JP2021075902A - 床構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】上階から下階の床に伝達される固体伝搬音の下階の床からの放射を低減可能な床構造を提供する。【解決手段】上下に建物ユニット1A、1Bが積層されたユニット建物UHにおける床構造である。そして、下階の建物ユニット1Aにおいて、床大梁12、12に架け渡された床小梁15に、振動を吸収する下階ダイナミックダンパ200が設けられている床構造とした。これにより、上階の建物ユニット1Bの床FLに入力された重量床衝撃音ISの一部が、柱11などを伝って下階の建物ユニット1Aの床FLに伝達される固体伝搬音IStを、下階ダイナミックダンパ200による吸収できる。よって、固体伝搬音IStが下階の床FLから室内に放射される放射音ISeを低減可能である。【選択図】図7B
Description
本発明は、床構造に関する。
従来、上階において、子供が飛び跳ねたり、物を落下させたりした場合に発生する衝撃音である重量床衝撃音が、下階における騒音として問題となっている。
この衝撃音を低減する方法として、例えば特許文献1 に示す工法が知られている。この工法は、床小梁間に重錘機能を有する鋼板を架設するとともに、この鋼板と床小梁の間に粘性材を介装し、鋼板ダンパを構成するものである。
このように鋼板ダンパを構成することで、床の振動を鋼板ダンパが吸収するため、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができる。
この衝撃音を低減する方法として、例えば特許文献1 に示す工法が知られている。この工法は、床小梁間に重錘機能を有する鋼板を架設するとともに、この鋼板と床小梁の間に粘性材を介装し、鋼板ダンパを構成するものである。
このように鋼板ダンパを構成することで、床の振動を鋼板ダンパが吸収するため、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができる。
また、特許文献2 には、対向する床小梁の略中央に横架材が差し渡され、この横架材に錘を吊り下げたダンパが設けられた床構造が開示されている。
しかしながら、ダンパは、特定の衝撃音の周波数の低減は可能であるものの、ダンパの設置スペースにも限りがあり、上階で発生する騒音の全ての周波数を低減するのは難しい。そして、本願発明者達は、上階で生じた重量衝撃音による下階の騒音において、重量衝撃音の一部が、上階および下階の床および柱を伝達される固定伝播音により下階の床に伝達され、下階の床から室内に向かって放射される音が含まれていることを知見した。
本開示は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、上階から下階の床に伝達される固体伝搬音の下階の床からの放射を低減可能な床構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本開示の床構造は、上下に建物ユニットが積層されたユニット建物における床構造であって、下階の前記建物ユニットにおいて、床大梁に架け渡された床小梁に、動を吸収する下階ダイナミックダンパが設けられている床構造とした。
本開示の床構造では、下階の床に設けた下階ダイナミックダンパにより、上階の床に入力された重量衝撃音における上階から下階の床に伝達される固体伝搬音が、下階の床から放射されるのを低減することが可能である。
以下、本開示による床構造を実現する実施の形態を、図面に基づいて説明する。
実施の形態1の床構造は、図1に示すユニット建物UHに適用されている。
実施の形態1の床構造は、図1に示すユニット建物UHに適用されている。
(ユニット建物の説明)
まず、ユニット建物UHについて説明する。
このユニット建物UHは、複数の階を有する。すなわち、基礎2の上に1階部分となる複数の建物ユニット1A,・・・が水平方向に並列に設置されて1階部分が構築されている。そして、この建物ユニット1A,・・・の上に2階部分となる複数の建物ユニット1B,・・・が水平方向に並列に設置されて2階部分が構築され、さらに2階部分を構築する複数の建物ユニット1B,・・・の上に屋根パネル3が取り付けられている。
