JP4460753B2 - 建築物の制振構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造が単純で施工が容易であり、間取りプランの自由度を損なうことなく容易且つ経済的に建築物の耐震性能を向上させることのできる、建築物の制振構造及び壁形成用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、制振装置を用いて木造住宅等の耐震性能を向上させることが行われており、例えば特開2000−110399には、制振ダンパーを組み込んた補強用部材を壁体内に設置する技術が提案されている。
しかし、このような補強用部材を組み込むことのできる壁体は限られており、建築物に充分な制振性能を付与するためには、補強用部材を組み込むために専用の壁を新たに設けなければならず、間取りプランの自由度が制限されてしまう。
また、制振ダンパー等を用いた制振装置を壁体内に設置する場合には、該壁体内に配置される他の部材との干渉、例えば外壁内に配される筋かい等との干渉を考慮する必要があるため、外壁構造が複雑化したり、施工に特殊な技術が必要となったり、建築コストが上昇する等の不都合がある。
【0003】
従って、本発明の目的は、構造が単純で施工が容易であり、間取りプランの自由度を損なうことなく容易且つ経済的に建築物の耐震性能を向上させることのできる、建築物の制振構造及び壁形成用パネルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、建築物における壁形成用の構造躯体の室外側又は室内側の側面に、粘弾性体を固定し、該粘弾性体を介して該側面上に壁形成用パネルを固定してなる建築物の制振構造において、上記壁形成用パネルは、接合一体化された表側下地板と裏側下地板とからなり、該表側下地板及び該裏側下地板は、それぞれ、多数の帯状小巾板が所定の隙間をおいて平行に配設され且つ互いに傾斜角度を変えて配設されて構成され、該表側下地板を構成する帯状小巾板と該裏側下地板を構成する帯状小巾板とが両者の交差部において接合されており、上記表側下地板を構成する帯状小巾板と上記裏側下地板を構成する帯状小巾板との接合部に、粘弾性体を介在させてある建築物の制振構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、建築物における壁形成用の構造躯体の室外側又は室内側の側面に、粘弾性体を固定し、該粘弾性体を介して該側面上に、サイディング材を多数平行に固定してなる建築物の制振構造において、前記サイディング材は、それぞれの水平方向の両端部が、前記粘弾性体を介して前記構造躯体の前記側面に固定されており、前記サイディング材同士の連結部にも、粘弾性体を介在させてあり、隣接するサイディング材どうしが該粘弾性体を介して接合されていることを特徴とする、建築物の制振構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0005】
また、本発明は、請求項1に記載の建築物の制振構造の構築に用いる壁形成用パネルであって、接合一体化された表側下地板と裏側下地板とからなり、該表側下地板及び該裏側下地板は、それぞれ、多数の帯状小巾板が所定の隙間をおいて平行に配設され且つ互いに傾斜角度を変えて配設されて構成され、該表側下地板を構成する帯状小巾板と該裏側下地板を構成する帯状小巾板とが、両者の交差部において粘弾性体を介して接合されており、一枚の壁形成用パネルとして、建築物における壁形成用の構造躯体の室外側又は室内側の側面に一体的に固定可能になされていることを特徴とする壁形成用パネルを提供することにより、上記の目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
第1実施形態の建築物の制振構造は、木造建築物の外壁面に沿って設けられた壁形成用の構造躯体2の室外側の側面2aに、粘弾性体3を固定し、該粘弾性体3を介して該側面2a上に壁形成用パネル1を固定してなるものである。
【0007】
第1実施形態で用いた壁形成用パネル1は、本発明の壁形成用パネルの好ましい一実施形態としての外壁下地材であって、図3に示すように、接合一体化された表側下地板11と裏側下地板12とからなり、表側下地板11及び裏側下地板12は、それぞれ、多数の帯状小巾板13,14が所定の隙間15,16をおいて平行に配設され且つ互いに傾斜角度を変えて配設されて構成されている。そして、表側下地板11を構成する帯状小巾板13と該裏側下地板12を構成する帯状小巾板14とは、図4に示すように、両者の交差部17において粘弾性体18を介して接合されている。
