JP2001261718A - 塩化ビニル系重合体の製造法 - Google Patents

塩化ビニル系重合体の製造法

Info

Publication number
JP2001261718A
JP2001261718A JP2000083236A JP2000083236A JP2001261718A JP 2001261718 A JP2001261718 A JP 2001261718A JP 2000083236 A JP2000083236 A JP 2000083236A JP 2000083236 A JP2000083236 A JP 2000083236A JP 2001261718 A JP2001261718 A JP 2001261718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
vinyl chloride
degree
blade
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000083236A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Sakane
毅彦 坂根
Tatsumi Nakamura
辰美 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP2000083236A priority Critical patent/JP2001261718A/ja
Publication of JP2001261718A publication Critical patent/JP2001261718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 品質に優れる塩化ビニル系重合体が得られ、
スケール付着を伴うことなく重合時間が大幅に短縮でき
る塩化ビニル系重合体の製造法を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル系重合体の製造法において、
縦、横2本以上の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.40〜0.50、ボトムバドル
翼の高さ(Hb)と翼の高さ(H)の比であるHb/H
が0.30未満である格子翼を使用し、分散安定剤とし
て重合度が2000以上かつケン化度が75モル%以上
の部分ケン化ポリビニルアルコール(A)及び重合度が
100〜700かつケン化度が20〜55モル%の部分
ケン化ポリビニルアルコール(B)を用い、重合反応中
のリフラックスコンデンサーによる除熱量を全重合発熱
量の30〜80%として重合時間5時間以内で懸濁重合
を行うことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ビニル系単量
体を懸濁重合する塩化ビニル系重合体の製造法に関する
ものであり、さらに詳しくは特定の形状を有する格子
翼、特定の組み合わせの分散安定剤を使用し、リフラッ
クスコンデンサーでの除熱量をコントロールすることに
より、重合反応系内の発泡現象を防止し、塩化ビニル系
重合体製造時の生産性を向上し、スケール付着が防止で
きると共に、得られる塩化ビニル系重合体のロールフィ
ッシュアイが改善される塩化ビニル系重合体の製造法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、塩化ビニル系単量体の製造は
バッチ式で行われ、塩化ビニル系重合体を製造する際に
は、重合反応器に水性媒体、分散安定剤、重合開始剤お
よび添加剤を仕込んだ後、重合反応系内を脱気して塩化
ビニル系単量体等を仕込み、攪拌しながら重合反応器の
ジャケットに温水を循環または水蒸気を通し、重合温度
まで昇温して重合反応を開始させる。その後、重合反応
熱が出てきた時点から重合反応器のジャケットに冷却水
を通して重合温度を一定に保つべく冷却を行い、所定の
重合転化率に到達するまで重合反応を継続する。そし
て、重合反応終了後、未反応塩化ビニル系単量体を回収
し、塩化ビニル系重合体を反応器から排出する一連の重
合操作を行っている。
【0003】近年、塩化ビニル系重合体の生産性を向上
させるため、重合反応器の大型化、重合時間の短縮化等
が図られている。しかし、重合反応器を大型化した場
合、反応器の内容積当たりのジャケット伝熱面積が低下
するために、加熱冷却用ジャケットのみで重合反応系内
を冷却することが困難になる。また、重合時間を短縮化
した場合には、単位時間当たりの発熱量が増大するた
め、やはり加熱冷却用ジャケットだけで重合反応系内を
冷却することが困難になる。
【0004】そこで、重合反応系内の除熱量を高める方
法として、冷凍機等を使用しジャケットに流す冷却水の
温度を下げジャケットによる除熱量を高める方法、重合
反応系内にジャケットを有する内部ジャケットを使用す
る方法、リフラックスコンデンサーで除熱する方法等が
提案されている。その中でも、特にリフラックスコンデ
ンサーによる除熱は、除熱能力が大きい上に、設備コス
ト、ランニングコストが安価という特徴を有し注目され
ている。
【0005】しかし、リフラックスコンデンサーで除熱
する方法においては、リフラックスコンデンサーによる
除熱量を高めた場合、未反応塩化ビニル系単量体の蒸発
量が増加し、それに伴い重合反応器内で重合体スラリー
が発泡したり、発泡によりリフラックスコンデンサーの
内部へ重合体スラリーが流入するという現象が発生しや
