JPH0963415A - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JPH0963415A
JPH0963415A JP24043195A JP24043195A JPH0963415A JP H0963415 A JPH0963415 A JP H0963415A JP 24043195 A JP24043195 A JP 24043195A JP 24043195 A JP24043195 A JP 24043195A JP H0963415 A JPH0963415 A JP H0963415A
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JP
Japan
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mirror
terminal
terminal side
conduction
brush member
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JP24043195A
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Inventor
Kenji Fukuda
建治 福田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラー装置のミラー制御モ−ターの導通回路
決定手段が、部品点数が多く、構成が複雑で、コスト高
になっていた。 【解決手段】 ケース2内に設けられた可動部材10
に、第1、第2のブラシ部材12、13同志を1つのダ
イオード21で接続したブラシ部材22を設け、ケース
2内に設けた回路パターン5を、第1端子8を有する第
1端子側導通パターン部6と第2端子9を有する第2端
子側導通パターン部7とから構成し、第1、第2端子側
導通パターン部6、7を、ブラシ部材22の摺接により
第1端子8側から第2端子9側に電流の方向を決定する
第1段導通部6A、7Aと、ブラシ部材22の摺接によ
り第1端子8側から第2端子9側に、また第2端子9側
から第1端子8側に電流の方向を決定する第2段導通部
6B、7Bと、ブラシ部材22の摺接により第2端子9
側から第1端子8側に電流の方向を決定する第3段導通
部6C、7Cとに区分けした。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、スライドスイッチに係わり、詳
しくは車輌のドア等の可倒式のミラー装置のそれぞれの
姿勢位置におけるミラー制御モ−ターの導通回路を決定
するスライドスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車輌60の左右に設けられた可
倒式のミラー装置Mは、図2に示すようにドアD(車輌
60の側面)に対して略直角をなす直立姿勢位置イと、
ドアDに対して略平行状態になる格納姿勢位置ハと、直
立姿勢位置イから格納姿勢位置ハ間の中間姿勢位置ロに
回動操作が可能になされている。
【0003】一般に、前記ミラー装置Mは、図11に示
すようにベース70に軸71を固定し、この軸71に、
ミラー75を備えたミラーハウジング72を回動可能に
取り付けると共に、軸71にギヤ73を固定し、ミラー
ハウジング72にミラー制御モーター76を取り付け、
このミラー制御モーター76の出力軸73にギヤ74を
固着して、このギヤ74を前記ギヤ73に噛合わせた構
成である。
【0004】そして、前記ミラー装置Mの姿勢制御装置
Gはミラーハウジング72に装着してあり、この姿勢制
御装置Gは、図12に示すようにバッテリー56と、前
記ミラー制御モーター76に印加するバッテリー56の
極性を切り換える3接点2回路の切換スイッチ57と、
導電板58とを備えており、この導電板58は、その扇
形の中心部の左右のうち一方にミラー装置Mのミラーハ
ウジング72を格納姿勢位置ハにセットするように傾倒
した時に、第1、第2、第3接触子59a、59b、5
9cと接触するようにパターン化された第1導電部60
と、前記ミラーハウジング72がその逆方向に回動した
時に、第2接触子59b及び第3接触子59cに接触す
