JP2002023589A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002023589A
JP2002023589A JP2000205059A JP2000205059A JP2002023589A JP 2002023589 A JP2002023589 A JP 2002023589A JP 2000205059 A JP2000205059 A JP 2000205059A JP 2000205059 A JP2000205059 A JP 2000205059A JP 2002023589 A JP2002023589 A JP 2002023589A
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marks
image forming
forming apparatus
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JP2000205059A
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Masanori Saito
政範 齋藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、中間転写体上の複数のマークの絶
対位置を検出していないので、まだ中間転写体の全域を
平均的に使うことができず、その確認もできないという
課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、中間転写体13、22、4
9上に設けられるマークM1,M2,M3・・・と、この
マークM1,M2,M3・・・を光学的に検出してマーク
1,M2,M3・・・に対する検出信号レベルに差異が
発生する光学的検出手段76とを備え、この光学的検出
手段76の検出信号レベルより中間転写体13、22、
49上の複数の位置を検出して画像形成を制御するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中間転写体を用いて
画像を形成するプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体を用いて画像を形成す
る画像形成装置としては、特開平7−36249号公
報、特開平7−325455号公報、特開平8−101
554号公報、特開平10−104970号公報に記載
されているものなどがある。特開平7−36249号公
報には、中間転写ベルトに設けられた検知マークを検知
して複数のマーク信号を得、この複数のマーク信号で中
間転写ベルトを等速制御するカラー画像形成装置が記載
されている。
【0003】特開平7−325455号公報には、基準
マークをプリントごトに形成し、この基準マークを用い
て色ずれを防止するようにした多色画像形成装置が記載
されている。特開平8−101554号公報には、複数
の検出手段を設け、中間転写ベルトの寸法変化を検知す
る多色画像形成装置が記載されている。特開平10−1
04970号公報には、中間転写体に設けられる基準マ
ークをマーク検出手段で検出し、このマーク検出手段か
らの検出信号に基づいて基準マーク位置で転写バイアス
を印加しないことで良好な画像を得るようにしたカラー
画像形成装置が記載されている。
【0004】また、中間転写体上の画像非形成領域に画
像形成開始基準となるマークを複数設け、先行する画像
形成動作終了後に検出手段がマークを検出すると新たな
画像形成動作を開始するようにした画像形成装置が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の中間転写体を用
いて画像を形成する画像形成装置では、マーク検出手段
が中間転写体上のマークを検出すると、感光体上に画像
を形成する画像形成動作を開始し、この感光体上の画像
を中間転写体上に転写しているので、連続画像形成時に
おいても、画像形成動作はマーク検出手段が中間転写体
上のマークを検出するまで行われない。従って、感光体
上の画像を中間転写体上に転写した後、マーク検出手段
が中間転写体上のマークを検出して次の画像形成動作が
開始されるまで待機状態となり、画像サイズに応じて効
率良く画像形成を行うことができない。
【0006】また、中間転写体上のマークが1つである
場合には、待機時に中間転写体が常に同じ位置で待機す
ることになり、中間転写体が変形してしまう。また、中
間転写体は常に同じ位置から画像が転写されるので、中
間転写体の劣化箇所が集中するおそれがある。さらに、
カラー画像を形成する場合には、現像色の切り換え等に
要する時間を考慮して、マーク検出手段が中間転写体上
のマークを検出してから次の画像形成動作を開始するま
での長い時間をあらかじめ設定しておくので、その長い
時間を精度良く測るために大きなカウンタが必要にな
る。また、マーク検出手段が中間転写体上のマークを検
出してから次の画像形成動作を開始するまでの中間転写
体の送りむらが累積され、カラー画像の重ね転写のとき
に色ずれが顕著に現れる。
【0007】また、上述した、中間転写体上の画像非形
成領域に画像形成開始基準となるマークを複数設け、先
行する画像形成動作終了後に検出手段がマークを検出す
ると新たな画像形成動作を開始するようにした画像形成
装置においては、中間転写体上に複数のマークを設けて
いるが、中間転写体上の個々のマークの位置を確認しな
がら画像形成を開始している訳ではないので、様々なサ
イズの画像を出力していくと、必ず中間転写体の使用領
域に偏りが生じてしまう。中間転写体上に複数のマーク
を設けることで、耐久性、寿命の面に関しては上述した
従来の画像形成装置に比べてある程度向上したが、中間
転写体上の複数のマークの絶対位置を検出していないの
で、まだ中間転写体の全域を平均的に使うことができ
ず、その確認もできない。ランニングコストや環境問
題、省エネルギー等を考えれば、中間転写体をより平均
的に使うことは必須であり、さらに耐久性、寿命を向上
させる必要がある。中間転写体として中間転写ベルトを
用いた場合の中間転写ベルトの変形防止についても同じ
ことが言える。つまり、中間転写ベルトの変形防止には
かなり有効であるが、中間転写体上の複数のマークの絶
対位置を検出していないので、中間転写ベルトの変形防
止が十分ではない。
【0008】本発明は、画像サイズに応じて効率良く画
像形成を行うことができ、中間転写体の劣化、変形を十
分に防止することができ、中間転写体の耐久性、寿命を
更に向上させることができてランラングコストの低減や