すくなる。ここで、重合体スラリーが発泡した場合、重
合反応器内壁面、リフラックスコンデンサー内等にスケ
ールが付着する等の問題が生じるばかりでなく、該スケ
ールが塩化ビニル系重合体に混入し得られる塩化ビニル
系重合体のロールフィッシュアイが悪化したり、粒度分
布が広くなる等の品質が悪化し、さらに最悪の場合は、
リフラックスコンデンサーの除熱制御が困難となり、塩
化ビニル系重合体の製造を安定的に安全に製造すること
が困難となる。
【0006】リフラックスコンデンサーにて除熱を行う
際の重合体スラリーの発泡防止方法として、特開昭56
−26908号公報、特公平3−38283号公報に気
相部に設置した回転羽根で泡を破泡する方法、特開平2
−180908号公報、特開平3−212409号公報
に消泡剤を添加する方法等が提案され、さらに特開平7
−25909号公報に、液面センサーを重合缶に設置
し、液面をリフラックスコンデンサーで制御する方法が
提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開昭56−26908号公報、特公平3−38283
号公報に提案の方法においては、発泡の泡を破泡するこ
とは可能であるが、飛散した泡が重合反応缶壁面などに
付着しスケールの原因となるため、得られる塩化ビニル
系重合体のロールフィッシュアイが悪化するという問題
を有する。
【0008】また、特開平2−180908号公報、特
開平3−212409号公報に記載の方法は、消泡剤の
添加により発泡が抑制できるものの、得られる塩化ビニ
ル系重合体の熱安定性やロールフィッシュアイが悪化す
るという問題を有する。
【0009】さらに、特開平7−25909号公報に記
載の方法は、リフラックスコンデンサーによる除熱量を
調整することにより、発泡による液面の上昇を抑えるこ
とは可能であるが、リフラックスコンデンサーによる除
熱量を高めることは困難であり、リフラックスコンデン
サーでの除熱量を高めた場合、重合体スラリーの発泡を
根本的に抑えることはできない。
【0010】そこで、本発明の目的は、リフラックスコ
ンデンサーでの除熱量を高めても重合体スラリーの発泡
が防止でき、塩化ビニル系重合体製造時の重合工程の生
産性が向上し、さらにスケールの付着が防止でき、得ら
れる塩化ビニル系重合体のロールフィッシュアイが改善
される塩化ビニル系重合体の製造法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に関し鋭意検討した結果、特定形状の格子翼を用い、特
定の分散安定剤処方とし、リフラックスコンデンサーで
の除熱量をコントロールすることにより、重合反応系内
の発泡現象を防止し、塩化ビニル系重合体製造時の生産
性を向上し、スケール付着が防止できると共に、得られ
る塩化ビニル系重合体のロールフィッシュアイが改善さ
れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0012】即ち、本発明は、塩化ビニル系単量体を水
性媒体中、重合開始剤及び分散安定剤の存在下、リフラ
ックスコンデンサーを付設した重合反応器を用いて懸濁
重合を行う塩化ビニル系重合体の製造法において、縦、
横2本以上の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)の比
であるd/Dが0.40〜0.50、ボトムパドル翼の
高さ(Hb)と翼の高さ(H)の比であるHb/Hが
0.30未満である格子翼を使用し、分散安定剤として
重合度が2000以上かつケン化度が75モル%以上の
部分ケン化ポリビニルアルコール(以下、PVAと記
す。)(A)及び重合度が100〜700かつケン化度
が20〜55モル%のPVA(B)を用い、重合反応中
のリフラックスコンデンサーによる除熱量を全重合発熱
量の30〜80%として重合時間5時間以内で懸濁重合
を行うことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造法に
関するものである。
【0013】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。
【0014】本発明は、塩化ビニル系単量体を水性媒体
中、重合開始剤及び分散安定剤の存在下、リフラックス
コンデンサーを付設した重合反応器を用いて懸濁重合を
行う塩化ビニル系重合体の製造法において、縦、横2本
以上の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)の比である
d/Dが0.40〜0.50、ボトムパドル翼の高さ
(Hb)と翼の高さ(H)の比であるHb/Hが0.3
0未満である格子翼を使用し、分散安定剤として重合度
が2000以上かつケン化度が75モル%以上のPVA
(A)及び重合度が100〜700かつケン化度が20
〜55モル%のPVA(B)を用い、重合反応中のリフ
ラックスコンデンサーによる除熱量を全重合発熱量の3
0〜80%として重合時間5時間以内で懸濁重合を行
い、生産効率よく、ロールフィッシュアイが改善された
塩化ビニル系重合体を製造するものである。
【0015】ここで、本発明において用いられる格子翼
とは、縦、横2本以上の格子を有し、翼径(d)と槽径
(D)の比であるd/Dが0.40〜0.50、ボトム
パドル翼の高さ(Hb)と翼の高さ(H)の比であるH
b/Hが0.30未満である格子翼であり、その一例を
図1に示した重合反応器に基づいて説明するが、本発明
は該図1に示した重合反応器又は格子翼を用いた塩化ビ
