JP2001214566A - 建物の制振天井構造 - Google Patents

建物の制振天井構造

Info

Publication number
JP2001214566A
JP2001214566A JP2000027734A JP2000027734A JP2001214566A JP 2001214566 A JP2001214566 A JP 2001214566A JP 2000027734 A JP2000027734 A JP 2000027734A JP 2000027734 A JP2000027734 A JP 2000027734A JP 2001214566 A JP2001214566 A JP 2001214566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
vibration
building
damping
damping material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000027734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4520566B2 (ja
Inventor
Nobufumi Yokoi
宣文 横井
Tomoki Yanagisawa
智樹 柳沢
Hirochika Nakashiyouya
博規 中庄谷
Futoshi Arisaka
太志 有坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP2000027734A priority Critical patent/JP4520566B2/ja
Publication of JP2001214566A publication Critical patent/JP2001214566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4520566B2 publication Critical patent/JP4520566B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的な制振が可能であるとともに、施工容易
な建物の制振天井構造を提供すること。 【解決手段】所定区画内に貼られた天井面材25と、こ
の天井面材25に設置された制振材27とを有する建物
の制振天井構造10において、制振材27を天井面材2
5の周縁から離れた位置に設置する。これにより、天井
中央等の振動に対する自由度の高い部分に制振材27を
設置して、効率的な制振が可能となる。また、必要な部
分の天井面材25のみに制振材27を敷設すればよいか
ら、天井全面に制振材27を敷設する場合より、敷設作
業が容易になるのに加えて、制振材27の使用量も削減
できる。これにより、施工作業の容易化および施工コス
トの削減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の制振天井構
造に関する。
【0002】
【背景技術】従来から、工場で製造した箱状の建物ユニ
ットを、建築現場で複数組合わせて建築されるユニット
式建物が利用されている。このようなユニット式建物の
天井構造においては、一般的に建物ユニットの天井梁に
架設された野縁に天井面材を支持する構造が採用されて
いる。ところで、近年、ユニット式建物における上階か
ら下階への騒音伝達を防止し、遮音性を向上させる目的
で、天井面材の裏面側にグラスウール等の吸音材を貼り
付けたり、天井面材等の質量を増加させる等で振動を抑
制する手法が採用されている(特開平10−61058
号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グラス
ウールを天井面材の裏面に貼り付けるのみでは、天井の
制振効果、遮音効果が十分でないという問題がある。一
方、天井面材の質量を増加させる方法では、天井全体の
重量が増加するため、天井支持構造を強化する等の特別
の対策が必要となり、結果として既存の建物ユニットを
そのまま使用できなくなる可能性がある。また、これに
伴い、施工部品が増加し、作業も煩雑化する等の問題が
ある。
【0004】本発明の目的は、効率的な制振が可能であ
るとともに、施工容易な建物の制振天井構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物の天井構
造を構成する天井面材において、効率よく制振できる部
位に制振材を設置することで、前記目的を達成しようと
するものである。具体的に添付図面を参照して説明する
と、請求項1に記載の発明は、所定区画内に貼られた天
井面材25と、この天井面材25に設置された制振材2
7とを有する建物の制振天井構造10、40であって、
前記制振材27は、前記天井面材25の周縁から離れた
位置に設置されることを特徴とする建物の制振天井構造
10、40である。ここで、所定区画とは、例えば、建
物の間仕切り壁等により仕切られた天井部分の区画や、
ユニット式建物を構成する建物ユニットの天井梁に囲ま
れた区画等をいい、天井面材の周縁とは、前記壁、天井
梁によってその振動が拘束される部分をいう。
【0006】この発明によれば、所定区画内に貼られた
天井面材の周縁から離れた位置に、制振材が設置された
制振天井構造を採用している。したがって、天井中央等
の振動に対する自由度の高い部分に制振材を設置して、
効率的な制振が可能となる。また、必要な部分の天井面
材のみに制振材を敷設すればよいから、天井全面に制振
材を敷設する場合よりも、敷設作業が容易になるのに加
えて、制振材の使用量も削減できる。これにより、施工
作業の容易化および施工コストの削減を図ることができ