環境、省エネルギーの問題に対応することができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、中間転写体を有する画像形
成装置において、前記中間転写体上の画像非形成領域に
設けられる複数のマークと、この複数のマークを光学的
に検出して該複数のマークに対してそれぞれ検出信号レ
ベルに差異が発生する光学的検出手段とを備え、この光
学的検出手段の検出信号レベルより前記中間転写体上の
複数の位置を検出して画像形成を制御するものである。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記複数のマークに対してそれぞ
れ前記光学的検出手段の検出信号レベルに差異が発生す
るように前記複数のマークの各表面反射率が異なる構成
としたものである。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記複数のマークに対してそれぞ
れ前記光学的検出手段の検出信号レベルに差異が発生す
るように前記複数のマークの各形状が異なるように構成
したものである。
【0012】請求項4に係る発明は、中間転写体を有す
る画像形成装置において、前記中間転写体上の画像非形
成領域に設けられる複数のマークと、この複数のマーク
を光学的に検出する光学的検出手段とを備え、前記複数
のマークに対してそれぞれ前記光学的検出手段の検出信
号レベルに差異が発生するように前記複数のマークの各
形状を形成し、前記光学的検出手段のマーク検出時間よ
り前記中間転写体上の複数の位置を検出して画像形成開
始を制御するものである。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記複数の
マークに対してそれぞれ前記光学的検出手段の検出信号
レベル若しくはマーク検出時間が順次に変化する構成と
したものである。
【0014】請求項6に係る発明は、中間転写体を有す
る画像形成装置において、前記中間転写体上の画像非形
成領域に設けられる複数のマークと、この複数のマーク
を光学的に検出する光学的検出手段とを備え、前記複数
のマークを請求項1記載のマークと請求項2記載のマー
クとを組み合わせたマークとし、前記光学的検出手段の
検出信号より前記中間転写体上の複数の位置を検出して
画像形成開始を制御するものである。
【0015】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記中間転
写体に少なくとも3原色のトナー像を重ねて転写してカ
ラー画像を形成するものである。
【0016】請求項8に係る発明は、請求項1〜7のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記中間転
写体が中間転写ベルトであるものである。
【0017】請求項9に係る発明は、請求項1〜8のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記中間転
写体上に設けた前記複数のマークの間隔を前記中間転写
体の周長の整数分の1としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図5は本発明の第1の実施形態の
概略を示す。この第1の実施形態は、画像担持体として
1つの感光体を用いた画像形成装置の一形態であり、請
求項1〜3、7〜9に係る発明の一実施形態である。こ
の第1の実施形態は、画像入力手段としてのスキャナ1
と、画像処理部と、画像形成部2とを有する。
【0019】スキャナ1においては、透明な原稿台3上
に原稿が載置され、この原稿台3上の原稿が光源4によ
り照明されてその反射光がミラー5〜7及びレンズ8を
経由して受光部9により受光される。この受光部9は、
レンズ9からの光を3原色、例えば青、青、緑の各色に
分解する色分解手段と、この色分解手段で色分解された
各色の光をそれぞれ受光して各色の画像信号に変換する
撮像素子とからなり、この撮像素子からの各色の画像信
号を画像処理部へ出力する。
【0020】画像処理部は、受光部9からの各色の画像
信号に対して複数の記録色、例えばシアン、マゼンタ、
イエローの3原色及びブラックの画像信号に変換する処
理等の画像処理を施して画像形成部2へ出力する。この
場合、スキャナ1は同じ原稿の画像を4回読み取り、画
像処理部はスキャナ1から1回の原稿画像の読み取りで
得られた青、青、緑の各色の画像信号が入力される毎に
シアン、マゼンタ、イエローの3原色及びブラックの各
色の画像信号を1色分ずつ順次に画像形成部2へ出力す
る。
【0021】画像形成部2においては、画像担持体10
は、例えば感光体ドラムが用いられているが、感光体ベ
ルトなどの画像担持体を用いてもよい。感光体ドラム1
0は、図示しない駆動部により回転駆動され、帯電器1
1により一様に帯電される。
【0022】露光手段としてのレーザ書き込み装置69
は、画像処理部からの各色の画像信号を順次に光信号
(レーザ光)に変換して感光体ドラム10の均一に帯電
された表面へ照射することにより感光体ドラム10を露
光して感光体ドラム10上に各色の画像信号に対応した
複数の静電潜像を順次に形成する。現像装置12はシア
ン、マゼンタ、イエローの3原色及びブラックの各色の
現像を行う複数の現像部121〜124を有し、この現
像部121〜124は感光体ドラム10上の各色の画像
信号に対応した複数の静電潜像に合わせて現像位置へ移
動して、感光体ドラム10上の各色の画像信号に対応し
た複数の静電潜像を順次に現像してシアン、マゼンタ、
イエロー及びブラックの各色のトナー像とする。
【0023】この感光体ドラム10上に順次に形成され
たシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のト
ナー像が中間転写体としての中間転写ベルト13上へ転
写手段としてのコロナ放電器14により順次に重ねて転
写されることで、フルカラー画像が形成される。中間転
写ベルト13は複数のローラ15に架け渡され、この複
数のローラ15は駆動ローラ15a、従動ローラ15b
等からなる。中間転写ベルト13は複数のローラ15の
うちのテンション手段としてのテンションローラにより
一定の張力で展張され、駆動ローラ15aが図示しない
駆動部で回転駆動されることにより中間転写ベルト13
が駆動ローラ15aで回転駆動される。
【0024】中間転写ベルト13の上面における回転方
向と直交する幅方向の一端側の画像非形成領域には、回
転方向に沿って、画像形成開始基準となる複数のマーク
が列状に所定の間隔で設けられ、このマークは定位置の
光学的検出手段により検出される。スキャナ1、画像処
