JP2001236848A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JP2001236848A
JP2001236848A JP2000043100A JP2000043100A JP2001236848A JP 2001236848 A JP2001236848 A JP 2001236848A JP 2000043100 A JP2000043100 A JP 2000043100A JP 2000043100 A JP2000043100 A JP 2000043100A JP 2001236848 A JP2001236848 A JP 2001236848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable
switch
electronic element
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000043100A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shibata
毅 柴田
Hideaki Akimoto
秀明 秋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP2000043100A priority Critical patent/JP2001236848A/ja
Priority to US09/785,476 priority patent/US6700084B2/en
Priority to KR1020010008358A priority patent/KR20010083186A/ko
Priority to EP01104072A priority patent/EP1130611A1/en
Publication of JP2001236848A publication Critical patent/JP2001236848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/36Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by sliding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H15/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
    • H01H15/02Details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0271Bases, casings, or covers structurally combining a switch and an electronic component

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Keying Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流の逆流防止機能を備え、かつスイッチの
端子やハーネスの数を削減したスイッチ装置を提供する
こと。 【解決手段】 スイッチは、複数の固定接点と、該固定
接点に接触する複数の可動接点1と、を備えている。可
動接点1は、接点部材1a,1b間に電子素子2を設置
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチの可動接
点に電子素子を備えたスイッチに関する。特に接点部位
に電流の逆流防止をするダイオード等の電子素子を設置
して配線の本数を削減したスイッチ装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車用コンビネーションス
イッチのように数個のスイッチを備えたスイッチ装置が
ある。この従来のコンビネーションスイッチは、レバー
とロータリーノブと押しボタンとで成る複数の操作部材
を備え、該操作部材で作動する多数の接点部材を備えて
おり、スイッチ装置の構造が複雑になっている。該スイ
ッチ装置は、接点部材が多くなることで、該接点部材に
接続する端子やハーネスの本数が多くなり、接続作業や
部品点数などが増加してコストアップになっている。
【0003】このような問題点を解消する技術として
は、例えば実開平5−79843号公報に開示されたコ
ンビネーションスイッチの考案がある。この考案は、ス
イッチの固定接点を共通接点にすると共に、各スイッチ
の電気信号を1つの電子制御回路によりコントロールす
ることで、コンビネーションスイッチの構成を簡素化す
ると共に、コストの低減を図るものである。
【0004】前記公報に開示された考案は、従来、ター
ン&ライトスイッチから電子制御回路に接続する出力接
点端子を、5本だったものを3本に削減し、かつ従来、
ワイパ&ウォッシャスイッチから電子制御回路に接続す
る出力接点端子を、5本だったものを3本に削減して部
品点数及び組付工数を節減している。しかしながら、コ
ンビネーションスイッチには、多数のスイッチ装置があ
り、前記共通接点を使用しても、削減できる端子やハー
ネスの数は限られており、その数は未だ多い。
【0005】この従来技術の接点端子の数を更に削減す
る手段としては、図11に示すような電気回路の接点部
のマトリックス化が考えられる。図11において、68
はコンビネーションスイッチの電子制御回路、69はタ
ーン&ライトスイッチ及びワイパ&ウォッシャスイッチ
のマトリックス化された接点部、70は該接点部69と
電子制御回路68とを接続するリード線等である。この
ようにマトリックス化することにより、接点端子の数を
更に減らすことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の接点部69がマトリックス化されたコンビネー
ションスイッチは、1つのリード線をライト系専用の信
号用、他の1つをワイパ系専用の信号用として利用する
ことも可能であるが、このような使い方をすると、リー
ド線に断線等の不具合が生じた場合、ライト系(あるい
はワイパ系)全体の機能を損なうことが考えられるた
め、複数のリード線をライト系、ワイパ系に共通して使
用することが好ましい。
【0007】ところが、リード線を共用して接点切換え
によりスイッチの断続を行おうとした場合、多数のスイ
ッチから構成されているため、意図しない接点まで同時
に接続状態となってしまうことが考えられる。このよう
な同時接続となった場合には、電子制御回路68が誤作
動を起こすという問題点がある。
【0008】そこで、図12に示すように電子化された
コンビネーションスイッチ71の電気回路において、電
流の回り込みによる誤作動を防止するため、各々の接点
とIC75の間の制御回路74、又はコンビネーション
スイッチ71内の電気回路に電流の逆流を防止するダイ
オード72を設置することが考えられる。