る。さらに、天井面材の全面に制振材を敷設する場合よ
りも、天井全体の重量が低減するため、天井支持構造を
簡易なものにできる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の建物の制振天井構造10、40において、前記建物
は、四隅の柱21の上下端を天井梁22および床梁23
で連結した直方体状の骨組み20を有する建物ユニット
12Aを、複数建築現場で積み重ねて建てるユニット式
建物1であり、前記所定区画は、前記建物ユニットの前
記天井梁に囲まれた区画Aであることを特徴とする建物
の制振天井構造10、40である。
【0008】この発明によれば、建物としてユニット式
建物を採用するとともに、ユニット式建物を構成する建
物ユニットの天井梁で囲まれた区画を所定区画としてい
る。したがって、複数の建物ユニット間に跨って制振材
を設置する必要がないから、予め建物ユニットを工場で
製造する際に、各建物ユニットに制振材を設置しておく
ことができる。これにより、工場で製造され、制振材の
設置された建物ユニットを現場で設置するだけで、制振
材を備えた制振天井構造を有するユニット式建物を施工
することができる。つまり、制振材を現場で設置する作
業を必要としないので、現場作業を簡略化して、施工効
率を向上することができる。
【0009】また、天井面材の周縁部分の制振材が省略
されるため、建物ユニットの天井全面に制振材を設置す
るのと比較して、天井全体の重量が低減し、建物ユニッ
トの梁や柱を特殊な構造とする必要がない。すなわち、
従来の建物ユニットをそのまま採用することができるの
で、新しい建物ユニットを開発する必要もなく、効率的
である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の建物の制振天井構造10、40におい
て、前記制振材27は、前記天井面材25の固有振動モ
ードLの腹部Bに対応する位置を含んで設置されること
を特徴とする建物の制振天井構造10、40である。こ
の発明によれば、制振材が、天井面材の固有振動モード
の腹部に対応する位置を含んで設置されている。したが
って、天井面における最も振動の大きい腹部を含んだ周
辺部を効率的に制振することができ、制振効果および遮
音効果を一層向上させることができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の建物の制振天井構造10、40において、前記制振材
27を複数隣接して形成される島状部28を、互いに間
隔を空けて前記所定区画内に複数設置することを特徴と
する建物の制振天井構造10、40である。
【0012】この発明によれば、制振材を複数隣接して
形成される島状部を、互いに間隔を空けて複数設置して
いるから、複数の島状部を天井面材の振動の大きい場所
に分散させて設置することができ、島状部が配置される
各ポイントで効果的な制振が可能となる。特に、各島状
部を天井面材の固有振動モードの腹部となる位置を含ん
で設置することで、一層制振効果を向上できる。また、
複数の制振材を隣接させて島状部としているから、制振
材の数を増減させることで、島状部の質量の増減を容易
に行うことができ、制振材を敷設する天井の種類に応じ
て、効率的な制振を行うことができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の建物の制振天井構造40において、前記複数の島状部
28の少なくとも2個は、連結部41によって互いに連
結されることを特徴とする建物の制振天井構造40であ
る。この発明によれば、制振材の設置された複数の島状
部の少なくとも2個が、連結部によって互いに連結され
ている。したがって、ある振動モードに対応して設置さ
れた各島状部の間に位置する部分、すなわち、制振材が
設置されていない部分を腹部とする他の振動モードに対
応することが可能となり、制振効果および遮音効果をよ
り一層向上できる。
【0014】すなわち、図10を用いて具体的に説明す
ると、天井面材25の固有振動モードである3次振動モ
ードLに対応して3つの腹部Bを含んで設置されている
3つの島状部28A〜28Cでは、これとは異なる振動
モードであり、B’位置を腹部とするような、例えば2
次振動モードMを効率的に制振することは困難である。
したがって、これに対応できるように2つの腹部B’を
含むように、連結部41を各島状部28間に設置するこ
とで、2次振動モードMをも効率的に制振することが可
能となり、制振効果を一層向上できることとなる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の建物の制振天井構造10、4
0において、前記制振材27は、面状に形成され、前記
天井面材25の裏面251に設置されることを特徴とす
る建物の制振天井構造10、40である。
【0016】この発明によれば、制振材が面状に形成さ
れているから、制振材が嵩張らず、設置スペースを少な
くすることができる。また、制振材を薄くすることがで
きるので、天井自体も薄くして天井裏スペースを広くす
ることができる。さらに、制振材が天井面材の裏面に設
置されているから、天井面材の表面、すなわち、居室側
に制振材を設置する場合と比較して、制振材を居室側か
ら見えなくする手段、または制振材表面にクロス貼り等
をする必要なく、施工作業を簡易にできる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1から請
求項6のいずれかに記載の建物の制振天井構造10、4
0において、前記複数の野縁24が、前記所定区画内に
配列され、これらの野縁24で前記天井面材25が支持
されるとともに、前記制振材27は、隣り合う2本の野
縁24間に架け渡されることを特徴とする建物の制振天
