JP2001221099A - 内燃機関のシリンダヘッド - Google Patents

内燃機関のシリンダヘッド

Info

Publication number
JP2001221099A
JP2001221099A JP2000034166A JP2000034166A JP2001221099A JP 2001221099 A JP2001221099 A JP 2001221099A JP 2000034166 A JP2000034166 A JP 2000034166A JP 2000034166 A JP2000034166 A JP 2000034166A JP 2001221099 A JP2001221099 A JP 2001221099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
intake
cylinder head
ports
thermal expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000034166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3824832B2 (ja
Inventor
Taku Komatsuda
卓 小松田
Kaoru Aoki
薫 青木
Shinichi Takahashi
伸一 高橋
Takuya Takagi
卓也 高木
Hiroshi Nakamura
弘 中村
Tsutomu Yamazaki
勉 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000034166A priority Critical patent/JP3824832B2/ja
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to CNB011116366A priority patent/CN1170059C/zh
Priority to CA002335261A priority patent/CA2335261C/en
Priority to TW090102899A priority patent/TW475972B/zh
Priority to BR0100477-8A priority patent/BR0100477A/pt
Priority to US09/779,630 priority patent/US6622686B2/en
Priority to DE60127478T priority patent/DE60127478T2/de
Priority to EP01103114A priority patent/EP1124052B1/en
Publication of JP2001221099A publication Critical patent/JP2001221099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3824832B2 publication Critical patent/JP3824832B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/42Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
    • F02F1/4214Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F2001/244Arrangement of valve stems in cylinder heads
    • F02F2001/245Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、高い機関出力を維持できると
共に、シリンダヘッドの大型化を伴うことなく、吸気弁
または排気弁の良好なシール性を確保する。 【解決手段】 内燃機関のシリンダヘッド1は、燃焼室
3と、吸気弁および排気弁によりそれぞれ開閉される吸
気口4a,5aおよび排気口6a,7aと、ボルトが挿通される
挿通孔21〜28とを備え、ボルトによりシリンダブロック
に締結される。燃焼室3と挿通孔21〜28との間に、シリ
ンダヘッド1のシリンダブロックとの合わせ面2からの
平面視で、排気口6a,7aの中心C2,C3と挿通孔25〜28の
中心C5〜C8とを結ぶ直線L1,L2、吸気口4a,5aの中心C
9,C10と挿通孔21〜24の中心C11〜C14とを結ぶ直線L3,
L4と重なる位置に冷却水の連通路17,18,17′,18′が
設けられる。排気口6a,7aおよび吸気口4a,5a周辺が熱
膨張したとき、連通路17,18,17′,18′により、ボル
トによる締結部による熱膨張の拘束が緩和されて、熱膨
張が許容されるため、熱膨張に起因する排気口6a,7aお
よび吸気口4a,5aの変形が抑制されて、吸気弁および排
気弁のシール性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、内燃機関のシ
リンダヘッドに関し、詳しくは、シリンダヘッドをシリ
ンダブロックに締結する締結具が挿通される挿通孔を備
えたシリンダヘッドにおいて、吸気弁により開閉される
吸気口周辺の熱膨張による吸気口の変形、または排気弁
により開閉される排気口周辺の熱膨張による排気口の変
形を抑制するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関において、吸気弁および排気弁
によりそれぞれ開閉される吸気口および排気口が設けら
れたシリンダヘッドは、燃焼ガスに曝されて高温となる
部分であり、同時に吸気口周辺および排気口周辺も高温
となる。一方、シリンダヘッドには、複数の締結ボルト
挿通孔が、吸気口および排気口の径方向外方で燃焼室の
周囲に設けられ、該締結ボルト挿通孔に挿通される締結
ボルトにより、シリンダヘッドがシリンダブロックに締
結される。
【0003】そして、高温となった吸気口周辺または排
気口周辺は、周囲に略均等に熱膨張しようとするが、図
7に図示されるように、吸気口aおよび排気口bの径方
向外方には挿通孔cに挿通された締結ボルトにより締め