理部及び画像形成部2により感光体ドラム10上にトナ
ー像を形成する画像形成動作は光学的検出手段が中間転
写ベルト13上のマークを検出すると開始され、画像形
成動作終了後に光学的検出手段が中間転写ベルト13上
のマークを検出すると次の画像形成動さが開始される。
この点については後で詳細に説明する。
【0025】一方、給紙装置16から転写材としての転
写紙が給紙され、この転写紙は転写装置17により中間
転写ベルト13上のフルカラー画像が転写されて搬送装
置18により搬送される。この搬送装置18により搬送
された転写紙は定着装置19によりフルカラー画像が定
着されて装置外へ排出される。また、感光体ドラム10
はトナー像を中間転写ベルト13へ転写した後にクリー
ニング装置20により清掃され、中間転写ベルト13は
フルカラー画像転写後にクリーニング装置21により清
掃される。この第1の実施形態の他の構成及び動作につ
いては後で説明する。なお、この第1の実施形態におい
て、3原色のトナー像を重ね合わせてフルカラー画像を
形成するようにしてもよい。
【0026】図6は本発明の第2の実施形態の概略を示
す。この第2の実施形態は、画像担持体として2つの感
光体を用いた画像形成装置の一形態であり、請求項1〜
3、7〜9に係る発明の他の実施形態である。この第2
の実施形態では、中間転写体としての中間転写ベルト2
2は、無端のベルトであり、駆動ローラ23及び従動ロ
ーラ24に架設されて図示しないテンション手段により
一定の張力で展張され、駆動ローラ23が図示しない駆
動部で回転駆動されることにより反時計方向へ回転す
る。
【0027】中間転写ベルト22の下側は2つの画像形
成手段としての画像形成ステーション25、26が中間
転写ベルト22の下側部分にその移動方向へ所定の間隔
をおいて配置される。画像形成ステーション25は、画
像担持体としての感光体27と、帯電器28と、露光装
置29と、マゼンタ、シアンの各色の現像をそれぞれ行
う2つの現像器30、31と、クリーニング装置32と
を有する。画像形成ステーション26は、画像担持体と
しての感光体33と、帯電器34と、露光装置35と、
ブラック、イエローの各色の現像をそれぞれ行う2つの
現像器36、37と、クリーニング装置38とを有す
る。感光体27、33は、感光体ドラムを用いたが、感
光体ベルトなどの画像担持体でもよい。
【0028】フルカラー画像を形成する際には、感光体
ドラム27、33は図示しない駆動部により中間転写ベ
ルト22の回転による走行と同期して回転駆動され、そ
の周速度は中間転写ベルト22の走行速度と一致する。
感光体ドラム27、33は通常、中間転写ベルト22か
ら僅かに離れており、感光体ドラム27、33上のトナ
ー像を中間転写ベルト22に転写する時には転写手段3
9、40の転写ローラ39a、40aにより中間転写ベ
ルト22が感光体ドラム27、33に接触する。
【0029】中間転写ベルト22の上面における回転方
向と直交する幅方向の一端側の画像非形成領域には、回
転方向に沿って、画像形成開始基準となる複数のマーク
が列状に所定の間隔で設けられ、この複数のマークは定
位置の光学的検出手段により検出される。この複数のマ
ーク及び光学的検出手段については後で詳細に説明す
る。
【0030】走行が安定した中間転写ベルト22からマ
ークが光学的検出手段により検出されると、画像形成ス
テーション25が1枚目の画像形成動作を開始する。画
像形成ステーション25においては、感光体ドラム27
は帯電器28により一様に帯電された後に露光装置29
により露光されて1枚目のマゼンタ画像情報が書き込ま
れることで静電潜像が形成され、この感光体ドラム27
上の静電潜像は現像器30により現像されてマゼンタト
ナー像となる。この感光体ドラム27上のマゼンタトナ
ー像は転写手段39により中間転写ベルト22上の画像
形成領域に転写され、感光体ドラム27がクリーニング
装置32により清掃される。
【0031】マゼンタトナー像を感光体ドラム27上に
形成する画像形成動作の書き込み(露光)動作が終了
し、中間転写ベルト22からマークが光学的検出手段に
より検出されると、画像形成ステーション25が新たに
2枚目の画像形成動作を開始する。画像形成ステーショ
ン25においては、感光体ドラム27は帯電器28によ
り一様に帯電された後に露光装置29により露光されて
2枚目のマゼンタ画像情報が書き込まれることで静電潜
像が形成され、この感光体ドラム27上の静電潜像は現
像器30により現像されてマゼンタトナー像となる。こ
の感光体ドラム27上のマゼンタトナー像は転写手段3
9により中間転写ベルト22上の画像形成領域に転写さ
れ、感光体ドラム27がクリーニング装置32により清
掃される。
【0032】一方、画像形成ステーション26では、中
間転写ベルト22の走行に伴って中間転写ベルト22上
の1枚目のマゼンタトナー像が近づく間に、感光体ドラ
ム33が帯電器34により一様に帯電され、露光装置3
5により露光されて1枚目のイエロー画像情報が書き込
まれることで静電潜像が形成され、この感光体ドラム3
3上の静電潜像が現像器37により現像されてイエロー
トナー像となる。この感光体ドラム33上のイエロート
ナー像は転写手段40により中間転写ベルト22上に1
枚目のマゼンタトナー像と重ねて転写され、感光体ドラ
ム33がクリーニング装置38により清掃される。
【0033】また、画像形成ステーション26では、1
枚目のイエロートナー像の形成が終了し、中間転写ベル
ト22の走行に伴って中間転写ベルト22上の2枚目の
マゼンタトナー像が近づく間に、感光体ドラム33が帯
電器34により一様に帯電されて露光装置35により露
光されて2枚目のイエロー画像情報が書き込まれること
で静電潜像が形成され、この感光体ドラム33上の静電
潜像が現像器37により現像されてイエロートナー像と
なる。この感光体ドラム33上のイエロートナー像は転
写手段40により中間転写ベルト22上に2枚目のマゼ
ンタトナー像と重ねて転写され、感光体ドラム33がク
リーニング装置38により清掃される。
【0034】2枚目のイエロートナー像の形成が終了
し、中間転写ベルト22上のマークが光学的検出手段に
より再び検出されると、画像形成ステーション25が画
像形成動作を開始する。画像形成ステーション25にお
いては、感光体ドラム27は帯電器28により一様に帯
電された後に露光装置29により露光されて1枚目のシ
アン画像情報が書き込まれることで静電潜像が形成さ
れ、この感光体ドラム27上の静電潜像は現像器31に
より現像されてシアントナー像となる。この感光体ドラ
ム27上のシアントナー像は転写手段39により中間転