井構造10、40である。
【0018】この発明によれば、天井面材が野縁で支持
されるとともに、制振材が隣り合う2本の野縁間に架け
渡されているから、天井面材を確実に固定できるととも
に、制振材の設置作業を容易に行うことができる。すな
わち、制振材を野縁間に設置する作業は、制振材を野縁
の下、すなわち、野縁と天井面材との間に設置する作業
と比べて、容易に行うことができ。施工作業および施工
効率の向上を図ることができる。また、制振材を設置す
るに当たって、野縁や天井面材を特殊な構造とする必要
もないから、従来と同じものを使用することができ、効
率的である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1から図8には、本発明の第1
実施形態に係る建物の制振天井構造10、およびそれを
用いた建物としてのユニット式建物1が示されている。
ユニット式建物1は、図1に示されるように、基礎11
の上に載置される建物本体12および屋根13を備えた
ものである。また、建物本体12は、箱状に形成された
複数の下階建物ユニット12Aおよび上階建物ユニット
12Bを組合わせて造られたものである。
【0020】1階を構成する下階建物ユニット12A
は、図2に示されるように、四隅に立設される4本の金
属製の柱21と、これらの柱21の上端同士および下端
同士を結合する各々4本の天井梁22および床梁23に
より構成される骨組み20を備えている。ここにおい
て、天井梁22は、断面C型に形成された金属製の短辺
天井梁22Aおよび同様の長辺天井梁22Bの2種類か
ら構成されている。一方、床梁23も断面C型に形成さ
れた金属製の短辺床梁23Aおよび同様の長辺床梁23
Bの2種類から構成されている。
【0021】対向する長辺天井梁22Bの間には、木製
柱状の野縁24が複数本、本実施形態では8本、架け渡
され、この野縁24に石膏ボードからなる天井面材25
が固定されている。この天井面材25は、上述の4本の
天井梁22で囲まれた矩形状の区画Aを所定区画とし
て、この区画A内に適合するように貼り付けられている
(図3参照)。ここで、天井面材25は、上部天井面材
25Aおよび下部天井面材25Bを張り合わせて形成さ
れている(図8参照)。一方、対向する長辺床梁23B
の間には、根太26が複数本、本実施形態では8本、架
け渡されており、この上に必要に応じてパーチクルボー
ド等からなる床面材(図示省略)が貼られることとな
る。
【0022】また、天井面材25の裏面251における
天井面材25の周縁から離れた位置には、面状に形成さ
れた第1〜第8制振材27A〜27Hが設置されてい
る。これら各制振材27A〜27Hは、天井面材25の
上に塗布された接着剤による固定、および後述する受部
材273と、野縁24とのビス止めによる固定を併用し
て、隣り合う野縁24の間に架け渡されている。
【0023】制振材27(27A〜27H)は、図5お
よび図6に示されるように、重量ゴム等を平面矩形状に
形成した遮音マット271と、この遮音マット271に
積層された合板272とを備えている。ここで、合板2
72は遮音マット271と略同一の形状に形成されてい
る。これらの遮音マット271と合板272とは、遮音
マット271の周縁に沿うように、および対向する長辺
の中点を結ぶ線分上に貼付された両面テープ29によ
り、互いに接着されている。また、合板272の4隅と
長辺の中点部とには、木製四角柱上の受部材273が、
合板272上に塗布された接着剤、および遮音マット2
71側からの釘30の打ち込みにより固定されている。
【0024】図2、図3に戻って、各制振材27A〜2
7Hの内、少なくとも2枚を隣接して第1〜第3の3個
の島状部28A、28B、28Cを構成するとともに、
これらの各島状部28A、28B、28Cは互いに間隔
を空けて区画A内に設置されている。すなわち、第1、
第2制振材27A、27Bが互いに短辺側を隣接した状
態で、図3中左側の2本の野縁24間に設置され、第1
島状部28Aが形成されている。また、第3、第4制振
材27C、27Dが中央左よりの2本の野縁24間に、
および第5、第6制振材27E、27Fが中央右よりの
2本の野縁24間に、それぞれ設置され、これら4個の
制振材27C、27D、27E、27Fにより第2島状
部28Bが形成されている。さらに、第7、第8制振材
27G、27Hが右側の2本の野縁24間に設置され、
第3島状部28Cが形成されている。
【0025】これら各島状部28A、28B、28C
は、図4に示されるように、天井面に生じる固有振動モ
ードである3次振動モードLの3つの腹部Bに対応する
位置を含んで設置され、これにより、天井面における振
動のより大きい部分が効率的に制振されることとなる。
このような天井面の固有振動モードは、建物ユニット1
2Aの長辺天井梁22Bの長さに伴って変化する値であ
り、これに伴い、島状部の配置位置もその固有振動モー
ドに対応して変化することとなる。
【0026】すなわち、図7に示されるように、建物ユ
ニットの長辺方向長さを変えた場合、例えば、2次の固
有振動モードを有する建物ユニット52Aでは、その2
つの腹部Cを含むように各島状部58を配置すればよい
(図7(A)参照)。同様にして4次の固有振動モード
を有する建物ユニット62Aでは、その4つの腹部Dを
含むように各島状部68を(図7(B)参照)、5次の
固有振動モードを有する建物ユニットでは、その5つの
腹部Eを含むように各島状部78を(図7(C)参
照)、配置すればよい。
【0027】このように構成された制振天井構造10
は、次のように施工される。まず、遮音マット271の
周縁に沿うように、および相対向する長辺の中点を結ぶ
線分上に、両面テープ29を貼付し、その上に、合板2
