速度の切り換えに伴うレジずれの発生を防止するこ
とが可能となっている。
【0073】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0074】実施の形態3 この発明の実施の形態3について、前記実施の形態1と
同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実
施の形態3では、ユーザーのプロセス速度の使用頻度を
学習し、その状況に応じて実施の形態2の、のn、
N、Mまたはどの速度への切り換え時において、レジ補
正を行なうかを変更するように構成されている
【0075】すなわち、上記の如く構成される画像形成
装置において、プロセス速度を複数の速度に切り替え可
能に構成した場合でも、ユーザーは、必ずしも、複数の
プロセス速度にランダムに切り替えを行うわけではな
く、ユーザーに応じて、頻繁に使用するプロセス速度
は、大体決まっており、プロセス速度を切り替える頻度
やタイミングも、大体決まっている場合が多い。
【0076】そこで、この実施の形態3では、ユーザー
のプロセス速度の使用頻度を学習し、この学習したユー
ザー毎のプロセス速度の使用頻度に応じて、上記実施の
形態2 のやに記載されているように、のに示す
通常のレジコンサイクルのn回に一度や、のN日また
はM時間に一度、あるいは最初の通常のレジストコント
ロールサイクル毎において、n、N、Mまたはどの速度
への切り換え時において、レジ補正を行なうかを変更す
るように構成されている。
【0077】例えば、あるユーザーAは、通常のプロセ
ス速度で画像形成動作を行ない、他のプロセス速度にほ
とんど切り替えない場合には、プロセス速度の切り替え
に伴う設定速度との間のずれ(速度オフセット)を検出
する動作は、行わなくても良い。
【0078】また、あるユーザーBは、通常のプロセス
速度と遅いプロセス速度との間で、頻繁にプロセス速度
の切り替えを行う場合には、のに示す通常のレジコ
ンサイクルのn回に一度や、のN日またはM時間に一
度、あるいは最初の通常のレジストコントロールサイク
ル毎において、n、N、Mの値を相対的に小さい値に設
定し、しかも、特定のプロセス速度間で切り替えを頻繁
に行う場合には、当該特定のプロセス速度間での切り換
え時においてのみ、レジ補正を行なうように構成しても
良い。
【0079】さらに、あるユーザーCは、通常のプロセ
ス速度と遅いプロセス速度との間で、まれにプロセス速
度の切り替えを行う場合には、n、N、Mの値を相対的
に大きい値に設定し、しかも、特定のプロセス速度間で
切り替えを頻繁に行う場合には、当該特定のプロセス速
度間での切り換え時においてのみ、レジ補正を行なうよ
うに構成しても良い。
【0080】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0081】実施の形態4 この実施の形態4について、前記実施の形態1と同一の
部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形
態4では、環境条件とカラー画像形成位置ずれの相関関
係と、プロセス速度の切り替えに伴う目標速度との差分
とカラー画像形成位置ずれの相関関係の少なくとも一方
をテーブル化し、環境条件及びプロセス速度の切り替え
に伴う目標速度との差分の検出結果の少なくとも一方に
基づいて、カラー画像形成位置ずれをフィードフォワー
ド補正するように構成されている。
【0082】すなわち、この実施の形態では、図13に
示すように、環境条件としての温度とカラー画像形成位
置ずれの相関関係と、図14に示すように、プロセス速
度の切り替えに伴う目標速度との差分(プロセス速度オ
フセット量)とカラー画像形成位置ずれ(レジずれ量)
の相関関係をテーブル化し、温度条件及びプロセス速度
の切り替えに伴う目標速度との差分の検出結果の少なく
とも一方に基づいて、カラー画像形成位置ずれをフィー
ドフォワード補正するように構成されている。その際、
「プロセス速度オフセット量とレジずれ量の関係」のテ
ーブルは、例えば、過去N回の「カラー画像形成位置ず
れ補正結果とプロセス速度モニター結果」を平均したデ
ータに基づいて作成される。
【0083】また、装置の電源ON、インターロックオ
ープン時、スリープモード解除、既定値以上の衝撃検知
時、CRU交換時またはジャム除去時等のタイミングで
カラー画像形成位置ずれ補正サイクルが入った場合、そ
れ以前の「プロセス速度オフセット量とレジずれ量の関
係」のデータはクリアされるように構成しても良い。
【0084】さらに、レジコンサイクルの結果、それ以
前の「プロセス速度オフセット量とレジずれ量の関係」
と最新のデータが所定の閾値以上異なっている場合、過
去のデータをクリアする。
【0085】また、プロセス速度検知のために、速度を
切り換えた際、所定時間ベルトを空送り(ジョブ、用紙
は流さない)する。その際、空送り中における各色の所
定描画時間の平均速度をモニターし、速度切り換え後の