【0009】コンビネーションスイッチ71は、多数の
スイッチ装置を備えている。例えば、ワイパスイッチ7
3の場合、ノブ操作すると1つの可動接点73aが移動
してOFF接点73bからINT接点73c、LO接点
73d、HI接点73eに切り替わる。ここで、上記の
ようにダイオード72を設けることを考えると、各OF
F接点73b、INT接点73c、LO接点73d、H
I接点73eの出力部と制御回路74のIC75間に
は、各々1つのダイオードが必要で、使用するダイオー
ドの数が多く成り、コストアップの原因になる。
【0010】また、前記ダイオードをワイパスイッチ7
3のプリント基板や極盤に設置した場合、ダイオードの
占有スペースが広くなり、プリント基板や極盤が大型化
し、コンビネーションスイッチ全体が大きくなるという
問題点が起こる。逆に極盤の大きさが制限されている場
合には、該ダイオードが盤面上を占有して、固定接点を
設置するスペースを確保できないという問題も起こる。
【0011】本発明は、電子素子を適宜な位置に備え、
かつスイッチの端子やハーネスの数を削減したスイッチ
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の問題点を解消すべく発明したものであり、請求
項1の発明は、複数の固定接点と、該固定接点に接触す
る複数の可動接点と、を備えたスイッチにおいて、前記
可動接点が、接点部材間に電子素子を設置したことで成
る。
【0013】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記電子素子が、ダイオードで成る。
【0014】請求項3の発明は、前記請求項1,又は2
の発明において、前記可動接点は、複数の接点部材が合
体する接続部に、前記電子素子を配設したことで成る。
【0015】請求項4の発明は、前記請求項3の発明に
おいて、前記可動接点は、前記電子素子と、前記複数の
接点部材が合体する接続部と、を固定する保持部材を有
したことで成る。
【0016】請求項5の発明は、前記請求項4の発明に
おいて、前記保持部材は、可動子を形成したことで成
る。
【0017】請求項6の発明は、前記請求項1,2,又
は3の発明において、前記可動接点は、2本の導線性の
金属棒状部材で成り、該2本の導電性の金属棒状部材
は、各々の一端に接点部を形成し、他端を前記電子素子
の各々の端部に固定したことで成る。
【0018】請求項7の発明は、前記請求項1,2,
3,4,5,又は6の発明において、前記可動接点は、
自動車用コンビネーションスイッチの接点部材を構成し
たことで成る。
【0019】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 まず図1に基づき本発明に於ける第1の実施の形態を詳
述する。1は、複数の固定接点(図示せず)に接触する
例えば2つの接点部材1a,1bを備えた可動接点であ
る。前記可動接点1は、接点部材1a,1b間に電子素
子2を設置している。
【0020】該接点部材1a,1bは、例えば、導電性
金属板ばね材で成り、それぞれ対称形状をしている。
尚、該接点部材1a,1bの本数は、2本としている
が、2本に限定するものではなく、必要に応じて所望数
に増設してもよい。
【0021】該接点部材1a,1bは、一端に固定接点
に接触する接点部1c,1dを形成し、他端に前記電子
素子2に半田等で固着する接続部1e,1fを形成して
いる。前記可動接点1の接点部1c,1dは、スイッチ
を操作したときに接点基板上を摺動して前記固定接点に
接触する摺動接点で成る。
【0022】前記電子素子2は、例えば電流の逆流を防
止するチップ状のダイオードで成る。該電子素子2は、
前記接点部1e,1f間に設置されると共に、その設置
部の周辺部位を、樹脂製の板材等で成る保持部材3に載
せて固定している。これにより、可動接点1の接点部材
1a,1bには、所定方向の電流のみ流れる。
【0023】前記保持部材3は、可動接点1と電子素子
2を保持するもので、樹脂等の絶縁材料により形成され
ている。該保持部材3は、スイッチ装置の可動子(図示
せず)や操作部材(図示せず)に取り付けられる。尚、
該保持部材3は、操作レバーやロータリースイッチのノ
ブに連動して動く可動子本体を構成するものでもよい。
【0024】第2の実施の形態 次に図2に基づき本発明に於ける第2の実施の形態を詳
述する。本発明に於ける第2の実施の形態は、前述した
第1の実施の形態に於ける2本の接点部材1a,1bで
成る可動接点1を、3本の接点部材4a,4b,4cで
構成したものである。
【0025】前記可動接点4は、接点部材4a,4b,
4cの端部を接合させる接続部4g,4h,4iに電子
素子5を設置している。該接点部材4a,4b,4c
は、前記第1の実施の形態同様に導電性金属板ばね材で
成る。
【0026】該接点部材4a,4b,4cは、一端に固
定接点(図示せず)に接触する接点部4d,4e,4f
を形成し、他端に前記電子素子5に半田等で固着する接
続部4g,4h,4iを形成している。
【0027】前記電子素子5は、例えば2つのダイオー
ドを1チップ化したダイオードで成る。該電子素子5
は、前記3つの接点部4g,4h,4i間に設置される
と共に、その設置部の周辺部位を保持部材6に載せて固
定されている。これにより、可動接点4の接点部材4
a,4b,4cには、例えば図2の矢印で示す所定方向
にのみ電流が流れる。
【0028】第3の実施の形態 次に図3に基づき本発明に於ける第3の実施の形態を詳
述する。本発明に於ける第3の実施の形態は、前述した
第2の実施の形態における3本の接点部材4a,4b,
4cで成る可動接点4間に設置した1つで成る電子素子
5を、2個にして構成したものである。
【0029】前記可動接点7は、接点部材7a,7b,
7cの端部を接合させる接続部7g,7h,7iに、2
つの電子素子8a,8bで成る電子素子8を設置してい
る。可動接点7は、前記第1及び第2の実施の形態同様
に導電性金属板ばね材で成る。接点部材7a,7b,7
cは、一端に固定接点に接触する接点部7d,7e,7
fを形成し、他端に前記電子素子8a,8bに半田等で
固着する接続部7g,7h,7iを形成している。
【0030】前記電子素子8は、前記第1の実施の形態
と同様の部材で成る。電子素子8aは、前記接点部7g
と接点部7hとの間に設置されると共に、その設置部の
周辺部位を保持部材9に載せて固定されている。電子素
子8bは、前記接点部7hと接点部7iとの間に設置さ
れると共に、その設置部の周辺部位を保持部材9に載せ
て固定されている。これにより、可動接点7の接点部材
7a,7b,7cには、図3に示す矢印の所定方向にの
み電流が流れる。
【0031】第4の実施の形態 次に図4に基づき本発明に於ける第4の実施の形態を詳
述する。本発明に於ける第4の実施の形態は、前述した
第1乃至第3の実施の形態における可動接点1,4,7
を別のタイプのスイッチ接点にして構成したものであ
る。
【0032】前記可動接点10は、2つの対称形状で成
