JP2001206544A - ガラス板の積載台車 - Google Patents

ガラス板の積載台車

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JP2001206544A
JP2001206544A JP2000022800A JP2000022800A JP2001206544A JP 2001206544 A JP2001206544 A JP 2001206544A JP 2000022800 A JP2000022800 A JP 2000022800A JP 2000022800 A JP2000022800 A JP 2000022800A JP 2001206544 A JP2001206544 A JP 2001206544A
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Yutaka Matsui
豊 松井
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Central Glass Co Ltd
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Central Glass Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/062Easels, stands or shelves, e.g. castor-shelves, supporting means on vehicles

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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス板を離隔して互いに接触してキズを発生
させず、ガラス板の積み降ろしや台車上での移送もスム
ーズに行え、積み卸し作業を繰返し使用しても所定の機
能を維持できる。 【解決手段】台車の支持枠上にガラス板を積載する方向
と平行な方向に並設した複数本の長尺部材と、該長尺部
材の上面に間隔をおいて立設した複数本のガイドロッド
と、該長尺部材の夫々の上面にU字状またはV字状の複
数の切欠溝、あるいは該長尺部材の夫々の側部に設けた
複数の貫通孔と、該切欠溝または貫通孔のそれぞれが隣
接する長尺部材と直交する方向に直線状となるように配
設し、前記切欠溝内、または貫通孔内に内接させた複数
本の軸部材に、摺動自在に外接させ、かつ各長尺部材間
に回動自在な複数のローラーを配設し、ガラス板の積み
卸し時にガラス板の下端辺と当接するローラーを回動自
在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板の積載台車
であって、特にガラス板を1枚づつ離隔して互いにキズ
をつけることなく積載できる台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス板等の板状体を多数枚
縦積みして輸送するパレットや輸送架台が各種知られて
いる。
【0003】例えば、特公平5−71474号公報に
は、上面を板状体下端部を受ける積み付け面とした架台
上に、傾斜した状態の板状体の一面を支持する起立部を
設けてなる立掛け台において、前記架台の側端部には板
状体を架台に対し搬入・搬出する際の補助ローラを付設
し、この補助ローラをその上端部が架台上面より高くな
る位置と架台上面よりも低くなる位置との間で位置調整
可能とした板状体の立て掛け台が開示されている。
【0004】また、特開平6−239454号公報に
は、本体の全長にわたって形成したU字状溝内に複数個
のローラーが取り付けられた板ガラス運搬用補助具、さ
らに、このローラーが左右のスプリングを介してU字状
溝内に取り付けられた板ガラス運搬用補助具が開示され
ている。
【0005】さらに、本出願人による出願に係る特開平
7−61586号公報にて、ベース台と、搬送方向に相
互に離隔し、搬送方向に列化して該ベース台に直立状お
よび/または傾斜状に固定した立掛部材と、該立掛部材