ニル系重合体の製造法に限定されるものではない。
【0016】図1に示したDは重合槽の槽径を示し、d
は格子翼の翼径を示す。また、Hは格子翼の高さを示
し、Hbは格子翼のボトムパドル翼の高さを示す。そし
て、図1には、槽径Dの重合槽内に縦4本、横2本の格
子を有する翼径d、翼の高さH、ボトムパドル翼の高さ
Hbの格子翼を有する重合反応器が示されている。
【0017】ここで、格子翼の翼径(d)と重合槽の槽
径(D)の比であるd/Dが0.40未満の格子翼を使
用した場合、塩化ビニル系重合体の製造時にリフラック
スコンデンサーによる除熱量を全重合発熱量の30〜8
0%とした時、重合反応系内を均一に撹拌することが困
難となり、発泡現象を抑えることができなくなる。その
結果として本発明の目的を達成することは出来ない。ま
た、格子翼の翼径(d)と重合槽の槽径(D)の比であ
るd/Dが0.50を超えるような格子翼を使用した場
合、得られる塩化ビニル系重合体の粗粒分が増加すると
ともに得られる塩化ビニル系重合体のロールフィッシュ
アイが悪化する。また、ボトムパドル翼の高さ(Hb)
と格子翼の高さ(H)の比であるHb/Hが0.30を
超える格子翼を使用した場合、得られる塩化ビニル系重
合体の粗粒分が増加するとともにロールフィッシュアイ
が悪化する。
【0018】このような格子翼の一例として、例えばボ
トムパドル翼を有するマックスブレンド翼(商品名、住
友重機械(株)製)が知られており、本発明において
は、格子翼としてマックスブレンド翼を用いる場合、該
翼径(d)と重合槽の槽径(D)の比であるd/Dが
0.40〜0.50のマックスブレンド翼を使用するこ
とが好ましい。
【0019】また、本発明における格子翼のボトムパド
ル翼の高さ(Hb)と格子翼の高さ(H)の比であるH
b/Hが0.3未満とは、Hb/H=0、つまり、ボト
ムパドル翼を有しない格子翼(櫛状格子翼)を含むもの
であり、本発明においては、特に塩化ビニル系重合体製
造時の発泡現象を防止し、スケール付着が防止できると
共に、生産性効率よく、ロールフィッシュアイに優れる
塩化ビニル系重合体を製造することが可能となることか
ら、このようなボトムパドル翼を有しない格子翼(櫛状
格子翼)を用いることが特に好ましい。
【0020】本発明において用いられる塩化ビニル系単
量体としては、塩化ビニル単量体、塩化ビニル単量体と
塩化ビニル単量体との共重合可能なビニル系単量体との
混合物が挙げられる。ここで、塩化ビニル単量体との共
重合可能なビニル系単量体としては、塩化ビニル単量体
との共重合が可能なビニル系単量体であればいかなるも
のも使用することができ、例えばエチレン,プロピレン
等のオレフィン類、酢酸ビニル,ステアリン酸ビニル等
のビニルエステル類、エチルビニルエーテル,セチルビ
ニルエーテル等のビニルエーテル類、アクリル酸メチ
ル,アクリル酸エチル,アクリル酸ブチル,アクリル酸
プロピル等のアクリル酸エステル類、マレイン酸,フマ
ル酸のエステル類または無水物、スチレン等の芳香族ビ
ニル化合物、アクリロニトリル等が挙げられる。そし
て、該共重合可能なビニル系単量体は、塩化ビニル単量
体に対し通常20重量%以下の割合で使用することが好
ましい。
【0021】本発明でいう水性媒体としては、水性媒体
の範疇に属するものであればいかなるものを用いること
も可能であり、その中でも脱イオン水が好ましく、その
使用方法としては、常温で使用しても、昇温時間短縮の
ためにあらかじめ加温したり、重合反応器内で仕込み中
に加温しても良い。
【0022】本発明でいう重合開始剤としては、一般に
塩化ビニル系単量体の重合開始剤として知られているも
のを用いることができ、例えばジイソプロピルパーオキ
シジカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート、ジエトキシエチルパーオキシジカーボ
ネート等のパーオキシカオボネート化合物;t−ブチル
パーオキシネオデカノエート、α−クミルパーオキシネ
オデカノエート、t−ヘキシルパーオキシビバレート、
t−アミルパーオキシネオデカノエート、1,1−ジメ
チル−3−ヒドロキシブチルパーオキシネオデカノエー
ト、t−ヘキシルパーオキシジグリコレート、α−クミ
ルパーオキシネオデカネート等のパーオキシエステル化
合物;アセチルシクロヘキシルスルホニルパーオキシド
等の過酸化物,アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル,アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)等のアゾ化合物;過酸化水素を挙げること
ができ、これらは一種単独または二種以上の組合わせで
使用することも可能である。そして、これら重合開始剤
は、塩化ビニル系単量体100重量部に対して0.00
1〜1重量部の範囲で用いることが好ましい。
【0023】本発明において用いられる分散安定剤と
は、重合度が2000以上かつケン化度が75モル%以
上のPVA(A)(以下、PVA(A)と記す。)及び
重合度が100〜700かつケン化度が20〜55モル
%のPVA(B)(以下、PVA(B)と記す。)を組
み合わせて用いるものである。そして、PVA(A)と
しては、重合度が2000以上、好ましくは2000〜
4000、かつ、ケン化度が75モル%以上、好ましく
は75〜95モル%のものであり、重合度が2000〜
4000かつケン化度が75〜95モル%であることが
特に好ましい。また、PVA(B)としては、重合度が