る接点部材10a,10bの端部を接合させる接続部1
0c,10dに、1つの電子素子11を設置している。
可動接点10は、導電性金属板で成る。接点部材10
a,10bは、中央部側に前記電子素子11に半田等で
固着する接続部10e,10fを形成し、該接続部10
e,10fの近隣に固定接点(図示せず)に接触する接
点部10c,10dを有する。
【0033】前記電子素子11は、前記第1、及び3の
実施の形態と同様の部材で成る。電子素子11は、前記
接点部10eと接点部10fとの間に設置されると共
に、その設置部の周辺部位を保持部材12に載せて固定
されている。これにより、可動接点10の接点部材10
a,10bには、所定方向の電流のみ流れる。
【0034】尚、保持部材12は、図4に想像線で示す
ように操作部材に係合する係合部12aと、可動接点1
0の貫通穴に係止する係止突部12cとを有する可動子
(図示せず)としてもよい。また、可動接点10の両側
に弾性を備えた係止片10g,10hを形成して接点ば
ね(図示せず)を介して操作部材(図示せず)や可動子
に装着してもよい。
【0035】第5の実施の形態 次に図5に基づき本発明に於ける第5の実施の形態を詳
述する。第5の実施の形態は、前述した第4の実施の形
態に於ける可動接点10を厚板状のスイッチ接点にして
構成したものである。
【0036】前記可動接点13は、2つの対称形状で成
る接点部材13a,13bの端部が向き合って接合させ
る接続部13c,13dに、1つの電子素子14を設置
している。可動接点13は、厚板の導電性金属板で成
る。接点部材13a,13bは、中央部側に前記電子素
子14に半田等で固着する接続部13e,13fを形成
し、下端部に固定接点に接触する接点部13c,13d
を有する。
【0037】前記電子素子14は、前記第1、3、及び
4の実施の形態と同様の部材で成る。電子素子14は、
前記接点部13eと接点部13fとの間の一方側に架設
されると共に、その設置部の他方側に保持部材15を設
置して固定している。これにより、可動接点13の接点
部材13a,13bには、所定方向の電流のみ流れる。
【0038】尚、保持部材15は、操作部材に係合する
ものでも、可動子の一部を構成するものでもよい。
【0039】第6の実施の形態 次に図6に基づき本発明に於ける第6の実施の形態を詳
述する。第6の実施の形態は、前述した第1、4、及び
5の実施の形態に於ける可動接点1,10,13を導電
性棒状ばね材で成るスイッチ接点で構成すると共に、該
可動接点1,10,13と電子素子2,11,14のリ
ード端子を兼備したものである。
【0040】前記電子素子17は、ダイオードの電流の
逆流防止機能を有する電子素子17のリード端子を兼用
する接点部材16a,16bを両端に固定している。前
記可動接点16は、2つの対称形状で成る接点部材16
a,16bで成り、一端に固定接点に接触する接点部1
6c,16dを有し、他端の前記電子素子17に接合さ
せる接続部16e,16fに、1つの電子素子17を設
置している。前記可動接点16、及び電子素子17は、
例えば可動子(図示せず)に保持される。
【0041】第7の実施の形態 次に図7に基づき本発明に於ける第7の実施の形態を詳
述する。図7に示す第7の実施の形態は、前述した第1
乃至6の実施の形態に於ける電子素子2,5,8、1
1,14,17を有する可動接点1,4,7,10,1
3,16を使用したスイッチ装置の一例としての自動車
用コンビネーションスイッチを示すものである。
【0042】18は、コンビネーションスイッチ19の
からの信号を制御して各々の装置を制御するコントロー
ルユニットである。該コントロールユニット18は、例
えば前照灯スイッチのON,OFF、HI、LOの切り
換えと、テールランプのON,OFFの切り換えと、点
滅作動するターンシグナルスイッチの左右方向指示灯の
ON,OFFの切り換えと、コーナーリングランプのO
N,OFFの切り換えと、フォグランプスイッチのO
N,OFFの切り換えと、リアフォグランプスイッチの
ON,OFFの切り換えと、フロントワイパスイッチの
ON,OFF,INT,LO,HIの切り換えと、リア
ワイパスイッチINT,ON,OFFの切り換えと、の
制御機能を備えている。
【0043】該コントロールユニット18は、コンビネ
ーションスイッチ19の接点部位19aに接続する5本
の出力端子18a,18b,18c,18d,18e、
及び5本の入力端子18f,18g,18h,18i,
18jと、ウォッシャ装置19bに接続する出力端子1
8k、及び入力端子18lと、ワイパボリュウム19c
に接続する出力端子18m、及び入力端子18nと、を
備えている。
【0044】前記コンビネーションスイッチ19の接点
部位19aには、前記コントロールユニット18の5本
の出力端子18a,18b,18c,18d,18e、
及び5本の入力端子18f,18g,18h,18i,
18jとにハーネス25,26,27,28,29,3
0で各々接続された入力端子19d,19e,19f,
19g,19hと、出力端子19i,19j,19k,
19l,19m,19nと、を有する。
【0045】前記接点部位19aは、各5本の前記入力
端子19d,19e,19f,19g,19hと、出力
端子19i,19j,19k,19l,19mとを各々
に接続して接続箇所が25箇所ある。この25の接続箇
所には、電流の逆流を防止する前述した第1乃至第6の
実施の形態で説明した可動接点1,4,7,10,1
3,16と固定接点と、電子素子2,5,8,11,1
4,17にそれぞれ相当する可動接点20と固定接点2
1と、電子素子22とを各所に有する。
【0046】各可動接点20と固定接点21との部位に
ダイオードの電流の逆流防止機能を有する電子素子22
を設置したことで、電流が所定方向以外に逆流すること
を防止し、コンビネーションスイッチ19の誤作動を防
止することができる。
【0047】前記ウォッシャ装置19の接点19r、1
9s、及びワイパボリュウム19cの接点は、前述した
接点部位19aとは相違して独立した接点部で成る。
【0048】ウォッシャ装置19bは、前記コントロー
ルユニット18の出力端子18kと入力端子18lに接
続する入力端子19nと出力端子19oとを有し、前記
出力端子18kと入力端子18lに並列にウォッシャモ
ータ23を接続している。該ウォッシャ装置19bは、
フロントガラス用の接点19rと、リアガラス用の接点
19sと、を備えて1つのウォッシャモータ23で洗浄
作動する。該ウォッシャ装置19bは、電源側の固定接
点をイグニションスイッチ24に接続し、アース側をア
ースしている。
【0049】前記ワイパボリュウム19cは、直接入力
端子19p、出力端子19qからコントロールユニット
18の出力端子18m、及び入力端子18nに接続して
いる。
【0050】本発明に於ける第7の実施の形態は、以上
のような構成であり、その作用を詳述する。前述した本
発明に於ける第7の実施の形態は、可動接点20に電流