るようにパターン化された第2導電部61とで構成して
あり、円板62の上面側に形成してある。
【0005】また、前記切換スイッチ57より引き出し
たリード線63には第1ダイオード64を介して第1接
触子59aが接続してあり、リード線63には第1ダイ
オード64に対して並列に設けた第2ダイオード65を
介して第2接触子59bが接続してあり、また、第3接
触子59cは前記ミラー制御モーター76の回路に接続
してある。そして、第1、第2、第3接触子59a、5
9b、59cは前記ミラーハウジング72に設けられて
いて、導電板58上を摺動するものである。
【0006】前記導電板58は、第1、第2の非導電部
66、67を有しており、第1の非導電部66は、第2
導電部61の外周を帯状に切り欠いて形成され、直立姿
勢位置イ(通常のセット位置)で第1接触子23aを導
電板58から外すためのものであり、第2の非導電部6
7は、第1導電部60の端部側の一部を切り欠いて形成
され、格納姿勢位置ハで第2接触子23bを導電板58
から外すためのものである。
【0007】そして、図12の回路接続状態は、ミラー
装置Mの直立姿勢位置イ(通常のセット位置)を示すも
のであるが、この状態で切換スイッチ57の可動片57
b、57b´が接点57c、57c´に接続されて破線
の如く閉成されると、バッテリー56からの電流は、そ
の切換スイッチ57の接点57c´、ミラー制御モータ
ー76、導電板58、ダイオード56、接点57cを介
して流れ、前記ミラー制御モーター52が起動されミラ
ー装置Mを格納姿勢位置ハ方向に回動させる。
【0008】前記ミラー制御モーター52の回転に伴っ
て第1、第2、第3接触子59a、59b、59cが格
納姿勢位置ハまで回転すると第2接触子59bは切欠部
67に入るために回路は遮断され、ミラー制御モーター
76は停止する。すなわちミラー装置Mが格納状態にな
る。また、前記切換スイッチ57を実線の如く切換接続
すると、ミラー制御モーター76に印加されるバッテリ
ー56の極性は逆になり、切換スイッチ57、ダイオー
ド64、導電板58を介して導通閉回路が構成され、図
示の方向に第1、第2、第3接触子59a、59b、5
9cが導電板58を摺動し、ミラー装置Mが直立姿勢位
置イ(通常のセット位置)になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たミラー装置の姿勢制御装置Gにあっては、ミラー装置
Mのそれぞれの姿勢位置イ、ロ、ハにおけるミラー制御
モ−ター76の導通回路を決定する手段に、第1、第2
ダイオード64、65を使用しており、しかも、切換ス
イッチ57と、第1、第2、第3接触子59a、59
b、59cと、導電板58とを備えた構成であるために
部品点数が多く、構成が複雑になると共に、コスト高に
なるという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、部品
点数が少なくなって、構成が簡単になり、コストを低減
することができるスライドスイッチを提供することにあ
る。
【0011】また、本発明の第2の目的とするところ
は、部品点数が少なくなって、構成が簡単になり、コス
トを低減することができるばかりか、ミラー装置の直立
姿勢位置イ、直立姿勢位置イから格納姿勢位置ハ間の中
間姿勢位置ロ及び格納姿勢位置ハにおけるミラー制御モ
−ターのそれぞれの導通回路を決定するスライドスイッ
チを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明に係わるスライドスイッチ
は、ケース内に、移動体の移動により復帰手段に抗して
変位する可動部材を設けると共に、この可動部材にブラ
シ部材を設け、前記ケース内に、前記ブラシ部材が摺接
し且つこのブラシ部材の摺接位置の変化で電流の方向を
切り換える回路パターンを設けたことを特徴とする。
【0013】したがって、前記移動体の移動により復帰
手段に抗して可動部材が変位して、ブラシ部材が回路パ
ターンを摺動してこのブラシ部材の摺接位置の変化で電
流の方向を切り換える。
【0014】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項2の発明に係わるスライドスイッチは、請求