72を重ね合わせ接着する(図5参照)。続いて、合板
272の4隅と長辺の中点部に接着剤を塗布して受部材
273を取り付けるとともに、遮音マット271側から
の釘30の打ち込みにより固定する(図6参照)。これ
により制振材27が組み立てられる。
【0028】次に、予め柱21、天井梁22、および床
梁23を直方体状に組み、野縁24、根太26、天井面
材25等を取り付けた下階建物ユニット12Aにおけ
る、制振材27を取り付ける野縁24間に、接着剤を塗
布する。その後、上述のように組み立てた制振材27を
載置して、接着するとともに、受部材273と野縁24
とをビス止め(図示省略)することで、制振材27を確
実に固定する。これにより制振天井構造10を備えた下
階建物ユニット12Aが完成する。
【0029】このように構成された下階建物ユニット1
2A上には、図8に示されるように、上階建物ユニット
12Bが載置される。ここで、2階を構成する上階建物
ユニット12Bは、前述の下階建物ユニット12Aとほ
ぼ同様の構成を備えているが、以下の点において相違す
る。すなわち、断面C型の各長辺床梁23Bにおける上
下フランジ間に、長尺状に形成された補強用の金属製ブ
ラケット31が取り付けられている。2本のブラケット
31における上階建物ユニット12Bの内部側面には、
断面略L字形状の金属製の支持部材32が、それぞれボ
ルト33により取り付けられ、この支持部材32の上面
に架け渡すように軽量気泡コンクリートパネル34が載
置され、その上に、支持板35を介してパーチクルボー
ドからなる床面材36が貼られている。また、天井面材
には制振材が設置されていない。
【0030】また、以上のように構成されたユニット式
建物1は次のように施工する。上述のように、予め工場
で組み立てられた下階建物ユニット12A、同じく工場
で柱21、天井梁22、床梁23等を直方体状に組んだ
上階建物ユニット12Bをはじめとした建築資材を現場
に輸送する。そして、建築敷地上に基礎11を構築し
て、この基礎上に下階建物ユニット12Aを載置するこ
とで、住宅の1階部分を構成した後、この下階建物ユニ
ット12Aの上に連結プレート(図示省略)を介して、
上階建物ユニット12Bを載置して、住宅の2階部分を
構成する。最後に、上階建物ユニット12Bにより構成
された2階部分の上に、屋根13を載置して住宅の施工
を完了する。ユニット式建物1の施工と同時に、制振材
27の設置された制振天井構造10が1階の天井部分に
施工されることとなる。
【0031】上述のような第1実施形態によれば、次の
ような効果がある。 (1)4本の天井梁22により形成された所定区画とし
ての区画A内に貼られた天井面材25の周縁から離れた
位置に、制振材27が設置された制振天井構造10を採
用している。したがって、上階建物ユニット12Bから
衝撃を受けた際に、より大きく振動する部位を重点的に
制振することが可能となり、効率のよい制振を行うこと
ができる。 (2)必要な部分の天井面材25のみに制振材27を敷
設すればよいから、天井全面に制振材27を敷設する場
合よりも、敷設作業が容易になるのに加えて、制振材2
7の使用量も削減できる。これにより、施工作業の容易
化および施工コストの削減を図ることができる。
【0032】(3)天井面材25の全面に制振材27を
敷設する場合よりも、天井全体の重量が低減するため、
天井支持構造を簡易にすることができる。 (4)建物としてユニット式建物1を採用するととも
に、ユニット式建物1を構成する下階建物ユニット12
Aの天井梁22で囲まれた区画Aを所定区画としてい
る。したがって、複数の下階建物ユニット12A間に跨
って制振材27を設置する必要がないから、予め下階建
物ユニット12Aを工場で製造する際に、制振材27を
設置しておくことができる。これにより、工場で製造さ
れ、制振材27の設置された下階建物ユニット12Aを
現場で組み合わせるだけで制振材27を備えた制振天井
構造10を有するユニット式建物1を施工することがで
きる。つまり、制振材27を現場で設置する作業を必要
とせず、施工効率の向上を図ることができる。
【0033】(5)制振材27が、天井面材25の3次
振動モードLの腹部Bに対応する位置を含んで設置され
ている。したがって、天井面材25における最も振動の
大きい腹部Bを含んだ周辺部を効率的に制振することが
でき、制振効果および遮音効果を一層向上させることが
できる。 (6)制振材27を複数隣接して形成した第1〜第3島
状部28A、28B、28Cを、互いに間隔を空けて3
次振動モードLの3つの腹部Bを含むように設置してい
る。したがって、各島状部28A、28B、28Cが配
置される振動のより大きいポイントを効率的に制振する
ことができ、一層制振効果が向上する。
【0034】(7)複数の制振材27を隣接させて各島
状部28A、28B、28Cとしているから、制振材2
7の数を増減させることで、各島状部28A、28B、
28Cの質量の増減を容易に行うことができ、制振材2
7を敷設する天井の種類に応じて、効率的な制振を行う
ことができる。 (8)制振材27が面状に形成されているから、制振材
27が嵩張らず、設置スペースを少なくすることができ
る。また、制振材27を薄くすることができるので、天
井自体を薄くして天井裏スペースを広くすることができ
る。 (9)制振材27が天井面材25の裏面251に設置さ
れているから、天井面材25の表面、すなわち、居室側
に制振材27を設置する場合と比較して、制振材27を
居室側から見えなくする手段、または制振材27の表面
にクロス貼り等をする必要なく、施工作業を簡易にでき
る。
【0035】(10)天井面材25が野縁24で支持さ
れるとともに、制振材27が野縁24間に架け渡されて
いるから、天井面材25を確実に固定できるとともに、