まず、ユニット建物UHについて説明する。
このユニット建物UHは、複数の階を有する。すなわち、基礎2の上に1階部分となる複数の建物ユニット1A,・・・が水平方向に並列に設置されて1階部分が構築されている。そして、この建物ユニット1A,・・・の上に2階部分となる複数の建物ユニット1B,・・・が水平方向に並列に設置されて2階部分が構築され、さらに2階部分を構築する複数の建物ユニット1B,・・・の上に屋根パネル3が取り付けられている。
本実施の形態の床構造は、1階部分の建物ユニット1Aに適用されている。なお、両建物ユニット1A、1Bは、共通するもので、以下の説明において、両建物ユニット1A、1Bを区別せずに両者に共通する構成について説明する際には、単に、建物ユニット1と表記する。
まず、建物ユニット1の構成を、図2に基づいて説明する。
この建物ユニット1は、4本の柱11,・・・と、この柱11,・・・の下端を連結した4本の床大梁12,・・・と、この柱11,・・・の上端を連結した4本の天井梁13,・・・と、を有する骨組み構造体を備えている。
この建物ユニット1は、4本の柱11,・・・と、この柱11,・・・の下端を連結した4本の床大梁12,・・・と、この柱11,・・・の上端を連結した4本の天井梁13,・・・と、を有する骨組み構造体を備えている。
上記の骨組み構造体において、柱11,・・・としては角形鋼管などを使用することができる。また、床大梁12,・・・および天井梁13,・・・としては、溝形鋼などを使用することができる。
さらに、対向する一対の長辺の床大梁12,12には、複数の床小梁15,・・・が略平行に架け渡され、この床小梁15,・・・の上にパーティクルボードなどの床材14が取り付けられて床FLが形成されている。
また、対向する長辺の天井梁13,13に複数本の天井野縁17,・・・が架け渡され、この天井野縁17,・・・の下に石膏ボードなどの天井材18が取り付けられて天井が形成されている。
そして、建物ユニット1において、外壁(図示せず)を設ける場所には、床大梁12と天井梁13との間に上下に間柱19が取り付けられ、間柱19の屋外側と屋内側にそれぞれ外壁材と内壁材とが取り付けられている。さらに、外壁材と内壁材との間にガラスウールなどの断熱材が設けられて壁が形成される。
なお、建物ユニット1において、床材14は単層に限定されるものではなく、防音シート等を貼設することで複層としたり、床小梁15と床材14との間に床根太を設けたりするものであってもよい。
(床構造の説明)
次に、建物ユニット1A、1Bにおける床構造について説明する。
次に、建物ユニット1A、1Bにおける床構造について説明する。
<2階の建物ユニット1Bの床構造>
まず、2階の建物ユニット1Bの床構造を説明する。
図3は、建物ユニット1Bの床部分の平面図であり、複数の床小梁15のうちの所定の床小梁15に上階ダイナミックダンパ100が取り付けられている。
まず、2階の建物ユニット1Bの床構造を説明する。
図3は、建物ユニット1Bの床部分の平面図であり、複数の床小梁15のうちの所定の床小梁15に上階ダイナミックダンパ100が取り付けられている。
この上階ダイナミックダンパ100は、図4、図5に示すように、板状部材110と、錘部材121,122と、取付部材130とを備える。
板状部材110は、木製の矩形の板材であり、パーティクルボードやOSB(Oriented Strand Board)などの廃材を用いることができる。
板状部材110は、木製の矩形の板材であり、パーティクルボードやOSB(Oriented Strand Board)などの廃材を用いることができる。
錘部材121、122は、板状部材110の幅方向の両端に配置され、廃材の石膏ボードを複数層に上下に重ね、所定の重さに形成されている。
取付部材130は、木桟などの木製の角材により形成され、板状部材110の幅方向の中央に配置され、板状部材110の下方から打ち付けた釘111により、板状部材110が取付部材130に固定されている。そして、取付部材130は、床小梁15に沿わせた状態で側方から鋼鉄製の釘131を打って床小梁15に固定されている。
