JP2001205591A - 長ねぎの切削方法および装置 - Google Patents

長ねぎの切削方法および装置

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JP2001205591A JP2000057855A JP2000057855A JP2001205591A JP 2001205591 A JP2001205591 A JP 2001205591A JP 2000057855 A JP2000057855 A JP 2000057855A JP 2000057855 A JP2000057855 A JP 2000057855A JP 2001205591 A JP2001205591 A JP 2001205591A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切削して短くなった場合でも、被切削物を終端
部まで確実かつ容易に切削することができ、高品質の白
髪ねぎを切削する。 【解決手段】長ねぎを所定の長さに切断する切断工程P
1と、この切断した長ねぎの軟白部の長さ方向複数層に
切り込みを入れて芯部を取り除く工程P2と、前記芯部
が取り除かれた複数層の軟白部を長ねぎの繊維方向と直
交する方向に丸める工程P3と、この丸めた状態の複数
層の軟白部を挿入用パイプに挿入する工程P4と、この
挿入用パイプに挿入した複数層の軟白部を前記挿入用パ
イプから所定幅づつ送り出して短冊状に切削する工程P
5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、根深ねぎなどの長
ねぎの軟白部(以下、被切削物ともいう。)を切削する
長ねぎの切削方法および装置に係り、特に長ねぎの軟白
部を数ミリ単位の幅に短冊状に切削して白髪ねぎを作り
出すための長ねぎの切削方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長ねぎを切削する長ねぎ切削機と
しては、送込み口にローラとベルトを取り付け、これら
ローラとベルトとの間に複数本の長ねぎを挟み込み、複
数本の長ねぎをベルトにより搬送し、回転するカッター
により複数本の長ねぎを輪切りにする切削機がある。
【0003】この長ねぎ切削機を用いて白髪ねぎを作り
出すには、長ねぎの芯部が取り除かれた軟白部を複数枚
上下に積層したものをローラとベルトとの間に挟み込
み、これら上下に積層した軟白部をベルトにより搬送
し、回転するカッターにより切削する。
【0004】また、他の長ねぎ切削機は、図12に示す
ように駆動モータを内蔵した本体1の前面にケーシング
2が取り付けられ、このケーシング2に上記駆動モータ
の回転軸を突出させ、この回転軸に回転板を固定し、こ
の回転板には円弧状の切削刃が周方向に一定間隔をおい
て複数取り付けられるとともに、この切削刃と対をなし
切削された長ねぎを送り出すための開口部が形成されて
いる。また、ケーシング2にはケースカバー3が開閉可
能に蝶着され、このケースカバー3の前面に長ねぎ送込
み口4が取り付けられている。
【0005】この長ねぎ切削機では、駆動モータを作動
させ、回転軸を回転させると、切削刃が回転し、この切
削刃の回転により長ねぎ送込み口4から供給した複数本
の長ねぎが切削され、上記開口部から排出口5を経て輪
切りにされたねぎが排出される。
【0006】この長ねぎ切削機を用いて白髪ねぎを作り
出すには、長ねぎの芯部が取り除かれた軟白部を複数枚
上下に積層したものを長ねぎ送込み口4から供給すると
ともに、駆動モータを作動させて回転軸を回転させる
と、切削刃が回転することにより切削する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
長ねぎ切削機を用いて白髪ねぎを作り出す場合には、複
数枚上下に積層した長ねぎの軟白部をローラとベルトと
の間に挟み込み、ベルトにより搬送するため、構造が複
雑化および大型化し、部品点数が多くなり、また無端移
動するベルトに対し切削刃をさほど接近することができ
ないことから長ねぎの軟白部の終端部およびその近傍部
分は切削不可能であるとともに、ローラとベルトとの間
に挟み込まれた長ねぎの軟白部は、切削時に両者から開
放されるため、その軟白部は丸まるように被切削物の形
状が変化することから、短冊状に切削した白髪ねぎの幅
にばらつきが生じ、幅数ミリ単位の和食用の白髪ねぎと
して提供することができないという課題がある。
【0008】他方、後者の長ねぎ切削機では、円弧状の
切削刃を複数用いているため、白髪ねぎを作り出す場
合、切削刃に側面抵抗がかかるため、一定幅に切削する
ことができず、短冊状に切削した白髪ねぎの幅にばらつ
きが生じたり、ドリップが多く発生し、上記前者の長ね
ぎ切削機と同様に幅数ミリ単位の和食用の白髪ねぎとし
て提供することができないという課題がある。
【0009】このような状況に鑑みて、幅数ミリ単位の
和食用の白髪ねぎを切削するには、職人が複数枚上下に
積層した長ねぎの軟白部を包丁にて切削する手作業に頼
らざるを得ないというのが実情である。
【0010】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、切削して短くなった場合でも、被切削物を終端
部まで確実かつ容易に切削することができ、高品質の白
髪ねぎを切削可能な長ねぎの切削方法を提供することを
目的とする。
【0011】また、本発明は、部品点数を削減して構造
を簡略化し、被切削物を終端部まで確実に切削可能で、
高品質の白髪ねぎを短時間で大量に切削することができ
る長ねぎの切削装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の長ねぎの切削方法は、長ね
ぎを所定の長さに切断する切断工程と、この切断した長
ねぎの軟白部の長さ方向複数層に切り込みを入れて芯部
を取り除く工程と、前記芯部が取り除かれた複数層の軟
白部を長ねぎの繊維方向と直交する方向に丸める工程
と、この丸めた状態の複数層の軟白部を挿入用パイプに
挿入する工程と、この挿入用パイプに挿入した複数層の
軟白部を前記挿入用パイプから所定幅づつ送り出して短
冊状に切削する工程とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項1記載の長ねぎの切削方法によれ
ば、芯部が取り除かれた複数層の軟白部を長ねぎの繊維
方向と直交する方向に丸め、この丸めた状態の複数層の
軟白部を挿入用パイプに挿入し、所定幅づつ送り出して
短冊状に切削することにより、切削して短くなった場合
でも、被切削物を終端部まで確実かつ容易に切削するこ
とができ、高品質の白髪ねぎを切削することができる。
【0014】請求項2記載の長ねぎの切削方法は、請求
項1記載の長ねぎの切削方法において、複数層の軟白部
を丸める工程では、前記複数層の軟白部の内面が外側に
なるように丸めることを特徴とする。
【0015】請求項2記載の長ねぎの切削方法によれ
ば、複数層の軟白部の内面が外側になるように丸めるこ
とで、挿入用パイプに挿入し所定幅づつ送り出す場合、
この挿入用パイプとの摩擦抵抗が少なくなり、スムーズ
に送り出すことができる。因みに、これは、長ねぎの軟
白部の内面がその表面と比較して湿潤性を有しているこ
とによる。
【0016】請求項3記載の長ねぎの切削装置は、本体
フレームと、この本体フレームの背面に取り付けられ駆
動モータを内蔵したモータ部と、前記本体フレームの前
面に開閉可能に取り付けられ前記駆動モータの駆動軸と
作動連結されて従動回転する切削刃を内面に設けた蓋体
と、この蓋体に設けられるとともに、芯部が取り除かれ
長ねぎの繊維方向と直交する方向に丸められた前記長ね
ぎの複数層の軟白部を挿入する挿入用パイプとを備え、
この挿入用パイプから前記長ねぎの複数層の軟白部を前
記切削刃に送り込み、短冊状に切削することを特徴とす
る。
【0017】請求項3記載の長ねぎの切削装置によれ
ば、挿入用パイプから芯部が取り除かれ長ねぎの繊維方
向と直交する方向に丸められた複数層の軟白部を挿入用
パイプから切削刃に送り込み、短冊状に切削することに
より、部品点数を削減して構造を簡略化し、被切削物を
終端部まで確実に切削可能で、高品質の白髪ねぎを短時
間で大量に切削することができる。
【0018】請求項4記載の長ねぎの切削装置は、本体
フレームと、この本体フレームの背面に取り付けられ駆
動モータを内蔵したモータ部と、前記本体フレームの前
面に開閉可能に取り付けられ前記駆動モータの駆動軸と
作動連結されて従動回転する切削刃を内面に設けた蓋体
と、この蓋体に設けられ長ねぎの挿入口を有するととも
に、前記切削刃に前記長ねぎを送り込む送込み部とを備
えた長ねぎの切削装置において、前記挿入口に、芯部が
取り除かれ長ねぎの繊維方向と直交する方向に丸められ
た前記長ねぎの複数層の軟白部を挿入する挿入用パイプ
を着脱可能に設けたことを特徴とする。
【0019】請求項4記載の長ねぎの切削装置によれ
ば、長ねぎの挿入口に対して挿入用パイプを着脱可能に
設けたことにより、長ねぎの挿入口に挿入用パイプを装
着した場合には、芯部が取り除かれ長ねぎの繊維方向と
直交する方向に丸められた複数層の軟白部で白髪ねぎを
切削することができるとともに、挿入口から挿入用パイ
プを取り外した場合には、複数本の長ねぎを挿入口から
挿入して輪切りにすることができ、汎用性の高い装置を
提供することができる。
【0020】請求項5記載の長ねぎの切削装置は、請求
項3または4記載の長ねぎの切削装置において、切削刃
と挿入用パイプ先端との間隔を調整する間隔調整部材
を、前記挿入用パイプに取り付けたことを特徴とする。
【0021】請求項5記載の長ねぎの切削装置によれ
ば、間隔調整部材により切削刃と挿入用パイプ先端との
間隔を調整することにより、切削される丸められた複数
層の軟白部を切削刃に確実に送り込むことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0023】図1本発明に係る長ねぎの切削方法の一実
施形態を示す工程図である。なお、本実施形態おける長
ねぎには、主に軟白部を食する根深ねぎが使用され、葉
ねぎは原則的に使用しない。
【0024】図1に示すように、本実施形態の長ねぎの
切削方法は、長ねぎの緑葉部を除いた軟白部を所定の長
さ(10cm程度)に切断する切断工程P1と、この切
断工程P1により切断した長ねぎの軟白部の長さ方向複
数層に包丁などのカッターで切り込みを入れて芯部を取
り除く芯部除去工程P2と、この芯部除去工程P2によ
り芯部が取り除かれた複数層(3〜5層程度)の軟白部
を、その内側が外側になるように長ねぎの繊維方向と直
交する方向に丸める軟白部丸め工程P3と、この軟白部
丸め工程P3で丸めた状態の複数層の軟白部を図示しな
い挿入用パイプに挿入する挿入工程P4と、この挿入工
程P4により上記挿入用パイプに挿入した複数層の軟白
部を上記挿入用パイプから所定幅づつ送り出して短冊状
に切削する切削工程P5とを有している。
【0025】なお、芯部除去工程P2において、軟白部
の長さ方向複数層に切り込みを入れる場合、対向する軟
白部にまで達しないように、芯部に達するかあるいはそ
れよりやや浅く切り込みを入れるようにし、この軟白部
を長ねぎの繊維方向と直交する方向に丸めた際に長くな
るようにする。
【0026】また、挿入工程P4の前に、丸めた状態の
複数層の軟白部に予め水分を含ませておくようにする
と、挿入工程P4で挿入用パイプとの摩擦抵抗が少なく
なり、スムーズに送り出すことができる一方、切削工程
P5において短冊状に切削し易くなるとともに、切削さ
れた白髪ねぎの品質を高めることができる。
【0027】さらに、本実施形態では、挿入用パイプと
して中空円筒状のパイプが使用されるものの、それ以外
に例えば楕円状または多角形状のパイプであってもよ
く、しかし使い勝手やコスト面から上記中空円筒状のパ
イプを使用することが望ましい。これは、後述する長ね
ぎの切削装置の実施形態についても同様である。
【0028】このように本実施形態の長ねぎの切削方法
によれば、芯部が取り除かれた複数層の軟白部を長ねぎ
の繊維方向と直交する方向に丸め、この丸めた状態の複
数層の軟白部を挿入用パイプに挿入し、所定幅づつ送り
出して短冊状に切削することにより、切削して短くなっ
た場合でも、被切削物を終端部まで確実かつ容易に切削
することができ、高品質の白髪ねぎを切削することがで
きる。
【0029】また、軟白部丸め工程P3で、複数層の軟
白部の内面が外側になるように丸めることで、挿入用パ
イプに挿入し所定幅づつ送り出す場合、この挿入用パイ
プとの摩擦抵抗が少なくなり、スムーズに送り出すこと
ができる。
【0030】図2は本発明に係る長ねぎの切削装置の一
実施形態を示す斜視図、図3は図2の正面図、図4は図
2の右側面図、図5は図2の背面図、図6は図3のA−
A線断面図、図7は開蓋状態を示す正面図である。
【0031】図2〜図6に示すように、本実施形態の長
ねぎの切削装置は、支持脚10と、この支持脚10に固
定され略箱状に一体成形された本体フレーム11と、こ
の本体フレーム11の背面から着脱自在に取り付けられ
たモータ部12と、本体フレーム11の前面に開閉可能
に取り付けられた蓋体13と、この蓋体13の右上部に
固定された長ねぎ送込み部14とから大略構成されてい
る。
【0032】支持脚10は、1本のステンレス鋼製の棒
材を折り曲げて形成され、その上部が所定の角度を有し
て折り曲げられている。そして、支持脚10の上部は図
5に示すように本体フレーム11の底面部と平板状の係
止板15により挟み込まれて4本のねじ16により固定
されることにより、本体フレーム11は設置面に対して
所定の角度を有して取り付けられる。
【0033】本体フレーム11の前面には、図7に示す
ように上下方向に複数の縦溝17が形成され、右側面に
蓋体13を開閉可能に軸支する軸受部18が上下に一体
に形成される一方、左側面に蓋体13を係止するために
取付ねじ19が挿通されるねじ挿通部20が一体に形成
されている。また、本体フレーム11の背面には、図5
に示すようにモータ部12を着脱自在に取り付けるため
に取付ねじ21が螺合されるねじ受部22が設けられて
いる。
【0034】モータ部12は、図6に示すように箱状に
形成されたモータケース23を有し、このモータケース
23には駆動手段としての駆動モータ24が内蔵され、
この駆動モータ24を内蔵したモータケース23がカバ
ー25により閉塞されている。このカバー25には回転
軸26が回転可能に取り付けられ、この回転軸26にプ
ーリ27が固着されている。
【0035】ここで、駆動モータ24の回転数は、20
00〜3500rpmに設定されることが望ましく、本
実施形態では2200rpmまたは3200rpmに設
定されている。そして、駆動モータ24の回転数を22
00rpmにすると、切削された白髪ねぎの幅が広くな
り、3200rpmにすると、白髪ねぎの幅が狭くな
る。
【0036】また、駆動モータ24の駆動軸28は、カ
バー25に穿設された孔から突出し、駆動軸28の先端
にプーリ29が固着されている。このプーリ29と回転
軸26のプーリ27との間にはベルト30が巻き掛けら
れ、駆動モータ24の駆動軸28を回転させることによ
り、プーリ29,ベルト30およびプーリ27を介して
回転軸26が回転する。
【0037】プーリ27,プーリ29およびベルト30
は、プーリカバー31により閉塞されることで、プーリ
カバー31内が水密構造となる。そして、回転軸26の
先端はプーリカバー31から突出し、この突出した先端
部分には径方向に突出する係合ピン32が固定されてい
る。このように構成されたモータ部12は、取付ねじ2
1を緩めることで、本体フレーム11の背面から取り外
すことができる。また、モータ部12を取り外した場合
には、プーリカバー31から回転軸26の先端と係合ピ
ン32だけが露出することになる。
【0038】一方、本体フレーム11の略中央には回転
軸33が取り付けられ、この回転軸33の本体フレーム
11の背面側には、係合ピン32と係合する係合フラン
ジ34が固着される一方、回転軸33の本体フレーム1
1の前面側には、噛み合いクラッチ35を構成する原動
側フランジ36が固着されている。
【0039】蓋体13の略中央には回転軸37が取り付
けられ、蓋体13の内面側の回転軸37には刃取付台3
8が固定され、この刃取付台38と噛み合いクラッチ3
5を構成する従動側フランジ39との間に2枚の切削刃
40,40が挟み込まれ、回転軸37に刻設された雌ね
じ部に図7に示す蝶ナット41を締め付けることによ
り、2枚の切削刃40,40は刃取付台38と従動側フ
ランジ39との間に固定される。
【0040】噛み合いクラッチ35を構成する従動側フ
ランジ39は、図6に示すように蓋体13を閉じた際に
原動側フランジ36と噛合するようになっている。そし
て、2枚の切削刃40,40は、図7に示すように回転
軸37に対して点対称に配置されている。
【0041】また、蓋体13の内面下部には、図7に示
すように縦溝42が複数形成され、この縦溝42の下端
および本体フレーム11の前面下部により切削された被
切削物を排出するための排出口43が形成される。そし
て、蓋体13の前面から突出した回転軸37は、図2、
図3および図6に示すクランプカバー44により被覆さ
れる。
【0042】さらに、蓋体13の右側面には、図4に示
すように本体フレーム11の軸受部18に挿通される2
本のピン45が上下に取り付けられる一方、左側面には
図2に示すように本体フレーム11のねじ挿通部20に
挿通した取付ねじ19が螺合するねじ受部46が設けら
れている。したがって、蓋体13は軸受部18に挿通す
るピン45により本体フレーム11に蝶着され、ねじ受
部46から取付ねじ19を緩めることにより、蓋体13
を開けることができる。
【0043】蓋体13の右上部に固定された長ねぎ送込
み部14は箱状に形成され、その前面には、長ねぎを輪
切りにする場合に複数本の長ねぎを挿入するための第1
の挿入口50が角筒状に開口され、その第1の挿入路の
長さLは、約8cmに設定され、第1の挿入口50から
指を挿入したとしても、切削刃40に達しないような長
さになっている。
【0044】また、第1の挿入口50から切削刃40ま
での第1の挿入路には、図1の実施形態において芯部が
取り除かれ長ねぎの繊維方向と直交する方向に内面が外
側になるように丸められた長ねぎの複数層の軟白部を挿
入するための挿入用パイプ51が着脱可能に挿着されて
いる。この場合、第1の挿入口50の内面には、挿入用
パイプ51を挿着し易くするため、挿入用パイプ51の
曲率半径とほぼ等しい円弧状のガイド溝50aが形成さ
れている。
【0045】この挿入用パイプ51は、中空円筒状のス
テンレス鋼などの金属パイプから形成され、前端が第1
の挿入口50から10〜15mm突出し、後端が切削刃
40の約1mm手前に位置するように挿着されている。
また、挿入用パイプ51の前端下部には、長ねぎ送込み
部14の底部を挟んで長ねぎ送込み部14に対して回転
を阻止する板ばね製のクリップ52が溶接により固着さ
れる一方、その前端上部にはL字片53が溶接により固
着されている。
【0046】このL字片53には、先端が長ねぎ送込み
部14に当接する間隔調整部材としての調整ねじ54が
螺合しており、この調整ねじ54を回転させることによ
り、L字片53が長ねぎ送込み部14に対して接近また
は離反し、挿入用パイプ51の後端と切削刃40との間
隔を調整することが可能となる。
【0047】他方、長ねぎ送込み部14の上方には、第
2の挿入口56が開口され、この第2の挿入口56は開
閉蓋57により開閉可能であり、この開閉蓋57には図
8に示すように蝶番部58を介してガイド板59が一体
に取り付けられている。そして、長ねぎ送込み部14の
両側面内側には、開閉蓋57,蝶番部58およびガイド
板59が一体となって摺動するガイド溝60が上下方向
に形成されている。
【0048】そして、開閉蓋57の蝶番部58と反対側
には、係止部57aが一体に形成され、この係止部57
aを第2の挿入口56の近傍に設けられた係止突部(図
示せず)に係止させることで、閉状態が保持される。
【0049】したがって、開閉蓋57を蝶番部58中心
として開けてガイド板59と略直線状になった場合、こ
れらをガイド溝60に沿って下方に摺動させることによ
り、第2の挿入口56の挿入路が形成される。
【0050】なお、挿入用パイプ51が第1の挿入口5
0に挿着されている場合は、挿入用パイプ51がガイド
溝60に位置することとなり、ガイド板59がガイド溝
60の下部まで摺動することができないようになってい
る。また、ガイド板59がガイド溝60の下部まで摺動
している場合は、挿入用パイプ51の後端が切削刃40
の近傍まで達することができないようになっている。し
たがって、第1の挿入口50、第2の挿入口56または
挿入用パイプ51のいずれかから被切削物を挿入するこ
とができるように構成されている。
【0051】また、モータケース23の上部には、図4
および図5に示すように駆動モータ24をオン,オフす
るためのスイッチ61が取り付けられ、駆動モータ24
は図9および図10に示すように電源コード62が接続
されている。
【0052】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0053】まず、被切削物である長ねぎを切削して白
髪ねぎを作り出す場合について説明する。開閉蓋57の
係止部57aを第2の挿入口56の係止突部に係止さ
せ、開閉蓋57を閉止しておくとともに、第1の挿入口
50に挿入用パイプ51を挿着しておく。
【0054】そして、スイッチ61をオンして駆動モー
タ24を作動させると、図6に示す駆動軸28が回転
し、プーリ29が回転する。この回転力は、ベルト30
を介してプーリ27に伝達されて回転軸26が回転する
ことになる。
【0055】この回転軸26が回転すると、係合ピン3
2を介して係合フランジ34が回転することにより、本
体フレーム11の回転軸33が回転して原動側フランジ
36が回転する。この原動側フランジ36の回転によ
り、原動側フランジ36と噛合する蓋体13の従動側フ
ランジ39が回転し、2枚の切削刃40,40が回転す
ることになる。
【0056】そして、図9に示すように長ねぎ送込み部
14の第1の挿入口50に挿着された挿入用パイプ51
に、図1の実施形態において芯部が取り除かれ長ねぎの
繊維方向と直交する方向に丸められた長ねぎの複数層の
軟白部を挿入し、この軟白部を押し棒64により切削刃
40に送り込むと、この軟白部が2枚の切削刃40,4
0により短冊状に切削され、この短冊状に切削された白
髪ねぎは排出口43から排出されて受け容器63に収容
される。
【0057】ここで、短冊状に切削された白髪ねぎの幅
は、駆動モータ24の回転速度および押し棒64による
切削刃40への被切削物の送り込み具合によって調整さ
れる。すなわち、上記のように駆動モータ24の回転速
度を速くすると、切削された白髪ねぎの幅が狭くなる反
面、回転速度を遅くすると、白髪ねぎの幅が広くなる。
なお、駆動モータ24の回転速度は、図示しない回転速
度制御手段により制御される。また、押し棒64によっ
て被切削物を弱く送り込むと、切削された白髪ねぎの幅
が狭くなる反面、強く送り込むと、白髪ねぎの幅が広く
なる。
【0058】次いで、被切削物である長ねぎを輪切りに
して薬味を作成する場合について説明する。第1の挿入
口50から挿入用パイプ51を取り外し、上記と同様に
開閉蓋57の係止部57aを第2の挿入口56の係止突
部に係止させ、開閉蓋57を閉止しておく。
【0059】そして、スイッチ61をオンして駆動モー
タ24を作動させると、上記と同様に2枚の切削刃4
0,40が回転が回転する。そして、図10に示すよう
に第1の挿入口50から長ねぎを送り込むと、長ねぎが
2枚の切削刃40,40により輪切りにされ、この輪切
りにされた薬味は排出口43から排出されて受け容器6
3に収容される。
【0060】一方、長ねぎを斜め切りする場合には、開
閉蓋57の係止部57aを第2の挿入口56の係止突部
から外し、図8に示すように開閉蓋57を蝶番部58中
心として時計方向に回転させ、ガイド板59と略直線状
とし、これらをガイド溝60に沿って下方に摺動させて
第2の挿入口56の挿入路を形成する。
【0061】次いで、スイッチ61をオンして駆動モー
タ24を作動させると、上記と同様に2枚の切削刃4
0,40が回転が回転する。そして、図11に示すよう
に第2の挿入口56から長ねぎを送り込むと、長ねぎが
2枚の切削刃40,40により斜め切りされ、この斜め
切りされた長ねぎは排出口43から排出されて受け容器
63に収容される。
【0062】なお、このように長ねぎを斜め切りする場
合には、そのまま長ねぎの重力により2枚の切削刃4
0,40に送り込めば、長ねぎが短くなっても後端まで
確実に切削することができる。
【0063】このように本実施形態によれば、挿入用パ
イプ51から芯部が取り除かれ長ねぎの繊維方向と直交
する方向に丸められた複数層の軟白部を挿入用パイプ5
1から切削刃40に送り込み、短冊状に切削することに
より、部品点数を削減して構造を簡略化し、被切削物を
終端部まで確実に切削可能で、高品質の白髪ねぎを短時
間で大量に切削することができる。
【0064】また、長ねぎの第1の挿入口50に対して
挿入用パイプ51を着脱可能に設けたことにより、第1
の挿入口50に挿入用パイプ51を挿着した場合には、
芯部が取り除かれ長ねぎの繊維方向と直交する方向に丸
められた複数層の軟白部で白髪ねぎを切削することがで
きるとともに、第1の挿入口50から挿入用パイプ51
を取り外した場合には、複数本の長ねぎを第1の挿入口
50から挿入して輪切りにすることができ、汎用性の高
い装置を提供することができる。
【0065】さらに、調整ねじ54により切削刃40と
挿入用パイプ51先端との間隔を調整することにより、
切削される丸められた複数層の軟白部を切削刃40に確
実に送り込むことができる。
【0066】また、本実施形態では、丸めた複数層の軟
白部は、その内面が外側になるようにしたので、挿入用
パイプ51との摩擦抵抗が少なくなり、切削刃40にス
ムーズに送り出すことができる一方、短冊状に切削し易
くなるとともに、切削された白髪ねぎの品質を高めるこ
とができる。
【0067】そして、図2および図7に示すように蓋体
13のねじ受部46に螺合した取付ねじ19を緩め、蓋
体13を開けることにより、蓋体13の内面および2枚
の切削刃40,40を容易に洗浄することができるとと
もに、本体フレーム11の前面をも洗浄することが可能
となる。
【0068】この場合には、図4に示す取付ねじ21を
緩めてモータ部12を本体フレーム11の背面から取り
外しておくことが望ましく、加えてモータ部12を取り
外したことにより、本体フレーム11の背面も容易に洗
浄が可能となる。
【0069】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、挿入用パイ
プ51は、中空円筒状のステンレス鋼から形成したが、
これ以外に合成樹脂により成形してもよく、また後端方
向縮径するようなテーパを形成すれば、丸められた長ね
ぎの複数層の軟白部が広がることなく切削刃40に案内
されることとなり、切削効率を高めるとともに、一段と
高精細な白髪ねぎを切削することができる。
【0070】さらに、上記実施形態においては、挿入用
パイプ51の内周面に、その軸方向に沿って複数のリブ
を形成すれば、丸めた状態の複数層の軟白部との接触面
積が減少して摩擦抵抗が少なくなり、一段とスムーズに
送り出すことができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る長ね
ぎの切削方法によれば、芯部が取り除かれた複数層の軟
白部を長ねぎの繊維方向と直交する方向に丸め、この丸
めた状態の複数層の軟白部を挿入用パイプに挿入し、所
定幅づつ送り出して短冊状に切削することにより、切削
して短くなった場合でも、被切削物を終端部まで確実か
つ容易に切削することができ、高品質の白髪ねぎを切削
することができる。
【0072】また、本発明に係る長ねぎの切削装置によ
れば、挿入用パイプから芯部が取り除かれ長ねぎの繊維
方向と直交する方向に丸められた複数層の軟白部を挿入
用パイプから切削刃に送り込み、短冊状に切削すること
により、部品点数を削減して構造を簡略化し、被切削物
を終端部まで確実に切削可能で、高品質の白髪ねぎを短
時間で大量に切削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る長ねぎの切削方法の一実施形態を
示す工程図。
【図2】本発明に係る長ねぎの切削装置の一実施形態を
示す斜視図。
【図3】図2の正面図。
【図4】図2の右側面図。
【図5】図2の背面図。
【図6】図3のA−A線断面図。
【図7】開蓋状態を示す正面図。
【図8】図2の長ねぎ送込み部を示す拡大縦断面図。
【図9】図2の実施形態において被切削物を短冊状に切
削する場合を示す側面図。
【図10】図2の実施形態において被切削物を輪切りに
する場合を示す側面図。
【図11】図2の実施形態において被切削物を斜め切り
にする場合を示す側面図。
【図12】従来の長ねぎ切削機を示す側面図。
【符号の説明】
10 支持脚 11 本体フレーム 12 モータ部 13 蓋体 14 長ねぎ送込み部 15 係止板 16 ねじ 17 縦溝 18 軸受部 19 取付ねじ 20 ねじ挿通部 21 取付ねじ 22 ねじ受部 23 モータケース 24 駆動モータ 25 カバー 26 回転軸 27 プーリ 28 駆動軸 29 プーリ 30 ベルト 31 プーリカバー 32 係合ピン 33 回転軸 34 係合フランジ 35 噛み合いクラッチ 36 原動側フランジ 37 回転軸 38 刃取付台 39 従動側フランジ 40 切削刃 41 蝶ナット 42 縦溝 43 排出口 44 クランプカバー 45 ピン 46 ねじ受部 50 第1の挿入口 50a ガイド溝 51 挿入用パイプ 52 クリップ 53 L字片 54 調整ねじ(間隔調整部材) 56 第2の挿入口 57 開閉蓋 57a 係止部 58 蝶番部 59 ガイド板 60 ガイド溝 61 スイッチ 62 電源コード 63 受け容器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長ねぎを所定の長さに切断する切断工程
    と、この切断した長ねぎの軟白部の長さ方向複数層に切
    り込みを入れて芯部を取り除く工程と、前記芯部が取り
    除かれた複数層の軟白部を長ねぎの繊維方向と直交する
    方向に丸める工程と、この丸めた状態の複数層の軟白部
    を挿入用パイプに挿入する工程と、この挿入用パイプに
    挿入した複数層の軟白部を前記挿入用パイプから所定幅
    づつ送り出して短冊状に切削する工程とを備えたことを
    特徴とする長ねぎの切削方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の長ねぎの切削方法におい
    て、複数層の軟白部を丸める工程では、前記複数層の軟
    白部の内面が外側になるように丸めることを特徴とする
    長ねぎの切削方法。
  3. 【請求項3】 本体フレームと、この本体フレームの背
    面に取り付けられ駆動モータを内蔵したモータ部と、前
    記本体フレームの前面に開閉可能に取り付けられ前記駆
    動モータの駆動軸と作動連結されて従動回転する切削刃
    を内面に設けた蓋体と、この蓋体に設けられるととも
    に、芯部が取り除かれ長ねぎの繊維方向と直交する方向
    に丸められた前記長ねぎの複数層の軟白部を挿入する挿
    入用パイプとを備え、この挿入用パイプから前記長ねぎ
    の複数層の軟白部を前記切削刃に送り込み、短冊状に切
    削することを特徴とする長ねぎの切削装置。
  4. 【請求項4】 本体フレームと、この本体フレームの背
    面に取り付けられ駆動モータを内蔵したモータ部と、前
    記本体フレームの前面に開閉可能に取り付けられ前記駆
    動モータの駆動軸と作動連結されて従動回転する切削刃
    を内面に設けた蓋体と、この蓋体に設けられ長ねぎの挿
    入口を有するとともに、前記切削刃に前記長ねぎを送り
    込む送込み部とを備えた長ねぎの切削装置において、前
    記挿入口に、芯部が取り除かれ長ねぎの繊維方向と直交
    する方向に丸められた前記長ねぎの複数層の軟白部を挿
    入する挿入用パイプを着脱可能に設けたことを特徴とす
    る長ねぎの切削装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の長ねぎの切削装
    置において、切削刃と挿入用パイプ先端との間隔を調整
    する間隔調整部材を、前記挿入用パイプに取り付けたこ
    とを特徴とする長ねぎの切削装置。
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