JP2001209188A - 走査型露光装置および走査露光方法並びにマスク - Google Patents

走査型露光装置および走査露光方法並びにマスク

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JP2001209188A
JP2001209188A JP2000019179A JP2000019179A JP2001209188A JP 2001209188 A JP2001209188 A JP 2001209188A JP 2000019179 A JP2000019179 A JP 2000019179A JP 2000019179 A JP2000019179 A JP 2000019179A JP 2001209188 A JP2001209188 A JP 2001209188A
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pattern
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projection
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺鏡の面精度を計測する際にも、干渉計の
計測軸を削減してコストの抑制に寄与する。 【解決手段】 マスクMと基板Pとを第1方向に沿って
移動させて、マスクMのパターンを基板Pに露光する走
査型露光装置1において、第1方向に所定距離隔てて配
置されるとともに、パターンを基板Pに投影する投影領
域の少なくとも一部が重複している一対の投影光学系3
と、基板Pに重複露光されるパターンの像を第1方向と
ほぼ直交する第2方向に沿ってシフトさせるシフト部と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の投影光学系
により投影されるパターンを有するマスク、およびマス
クと基板とを所定方向に同期移動して、マスクに形成さ
れたパターンをガラス基板等の基板に露光する走査型露
光装置並びに走査露光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンやテレビ等の表示素子と
しては、薄型化を可能とする液晶表示パネルが多用され
るようになっている。この種の液晶表示パネルは、平面
視矩形状の感光基板上に透明薄膜電極をフォトリソグラ
フィの手法で所望の形状にパターニングすることにより
製造されている。そして、このフォトリソグラフィの装
置として、マスク(レチクル)上に形成されたパターン
を投影光学系を介して感光基板上のフォトレジスト層に
露光する露光装置が用いられている。
【0003】ところで、上記の液晶表示パネルは、画面
の見やすさから大面積化が進んでいる。この要請に応え
る露光装置としては、例えば、特開平7−57986号
に開示されているように、マスクのパターンを正立像で
基板上に投影する複数の投影光学系を組み合わせ、マス
クとガラス基板とを所定方向に同期移動して、投影光学
系に対して走査することによって、同期移動方向と直交
する方向に大きな露光領域を有し、マスクに形成された
LCD(Liquid Crystal Displa
y)等のパターンをガラス基板上の露光領域に順次転写
する走査型露光装置が考案されている。
【0004】この際、投影領域が大きくても装置を大型
化させず、且つ良好な結像特性を得る投影光学系とし
て、複数の投影光学系を、隣り合う投影領域が走査方向
で所定量変位するように、且つ隣り合う投影領域の端部
同士が走査方向と直交する方向に重複するように配置さ
れたものが使用されている。この場合、各投影光学系の
視野絞りは台形形状で、走査方向の視野絞りの開口幅の
合計は常に等しくなるように設定されている。そのた
め、上記のような走査型露光装置は、隣り合う投影光学
系の継ぎ部が重複して露光され、投影光学系の光学収差
や露光照度が滑らかに変化するという利点を持ってい
る。
【0005】この種の走査型露光装置では、走査露光中
においてもマスクとガラス基板との相対位置関係を高精
度に制御する必要があるため、複数の位置計測装置、例
えばレーザ干渉計により、マスクを保持するマスクステ
ージとガラス基板を保持するプレートステージとの走査
方向(X方向とする)に関する相対的な位置ずれや、マ
スク面内で走査方向と直交する非走査方向(Y方向とす
る)に関する相対的な位置ずれ、さらに露光光の光軸方
向(Z方向とする)周りの相対的な角度ずれ等、マスク
とガラス基板に関する相対位置や姿勢がモニタされてい
る。
【0006】これらの相対位置ずれのうち、Y方向に関
する相対的な位置ずれは、走査方向に延びた長尺の反射
鏡(以後、長尺鏡と称する)をマスクステージおよびプ
レートステージそれぞれに対応して設け、各ステージと
各反射鏡との変位を干渉計でそれぞれ計測することによ
り求めている。このように、長尺鏡は、Y方向に関する
相対位置ずれを計測する際の基準となるが、走査する長
さ全体に亙って面精度を維持すると長尺鏡の製造コスト
が増大するという問題があった。
【0007】そこで、長尺鏡の面精度を厳しくすること
なく、走査露光を実施する技術として、例えば特願平8
−184113号が開示されているが、この技術におい
ては、長尺鏡に短い周期のうねりがある場合に、Y方向
におけるマスクとガラス基板との相対的な位置ずれを無
視できるレベルに高精度に保つことができないという不
都合があった。
【0008】この不都合を解消するための技術として
は、例えば特開平10−284416号公報や特開平1
1−132762号公報が提供されている。これらの技
術は、各ステージと各長尺鏡との変位をそれぞれ計測す
る干渉計の他に、両長尺鏡を介してマスクステージとプ
レートステージとのY方向の相対的な位置ずれを計測す
る差動型干渉計を設け、X方向に離間した2ヶ所で各ス
テージと各長尺鏡との変位をそれぞれ計測する工程を、
X方向に移動しながら複数回行うことで、各長尺鏡の面
精度を求め、この結果に基づいてマスクとガラス基板と
の相対位置ずれを補正するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の走査型露光装置および走査露光方法に
は、以下のような問題が存在する。干渉計は高価な装置