制振材27の設置作業を容易に行うことができる。すな
わち、制振材27を野縁24間に設置する作業は、制振
材27を野縁24の下、すなわち、野縁24と天井面材
25との間に設置する作業と比べて、容易に行うことが
でき。施工作業および施工効率の向上を図ることができ
る。 (11)制振材27を設置するに当たって、野縁24や
天井面材25を特殊な構造とする必要もないから、従来
と同じ部材等を使用することができて効率的である。 (12)制振材27を接着剤による固定、および受部材
273と野縁24とのビス止めによる固定の併用によ
り、天井面材25に設置しているから、確実に固定する
ことができ、下階建物ユニット12Aの輸送時等に、制
振材27が外れることを防止できる。
【0036】図9には、本発明の第2実施形態に係る建
物の制振天井構造40が示されている。制振天井構造4
0では、第1〜第3島状部28A、28B、28Cの間
が連結部41により連結された構造である点が、前記第
1実施形態と異なるのみであり、他の構造は第1実施形
態と同一である。したがって、以下の説明では、前記第
1実施形態と同一構造については、同一符号を付すとと
もに、その説明を省略または簡略化する。
【0037】第1〜第3島状部28A、28B、28C
を連結する2つの連結部41は、制振材27の長辺寸法
を約2分の1にした以外、その他の構成は制振材27と
同一である。この連結部41は、島状部28A、28
B、28Cの配置されていない野縁24間における野縁
24の長手方向のほぼ中間位置に、2本の野縁24間に
架け渡されている。このように各島状部28を連結部4
1で連結した場合、図10に示されるように、固有振動
である3次振動モードL以外の振動モードとして生じる
可能性のある、2次振動モードMの腹部B’を含んで連
結部が設置されることとなる。これにより、3つの島状
部28で固有振動を確実に制振するとともに、各連結部
41で2次振動モードMも確実に制振することとなる。
【0038】このように構成された制振天井構造40
は、前記第1実施形態と同様の手順で施工される。上述
のような第2実施形態によれば、前記第1実施形態の
(1)〜(12)と同様の効果が得られる他、以下のよ
うな効果も得られる。 (13)制振材27の設置された第1〜第3島状部28
A、28B、28Cが、連結部41によって互いに連結
されている。したがって、固有振動モードである3次振
動モードLに対応して腹部Bを含んで設置された各島状
部28で3次振動モードLを抑制することができるとと
もに、島状部28が設置されていない部分を腹部B’と
する、例えば2次振動モードMをも制振することがで
き、制振効果および遮音効果をより一層向上できる。
【0039】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、前
記各実施形態において、下階建物ユニット12Aの短辺
方向長さは、一定であったが、これに限られない。例え
ば、図11示されるように、短辺方向を下階建物ユニッ
ト12Aの約2分の1とした下階建物ユニット82A
(図11(A))や、約4分の3にした下階建物ユニッ
ト92A(図11(B))を採用してもよい。また、短
辺方向の長さを短くすることに伴い、制振材の数、大き
さ等は適宜に設定して構わない。すなわち、建物ユニッ
ト82Aのように、中央部分のみ制振材27を隣接して
島状部88を構成し、その両側は、制振材27を単独で
設置するものでもよい。また、建物ユニット92Aのよ
うに、前述の連結部と同じ大きさの制振材67と制振材
27とを隣接して島状部98を構成するものでもよい。
【0040】さらに、下階建物ユニット12Aに設置さ
れる制振材27の配置は、前記各実施形態の配置に限定
されない。すなわち、制振材27については、所定区画
内で天井面材の周縁から離れた位置に設置されていれ
ば、どのような配置でも構わない。例えば、図12に示
されるように、制振材67を対向する長辺天井梁22B
に沿って設置し、これらを連結部42で連結したもので
もよい。さらに、前記各実施形態では、制振材27は野
縁24間に架け渡されていたが、これに限られず、野縁
から離れて設置されていても、野縁の下に設置されてい
てもよい。
【0041】前記第2実施形態において、連結部41
は、第1〜第3島状部28A、28B、28Cを連結す
るように設置されていたが、これに限られず、複数の島
状部の内の少なくとも2つを連結していればよい。ま
た、連結部41は、短辺方向の中間位置を含むように配
置されていたが、これに限られない。要するに、間隔を
空けて配置されている島状部を連結できる配置であれば
どのような配置でもよく、例えば、長辺天井梁近傍に配
置するものでもよい。さらに、複数の連結部によって隣
り合う2つの島状部を連結する構造を採用してもよい。
【0042】前記各実施形態において、制振材27は、
平面矩形状に形成されていたが、これに限られず、円形
状、多角形状等の任意の形状を採用することができる。
また、制振材27には、遮音マット271と合板272
とを貼り付けたものを採用していたがこれに限られず、
遮音マットのみの構成でもよい。さらに、遮音マット2
71と合板272との貼り付けに、両面テープ29を採
用していたが、これに限られない。要するに、貼り付け
できるものであればよく、釘、接着剤等を採用して貼り
付けてもよい。
【0043】前記各実施形態では、制振材27は、受部
材273により、2本の野縁24間に架け渡されて固定
されていたが、これに限らず、受部材を使用しなくても
よい。すなわち、図13に示されるように、受部材の取
り付けられていない制振材67を、直接天井面材25上
における2本の野縁24間に接着剤等で貼り付ける構造
を採用しても構わない。
【0044】前記各実施形態では、建物としてユニット