写ベルト22上にマゼンタトナー像、イエロートナー像
と重ねて転写され、感光体ドラム27がクリーニング装
置32により清掃される。
【0035】1枚目のシアントナー像を形成する画像形
成動作の書き込み(露光)動作が終了し、中間転写ベル
ト22上のマークが光学的検出手段により検出される
と、画像形成ステーション25が新たに画像形成動作を
開始する。画像形成ステーション25においては、感光
体ドラム27は帯電器28により一様に帯電された後に
露光装置29により露光されて2枚目のシアン画像情報
が書き込まれることで静電潜像が形成され、この感光体
ドラム27上の静電潜像は現像器31により現像されて
シアントナー像となる。この感光体ドラム27上のシア
ントナー像は転写手段39により中間転写ベルト22上
にマゼンタトナー像、イエロートナー像と重ねて転写さ
れ、感光体ドラム27がクリーニング装置32により清
掃される。
【0036】一方、画像形成ステーション26では、中
間転写ベルト22の走行に伴って中間転写ベルト22上
の1枚目のトナー像が近づく間に、感光体ドラム33が
帯電器34により一様に帯電されて露光装置35により
露光されて1枚目のブラック画像情報が書き込まれるこ
とで静電潜像が形成され、この感光体ドラム33上の静
電潜像が現像器36により現像されてブラックトナー像
となる。この感光体ドラム33上のブラックトナー像は
転写手段40により中間転写ベルト22上に1枚目のマ
ゼンタトナー像、イエロートナー像、シアントナー像と
重ねて転写されることで1枚目のフルカラー画像が形成
され、感光体ドラム33がクリーニング装置38により
清掃される。
【0037】また、画像形成ステーション26では、1
枚目のブラックトナー像の形成が終了し、中間転写ベル
ト22の走行に伴って中間転写ベルト22上の2枚目の
トナー像が近づく間に、感光体ドラム33が帯電器34
により一様に帯電されて露光装置35により露光されて
2枚目のブラック画像情報が書き込まれることで静電潜
像が形成され、この感光体ドラム33上の静電潜像が現
像器36により現像されてブラックトナー像となる。こ
の感光体ドラム33上のブラックトナー像は転写手段4
0により中間転写ベルト22上に2枚目のマゼンタトナ
ー像、イエロートナー像、シアントナー像と重ねて転写
されることで2枚目のフルカラー画像が形成され、感光
体ドラム33がクリーニング装置38により清掃され
る。
【0038】給紙装置42は転写材としての転写紙を順
次にレジストローラ43へ給紙し、レジストローラ43
は転写紙を中間転写ベルト22上の各フルカラー画像に
合わせて送り出す。中間転写ベルト22上の各フルカラ
ー画像はレジストローラ43から順次に送り出される2
枚の転写紙へ転写手段44によりそれぞれ転写され、そ
の転写紙は定着装置45によりフルカラー画像が定着さ
れて排紙ローラ46により排紙部47へ排出される。中
間転写ベルト22はフルカラー画像転写後にクリーニン
グ装置48により清掃される。
【0039】図7は本発明の第3の実施形態の概略を示
す。この第3の実施形態は、画像担持体として4つの感
光体を用いた画像形成装置の一形態であり、請求項1〜
3、7〜9に係る発明の他の実施形態である。この第3
の実施形態は、画像入力手段としてのスキャナ70、原
稿自動送り装置71、画像記録部72、後処理装置73
を有する。原稿自動送り装置71はセットされた原稿を
スキャナ70の原稿台上に送り、スキャナ70は原稿自
動送り装置71により又は手動で原稿台上にセットされ
た原稿の画像を読み取って画像処理部へ出力する。画像
処理部はスキャナ70からの画像信号に対して記録色、
例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の
画像信号に変換する処理を含む所定の処理を行ない、そ
の処理後の各色の画像データを画像記録部72へ出力す
る。
【0040】画像記録部72においては、中間転写体と
しての中間転写ベルト49は、無端のベルトであり、駆
動ローラ50及び従動ローラ51に架設されて図示しな
いテンション手段により一定の張力で展張され、駆動ロ
ーラ50が図示しない駆動部で回転駆動されることによ
り反時計方向へ回転する。この画像記録部72は、4
色、例えばイエロー(以下Yという)、マゼンタ(以下
Mという)、シアン(以下Cという)、ブラック(以下
BKという)の画像を重ね合わせたフルカラー画像を形
成するために4組の画像形成部52Y、52M、52
C、52BKを有する。
【0041】この4組の画像形成部52Y、52M、5
2C、52BKは中間転写ベルト49に沿って配列され
ている。画像形成部52Y、52M、52C、52BK
は、それぞれ、画像担持体としての感光体53Y、53
M、53C、53BK、帯電器54Y、54M、54
C、54BK、現像手段としての現像装置55Y、55
M、55C、55BK、転写手段としての転写器56
Y、56M、56C、56BK、クリーニング手段とし
てのクリーニング装置57Y、57M、57C、57B
K、露光手段としての光書き込み装置58を有する。
【0042】この光書き込み装置58は、偏向手段とし
て1つのポリゴンミラー59が用いられ、このポリゴン
ミラー59が駆動手段としてのポリゴンモータ60によ
り回転駆動される。ポリゴンミラー59は反射面の上方
部分と下方部分とで異なる色のレーザビームを偏向走査
し、各色のレーザビームがポリゴンミラー59を中心と
して対向振分走査されてそれぞれ感光体53Y、53
M、53C、53BK上を走査する。
【0043】図示しないY,BK各色用光源としての2
つの半導体レーザはそれぞれ半導体レーザ駆動回路によ
りY,BK各色の画像データにより駆動されて光ビーム
(レーザビーム)を出射し、これらのレーザビームはそ
れぞれ図示しない光学系を経由してポリゴンミラー59
の対向する左右の反射面の下方部分に入射してポリゴン
ミラー59により偏向走査される。このポリゴンミラー
59からのY,BK各色のレーザビームは、それぞれ光
学系61Y、61BKを経由して感光体53Y、53B
K上を走査することにより感光体53Y、53BKを露
光する。
【0044】また、図示しないM,C各色用光源として
の2つの半導体レーザはそれぞれ半導体レーザ駆動回路
によりM,C各色の画像データにより駆動されて光ビー
ム(レーザビーム)を出射し、これらのレーザビームは
それぞれ図示しない光学系を経由してポリゴンミラー5
9の対向する左右の反射面の上方部分に入射してポリゴ
ンミラー59により偏向走査される。このポリゴンミラ
ー59からのM,C各色のレーザビームは、それぞれ光
学系61M、61Cを経由して感光体53M、53C上