を少なくとも一対以上複数個配置して成るとともに、該
立掛部材の固定部付近に配備した載置部とで成る板状体
の積載台車を開示した。
【0006】さらにまた、本出願人による出願に係る特
開平11−91944号公報にて、ガラス板を縦姿勢で
1枚毎に離隔して積載する搬送台車であって、底板上に
ガラス板の積載方向と平行に複数本の長尺部材を並設
し、該底板の角部近傍より上方に縦フレームを立設し、
各縦フレームの上部間を連結する横フレームを設け、該
横フレーム間で前記長尺部材の長手方向と直交する方向
に複数の貫通孔を設けた補助フレームを着脱自在に設
け、前記長尺部材に設けた複数の凹部の夫々に上方に立
設する複数のガイドロッドを埋設させると共に、該ガイ
ドロッドを前記貫通孔に遊挿させ、該ガイドロッドによ
り1枚毎に離隔して立設するガラス板の下部桟内にガラ
ス板の積込み、積降ろし時に摺動回転する回転コロを設
けるようにした板状体の積載台車を開示した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特公平5−71474
号公報で示されるものは、立て掛け台の端部に設けたゴ
ム等の弾性体から成る補助ローラの回転によって、ガラ
ス板の積み降ろし作業が改善されてはいるものの、立て
掛け台上のガラス板は積層状態となり、1枚づつ離隔さ
れているわけではないので積み込み積み降ろしするガラ
ス板と積層ガラス板とが接触する恐れがあり、さらにガ
ラス板を架台上に積み込み、また架台上から積降ろす際
に板ガラスの角部が立て掛け台の積付け面上に点で当接
するので、ガラス板の荷重が集中し、ガラス板の角部の
破損の恐れがあるという問題点があった。
【0008】さらに、特開平6−239454号公報に
示すものは、板ガラスの運搬用補助具であってガラス板
を積載する台車ではない。
【0009】さらにまた、本出願人に係わる特開平7−
61586号公報に示すものは、積載台車が一列に並び
チェーン送り装置で移動する積載台車であって、設備が
大型化となるもので、後工程で必要とする台車の順番に
変動を生じた場合、台車の入れ替えが困難であるという
問題点があった。
【0010】また、これらの前記の問題点の解決を図る
ために、本出願人は特開平11−91944号公報に示
されるような積載台車を提案し、ガラス板の積載時は1
枚づつ離隔して互いに接触してキズを発生させることな
く、またガラス板の積み降ろし時は該作業がスムーズに
行え、さらに移動を自在とする積載台車を提案したが、
使用回数が増加してくると、回転コロや下部桟の摩耗に
より回転コロの回動がスムーズでなくなりガラス板の積
み卸しに労力が必要となり、ガラス板の端面にキズが発
生したりする恐れもあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちガラス板の積載時は1枚づつ離隔
して互いに接触してキズを発生させることなく、またガ
ラス板の積み降ろし作業がスムーズに行え、ガラス板の
台車上での移送もスムーズに行え、さらに積載台車の移
動を自在とし、ガラス板の積み卸し作業を繰り返し使用
しても所定の機能を維持できることを目的とするもので
ある。
【0012】すなわち、本発明は、複数枚のガラス板を
縦姿勢で1枚毎に離隔して積載かつ運搬可能な積載台車
であって、台車の支持枠上にガラス板を積載する方向と
平行な方向に並設した複数本の長尺部材と、該長尺部材
の上面に間隔をおいて立設した複数本のガイドロッド
と、該長尺部材の夫々の上面にU字状またはV字状に所
定の間隔をおいて設けた複数の切欠溝、あるいは該長尺
部材の夫々の側部に所定の間隔をおいて設けた複数の貫
通孔と、該切欠溝または貫通孔のそれぞれが隣接する長
尺部材と直交する方向に直線状となるように配設し、前
記長尺部材と直交する方向に設けた切欠溝内、または貫
通孔内に内接させた複数本の軸部材に、摺動自在に外接
させ、かつ各長尺部材間に回動自在な複数のローラーを
配設し、ガラス板の積み卸し時にガラス板の下端辺と当
接するローラーを回動自在としたガラス板の積載台車で
ある。
【0013】あるいは、本発明は、前記支持枠のコーナ
ー部近傍より立設する縦支柱の上端間をフレームで連結