カラーのファーストジョブのレジ制御にフィードバック
する。
【0086】さらに、「環境情報とカラーレジずれ」の
FF補正テーブルを、通常のレジコン結果を元に書き換
える(学習機能)ように構成するのが望ましい。
【0087】また、「環境情報とカラーレジずれ」のテ
ーブルを作成する際、過去N回のレジコン結果に基づく
「環境情報とカラーレジずれ」テーブルデータを記録
し、それらを平均することで補正テーブルを作成するよ
うに構成するのが望ましい。
【0088】さらに、過去N回のレジ結果に基づく「環
境情報とカラーレジずれ」テーブルデータを記録し、こ
れらのばらつきが、ある閾値以上の場合、(1)環境条
件に対するFF補正中止、または(2)同補正量を初期
値にリセット、が選択可能なように構成するのが望まし
い。
【0089】また、過去N回のレジコン結果に基づく補
正テーブル平均時、ある閾値を超える補正量を含むテー
ブルのデータを除去するように構成するのが望ましい。
【0090】さらに、カラー画像形成位置ずれ補正サイ
クルが入るまでの間に、電源オフ・オン、インターロッ
クオープン、スリープモード解除、設定値以上の衝撃検
知時、CRU(画像形成ユニット)交換時、またはジャ
ム解除時等のタイミングでカラー画像形成位置ずれ補正
サイクルが入った場合、過去の補正テーブルをキャンセ
ルするように構成するのが望ましい。
【0091】また、機内に複数の環境情報(例えば、温
度)センサを有し、その各々について「環境情報とカラ
ーレジ」テーブルを作成するように構成するのが良い。
【0092】このうち、「環境情報とカラーレジ」の関
係が最も再現性良く、且つ通常環境(例:10〜40
℃、湿度40〜80%、等)範囲における|Δレジずれ
量/単位環境変化量|が大きい上位N個の環境センサ
を、レジ補正用に採用するのが補正精度を向上させる上
で望ましい。
【0093】また、上記の如く機内N箇所の環境情報デ
ータから、N次元「環境情報分布とカラーレジずれ」の
テーブルを作成し、このN次元のテーブルを用いて、カ
ラーレジずれの補正量を決定することにより、補正精度
を向上させることが可能となる。
【0094】環境条件、またはプロセス速度オフセット
量に対するFF(フィードフォワード)補正は、インタ
ーイメージ間で(マシン生産性を落とさずに)実施する
ように構成するのが望ましい。
【0095】また、環境条件、またはプロセス速度オフ
セット量に対するFF補正実施条件は、色毎に任意に設
定できるように構成するのが望ましい。
【0096】さらに、環境条件、またはプロセス速度オ
フセット量に対するFF補正実施条件は、補正内容(Y
マージン、Xマージン、スキュー、倍率、倍率バラン
ス、BOW、リニアリティー等)毎に設定可能で個別に
補正できるように構成するのが望ましい。
【0097】また、複数の環境情報センサの一部におい
て、故障等により出力が所定の環境レンジを超えた場
合、その出力を無視、あるいは、下記の何れかの方法
で、当該センサ出力の代用とするように構成するのが望
ましい。 最も近傍のセンサの出力 近傍の複数のセンサ出力の平均 近傍の1つまたは複数のセンサの出力に所定の演算
を行なった結果の値
【0098】さらに、機内N箇所の環境情報分布データ
を、各箇所のエアーフローの強さにFB(フィードバッ
ク)するするように構成するのが望ましい。
【0099】また、白黒モード専用の速度時はレジコン
サイクルを実施しないように構成されている。
【0100】さらに、カラー画像形成位置ずれ補正は、
カラージョブの直前でのみ実施し、白黒ジョブの前では
実施しないように構成されている。
【0101】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0102】実施の形態5 図15はこの発明の実施の形態5を示すものであり、前
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態5では、像担持体を有する複
数の画像形成ユニットを備え、各画像形成ユニットの像
担持体に、回転多面鏡の対向する面によって複数本のレ
ーザビームを偏向走査することにより、画像露光を施し
て静電潜像を形成し、当該静電潜像を各色のトナーによ
って現像し、各画像形成ユニットの像担持体上に形成さ
れた色の異なるトナー像を、中間転写体上又は転写材担
持体に担持された転写材上に多重に転写することによ
り、転写材上にカラーの画像を形成可能であるととも
に、中間転写体又は転写材担持体の移動速度を、複数の
プロセス速度に切り替え可能な画像形成装置であって、
プロセス速度の変更時、回転多面鏡の回転速度を変更せ
ず、各画像形成ユニットの像担持体へのレーザビームの
書き込み線数を変更するように構成した画像形成装置に
おいて、前記プロセス速度の変更に伴う各画像形成ユニ
ットの像担持体へのレーザビームの書き込み方向のずれ
が、画像上に現れないように各画像形成ユニットの像担
持体へのレーザビームの書き込み方向を設定するように
構成されている。
【0103】すなわち、この実施の形態5では、スプレ