付けられている締結部が位置していることから、シリン
ダヘッドのシリンダブロックとの合わせ面からの平面視
で、吸気口aまたは排気口bの中心と挿通孔cの中心と
を結ぶ直線dに沿う方向の熱膨張、特に、吸気口a周辺
または排気口b周辺と直線dとが重なる部分近傍の直線
dに沿う方向の熱膨張が、前記締結部で拘束される。そ
のため、吸気口a周辺または排気口b周辺が均一に膨張
することができず、略真円の吸気口aまたは排気口bが
変形して非真円形状を呈すると同時に、吸気口a周辺ま
たは排気口b周辺の、吸気口aまたは排気口bの中心を
通ると共に前記直線dと略直交する直線eと重なる部分
近傍の領域fに、熱応力が集中して発生する。そして、
領域fには該熱応力に起因したクリープ変形が生じて、
吸気口aまたは排気口bがさらに非真円形状を呈するこ
とになる。なお、gは点火栓が燃焼室に臨む開口部であ
る。
【0004】吸気口または排気口がこのように変形する
と、吸気弁または排気弁のシール性が低下して、圧縮行
程中に、吸気弁と吸気口との間、または排気弁と排気口
との間から未燃混合気が漏出する。そして、吸気弁と吸
気口との間から未燃混合気が漏出すると、吸気ポートに
燃料が逆流するため、空燃比制御の制御精度に悪影響を
与えかねず、また排気弁と排気口との間から未燃混合気
が漏出すると、排気ガス中のHC量が増加し、排気エミ
ッションの悪化をもたらすことになる。
【0005】そこで、このような吸気口周辺または排気
口周辺の熱膨張による変形やクリープ変形による吸気弁
または排気弁のシール性の低下を防止するために、従
来、内燃機関の最高燃焼温度を制限したり、シリンダヘ
ッドの冷却水ジャケットの容量を増加させて冷却性能を
向上させることで、吸気口または排気口の変形を抑制し
て、吸気弁または排気弁のシール性を確保するようにし
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最高燃
焼温度を制限することは、機関出力が制限されることに
なり、例えば車両用内燃機関では走行性能が制限される
など、内燃機関が搭載される機器の作動性能が制限され
るため、その改善が望まれていた。また、冷却水ジャケ
ットの容量を増加させるなど冷却性を向上させるための
冷却機構の大型化は、シリンダヘッドの大型化を招来し
て、内燃機関の配置の自由度が制限される。
【0007】本出願発明は、このような事情に鑑みてな
されたものであって、簡単な構造で、高い機関出力を維
持できると共に、シリンダヘッドの大型化を伴うことな
く、吸気弁または排気弁の良好なシール性を確保するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本出願
の請求項1記載の発明は、燃焼室と、吸気弁および排気
弁によりそれぞれ開閉される吸気口および排気口と、締
結具が挿通される挿通孔とを備え、該締結具によりシリ
ンダブロックに締結される内燃機関のシリンダヘッドに
おいて、前記燃焼室と前記挿通孔との間に、前記シリン
ダヘッドの前記シリンダブロックとの合わせ面からの平
面視で、前記吸気口または前記排気口の中心と前記挿通
孔の中心とを結ぶ直線と重なる位置に空間部が設けられ
た内燃機関のシリンダヘッドである。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、吸気口
周辺または排気口周辺が熱膨張したとき、吸気口周辺ま
たは排気口周辺は、特に前記平面視で前記直線との重な
る部分の近傍は、空間部により、締結具により締め付け
られているシリンダヘッドの締結部による熱膨張の拘束
が緩和されるため、熱膨張が許容されて、該直線に沿う
方向に膨張することができる。そのため、前記締結部に
よる熱膨張の拘束に基づく吸気口または排気口の変形が
抑制され、しかも吸気口周辺または排気口周辺の、吸気
口または排気口の中心を通ると共に直線と略直交する直
線と重なる部分近傍の領域において、熱膨張の拘束によ
り発生する集中熱応力を低減でき、吸気口または排気口
は、吸気口周辺または排気口周辺が熱膨張する前の略真
円形状に近い形状に維持される。
【0010】その結果、シリンダヘッドに空間部を設け
るという簡単な構造により、吸気口周辺または排気口周
辺が熱膨張したときにも、吸気弁または排気弁の良好な
シール性を確保できる。そのため、圧縮行程時の未燃混
合気が吸気ポートに漏出することが抑制されて、空燃比
制御の良好な制御精度が維持でき、または圧縮行程時の
未燃混合気が排気ポートに漏出することが抑制されて、
排気エミッションの改善ができる。しかも、空間部によ
り熱膨張が許容される範囲で、高い最高燃焼温度での燃
焼が可能であるため高い機関出力を維持でき、またシリ
ンダヘッドが大型化することもないため、内燃機関の配
置の自由度が制限されることもない。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の内
燃機関のシリンダヘッドおいて、前記空間部の前記直線
と直交する方向の幅の略中央が、該直線と重なる位置を
占めるものである。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、前記締
結部による拘束の緩和の程度が、直線の両側で略均等に
なるので、吸気口または排気口周辺は、より均一に膨張
することができ、吸気口または排気口を、略真円形状に
さらに近い形状に維持できる。その結果、請求項1に係
る発明の効果に加えて、吸気弁または排気弁の一層良好
なシール性を確保、および空燃比制御の良好な制御精度
の維持または排気エミッションの一層の改善ができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の内燃機関のシリンダヘッドおいて、前記空
間部は冷却水通路を構成するものである。
【0014】この請求項3記載の発明によれば、空間部
である冷却水通路により、前記締結部による熱膨張の拘
束が緩和されると同時に、吸気口周辺または排気口周辺
が空間部を流通する冷却水により冷却されるので、吸気
口周辺または排気口周辺の熱膨張自体を小さくすること
ができるため、熱膨張の拘束による吸気口または排気口
の変形および集中熱応力の発生を一層抑制できるので、
吸気口または排気口は、吸気口周辺または排気口周辺が