して方形枠とし、該方形枠に前記長尺部材の長手方向と
直交する方向に取り付けた複数本の補助フレームと、該
補助フレームに所定の間隔で複数の貫通孔を設け、前記
長尺部材に設けた複数の凹部の夫々より上方に立設する
複数のガイドロッドを埋設させると共に、該各ガイドロ
ッドを前記補フレームに設けた各貫通孔に遊挿させ、該
各ガイドロッドにより1枚毎に離隔して立設する上述の
ガラス板の積載台車である。
【0014】あるいはまた、本発明は、前記長尺部材に
設けた複数の凹部の夫々に上方に立設する弾性材で被覆
した複数のガイドロッドは、夫々の間隔が下部で広く、
上部で狭くなっている上述のガラス板の積載台車であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示すように、積載
台車1上に枠組みした支持枠2に、縦姿勢で積載するガ
ラス板G、G、・・の底辺と平行な方向に複数本の長尺
部材3、3、・・を間隔を設けて水平方向に並設し、固
定する。
【0016】該並設した各長尺部材3、3、・・のそれ
ぞれの上面には複数本のガイドロッド9、9、・・を立
設させ、各長尺部材3、3、・・間に立て掛け姿勢で載
置する縦姿勢のガラス板Gを該ガイドロッド9、9、・
・に凭れ掛けさせた時に、ガラス板Gの転倒を防ぎ支持
できると共に、ガラス板G、G同士の接触によるキズ等
の発生を防ぐことができる。
【0017】また、該並設した各長尺部材3、3、・・
の夫々の上面にはU字状、またはV字状の切欠溝3a、
3a、・・を所定の間隔をおいて複数個所に設け 該切
欠溝3a、3a、・・の位置は複数の各長尺部材3、
3、・・同士が同一位置となるようにし、並設した各長
尺部材3、3、・・の各切欠溝3a、3a、・・が、長
尺部材3、3、・・と直交する方向で複数本の直線状と
なるように配設する。
【0018】前記各長尺部材3、3、・・に配設した切
欠溝3a、3a、・・内に、各長尺部材3、3、・・と
直交し、かつ跨って横切るように丸棒状の剛性の軸部材
4を配設し、該軸部材4には複数個のローラー5、5、
・・をそれぞれ単独で回動自在となるように外接させ
る。
【0019】各ローラー5、5、・・の位置は、各長尺
部材3、3、・・間となる位置に配設し、縦姿勢のガラ
ス板Gの積み卸し時に、ガラス板Gの下端辺を該ローラ
ー5、5、・・上に載せて、該ローラー5、5、・・を
回動させながらガラス板Gを所定位置まで移動させて、
前記ガイドロッド9に凭れ掛けさせて立て掛け載置す
る。
【0020】図4に示すように、前記切欠溝3aはU字
状やV字状としたが、軸部材4を落とし込める幅の凹状
溝があれば良く、また切欠溝3aに代えて該各長尺部材
3、3、・・の夫々の側部に所定の間隔をおいて軸部材
4の支持用の貫通孔を複数個所に設けた。該貫通孔の位
置は、前記切欠溝3a、3a、・・を設けるときと同位
置とする。
【0021】また、図6に示すように、切欠溝3aの位
置を長尺部材の下面側に設けることも可能である。この
場合には、少なくとも両端近傍に位置する長尺部材3、
3、・・の切欠溝3a、3a、・・位置に軸部材4を下
方から支持するための支持部材を設けるようにすれば良
い。
【0022】さらに、前記支持枠2の四つのコーナー部
近傍より立設する縦支柱6、6、・・の上端間に縦横に
フレームを連結して方形枠として固定し、該方形枠に前
記長尺部材3、3、・・の長手方向と直交する方向に複
数本の補助フレーム8、8、・・を取り付けた。
【0023】該補助フレーム8、8、・・には所定の間
隔で複数の貫通孔8a、8a、・・を設け、前記長尺部
材3、3、・・に設けた複数の凹部3b、3b、・・の
夫々に樹脂を被覆した金属製の複数のガイドロッド9、
9、・・を埋設させ、該ガイドロッド9、9、・・を前
記凹部3b、3b、・・より上方に立設すると共に、該
各ガイドロッド9、9、・・を前記補助フレーム8、
8、・・に設けた各貫通孔8a、8a、・・に遊挿さ
せ、該ガイドロッド9、9、・・によりガラス板G、G
同士を1枚づつ離隔して支持する。
【0024】各ガラス板G、Gは前記複数のローラー
5、5、、・・上に載置され、かつ該ガイドロッド9、
