JP2001223159A - リソグラフィ投影装置およびそれを使用したデバイスの製造方法 - Google Patents

リソグラフィ投影装置およびそれを使用したデバイスの製造方法

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JP2001223159A JP2000385644A JP2000385644A JP2001223159A JP 2001223159 A JP2001223159 A JP 2001223159A JP 2000385644 A JP2000385644 A JP 2000385644A JP 2000385644 A JP2000385644 A JP 2000385644A JP 2001223159 A JP2001223159 A JP 2001223159A
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− ハン、ムニック シュミット ロバート
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクまたは基板を載せるテーブルを複数有
するリソグラフィ投影装置に於いて、異なる作業区域間
でこれらのテーブルを交換する際に、制御ソフトウェア
エラー、電源故障等の不測の事態でも、テーブル間の衝
突を避けるための手段を備える装置を提供すること。 【解決手段】 この衝突防止手段は、基板テーブルWT
a、WTbが作業区域20から30へ、またはその逆に
動く経路に沿って物理的障害物、190、170、18
0、200を迷路状に設けて適正な経路以外は通行でき
なくする。この交換中、各テーブルを、それぞれ、シャ
トルCS1、CS2に結合し、これらのシャトルを鎖等
で連結して両者が同期してしか動けなくし、それによっ
て衝突を避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リソグラフィ投影
装置であって:放射線の投影ビームを供給するための照
明システム;所望のパターンに従って投影ビームをパタ
ーニングすることが出来るパターニング手段を保持する
ための第1物体テーブル;基板を保持するための第2可
動物体テーブル;第2パターニング手段または第2基板
を保持するための第3可動物体テーブル;およびこのパ
ターン化したビームをこの基板の目標部分上に結像する
ための投影システム;を含む投影装置に於ける位置決め
装置の衝突防止に関する。
【0002】“パターニング手段”という用語は、入射
放射線ビームに、基板の目標部分に創成すべきパターン
に対応する、パターン化した断面を与えるために使うこ
とができる手段を指すと広く解釈すべきであり;“光バ
ルブ”という用語もこの様な関係に使ってある。一般的
に、上記パターンは、集積回路またはその他のデバイス
(以下参照)のような、目標部分に作るデバイスの特別
の機能層に対応するだろう。そのようなパターニング手
段の例には次のようなものがある; − 上記第1物体テーブルが保持するマスク。マスク
の概念は、リソグラフィでよく知られ、二値、交互位相
シフト、および減衰位相シフトのようなマスク型、並び
に種々のハイブリッドマスク型を含む。そのようなマス
クを放射線ビーム中に置くと、このマスク上のパターン
に従って、このマスクに入射する放射線の選択透過(透
過性マスクの場合)または選択反射(反射性マスクの場
合)を生ずる。この第1物体テーブルは、このマスクを
入射放射線ビームの中の所望の位置に保持できること、
およびもし望むなら、それをこのビームに対して動かせ
ることを保証する。 − 第1物体テーブルと呼ぶ構造体が保持するプログ
ラム可能ミラーアレイ。そのような装置の例は、粘弾性
制御層および反射面を有するマトリックスアドレス可能
面である。そのような装置の背後の基本原理は、(例え
ば)この反射面のアドレス指定された領域が入射光を回
折光として反射し、一方アドレス指定されない領域が入
射光を未回折光として反射するということである。適当
なフィルタを使って、上記未回折光を反射ビームから濾
過して取除き、回折光だけを後に残すことができ;この
様にして、ビームがマトリックスアドレス可能面のアド
レス指定パターンに従ってパターン化されるようにな
る。必要なアドレス指定は、適当な電子手段を使って行
える。そのようなミラーアレイについての更なる情報
は、例えば、米国特許第5,296,891号および第
5,523,193号から集めることができ、それらを
参考までにここに援用する。 − 第1物体テーブルと呼ぶ構造体が保持するプログ
ラム可能LCDアレイ。そのような構成の例は、米国特
許第5,229,872号で与えられ、それを参考まで
にここに援用する。 簡単のために、この明細書の残りは、ある場所で、それ
自体をマスクを伴う例に具体的に向けるかも知れない
が;しかし、そのような場合に議論する一般原理は、上
に示すようなパターニング手段の広い文脈で見るべきで
ある。
【0003】簡単のために、この投影システムを、以後
“レンズ”と呼ぶかも知れないが;この用語は、例え
ば、屈折性光学素子、反射性光学素子、および反射屈折
性光学素子を含む、種々の型式の投影システムを包含す
るように広く解釈すべきである。この照明システムも放
射線のこの投影ビームを指向し、成形しまたは制御する
ためにこれらの設計形式の何れかに従って作用する部品
を含んでもよく、そのような部品も以下で集合的または
単独に“レンズ”と呼ぶかも知れない。その上、この第
1および第2物体テーブルを、それぞれ、“マスクテー
ブル”および“基板テーブル”と呼ぶかも知れない。
【0004】
【従来の技術】リソグラフィ投影装置は、例えば、集積
回路(IC)の製造に使うことができる。そのような場
合、マスク(レチクル)がこのICの個々の層に対応す
る回路パターンを含んでもよく、このパターンを、エネ
ルギー感応性材料(レジスト)の層で塗被した基板(シ
リコンウエハ)の目標部分(一つ以上のダイを含む)上
に結像することができる。一般的に、単一基板が隣接す
るダイの全ネットワークを含み、それらをこのマスクを
介して、一度に一つずつ、順次照射する。ある型式のリ
ソグラフィ投影装置では、全マスクパターンをこの目標
部分上に一度に露出することによって各目標部分を照射
し;そのような装置を普通ウエハステッパと呼ぶ。代替
装置 ― それを普通ステップ・アンド・スキャン装置と
呼ぶ ― では、このマスクパターンを投影ビームの下で
与えられた基準方向(“走査”方向)に順次走査し、一
方、一般的に、この投影システムが倍率M(一般的に<
1)であり、この基板テーブルを走査する速度Vが、倍
率M掛けるマスクテーブルを走査する速度であるので、
この基板テーブルをこの方向に平行または逆平行に同期
して走査することによって各目標部分を照射する。ここ
に説明したようなリソグラフィ装置に関する更なる情報
は、例えば、国際特許出願WO97/33205から収
集することができる。
【0005】一般的に、この種の装置は、単一第1物体
(マスク)テーブルおよび単一第2物体(基板)テーブ