【0008】
本実施形態における壁形成用パネル1は、縦長矩形状に形成されており、各帯状小巾板13,14は、それぞれパネル1の長手方向に対して45度の角度で異なる方向に傾斜し、両帯状小巾板13,14は互いに直角に交差している。また、壁形成用パネル1における両帯状小巾板13,14間に介在された粘弾性体18は、図4に示すように、シート状をなしており、帯状小巾板13と帯状小巾板14との交差部17のみに配設されている。
【0009】
表側下地板11及び裏側下地板12をそれぞれ構成する帯状小巾板13,14としては、それぞれ、巾が80〜100mm程度、厚さが9〜12mm程度の断面を有する、例えば従来の木摺り下地に用いられていた小巾板と同様の材質及び形状の帯状の板部材を用いることができる。表側下地板11及び裏側下地板12における帯状小巾板13,14同士間の間隔15,16は、例えば35〜50mm程度である。
【0010】
本発明で用いる粘弾性体とは、弾性及び粘性を示す物質であり、好ましくは固体で剪断変形時に一定の弾性特性を有し、更に豊富な減衰性を示し、変形後もその性能を維持するものである。
粘弾性体の形態としては、所定厚のシート状(テープ状を含む)に成形されたものが好ましく、本実施形態における壁形成用パネル1においては、このようなシート状の粘弾性体18における片面を表側下地板11を構成する帯状小巾板13に接着剤により接着すると共に他面を裏側下地板12を構成する帯状小巾板14に接着剤により接着し、該粘弾性体18を介して両帯状小巾板13,14同士を接合させてある。
【0011】
粘弾性体としては、産業機械の防振や建築用の制振ダンパーなどに従来用いられているものを用いることができ、シート状の粘弾性体18としては、例えば住友スリーエム社製の商品名「スコッチダンプ」等を用いることができる。
シート状の粘弾性体18の中でも、粘弾性体18の両面に接着剤からなる接着層が形成されている接着剤付き粘弾性体、特に使用時まで接着層が剥離シートにより保護されているものが好ましく用いられる。また、粘弾性体そのものが自己接着性を有するものも好ましく用いられる。
尚、両帯状小巾板13,14同士間に介在させる粘弾性体18の厚みは、特に制限されないが、例えば厚みが0.5〜5mmであり、特に0.5〜1.5mmのものを好ましく用いることができる。
【0012】
第1実施形態における壁形成用パネル1は、工場等において予め製作され、壁面に取り付けるの適した所望の大きさを有し且つ所望の強度、剛性及び減衰性を有する矩形状のパネル部材として、設置現場に容易に搬送することができる。
【0013】
第1実施形態の建築物の制振構造においては、図3に示すように、木造建築物の外壁面に沿って設けた構造躯体としての一対の柱22,22、梁23、土台24及び間柱25の室外側の側面2aに、それぞれテープ状の粘弾性体3を接着剤(図示せず)を介して接着固定し、壁形成用パネル1を、その周縁部において、粘弾性体3上に接着剤(図示せず)を介して接着固定して構築されている。
第1実施形態における壁形成用パネル1は、表側下地板11を構成する帯状小巾板13と裏側下地板12を構成する帯状小巾板14とが、鉛直方向(垂直方向)に対して45度の角度で傾斜し且つ鉛直線(垂直線)に対して対称な異なる方向に傾斜するように配設されており、該壁形成用パネル1は、その周縁部の全周が構造躯体2の側面2a上に固定されている。
【0014】
本発明において壁形成用パネル1と該構造躯体2の室外側の側面2aとの間に介在させる粘弾性体3としては、壁形成用パネル1の両帯状小巾板13,14同士間に介在させる粘弾性体18と同様のものを用いることができる。
【0015】
第1実施形態の建築物の制振構造は、図1に示すように、壁形成用パネル1上に、その表面を覆うように防水シート31が添設され、該防水シート31上にラス32が固定され、更に該ラス32の上からモルタル33が塗着されて、木造建築物の外壁の一部を構成している。図2における符号34は、構造躯体2により囲まれた枠内に充填された断熱材であり、符号35は、壁形成用パネル1の下縁部に固定された通気水切である。尚、ラス32及びモルタル33に代えて、サイディング材を用いることもできる。
【0016】