9、・・により1枚毎に離隔して立設されるが、ガラス
板Gを積降ろしする時にガラス板Gの重量でローラー
5、5、・・が軸部材4を軸として摺動回転する。
【0025】また、前記ガラス板Gを離隔せしめる複数
のガイドロッド9、9、・・は、各長尺部材3、3、・
・上に立てられた複数のガイドロッド9、9、・・が前
記ガラス板Gの面に平行、かつ斜め上方に向かってガイ
ドロッド9、9、・・間の間隔が狭幅となるように、中
心に向けて傾斜させるようにした。
【0026】つまり1本の長尺部材3に立てられた複数
のガイドロッド9、9、・・と、下端部を支持する長尺
部材3によって形成される面が略台形状となるようにし
た。
【0027】積載台車1上の長尺部材3、3、・・より
立設するガイドロッド9、9、・・を垂直ではなく積載
台車1の中心側に斜め上方に傾斜させたことにより、ガ
ラス板Gの縦端辺とガイドロッド9、9、・・との間の
ガラス面にスペースが確保され、ガラス板Gを積載台車
1上から取り出す、あるいは積載台車1への積込み時に
ガラス板Gの縦端辺近傍を図示しない取出し装置の吸着
パッドで吸着したり、掴んだりするのが容易となる。
【0028】このように、本発明の積載台車1は、ガラ
ス板Gの積載台車1への積込み、および積み降ろし作業
がローラー5、5、・・によってスムーズに行え、また
ガイドロッド9、9、・・によって隣接するガラス板G
と離隔した状態で積込み、積降ろしができるのでガラス
板Gの面にキズを発生させることなく行える。
【0029】さらに、積載完了後もガイドロッド9、
9、・・によって1枚づつ離隔しているので輸送中の振
動等が発生してもガラス板G、G同士が互いに接触して
キズを発生させることがない。また積載台車1は支持枠
2の下部に軸受けを介して車輪14を設けたので移動が
自在である。
【0030】又、ローラー5、5、・・が、軸部材4に
遊嵌して回動自在であり、ローラー5、5、・・が軸部
材4によって支持されているので、ローラー5、5、・
・の摩耗が少なく長寿命であり、ガラス板Gの移動が滑
らかである。
【0031】さらにまた、積載するときはガラス板Gが
転倒しないように、ガラス板Gの荷重を支持できる位置
にガイドロッド9がくるように積載する。また積降ろし
側の縦端辺がガラス板Gを支持するガイドロッド9と間
隔を持たせて、図示しない取出し装置の吸着パッドが縦
端辺近傍を吸着、若しくは掴むことが出来るようにす
る。
【0032】複層ガラスの素板を積載する場合には、ペ
アリングとなる一対のガラス板G、Gを隣り合わせて積
載していく。例えば特に多品種小ロットの複層ガラスの
生産時には、1、2番目をペアリング、3、4番目をペ
アリングというようにペアリングで積載しておけば、ペ
アリングとなるガラス板G、Gを探す必要もなく、後工
程での作業に大変好都合である。
【0033】また積載台車1に台車ナンバーを識別でき
るドグを取り付け、該ドグをセンサーで読みとり可能に
しておき、積載台車1への積み込み時に何番目の台車の
何番目にどういうサイズのガラス板Gを積み込んだかと
いう情報をコンピューター等に入力し記憶できるように
しておけば、後工程での処理時に混乱を避けることが出
来、作業をスムーズに行うことが出来る。
【0034】さらにまた、並設した複数の長尺部材3、
3、・・は支持枠2上に設けているため、長尺部材3、
3、・・間に設けたローラー5、5、・・上に仮にガラ
ス粉やカレットが付着しても、ローラー5、5、・・の
下部空間に該ガラス粉が落下し易く、留まることがな
い。
【0035】
【実施例】本発明の積載台車1は、以上に説明した構成
から成るものであり、その具体的な使用例を以下に詳述
する。
【0036】本発明の積載台車1は、小サイズから、大
サイズまでのガラス板Gを数十枚程度積載できるものと
した。サイズは同一サイズに限らず、異なるサイズ、異
なる厚みのものを混載してもよい。
【0037】前記ガイドロッド9は1枚のガラス板Gの
重量に十分対抗できる強度を持った例えば8mmφ程度
の棒状、あるいはパイプ状の金属製とし、ステンレス等
の錆びない金属、あるいは防錆処理を施した後にゴムや
塩化ビニール等の樹脂チューブで被覆するようにした。