ルを含んだ。しかし、少なくとも二つの独立に可動の基
板テーブルがある機械が利用可能になった;例えば、米
国特許第5,969,441号および1998年2月2
7日提出の米国特許出願09/180,001(WO9
8/40791)に記載されていて、それらを参考まで
にここに援用する多段装置参照。そのような多段装置の
背後の基本動作原理は、第1基板テーブルがその上にあ
る第1基板を露光するために投影システムの下にある間
に、第2基板テーブルが載荷位置へ移動でき、先に露光
した基板を排出し、新しい基板を取上げ、この新しい基
板に幾つかの初期測定を行い、および次に第1基板の露
光が完了するとすぐ、この新しい基板を投影システムの
下の露光位置へ移送するために待機し;そこでこのサイ
クルを繰返すことであり;この様にして、機械のスルー
プットをかなり向上することが可能であり、それが次に
この機械の所有コストを改善する。
【0006】もう一種類の双テーブル装置がWO98/
24115に記載してある。この装置は、二つのキャラ
クタリゼーション区域と一つの露光区域を有する。これ
ら二つの基板テーブルがそれらそれぞれのキャラクタリ
ゼーション区域とこの露光区域の間を動く。この装置を
制御するソフトウェアが二つのテーブルを同時に露光区
域へ動かさないことを保証する。
【0007】本発明は、テーブルを異なる区域の間で交
換する多重テーブル装置に、テーブル間衝突の特別の危
険があると判断した。リソグラフィ装置では、テーブル
が重く、かなり高速で動く。それらは、極端に脆い材料
でも作られ、その位置を非常に高精度で知る必要のある
多くの繊細な部品を坦持する。従って、テーブル間の衝
突は、低速度ででも、非常に深刻なことがある。テーブ
ルのこれらの繊細な部品に著しい損傷を生ずる重大衝突
は、精密部品の破損または永久変形のために全装置を使
えなくするかも知れない。勿論、衝突させるようなテー
ブルの運動を防ぐように、この装置を制御するソフトウ
ェアを書くことが出来るが、ソフトウェアエラー、干渉
または電力スパイクまたは思い掛けない電力損失によっ
て生ずるエラーがそれでも衝突に導くかも知れない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、配置
する物体間の衝突を避け、および/または衝突の影響を
改善出来る、多段物体位置決めシステムを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様によ
れば、リソグラフィ投影装置であって:放射線の投影ビ
ームを供給するための照明システム;所望のパターンに
従ってこの投影ビームをパターニングすることが出来る
パターニング手段を保持するための第1物体テーブル;
各々基板を保持するための第2および第3可動物体テー
ブルにして、少なくとも第1および第2作業区域を含む
運動の共通範囲に亘って動き得るテーブル;パターン化
したビームを基板の目標部分上に結像するための投影シ
ステム、および上記第2および第3物体テーブルを動か
すためのテーブル位置決め手段;を含み:上記第2およ
び第3物体テーブル間の衝突を避けるために上記第2お
よび第3物体テーブルの少なくとも一つの運動を物理的
に制限する衝突防止手段を含むことを特徴とする投影装
置が提供される。
【0010】この発明の更なる態様によれば、リソグラ
フィ投影装置であって:放射線の投影ビームを供給する
ための照明システム;各々所望のパターンに従ってこの
投影ビームをパターニングすることが出来るパターニン
グ手段を保持するための第1および第2可動物体テーブ
ルで、少なくとも第1および第2作業区域を含む運動の
共通範囲に亘って動き得るテーブル;基板を保持するた
めの第3可動物体テーブル;パターン化したビームを基
板の目標部分上に結像するための投影システム;および
上記第1および第2物体テーブルを動かすためのテーブ
ル位置決め手段;を含み:上記第1および第2物体テー
ブル間の衝突を避けるために上記第1および第2物体テ
ーブルの少なくとも一つの運動を物理的に制限する衝突
防止手段に特徴がある投影装置が提供される。
【0011】衝突防止のために完全にソフトウェアに頼
るのではなく、物理的運動リミタ、例えば、障壁を含む
衝突事故防止手段は、重大な電力損失または深刻なシス
テム故障のような、装置の破局故障の場合にさえ衝突を
避けることを保証する。そのような状況での基板または
マスクテーブルへの高価なおよび/または回復不能な損
傷の可能性を避ける。
【0012】この発明のその上更なる態様によれば、リ
ソグラフィ投影装置で:放射線の投影ビームを供給する
ための照明システム;所望のパターンに従ってこの投影
ビームをパターニングすることが出来るパターニング手
段を保持するための第1物体テーブル;各々基板を保持
するための第2および第3可動物体テーブルで、少なく
とも第1および第2作業区域を含む運動の共通範囲に亘
って動き得るテーブル;このパターン化したビームをこ
の基板の目標部分上に結像するための投影システム;並
びに上記第2および第3物体テーブルを動かすためのテ
ーブル位置決め手段;を含む投影装置を使うデバイスの
製造方法であって;この照明システムを使って放射線の
投影ビームを用意する工程;この投影ビームにその断面
にパターンを与えるためにこのパターニング手段を使う
工程;上記第2物体テーブルを上記第1作業区域内に、
および上記第3物体テーブルを上記第2作業区域内に位
置決めする工程;放射線感応層を有する第1基板を上記
第1作業区域で上記第2物体テーブルに設ける工程;上
記第2および第3物体テーブルを上記第1および第2作
業区域間で交換する工程;放射線のこのパターン化した
ビームを上記第2物体テーブルに設けた上記第1基板の
放射線感応材料の層の目標部分上に投影する工程;放射
線感応層を有する第2基板を上記第1作業区域で上記第
3物体テーブルに設ける工程;および上記第2および第
3物体テーブルを上記第1および第2作業区域間で再び
交換する工程;を含む方法に於いて:上記第2および第
3物体テーブルを交換する上記工程中、上記第2および
第3物体テーブルの少なくとも一つの運動を物理的に制
限する衝突防止手段が上記第2および第3物体テーブル
間の衝突防止をもたらすことを特徴とする方法が提供さ
れる。
【0013】この発明によるリソグラフィ投影装置を使
う製造プロセスでは、マスクの中のパターンを、少なく
とも部分的に放射線感応材料(レジスト)の層で覆われ
た基板上に結像する。この結像工程の前に、この基板
は、例えば、下塗り、レジスト塗布およびソフトベーク
のような、種々の処理を受けるかも知れない。露光後、
基板は、例えば、露光後ベーク(PEB)、現像、ハー
ドベークおよび結像形態の測定/検査のような、他の処
理を受けるかも知れない。この一連の処理は、デバイ
ス、例えばICの個々の層をパターン化するための基礎
として使用する。そのようにパターン化した層は、次
に、エッチング、イオン注入(ドーピング)、金属化処
理、酸化処理、化学・機械的研磨等のような、全て個々
の層の仕上げを意図した種々の処理を受けるかも知れな
い。もし、幾つかの層が必要ならば、全処理またはその