ーペイント方式のROS14を使用した場合に、図4に
示すように、予め、各感光体ドラム15の表面にレーザ
ビームLBを、感光体ドラム15の回転方向の上流側に
向けて、所定の角度だけ傾斜した状態で走査露光するよ
うに構成し、各感光体ドラム15が所定の速度で回転し
た状態で、各感光体ドラム15の軸方向に沿って傾斜す
ることなく、レーザビームLBが精度良く露光されるよ
うに構成するのではなく、図15に示すように、感光体
ドラム15の通常の回転速度(全速)において、図4に
示す所定の角度よりも更に所定量だけ感光体ドラムの回
転方向上流側に傾斜した状態で走査露光するように構成
されている。
【0104】このように構成することにより、感光体ド
ラム15が通常の回転速度(全速)で回転している場合
には、レーザビームLBが感光体ドラム15の軸方向に
沿って走査露光されずに、レーザビームLBが感光体ド
ラム15の軸方向よりも若干上流側に傾斜した状態で走
査露光されるようになっている。そのため、レーザビー
ムLBの走査方向が異なる感光体ドラム15上に書き込
まれた直線は、図15に示すように、例えば1/4ライ
ンだけ互いに傾斜した状態で重ね合わされるようになっ
ている。
【0105】また、上記の構成において、感光体ドラム
15が通常の1/2の回転速度(半速)で回転している
場合には、レーザビームLBが感光体ドラム15の軸方
向に沿って走査露光されずに、レーザビームLBが感光
体ドラム15の軸方向よりも若干下流側に傾斜した状態
で走査露光されるようになっている。そのため、レーザ
ビームLBの走査方向が異なる感光体ドラム15上に書
き込まれた直線は、図15に示すように、例えば1/4
ラインだけ互いに逆方向に傾斜した状態で重ね合わされ
るようになっている。
【0106】その結果、感光体ドラム15が通常の1/
2の回転速度(半速)で回転している場合でも、従来の
ように、レーザビームLBの走査方向が異なる感光体ド
ラム15上に書き込まれた直線を重ね合わせたときのず
れ量は、1/2ラインとならずに、その半分の1/4ラ
インとなり、画像のずれをほとんど目立たないものとす
ることができる。
【0107】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0108】実施の形態6 この実施の形態6について、前記実施の形態1と同一の
部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形
態6では、中間転写体上に異なった色のトナー像を多重
に転写するとともに、当該中間転写体上に多重に転写さ
れた異なった色のトナー像を、転写位置で転写材に転写
することにより、カラー画像を形成することが可能な画
像形成装置において、前記転写位置に転写材が突入する
ことによって中間転写体に速度変動が生じることに伴
う、カラー画像形成位置ずれを予め予測して、当該カラ
ー画像形成位置ずれを抑制するように、カラー画像形成
位置を補正するように構成されている。
【0109】すなわち、この実施の形態では、図2及び
図3に示すように、転写位置に厚紙からなる転写用紙3
0が突入することによって中間転写ベルト25に速度変
動が生じると、第4の画像形成ユニット13Kにおいて
は、まだトナー像を感光体ドラム15上から中間転写ベ
ルト25に転写中であるため、図16(a)に示すよう
に、転写用紙30の後端部に転写される第4の画像形成
ユニット13Kで形成される黒色のトナー像がずれてし
まうことになる。
【0110】そこで、この実施の形態では、転写位置に
厚紙からなる転写用紙30が突入することによって中間
転写ベルト25に速度変動が生じることに伴う、カラー
画像形成位置ずれを予め予測して、図16(b)に示す
ように、黒色のカラー画像形成位置ずれが目立たないよ
うに、黒色のカラー画像形成位置のずれを転写用紙30
全面で分散させるように構成されている。
【0111】なお、画像露光装置がLED等からなる場
合には、転写用紙30の後端部近傍に転写される黒色の
トナー像のみを、黒色のカラー画像形成位置ずれが目立
たないように分散させるように構成しても良い。
【0112】また、前記転写位置に転写材が突入するこ
とによって中間転写体に速度変動が生じることに伴うカ
ラー画像形成位置ずれの程度が、ジョブ開始からのプリ
ント枚数やプリント画像の色等によって変化する場合に
は、当該カラー画像形成位置ずれの程度に応じて、カラ
ー画像形成位置の補正量を変更するように構成しても良
い。
【0113】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0114】実施の形態7 この実施の形態7について、前記実施の形態1と同一の
部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形
態7では、画像露光装置のミラーの位置ずれ等に伴うカ
ラー画像の位置ずれを自動的に補正可能となっていると
ともに、カラー画像の位置ずれを検出する検出手段の数