【0038】またガイドロッド9を被覆する樹脂が経年
使用による劣化や、ガラス板Gの積み込み、積み降ろし
時のエッジの接触により破れても、該ガイドロッド9と
補助フレーム8の貫通孔8aとは遊挿状態にあり、該ガ
イドロッド9の下端は長尺部材3の凹部3b内に着脱自
在に埋設しているだけであるので、ガイドロッド9を上
方に容易に引き抜くことができ、ガイドロッド9の交換
が容易である。
【0039】また、補助フレーム8についてもガラス板
Gの積込み、積降ろし時にガラス板Gの上端エッジが接
触し、ガラス板Gの破損あるいは補助フレーム8の錆汚
れ等の付着があり得るので、強度を持った金属製の棒、
またはパイプに防錆処理等を施した後、塩ビ等の樹脂の
被覆をするのが望ましい。
【0040】前記軸部材4はガラス板Gの重量に耐えら
れる強度を持った例えば丸鋼棒とし、SS鋼材等とし
た。
【0041】ローラー5、5、・・はナイロン樹脂等か
らなり、ガラス板Gのエッジが当接してもガラス板Gに
キズが発生しないようにした。
【0042】また、積載台車1の人手による運搬を容易
とするために、図1、図2に示すように、ガラス板Gの
積載面に平行で縦支柱6、6の中間位置近傍間で水平方
向に設け、取っ手13を取り付けた。
【0043】以上好適な実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えら
れるものである。
【0044】また、ガラス板Gとは、強化ガラス板、半
強化ガラス板、生板等の単板、あるいは複数枚の強化ガ
ラス相互、あるいは強化ガラスと生板ガラスを組み合わ
せてPVBやEVA等の中間膜または樹脂注入で接着し
た合わせガラス、および前記のガラス板に飛散防止樹脂
膜を貼着したもの等が対象となる。
【0045】さらには、ポリカーボネートやアクリル樹
脂等の板状体にも応用ができる。
【0046】ガイドロッド9、9、・・は上方に向けて
ガイドロッド9、9、・・間の間隔が狭幅となるよう
に、中心に向けて傾斜させるように設けたが、逆に上方
に向けてガイドロッド9、9、・・間の間隔を広幅とな
るようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は、積載台車上へのガラス板の積
み卸し時にガラス板の下端辺と当接するローラーが回動
自在である為、ガラス板にキズを付けることもなく、又
ローラーの回動によりスムーズにガラス板を積み卸しで
きるので作業性が良い。
【0048】又、ローラーが、回動軸に遊嵌して回動自
在であり、ローラーが回動軸によって支持されているの
で、ローラーの摩耗が少なく長寿命であり、また多少の
摩耗が発生してもガラス板の移動が滑らかである。
【0049】またガラス板を離隔するガイドロッドが垂
直方向ではなく台車の中心に向かって斜め上方に傾斜し
ているので、ガラス板の積込み、積降ろし時に該ガイド
ロッドが邪魔にならず、作業が容易となり、効率的に行
うことができる。
【0050】また、複層ガラスの素板である2枚のガラ
スをペアリングとして交互に積載すれば、複層ガラスの
製造工程で厚みの異なる組合せであっても、ペアリング
のガラス板が隣同士となるため、管理が容易となる。
【0051】また、少量多品種の生産の場合、ガラス板
のサイズが変更となっても、同一台車上に引き続き異な
るサイズのガラス板を混載して積載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積載台車の側面図。
【図2】本発明の積載台車の正面図。
【図3】本発明の積載台車の平面図。
【図4】本発明の積載台車の下部桟周辺の側断面図。
【図5】本発明の積載台車の下部桟周辺の斜視図。
【図6】本発明の別の実施例である積載台車の下部桟周
辺の側断面図。
【符号の説明】
G ガラス板 1 積載台車 2 支持枠 3 長尺部材 3a 切欠溝 3b 凹部 4 軸部材 5 ローラー 6 縦支柱 7 横フレーム 8 補助フレーム 8a 貫通孔 9 ガイドロッド 13 取っ手 14 車輪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月14日(2000.2.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】すなわち、本発明は、複数枚のガラス板を
縦姿勢で1枚毎に離隔して積載かつ運搬可能な積載台車
であって、台車の支持枠上にガラス板を積載する方向と
平行な方向に並設した複数本の長尺部材と、該長尺部材
の上面に間隔をおいて立設した複数本のガイドロッド
と、該長尺部材の夫々の上面にU字状またはV字状に所
定の間隔をおいて設けた複数の切欠溝、あるいは該長尺
部材の夫々の側部に所定の間隔をおいて設けた複数の貫
通孔と、隣接する長尺部材と直交する方向に直線状とな
るように配設された前記複数の切欠溝内、または複数の
貫通孔内に内接させた軸部材に、摺動自在に外接され、
かつ各長尺部材間に配設され、ガラス板の積み降ろし時
にガラス板の下端辺と当接する回動自在な複数のローラ
ーとからなるガラス板の積載台車である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】あるいは、本発明は、前記支持枠のコーナ
ー部近傍より立設する縦支柱の上端間をフレームで連結
して方形枠とし、該方形枠に前記長尺部材の長手方向と
直交する方向に取り付けた複数本の補助フレームと、該
補助フレームに所定の間隔で複数の貫通孔を設け、前記
長尺部材に設けた複数の凹部の夫々より上方に立設する
複数のガイドロッドを埋設させると共に、該各ガイドロ
ッドを前記補助フレームに設けた各貫通孔に遊挿させ、
該各ガイドロッドにより1枚毎に離隔して立設する上述
のガラス板の積載台車である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】あるいはまた、本発明は、前記長尺部材に
設けた複数の凹部の夫々より上方に立設する弾性材で被
覆した複数のガイドロッドは、夫々の間隔が下部で広
く、上部で狭くなっている上述のガラス板の積載台車で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のガラス板を縦姿勢で1枚毎に離
    隔して積載かつ運搬可能な積載台車であって、台車の支
    持枠上にガラス板を積載する方向と平行な方向に並設し
    た複数本の長尺部材と、該長尺部材の上面に間隔をおい
    て立設した複数本のガイドロッドと、該長尺部材の夫々
    の上面にU字状またはV字状に所定の間隔をおいて設け
    た複数の切欠溝、あるいは該長尺部材の夫々の側部に所
    定の間隔をおいて設けた複数の貫通孔と、該切欠溝また
    は貫通孔のそれぞれが隣接する長尺部材と直交する方向
    に直線状となるように配設し、前記長尺部材と直交する
    方向に設けた切欠溝内、または貫通孔内に内接させた複
    数本の軸部材に、摺動自在に外接させ、かつ各長尺部材
    間に回動自在な複数のローラーを配設し、ガラス板の積
    み卸し時にガラス板の下端辺と当接するローラーを回動
    自在としたことを特徴とするガラス板の積載台車。
  2. 【請求項2】 前記支持枠のコーナー部近傍より立設す
    る縦支柱の上端間をフレームで連結して方形枠とし、該
    方形枠に前記長尺部材の長手方向と直交する方向に取り
    付けた複数本の補助フレームと、該補助フレームに所定
    の間隔で複数の貫通孔を設け、前記長尺部材に設けた複
    数の凹部の夫々より上方に立設する複数のガイドロッド
    を埋設させると共に、該各ガイドロッドを前記補フレー
    ムに設けた各貫通孔に遊挿させ、該各ガイドロッドによ
    り1枚毎に離隔して立設することを特徴とする請求項1
    記載のガラス板の積載台車。
  3. 【請求項3】 前記長尺部材に設けた複数の凹部の夫々
    に上方に立設する弾性材で被覆した複数のガイドロッド
    は、夫々の間隔が下部で広く、上部で狭くなっているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のガラス板の積載
    台車。
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