熱膨張する前の略真円形状により一層近い形状に維持さ
れる。
【0015】その結果、請求項1または請求項2記載の
発明の効果に加えて、空間部を冷却水通路とするという
簡単な構造により、吸気弁または排気弁の更なる良好な
シール性の確保、および空燃比制御の良好な制御精度の
維持または排気エミッションの更なる改善ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本出願発明の実施形態を図
1ないし図5を参照して説明する。第1実施形態におい
て、内燃機関は、車両に搭載されるV型6気筒の火花点
火式のSOHC水冷式内燃機関であり、内燃機関は、V
字をなす一対のバンクを有するアルミニウム合金製のシ
リンダブロックと、各バンクにおいてシリンダブロック
に締結された一対のアルミニウム合金製のシリンダヘッ
ドとを備える。図1には、一方のバンクのシリンダヘッ
ド1のシリンダブロック(図示されず)との合わせ面2
が示されている。なお、以下では、一方のバンクのシリ
ンダヘッド1およびシリンダブロックを中心に説明する
が、他方のバンクのシリンダヘッドおよびシリンダブロ
ックも基本的に同様の構造となっている。
【0017】シリンダブロックの各バンクは、シリンダ
ブロックに回転自在に支持されたクランク軸の軸方向に
沿って配列された3つのシリンダ部を有し、該各シリン
ダ部に設けられてピストンが往復動自在に嵌合するシリ
ンダ孔に対応して、シリンダヘッド1には、ペントルー
フ型の3つの燃焼室3が、クランク軸の軸方向(以下、
「配列方向」という)にそれぞれ凹設される。
【0018】図2および図3を併せて参照すると、各燃
焼室3には、シリンダヘッド1に設けられた1対の吸気
ポート4,5の燃焼室3側の開口端であって、1対の吸
気弁8によりそれぞれ開閉される略真円形状の吸気口4
a,5aと、シリンダヘッド1に設けられた1対の排気ポ
ート6,7の燃焼室3側の開口端であって、1対の排気
弁9によりそれぞれ開閉される略真円形状の排気口6a,
7aとが開口している。
【0019】シリンダヘッド1に圧入されたガイド筒1
0,11に摺動自在にそれぞれ嵌合されて、前記シリンダ
孔の中心線Aに対して吸気ポート4,5側に傾斜するす
る各吸気弁8と該中心線Aに対して排気ポート6,7側
に傾斜する各排気弁9とは、シリンダヘッド1に設けら
れた支持孔12に回転自在に支持されるカム軸(図示され
ず)、該カム軸に設けられたカムにより揺動されるロッ
カアームなどからなる動弁機構により開閉作動され、こ
の動弁機構は、シリンダヘッド1に締結されるシリンダ
ヘッドカバーにより密閉されて形成される動弁室内に配
置される。また、各吸気口4a,5aおよび各排気口6a,7a
には、吸気弁8および排気弁9が着座する弁座13,14が
圧入されている。
【0020】各燃焼室3の燃焼室壁面において、両吸気
口4a,5aは、両バンクで形成されるV字の中央寄りに、
また両排気口6a,7aは、V字の側端寄りに、それぞれ前
記配列方向に沿って配置され、さらに燃焼室壁面の略中
央で、両吸気弁8および両排気弁9に囲まれた位置に
は、点火栓(図示されず)の装着孔15の開口部15aが設
けられる。この装着孔15は、両排気弁9の間の略中央に
位置して、シリンダ孔の中心線Aに対して排気ポート
6,7側に傾斜する中心線を有する(図3参照)。
【0021】また、シリンダヘッド1には、各燃焼室3
を囲んで、シリンダブロックに設けられて冷却水ポンプ
から圧送された冷却水が供給されるブロック側冷却水ジ
ャケットと複数の連通路16…,17,18,17′,18′を介
して連通して、該ブロック側冷却水ジャケットから流入
した冷却水が流通するヘッド側冷却水ジャケット19が設
けられる。
【0022】冷却水通路を構成するこれら連通路16…,
17,18,17′,18′は、燃焼室3に対して中心線Aの径
方向外方で、かつ周方向に間隔を置いて配置された貫通
孔から構成され、各連通路16…,17,18,17′,18′の
一端がシリンダヘッド1の合わせ面2上で開口部16a
…,17a,18a,17′a,18′aを形成し、その他端がヘッ
ド側冷却水ジャケット19に開放する。さらに、各連通路
16…,17,18,17′,18′は、中心線Aと略沿って延び
ると共に、合わせ面2と平行な平面での大部分の流路断
面は開口部16a…,17a,18a,17′a,18′aの面積・形
状と近似した面積・形状を有する。そして、連通路16
…,17,18,17′,18′の開口部16a…,17a,18a,1
7′a,18′aが、シリンダブロックとシリンダヘッド1
との間に設けられるガスケットに形成された冷却水通路
に対向していて、冷却水がブロック側冷却水ジャケット
からヘッド側冷却水ジャケット19に流入するようになっ
ている。また、これら開口部16a…,17a,18a,17′a,
18′aは、合わせ面2上で中心線Aを中心として径方向
に所定幅を有する円環状の円環帯20(二点鎖線で図示)
の範囲内に位置している。
【0023】そして、ヘッド側冷却水ジャケット19は、
中心線Aの周方向において燃焼室3を囲む環状形状を有
して連通路16…,17,18,17′,18′が開放している冷
却水通路19aと、吸気ポート4,5および排気ポート
6,7の間を前記配列方向に延びる冷却水通路19bとを
備え、それら冷却水通路19a,19bは相互に連通してい
る。
【0024】一方、シリンダヘッド1をシリンダブロッ
クに締結するための締結ボルト(図示されず)が挿通さ
れる挿通孔21〜28は、円環帯20の径方向外方であって、
燃焼室3の側方で吸気ポート4,5側および排気ポート
6,7側に、それぞれ4つずつ前記配列方向に沿って設
けられる。
【0025】それら挿通孔21〜28のうち、排気ポート
6,7側の挿通孔25〜28は、その中心C5〜C8が、各燃焼
室3について、合わせ面2からの平面視で、シリンダ孔
の中心C1と各排気口6a,7aの中心C2,C3とをそれぞれ結
ぶ直線L1,L2上に略位置する。そして、隣接する燃焼室
3の間に位置する挿通孔26,27は、相互に隣接する燃焼
室3のうちの、一方の燃焼室3における他方の燃焼室3
寄りの排気口6a,7aの中心C2,C3を通る直線L1,L2と、
前記他方の燃焼室3における前記一方の燃焼室3寄りの
排気口7a,6aの中心を通る直線L2,L1との交点に、その