第1実施形態の木造建築物の制振構造によれば、壁形成用パネル1と構造躯体2の室外側の側面2aとの間に粘弾性体3を介在させてあるため、地震時の振動エネルギーを粘弾性体3に吸収させることができ、それにより地震時の揺れに対する建築物の応答変位を効率的に低減させることができる。
また、粘弾性体3により、壁形成用パネル1と構造躯体2との間にある程度のズレが許容されるため、壁形成用パネル1と構造躯体2との接合部等に脆性破壊が生じ難く、脆性破壊に伴う壁耐力の急激な低下を防止することができる。
また、壁形成用パネル1を構造躯体2の室外側の側面2a上に固定するため、壁形成用パネル1は、その周縁部を全周に亘って容易に構造躯体2に固定することができ、周縁部の全周を粘弾性体を介して固定することにより、建築物の耐震性能を一層向上させることができる。
【0017】
また、制振ダンパーや積層ゴム等を用いた制振装置を壁体内に設置する従来の制振構造とは異なり、壁体内に配置される他の部材との干渉、例えば外壁内に配される筋かい等との干渉を考慮しなくても良いので、構造が単純であり、施工も容易である。また、制振装置を設置するために専用の壁を設計する必要がないので、間取りプランの自由度を損なうこともない。
【0018】
第1実施形態に係る壁形成用パネルは、表側下地板11を構成する帯状小巾板13と裏側下地板12を構成する帯状小巾板14とが両者の交差部17において粘弾性体18を介して接合されているため、壁形成用パネル1自体が、耐力要素としての「剛性」と、制振要素としての「エネルギーの吸収性能」とを具備している。そのため、第1実施形態に係る壁形成用パネル1によれば、建築物の構造躯体2に固定することにより、該建築物の耐震性能を容易且つ経済的に向上させることができる。また、帯状小巾板13と帯状小巾板14との接合部に粘弾性体18が介在させてあるため、該接合部に脆性破壊が生じ難く、脆性破壊に伴う急激な性能低下が生じにくい。
【0019】
第1実施形態の木造建築物の制振構造においては、斯かる壁形成用パネル1を、更に粘弾性材3を介して構造躯体2に用いているため、木造建築物の耐震性能を一層容易且つ経済的に向上させることができる。
【0020】
次に、第2実施形態の建築物の制振構造について、図5を参照して説明する。第2実施形態については第1実施形態と異なる点について説明する。特に説明しない点については第1実施形態と同様である。
第2実施形態の木造建築物の制振構造は、木造建築物の外壁面に沿って設けた構造躯体としての一対の柱22,22及び間柱25の室外側の側面2aに、それぞれテープ状の粘弾性体3を接着剤を介して接着固定し、多数のサイディング材1A(壁形成用パネル)を、それぞれ、その両端部及び中央部を粘弾性体3に接着剤を介して接着固定して構築されている。
各サイディング材1Aは、横長の矩形状をなしており、多数のサイディング材1Aが、互いに平行に配設されている。
サイディング材1A同士の連結部には、構造躯体の側面2aに固定したものと同様の粘弾性体18を介在させてある。即ち、図6に示すように、サイディング材1Aの連結端部は合決構造とされており、両サイディング材1Aの相対向する鉛直面同士間が粘弾性体18を介して接合されている。
図7は、サイディング材1Aの連結部に異なる態様で粘弾性体18を介在させた例を示す図で、隣接配置されるサイディング材1Aには互いに嵌合される凸部及び凹部が形成され、その凸部と凹部との間に粘弾性体18を介在させてある。尚、各サイディング材1Aは、縦方向(鉛直方向)に配設しても良い。
【0021】
第2実施形態の建築物の制振構造によれば、粘弾性体を介して両端部を固定されたサイディング材1Aが、耐力要素としての「剛性」と、制振要素としての「振動エネルギーの吸収性能」とが発現され、そのため、木造建築物の耐震性能を容易且つ経済的に向上させることができる。
また、何らかの原因により、サイディング材1Aが損傷した場合でも、粘弾性体3を介して固定してあるため、破片の飛散や脱落が防止される。
更に、サイディング材1A同士が、粘弾性体18を介して連結されているため、制振構造の制振性能が一層向上し、建築物の耐震性能を一層容易且つ経済的に向上させることができる。
【0022】