を走査することにより感光体53M、53Cを露光す
る。
【0045】フルカラー画像を形成する際には、感光体
53Y、53M、53C、53BKは、図示しない駆動
部により回転駆動されて帯電器54Y、54M、54
C、54BKにより一様に帯電され、光書き込み装置5
8により露光されて静電潜像が形成される。この感光体
53Y、53M、53C、53BK上の静電潜像はそれ
ぞれ現像装置55Y、55M、55C、55BKにより
現像されてY,M,C,BK各色のトナー像となり、こ
の感光体53Y、53M、53C、53BK上のY,
M,C,BK各色のトナー像は転写器56Y、56M、
56C、56BKにより中間転写ベルト49上に順次に
重ねて転写されることによりフルカラー画像が形成さ
れ、感光体53Y、53M、53C、53BKはトナー
像転写後にクリーニング装置57Y、57M、57C、
57BKによりクリーニングされる。
【0046】一方、給紙装置は複数の給紙カセット62
〜65を用いて構成され、この給紙カセット62〜65
のうちの選択されたものから転写材としての転写材がレ
ジストローラ66へ給紙される。レジストローラ66は
中間転写ベルト49上のフルカラー画像に合わせて転写
紙を送り出し、このレジストローラ66からの転写紙は
転写手段67により中間転写ベルト49上のフルカラー
画像が転写されて定着装置68によりフルカラー画像が
定着された後に後処理装置73へ排出される。後処理装
置73は、画像記録部72からの転写紙をそのままトレ
イ74、75の一方へ排出し、又は画像記録部72から
の転写紙を複数枚ずつ綴じてトレイ75へ排出する。
【0047】中間転写ベルト49の上面における回転方
向と直交する幅方向の一端側の画像非形成領域には、回
転方向に沿って、画像形成開始基準となる複数のマーク
が列状に所定の間隔で設けられ、このマークは定位置の
光学的検出手段により検出される。スキャナ70、原稿
自動送り装置71、画像処理部及び画像記録部72によ
り転写紙上にフルカトナー像を形成する画像形成動作は
光学的検出手段が中間転写ベルト49上のマークを検出
すると開始され、画像形成動作終了後に光学的検出手段
が中間転写ベルト49上のマークを検出すると次の画像
形成動さが開始される。この点及び第3の実施形態の他
の構成及び動作については後で説明する。なお、この第
3の実施形態において、3原色のトナー像を重ね合わせ
てフルカラー画像を形成するようにしてもよい。
【0048】次に、上記第1の実施形態乃至第3の実施
形態の他の構成及び動作について説明する。上記第1の
実施形態乃至第3の実施形態においては、図1に示すよ
うに、中間転写ベルト13、22、49は、上面におけ
る、回転方向aと直交する幅方向の一端側に、回転方向
に沿って複数の画像形成開始基準となるマークM
(M 1,M2,M3・・・)が列状に所定のピッチPで設
けられている。
【0049】中間転写ベルト13、22、49及び感光
体ドラム10、27、33、53Y、53M、53C、
53BKは、中間転写ベルト13、22、49の周長を
L、感光体ドラム10、27、33、53Y、53M、
53C、53BKの直径をDとした時、L=n×πD
(nは1以上の整数)となるように構成し、かつ偏心や
振動等の位相ずれによる位置ずれを低減するため、中間
転写ベルト13、22、49に設けた複数のマーク
1,M2,M3・・・の間隔Pを中間転写ベルト13、
22、49の周長Lの整数分の1とした。言い換える
と、L=m×P(mは1以上の整数)とした。
【0050】画質をより問題にする場合は、感光体ドラ
ム10、27、33、53Y、53M、53C、53B
Kの周長とマークM1,M2,M3・・・の間隔Pとを等
しくする(つまり、πD=Pとする)。また、マークM
1,M2,M3・・・は、表面の個々の反射率が異なるよ
うに構成した。マークM1,M2,M3・・・が通過する
領域の上方には、発光部76aと受光部76bとからな
る光学的検出手段76が画像形成装置本体(画像形成装
置の中間転写ベルト及びその張架ローラを除く部分)側
に固設されている。発光部76aは中間転写ベルト1
3、22、49上のマークM1,M2,M3・・・が配列
されている部分へ光を照射し、中間転写ベルト13、2
2、49上のマークM1,M2,M3・・・が無い透明な
部分は発光部76aからの光が透過するが、中間転写ベ
ルト13、22、49上のマークM 1,M2,M3・・・
は発光部76aからの光を反射する。
【0051】中間転写ベルト13、22、49と一緒に
移動するマークM1,M2,M3・・・で反射された光は
受光部76bで受光されて光電変換されて検出信号とし
て図示しない制御手段へ出力される。この制御手段は、
受光部76bからの検出信号より各マークM1,M2,M
3・・・を検出する。この場合、マークM1,M2,M3
・・の個々の反射率が互いに異なるので、当然に受光部
76bからの検出信号のレベルはマークM1,M2,M3
・・・毎に違いが現れ、受光部76bからの検出信号の
レベルは予め各マークM1,M2,M3・・・毎に予め分
かっているから、制御手段は受光部76bからの検出信
号を予め設定した複数の信号レベルと比較することによ
り、受光部76bからの検出信号がどのマークに対する
検出信号であるかを判別することで各マークM1,M2
3・・・を判別する。従って、制御手段は各マーク
1,M2,M3・・・の絶対位置を判別することが可能
となる。
【0052】各マークM1,M2,M3・・・の絶対位置
を判別できれば、その判別結果に基づいてどのような制
御でも自由に行うことができるので、制御手段は中間転
写ベルト13、22、49上のどの位置で転写の開始、
停止又は待機を行うかを上記判別結果に基づいて制御
し、かつ中間転写ベルト13、22、49上のどの位置
で転写の開始、停止又は待機を行うかを任意に設定、変
更することができる。また、中間転写ベルト13、2
2、49上にある部分にキズが生じ、そのキズが現れた
画像を出力する時に、例えばその部分でキズあり画像が
現れることを制御手段に入力すれば、制御手段は中間転
写ベルト13、22、49上のキズあり画像が現れる領
域を使用不可とすることができる。
【0053】図2は予め測定した、中間転写ベルト1
3、22、49の停止時の各マークM 1,M2,M3・・
・に対する光学的検出手段76の検出信号レベルの一例
を示す。各マークM1,M2,M3・・・に対する光学的
検出手段76の検出信号レベルに例えば番号を付けて該
番号をマークM1,M2,M3・・・と対応させることに
より、中間転写ベルト13、22、49上のマーク
1,M2,M3・・・の位置を把握し易くなる。
【0054】マークM1,M2,M3・・・の反射率の異