を減らすことができ、コストダウンが可能となってい
る。
【0115】すなわち、画像露光装置としてのROS1
4は、図2及び図3に示すように、図示しない4つの半
導体レーザを備えており、当該4つの半導体レーザから
出射された各レーザビームLB−Y、LB−M、LB−
C、LB−Kは、1つの回転多面鏡19に照射され、こ
の回転多面鏡19によって偏向走査される。上記回転多
面鏡19によって偏向走査されたレーザビームLB−
Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−
θレンズを介して、複数枚の反射ミラー201 〜203
によって反射され、各画像形成ユニットの感光体ドラム
15上に走査露光される。
【0116】ところで、上記ROS14では、感光体ド
ラム15上にレーザビームLB−Y、LB−M、LB−
C、LB−Kを走査露光する複数枚の反射ミラー201
〜203 等に、取り付け位置のずれがあると、感光体ド
ラム15上に形成される画像のずれとなり、結果的にカ
ラー画像の位置ずれを生じさせる。
【0117】このカラー画像の位置ずれは、大別する
と、(1)画像の傾き(以下、単に「スキュー」とい
う。)によるもの、(2)主走査倍率の違いによるも
の、(3)主走査位置の違いによるもの、(4)副走査
位置の違いによるもの、及び(5)像の湾曲(BOW)
によるもの、(6)倍率バランスによるものに分けるこ
とができる。
【0118】図17は説明を簡単にするために2色の画
像についての色ずれの状態を各原因別に表したものであ
る。この図では横軸方向が主走査方向であり、縦軸方向
が副走査方向となっている。同図(1)はスキューによ
る色ずれの一例を示している。スキューによる色ずれ
は、感光体ドラム上における走査線の方向が各色によっ
て微妙にずれることによるものであり、A色のライン9
0Aとこれとは異なるB色のライン90Bは副走査方向
が異なるために色ずれを生じている。このような色ずれ
は、例えば、各画像形成ユニットのROSのミラーの傾
きが微妙に異なっている場合に発生する。
【0119】同図(2)は主走査方向の倍率の違いによ
る色ずれの一例を示している。両者が同一ライン上に位
置決めされていたとしても、A色のライン91Aとこれ
とは異なるB色のライン91Bは主走査方向の倍率が異
なるために1ラインの長さが異なる。したがって、一般
に主走査方向の端の方ほど色ずれがひどくなる。このよ
うな色ずれは、例えば、1ラインの走査に際しての光学
系における倍率が2つの画像形成ユニットで異なってい
るときに発生する。
【0120】同図(3)は主走査位置の違いによる色ず
れの一例を示している。A色のライン92AとB色のラ
イン92Bはそれぞれのライン長は同じであるが、それ
ぞれの始点がずれている。したがって、例えば2色を重
ね合わせたラインを記録すると、両端にそれぞれの色が
1色ずつ色ずれとして現れることになる。このような色
ずれは、例えば画像の書き出し位置がずれたときに発生
する。
【0121】同図(4)は副走査方向の位置の違いによ
る色ずれの一例を示している。A色のライン93Aは、
副走査方向の始点がずれている。したがって、例えば2
色を重ね合わせたラインを記録すると、この図のように
色ずれとして現れることになる。このような色ずれは、
例えば2つの感光体ドラムの位置が微妙に異なる場合に
発生する。
【0122】同図(5)は像の湾曲による色ずれの一例
を示している。A色のライン94Aは、湾曲が発生して
いないが、B色のライン94Bは、湾曲が図で上向きに
発生している。このため、この例では2つのライン94
A、94Bのほぼ中央で色ずれが顕著になる。このよう
な色ずれは、例えばROSの光学レンズに湾曲が発生し
ている場合に生じる。同図(6)は倍率バランスによる
色ずれの一例を示している。A色のライン94Aは、ラ
インの両端部から中央までの長さが互いに等しく、倍率
バランスは良いが、B色のライン94Bは、ラインの左
端部から中央までの長さの方が右端部から中央までの長
さのよりも短く、倍率バランスがくずれている。このよ
うな色ずれは、例えばROSの回転多面鏡に速度変動等
が発生している場合に生じる。
【0123】そこで、この実施の形態7では、カラー画
像の位置ずれとして、(1)画像の傾き(以下、単に
「スキュー」という。)によるもの、(2)主走査倍率
の違いによるもの、(3)主走査位置の違いによるも
の、(4)副走査倍率の違いによるもの、(5)像の湾
曲(BOW)によるもの、及び(6)倍率バランスによ
るものを検出し、これらの検出結果に基づいて、カラー
画像の位置ずれを自動的に補正するように構成されてい
る。
【0124】この実施の形態7では、上記の(1)〜
(6)のカラー画像の位置ずれを検出するために、図1
8に示すように、黒色の画像形成ユニット13Kの側方
に、カラーレジずれ検出用のパターン検出器60が配設
されている。なお、このパターン検出器60の下方に
は、温度や湿度等の環境条件を検出する環境センサ84
が配設されている。
【0125】上記カラーレジずれ検出用のパターン検出