式建物1を採用していたが、これに限られず、パネル式
建物、在来工法建物等の他の工法の建物を採用すること
もできる。また、前記各実施形態には示されていない
が、天井面材の上には、ロックウール、グラスウール等
の断熱、吸音材が敷設されていてもよい。その他、本発
明を実施する際の具体的な構造および形状等は、本発明
の目的を達成できる範囲内で他の構造としてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、所
定区画内に貼られた天井面材の周縁から離れた位置に制
振材が設置された制振天井構造を採用している。したが
って、天井中央等の振動に対する自由度の高い部分に制
振材を設置して、効率的な制振が可能となる。また、必
要な部分の天井面材のみに制振材を敷設すればよいか
ら、天井全面に制振材を敷設する場合よりも、敷設作業
が容易になるのに加えて、制振材の使用量も削減でき
る。これにより、施工作業の容易化および施工コストの
削減を図ることができる。さらに、天井面材の全面に制
振材を敷設する場合よりも、天井全体の重量が低減する
ため、天井支持構造を簡易なものにできる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、建物とし
てユニット式建物を採用するとともに、ユニット式建物
を構成する建物ユニットの天井梁で囲まれた区画を所定
区画としている。したがって、複数の建物ユニット間に
跨って制振材を設置する必要がないから、予め建物ユニ
ットを工場で製造する際に、各建物ユニットに制振材を
設置しておくことができる。これにより、工場で製造さ
れ、制振材の設置された建物ユニットを現場で設置する
だけで制振材を備えた制振天井構造を有するユニット式
建物を施工することができる。つまり、制振材を現場で
設置する作業を必要としないので、現場作業を簡略化し
て、効率を向上することができる。
【0047】また、天井面材の周縁部分の制振材が省略
されるため、建物ユニットの天井全面に制振材を設置す
るのと比較して、天井全体の重量が低減し、建物ユニッ
トの梁や柱を特殊な構造とする必要がない。すなわち、
従来の建物ユニットをそのまま採用することができるの
で、新しい建物ユニットを開発する必要もなく、効率的
である。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、制振材
が、天井面材の固有振動の腹部に対応する位置を含んで
設置されている。したがって、天井面における最も振動
の大きい腹部を含んだ周辺部を効率的に制振することが
でき、制振効果および遮音効果を一層向上させることが
できるという効果がある。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、制振材を
複数隣接して形成される島状部を、互いに間隔を空けて
複数設置しているから、複数の島状部を天井面材の振動
の大きい場所に分散させて設置することができ、島状部
が配置される各ポイントで効果的な制振が可能となる。
特に、各島状部を天井面材の固有振動の腹部となる位置
を含んで設置することで、一層制振効果を向上できる。
また、複数の制振材を隣接させて島状部としているか
ら、制振材の数を増減させることで、島状部の質量の増
減を容易に行うことができ、制振材を敷設する天井の種
類に応じて、効率的な制振を行うことができる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、制振材の
設置された複数の島状部の少なくとも2個が、連結部に
よって互いに連結されている。したがって、ある振動モ
ードに対応して設置された各島状部の間に位置する部
分、すなわち、制振材が設置されていない部分が腹部と
なる他の振動モードに対応することが可能となり、制振
効果および遮音効果をより一層向上できる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば制振材が面
状に形成されているから、制振材が嵩張らず、設置スペ
ースを少なくすることができる。また、制振材を薄くす
ることができるので、天井自体を薄くして天井裏スペー
スを広くすることができる。さらに、制振材が天井面材
の裏面に設置されているから、天井面材の表面、すなわ
ち、居室側に制振材を設置する場合と比較して、制振材
を居室側から見えなくする手段、または制振材表面にク
ロス貼り等をする必要なく、施工作業を簡易にできる。
【0052】請求項7に記載の発明によれば、天井面材
が野縁で支持されるとともに、制振材が隣り合う2本の
野縁間に架け渡されているから、天井面材を確実に固定
できるとともに、制振材の設置作業を容易に行うことが
できる。すなわち、制振材を野縁間に設置する作業は、
制振材を野縁の下、すなわち、野縁と天井面材との間に
設置する作業と比べて、容易に行うことができ。施工作
業および施工効率の向上を図ることができる。また、制
振材を設置するに当たって、野縁や天井面材を特殊な構
造とする必要もないから、従来と同じものを使用するこ
とができ、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の制振天井構造を使用し
たユニット式建物を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態における下階建物ユニットを示
す斜視図である。
【図3】図1の実施形態における下階建物ユニットを示
す上面模式図である。
【図4】図1の実施形態における下階建物ユニットを示
す部分断面図である。
【図5】図1の実施形態における制振材を示す分解斜視
図である。
【図6】図1の実施形態における制振材を示す図であ
る。
【図7】図1の実施形態における建物ユニットの長辺方