中心C6,C7が位置する。
【0026】また、吸気ポート4,5側の挿通孔21〜24
は、合わせ面2上で、合わせ面2を含む平面と、中心線
Aを含む平面との交線に対して略線対称となる位置に設
けられる。ここで、各燃焼室3について、合わせ面2か
らの平面視で、挿通孔21,22の中心C11,C12、挿通孔2
2,23の中心,C13、および挿通孔23,24の中心C13,C1
4、と各吸気口4a,5aの中心C9,C10とをそれぞれ結ぶ直
線を、直線L3,L4とする。そして、隣接する燃焼室3の
間に位置する挿通孔22,23は、相互に隣接する燃焼室3
のうちの、一方の燃焼室3における他方の燃焼室3寄り
の吸気口4a,5aの中心C9,C10を通る直線L3,L4と、前
記他方の燃焼室3における前記一方の燃焼室3寄りの吸
気口5a,4aの中心を通る直線L3,L4との交点に、その中
心C12,C13が位置する。
【0027】また、吸気ポート4,5側の挿通孔21〜24
のうち、シリンダヘッド1の、前記配列方向の両端側に
位置する2つの挿通孔21,24は、前記動弁機構の潤滑の
ために潤滑油を供給する通路を兼ねている。また、排気
ポート6,7側の挿通孔25〜28のうち、シリンダヘッド
1の前記両端側に位置する2つの挿通孔25,28は、締結
ボルトの外周に同軸に配置される円筒状の位置決めピン
の挿入孔ともなっている。なお、29は、それぞれブリー
ザ通路を構成する2つの貫通孔であり、30は、それぞれ
潤滑油の戻し通路を構成する4つの貫通孔である。
【0028】ところで、各燃焼室3について、図1およ
び図4に図示されるように、貫通孔により構成されるこ
とから、シリンダヘッド1に設けられた空間部ともなっ
ている排気ポート6,7側の2つの連通路17,18、およ
び吸気ポート4,5側の2つの連通路17′,18′は、そ
れぞれ、燃焼室3と排気ポート6,7側の挿通孔25〜28
との間、および燃焼室3と吸気ポート4,5側の挿通孔
21〜24との間であって、前記平面視で、4つの直線L1,
L2,L3,L4とそれぞれ重なる位置に設けられる。そし
て、各連通路17,18,17′,18′において、直線L1,L
2,L3,L4と直交する方向(以下、「直交方向」とい
う)の幅の略中央M1,M2,M3,M4を該直線L1,L2,L3,
L4が通っている。この第1実施形態では、開口部17a,1
8a,17′a,18′aを含め、連通路17,18,17′,18′の
前記流路断面の前記直交方向の幅は、排気口6a,7aおよ
び吸気口4a,5aの内径よりも、それぞれやや小さく設定
されているが、それらの幅は、後述する排気口6a,7a周
辺および吸気口4a,5a周辺の熱膨張を許容して、熱膨張
に起因する排気口6a,7aおよび吸気口4a,5aの変形を抑
制する観点から適宜決定されるものである。同様に、連
通路17,18,17′,18′の前記流路断面の直線L1,L2,
L3,L4方向の幅も、前記観点から適宜決定される。その
ため、連通路17,18,17′,18′の開口部17a,18a,1
7′a,18′aの面積・形状と、開口部17a,18a,17′a,
18′a以外の前記流路断面の面積・形状は、異なること
もある。
【0029】以下、前述のように構成された第1実施形
態の作用および効果について説明する。燃焼室3内での
混合気の燃焼により、シリンダヘッド1の排気口6a,7a
周辺および吸気口4a,5a周辺は高温となり、大きく熱膨
張する。このとき、前記平面視で、排気口6a,7aおよび
吸気口4a,5aの中心と挿通孔25〜28および挿通孔21〜24
の中心を結ぶ直線L1,L2,L3,L4と重なる位置に、空間
部としての連通路17,18,17′,18′が設けられている
ことから、連通路17,18,17′,18′により排気口6a,
7a周辺および吸気口4a,5a周辺は、特に前記直線L1,L
2,L3,L4と重なる部分の近傍は、締結ボルトにより締
め付けられているシリンダヘッド1の締結部による熱膨
張の拘束が緩和されるため、熱膨張が許容されて、該直
線L1,L2,L3,L4に沿う方向に膨張することができる。
そのため、前記締結部による熱膨張の拘束に基づく排気
口6a,7aおよび吸気口4a,5aの変形が抑制され、しかも
排気口6a,7a周辺および吸気口4a,5a周辺の、排気口6
a,7aおよび吸気口4a,5aの中心C2,C3,C9,C10を通る
と共に前記直線L1,L2,L3,L4と略直交する直線と重な
る部分近傍の領域において、熱膨張の拘束により発生す
る集中熱応力を低減でき、排気口6a,7aおよび吸気口4
a,5aは、排気口6a,7a周辺および吸気口4a,5a周辺が
熱膨張する前の略真円形状に近い形状に維持される。
【0030】その結果、シリンダヘッド1に空間部であ
る連通路17,18,17′,18′を設けるという簡単な構造
により、排気口6a,7a周辺および吸気口4a,5a周辺を含
め燃焼室壁が熱膨張したときにも、排気弁9および吸気
弁8の良好なシール性を確保できる。そのため、圧縮行
程時の未燃混合気が吸気ポートに漏出することが抑制さ
れて、空燃比制御の良好な制御精度が維持でき、さらに
圧縮行程時の未燃混合気が排気ポートに漏出することが
抑制されて、排気エミッションの改善ができる。しか
も、連通路17,18,17′,18′により熱膨張が許容され
る範囲で、高い最高燃焼温度での燃焼が可能であるため
高い機関出力を維持でき、またシリンダヘッド1が大型
化することもないため、内燃機関の配置の自由度が制限
されることもない。さらに、シリンダヘッド1が大型化
することで、内燃機関の重量が増加することもないの
で、燃費が悪化することもない。
【0031】また、前記平面視で、開口部17a,18a,1
7′,18′の直交方向の幅の略中央M1,M2,M3,M4が直
線L1,L2,L3,L4と重なる位置を占めるため、前記締結
部による拘束の緩和の程度が、該直線L1,L2,L3,L4の
両側で略均等になるので、排気口6a,7a周辺および吸気
口4a,5a周辺を含め燃焼室壁は、より均一に膨張するこ
とができ、排気口6a,7aおよび吸気口4a,5aを、略真円
形状にさらに近い形状に維持できる。その結果、排気弁
9および吸気弁8の一層良好なシール性を確保、空燃比
制御の良好な制御精度の維持、および排気エミッション
の一層の改善ができる。