の逆流防止用のダイオードで成る電子素子22を配設し
たことで、電気回路の接点部位19aに於ける電流の逆
流を防止することができる。
【0051】これにより、前記接点部位19aの設置を
可能にすると共に、多数接点を有するコンビネーション
スイッチ19の接続端子を、例えば本発明に於ける第7
の実施の形態に示す如く各々5本で成る入力端子19
d,19e,19f,19g,19hと、出力端子19
i,19j,19k,19l,19mにすることができ
る。そして、コントロールユニット18の出力端子18
a,18b,18c,18d,18e、及び入力端子1
8f,18g,18h,18i,18jとを各々5本に
削減して、それらを接続するハーネス25,26の本数
及び接続作業を削減してコストの低減を図ることができ
る。
【0052】次に図8乃至図10に基づき本発明に於け
る第8の実施の形態を詳述する。本発明に於ける第8の
実施の形態は、コンビネーションスイッチの一例を示す
ものである。31は、図8に示すように自動車用コンビ
ネーションスイッチのボディであり、ステアリングコラ
ム(図示せず)にネジ止めされる。該ボディ31は、中
央にキャンセルピン32aを有する円筒管32を回動自
在に軸支し、右側に第1のスイッチ33、左側に第2の
スイッチ34を該ボディ31の左右方向から差し込み装
着している。
【0053】第1のスイッチ33は、例えばターンシグ
ナルスイッチ、パッシングスイッチ、メイン・ディマ切
り換えスイッチ、及び前照灯スイッチ、フォグランプス
イッチの機能を備えている。該第1のスイッチ33は、
操作レバーL1を矢印A,B方向の左右方向に操作する
と方向指示灯が点滅するターンシグナルスイッチの機能
を有する。該第1のスイッチ33は、操作レバーL1を
矢印C方向に操作すると、前照灯が一次的に点灯するパ
ッシングスイッチの機能を有する。また、第1のスイッ
チ33は、操作レバーL1を矢印C,D方向の上下方向
に操作すると、前照灯のメインとディマの切り換えを行
うメイン・ディマ切り換えスイッチの機能を有する。
【0054】また、第1のスイッチ33は、レバー35
の先端部に設けた第1回動ノブ36を矢印E,F方向に
回動操作することで、前照灯とテールランプを点灯・消
灯させる前照灯スイッチの機能を有する。また、第1の
スイッチ33は、第2回動ノブ37を矢印G,H方向に
回動操作することでフォグランプを点灯・消灯させるフ
ォグランプスイッチの機能を備えている。
【0055】第2のスイッチ34は、例えばワイパ・ウ
ォッシャスイッチの機能を有する操作レバーL2を揺動
自在に軸支している。該操作レバーL2は、前記操作レ
バーL1と同様にレバー38を前後左右に操作でき、該
レバー38の先端部に回動スイッチで成るワイパボリュ
ウムやリアワイパスイッチ等を備えている。
【0056】前記第1のスイッチ33のレバー35は、
図9に示すように、軸35aを中心に矢印C,D方向に
回動する。該レバー35は、略筒状の操作部材で、前記
軸35aの近傍に第1連結部39を配設するための貫通
孔35bを穿設している。該操作レバー35は、一端部
に節度部材40を配設するための第1筒部35c,他端
部にシャフト41を挿設し、かつ基板42、可動接点4
3、接点ばね44、第2回動ノブ37、節度部材45、
及び固定体46を配設するための第2筒部35dを形成
している。
【0057】該レバー35は、第1筒部35cの近傍の
下側に、第2可動子55の穴で成る係合部55aに遊嵌
する第2連結部35fを一体成形している。該レバー5
を矢印C,D方向に操作すると、前記第2可動子55が
矢印L,M方向に直線移動し、メイン・ディマの切り換
え、及びパッシングが行える。
【0058】第1回動ノブ36は、中央に軸穴36aを
穿設し、該軸穴36aに形成した弾性係止爪(図示せ
ず)がシャフト41の係止溝41aに係合することで、
該シャフト41に固定される。該第1回動ノブ36を矢
印E,F方向に回動操作することで、シャフト41の他
端に固着した第1連結部39が、第1可動子47を矢印
J,K方向に直線移動し、前照灯を点灯・消灯させる。
【0059】第2回動ノブ37は、略ドーナツ型の操作
部材で、矢印H,G方向に回動操作することで、フォグ
ランプが点灯・消灯する。該第2回動ノブ37は、ケー
ス48側に接点ばね44を介して可動接点43の係止片
43dを係止し、第1回動ノブ36側に節度部材45を
配設している。該第2回動ノブ37は、操作レバー35
の第2筒部35dに挿通し、ラッパ状に開いた開口部3
5eと、第2筒部35dに固着した固定体46とで回動
自在に挟持されている。
【0060】前記第1連結部39は、図10に示すよう
にシャフト41の係止溝41bに弾性係止爪39aを係
合することで、前記シャフト41の端部に軸止される。
該第1連結部39は、シャフト41及び第1回動ノブ3
6と共に回動し、突片で成る係合部47aに係合してい
ることで、第1回動ノブ36の回転が第1可動子47を
直線移動に変換して伝達させる。前記基板42は、可動
接点43に接触する固定接点を有し、前記開口部35e
内に嵌着される。
【0061】前記可動接点43は、前述した本発明に於
ける第4の実施の形態のように左右対称形状の円弧状の
可動接点43a,43aで成り、該2つの可動接点43
a,43aを保持部材43cで固定し、かつ両者を電子
素子43bで互いに接続している。保持部材43cは、
樹脂などの絶縁体で成る。電子素子43bは、電流の逆
流を防止するダイオードで成る。これにより、2つの可
動接点43a,43aには、所定方向の電流のみが流れ
る。該可動接点43は、接点ばね44を介して係止片4
3dを第2回動ノブ37に係止している。
【0062】前記節度部材40は、図10に示すように
第1筒部35cに収納し、可動体49の内壁に形成した
節度溝49dに圧接している。節度部材45は、第2回
動ノブ37に挿設される。該節度部材15は、固定体3
6の第2回動ノブ37側の内面に形成した節度溝に圧接
する。
【0063】ケース48は、上面に可動体49、キャン
セルカム50、板ばね51、カムガイド52、及びコイ
ルばね53を介在して蓋部材54で閉塞している。該ケ
ース48は、下面に第1可動子47、第2可動子45、
及び第3可動子46を介して極盤57で閉塞している。
前記ケース48は、前記各部品を収納して、ボディ31
に嵌合し、かつネジ止めされる。
【0064】可動体49は、左右に節度体58を弾装
し、軸49aを中心として操作レバーL1と共に矢印
A,B方向に回動する。該可動体49は、第3可動子5
6の係合部56aに係合する第3連結部49bを下端部
に突出形成している。操作レバーL1を矢印A,B方向
に揺動操作すると、第3可動子56が矢印N,O方向に
直線移動し、方向指示灯が点滅する。
【0065】キャンセルカム50は、上下に軸50aを
有し、下側の軸50aの可動体49の支持溝49cに遊
嵌し、上側の軸50aを蓋部材54の長孔54aに遊嵌
している。板ばね51は、両端に蓋部材54に保持し、
中央部でキャンセルカム50を押圧し、付勢している。