項1記載のスライドスイッチにおいて、前記回路パター
ンを、第1端子を有する第1端子側導通パターン部と第
2端子を有する第2端子側導通パターン部とから構成
し、第1、第2端子側導通パターン部を、前記ブラシ部
材の摺接により前記第1端子側から前記第2端子側に電
流の方向を決定する第1段導通部と、前記ブラシ部材の
摺接により前記第1端子側から前記第2端子側に、また
前記第2端子側から前記第1端子側に電流の方向を決定
する第2段導通部と、前記ブラシ部材の摺接により前記
第2端子側から前記第1端子側に電流の方向を決定する
第3段導通部とに区分けした。
【0015】したがって、上記した請求項1の発明の作
用と同様の作用を奏し得るばかりか、電流の方向の切換
えを、第1段導通部における前記ブラシ部材の摺接によ
り第1端子側から第2端子側に電流の方向を決定し、第
2段導通部における前記ブラシ部材の摺接により前記第
1端子側から前記第2端子側に、また、前記第2端子側
から前記第1端子側に電流の方向を決定し、第3段導通
部における前記ブラシ部材の摺接により前記第2端子側
から前記第1端子側に電流の方向を決定することができ
て、3段階の電流方向の決定を可能にする。
【0016】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項3の発明に係わるスライドスイッチは、請求
項1又は請求項2記載のスライドスイッチにおいて、前
記ブラシ部材を二分割して分割ブラシ部材同士を1つの
方向性素子で接続した。
【0017】したがって、上記した請求項1又は請求項
2の発明の作用と同様の作用を奏し得るばかりか、前記
方向性素子を1つにすることができ、より部品点数が少
なくなって、構成が簡単になり、コストを低減すること
ができる。
【0018】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項4の発明に係わるスライドスイッチは、請求
項1又は請求項2又は請求項3記載のスライドスイッチ
において、ケースの内面に前記回路パターンを形成し
た。
【0019】したがって、上記した請求項1又は請求項
2又は請求項3の発明の作用と同様の作用を奏し得るば
かりか、コンパクト化が可能になり、小型の機器に搭載
可能になる。
【0020】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項5の発明に係わるスライドスイッチは、請求
項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載のスラ
イドスイッチにおいて、車輌の側面に対して略直角をな
す直立姿勢位置イと、車輌の側面に対して略平行状態に
なる格納姿勢位置ハと、直立姿勢位置イから格納姿勢位
置ハ間の中間姿勢位置ロに回動操作が可能な可倒式のミ
ラー装置の可動部に前記可動部材を連係し、前記ミラー
装置のそれぞれの姿勢位置イ、ロ、ハにおけるミラー制
御モ−ターの導通回路を決定するようにした。
【0021】したがって、前記スライドスイッチを用い
て、ミラー装置Mの直立姿勢位置イ、直立姿勢位置イか
ら格納姿勢位置ハ間の中間姿勢位置ロ及び格納姿勢位置
ハにおけるミラー制御モ−ターの導通回路を決定するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は可倒式のミラー装置を備え
た車輌の平面図、図2は車輌の可倒式のミラー装置の姿
勢説明図、図3は車輌の可倒式のミラー装置の姿勢制御
装置のブロック図、図4は本発明に係わるスライドスイ
ッチの正面図、図5は同スライドスイッチの側面図、図
6は図4のA−A線に沿う断面図、図7は図5のB−B
線に沿う断面図、図8は回路パターンの正面図である。
【0023】図3に示すミラー装置Mの姿勢制御装置の
作動は、手動調整スイッチ50を操作することにより制
御回路51にミラー装置Mの姿勢制御指令を入力し、こ
の制御回路51の制御信号によりミラー制御モーター5
2を駆動してミラー装置Mの作動部であるカム機構53
を作動してミラー装置Mを所定の姿勢位置に制御する。
そして、本発明に係わるスライドスイッチ1は、前記ミ
ラー装置Mに内蔵されていて、このスライドスイッチ1