【0032】さらに、連通路17,18,17′,18′は冷却
水通路であるので、連通路17,18,17′,18′により、
前記締結部による熱膨張の拘束が緩和されると同時に、
燃焼室壁全体、特に排気口6a,7a周辺および吸気口4a,
5a周辺が連通路17,18,17′,18′を流通する冷却水に
より冷却されるので、燃焼室壁全体、特に排気口6a,7a
周辺および吸気口4a,5a周辺の熱膨張自体を小さくする
ことができるため、熱膨張の拘束による排気口6a,7aお
よび吸気口4a,5aの変形および集中熱応力の発生を一層
抑制できるので、排気口6a,7aおよび吸気口4a,5aは、
排気口6a,7a周辺および吸気口4a,5a周辺が熱膨張する
前の略真円形状により一層近い形状に維持される。
【0033】また、シリンダヘッド1において、燃焼が
開始される点火栓の装着孔15周辺も、排気口6a,7a周辺
および吸気口4a,5a周辺と同様に高温となるが、点火栓
の装着孔15の中心C4も、前記平面視で前記直線L1,L2,
L3,L4の近傍に位置するため、装着孔15周辺における直
線L1,L2,L3,L4方向の熱膨張による影響も、連通路1
7,18,17′,18′により小さくすることができ、結果
的に、装着孔15周辺の熱膨張による排気口6a,7aおよび
吸気口4a,5aの変形を抑制できる。
【0034】以下、前述した第1実施形態の一部の構成
を変更した実施形態について、変更した構成に関して説
明する。
【0035】前記第1実施形態では、前記平面視で、排
気口6a,7aの中心C2,C3と挿通孔25〜28の中心C5〜C8を
結ぶ直線L1,L2および吸気口4a,5aの中心C9,C10と挿
通孔21〜24の中心C11〜C14を結ぶ直線L3,L4と重なる位
置に設けられて、燃焼室壁全体、特に排気口6a,7a周辺
および吸気口4a,5a周辺の熱膨張を吸収する空間部は、
冷却水通路を構成する貫通孔からなる連通路17,18,1
7′,18′であったが、第2実施形態として、図5に図
示されるように、シリンダヘッド1において、燃焼室3
と挿通孔25〜28との間および燃焼室3と挿通孔21〜24と
の間に設けられ、合わせ面2に開口部40aを有する有底
の凹部40から構成される空間部であってもよい。この場
合にも、凹部40の前記直交方向の略中央が直線L1,L2,
L3,L4と重なる位置を占めるようにされる。そして、こ
の凹部40の開口部40aを含め、合わせ面2に平行な平面
での断面の直線L1,L2,L3,L4方向および前記直交方向
の幅、凹部40の深さ、さらに前記断面の面積・形状など
は、連通路17,18,17′,18′と同様に、燃焼室壁全
体、特に排気口6a,7a周辺および吸気口4a,5a周辺の熱
膨張を許容して、熱膨張に起因する燃焼室壁全体、特に
排気口6a,7aおよび吸気口4a,5aの変形を抑制する観点
から適宜決定される。
【0036】そして、この第2実施形態においても、前
記第1実施形態の作用および効果のうち、連通路17,1
8,17′,18′が冷却水通路であることに基づく作用お
よび効果を除いて、前記第1実施形態と同様の作用およ
び効果が奏される。
【0037】さらに、前記第2実施形態においては、直
線L1,L2,L3,L4方向の凹部40は、円環帯20の範囲内に
位置していたが、挿通孔21〜28と燃焼室3との間の任意
の位置とすることができ、例えば図中二点鎖線で示され
る位置P1、または位置P2であってもよい。また、凹部40
を直線L1,L2,L3,L4方向に間隔を置いて複数個並ぶよ
うに設けることもでき、そのような複数の凹部40によ
り、熱膨張を許容する度合いを大きくすることができ
る。さらに、凹部により空間部を構成する別の例とし
て、該凹部は、開口部を合わせ面2以外に有するもので
あってもよい。
【0038】前記第1実施形態では、前記平面視で直線
L1,L2,L3,L4と重なる連通路17,18,17′,18′は、
円環帯20に配置されていたが、燃焼室3と挿通孔21〜28
との間において、直線L1,L2,L3,L4方向の任意の位置
に設けることができる。また、冷却水通路として、貫通
孔からなる連通路17,18,17′,18′の代わりに、冷却
水通路の一部を構成する凹部を設けて、この凹部によ
り、熱膨張を許容する空間部を構成することもできる。
そして、この凹部の開口部は、合わせ面2に設けられて
いてもよいし、合わせ面2以外であって、冷却水通路に
開放するように設けられていてもよく、その例を第3実
施形態として図6を参照して説明する。
【0039】図6に図示される第3実施形態において、
凹部41は、第1実施形態の連通路17,18,17′,18′と
同じ位置に設けられ、燃焼室3を囲む環状形状の冷却水
通路19aに開放する開口部41aを有している。この第3実
施形態において、凹部41の底面41bと合わせ面2と間の
厚みtは、この凹部41の形成箇所以外の冷却水通路19a
の底面と合わせ面2との間の厚みt0よりも小さくされ
て、凹部41の底壁が薄肉部となっている。それゆえ、こ
の薄肉部を形成する凹部41を設けることにより、直線L
1,L2,L3,L4方向の剛性が、冷却水通路19aの、凹部41
形成箇所以外の部分の剛性に比べて低下するため、前記
第1実施形態と同様に、シリンダヘッド1の前記締結部
による熱膨張の拘束が緩和され、前記第1実施形態と同
様の作用および効果が奏される。
【0040】各実施形態では、前記平面視で、連通路1
7,18,17′,18′または凹部の前記直交方向の幅の略
中央が直線L1,L2,L3,L4と重なる位置を占めたが、連
通路17,18,17′,18′または凹部が直線L1,L2,L3,
L4と重なる位置にあるとの条件の下で、連通路17,18,
17′,18′または凹部の直交方向の幅の略中央が、該直
線L1,L2,L3,L4と重ならない連通路17,18,17′,1
8′または凹部とすることもでき、それらの具体的位置
は、連通路17,18,17′,18′または凹部を設けること
により、燃焼室壁全体、特に排気口6a,7a周辺および吸
気口4a,5a周辺の熱膨張に起因する排気口6a,7aおよび
吸気口4a,5aの変形を抑制する観点から適宜決定される
ものである。また、連通路17,18,17′,18′の開口部
17a,18a,17′,18′を含む前記流路断面の面積・形