100〜700、好ましくは200〜600、かつ、ケ
ン化度が20〜55モル%、好ましくは25〜50モル
%のものであり、重合度が200〜600かつケン化度
が25〜50モル%のものであることが好ましい。さら
に、PVA(B)としては、水に溶解した水溶液又は水
に微分散した分散液として使用することが好ましく、こ
のようなPVAとしては、例えばカルボン酸変性PVA
などの変性PVAが知られている。なお、本発明におけ
る水に微分散した分散液とは、20℃の水に3wt%に
相当するPVAを分散させた際のPVAの粒径が1μm
以下に分散する液体をいう。
【0024】本発明においては、PVA(A)及びPV
A(B)を組み合わせることにより、特異的に重合反応
中の懸濁分散系を安定化させ、重合反応中に塩化ビニル
系重合体がブロック化したり、得られる塩化ビニル系重
合体粒子が粗大化したりすることを防止すると伴に、塩
化ビニル系重合体スラリーの発泡現象が抑制されため
に、その結果、塩化ビニル系重合体の生産性が向上し、
得られる塩化ビニル系重合体のロールフィッシュアイが
改善されるものである。
【0025】そして、本発明においては、分散安定剤の
添加効果をより確実なものとするために、塩化ビニル系
単量体100重量部に対しPVA(A)を0.03〜
0.1重量部、PVA(B)を0.005〜0.1重量
部の範囲で用いることが好ましい。
【0026】さらに、本発明においては、高い生産性を
維持しつつ、粒径を細かくするという粒径制御ができ、
フィッシュアイがさらに改良できることから、分散安定
剤として、さらに重合度が300〜1000かつケン化
度が65〜75モル%であるPVA(C)(以下、PV
A(C)と記す。)及び/又は2%水溶液の20℃にお
ける粘度が200cps以下であるヒドロキシプロピル
メチルセルロース(D)(以下、HPMC(D)と記
す。)を用いることが好ましい。そして、その際のPV
A(C)としては、分子鎖の末端にメルカプト基を有す
る重合度が300〜1000かつケン化度が65〜75
モル%であるPVAが特に好ましい。
【0027】本発明は、リフラックスコンデンサーを設
けた重合反応器を用いて実施するものであり、該リフラ
ックスコンデンサーによる除熱量が全重合発熱量の30
〜80%に相当するものとして重合を行うものである。
ここで、リフラックスコンデンサーによる除熱方法に特
に制限はなく、重合初期段階から除熱を開始しても、重
合途中から除熱を開始しも良い。リフラックスコンデン
サーによる除熱量が全重合発熱量の30%未満である場
合、重合反応系内の反応温度のコントロールが困難とな
ったり、重合時間の短縮化が不可能となり、塩化ビニル
系重合体の生産性を向上することが困難となる。一方、
リフラックスコンデンサーによる除熱量が全重合発熱量
の80%を越える場合、重合反応系内の発泡現象を抑制
することが困難となり、得られる塩化ビニル系重合体の
ロールフィッシュアイが悪化する。
【0028】本発明は、上記の特定の格子翼及び特定の
分散安定剤の組み合わせにより、重合反応系内の発泡現
象を抑制することにより、リフラックスコンデンサーに
よる除熱量が全重合発熱量の30〜80%とすることが
可能となり、高い生産効率で高品質な塩化ビニル系重合
体を製造するいう目的を達成するものである。
【0029】また、本発明を実施する際の重合反応器
は、バッフルを備えたものでもよく、そのようなバッフ
ルとしては、例えば板型、円筒型、D型、ループ型、フ
ィンガー型等が使用できる。また、加熱冷却用ジャケッ
トを備えることも可能であり、加熱冷却ジャケットとし
ては、例えば外部ジャケット、内部ジャケット等が使用
できる。
【0030】さらに、本発明においては、必要に応じ
て、塩化ビニル系重合体の製造時に適宜使用される連鎖
移動剤、酸化防止剤、帯電防止剤、pH調整剤、スケー
ル付着防止剤、滑剤等を添加しても差し支えない。
【0031】
【実施例】以下に実施例および比較例にもとづき本発明
を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0032】実施例及び比較例により得られた塩化ビニ
ル重合体の評価は、下記方法により測定した。
【0033】〜発泡状況〜 重合反応器上部に取り付けた観察窓から液表面の動きを
目視により観察し、発泡状況を観察した。
【0034】○;重合反応系内に発泡が観察されない。
【0035】×;重合反応系内に発泡が観察された。
【0036】〜平均粒子径〜 得られた塩化ビニル系重合体をJIS Z 8801に
準じた45メッシュの篩にかけ、該篩を通過したサンプ
ルを用い、該サンプルの50重量%の塩化ビニル系重合
体粒子が通過するふるいの目の大きさ(μm)を平均粒
子径として表す。
【0037】〜45メッシュオン〜 得られた塩化ビニル系重合体をJIS Z 8801に
準じた45メッシュの篩にかけ、該篩を通過しなかった
サンプルの重量を、得られた塩化ビニル系重合体の重量
に対する重量%で表した。
【0038】〜ロールフィッシュアイ〜 得られた塩化ビニル系重合体100重量部、Ca−Zn
系粉末複合安定剤1.5重量部、有機燐系安定化助剤
0.5重量部、群青3重量部およびポリエステル系可塑
剤50重量部を混合し、150℃のロールで厚さ0.3
5mmとして9分間混練し、0.35mmのシートを分
取し、シート50cm2中の透明粒子の数をもって示
す。
【0039】〜スケール付着状況〜 重合反応器壁についたスケール付着状況を目視で評価し
た。