カムガイド53は、可動体49上に載置し、コイルばね
53で、前記キャンセルカム50側に付勢されている。
蓋部材54は、ケース48の上側開口端に嵌着される。
【0066】前記第1可動子47は、下面の複数箇所に
形成した弾性係止爪47bで、基板などの絶縁体で成る
第1保持部材59を係止している。該第1可動子47
は、第1回動ノブ36を矢印E,F方向に回動操作する
と、第1保持部材59と共に、極盤57の第1盤面57
a上を矢印K,J方向に移動する。
【0067】前記第1保持部材59は、例えば、前述し
た本発明に於ける第1の実施の形態で説明したような構
造の絶縁体で成る。該第1保持部材59は、下面に固定
接点60に接触する可動接点59a,59aと、ダイオ
ードで成る電流の逆流防止用の電子素子59bと、を固
着したプリント基板で成る。可動接点59a,59a
は、2つの導線性金属板ばね材で成り、両方の基端部を
前記第1保持部材59に固定し、かつ前記電子素子59
bで2つの可動接点59a,59aを接続している。こ
れにより、可動接点59a,59a間には、所定方向の
電流しか流れず、電流の逆流を防止することができる。
【0068】第1保持部材59は、周囲に前記弾性係止
爪47bに係止する係止部59cを形成している。尚、
第1保持部材59は、ネジ等で第1可動子47に固定し
てもよく、その取り付け手段は特に限定しない。
【0069】第2可動子55は、下面の複数箇所に形成
した弾性係止爪55d等で第2保持部材61を係止して
いる。該第2可動子55は、操作レバーL1を矢印C,
D方向に回動操作すると、第2保持部材51と共に、極
盤57の第1盤面57a上を矢印L,M方向に移動す
る。
【0070】該第2可動子55の係合部55aは、長孔
で成り、操作レバーL1を矢印A,B方向に揺動操作し
たときは、第2連結部材35fが該係合部55a内を空
移動し、第2可動子55は移動しない。55bは、ケー
ス48の内壁を摺動し、第2可動子55のガタ付きを防
止するガイド腕である。55cは、第2可動子55の下
面に形成したガイド突起で、第1盤面57aのガイド穴
57dに係合する。前記第2可動子55は、ガイド腕5
5bと、ガイド突起55cとで案内され、所望方向にガ
タ付きなく直線移動する。
【0071】前記第2保持部材61は、前述した本発明
に於ける第1の実施の形態で説明したような構造の絶縁
体で成る。該2保持部材61は、下面に第2固定接点6
2に接触するメイン・ディマスイッチ、及びパッシング
スイッチ用の可動接点61a,61aと、電子素子61
eと、を有する。該電子素子61eは、2つの可動接点
61a,61a間に半田付けした電流の逆流防止用のダ
イオードで成る。可動接点61a,61aは、2つの導
線性金属板ばね材で成り、両方の基端部を前記第2保持
部材61に固定し、かつ前記電子素子61eで2つの可
動接点61a,61aを接続している。これにより、可
動接点61a,61a間には、所定方向の電流しか流れ
ない。
【0072】該第2保持部材61は、前記第2可動子5
5の係合部55aに合致する切欠部61cと、前記ガイ
ド突起55cが係合する係合部61dを形成している。
該第2保持部材61は、周囲に前記弾性係止爪55dに
係止する係止部61eを形成している。尚、第2保持部
材61は、ネジ等で第2可動子55に固定してもよく、
その取り付け手段は特に限定しない。
【0073】第3可動子56は、下面の複数箇所に形成
した弾性係止爪56b等で第3保持部材63を係止して
いる。該第3可動子66は、操作レバーL1を矢印A,
B方向に回動操作すると、該操作レバーL1と共に可動
体49が回動し、係合部56aが第3連結部49bに引
かれて第3保持部材63と共に、極盤57の第2盤面5
7b上を矢印N,O方向に移動する。
【0074】前記係合部56aは、例えば2つのレール
状の突起で成り、操作レバー35を矢印C、D方向に揺
動操作したときは、第3保持部材19bが該係合部56
a内を空移動し、第3可動子56は移動しない。
【0075】前記第3保持部材63は、前述した本発明
に於ける第1の実施の形態で説明したような構造の絶縁
体で成る。該第3保持部材63は、例えば下面に第3固
定接点64に接触するターンシグナルスイッチ用の可動
接点63a,63aと、電子素子63cと、を有する。
該電子素子63cは、2つの前記可動接点63a,63
a間に半田付けした電流の逆流防止用のダイオードで成
る。可動接点63a,63aは、2つの導線性金属板ば
ね材で成り、両方の基端部を前記第3保持部材63に固
定し、かつ前記電子素子63cで2つの可動接点63
a,63aを接続している。これにより、可動接点63
a,63a間には、所定方向の電流しか流れず、電流の
逆流を防止できる。
【0076】該第3保持部材63は、第3可動子66と
共に操作レバーL1を矢印A,B方向に回動操作する
と、矢印N,O方向に移動する。該第3保持部材63
は、周囲に前記弾性係止爪56bに係止する係止部63
bを形成している。尚、第3保持部材63は、ネジ等で
第3可動子56に固定してもよく、その取り付け手段は
特に限定しない。
【0077】前記極盤57は、導電板65を樹脂でイン
サート成形して成り、ケース48の下側開口部に嵌着し
ている。該極盤57は、第1盤面57aと、第2盤面5
7bとを有し、下側の第1盤面57a上に第1可動子4
7及び第2可動子55,上側の第2盤面57bに第3可
動子56を載置している。
【0078】該極盤57は、コネクタ部57cを一体に
成形していると共に、該コネクタ部57c内に前記で導
電板65に導通する端子65bを突設している。該端子
65bは、電子素子59bを設置したことで、前述した
本発明の第7の実施の形態で説明したコンビネーション
スイッチ19の入力端子19d,19e,19f,19
g,19h、及び出力端子19i,19j,19k,1
9l,19mのように電流を所定方向のみに流すことが
できる。これにより、極盤57に接点部位19aを設置
して該端子65b、及び該端子65bに接続するハーネ
スの数を削減することができる。第1盤面27aには、
前記第2可動子55のガイド突起55cが係合するガイ
ド穴57dを穿設している。
【0079】各導電板65は、第1盤面57a及び第2
盤面57bに配設されるターミナル65aと、第1固定
接点60と、第2固定接点62と、第3固定接点64
と、前記端子65bと、で成る。各導電板65は、各タ
ーミナル65aと、各第1〜3固定接点60,62,6
4と、各端子65bとは、各々別体にして形成して半田
付けで導通させても、一体成形してもどちらでもよい。
【0080】尚、前記可動接点59a,61a,63a
は、前述した本発明の第1〜第6の実施の形態で説明し
たような可動接点1,4,7,10,13,16を使用
してもよい。
【0081】本発明に於ける第8の実施の形態は、以上
のような構成であり、次にその作用を詳述する。第1回
動ノブ36をOFF位置から矢印E方向に第1段まで回
動操作すると、該第1回動ノブ36と共にシャフト41
及び第1連結部材39が回動する。該第1連結部材39