器60は、図8に示すように構成されているが、(1)
〜(6)のカラー画像の位置ずれをすべて検出するため
には、主走査方向及び副走査方向の画像の形成位置を、
中間転写ベルト25の幅方向の両端部及び中央部の3個
所で検出する必要がある。そのためには、パターン検出
器60を中間転写ベルト25の幅方向の両端部及び中央
部の3個所に配置する必要があり、そのままでは、パタ
ーン検出器60が3つ必要となる。
【0126】そこで、この実施の形態7では、パターン
検出器60の数を減らすため、中間転写ベルト25の幅
方向の両端部に、それぞれパターン検出器60を配置
し、一方の端部に配置されたパターン検出器60を、中
間転写ベルト25の幅方向の中央部に移動可能に配設す
るように構成されている。その結果、パターン検出器6
0の数は、2つで済むことになる。
【0127】上記2つのパターン検出器60A、60B
は、図19に示すように、パターン検出器ユニット10
0に取り付けられており、一方のパターン検出器60A
は、パターン検出器ユニット100に固定した状態で取
り付けられている。また、他方のパターン検出器60B
は、ガイドレール101によって中間転写ベルト25の
幅方向に沿って移動自在に取り付けられているととも
に、ボールネジ102によって中間転写ベルト25の幅
方向に沿って移動可能となっている。さらに、上記パタ
ーン検出器ユニット100の端部には、ボールネジ10
2を回動することによって、他方のパターン検出器60
Bを中間転写ベルト25の幅方向に沿って移動するため
のパターン検出器移動用ネジ103が設けられている。
なお、上記ボールネジ102の内側の端部には、駆動モ
ータMtを設けることにより、パターン検出器60Bの
移動を自動的に行うように構成しても良い。
【0128】そして、上記パターン検出器ユニット10
0では、他方のパターン検出器60Bを中間転写ベルト
25の幅方向の端部と中央部に移動させることによっ
て、2つのパターン検出器60A、60Bで(1)〜
(6)のカラー画像の位置ずれをすべて検出可能となっ
ている。
【0129】また、この実施の形態7では、(1)〜
(6)のカラー画像の位置ずれのうち、スキューや像の
湾曲(BOW)を調整可能に構成されている。
【0130】上記ROS14の感光体ドラム15上にレ
ーザビームを走査露光する複数枚のミラー201 〜20
3 のうち、例えば最終段のミラー203 には、スキュー
を調整するためのスキュー調整機構104が設けられて
いる。このスキュー調整機構104は、図20及び図2
1に示すように、最終段のミラー203 の一端を支持す
る部材に、当該最終段のミラー203 の側面に当接する
偏心カム105が設けられており、この偏心カム105
は、調整ネジ106によって回動可能となっている。
【0131】また、ROS14の感光体ドラム15上に
レーザビームを走査露光する複数枚のミラー201 〜2
3 のうち、例えば最終段の手前のミラー202 には、
像の湾曲(BOW)を調整するための像湾曲調整機構1
07が設けられている。この像湾曲調整機構107は、
図22及び図23に示すように、最終段の手前のミラー
202 の一端部には、当該最終段の手前のミラー202
を湾曲させるための調整ネジ108が設けられている。
【0132】さらに、この実施の形態7では、デジタル
カラープリンターや複写機の組み立て調整時やメンテナ
ンス時に、前記(1)〜(6)のカラー画像の位置ずれ
を検出し、これらの(1)〜(6)のカラー画像の位置
ずれを自動的に補正するための自動レジ調整用治具を備
えるように構成されている。
【0133】この自動レジ調整用治具110は、図24
に示すように、デジタルカラープリンターや複写機の組
み立て調整時やメンテナンス時に、これらデジタルカラ
ープリンターや複写機のフロントパネルを開いた状態
で、当該デジタルカラープリンターや複写機本体1の前
面に装着されるようになっている。この自動レジ調整用
治具110は、デジタルカラープリンターや複写機本体
1の前面に装着された状態で、デジタルカラープリンタ
ーや複写機本体1のパターン検出器移動用ネジ103
と、ROS14の各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kに相当するスキュー用調整ネジ106
と、像湾曲調整用ネジ108と結合し、これらのパター
ン検出器移動用ネジ103と、スキュー用調整ネジ10
6と、像湾曲調整用ネジ108を、所定量だけ所望の方
向に回転駆動するための図示しない駆動モータを備えて
いる。
【0134】そして、上記自動レジ調整用治具110
は、図24に示すように、デジタルカラープリンターや
複写機の組み立て調整時やメンテナンス時に、当該デジ
タルカラープリンターや複写機本体1の前面に装着され
るとともに、制御コード111を介してプリンターや複
写機本体1の外部機器インターフェイス部112と接続
され、デジタルカラープリンターや複写機本体1のCP
U70とデータのやり取り行うことにより、補正動作を