変形を各新しい層に反復しなければならないだろう。結
局、デバイスのアレイが基板(ウエハ)上にできる。次
に、これらのデバイスをダイシングまたは鋸引のような
手法によって互いから分離し、そこから個々のデバイス
をキャリヤに取付け、ピンに接続し等できる。そのよう
なプロセスに関する更なる情報は、例えば、ピータ・バ
ン・ザントの“マイクロチップの製作:半導体加工の実
用ガイド”、第3版、マグロウヒル出版社、1997年、IS
BN0-07-067250-4という本から得ることができる。
【0014】この明細書でICの製造に於けるこの発明
による装置の使用を具体的に参照してもよいが、そのよ
うな装置は、他の多くの可能な用途があることを明確に
理解すべきである。例えば、それを集積光学システム、
磁区メモリ用誘導検出パターン、液晶ディスプレイパネ
ル、薄膜磁気ヘッド等の製造に使ってもよい。当業者
は、そのような代替用途の関係では、この明細書で使う
“レチクル”、“ウエハ”または“ダイ”という用語の
どれも、それぞれ、より一般的な用語“マスク”、“基
板”および“目標領域”で置換えられると考えるべきで
あることが分るだろう。
【0015】本文書では、“放射線”および“ビーム”
という用語を紫外(UV)放射線(例えば、365、2
48、193、157または126nmの波長の)、超
紫外(EUV)放射線、X線、電子およびイオンを含む
あらゆる種類の電磁放射線または粒子フラックスを包含
するために使用するが、それらに限定されない。本発明
を以下に実施例および添付の概略図を参照して説明す
る。これらの図面で、類似の参照数字は、類似の部品を
指す。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、この発明に
よるリソグラフィ投影装置を概略的に示す。この装置
は: ● 放射線(例えば、UVまたはEUV線)の投影ビー
ムPBを供給するための放射線システムLA、IL; ● マスクMA(例えば、レチクル)を保持するための
マスクホルダを備え、このマスクを部材PLに関して正
確に位置決めするための第1位置決め手段に結合された
第1物体テーブル(マスクテーブル)MT; ● 各々基板W(例えば、レジストを塗被したシリコン
ウエハ)を保持するための基板ホルダを備え、この基板
を部材PLおよびMSに関して正確に位置決めするため
の第2および第3位置決め手段に結合された第2および
第3物体テーブル(基板テーブル)WTa、WTb; ● このマスクMAの被照射部分を基板Wの目標部分C
上に結像するための投影システム(“レンズ”)PL
(例えば、屈折若しくは反射屈折性のシステム、ミラー
グループまたは視界偏向器アレイ);を含む。
【0017】ここに描くように、この装置は、透過型で
ある(即ち、透過性のマスクを有する)。しかし、一般
的に、それは、例えば、反射型でもよい。ここに図示す
る例で、この放射線システムは、放射線のビームを作る
放射源LA(例えば、Hgランプ、またはエキシマレー
ザ、貯蔵リング若しくはシンクロトロンの電子ビームの
経路の周りに設けたアンジュレータ、または電子若しく
はイオンビーム源)を含む。このビームをこの照明シス
テムILに含まれる種々の光学部品、例えば、ビーム成
形光学系Ex、積分器INおよびコンデンサCOを通し
て、出来たビームが所望の形状および強度分布を有する
ようにする。
【0018】ビームPBは、次に、マスクテーブルMT
上にマスクホルダで保持されたマスクMAを横切る。マ
スクMAを通過してから、ビームPBは、レンズPLを
通過し、それがこのビームを基板Wの目標部分C上に集
束する。干渉計変位測定手段IFおよびこの第2位置決
め手段の助けをかりて、基板テーブルWTa、WTb
は、例えば、異なる目標部分CをビームPBの経路に配
置するように、正確に動くことができる。同様に、例え
ば、マスクMAをマスクライブラリから機械的に検索し
てから、この第1位置決め手段を使ってマスクMAをビ
ームPBの経路に関して正確に配置することができる。
一般的に、物体テーブルMT、WTの運動は、図1には
っきりは示さないが、長ストロークモジュール(粗位置
決め)および短ストロークモジュール(微細位置決め)
の助けをかりて実現する。
【0019】図示する装置は、二つの異なるモードで使
うことができる:1.ステップモードでは、マスクテー
ブルMTを本質的に固定して保持し、全マスク像を目標
部分C上に一度に(即ち、単一“フラッシュ”で)投影
する。次に基板テーブルWTをxおよび/またはy方向
に移動して異なる目標部分CをビームPBで照射できる
ようにする;2.走査モードでは、与えられた目標部分
Cを単一“フラッシュ”では露出しないことを除いて、
本質的に同じシナリオを適用する。その代りに、マスク
テーブルMTが与えられた方向(所謂“走査方向”、例
えば、x方向)に速度vで動き得て、それで投影ビーム
PBがマスク像の上を走査させられ;同時に、基板テー
ブルWTaまたはWTbがそれと共に同じまたは反対方
向に速度V=Mvで動かされ、このMはレンズPLの倍
率(典型的には、M=1/4または1/5)である。こ
の様にして、比較的大きい目標部分Cを、解像度につい
て妥協する必要なく、露出できる。
【0020】図2は、実施例1のリソグラフィ装置のウ
エハステージ100を平面図で示す。ウエハステージ1
00のコアは、基準テーブル、または石110で作られ
ていて、それは平坦な水平上面を有し、その上を二つの
ウエハテーブルWTa、WTbが動くことができる。ウ
エハテーブルWTaおよびWTbは、本質的に同じで、
各々それぞれのウエハWa、Wb用のウエハホルダ(図
示せず)、およびこのテーブルが基準テーブル110の
上を本質的に摩擦なしに動けるようにそれを支持する空
気足(空気軸受)を含む。これらのウエハテーブルは、
既知のH型駆動装置である、二つの駆動ユニット12
0、130によって配置する。各駆動装置は、Xビーム
121、131から成り、その上にXスライダ122、
132をこのビームの縦に駆動するXリニアモータのス
テータが取付けてある。ウエハテーブルWTaおよびW
Tbは、解放可能なステージ継手125、135によっ
てXスライダ122、132のそれぞれの一つに運動学
的に結合されている。各Xビームの各端は、Yスライダ
123、124、133、134上に取付けてあって、
それらのスライダは、Yリニアモータ(図示せず)によ
って駆動され、それらのステータは、基準テーブル11
0を囲む矩形フレームの形を採る釣合い質量140上に
取付けてある。それでウエハテーブルWTa、WTb
は、X方向にはXスライダ122、132をXビーム1
21、131に沿って駆動することにより、およびY方
向にはYスライダ123、124、133、134を介
してXビームを駆動することによって配置する。これら
のテーブルは、Yスライダ123、124、133、1
34の独立の制御によって、Z方向に平行な軸の周りに
回転することもできる。
【0021】それぞれのリニアモータが作用するXおよ
びY方向は、一般的に互いに直交し、基準テーブル11
0の上面に平行である。しかし、上述のように、各駆動