は、係合部47aに係合していることで、第1可動子4
7を矢印J方向に移動させる。該第1可動子47の下面
に設置した第1保持部材59は、該第1可動子47と共
に極盤57の第1極盤57a上を矢印K、及びJ方向に
移動して、第1保持部材59の下面の可動接点59aが
第1固定接点60と接触してテールランプが点灯する。
【0082】更に第1回動ノブ36を矢印E方向に第2
段まで回動操作すると、前述したのと同様に該第1回動
ノブ36と共にシャフト41及び第1連結部材39が回
動する。該第1連結部材39は、係合部47aに係合し
ていることで、第1可動子47を更に矢印J方向に移動
させる。該第1可動子47の下面に設置した第1保持部
材59は、該第1可動子47と共に極盤57の第1盤面
57a上を矢印J方向に移動して、第1保持部材59の
下面の可動接点59aが第1固定接点60と接触して前
照灯が点灯する。
【0083】前記第1回動ノブ36を矢印F方向に回動
操作すると、前述した各部材が前述したときとは反対方
向に移動いて、順次に前照灯が消灯、テールランプが消
灯して元のOFFの状態になる。
【0084】操作レバーL1を矢印C方向に回動操作す
ると、該操作レバーL1がレバー35の軸35aを中心
として揺動し、第2連結部材35fが第2可動子55を
矢印L方向に移動させる。該第2可動子55が矢印L方
向に移動すると下面に設置した第2保持部材61の可動
接点61aが極盤57の第1盤面57a上を矢印L方向
に移動して、第2固定接点62に接触してパッシングが
行われる。
【0085】該操作レバーL1から手を離すと、節度部
材40が圧接していた節度溝49dの斜面により操作レ
バーL1が元のニュートラル位置に復帰する。
【0086】該操作レバーL1を矢印D方向に回動操作
すると、該操作レバーL1がレバー35の軸35aを中
心として揺動し、第2連結部材35fが第2可動子55
を矢印M方向に移動させる。該第2可動子55が矢印M
方向に移動すると、下面に設置した第2保持部材61の
可動接点61aが極盤57の第1盤面57a上を矢印M
方向に移動して、第2固定接点62に接触してメイン・
ディマが切り替わる。
【0087】操作レバーL1を矢印A方向の左方向位置
に揺動動作すると、該操作レバーL1は、可動体49と
共に軸49aを中心に回動する。該可動体49が回動す
ると、第3連結部材49bが係合している第3可動子5
6を矢印N方向に移動させる。該第3可動子56が矢印
N方向に移動すると、下面に設置した第3保持部材63
が共に移動して、可動接点63aが第3固定接点64に
接触して、左の方向指示灯が点滅する。
【0088】そして、該操作レバーL1を反対の矢印B
方向に操作すると、前述した各部材が反対方向に移動し
て、右側の方向指示灯が点滅する。
【0089】該極盤57の導電板65及び端子65b
は、各可動接点59a,59a,61a,61a,63
a,63a間に電流の逆流を防止する電子素子59b,
61e,63cを設置したことで、前述した本発明の第
7の実施の形態で説明したようなマトリックス状の接点
部位を設置することを可能にしてコンビネーションスイ
ッチの端子65bやコントロールユニットに接続するハ
ーネスの本数を削減することができる。
【0090】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。請求項1の発明は、複数
の固定接点と、該固定接点に接触する複数の可動接点
と、を備えたスイッチにおいて、前記可動接点が、接点
部材間に電子素子を設置したことで、電子素子を有効的
な場所に設置して、電子素子の数及び電子素子を設置す
るための電気回路基板の省スペース化を図ることができ
る。
【0091】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記電子素子は、ダイオードで成ることで、電
流が所定方向以外に流れることを防止してリード線の信
号を各種のスイッチ用の信号に共用してもスイッチ装置
の誤作動を防止することができる。
【0092】請求項3の発明は、前記請求項1,又は2
の発明において、前記可動接点は、複数の接点部材が合
体する接続部に前記電子素子を配設したことで、複数の
スイッチ接点部を備えた電気回路の逆流防止をスイッチ
の接点部で行うことができ、スイッチの端子やハーネス
を共用化することが可能となり、コストを低減すると共
に、電気回路装置を簡素化することができる。
【0093】請求項4の発明は、前記請求項3の発明に
おいて、前記可動接点は、前記電子素子と、前記複数の
接点部材が合体する接続部と、を固定する保持部材を有
したことで、該保持部材で容易に可動接点と電子素子を
保持してスイッチ装置内に設置することができる共に、
該保持部材を回路基板に兼用することも可能となる。
【0094】請求項5の発明は、前記請求項4の発明に
おいて、前記保持部材は、可動子を形成することで、前
記可動接点及び電子素子を容易にスイッチ装置内に設置
させることができると共に、前記可動接点を操作部材に
連動するように配置することができる。
【0095】請求項6の発明は、前記請求項1,2,又
は3の発明において、前記可動接点は、2本の導線性の
金属棒状部材で成り、該2本の導電性の金属棒状部材
は、各々の一端に接点部を形成し、他端を前記電子素子
の各々の端部に固定したことで、可動接点を電子素子の
リード端子と共用することができ、で電子素子などの部
品点数及び組付工数を削減してコストを低減することが
できる。
【0096】請求項7の発明は、前記請求項1,2,
3,4,5,又は6の発明において、前記可動接点は、
自動車用コンビネーションスイッチの接点部材を構成し
たことで、複雑なコンビネーションスイッチの電気回路
を簡素化することができると共に、電子素子や端子や該
端子に接続するハーネスの数や組付工数を削減してコス
トの低減を図ることができる。また、接点部位に於ける
電流の逆流を防止して、それによる誤作動を防止したコ
ンビネーションスイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける第1の実施の形態を示す図面
で、電子素子を有する可動接点を示す斜視図である。
【図2】本発明に於ける第2の実施の形態を示す図面
で、電子素子を有する可動接点を示す斜視図である。
【図3】本発明に於ける第3の実施の形態を示す図面
で、電子素子を有する可動接点を示す斜視図である。
【図4】本発明に於ける第4の実施の形態を示す図面
で、電子素子を有する可動接点を示す概略図である。
【図5】本発明に於ける第5の実施の形態を示す図面
で、電子素子を有する可動接点を示す斜視図である。
【図6】本発明に於ける第6の実施の形態を示す図面
で、電子素子を有する可動接点を示す斜視図である。
【図7】本発明に於ける第7の実施の形態を示す図面
で、コンビネーションスイッチの電気回路図である。
【図8】本発明に於ける第8の実施の形態を示す図面
で、コンビネーションスイッチの要部拡大平面図であ
る。
