JP2001236750A - ディスク受板とディスク記録及び/又は再生装置 - Google Patents

ディスク受板とディスク記録及び/又は再生装置

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JP2001236750A
JP2001236750A JP2000042836A JP2000042836A JP2001236750A JP 2001236750 A JP2001236750 A JP 2001236750A JP 2000042836 A JP2000042836 A JP 2000042836A JP 2000042836 A JP2000042836 A JP 2000042836A JP 2001236750 A JP2001236750 A JP 2001236750A
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智弘 渡辺
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    • GPHYSICS
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
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    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク収容部を構成するトレイを、基板に
樹脂部を印刷して形成することにより、トレイ及びディ
スク収容部の薄型化図る。 【解決手段】 トレイ2を、基板2aに印刷により付着
させ樹脂部2bを設けることにより、トレイ2を形成す
る。樹脂部は、基板のディスク挿入方向側の端縁に沿っ
て付着された第1の樹脂部と、ディスク排出方向側の端
縁に沿って付着された第2の樹脂部と、上記第1,第2
の樹脂部の間に印刷された第3の樹脂部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数枚のディスクを
載せるトレイ等のディスク受板及び該ディスク受板を備
えたディスク記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声を再生する目的で車両に搭載される
ディスクの記録及び/又は再生装置としては、ディスク
プレーヤがある。このディスクプレーヤは、複数枚のC
D(コンパクトディスク)等のディスク状記録媒体をマ
ガジンに収納し、マガジン単位でまとめて複数枚のディ
スクを一度に交換する方式になっている。このため、大
形化するので本体部分をトランク内に収容する一方、車
室内には操作に必要な部分のみが設置されている。しか
し、車両の走行中にディスクを交換すことはできず、停
車してトランクを開けて行なうことが必要になり、面倒
である。
【0003】このため、近年では車室内に収容する車載
用のディスクプレーヤが開発されている。車載用のディ
スクプレーヤは複数枚のディスクを収容できるものが要
求されており、車室内のインダッシュの定められた空間
に収容される。従って、車載用のディスクプレーヤを小
形化することが重要な課題となっている。
【0004】上記車載用のディスクプレーヤは、例えば
図42に示したように、1DINサイズ等と呼ばれる一
定の寸法の略直方体の形状の筐体(ケース)201内に
例えば6枚のディスク202を個別に載せるトレイ20
3を6枚重ねてディスク収容部204を構成している。
6枚のディスク202は筐体201に設けたディスク挿
入口205から個別に挿入されて、それぞれトレイ20
3上に載置される。
【0005】6枚のトレイ203はガイド支柱206を
介して昇降自在に重ね合わされていて、再生する際に
は、選択されたディスク202が載った選択トレイ及び
それよりも上方のトレイを全て上昇させ、選択トレイの
下に形成した空間に、ディスク202を装着して回転さ
せるためのターンテーブル及び光学ピックアップを挿入
してディスク202の再生を行うようになっている。
【0006】上記トレイ203は、ディスク202を挿
入する際などに、これに傷が付き難くするために全体を
樹脂成型品で形成したり、金属製の基板の表面を全面塗
装して樹脂層を形成したり、或は金属製の基板の一部
(ディスク202が接触する部分)に樹脂層をアウトサ
ート成型したり、接着したりすることにより形成されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
トレイ及びディスクプレーヤには、次に述べるような問
題点があった。
【0008】(1)樹脂成型品のトレイは、金属製のも
のに較べて機械的強度に劣る。充分な強度を持たせる為
には肉厚を厚くしなければならず、そのためディスクプ
レーヤ全体の高さも高くなってしまう。
【0009】(2)金属製の基板の表面を全面塗装して
樹脂層を形成したトレイは、全面塗装の際に異物が混入
し易く、これがディスク損傷の原因になる。また、塗装
による樹脂層は薄いため基板の端面の処理(基板の端面
でディスクを傷付けないための処理)が必要になる。
【0010】(3)金属製の基板の一部に樹脂層をアウ
トサート成型したトレイは、アウトサート成型という性
質上、樹脂層の肉厚を薄く、例えば0.1〜0.2mm
にするのが難しい。また、樹脂層が基板から容易に剥が
れないようにする為には基板に工夫を凝らさなければな
らず、コストの高いものになる。
【0011】(4)金属製の基板の一部に樹脂層を接着
したトレイは、樹脂層を接着するという性質上、作業性
が悪く、接着する際に位置ずれを起こしやすい。また、
接着剤によっては、高温時に剥がれや、接着剤の溶け出
し等が発生する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製等の基
板に、印刷により樹脂を付着させてトレイを形成するこ
とにより、上記従来の問題点を解消することが出来るよ
うにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトレイ及びディス
ク記録及び/又は再生装置の実施の形態を説明する。
【0014】この実施の形態は、音声を再生するディス
クプレーヤに本発明を適用したものである。 (A)ディスクプレーヤの構造の全体構成 図1〜図18に示すようにディスクプレーヤは大きく分
けて外観形状を形成するケース1と、ケース1内の前面
側に配置されるとともにディスク(以下、CDという)
を収納するディスク収納部3と、ケース1の前面板1a
の挿脱口4に設けられるとともに、ディスク収納部3内
へCDを挿入したり排出したりするための移送手段5
と、移送手段5の前面側に設けられるとともに前面板1
aの挿脱口4を開閉する開閉手段6と、ケース1内の背
面側に配置されるとともにディスク収納部3内のCDの
うちのいずれか一枚を選択して再生する再生手段7と、
ディスク収納部3の背面側の左右に設けられるとともに
排出しようとするCDを移送手段5へ向かって押し出す
押出手段8と、ケース1の左右の側板1b,1cの外側
に主として設けられるとともに、ディスク収納部3や再
生手段7等を操作するための操作手段9とで構成され
る。
【0015】上記再生手段7は、ピックアップ昇降手段
として昇降するピックアップ昇降台10の両側に配置さ
れるとともにディスク収納部3内の複数のCDのうちの
選択されたCDの上下に空間を形成するための空間形成
手段11と、ピックアップ昇降台10の上に回動自在に
設けられた第一アーム(以下、下アーム)13と第二ア
ーム(以下、上アーム)12とによって構成されるとと
もに上記空間に入り込んで選択されたCDを挟持する挟
持手段14と、上記下アーム13に取り付けられるとと
もに挟持したCDを回転駆動するディスク駆動手段15
と、上記下アーム13に設けられるとともに回転するC
Dから情報を読み取るピックアップユニット16と、C
Dを挿脱するための状態である挿脱モードとCDを再生
するための状態である再生モードとのうちの再生モード
のときにのみ上記移送手段5の駆動力を挟持手段14へ
伝えて回動させる回動力供給手段17と、挟持手段14
がCDを挟持する時期を設定する規制手段18とで構成
されている。 (B)ケース 次に、ケース1について説明する。ケース1は前面板1
aと側板1b,1cと天井板1dと底板1eとで構成さ
れ、背面は開放されている。そして、側板1b,1cと
底板1eとは一体化されている。 (C)ディスク収納部及びトレイ 図3に示すように、ディスク収納部3はディスク載置手
段としての本実施の形態では6枚のトレイ2と、これら
6枚のトレイ2を載せたディスク昇降台22とによって
構成されており、ケース1内の前面側には支持手段とし
て鉛直方向に沿う4本のガイド支柱23の両端が底板1
e,天井板1dに結合して支持されている。
【0016】図4に示すように、トレイ2は基板2aに
印刷により樹脂部2bを付着することにより形成されて
いる。樹脂部2bは、エポキシ系の熱可塑性樹脂やアク
リル系のUV(紫外線硬化性)樹脂のインクを基板2a
上にメタルマスク印刷、シルクスクリーン印刷、タンポ
印刷等を施すことにより形成されている。
【0017】上記樹脂部2bは、ディスク挿入方向側の
端縁に沿って付着された第1の樹脂部2cと、ディスク
排出方向側の端縁に沿って付着された第2の樹脂部2d
と、上記第1,第2の樹脂部2c,2dの間の中央部に
付着された第3の樹脂部2eとで構成されている。
【0018】図5に示すように、上記基板2aは、アル
ミニュウムやステンレススチール等の金属により肉厚T
1が略0.3mmに形成されていると共に、ディスク挿
入方向側の端縁の上下面はCD挿入ガイド用の傾斜面2
fになっている。上記基板2aは、金属に代えて金属粉
を混入した薄肉の樹脂成型品であってもよい。また、上
記樹脂部2bは、肉厚T2が略0.1〜0.2mmに形
成されている。
【0019】上記第1の樹脂部2cは、基板2aの傾斜
面2fを被覆している。第3の樹脂部2eは、上記基板
2aの中央部に、ディスク挿入排出方向と平行に設けら
れていると共に、その長さ方向の両端部は上記第1,第
2の樹脂部2c,2dに接触(連続)した状態になって
いる。上記第1,第2,第3の樹脂部2c,2d,2e
は、上記基板2aの表裏両面に設けられている。
【0020】図6はトレイ2の第1の変形例を示す。こ
の変形例は、第3の樹脂部2eの長さ方向の両端部を、
第1,第2の樹脂部2c,2dに対して非接触状態、つ
まり第1,第2の樹脂部2c,2dとの間に所定の隙間
Gを持たせて設けた場合を示す。
【0021】図7はトレイ2の第2の変形例を示す。こ
の変形例は、第3の樹脂部2eを、上記基板2aの中央
部を中心にして左右対称位置に設けた場合を示す。
【0022】図8はトレイ2の第3の変形例を示す。こ
の変形例は、第1の樹脂部2c,第2の樹脂部2d,第
3の樹脂部2eのいずれか(図示の場合は第1の樹脂部
2c)を、不連続に付着させた場合を示す。
【0023】図9はトレイ2の第3の変形例を示す。こ
の変形例は、樹脂部2bを、上記基板2aの略全面に設
けた場合を示す。
【0024】図10はトレイ2の第4の変形例を示す。
この変形例は、第1,第2の樹脂部2c,2dを印刷す
る際に、インクを基板2aの端面2g側に回り込ませ
て、該端面2gの上下端のエッジ部2hを第1,第2の
樹脂部2c,2dで被覆した場合を示す。
【0025】また、図11(a)に示したように、上記
トレイ2の両側の表裏両面には樹脂材2iを貼着して形
成されている。夫々の樹脂材2iの中間部と背面側には
側方へ突出する一対のピン2j,2kが形成されてお
り、前面側のものは長く、背面側のものは短い。樹脂材
2iの高さはCDの厚さと略同一の厚さに設定されてお
り、樹脂材2iの上面には基板2aとの間にCDを挟む
ためのバネ手段としての板バネ2mの前面側が固着され
ている。板バネ2mの背面側の内側にはCDを押える押
え部2nが形成される一方、背面側の外側には後述する
分割カム82の下面によって下方へ押さえられる受け部
2pと、後述する上段嵌入部82jの下面によって上方
へ向かう力を受ける受け部2qとが形成されている。夫
々の樹脂材2iの前面側及び背面側には、上記ガイド支
柱23を挿通するためのガイド孔2rが樹脂材2i及び
基板2aを貫通して形成されている。最上段のトレイ2
における樹脂材2iの両端には、天井板1dと最上段の
トレイ2との間に設ける付勢手段としてのコイルバネ2
4を受けるための円筒形のバネ受け2sが一体的に形成
され、図3(b)に示すように、バネ受け2sの下端が
内側へ少し突出して受け部2tが形成され、該受け部2
tでコイルバネ24の下端を受けるようになっている。
これは、長いバネを用いることによって圧縮長さが大き
くなっても圧縮に要する荷重があまり大きくならないよ
うにするために設けられている。
【0026】一方、ディスク昇降台22は、左右端を上
方へ屈曲させた形状に形成されている。水平な部分には
上記ガイド支柱23を挿通するためのガイド孔22aが
形成され、左右の鉛直な部分の外側にはディスク昇降台
22を昇降させるための一対のピン22bが水平方向へ
突出させて固着されている。これらの一対のピン22b
は、ケース1の側板1b,1cに夫々形成された2本の
鉛直スリット25に挿通されてケース1の外へ突出して
いる。
【0027】上記ディスク昇降台22と6枚のトレイ2
とが、これらのガイド孔22a,2iにガイド支柱23
を挿通させることで昇降自在に支持されている。そし
て、ケース1の天井板1d,底板1eには4本のバネガ
イド26の上端,下端が固着され、夫々のバネガイド2
6はバネ受け2sに挿通されている。そして、バネガイ
ド26を囲繞するようにして設けられた付勢手段として
のコイルバネ24の下端がバネ受け2sの下端の上記受
け部に当接している。 (D)移送手段 図2に示すように、移送手段5は、ケース1の前面板1
aに設けられている。前面板1aには挿脱口4が形成さ
れている。挿脱口4には駆動軸30と従動軸31とが回
転自在に支持されている。駆動軸30の両端は回転自在
に前面板1aに取り付けられている。従動軸31の両端
は前面板1aの側面に鉛直方向へ長く形成された長孔3
2に挿通されている。駆動軸30,従動軸31の中間部
を支持するため、図5に示すように下方への移動が拘束
された樹脂軸受33の背面側の溝33aに駆動軸30の
中間部の小径部が回転自在に嵌め込まれる一方、図示し
ない一対のガイド突起と一対のガイド溝とを介して昇降
自在な樹脂軸受34の背面側の溝34aに従動軸31の
中間部の小径部が回転自在に嵌め込まれている。従動軸
31には樹脂からなる一対のローラ35が取り付けら
れ、駆動軸30にはゴムからなる一対のローラ36が取
り付けられ、いずれも図示しない止め輪により軸心方向
へのスライドが拘束されている。従動軸31の両端には
円周溝が形成され、前面板1aの側面に固着されたバネ
掛ピン37と円周溝の部分とには、従動軸31を駆動軸
30へ向かって付勢するためのバネ38の両端が係合し
ている。
【0028】上記駆動軸30を駆動するための手段につ
いて説明する。図13に示すように、駆動軸30の右端
には歯車39が固着され、右側板1cの内側には歯車4
0と、歯車41と、相互に一体化した歯車42,43が
回転自在に支持されている。底板1eの上には歯車43
に噛み合うウォーム44と歯車45とが一体となって回
転自在に支持され、底板1eに取り付けた移送用モータ
46の出力軸に固着したウォーム47が歯車45と噛み
合っている。
【0029】ローラ35,36によるCDの挿入が完了
したのちに更に数ミリメートルだけCDを押し込む操作
が自動的に行なわれるようにするため、図2,図12に
示すように押込手段48が設けられている。前面板1a
における挿脱口4の上下には三対の長孔状のガイド孔4
9,50,51が水平方向に沿って形成されている。前
面板1aの背面側の左右には一対のスライド台52が設
けられ、スライド台52に固着された3本のガイドピン
53,54,55が上記ガイド孔49,50,51に抜
取不可能に挿通されている。夫々のスライド台52にお
ける背面側には鉛直軸56を介して樹脂製の縦ローラ5
7が回転自在に支持されている。一対のスライド台52
を相互に接近する方向へ付勢するため、前面板1aに形
成されたバネ掛部58とスライド台52に形成されたバ
ネ掛部59との間には押込バネ60が設けられている。
【0030】縦ローラ57が配置された高さ位置のCD
は縦ローラ57によって水平方向の位置決めがなされる
が、縦ローラ57よりも下方及び上方のCDの位置決め
は図12のように底板1eに立設された位置決めロッド
61,62と天井板1dに垂下するように取り付けられ
た図示しない一対の位置決めロッド(位置決めロッド6
1,62の延長線上に配置され、位置決めロッド61,
62との間には挿脱されるCDの通る空間が形成されて
いる)により行われている。 (E)開閉手段 前面板1aの挿脱口4を開閉する開閉手段6について説
明する。図2に示すように前面板1aの前面側にはシャ
ッタ64が昇降自在に設けられている。シャッタ64に
はCDを通過させるための開口部64aが形成され、シ
ャッタ64が上昇すると開口部64aの中間高さ位置が
ローラ35,36の境界位置を占めて「開」になる一
方、シャッタ64が下降すると「閉」になる。
【0031】即ち、前面板1aの左右には上下で一対の
ガイドピン65が立設される一方、シャッタ64には鉛
直方向へ長い一対のガイド孔64bが形成され、ガイド
孔64bに挿通されたガイドピン65の先端には止め輪
が嵌合されている。シャッタ64が上昇して「開」にな
ったときにのみ一対のスライド台52の間隔が大きくな
り得るようにするため、中央近傍の一対の上記ガイドピ
ン54が他のガイドピン53,55よりも長く設定さ
れ、ガイドピン54を挿通するためのL字形のガイド孔
64cがシャッタ64に形成されている。このガイド孔
64cの上面には、何らかの理由で一対の縦ローラ57
どうしの間隔を押し広げてCDが無理に排出されたとき
にはシャッタ64が強制的に上昇させられて「開」にな
るようにするため、ガイドレール部64dが形成されて
いる。
【0032】次に、シャッタ64を開閉するためのリン
ク機構について説明する。断面形状が略L字形の左右ス
ライド板66の前面及び下面に左右方向へ長いガイド孔
66aが形成される一方、当該ガイド孔66aへ挿通さ
れたガイドピン67が前面板1a,底板1eに固着され
ている。シャッタ64の両側の下部にはカム孔64eが
形成される一方、左右スライド板66の前面側の両端に
はスライドピン66bが固着され、スライドピン66b
がカム孔64eに挿通されている。左右スライド板66
の下面と底面1eの下面とには図24(b)に示すよう
に下方へ突出するバネ掛部66c,68が形成され、両
者間には復帰バネ69が掛けられている。底板1eの左
下面には前後方向へスライド自在に前後スライド板70
が設けられている。即ち、前後スライド板70に一対の
ガイド孔70aが形成される一方、ガイド孔70aに挿
通した図示しない頭付ピンが底板1eに固着されてい
る。略L字形のレバー72の屈曲部が図12のように固
定軸73を介して回動自在に底板1eの下面に取り付け
られ、レバー72の先端には長孔72a,72aが夫々
形成されている。そして、左右スライド板66,前後ス
ライド板70に固着されたピン66d,70bが長孔7
2a,72aに遊嵌されている。前後スライド板70に
は後述する外スライダ140によって押圧される被押圧
部70cが形成されている。 (F)再生手段 再生手段7は、ディスクプレーヤの奥行寸法をできるだ
け小さくするため、ディスク収納部3の背後に接近して
配置されている。再生手段7における挟持手段14は図
2に示すようにピックアップ昇降台10の上に搭載され
ているので、最初にピックアップ昇降台10について説
明する。
【0033】ピックアップ昇降台10は水平板とその両
側の鉛直板とを一体に形成したものであり、水平板の前
面側にはCDがはい入り込むように円弧状の切欠部10
aが形成されている。夫々の鉛直板にはピックアップ昇
降台10を昇降させるための一対のピン77が水平方向
へ突出させて固着されている。一対のピン77は同一高
さに配置され、上記ディスク昇降台22の一対のピン2
2bよりも短くなっている。これらのピン77は、ケー
ス1の側板1b,1cに形成された一対の鉛直スリット
78に挿通されてケース1の外へ突出している。
【0034】空間形成手段(制御手段) 図2に示すように、ピックアップ昇降台10における両
側の鉛直板の内側には、上下方向へ重なり合うトレイ2
の間へ挿入して選択されたCDの上下に空間を形成する
空間形成手段(制御手段)11として、樹脂からなる分
割カム82が前後方向へスライド自在に設けられてい
る。即ち、ピックアップ昇降台10における鉛直板の前
面側上部にガイド孔10aが形成されるとともにガイド
孔10aに挿通された頭付ガイドピン82aが分割カム
82に固着される一方、図3(a)に示すように分割カ
ム82の下部にガイド孔82bが形成されるとともにガ
イド孔82bに挿通された図2の頭付ガイドピン10b
が鉛直板の前後方向での中間位置に固着されている。
【0035】分割カム82は上記トレイ2へ向かって挿
入し、トレイ2における両側の4本のピン2j,2kを
押し上げることによってトレイ2を安定して支持しかつ
再生するCDが載ったトレイ2の上下に空間を形成する
ものである。分割カム82は、前後方向の長さの異なる
2枚の板にスリットを形成して貼り合せたような形状に
なっており、分割カム82をトレイ2の両側へ滑り込ま
せることにより、前面側はトレイ2の一対の長いピン2
jを上動させ、背面側は一対の短いピン2kを上動させ
るように構成されている。
【0036】即ち、以下のように構成されている。選択
されたCDを載せる選択トレイ2及びこれより上方のト
レイ2を上動させるために一対の第一分離制御部82c
1,82c1が形成され、夫々の第一分離制御部82c1
の上方には選択トレイ2よりも上方のトレイ2だけを上
動させるための第二分離制御部82c2,82c2が形成
されている。そして、第一分離制御部82c1と第二分
離制御部82c2との間には選択トレイ2のみを保持す
る第三分離制御部82d,82dが夫々形成されてい
る。選択トレイ2よりも上方のトレイ2のピン2j,2
kの位置を保持する上面82fと、選択トレイ2よりも
下方のトレイ2のピン2j,2kの位置を保持しかつ板
バネ2mの受け部2pを押さえ込む位置制御手段として
の下面82hとが分割カム82の移動方向に沿って形成
されている。
【0037】選択トレイ2及び選択トレイ2より上のト
レイ2のピン2j,2kは第一,第二分離制御部82c
1,82c2の前進によって押し上げられるため、本来は
例えばθ=45゜等の一定の値に設定される。しかし、
ここではコイルバネ24を圧縮しながらトレイ2が上昇
することになり、トレイ2の位置が高くなるほどコイル
バネ24の圧縮量が大きくなってトレイ2を押し上げる
際に加わる負荷が大きくなる。換言すればコイルバネ2
4の圧縮の初期の段階では負荷が小さい。このため、図
28(a)に示すように第一,第二分離制御部82
1,82c2の上部は例えばθ1=45゜とする一方、
下部は例えばθ2=60゜とし、両者の中間部は弧状の
面により形成されている。
【0038】次に第三分離制御部82d,82dについ
て説明する。第三分離制御部82d,82dは、上段嵌
入部82j,82jと、中段嵌入部82k,82kと、
下段嵌入部82m,82mとで構成されている。上段嵌
入部82j,82jは選択トレイ2の上下に空間を形成
するためのものであり、中段嵌入部82k,82kは選
択トレイ2及び選択CDを共に降下させて下アーム13
のターンテーブル97上に選択CDを載せるためのもの
であり、下段嵌入部82m,82mは選択トレイ2のみ
を再び降下させて選択トレイ2を選択CDから離すため
のものである。
【0039】挟持手段 空間形成手段11により形成された選択CDの上下の空
間へ向かって回動させて選択CDを挟持する挟持手段1
4について説明する。ピックアップ昇降台10の左側に
は下アーム13と上アーム12との基端部が回動自在に
取り付けられている。即ち、以下のようになっている。
図15に示すように下アーム13には中空軸86の下端
近傍が固着され、この中空軸86の下端がピックアップ
昇降台10を回動自在に貫通し、抜け止めのために中空
軸86の下端には平座金93と止め輪94とが取り付け
られている。そして、上アーム12の基端部には銅合金
からなるスリーブ87が貫通して固着され、スリーブ8
7に中空軸86が挿通されることにより下アーム13に
対して上アーム12が平行な状態で、降下して選択CD
が挟持されるようになっている。中空軸86の上端には
平座金88が挿通されるとともに止め輪が取り付けられ
ており、平座金88とスリーブ87との間には上アーム
12を下方へ付勢する挟持バネ89が設けられている。
また、中空軸86まわりに下アーム13と上アーム12
とが相対的に回動することなく同期して一体的に回動す
るように、図14に示すように下アーム13に立設した
摺動ピン90が上アーム12に形成した孔91に摺動自
在に挿通されている。挟持手段14が回動したときに下
アーム13上の後述するディスク回転手段としてのター
ンテーブル97とCDとの位置決めの精度を上げるた
め、ピックアップ昇降台10上の中空軸86の中には底
板1eに立設した支柱92が挿通されている。
【0040】ディスク駆動手段 下アーム13の先端上面にはディスク駆動手段15が設
けられている。即ち、図14に示すようにスピンドルモ
ータ96が取り付けられ、スピンドルモータ96の出力
軸にはCDの中央の孔へ嵌まり込むターンテーブル97
が取り付けられている。一方、上アーム12の先端近傍
には図41に示すように支持板98の一端が固着され、
他端には円形の孔が形成されている。そして、樹脂によ
って形成されるとともに円板の下面に円に沿って畝状の
凸部を形成したディスク保持手段としてのチャックプレ
ート99が上方から孔に回転自在に嵌め込まれている。
このチャックプレート99は、上アーム12の下面に一
端が固着された図示しないバネ板の他端により抜け止め
されている。
【0041】ピックアップユニット 下アーム13の上面には、図16のようにピックアップ
ユニット16も搭載されている。ピックアップユニット
16の構成を以下に説明する。下アーム13と一体に形
成されたガイドレール161を介して光ピックアップ1
62が下アーム13の長さ方向に沿って移動自在に設け
られている。そして、光ピックアップ162をガイドレ
ール161に沿って往復移動させるための手段が設けら
れている。下アーム13の上面には一対の軸受部材16
3を介してねじ軸164が回動自在に支持され、光ピッ
クアップ162の図示しないめねじ部がねじ軸164に
螺合している。このねじ軸164には上記スリーブ87
の近傍に固定した走査用モータ165の出力軸が連動連
結されている。即ち、ウォームホイール166とねじ歯
車167とを一体化した歯車168が回転自在に支持さ
れ、出力軸のウォーム169がウォームホイール166
に噛み合う一方、ねじ軸164に取り付けられたねじ歯
車170がねじ歯車167に噛み合っている。
【0042】回動力供給手段 上記移送用モータ46の駆動力で挟持手段14を回動さ
せるための回動力供給手段17の構成を以下に説明す
る。ケース1の左の側板1bの内側には図13のように
歯車列103が設けられている。即ち、歯車列103
は、歯車103a〜103hによって構成されている。
一方、上記駆動軸30の左端にも歯車104が固着され
ている。左の側板1bの内側には、鉛直方向へ移動自在
にプレート105が設けられている。即ち、プレート1
05の上部には鉛直方向へ長いガイド孔105aが形成
され、ガイド孔105aに挿通されたガイドピン106
(図35参照)が左の側板1bに固着されてガイドピン
106には止め輪が取り付けられている。プレート10
5の下部とケース1の底板1eとにはバネ掛け部105
b,107が形成され、プレート105を下方へ付勢す
る復帰バネ108が両者間に設けられている。プレート
105には上記歯車103hの軸109(側板1bに固
着されている)を挿通する逃げ孔105cが形成されて
おり、軸109にはレバー110の基端部が回動自在に
取り付けられている。このレバー110の先端にはレバ
ー110を貫通する移動軸111が固着され、移動軸1
11には歯車103hと噛み合う歯車112が回転自在
に取り付けられている。プレート105における逃げ孔
105cの上方にはカム孔105dが形成され、移動軸
111の貫通端部がカム孔105dに挿通されている。
つまりプレート105を上動させると、カム孔105d
が上動し、カム孔105dに挿通されている移動軸11
1は前面側へ移動することから、移動軸111に取り付
けられた歯車112が、駆動軸30の歯車104とも噛
み合うことになる。このプレート105を上動させるた
め、レバー113の中間部がピン114を介して左の側
板1bの内側に回動自在に支持され、レバー113の一
端がピン115を介して回動自在にプレート105の下
部に結合されている。レバー113の他端はディスク昇
降台22のピン22bが挿通される左の側板1bの一対
のガイド孔25の前面側のものの下部に臨んでいる。つ
まり、ディスク昇降台22が最下位置にきて再生モード
になると、ピン22bがレバー113の他端を下方へ押
して歯車112が歯車104と噛み合う。
【0043】次に、歯車列103の最上部の歯車103
aと挟持手段14の下アーム13とが以下のようにして
連動連結されている。図2に示すように前後方向へ長い
鉛直部と鉛直部の背面側に一体に形成された水平部とか
らなるスライドバー116が設けられている。スライド
バー116における鉛直部の両端近傍には一対のガイド
孔116aが形成され、図12のように一対のガイド孔
116aに挿通された一対のガイドピン117が左の側
板1bの内側に固着されるとともに止め輪が取り付けら
れている。このようにして前後方向へスライド自在なス
ライドバー116における前面側の下部にはラック11
6bが形成されて上記歯車103aと噛み合う一方、背
面側の水平部の先端には下方へ突出する係合ピン116
cの上端が固着されている。この係合ピン116cは、
図14のように上記下アーム13の基端部に一体に形成
されるとともに上アーム12の高さまで延長した水平部
の長孔13aに遊嵌されている。この長孔13aは図1
6のようにスリーブ87の軸心を通りかつスリーブ87
と直角な半径方向の直線に沿って長く形成されている。
【0044】ディスクプレーヤには、ディスク収納部3
内にCDを挿入したり排出したりする挿脱モードの状態
と、CDを再生する再生モードの状態との2つの操作状
態があり、前者の場合は挟持手段14は図37のように
B位置を占め、後者の場合は図38のようにA位置を占
める。B位置とA位置との間での挟持手段14の回動は
上記のように回動力供給手段17を介して行なわれる。
しかし、選択CDと下アーム13上のターンテーブル9
7との位置決めを高精度に行なう必要があるので、図1
7の位置決め手段118が設けられている。
【0045】位置決め手段118の構造を以下に説明す
る。図16,17に示すように下アーム13における中
空軸86の近傍には、下方へ向かって突出する位置決め
ピン119の上端が固着されている。一方、挟持手段1
4が回動するときに位置決めピン119が移動する範囲
と対応する部分のピックアップ昇降台10には円弧孔1
0cが形成され、円弧孔10cに位置決めピン119が
遊嵌されている。ピックアップ昇降台10には下方へ突
出してバネ掛け部10dが形成され、バネ掛け部10d
と位置決めピン119との間にはトグルバネ120の両
端が掛けられている。挟持手段14がB,A位置を占め
るときに位置決めピン119が占める位置をb,a位置
とすると、b,aの中間点であるc位置が位置決めピン
119の運動の方向が変わる変曲点であり、c位置と対
応する位置に上記バネ掛け部10dが配置されている。
【0046】規制手段 上記挟持手段14の上アーム12は上記挟持バネ89に
より下方へ付勢されており、図14のようにこの挟持バ
ネ89の付勢力で上アームが降下する時期を設定するた
めの規制手段18が設けられている。即ち、以下のよう
に構成されている。
【0047】ピックアップ昇降台10の上面であって上
記挟持手段14と分離カム82との間には円筒板124
が立設されている。この円筒板124はスリーブ87を
中心とする円筒の一部である部分円筒を形成しており、
図39,図40のように円筒板124には周方向に長い
水平部125aと軸方向に長い鉛直部125bとからな
るL字形のガイド孔125が形成されている。一方、上
アーム12の基端部にはスリーブ87を中心とする半径
方向の外側へ向かって突出するガイドピン12aが固着
され、ガイドピン12aはガイド孔125に挿入されて
いる。このため、図14において挟持手段14が待機位
置のB位置を占めるときと、B位置から再生位置のA位
置を占める直前まではガイドピン12aがガイド孔12
5の水平部125aに位置するため、挟持バネ89の付
勢力が加わっていても上アーム12は降下することなく
挟持手段14は開の状態を維持する一方、挟持手段14
がA位置にくると、ガイドピン12aが鉛直部125b
に位置するため、挟持バネ89の付勢力で上アーム12
が降下してガイドピン12aも鉛直部125bの下端ま
で下がることになる。
【0048】挟持手段14が図14のA位置まで回動し
てガイドピン12aがガイド孔125の鉛直部125b
まで回動してきても直ちに挟持手段14が挟持動作をせ
ずに、指令を与えて初めて挟持動作するようにするた
め、ガイドピン12aの下動を一時的に規制する第一規
制手段と、規制後に上記分離カム82が前進し、選択C
D及び選択トレイ2が降下して上記ターンテーブル97
の上に載ったときに規制を解除して選択CDを挟持させ
る第二規制手段が設けられている。即ち、以下のように
構成されている。上記ピックアップ昇降台10の上面で
あって上記円筒板124と上記分離カム82との間には
図14,図37に示すように軸受板126が分離カム8
2と平行に立設されている。軸受板126の内側には図
14に示すように回動軸129を介して回動自在に拘束
レバー127の中間部が支持され、拘束レバー127の
前面側には外側へ向かって突出するピン127aが固着
され、背面側は内側へ向かって曲げられてガイド孔12
5の鉛直部125bに臨んでいる。そして、図37に示
すようにこの拘束レバー127の背面側を下方へ向かっ
て付勢するバネ128が設けられている。一方、拘束レ
バー127の前面側のピン127aは図39のように分
離カム82の内側下部に形成されたカム溝82rに遊嵌
されている。このカム溝82rにおける背面側の上部に
は逃げ部が形成されており、分離カム82が前面側へ移
動して選択トレイ2のピン2j,2kが中段嵌入部82
k,82kにはいるとピン127aがカム溝82rの逃
げ部に逃げ得る状態となって拘束レバー127がバネ1
28により回動し、挟持バネ89の付勢力により上アー
ム12が降下するように設定されている。 (G)押出手段 押出手段8はケース1の内部の左右に設けられている。
これらは略同一の構成なので一方についてのみ説明す
る。図1,図26に示すように、回動することによって
CDを押し出すための押出レバー132が、ケース1の
天井板1dから下方へ突出する固定軸133に回動自在
に取り付けられている。押出レバー132の高さは上記
ローラ35,36の間の高さと同一に設定されている。
そして、固定軸133を囲繞するようにして設けられた
復帰バネ134の両端が、押出レバー132に形成され
たバネ掛け部132aと天井板1dに形成されたバネ掛
け部とに掛けられている。一方、今までに述べた分離カ
ム82の前面側へ移動することによる空間形成の作用と
は反対の方向である背面側へ移動することで押出レバー
132が回動するように構成されている。即ち、以下の
ようになっている。図14に示すように上記軸受板12
6の外側には前後方向へ一定量だけスライド自在にプレ
ート135が設けられている。つまり、軸受板126に
一対のガイド孔126aが形成される一方、夫々のガイ
ド孔126aに挿通したガイドピン135aがプレート
135に固着されている。プレート135の前面側端は
内側へ折り曲げられて押出レバー132と一体の被押圧
部132bと係合しうるようになっており、背面側端は
外側へ折り曲げられて分離カム82の背後へ向かって突
出している。 (H)操作手段 最後に、操作手段9について説明する。この操作手段9
は、挿脱モードのときにはディスク昇降台22を昇降さ
せて各段のトレイ2上のCDの挿脱を可能にし、更には
上記開閉手段6を開いたり押出手段8を動作させたり
し、再生モードのときにはディスク昇降台22を最下位
置に保持した状態でピックアップ昇降台10を昇降させ
て選択されたCDを選択し、更には空間形成手段11を
動作させかつ規制手段18を動作させる。
【0049】図2,図18に示すようにケース1の左右
の側板1b,1cの外側には、前後方向へスライド自在
に内スライダ139と外スライダ140とが設けられて
いる。左右対称なので、一方について説明する。内,外
スライダ139,140の上下にガイド孔139a,1
40aが形成され、側板に固着したガイドピン158,
159がガイド孔139aとガイド孔140aとの双方
に挿通され、ガイドピン158,159には止め輪が取
り付けられている。内スライダ139の背面側には、鉛
直スリット78から突出するピックアップ昇降台10の
一対のピン77を6段階に昇降させるための一対の階段
スリット141が形成されている。内スライダ139の
前面側には、鉛直スリット25から突出するディスク昇
降台22の一対のピン22bを6段階に昇降させるため
の一対の階段スリット142が形成されるとともに夫々
の階段スリット142の下には再生モードのときにディ
スク昇降台22を最下位置に保持してピックアップ昇降
台10のみを昇降させるための床面スリット143が連
続して形成されている。一方、外スライダ140には長
いピンであるディスク昇降台22の一対のピン22bが
入り込むスリットのみが形成されている。即ち、一対の
ピン22bを階段スリット142内に入れて上下動させ
るための四角形状の一対の挿脱モード用スリット144
と、床面スリット143内に入れて最下位置に保持する
ための水平線状の一対の再生モード用スリット145
と、外スライダ140をいずれかの方向へスライドさせ
ることによりテーパ面146a,146bによりピン2
2bを上動又は下動させて一対の階段スリット142と
床面スリット143との間で一対のピン22bの位置を
入れ替えるための45゜に傾斜した切換用スリット14
6とが連通して形成されている。再生モード用スリット
145どうしの上下方向の位置を同一にすると、スリッ
トどうしが重なって連通してしまうことから、再生モー
ド用スリット145,挿脱モード用スリット144,床
面スリット143,階段スリット142と、これらに挿
入するピン22bの高さが相互に異なっている。
【0050】外スライダ140の背面側の上部は内側へ
向かって直角に曲げられ、突出部140bが形成されて
いる。外スライダ140と共にこの突出部140bが移
動できるように、内スライダ139及び側板1bの背面
側には逃げ切欠139b,逃げスリット147が形成さ
れている。ピックアップ昇降台10と共に昇降する分離
カム82の高さ位置に拘らず分離カム82が外スライダ
140と一体にスライドさせられるようにするため、図
2のように分離カム82の背面側の外側の面には鉛直方
向沿って係合溝82sが形成され、当該係合溝82sに
突出部140bがスライド自在に嵌め込まれている。ま
た、左側の外スライダ140における前面側にはケース
1の底板1eの下へ向かって折り曲げて係合部140c
が形成されている。この係合部140cは、外スライダ
140が背面側へスライドする際に上記被押圧部70c
を背面側へ押圧し、復帰バネ69の付勢力に拘してシャ
ッタ64を開くようになっている。
【0051】次に、上記内スライダ139,外スライダ
140の右側のものと左側のものとを同期して同時にス
ライドさせるための駆動機構について説明する。図2,
図13に示すようにケース1の底板1eの下であって背
面側には二対の軸受を介して2本の連結軸148,14
9が回転自在に支持されている。夫々の連結軸148,
149の両端にはピニオン150,151が固着され、
これらのピニオン150,151は内スライダ139,
外スライダ140の背面側の下部に形成されたラック1
39c,140dと噛み合っている。連結軸148,1
49には歯車152,153が固着されており、この歯
車152,153には操作用モータ154,155が個
別に連動連結されている。即ち、以下のようになってい
る。ケース1内の背面側の右側に配置されている上記軸
受板126の内側の上下位置に操作用モータ155,1
54が取り付けられ、これらのモータ155,154の
出力軸が軸受板126の内側に設けた2組の減速手段1
56,157を介して歯車152,153に連動連結さ
れている。
【0052】次に、斯かるディスクプレーヤの作用を説
明する。
【0053】(I)作用の全体構成 ディスクプレーヤの作用は、ディスク収納部3へのCD
の挿入とディスク収納部3からのCDの排出と、ディス
ク収納部3にストックされた複数のCDのうちの一枚を
選択して再生するCDの再生との3つの作用によって構
成される。
【0054】(J)CDの挿入 CDをディスク収納部3へ挿入する場合は、トレイ2に
付されている番号(上から下へ向かって1〜6の番号が
付されている)を選択して図示しない番号ボタンの例え
ば「2」のボタンを押したのちに図示しない挿入ボタン
を押す。操作用モータ154の出力軸の回転が減速手段
156,連結軸148に伝わり一対の内スライダ139
がスライドする動きと、操作用モータ155の出力軸の
回転が減速手段157,連結軸149に伝わり一対の外
スライダ140がスライドする動きとが別個独立に行わ
れる。外スライダ140の一対の挿脱モード用スリット
144内に一対のピン22bが入り込んで、例えば図1
9のように一対のピン22bが挿脱モードにおけるモー
ド切換位置にあるときにボタンが押されると、内スライ
ダ139が後退することにより図20(a)に示すよう
に一対のピン22bが階段スリット142の下から2番
目まで上昇してそれと共にディスク昇降台22も上昇し
て上から2番目のトレイ2上のCDが押出レバー132
の高さに設定される。なお、このとき、ピックアップ昇
降台10も同時に上昇するが、これは不要な動きとな
る。内スライダ139を更に後退させれば、ピン22b
と共にピックアップ昇降台10が上昇し、順次に3〜6
番目のトレイ2が押出レバー132の高さになる。
【0055】次に、図20(a)の待機位置から挿脱モ
ード用スリット144の前後方向での中間位置にピン2
2bが来るまで外スライダ140が後退すると、外スラ
イダ140の係合部140cが底板1eの下で図2に示
す被押圧部70cを背面側へ押圧するため、前後スライ
ド板70の動きがレバー72を介して左右スライド板6
6へ伝わり、復帰バネ69の付勢力に抗して左右スライ
ド板66が左方へ移動し、シャッタ64が上昇して図2
4(b)のように挿脱口4が開放される。
【0056】以上の動作によりシャッタ64が開き、上
記のように既に上から2番目のトレイ2が押出レバー1
32と同一高さになっているので、図24(a)のよう
に上下のローラ35,36の間へCD171を挿入しよ
うとすると、シャッタ64の手前中央に配置した図示し
ないセンサがCD171を検出し、移送用モータ46が
回転を始める。移送用モータ46の回転力が歯車を介し
てローラ36に伝わるため、図25のようにバネ38に
よりローラ36へ付勢されるローラ35との間にCD1
71が噛み込まれ、ローラ35,36の回転によってC
Dは上から2番目のトレイ2の上に挿入されるが、CD
171がローラ35,36から離れた状態までしか挿入
されないので、残りの数mmは押込バネ60によって中
央方向へ付勢される一対の縦ローラ57により押し込ま
れる。CD171はトレイ2上では一対の板バネ2mの
押さえ部2nによりトレイ2上に保持される。CD17
1がローラ35,36から離れると、図示しないリミッ
トスイッチが動作して移送用モータ46の回転が止まる
と同時に外スライダ140が前進して図20(a)の待
機位置へ戻るため、背後側へ向かって押圧されていた被
押圧部70cが開放され、復帰バネ69の作用でシャッ
タ64が閉じる。
【0057】一対のピン22bが階段スリット142の
他の高さ位置(下から1,3〜6番目)を占める場合も
上記と同じ動作でCDを挿入できる。
【0058】(K)CDの排出 CDをディスク収納部2から排出する場合は例えば
「2」の番号ボタンと排出ボタンとを押す。すると挿入
時と同様に例えば図19の挿脱モードの切換位置から図
20(a)の待機位置へピン22bが移動し、上から2
番目のトレイ2上のCDが押出レバー132の高さに設
定される。そして上記と同様に図20(b)の位置にピ
ン22bが来るまで外スライダ140が後退するとシャ
ッタ64が開く。ここまでの動作はCDの挿入時と全く
同じである。
【0059】次に、図21に示すように挿入モード用ス
リット144の前面側にピン22bが来るまで外スライ
ダ140が更に後退すると、図26に示すように外スラ
イダ140の背後側の突出部140bを介して外スライ
ダ140と連動する分離カム82が後退し、分離カム8
2の背面がプレート135の背後側を押して後退させ
る。すると、プレート135の前面側が押出レバー13
2の被押圧部132bを背面側へ押し、押出レバー13
2が回動して上から2番目のCD171の両側を押し出
す。排出ボタンを押すと同時に移送用モータ46が回転
してローラ35,36は既に回転しているので、押し出
されたCD171が図27のようにローラ35,36間
に挟まれて排出される。排出によりCD171が落下す
るのを防止するため、CD171の背面側の一部がロー
ラ35,36に挟まれているときに図示しないリミット
スイッチがこれを検出し、移送用モータ46の回転が停
止する。このあとは手動でCD171を一対のローラ3
5,36間から抜き取ることになる。CD171が抜き
取られたことを図示しないセンサが検出すると、外スラ
イダ140が前進し、ピン22bが図21の位置から図
20(a)の待機位置へ戻る。
【0060】すると、分離カム82からプレート135
へ加わっていた背面側への力が除去されるため、押出レ
バー132は復帰バネ134の付勢力により回動して図
26(a)に実線で示す元の位置へ復帰し、続いてCD
の挿入後と同様にシャッタ64が閉じる。
【0061】一対のピン22bが階段スリット142の
他の高さ位置(下から1,3〜6番目)を占める場合も
上記と同じ動作でCDを排出できる。
【0062】(L)CDの再生 CDの再生を行うには、選択されたCDの番号を付した
番号ボタンの例えば「2」のボタンと再生ボタンとを押
す。すると、上記の図20(a)の状態から内スライダ
139が前進することにより図19のようにピン22b
が挿脱モード用スリット144の最下位置まで降下して
モード切換位置に来た後、外スライダ140が前進す
る。すると、切換スリット146の上テーパ面146b
(図18(c)参照)が押圧されることによってピン2
2bが降下して内スライダ139の床面スリット143
へ移動すると同時に、このピン22bは外スライダ14
0の再生モード用スリット145内へ移動して図22
(a)のように再生モードに切り換わる。この切り換え
時には、ピックアップ昇降台10の一対のピン77は階
段スリット141の最下位置に止まったままである。こ
のときのピン22bの位置は、再生モードにおける挿脱
モードへの切換位置であり、この状態から外スライダ1
40を後退させると切換スリット146の下テーパ面1
46aが押圧されることによってピン22bが上昇して
図19のように上記の挿脱モードにおけるモード切換位
置へ戻ることができる。
【0063】図22(a)に示すピン22bの外スライ
ダ140に対する位置はモード切換位置であるだけでな
くピックアップ昇降台10の高さのみを変えて再生する
CDを選択するCD選択位置でもある。つまり、図22
(a)の位置から内スライダ139のみを後退させれ
ば、一対のピン22bは相対的に床面スリット143の
中を前進するように見えて実際には鉛直スリット25の
最下位置に保持されるためディスク昇降台22は最下の
再生位置から動くことはないが、他方の一対のピン77
は外スライダ140に隠れて見えないが相対的に階段ス
リット141に沿って上昇するように見えて実際には鉛
直スリット78の中を段階的に上昇する。つまり、内ス
ライダ139を後退させることにより床面スリット14
3の位置に付された番号1〜6の位置に一対のピン22
bを位置させると、一対のピン77は上下方向に付され
た番号1〜6の高さまで昇降し、当該番号のCDを再生
できる状態となる。図22(a)は6番のCDを再生で
きる状態であり、図22(b)は1番のCDを再生でき
る状態である。
【0064】ここでは上記のように2番のCDが選択さ
れているので、図23(a)に示すように一対のピン7
7が上から2番目の位置まで上昇する。以上の動作で再
生するCDが再生しうる状態になり、以後の動作は何番
のCDが選ばれた場合も同じであり、外スライダ140
の動きと移送用モータ46の駆動によって動作する。
【0065】再生する2番のCDが選択された図23
(a)の待機状態の後の作用を以下に説明する。図23
(b)の外スライダ140上のD位置をピン22bが占
めるときつまりは図23(a)の状態は待機状態であ
り、このとき分離カム82は図29の位置にあり、外ス
ライダ140が前進してピン22bが第一段階としてE
位置に来ると、分離カム82が前進して図28(a)の
ように上から2段目と3段目とのトレイ2のピン2k同
士の間へ分離カム82の背面側の下部先端が入り込み
(ピン2jについても前面側の下部先端が入り込んで、
以下ピン2kと同様の作用となる)、上から2段目のト
レイ2のピン2kが第一分離制御部82c1を摺動して
上段嵌入部82jの上に載り、分離カム82の上部先端
が上から1段目と2段目とのトレイ2のピン2k同士の
間へ入り込んで図30の状態となり、第三段階としてピ
ン22bがG位置に来ると、上から1段目のトレイ2の
ピン2kは第二分離制御部82c2を摺動して分離カム
82の上面82fに載る。このため、第三段階でピン2
2bがG位置にくると、図31のように上から2番目の
選択トレイ2の上と下とに空間が形成される。
【0066】ピン22bが図23(b)のG位置まで来
たことが図示しないセンサにより検出されると、移送用
モータ46が回転を開始する。上記のように再生モード
に切り換わったときに一対のピン22bが床面スリット
143内に入り込んで回動力供給手段17のレバー11
3を下方へ押した状態になっているので、図35(a)
の状態からレバー113がピン114を中心として反時
計方向へ回動し、プレート105が上昇してレバー11
0が軸109を中心に時計方向へ回動し、図35(b)
のように歯車112が歯車103hに噛み合いながら歯
車104とも噛み合う状態に既になっている。従って、
移送用モータ46の回転が駆動軸30と歯車列103と
を介してラック116bを有するスライドバー116に
伝わり、図36のようにスライドバー116が後退す
る。するとスライドバー116の背面側下部の係合ピン
116cが長孔13aに遊嵌されていることから挟持手
段14が前面側へ向かって回動し、図17(a)の位置
決めピン119が変曲点であるc位置を越えると、トグ
ルバネ120の付勢力が反対方向へ作用して図17
(b)のように位置決めピン119がa位置まで回動
し、図31に示すように選択されたCD2の上下に上ア
ーム12,下アーム13と共にチャックプレート99,
ターンテーブル97が入り込む。これを平面図で示す
と、図37の状態から図38の状態になる。挟持手段1
4の回動を検出する図示しないリミットスイッチにより
移送用モータ46の回転が止まる。
【0067】第四段階としてピン22dが図23(b)
のHの位置に来るまで外スライダ140が前進すると、
選択トレイ2のピン2kが中段嵌入部82kの中へ降下
するため、選択トレイ2及び選択CDが降下して図32
のように選択CDがターンテーブル97の上に載る。ま
た、これと略同時に外スライダ140と共に分離カム8
2が前進することによって規制手段18が動作し、挟持
バネ89の作用によって挟持手段14の上アーム12が
下動し、選択されたCDがターンテーブル97とチャッ
クプレート99との間に挟持される。即ち、挟持の作用
を詳述すると以下のようになる。ピン22bがGの位置
にあって挟持手段14が待機位置Bを占めるときは図3
9のようにガイドピン12aはガイド孔125の水平部
125aに位置し、挟持手段14が再生位置Aを占める
ときは図28(b),図40(a)のようにガイドピン
12aはガイド孔125の鉛直部125bに移動する
が、ピン127aは分離カム82のカム溝82rの逃げ
部へは逃げられないためにガイドピン12aは拘束レバ
ー127の背面側に阻止されて降下できない。次に、ピ
ン22bがH位置まで移動すると、分離カム82も前進
するために図28(b),図40(b)に示すようにピ
ン127aはカム溝82rの逃げ部へ逃げることが可能
になり、バネ128で付勢される拘束レバー127のピ
ン127aが分離カム82のカム溝82rの逃げ部へ向
かって上動し、拘束レバー128の背面側が下がる。こ
のため、図41のように挟持バネ89によって付勢され
ていた上アーム12が降下して上記のように選択CD1
71が挟持される。
【0068】底板1eに立設した支柱92を把持手段1
4の回動中心である中空軸86に挿通することで挟持手
段14の回動中心は底板1eの上で高精度に位置決めさ
れ、かつトグルバネ120で位置決めピン119をピッ
クアップ昇降台10に押圧した状態で保持するので、タ
ーンテーブル97,チャックプレート99は円周方向の
軌跡上で高精度に位置決めされる。一方、CD171が
載るトレイ2を案内するガイド支柱23も支柱92と同
様に底板1e上に立設されているため、CD171も底
板1eの上で高精度に位置決めされている。従って、再
生されるCDの中心と、ターンテーブル97の中心と、
チャックプレート99の中心とが高精度で一致し、CD
171の挟持が確実に行われる。
【0069】最後の第五段階としてピン22bが図23
(b)のI位置に来るまで外スライダ140が前進する
と、図28(a)のように選択トレイ2のピン2kが下
段嵌入部82mまで降下し、それまでは選択CD171
と接触していた選択トレイ2が図33のように降下して
選択CD171から離れると同時に、図34のように選
択CD171を押さえていた板バネ2mの受け部2qが
分離カム82の背面側の上段嵌入部82jの下面に押さ
れて押し上げられ選択CD171を開放する。このとき
選択トレイ2より下方のトレイ2は分離カム82の下面
82hによって押さえられており、選択トレイ2より上
方のトレイ2はコイルバネ24によって下方へ付勢され
ているので、車両の振動する影響を受けてトレイ2が振
動するのが防止される。
【0070】以上のようにして選択CDが挟持手段14
に挟持されたあとは、挟持手段14が図38のようにA
位置に保持された状態でCDの再生が行われる。まずス
ピンドルモータ96が回転するとターンテーブル97を
介してCDが回転する。次にピックアップユニット16
の走査用モータ165が回転するとその回転がねじ軸1
64に伝わり、光ピックアップ162がねじ軸164に
沿ってCDの半径方向の内側から外側へ向かって移動
し、CDの再生が行われる。
【0071】CDの再生が行われた後はねじ軸164が
逆回転して光ピックアップ162が元の位置へ戻ると走
査用モータ165の回転が停止し、スピンドルモータ9
6の回転も停止する。その後は上記と逆の手順で外スラ
イダ140が後退し、分離カム82も後退する。そし
て、図28(b)に示すようにピン127aがH位置か
らG位置へ戻ると、図40(b)の位置にあった拘束レ
バー127のピン127aが図40(a)のように分離
カムの逃げ部から外れて下動し、拘束レバー127の背
面側が上がる。このため、挟持手段14から外側へ向か
って突出するガイドピン12aがガイド孔125の鉛直
部125bに沿って押し上げられ、挟持手段14は回動
し得る状態になる。このあとは図示しないセンサがガイ
ドピン12aの上動したことを検出し、移送用モータ4
6が上記とは逆方向へ回転して挟持手段14が背面側へ
回動する。そして、図17(b)のb位置を占めていた
位置決めピン119が変曲点であるc位置を越えると、
トグルバネ120の付勢力が反対方向へ作用して図17
(a)のように位置決めピン119がb位置まで回動
し、挟持手段14は待機位置であるB位置へ戻る。挟持
手段14の回動を検出する図示しないリミットスイッチ
により移送用モータ46の回転は止まる。挟持手段14
は待機位置Bに位置していてもトグルバネ120により
背面側へ付勢されているので、両車の振動による影響を
受けることはない。このあと、外スライダ140が後退
してピン22bが図23(b)の待機位置Dまで戻る
と、分離カム82も後退して第1〜3番目のトレイ2の
全てが降下し、6枚のトレイ2が分離されない図29の
状態に戻る。
【0072】上から2番目以外の他のCDを再生する場
合は、図23(a)の状態から内スライダ139を前進
又は後退させて図中の内スライダ139に付された1,
3,4,5,6のいずれかの位置へピン22bを相対的
に移動させたのちに、外スライダ140をスライドさせ
て図23(b)の外スライダ140上のD〜Iの位置を
ピン22bに順次合わせることにより、上記と同じ動作
を繰り返すことができる。
【0073】なお、本実施の形態はディスクの記録及び
/又は再生装置を音声の再生のためのディスクプレーヤ
に適用した場合について示したが、音声の記録用の装置
あるいは記録及び再生用の装置、又は音声に限らず映像
の記録及び/又は再生のための装置に適用してもよい。
また、トレイの重なる方向が鉛直方向である場合として
示したが、トレイの重なる方向を水平方向にすることも
できる。更に、ディスクの大きさは12cmのものを用
いるが、8cm等の他の大きさのものにも適用できる。
【0074】また、本実施の形態ではディスク受板とし
てトレイについて説明したが、本発明のディスク受板は
トレイに限定されるものではない。記録及び/又は再生
装置のディスク挿抜口から挿入されてきたディスクをト
レイに載せるまでの間においてディスクの通過を一時的
に支持するようなものであってもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明のディスク受板及びディスクの記
録及び/又は再生装置には次に述べるような効果があ
る。
【0076】(1)本発明のディスク受板は、樹脂部を
印刷により形成したので、樹脂部を塗布により形成する
場合に較べて、樹脂部をより薄く、かつ所望の位置に所
望の形状に形成することが出来る。
【0077】(2)本発明のディスク受板は、基板を機
械的強度に優れた金属板で形成したので、上記樹脂部を
印刷により薄く形成することが出来ることと相俟ってデ
ィスク受板をより一層薄くすることが出来る。
【0078】(3)本発明のディスク受板は、基板の略
全面に樹脂部を設けたので、ディスクは略全面を樹脂部
で支持される。
【0079】(4)本発明のディスク受板は、ディスク
挿入方向側の端縁に沿って付着された第1の樹脂部によ
って、基板上へのディスクの導入を容易に行うことが出
来る。
【0080】(5)本発明のディスク受板は、ディスク
挿入方向側の端縁に沿って付着された第1の樹脂部、デ
ィスク排出方向側の端縁に沿って付着された第2の樹脂
部、上記第1,第2の樹脂部の間に印刷された第3の樹
脂部の少なくともいずれか一つによって、ディスクはそ
の一部を支持され、他の大部分は基板に対して非接触状
態に支持することが出来る。
【0081】(6)本発明のディスク受板は、上記第
1,第2、第3の樹脂部の少なくともいずれかが不連続
に形成されているのでその分、ディスクとの摩擦(接触
抵抗)を軽減することが出来る。
【0082】(7)本発明のディスク受板は、基板の中
央部に設けた第3の樹脂部によってディスクを基板上を
円滑に移動させることが出来る。
【0083】(8)本発明のディスク受板は、基板の対
称位置に設けた第3の樹脂部によってディスクを基板上
をバランスよく支持することが出来る。
【0084】(9)本発明のディスク受板は、樹脂部の
肉厚を0.1〜0.2mmに形成したので、樹脂部の印
刷が容易であり、かつ基板が多少変形したような場合で
もこれに容易に追従して変形する。
【0085】(10)本発明のディスク受板は、樹脂部
を基板の表裏両面に設けたので表面側のディスクはもと
より、底面側のディスクも保護することが出来る。
【0086】(11)本発明のディスク記録及び/又は
再生装置は、基板に樹脂部を印刷により付着させたディ
スク受板を使用したので、ディスク収容部を薄くして装
置全体を薄肉化、小型化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクの再生装置の実施の形態
を示すディスクプレーヤの外観斜視図。
【図2】ディスクプレーヤの分解斜視図。
【図3】(a)はディスクプレーヤにおけるディスク収
容部の分解斜視図、(b)はトレイの要部の一部を破断
して示す斜視図。
【図4】トレイの平面図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】トレイの第1の変形例の平面図。
【図7】トレイの第2の変形例の平面図。
【図8】トレイの第3の変形例の平面図。
【図9】トレイの第4の変形例の平面図。
【図10】トレイの第5の変形例の断面図。
【図11】ディスクプレーヤにおけるディスク収容部に
係り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図12】ケースの前面側の内部を背面側から見た斜視
図。
【図13】移送手段及び回動力供給手段等の分解斜視
図。
【図14】再生手段の斜視図。
【図15】挟持手段の要部断面図。
【図16】ピックアップユニットの平面図。
【図17】位置決め手段に係り、(a)は挟持手段が待
機位置に位置決めされた場合の背面図、(b)は再生位
置に位置決めされた場合の背面図。
【図18】操作手段に係り、(a)はピックアップ昇降
台及びトレイ昇降台の正面図、(b)は内スライダの正
面図、(c)は外スライダの正面図。
【図19】ディスクの挿入,排出を行うための挿脱モー
ド状態であってモード切換位置を示す操作手段の作用説
明図。
【図20】上から2番目のディスクを挿脱する場合に係
り、(a)は2番目のディスクが選択された待機状態の
操作手段の作用説明図、(b)はシャッタが開いた状態
の操作手段の作用説明図。
【図21】上から2番目のディスクを排出する場合にお
ける押出レバーが回動した状態の操作手段の作用説明
図。
【図22】ディスクの再生を行うための再生モード状態
に係り、(a)は上から6番目のディスクを再生する場
合の操作手段の作用説明図、(b)は上から1番目のデ
ィスクを再生する場合の操作手段の作用説明図。
【図23】上から2番目のディスクを再生する場合に係
り、(a)はピンがD位置の待機状態にあるときの操作
手段の作用説明図、(b)はピンがI位置の再生状態に
あるときの操作手段の作用説明図。
【図24】ディスク挿入時のディスクプレーヤに係り、
(a)は平面図、(b)は正面図。
【図25】ディスク挿入時のディスクプレーヤの側面断
面図。
【図26】ディスク排出時の押出手段に係り、(a)は
平面図、(b)は正面図。
【図27】ディスク排出時の押出手段の側面断面図。
【図28】分離カムの作用に係り、(a)はトレイの動
きとの関係を示す作用説明図、(b)はピンとの関係を
示す作用説明図。
【図29】分離カムがトレイの分離を始める前の状態を
示す側面図。
【図30】分離カムにより、トレイが2分離された状態
を示す側面図。
【図31】分離カムにより、トレイが3分離された状態
を示す側面図。
【図32】トレイが3分離された後に再生トレイのみが
降下して再生ディスクがターンテーブル上に載り挟持手
段に挟持された状態を示す側面図。
【図33】再生ディスクが挟持手段に挟持された後に再
生トレイのみが再び降下して再生ディスクから離れた状
態を示す側面図。
【図34】再生時に再生トレイの板バネが上がって再生
ディスクが開放された状態を示す説明図。
【図35】回動力供給手段に係り(a)は回動力が供給
されない状態の作用説明図、(b)は供給される状態の
作用説明図。
【図36】回動力が挟持手段に供給されている状態を示
す作用説明図。
【図37】挟持手段が待機位置を占める状態を示す作用
説明図。
【図38】挟持手段が再生位置を占める状態を示す作用
説明図。
【図39】挟持手段が待機位置を占めるときの挟持時期
設定手段に係り、(a)は作用説明図、(b)は要部の
斜視図。
【図40】挟持手段が再生位置を占めるときの挟持時期
設定手段に係り、(a)は挟持を阻止している状態を示
す作用説明図、(b)は阻止を解除した状態を示す作用
説明図。
【図41】挟持時期設定手段による阻止の解除により挟
持手段がディスクを挟持した状態を示す作用説明図。
【図42】従来例の説明図。
【符号の説明】
2…トレイ(ディスク受板)、2a…基板、2b…樹脂
部、2c…第1の樹脂部、2d…第2の樹脂部、2e…
第3の樹脂部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱 透 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D072 AB22 BB39 BG02 BG10 BH09 EB02 EB04 EB07 EB14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に印刷により付着させた樹脂部を備
    えたことを特徴とするディスク受板。
  2. 【請求項2】 上記基板は、金属板であることを特徴と
    する請求項1記載のディスク受板。
  3. 【請求項3】 上記樹脂部は、基板の略全面に付着され
    ていることを特徴とする請求項1記載のディスク受板。
  4. 【請求項4】 上記樹脂部は、基板のディスク挿入方向
    側の端縁に沿って付着された第1の樹脂部を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク受板。
  5. 【請求項5】 上記樹脂部は、更に、ディスク排出方向
    側の端縁に沿って付着された第2の樹脂部と、上記第
    1,第2の樹脂部の間に付着された第3の樹脂部の少な
    くともいずれか一つを備えたことを特徴とする請求項4
    記載のディスク受板。
  6. 【請求項6】 上記第1の樹脂部、第2の樹脂部、第3
    の樹脂部のいずれかが、不連続に付着されていることを
    特徴とする請求項4又は5記載のディスク受板。
  7. 【請求項7】 上記第3の樹脂部は、基板の中央部にデ
    ィスク挿入、排出方向と略平行に付着されていることを
    特徴とする請求項5記載のディスク受板。
  8. 【請求項8】 上記第3の樹脂部は、基板の中央部を中
    心にして略対称位置に付着されていることを特徴とする
    請求項5記載のディスク受板。
  9. 【請求項9】 上記基板は、略0.3mmの肉厚に形成
    され、上記樹脂部は、略0.1〜0.2mmの肉厚に付
    着されていることを特徴とする請求項1記載のディスク
    受板。
  10. 【請求項10】 上記樹脂部は、上記基板の表裏両面に
    付着されていることを特徴とする請求項1記載のディス
    ク受板。
  11. 【請求項11】 基板に印刷により樹脂を付着したディ
    スク受板を備えていることを特徴とするディスクの記録
    及び/又は再生装置。
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