の後述するプランジャが前記カム機構53に当接し、前
記ミラー装置Mのそれぞれの姿勢位置イ、ロ、ハの場合
のカム機構53の動きにより、ミラー装置Mの直立姿勢
位置イ、直立姿勢位置イから格納姿勢位置ハ間の中間姿
勢位置ロ及び格納姿勢位置ハにおけるミラー制御モ−タ
ー52の導通回路を決定するものである。
【0024】スライドスイッチ1は、前、後面部2a、
2bと左、右面部2c、2d及び端面部(上面部)2e
を有し且つ他の端面部(下面部)が開口したケース2を
備えており、端面部2eの中央にはプランジャ孔3が設
けてあり、左、右面部2c、2dの下部には係合孔4が
形成してある。
【0025】また、前記ケース2には、これの前面部2
aの内面に位置させて回路パターン5がインサート成形
により固着してある。なお、回路パターン5をプリント
基板に形成して、このプリント基板をケース2の前面部
2aの内面に装着するようにしてもよい。前記回路パタ
ーン5は、図8及び図9に示すように第1端子側導通パ
ターン部6と、第2端子側導通パターン部7とから構成
されている。この第1端子側導通パターン部6は、長方
形状の第1ミラー作動用導通部6Aと、この第1ミラー
作動用導通部6Aに連なる幅広な第2ミラー作動用導通
部6Bと、この第2ミラー作動用導通部6Bの左右側か
ら垂下する舌状部6a、6bからなる第3ミラー作動用
導通部6Cとから成り、この第3ミラー作動用導通部6
Cの舌状部6aは第1端子8に連なっている。
【0026】また、第2端子側導通パターン部7は、長
方形状の第1ミラー作動用導通部7Aと、この第1ミラ
ー作動用導通部7Aに連なる幅狭な第2ミラー作動用導
通部7Bと、この第2ミラー作動用導通部7Bの右側か
ら垂下する舌状部7a及びこの舌状部7aに連絡部7c
を介して連なる舌状部7bからなる第3ミラー作動用導
通部7Cとから成り、この第3ミラー作動用導通部7C
の舌状部7aは第2端子9に連なっている。
【0027】そして、第1、第2端子側導通パターン部
6、7は、第1ミラー作動用導通部6A、7A間、第2
ミラー作動用導通部6B、7B間、第3ミラー作動用導
通部6C、7C間にそれぞれ所定の間隔をおいて左右に
並べて配置してあり、第1、第2端子8、9は前面部2
aの下縁部より外方(下方)に突出している。
【0028】すなわち、第1ミラー作動用導通部6A、
7A間の間隔寸法と、第3ミラー作動用導通部6C、7
C間の間隔寸法とは等しくH1であり、第2ミラー作動
用導通部6B、7B間の間隔寸法はH2である。
【0029】そして、前記ケース2内には可動部材10
が摺動可能に収容してあり、この可動部材10の上面部
にはプランジャ11が固着してあり、また、可動部材1
0の下面部にはブラシ部材22が設けてある。このブラ
シ部材22は分割ブラシ部材としての第1、第2のブラ
シ部材12、13に分割されており、第1、第2のブラ
シ部材12、13は、その取付部12a、13aでかし
めピン14のかしめにより前記可動部材10に固着して
あり、第1、第2のブラシ部材12、13間の間隔は第
1ミラー作動用導通部6A、7A間の間隔寸法と同様に
H1である。
【0030】第1のブラシ部材12は前記取付部12a
の先側にこの取付部12aに対して下方に屈曲された摺
動ブラシ部15を備えており、この摺動ブラシ部15の
幅は第3ミラー作動用導通部7Cの舌状部7bの幅より
やや大きい程度である。
【0031】また、第2のブラシ部材13は前記取付部
13aの先側にこの取付部13aに対して下方に屈曲さ
れた左右の摺動ブラシ部16a、16bを備えており、
この摺動ブラシ部16aの幅は第2ミラー作動用導通部
6Bの舌状部6bの幅よりやや大きい程度であり、左右
の摺動ブラシ部16a、16b間の間隔は第2ミラー作
動用導通部6B、7B間の間隔寸法と同様にH2であ
る。
【0032】そして、第1、第2のブラシ部材12、1
3は、その取付部12a、13aで一つの方向性素子で
あるダイオード21により互い接続されている。前記ケ
ース2の開口部はカバー17で閉塞されていて、このカ
バー17に設けたばね受部18と前記可動部材10の下
面部のばね受部19との間に復帰手段である復帰ばね2
0が介在させてあり、この復帰ばね20は前記可動部材
10を押し上げていて、前記プランジャ11がプランジ
ャ孔3より外方に突出しており、第1、第2のブラシ部
材12、13の摺動ブラシ部15、16a、16bは前
記回路パターン5の第1ミラー作動用導通部6A、7A
に摺接している。
【0033】次に、上記のように構成されたスライドス
イッチ1の作動を説明する。上記したようにスライドス
イッチ1は前記ミラー装置Mに内蔵されていて、このス
ライドスイッチ1のプランジャ11が前記カム機構53
に当接している。
【0034】そして、手動調整スイッチ50を操作する
ことにより制御回路51にミラー装置Mの姿勢制御指令
を入力し、この制御回路51の制御信号によりミラー制
御モーター52を駆動してミラー装置Mを直立姿勢位置
イに姿勢制御する場合には、前記カム機構53、プラン
ジャ11及び可動部位材10を介して第1、第2のブラ
シ部材12、13の摺動ブラシ部15、16a、16b
は前記回路パターン5の第1ミラー作動用導通部6A、
7Aに摺接する。
【0035】このために、第1端子8から第1端子側導
通パターン部6の第1ミラー作動用導通部6A、第1の
ブラシ部材12、ダイオード21、第2のブラシ部材1
3、第2端子側導通パターン部7の第1ミラー作動用導
通部7Aを経て第2端子9に至るミラー制御モーター5
2の導通回路が形成される。
【0036】また、ミラー装置Mが直立姿勢位置イから
格納姿勢位置ハ間の中間姿勢位置ロに回動操作される場
合、前記カム機構53に当接したプランジャ11が押し
込まれて、前記可動部材10が復帰ばね20に抗して下
降し、第1、第2のブラシ部材12、13の摺動ブラシ
部15、16a、16bは前記回路パターン5の第2ミ
ラー作動用導通部6B、7Bに摺接する。
【0037】このために、第1端子8から第1端子側導
通パターン部6の第2ミラー作動用導通部6B、第1の
ブラシ部材12、ダイオード21、第2のブラシ部材1
3、第2端子側導通パターン部7の第2ミラー作動用導
通部7Bを経て第2端子9に至るミラー制御モーター5
2の導通回路が形成される。この導通回路を電流が流
れ、この方向の電流の向きによりミラー制御モーター5
2は、例えばミラー装置Mを直立姿勢位置イから格納姿
勢位置ハ側に回動させる。
【0038】また、第2端子9から第2ミラー作動用導
通部7B、第2のブラシ部材13、第1端子側導通パタ
ーン部6の第2ミラー作動用導通部6Bを経て第1端子
8に至るミラー制御モーター52の導通回路が形成され
る。この導通回路を電流が流れ、この方向の電流の向き
によりミラー制御モーター52は、例えばミラー装置M
を格納姿勢位置ハから直立姿勢位置イ側に回動させる。
【0039】また、前記ミラー装置Mが格納姿勢位置ハ
に姿勢制御されると、前記カム機構53に当接したプラ
ンジャ11はさらに押し込まれて、前記可動部材10が
復帰ばね20に抗して下降し、第1、第2のブラシ部材
12、13の摺動ブラシ部15、16a、16bは前記
回路パターン5の第3ミラー作動用導通部6C、7Cに
摺接する。
【0040】このために、第2端子9から第3ミラー作
動用導通部6C、第1のブラシ部材12、ダイオード2
1、第2のブラシ部材13、第1端子側導通パターン部
6の第3ミラー作動用導通部6Cを経て第1端子8に至
るミラー制御モーター52の導通回路が形成される。
【0041】また、図10に本発明に係わるスライドス
イッチ1の回路パターン5及び第1、第2のブラシ部材
12、13の他の実施態様を示す。この回路パターン5
は、第1端子側導通パターン部6と、第2端子側導通パ
ターン部7とから構成されている。そして、この第1端
子側導通パターン部6は、舌状部30aとこの舌状部3
0aと平行な他の舌状部30bとを連絡部30cで連
ね、舌状部30a、30bに、第1ミラー作動用導通部
6Aと、この第1ミラー作動用導通部6Aに連なる第2
ミラー作動用導通部6Bと、この第2ミラー作動用導通
部6Bに連なる第3ミラー作動用導通部6Cとが形成し
てある。この第3ミラー作動用導通部6Cに連ねて第1
端子8が形成してある。
【0042】また、第2端子側導通パターン部7は、舌
状の第1ミラー作動用導通部7Aと、この第1ミラー作
動用導通部7Aに連なって前記連絡部30cに平行する
第2ミラー作動用導通部7Bと、この第2ミラー作動用
導通部7Bに連なる舌状の第3ミラー作動用導通部7C
とが形成してある。この第3ミラー作動用導通部7Cは
第2端子9に連なっている。
【0043】そして、第1、第2端子側導通パターン部
6、7は、第1ミラー作動用導通部6A、7A間、第2
ミラー作動用導通部6B、7B間、第3ミラー作動用導
通部6C、7C間にそれぞれ所定の間隔をおいて配置し
てあり、第1、第2端子8、9は前面部2aの下縁部よ
り外方(下方)に突出している。
【0044】また、第1のブラシ部材12はその取付部
12aの先側にこの取付部12aに対して下方に屈曲さ
れた摺動ブラシ部15a、15bを備えており、また、
第2のブラシ部材13はその取付部13aの先側にこの
取付部13aに対して下方に屈曲された左右の摺動ブラ
シ部16a、16bを備えている。そして、第1、第2
のブラシ部材12、13は、その取付部12a、13a
で一つの方向性素子であるダイオード21により互い接
続されている。
【0045】したがって、前記ミラー装置Mを直立姿勢
位置イに姿勢制御する場合には、前記カム機構53に当
接したプランジャ11は所定の動きを行い、第1のブラ
シ部材12の摺動ブラシ部15aが前記回路パターン5
における第1端子側導通パターン部6の第1ミラー作動
用導通部6Aに摺接すると共に、第2のブラシ部材12
の摺動ブラシ部16aが第2端子側導通パターン部7の
第1ミラー作動用導通部7Aに摺接する。
【0046】このために、第1端子8から第1ミラー作
動用導通部6A、第1のブラシ部材12、ダイオード2
1、第2のブラシ部材13、第1ミラー作動用導通部7
Aを経て第2端子9に至るミラー制御モーター52の導
通回路が形成される。
【0047】また、ミラー装置Mが直立姿勢位置イから
格納姿勢位置ハ間の中間姿勢位置ロに回動操作される場
合、前記カム機構53に当接したプランジャ11が押し
込まれて、前記可動部材10が復帰ばね20に抗して下
降し、第1ブラシ部材12の摺動ブラシ部15aが第1
端子側導通パターン部6の第2ミラー作動用導通部6B
に、第1ブラシ部材12の摺動ブラシ部15bが第2端
子側導通パターン部7の第2ミラー作動用導通部7B
に、第2ブラシ部材13の摺動ブラシ部16aが第2端
子側導通パターン部7の第2ミラー作動用導通部7Bに
それぞれ摺接する。
【0048】このために、第1端子8から第2ミラー作
動用導通部6B、第2のブラシ部材13、第2ミラー作
動用導通部7Bを経て第2端子9に至るミラー制御モー
ター52の導通回路が形成される。この導通回路を電流
が流れ、この方向の電流の向きによりミラー制御モータ
ー52は、例えばミラー装置Mを直立姿勢位置イから格
納姿勢位置ハ側に回動させる。
【0049】また、第2端子9から第2ミラー作動用導
通部7B、第1のブラシ部材12、第2ミラー作動用導
通部6Bを経て第1端子8に至るミラー制御モーター5
2の導通回路が形成される。この導通回路を電流が流
れ、この方向の電流の向きによりミラー制御モーター5
2は、例えばミラー装置Mを格納姿勢位置ハから直立姿
勢位置イ側に回動させる。
【0050】また、前記ミラー装置Mが格納姿勢位置ハ
に姿勢制御されると、前記カム機構53に当接したプラ
ンジャ11はさらに押し込まれて、前記可動部材10が
復帰ばね20に抗して下降し、第1のブラシ部材12の
摺動ブラシ部15bが第3ミラー作動用導通部7Cに摺
接し、第2のブラシ部材13の摺動ブラシ部16bが第
3ミラー作動用導通部6Cに摺接する。
【0051】このために、第2端子9から第3ミラー作
動用導通部7C、第1のブラシ部材12、ダイオード2
1、第2のブラシ部材13、第3ミラー作動用導通部6
Cを経て第1端子8に至るミラー制御モーター52の導
通回路が形成される。
【0052】また、前記ミラー装置Mが、例えば、物体
に干渉して直立姿勢位置イより前方に回動した場合に
は、ミラー制御モ−ター52の導通回路が切れるため
に、このミラー制御モ−ター52が停止し、ミラー制御
モ−ター52の焼き付きを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わるスライドスイッチは、ケース内に、移動体の移動
により復帰手段に抗して変位する可動部材を設けると共
に、この可動部材にブラシ部材を設け、前記ケース内
に、前記ブラシ部材が摺接し且つこのブラシ部材の摺接
位置の変化で電流の方向を切り換える回路パターンを設
けたことにより、前記移動体の移動により復帰手段に抗
して可動部材が変位して、ブラシ部材が回路パターンを
摺動してこのブラシ部材の摺接位置の変化で電流の方向
を切り換えることができる。このように、ブラシ部材の
摺動方式を取ることにより、部品点数が少なくなって、
構成が簡単になり、コストを低減することができる。
【0054】また、請求項2の発明に係わるスライドス
イッチは、請求項1記載のスライドスイッチにおいて、
前記回路パターンを、第1端子を有する第1端子側導通
パターン部と第2端子を有する第2端子側導通パターン
部とから構成し、第1、第2端子側導通パターン部を、
前記ブラシ部材の摺接により前記第1端子側から前記第
2端子側に電流の方向を決定する第1段導通部と、前記
ブラシ部材の摺接により前記第1端子側から前記第2端
子側に、また前記第2端子側から前記第1端子側に電流
の方向を決定する第2段導通部と、前記ブラシ部材の摺
接により前記第2端子側から前記第1端子側に電流の方
向を決定する第3段導通部とに区分けしたことにより、
上記した請求項1の発明の効果と同様の作用を奏し得る
ばかりか、電流の方向の切換えを、第1段導通部におけ
る前記ブラシ部材の摺接により第1端子側から第2端子
側に電流の方向を決定し、第2段導通部における前記ブ
ラシ部材の摺接により前記第1端子側から前記第2端子
側に、また、前記第2端子側から前記第1端子側に電流
の方向を決定し、第3段導通部における前記ブラシ部材
の摺接により前記第2端子側から前記第1端子側に電流
の方向を決定することができて、3段階の電流方向の決
定を可能にすることができる。
【0055】また、請求項3の発明に係わるスライドス
イッチは、請求項1又は請求項2記載のスライドスイッ
チにおいて、前記ブラシ部材を二分割して分割ブラシ部
材同士を1つの方向性素子で接続したことにより、上記
した請求項1又は請求項2の発明の効果と同様の効果を
奏し得るばかりか、前記方向性素子を1つにすることが
でき、より部品点数が少なくなって、構成が簡単にな
り、コストを低減することができる。
【0056】また、、請求項4の発明に係わるスライド
スイッチは、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
スライドスイッチにおいて、ケースの内面に前記回路パ
ターンを形成したことにより、上記した請求項1又は請
求項2又は請求項3の発明の効果と同様の効果を奏し得
るばかりか、コンパクト化が可能になり、小型の機器に
搭載可能になる。
【0057】また、請求項5の発明に係わるスライドス
イッチは、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求
項4記載のスライドスイッチにおいて、車輌の側面に対
して略直角をなす直立姿勢位置イと、車輌の側面に対し
て略平行状態になる格納姿勢位置ハと、直立姿勢位置イ
から格納姿勢位置ハ間の中間姿勢位置ロに回動操作が可
能な可倒式のミラー装置の可動部に前記可動部材を連係
し、前記ミラー装置のそれぞれの姿勢位置イ、ロ、ハに
おけるミラー制御モ−ターの導通回路を決定するように
したことにより、前記スライドスイッチを用いて、ミラ
ー装置Mの直立姿勢位置イ、直立姿勢位置イから格納姿
勢位置ハ間の中間姿勢位置ロ及び格納姿勢位置ハにおけ
るミラー制御モ−ターの導通回路を決定することができ
る。
【0058】しかも、前記ミラー装置が、例えば、物体
に干渉して直立姿勢位置イより前方に回動した場合に
は、ミラー制御モ−ターの導通回路が切れるために、こ
のミラー制御モ−ターが停止し、ミラー制御モ−ターの
焼き付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可倒式のミラー装置を備えた車輌の平面図であ
る。
【図2】車輌の可倒式のミラー装置の姿勢説明図であ
る。
【図3】車輌の可倒式のミラー装置の姿勢制御装置のブ
ロック図である。
【図4】本発明に係わるスライドスイッチの正面図であ
る。
【図5】同スライドスイッチの側面図である。
【図6】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図5のB−B線に沿う断面図である。
【図8】回路パターンの正面図である。
【図9】同回路パターンとブラシ部材の構成説明図であ
る。
【図10】回路パターンとブラシ部材のそれぞれの他の
実施態様の構成説明図である。
【図11】従来の姿勢制御装置を備えた車輌の可倒式の
ミラー装置の一部破断した正面図である。
【図12】従来のミラー装置の姿勢制御装置の構成説明
図である。
【符号の説明】
1 スライドスイッチ 2 ケース 5 回路パターン 6 第1端子側導通パターン部 6A 第1段導通部 6B 第2段導通部 6C 第3段導通部 7 第2端子側導通パターン部 7A 第1段導通部 7B 第2段導通部 7C 第3段導通部 8 第1端子 9 第2端子 10 可動部材 12 第1のブラシ部材(分割ブラシ部材) 13 第2のブラシ部材(分割ブラシ部材) 20 復帰ばね(復帰手段) 22 ブラシ部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、移動体の移動により復帰手
    段に抗して変位する可動部材を設けると共に、この可動
    部材にブラシ部材を設け、前記ケース内に、前記ブラシ
    部材が摺接し且つこのブラシ部材の摺接位置の変化で電
    流の方向を切り換える回路パターンを設けたことを特徴
    とするスライドスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記回路パターンを、第1端子を有する
    第1端子側導通パターン部と第2端子を有する第2端子
    側導通パターン部とから構成し、第1、第2端子側導通
    パターン部を、前記ブラシ部材の摺接により前記第1端
    子側から前記第2端子側に電流の方向を決定する第1段
    導通部と、前記ブラシ部材の摺接により前記第1端子側
    から前記第2端子側に、また前記第2端子側から前記第
    1端子側に電流の方向を決定する第2段導通部と、前記
    ブラシ部材の摺接により前記第2端子側から前記第1端
    子側に電流の方向を決定する第3段導通部とに区分けし
    た請求項1記載のスライドスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記ブラシ部材を二分割して分割ブラシ
    部材同士を1つの方向性素子で接続した請求項1又は請
    求項2記載のスライドスイッチ。
  4. 【請求項4】 ケースの内面に前記回路パターンを形成
    した請求項1又は請求項2又は請求項3記載のスライド
    スイッチ。
  5. 【請求項5】 車輌の側面に対して略直角をなす直立姿
    勢位置イと、車輌の側面に対して略平行状態になる格納
    姿勢位置ハと、直立姿勢位置イから格納姿勢位置ハ間の
    中間姿勢位置ロに回動操作が可能な可倒式のミラー装置
    の可動部に前記可動部材を連係し、前記ミラー装置のそ
    れぞれの姿勢位置イ、ロ、ハにおけるミラー制御モ−タ
    ーの導通回路を決定するようにした請求項1又は請求項
    2又は請求項3又は請求項4記載のスライドスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130611A1 (en) * 2000-02-21 2001-09-05 Niles Parts Co., Ltd. Electrical switch device

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130611A1 (en) * 2000-02-21 2001-09-05 Niles Parts Co., Ltd. Electrical switch device
US6700084B2 (en) 2000-02-21 2004-03-02 Niles Parts Co., Ltd. Switch structure with electrical device

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