ならせ方は特に限定されるものではなく、結果的に各マ
ークM1,M2,M3・・・に対する光学的検出手段76
の検出信号レベルに差異が発生しさえすれば、その方
法、手段は問わない。マークM 1,M2,M3・・・の反
射率はマークM1,M2,M3・・・全てについて互いに
異ならせた方が中間転写ベルトの全域のマーク位置を判
別することができるが、マーク位置検出にそれほどかか
わらない場合や、中間転写ベルトの周長がかなり長い場
合などには、マークが中間転写ベルト上である程度離れ
た位置にあれば同じ反射率のマークを用いても構わな
い。
【0055】また、各マークM1,M2,M3・・・に対
する光学的検出手段76の検出信号レベルに差異を発生
させる他のマーク検出信号差異発生手段は、各マークM
1,M2,M3・・・の形状を異なるように構成した。例
えば、マークM1,M2,M3・・・個々の大きさ(表面
積)を異なるようにすれば、光学的検出手段76の受光
量に各マークM1,M2,M3・・・毎に違いが出てくる
ので、図2に示すように各マークM1,M2,M3・・・に
対する光学的検出手段76の検出信号レベルに違いが発
生することになる。
【0056】本実施形態の画像形成装置では、制御手段
は、ホストコンピュータからプリント開始信号を受信す
ると、感光体ドラムと中間転写ベルトとを駆動部に駆動
させる。すると、図3に示すように光学的検出手段76
が中間転写ベルト上のマークMを最初に検出して検出信
号を生成すると同時に、制御手段が光学的検出手段76
からの検出信号レベルにより検出マークMの番号を判別
する。そして、制御手段は、中間転写ベルトの速度が定
速に達した後に最初に光学的検出手段76から入力され
た検出信号を基準として上記画像形成動作を開始させ
る。この時、基準となるマークは番号で指定することが
可能であるので、任意に画像形成開始位置を変えること
ができる。
【0057】制御手段は、中間転写ベルトが定速に達し
たか否かは、予め中間転写ベルトが定速に達する定速到
達時間を求めておいて、中間転写ベルトの駆動時間を計
測してその駆動時間を定速到達時間と比較しながら判断
し、或いは、光学的検出手段76の検出信号の生成間隔
が等間隔になったか否かにより判断する。
【0058】また、本実施形態では、中間転写ベルト上
に複数のマークM1,M2,M3・・・を設け、制御手段
がプリント開始信号を受信した後に中間転写ベルトを回
転させて中間転写ベルトの走行速度が安定してから光学
的検出手段76が最初に検出したマークを基準として画
像形成動作を開始させるので、プリント開始信号による
プリント開始指示がなされた後に直ぐに画像形成動作に
入ることができ、また、先行する画像形成動作を終了し
た後に光学的検出手段76が次のマークを検出して新た
な画像形成動作に入る場合にプリントスピード(画像出
力速度)を上げることができる。さらに、中間転写ベル
ト13、22、49の周長をL、感光体ドラム10、2
7、33、53Y、53M、53C、53BKの直径を
Dとした時、L=n×πD(nは1以上の整数)となる
ように構成したので、画像サイズによらず、プリントス
ピードを上げることができる。
【0059】また、制御手段は、画像形成動作を開始す
る場合に毎回あるいは何回かに一度(画像形成動作毎あ
るいは複数回の画像形成動作毎に)、光学的検出手段7
6からの検出信号に基づく画像形成開始位置を同じマー
クに対する検出信号に基づく画像形成位置とならないよ
うに変えることで、中間転写ベルトの全域を平均的に使
う。このため、中間転写ベルトの湾曲グセなどの変形及
び早期劣化を防止することができる。また、中間転写体
として中間転写ベルトを用いたが、中間転写ベルトは、
中間転写体として中間転写ドラムを用いた場合よりも一
次、二次の転写領域(幅)を広く確保でき、張架形状を
ある程度自由にできるという利点を有する。
【0060】このように、第1の実施形態乃至第3の実
施形態によれば、中間転写体13、22、49上の画像
非形成領域に設けられる複数のマークM1,M2,M3
・・と、この複数のマークM1,M2,M3・・・を光学
的に検出して該複数のマークM1,M2,M3・・・に対
してそれぞれ検出信号レベルに差異が発生する光学的検
出手段76とを備え、この光学的検出手段76の検出信
号レベルより中間転写体13、22、49上の複数の位
置を検出して画像形成を制御するので、画像サイズに応
じて効率良く画像形成を行うことができ、簡単な構成で
プリントスピード(画像出力速度)の向上だけでなく、
中間転写体の劣化、変形をより防止することができる。
従って、中間転写体の耐久性、寿命を更に向上させるこ
とができ、ランニングコストの低減や環境、省エネルギ
ー等の問題に対応することができる。
【0061】また、第1の実施形態乃至第3の実施形態
によれば、複数のマークM1,M2,M3・・・に対して
それぞれ光学的検出手段76の検出信号レベルに差異が
発生するように複数のマークM1,M2,M3・・・の各
表面反射率が異なる構成としたので、簡単な構成で、し
かも安価に中間転写体の位置検出及びその検出信号に基
づく制御を行うことができる。
【0062】また、第1の実施形態乃至第3の実施形態
によれば、複数のマークM1,M2,M3・・・に対して
それぞれ光学的検出手段76の検出信号レベルに差異が
発生するように複数のマークM1,M2,M3・・・の各
形状が異なるように構成したので、簡単な構成で、しか
も安価に中間転写体の位置検出及びその検出信号に基づ
く制御を行うことができる。
【0063】また、第1の実施形態乃至第3の実施形態
によれば、中間転写体13、22、49に少なくとも3
原色のトナー像を重ねて転写してカラー画像を形成する
ので、カラー画像形成を行う画像形成装置においても上
記効果が得られる。
【0064】また、第1の実施形態乃至第3の実施形態
によれば、中間転写体13、22、49が中間転写ベル
トであるので、上記効果が得られるだけでなく、転写効
率の向上や小型化にも効果を有する。
【0065】また、第1の実施形態乃至第3の実施形態
によれば、中間転写体13、22、49上に設けた複数
のマークM1,M2,M3・・・の間隔を中間転写体1
3、22、49の周長の整数分の1としたので、中間転
写体の偏心や振動等の位相ずれによる位置ずれを低減す
ることができ、位置ずれの少ない画像を得ることができ
る。
【0066】次に、本発明の第4の実施形態乃至第6の
実施形態について説明する。これらの実施形態は、請求
項4に係る発明の実施形態である。この第4の実施形態
乃至第6の実施形態では、上記第1の実施形態乃至第3
の実施形態において、それぞれ、中間転写体13、2