ユニットの二つのYスライダ123、124、133、
134は、ウエハテーブルWTa、WTbのRz位置を
制御するために、ある範囲内で、独立に配置してもよ
く、それはXビームが釣合い質量140の中のYモータ
とはもはや正確に垂直でない結果となる。
【0022】H型駆動ユニット120、130は、ウエ
ハテーブルの粗位置決め用長ストロークモジュールを効
果的に含み、一方ウエハの微細位置決め用短ストローク
モジュールは、それぞれのウエハテーブルWTa、WT
bに含まれている。
【0023】基準テーブル110の一端に、露光区域2
0があり、そこでマスク像をウエハ上に投影して放射線
感応層を露光できる。他端に、準備(キャラクタリゼー
ション)区域30があり、そこでウエハをウエハテーブ
ルから出し入れすることができ、どんな準備工程でも、
例えば、ウエハのこのテーブル上の正確な位置を6自由
度で確立するための測定プロセスを、実行できる。この
露光プロセスは、ここには簡潔さのために説明しない
が、装填、除去および準備工程を既知の装置で既知の方
法によって実行できる間に、上述のように実行する。本
実施例では、二つの区域20、30をカバーするH型駆
動ユニット120、130が同等であるが、もし、二つ
の区域でのウエハテーブルの運動、速度および加速度の
必要範囲が異なるならば、その必要はない。
【0024】上述のように、ウエハテーブルWTa、W
Tbは、解放可能継手125、135によってXスライ
ダ122、132に運動学的に結合されている。継手1
25、135は、両ウエハテーブルWTa、WTbにお
よびそのそれぞれの側面に結合できるように配設してあ
る。以下に詳しく説明するテーブル交換プロセスでは、
二つのテーブルが中継区域40a、40bの位置へもた
らされ、継手125、135が解放され、Xスライダが
他のウエハテーブルへ動き、次にそれにそれらが結合さ
れる。
【0025】継手125、135は、結合したとき、ウ
エハテーブルとそれぞれのXスライダの間に、XY平面
の力、即ち、XおよびY並進力並びにRzトルクを伝え
る。しかし、位置決め精度を増すために、この継手は、
他の自由度、即ち、Z並進並びにRxおよびRy回転で
自由でもよい。そのような自由は、例えば、この継手に
伝達すべき力の平面に横たわる板ばねを含めることによ
って与えてもよい。
【0026】この継手は、摩擦継手(例えば、単一また
は多重積層材上のキャリパクランプ)またはインタロッ
ク装置(例えば、穴またはくぼみに係合するピンを使う
ものまたはインタロックするV形溝および山)によって
面内力を伝えてもよい。摩擦継手で、このクランプは、
テーブル交換プロセス中のスライダの正確な位置決めに
対する要求が軽減するように、Xスライダとウエハテー
ブルの相対位置の範囲内で係合してもよい。他方、イン
タロック装置は、低いクランプ力しか要さず、従って小
さくて低エネルギー消費の装置を使うことができる。こ
の継手は、摩擦およびインタロックの原理の組合せも使
ってよく、異なる方向に相違する力伝達要件に従ってこ
れらの方向に異なる結合方法を使ってもよい。
【0027】動力またはその他の機械故障の場合の結合
作用の喪失を防ぐために、この継手は、その自然状態で
閉じて(付着して)いて開く(離す)ためには動力動作
を要する型式、または双安定で開および閉状態の間を切
換えるためには動力動作を要する型式のものである。そ
のような型式の継手の例には、例えばコイルまたは円錐
ばねの堆積によって与えられる弾性エネルギー、永久磁
石によって与えられる磁気エネルギー、静電力によって
与えられる電気エネルギーまたは高圧下の大量のガスの
位置エネルギーによってバイアスを掛けて閉ざされるク
ランプがある。受動的閉鎖力に抗して作用する開放力
は、空気圧式、水圧式(汚染の機会を最小にするために
超純水を使うのが好ましい)または電磁式等でもよい。
この継手の開閉位置の間のストロークが小さそうなの
で、機械的拡大率の大きい伝達機構をアクチュエータと
クランプの間に使うことができる。そのような伝達機構
の例には、単段または多段レバーシステム、空気圧式/
水圧式ブースタ等がある。更に、可変機械的拡大率を有
し、このストロークの最後の部分でだけ全クランプ力を
働かせる伝達機構、例えば、所謂トグル機構または可動
有効ピボット点を有するレバーシステムを使ってもよ
い。
【0028】図8Aは、能動開放型の結合機構を示す。
この機構では、一般的にXY板に平行な板ばね151が
ウエハテーブルWTa、WTbに固定してあり、この継
手が閉じるとき、Xスライダ122、132に固定して
あるアンビル153と可動ハンマ152の間にクランプ
される。アンビル153とハンマ152の対向するクラ
ンプ面は、摩擦またはインタロッククランプ原理を望む
かどうかに従って、摩擦を助長するために粗しまたは板
ばね151の対応する突起またくぼみと係合する突起、
例えば、ピン若しくは隆起、またはくぼみを備えてもよ
い。ハンマ152は、レバー154にその第1端でピボ
ット結合してある。このレバー154は、その第1端
で、Xスライダ122、132に固定してあるピボット
155と結合し、反対の第2端で、Xスライダ122、
132上の固定点157に作用してこのレバーにバイア
スを掛けるばね156と結合し、それでハンマ152を
アンビル153に押付けて板ばね151をクランプす
る。この継手を開くためには、開放アクチュエータ15
8がレバー154に、ばね156が働かせる力と反対の
向きに力を働かせる。
【0029】図8Bは、能動トグル型の結合機構を示
す。この場合、ハンマ161がケージ162に包蔵さて
いるが、ばね163によってバイアスを掛けられ、板ば
ね151をアンビル153にクランプする。第1レバー
164が第1端でケージ162にピボット取付けされ、
第2レバー165がこの第1レバー上の中間ピボット点
167とXスライダ122、132に取付けた固定ピボ
ット166との間にピボット結合してある。アクチュエ
ータ168が第1レバー164の端に、第1および第2
レバー164、165が形成するドッグレッグを真っす
ぐにする向きに力を働かせ、ケージ162を板ばね15
1の方へ押付け、従って力を増加しそれによっってばね
163がハンマ161をアンビル153に押付ける。こ
の閉状態は、このアクチュエータがレバー164、16
5を直線位置を僅かに越えてストッパ(図示せず)に押
付けてドッグレッグを“ロック”するように、これらの
レバーを配設することによって安定にできる。
【0030】図8Cおよび図8Dは、インタロックを改
善するためにV山およびV溝を使う代替結合機構を示
し;このロック機構は、上に説明した能動トグル型か能
動開放型でもよい。図8Cおよび図8Dの結合機構で
は、アンビル153’が、下方に突出しX方向に細長い
V形山を備え、一方板ばね151’は、アンビル15
3’のV形山に対応するV形溝を有する終端部材を備え
る。ハンマ152を設けて終端部材159をアンビル1
53’にクランプする。勿論、この結合機構を逆にでき
る ― 即ち、溝をアンビル153’に設け、山を終端部
材159に設けられることが判るだろう。
