JP2001250916A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2001250916A
JP2001250916A JP2000058898A JP2000058898A JP2001250916A JP 2001250916 A JP2001250916 A JP 2001250916A JP 2000058898 A JP2000058898 A JP 2000058898A JP 2000058898 A JP2000058898 A JP 2000058898A JP 2001250916 A JP2001250916 A JP 2001250916A
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monitor
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Chizuru Ishita
ちづる 井下
Kazuo Aoki
青木  一夫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高精度で詳細な半導体集積回路の評価を
可能とし、内部論理回路の設計領域の減少および配置配
線上の制限の増加を抑えてコストを低減する半導体集積
回路を得ること。 【解決手段】 評価用のモニター回路を半導体基板上に
備えた半導体集積回路において、モニター回路は、半導
体集積回路の入出力バッファ回路領域の入出力コントロ
ール回路領域2に配置されており、遅延回路と、遅延回
路の入力段と出力段とにそれぞれ接続されたランチャー
フリップフロップ回路およびキャプチャーフリップフロ
ップ回路と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相補型金属酸化
膜半導体素子(CMOS)構造を有する半導体集積回路
(IC)に関し、特に、半導体集積回路の製造プロセス
の特性判定に用いるための評価専用のモニタ回路を備え
た半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CMOS−ICの生産における不
良品選別は、ICの大規模化,生産性向上等の理由か
ら、ICテスタを用いて実施されることが主流となって
いる。ICテスタによる不良品選別方法(テスト方法)
としては多種多様のものが知られているが、たとえば、
トランジスタの特性および配線(AL配線)の仕上がり
具合を評価する方法の一つに、ICの動作スピードを評
価する方法が知られている。このICの動作スピードの
評価は、通常、評価するICの実動作周波数以上でファ
ンクションテストを実施することが望ましい。
【0003】しかし、ICの高速化,高集積化にともな
い、ICテスタの能力、実動作周波数でのファンクショ
ンテスト用のテストベクタ作成にかかる負荷(作成の難
易度、作成にかかる時間等)、作成したテストベクタの
効果の不明確さ、等から、実動作周波数でのファンクシ
ョンテストを実施することが非常に困難になってきた。
このような高速,高集積のICにも対応できる他の方法
として、IC内の複数のゲート素子で構成された任意の
パス(Path)のデータ信号伝播時間(遅延時間)を
測定する方法が知られている。
【0004】この遅延時間の測定には、ICの内部論理
回路内の任意のパスを用いる場合とIC内部に動作スピ
ードの評価専用の遅延モニタ回路を設ける場合とがあ
る。この方法では、入力データ信号がこれらパスまたは
遅延モニタ回路を経由するのにかかる時間を測定するこ
とで、トランジスタの特性および配線(AL配線)の仕
上がりを評価し、不良品を判別する。図19は、従来に
おける遅延モニタ回路の回路構成を示す図である。
【0005】この遅延モニタ回路50は、データ信号入
力用テスト端子INに接続された入力回路51とデータ
信号出力用テスト端子OUTに接続された出力回路52
との間に設けられ、インバータ等の複数の遅延素子53
を直列接続した遅延回路54を備えている。この遅延モ
ニタ回路50を用いて遅延時間を測定するときは、デー
タ信号入力用端子INからテスト用のデータ信号を入力
する。データ信号入力用端子INから入力されたデータ
信号は、入力回路51,遅延回路54および出力回路5
2を介してデータ信号出力用テスト端子OUTから出力
される。そして、入力回路51から出力回路52までの
データ信号転送にかかる時間が遅延時間として測定され
る。
【0006】図20は、従来における他の遅延モニタ回
路の回路構成を示す図である。この遅延モニタ回路56
は、図19に示した遅延モニタ回路50の構成に加え、
入力回路51と遅延回路54との間にNANDゲート5
5を備えている。そして、NANDゲート55の一つの
入力に遅延回路54の最終段の出力を帰還させることに
よりリングオシレータを構成している。この遅延モニタ
回路56においては、リングオシレータの発振周波数を
測定することにより遅延時間を評価する。
【0007】図21は、従来における半導体集積回路
(IC)のチップ配置を示す図である。このICは、内
部論理回路が配置された内部論理回路領域61と、テス
ト端子用の入力バッファ回路領域63と、テスト端子用
の出力バッファ回路領域64と、テスト端子用の入力バ
ッファ回路領域63,出力バッファ回路領域64以外の
入出力バッファ回路領域66と、各入出力バッファ回路
領域に設けられたパッド(PAD)65と、を備えてい
る。
【0008】このICにおいては、図19,図20に示
した入力回路51,出力回路52が入力バッファ回路領
域63,出力バッファ回路領域64にそれぞれ配置さ
れ、また、図19,図20に示した遅延モニタ回路50
または56が内部論理回路領域61内の領域62に配置
される。そして、遅延時間の評価は、これら遅延モニタ
回路50または56を用いて行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における遅延モニタ回路50を用いた半導体集積回路
によれば、測定された遅延時間には入出力回路51,5
2における遅延時間も含まれるため、入出力回路51,
52における遅延の影響を考慮しなければならず、半導
体集積回路の評価の精度が低下するという問題点があっ
た。また、上記従来における遅延モニタ回路56(リン
グオシレータ)を用いた半導体集積回路によれば、発振
周波数を測定することにより遅延時間を評価するため、
Pチャネルトランジスタ,Nチャネルトランジスタの平
均の動作スピード評価しかできず、すなわち、Pチャネ
ルトランジスタ,Nチャネルトランジスタそれぞれを個
々にモニタリングすることができず、詳細なプロセス特
性を評価できないという問題点があった。
【0010】また、上記従来における遅延モニタ回路5
0を用いた半導体集積回路および遅延モニタ回路56
(リングオシレータ)を用いた半導体集積回路によれ
ば、ICの内部論理回路領域内に遅延モニタ回路が配置
されるため、内部論理回路の設計領域が減少し、配置配
線上の制限が増加し、コストが上昇するという問題点が