【0040】 ○;良好 ×;悪い(付着が激しい。) 実施例1 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.40、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0、つまりボトム
パドル翼を有しない格子翼(櫛状格子翼)及びリフラッ
クスコンデンサーを付設した内容積1.8m3の重合反
応器に、塩化ビニル単量体100重量部(603k
g)、分散安定剤としてケン化度80モル%,平均重合
度2600であるPVA(PVA(A)に相当)0.0
60重量部及びケン化度40モル%、平均重合度550
である水溶性のPVA(PVA(B)に相当)0.04
0重量部、重合開始剤としてクミルパーオキシネオデカ
ノエート0.020重量部及びt−ブチルパーオキシネ
オデカノエート0.045重量部、40℃の水110重
量部(663kg)を仕込み、57℃に昇温を行った。
【0041】重合反応温度である57℃到達以降にリフ
ラックスコンデンサーによる除熱を開始し、全重合発熱
量の60%をリフラックスコンデンサーで除熱した。5
7℃到達から4時間後に重合反応を終了し、未反応塩化
ビニル単量体を回収した後、重合体スラリーを取り出
し、脱水乾燥し塩化ビニル重合体を得た。得られた塩化
ビニル重合体の評価結果を表1に示す。
【0042】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは良好なも
のであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付着も認
められなかった。
【0043】実施例2 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.40、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.30の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用いた以外は、実施例1と同様の方
法により塩化ビニル重合体の製造を行った。得られた塩
化ビニル重合体の評価結果を表1に示す。
【0044】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは良好なも
のであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付着も認
められなかった。
【0045】実施例3 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0、つまりボトム
パドル翼を有しない格子翼及びリフラックスコンデンサ
ーを付設した内容積1.8m3の重合反応器を用いた以
外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル重合体の
製造を行った。得られた塩化ビニル重合体の評価結果を
表1に示す。
【0046】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは良好なも
のであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付着も認
められなかった。
【0047】実施例4 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.10の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用いた以外は実施例1と同様の方法
により塩化ビニル重合体の製造を行った。得られた塩化
ビニル重合体の評価結果を表1に示す。
【0048】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは良好なも
のであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付着も認
められなかった。
【0049】実施例5 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.30の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用いた以外は、実施例1と同様の方
法により塩化ビニル重合体の製造を行った。得られた塩
化ビニル重合体の評価結果を表2に示す。
【0050】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは良好なも
のであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付着も認
められなかった。
【0051】実施例6 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.10の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用い、分散安定剤としてケン化度8
0モル%,平均重合度2600であるPVA(PVA
(A)に相当)0.060重量部及びケン化度40モル
%、平均重合度550であり水に微分散させ分散液とし
たPVA(PVA(B)に相当)0.040重量部を使
用した以外は実施例1と同様の方法により塩化ビニル重
合体の製造を行った。得られた塩化ビニル重合体の評価
結果を表2に示す。
【0052】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは良好なも
のであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付着も認
められなかった。
【0053】実施例7 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.10の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用い、分散安定剤としてケン化度8
0モル%,平均重合度2600であるPVA(PVA
(A)に相当)0.060重量部、ケン化度40モル
%、平均重合度550である水溶性のPVA(PVA
(B)に相当)0.040重量部及びケン化度70モル
%、平均重合度500、末端にメルカプト基を有するP
VA(PVA(C)に相当)0.012重量部を用いた
以外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル重合体
の製造を行った。得られた塩化ビニル重合体の評価結果
を表2に示す。
【0054】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは非常に良
好なものであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付
着も認められなかった。
【0055】実施例8 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.10の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用い、分散安定剤としてケン化度8
0モル%,平均重合度2600であるPVA(PVA
(A)に相当)0.060重量部、ケン化度40モル
%、平均重合度550である水溶性のPVA(PVA
(B)に相当)0.040重量部及び2%水溶液の20
℃における粘度が50cpsであるHPMC(HPMC
(D)に相当)0.012重量部を用いた以外は、実施
例1と同様の方法により塩化ビニル重合体の製造を行っ
た。得られた塩化ビニル重合体の評価結果を表2に示
す。
【0056】塩化ビニル重合体の製造時に発泡は全く起
こらず、得られた塩化ビニル重合体は45メッシュオン
が無く、平均粒子径、ロールフィッシュアイは非常に良
好なものであり、塩化ビニル重合体製造時のスケール付
着も認められなかった。
【0057】比較例1 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.30、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0、つまり、ボト
ムパドル翼を有さない格子翼及びリフラックスコンデン
サーを付設した内容積1.8m3の重合反応器を用いた
以外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル重合体
の製造を行った。得られた塩化ビニル重合体の評価結果
を表3に示す。
【0058】塩化ビニル重合体の製造時の発泡は激し
く、スケール付着も激しいものであり、得られた塩化ビ
ニル重合体は45メッシュオンが多く、平均粒径も粗
く、ロールフィッシュアイも劣るものであった。
【0059】比較例2 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.60、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0、つまり、ボト
ムパドル翼を有さない格子翼及びリフラックスコンデン
サーを付設した内容積1.8m3の重合反応器を用いた
以外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル重合体
の製造を行った。得られた塩化ビニル重合体の評価結果
を表3に示す。
【0060】塩化ビニル重合体の製造時の発泡は激し
く、スケール付着も激しいものであり、得られた塩化ビ
ニル重合体は45メッシュオンが多く、平均粒径も粗
く、ロールフィッシュアイも劣るものであった。
【0061】比較例3 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.40、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.40の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用いた以外は、実施例1と同様の方
法により塩化ビニル重合体の製造を行った。得られた塩
化ビニル重合体の評価結果を表3に示す。
【0062】塩化ビニル重合体の製造時の発泡は激し
く、スケール付着も激しいものであり、得られた塩化ビ
ニル重合体は45メッシュオンが多く、平均粒径も粗
く、ロールフィッシュアイも劣るものであった。
【0063】比較例4 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.10の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用い、分散安定剤としてケン化度8
0モル%,平均重合度2600であるPVA(PVA
(A)に相当)0.060重量部及びケン化度70モル
%、平均重合度500、末端にメルカプト基を有するP
VA(PVA(C)に相当)0.012重量部を用いた
以外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル重合体