2、49上に設けられた複数のマークM1,M2,M3
・・は、光学的検出手段76が各マークM1,M2,M3
・・・を検出する時間に互いに差異が発生するような形
状に形成した。
【0067】図4はマークM1,M2,M3・・・の一例
及びその検出信号を示す。マークM1,M2,M3・・・
は中間転写ベルト13、22、49移動方向についての
長さが互いに異なるように形成され、中間転写ベルト1
3、22、49の定速走行時における各マークM1
2,M3・・・に対する光学的検出手段76の検出時間
(検出信号のオン時間)が図4に示すように互いに異な
る。中間転写ベルト13、22、49の定速走行時に
は、マークM1,M2,M3・・・の中間転写ベルト1
3、22、49移動方向についての長さが互いに異なれ
ば、各各マークM1,M2,M3・・・が光学的検出手段
76により検出される時間に差異が現れる。
【0068】中間転写ベルト13、22、49の定速走
行時に各マークM1,M2,M3・・・が光学的検出手段
76により検出される時間が予め分かっているから、上
記制御手段は、光学的検出手段76からの検出信号を予
め設定した複数の信号レベルと比較することにより、受
光部76bからの検出信号がどのマークに対する検出信
号であるかを判別することで各マークM1,M2,M3
・・を判別する。従って、制御手段は各マークM1
2,M3・・・の絶対位置を判別することが可能とな
る。
【0069】この第4の実施形態乃至第6の実施形態に
よれば、複数のマークM1,M2,M 3・・・に対してそ
れぞれ光学的検出手段76の検出信号レベルに差異が発
生するように複数のマークM1,M2,M3・・・の各形
状が異なるように構成したので、簡単な構成でプリント
スピードの向上だけでなく、中間転写体の劣化、変形を
より防止することができる。従って、中間転写体の耐久
性、寿命を更に向上させることができ、ランニングコス
トの低減や環境、省エネルギー等の問題に対応すること
ができる。
【0070】次に、本発明の第7の実施形態乃至第9の
実施形態について説明する。これらの実施形態は、請求
項5に係る発明の実施形態である。この第7の実施形態
乃至第9の実施形態では、上記第1の実施形態乃至第3
の実施形態又は上記第4の実施形態乃至第6の実施形態
において、それぞれ、中間転写ベルト13、22、49
上に設けられた複数のマークM1,M2,M3・・・は、
光学的検出手段76の検出信号レベルに互いに差異が発
生するように構成した複数のマークであって所定のマー
クから一回りしてそのマークまで順次に光学的検出手段
76の検出信号レベルが変化して行くように構成し、又
は光学的検出手段76が各マークM1,M2,M3・・・
を検出する時間に互いに差異が発生するような形状に形
成した複数のマークであって所定のマークから一回りし
てそのマークまで順次に光学的検出手段76のマーク検
出時間が変化して行くように構成したものである。
【0071】マークM1,M2,M3・・・を光学的検出
手段76の検出信号レベル又はマーク検出時間がランダ
ムに異なるように構成してしまうと、マークM1,M2
3・・・が作成し難くなり、制御手段は光学的検出手
段76で検出したマークが中間転写ベルト13、22、
49上のどの位置のマークであるのか判別し難いものと
なる。しかし、マークM1,M2,M3・・・は、光学的
検出手段76の検出信号レベル又はマーク検出時間が徐
々に順次に変化するものとすることにより、作り易くな
り、制御手段は光学的検出手段76の検出結果と中間転
写ベルト13、22、49上のマーク位置との対応がと
り易くなる。
【0072】このように、第7の実施形態乃至第9の実
施形態によれば、複数のマークM1,M2,M3・・・に
対してそれぞれ光学的検出手段76の検出信号レベル若
しくはマーク検出時間が順次に変化する構成としたの
で、マークを安価に作成することができ、光学的検出手
段の検出結果と中間転写体上のマーク位置との対応がと
り易くなる。
【0073】次に、本発明の第10の実施形態乃至第1
2の実施形態について説明する。これらの実施形態は、
請求項6に係る発明の実施形態である。中間転写ベルト
上の更により詳細なマーク位置検出及びその検出結果に
基づく制御を必要とする場合は、エンコーダのような細
かい位置検出、即ち多数のマークMが必要となる。中間
転写ベルトの周長が長い場合も同様に多数のマークMが
必要になる。所望のマーク数を、光学的検出手段76の
検出信号レベル若しくはマーク検出時間に差異が発生す
るように確保することは、困難であり、非常に細かく精
度を要するマーク作成作業が必要となる。マークMの数
はある程度の限界がある。
【0074】そこで、第10の実施形態乃至第12の実
施形態では、上記第1の実施形態乃至第3の実施形態又
は上記第4の実施形態乃至第6の実施形態において、そ
れぞれ、複数のマークM1,M2,M3・・・は、マーク
1,M2,M3・・・に対する光学的検出手段76の検
出信号レベルに互いに差異が発生するように構成した複
数のマークと、光学的検出手段76が各マークM1
2,M3・・・を検出する時間に互いに差異が発生する
ような形状に形成した複数のマークとを組み合わせたも
のであり、中間転写ベルト上に多種類のマークMを作成
して中間転写ベルト上のより細かく分割したマーク位置
にも対応できる。
【0075】この第10の実施形態乃至第12の実施形
態によれば、中間転写体13、22、49上の画像非形
成領域に設けられる複数のマークM1,M2,M3・・・
と、この複数のマークM1,M2,M3・・・を光学的に
検出する光学的検出手段76とを備え、複数のマークM
1,M2,M3・・・を、光学的検出手段76の検出信号
レベルに互いに差異が発生するように構成したマーク
と、光学的検出手段76のマーク検出時間に互いに差異
が発生するような形状に形成したマークとを組み合わせ
たマークとし、光学的検出手段76の検出信号より中間
転写体13、22、49上の複数の位置を検出して画像
形成開始を制御するので、中間転写体上に多種類のマー
クを作成することができ、中間転写体のより細かく分割
したマーク位置にも対応可能となる。従ってより高精度
に中間転写体の位置検出及びその検出結果に基づく制御
を行うことができる。
【0076】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば中間転写体はベルト状でもドラ
ム状でも良い。また、本発明は画像担持体及び中間転写
体を有するモノクロ画像形成装置にも適用可能である。
ただ、本発明は、特にカラー画像形成装置に有効であ
る。本発明は、その中でも画像担持体上に少なくとも例