あった。また、遅延モニタ回路を構成する素子が内部論
理回路領域内に不均一に配置されるため、トランジスタ
の特性によるスピードへの影響と配線によるスピードへ
の影響とが不明確になり、半導体集積回路の評価の精度
が低下するという問題点があった。
【0011】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、より高精度で詳細な半導体集積回路の評価を可
能とし、内部論理回路の設計領域の減少および配置配線
上の制限の増加を抑えてコストを低減する半導体集積回
路を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、この発明にかかる半導体集積回
路にあっては、評価用のモニタ回路を半導体基板上に備
えた半導体集積回路において、前記モニタ回路は、半導
体集積回路の入出力バッファ回路領域に配置されてお
り、遅延回路と、前記遅延回路の入力段と出力段とにそ
れぞれ接続された第1のフリップフロップ回路および第
2のフリップフロップ回路と、を有することを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、遅延回路の入出力段に
フリップフロップ回路を有するモニタ回路を入出力バッ
ファ回路領域に設けている。これにより、入出力回路に
よる遅延の影響を受けずにPチャネルトランジスタ,N
チャネルトランジスタそれぞれを個々にモニタリングす
ることが可能となり、また、内部論理回路領域にモニタ
回路を設ける必要がなくなる。
【0014】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記モニタ回路が、複数個かつ複数種類あり、各
種類のモニタ回路が、それぞれ異なる種類の遅延回路を
有することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、異なる種類の遅延回路
を有する複数種類のモニタ回路を設けることにより、一
つの半導体集積回路において種々の遅延回路による評価
を行うことができる。
【0016】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記モニタ回路が、前記半導体基板上を一周する
ようにリング状に配置されていることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、半導体基板上を一周す
るように、リング状にモニタ回路を配置する。これによ
り、一辺で構成するよりも長いモニタ回路を構成するこ
とができ、また、入出力段の第1のフリップフロップ回
路および第2のフリップフロップ回路を駆動するための
クロック信号の引き回しを短くすることができる。
【0018】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記モニタ回路において、前記遅延回路の途中か
らの出力が取り出されていることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、モニタ回路の遅延回路
の途中からの出力を取り出す。これにより、半導体集積
回路内のトランジスタ特性や配線の仕上がりのばらつき
を評価することができ、また、複数のモニタ回路を構成
する場合よりもパッケージのテスト端子を少なくするこ
とができる。
【0020】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記遅延回路を構成するトランジスタのサイズと
半導体集積回路の内部論理回路を構成するトランジスタ
のサイズとが同一であることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、遅延回路を構成するト
ランジスタのサイズを、半導体集積回路の内部論理回路
を構成するトランジスタのサイズと同一になるようにす
る。これにより、内部論理回路により近い条件で評価を
行うことができる。
【0022】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記モニタ回路が、遅延素子間の配線長が異なる
複数種類の遅延回路を有することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、遅延素子間の配線長が
異なる複数種類の遅延回路をモニタ回路に設けた。これ
により、配線長が半導体集積回路のスピードに与える影
響についての評価を行うことができる。
【0024】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記モニタ回路が、各遅延素子間に一定長の配線
を付加した遅延回路と各遅延素子間の配線が最短となる
ように構成した遅延回路とを有することを特徴とする。
【0025】この発明によれば、各遅延素子間に一定長
の配線を付加した遅延回路と各遅延素子間の配線が最短
となるように構成した遅延回路とをモニタ回路に設け
た。これにより、配線長が半導体集積回路のスピードに
与える影響についての評価を行うことができる。
【0026】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、半導体集積回路の内部論理回路用の電源および半
導体集積回路の入出力バッファ回路用の電源とは別に設
けられた前記モニタ回路用の電源を具備することを特徴
とする。
【0027】この発明によれば、半導体集積回路の内部
論理回路用の電源および半導体集積回路の入出力バッフ
ァ回路用の電源とは別にモニタ回路用の電源を設けた。
これにより、モニタ回路に対する内部論理回路や入出力
バッファ回路からのノイズ等の影響を低減することがで
きる。
【0028】つぎの発明にかかる半導体集積回路にあっ
ては、前記モニタ回路用の入出力バッファ回路およびパ
ッドを半導体集積回路のコーナー部に配置したことを特
徴とする。
【0029】この発明によれば、モニタ回路用の入出力
バッファ回路およびパッドを半導体集積回路のコーナー
部に配置することにより、パッケージ後の評価を不要と
した場合、パッケージのテスト端子を少なくすることが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる半導体集
積回路の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態により、この発明が限定され
るものではない。
【0031】実施の形態1.この発明にかかる実施の形
態1にかかる半導体集積回路(IC)は、ICの動作ス
ピード評価専用の遅延モニタ回路を、内部論理回路領域
ではなく、複数の入出力バッファ回路領域の入出力コン
トロール回路領域に設けたものであって、遅延モニタ回
路のゲート遅延回路の入力段と出力段とにそれぞれラン
チャーフリップフロップ回路(L−FF回路),キャプ
チャーフリップフロップ回路(C−FF回路)を接続
し、これらのフリップフロップ回路を同一のクロックで
動作させ、入力データ信号の伝播速度を測定することが