【図9】本発明に於ける第8の実施の形態を示す図面
で、コンビネーションスイッチの要部分解斜視図であ
る。
【図10】本発明に於ける第8の実施の形態を示す図面
で、コンビネーションスイッチの要部拡大縦断面図であ
る。
【図11】従来のコンビネーションスイッチの電気回路
を示す電気回路図である。
【図12】従来のコンビネーションスイッチの電気回路
を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1,4,7,10,13,16,20,43,43a,
59a,61a,63a 可動接点 1a,1b,4a,4b,4c,7a,7b,7c,1
0a,10b,13a,13b,16a,16b 接点
部材 1c,1d,4d,4e,4f,7d,7e,7f,1
0c,10d,13c,13d,16c,16d 接点
部 1e,1f,4g,4h,4i,7g,7h,7i,1
0e,10f,13e,13f,16e,16f 接続
部 2,5,8,11,14,17,22、43b,59
b,61e,63c 電子素子 3,6,9,12,15、43c,59,55,63
保持部材 18 コントロールユニット 18a,18b,18c,18d,18e,19i,1
9j,19k,19l,19m 出力端子 18f,18g,18h,18i,18j,19d,1
9e,19f,19g,19h 入力端子 19 コンビネーションスイッチ 19a 接点部位 60 第1固定接点 62 第2固定接点 64 第3固定接点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定接点(60,62,64)
    と、 該固定接点(60,62,64)に接触する複数の可動
    接点(1,4,7,10,13,16,20,43a,
    59a,61a,63a)と、を備えたスイッチにおい
    て、 前記可動接点(1,4,7,10,13,16,20,
    43a,59a,61a,63a)は、接点部材(1
    a,1b,4a,4b,4c,7a,7b,7c,10
    a,10b,13a,13b,16a,16b)間に電
    子素子(2,5,8,11,14,17,22,43
    b,59b,61e,63c)を設置したことを特徴と
    するスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の発明において、 前記電子素子(2,5,8,11,14,17,22,
    43b,59b,61e,63c)は、ダイオードで成
    ることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1,又は2の発明において、 前記可動接点(1,4,7,10,13,16,20,
    43a,59a,61a,63a)は、複数の接点部材
    (1a,1b,4a,4b,4c,7a,7b,7c,
    10a,10b,13a,13b,16a,16b)が
    合体する接続部(1e,1f,4g,4h,4i,7
    g,7h,7i,10e,10f,13e,13f,1
    6e,16f)に、前記電子素子(2,5,8,11,
    14,17,22,43b,59b,61e,63c)
    を配設したことを特徴とするスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3の発明において、 前記可動接点(1,4,7,10,13,43a,59
    a,61a,63a)は、前記電子素子(2,5,8,
    11,14,43b,59b,61e,63c)と、前
    記複数の接点部材(1a,1b,4a,4b,4c,7
    a,7b,7c,10a,10b,13a,13b)が
    合体する接続部(1e,1f,4g,4h,4i,7
    g,7h,7i,10e,10f,13e,13f)
    と、を固定する保持部材(3,6,9,12,15,4
    3c,59,61,63)を有したことを特徴とするス
    イッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4の発明において、 前記保持部材(3,6,9,12,15,43c,5
    9,61,63)は、可動子を形成することを特徴とす
    るスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1,2,又は3の発明におい
    て、 前記可動接点(16)は、2本の導線性の金属棒状部材
    で成り、 該2本の導電性の金属棒状部材は、各々の一端に接点部
    (16c,16d)を形成し、他端を前記電子素子(1
    7)の各々の端部に固定したことを特徴とするスイッチ
    装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1,2,3,4,5,又は6
    の発明において、 前記可動接点(20,43b,59b,61e,63
    c)は、自動車用コンビネーションスイッチ(19)の
    接点部材を構成することを特徴とするスイッチ装置。
JP2000043100A 2000-02-21 2000-02-21 スイッチ装置 Pending JP2001236848A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000043100A JP2001236848A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 スイッチ装置
US09/785,476 US6700084B2 (en) 2000-02-21 2001-02-20 Switch structure with electrical device
KR1020010008358A KR20010083186A (ko) 2000-02-21 2001-02-20 스위치장치
EP01104072A EP1130611A1 (en) 2000-02-21 2001-02-20 Electrical switch device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000043100A JP2001236848A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 スイッチ装置
US09/785,476 US6700084B2 (en) 2000-02-21 2001-02-20 Switch structure with electrical device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001236848A true JP2001236848A (ja) 2001-08-31

Family