実行するように構成されている。
【0135】図25は自動レジ調整用治具の内部に設け
られた制御回路を、デジタルカラープリンターや複写機
本体1の制御回路とともに示すブロック図である。
【0136】図25において、120はデジタルカラー
プリンターや複写機本体1の制御回路のCPU70と通
信を行い、カラー画像の位置ずれを自動的に補正するた
めのCPU、121は当該CPUの動作に基づいて警告
等を表示する表示部、122はデジタルカラープリンタ
ーや複写機本体1のパターン検出器移動用ネジ103を
回転駆動する駆動モータ、123は当該駆動モータ12
2をCPU120の指令に基づいて所定量だけ所望の方
向に回転駆動するためのモータドライバ、124、12
5はデジタルカラープリンターや複写機本体1のROS
14のスキュー用調整ネジ106と像湾曲調整用ネジ1
08を回転駆動する駆動モータ、126は当該駆動モー
タ124、125をCPU120の指令に基づいて所定
量だけ所望の方向に回転駆動するためのモータドライバ
を、それぞれ示すものである。
【0137】以上の構成において、この実施の形態7で
は、デジタルカラープリンターや複写機の組み立て調整
時やメンテナンス時に、前記(1)〜(6)のカラー画
像の位置ずれを検出し、これらの(1)〜(6)のカラ
ー画像の位置ずれを自動的に補正するようになってい
る。
【0138】すなわち、この実施の形態7では、図24
に示すように、デジタルカラープリンターや複写機の組
み立て調整時やメンテナンス時に、これらデジタルカラ
ープリンターや複写機のフロントパネルを開いた状態
で、当該デジタルカラープリンターや複写機本体1の前
面に、自動レジ調整用治具110が装着されるととも
に、当該自動レジ調整用治具110が制御コード111
を介してデジタルカラープリンターや複写機本体1と接
続される。
【0139】そして、上記自動レジ調整用治具のCPU
は、デジタルカラープリンターや複写機本体1のCPU
70に信号を出力し、デジタルカラープリンターや複写
機本体1を動作させて、図6に示すようなカラーレジず
れ検出用パターン50が、中間転写ベルト25上の幅方
向の両端部及び中央部に所定のタイミングで形成され、
このカラーレジずれ検出用パターン50がパターン検出
器60によって検出される。
【0140】その際、上記中間転写ベルト25上の幅方
向の両端部に形成されたカラーレジずれ検出用パターン
50を検出する場合には、図20に示すように、初期状
態として、パターン検出器ユニット100の両端部にパ
ターン検出器60A、60Bが配置される。また、上記
中間転写ベルト25上の幅方向の一端部及び中央部に形
成されたカラーレジずれ検出用パターン50を検出する
場合には、図20に示すように、パターン検出器移動用
ネジ103を回転駆動して、一方のパターン検出器60
Bが中間転写ベルト25上の幅方向の中央部に移動され
る。
【0141】このように、中間転写ベルト25上の幅方
向の両端部及び中央部に形成されたカラーレジずれ検出
用パターン50が検出され、前記(1)〜(6)のカラ
ー画像の位置ずれ量が、デジタルカラープリンターや複
写機本体1のCPU70によって検出される。
【0142】次に、上記自動レジ調整用治具110のC
PU120は、デジタルカラープリンターや複写機本体
1のCPU70によって検出された(1)〜(6)のカ
ラー画像の位置ずれ量に基づいて、デジタルカラープリ
ンターや複写機本体1のROS14のスキュー用調整ネ
ジ106と像湾曲調整用ネジ108を回転駆動し、スキ
ュー及び像湾曲を補正するようになっている。なお、ス
キュー及び像湾曲以外の(1)〜(6)のカラー画像の
位置ずれ量は、ROS14の画像書き込みの開始タイミ
ング等を調整することによって補正される。
【0143】なお、上記実施の形態7では、自動レジ調
整用治具110をデジタルカラープリンターや複写機本
体1と別に設け、デジタルカラープリンターや複写機の
組み立て調整時やメンテナンス時に、カラー画像の位置
ずれの補正を行うように構成したが、比較的大型のプリ
ンターや複写機においては、自動レジ調整用治具と同様
の構成を、予めプリンターや複写機本体に内蔵し、所定
のタイミングでカラー画像の位置ずれの補正を行うよう
に構成しても良い。
【0144】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
【0145】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
プロセス速度の切り換えに伴うレジずれの発生を防止可
能な画像形成装置を提供することができる。
【0146】また、この発明によれば、画像形成ユニッ
トによってレーザビームのスキャン方向が異なる画像露
光装置を用いた画像形成装置において、プロセス速度を
切り換えた場合に、レーザビームのスキューに伴うレジ
ずれの発生を抑制可能な画像形成装置を提供することが
できる。
【0147】さらに、この発明によれば、厚紙等の転写
材が転写位置に突入することに伴うレジずれの発生を防