できるようにしたものである。以下、まず、実施の形態
1の構成について説明する。
【0032】図1は、この発明の実施の形態1にかかる
ICのチップ配置を示す図である。このICは、内部論
理回路が配置された内部論理回路領域1と、入出力コン
トロール回路が配置された入出力コントロール回路領域
であって、後述する遅延モニタ回路を構成する素子がさ
らに配置された入出力コントロール回路領域2と、テス
ト端子用の入力回路が配置された入力バッファ回路領域
3a,3bと、テスト端子用の出力回路が配置された出
力バッファ回路領域4と、入出力回路(入力回路,出力
回路または双方向回路)が配置された入出力バッファ回
路領域であって、入出力コントロール回路領域2を有す
る入出力バッファ回路領域5と、入出力バッファ回路領
域5以外の通常の入出力バッファ回路領域6と、各入出
力バッファ回路領域に設けられたパッド(PAD)7
と、IC各辺のコーナー部8と、を備えている。
【0033】このICでは、内部論理回路領域1には遅
延モニタ回路が設けられておらず、入出力バッファ回路
領域3a,3b,4および5の入出力コントロール回路
領域2に遅延モニタ回路が設けられている。すなわち、
入出力コントロール回路領域2は、遅延モニタ回路が配
置された遅延モニタ回路領域となる。入出力バッファ回
路領域3a,3b,4,5は、入力バッファ回路領域3
a,3bと出力バッファ回路領域4とが入出力バッファ
回路領域5を挟むようにして、ICの少なくとも一辺に
設けられる。なお、入出力バッファ回路領域3a,3
b,4,5は、一辺の一部であってもよいし、複数辺に
またがっていてもよい。すなわち、遅延モニタ回路が一
辺の一部の入出力バッファ回路領域に配置されていても
よいし、複数辺にまたがって配置されていてもよい。
【0034】図2は、図1に示した実施の形態1にかか
る入出力バッファ回路領域3a,3b,4および5の概
略構成を示す図である。入力バッファ回路領域3aに
は、データ信号入力用のテスト端子INに接続されたパ
ッド7と、静電保護回路を含み、このパッド7に入力端
子が接続された入力回路14と、ランチャーフリップフ
ロップ回路(L−FF回路)12と、入力回路14の出
力端子とL−FF回路12のデータ入力端子D1とを接
続する入出力コントロール回路11と、が設けられてい
る。
【0035】また、出力バッファ回路領域4には、デー
タ信号出力用のテスト端子OUTに接続されたパッド7
と、静電保護回路を含み、このパッド7に出力端子が接
続された出力回路16と、キャプチャーフリップフロッ
プ回路(C−FF回路)13と、出力回路16の入力端
子とC−FF回路13のデータ出力端子Q2とを接続す
る入出力コントロール回路11と、が設けられている。
【0036】また、入力バッファ回路領域3bには、ク
ロック信号入力用のテスト端子CLKに接続されたパッ
ド7と、静電保護回路を含み、このパッド7に入力端子
が接続された入力回路15と、L−FF回路12,C−
FF回路13それぞれのクロック入力端子Tと入力回路
15の出力端子とを接続する入出力コントロール回路1
1と、L−FF回路12のデータ出力端子Q1とC−F
F回路13のデータ入力端子D2との間に設けられた遅
延回路を構成する遅延素子17と、が設けられている。
【0037】また、入出力バッファ回路領域5には、入
出力用の端子IP,OPに接続されたパッド7と、静電
保護回路を含み、このパッド7に接続された入出力回路
と、この入出力回路と内部論理回路とを接続する入出力
コントロール回路11と、L−FF回路12のデータ出
力端子Q1とC−FF回路13のデータ入力端子D2と
の間に設けられた遅延回路を構成する遅延素子17と、
が設けられている。
【0038】入力回路14は、テスト用のデータ信号を
入力し、入力回路15は、テスト用のクロック信号を入
力する。L−FF回路12は、入力回路14からのデー
タ信号および入力回路15からのクロック信号を入力
し、クロック信号のタイミングでデータ信号を出力す
る。入出力バッファ回路領域3b,5の入出力コントロ
ール回路領域に配置された遅延素子17は、直列接続さ
れており、L−FF回路12からのデータ信号をC−F
F回路13へ転送する。C−FF回路13は、遅延素子
17からのデータ信号および入力回路15からのクロッ
ク信号を入力し、クロック信号のタイミングでデータ信
号を出力する。L−FF回路12,C−FF回路13お
よび遅延素子17は、ICの動作スピード評価専用の遅
延モニタ回路を構成する。
【0039】図3は、実施の形態1にかかる遅延モニタ
回路の回路構成を示す図である。この遅延モニタ回路2
aは、同一クロックにより動作するL−FF回路12,
C−FF回路13と、L−FF回路12,C−FF回路
13間に複数の遅延素子17を直列接続した遅延回路9
aと、を備えている。この遅延モニタ回路2aにおいて
は、L−FF回路12,C−FF回路13間のデータ信
号転送が正しく行われるか否かを検証することにより遅
延回路9aの遅延時間を評価することができる。遅延回
路9aの遅延素子17は、たとえば、すべてインバータ
であってもよいし、NANDゲート,ANDゲート,N
ORゲート,ORゲート等、であってもよいし、これら
の組み合わせであってもよい。
【0040】以上の構成において、実施の形態1の動作
について説明する。実施の形態1の動作において、遅延
回路9aの遅延時間の評価、すなわちICの評価を行う
ためのデータ信号転送の検証は、入力用テスト端子I
N,CLKにテスト用のテストベクタ(テスト用のデー
タ信号およびクロック信号)を入力し、出力用テスト端
子OUTからの出力データ信号をモニタし、データ信号
がL−FF回路12から遅延回路9aを介してC−FF
回路13に正しく転送されているか否かを判定すること
により行う。
【0041】まず、データ信号入力用のテスト端子IN
に入力されたデータ信号は、入力バッファ回路領域3a
の入力回路14,入出力コントロール回路11を経由し
てL−FF回路12のデータ入力端子D1に入力され
る。また、クロック信号入力用のテスト端子CLKに入
力されたクロック信号は、入力バッファ回路領域3bの
入力回路15,入出力コントロール回路11を経由して
L−FF回路12およびC−FF回路13のクロック入
力端子Tに入力される。
【0042】L−FF回路12では、クロック入力端子
Tに入力されたクロック信号により、データ入力端子D
1に入力されたデータ信号がラッチされ、ラッチされた
データ信号がデータ出力端子Q1から出力される。L−
FF回路12のデータ出力端子Q1から出力されたデー
タ信号は、入力バッファ回路領域3bの入出力コントロ
ール回路領域2に設けられた遅延素子17に入力され、
さらに、複数の入出力バッファ回路領域5の入出力コン
トロール回路領域2に設けられた遅延素子17を順次伝
播する。
【0043】そして、複数の遅延素子17からなる遅延
回路9aを通過したデータ信号は、C−FF回路13の
データ入力端子D2に入力され、クロック信号によりに
よりラッチされる。ラッチされたデータ信号は、C−F