ID=26585756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000043100A Pending JP2001236848A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 スイッチ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6700084B2 (ja)
EP (1) EP1130611A1 (ja)
JP (1) JP2001236848A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9148255B2 (en) 2012-01-05 2015-09-29 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Detection signal output device

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005055305B4 (de) * 2005-07-21 2010-08-26 Preh Gmbh Bedienelement mit Wake-up-Funktionalität
JP4308238B2 (ja) * 2006-09-13 2009-08-05 アルプス電気株式会社 ストークスイッチ装置
JP4374366B2 (ja) * 2006-10-18 2009-12-02 アルプス電気株式会社 スイッチ装置に用いられる回路基板の製造方法
EP2725554A1 (en) 2012-10-23 2014-04-30 Thomson Licensing Methods and devices for optimising rendering of an encrypted 3d graphical object
TWI503855B (zh) * 2013-07-05 2015-10-11 Timotion Technology Co Ltd 極限開關及具有該開關之線性致動器
JP6249485B2 (ja) * 2014-03-11 2017-12-20 アルプス電気株式会社 スイッチ装置
JP7145106B2 (ja) * 2019-03-07 2022-09-30 東洋電装株式会社 ターンシグナルスイッチ装置のオートキャンセル機構

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2836137A1 (de) * 1977-08-20 1979-03-01 Minolta Camera Kk Stellung-digitalkodierer
FR2447089A1 (fr) * 1979-01-17 1980-08-14 Serras Paulet Edouard Clavier de commande a touches et interrupteurs mecaniques
US4316067A (en) 1980-03-31 1982-02-16 Amp Incorporated Slide switch
DE3323463A1 (de) 1983-06-29 1985-01-03 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Tastenschalter
JPS6065409A (ja) 1983-09-19 1985-04-15 オムロン株式会社 スライドスイツチ
US4652706A (en) * 1986-01-29 1987-03-24 Tower Manufacturing Corporation Double pole switch construction
JPH0579843A (ja) 1991-09-20 1993-03-30 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 振動ジヤイロ
JPH0773778A (ja) 1993-09-03 1995-03-17 Matsushita Electric Works Ltd スライドスイッチ
JPH0963415A (ja) 1995-08-28 1997-03-07 Omron Corp スライドスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9148255B2 (en) 2012-01-05 2015-09-29 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Detection signal output device

Also Published As

Publication number Publication date
EP1130611A1 (en) 2001-09-05
US20020112947A1 (en) 2002-08-22
US6700084B2 (en) 2004-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3574709B2 (ja) 自動車用複合スイッチレバー装置
KR100479343B1 (ko) 차량용콤비네이션스위치의구조
JPH10199375A (ja) コンビネーションスイッチ装置
JPH09129092A (ja) 回転コネクタを備えたコンビネーションスイッチ装置
JP2001236848A (ja) スイッチ装置
JPH10269898A (ja) 車載用ノブスイッチ装置
JP4318354B2 (ja) レバースイッチ
KR100479695B1 (ko) 차량용 복합 스위치 유닛
KR100393426B1 (ko) 해저드스위치의유니트구조
JP3886783B2 (ja) 車両用レバー装置
US20030038019A1 (en) Steering column stalk having multiple switch cells
JP2003092046A (ja) 車両用レバースイッチ
JPH0922641A (ja) 車両用レバースイッチの構造
KR100828199B1 (ko) 레버 스위치 장치
KR20010083186A (ko) 스위치장치
JP3944376B2 (ja) 車両用レバースイッチ
MXPA01001840A (en) Electrical switch device
KR100812477B1 (ko) 자동차용 멀티펑션 스위치
JP4093508B2 (ja) コンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造
JP3869064B2 (ja) レバースイッチ装置
JP2000322982A (ja) 車両用レバースイッチ
KR100853753B1 (ko) 레버 스위치 장치
JP3460582B2 (ja) 車両用コンビネーションスイッチの構造
JP2000348575A (ja) コラムスイッチレバー
JPH11134973A (ja) 多重通信用コンビネーションスイッチ装置