上階ダイナミックダンパ100は、床小梁15から板状部材110の幅方向の端縁までの長さによりダイナミックダンパとして機能するばね定数を設定することができる。そして、このばね定数と、錘部材121、122のそれぞれの質量により、ダイナミックダンパとして吸振する周波数帯を任意に設定することができる。
そして、本実施の形態1では、所定の重量床衝撃音の振動を吸収するように、重量床衝撃音による共振周波数の振動の振幅が最大となる腹位置に設置されている。また、重量床衝撃音は、例えば、子供が床FLで飛び跳ねて発生する、50Hz程度の周波数の音である。そして、板状部材110によるばね定数および両錘部材121,122の質量は、50Hzを中心周波数とする1/3オクターブバンドの振動を吸収するよう設定することができる。
<1階の建物ユニット1Aの床構造>
次に、1階の建物ユニット1Aの床構造について説明する。
図6は1階の建物ユニット1Aの床FLを示す斜視図であり、床小梁15に、複数の下階ダイナミックダンパ200が設けられている。
この下階ダイナミックダンパ200は、複数の床小梁15において、1つ置きに設置されている。
次に、1階の建物ユニット1Aの床構造について説明する。
図6は1階の建物ユニット1Aの床FLを示す斜視図であり、床小梁15に、複数の下階ダイナミックダンパ200が設けられている。
この下階ダイナミックダンパ200は、複数の床小梁15において、1つ置きに設置されている。
下階ダイナミックダンパ200も、上階ダイナミックダンパ100と同様に、板状部材210と、錘部材221,222と、取付部材230とを備える。
板状部材210は、上階ダイナミックダンパ100の板状部材110と同様に、木製の矩形の板材であり、パーティクルボードやOSB(Oriented Strand Board)などの廃材を用いることができる。
板状部材210は、上階ダイナミックダンパ100の板状部材110と同様に、木製の矩形の板材であり、パーティクルボードやOSB(Oriented Strand Board)などの廃材を用いることができる。
錘部材221、222も、上階ダイナミックダンパ100の錘部材121、122と同様に、板状部材210の幅方向の両端に配置され、廃材の矩形の石膏ボードを複数層に重ね、所定の重さに形成されている。
取付部材230は、上階ダイナミックダンパ100の取付部材130と同様に、木桟などの木製の角材により形成され、板状部材110の幅方向の略中央に配置されている。そして、上階ダイナミックダンパ100と同様に、取付部材230に板状部材210が釘(不図示)などにより取り付けられ、取付部材230が床小梁15に鋼鉄製の釘(不図示)などにより取り付けられている。
なお、下階ダイナミックダンパ200は、詳細には後述するが、上階ダイナミックダンパ100とは、吸音の対象となる音が異なるため、ばね定数や質量の設定が上階ダイナミックダンパ100と異なる。
(実施の形態1の作用)
次に、本実施の形態1の床構造の作用について説明する。
まず、図7Aに基づいて、比較例の作用を説明する。
この比較例は、下階の建物ユニット1Aに下階ダイナミックダンパ200を設置していない例であり、他の構成については、実施の形態1と同様ものである。
次に、本実施の形態1の床構造の作用について説明する。
まず、図7Aに基づいて、比較例の作用を説明する。
この比較例は、下階の建物ユニット1Aに下階ダイナミックダンパ200を設置していない例であり、他の構成については、実施の形態1と同様ものである。
子供の飛び跳ねなどによって床材14で発生した重量床衝撃音ISは、床FLにおいて床小梁15に伝達される。そして、床小梁15の振動は、上階ダイナミックダンパ100に伝達されて吸収される。したがって、上階の建物ユニット1Bから天井を介して下階の建物ユニット1Aの室内に伝達される騒音を低減することができる。
しかしながら、図7Aに示すように、上階の建物ユニット1Bにおいて発生した重量床衝撃音ISの一部は、上階の建物ユニット1Bから柱11や壁などを伝達される固体伝搬音IStとして下階の建物ユニット1Aに伝達される。
そして、本願発明者達は、下階の建物ユニット1Aに伝達された上階の重量床衝撃音ISの一部が、固体伝搬音IStとして下階の建物ユニット1Aの床FLに伝達され、床FLから放射音ISeとして室内に放射されることを知見した。