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく種々変更可能である。例えば、第1実施形態における壁形成用パネル1は、配設時に上下に位置する上下端部及び両側部を粘弾性体3を介して構造躯体2に固定することが好ましいが、両側部のみを粘弾性体3を介して構造躯体2に固定しても良い。また、壁形成用パネルは、一枚の板状材(構造用合板等)のみからなるものであっても良い。また、建築物の構造躯体2は、枠組み壁構造(ツーバイフォー)の枠材等であっても良い。また、建築物は、木造建築物の他、鉄骨建築物等であっても良い。また、構造躯体2に粘弾性体3を固定する方法及び該粘弾性体3上に壁形成用パネル1を固定する方法は、それぞれ接着剤による固定の他、釘等による固定でも良く、接着剤と釘等を併用しても良い。
また、本発明で用いる壁形成用パネルは、構造躯体2の室内側の側面2b側に固定しても良く、更に、両側が室内側となる間仕切り壁等の内壁形成用の構造躯体における一方又は両方の室内側の側面に固定しても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、構造が単純で施工が容易であり、間取りプランの自由度を損なうことなく容易且つ経済的に建築物の耐震性能を向上させることのできる、建築物の制振構造及び壁形成用パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の建築物の制振構造の一実施形態を一部破断して示す斜視図である。
【図2】図2は、図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は、図1の建築物の制振構造を分解して示す斜視図である。
【図4】図4は、図1の制振構造に用いた壁形成用パネルの一部を拡大し且つ分解して示す図である。
【図5】図5は、本発明の建築物の制振構造の他の実施形態を分解して示す斜視図である
【図6】図6は、サイディング材同士の連結部に粘弾性体を介在させた例を示す概略断面図である。
【図7】図7は、サイディング材同士の連結部に粘弾性体を介在させた他の例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 壁形成用パネル
11 表側下地板
12 裏側下地板
13,14 帯状小巾板
15,16 隙間
17 帯状小巾板の交差部
18 粘弾性体
1A サイディング材(壁形成用パネル)
2 構造躯体
2a 室外側の側面
2b 室内側の側面
22 柱
23 梁
24 土台
25 間柱
3 粘弾性体
31 防水シート
32 ラス
33 モルタル
34 断熱材

Claims (4)

  1. 建築物における壁形成用の構造躯体の室外側又は室内側の側面に、粘弾性体を固定し、該粘弾性体を介して該側面上に壁形成用パネルを固定してなる建築物の制振構造において、
    上記壁形成用パネルは、接合一体化された表側下地板と裏側下地板とからなり、該表側下地板及び該裏側下地板は、それぞれ、多数の帯状小巾板が所定の隙間をおいて平行に配設され且つ互いに傾斜角度を変えて配設されて構成され、該表側下地板を構成する帯状小巾板と該裏側下地板を構成する帯状小巾板とが両者の交差部において接合されており、
    上記表側下地板を構成する帯状小巾板と上記裏側下地板を構成する帯状小巾板との接合部に、粘弾性体を介在させてある建築物の制振構造
  2. 上記壁形成用パネルは、粘弾性体を介して、その周縁部が全周に亘って構造躯体の側面上に固定されている請求項記載の建築物の制振構造。
  3. 建築物における壁形成用の構造躯体の室外側又は室内側の側面に、粘弾性体を固定し、該粘弾性体を介して該側面上に、サイディング材を多数平行に固定してなる建築物の制振構造において、
    前記サイディング材は、それぞれの水平方向の両端部が、前記粘弾性体を介して前記構造躯体の前記側面に固定されており、
    前記サイディング材同士の連結部にも、粘弾性体を介在させてあり、隣接するサイディング材どうしが該粘弾性体を介して接合されていることを特徴とする、建築物の制振構造
  4. 請求項1に記載の建築物の制振構造の構築に用いる壁形成用パネルであって、
    接合一体化された表側下地板と裏側下地板とからなり、該表側下地板及び該裏側下地板は、それぞれ、多数の帯状小巾板が所定の隙間をおいて平行に配設され且つ互いに傾斜角度を変えて配設されて構成され、該表側下地板を構成する帯状小巾板と該裏側下地板を構成する帯状小巾板とが、両者の交差部において粘弾性体を介して接合されており、
    一枚の壁形成用パネルとして、建築物における壁形成用の構造躯体の室外側又は室内側の側面に一体的に固定可能になされていることを特徴とする壁形成用パネル。
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