の製造を行った。得られた塩化ビニル重合体の評価結果
を表3に示す。
【0064】塩化ビニル重合体の製造時の発泡やスケー
ル付着は激しくないものの、得られた塩化ビニル重合体
はロールフィッシュアイが大きく劣るものであった。
【0065】比較例5 縦4本、横2本の格子を有し、翼径(d)と槽径(D)
の比であるd/Dが0.50、ボトムパドル翼の高さH
bと翼の高さHの比であるHb/Hが0.10の格子翼
及びリフラックスコンデンサーを付設した内容積1.8
3の重合反応器を用い、分散安定剤としてケン化度8
0モル%,平均重合度2600であるPVA(PVA
(A)に相当)0.060重量部及び及び2%水溶液の
20℃における粘度が50cpsであるHPMC(HP
MC(D)に相当)0.012重量部を用いた以外は、
実施例1と同様の方法により塩化ビニル重合体の製造を
行った。得られた塩化ビニル重合体の評価結果を表4に
示す。
【0066】塩化ビニル重合体の製造時の発泡やスケー
ル付着は激しくないものの、得られた塩化ビニル重合体
はロールフィッシュアイが大きく劣るものであった。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】
【発明の効果】本発明の製造法は、リフラックスコンデ
ンサーによる除熱量を高めても、塩化ビニル系重合体の
製造時に発泡が起こらず、得られる塩化ビニル系重合体
の粗粒化やロールフィッシュアイの悪化、スケール付着
を伴うことなく重合時間が大幅に短縮でき、塩化ビニル
系重合体の生産性を大幅に高めることができ、その工業
的価値は非常に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】格子翼を有する重合反応器の概略図である。
【符号の説明】
D:重合槽の槽径 d:格子翼の翼径 H:格子翼の高さ Hd:格子翼のボトムパドル翼の高さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル系単量体を水性媒体中、重合開
    始剤及び分散安定剤の存在下、リフラックスコンデンサ
    ーを付設した重合反応器を用いて懸濁重合を行う塩化ビ
    ニル系重合体の製造法において、縦、横2本以上の格子
    を有し、翼径(d)と槽径(D)の比であるd/Dが
    0.40〜0.50、ボトムパドル翼の高さ(Hb)と
    翼の高さ(H)の比であるHb/Hが0.30未満であ
    る格子翼を使用し、分散安定剤として重合度が2000
    以上かつケン化度が75モル%以上の部分ケン化ポリビ
    ニルアルコール(A)及び重合度が100〜700かつ
    ケン化度が20〜55モル%の部分ケン化ポリビニルア
    ルコール(B)を用い、重合反応中のリフラックスコン
    デンサーによる除熱量を全重合発熱量の30〜80%と
    して重合時間5時間以内で懸濁重合を行うことを特徴と
    する塩化ビニル系重合体の製造法。
  2. 【請求項2】分散安定剤として、塩化ビニル系単量体1
    00重量部に対し重合度が2000以上かつケン化度が
    75モル%以上の部分ケン化ポリビニルアルコール
    (A)0.03〜0.1重量部及び重合度が100〜7
    00かつケン化度が20〜55モル%の部分ケン化ポリ
    ビニルアルコール(B)0.005〜0.1重量部を用
    いることを特徴とする請求項1に記載の塩化ビニル系重
    合体の製造法。
  3. 【請求項3】重合度が100〜700かつケン化度が2
    0〜55モル%の部分ケン化ポリビニルアルコール
    (B)として、水に溶解又は水に微分散する重合度が1
    00〜700かつケン化度が20〜55モル%の部分ケ
    ン化ポリビニルアルコールを用いることを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかに記載の塩化ビニル系重合体の
    製造法。
  4. 【請求項4】分散安定剤として、さらに重合度が300
    〜1000かつケン化度が65〜75モル%である部分
    ケン化ポリビニルアルコール(C)及び/又は2%水溶
    液の20℃における粘度が200cps以下であるヒド
    ロキシプロピルメチルセルロース(D)を用いることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の塩化ビニル
    系重合体の製造法。
  5. 【請求項5】重合度が300〜1000かつケン化度が
    65〜75モル%である部分ケン化ポリビニルアルコー
    ル(C)として、分子鎖の少なくとも1つの末端にメル
    カプト基を有する重合度が300〜1000かつケン化
    度が65〜75モル%である部分ケン化ポリビニルアル
    コールを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の塩化ビニル系重合体の製造法。