止可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置の制御系を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンター
を示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を示
す構成図である。
【図4】 図4は画像露光装置の露光状態を示す説明図
である。
【図5】 図5は画像形成ユニットを示す構成図であ
る。
【図6】 図6は画像位置ずれ検出パターンを示す説明
図である。
【図7】 図7は画像位置ずれ検出パターンを示す説明
図である。
【図8】 図8はパターン検出器を示す構成図である。
【図9】 図9はパターンの検出方法を示す説明図であ
る。
【図10】 図10はカラーレジずれ補正装置を示すブ
ロック図である。
【図11】 図11はプロセス速度の切り替え状態を示
す説明図である。
【図12】 図12はプロセス速度の検出方法を示すタ
イミングチャートである。
【図13】 図13は環境条件としての温度とレジずれ
との関係をテーブル化した状態を示すグラフである。
【図14】 図14は環境条件としての温度とレジずれ
との関係をテーブル化した状態を示すグラフである。
【図15】 図15は画像露光装置の露光状態を示す説
明図である。
【図16】 図16は画像ずれの補正状態を示す説明図
である。
【図17】 図17は画像露光装置の画像位置ずれを示
す説明図である。
【図18】 図18はパターン検出器の配置を示す構成
図である。
【図19】 図19はパターン検出器を示す外観斜視図
である。
【図20】 図20は画像露光装置の画像位置ずれの補
正手段を示す構成図である。
【図21】 図21は画像露光装置の画像位置ずれの補
正手段を示す構成図である。
【図22】 図22は画像露光装置の画像位置ずれの補
正手段を示す構成図である。
【図23】 図23は画像露光装置の画像位置ずれの補
正手段を示す構成図である。
【図24】 図24はこの発明の実施の形態7に係る画
像形成装置を示す斜視構成図である。
【図25】 図25は自動レジ調整用治具の制御回路を
示すブロック図である。
【図26】 図26は従来の画像形成装置を示す構成図
である。
【図27】 図27は従来の画像露光装置を示す構成図
である。
【図28】 図28は画像露光装置における画像の露光
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
13Y、13M、13C、13K:イエロー色、マゼン
タ色、シアン色、黒色の各画像形成ユニット、14:R
OS(画像露光装置)、15:感光体ドラム、25:中
間転写ベルト、60:レジ検知センサ、80:メインコ
ントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 H04N 1/04 D 5C074 1/29 104A 9A001 (72)発明者 西川 聰 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 三田村 欣彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 田川 浩三 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 黒田 光昭 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 重森 幸友 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2C362 BA52 BA68 BA70 BA71 BB47 BB48 BB50 CA22 CA39 CB07 CB14 CB47 CB52 CB73 CB80 2H027 DA16 DA20 DA21 DC04 DE02 ED02 ED24 2H030 AA01 AD08 BB23 BB42 BB56 2H032 BA07 CA01 CA15 5C072 AA03 BA19 HA02 HA13 RA04 XA01 XA05 5C074 AA07 AA10 BB03 BB26 CC26 DD13 DD15 DD24 EE04 FF15 GG09 GG12 HH02 9A001 HH24 HH31 JJ35 KK42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写体上又は転写材担持体に担持さ
    れた転写材上に、異なった色のトナー像を多重に転写す
    ることにより、転写材上にカラーの画像を形成可能であ
    るとともに、中間転写体又は転写材担持体の移動速度
    を、複数のプロセス速度に切り替え可能な画像形成装置
    であって、上記中間転写体上又は転写材担持体上に、色
    の異なる複数のカラー画像形成位置ずれ検出用パターン
    を順次形成し、前記中間転写体上又は転写材担持体上に