向長さと固有振動モードの対応を示す図である。
【図8】図1の実施形態における建物ユニットの載置部
を示す拡大断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態における図3相当の上面
模式図である。
【図10】図9の実施形態における図4相当の部分断面
図である。
【図11】本発明の変形例を示す図3相当の上面模式図
である。
【図12】本発明の変形例を示す図3相当の上面模式図
である。
【図13】本発明の変形例を示す部分分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 建物としてのユニット式建物 10、40 制振天井構造 12A 建物ユニットとしての下階建物ユニット 20 骨組み 21 柱 22 天井梁 23 床梁 24 野縁 25 天井面材 251 裏面 27、67 制振材 28、58、68、78、88、98 島状部 41、42 連結部 A 所定区画としての区画 B、B’、C、D、E 腹部 L 固有振動モード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中庄谷 博規 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 有坂 太志 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DG01 EA06 FA14 FA15 GA12 GA42 HC02 HE01 KA05 LA04 LA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定区画内に貼られた天井面材と、この天
    井面材に設置された制振材とを有する建物の制振天井構
    造であって、 前記制振材は、前記天井面材の周縁から離れた位置に設
    置されることを特徴とする建物の制振天井構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の建物の制振天井構造にお
    いて、 前記建物は、四隅の柱の上下端を天井梁および床梁で連
    結した直方体状の骨組みを有する建物ユニットを複数建
    築現場で積み重ねて建てるユニット式建物であり、 前記所定区画は、前記建物ユニットの前記天井梁に囲ま
    れた区画であることを特徴とする建物の制振天井構造。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の建物の制
    振天井構造において、 前記制振材は、前記天井面材の固有振動モードの腹部に
    対応する位置を含んで設置されることを特徴とする建物
    の制振天井構造。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の建物の制振天井構造にお
    いて、 前記制振材を複数隣接して形成される島状部を、互いに
    間隔を空けて前記所定区画内に複数設置することを特徴
    とする建物の制振天井構造。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の建物の制振天井構造にお
    いて、 前記複数の島状部の少なくとも2個は、連結部によって
    互いに連結されることを特徴とする建物の制振天井構
    造。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    建物の制振天井構造において、 前記制振材は、面状に形成され、前記天井面材の裏面に
    設置されることを特徴とする建物の制振天井構造。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項6のいずれかに記載の
    建物の制振天井構造において、 前記複数の野縁が、前記所定区画内に配列され、これら
    の野縁で前記天井面材が支持されるとともに、 前記制振材は、隣り合う2本の野縁間に架け渡されるこ
    とを特徴とする建物の制振天井構造。
JP2000027734A 2000-02-04 2000-02-04 建物の制振天井構造 Expired - Fee Related JP4520566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000027734A JP4520566B2 (ja) 2000-02-04 2000-02-04 建物の制振天井構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000027734A JP4520566B2 (ja) 2000-02-04 2000-02-04 建物の制振天井構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001214566A true JP2001214566A (ja) 2001-08-10
JP4520566B2 JP4520566B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=18553266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000027734A Expired - Fee Related JP4520566B2 (ja) 2000-02-04 2000-02-04 建物の制振天井構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4520566B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003262041A (ja) * 2002-08-30 2003-09-19 Hazama Gumi Ltd 遮音性二重床