であるため、X方向で離間した複数位置でマスクステー
ジとプレートステージとのY方向の相対的な位置ずれを
計測するための差動型干渉計を別途設けることで、コス
トアップを招いており、コストダウンの要請が益々高ま
る昨今では無視できない問題となっていた。
【0010】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、長尺鏡の面精度を計測する際にも、干渉計
の計測軸を削減してコストの抑制に寄与できる走査型露
光装置および走査露光方法並びにマスクを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、実施の形態を示す図1ないし図11に対
応付けした以下の構成を採用している。本発明の走査型
露光装置は、マスク(M)と基板(P)とを第1方向
(X方向)に沿って移動させて、マスク(M)のパター
ン(43)を基板(P)に露光する走査型露光装置
(1)において、第1方向(X方向)に所定距離隔てて
配置されるとともに、パターン(43)を基板(P)に
投影する投影領域の少なくとも一部が重複している一対
の投影光学系(3b、3c)と、基板(P)に重複露光
されるパターン(43)の像を第1方向(X方向)とほ
ぼ直交する第2方向(Y方向)に沿ってシフトさせるシ
フト部(25)とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明の走査露光方法は、マスク
(M)と基板(P)とを第1方向(X方向)に沿って移
動させて、マスク(M)のパターン(43)を基板
(P)に露光する走査露光方法において、第1方向(X
方向)に所定距離隔てて配置されるとともに、パターン
(43)を基板(P)に投影する投影領域(34b、3
4c)の少なくとも一部が重複している一対の投影光学
系(3b、3c)を用いて基板(P)に露光する際に、
基板(P)に重複露光されるパターン(43)の像を第
1方向(X方向)とほぼ直交する第2方向(Y方向)に
沿ってシフトさせるステップ(S2)を含むことを特徴
とするものである。
【0013】従って、本発明の走査型露光装置および走
査露光方法では、一対の投影光学系(3b、3c)の投
影領域(34b、34c)が重複する領域でパターン
(43)が走査されるようにマスク(M)を位置させ、
シフト部(25)により一方の投影光学系(3b)の結
像位置を第2方向(Y方向)に沿ってシフトさせた後
に、マスク(M)と基板(P)とをそれぞれ長尺鏡(3
6、37)との変位に基づいて第1方向(X方向)に沿
って移動させると、一方の投影光学系(3b)で投影さ
れたパターン(43)の像が他方の投影光学系(3c)
で投影された像に対してシフトして第2方向(Y方向)
に分離される。
【0014】ここで、各投影像は、パターン(43)が
各投影光学系(3b、3c)で投影される各位置に対応
する各長尺鏡(36、37)の面精度に応じて変位す
る。そのため、両投影像の間隔からシフト量を差し引い
た値が、一対の投影光学系(3b、3c)をパターン
(43)が移動する際に生じた第2方向(Y方向)の誤
差、すなわち長尺鏡(36、37)の2点間の平面度差
として求められる。このとき、分離された各パターン
(43)は、重複して投影されるときに比較して半分の
露光量で投影されるため、この投影領域(34b、34
c)の露光量を変更して2倍にしておくことが好まし
い。また、分離したパターン(43)の計測を容易に行
えるように、両投影像が重複しないように一方の投影光
学系(3b)の結像位置をシフトさせることが好まし
い。
【0015】そして、本発明のマスクは、所定距離
(L)隔てて配置される一対の投影光学系(3b、3
c)により投影されるパターン(43)を有したマスク
(M)において、パターン(43)が所定距離(L)隔
てて複数形成されていることを特徴とするものである。
【0016】従って、本発明のマスクでは、投影領域
(34b、34c)の少なくとも一部が重複している一
対の投影光学系(3b、3c)のうち、一方の投影光学
系(3b)の結像位置をシフトさせた状態で投影光学系
(3b、3c)が配置される方向にマスク(M)が移動
することで、各投影光学系(3b、3c)で投影された
像が分離される。そして、分離された両投影像の間隔か
らシフト量を差し引いた値が、当該一対の投影光学系
(3b、3c)をパターン(43)が移動する際に生じ
た長尺鏡(36、37)の2点間の平面度差として求め
られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の走査型露光装置お
よび走査露光方法並びにマスクの第1の実施の形態を、
図1ないし図9を参照して説明する。ここでは、基板と
して液晶表示パネル製造に用いられる角形のガラス基板
を用い、マスクに形成されたパターンをガラス基板上に
転写する場合の例を用いて説明する。また、ここでは、
投影光学系が五つの投影系モジュールからなる場合の例
を用いて説明する。なお、以下の説明では、マスクとガ
ラス基板との走査移動方向をX方向(第1方向)とし、
マスクと同一面内においてX方向と直交する方向をY方
向(第2方向)とし、マスクの法線方向、すなわち露光
光の光軸方向をZ方向とする。
【0018】図1は、正立等倍の走査型露光装置1の外
観斜視図である。この走査型露光装置1は、平面視矩形
のマスク(レチクル)Mとガラス基板(基板)Pとを同
期移動して、マスクMに形成されたパターンをガラス基
板Pに露光するものであって、複数の照明系モジュール
2a〜2eを有する照明光学系2と、マスクM上のパタ
ーンをガラス基板P上に投影する複数の投影系モジュー
ル3a〜3eからなる投影光学系3と、マスクMを保持
するマスクステージ4と、ガラス基板Pを保持するプレ
ートステージ5と、マスクステージ4およびプレートス
テージ5を投影光学系3a〜3eを挟んで一体的に支持
するU字状のキャリッジ6とから概略構成されている。
【0019】照明光学系2は、図2に示す超高圧水銀ラ
ンプ等の光源7から射出された光束(露光光)をマスク
M上に照明するものであって、リレー光学系、ライトガ
イド8および投影系モジュール3a〜3eのそれぞれに
対応して配設された照明系モジュール(ただし図2にお
いては、便宜上投影系モジュール3aに対応するものの