【0031】図8Cおよび図8Dの結合機構を係合する
ためには、終端部材159がアンビル153’とハンマ
152の間に位置するように、基板テーブルWTa、W
Tbおよび駆動手段を配置する。次に、図8Dに示すよ
うに、ハンマ152を上方に押付けてこのV形山がV形
溝に入り、終端部材159をアンビル153’にしっか
り固定する。
【0032】図8Cおよび図8Dの結合機構は、V形山
および溝がX方向に平行に伸びるという事実のために、
幾つかの利点をもたらす。第1に、移動質量、従って駆
動力がX方向よりY方向に大きい。ウエハステージ、X
スライダおよび空気足等だけがX方向に動き、一方、X
ビームおよびYスライダもY方向に動く。それで、この
溝および山が強い力をY方向に伝えるためのインタロッ
クをもたらし、一方摩擦は力をX方向に伝えるに十分で
ある。同時に、二つの駆動装置間のウエハテーブルの交
換が容易になる。この交換中、アンビル153’が取付
けてあるXスライダは、X方向にしか動かない。それ
で、この結合機構は、終端部材159とアンビル15
3’の間の結合を断ってこの運動を可能にするに十分な
だけ開くだけでよく;このV形山にV形溝を通過させる
ために必要な大きな運動は必要ない。しかし、もしXお
よびYの両方向に伸びる溝および山を設けたら、この大
きな運動が必要だろう。交換に必要なこの継手の運動を
減らすことは、その交換に要する時間を減らし、この装
置のスループットを増す。
【0033】次に、図2ないし図7および図9を参照し
て、ウエハテーブルを交換するための工程の順序を説明
する。図2は、動作位置のウエハテーブルを示し、ウエ
ハテーブルWTaが露出区域20にあって駆動ユニット
120に結合してあり、一方ウエハテーブルWTbは、
準備区域30にあって駆動ユニット130に結合してあ
る。このテーブル交換プロセスの目的は、ウエハテーブ
ルWTaを駆動ユニット130に結合してそれを準備区
域30に移し、一方同時にウエハテーブルWTbを駆動
ユニット120に結合して露光区域20に移すことであ
る。
【0034】図3に示すテーブル交換プロセスの第1工
程では、ウエハテーブルWTa、WTbをこれらの作業
区域の縁へ動かしてそれぞれのケーブルシャトルCS
1、CS2に係合する。これらのケーブルシャトルは、
釣合い質量140の側レール、またはその他の平行レー
ルに取付けてあり、ウエハテーブルWTa、WTbがこ
の交換手順中同期して動くことを保証するために、例え
ば、鎖(図示せず)によって連結してある。この工程
で、ウエハテーブルWTa、WTbは、図9に示し且つ
側壁170、180および中央支柱190を含む迷路に
も入る。側壁170、180は、各端に突出肩171、
172、181、182を有し、それらが基準テーブル
110の側面の上に突出し、それでこれらのウエハテー
ブルの有効運動範囲が中央領域より作業区域、即ち、露
光区域および準備区域で狭い。この中央支柱は、基準テ
ーブル110の中央に位置し、これらのウエハテーブル
が露出区域20から準備区域30へおよびその逆に直線
を移動するのを防ぐ大きさである。その代りに、ウエハ
テーブルは、肩171、172、181、182の端を
通過してから、中継区域40a、40bで外方へ側レー
ルへ動かねばならない。これは図3に示す位置である。
センサ173、174、175、183、184、18
5を設けてこれらのウエハテーブルがこの迷路の特定の
点を通過するときを検出することができる。
【0035】第2工程では、ウエハテーブルWTa、W
Tbを、図4に示すように、中継区域40a、40bで
並ぶまで前方に動かす。ケーブルシャトルCS1、CS
2の間の連結は、両ウエハテーブルがこれらのケーブル
シャトルのそれぞれの一つに連結されてソフトウェアの
制御の下で同期して動くのでなければ、この工程を行え
ないことを保証する。この連結は、テーブルは駆動しな
いが、同期運動の逸脱に繋がるかも知れない間違ったソ
フトウェア命令を示す。それによって、テーブルは、先
にあるものが同時に外へ動くのでなければ、作業区域の
一つに入り込めないことを保証する。これらのケーブル
シャトルは、制御ケーブルおよびその他の有用導管をそ
れらそれぞれのテーブルに支持する。このことは、そし
て、テーブルがそれら自体の側でだけ中央支柱を通過で
きるという事実は、これらのケーブルが絡まないことを
保証する。
【0036】第3工程では、ウエハテーブルWTa、W
Tbを基準テーブル110に、例えば、それらを支持す
る空気足をそっとオフにすることによって、繋留する。
その代りに、通常釣合い質量のくぼみまたは穴に隠され
ているピン等を突出させてテーブルを固定してもよい。
次に、結合機構125、135を開いてウエハテーブル
をそれらが元取付けられていたXスライダから解放す
る。Xスライダ122、132を、次に、図5に示すよ
うに、他のウエハテーブルと隣接するように動かして、
結合機構125、135を再付勢する。それでウエハテ
ーブルWTaが今度は駆動ユニット130に結合され、
ウエハテーブルWTbが今度は駆動ユニット120に結
合される。
【0037】第4工程では、ウエハテーブルWTa、W
Tbを、図6に示すように、それらが移し換えられた駆
動ユニット130、120によってそれらそれぞれの行
先の方へ動かす。このプロセス中、ウエハテーブルはま
だケーブルシャトルCS1、CS2に結合されていて、
それらが同期して動くことを保証する。
【0038】最後に、ウエハテーブルが一旦中央支柱1
90を通過して動くと、それらはケーブルシャトルCS
1、CS2から解放され、それらの作業位置へ動く。図
7に示すように、ウエハテーブルWTaが今度は準備区
域30にあり、ウエハテーブルWTbが今度は露出区域
20にある。
【0039】(実施例2)この発明の第2実施例を図1
0ないし図13に示す。この実施例では、ケーブルシャ
トルCS1’、CS2’に駆動装置を設けて、駆動ユニ
ット120、130ではなく、それらがウエハテーブル
の測定および露出区域間の移送を行うことによって、衝
突事故の可能性を更に減らす。
【0040】この第2実施例の移送プロセスの第1工程
は、最初のものと同じで;ウエハテーブルWTa、WT
bをこの迷路の中へ移動させて、それぞれケーブルシャ
トルCS1’、CS2’と係合させる。第2工程では、
駆動ユニット120、130によってこの迷路を通して
案内するのではなく、結合機構125、135を解放し
てウエハテーブルWTa、WTbを駆動ユニット12
0、130から切離す。次に、図10に示すように、ウ
エハテーブルWTa、WTbをケーブルシャトルCS
1’、CS2’によってこの迷路を通して駆動する。こ
の第2実施例の第1および第2工程は、移送に取られる
時間を減らすために、“大急ぎで”実行することができ
る。この構成では、ケーブルシャトルCS1’、CS
2’がそれぞれのテーブルと係合したままで、ウエハテ
ーブルWTa、WTbを、それらをY方向に加速し続け
る駆動ユニット120、130によって迷路の中へ追込
む。一旦、ウエハテーブルWTa、WTbが一定速度で
動くと、駆動ユニット120、130を切離し、この迷
路を通るテーブルの残りの運動をケーブルシャトルCS
1’、CS2’によって駆動する。交換に要する時間を
減らすと共に、この構成では、これらのケーブルシャト
ル駆動装置の性能仕様を下げる。ケーブルシャトルCS
1、CS2は、Yスライダ123および133間、並び
にYスライダ124、134間の衝突を防ぐための衝突
防止手段としての役もしてよい。
【0041】一旦駆動ユニット120、130をウエハ
テーブルWTa、WTbから解放すると、図11に示す
ように、Xスライダ122、132が他の側へ移行し、
そこで他のテーブルと再係合してから(図12)、ケー
ブルシャトルCS1’、CS2’が解放され、これらの
テーブルが作業区域へ入る(図13)。駆動ユニット1
20、130の再係合およびケーブルシャトルからの切
離しも、上に説明したプロセスの逆に、大急ぎで行うこ
とができる。
【0042】(実施例3)図14に示す第3実施例で
は、迷路装置を回転障壁またはドア200で置換える。
その他の点で、この第3実施例は、第1か第2実施例と
同じでもよい。
【0043】回転障壁200は、基準テーブル110の
中央にピボット201上に取付ける。ウエハテーブルW
Ta、WTbの移送を始めるためには、それらをピボッ
ト201のどちらかの側の対角線上の対向する位置へ駆
動する。次に、ウエハテーブルWTa、WTbを互いお
よび障壁200の回転と同期して中継区域40a、40
bを通して駆動する。この実施例では、移送プロセス中
の運動体の同期をソフトウェアによって制御する。しか
し、ソフトウェアエラー、思い掛けない電力損失または
干渉のような、重大故障の場合でも、この回転障壁20
0は、常に二つのテーブルWTa、WTbの間にあって
それらが接触するようになるのを防ぐ。
【0044】代替構成では、同じ効果を;一つはウエハ
テーブルが作業区域にあるとき第1位置に突出し、第2
は第2位置に突出して移送プロセス用の二つの経路を形
成する、格納式障壁で達成する。
【0045】この第3実施例は、移送プロセス中基準テ
ーブルのそれぞれの半分に及ぶ駆動ユニット間の受渡し
が要求される、第1および第2実施例で使ったような駆
動装置は勿論、例えば、平面モータを使い、各駆動ユニ
ットを基準テーブル110の全領域に亘ってそれぞれの
ウエハテーブルに配置できる、長ストローク駆動装置に
関連して特に有用である。
【0046】(実施例4)図15および16に示す第4
実施例では、ウエハテーブルWTa、WTbが突起21
2、213、215、216を備え、それが側壁17
0、180と組合さって各ウエハテーブルが中央柱19
0のそれ自体の側しかこの迷路を通過できないことを保
証する。
【0047】図15に示すように、ウエハテーブルWT
a、WTbが中央柱190の正しい側にあるとき、突起
212、213、215、216が側壁170、180
の上端を越えて伸び、ウエハテーブルWTa、WTbを
基準テーブル110の側面に十分に接近して配置するこ
とができ、それらが側壁170、180と中央柱190
の間を通過できるようにする。その代りに、これらの突
起が側壁の対応する溝に入り込んでウエハテーブルが基
準テーブル110の側面に十分接近して動けるようにし
てもよい。しかし、中央柱190は、側壁170、18
0より十分高く突出するように配設し、それで、図16
に示すように、ウエハテーブルが中央柱190の“間違
った”側にあるとき、このウエハテーブルは、この中央
柱190と側壁の間を通過できない。
【0048】突起212、213、215、216は、
電力損失が起り、他のテーブルがテーブル交換準備位置
へ動くとき、テーブルが対角線コースを“間違った”側
の方へ動く場合に起る衝突事故の可能性を防ぐ。突起2
12、213、215、216が無ければ、このテーブ
ルは側壁に当って跳ね返り、少なくとも部分的に、この
隙間を通過し、他のテーブルと衝突する。
【0049】(実施例5)図17に示す第5実施例は、
第1および第2実施例のケーブルシャトルの代りに、迷
路側壁170、180に取付けた交換レール221、2
22を使う。移送プロセスの最初に、ウエハテーブルW
Ta、WTbをこの迷路のそれらそれぞれの側の入口位
置へ駆動する。これらの位置で、ウエハテーブル上の突
起211、214が、交換レール221、222上に取
付けた交換キャリッジ223、224と係合する。一旦
交換キャリッジと係合すると、これらのテーブルはX方
向に固定され、この方向のあらゆる運動が阻止される。
この方向のあらゆる衝突エネルギーをこれらの交換レー
ルが吸収する。交換キャリッジ223、224は、鎖に
よりまたは電子的に連結して、それらが一緒にしか、お
よび両方がそれらそれぞれのウエハテーブルWTa、W
Tbと係合したときにしか動けないようにしてもよい。
【0050】図18に示す、この第5実施例の修正形で
は、これらのキャリッジを不要にし、突起211、21
4が直接交換レール221、222と係合するフック2
17、218を有する。再び、これらの交換レールは、
テーブルがそれらと突起211、214およびフック2
17、218を介して係合するとき、X方向の運動を阻
止し、X方向のあらゆる衝突エネルギーを吸収する。
【0051】第5実施例のこの修正形では、交換レール
をピン240によって区域に分割し、センサ250を設
けて各区域のこのテーブルの存在を検出する。これらの
ピンは、通常交換レールの中に引込んでいるが、もし、
センサ250の出力がこれらのテーブルの同期して動い
ていないことを示すと、これらのピンを交換レール22
1、222から突出させて突起211、214、従って
テーブルWTa、WTbをX方向は勿論Y方向に閉込め
るように制御システムを設ける。ピン240は、電源異
常の場合に自動的に突出するように、ばねで突出するよ
うにバイアスを掛けられ、能動アクチュエータ、例え
ば、電磁石によって引込められるのが好ましい。
【0052】(実施例6)第6実施例(図示せず)で
は、この移送プロセスを、作業区域20、30で各端に
一つずつ二つのウエハテーブルWTa、WTbと係合す
る両端ロボットアームによって行う。次に、これらのテ
ーブルをそれらの長ストローク駆動ユニットから解放し
て、このロボットアームがこれら二つのウエハテーブル
を作業区域の間で交換するために回転する。
【0053】このロボットアームの代替手段は、Y方向
にだけ動く交換キャリッジである。この移送プロセスの
ために、これらのウエハテーブルがそれらそれぞれの駆
動ユニットによって対角線的に対向位置へ動かされ、次
にこの交換キャリッジによって二つの作業区域間を一度
に一つずつ動かされる。この移送は、ウエハテーブルが
常に駆動ユニットか交換キャリッジと係合するように行
う。
【0054】(実施例7)図19に示す、第7実施例で
は、二つの基板テーブルWTa、WTbがそれぞれのキ
ャラクタリゼーション区域30a、30bと中央の、共
用露光区域20の間を動く。これらの基板テーブルは、
常にそれらそれぞれの駆動ユニット120、130に結
合されたままで、そこで交換それ自体はない。
【0055】この装置の制御システム(ソフトウェア)
は、何れの一時にも基板テーブルWTa、WTbが一つ
しか露光区域20にないことを保証するようにプログラ
ムされているが、それにも拘らず、ソフトウェアエラー
または機械故障が両テーブルを同時に露光区域へ移動さ
せ、潜在的衝突事故状態に繋がる結果となるかも知れな
い。脆いテーブルWTa、WTbの間の物理的衝突を防
ぐため、衝突防止手段200をYスライダ123、12
4、133、134上に設ける。この衝突防止手段20
0は、配置され且つ二つの基板テーブルが実際に接触出
来なくなることを保証するに十分の衝撃吸収性能を有す
るショックアブソーバを含む。
【0056】上に説明した全ての実施例で、テーブルそ
れ自体は勿論、二つのウエハテーブル間の衝突事故を防
ぐ物理的障壁手段、例えば、中央支柱190、側壁17
0、180、および回転障壁200がショックアブソー
バを備えてもよい。例えば、ウエハテーブルの周りにシ
ョックアブソーバを含むバンパを作ることが可能であ
る。このバンパは、このウエハテーブルが損傷しないよ
うに衝突事故で起るあらゆる可能な衝撃を吸収すること
ができる。そのようなショックアブソーバは、関連部材
を完全にまたは部分的に弾性材料で作ることによって、
または能動的または受動的衝撃吸収装置、例えば、エア
バッグ、フェンダ、緩衡器、油圧ダンパ、ばね等を設け
ることによって達成してもよい。
【0057】上にこの発明の特定の実施例を説明した
が、この発明を説明したのと別の方法で実施してもよい
ことが判るだろう。この説明は、この発明を制限するこ
とを意図しない。特に、この発明をリソグラフィ装置の
レチクルまたはマスクステージに、および平面での物体
の迅速且つ正確な位置決めが望ましい、あらゆる他の型
式の装置に使ってもよいことが判るだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるリソグラフィ投影
装置を描写している。
【図2】二つのウエハテーブルが作業位置にある、図1
の装置のウエハステージの平面図である。
【図3】図2に類似するが、テーブルが交換プロセスの
第1工程にある図である。
【図4】図2に類似するが、テーブルが交換プロセスの
第2工程にある図である。
【図5】図2に類似するが、テーブルが交換プロセスの
第3工程にある図である。
【図6】図2に類似するが、テーブルが交換プロセスの
第4工程にある図である。
【図7】図2に類似するが、テーブルが交換プロセスの
第5工程にある図である。
【図8A】この発明の第1実施例におけるウエハステー
ジを駆動手段に解放可能に結合するための結合機構の線
図である。
【図8B】この発明の第1実施例におけるウエハステー
ジを駆動手段に解放可能に結合するための結合機構の線
図である。
【図8C】この発明の第1実施例におけるウエハステー
ジを駆動手段に解放可能に結合するための結合機構の線
図である。
【図8D】この発明の第1実施例におけるウエハステー
ジを駆動手段に解放可能に結合するための結合機構の線
図である。
【図9】図2のウエハステージに含まれる迷路の平面図
である。
【図10】ウエハテーブルが交換プロセスの第2工程に
ある、この発明の第2実施例のウエハステージの平面図
である。
【図11】図10に類似するが、テーブルが交換プロセ
スの第3段階にある図である。
【図12】図10に類似するが、テーブルが交換プロセ
スの第4段階にある図である。
【図13】図10に類似するが、テーブルが交換完了後
の作業位置にある図である。
【図14】この発明の第3実施例のウエハステージの平
面図である。
【図15】この発明の第4実施例のウエハステージの平
面図である。
【図16】この発明の第4実施例のウエハステージの平
面図であって、テーブルが中央支柱の間違った側の通過
を妨げられる方法を示す。
【図17】この発明の第5実施例のウエハステージの平
面図である。
【図18】この発明の第5実施例の修正形のウエハステ
ージの平面図である。
【図19】この発明の第6実施例のウエハステージの平
面図である。
【符号の説明】
20 第2作業区域 30 第1作業区域 40 中継区域 120 第2駆動手段 125 解放可能継手 135 解放可能継手 130 第1駆動手段 153’ V形山 159 V形溝 170 第1側壁 180 第2側壁 190 支柱 200 回転障壁 C 基板の目標部分 CS1 第1シャトル CS1’ 第1シャトル CS2 第2シャトル CS2’ 第2シャトル IL 照明システム MA パターニング手段 MT 第1物体テーブル PB 投影ビーム PL 投影システム W 基板 Wa 第1基板 Wb 第2基板 WTa 第2物体テーブル WTb 第3物体テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エンゲルベルトゥス アントニウス フラ ンシスクス、ファン デ パシュ オランダ国 オイルショット、 ファン ヘーステルベークシュトラート 8 (72)発明者 アンドレアス ベルナルドゥス ゲラルド ゥス、アリエンス オランダ国 ユトレヒト、フローレンス ナイチンゲールラーン 19 (72)発明者 ロバート − ハン、ムニック シュミッ ト オランダ国 ハパート、デ ブリゲルト 14 (72)発明者 ヤン フレデリック、ホークカムプ オランダ国 フェルトホーフェン、ポエイ エルヘイ 10 (72)発明者 エドウィン ヨハン、ブイス オランダ国 ベルフェルト、レイグラーフ 186

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リソグラフィ投影装置であって:放射線
    の投影ビームを供給するための照明システム;所望のパ
    ターンに従ってこの投影ビームをパターニングすること
    が出来るパターニング手段を保持するための第1物体テ
    ーブル;各々基板を保持するための第2および第3可動
    物体テーブルで、少なくとも第1および第2作業区域を
    含む運動の共通範囲に亘って動き得るテーブル;パター
    ン化したビームを基板の目標部分上に結像するための投
    影システム、および前記第2および第3物体テーブルを
    動かすためのテーブル位置決め手段;を含み:前記第2
    および第3物体テーブル間の衝突を避けるために前記第
    2および第3物体テーブルの少なくとも一つの運動を物
    理的に制限する衝突防止手段を有することを特徴とする
    リソグラフィ投影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置に於いて、前
    記衝突防止手段が前記第1および第2作業区域間に二つ
    の異なる経路を形成する迷路を含む装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された装置に於いて、前
    記迷路が第1および第2側壁並びに前記側壁間に配置さ
    れた支柱を含み、前記異なる経路が前記支柱と前記側壁
    の間に出来るようにする装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載された装
    置に於いて、前記異なる経路が直線状でない装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3または請求項4に記
    載された装置に於いて、前記第2および第3物体テーブ
    ルと前記迷路とは、前記第2および第3物体テーブルが
    これらの異なる経路のそれぞれの一つだけを横断できる
    ような形状・寸法にされている装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか一項に
    記載された装置に於いて、前記衝突防止手段が、各々そ
    れぞれ前記第1および第2作業区域に隣接する第1およ
    び第2位置間を動き得る第1および第2シャトルを含
    み、該シャトルは、一つが第1位置から第2位置へ動く
    と、もう一つが第2位置から第1位置へ動き、各々が前
    記第2および第3物体テーブルの異なるものに結合され
    ているときだけ動けるように連結されている装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された装置に於いて、前
    記シャトルが前記物体テーブルを前記第1および第2作
    業区域間を動くとき駆動するための移送駆動手段を含む
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載された装置に於いて、前
    記衝突防止手段が前記第1と第2の作業区域間の前記運
    動範囲にピボット取付けした回転可能障壁を含み、前記
    障壁が前記第1および第2作業区域を分離する第1状態
    と、前記障壁が両側に二つの異なる経路を形成し、それ
    によって前記第2および第3物体テーブルが前記第1お
    よび第2作業区域間を動き得る第2状態との間を回転出
    来るようにした装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8の何れか一項に
    記載された装置であって、更に、各々前記第2および第
    3物体テーブルのどちらかに選択的に結合可能な第1お
    よび第2駆動手段を含み、前記第1駆動手段が物体テー
    ブルを前記第1作業区域および中継区域に位置決めで
    き、前記第2駆動手段が物体テーブルを前記第2作業区
    域および前記中継区域に位置決めできる装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された装置に於いて、
    第1および第2駆動手段の各々が前記第2および第3物
    体テーブルのどちらかと係合するための解放可能結合手
    段を含み、前記解放可能結合手段が前記物体テーブルの
    一つへの係合を維持するフェールセーフ状態を有する装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載され
    た装置に於いて、第1および第2駆動手段の各々がV形
    溝と協同するV形山を有する解放可能継手を含む装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載された装置に於いて、
    前記衝突防止手段が前記物体テーブル間の衝突を防ぐた
    めにエネルギーを吸収するために前記テーブル位置決め
    手段の可動部に取付けたショックアブソーバを含む装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12の何れか一
    項に記載された装置において、更に、前記第1作業区域
    で前記第2および第3物体テーブルに基板を積卸しする
    ための基板装填手段を含み;前記第2作業区域で上記物
    体テーブルに一つに設けた基板の目標部分上にこのパタ
    ーン化したビームを結像するために前記投影システムを
    配設した装置。
  14. 【請求項14】 リソグラフィ投影装置であって:放射
    線の投影ビームを供給するための照明システム;各々所
    望のパターンに従って投影ビームをパターニングするこ
    とが出来るパターニング手段を保持するための第1およ
    び第2可動物体テーブルにして、少なくとも第1および
    第2作業区域を含む運動の共通範囲に亘って動き得る第
    1および第2可動物体テーブル;基板を保持するための
    第3可動物体テーブル;パターン化したビームを基板の
    目標部分上に結像するための投影システム;および前記
    第1および第2物体テーブルを動かすためのテーブル位
    置決め手段;を含み:前記第1と第2の物体テーブル間
    の衝突を避けるために前記第1および第2物体テーブル
    の少なくとも一つの運動を物理的に制限する衝突防止手
    段を含むことを特徴がとするリソグラフィ投影装置
  15. 【請求項15】 リソグラフィ投影装置であって:放射
    線の投影ビームを供給するための照明システム;所望の
    パターンに従って投影ビームをパターニングすることが
    出来るパターニング手段を保持するための第1物体テー
    ブル;各々基板を保持するための第2および第3可動物
    体テーブルにして、少なくとも第1および第2作業区域
    を含む運動の共通範囲に亘って動き得る第2および第3
    可動物体テーブル;パターン化したビームを基板の目標
    部分上に結像するための投影システム;および前記第2
    および第3物体テーブルを動かすためのテーブル位置決
    め手段;を含む投影装置を使うデバイスの製造方法であ
    って;照明システムを使って放射線の投影ビームを用意
    する工程;投影ビームにその断面にパターンを与えるた
    めにこのパターニング手段を使う工程;前記第2物体テ
    ーブルを前記第1作業区域内に、および前記第3物体テ
    ーブルを前記第2作業区域内に位置決めする工程;放射
    線感応層を有する第1基板を前記第1作業区域における
    前記第2物体テーブルに設ける工程;前記第2および第
    3物体テーブルを前記第1および第2作業区域間で交換
    する工程;放射線のパターン化したビームを前記第2物
    体テーブルに設けた前記第1基板の放射線感応材料の層
    の目標部分上に投影する工程;放射線感応層を有する第
    2基板を前記第1作業区域における前記第3物体テーブ
    ルに設ける工程;および前記第2および第3物体テーブ
    ルを前記第1および第2作業区域間で再び交換する工
    程;を含む方法に於いて:前記第2および第3物体テー
    ブルを交換する前記工程中、前記第2および第3物体テ
    ーブルの少なくとも一つの運動を物理的に制限する衝突
    防止手段が前記第2および第3物体テーブル間の衝突防
    止をもたらすことを特徴とする方法。
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