JP2000083236A 2000-03-21 2000-03-21 塩化ビニル系重合体の製造法 Pending JP2001261718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083236A JP2001261718A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 塩化ビニル系重合体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083236A JP2001261718A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 塩化ビニル系重合体の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001261718A true JP2001261718A (ja) 2001-09-26

Family

ID=18599908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000083236A Pending JP2001261718A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 塩化ビニル系重合体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001261718A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012036327A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Kuraray Co Ltd ビニル系化合物の懸濁重合用分散安定剤
JP2013216783A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリフェニレンエーテルの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012036327A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Kuraray Co Ltd ビニル系化合物の懸濁重合用分散安定剤
JP2013216783A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリフェニレンエーテルの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5274774B2 (ja) フッ化ビニリデン重合体及びその製造方法
JPH02180908A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH0710892B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂の製造法
JPH0118082B2 (ja)
JP2001261718A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造法
JP2002256008A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP2807526B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP4688991B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP2001261709A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造法
JP4098482B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP2008111065A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH02173106A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH07286003A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP2000038405A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造法
JP3749005B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH07119249B2 (ja) 塩化ビニル重合体の製造方法
JPH07110882B2 (ja) 塩化ビニル重合体の製造方法
JP3915225B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造法
JP2001261717A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH0710891B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH11209409A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP5564160B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH1045814A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP2000109504A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JP2001172305A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法