そこで、実施の形態1では、図7Bに示すように、この下階の建物ユニット1Aの床FLに伝達される固体伝搬音IStを、下階の建物ユニット1Aの床小梁15に設置した下階ダイナミックダンパ200により吸収するようにした。
したがって、下階の建物ユニット1Aの床FLから室内に放射される放射音ISeは、比較例と比較して低減することが可能となった。なお、下階ダイナミックダンパ200の質量およびばね定数は、予め設定された重量床衝撃音ISが発生した場合の固体伝搬音IStを求め、この固体伝搬音IStによる下階の建物ユニット1Aの床小梁15の共振周波数の近傍で振動するように設定する。なお、本実施の形態1では、下階ダイナミックダンパ200は、125Hz程度を中心周波数とする1/1オクターブバンドの振動を吸収するように設定した。
図8は、実施の形態1と比較例との上階で重量床衝撃音ISが入力された際の下階の建物ユニット1Aの室内の音圧レベル特性図である。
特性Aは、下階ダイナミックダンパ200を設けない場合の、比較例のLH特性を示す。特性Bは、実施の形態1、すなわち、下階ダイナミックダンパ200を設置した場合のLH特性を示す。
実施の形態1の特性Bを、特性Aと比較すると、低周波域で音圧レベルが低下しているのが分かる。このように、下階の建物ユニット1Aの床小梁15に下階ダイナミックダンパ200を設けることにより、上階の建物ユニット1Bで発生した重量床衝撃音ISが下階の建物ユニット1Aの床FLで放射されるのを低減できる。
(実施の形態の効果)
以下に、本実施の形態1の床構造の効果を列挙する。
(1)実施の形態1の床構造は、上下に建物ユニット1A、1Bが積層されたユニット建物UHにおける床構造である。そして、下階の建物ユニット1Aにおいて、床大梁12、12に架け渡された床小梁15に、振動を吸収する下階ダイナミックダンパ200が設けられている床構造とした。
したがって、上階の建物ユニット1Bの床FLに入力された重量床衝撃音ISの一部が、柱11などを伝って下階の建物ユニット1Aの床FLに伝達される固体伝搬音IStを、下階ダイナミックダンパ200による吸収できる。よって、固体伝搬音IStが下階の床FLから室内に放射される放射音ISeを低減可能である。
以下に、本実施の形態1の床構造の効果を列挙する。
(1)実施の形態1の床構造は、上下に建物ユニット1A、1Bが積層されたユニット建物UHにおける床構造である。そして、下階の建物ユニット1Aにおいて、床大梁12、12に架け渡された床小梁15に、振動を吸収する下階ダイナミックダンパ200が設けられている床構造とした。
したがって、上階の建物ユニット1Bの床FLに入力された重量床衝撃音ISの一部が、柱11などを伝って下階の建物ユニット1Aの床FLに伝達される固体伝搬音IStを、下階ダイナミックダンパ200による吸収できる。よって、固体伝搬音IStが下階の床FLから室内に放射される放射音ISeを低減可能である。
(2)実施の形態1の床構造は、下階ダイナミックダンパ200が、上階の建物ユニット1Bの床FLに入力された重量床衝撃音ISの固体伝搬音IStの共振周波数の振動を吸収するよう設定されている。
したがって、固体伝搬音IStを効率良く吸収し、床FLから室内への放射音ISeをより確実に低減可能である。
したがって、固体伝搬音IStを効率良く吸収し、床FLから室内への放射音ISeをより確実に低減可能である。
(3)実施の形態1の床構造は、下階ダイナミックダンパ200が、固体伝搬音IStによる床小梁15の共振位置に配置されている。
したがって、下階ダイナミックダンパ200により固体伝搬音IStをより確実に吸収し、床FLから室内への放射音ISeを、さらに確実に低減可能である。
したがって、下階ダイナミックダンパ200により固体伝搬音IStをより確実に吸収し、床FLから室内への放射音ISeを、さらに確実に低減可能である。
(4)実施の形態1の床構造は、下階ダイナミックダンパ200が、床小梁15に取り付けられた木桟により形成された取付部材230と、取付部材230に中間部が固定された板状部材210と、板状部材210の端部に設けられた石膏ボード製の錘部材221、222と、を備え、床小梁15梁の振動時に、板状部材210および錘部材221、222が振動するよう形成されている。