状、凹部の開口部を含む前記断面の面積・形状は、それ
ぞれ任意である。
【0041】さらに、空間部を外気と連通する空洞から
構成することもでき、また空間部を外気から遮断され
て、栓などにより密閉された空洞から構成することもで
きる。いずれの場合にも、その空洞内に、排気口6a,7a
周辺、吸気口4a,5a周辺および燃焼室壁全体の熱膨張を
許容して、熱膨張に起因する排気口6a,7aおよび吸気口
4a,5aの変形を抑制するような、冷却水以外の流体、ま
たは物質が充填されていてもよい。
【0042】いずれにしても、燃焼室3と挿通孔21〜28
との間において設けられる空間部は、前記平面視で、直
線L1,L2,L3,L4と重なる位置にあり、空間部を設ける
ことにより剛性の低い部分を形成して、シリンダヘッド
1の前記締結部による熱膨張の拘束が緩和されて、燃焼
室壁、特に排気口6a,7a周辺および吸気口4a,5a周辺の
熱膨張を許容するような空間部であれば、どのような形
態の空間部であってもよい。
【0043】前記各実施形態では、各燃焼室3には、吸
気弁8および排気弁9がそれぞれ2個ずつ設けられた
が、吸気弁および排気弁の数は、これに限られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願発明の第1実施形態であり、内燃機関の
シリンダヘッドの合わせ面からの平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】第2実施形態における図4に相当する図であ
る。
【図6】第3実施形態における図4に相当する図であ
る。
【図7】シリンダヘッドの吸気口周辺および排気口周辺
の熱応力の発生箇所の説明図である。
【符号の説明】
1…シリンダヘッド、2…合わせ面、3…燃焼室、4,
5…吸気ポート、4a,5a…吸気口、6,7…排気ポー
ト、6a,7a…排気口、8…吸気弁、9…排気弁、10,11
…ガイド筒、12…支持孔、13,14…弁座、15…装着孔、
16,17,17′,18,18′…連通路、19…ヘッド側冷却水
ジャケット、20…円環帯、21〜28…挿通孔、29…ブリー
ザ通路、30…戻し通路、40,41…凹部、A…中心線、C1
〜C14…中心、L1〜L4…直線、M1〜M4…中央。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月14日(2000.2.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本出願発明の実施形態を図
1ないし図を参照して説明する。第1実施形態におい
て、内燃機関は、車両に搭載されるV型6気筒の火花点
火式のSOHC水冷式内燃機関であり、内燃機関は、V
字をなす一対のバンクを有するアルミニウム合金製のシ
リンダブロックと、各バンクにおいてシリンダブロック
に締結された一対のアルミニウム合金製のシリンダヘッ
ドとを備える。図1には、一方のバンクのシリンダヘッ
ド1のシリンダブロック(図示されず)との合わせ面2
が示されている。なお、以下では、一方のバンクのシリ
ンダヘッド1およびシリンダブロックを中心に説明する
が、他方のバンクのシリンダヘッドおよびシリンダブロ
ックも基本的に同様の構造となっている。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 伸一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 高木 卓也 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中村 弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山▲崎▼ 勉 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G024 AA05 AA06 AA09 AA11 AA13 AA16 CA02 CA05 CA26 DA06 DA09 DA17 DA19 FA08 GA26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室と、吸気弁および排気弁によりそ
    れぞれ開閉される吸気口および排気口と、締結具が挿通
    される挿通孔とを備え、該締結具によりシリンダブロッ
    クに締結される内燃機関のシリンダヘッドにおいて、 前記燃焼室と前記挿通孔との間に、前記シリンダヘッド
    の前記シリンダブロックとの合わせ面からの平面視で、
    前記吸気口または前記排気口の中心と前記挿通孔の中心
    とを結ぶ直線と重なる位置に空間部が設けられたことを
    特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。
  2. 【請求項2】 前記空間部の前記直線と直交する方向の
    幅の略中央が、該直線と重なる位置を占めることを特徴
    とする請求項1記載の内燃機関のシリンダヘッド。
  3. 【請求項3】 前記空間部は冷却水通路を構成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の
    シリンダヘッド。
JP2000034166A 2000-02-10 2000-02-10 内燃機関のシリンダヘッド Expired - Fee Related JP3824832B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034166A JP3824832B2 (ja) 2000-02-10 2000-02-10 内燃機関のシリンダヘッド
CA002335261A CA2335261C (en) 2000-02-10 2001-02-09 Cylinder head for an internal combustion engine
TW090102899A TW475972B (en) 2000-02-10 2001-02-09 Cylinder head for an internal combustion engine
BR0100477-8A BR0100477A (pt) 2000-02-10 2001-02-09 Cabeçote de cilindro para um motor de combustão interna