みを示している)から構成されている。
【0020】そして、楕円鏡7aの第一焦点位置にある
光源7から射出した光束は、楕円鏡7aで第二焦点位置
に集光される。リレー光学系は、この第二焦点位置の光
源像をライトガイド8の入射面に結像させるものであっ
て、その光路中にはダイクロイックミラー9と波長選択
フィルタ10と露光シャッタ12とが配置されている。
このダイクロイックミラー9は、露光に必要な波長の光
束を反射し、その他の波長の光束を透過させるものであ
る。ダイクロイックミラー9で反射された光束は、波長
選択フィルタ10に入射し、投影光学系3が露光を行う
のに適した波長(通常は、g、h、i線の内、少なくと
も1つの帯域を含む)の光束となる。
【0021】露光シャッタ12は、光束の光路に対して
進退自在に配置され、非露光時には光路中に挿入される
ことにより光束のマスクMへの照明を遮断し、逆に露光
時には光路から退避することで光束がマスクM上に照明
されるようになっている。また露光シャッタ12には、
該露光シャッタ12を光路に対して進退移動させるシャ
ッタ駆動部16が付設されており、シャッタ駆動部16
は制御装置(露光量制御部)17によってその駆動を制
御されている。ライトガイド8は、入射した光束を五本
に分岐して反射ミラー11を介して各照明系モジュール
2a〜2eに入射させるものである。
【0022】各照明系モジュール2a〜2eは、インプ
ット光学系とコンデンサ光学系とから概略構成されてい
る。なお、本実施の形態では、照明系モジュール2aと
同じ構成の照明系モジュール2b〜2eが、X方向とY
方向とに一定の間隔をもって配置されている。そして、
各照明系モジュール2a〜2eからの光束は、マスクM
上の異なる照明領域を照明する構成になっている。
【0023】インプット光学系は、ライトガイド8の射
出面からの光束により照度の均一な第二の光源像を形成
する。インプット光学系中には、光量調整機構が設けら
れている。この光量調整機構は、例えば図3に示すよう
なガラス板上にCr等ですだれ状にパターニングされ透
過率がY方向に沿ってある範囲で線形に漸次変化するフ
ィルタ21を備えている。そして、フィルタ駆動部22
によりフィルタ21を光軸に垂直な方向に移動させるこ
とで、任意の透過率、すなわち任意の露光量を得ること
ができる構成になっている。このフィルタ駆動部22
は、制御装置17によってその駆動が制御されている。
【0024】光量調整機構を透過した光束は、リレーレ
ンズ13を介してフライアイレンズ14に入射する。フ
ライアイレンズ14は、照度を均一にするためのもので
あり、射出面側には二次光源が形成される。フライアイ
レンズ14を透過した光束は、コンデンサ光学系のコン
デンサレンズ15によりマスクMの照明領域を均一な照
度で照明する。また、コンデンサ光学系中には、光量モ
ニタ機構が配設されている。
【0025】この光量モニタ機構は、光路中に配置され
たハーフミラー19が光束の一部を反射してディテクタ
20に入射させ、その光量を検出することで、光路中の
照度をモニタするものである。検出した照度信号は制御
装置17に出力される。制御装置17は、光量モニタ機
構および光量調整機構を制御することにより、光束の光
量を所定値に調整可能になっている。
【0026】マスクMを透過した光束は、投影系モジュ
ール3a〜3eにそれぞれ入射する。そして、照明領域
のマスクMのパターンは、所定の結像特性をもって、レ
ジストが塗布されたガラス基板P上に正立像で露光され
る。各投影系モジュール3a〜3eは、図4に示すよう
に、二組の反射屈折型光学系23、24と像シフト機構
(シフト部)25と像倍率機構26と像回転機構(不図
示)と視野絞り27とから構成されている。
【0027】マスクMを透過した光束は、まず像シフト
機構25に入射する。像シフト機構25は、例えば、二
枚の平行平面板ガラスがそれぞれY軸周りもしくはX軸
周りに回転することで、マスク像をX方向もしくはY方
向にシフトさせるものである。像シフト機構25を透過
した光束は、一組目の反射屈折型光学系23に入射す
る。この反射屈折型光学系23は、マスク像の中間像を
形成するものであって、直角プリズム28、レンズ29
および凹面鏡30等から構成される。中間像位置には、
視野絞り27が配置されており、ガラス基板P上での投
影領域が設定される。視野絞り27を透過した光束は、
二組目の反射屈折型光学系24に入射する。
【0028】反射屈折型光学系24は、直角プリズム3
1、レンズ32および凹面鏡33等から構成され、ここ
では凹面鏡30で反射された光束の光路中の、レンズ3
2と直角プリズム31との間に像倍率機構26が配置さ
れている。この像倍率機構26によりマスク像の倍率を
任意に変化させることができる。像回転機構は、直角プ
リズム31をZ軸周りに回転させることでマスク像に任
意の回転を与えることができる。これら像シフト機構2
5、像倍率機構26および像回転機構の駆動部(不図
示)は、制御装置17によりその駆動を制御され、各投
影系モジュール3a〜3e毎に、マスクMの像位置を調
整可能になっている。
【0029】図5に、ガラス基板Pにおける投影系モジ
ュール3a〜3eの投影領域34a〜34eを示す。こ
の図に示すように、各投影領域34a〜34eは、台形
形状を呈している。また、投影領域34a、34c、3
4eと投影領域34b、34dとは、X方向に距離(所
定距離)L隔てて対向配置されている。さらに、投影領
域34a〜34eは、隣り合う投影領域の端部同士が二
点鎖線で示すように、Y方向で重複するように並列配置
され、X方向の投影領域の幅の総計がほぼ等しくなるよ
うに設定されている。すなわち、X方向に走査露光した
ときの露光量が等しくなるように設定されている。
【0030】このように、各投影系モジュール3a〜3
eによる投影領域34a〜34eが重複するオーバーラ
ップ部を設けることにより、継ぎ部におけるY方向の光
学収差の変化や照度変化を滑らかにすることができるよ
うになっている。なお、本実施の形態の投影領域34a
〜34eの形状は台形であるが、六角形や菱形、平行四
辺形等であっても構わない。
【0031】マスクステージ4は、マスクMを保持する
ものであって、3つの微動機(不図示)を介してキャリ
ッジ6に支持されている。すなわち、マスクステージ4