えばシアン、マゼンタ、イエローの3原色、若しくはこ
れにブラックを入れた4色のトナー像を順次に形成し、
これらのトナー像を中間転写体上に重ねて転写した後に
これを転写紙等の転写材に一括して転写するカラー画像
形成装置において最も有効である。
【0077】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、画像サイズに応じて効率良く画像形成を行うことが
でき、簡単な構成で画像出力速度の向上だけでなく、中
間転写体の劣化、変形を十分に防止することができる。
従って、中間転写体の耐久性、寿命を更に向上させるこ
とができ、ランニングコストの低減や環境、省エネルギ
ー等の問題に対応することができる。
【0078】請求項2に係る発明によれば、簡単な構成
で、しかも安価に中間転写体の位置検出及びその検出信
号に基づく制御を行うことができる。請求項3に係る発
明によれば、簡単な構成で、しかも安価に中間転写体の
位置検出及びその検出信号に基づく制御を行うことがで
きる。
【0079】請求項4に係る発明によれば、、簡単な構
成で画像出力速度の向上だけでなく、中間転写体の劣
化、変形をより防止することができる。従って、中間転
写体の耐久性、寿命を更に向上させることができ、ラン
ニングコストの低減や環境、省エネルギー等の問題に対
応することができる。
【0080】請求項5に係る発明によれば、マークを安
価に作成することができ、光学的検出手段の検出結果と
中間転写体上のマーク位置との対応がとり易くなる。請
求項6に係る発明によれば、中間転写体上に多種類のマ
ークを作成することができ、中間転写体のより細かく分
割したマーク位置にも対応可能となる。従ってより高精
度に中間転写体の位置検出及びその検出結果に基づく制
御を行うことができる。
【0081】請求項7に係る発明によれば、カラー画像
形成を行う画像形成装置においても請求項1〜6記載の
画像形成装置と同様な効果が得られる。請求項8に係る
発明によれば、請求項1〜7記載の画像形成装置と同様
な効果が得られるだけでなく、転写効率の向上や小型化
にも効果を有する。請求項9に係る発明によれば、中間
転写体の偏心や振動等の位相ずれによる位置ずれを低減
することができ、位置ずれの少ない画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態乃至第3の実施形態の
一部を示す斜視図である。
【図2】同第1の実施形態乃至第3の実施形態における
各マークに対する光学的検出手段の検出信号レベルの一
例を示す図である。
【図3】同第1の実施形態乃至第3の実施形態の動作タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第4の実施形態乃至第6の実施形態マ
ークM1,M2,M3・・・の一例及びその検出信号を示
す図である。
【図5】上記第1の実施形態の概略を示す断面図であ
る。
【図6】上記第2の実施形態の概略を示す断面図であ
る。
【図7】上記第3の実施形態の概略を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
13、22、49 中間転写ベルト M1,M2,M3 マーク 76 光学的検出手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間転写体を有する画像形成装置におい
    て、前記中間転写体上の画像非形成領域に設けられる複
    数のマークと、この複数のマークを光学的に検出して該
    複数のマークに対してそれぞれ検出信号レベルに差異が
    発生する光学的検出手段とを備え、この光学的検出手段
    の検出信号レベルより前記中間転写体上の複数の位置を
    検出して画像形成を制御することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記複数のマークに対してそれぞれ前記光学的検出手段の
    検出信号レベルに差異が発生するように前記複数のマー
    クの各表面反射率が異なる構成としたことを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記複数のマークに対してそれぞれ前記光学的検出手段の
    検出信号レベルに差異が発生するように前記複数のマー
    クの各形状が異なるように構成したことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】中間転写体を有する画像形成装置におい
    て、前記中間転写体上の画像非形成領域に設けられる複
    数のマークと、この複数のマークを光学的に検出する光
    学的検出手段とを備え、前記複数のマークに対してそれ
    ぞれ前記光学的検出手段の検出信号レベルに差異が発生
    するように前記複数のマークの各形状を形成し、前記光
    学的検出手段のマーク検出時間より前記中間転写体上の
    複数の位置を検出して画像形成開始を制御することを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記複数のマークに対してそれぞれ
    前記光学的検出手段の検出信号レベル若しくはマーク検
    出時間が順次に変化する構成としたことを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】中間転写体を有する画像形成装置におい
    て、前記中間転写体上の画像非形成領域に設けられる複
    数のマークと、この複数のマークを光学的に検出する光
    学的検出手段とを備え、前記複数のマークを請求項1記
    載のマークと請求項2記載のマークとを組み合わせたマ
    ークとし、前記光学的検出手段の検出信号より前記中間
    転写体上の複数の位置を検出して画像形成開始を制御す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記中間転写体に少なくとも3原色
    のトナー像を重ねて転写してカラー画像を形成すること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記中間転写体が中間転写ベルトで
    あることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記中間転写体上に設けた前記複数
    のマークの間隔を前記中間転写体の周長の整数分の1と
    したことを特徴とする画像形成装置。
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