    形成された複数のカラー画像形成位置ずれ検出用パター
    ンを、パターン検出手段によって検出することにより、
    カラー画像形成位置ずれを補正するように構成した画像
    形成装置において、前記中間転写体又は転写材担持体の
    移動速度を所定のプロセス速度に変更したとき、当該プ
    ロセス速度の変更に起因するカラー画像形成位置ずれ分
    を補正するように構成したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体又は転写材担持体の移動
    速度を、所定のプロセス速度に変更する度に、当該速度
    変更に伴うカラー画像形成位置ずれ分を補正する処理を
    実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 所定のタイミングで、所定の各速度にて
    カラー画像形成位置ずれ量を検出し、通常のプロセス速
    度と他のプロセス速度とにおけるカラー画像形成位置ず
    れ量の差分を、記憶手段に記憶し、次回のカラー画像形
    成位置ずれ量の検出までの間、プロセス速度を切り替え
    る度に、上記カラー画像形成位置ずれ量の差分又は当該
    カラー画像形成位置ずれ量の差分に所定の演算を行なっ
    た結果を反映して、カラー画像形成位置ずれ量を補正す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定の各速度における最初の画像形成動
    作時に、当該プロセス速度においてカラー画像形成位置
    ずれ検出用パターンの検出に伴うカラー画像形成位置ず
    れの補正動作を実行し、以降、プロセス速度の切り替え
    時に、所定の条件を満たせば、画像形成動作の最初にカ
    ラー画像形成位置ずれの補正動作を実行することを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 環境条件とカラー画像形成位置ずれの相
    関関係と、プロセス速度の切り替えに伴う目標速度との
    差分とカラー画像形成位置ずれの相関関係の少なくとも
    一方をテーブル化し、環境条件の変化及びプロセス速度
    の切り替えに伴う目標速度との差分の検出結果の少なく
    とも一方に基づいて、カラー画像形成位置ずれをフィー
    ドフォワード補正することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像担持体を有する複数の画像形成ユニッ
    トを備え、各画像形成ユニットの像担持体に、回転多面
    鏡の対向する面によって複数本のレーザビームを偏向走
    査することにより、複数の像担持体間でレーザビームの
    走査方向が異なる状態で画像露光を施して静電潜像を形
    成し、当該静電潜像を各色のトナーによって現像し、各
    画像形成ユニットの像担持体上に形成された色の異なる
    トナー像を、中間転写体上又は転写材担持体に担持され
    た転写材上に多重に転写することにより、転写材上にカ
    ラーの画像を形成可能であるとともに、中間転写体又は
    転写材担持体の移動速度を、複数のプロセス速度に切り
    替え可能な画像形成装置であって、プロセス速度の変更
    時、回転多面鏡の回転速度を変更せず、各画像形成ユニ
    ットの像担持体へのレーザビームの書き込み線数を変更
    するように構成した画像形成装置において、前記プロセ
    ス速度の変更に伴う各画像形成ユニットの像担持体への
    レーザビームの副走査方向の傾きのずれが、画像上で所
    定の速度のいずれでも目立たぬように各画像形成ユニッ
    トの像担持体へのレーザビームの書き込み方向を最適化
    したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 中間転写体上に異なった色のトナー像を
    多重に転写するとともに、当該中間転写体上に多重に転
    写された異なった色のトナー像を、転写位置で転写材に
    転写することにより、カラー画像を形成することが可能
    な画像形成装置において、前記転写位置に転写材が突入
    することによって中間転写体に速度変動が生じることに
    伴う、カラー画像形成位置ずれを予め予測して、当該カ
    ラー画像形成位置ずれを抑制するように、カラー画像形
    成位置を補正することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写位置に転写材が突入することに
    よって中間転写体に速度変動が生じることに伴うカラー
    画像形成位置ずれの程度に応じて、カラー画像形成位置
    の補正量を変更するように構成したことを特徴とする請
    求項7記載の画像形成装置。
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