CNB011116366A CN1170059C (zh) 2000-02-10 2001-02-09 内燃机的气缸盖
US09/779,630 US6622686B2 (en) 2000-02-10 2001-02-09 Cylinder head for an internal combustion engine
DE60127478T DE60127478T2 (de) 2000-02-10 2001-02-09 Zylinderkopf für eine Brennkraftmaschine
EP01103114A EP1124052B1 (en) 2000-02-10 2001-02-09 Cylinder head for an internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034166A JP3824832B2 (ja) 2000-02-10 2000-02-10 内燃機関のシリンダヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001221099A true JP2001221099A (ja) 2001-08-17
JP3824832B2 JP3824832B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=18558537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000034166A Expired - Fee Related JP3824832B2 (ja) 2000-02-10 2000-02-10 内燃機関のシリンダヘッド

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6622686B2 (ja)
EP (1) EP1124052B1 (ja)
JP (1) JP3824832B2 (ja)
CN (1) CN1170059C (ja)
BR (1) BR0100477A (ja)
CA (1) CA2335261C (ja)
DE (1) DE60127478T2 (ja)
TW (1) TW475972B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019027378A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 ダイハツ工業株式会社 内燃機関のシリンダヘッド

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004034524A1 (de) * 2004-07-16 2006-02-16 Deutz Ag Gegossener Zylinderkopf mit Kühlkanal
US7337755B2 (en) * 2004-09-30 2008-03-04 Honda Motor Co., Ltd. Cylinder head cooling structure for an internal combustion engine, including an oil temperature sensor and an oil temperature control system
JP4479700B2 (ja) * 2006-08-01 2010-06-09 トヨタ自動車株式会社 V型内燃機関の冷却装置
JP4627304B2 (ja) * 2007-02-01 2011-02-09 愛知機械工業株式会社 シリンダヘッドおよびこれを備える内燃機関
US8935998B1 (en) 2013-09-16 2015-01-20 Achates Power, Inc. Compac, ported cylinder construction for an opposed-piston engine
US10422272B2 (en) 2015-11-04 2019-09-24 Achates Power, Inc. Compact ported cylinder construction for an opposed-piston engine

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3139009A (en) * 1962-05-16 1964-06-30 Daimler Benz Ag Cylinder head seal
CH475474A (de) * 1967-07-12 1969-07-15 Sulzer Ag Kolbenbrennkraftmaschine mit auswechselbarer Zylinderbüchse
JPS6079141A (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 Honda Motor Co Ltd Dohc型4サイクル内燃機関のシリンダヘツド
JPS6170125A (ja) * 1984-09-14 1986-04-10 Suzuki Motor Co Ltd エンジンのシリンダヘツド冷却構造
JPS61275546A (ja) * 1985-05-30 1986-12-05 Toyota Motor Corp 内燃機関のシリンダヘツド
JPS6213759A (ja) * 1985-07-10 1987-01-22 Toyota Motor Corp 内燃機関のシリンダヘツドの冷却水通路構造
JPS6232264A (ja) * 1985-08-02 1987-02-12 Toyota Motor Corp 内燃機関のシリンダヘツドの冷却水通路構造
JP2509763Y2 (ja) * 1988-09-01 1996-09-04 日産自動車株式会社 Dohc機関のカム軸駆動装置
US5275139A (en) * 1993-02-09 1994-01-04 Fel-Pro Incorporated Method of sealing a high performance automotive engine and engine assembly