したがって、廃材などを利用して下階ダイナミックダンパ200を形成可能であり、安価に製造することが可能である。また、板状部材210の寸法や、錘部材221、222の質量に基づいて、吸収する音の周波数帯を任意に設定することが可能である。
したがって、廃材などを利用して下階ダイナミックダンパ200を形成可能であり、安価に製造することが可能である。また、板状部材210の寸法や、錘部材221、222の質量に基づいて、吸収する音の周波数帯を任意に設定することが可能である。
以上、本開示の床構造を実施の形態に基づいて説明してきた。しかし、本開示の床構造の具体的な構成については、これらの実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項の要旨を逸脱しない限り、各実施の形態の組み合わせ、設計の変更や追加などは許容される。
例えば、実施の形態では、上階を2階、下階を1階としたが、これに限定されず、3階と2階、4階と3階などにも適用可能であり、要は、上下に建物ユニットが積層されたユニット建物であれば、適用可能である。
また、下階ダイナミックダンパの吸振する周波数帯は、床構造の共振周波数特性に応じて任意の周波数帯に設定することができる。さらに、下階ダイナミックダンパの構成は、実施の形態で示したものに限定されるものではない。例えば、板材の幅方向の両端に錘部材を設けた例を示したが、いずれか一方のみに錘部材を設けた構成であってもよい。また、両錘部材は、同様の大きさのものを示したが、これに限定されず、一方の大きさや重さを、もう一方のものと異ならせてもよい。同様に、板材の両端縁部と取付部材との長さも、幅方向で異ならせてもよい。
そして、実施の形態では、上階の建物ユニットの床小梁に上階ダイナミックダンパを設けた例を示したが、これに限定されず、上階ダイナミックダンパを設けなくてもよい。また、上階ダイナミックダンパを設けるにあたり、その構造および吸収する周波数帯は、実施の形態で示したものに限定されるものではない。
1A (上階の)建物ユニット
1B (下階の)建物ユニット
15 床小梁
200 下階ダイナミックダンパ
210 板状部材
221、222 錘部材
230 取付部材
FL 床
IS 重量床衝撃音
ISe 放射音
ISt 固体伝搬音
SI 重量衝撃音
SIe 放射音
SIt 固体伝搬音
UH ユニット建物
1B (下階の)建物ユニット
15 床小梁
200 下階ダイナミックダンパ
210 板状部材
221、222 錘部材
230 取付部材
FL 床
IS 重量床衝撃音
ISe 放射音
ISt 固体伝搬音
SI 重量衝撃音
SIe 放射音
SIt 固体伝搬音
UH ユニット建物
Claims (4)
- 上下に建物ユニットが積層されたユニット建物における床構造であって、
下階の前記建物ユニットにおいて、床大梁に架け渡された床小梁に、振動を吸収する下階ダイナミックダンパが設けられている床構造。 - 請求項1に記載の床構造において、
前記下階ダイナミックダンパは、上階の前記建物ユニットの床に入力された重量衝撃音の固体伝搬音の共振周波数の振動を吸収するよう設定されている床構造。 - 請求項2に記載の床構造において、
前記下階ダイナミックダンパは、前記固体伝搬音による前記床小梁の共振位置に配置されている床構造。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の床構造において、
前記下階ダイナミックダンパは、前記床小梁に取り付けられた木桟と、前記木桟に中間部が固定された板材と、前記板材の端部に設けられた石膏ボード製の錘と、を備え、前記床小梁の振動時に、前記板材および前記錘が振動するよう形成されている床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019203277A JP2021075902A (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 床構造 |
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