F回路13のデータ出力端子Q2から出力され、出力バ
ッファ回路領域4の入出力コントロール回路11,出力
回路16を経由してデータ信号出力用のテスト端子OU
Tから外部に出力される。このデータ信号をモニタする
ことにより、遅延回路9aの遅延時間の評価、すなわち
ICの評価を行うことができる。
【0044】なお、このIC評価の動作が行われている
ときでも、入出力バッファ回路領域5の入出力回路に接
続された外部の入出力端子IP,OPを介して信号の入
出力を行い、内部論理回路とのアクセスを行うことがで
きる。入力端子IPに入力される信号および出力端子O
Pから出力される信号は、入出力回路,コントロール回
路および内部入出力端子IC1,OC1を経由して遅延
素子17とは無関係に転送される。すなわち、データ信
号入力用のテスト端子INに入力されたデータ信号は、
内部論理回路領域1を経由することなく入出力バッファ
回路の入出力コントロール回路領域2内を伝播し、デー
タ信号出力用のテスト端子OUTから出力される。
【0045】つぎに、図4,図5のタイミングチャート
を参照して、データ信号の転送が正常に行われる場合お
よびデータ転送が正常に行われない場合における遅延モ
ニタ回路2aの動作について説明する。図4は、データ
信号の転送が正常に行われる場合の遅延モニタ回路2a
の動作を示すタイミングチャートである。この遅延モニ
タ回路2aの動作においては、まず、(i−1)周期
(任意の周期)のクロック信号(クロック入力端子Tの
信号)の立ち上がりでL−FF回路12のデータ入力端
子D1の信号(論理レベルB)がラッチされ、L−FF
回路12のデータ出力端子Q1の信号の論理レベルがA
からBに変化する。
【0046】つぎに、このデータ出力端子Q1の信号
(論理レベルB)は、遅延回路9aを経由してC−FF
13のデータ入力端子D2に伝達される。ここで遅延回
路9aを信号が伝播するのにかかる時間(遅延時間)を
Tdとすると、C−FF回路13のデータ入力端子D2
の信号の論理レベルは、(i−1)周期のクロック信号
の立ち上がりからTd後にAからBに変化する。
【0047】同様に、L−FF回路12のデータ出力端
子Q1の信号の論理レベルは、i周期((i−1)周期
のつぎの周期),(i+1)周期(i周期のつぎの周
期)のクロック信号の立ち上がりで、BからC,Cから
Dに変化する。これらのデータ変化(論理レベルの変
化)は遅延回路9aを経由してTd後にC−FF回路1
3のデータ入力端子D2に伝達される。なお、A,B,
C,Dはハイレベルまたはローレベルの論理レベルであ
る。
【0048】一方、C−FF回路13では、L−FF回
路12で用いられるものと同一のクロック信号の立ち上
がりでデータ入力端子D2の信号をラッチし、ラッチし
た信号をデータ出力端子Q2に出力する。データ転送の
検証は、L−FF回路12のデータ入力端子D1,クロ
ック入力端子Tに前述した動作を行わせるためのデータ
信号,クロック信号を入力し、C−FF回路13のデー
タ出力端子D2の信号を確認することで、データが正常
に転送されたか否かを判定することにより行う。
【0049】この例では、C−FF回路13のデータ入
力端子D2の信号の論理レベルは、(i−1)周期のク
ロック信号の立ち上がりからTd後、i周期のクロック
信号の立ち上がりの前にAからBに変化し、その後、i
周期のクロック信号の立ち上がりでデータ入力端子D2
の信号(論理レベルB)がラッチされ、データ出力端子
Q2に出力される。i周期のクロック信号の立ち上がり
後、データ出力端子Q2の信号を測定し、論理レベルが
Bであることを確認することにより、データ信号の転送
が正常に行われたことを確認することができる。
【0050】すなわち、(i−1)周期におけるL−F
F回路12のデータ入力端子D1の信号の論理レベルを
期待値(EXPECT)とし、i周期のクロック信号の
立ち上がり後におけるC−FF回路13のデータ出力端
子Q2の信号の測定結果(STROBE)が期待値と一
致するか否かを判定する。この例では、遅延回路9aの
遅延時間Tdがクロック信号の1周期よりも短いため、
期待値と測定結果とが一致し、データ信号の転送が正常
に行われたと判定される。
【0051】図5は、データ信号の転送が正常に行われ
ない場合の遅延モニタ回路2aの動作を示すタイミング
チャートである。この遅延モニタ回路2aの動作におい
ては、クロック信号の周期が遅延回路9aの遅延時間T
dよりも短いため、C−FF回路13の入力端子D2の
信号の論理レベルが(i−1)周期のクロック信号の立
ち上がりからTd後にAからBに変化する前に、i周期
のクロック信号が立ち上がってしまう。これにより、論
理レベルAの信号がi周期のクロック信号の立ち上がり
でラッチされることとなり、データ出力端子Q2には論
理レベルAの信号が出力されることとなる。
【0052】そして、i周期のクロック信号の立ち上が
り後、データ出力端子Q2の信号が測定され、論理レベ
ルBでないことが確認され、データ信号の転送が正常に
行われなかったと判定される。この例では、遅延回路9
aの遅延時間Tdがクロック信号の1周期よりも長いた
め、期待値と測定結果とが一致せず、データ信号の転送
が正常に行われなかったと判定される。すなわち、正し
いデータ信号の転送が行われる最小のクロック信号の周
期が遅延回路9aの遅延時間Tdとほぼ一致することと
なる。
【0053】このように、遅延モニタ回路2aを備えた
ICでは、遅延モニタ回路2aに入力するクロック信号
を変化させてデータ信号の転送が正常に行われたか否か
を判定することにより、ICの動作スピードを評価する
ことができる。すなわち、クロック信号が短くても正常
なデータ信号転送が可能であれば、ICの動作スピード
が速く、トランジスタ(Tr)の特性および配線(AL
配線)の仕上がりも良好であると判断することができ
る。
【0054】また、客先に対してICの動作スピードを
保証するテスト規格がある場合、クロック信号の周期を
このテスト規格に合わせて設定し、データ信号の転送が
正常に行われたか否かを判定することにより、不良品
(製造プロセス性能が低く、動作スピードが不足してい
るIC)の判別を行うことができる。また、これらの動
作スピード評価は全ICに対して行うことができ、全I
Cのトランジスタの特性および配線の仕上がりを評価で
きるため、ICの信頼性を向上させることができる。
【0055】つぎに、遅延モニタ回路2aの遅延回路9
aの構成を変えた場合の動作について説明する。遅延回
路9aは、インバータのみを接続したものであってもよ
いし、図6に示すように4入力のNANDゲート18と
インバータ25とを交互に接続したもの(遅延回路9
b)でもよいし、図7に示すように4入力のNORゲー
ト19とインバータ25とを交互に接続したもの(遅延
回路9c)であってもよい。たとえば、インバータのみ
を接続した遅延回路9aでは、図8に示すように、動作
するNチャネルトランジスタ,Pチャネルトランジスタ
の比が1対1となる。
【0056】一方、4入力のNANDゲート18とイン
バータ25とを交互に接続した遅延回路9bでは、伝送
するデータ信号をハイ(H)レベルとした場合、図9に
示すように、動作するNチャネルトランジスタ,Pチャ
ネルトランジスタの比が4対1となる。すなわち、より
精度よくNチャネルトランジスタの特性を測定すること
ができる。また、4入力のNORゲート19とインバー
タ25とを交互に接続した遅延回路9cでは、伝送する
データ信号をロー(L)レベルとした場合、図10に示
すように、動作するNチャネルトランジスタ,Pチャネ
ルトランジスタの比が1対4となる。すなわち、より精
度よくPチャネルトランジスタの特性を測定することが
できる。
【0057】さらに、図11に示すように、4入力のA
NDゲートと4入力のORゲートとを交互に接続したも
の(遅延回路9d)を用いた場合は、伝送するデータ信
号の論理レベルを切り替えることにより(ローレベル,
ハイレベルを切り替えることにより)、一つの遅延回路
9dで、動作するNチャネルトランジスタ,Pチャネル
トランジスタの比を切り替えることができる。これによ
り、一つの遅延回路9dで、Nチャネルトランジスタ,
Pチャネルトランジスタそれぞれの特性を精度よく測定
することができる。なお、遅延回路の構成は特に限定さ
れず、種々の構成の遅延回路を用いることにより、動作
するNチャネルトランジスタ,Pチャネルトランジスタ
の比を変え、Nチャネルトランジスタ,Pチャネルトラ
ンジスタそれぞれの特性を詳細に測定することができ
る。
【0058】前述したように、実施の形態1によれば、
遅延回路をフリップフロップで挟む構成としたため、入
出力バッファの遅延の影響を考慮せずに動作スピードを
測定することができ、さらに、遅延回路の構成を変える
だけでPチャネルトランジスタ,Nチャネルトランジス
タの平均の動作スピードだけでなく、Pチャネルトラン
ジスタ,Nチャネルトランジスタそれぞれの動作スピー
ドの測定も可能となることから、より高精度かつ詳細に
プロセス特性を評価することができる。
【0059】また、遅延モニタ回路を入出力バッファ回
路領域の入出力コントロール回路領域に配置すること
で、従来は遅延モニタ回路が配置されていた部分の内部
論理回路領域を内部論理回路のために使用することがで
きるため、内部論理回路の設計,配置配線時の制限事項
を緩和することができる。すなわち、遅延モニタ回路の
配置配線を意識することなく内部論理回路を設計するこ
とができる。また、遅延モニタ回路の遅延素子間の配線
をある程度一定にすることができるため、配線長のばら
つきによる測定への影響を低減して、トランジスタ特性
による動作スピードへの影響を評価することができる。
【0060】ここで、遅延モニタ回路2aに接続された
入出力回路14,15,16およびこれらのパッドをI
Cのコーナー部8に配置するようにしてもよい。これに
より、ICの動作スピードに対する不良選別等のテスト
のみに使用され客先では使用されることがない場合のテ
スト端子をICのパッケージに設ける必要がなくなり、
ICパッケージのピンを削減することもできる。また、
遅延モニタ回路を構成するトランジスタのサイズと内部
論理回路を構成するトランジスタのサイズとが異なって
いてもよいが、これらを同一にすることにより、より実
際の内部論理回路に近い条件で動作スピードの測定を行
うことができ、内部論理回路の特性をより正確に評価す
ることができる。
【0061】実施の形態2.この発明にかかる実施の形
態2は、複数種類の複数個の遅延モニタ回路を入出力バ
ッファ回路領域の入出力コントロール回路領域に配置し
たものである。以下、実施の形態2の構成および動作に
ついて説明する。図12は、この発明の実施の形態2に
かかるICのチップ配置を示す図である。なお、基本的
な構成は実施の形態1と同様につき、図1と同一の部分
には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分
についてのみ説明する。このICでは、ICの各4辺の
入出力バッファ回路領域それぞれに異なる種類の遅延モ
ニタ回路が設けられている。また、各辺ごとに、テスト
端子用の入出力回路14,15,16が設けられたテス
ト端子用の入出力バッファ回路領域3a,3b,4が設
けられ、遅延モニタ回路を構成する素子が設けられた入
出力バッファ回路領域5が設けられている。
【0062】各辺の入出力バッファ回路領域に設ける遅
延モニタ回路は、特に限定されない。たとえば、インバ
ータのみからなる遅延回路9aを有する遅延モニタ回路
2aと、4入力のNANDゲート18とインバータ25
とを交互に接続した遅延回路9bを有する遅延モニタ回
路2bと、4入力のNORゲート19とインバータ25
とを交互に接続した遅延回路9cを有する遅延モニタ回
路2cと、4入力のANDゲートと4入力のORゲート
とを交互に接続した遅延回路9dを有する遅延モニタ回
路2dと、を設けるようにしてもよい。
【0063】また、同種類の遅延モニタ回路が複数設け
られていてもよい。また、4辺の入出力バッファ回路領
域ではなく、3辺または2辺の入出力バッファ回路領域
に遅延モニタ回路が設けられていてもよい。また、1辺
に遅延モニタ回路が複数設けられていてもよい。さら
に、複数の辺にまたがる遅延モニタ回路が設けられてい
てもよい。これら複数種類の複数個の遅延モニタ回路
は、それぞれ独立した構成となっており、それぞれ別々
に動作させ、それぞれ別々に評価を行うことができる。
なお、それぞれの遅延モニタ回路の動作については実施
の形態1の遅延モニタ回路の動作と同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0064】前述したように、実施の形態2によれば、
実施の形態1の効果に加え、さらに、一つのICの各辺
の入出力バッファ回路領域に複数種類の遅延モニタ回路
を設けたため、一つのICで複数種類の遅延モニタ回路
による評価を行うことができ、より高精度かつ詳細なI
Cの評価を行うことができる、という効果を奏する。
【0065】実施の形態3.この発明にかかる実施の形
態3は、前述した実施の形態1において、遅延モニタ回
路を、ICの4辺の入出力バッファ回路領域にわたって
リング状に設けたものである。以下、実施の形態3の構
成および動作について説明する。図13は、この発明の
実施の形態3にかかるICのチップ配置を示す図であ
る。なお、基本的な構成は実施の形態1と同様につき、
図1と同一の部分には同一の符号を付してその説明を省
略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0066】このICでは、ICの周り4辺全ての入出
力バッファ回路領域の入出力コントロール回路領域2に
わたって遅延モニタ回路2eがリング状に設けられてい
る。遅延モニタ回路2eは、実施の形態1の遅延モニタ
回路2a〜2fと同様の構成のものをICの周りにリン
グ状に配置したものである。このICでは、遅延モニタ
回路2eを構成する素子が配置された入出力コントロー
ル回路領域2を有する入出力バッファ回路領域5が、I
Cの周り4辺にわたってリング状に配置され、テスト端
子用の入出力回路が配置された入出力バッファ回路領域
3a,3b,4が隣接して設けられることとなる。
【0067】入出力バッファ回路領域3a,3b,4が
隣接して設けられる、すなわち、L−FF回路12とC
−FF回路13とが隣接して設けられることとなるた
め、L−FF回路12,C−FF回路13に入力される
クロック信号の配線の引き回しを短くすることができ
る。また、このICは、実施の形態1のICと同様の動
作を行う。ICの評価の際には、テスト用のデータ信号
がIC内をリング状に伝播することになる。
【0068】前述したように実施の形態3によれば、実
施の形態1の効果に加え、さらに、クロック信号の配線
を長く引き回す必要がなくなるため、配線の引き回し容
量によるクロック信号の遅延を低減することができ、よ
り正確な遅延時間の測定を行うことができ、また、遅延
モニタ回路自身の配線も容易となる、という効果を奏す
る。
【0069】実施の形態4.この発明にかかる実施の形
態4は、実施の形態3において、遅延モニタ回路の途中
のデータ信号を取り出してモニタできるようにしたもの
である。以下、まず、実施の形態4の構成について説明
する。図14は、この発明の実施の形態4にかかる遅延
モニタ回路の回路構成を示す図であり、図15は、実施
の形態4にかかるICのチップ配置を示す図である。な
お、基本的な構成は実施の形態1,実施の形態3と同様
であるので、図3,図13と同一の部分については同一
の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
【0070】この遅延モニタ回路2fは、実施の形態1
の遅延回路9aに代えて、ICの周りを一周するように
遅延回路9aを長く構成した遅延回路9fを備えてい
る。また、遅延モニタ回路2fの中間(途中)のデータ
信号を取り出すための少なくとも一つの中間データ信号
用C−FF回路31a〜31cが設けられている。中間
データ信号用C−FF回路31a〜31cは、遅延回路
9fの遅延素子間からのデータ信号をデータ入力端子D
A〜DCから入力し、L−FF回路12,C−FF回路
13に入力されるものと同一のクロック信号をクロック
入力端子Tから入力し、入力したクロック信号のタイミ
ングでデータ信号を中間データ信号用出力回路32a〜
32cに出力する。
【0071】中間データ信号用出力回路32a〜32c
は、中間データ信号用C−FF31a〜31cと中間デ
ータ信号用テスト端子TAP1〜TAP3との間に設け
られており、中間データ信号用C−FF31a〜31c
からの信号を中間データ信号用テスト端子TAP1〜T
AP3に出力する。データ信号を取り出す遅延素子間の
位置は特に限定されないが、各辺の終端の遅延素子間か
ら中間のデータ信号を取り出すようにする。すなわち、
図15に示すように、IC各辺の終端に、中間データ信
号用出力回路32a〜32cが設けられた中間データ信
号出力端子用出力バッファ回路領域33を設けるように
する。これにより、各辺ごとの遅延時間の測定を行なう
ことができる。
【0072】以上の構成において実施の形態4の動作に
ついて説明する。実施の形態4の動作は、実施の形態3
の動作と同様であり、テスト用のデータ信号が遅延モニ
タ回路2fを伝播し、ICを一周する。伝播途中のデー
タ信号は、各辺の終端でそれぞれ中間データ信号用C−
FF31a〜31cに入力され、L−FF回路12,C
−FF回路13で用いられるものと同一のクロック信号
によりラッチされ、中間データ信号用出力回路32a〜
32cを介して中間データ信号用テスト端子TAP1〜
TAP3から外部に出力される。すなわち、クロック信
号の周期を変えることにより、各ポイントまたは全体の
遅延測定を行うことが可能となり、各辺の遅延時間の評
価が可能となる。
【0073】前述したように実施の形態4によれば、実
施の形態1,実施の形態3の効果に加え、さらに、遅延
モニタ回路の中間(途中)のデータ信号を取り出して遅
延時間を測定できるようにし、遅延モニタ回路をICの
周りにリング状に設け、4辺の終端の入出力バッファ回
路領域から中間のデータ信号を取り出すため、たとえ
ば、各辺における遅延素子数および遅延素子間の配線長
を均一にすれば、トランジスタ特性や配線の仕上がりの
IC内におけるばらつきを評価することができる、とい
う効果を奏する。
【0074】また、データ信号入力用のテスト端子一つ
に対して複数のデータ信号出力用のテスト端子が対応す
ることとなるため、4辺別々の遅延モニタ回路を設ける
場合よりもテスト端子数を減少させることができる。な
お、実施の形態1のようにリング状でない遅延モニタ回
路の中間のデータ信号を取り出すようにしてもよいし、
実施の形態2のように複数の遅延モニタ回路を設け、こ
れらの遅延モニタ回路の全部または一部の遅延モニタ回
路について中間のデータ信号を取り出すようにしてもよ
い。さらに、入出力回路14,15,16とともに、こ
の中間データ信号用出力回路32a〜32cをコーナー
部8に配置してもよい。これにより、ICの動作スピー
ドに対する不良選別等のテストのみに使用され客先での
実動作では使用されることがない場合のテスト端子をI
Cのパッケージに設ける必要がなくなり、ICパッケー
ジのピンを削減することもできる。
【0075】実施の形態5.この発明にかかる実施の形
態5は、実施の形態3において、遅延素子間の配線長が
異なる複数種類の遅延回路を設けるようにしたものであ
る。以下、まず、実施の形態5の構成について説明す
る。図16は、この発明の実施の形態5にかかる遅延モ
ニタ回路の回路構成を示す図であり、図17は、実施の
形態5にかかるICのチップ配置を示す図である。な
お、基本的な構成は実施の形態1,実施の形態3と同様
であるので、図3,図13と同一の部分については同一
の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
【0076】この遅延モニタ回路2gは、実施の形態1
の遅延回路9aに代えて、ICの周りを一周するように
遅延回路9aを長く構成した遅延回路9e,9gを備え
ている。遅延回路9eの各遅延素子間の配線は、極力短
くなるように設けられている。一方、遅延回路9gの各
遅延素子間の配線には、一定長の冗長なAL配線34が
付加されている。すなわち、遅延回路9e,9gの遅延
素子間の配線長は互いに異なることとなる。また、遅延
モニタ回路2gは、L−FF12,R−FF13に代え
て、二つの遅延回路9e,9gに対応するL−FF12
a,12bおよびR−FF13a,13bを備えてい
る。
【0077】L−FF12a,R−FF13aは、遅延
回路9eの入力段,出力段に配置され、L−FF12
b,R−FF13bは、遅延回路9gの入力段,出力段
に配置される。L−FF12a,R−FF13a,L−
FF12b,R−FF13bはそれぞれ同一のクロック
信号を入力し、この同一のクロック信号によりラッチを
行う。なお、遅延モニタ回路2gに設けられる遅延回路
の数は特に限定されず、さらに異なる配線長をもつ遅延
回路を設けるようにしてもよい。この場合は、L−F
F,C−FFもそれぞれ遅延回路に対応する数となる。
【0078】また、このICは、テスト端子用の出力回
路16に代えて、R−FF13a,13bに対応するテ
スト端子用の出力回路16a,16bを備えている。そ
して、テスト端子用出力バッファ回路領域が4a,4b
の二つとなる。出力回路16a,16bは、R−FF1
3a,13bからのデータ信号を、データ信号出力用の
テスト端子OUTA,OUTBへ出力する。
【0079】以上の構成において、実施の形態5の動作
について説明する。L−FF12a,遅延回路9eおよ
びR−FF13aは、実施の形態3と同様の動作を行
い、テスト端子用の出力回路16aを介してデータ信号
を外部に出力する。また、L−FF12b,遅延回路9
gおよびR−FF13bも、実施の形態3と同様の動作
を行い、テスト端子用の出力回路16bを介してデータ
信号を外部に出力する。ここで、遅延回路9gを通過す
るデータ信号の遅延時間は、付加されたAL配線34の
影響により、遅延回路9eを通過するデータ信号の遅延
時間に比べて大きくなる。これらの遅延時間を測定し、
比較することにより、AL配線がICの動作スピードに
与える影響について評価することができる。
【0080】前述したように実施の形態5によれば、実
施の形態1,実施の形態3の効果に加え、さらに、遅延
素子間を異なった配線長のAL配線で接続した複数種類
の遅延回路を設け、これらの遅延回路を同一のクロック
で動作させるようにしたため、AL配線がICの動作ス
ピードに与える影響を評価することができる、という効
果を奏する。なお、実施の形態1のようにリング状でな
い遅延モニタ回路に遅延素子間の配線長が異なる複数種
類の遅延回路を設けるようにしてもよいし、実施の形態
2のように複数の遅延モニタ回路を設け、これらの遅延
モニタ回路の全部または一部の遅延モニタ回路について
遅延素子間の配線長が異なる複数種類の遅延回路を設け
るようにしてもよい。
【0081】実施の形態6.この発明にかかる実施の形
態6は、実施の形態1〜実施の形態5において、ICの
内部論理回路用の電源およびICの入出回路用の電源と
は別に遅延モニタ回路用の電源を設けたものである。以
下、この実施の形態の構成および動作について説明す
る。図18は、この発明の実施の形態6にかかるICの
チップ配置を示す図である。
【0082】このICには、内部論理回路および入出回
路とは別に、遅延モニタ回路に電力を供給する遅延モニ
タ回路電源41が設けられ、内部論理回路用の内部論理
回路電源領域43,入出力回路用の入出力回路電源領域
44とは別に、遅延モニタ回路用の遅延モニタ回路電源
領域42が設けられている。たとえば、遅延モニタ回路
がリング状に設けられている場合は、遅延モニタ回路電
源領域42もリング状に設けられることになる。遅延モ
ニタ回路の構成および動作は実施の形態1〜実施の形態
5と同様である。
【0083】前述したように実施の形態5によれば、実
施の形態1〜実施の形態5の効果に加え、さらに、遅延
モニタ回路用の電源が内部論理回路,入出力回路を動作
させる電源とは別に設けられているため、内部論理回路
や入出力回路からのノイズを含めた影響を抑えて遅延モ
ニタ回路を動作させることができ、より正確なICの評
価が可能となる、という効果を奏する。
【0084】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、遅延回路の入出力段にフリップフロップ回路を有す
るモニタ回路を入出力バッファ回路領域に設けている。
これにより、入出力回路による遅延の影響を受けずにP
チャネルトランジスタ,Nチャネルトランジスタそれぞ
れを個々にモニタリングすることが可能となり、また、
内部論理回路領域にモニタ回路を設ける必要がなくなる
ため、より高精度で詳細な半導体集積回路の評価が可能
となり、内部論理回路の設計領域の減少および配置配線
上の制限の増加を抑えてコストを低減することが可能と
なる、という効果を奏する。
【0085】つぎの発明によれば、異なる種類の遅延回
路を有する複数種類のモニタ回路を設けることにより、
一つの半導体集積回路において種々の遅延回路による評
価を行うことができるため、さらに詳細な半導体集積回
路の評価を行うことができる、という効果を奏する。
【0086】つぎの発明によれば、半導体基板上を一周
するように、リング状にモニタ回路を配置する。これに
より、一辺で構成するよりも長いモニタ回路を構成する
ことができ、また、クロック信号の引き回しを短くする
ことができるため、より精度の高い半導体集積回路の評
価を行うことができる、という効果を奏する。
【0087】つぎの発明によれば、モニタ回路の遅延回
路の途中からの出力を取り出すため、半導体集積回路内
のトランジスタ特性や配線の仕上がりのばらつきを評価
することができ、より詳細な半導体集積回路の評価を行
うことができ、また、パッケージ後の評価を不要とした
場合、パッケージのテスト端子を、複数のモニタ回路を
構成する場合よりも少なくすることができる、という効
果を奏する。
【0088】つぎの発明によれば、遅延回路を構成する
トランジスタのサイズを、半導体集積回路の内部論理回
路を構成するトランジスタのサイズと同一になるように
する。これにより、内部論理回路により近い条件で評価
を行うことができるため、より精度の高い半導体集積回
路の評価を行うことができる、という効果を奏する。
【0089】つぎの発明によれば、遅延素子間の配線長
が異なる複数種類の遅延回路をモニタ回路に設けた。こ
れにより、配線長が半導体集積回路のスピードに与える
影響についての評価を行うことができるため、より詳細
な半導体集積回路の評価を行うことができる、という効
果を奏する。
【0090】つぎの発明によれば、各遅延素子間に一定
長の配線を付加した遅延回路と各遅延素子間の配線が最
短となるように構成した遅延回路とをモニタ回路に設け
た。これにより、配線長が半導体集積回路のスピードに
与える影響についての評価を行うことができるため、よ
り詳細な半導体集積回路の評価を行うことができる、と
いう効果を奏する。
【0091】つぎの発明によれば、半導体集積回路の内
部論理回路用の電源および半導体集積回路の入出力バッ
ファ回路用の電源とは別にモニタ回路用の電源を設け
た。これにより、モニタ回路に対する内部論理回路や入
出力バッファ回路からのノイズ等の影響を低減すること
ができるため、より精度の高い半導体集積回路の評価を
行うことができる、という効果を奏する。
【0092】つぎの発明によれば、モニタ回路用の入出
力バッファ回路およびパッドを半導体集積回路のコーナ
ー部に配置するため、パッケージ後の評価を不要とした
場合、パッケージのテスト端子を少なくすることができ
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる半導体集積
回路のチップ配置を示す図である。
【図2】 図1に示した実施の形態1にかかる入出力バ
ッファ回路領域の概略構成を示す図である。
【図3】 実施の形態1にかかる遅延モニタ回路の回路
構成を示す図である。
【図4】 実施の形態1にかかる遅延モニタ回路の動作
を示すタイミングチャートである。
【図5】 実施の形態1にかかる遅延モニタ回路の動作
を示すタイミングチャートである。
【図6】 実施の形態1にかかる他の遅延モニタ回路の
回路構成を示す図である。
【図7】 実施の形態1にかかるさらに他の遅延モニタ
回路の回路構成を示す図である。
【図8】 実施の形態1にかかる遅延モニタ回路の動作
を説明するための説明図である。
【図9】 実施の形態1にかかる他の遅延モニタ回路の
動作を説明するための説明図である。
【図10】 実施の形態1にかかるさらに他の遅延モニ
タ回路の動作を説明するための説明図である。
【図11】 実施の形態1にかかるさらに他の遅延モニ
タ回路の回路構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態2にかかる半導体集
積回路のチップ配置を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態3にかかる半導体集
積回路のチップ配置を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態4にかかる遅延モニ
タ回路の回路構成を示す図である。
【図15】 実施の形態4にかかる半導体集積回路のチ
ップ配置を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態5にかかる遅延モニ
タ回路の回路構成を示す図である。
【図17】 実施の形態5にかかる半導体集積回路のチ
ップ配置を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態6にかかる半導体集
積回路のチップ配置を示す図である。
【図19】 従来における遅延モニタ回路の回路構成を
示す図である。
【図20】 従来における他の遅延モニタ回路の回路構
成を示す図である。
【図21】 従来における半導体集積回路のチップ配置
を示す図である。
【符号の説明】
1 内部論理回路領域、2 入出力コントロール回路領
域、2a〜2g 遅延モニタ回路、3a,3b テスト
端子用入力バッファ回路領域、4,4a,4bテスト端
子用出力バッファ回路領域、5 遅延モニタ回路を構成
する素子が配置されている入出力バッファ回路領域、6
入出力バッファ回路領域、7 パッド、8 コーナー
部、9a〜9g 遅延回路、11 入出力コントロール
回路、12,12a,12b ランチャーフリップフロ
ップ回路、13,13a,13b キャプチャーフリッ
プフロップ回路、14,15 テスト端子用入力回路、
16,16a,16b テスト端子用出力回路、17
遅延素子、18 NANDゲート、19 NORゲー
ト、20 ANDゲート、21 ORゲート、25イン
バータ、31a,31b,31c 中間データ信号用キ
ャプチャーフリップフロップ回路、32a,32b,3
2c 中間データ信号用出力回路、33中間データ出力
端子用出力バッファ回路領域、34 AL配線、41
遅延モニタ回路電源、42 遅延モニタ回路電源領域、
43 内部論理回路電源領域、44 入出力回路電源領
域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/82 Fターム(参考) 2G032 AA10 AB01 AD06 AG07 AH04 AK01 AK15 4M106 AA08 AB20 AC02 AC07 AC20 BA14 CA57 DJ18 5F038 BE07 CA03 CA07 CA10 CD02 CD09 DF01 DF11 DT12 EZ20 5F064 BB19 BB26 BB33 DD09 DD13 DD14 DD39 DD42 EE08 EE47 EE52 9A001 BB05 LL08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 評価用のモニタ回路を半導体基板上に備
    えた半導体集積回路において、 前記モニタ回路は、半導体集積回路の入出力バッファ回
    路領域に配置されており、遅延回路と、前記遅延回路の
    入力段と出力段とにそれぞれ接続された第1のフリップ
    フロップ回路および第2のフリップフロップ回路と、を
    有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記モニタ回路は、複数個かつ複数種類
    あり、各種類のモニタ回路は、それぞれ異なる種類の遅
    延回路を有することを特徴とする請求項1に記載の半導
    体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記モニタ回路は、前記半導体基板上を
    一周するようにリング状に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記モニタ回路は、前記遅延回路の途中
    からの出力が取り出されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一つに記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記遅延回路を構成するトランジスタの
    サイズと半導体集積回路の内部論理回路を構成するトラ
    ンジスタのサイズとが同一であることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一つに記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記モニタ回路は、遅延素子間の配線長
    が異なる複数種類の遅延回路を有することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記モニタ回路は、各遅延素子間に一定
    長の配線を付加した遅延回路と各遅延素子間の配線が最
    短となるよに構成した遅延回路とを有することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体集積回
    路。
  8. 【請求項8】 半導体集積回路の内部論理回路用の電源
    および半導体集積回路の入出力バッファ回路用の電源と
    は別に設けられた前記モニタ回路用の電源を具備するこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の半
    導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記モニタ回路用の入出力バッファ回路
    およびパッドを半導体集積回路のコーナー部に配置した
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の
    半導体集積回路。
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