JP2010020274A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Lg Display Co Ltd 立体画像表示装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369746A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Sekisui Chem Co Ltd 床構造体
JPH03212551A (ja) * 1990-01-17 1991-09-18 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの天井構造
JPH04202937A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物の床衝撃音遮断構造
JPH0734592A (ja) * 1993-07-20 1995-02-03 Sumitomo Forestry Co Ltd 天井制振構造
JPH08232385A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Sekisui Chem Co Ltd 天井用制振材及び天井制振構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369746A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Sekisui Chem Co Ltd 床構造体
JPH03212551A (ja) * 1990-01-17 1991-09-18 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの天井構造
JPH04202937A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物の床衝撃音遮断構造
JPH0734592A (ja) * 1993-07-20 1995-02-03 Sumitomo Forestry Co Ltd 天井制振構造
JPH08232385A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Sekisui Chem Co Ltd 天井用制振材及び天井制振構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003262041A (ja) * 2002-08-30 2003-09-19 Hazama Gumi Ltd 遮音性二重床
JP2010020274A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Lg Display Co Ltd 立体画像表示装置
US10048506B2 (en) 2008-07-09 2018-08-14 Lg Display Co., Ltd. Stereoscopic 3D display device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4520566B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014237946A (ja) 建物用制震装置
JP6930870B2 (ja) 耐火壁構造及び耐火壁構造の施工方法
JP2001214566A (ja) 建物の制振天井構造
JP4879568B2 (ja) 建物
JP3230839B2 (ja) 建物ユニットの防振構造
JP4460753B2 (ja) 建築物の制振構造
JPH02194240A (ja) 床構造体
JP2618163B2 (ja) 床・天井部の構造
JP4520564B2 (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
JP2019094681A (ja) 床構造及び当該床構造に用いる床部材
JP3142468B2 (ja) 天井制振構造
JP3967824B2 (ja) 建物の床衝撃音遮断構造
JP3725703B2 (ja) 床構造及びユニット建物
JP6798841B2 (ja) 階段の振動抑制構造
JP2000345619A (ja) ユニット建物
JP2004218413A (ja) 床構造
JPH1122019A (ja) ユニット建物とユニット建物の構築方法
JPH08302829A (ja) ユニット建物の制振構造
JP2021075902A (ja) 床構造
JP2000054544A (ja) 建物の床構造
JP2000008647A (ja) 建物の制振構造
JP2000345639A (ja) 建 物
JP2023131306A (ja) 遮音構造及び遮音構造の施工方法
JP5522934B2 (ja) 遮音内装構造
JP4019102B1 (ja) 床構造及び建物ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061228

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070704

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070827

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4520566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees