JP2001351302A - ディスクの記録及び/又は再生装置 - Google Patents

ディスクの記録及び/又は再生装置

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JP2001351302A
JP2001351302A JP2000172988A JP2000172988A JP2001351302A JP 2001351302 A JP2001351302 A JP 2001351302A JP 2000172988 A JP2000172988 A JP 2000172988A JP 2000172988 A JP2000172988 A JP 2000172988A JP 2001351302 A JP2001351302 A JP 2001351302A
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spring
pin
tray
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JP2000172988A
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Takayuki Ishibashi
隆行 石橋
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Sony Corp
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    • G11B2220/235Multilayer discs, i.e. multiple recording layers accessed from the same side

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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイ2上のCD171を安定した状態で一
対のローラ間まで押し出す。 【解決手段】 一対の固定軸133の夫々に、復帰バネ
134を介して付勢される押出レバー132を設け、復
帰バネ134の付勢力に抗して押出レバー132を回動
させるため、往復移動してCDの挿脱を制御する分離カ
ム82に、プレート135を介して押出レバー132を
係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数枚のディスクを
収容して記録・再生を行なうディスクの記録及び/又は
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声を再生する目的で車両に搭載される
ディスクの記録及び/又は再生装置としては、ディスク
プレーヤがある。このディスクプレーヤは、複数枚のC
D(コンパクトディスク)をマガジンに収納し、マガジ
ン単位でまとめて複数枚のCDを一度に交換する方式に
なっている。このため、大形化するので本体部分をトラ
ンク内に収容する一方、車室内には操作に必要な部分の
みが設置されている。しかし、車両の走行中にCDを交
換すことはできず、停車してトランクを開けて行なうこ
とが必要になり、面倒である。
【0003】このため、近年では車室内に収容する車載
用のディスクプレーヤが開発されている。車載用のディ
スクプレーヤは複数枚のCDを収容できるものが要求さ
れており、車室内のインダッシュの定められた空間に収
容される。従って、車載用のディスクプレーヤを小形化
することが重要な課題となっている。
【0004】この車載用のディスクプレーヤとしては、
例えば1DINサイズ等と呼ばれる一定の寸法の枠体
(シャーシ)内にCDを個別に載せるトレイを例えば6
枚重ねてディスク収納部を構成し、6枚のCDは個別に
挿入と排出とが可能であって、6枚のCDのうちの一枚
を順次に選択して再生できるように構成されている。
【0005】ディスク収納部のディスクを排出するに
は、排出したいディスクが挿脱位置にくるように当該デ
ィスクの載ったトレイを移動させたのちに、ディスクを
ディスク収納部から枠体の外部へ向かって押し出して一
対のローラの間に噛み込ませ、一対のローラによりディ
スクを枠体の外部へ排出する構成が採用されている。
【0006】トレイ上からディスクを押し出す押出手段
としては、押し出す方向に対する左右両側のいずれかに
単一のレバーを配置し、当該レバーを回動させてディス
クを押し出す構成が考えられる。レバーを左右両側のい
ずれかに配置するのは、ディスクを再生するための再生
手段をディスクに係合させる必要があり、レバーを中央
に配置できないためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レバーから
ディスクへ作用する押し出し力のベクトルがディスクの
中心を通らないため、レバーを配置した側の反対側へデ
ィスクが逃げてしまい、ディスクの中心がずれた状態で
ディスクが回りながら押され、ローラに噛み合う位置ま
で押し出せないおそれや、押し出せてもディスクの中心
がずれた状態で排出されるおそれがある。
【0008】そこで本発明は、斯かる課題を解決したデ
ィスクの記録及び/又は再生装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係るディスクの記録及び/又は再生装置
の構成は、ディスクを載せたディスク載置手段を積層し
て設け、挿脱位置のディスクをディスク載置手段から排
出する押出手段を設けたディスクの記録及び/又は再生
装置において、前記押し出す方向の両側に前記押出手段
を一対配置したことを特徴とし、請求項2に係るディス
クの記録及び/又は再生装置の構成は、請求項1におい
て、ディスクの挿入・排出と支持とを制御する制御手段
を前記ディスク載置手段の両側に設け、夫々の前記押出
手段を夫々の制御手段に係合させたことを特徴とし、請
求項3に係るディスクの記録及び/又は再生装置の構成
は、請求項2において、ディスクを押し出した後に前記
押出手段を元の位置へ復帰させる付勢手段を設けたこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるディスクの記
録及び/又は再生装置の実施の形態を説明する。
【0011】この実施の形態は、音声を再生するディス
クプレーヤに本発明を適用したものである。 (A)ディスクプレーヤの構造の全体構成 図1〜図20に示すように、ディスクプレーヤは大きく
分けて外観形状を形成する枠体1と、枠体1内の前面側
に配置されるとともにCDを収納するディスク収納部3
と、枠体1の前面板1aの挿脱口4に設けられるととも
に、ディスク収納部3内へCDを挿入したり排出したり
するための移送手段5と、移送手段5の前面側に設けら
れるとともに前面板1aの挿脱口4を開閉する開閉手段
6と、枠体1内の背面側に配置されるとともにディスク
収納部3内のCDのうちのいずれか一枚を選択して再生
する再生手段7と、ディスク収納部3の背面側の左右に
設けられるとともに排出しようとするCDを移送手段5
へ向かって押し出す押出手段8と、枠体1の左右の側板
1b,1cの外側に主として設けられるとともに、ディ
スク収納部3や再生手段7等を操作するための操作手段
9とで構成される。
【0012】前記の再生手段7は、昇降するピックアッ
プ昇降台10の両側に配置されるとともにディスク収納
部3内の複数のCDのうちの選択されたCDの上下に空
間を形成するための制御手段11と、ピックアップ昇降
台10の上に回動自在に設けられた下アーム13と上ア
ーム12とによって構成されるとともに前記空間に入り
込んで選択されたCDを挟持する挟持手段14と、前記
下アーム13に取り付けられるとともに挟持したCDを
回転駆動するディスク駆動手段15と、前記下アーム1
3に設けられるとともに回転するCDから情報を読み取
るピックアップユニット16と、CDを挿脱するための
状態である挿脱モードとCDを再生するための状態であ
る再生モードとのうちの再生モードのときにのみ前記移
送手段5の駆動力を挟持手段14へ伝えて回動させる回
動力供給手段17と、挟持手段14がCDを挟持する時
期を設定する規制手段18とで構成されている。 (B)枠体 まず、枠体1について説明する。枠体1は前面板1aと
側板1b,1cと天井板1dと底板1eとで構成され、
背面は開放されている。そして、側板1b,1cと底板
1eとは一体化されている。 (C)ディスク収納部 図3(a)に示すように、ディスク収納部3はディスク
載置手段としての6枚のトレイ2と6枚のトレイ2を載
せたディスク昇降台22とによって構成されており、枠
体1内の前面側には支持手段として鉛直方向に沿う4本
のガイド支柱23の両端が底板1e,天井板1dに結合
して支持されている。
【0013】トレイ2は図4に示すように薄いアルミ板
2aの両側の上面にガイド部材としての樹脂2bを貼着
して形成されている。夫々の樹脂2bの中間部と背面側
には側方へ突出する一対のピン2c,2dが形成されて
おり、前面側のものは長く、背面側のものは短い。樹脂
2bの高さはCDの厚さと略同一の高さに設定されてい
る。
【0014】樹脂2bの上面にはアルミ板2aとの間に
CDを挟むためのバネ手段としての板バネ2eの前面側
が固着されている。図5に示すように、板バネ2eの背
面側の内側にはCDを押える押え部2fが形成される一
方、中間部の外側には後述する分離カム82の下面によ
って下方へ押さえられる受け部2gと、後述する上段嵌
入部82jの下面によって上方へ向かう力を受ける受け
部2hとが形成されている。板バネ2eにおける押え部
2fの部分の構成を説明する。押え部2fは他の部分よ
りも少し高くなるように曲げて形成されており、CDの
上面に当接する部分には下方へ突出する畝状突出部2m
が形成されている。トレイ2の上へCDが押し込まれる
際に、CDが押え部2fの下方へ案内されるようにする
ガイド部2nが押え部2fの内側の傾斜した部分に立ち
上がるように形成されている。CDの中心はCDが当接
する一対の樹脂2bの背面内側の一対の位置決め部2r
によって決定されるが、図6のように何らかの原因によ
り板バネ2eの背面側が持ち上げられてCDが樹脂2b
の上に載ると、図6の左方へCD171が移動可能とな
って、CD171の位置決めがされなくなってしまう。
このため、板バネ2eの背面側が樹脂2eの背面側の端
面の位置で下方へ向かって折り曲げられて補助位置決め
部2pを構成している。この補助位置決め部2pから背
面側へ突出するようにしてCDに当接する当接部2qが
形成され、板バネ2eによってCDが傷付かないように
R部を構成している。
【0015】夫々の樹脂2bの前面側及び背面側には、
前記ガイド支柱23を挿通するためのガイド孔2iが樹
脂2b及びアルミ板2aを貫通して形成されている。ア
ルミ板2aの両面におけるCDの外周面近傍が当接する
部分には円弧に沿って図示しない緩衝材が貼着されてい
る。最上段のトレイ2における樹脂2bの両端には、図
3(a)にも示すように天井板1dと最上段のトレイ2
との間に設ける付勢手段としてのコイルバネ24を受け
るための円筒形のバネ受け2jが一体的に形成され、図
3(b)に示すようにバネ受け2jの下端が内側へ少し
突出して受け部2kが形成され、受け部2kでコイルバ
ネ24の下端を受けるようになっている。これは、長い
バネを用いることによって圧縮長さが大きくなっても圧
縮に要する荷重があまり大きくならないようにするため
に設けられている。
【0016】一方、ディスク昇降台22は、左右端を上
方へ屈曲させた形状に形成されている。水平な部分には
前記ガイド支柱23を挿通するためのガイド孔22aが
形成され、左右の鉛直な部分の外側にはディスク昇降台
22を昇降させるための一対のピン22bが水平方向へ
突出させて固着されている。これらの一対のピン22b
は、枠体1の側板1b,1cに夫々形成された2本の鉛
直スリット25に挿通されて枠体1の外へ突出してい
る。
【0017】前記ディスク昇降台22と6枚のトレイ2
とが、これらのガイド孔22a,2iにガイド支柱23
を挿通させることで昇降自在に支持されている。そし
て、枠体1の天井板1d,底板1eには4本のバネガイ
ド26の上端,下端が固着され、夫々のバネガイド26
はバネ受け2jに挿通されている。そして、バネガイド
26を囲繞するようにして設けられた付勢手段としての
コイルバネ24の下端がバネ受け2jの下端の前記受け
部2kに当接している。 (D)移送手段 図2に示すように、移送手段5は、枠体1の前面板1a
に設けられている。前面板1aには挿脱口4が形成され
ている。挿脱口4には駆動軸30と従動軸31とが回転
自在に支持されている。駆動軸30の両端は回転自在に
前面板1aに取り付けられている。従動軸31の両端は
前面板1aの側面に鉛直方向へ長く形成された長孔32
に挿通されている。駆動軸30,従動軸31の中間部を
支持するため、図7に示すように下方への移動が拘束さ
れた樹脂軸受33の背面側の溝33aに駆動軸30の中
間部の小径部が回転自在に嵌め込まれる一方、図示しな
い一対のガイド突起と一対のガイド溝とを介して昇降自
在な樹脂軸受34の背面側の溝34aに従動軸31の中
間部の小径部が回転自在に嵌め込まれている。従動軸3
1には樹脂からなる一対のローラ35が取り付けられ、
駆動軸30にはゴムからなる一対のローラ36が取り付
けられ、いずれも図示しない止め輪により軸心方向への
スライドが拘束されている。
【0018】従動軸31と駆動軸30との間には、従動
軸31を駆動軸30へ向かって付勢するためのバネ38
が設けられている。バネ38は一対のローラ35,36
の外側であって側板1b,側板1cの内側に一対設けら
れる。図10に示すように、このバネ38は一対のバネ
片38aにより形成されている。バネ片38aはねじり
コイル部38bと駆動軸30を挿入するための掛け部3
8cと、従動軸31に掛けるための掛け部38dとで形
成されており、掛け部38dどうしを一体化して一対の
バネ片38aを一体に形成する事により、バネ38が傾
くことなく安定して装着される。なお、掛け部38cと駆
動軸30との間および掛け部38dと従動軸31との間に
スリーブを介在させてもよい。
【0019】前記駆動軸30を駆動するための手段につ
いて説明する。図8に示すように、駆動軸30の右端に
は歯車39が固着され、右側板1cの内側には歯車40
と、歯車41と、相互に一体化した歯車42,43が回
転自在に支持されている。底板1eの上には歯車43に
噛み合うウォーム44と歯車45とが一体となって回転
自在に支持され、底板1eに取り付けた移送用モータ4
6の出力軸に固着したウォーム47が歯車45と噛み合
っている。
【0020】ローラ35,36によるCDの挿入が完了
したのちに更に数ミリメートルだけCDを押し込む操作
が自動的に行なわれるようにするため、図7に示すよう
に押込手段48が設けられている。前面板1aにおける
挿脱口4の上下には三対の長孔状のガイド孔49,5
0,51が水平方向に沿って形成されている。前面板1
aの背面側の左右には一対のスライド台52が設けら
れ、スライド台52に固着された3本のガイドピン5
3,54,55が前記ガイド孔49,50,51に抜取
不可能に挿通されている。夫々のスライド台52におけ
る背面側には鉛直軸56を介して押込部材としての樹脂
製の縦ローラ57が回転自在に支持されている。一対の
スライド台52を相互に接近する方向へ付勢するため、
前面板1aに形成されたバネ掛部58とスライド台52
に形成されたバネ掛部59との間には押込バネ60が設
けられている。
【0021】前記一対の縦ローラ57は、押込手段48
として作用するだけでなく、CDの位置決め手段として
も作用する。図11(b)に示すように底板1eと天井
板1dとの間には背面側に2本の位置決めロッド17
2,173が設けられる一方、前面側には図7もに示す
ように底板1eに立設された位置決めロッド61a,6
2aと位置決めロッド61a,62aの延長線上に配置
された位置決めロッド61b,62bが設けられ、円周
方向での4個所でCDの位置決めがなされる。
【0022】一方、CDを挿脱する為に位置決めロッド
61a,62aと位置決めロッド61b,62bとの間
の挿脱高さ位置にディスクの移動エリアが形成され、移
動エリアに位置するCDは、これらの位置決めロッドに
より位置決めされないことになる。このため、一対の縦
ローラ57が位置決めロッドの作用を代理することにな
る。ディスク昇降台22と共にCDは上下動する為、C
Dが縦ローラ57の上下の端面に干渉しないように、図
12に示すように縦ローラ57の上下端にはテーパ面5
7aが形成されている。 (E)開閉手段 前面板1aの挿脱口4を開閉する開閉手段6について説
明する。図2に示すように前面板1aの前面側にはシャ
ッタ64が昇降自在に設けられている。シャッタ64に
はCDを通過させるための開口部64aが形成され、シ
ャッタ64が上昇すると開口部64aの中間高さ位置が
ローラ35,36の境界位置(以下、挿脱高さ位置とい
う)を占めて「開」になる一方、シャッタ64が下降す
ると「閉」になる。
【0023】即ち、前面板1aの左右には上下で一対の
ガイドピン65が立設される一方、シャッタ64には鉛
直方向へ長い一対のガイド孔64bが形成され、ガイド
孔64bに挿通されたガイドピン65の先端には止め輪
が嵌合されている。シャッタ64が上昇して「開」にな
ったときにのみ一対のスライド台52の間隔が大きくな
り得るようにするため、中央近傍の一対の前記ガイドピ
ン54が他のガイドピン53,55よりも長く設定さ
れ、ガイドピン54を挿通するためのL字形のガイド孔
64cがシャッタ64に形成されている。
【0024】次に、シャッタ64を開閉するためのリン
ク機構について説明する。断面形状が略L字形の左右ス
ライド板66の前面及び下面に左右方向へ長いガイド孔
66aが形成される一方、当該ガイド孔66aへ挿通さ
れたガイドピン67が前面板1a,底板1eに固着され
ている。シャッタ64の両側の下部にはカム孔64eが
形成される一方、左右スライド板66の前面側の両端に
はスライドピン66bが固着され、スライドピン66b
がカム孔64eに挿通されている。左右スライド板66
の下面と底面1eの下面とには図26(b)に示すよう
に下方へ突出するバネ掛部66c,68が形成され、両
者間には復帰バネ69が掛けられている。底板1eの左
下面には前後方向へスライド自在に前後スライド板70
が設けられている。即ち、前後スライド板70に一対の
ガイド孔70aが形成される一方、ガイド孔70aに挿
通した図示しない頭付ピンが底板1eに固着されてい
る。略L字形のレバー72の屈曲部が図7のように固定
軸73を介して回動自在に底板1eの下面に取り付けら
れ、レバー72の先端には長孔72a,72aが夫々形
成されている。そして、左右スライド板66,前後スラ
イド板70に固着されたピン66d,70bが長孔72
a,72aに遊嵌されている。前後スライド板70には
後述する外スライダ140によって押圧される被押圧部
70cが形成されている。 (F)再生手段 再生手段7は、ディスクプレーヤの奥行寸法をできるだ
け小さくするため、ディスク収納部3の背後に接近して
配置されている。再生手段7における挟持手段14は図
2に示すようにピックアップ昇降台10の上に搭載され
ているので、最初にピックアップ昇降台10について説
明する。
【0025】ピックアップ昇降台10は水平板とその両
側の鉛直板とを一体に形成したものであり、水平板の前
面側にはCDがはい入り込むように円弧状の切欠部10
aが形成されている。夫々の鉛直板にはピックアップ昇
降台10を昇降させるための一対のピン77が水平方向
へ突出させて固着されている。一対のピン77は同一高
さに配置され、前記ディスク昇降台22の一対のピン2
2bよりも短くなっている。これらのピン77は、枠体
1の側板1b,1cに形成された一対の鉛直スリット7
8に挿通されて枠体1の外へ突出している。
【0026】制御手段 図2に示すように、ピックアップ昇降台10における両
側の鉛直板の内側には、上下方向へ重なり合うトレイ2
の間へ挿入して選択されたCD(以下、単に選択CDと
いう)の上下に空間を形成したり、ディスクの挿入・排
出とディスクの支持とを制御する制御手段11として、
樹脂からなる分離カム82が前後方向へスライド自在に
設けられている。即ち、ピックアップ昇降台10におけ
る鉛直板の前面側上部にガイド孔10eが形成されると
ともにガイド孔10eに挿通された頭付ガイドピン82
aが分離カム82に固着される一方、図3(a)に示す
ように分離カム82の下部にガイド孔82bが形成され
るとともにガイド孔82bに挿通された図2の頭付ガイ
ドピン10bが鉛直板の前後方向での中間位置に固着さ
れている。
【0027】分離カム82は前記トレイ2へ向かって挿
入し、トレイ2における両側の4本のピン2c,2dを
押し上げることによってトレイ2を安定して支持しかつ
再生するCDが載ったトレイ2の上下に空間を形成する
ものである。分離カム82は、前後方向の長さの異なる
2枚の板にスリットを形成して貼り合せたような形状に
なっており、分離カム82をトレイ2の両側へ滑り込ま
せることにより、前面側はトレイ2の一対の長いピン2
cを上動させ、背面側は一対の短いピン2dを上動させ
るように構成されている。
【0028】即ち、図30のように構成されている。選
択されたCDを載せる選択トレイ2及びこれより上方の
トレイ2を上動させるために一対の第一分離制御部82
1,82c1が形成され、夫々の第一分離制御部82c
1の上方には選択トレイ2よりも上方のトレイ2だけを
上動させるための第二分離制御部82c2,82c2が形
成されている。そして、第一分離制御部82c1と第二
分離制御部82c2との間には選択トレイ2のみを保持
する第三分離制御部82dが夫々形成され、第一分離制
御部82c1と第二分離制御部82c2と第三分離制御部
82dとで分離制御部を構成している。選択トレイ2よ
りも上方のトレイ2のピン2c,2dの位置を保持する
上面82fと、選択トレイ2よりも下方のトレイ2のピ
ン2c,2dの位置を保持しかつ板バネ2eの受け部2
gを押さえ込む位置制限手段としての下面82hとが分
離カム82の移動方向に沿って形成されている。
【0029】選択トレイ2及び選択トレイ2より上のト
レイ2のピン2c,2dは第一,第二分離制御部82c
1,82c2の前進によって押し上げられるため、本来は
例えばθ=45゜等の一定の値に設定される。しかし、
ここではコイルバネ24を圧縮しながらトレイ2が上昇
することになり、トレイ2の位置が高くなるほどコイル
バネ24の圧縮量が大きくなってトレイ2を押し上げる
際に加わる負荷が大きくなる。換言すればコイルバネ2
4の圧縮の初期の段階では負荷が小さい。このため、図
30(a)に示すように第一,第二分離制御部82
1,82c2の上部は例えばθ1=45゜とする一方、
下部は例えばθ2=60゜とし、両者の中間部を弧状の
面により形成することで負荷が一定になるようにしてい
る。
【0030】次に第三分離制御部82d,82dについ
て説明する。第三分離制御部82d,82dは、上段嵌
入部82j,82jと、降下制御部としての中段嵌入部
82k,82kと、下段嵌入部82m,82mとで構成
されている。上段嵌入部82j,82jは選択トレイ2
の上下に空間を形成するためのものであり、中段嵌入部
82k,82kは選択トレイ2及び選択CDを共に降下
させて下アーム13のターンテーブル97上に選択CD
を載せるためのものであり、下段嵌入部82m,82m
は選択トレイ2のみを再び降下させて選択トレイ2を選
択CDから離すためのものである。
【0031】挟持手段 制御手段11により形成された選択CDの上下の空間へ
向かって回動させて選択CDを挟持する挟持手段14に
ついて説明する。ピックアップ昇降台10の左側には下
アーム13と上アーム12との基端部が回動自在に取り
付けられている。即ち、以下のようになっている。図1
4に示すように下アーム13には中空軸86の下端近傍
が固着され、この中空軸86の下端がピックアップ昇降
台10を回動自在に貫通し、抜け止めのために中空軸8
6の下端には平座金93と止め輪94とが取り付けられ
ている。そして、上アーム12の基端部には銅合金から
なるスリーブ87が貫通して固着され、スリーブ87に
中空軸86が挿通されることにより下アーム13に対し
て上アーム12が平行な状態で、降下して選択CDが挟
持されるようになっている。中空軸86の上端には平座
金88が挿通されるとともに止め輪が取り付けられてお
り、平座金88とスリーブ87との間には上アーム12
を下方へ付勢する挟持バネ89が設けられている。ま
た、中空軸86まわりに下アーム13と上アーム12と
が相対的に回動することなく同期して一体的に回動する
ように、図13に示すように下アーム13に立設した摺
動ピン90が上アーム12に形成した孔91に摺動自在
に挿通されている。挟持手段14が回動したときに下ア
ーム13上の後述するターンテーブル97とCDとの位
置決めの精度を上げるため、ピックアップ昇降台10上
の中空軸86の中には底板1eに立設した支柱92が挿
通されている。
【0032】ここで、図15に示すように、挟持手段1
4は非再生時には寸法Jだけピックアップ昇降台10お
よび枠体1から背面側へ突出している。これは、挟持手
段14の取付位置を本来取りつける位置よりも寸法Jだ
け図中の左方の背面側へずらしたように見えるが、実際
は枠体1を寸法Jの分だけ削除して小さくしたものであ
る。このように枠体1を小さくしたのは以下の理由によ
る。ディスクプレーヤは車室内のインダシュの定められ
た空間に収容されるため、ディスクプレーヤの奥行き寸
法は出来るだけ小さくしたいという要求がある一方で、
再生時には車両の走行による振動がディスクプレーヤに
伝わらないように、枠体1を緩衝手段としてのバネを介
して揺動自在に支持した状態でケース177内に収容す
るために枠体1とケース177の内壁との間に隙間を設
ける必要があるが、非再生時にはこの隙間がなくても問
題は生じない。
【0033】このため、再生時には図41のように挟持
手段14がA位置に移動するためにケース177の内壁
Kと枠体1との間に隙間Jが生じ、非再生時には図40
のように挟持手段14がB位置に戻るために内壁Kと枠
体1(実際は挟持手段14のみ)とが当接するように構成
されている。即ち、本来は図15において再生時,非再
生時を問わず挟持手段14が隠れる内壁Kの位置まで枠
体1を形成するため、隙間Mを形成する為には内壁Kの
位置よりも外側に内壁Lを形成しなければならなかった
が、隙間Jは再生時に存在すれば十分であることから、
本来ならば内壁Lの位置に設定されるものが内壁Kの位
置であれば足りることになり、寸法Mの分だけケース1
77を小さくすることができてインダッシュの占有空間
を従来より小さくすることができる。
【0034】ディスク駆動手段 下アーム13の先端上面にはディスク駆動手段15が設
けられている。即ち、図13に示すようにスピンドルモ
ータ96が取り付けられ、スピンドルモータ96の出力
軸にはCDの中央の孔へ嵌まり込むターンテーブル97
が取り付けられている。一方、上アーム12の先端近傍
には図44に示すように支持板98の一端が固着され、
他端には円形の孔が形成されている。そして、樹脂によ
って形成されるとともに円板の下面に円に沿って畝状の
凸部を形成したディスク保持手段としてのチャックプレ
ート99が上方から孔に回転自在に嵌め込まれている。
このチャックプレート99は、上アーム12の下面に一
端が固着された図示しないバネ板の他端により抜け止め
されている。CDはターンテーブル97とチャックプレ
ート99によって保持される。
【0035】ピックアップユニット 下アーム13の上面には、図15のようにピックアップ
ユニット16も搭載されている。ピックアップユニット
16の構成を以下に説明する。下アーム13と一体に形
成されたガイドレール161を介して光ピックアップ1
62が下アーム13の長さ方向に沿って移動自在に設け
られている。そして、光ピックアップ162をガイドレ
ール161に沿って往復移動させるための手段が設けら
れている。下アーム13の上面には一対の軸受部材16
3を介してねじ軸164が回動自在に支持され、光ピッ
クアップ162の図示しないめねじ部がねじ軸164に
螺合している。このねじ軸164には前記スリーブ87
の近傍に固定した走査用モータ165の出力軸が連動連
結されている。即ち、ウォームホイール166とねじ歯
車167とを一体化した歯車168が回転自在に支持さ
れ、出力軸のウォーム169がウォームホイール166
に噛み合う一方、ねじ軸164に取り付けられたねじ歯
車170がねじ歯車167に噛み合っている。
【0036】回動力供給手段 前記移送用モータ46の駆動力で挟持手段14を回動さ
せるための回動力供給手段17の構成を以下に説明す
る。枠体1の左の側板1bの内側には図8のように歯車
列103が設けられている。即ち、歯車列103は、歯
車103a〜103hによって構成されている。一方、
前記駆動軸30の左端にも歯車104が固着されてい
る。左の側板1bの内側には、鉛直方向へ移動自在にプ
レート105が設けられている。即ち、プレート105
の上部には鉛直方向へ長いガイド孔105aが形成さ
れ、ガイド孔105aに挿通されたガイドピン106
(図38参照)が左の側板1bに固着されてガイドピン
106には止め輪が取り付けられている。プレート10
5の下部と枠体1の底板1eとにはバネ掛け部105
b,107が形成され、プレート105を下方へ付勢す
る復帰バネ108が両者間に設けられている。プレート
105には前記歯車103hの軸109(側板1bに固
着されている)を挿通する逃げ孔105cが形成されて
おり、軸109にはレバー110の基端部が回動自在に
取り付けられている。このレバー110の先端にはレバ
ー110を貫通する移動軸111が固着され、移動軸1
11には歯車103hと噛み合う歯車112が回転自在
に取り付けられている。プレート105における逃げ孔
105cの上方にはカム孔105dが形成され、移動軸
111の貫通端部がカム孔105dに挿通されている。
つまりプレート105を上動させると、カム孔105d
が上動し、カム孔105dに挿通されている移動軸11
1は前面側へ移動することから、移動軸111に取り付
けられた歯車112が、駆動軸30の歯車104とも噛
み合うことになる。このプレート105を上動させるた
め、レバー113の中間部がピン114を介して左の側
板1bの内側に回動自在に支持され、レバー113の一
端がピン115を介して回動自在にプレート105の下
部に結合されている。レバー113の他端はディスク昇
降台22のピン22bが挿通される左の側板1bの一対
のガイド孔25の前面側のものの下部に臨んでいる。つ
まり、ディスク昇降台22が最下位置にきて再生モード
になると、ピン22bがレバー113の他端を下方へ押
して歯車112が歯車104と噛み合う。
【0037】次に、歯車列103の最上部の歯車103
aと挟持手段14の下アーム13とが以下のようにして
連動連結されている。図2に示すように前後方向へ長い
鉛直部と鉛直部の背面側に一体に形成された水平部とか
らなるスライドバー116が設けられている。スライド
バー116における鉛直部の両端近傍には一対のガイド
孔116aが形成され、図7のように一対のガイド孔1
16aに挿通された一対のガイドピン117が左の側板
1bの内側に固着されるとともに止め輪が取り付けられ
ている。このようにして前後方向へスライド自在なスラ
イドバー116における前面側の下部にはラック116
bが形成されて前記歯車103aと噛み合う一方、背面
側の水平部の先端には下方へ突出する係合ピン116c
の上端が固着されている。この係合ピン116cは、図
13のように前記下アーム13の基端部に一体に形成さ
れるとともに上アーム12の高さまで延長した水平部の
長孔13aに遊嵌されている。この長孔13aは図15
のようにスリーブ87の軸心を通りかつスリーブ87と
直角な半径方向の直線に沿って長く形成されている。
【0038】アームの位置決め手段 ディスクプレーヤには、ディスク収納部3内にCDを挿
入したり排出したりする挿脱モードの状態と、CDを再
生する再生モードの状態との2つの操作状態があり、前
者の場合は挟持手段14は図40のようにB位置を占
め、後者の場合は図41のようにA位置を占める。B位
置とA位置との間での挟持手段14の回動は前記のよう
に回動力供給手段17を介して行なわれる。しかし、選
択CDと下アーム13上のターンテーブル97との位置
決めを高精度に行なう必要があるので、図17の位置決
め手段118が設けられている。
【0039】位置決め手段118の構造を以下に説明す
る。図15,17に示すように下アーム13における中
空軸86の近傍には、下方へ向かって突出する位置決め
ピン119の上端が固着されている。一方、挟持手段1
4が回動するときに位置決めピン119が移動する範囲
と対応する部分のピックアップ昇降台10には円弧孔1
0cが形成され、円弧孔10cに位置決めピン119が
遊嵌されている。ピックアップ昇降台10には下方へ突
出してバネ掛け部10dが形成され、バネ掛け部10d
と位置決めピン119との間にはトグルバネ120の両
端が掛けられている。挟持手段14がB,A位置を占め
るときに位置決めピン119が占める位置をb,a位置
とすると、b,aの中間点であるc位置が位置決めピン
119の運動の方向が変わる変曲点であり、c位置と対
応する位置に前記バネ掛け部10dが配置されている。
【0040】アームロック手段 走行する車両の振動によりCDの非再生時に再生手段7
を構成する挟持手段14が収納状態である図13のB位
置からとび出すおそれがある。このため、挟持手段14
をB位置でロックするアームロック手段が設けられてい
る。アームロック手段は以下のように構成されている。
図に示すように下アーム13の先端はピックアップ昇降
台10の円弧状の切欠部10aに沿って長くなってお
り、その先端には上方へ向かって立ちあがる係合部13
bが形成されている。
【0041】一方、係合部13bに当接して下アーム1
3をロックするロック部材174が設けられている。図
19に示すように、ロック部材174に形成された長孔
174aに一対の頭付きピン175を挿入してピックア
ップ昇降台10に結合する事により、ロック部材174
が分離カム82のスライド方向と直角な左右方向へスラ
イド自在に設けられている。ロック部材174には、係
合部13bに当接するロック部174bとバネ掛け部1
74cとが形成され、ロック部が係合部13bから離れ
る方向へ付勢する復帰手段としてのバネ176がバネ掛
け部174cとピックアップ昇降台10上のバネ掛け部
10fとの間に設けられている。又、バネ176の付勢
力に抗してロック部174bを係合部13bへ向かって
押出す機構が設けられている。ロック部材174を駆動
する駆動手段として、制御手段11としての分離カム82
が用いられている。ロック部材174における分離カム
82と対向する部分にはテーパ部174dと摺動部17
4eとが「く」の字形に立ちあげて形成されている。一
方、一対の分離カム82のうちの図2の右側のものには
テーパ部174dと摺動部174eとが入り込む凹部8
2tが形成され、凹部82tの内壁にはテーパー面82
uが形成されている。
【0042】CDの位置決め手段 枠体1に対するCDの位置決めは、前記のように円周方
向での4個所に配置した図11の位置決めピンによって
行われる。一方、ターンテーブル97に対するCDの位
置決めとして、図13のようにターンテーブル97の取
り付けられた下アーム13における基端部側の立ち上が
り部に、ピックアップ昇降台10の水平面と略直角に、
CD位置決め手段としてのCD位置決め部13cが形成
されている。図16に示すようにターンテーブル97に
形成された円錐台部97aの傾斜面97bに沿ってCD
171が降下するにしたがってCD171が位置決めさ
れ、CDが確実に装着された状態でCD171とCD位
置決め部13cとの間に僅かな隙間が形成されるよう
に、CD位置決め部13cの位置が設定されている。C
D位置決め部13cは、CDに傷がつかないように外面
は円弧状にRが形成されている。
【0043】規制手段 前記挟持手段14の上アーム12は前記挟持バネ89に
より下方へ付勢されており、図13のように、この挟持
バネ89の付勢力で上アーム12が降下する時期を設定
するための規制手段18が設けられている。即ち、以下
のように構成されている。
【0044】ピックアップ昇降台10の上面であって前
記挟持手段14と分離カム82との間には円筒板124
が立設されている。この円筒板124はスリーブ87を
中心とする円筒の一部である部分円筒を形成しており、
図42,図43のように円筒板124には周方向に長い
水平部125aと軸方向に長い鉛直部125bとからな
るL字形のガイド孔125が形成されている。一方、上
アーム12の基端部にはスリーブ87を中心とする半径
方向の外側へ向かって突出するガイドピン12aが固着
され、ガイドピン12aはガイド孔125に挿入されて
いる。このため、図13において挟持手段14が待機位
置のB位置を占めるときと、B位置から再生位置のA位
置を占める直前まではガイドピン12aがガイド孔12
5の水平部125aに位置するため、挟持バネ89の付
勢力が加わっていても上アーム12は降下することなく
挟持手段14は開の状態を維持する一方、挟持手段14
がA位置にくると、ガイドピン12aが鉛直部125b
に位置するため、挟持バネ89の付勢力で上アーム12
が降下してガイドピン12aも鉛直部125bの下端ま
で下がることになる。
【0045】挟持手段14が図13のA位置まで回動し
てガイドピン12aがガイド孔125の鉛直部125b
まで回動してきても直ちに挟持手段14が挟持動作をせ
ずに、指令を与えて初めて挟持動作するようにするた
め、ガイドピン12aの下動を一時的に規制する第一規
制手段と、規制後に前記分離カム82が前進し、選択C
D及び選択トレイ2が降下して前記ターンテーブル97
の上に載ったときに規制を解除して選択CDを挟持させ
る第二規制手段が設けられている。即ち、以下のように
構成されている。前記ピックアップ昇降台10の上面で
あって前記円筒板124と前記分離カム82との間には
図13,図40に示すように軸受板126が分離カム8
2と平行に立設されている。軸受板126の内側には図
13に示すように回動軸129を介して回動自在に拘束
レバー127の中間部が支持され、拘束レバー127の
前面側には外側へ向かって突出するピン127aが固着
され、背面側は内側へ向かって曲げられてガイド孔12
5の鉛直部125bに臨んでいる。そして、図40に示
すようにこの拘束レバー127の背面側を下方へ向かっ
て付勢するバネ128が設けられている。一方、拘束レ
バー127の前面側のピン127aは図42のように分
離カム82の内側下部に形成されたカム溝82rに遊嵌
されている。このカム溝82rは、図2の一対の分離カ
ム82のうちの左側のものにのみ形成されている。この
カム溝82rにおける背面側の上部には逃げ部が形成さ
れており、分離カム82が前面側へ移動して選択トレイ
2のピン2c,2dが中段嵌入部82k,82kにはい
るとピン127aがカム溝82rの逃げ部に逃げ得る状
態となって、拘束レバー127がバネ128により回動
し、挟持バネ89の付勢力により上アーム12が降下す
るように設定されている。 (G)押出手段 押出手段8は、図28のように枠体1の内部の左右に一
対設けられている。押出手段8を一対設けたのは以下の
理由による。まず、押し出すべきCDの上下に他のCD
が存在し、他のCDに接触することなく押し出すべきC
Dのみを押し出すには上下方向の高さの小さいレバーを
用いなければならない。次に、CDは一対の板バネ2e
によってトレイ2に付勢されることにより上下方向での
位置決めがされているが、何らかの小さな外力が作用す
ると、板バネ2eの付勢力に抗してCDが傾く為、押出
手段が単一の場合はCDにヒットしないおそれがある。
このため、確実にヒットさせるように、押出手段8を一
対設けたものである。
【0046】1対の押出手段8は略同一の構成なので一
方についてのみ説明する。図1,図28に示すように、
回動することによってCDを押し出すための押出レバー
132が、枠体1の天井板1dから下方へ突出する固定
軸133に回動自在に取り付けられている。押出レバー
132の高さは前記ローラ35,36の間の高さ、即ち
挿脱高さ位置に設定されている。そして、固定軸133
を囲繞するようにして設けられた付勢手段としての復帰
バネ134の両端が、押出レバー132に形成されたバ
ネ掛け部132aと天井板1dに形成されたバネ掛け部
とに掛けられている。
【0047】一方、今までに述べた分離カム82の前面
側へ移動することによる空間形成の作用とは反対の方向
である背面側へ移動することで押出レバー132が回動
するように構成されている。即ち、以下のようになって
いる。図13に示すように前記軸受板126の外側には
前後方向へ一定量だけスライド自在にプレート135が
設けられている。つまり、軸受板126に一対のガイド
孔126aが形成される一方、夫々のガイド孔126a
に挿通したガイドピン135aがプレート135に固着
されている。プレート135の前面側端は内側へ折り曲
げられて押出レバー132と一体の被押圧部132bと
係合しうるようになっており、背面側端は外側へ折り曲
げられて分離カム82の背後へ向かって突出している。 (H)操作手段 最後に、操作手段9について説明する。この操作手段9
は、挿脱モードのときにはディスク昇降台22を昇降さ
せて各段のトレイ2上のCDの挿脱を可能にし、更には
前記開閉手段6を開いたり押出手段8を動作させたり
し、再生モードのときにはディスク昇降台22を最下位
置に保持した状態でピックアップ昇降台10を昇降させ
て選択されたCDを選択し、更には制御手段11を動作
させかつ規制手段18を動作させる。
【0048】図2,図20に示すように枠体1の左右の
側板1b,1cの外側には、前後方向へスライド自在に
内スライダ139と外スライダ140とが設けられてい
る。左右対称なので、一方について説明する。内,外ス
ライダ139,140の上下にガイド孔139a,14
0aが形成され、側板に固着したガイドピン158,1
59がガイド孔139aとガイド孔140aとの双方に
挿通され、ガイドピン158,159には止め輪が取り
付けられている。内スライダ139の背面側には、鉛直
スリット78から突出するピックアップ昇降台10の一
対のピン77を6段階に昇降させるための一対の階段ス
リット141が形成されている。内スライダ139の前
面側には、鉛直スリット25から突出するディスク昇降
台22の一対のピン22bを6段階に昇降させるための
一対の階段スリット142が形成されるとともに夫々の
階段スリット142の下には再生モードのときにディス
ク昇降台22を最下位置に保持してピックアップ昇降台
10のみを昇降させるための床面スリット143が連続
して形成されている。一方、外スライダ140には長い
ピンであるディスク昇降台22の一対のピン22bが入
り込むスリットのみが形成されている。即ち、一対のピ
ン22bを階段スリット142内に入れて上下動させる
ための四角形状の一対の挿脱モード用スリット144
と、床面スリット143内に入れて最下位置に保持する
ための水平線状の一対の再生モード用スリット145
と、外スライダ140をいずれかの方向へスライドさせ
ることによりテーパ面146a,146bによりピン2
2bを上動又は下動させて一対の階段スリット142と
床面スリット143との間で一対のピン22bの位置を
入れ替えるための45゜に傾斜した切換用スリット14
6とが連通して形成されている。再生モード用スリット
145どうしの上下方向の位置を同一にすると、スリッ
トどうしが重なって連通してしまうことから、再生モー
ド用スリット145,挿脱モード用スリット144,床
面スリット143,階段スリット142と、これらに挿
入するピン22bの高さが相互に異なっている。
【0049】外スライダ140の背面側の上部は内側へ
向かって直角に曲げられ、突出部140bが形成されて
いる。外スライダ140と共にこの突出部140bが移
動できるように、内スライダ139及び側板1bの背面
側には逃げ切欠139b,逃げスリット147が形成さ
れている。ピックアップ昇降台10と共に昇降する分離
カム82の高さ位置に拘らず分離カム82が外スライダ
140と一体にスライドさせられるようにするため、図
2のように分離カム82の背面側の外側の面には鉛直方
向沿って係合溝82sが形成され、当該係合溝82sに
突出部140bがスライド自在に嵌め込まれている。ま
た、左側の外スライダ140における前面側には枠体1
の底板1eの下へ向かって折り曲げて係合部140cが
形成されている。この係合部140cは、外スライダ1
40が背面側へスライドする際に前記被押圧部70cを
背面側へ押圧し、復帰バネ69の付勢力に拘してシャッ
タ64を開くようになっている。
【0050】次に、前記の内スライダ139,外スライ
ダ140の右側のものと左側のものとを同期して同時に
スライドさせるための駆動機構について説明する。図
2,図8に示すように枠体1の底板1eの下であって背
面側には二対の軸受を介して2本の連結軸148,14
9が回転自在に支持されている。夫々の連結軸148,
149の両端にはピニオン150,151が固着され、
これらのピニオン150,151は内スライダ139,
外スライダ140の背面側の下部に形成されたラック1
39c,140dと噛み合っている。連結軸148,1
49には歯車152,153が固着されており、この歯
車152,153には操作用モータ154,155が個
別に連動連結されている。即ち、以下のようになってい
る。枠体1内の背面側の右側に配置されている前記軸受
板126の内側の上下位置に操作用モータ155,15
4が取り付けられ、これらのモータ155,154の出
力軸が軸受板126の内側に設けた2組の減速手段15
6,157を介して歯車152,153に連動連結され
ている。
【0051】次に、斯かるディスクプレーヤの作用を説
明する。
【0052】(I)作用の全体構成 ディスクプレーヤの作用は、ディスク収納部3へのCD
の挿入とディスク収納部3からのCDの排出と、ディス
ク収納部3にストックされた複数のCDのうちの一枚を
選択して再生するCDの再生との3つの作用によって構
成される。
【0053】(J)CDの挿入 CDをディスク収納部3へ挿入する場合は、トレイ2に
付されている番号(上から下へ向かって1〜6の番号が
付されている)を選択して図示しない番号ボタンの例え
ば「2」のボタンを押したのちに図示しない挿入ボタン
を押す。操作用モータ154の出力軸の回転が減速手段
156,連結軸148に伝わり一対の内スライダ139
がスライドする動きと、操作用モータ155の出力軸の
回転が減速手段157,連結軸149に伝わり一対の外
スライダ140がスライドする動きとが別個独立に行わ
れる。外スライダ140の一対の挿脱モード用スリット
144内に一対のピン22bが入り込んで、例えば図2
1のように一対のピン22bが挿脱モードにおけるモー
ド切換位置にあるときにボタンが押されると、内スライ
ダ139が後退することにより図22(a)に示すよう
に一対のピン22bが階段スリット142の下から2番
目まで上昇してそれと共にディスク昇降台22も上昇し
て上から2番目のトレイ2上のCDが挿脱高さ位置に設
定される。なお、このとき、ピックアップ昇降台10も
同時に上昇するが、これは不要な動きとなる。内スライ
ダ139を更に後退させれば、ピン22bと共にピック
アップ昇降台10が上昇し、順次に3〜6番目のトレイ
2が挿脱高さ位置になる。
【0054】次に、図22(a)の待機位置から挿脱モ
ード用スリット144の前後方向での中間位置にピン2
2bが来るまで外スライダ140が後退すると、外スラ
イダ140の係合部140cが底板1eの下で図2に示
す被押圧部70cを背面側へ押圧するため、前後スライ
ド板70の動きがレバー72を介して左右スライド板6
6へ伝わり、復帰バネ69の付勢力に抗して左右スライ
ド板66が左方へ移動し、シャッタ64が上昇して図2
6(b)のように挿脱口4が開放される。
【0055】以上の動作によりシャッタ64が開き、前
記のように既に上から2番目のトレイ2が挿脱高さ位置
になっているので、図26(a)のように上下のローラ
35,36の間へCD171を挿入しようとすると、シ
ャッタ64の手前中央に配置した図示しないセンサがC
D171を検出し、移送用モータ46が回転を始める。
移送用モータ46の回転力が歯車を介してローラ36に
伝わるため、図27のようにバネ38によりローラ36
へ付勢されるローラ35との間にCD171が噛み込ま
れ、ローラ35,36の回転によってCDは上から2番
目のトレイ2の上に挿入されるが、CD171がローラ
35,36から離れる位置までしか挿入されないので、
残りの数mmは押込バネ60によって中央方向へ付勢さ
れる一対の縦ローラ57により押し込まれる。CD17
1はトレイ2上では一対の板バネ2eの押さえ部2fに
よりトレイ2上に保持される。CD171がローラ3
5,36から離れると、図示しないリミットスイッチが
動作して移送用モータ46の回転が止まると同時に外ス
ライダ140が前進して図22(a)の待機位置へ戻る
ため、背後側へ向かって押圧されていた被押圧部70c
が開放され、復帰バネ69の作用でシャッタ64が閉じ
る。
【0056】一対のピン22bが階段スリット142の
他の高さ位置(下から1,3〜6番目)を占める場合も
上記と同じ動作でCDを挿入できる。
【0057】(K)CDの排出 CDをディスク収納部2から排出する場合は、例えば
「2」の番号ボタンと排出ボタンとを押す。すると挿入
時と同様に例えば図21の挿脱モードの切換位置から図
22(a)の待機位置へピン22bが移動し、上から2
番目のトレイ2上のCDが挿脱高さ位置に設定される。
そして前記と同様に図22(b)の位置にピン22bが
来るまで外スライダ140が後退するとシャッタ64が
開く。ここまでの動作はCDの挿入時と全く同じであ
る。
【0058】次に、図23に示すように挿入モード用ス
リット144の前面側にピン22bが来るまで外スライ
ダ140が更に後退すると、図28に示すように外スラ
イダ140の背後側の突出部140bを介して外スライ
ダ140と連動する分離カム82が後退し、分離カム8
2の背面がプレート135の背後側を押して後退させ
る。すると、プレート135の前面側が押出レバー13
2の被押圧部132bを背面側へ押し、押出レバー13
2が回動して上から2番目のCD171の両側を押し出
す。このとき、板バネ2eで押さえられていたCD17
1は板バネ2eの付勢力に抗して傾くことがあり、押出
レバーが単一の場合は押出レバーがCD171の外周面
から外れて排出できないおそれがあるが、一対設けられ
ているために外れるおそれは少ない。排出ボタンを押す
と同時に移送用モータ46が回転してローラ35,36
は既に回転しているので、押し出されたCD171が図
29のようにローラ35,36間に挟まれて排出され
る。排出によりCD171が落下するのを防止するた
め、CD171の背面側の一部がローラ35,36に挟
まれているときに図示しないリミットスイッチがこれを
検出し、移送用モータ46の回転が停止する。このあと
は手動でCD171を一対のローラ35,36間から抜
き取ることになる。CD171が抜き取られたことを図
示しないセンサが検出すると、外スライダ140が前進
し、ピン22bが図23の位置から図22(a)の待機
位置へ戻る。
【0059】すると、分離カム82からプレート135
へ加わっていた背面側への力が除去されるため、押出レ
バー132は復帰バネ134の付勢力により回動して図
28(a)に実線で示す元の位置へ復帰し、続いてCD
の挿入後と同様にシャッタ64が閉じる。
【0060】一対のピン22bが階段スリット142の
他の高さ位置(下から1,3〜6番目)を占める場合も
上記と同じ動作でCDを排出できる。
【0061】(L)CDの再生 CDの再生を行うには、選択されたCDの番号を付した
番号ボタンの例えば「2」のボタンと再生ボタンとを押
す。すると、前記の図22(a)の状態から内スライダ
139が前進することにより図21のようにピン22b
が挿脱モード用スリット144の最下位置まで降下して
モード切換位置に来た後、外スライダ140が前進す
る。すると、切換スリット146の上テーパ面146b
(図20(c)参照)が押圧されることによってピン2
2bが降下して内スライダ139の床面スリット143
へ移動すると同時に、このピン22bは外スライダ14
0の再生モード用スリット145内へ移動して図24
(a)のように再生モードに切り換わる。この切り換え
時には、ピックアップ昇降台10の一対のピン77は階
段スリット141の最下位置に止まったままである。こ
のときのピン22bの位置は、再生モードにおける挿脱
モードへの切換位置であり、この状態から外スライダ1
40を後退させると切換スリット146の下テーパ面1
46aが押圧されることによってピン22bが上昇して
図21のように前記の挿脱モードにおけるモード切換位
置へ戻ることができる。
【0062】図24(a)に示すピン22bの外スライ
ダ140に対する位置はモード切換位置であるだけでな
くピックアップ昇降台10の高さのみを変えて再生する
CDを選択するCD選択位置でもある。つまり、図24
(a)の位置から内スライダ139のみを後退させれ
ば、一対のピン22bは相対的に床面スリット143の
中を前進するように見えて実際には鉛直スリット25の
最下位置に保持されるためディスク昇降台22は最下の
再生位置から動くことはないが、他方の一対のピン77
は外スライダ140に隠れて見えないが相対的に階段ス
リット141に沿って上昇するように見えて実際には鉛
直スリット78の中を段階的に上昇する。つまり、内ス
ライダ139を後退させることにより床面スリット14
3の位置に付された番号1〜6の位置に一対のピン22
bを位置させると、一対のピン77は上下方向に付され
た番号1〜6の高さまで昇降し、当該番号のCDを再生
できる状態となる。図24(a)は6番のCDを再生で
きる状態であり、図24(b)は1番のCDを再生でき
る状態である。
【0063】ここでは前記のように2番のCDが選択さ
れているので、図25(a)に示すように一対のピン7
7が上から2番目の位置まで上昇する。以上の動作で再
生しようとするCDが再生しうる状態になり、以後の動
作は何番のCDが選ばれた場合も同じであり、外スライ
ダ140の動きと移送用モータ46の駆動によって動作
する。
【0064】再生する2番のCDが選択された図25
(a)の待機状態の後の作用を以下に説明する。図25
(b)の外スライダ140上のD位置をピン22bが占
めるときつまりは図25(a)の状態は待機状態であ
り、このとき分離カム82は図32の位置にあり、外ス
ライダ140が前進してピン22bが第一段階としてE
位置に来ると、分離カム82が前進して図30(a),
図31(a)のように上から2段目と3段目とのトレイ
2のピン2d同士の間へ分離カム82の背面側の下部先
端が入り込み(ピン2cについても前面側の下部先端が
入り込んで、以下ピン2dと同様の作用となる)、第二
段階としてピン22bがF位置にくると上から2段目の
トレイ2のピン2dが第一分離制御部82c1を摺動し
て上段嵌入部82jの上に載り、分離カム82の上部先
端が上から1段目と2段目とのトレイ2のピン2d同士
の間へ入り込んで図33の状態となり、第三段階として
ピン22bがG位置に来ると、上から1段目のトレイ2
のピン2dは第二分離制御部82c2を摺動して分離カ
ム82の上面82fに載る。このため、第三段階でピン
22bがG位置にくると、図34のように上から2番目
の選択トレイ2の上と下とに空間が形成される。また、
図2の右側の分離カム82の移動により、図19に示す
バネ176で付勢されているロック部材174の摺動部
174eが図31(b)のようにテーパー面82uを滑
って凹部82tに入り込むため、下アーム13の係合部
13bからロック部174bが離れ、挟持手段14がロ
ック解除される。
【0065】ピン22bが図25(b)のG位置まで来
たことが図示しないセンサにより検出されると、移送用
モータ46が回転を開始する。前記のように再生モード
に切り換わったときに一対のピン22bが床面スリット
143内に入り込んで回動力供給手段17のレバー11
3を下方へ押した状態になっているので、図38(a)
の状態からレバー113がピン114を中心として反時
計方向へ回動し、プレート105が上昇してレバー11
0が軸109を中心に時計方向へ回動し、図38(b)
のように歯車112が歯車103hに噛み合いながら歯
車104とも噛み合う状態に既になっている。従って、
移送用モータ46の回転が駆動軸30と歯車列103と
を介してラック116bを有するスライドバー116に
伝わり、図39のようにスライドバー116が後退す
る。するとスライドバー116の背面側下部の係合ピン
116cが長孔13aに遊嵌されていることから挟持手
段14が前面側へ向かって回動し、図17(a)の位置
決めピン119が変曲点であるc位置を越えると、トグ
ルバネ120の付勢力が反対方向へ作用して図17
(b)のように位置決めピン119がa位置まで回動
し、図34に示すように選択されたCD171の上下に
上アーム12,下アーム13と共にチャックプレート9
9,ターンテーブル97が入り込む。これを平面図で示
すと、図40の状態から図41の状態になる。挟持手段
14の回動を検出する図示しないリミットスイッチによ
り移送用モータ46の回転が止まる。
【0066】第四段階としてピン22dが図25(b)
のHの位置に来るまで外スライダ140が前進すると、
選択トレイ2のピン2dが中段嵌入部82kの中へ降下
するため、選択トレイ2及び選択CDが降下して図35
のように選択CD171がターンテーブル97の上に載
る。選択トレイ2の降下と略同時に外スライダ140と
共に分離カム82が前進することによって規制手段18
が動作し、挟持バネ89の作用によって挟持手段14の
上アーム12が下動し、選択されたCD171がターン
テーブル97とチャックプレート99との間に挟持され
る。即ち、挟持の作用を詳述すると以下のようになる。
ピン22bがGの位置にあって挟持手段14が待機位置
Bを占めるときは図42のようにガイドピン12aはガ
イド孔125の水平部125aに位置するが、挟持手段
14が再生位置Aを占めるとき、図43(a)のように
ガイドピン12aはガイド孔125の鉛直部125bに
移動する。しかし、図30(b)に示すようにピン12
7aは分離カム82のカム溝82rの逃げ部へは逃げら
れないためにガイドピン12aは拘束レバー127の背
面側に阻止されて降下できない。次に、ピン22bがH
位置まで移動すると、分離カム82も前進するために図
30(b),図43(b)に示すようにピン127aは
カム溝82rの逃げ部へ逃げることが可能になり、バネ
128で付勢される拘束レバー127のピン127aが
分離カム82のカム溝82rの逃げ部へ向かって上動
し、拘束レバー128の背面側が下がる。このため、図
44のように挟持バネ89によって付勢されていた上ア
ーム12が降下して前記のように選択CD171が挟持
される。
【0067】底板1eに立設した支柱92を把持手段1
4の回動中心である中空軸86に挿通することで挟持手
段14の回動中心は底板1eの上で高精度に位置決めさ
れ、かつトグルバネ120で位置決めピン119をピッ
クアップ昇降台10に押圧した状態で保持するので、タ
ーンテーブル97,チャックプレート99は円周方向の
軌跡上で高精度に位置決めされる。一方、CD171が
載るトレイ2を案内するガイド支柱23も支柱92と同
様に底板1e上に立設されているためにCD171も底
板1eの上で高精度に位置決めされ、また図11のよう
にCD171における円周上の4個所を位置決めする位
置決めロッド61a,61b,62a,62b,17
2,173及び一対の縦ローラ57によりCD171は
枠体1に対して高精度に位置決めされている。しかも、
下アーム13の立ち上がり部に形成された図16のCD
位置決め部13cの存在により、CD171と下アーム
13つまりはターンテーブル97との相対的な位置決め
が行なわれている。従って、選択CD171が降下する
際にターンテーブル97の円錐台部97aの上部が確実
にCD171の孔に入り込み、CD171はターンテー
ブル97に確実に装着される。このようにして、再生さ
れるCDの中心と、ターンテーブル97の中心と、チャ
ックプレート99の中心とが高精度で一致し、CD17
1の挟持が確実に行われる。
【0068】最後の第五段階としてピン22bが図25
(b)のI位置に来るまで外スライダ140が前進する
と、図30(a),図31(a)のように選択トレイ2
のピン2dが下段嵌入部82mまで降下し、それまでは
選択CD171と接触していた選択トレイ2が図36の
ように降下して選択CD171から離れると同時に、図
37のように選択CD171を押さえていた板バネ2e
の受け部2hが分離カム82の背面側の上段嵌入部82
jの下面に押されて押し上げられ選択CD171を開放
する。このとき選択トレイ2より下方のトレイ2は分離
カム82の下面82hによって押さえられており、選択
トレイ2より上方のトレイ2はコイルバネ24によって
下方へ付勢されているので、車両の振動する影響を受け
てトレイ2が振動するのが防止される。
【0069】以上のようにして選択CDが挟持手段14
に挟持されたあとは、挟持手段14が図41のようにA
位置に保持された状態でCDの再生が行われる。まずス
ピンドルモータ96が回転するとターンテーブル97を
介してCDが回転する。次にピックアップユニット16
の走査用モータ165が回転するとその回転がねじ軸1
64に伝わり、光ピックアップ162がねじ軸164に
沿ってCDの半径方向の内側から外側へ向かって移動
し、CDの再生が行われる。再生中は図41に示すよう
に挟持手段14がA位置を占める為、図40の場合とは
違って挟持手段14がケース177の内壁Kから離れ、
ケース177の内部で揺動自在なフロート状態となる。
従って走行する車両からの振動を直接に受けることはな
く、再生が適正に行なわれる。
【0070】CDの再生が行われた後はねじ軸164が
逆回転して光ピックアップ162が元の位置へ戻ると走
査用モータ165の回転が停止し、スピンドルモータ9
6の回転も停止する。その後は前記と逆の手順で外スラ
イダ140が後退し、分離カム82も後退する。そし
て、図30(b)に示すようにピン127aがH位置か
らG位置へ戻ると、図43(b)の位置にあった拘束レ
バー127のピン127aが図43(a)のように分離
カム82におけるカム溝82rの逃げ部から外れて下動
し、拘束レバー127の背面側が上がる。このため、挟
持手段14から外側へ向かって突出するガイドピン12
aがガイド孔125の鉛直部125bに沿って押し上げ
られ、挟持手段14は回動し得る状態になる。このあと
は図示しないセンサがガイドピン12aの上動したこと
を検出し、移送用モータ46が前記とは逆方向へ回転し
て挟持手段14が背面側へ回動する。そして、図17
(b)のb位置を占めていた位置決めピン119が変曲
点であるc位置を越えると、トグルバネ120の付勢力
が反対方向へ作用して図17(a)のように位置決めピ
ン119がb位置まで回動し、挟持手段14は待機位置
であるB位置へ戻る。挟持手段14の回動を検出する図
示しないリミットスイッチにより移送用モータ46の回
転は止まる。挟持手段14は待機位置Bに位置していて
もトグルバネ120により背面側へ付勢されているの
で、両車の振動による影響を受けることはない。このあ
と、分離カム82の移動によりロック部材174がテー
パ面82uを乗り上げる為、バネ176の付勢力に抗し
てロック部材174が移動する。このため、ロック部1
74bが係合部13bに当接して挟持手段14が回動し
ないようにロックする。外スライダ140が後退してピ
ン22bが図25(b)の待機位置Dまで戻ると、分離
カム82も後退して第1〜3番目のトレイ2の全てが降
下し、6枚のトレイ2が分離されない図32の状態に戻
る。このとき、挟持手段14は図40のように枠体1か
ら左方へ突出してケース177の内壁Kに当接するた
め、枠体1は揺動自在なフロート状態ではなく車両から
の振動を受けるが、非再生時なので問題はない。
【0071】上から2番目以外の他のCDを再生する場
合は、図25(a)の状態から内スライダ139を前進
又は後退させて図中の内スライダ139に付された1,
3,4,5,6のいずれかの位置へピン22bを相対的
に移動させたのちに、外スライダ140をスライドさせ
て図25(b)の外スライダ140上のD〜Iの位置を
ピン22bに順次合わせることにより、前記と同じ動作
を繰り返すことができる。
【0072】再生するための選択CDが図11中の挿脱
高さ位置を占める場合には、位置決めピン61a,61
b,62a,62bによる位置決めがなされないが、一
対の縦ローラ57が位置決めピン61a,61b,62
a,62bの代用となる。各CDの再生の前後の段階で
CDが上下に移動することになるが、縦ローラ57の両
端には図12のようにテーパ面57aが形成されている
ので、CDと縦ローラ57とが干渉することはない。
【0073】なお、本実施の形態はディスクの記録及び
/又は再生装置を音声の再生のためのディスクプレーヤ
に適用した場合について示したが、音声の記録用の装置
あるいは記録及び再生用の装置、又は音声に限らず映像
の記録及び/又は再生のための装置に適用してもよい。
また、トレイの重なる方向が鉛直方向である場合として
示したが、トレイの重なる方向を水平方向にすることも
できる。更に、ディスクの大きさは12cmのものを用
いるが、8cm等の他の大きさのものにも適用できる。
【0074】また更に、本実施の形態ではディスク収納
部を構成するトレイの数を6枚にしたが、5枚以下でも
7枚以上でもよい。また更に、ディスク載置手段として
本実施の形態では図3(a),図4に示す一枚のトレイ
を用いたが、図中に二点鎖線で示す部分を切断し、アル
ミ板2aのうちのCDの外周部が載る両端部のみを残し
て中央部を除去した一対の載置片を用いることもでき
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜3に係る
発明によればディスクを押し出す押出手段をディスクを
押し出す方向の両側に一対設けたので、押出手段が単一
の場合に比べてディスクを押し出す力が倍になるととも
にディスクの中心がずれたり回りながら押し出されたり
することはない。
【0076】また、ディスクの挿入・排出と再生とを制
御する制御手段に押出手段を係合させたので、制御手段
が駆動源となる。従って、誤動作のおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクの記録及び/又は再生装
置の実施の形態を示すディスクプレーヤの外観斜視図。
【図2】ディスクプレーヤの分解斜視図。
【図3】(a)はディスクプレーヤにおけるディスク収
納部の分解斜視図、(b)はトレイの要部を一部破断し
て示す斜視図。
【図4】ディスクプレーヤにおけるディスク収納部に係
り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図5】板バネの斜視図。
【図6】板バネが持ち上がった時の状態を示す説明図。
【図7】枠体の前面側の内部を背面側から見た斜視図。
【図8】移送手段及び回動力供給手段等の分解斜視図。
【図9】(a)は駆動軸と従動軸との間に設けるバネの構
成図、(b)は(a)の左側面図。
【図10】駆動軸と従動軸との間に設けるバネの斜視
図。
【図11】枠体の内部に設けた位置決めピンと縦ローラ
との関係に係り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図12】縦ローラの拡大図。
【図13】再生手段の斜視図。
【図14】挟持手段の要部断面図。
【図15】ピックアップユニットの平面図。
【図16】下アームに設けたCD位置決め部の説明図.
【図17】位置決め手段に係り、(a)は挟持手段が待
機位置に位置決めされた場合の背面図、(b)は再生位
置に位置決めされた場合の背面図。
【図18】アームロック手段の近傍を示す平面図.
【図19】アームロック手段の分解斜視図。
【図20】操作手段に係り、(a)はピックアップ昇降
台及びディスク昇降台の正面図、(b)は内スライダの
正面図、(c)は外スライダの正面図。
【図21】CDの挿入,排出を行うための挿脱モード状
態であってモード切換位置を示す操作手段の作用説明
図。
【図22】上から2番目のCDを挿脱する場合に係り、
(a)は2番目のCDが選択された待機状態の操作手段
の作用説明図、(b)はシャッタが開いた状態の操作手
段の作用説明図。
【図23】上から2番目のCDを排出する場合における
押出レバーが回動した状態の操作手段の作用説明図。
【図24】CDの再生を行うための再生モード状態に係
り、(a)は上から6番目のCDを再生する場合の操作
手段の作用説明図、(b)は上から1番目のCDを再生
する場合の操作手段の作用説明図。
【図25】上から2番目のCDを再生する場合に係り、
(a)はピンがD位置の待機状態にあるときの操作手段
の作用説明図、(b)はピンがI位置の再生状態にある
ときの操作手段の作用説明図。
【図26】CD挿入時のディスクプレーヤに係り、
(a)は平面図、(b)は正面図。
【図27】CD挿入時のディスクプレーヤの側面断面
図。
【図28】CD排出時の押出手段に係り、(a)は平面
図、(b)は正面図。
【図29】CD排出時の押出手段の側面断面図。
【図30】一方の分離カムの作用に係り、(a)はトレ
イの動きとの関係を示す作用説明図、(b)は上アーム
の昇降との関係を示す作用説明図。
【図31】他方の分離カムの作用に係り、(a)はトレ
イの動きとの関係を示す作用説明図、(b)はアームロ
ック手段との関係を示す作用説明図。
【図32】分離カムがトレイの分離を始める前の状態を
示す側面図。
【図33】分離カムにより、トレイが2分離された状態
を示す側面図。
【図34】分離カムにより、トレイが3分離された状態
を示す側面図。
【図35】トレイが3分離された後に選択トレイのみが
降下して選択CDがターンテーブル上に載り挟持手段に
挟持された状態を示す側面図。
【図36】選択CDが挟持手段に挟持された後に選択ト
レイのみが再び降下して選択CDから離れた状態を示す
側面図。
【図37】再生時に選択トレイの板バネが上がって選択
CDが開放された状態を示す説明図。
【図38】回動力供給手段に係り(a)は回動力が供給
されない状態の作用説明図、(b)は供給される状態の
作用説明図。
【図39】回動力が挟持手段に供給されている状態を示
す作用説明図。
【図40】挟持手段が待機位置を占める状態を示す作用
説明図。
【図41】挟持手段が再生位置を占める状態を示す作用
説明図。
【図42】挟持手段が待機位置を占めるときの規制手段
の状態を示す作用説明図。
【図43】挟持手段が再生位置を占めるときの規制手段
に係り、(a)は挟持を阻止している状態を示す作用説
明図、(b)は阻止を解除した状態を示す作用説明図。
【図44】規制手段による阻止の解除により挟持手段が
CDを挟持した状態を示す作用説明図。
【符号の説明】
2…トレイ 8…押出手段 11…制御手段 134…復帰バネ 171…CD

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載せたディスク載置手段を積
    層して設け、挿脱位置のディスクをディスク載置手段か
    ら排出する押出手段を設けたディスクの記録及び/又は
    再生装置において、 前記押し出す方向の両側に前記押出手段を一対配置した
    ことを特徴とするディスクの記録及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクの挿入・排出と支持とを制御す
    る制御手段を前記ディスク載置手段の両側に設け、夫々
    の前記押出手段を夫々の制御手段に係合させた請求項1
    に記載のディスクの記録及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを押し出した後に前記押出手段
    を元の位置へ復帰させる付勢手段を設けた請求項2に記
    載のディスクの記録及び/又は再生装置。
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