は、X方向微動機によってマスクステージ4のX方向の
位置を微動し、2つのY方向微動機によってマスクステ
ージ4のY方向の位置とZ軸周りの位置とを微動可能に
構成されている。
【0032】プレートステージ5は、ガラス基板Pを保
持するものであって、ガラス基板Pの厚みムラや傾きの
影響を補正し、同時にマスクパターンの結像面に一致さ
せるために、3つ以上のZ方向微動機(不図示)を介し
てキャリッジ6に支持されており、Z方向の微動(オー
トフォーカス)と、X軸周りおよびY軸周りの傾斜角度
(オートレベリング)とを調節可能に構成されている。
【0033】キャリッジ6は、キャリッジ駆動部35に
駆動されて、不図示のベース上をX方向に移動自在とさ
れている。このキャリッジ駆動部35は、制御装置17
によって制御されている。そして、キャリッジ駆動部3
5を介してキャリッジ6をX方向に走査することによ
り、マスクM上のパターン全体がガラス基板P上に転写
される。
【0034】図1に示すように、マスクステージ4およ
びプレートステージ5の上方には、マスク用長尺鏡36
および基板用長尺鏡37が不図示の架台にそれぞれ固定
されている。両長尺鏡36、37は、X方向に延びた反
射鏡であり、その反射面の法線はY方向を向いて配置さ
れている。マスク用長尺鏡36はマスクステージ4に対
向して配置され、基板用長尺鏡37は、プレートステー
ジ5に対向して配置されている。
【0035】これらマスクステージ4およびプレートス
テージ5の位置と姿勢は、5つの干渉計Ix1、Ix
2、Icx、Imy、Ipyにより検出され、検出結果
は制御装置17に出力される。制御装置17は、干渉計
Ix1、Ix2、Icx、Imy、Ipyの出力に基づ
いてマスクステージ4、プレートステージ5の位置をモ
ニタし、各ステージ4、5の微動機およびキャリッジ駆
動部35を制御することで、マスクステージ4およびプ
レートステージ5(ひいてはマスクMおよびガラス基板
P)を所望の位置に高精度に移動させることが可能にな
っている。
【0036】差動型干渉計Ix1は、マスクステージ4
とプレートステージ5とのX方向の相対的な位置ずれを
計測するためのものである。すなわち、干渉計Ix1
は、分割されたレーザ光束がマスクステージ4、プレー
トステージ5にそれぞれ設けられた反射鏡38a、38
bで反射し、その反射光と入射光との干渉に基づいてマ
スクステージ4とプレートステージ5とのX方向の相対
的な位置ずれを計測する。
【0037】差動型干渉計Ix2は、干渉計Ix1とは
Y方向で異なる位置において、マスクステージ4とプレ
ートステージ5とのX方向の相対位置ずれ量を計測する
ためのものである。すなわち、干渉計Ix2は、分割さ
れたレーザ光束がマスクステージ4、プレートステージ
5にそれぞれ設けられた反射鏡39a、39bで反射
し、その反射光と入射光との干渉に基づいてマスクステ
ージ4とプレートステージ5とのX方向の相対的な位置
ずれを計測する。
【0038】なお、マスクステージ4に設けた反射鏡3
8aおよび39aの間隔と、プレートステージ5に設け
た反射鏡38bおよび39bの間隔とは等しく設定され
ている。また、マスクステージ4上の反射鏡38a、3
9aおよびプレートステージ5上の反射鏡38b、39
bの位置は、各ステージ4、5の中心から等距離にある
ことが好ましい。これら両干渉系Ix1、Ix2によ
り、マスクステージ4とプレートステージ5との相対位
置ずれ量およびZ軸周りの相対回転量を計測できる。
【0039】測長型干渉計Icxは、キャリッジ6のX
方向の位置を計測するためのものである。すなわち、干
渉計Icxは、レーザ光束がキャリッジ6に設けられた
反射鏡40で反射し、その反射光と入射光との干渉に基
づいてキャリッジ6のX方向の位置を計測する。
【0040】測長型干渉計Imyは、マスクステージ4
とマスク用長尺鏡36とのY方向の距離を検出すること
で、マスクステージ4のY方向の変位を計測するための
ものである。すなわち、干渉計Imyは、レーザ光束が
マスクステージ4に設けられた反射鏡41を介して長尺
鏡36で反射し、その反射光と入射光との干渉に基づい
てマスクステージ4のY方向の変位を計測する。
【0041】同様に、測長型干渉計Ipyは、プレート
ステージ5と基板用長尺鏡37とのY方向の距離を検出
することで、プレートステージ5のY方向の変位を計測
するためのものである。すなわち、干渉計Ipyは、レ
ーザ光束がプレートステージ5に設けられた反射鏡42
を介して長尺鏡37で反射し、その反射光と入射光との
干渉に基づいてプレートステージ5のY方向の変位を計
測する。
【0042】なお、長尺鏡36と長尺鏡37とは走査方
向に延びており、走査露光時におけるマスクステージ4
とプレートステージ5とのY方向の変位を計測するため
の基準となっているが、干渉計Imy、Ipyの計測値
には、マスクステージ4およびプレートステージ5のY
方向の変位の他に長尺鏡36および37の面精度が含ま
れている。従って、長尺鏡36、37の面精度を予め計
測し、露光時に補正する必要がある。ただし、本実施の
形態では、マスクステージ4とプレートステージ5との
Y方向の相対的な変位が計測できればよいので、長尺鏡
36、37の平面度を個々に求める必要はなく、長尺鏡
36、37の平面度差を求めればよい。これ以降、干渉
計ImyとIpyの同一時点における各長尺鏡36、3
7の計測点の平面度差を単に長尺鏡の平面度と呼ぶ。
【0043】図5に、長尺鏡36、37の面精度計測用
のマスクMを示す。この図に示すように、マスクMに
は、Y方向の位置が投影領域34bと34cとのオーバ
ーラップ部の略中心に位置し、且つ投影領域34a、3
4c、34eと投影領域34b、34dとが2列に配置
される距離と同一の距離L隔ててパターン43が複数形
成されている。図6(a)に示すように、各パターン4
3は、X方向に延在する幅Sのラインマークを有してい
る。
【0044】上記の構成の走査型露光装置1およびマス
クMにより、長尺鏡36、37の平面度差を求める手順
を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、マスクステージ4、プレートステージ5の移動は、
キャリッジ駆動部35およびキャリッジ6を介して制御
装置17の制御に基づいて行われるものとする(以下、
同様)。
【0045】シーケンスがスタートすると(ステップS
0)、まず投影領域34b、34cが重複する領域でパ
ターン43が走査される位置にマスクMをセットする
(ステップS1)。次に、パターン43を投影する一対
の投影系モジュール3b、3cのうち、投影系モジュー
ル3bについて像シフト機構25により、ガラス基板P
上におけるパターン43の結像位置を図6(b)に示す
ように、+Y方向に沿って距離Δ分シフトさせる(ステ
ップS2)。このとき、距離Δをパターン43のライン
幅Sよりも大きくすることで、各投影像を重複させずに
分離することができる。
【0046】ここで、パターン43は、投影系モジュー
ル3b、3cを介してガラス基板P上で二重に投影され
ることで適正露光量で露光されるが、投影系モジュール
3bの結像位置をシフトさせたことにより1つの投影系
モジュールのみで投影されることになり、適正値の半分
の露光量で露光される。そのため、照明系モジュール3
b、3cの光量調整機構において、フィルタ駆動部22
を介してフィルタ21を駆動し、投影領域34b、34
cにおける露光量を通常の二倍に設定する(ステップS
3)。
【0047】そして、走査開始位置から干渉計Ix1、
Ix2、Icx、Imy、Ipyの計測結果に基づいて
キャリッジ6を−X方向に移動させて、マスクMのパタ
ーン43をガラス基板P上に露光する(ステップS
4)。これにより、図8に示すように、ガラス基板P上
にはパターン43が分離したパターンm1、n1〜m1
1、n11が露光される。この後、ガラス基板Pを現像
し(ステップS5)、ガラス基板P上にY方向に分離し
て転写された各パターン43の間隔をSEM(Scanning
Electron Microscope;走査型電子顕微鏡)等により計
測する(ステップS6)。
【0048】走査露光時には、干渉計Imy、Ipyの
計測結果に基づいて、マスクステージ4とプレートステ
ージ5とのY方向の変位を補正するように各ステージ
4、5に設けられた微動機を駆動している。そのため、
各パターン43は、長尺鏡36、37の各反射面が双方
共理想平面である場合には距離Δ隔てて露光されるが、
実際にはマスクMのパターンがガラス基板P上に露光さ
れるときに、干渉計Imy、Ipyのレーザ光束が長尺
鏡36、37でそれぞれ反射する位置の面精度に応じて
ずれて露光される。
【0049】つまり、図8に示すように、マスクMのパ
ターン43がガラス基板P上で分離してパターンm1、
n1として露光された際にパターンm1は、パターン4
3の像が投影領域34bに投影されたときの長尺鏡3
6、37におけるレーザ光束の反射位置D1の面精度に
応じた位置に露光され、パターンn1は、パターン43
の像が投影領域34cに投影されたときの長尺鏡36、
37におけるレーザ光束の反射位置D2の面精度に応じ
た位置に露光される。
【0050】ここで、図9に示すように、パターンm1
が露光された際の反射位置D1における長尺鏡36、3
7のY方向成分ベクトルをa1、パターンn1が露光さ
れた際の反射位置D2における長尺鏡36、37のY方
向成分ベクトルをb1とすると、反射位置D1、D2間
の平面度c1は下式で示される。c1=b1−a1
【0051】一方、ガラス基板P上でパターンm1はY
方向にa1シフトした位置に露光され、パターンn1は
Y方向に(Δ+b1)シフトした位置に露光される。従
って、転写されたパターンm1、n1の間隔は、(Δ+
b1)−a1=Δ+c1となる。そのため、計測したパ
ターンm1、n1の間隔から投影系モジュール3bにお
けるシフト量Δを差し引いた値は、2列に配置された投
影系モジュール3b、3cをキャリッジ6が移動する際
に生じたY方向の誤差、すなわちパターン43が投影系
モジュール3b、3cからの露光光でガラス基板Pにそ
れぞれ露光された時点での長尺鏡36、37の反射位置
D1、D2間の平面度c1になる。
【0052】また、マスクM上のパターン43の配置間
隔が投影系モジュール3b、3cの配置間隔と同じ距離
Lなので、一つめのパターン43の像が投影領域34c
に投影されたときに、二つ目のパターン43の像は投影
領域34bに同時に投影されパターンm2として、長尺
鏡36、37におけるレーザ光束の反射位置D2の面精
度(ベクトルa2)に応じた位置に露光される。そし
て、キャリッジ6の移動に伴い、この二つ目のパターン
43の像は、投影領域34cに投影されパターンn2と
して、長尺鏡36、37におけるレーザ光束の反射位置
D3の面精度(ベクトルb2+Δ)に応じた位置に露光
される。従って、計測したパターンm2、n2の間隔か
ら投影系モジュール3bにおけるシフト量Δを差し引い
た値は、二つ目のパターン43が投影系モジュール3
b、3cからの露光光でガラス基板Pにそれぞれ露光さ
れた時点での長尺鏡36、37の反射位置D2、D3間
の平面度c2になる。
【0053】同様に、パターンm3、n3〜m11、n
11毎に間隔をそれぞれ計測することで、長尺鏡36、
37の反射位置D3、D4〜D10、D11間の平面度
c3〜c10をそれぞれ求めることができる。そのた
め、反射位置iにおける長尺鏡36、37の平面度MF
iは、下式で表される。 MFi=c1+c2+…+ci また、各反射位置間の平面度は、線形補間やスプライン
補間等で補間することができる。長尺鏡36、37にお
ける位置とマスクM(またはガラス基板P)との位置関
係は既知であるため、任意の露光位置における長尺鏡3
6、37の平面度を求めることができる。
【0054】さらに、マスクM上のパターン43を当該
マスクMのX方向におけるパターン領域に亙って、且つ
パターン43の間隔を全て距離Lで形成することで、長
尺鏡36、37の平面度を露光範囲全体に亙って間断な
く連続的に求めることができる。そして、上記演算によ
り求めた平面度を制御装置17に記憶しておく(ステッ
プS7)。
【0055】この後、量産用のマスクおよびガラス基板
をマスクステージ4およびプレートステージ5にそれぞ
れセットし、キャリッジ6を投影系モジュール3a〜3
eに対して相対移動させることにより、マスクの回路パ
ターンをガラス基板上に走査露光する。この際、干渉計
Imy、Ipyの計測結果と長尺鏡36、37の平面度
に基づいて、マスクステージ4とプレートステージ5と
のY方向の変位を補正するように各ステージ4、5に設
けられた微動機を駆動すればよい(ステップS8)。
【0056】なお、上記長尺鏡36、37の平面度を求
めるシーケンスは、露光装置1を設置する際のイニシャ
ル動作時に行っても、ロット毎に行ってもよい。
【0057】本実施の形態の走査型露光装置および走査
露光方法並びにマスクでは、投影系モジュール3b、3
cの配置間隔と同じ距離L隔てて形成したパターン43
を、投影系モジュール3bの結像位置をシフトさせて露
光しているので、分離して露光されたパターンm1、n
1〜m11、n11の間隔を計測することでマスク用長
尺鏡36、基板用長尺鏡37の平面度差を容易に求める
ことができる。そのため、長尺鏡36、37に対してX
方向に離間した2ヶ所で各ステージ4、5の変位を計測
する際に使用する干渉計を別途設ける等、干渉系の計測
軸を増やす必要がなくなり、コストの削減に寄与するこ
とができる。また、本実施の形態の走査型露光装置およ
び走査露光方法では、投影系モジュール3bの結像特性
を調整する像シフト機構25により、パターン43の像
をシフトさせているので、別途シフト機構を設ける必要
がなくなり、コストの削減に一層寄与することができ
る。
【0058】しかも、本実施の形態では、マスクM上の
パターン43を当該マスクMのX方向におけるパターン
領域に亙って、且つパターン43の間隔を全て距離Lで
形成することで、長尺鏡36、37の平面度を露光範囲
全体に亙って間断なく連続的に求めることができるよう
になっている。
【0059】さらに、本実施の形態の走査型露光装置お
よび走査露光方法では、ガラス基板P上でパターンm1
〜m11とパターンn1〜n11とが重複しないように
投影系モジュール3bの結像位置をシフトさせているの
で、パターンの間隔を容易に計測することが可能になっ
ている。また、本実施の形態では、投影領域34b、3
4cの露光量を2倍に上げているので、本来重複露光さ
れることで適正露光量になるオーバーラップ部でパター
ン43をシフトして露光する際にも、分離された両パタ
ーンをそれぞれ適正露光量で露光することができ、所定
の線幅のパターンm1〜m11、n1〜n11を得るこ
とができる。
【0060】図10は、本発明の走査型露光装置および
走査露光方法並びにマスクの第2の実施の形態を示す図
である。この図において、図1ないし図9に示す第1の
実施の形態の構成要素と同一の要素については同一符号
を付し、その説明を省略する。第2の実施の形態と上記
の第1の実施の形態とが異なる点は、パターン43の像
をガラス基板Pに露光せずにディテクタで計測する構成
にしたことである。
【0061】すなわち、この図に示すように、プレート
ステージ5には、分離して投影されたパターン43の像
を双方受像可能な位置に結像レンズ44およびディテク
タ45がX方向に沿って距離Lを隔ててそれぞれ対で複
数埋設されている。結像レンズ44は、分離して投影さ
れたパターン43の像をそれぞれディテクタ45に結像
するものである。ディテクタ45は、例えば二次元CC
Dで構成され、分離して投影されたパターン43の像を
画像処理することで像の間隔を検出し、制御装置17に
出力する。他の構成は、上記第1の実施の形態と同様で
ある。
【0062】本実施の形態の走査型露光装置および走査
露光方法では、上記第1の実施の形態と同様の作用・効
果が得られることに加えて、分離されたパターン43の
像の間隔を直接検出できるので、現像工程や計測工程を
別途経る必要がなく、長尺鏡36、37の平面度を迅速
に求めることが可能になり、タクトの向上に寄与でき
る。
【0063】なお、上記実施の形態において、投影系モ
ジュール3bにおいて結像位置をシフトさせる構成とし
たが、投影系モジュール3cにおいて結像位置をシフト
させたり、投影系モジュール3b、3cの双方で結像位
置をシフトさせる構成であってもよい。また、投影系モ
ジュール3b、3cに対応する投影領域34b、34c
のオーバーラップ部でマスクMのパターン43を投影す
る構成としたが、パターン43の位置をY方向に変更す
ることで、他の投影領域のオーバーラップ部で投影する
ことも可能である。この場合、投影領域に対応する一対
の投影系モジュールにおいて、少なくともどちらか一方
で結像位置をシフトさせればよい。さらに、マスクM上
にパターン43をX方向に沿って1列形成する構成とし
たが、投影領域34a〜34eの4つのオーバーラップ
部の全てに対応するように4列形成してもよい。この場
合、投影系モジュール3a〜3eのうち、一方の列、例
えば投影系モジュール3b、3dの双方において結像位
置をY方向にシフトさせればよい。これにより、長尺鏡
36、37の平面度を複数の計測結果により平均化して
求めることができ、計測精度を向上させることができ
る。
【0064】また、上記実施の形態では、投影系モジュ
ール3b、3cで結像するパターン43の像が互いに重
複しないようにシフトさせたが、投影された像の間隔が
計測可能であれば一部重複してもよい。例えば、ガラス
基板P上にパターン43を一部重複して転写した場合、
重複した部分は露光量が非重複部に対して二倍になるこ
とで線幅が異なるため、容易に識別できる。
【0065】なお、本実施の形態の基板としては、液晶
表示デバイス用のガラス基板Pのみならず、半導体デバ
イス用の半導体ウエハや、薄膜磁気ヘッド用のセラミッ
クウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたは
レチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用
される。
【0066】走査型露光装置1の種類としては、ガラス
基板Pに液晶表示デバイスパターンを露光する液晶表示
デバイス製造用の露光装置に限られず、ウエハに半導体
デバイスパターンを露光する半導体デバイス製造用の露
光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるい
はレチクルなどを製造するための露光装置などにも広く
適用できる。さらに、本実施の形態においては、マスク
Mとガラス基板Pとを鉛直方向に沿って支持したが、マ
スクMとガラス基板Pとを水平方向に沿って支持させて
もよい。
【0067】また、光源7として、超高圧水銀ランプか
ら発生する輝線(g線(436nm)、h線(404.
7nm)、i線(365nm))、KrFエキシマレー
ザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193n
m)、F2レーザ(157nm)のみならず、X線や電
子線などの荷電粒子線を用いることができる。例えば、
電子線を用いる場合には電子銃として、熱電子放射型の
ランタンヘキサボライト(LaB6)、タンタル(T
a)を用いることができる。また、YAGレーザや半導
体レーザ等の高周波などを用いてもよい。
【0068】投影系モジュール3a〜3eの倍率は、等
倍系のみならず縮小系および拡大系のいずれでもよい。
また、投影系モジュール3a〜3eとしては、エキシマ
レーザなどの遠紫外線を用いる場合は硝材として石英や
蛍石などの遠紫外線を透過する材料を用い、F2レーザ
やX線を用いる場合は反射屈折系または屈折系の光学系
にし(マスクMも反射型タイプのものを用いる)、また
電子線を用いる場合には光学系として電子レンズおよび
偏向器からなる電子光学系を用いればよい。なお、電子
線が通過する光路は、真空状態にすることはいうまでも
ない。
【0069】キャリッジ6(キャリッジ6を用いずにガ
ラス基板P、マスクMをそれぞれ独立して駆動する場合
は、プレートステージ5、マスクステージ4)にリニア
モータ(USP5,623,853またはUSP5,528,118参照)を用い
る場合は、エアベアリングを用いたエア浮上型およびロ
ーレンツ力またはリアクタンス力を用いた磁気浮上型の
どちらを用いてもよい。また、キャリッジ6(場合によ
ってはプレートステージ5、マスクステージ4)は、ガ
イドに沿って移動するタイプでもよく、ガイドを設けな
いガイドレスタイプであってもよい。
【0070】キャリッジ6のキャリッジ駆動部35(場
合によっては各ステージ4、5の駆動部)としては、二
次元に磁石を配置した磁石ユニット(永久磁石)と、二
次元にコイルを配置した電機子ユニットとを対向させ電
磁力によりキャリッジ6(場合によっては各ステージ
4、5)を駆動する平面モータを用いてもよい。この場
合、磁石ユニットと電機子ユニットとのいずれか一方を
キャリッジ6(場合によってはステージ4、5)に接続
し、磁石ユニットと電機子ユニットとの他方をキャリッ
ジ6(場合によっては各ステージ4、5)の移動面側
(ベース)に設ければよい。
【0071】キャリッジ6(場合によってはマスクステ
ージ4、プレートステージ5)の移動により発生する反
力は、投影光学系3(投影系モジュール3a〜3e)に
伝わらないように、特開平8−166475号公報(US
P5,528,118)や特開平8−330224号公報(US S/N
08/416,558)に記載されているように、フレーム部材
を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。本発明
はこのような構造を備えた露光装置においても適用可能
である。
【0072】以上のように、本願実施形態の基板処理装
置である走査型露光装置1は、本願特許請求の範囲に挙
げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の
機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組
み立てることで製造される。これら各種精度を確保する
ために、この組み立ての前後には、各種光学系について
は光学的精度を達成するための調整、各種機械系につい
ては機械的精度を達成するための調整、各種電気系につ
いては電気的精度を達成するための調整が行われる。各
種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種
サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接
続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシ
ステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシ
ステム個々の組み立て工程があることはいうまでもな
い。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終
了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各
種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およ
びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うこと
が望ましい。
【0073】液晶表示デバイスや半導体デバイス等のデ
バイスは、図11に示すように、液晶表示デバイス等の
機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステッ
プに基づいたマスクM(レチクル)を製作するステップ
202、石英等からガラス基板P、またはシリコン材料
からウエハを製作するステップ203、前述した実施の
形態の走査型露光装置1によりマスクMのパターンをガ
ラス基板P(またはウエハ)に露光するステップ20
4、液晶表示デバイス等を組み立てるステップ(ウエハ
の場合、ダイシング工程、ボンディング工程、パッケー
ジ工程を含む)205、検査ステップ206等を経て製
造される。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る走
査型露光装置は、パターンを基板に投影する投影領域の
少なくとも一部が重複している一対の投影光学系が第1
方向に所定距離隔てて配置され、シフト部が基板に重複
露光されるパターンの像を第2方向に沿ってシフトさせ
る構成となっている。これにより、この走査型露光装置
では、分離して露光されたパターンの間隔を計測するこ
とで長尺鏡の平面度差を容易に求めることができるた
め、長尺鏡に対して使用する干渉系の計測軸を増やす必
要がなくなり、コストの抑制に寄与できるという効果が
得られる。
【0075】請求項2に係る走査型露光装置は、シフト
部が一対の投影光学系の少なくとも一方に配置される構
成となっている。これにより、この走査型露光装置で
は、少なくとも一方の投影光学系で投影するパターンの
像をシフトできるという効果が得られる。
【0076】請求項3に係る走査型露光装置は、一対の
投影光学系が投影する像を重複しないようにシフトさせ
る構成となっている。これにより、この走査型露光装置
では、パターンの間隔を容易に計測できるという効果が
得られる。
【0077】請求項4に係る走査型露光装置は、露光量
制御部が投影像のシフトに応じて、パターンを基板に露
光する際の露光量を変更する構成となっている。これに
より、この走査型露光装置では、分離された両パターン
をそれぞれ適正露光量で露光することができ、所定の線
幅のパターンが得られるという効果を奏する。
【0078】請求項5に係る走査露光方法は、パターン
を基板に投影する投影領域の少なくとも一部が重複し、
第1方向に所定距離隔てて配置されている一対の投影光
学系を用いて基板に露光する際に、基板に重複露光され
るパターンの像を第2方向に沿ってシフトさせる手順と
なっている。これにより、この走査露光方法では、分離
して露光されたパターンの間隔を計測することで長尺鏡
の平面度差を容易に求めることができるため、長尺鏡に
対して使用する干渉系の計測軸を増やす必要がなくな
り、コストの抑制に寄与できるという効果が得られる。
【0079】請求項6に係る走査露光方法は、一対の投
影光学系が投影する像を重複しないようにシフトさせる
手順となっている。これにより、この走査露光方法で
は、パターンの間隔を容易に計測できるという効果が得
られる。
【0080】請求項7に係る走査露光方法は、投影像の
シフトに応じて、パターンを基板に露光する際の露光量
を変更する手順となっている。これにより、この走査露
光方法では、分離された両パターンをそれぞれ適正露光
量で露光することができ、所定の線幅のパターンが得ら
れるという効果を奏する。
【0081】請求項8に係るマスクは、一対の投影光学
系が配置される距離と同一の距離隔ててパターンが複数
形成される構成となっている。これにより、このマスク
では、分離して露光されたパターンの間隔を計測するこ
とで長尺鏡の平面度差を容易に求めることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する走査型露光装置の一例の
構成を示す外観斜視図である。
【図2】 同走査型露光装置の概略構成図である。
【図3】 本発明の走査型露光装置を構成するフィル
タの平面図である。
【図4】 本発明の走査型露光装置を構成する投影光
学系モジュールの概略構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態を示す図であって、マ
スクのパターンと投影領域との位置関係を示す正面図で
ある。
【図6】 (a)は図5におけるパターンの拡大図で
あり、(b)は分離して投影されたパターンの図であ
る。
【図7】 本発明の走査露光方法に係るフローチャー
ト図である。
【図8】 本発明の実施の形態を示す図であって、ガ
ラス基板に投影されたパターンと長尺鏡との位置関係を
示す正面図である。
【図9】 同長尺鏡における反射位置と反射位置間の
ベクトルとの関係を説明するための説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態を示す図であ
って、プレートステージ内に結像レンズおよびディテク
タが対で複数設けられた断面図である。
【図11】 液晶表示デバイスの製造工程の一例を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
M マスク(レチクル) P ガラス基板(基板) 1 走査型露光装置 3、3a〜3e 投影光学系 17 制御装置(露光量制御部) 25 像シフト機構(シフト部) 34a〜34e 投影領域 43 パターン
フロントページの続き Fターム(参考) 2H097 AA20 AB09 BA10 CA13 GB02 LA12 5F046 BA05 CA02 CB02 CB04 CB06 CB08 CB10 CB13 CB20 CB23 CB25 CC01 CC02 CC03 CC15 CC16 DA01 DA06 DA07 DA08 DB01 DB05 DB11 DB12 DC02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクと基板とを第1方向に沿って移
    動させて、前記マスクのパターンを前記基板に露光する
    走査型露光装置において、 前記第1方向に所定距離隔てて配置されるとともに、前
    記パターンを前記基板に投影する投影領域の少なくとも
    一部が重複している一対の投影光学系と、 前記基板に前記重複露光されるパターンの像を前記第1
    方向とほぼ直交する第2方向に沿ってシフトさせるシフ
    ト部とを備えることを特徴とする走査型露光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の走査型露光装置におい
    て、 前記シフト部は、前記一対の投影光学系の少なくとも一
    方の投影光学系に配置されていることを特徴とする走査
    型露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の走査型露光装
    置において、 前記シフト部は、前記一対の投影光学系が投影する像を
    重複しないようにシフトさせることを特徴とする走査型
    露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載
    の走査型露光装置において、 前記シフト部の前記シフトに応じて、前記パターンを基
    板に露光する際の露光量を変更する露光量制御部を備え
    ることを特徴とする走査型露光装置。
  5. 【請求項5】 マスクと基板とを第1方向に沿って移
    動させて、前記マスクのパターンを前記基板に露光する
    走査露光方法において、 前記第1方向に所定距離隔てて配置されるとともに、前
    記パターンを前記基板に投影する投影領域の少なくとも
    一部が重複している一対の投影光学系を用いて前記基板
    に露光する際に、前記基板に前記重複露光されるパター
    ンの像を前記第1方向とほぼ直交する第2方向に沿って
    シフトさせるステップを含むことを特徴とする走査露光
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の走査露光方法におい
    て、 前記シフトさせるステップは、前記一対の投影光学系が
    投影する像を重複しないようにシフトさせることを特徴
    とする走査露光方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の走査露光方法
    において、 前記シフトに応じて、前記パターンを基板に露光する際
    の露光量を変更するステップを含むことを特徴とする走
    査露光方法。
  8. 【請求項8】 所定距離隔てて配置される一対の投影
    光学系により投影されるパターンを有したマスクにおい
    て、 前記パターンは、前記所定距離隔てて複数形成されてい
    ることを特徴とするマスク。
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