JP3394363B2 (ja) * 1995-06-28 2003-04-07 ヤマハ発動機株式会社 エンジン用シリンダヘッド
JP3498446B2 (ja) * 1995-10-26 2004-02-16 日産自動車株式会社 火花点火機関用シリンダヘッド
DE19608576C1 (de) * 1996-03-06 1997-06-19 Daimler Benz Ag Flüssigkeitsgekühlter Zylinderkopf für eine mehrzylindrige Brennkraftmaschine
DE19637122C1 (de) * 1996-09-12 1998-01-02 Porsche Ag Flüssigkeitsgekühlter Zylinderkopf
DE19644530C1 (de) * 1996-10-26 1998-02-12 Daimler Benz Ag Zylinderkopf für eine Mehrzylinder-Brennkraftmaschine
JPH10288081A (ja) * 1997-04-12 1998-10-27 Yamaha Motor Co Ltd 筒内燃料噴射式エンジンにおける燃料噴射弁周りの冷却構造
JP3572436B2 (ja) * 1997-10-21 2004-10-06 日産自動車株式会社 内燃機関のシリンダヘッド構造
US6123055A (en) * 1998-02-25 2000-09-26 Isuzu Motors Limited Cylinder head structure
DE19828308A1 (de) * 1998-06-25 1999-12-30 Porsche Ag Zylinderkopf einer Brennkraftmaschine
JP3974268B2 (ja) * 1998-09-08 2007-09-12 ヤマハ発動機株式会社 筒内噴射式エンジン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019027378A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 ダイハツ工業株式会社 内燃機関のシリンダヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
CN1308184A (zh) 2001-08-15
EP1124052A3 (en) 2002-08-14
EP1124052A2 (en) 2001-08-16
EP1124052B1 (en) 2007-03-28
DE60127478D1 (de) 2007-05-10
JP3824832B2 (ja) 2006-09-20
US20010013326A1 (en) 2001-08-16
US6622686B2 (en) 2003-09-23
TW475972B (en) 2002-02-11
CA2335261C (en) 2004-08-10
CN1170059C (zh) 2004-10-06
DE60127478T2 (de) 2007-07-12
BR0100477A (pt) 2001-10-02
CA2335261A1 (en) 2001-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2370073A (en) Engine cylinder head with EGR (exhaust gas recirculation) passage formed within it
JPH055416A (ja) エンジンの燃焼室構造
JP2001221099A (ja) 内燃機関のシリンダヘッド
US8443770B2 (en) Secondary air supply system of internal combustion engine
JP2766292B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP3695232B2 (ja) 船外機の排気装置
JP2694899B2 (ja) 4サイクルエンジンの動弁装置
US9856822B2 (en) Welded engine block for small internal combustion engines
EP1857663B1 (en) Internal combustion engine
JP2008075507A (ja) 水冷式多気筒エンジン
US20030019467A1 (en) Set of cylinder heads with desmodromic valve operation, for internal combustion engines
US10731597B2 (en) Cylinder head for internal combustion engine
JPH0721848Y2 (ja) V型多気筒エンジンのシリンダヘッド構造
JPH10220280A (ja) 船外機用エンジン
US11293373B2 (en) Cylinder head
US20020100436A1 (en) Cylinder head cooling passage structure of overhead cam type engine
JP4900593B2 (ja) 可変バルブタイミング機構付エンジンのオイル通路構造
JP2005320944A (ja) オープンデッキ型シリンダブロックの冷却構造
JP2007187138A (ja) 内燃機関
JP2872687B2 (ja) 4サイクルエンジンの動弁装置
JP2001082245A (ja) 強制空冷式の頭上弁式内燃機関
JPH0763065A (ja) V形エンジン用シリンダヘッド
CN112855378A (zh) 多气缸内燃机
WO2016189568A1 (ja) 内燃機関
JPH0216320A (ja) 4サイクルエンジンのシリンダヘッド冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140707

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees