JP2001204951A - 遊技機周辺装置 - Google Patents

遊技機周辺装置

Info

Publication number
JP2001204951A
JP2001204951A JP2000019949A JP2000019949A JP2001204951A JP 2001204951 A JP2001204951 A JP 2001204951A JP 2000019949 A JP2000019949 A JP 2000019949A JP 2000019949 A JP2000019949 A JP 2000019949A JP 2001204951 A JP2001204951 A JP 2001204951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
input
gaming machine
displayed
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000019949A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Kazutoshi Nakajima
和俊 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2000019949A priority Critical patent/JP2001204951A/ja
Publication of JP2001204951A publication Critical patent/JP2001204951A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明タッチパネルを用いることと同様に、前
記操作性の悪化や煩雑化の問題の解消力に優れるととも
に、前記のような悪戯や破損に伴う交換のコスト問題を
解決することのできる遊技機周辺装置を提供すること。 【解決手段】 遊技機2の近傍位置に該遊技機2と別体
として設けられる遊技機周辺装置3であって、遊技者が
可視可能とされた表示画面と、該表示画面の外周周辺部
に、該表示画面の外周表示領域に表示される入力メニュ
ーに1対1に対応して設けられて遊技者が操作可能な複
数の入力部101a〜dと、前記表示画面の外周表示領
域の前記入力部に臨む位置に該入力部101a〜dに対
応するメニューを表示し、且つ該入力メニューの表示制
御並びに前記表示画面に表示される表示内容の表示制御
とを少なくとも前記入力部101a〜dの操作に応じて
実施するとともに、遊技者により選択された前記入力部
101a〜dに対応して前記表示画面に表示されている
入力メニューに該当する処理を行うかまたは処理指示を
出力する制御部58と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場において
遊技機の近傍位置に設置されて使用される遊技機周辺装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技場においては、遊技機に関す
る情報として遊技機の大当り回数や可変表示装置の始動
回数等の本日や前日、更には前々日における遊技機の遊
技情報を、該遊技機の近傍位置に設けられた遊技機周辺
装置、例えば遊技機の側部位置である遊技機間に設けら
れたプリペイドカード等が挿入可能なカードユニットに
装備された表示画面に表示し、遊技者が遊技機を選択す
る際の参考情報としてこれら遊技情報を提供することが
なされている。
【0003】また、近年の遊技機の多機能化や遊技場に
おける「無制限」や「連続遊技」等が可能なタイムサー
ビス等の遊技ルールの多様化に伴い、これら遊技機の遊
技方法説明等の情報や遊技ルールの情報等を遊技者が容
易に入手可能とするために、遊技者の操作に応じて前記
各情報を前記遊技情報とともに前記表示画面に表示する
ことがなされてきているが、これら情報の多様化に伴っ
て、表示される情報も増大し、前記操作が判り難いばか
りか煩雑なものとなってしまうという問題があった。
【0004】このため、前記表示画面を透明タッチパネ
ルを備えた表示画面とし、その画面上に、遊技機の各状
況毎において必要とされる入力メニューを逐次表示し、
該表示された入力メニューより必要なメニューを遊技者
が選択して入力するようにして対話形式による入力を可
能とし、前記高機能化に伴う操作性の悪化や煩雑化の問
題の解消を図ったものが検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように透明タッチ
パネルを用いることは、前記のように表示情報の多様化
に伴う操作性の悪化や煩雑化の問題を解決する方法とし
て優れているものの、これら透明タッチパネルを用いる
場合には、透明タッチパネルが表示画面上の入力位置を
検出するものであるために、その機構が複雑であること
から高価であるとともに、前記透明タッチパネルと表示
画面とは高精度での位置合わせが必要となることから、
これら透明タッチパネルと表示画面とは通常において一
体化されたユニット構造とされているため、悪戯や誤っ
て破損された場合にはこれら高価な一体化されたユニッ
ト全体を交換する必要があり、これら交換に多大なコス
トがかかってしまうとういう問題があった。
【0006】よって、本発明は上記した背景や問題点に
着目してなされたもので、前記透明タッチパネルを用い
ることと同様に、前記操作性の悪化や煩雑化の問題の解
消力に優れるとともに、前記のような悪戯や破損に伴う
交換のコスト問題を解決することのできる遊技機周辺装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技機周辺装置は、遊技機の近傍位置
に該遊技機と別体として設けられる遊技機周辺装置であ
って、遊技者が可視可能とされた表示画面と、該表示画
面の外周周辺部に、該表示画面の外周表示領域に表示さ
れる入力メニューに1対1に対応して設けられて遊技者
が操作可能な複数の入力部と、前記表示画面の外周表示
領域の前記入力部に臨む位置に該入力部に対応するメニ
ューを表示し、且つ該入力メニューの表示制御並びに前
記表示画面に表示される表示内容の表示制御とを少なく
とも前記入力部の操作に応じて実施するとともに、遊技
者により選択された前記入力部に対応して前記表示画面
に表示されている入力メニューに該当する処理を行うか
または処理指示を出力する制御部と、を具備することを
特徴としている。この特徴によれば、遊技者は、前記制
御部により前記表示画面の外周表示領域の前記入力部に
臨む位置に表示される入力メニューに基づき、該表示画
面の外周に配置された入力部を操作することにより該入
力部が対応する所望のメニュー入力を実施できるように
なるため、従来のタッチパネルのような対話形式による
優れた操作性および容易性を有するとともに、前記入力
部が表示画面の外周部に設けられているため、従来のタ
ッチパネルのように表示画面上の入力位置検出を実施す
る必要がなく、悪戯や破損に伴う交換のコストを抑える
ことができる。
【0008】本発明の遊技機周辺装置は、前記遊技機周
辺装置は、遊技者により遊技場の係員の呼び出しに使用
される呼び出し装置であるであることが好ましい。この
ようにすれば、前記表示画面や入力部が、通常遊技機の
上部に位置する呼び出し装置に設けられた形態となり、
遊技場の係員や他の遊技者からも見えるようになること
から、悪戯や破損を低減できる。
【0009】本発明の遊技機周辺装置は、前記遊技機周
辺装置は、前記遊技機に対応して設けられ、遊技者が所
有する有価価値に基づき前記遊技機において使用可能な
遊技価値の貸し出しに関する処理を行う貸し出し処理装
置であることが好ましい。このようにすれば、前記表示
画面や入力部が、通常遊技機の側部に位置する貸し出し
処理装置に設けられた形態となり、遊技場の係員や他の
遊技者からも見えるようになるとともに、前記表示画面
や入力部が遊技者の側部に位置することから、入力の操
作性を低下させることなく悪戯や破損を低減できる。
【0010】本発明の遊技機周辺装置は、対応する前記
遊技機の種別設定を行う種別設定手段を具備し、前記制
御部は、前記種別設定手段にて設定された遊技機の種別
に対応して前記入力メニューの項目内容を変更すること
が好ましい。このようにすれば、設置後において対応す
る遊技機の種別変更が為されても、種別設定手段を変更
するのみで、対応できることから、種別変更に伴う情報
表示装置の交換を解消することができるばかりか、従来
のように複数のタイプ(型式)が必要なく、従来に比較
して割安にて遊技機周辺装置を製造できる。
【0011】本発明の遊技機周辺装置は、前記表示画面
が平面ディスプレイであることが好ましい。このように
すれば、限られた空間において前記表示画面の厚みの占
める空間を少なくでき、該表示画面の形成位置の自由度
を向上することができる。
【0012】本発明の遊技機周辺装置は、前記表示画面
の前面が透明な保護部材にて覆われていることが好まし
い。このようにすれば、従来のタッチパネルのように表
示画面上を押圧操作する必要がなく、入力が前記入力部
にて実施されるため、表示画面の前面を透明な保護部材
にて覆うことが可能となり、外部に露呈する表示画面の
前面が保護部材にて保護されるので、高価な表示画面が
悪戯や誤って破損されることを防止できる。
【0013】本発明の遊技機周辺装置は、前記保護部材
が透明な樹脂にて形成されていることが好ましい。この
ようにすれば、保護部材が樹脂とされているために、ガ
ラス等に比較して割れにくいばかりか、割れた場合にも
破片の飛散や破片による傷害を少なくできる。
【0014】本発明の遊技機周辺装置は、前記保護部材
が着脱可能とされているいることが好ましい。このよう
にすれば、保護部材に汚れや傷等付着したり、悪戯や誤
って破損された場合の交換を容易に実施することができ
る。
【0015】本発明の遊技機周辺装置は、前記表示画面
には、前記表示切替において使用頻度の高い所定の入力
メニューが同一の入力部に対応する位置に表示されるこ
とが好ましい。このようにすれば、使用頻度の高い入力
部の位置が、表示画面の表示内容が切り替わっても変化
することがないため、操作ミスを低減することができ
る。
【0016】本発明の遊技機周辺装置は、前記表示画面
には、対応する前記遊技機において使用される遊技用記
録媒体に関する情報が表示されるとともに、前記遊技用
記録媒体の種別に対応して入力メニューの項目が変更さ
れることが好ましい。このようにすれば、各遊技用記録
媒体の種別に対応する入力メニューのみが表示されるよ
うになるため、不必要な入力メニューが表示されること
がなく、操作性が向上するばかりか、操作ミスを低減す
ることもできる。
【0017】本発明の遊技機周辺装置は、前記表示画面
には、前記遊技用記録媒体により特定される該遊技用記
録媒体の購入或いは入金に伴う入金有価価値情報又は貯
蓄有価価値情報とが表示可能とされ、前記各有価価値情
報に対応して入力メニューの項目が変更されることが好
ましい。このようにすれば、1つの表示部において異な
る有価価値情報を表示できるとともに、これら各有価価
値情報に対応した入力メニューのみが表示されるように
なるため、不必要な入力メニューが表示されることがな
く、操作性が向上するばかりか、操作ミスを低減するこ
ともできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0019】なお、以下の説明において、遊技機として
実施例1では、所定数の遊技価値であるパチンコ玉が指
触不可に遊技機内に封入された封入式パチンコ機を用い
た例を示し、実施例2では前記パチンコ玉が外部に排出
される通常のパチンコ機を用いた例を示すが、本発明に
係る遊技機はこれら封入式パチンコ機または通常のパチ
ンコ機に限定されるものではなく、前記パチンコ玉が画
像により形成されたパチンコ機であっても良いし、更に
は遊技価値としてコインを用いるコイン遊技機やスロッ
トマシン、更にはこれらコインを用いずに遊技を実施可
能なスロットマシン等にも適用可能である。
【0020】(実施例1)図1は、本実施例1の遊技機
であるパチンコ機2及びその側部位置に設置される本発
明の遊技機周辺装置であるカードユニット3を備えた遊
技島1を示す外観斜視図であり、図2は、前記パチンコ
機2およびカ−ドユニット3を示す正面図であり、図3
は、前記パチンコ機2およびカ−ドユニット3示す裏面
図であり、図4は、前記カードユニット3に設けられた
操作部32を示す前面図であり、図5は、該操作部32
およびその前面に設けられた表示画面の内部構成を示す
一部破断展開斜視図であり、図6は、前記パチンコ機2
およびカ−ドユニット3の構成を示すブロック図であ
り、図7は、本実施例1において用いたICカードを示
す一部破断正面図であり、図8は、前記カ−ドユニット
3に用いたICカードリーダライタの構造を示す断面図
である。
【0021】本実施例1において用いたパチンコ機2
は、図1に示すように、該パチンコ機2に1対1に対応
するカードユニット3とともに、遊技場内に設置された
遊技島1に所定の台数が並設されて設置され、本実施例
1のパチンコ機2は、該パチンコ機2内部に所定数の遊
技価値であるパチンコ玉が封入された封入式パチンコ機
とされている。
【0022】本実施例1にて用いたこの封入式パチンコ
機2(以下パチンコ機と略称する)について図2および
図3に基づいて説明すると、該パチンコ機2内部には、
予め所定数量のパチンコ玉が指触不能に封入されてい
る。
【0023】このパチンコ機2に内部に内封されたパチ
ンコ玉は、打球操作ハンドル15を操作することによ
り、ハンマー28により1発ずつ遊技領域17内に打込
まれる。打込まれたパチンコ玉は発射玉検出器26によ
り1つずつ検出され、これら検出に基づくデータがカー
ドユニット3に出力され、図10(b)に示すようにカ
ードユニット3の所定位置に設けられた前記操作部32
の表示画面102に表示された遊技持点が減算更新表示
される。
【0024】また、発射勢いが弱すぎて遊技領域17に
まで到達しなかつたパチンコ玉はファール玉入口27よ
り回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出
器38(図3参照)で検出される。これらファール玉が
検出されるごとに前記表示画面102に表示された遊技
持点が1つずつ加算更新表示される。これにより、遊技
者が打玉が遊技領域17にまで到達する機会を得ること
なく減算更新された持点を有効に再度使用することがで
きるようになっている。
【0025】これら遊技領域17内部に打ち込まれた打
玉が始動口19や通常入賞口20、あるいは可変入賞球
装置16に入賞すれば、その入賞に応じて所定数の得点
が遊技者に付与される。該遊技者に付与された得点は、
前記表示画面102に表示された遊技持点に加算更新表
示される。また、いずれの入賞口にも入賞しなかつたパ
チンコ玉はアウト口25より回収される。
【0026】前記通常入賞口20や始動口19、あるい
は可変入賞球装置16内に進入した入賞玉は、遊技盤の
裏面に導かれて入賞玉集合樋30に案内される。一方、
前記アウト口25により回収されたアウト玉は、アウト
玉誘導樋36で誘導されて前記入賞玉検出器31で検出
された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および入賞
玉は打込玉検出器33で検出された後、打込玉集合樋3
4に案内される。また、前記ファール玉入口27より回
収されたファール玉は、ファール玉検出器38で検出さ
れた後、前記打込玉集合樋34に案内される。
【0027】この打込玉集合樋34に案内されたパチン
コ玉は、その傾斜に沿って発射玉供給口39へ案内され
る。遊技者が前記打球操作ハンドル15を操作すれば打
球モータ29が駆動し、ハンマー28が間欠揺動され
る。ハンマー28の間欠揺動に伴って発射玉供給口39
に案内されたパチンコ玉が1発ずつ前記遊技領域17へ
弾発発射される。以上のようにして、パチンコ機2内に
封入されているパチンコ玉が繰返し循環して使用されて
いる。
【0028】また、遊技場の係員などが所定の玉抜きス
イッチ(図示省略)を操作すればソレノイド41が励磁
され、打込玉集合樋34の一部を形成している回動板4
0が所定角度回動し、玉抜き樋42と打込玉集合樋34
とを連通させる。これにより、打込玉検出器33で検出
された後、打込玉集合樋34を案内される封入玉は発射
玉供給口39へ誘導されることなく玉抜き樋42へ案内
され、該玉抜き樋42へ案内された封入玉はパチンコ機
2外部へ排出される。
【0029】また、図3において35は遊技用制御基板
であり各種遊技内容の制御、特には前記可変表示装置1
8における可変表示等の制御を行なう遊技用マイクロコ
ンピュータ56(図6参照)が設けられている。また、
43は制御基板であり、持点の制御を行なうための制御
マイクロコンピュータ55(図6参照)が設けられ、該
制御基板43はコネクタ部44を介して前記カードユニ
ット3に設けられたカードユニット制御基板(図示略)
と接続されている。
【0030】なお、図2において105はアナログ表示
部であり、前記表示画面102に表示された遊技持点の
大きさがランプの点灯量によりアナログ表示される。ま
た、14は透明板保持枠であり、遊技領域17の前面を
覆う透明板を保持している。
【0031】この遊技領域17に打込まれた打玉が前記
始動口19に入賞すれば、可変表示装置18で図柄の可
変表示が開始される。そして、可変表示装置18の可変
表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば7
77)となればいわゆる大当りが発生する。大当りが発
生すれば、ソレノイド21が励磁されて可変入賞球装置
16に設けられた開閉板24が解放状態となり遊技者に
とって有利な第1の状態となる。この第1の状態はパチ
ンコ玉の可変入賞球装置16への所定個数(たとえば1
0個)の入賞、あるいは所定期間(たとえば30秒間)
の経過のうち、いずれか早い方の条件が成立することに
より終了して遊技者にとって不利な第2の状態、すなわ
ち、開閉板24が閉じた状態となる。
【0032】可変入賞球装置16が前記第1の状態とな
っている期問中に可変入賞球装置16内に進入したパチ
ンコ玉は、入賞個数検出器23あるいは特定入賞玉検出
器22により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出
器22により検出されれば、その回の可変入賞球装置1
6の前記第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞
球装置16を前記第2の状態から前記第1の状態に制御
する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御
の上限回数はたとえば16回と定められている。
【0033】この本実施例1のパチンコ機2の構成を、
図6に基づいて説明すると、前記パチンコ機2の裏面に
設けられた前記遊技用制御基板35には、パチンコ機2
各部の動作制御を実施する遊技用マイクロコンピュータ
56が設けられており、該遊技用マイクロコンピュータ
56は、前記制御基板43に設けられた制御マイクロコ
ンピュータ55に接続され、前記遊技用マイクロコンピ
ュータ56より遊技における各状況、例えば大当りの発
生等の各情報が出力されるようになっている。
【0034】また、該制御マイクロコンピュータ55
は、前記の封入されたパチンコ玉の検出を行う各検出器
(打込玉検出器33、入賞玉検出器31、発射玉検出器
26、ファール玉検出器38、)並びに打球操作ハンド
ル15、打球モータ29、アナログ表示装置105と接
続されており、遊技において各検出器より出力される信
号に基づき、予め該制御マイクロコンピュータ55の内
部ROMに記憶されている持点算出プログラムにより遊
技持点(合計得点)の入賞玉による加算、および使用得
点の減算並びにアナログ表示装置105の表示制御や打
球操作ハンドル15および打球モータ29の可動制御を
実施している。
【0035】また、該制御マイクロコンピュータ55
は、カードユニット3内部に設けられた前記カードユニ
ット制御基板(図示略)上に実装された後述するマイク
ロプロセッシングユニット(MPU)50に接続されて
おり、該制御マイクロコンピュータ55からは、前記各
検出器より出力される信号に基づく各種データ並びに大
当りや確率変動や始動に基づく各種データとが出力され
るとともに、前記MPU50からは、前記操作部32に
て操作された操作内容に基づくデータが制御マイクロコ
ンピュータ55へ出力されるようになっている。
【0036】これら本発明の遊技機周辺装置であり、貸
し出し処理装置としてのカードユニット3の前面には、
図2に示すように、点灯によりカードユニット3の動作
を報知する動作ランプ10と、硬貨投入口4と、表示画
面102が遊技者側を向くような角度を有して突設する
態様にて設けられた操作部32と、前記硬貨投入口4お
よび後述する紙幣投入口7より投入される貨幣の合計金
額に基づく追加入金処理や、挿入されているICカード
への書き込み処理等が実施中であることを遊技者に報知
するための処理中ランプ8と、会員遊技者が使用する会
員カードまたは会員以外の通常遊技者が使用するビジタ
ーカードとして使用されるICカード37が挿入される
ICカード挿入口5と、該ICカード37の排出を遊技
者に報知するカードインジケータ9と、硬貨返却口6
と、該硬貨返却口からの硬貨の返却の際に点滅点灯され
て該硬貨の返却を遊技者に報知する硬貨インジケータ1
1と、紙幣が挿入および返却可能とされた紙幣挿入口7
と、該紙幣挿入口7からの紙幣の返却の際に点滅点灯さ
れて該紙幣の返却を遊技者に報知する紙幣インジケータ
12と、が設けられている。
【0037】これらカードユニット3の構成を説明する
と、図6に示すように、前記動作ランプ10、前記処理
中ランプ8、前記各インジケータ9,11,12、操作
部32に加えて、前記ICカード挿入口5に連設され、
挿入されるICカード37記録されている各種データの
読み出し並びに新たな各種データの書き込みを行うIC
カードリーダライタ45と、前記硬貨投入口4に連設さ
れて投入硬貨の検出、識別を行う硬貨識別ユニット49
と、前記紙幣挿入口7に連設されて投入紙幣の検出およ
び識別を行う紙幣識別ユニット46と、前記投入された
貨幣の合計金額や、前記挿入されたICカード37から
読み出しおよび書き込まれる各種情報データ等を記憶す
るとともに、後述するMPU50が実行する制御内容等
が記述された制御プログラム等を記憶する記憶部52
と、通信ケーブル48を介して管理コンピュータ(図示
略)やサービス端末(図示略)等の外部機器とのデータ
通信を行うための通信部47と、対応する遊技機の機種
に応じて設定を変更可能な本発明の種別設定手段である
ディップスイッチ51と、これら各部の制御等を行うと
ともに前記合計金額の算出を行う前記MPU50と、を
具備しており、これら各部は図6に示すように接続され
ていて、前記ICカード挿入口5に挿入されたICカー
ド37(ビジターカードもしくは会員カード)より残額
データや貯蓄持点データを読み出し、前記操作部32の
貸し出しに対応する入力ボタンが操作されて、持点が存
在する段階において遊技を許諾する旨の所定データが出
力されるように、貸し出しに関する処理を実施可能とさ
れているとともに、投入金額に基づく金額データを、挿
入されているICカード37より読み出した残額データ
に加算して新たな残額データを算出し、該新たな残額デ
ータを該ICカード37に記録する追加入金処理が可能
とされている。
【0038】尚、本実施例1においては貸し出しに関す
る処理として、ICカード37から残額データや貯蓄持
点データを読み出し、前記操作部32の貸し出しに対応
する入力ボタンの操作により、持点が存在する段階にお
いて遊技を許諾する旨の所定データをパチンコ機2に出
力するようにしているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、現金の投入により遊技を許諾する
旨の所定データをパチンコ機2に出力するようにしても
良く、少なくとも、カードユニット3において、遊技を
許諾する所定の処理が実施されるようになっていれば良
い。
【0039】これらカードユニット3における操作部3
2について詳述すると、該操作部32の前面には、図4
に示すように、該操作部32の上面を覆う前面パネル1
04の開口103に、平面ディスプレイである液晶(L
CD)パネル110が臨むように配置されて表示画面1
02が形成されているとともに、該表示画面102の遊
技者側の外周部には、4つの入力ボタン101a〜dが
設けられており、該表示画面102には前記カードユニ
ット3に挿入されて使用されるICカード37より読み
出されたプリペイド残金データや景品持点、又は貯蓄持
点データ、並びにその時点において遊技者が獲得した遊
技持点や、各操作案内や該パチンコ機2の遊技情報等の
各種情報が表示されるとともに、該表示画面102の遊
技者側の外周表示領域には、図9(a)等に示すように
前記4つの入力ボタン101a〜dにそれぞれに対応す
る入力メニューが、各入力ボタン101a〜dに臨むそ
れぞれの位置に表示されるようになっている。
【0040】この操作部32並びに本実施例1において
用いた前記LCDパネル110の構成について、図5に
基づいて説明すると、前記LCDパネル110は、表示
のX方向に透明電極が配列されたX側ガラス基板108
bと、表示のY方向に透明電極が配列されたY側ガラス
基板108aとを液晶部材を挟んで等間隔にて対向させ
て成るドットマトリックスLCDパネルとされており、
前記X側ガラス基板108bおよびY側ガラス基板10
8aには、後述する表示操作制御マイコン58の制御に
基づき各X側透明電極並びに各Y側透明電極への電圧印
加を行うLCDドライバ59がテープオートボンディン
グ(TAB)実装されたX側およびY側フレキシブルプ
リント基板109b、109aが接続されている。
【0041】また、該LCDパネル110の下部には、
ELバックライト111が配置され、接続端子部113
に所定の高周波電源を接続することにより、前記ELバ
ックライト111の両端部に形成された電極112間に
高周波が印加されてELバックライト111が面発光
し、前記LCDパネル110を下方より照光するように
なっており、前記LCDパネル110およびELバック
ライト111とは、該LCDパネル110の前面を覆う
透明保護部材としてのポリカーボネート板106に設け
られた係合突起107が前記ELバックライト111の
背面と係合することにより、LCDパネル110が挟持
された形にて一体化されており、このように係合突起1
07を外すことにより前記透明保護部材としてのポリカ
ーボネート板106が容易に着脱できるようになってい
る。
【0042】本実施例1では、破損時における破片の飛
散や危険性の観点から透明な樹脂であるポリカーボネー
ト板106を透明保護部材として用いているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これら透明保護部材
をその他の透明樹脂、例えばアクリル板としても良く、
更には破損時における破片の飛散や危険性が回避できる
のであればガラスとしても良く、更にはこれらガラスお
よび透明樹脂板を適宜積層したものであっても良い。
【0043】また本実施例1では、前記ポリカーボネー
ト板106に係合突起を設けてポリカーボネート板10
6を容易に着脱可能としており、このようにすること
は、悪戯や破損、並びに傷つきや汚れ等によりポリカー
ボネート板106を交換する際の作業性を向上できるこ
とから好ましいが、これら着脱機構はこれら本実施例1
に限定されるものではなく、その他の着脱機構を用いる
ようにしても良いし、更には前記交換の必要性が低い場
合にはこれら着脱機構を設けずとも良い。
【0044】前記のように一体化された前記ポリカーボ
ネート板106、LCDパネル110およびELバック
ライト111とは、前記前面パネル104に設けられた
開口103に臨むように取付け治具(図示せず)により
前面パネル104に固定され、該開口103の遊技者側
外周部の前面パネル104には、前記入力ボタン101
a〜dが設けられて操作部32が形成されている。
【0045】この操作部32に設けられた前記LCDパ
ネル110は、図6に示すように、LCDドライバ59
を介して本発明の制御部としての表示操作制御マイコン
58に接続され、更に該表示操作制御マイコン58は前
記MPU50に接続されていて、該MPU50より出力
される画面番号出力に対応した画面が、該画面が登録さ
れた不揮発性のVRAM57より読み出されて前記LC
Dパネル110に表示されるようになっているととも
に、該表示操作制御マイコン58には前記入力ボタン1
01a〜dが接続されており、入力ボタン101a〜d
が入力されると、前記表示操作制御マイコン58のレジ
スタに登録されている各画面での各入力ボタン101a
〜dに該当する処理指示である入力メニューが表示操作
制御マイコン58より前記MPU50に出力されるよう
になっていて、これら各入力メニューに基づき表示デー
タの算出および表示変更の指示が該MPU50によって
なされるようになっている。
【0046】このように本実施例1では制御部を表示操
作制御マイコン58としているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、表示の切替機能と入力に伴う処理
または処理出力に個別のデバイスを用いて制御部を形成
するようにしても良く、更には、前記表示操作制御マイ
コン58の機能を該表示操作制御マイコン58からの入
力メニュー出力(処理出力)に基づき各処理動作を行う
MPU50に含めて一体化したものとしても良い。
【0047】また、本実施例1では表示操作制御マイコ
ン58が各画面に対応して各入力ボタン101a〜dに
対応する入力メニューをレジスタに登録し、各入力ボタ
ン101a〜dの入力に基づき該登録された入力メニュ
ーを読み出して出力しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、前記のように表示操作制御マイコン
58とMPU50とを一体化した場合等においては、該
当する画面に対応して各入力ボタン101a〜dに対応
する入力メニューを検索して逐次実行するようにしても
良く、これら入力メニューの処理出力および処理方法
は、適宜に選択すれば良い。
【0048】また、本実施例1では、図6に示すよう
に、カードユニット3にディップスイッチ51が設けら
れており、該ディップスイッチ51がONの場合には、
前記カードユニットの設定がパチンコ機に対応する設定
となり、前記LCDパネル110にはパチンコ機に対応
する表示データがVRAMより読み出され、前記入力ボ
タン101a〜dに対応する入力メニューが図9(a)
〜(c)に示すように表示されるとともに、前記ディッ
プスイッチ51がOFFの場合には、パチスロ機に対応
する設定となり、前記LCDパネル110にはパチスロ
機に対応する表示データがVRAMより読み出され前記
入力ボタン101a〜dに対応する入力メニューが図1
0(a)〜(c)に示すように表示されるようになって
いる。
【0049】次いで、これら本実施例1に用いた前記I
Cカード37の構成は、図7に示すように所定厚みとさ
れ、その内部が凹状とされた樹脂製の基体81の該凹部
外周所定位置に、テ−プオ−トボンディング(TAB)
実装によりその内部にメモリ(図示せず)を内蔵した専
用マイコン82が実装されるとともに、該専用マイコン
82から該基体81の外周に沿うように設けられたパタ
ーンコイル83を有するフレキシブルプリント基板84
が内挿され、該凹部全面がトップフィルム85にて覆わ
れた構成とされており、これらICカード37は、前記
ICカードリーダライタ45に挿入されることで、該リ
ーダライタから出力される電磁波が前記パターンコイル
83に誘導起電力を生じさせて前記専用マイコン82が
動作可能に付勢されるとともに、該パターンコイル83
を介して図8に示す本実施例1のICカードリーダライ
タ45との各種のデータ通信を電磁波により非接触にて
実施可能とされた非接触ICカードとされている。
【0050】これら本実施例1において使用されるIC
カード37は、前述のように、図1に示す遊技島1の端
部に設置された発行装置13により購入されるプリペイ
ドカード(ビジタ−カ−ド)と、特定の会員に予め発行
された会員カ−ドの2種類があり、これら各ICカード
37にはその種別を判別できるように種別データが記録
されていて、挿入時において該種別データが前記ICカ
ードリーダライタ45により読み出されることで、挿入
されたICカード37の種別が特定されるようになって
いて、MPU50により各種別種別に応じた表示が前記
表示画面102においてなされるようになっている。
【0051】また、前記会員カードには、その発行時に
おいて遊技者により決定された4桁の暗証番号が登録さ
れている。
【0052】尚、本実施例1では遊技用記録媒体である
ビジターカードおよび会員カードとして同一の非接触I
Cカード37を用い、前記カードユニット3のICカー
ド挿入口をビジターカードおよび会員カードが共通して
使用できるようにしているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、これらビジターカードおよび会員カー
ドを他の記録媒体、例えば磁気カードやリライトカード
や接触式ICカードや該記録媒体を特定可能な識別符号
(ID)等の情報が記録可能なバーコード等の所定の情
報記録シンボル等がプリント可能とされた媒体等として
も良く、更には、これらビジターカードおよび会員カー
ドにお使用する記録媒体を異なるものとして、該記録媒
体の種類によりビジターカードおよび会員カードの判別
を実施するようにしても良い。
【0053】また、本実施例1では、会員カードの本人
確認を暗証番号で実施しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら本人確認をその他の方法で
実施しても良いし、適宜本人確認を実施しないようにし
ても良い。
【0054】これらICカード37が挿入可能とされた
前記ICカードリーダライタ45の構成を図8に基づい
て説明すると、該ICカードリーダライタ45の内部に
は、ICカード挿入口5からのICカード37の挿入を
検知する挿入センサ97や、前記ICカード挿入口5に
延設され、ICカード37がスライド可能とされたガイ
ドレール98と、該ガイドレール98を挟むように配設
されて該ICカード37の移動を、駆動モータ86、9
3にて駆動回転されることにより実施する搬送ローラ8
7、88と、前記搬送ローラ87、88の一方側に張架
された搬送ベルト91と、から成る搬送機構や、該搬送
されるICカード37を所定位置に停止させるストップ
ピンの出没を行う電磁ソレノイド89や、所定位置に停
止されたICカード37への非接触による給電やデータ
通信を行う通信ヘッド90や、前記の各部に接続されて
その制御を実施する制御基板92が設けられ、挿入され
たICカード37からの非接触によるデータ読み出しお
よびデータ書き込みが可能とされており、図中の94
は、自由回転により該移送を補助するフリーローラであ
る。
【0055】以下、本実施例1のカードユニット3の動
作状況を、主にパチンコ機に対応した設定を例とし、図
9〜18に示す前記操作部32の表示画面102の表示
状況および図19の前記表示操作制御マイコン58の処
理フローに基づいて説明する。
【0056】まず、カードユニット3におけるディップ
スイッチがONとされている場合、すなわち、パチンコ
機に対応する設定の場合であって、前記カードユニット
3にいずれのカードも挿入されていない初期状態におい
ては、前記表示操作制御マイコン58は接続されている
前記VRAM57よりパチンコ機2に対応する初期表示
データを読み出して前記LCDドライバ59を介してL
CDパネル110に表示するとともに(Sa1)、該表
示操作制御マイコン58の各入力ボタン101a〜dに
対応するレジスタに、該パチンコ機2に対応する初期表
示データにおいて各入力ボタン101a〜dに対応する
各入力メニューが登録される(Sa2)。これにより前
記表示画面102には図9(a)に示す初期画面が表示
され、前記入力ボタン101a〜dには、「本日」〜
「3日前」までの各入力メニューが割り当てられて該入
力ボタン101a〜dに臨む位置に表示される。
【0057】この段階において、遊技者が該パチンコ機
2の本日における遊技情報を知りたい場合には、前記
「本日」に対応する入力ボタン101aを入力する。
【0058】該入力は、選択入力有りとして前記表示操
作制御マイコン58により検出され(Sa6)、前記に
て入力ボタン101aに対応するレジスタに登録された
入力メニュー(処理指示)である本日の遊技情報表示出
力指示が読み出され(Sa7)、該指示がMPU50に
出力され(Sa8)、Sa3の待機状態へ戻る。
【0059】該指示入力に基づき該MPU50は、前記
カードユニット3のMPU50を介して管理コンピュー
タ(図示せず)に登録されている該パチンコ機の本日の
遊技情報を入手し、該データを表示操作制御マイコン5
8に出力するとともに、該遊技情報が表示される画面番
号を出力して表示変更指示を行う。
【0060】該表示変更入力はSa3により検出され、
前記表示操作制御マイコン58は入力された前記画面番
号に対応する表示データを前記VRAM57より読み出
すとともに、前記入力された遊技情報を該表示データに
加えて画面を生成して前記LCDパネル110に表示す
るとともに(Sa4)、前記レジスタの登録メニューを
該画面番号に対応付けられてVRAM57に記憶されて
いる各入力ボタン101a〜dに対応する入力メニュー
に更新し(Sa5)、Sa3の待機状態へ戻る。
【0061】このようにして図9(b)に示すように該
パチンコ機2の遊技情報が表示画面102に表示される
ともに、各入力ボタン101a,dに該当する入力メニ
ューが各入力ボタン101a,dに臨む位置に表示され
る。
【0062】この図9(b)の画面状態において入力ボ
タン101aを入力すると、該入力ボタン101aに対
応する入力メニューである該パチンコ機2の大当り状況
が図9(c)に示すようにグラフ表示され、該表示にお
いて入力ボタン101dを入力すると前記図9(a)に
示す初期画面に戻るようになっている。
【0063】尚、ディップスイッチ51がOFFに設定
されている場合、すなわちパチスロ機に対応する設定の
場合であって、前記カードユニット3にいずれのカード
も挿入されていない初期状態においては、前記表示操作
制御マイコン58は接続されている前記VRAM57よ
りパチスロ機に対応する初期表示データを読み出して前
記LCDドライバ59を介してLCDパネル110に表
示するとともに、該表示操作制御マイコン58の各入力
ボタン101a〜dに対応するレジスタに、該パチスロ
機に対応する初期表示データにおいて各入力ボタン10
1a〜dに対応する各入力メニューが登録される。これ
により前記表示画面102には図10(a)に示す初期
画面が表示され、前記入力ボタン101a〜cには、
「ビッグボーナス」、「CT(チャンスタイム突入)」
「レギュラーボーナス」の各入力メニューが割り当てら
れて該入力ボタン101a〜cに臨む位置に表示され
る。
【0064】この段階において、遊技者がパチスロ機
(図示略)のビッグボーナス回数にカンする遊技情報を
知りたい場合には、前記「ビッグボーナス」に対応する
入力ボタン101aを入力する。
【0065】これにより、上述のパチンコ機2の場合と
同様の処理が実施され、図10(b)に示すようにパチ
スロ機の本日から3日前までのビッグボーナス回数が表
示画面102に表示されるともに、各入力ボタン101
b〜dに該当する入力メニューが各入力ボタン101b
〜dに臨む位置に表示される。
【0066】この図10(b)の画面状態において「レ
ギュラーボーナス」に対応する入力ボタン101cを操
作すると、図10(c)に示す本日〜3日前までのレギ
ュラーボーナスが表示画面102に表示されるようにな
っている。
【0067】この図10(c)の画面状態において「も
どる」に該当する入力ボタン101dを入力すると前記
図10(a)に示す初期画面に戻るようになっている。
【0068】次いで、遊技者がパチンコ機2にて遊技を
行う際には、前記発行装置13にて購入したプリペイド
カード(ビジターカード)またはプリペイド残額または
貯蓄持点が残存する会員カードのいずれかを、前記図1
0(a)の初期画面が表示されている段階において前記
カードユニット3のICカード挿入口5に挿入する。
【0069】これら各種カードの挿入は、前記ICカー
ドリーダライタ45により検出され、挿入されたICカ
ード37よりその種別情報が読み出され、前記MPU5
0に出力されることにより、該MPU50は、挿入され
たカードが前記ビジターカードである場合には、ビジタ
ーカードに対応した図11(a)の画面状態の表示指示
(画面番号出力)を前記表示操作制御マイコン58に出
力し、挿入されたカードが前記会員カードである場合に
は、会員カードに対応した図15(a)の画面状態の表
示指示(画面番号出力)を前記表示操作制御マイコン5
8に出力することで、遊技者が挿入したカードの種別に
応じて、自動的に該当する種別に対応した入力ボタン1
01a〜dのメニュー並びに表示内容が表示されるよう
になっている。
【0070】このように、本実施例において挿入される
カードの種別を判別して、該当する画面を表示すること
は、遊技者が一々カードの種別を入力する必要がなく、
操作を簡略化できるとともに、該入力における入力間違
えを無くすことができることから好ましいが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0071】以下、前記ビジターカードを用いた場合の
動作について図11(a)〜(c)に基づき説明する
と、まず前記のビジターカードの挿入により該ビジター
カードの種別情報とともに該ICカード37に記録され
ている残額データおよび景品持点データが読み出され
て、前記記憶部52に記憶されるとともに前記MPU5
0が前述のように前記表示操作制御マイコン58に図1
1(a)に示す画面状態の表示指示を行うことで、図1
1(a)のように前記ICカードより読み出された前記
残額データに基づく入金有価価値情報であるカード残額
とその時点での遊技持点とが表示画面102に表示され
る。
【0072】遊技者は、該図11(a)の画面状態にお
いて貸出に対応する入力ボタン101aを操作すること
により、図11(b)に示すように所定数の持点、本実
施例1では125点の貸出が実施され、前記遊技持点に
「125」点が表示されるとともに、前記表示されてい
るカード残額からは該貸し出された125点に該当する
金額である500円が減額されて表示が「4500」円
に更新される。遊技者は前記図11(b)に示すように
遊技持点に残数が存在する段階において、前述のように
該遊技持点を使用して遊技を行うことができる。
【0073】尚、本実施例1では前記貸出メニューおよ
び返却メニュー並びに後述する会員カードにおけるリプ
レイメニューおよび返却メニューについては、遊技者に
よる操作頻度が高いことから、これら各表示メニューを
画面が変更されても同一の入力ボタンに割り当て、その
位置が変化しないようにしており、このようにすること
は、遊技者の認知度を向上でき操作ミスを低減できるこ
とから好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0074】また、該図11(b)の画面状態において
入力ボタン101dを操作すると、図11(c)に示す
各入力ボタン101a〜dに対応して「景品」「デー
タ」「サービス」「戻る」の入力メニュー画面が表示さ
れ、101dを選択入力すると前記図11(b)の画面
状態に戻る。
【0075】該図11(c)の画面状態(図12(a)
も同一)において、「景品」メニューである入力ボタン
101aを操作すると、図12(b)に示すように、前
記にてビジターカードであるICカードより読み出され
て記憶部52に記憶されている景品持点(事前の遊技に
おいて既に獲得した遊技持点であり、未だ景品交換され
ていない持点)が所定時間表示された後、前記11
(c)の画面状態(図12(a)も同一)に戻るように
なっている。
【0076】また、該図11(c)の画面状態におい
て、「データ」メニューである入力ボタン101bを操
作すると、前述した図9(b)〜(d)に示す本日の遊
技情報が表示されるようになっている。
【0077】また、該図11(c)の画面状態(図13
(a)も同一)において、「サービス」メニューである
入力ボタン101cを操作すると、図13(b)に示す
ように、ワゴンサービスの各商品メニューがサービスに
必要な点数とともに表示される。該図13(b)の表示
段階においては、所望する商品メニューに「選択」メニ
ューである入力ボタン101aを操作して太枠のカーソ
ルを移動させ、「決定」メニューである入力ボタン10
1bを操作し、他の商品メニューを表示させたい場合に
は、「次メニュー」メニューである入力ボタン101c
を操作する。例えば前記にて「アイスコーヒー」を選択
して「決定」メニューである入力ボタン101bを操作
した場合には、図13(c)に示すように、選択した商
品名および対応する点数が遊技持点から差し引かれる旨
が表示されるとともに、該選択された「アイスコーヒ
ー」の提供指示が、該パチンコ機の台番号とともに、通
信ケーブル48を介してサービス端末に出力されて遊技
者に係員より「アイスコーヒー」が提供される。
【0078】このようにして遊技を実施した後に遊技を
終了する場合においては、図14(a)に示すように、
「返却」メニューである入力ボタン101bを操作す
る。
【0079】該操作により、前記表示操作制御マイコン
58からは終了処理指示が前記MPU50に出力され、
該MPU50はその時点での遊技持点を前記記憶部52
に記憶されている景品持点データに基づく景品持点に加
算して新たな景品持点を算出するとともに、その時点の
カード残額と新たな景品持点が前記ICカードリーダラ
イタ45によりビジターカードであるICカード37に
記録されてICカード挿入口5より返却される。また、
このICカード挿入口5よりの返却に伴い、前記表示画
面102には図14(b)に示すように、今回の遊技に
て獲得した遊技持点「5247」点に前記景品持点「3
500」点が加算された新たな景品持点「8747」点
がカードの抜き取り指示とともに所定時間表示され、所
定時間の経過後に図14(c)に示す初期画面(図9
(a)も同一)に戻るようになっている。
【0080】次いで、会員カードを使用して遊技を行う
場合の動作について図15、図16、図17に基づき説
明すると、まず前記図9(a)の初期画面の表示状態に
おいて会員カードであるICカード37を前記カードユ
ニット3のICカード挿入口5に挿入すると、該会員カ
ードからは前記ビジターカードと同様にカードの種別情
報がICカードリーダライタ45により読み出されると
ともに、該会員カードであるICカード37に記録され
ている暗証番号、残額データ、貯蓄持点データとが読み
出されて前記記憶部52に記憶されるとともに、前記M
PU50に出力される。
【0081】この出力に基づき該MPU50は、前記表
示操作制御マイコン58に図15(a)に示す暗証番号
入力画面の表示指示(画面番号出力)を出力し、該表示
操作制御マイコン58が画面番号に該当する表示データ
並びに各入力ボタン101a〜dに対応する入力メニュ
ーをVRAM57より読み出して表示画面102に表示
するとともに、入力ボタン101a〜dに対応するレジ
スタの登録を更新する。
【0082】該図15(a)に示す暗証番号入力画面の
表示状態において、遊技者は発行時において決定した暗
証番号である4桁の数字を、「→」、「←」である入力
ボタン101a、bを適宜操作して太枠のカーソルを移
動させて「決定」メニューである入力ボタン101cを
入力することにより実施する。
【0083】これら入力された4桁の暗証番号は、前記
MPU50において照合され、該照合が一致した場合に
は図15(b)に示す選択画面が表示される。
【0084】該図15(b)の選択画面において、「貯
蓄」メニューである入力ボタン101aを選択入力した
場合には、図15(c)に示すように、前記会員カード
より読み出された貯蓄持点データに基づく貯蓄有価価値
情報としての貯蓄持点、例えば「12500」点並びに
その時点での遊技持点である「0」点とが表示される。
この表示状態において遊技者が「リプレイ」メニューで
ある入力ボタン101aを選択入力した場合には、図1
5(d)に示すように、所定数の持点、例えば125点
の持点の払い戻しが実施され、前記遊技持点には「12
5」点が表示されるとともに、前記貯蓄持点からは返却
払い戻し持点に手数料25点を加えた点数である150
点が減算されて新たな貯蓄持点である「12350」点
が表示される。
【0085】また、この段階において貯蓄持点を使用せ
ずに入金有価価値情報であるプリペイド残額を使用して
遊技を行いたい場合には、「プリペイド」メニューであ
る入力ボタン101cを選択入力することで、図16
(a)に示すように、前記会員カードであるICカード
37より読み出された残額データに基づくプリペイド残
額、例えば「3000」円とその時点における遊技持点
とが表示される。この表示状態において、「貸出」メニ
ューである入力ボタン101aを選択入力すると、図1
6(b)に示すように、前期ビジターカードの場合と同
様に所定数である125点の持点が貸し出されて前記遊
技持点に加算され、該遊技持点の表示が「250」点に
更新されるとともに、前記プリペイド残額からは貸し出
された125点に該当する500円が減額されて表示が
「2500」円に更新される。
【0086】遊技者は前記「貸出」メニューである入力
ボタン101aの操作を繰り返し実施することで、プリ
ペイド残額が存在する限りにおいて持点の貸出を受ける
ことができる。
【0087】これら遊技を終了する場合においては、図
16(c)に示すように、「返却」メニューである入力
ボタン101bの操作を実施する。
【0088】該操作により、前記表示操作制御マイコン
58からは終了処理指示が前記MPU50に出力され、
該MPU50は図17(a)に示すように、その時点で
の遊技持点である「2500」点の処理内容の選択画面
を表示させる。この段階において、「景品」メニューで
ある入力ボタン101bを操作すると、該遊技持点であ
る「2500」点は、遊技に再度使用不可であって所定
期限(本実施例1では本日限り)において景品との交換
に供することのできる景品持点として前記会員カードに
記録されて処理され、「貯蓄」メニューである入力ボタ
ン101aを操作すると、MPU50はその時点での遊
技持点である「2500」点をその時点での貯蓄持点で
ある「12350」点に加算して新たな貯蓄持点「14
850」点を算出するとともに、その時点のプリペイド
残額と新たな貯蓄持点とが前記ICカードリーダライタ
45により会員カードであるICカード37に記録され
てICカード挿入口5より返却される。また、このIC
カード挿入口5よりの返却に伴い、前記表示画面102
には図17(b)に示すように、算出された新たな貯蓄
持点「14850」点がカードの抜き取り指示とともに
所定時間表示され、所定時間の経過後に図17(c)に
示す初期画面(図9(a)も同一)に戻るようになって
いる。
【0089】このように本実施例1においては、前記ビ
ジターカードや会員カードにより特定される入金有価価
値情報であるプリペイド残額(カード残額)や貯蓄有価
価値情報である貯蓄持点等の異なる有価価値情報が、該
有価価値情報に対応する入力メニューとともに表示され
るようになっており、これら各有価価値情報に対応した
入力メニューのみが表示されるようになるため、不必要
な入力メニューが表示されることがなく、操作性が向上
するばかりか操作ミスを低減することもできることから
好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0090】また、本実施例1において用いた前記カー
ドユニット3は、カードの種別に関わらずプリペイド残
額(カード残額)の追加入金が可能とされており、これ
ら追加入金の処理状況について、前記図16(b)のプ
リペイド残額の使用時において、プリペイド残額が少な
いと遊技者が判断して追加入金を行う場合の処理状況
を、図18に基づき入金金額として千円札を使用した場
合を例に説明すると、まず遊技者は前記紙幣挿入口7
(硬貨の場合は硬貨投入口4)より紙幣を挿入(硬貨)
すると、該紙幣(硬貨)の挿入が前記紙幣識別ユニット
46(硬貨識別ユニット49)によって検出され、該貨
幣の挿入並びに入金金額の合計金額が前記MPU50に
出力され、これに基づき前記表示画面102には、図1
8(a)に示す入金選択画面が表示される。
【0091】この画面状態において、「入金」メニュー
である入力ボタン101aを操作すると、該入金金額で
ある「1000」円が、その時点におけるプリペイド残
額である「2500」円に加算されて新たなプリペイド
残額である「3500」円が算出され、該算出された新
たなプリペイド残額が前記会員カードであるICカード
37に記録されるとともに、該新たなプリペイド残額
「3500」円が、図18(b)に示すように表示画面
102に所定時間表示され、所定時間の経過後において
図18(c)に示すように、プリペイド残額が新たなプ
リペイド残額「3500」に変更された前記図16
(b)の画面に戻るようになっている。
【0092】以上説明したように、本実施例1では、遊
技者は、前記MPU50により表示画面102の外周表
示領域の入力ボタン101a〜dに臨む位置に表示され
る入力メニューに基づき、該表示画面102の外周に配
置された入力ボタン101a〜101dを操作すること
によりこれら入力ボタン101a〜dに対応する所望の
メニュー入力を実施できるようになるため、従来のタッ
チパネルのような対話形式による優れた操作性および容
易性を有するとともに、前記入力ボタン101a〜10
1dが表示画面102の外周部に設けられているため、
従来のタッチパネルのように表示画面上の入力位置検出
を実施する必要がなく、悪戯や破損に伴う交換のコスト
を抑えることができる。
【0093】また、本実施例1では、パチンコ機2の側
部に位置するカードユニット3の所定高さ位置に表示画
面102及びそれに対応する入力ボタン101a〜dが
設けられた形態となっており、遊技場の係員や他の遊技
者からも見えるようになるとともに、これら表示画面1
02や入力ボタン101a〜dが遊技者の側部に位置す
るようになることから、これら入力ボタン101a〜d
の操作性を低下させることなく悪戯や破損を低減でき
る。
【0094】(実施例2)図20は、本実施例2におけ
る遊技島201の外観を示す外観斜視図であり、図21
は、本実施例2における遊技島201に用いたユニット
式遊技島台201’を示す正面図であり、図22は、本
実施例2における遊技島201に用いたユニット式遊技
島台201’の内部構造を示す図であり、図23は、本
実施例2の遊技島台201’に設置される本発明の遊技
機周辺装置が設けられた本発明の呼び出し装置である呼
び出しランプ装置200を示す分解斜視図であり、図2
4は、呼び出しランプ装置200に設けられた表示画面
の内部構成を示す一部破断展開斜視図であり、図25
は、本実施例2の呼び出しランプ装置200の設置状況
を示す断面図であり、図26は、本実施例2の呼び出し
ランプ装置200と各装置との接続状況を示すブロック
図であり、図27は、本実施例2における遊技島201
に用いたユニット式遊技島台201’の構成を示すブロ
ック図であり、図28は、本実施例2の呼び出しランプ
装置200の構成を示すブロック図であり、図29は、
本実施例2の呼び出しランプ装置200に設けられる液
晶表示装置266に表示される情報等を配信する配信用
コンピュータ249の構成を示すブロック図である。
【0095】まず、本実施例2の遊技島201は、図2
0に示されるように、その前後面(後面は図示せず)に
所定の台数(本実施例2では4台)のパチンコ機202
および該パチンコ機202に1対1に設けられるカード
ユニット203が搭載可能とされ、その内部にはこれら
パチンコ機202を稼動させるのに必要なパチンコ玉の
揚送装置226や研磨装置241等の適宜装置が全て収
容されている1つの独立したユニット構成とされた複数
の遊技島台201’が連結されて横長状に形成されてい
る。
【0096】この遊技島台201’は、遊技島台20
1’の下部を覆う腰板207と、該腰板207上に列設
され、遊技価値であるパチンコ玉を使用して遊技を実施
可能な遊技機としてのパチンコ機202、及びパチンコ
機202に1対1とされて隣接して設けられるカードユ
ニット203と、遊技島台201’の前記各パチンコ機
202の上部を覆う幕板206a、ランプ板206b
と、から構成されており、該ランプ板206bには個々
のパチンコ機202に1対1とされた呼び出し装置であ
る呼び出しランプ装置200を構成する表示ユニット2
09が設けられているとともに、前記パチンコ機202
の下部位置には、各パチンコ機202毎に計数装置20
4が設けられている。
【0097】この計数装置204は、該玉計数装置20
4の一部を構成する玉受皿235が、前記各パチンコ機
202の下皿205に設けられた排出口(図示せず)を
下から覆うように固設され、遊技により獲得したパチン
コ玉は、前記下皿205より玉受皿235に適宜投入さ
れ、スライドレバー234を操作することで計数装置2
04により計数された後、遊技島台201’内部の下方
に設けられた回収樋部240(図22参照)にパチンコ
玉が返却されるようになっている。
【0098】また、前記カードユニット203の前面に
は、図21に示すように、カードユニット203には、
計数されたパチンコ玉数から遊技者が所望する数のパチ
ンコ玉の払戻しをさせるための払出ボタン213と、排
出される玉を前記パチンコ機202の上皿に誘導する誘
導ガイド214とが設けられており、遊技者は一度計数
したパチンコ玉を前記払出ボタン213を操作すること
で、再度使用することができるようになっているととも
に、所定の有価価値が記録されたプリペイドカードを挿
入可能なカード挿入口210が設けられている。尚、図
21中の212は、カードユニット203が動作中であ
ることを報知する動作ランプであり、211はプリペイ
ドカードの返却時に点滅点灯されて返却を報知するため
のインジケータである。
【0099】前記幕板206a、ランプ板206bは、
本実施例2においては前方に開放可能に設けられてお
り、これら幕板206a及びランプ板206bを開放す
ることにより、図22に示すように、該遊技島台20
1’内の上部位置に設けられた供給樋236に連結さ
れ、前記カードユニット203内の玉切り払い出しユニ
ット233に玉を供給する配送管228並びに各パチン
コ機202に玉を供給する供給管229、230内にお
いて発生する玉づまりや各電設部等のメンテナンスを外
部より容易に行えるようになっている。
【0100】また、前記ランプ板206bとパチンコ機
202との間には、前記計数装置204により計数され
た獲得玉数の合計が表示される7セグメンントLED表
示パネル238が設けられている。また、この7セグメ
ンントLED表示パネル238の隣には、計数された全
ての玉を精算に供する際に操作される全数精算ボタン2
19、所定の特殊景品との交換において生じる端玉の返
却を実施させて精算を行う際に操作される端玉精算ボタ
ン220、離席(遊技中断)時において操作される離席
ボタン221から成る操作ボタンが設けられているとと
もに、遊技場係員が携帯するリモコンよりの赤外線信号
を受信するための受信窓部223と該受信窓部223に
臨むように受信ユニット224とが設けられている。更
には、前記7セグメンントLED表示パネル238の他
方側の並設された前記2機のパチンコ機202の中間位
置には、精算時並びに離席(遊技中断)時に発行される
記録媒体であるリライトカードへの情報の記録および読
み出しが可能な磁気カードリーダライタ239が、その
カード挿入発行口237が露出するように設置されてお
り、これら各操作ボタン219、220、221や受信
窓部223と受信ユニット224並びに7セグメンント
LED表示パネル238並びにカード挿入発行口237
が同一の電設パネル218に設けられている。
【0101】また、本実施例2の遊技島台201’の下
部位置には、図22に示されるように、回収樋部240
に連接されて、揚送モータ225によりパチンコ玉を揚
送樋227を通じて前記供給樋236に揚送する揚送装
置226が設けられ、この供給樋236に至る経路中に
は、パチンコ玉の研磨を行う研磨装置241が設けられ
ていて、該遊技島台201’内においてパチンコ玉が循
環使用されるようになっており、前記回収樋部240の
下方空間には、図27に示すように、これら遊技島台2
01’の各部に接続されて遊技島台201’全体の制御
を行うコントロールユニット242が配設されている。
【0102】これら各遊技島台201’毎に設けられた
コントロールユニット242は、遊技島台201’を構
成する各部との信号やデータのやり取りを行う入出力部
や各部の状況データ等を記憶するためのメモリや所定の
制御プログラムを実行して制御処理を行うCPU(中央
演算処理装置)等を内在しており、これら各コントロー
ルユニット242は、通信部245並びに通信ケーブル
を介して後述する管理コンピュータ247にデータ通信
可能に接続されており、該管理コンピュータ247にお
いては、各遊技島台201’毎の貯溜玉数や、各パチン
コ機毎に設けられた補給玉計数機による各パチンコ機毎
の補給玉数とアウト玉計数機によるアウト玉数とに基づ
く差玉数、並びに前記各計数装置204により計数され
た計数玉数等の各データが収集、管理されている。
【0103】また、前記パチンコ機202とカードユニ
ット203は、図26に示すように、インターフェイス
を介してそれぞれコントロールユニット242に接続さ
れており、前記カードユニット203からは、挿入され
たプリペイドカードより読み出されたカード残度数デー
タ並びに前記払出ボタン213の入力が出力され、該カ
ード残度数データは前記インターフェイスを介してパチ
ンコ機202にも出力されて、該カード残度数がパチン
コ機202の上皿前方部に設けられている度数表示部2
22に表示されるようになっている。これら度数表示部
222に残度数が存在する場合において、該度数表示部
222の側部に設けられた貸出ボタン216を操作する
ことにより、所定度数に対応する数のパチンコ玉がパチ
ンコ機202より貸し出されるとともに、前記度数表示
部222の度数から所定度数が減算更新表示されるよう
になっている。
【0104】また、該度数表示部222の他方の側部位
置に設けられた返却ボタン215が操作された場合は、
その時点における度数表示部222の残度数データが新
たな残度数データとして前記インターフェイスを介して
パチンコ機202よりカードユニット203に出力さ
れ、前記カード挿入口210に連設された磁気カードリ
ーダライタ244により、プリペイドカードに新たな残
度数データが記録されて返却される。
【0105】また、前記コントロールユニット242に
は、図27に示すように、前記揚送装置226や研磨装
置241が接続されて、その動作が適宜に制御されるよ
うになっているとともに、前記7セグメンントLED表
示パネル238は、その表示動作を制御する表示ドライ
バ243を介してコントロールユニット242に接続さ
れ、前記計数装置204により計数された計数玉数が該
7セグメンントLED表示パネル238に表示されるよ
うになっている。
【0106】また、該コントロールユニット242に
は、前記カード挿入発行口237に繋がる磁気カードリ
ーダライタ239が接続され、前記全数精算ボタン21
9が操作された場合には、その時点での獲得玉数が記録
された精算カードを、前記端玉精算ボタン220が操作
された場合には、所定の特殊景品との交換において生じ
る端玉を減じた玉数データが記録された精算カードを、
それぞれ発行するとともに、前記離席ボタン221が操
作された場合には、離席(遊技中断)情報として所定の
識別符号が記録された離席カードが発行され、遊技者が
遊技を再開する場合には、該発行された離席カードを前
記カード挿入発行口237に挿入することにより、該離
席カードに記録されている識別符号が照合されること
で、前記払出ボタン213の操作による玉の払戻し等が
可能となって遊技者が再度遊技を実施できるようになっ
ている。
【0107】また、前記離席ボタン221の操作におい
て、遊技者が所定のリモコン(図示せず)を所持する係
員等に離席目的が食事である旨を伝えた場合には、係員
は前記リモコンに設けられている食事に対応するボタン
を操作することで、コントロールユニット242に離席
が食事であることが入力され、該コントロールユニット
242より食事中である旨の出力が対応する後述の制御
ユニット300になされるようになっている。
【0108】また、該コントロールユニット242に
は、前記呼び出しランプ装置200を構成する制御ユニ
ット300に通信ケーブル302を介して接続された通
信部310が設けられており、前記制御ユニット300
に対して前記計数装置204にて計数された獲得玉数デ
ータと、精算カードや離席カードが発行される旨の発行
情報と、前記パチンコ機202が稼働中である旨の稼働
情報と、前記離席ボタン221が操作されて離席(遊技
中断)状態である旨の離席(遊技中断)情報や、該離席
が食事である旨の食事情報と、該コントロールユニット
242が接続されたパチンコ機202からのエラー出力
や、前記カードユニット203におけるプリペイドカー
ド詰りや返却玉の詰り等によるエラー出力や、前記揚送
装置226や研磨装置241より出力されるエラー出力
並びに前記磁気カードリーダライタ239におけるカー
ド詰りや発行カードの残数「0」に基づくエラー出力に
基づき、これらエラー内容が出力されるようになってい
る。
【0109】尚、本実施例2では前述のように、パチン
コ機202とカードユニット203をコントロールユニ
ット242を介して接続しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、カードユニット203をパチン
コ機202とコントロールユニット242の各々に接続
して、前記プリペイドカードに関する処理および前記玉
払出しに関する処理を行うようにしても良い。
【0110】この本実施例2の各遊技機であるパチンコ
機202毎に1対1に設けられた呼び出しランプ装置2
00は、図23に示すように、前記ランプ板206bに
おける前記パチンコ機202の上部中央位置に取付けら
れる表示ユニット209と、該表示ユニット209と別
体とされ、接続ケーブル271にて表示ユニット209
と接続された制御基板270を内在する制御ユニット3
00と、から構成されている。
【0111】このように、呼び出しランプ装置200を
別筐体とされた表示機能を担う表示ユニット209と、
該表示ユニット209の制御等を行う制御ユニット30
0とで構成することは、前記ランプ板206bの前面に
露出して配置される表示ユニット209内から制御基板
270を除くことで該表示ユニット209の厚みおよび
重量を低減でき、これら表示ユニット209の設置性を
向上できることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら制御基板270を表示ユニッ
ト209内に設けて表示ユニット209と制御ユニット
300とを同一の筐体内に形成するようにしても良い。
【0112】この表示ユニット209の構成は図23に
示すように、基体280と該基体280の上部を覆うカ
バー体250とから成る筐体内に、表示基板260が収
容された構成とされており、前記カバー体250は、基
体280の両側端部位置に立設された係合爪部281
が、カバー体250の側面に形成された係合孔254と
係合することにより一体化されるようになっていて、図
中の282は、前記表示基板260の四隅をねじ固定す
るための柱状突起である。
【0113】前記カバー体250の前面には、前記表示
基板260上に実装された液晶表示装置266の前面が
外部より目視可能なように開口251が形成されてい
る。また、該開口251の外周における下方近傍には、
遊技者が操作可能とされた入力ボタン255a〜dと、
対応するリモコン(図示せず)からの赤外線を透過する
受信窓257と、が形成され、前記表示基板260の上
面260aには、前記入力ボタン255a〜dに対応す
る入力スイッチ262a〜dと、前記リモコンよりの赤
外線信号を受信する受信ユニット265と、が実装され
ている。また、カバー体250の左右両側には、赤色透
明樹脂材にて形成された報知ランプカバー部250aが
形成され、前記表示基板260の上面260aには、前
記報知ランプカバー部250aに対応する位置に電球2
67が装着されており、これら報知ランプカバー部25
0aと電球267により遊技者により店員の呼び出した
い場合に点灯される報知ランプが形成されている。
【0114】この表示基板260に実装された液晶表示
装置266は、平面ディスプレイである後述の液晶(L
CD)パネル263がカバー体250の開口251に臨
むように配置されて表示画面261が形成され、該表示
画面261には各操作案内や該パチンコ機202の遊技
情報等の各種情報が表示されるとともに、該表示画面2
61の遊技者側の外周表示領域には、図30等に示すよ
うに前記入力ボタン255a〜dにそれぞれ対応する入
力メニューが、各入力ボタン255a〜dに臨むそれぞ
れの位置に表示されるようになっている。
【0115】前記LCDパネル263の構成について、
図24に基づいて説明すると、前記LCDパネル263
は、表示のX方向に透明電極が配列されたX側ガラス基
板292bと、表示のY方向に透明電極が配列されたY
側ガラス基板292aとを液晶部材を挟んで等間隔にて
対向させて成るドットマトリックスLCDパネルとされ
ており、前記X側ガラス基板292bおよびY側ガラス
基板292aには、後述する制御マイコン279の制御
に基づき各X側透明電極並びに各Y側透明電極への電圧
印加を行う後述のLCDドライバ264がテープオート
ボンディング(TAB)実装されたX側およびY側フレ
キシブルプリント基板293b、293aに接続されて
いる。
【0116】また、該LCDパネル263の下部には、
ELバックライト295が配置され、接続端子部297
に所定の高周波電源を接続することにより、前記ELバ
ックライト295の両端部に形成された電極296間に
高周波が印加されてELバックライト295が面発光
し、前記LCDパネル263を下方より照光するように
なっており、前記LCDパネル263およびELバック
ライト295とは、表示基板260に設置される基台2
98上に配置され、該LCDパネル263の前面を覆う
透明保護部材としてのポリカーボネート板290に設け
られた係合突起291が前記基台298の4角に設けら
れた係合溝299と係合することにより、LCDパネル
263及びELバックライト295が挟持された形にて
一体化されており、このように係合突起291を外すこ
とにより前記透明保護部材としてのポリカーボネート板
290が容易に着脱できるようになっている。
【0117】このように本実施例2では、表示画面26
1が平面ディスプレイであるLCDパネル263にて形
成されているため、ランプ板206bにおける限られた
空間において前記表示画面261の厚みの占める空間を
少なくでき、これら呼び出しランプ装置200が遊技者
の邪魔になることがない。
【0118】また、本実施例2では、前記実施例1と同
様に透明な樹脂であるポリカーボネート板290を透明
保護部材として用いているとともに、係合突起291を
設けてポリカーボネート板290を容易に着脱可能とし
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0119】このLCDパネル263は、図28、図3
0に示すように、表示基板264の下面260bに実装
されたLCDドライバ264を介して後述する本発明の
制御部としての制御マイコン279に接続され、配信用
コンピュータ249より各呼び出しランプ装置200に
配信される文字データがLCDパネル263に表示され
るようになっているとともに、前記制御マイコン279
より出力される画面番号出力に対応した画面が、該画面
が登録されたEEPROM276より読み出されて前記
LCDパネル263に表示されるようになっている。ま
た、該制御マイコン279には前記入力スイッチ262
a〜dが接続されており、入力ボタン255a〜dが操
作され入力スイッチ262a〜dが入力されると、前記
制御マイコン279のレジスタに登録されている各画面
での各入力スイッチ262a〜dに該当する処理指示で
ある入力メニューが制御マイコン279に出力されるよ
うになっていて、これら各入力メニューに基づき表示デ
ータの算出および表示変更の指示が該制御マイコン27
9によってなされるようになっている。
【0120】また、本実施例2においては、前記配信用
コンピュータ249より配信される各情報を所定の方向
に順次ずらす制御を後述の制御マイコン279の指示に
基づきLCDドライバ264が実施することにより、図
30に示すように、長文の文章をスクロールにより表示
できるようになっている。
【0121】また、前記受信ユニット265は、遊技場
係員により操作されるリモコン(図示せず)より送信さ
れる赤外線信号、例えば「交換」や「連続」や「無制
限」に対応する所定信号を受信し、該受信信号を所定の
データ列に変換して後述する制御マイコン279に出力
することで、該制御マイコン279が前記リモコンにて
選択操作された「交換」や「連続」や「無制限」の内の
対応する表示を前記表示ユニット209に表示するよう
になっている。
【0122】前記LCDドライバ264および前記入力
スイッチ262a〜dと電球267と受信ユニット26
5とは、表示基板260の下面260bより導出され、
前記基体280の略中央部に形成された開口283を通
じて外部に引き出された接続ケーブル271により前記
制御基板270に接続されている。
【0123】この表示ユニット209と制御ユニット3
00の取付け状況について図25に基づき説明すると、
前記表示ユニット209は、前記ランプ板206bにお
ける各パチンコ機202の上部中央位置に前記接続ケー
ブル271を挿通可能とされた孔部と前記基体280の
開口283とが連通するようにランプ板206bの表面
に固定して設けられ、該ランプ板206bの内面の前記
孔部近傍位置には、該孔部に挿通された接続ケーブル2
71を接続可能なように、制御ユニット300がランプ
板206bの内面に固定して設けられている。
【0124】また、これら制御ユニット300からは、
前記パチンコ機202に接続され、該パチンコ機202
より大当り信号、確率変動(確変)信号、始動(スター
ト)信号が出力される信号線301と、前記遊技島台2
01’の制御を行うコントロールユニット242から前
記計数装置204にて計数された獲得玉数データや、精
算並びに離席カードの発行情報およびパチンコ機202
の稼働情報や離席(遊技中断)情報、食事(遊技中断)
情報等が出力される通信ケーブル302と、後述する各
遊技島201毎に設けられた分岐端末(DMC)246
を介して配信用コンピュータ249に接続され、該配信
用コンピュータ249より各種文字データ等が順次出力
される通信ケーブル303と、が導出されている。
【0125】これら本実施例2の呼び出しランプ装置2
00と各部との接続状況並びに呼び出しランプ装置20
0の構成について、図26並びに図28に基づき説明す
ると、まず呼び出しランプ装置200の制御ユニット3
00に収納された制御基板270には、通信部272が
設けられ、該通信部272は、前記通信ケーブル302
を介して前述のように遊技島台201’のコントロール
ユニット242に接続され、該コントロールユニット2
42より獲得玉数データや精算カードや離席カードの発
行情報並びにパチンコ機202の稼働情報や、離席情報
並びに食事情報等の各情報が出力される。
【0126】また、該制御基板270には、5つの信号
入力部278a〜278eが設けられており、本実施例
2では信号入力部278a、278b、278cにそれ
ぞれ前記信号線301の大当り信号線、確率変動(確
変)信号線、始動信号線がそれぞれ接続され、パチンコ
機202から出力されるこれら各信号を検出することに
より、該パチンコ機202の大当り回数や確変回数並び
にスタート(始動)回数の各遊技情報を集計、記憶でき
るようになっている。尚、本実施例2では信号入力部2
78a、278b、278cのみを使用しているが、信
号入力部278d、278eは、接続される遊技機がス
ロットマシンである場合に、コインの投入および排出に
伴う各信号が入力される入力部である。
【0127】また、制御基板270には、各遊技島20
1毎に設けられている分岐端末(DMC)246に接続
された通信部273が設けられており、これら各遊技島
201の分岐端末(DMC)246は、前記配信用コン
ピュータ249に接続されており、各呼び出しランプ装
置200の制御ユニット300が、前記各遊技島201
に設けられた分岐端末(DMC)246を介して配信用
コンピュータ249及び呼び出しランプ装置200にお
ける入力ボタン255a〜dの所定操作時にデータが出
力されるサービス端末(図示略)と接続されており、配
信用コンピュータ249及びサービス端末と各制御ユニ
ット300との間において双方向のデータ通信が可能と
されている。
【0128】また本実施例2では、前記分岐端末(DM
C)246には最大30台の呼び出しランプ装置200
(制御ユニット300)を接続可能とされているととも
に、前記配信用コンピュータ249は最大40台の分岐
端末(DMC)246にデータを配信可能とされてお
り、よって最大1200台の呼び出しランプに前記文字
データを配信できるようになっているとともに、各分岐
端末(DMC)246並びに呼び出しランプ装置200
(制御ユニット300)には前述のように各々に分岐端
末番号と該分岐端末内の端末番号とから成る個別のアド
レスが付与され、各分岐端末(DMC)246毎や各呼
び出しランプ装置200(制御ユニット300)毎に個
別に特定の文字データや設定データを配信できるように
なっている。
【0129】本実施例2では前述のように、最大120
0台の呼び出しランプ装置200に文字データを配信で
きるようにされているが、これら台数等はこれに限定さ
れるものではない。更には本実施例2では、前述のよう
に、文字データの配信を効率良く分散して実施できるよ
うに各遊技島201毎に分岐端末(DMC)246を設
けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
これら分岐端末(DMC)を設けずに直接配信用コンピ
ュータ249及びサービス端末と各呼び出しランプ装置
200とを接続するようにしても良い。
【0130】これら各呼び出しランプ装置200の制御
ユニット300がデータ通信可能に接続される本実施例
2の配信用コンピュータ249の構成は、図29に示す
ように、配信用コンピュータ249内部にてデ−タの送
受信を行うデ−タバス329に、中央演算処理装置(C
PU)320、RAM324、表示装置323、日時情
報を出力可能な時間情報出力部としての時計装置32
6、キーボードやマウス等の入力装置327、フロッピ
ーディスクやCD−ROM等の記録媒体よりデータの読
み出し、書き込みを実施する記録媒体駆動装置328、
磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置32
5、前記各遊技島201毎に設けられた分岐端末(DM
C)246とのデ−タ通信を行う第1の通信インタ−フ
ェィス321と、前記文字放送受信装置248が接続さ
れる第2の通信インタ−フェィス322、とが接続され
た通常のコンピュ−タである。
【0131】また、前記記憶装置325には、図38に
示すように、該配信用コンピュータ249において、各
呼び出しランプ装置200に配信されるインフォメーシ
ョン等の各種表示内容の配信順序とその表示時間と配信
先が設定された設定内容を記憶するスケジュールデータ
ベース(DB)や、図39に示すように、文章設定画面
において編集された表示内容が登録される設定文章デー
タベース(DB)や、図40や図41に示すように、各
の初期設定の内容やデータ加工設定の内容が登録される
設定状況データベース(DB)や、図42に示すよう
に、前記分岐端末(DMC)246と呼び出しランプ装
置200から構成される通信ネットワーク上におけるア
ドレスと、該当する呼び出しランプ装置200が対応す
る遊技機の台番号とが対応付けられて登録される台番号
データベース(DB)等が記憶されており、前記図38
に示すスケジュール設定画面にて設定された各表示内容
である文字データは、前記各分岐端末(DMC)246
を介して各呼び出しランプ装置200の前記制御基板2
70に配信され、前記表示ユニット209に表示される
ようになっている。
【0132】また、本実施例2の配信用コンピュータ2
49には、文字情報(文字データ)が乗調された所定の
電波(本実施例2ではFM文字放送)を受信し、該乗調
された各種文字情報(文字データ)であるニュースや天
気、競馬のオッズや交通情報等の各情報を復調により文
字データとする文字放送受信手段を構成する文字放送受
信装置248が接続されていて、該文字放送受信装置2
48には該復調された各種文字データが各ジャンル毎に
逐次更新記録されており、該配信用コンピュータ249
の出力要求により対応するジャンルの情報が文字データ
として出力されるようになっている。
【0133】また、この配信用コンピュータ249にお
いては、前記RAM324に文字放送受信装置248よ
り出力される例えば天気情報が一時的に記憶され、「晴
れ」や「曇り」や「雨」等の文字情報を抽出して、所定
の「晴れマーク」や「曇りマーク」や「雨マーク」等に
適宜置き換える等の編集が自動的に実施されるようにプ
ログラムされており、これら編集されたデータが配信さ
れるようになっている。
【0134】また、本実施例2では各呼び出しランプ装
置200に配信する情報の種類としてニュースや天気、
競馬のオッズや交通情報等を例示しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これらコンテンツの種
別等は任意に選択すれば良く、例えばスポーツ等の得点
情報や株価情報であってもよい。また、前記ニュースに
は、為替レート等の各種経済ニュースも含まれることは
言うまでもない。
【0135】また、本実施例2では、前記配信用コンピ
ュータ249と前記管理コンピュータ247とを別体と
しているが、これら双方のコンピュータを同一のコンピ
ュータにて形成しても良い。また、本実施例2において
は、これら配信用コンピュータ249や管理コンピュー
タ247の他にサービス端末を設けているが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0136】この配信用コンピュータ249に接続され
た各呼び出しランプ装置200の制御ユニット300内
に収納された前記制御基板270には、図28に示すよ
うに、前記した通信部272や通信部273に加えて、
呼び出しランプ装置200の表示動作等の各種制御を行
う制御マイコン(MPU)279と、各呼び出しランプ
装置200の前記アドレスデータ並びに対応する前記パ
チンコ機202の本日、前日、前々日の遊技情報や入力
ボタン255a〜dの操作により表示される表示データ
及び入力メニュー等を記憶する不揮発性のEEPROM
276と、前記コントロールユニット242よりの獲得
玉数データ等が一時的に記憶されるRAM275と、該
呼び出しランプ装置200における初期設定の入力を行
うディップスイッチ277と、が設けられており、前記
制御マイコン(MPU)279は、前記表示基板260
上のLCDドライバ264および入力スイッチ262a
〜d、受信ユニット265、と前記接続ケーブル271
を介して接続されている。
【0137】本実施例2においては、呼び出しランプ装
置200の電源がOFF/ONされた際に、その時点で
本日の遊技情報を前日に、前日の遊技情報を前々日に自
動更新して記憶するようになっており、これら自動更新
の実施/非実施を図41に示すように、配信用コンピュ
ータ249において各島毎または各呼び出しランプ装置
200毎に個別に設定できるようになっている。
【0138】また、本実施例2の制御基板270には、
前述のようにディップスイッチ277が実装され、図3
7に示すように大当りやスタート回数の表示の有無、本
日の遊技情報の表示を前記入力ボタン255aの操作に
基づき実施するか/または該入力ボタン255aの操作
がないデフォルトの状態にて実施するかの選択、前記入
力ボタン255aの操作に基づく遊技情報の表示を操作
毎に表示を切り替えて実施するか/または後述するよう
に所定時間(約5秒間)の経過にて連続的に切り替えて
実施するかの選択、前記入力ボタン255bの操作によ
る前記分割表示への移行を有効/無効の選択、分割表示
における固定表示エリアの位置選択、本実施例2に用い
ている遊技島台201’の前記コントロールユニット2
42より出力される遊技島台201’の各情報の表示/
非表示の選択、前記コントロールユニット242より出
力される計数装置204により計数された玉数データが
存在する場合における表示内容を計数玉数表示のみにす
るか計数玉数とそれ以外の情報とするかの選択、前記入
力ボタン255a〜dにおける操作の有効/無効の選
択、インフォメーション中の大当り回数表示の実施/非
実施の選択、「交換」や「連続」や「無制限」等の営業
表示をリモコンにより実施可能/実施不可能の選択や、
インフォメーション中の始動回数表示の実施/非実施の
選択、の各種設定が可能とされており、これらディップ
スイッチ277と同様の設定が、図18に示すように、
前記配信用コンピュータ249においても実施可能とさ
れている。
【0139】また、本実施例2のディップスイッチ27
7における設定項目においては、図37のスイッチN
o.1に示すように、遊技機の機種の設定項目が設けら
れ、対応する遊技機の(パチスロ機またはパチンコ機)
種別設定を実施できるようになっている。
【0140】また、前記配信用コンピュータ249にお
ける設定では、図40に示すように、前記ディップスイ
ッチ277の設定または配信用コンピュータ249にお
ける設定のどちらを有効とするかを設定可能な設定内容
が項目1に設けられているとともに、前記離席(遊技中
断)や食事(遊技中断)が可能な時間(本実施例2では
離席が5分、食事が10分)がそれぞれ設定可能とさ
れ、該設定された時間を過ぎても遊技中断が解除されな
い場合には、前記表示ユニット209に「タイムオーバ
ー」が表示されるようになっている。
【0141】以下、前記起動した後において前記入力ボ
タン255a〜dを操作した際の表示ユニット9におけ
る表示画面261の表示状況を、主に対応する遊技機を
パチンコ機と設定した場合を例として説明する。尚、以
下の説明においては、表示の一例を示して説明を実施す
るが、これら表示内容等は、前記初期設定の設定状況や
配信データの内容等の各状況に応じて、適宜に変更され
るものであり、これら説明に用いる各表示内容等に限定
されるものではない。
【0142】まず、図31は、「データ」メニューに対
応する前記入力ボタン255aを通常の全画面表示状態
において操作した場合で、かつ前記配信用コンピュータ
249または前記ディップスイッチ277における機種
設定の項目がパチンコ機となっている場合における表示
画面261の表示内容の変化状況を示す図である。この
際、前記配信用コンピュータ249または前記ディップ
スイッチ277の設定の有効とされる側の設定内容にお
いて、入力ボタン255a〜dの入力操作が有効となる
ように設定しておく。
【0143】この入力ボタン255a〜dが操作されな
い無操作状況(デフォルト時)においては、例えば図3
1(a)(図30)に示すように配信用コンピュータ4
9より配信される各種情報が適宜切替表示されるととも
に、表示画面261の各入力ボタン255a〜dに臨む
位置には「データ」「表示切替」「サービス」「呼出」
の各メニューが表示される。入力ボタン255aを遊技
者が操作すると、図31(b)に示すように、前記入力
ボタン255a〜dに臨む位置には「本日」〜「3日
前」までの各入力メニューが表示される。
【0144】この段階において、「本日」に対応する入
力ボタン255aを操作すると、図31(c)に示すよ
うに、表示画面261には対応するパチンコ機202に
おける本日の遊技情報が表示されるとともに、。各入力
ボタン255a,b,dに該当する入力メニュー「グラ
フ」「次へ」「もどる」が各入力ボタンに臨む位置に表
示される。
【0145】この図31(c)の画面状態において入力
ボタン255bを操作すると、図31(d)に示すよう
に、該入力メニューに該当する本日の遊技情報の次画面
の表示がなされるようになっている。
【0146】この図31(d)の画面状態において入力
ボタン255aを入力すると、該入力ボタン255aに
対応する入力メニューである該パチンコ機202の大当
り状況が図31(e)に示すようにグラフ表示され、該
表示において入力ボタン101dを入力すると前記図3
1(a)に示す無操作状況時の画面に戻るようになって
いる。
【0147】尚、前記ディップスイッチ277または前
記配信用コンピュータ249の有効側における設定にお
いて、データ表示方法として連続表示が選択されている
場合においては、前記入力ボタン255aを遊技者が操
作すると、所定の時間(本実施例2では約5秒間)パチ
ンコ機202の本日の遊技情報が表示された後に、前日
の遊技情報と2日前の遊技情報と3日前の遊技情報とが
自動的に約5秒間に渡って自動的に切替表示されるよう
になっているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0148】次いで、図32(a)〜(d)は、「デー
タ」メニューに対応する前記入力ボタン255aを通常
の全画面表示状態において操作した場合で、かつ前記配
信用コンピュータ249または前記ディップスイッチ2
77における機種設定の項目がパチスロ機となっている
場合の表示ユニット209における表示画面261の表
示内容の変化状況を示す図である。
【0149】この入力ボタン255a〜dが操作されな
い無操作状況においては、例えば図32(a)(図3
0)に示すように配信用コンピュータ49より配信され
る各種情報が適宜切替表示されるとともに、表示画面2
61の各入力ボタン255a〜dに臨む位置には「デー
タ」「表示切替」「サービス」「呼出」の各メニューが
表示される。入力ボタン255aを遊技者が操作する
と、図32(b)に示すように、前記入力ボタン255
a〜cに臨む位置には「ビッグボーナス」「CT(チャ
ンスタイム突入)」「レギュラーボーナス」の各入力メ
ニューが表示される。
【0150】この段階において、遊技者がパチスロ機
(図示略)のビッグボーナス回数に関する遊技情報を知
りたい場合には、前記「ビッグボーナス」に対応する入
力ボタン255aを入力する。
【0151】これにより、図32(c)に示すようにパ
チスロ機の本日から2日前までのビッグボーナス回数が
表示画面261に表示されるともに、各入力ボタン25
5b〜dに該当する入力メニューが各入力ボタン255
b〜dに臨む位置に表示される。
【0152】この図32(c)の画面状態において「レ
ギュラーボーナス」に対応する入力ボタン255cを操
作すると、図32(d)に示す本日〜2日前までのレギ
ュラーボーナスが表示画面261に表示されるようにな
っている。
【0153】この図32(d)の画面状態において「も
どる」に該当する入力ボタン255dを入力すると前記
図32(a)に示す無操作状況時の画面に戻るようにな
っている。
【0154】次いで、図33(a)〜(b)は、「サー
ビス」メニューに対応する前記入力ボタン255cを操
作した場合における表示画面261における表示内容の
変化状況を示す図である。この入力ボタン255cが操
作されない無操作状況(デフォルト時)においては、図
33(a)に示すように前記配信用コンピュータ249
より配信された文字データに基づく表示が実施されてい
る。この画面状態において、「サービス」メニューであ
る入力ボタン255cが操作されると、図33(b)に
示すように、ワゴンサービスの各商品メニューがサービ
スに必要な点数とともに表示される。該図33(b)の
画面状態においては、所望する商品メニューに「選択」
メニューに対応する入力ボタン255aを操作して太枠
のカーソルを移動させ、「決定」メニューである入力ボ
タン255bを操作し、他の商品メニューを表示させた
い場合には、「次メニュー」メニューである入力ボタン
255cを操作する。例えば前記にて「アイスコーヒ
ー」を選択して「決定」メニューである入力ボタン25
5bを操作した場合には、図33(c)に示すように、
選択した商品名および対応する点数が遊技持点から差し
引かれる旨が表示されるとともに、該選択された「アイ
スコーヒー」の提供指示が、該パチンコ機2の台番号と
ともに、通信ケーブル48を介して図示しないサービス
端末に出力されて遊技者に係員より「アイスコーヒー」
が提供される。
【0155】尚、本実施例2においては、図33に示す
ように、「サービス」メニューに対応する入力ボタン2
55cを操作すると、ワゴンサービスのメニューが表示
されるようになっているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、「サービス」メニューに対応する入力ボ
タン255cを操作することで、各入力ボタン255a
〜dに該当するメニューとして、「FM文字放送」「イ
ンフォメーション」「テレビ」「ビデオ」等を表示させ
るようにし、例えば、「テレビ」に該当する入力ボタン
を操作すると、見たいチャンネルの選択画面が表示さ
れ、所望のチャンネルを選択することで、該選択された
チャンネルに該当するテレビ番組を表示画面261に表
示させるようにしても良く、これら入力ボタン255a
〜dに該当するメニューは提供するサービス等により種
々に変更可能である。
【0156】次いで、図34(a)、(b)は、「呼
出」メニューに対応する前記入力ボタン255dを操作
した場合における呼び出しランプ装置200の左右に設
けられた報知ランプの点灯状況を示す図である。この入
力ボタン255dが操作されない無操作状況(デフォル
ト時)においては、表示基板260に装着された電球2
67は消灯されている。この状態において「呼出」メニ
ューである入力ボタン255dを1回操作すると、入力
スイッチ262dより制御マイコン279に所定信号が
出力され、該信号を検出した制御マイコン279によ
り、図34(b)に示すように、電球267が点灯さ
れ、すなわち左右の報知ランプが点灯されることとな
る。さらにこの状態で、もう1度「呼出」メニューであ
る入力ボタン255dを操作すると図34(a)のよう
に呼び出しランプが消灯されることとなる
【0157】次いで、図35は、「表示切替」メニュー
に対応する前記入力ボタン255bを操作した場合にお
ける表示画面261の表示の変化状況を示す図である。
この入力ボタン255bが操作されない無操作状況(デ
フォルト時)においては、全画面に前記配信用コンピュ
ータ249より配信された文字データに基づく表示が実
施され、前記配信用コンピュータ249において配信さ
れる文字データが図16の前記スケジュール設定画面の
設定内容に基づいて、順次変更されることにより、表示
ユニット209の表示内容が順次切替表示される全画面
通常表示がなされている。この状態において入力ボタン
255bが一回操作された場合には、対応するパチンコ
機202の遊技情報である本日の大当り回数と本日のス
タート回数とが全画面に表示され続ける。また、入力ボ
タン255bを二回操作すれば、前記液晶表示装置26
6が図36に示すように、大きな表示領域とされたスク
ロール表示エリアと、小さな表示領域とされた固定表示
エリア2とに液晶表示装置266が分割され、前記スク
ロール表示エリアには前記配信用コンピュータ249よ
り配信された文字データに基づく表示が実施されるとと
もに、前記固定表示エリア2には対応するパチンコ機2
02の遊技情報である大当り回数とスタート回数とが表
示される分割画面表示に移行する。また、入力ボタン2
55bを三回操作すれば、前記全画面通常表示に戻るよ
うになっている。
【0158】尚、前記分割画面表示への移行は、前記デ
ィップスイッチ277または前記配信用コンピュータ2
49の有効側における設定において、分割表示設定が無
効とされている場合には実施されず、前記入力ボタン2
55bを二回操作すれば、全画面通常表示に戻るように
なる。
【0159】次いで、前記配信用コンピュータ249に
おける各設定の操作に関して、配信用コンピュータ24
9の表示装置323に表示される図38〜図41に示す
各表示画面に基づいて以下に説明する。
【0160】まず、図38は、前記配信用コンピュータ
249の表示装置323に表示されたスケジュール設定
画面を示す図である。この本実施例2のスケジュール設
定画面は、主にスケジュールテーブルウィンドウ33
0、登録文章リストウィンドウ331、文字放送リスト
ウィンドウ332、表示確認ウィンドウ334と、現在
時刻の設定や変更時に選択入力される現在時刻表示登録
ボタン部333と、登録されているスケジュールを削除
する際に選択入力されるスケジュール削除ボタン部33
5と、新たなスケジュールの登録や変更したスケジュー
ルの登録時に選択入力されるスケジュール登録ボタン部
336と、前記スケジュールテーブルウィンドウ330
における内容に基づき配信が実施される実行ボタン部3
37、配信の一時中止を実施する際に選択入力される一
時中止ボタン部338、配信の終了時に選択入力される
終了ボタン部339、とが設けられている。
【0161】まず、前記登録文章リストウィンドウ33
1に登録された各文章は、図39に示す文章設定画面に
おいて登録並びに編集することができる。この文章設定
画面において新たに文章を設定する場合には、新規登録
ボタン部340を選択入力すると、タイトル入力部34
2に「新規文章1」が表示され、表示内容入力部343
にカーソルが点滅して入力待ち状態となる。
【0162】この状態で操作者は、前記入力装置327
であるキーボードを操作して、例えば「本日の御来店誠
にありがとうございます。」を入力すると、入力された
内容が表示確認ウィンドウ341に表示される。これら
表示内容を確認して問題がない場合においては、該入力
した文章のタイトル(登録名)を前記「新規文章1」が
表示されているタイトル入力部342に、例えば「御来
店ありがとうございます。1」のように入力する。
【0163】次いで、この文章が表示されている表示時
間を表示切替時間選択入力部347にて、例えば「20
秒」に選択し、更に前記入力した文章を所定の遊技島2
01においてのみ表示させたり、所定のパチンコ機20
2においてのみ表示させることができるように、島設定
入力部348と台設定入力部349とが設けられてお
り、これら表示時間や表示される島や台の設定内容は、
登録ボタン部345を選択入力することにより、前記入
力されたタイトル並びに文章データに対応付けて前記文
章データベース(DB)に登録され、これら文章データ
ベース(DB)に登録された各文章データが、登録名で
あるタイトル毎に前記登録文章リストウィンドウ331
に表示される。
【0164】前記登録文章リストウィンドウ331の右
側には、図38に示すように、前記文字放送受信装置2
48から入手される文字情報の各コンテンツが登録され
た文字放送リストウィンドウ332が設けられており、
該文字放送リストウィンドウ332より各情報表示装置
へ配信したい情報(コンテンツ)を選択することによ
り、該選択されたジャンルの文字データの出力要求が文
字放送受信装置248へ出力され、対応するコンテンツ
の文字データが入手されて配信されるようになってい
る。
【0165】これらスケジュールテーブルウィンドウ3
30における表示スケジュールの設定状況について説明
すると、まず、これら表示スケジュールの変更または新
たな設定を行う場合は、前記一時停止ボタン部338ま
たは終了ボタン部339を選択入力して配信を一時中止
または停止状態としておく。
【0166】次いで、新たにスケジュールを設定する場
合には、登録ファイル名入力部のポップアップウィンド
ウから「新規設定」を選択し、該「新規設定」によりス
ケジュールテーブルウィンドウ330内の内容が何も選
択されていない初期状態に移行する。
【0167】この状態において、操作者は、前記登録フ
ァイル名入力部に例えば「開店設定1」を入力するとと
もに、設定されるスケジュールによる表示を実施したい
所定の期間、例えば開店時である10時から12時まで
の時間のように設定する。尚、前記設定されるスケジュ
ールによる表示を実施したい所定の期間は、設定せずと
も良く、この場合は、そのスケジュールに基づく表示
が、現在の時刻に対応することなく、操作による終了や
停止がなされない限り該スケジュールによる表示が実施
される。
【0168】次いで、操作者は、前記登録文章リストウ
ィンドウ331並びに文字放送リストウィンドウ332
より、呼び出しランプ装置200の表示ユニット209
に表示させたい内容を適宜マウス等の入力装置327を
使用してスケジュールテーブルウィンドウ330へ移動
することで選択し、該選択した表示内容の表示順序を所
望の順序に配列していく。これら選択された表示内容に
対応して前記文章登録画面にて登録された表示切替時間
と島または台設定の内容は、スケジュールテーブルウィ
ンドウ330の切替時間と島指定、台指定の各項目に自
動的に表示されるとともに、これら表示された各内容
は、スケジュールテーブルウィンドウ330上において
適宜変更することができるようになっており、このよう
にして設定するスケジュールを所望のスケジュールに適
宜編集していく。
【0169】これら編集が終了した段階において、操作
者は、前記スケジュール登録ボタン部336を操作する
ことにより、これらスケジュールテーブルウィンドウ3
30の設定内容が、前記登録ファイル名に対応付けて前
記記憶装置325内のスケジュールデータベース(D
B)に登録される。尚、既に登録されているスケジュー
ルを削除する場合においては、削除したいスケジュール
の登録ファイル名を前記登録ファイル名入力部のポップ
アップウィンドウにて選択した後、スケジュール削除ボ
タン部335を選択入力すれば、該ケジュール内容がス
ケジュールデータベース(DB)上より消去される。
【0170】また、前記説明では、登録するスケジュー
ルが表示される所定の期間を10時から12時として例
示しており、本実施例2においては、設定画面上部位置
に表示されている前記時計装置326より出力された現
在の時刻が前記所定の期間に該当する場合において、こ
れら現在時刻が該当するスケジュールが自動的に選択さ
れて実施されるようになっており、更には、これら所定
の期間を12時〜16時、16時〜21時、21時〜2
2時のように、前記所定の期間が設定された各時間帯毎
の各スケジュールである複数の登録ファイルと適宜組み
合わせて1つの登録ファイルを構成するようにすること
もできるようになっている。また、これら1日単位のス
ケジュールを曜日毎に設定し、1週間単位の登録スケジ
ュールとしても良い。
【0171】これらスケジュールの登録または既に登録
してあるスケジュールを前記登録ファイル名入力部のポ
ップアップウィンドウにて選択した後、前記実行ボタン
部337を選択入力することで、スケジュールテーブル
ウィンドウ330に表示された各表示内容が、その順序
と時間に従って、指定された島または台に配信されてい
き、現在配信されている表示内容が図38に示すよう
に、白黒反転表示される(現在時刻表示)とともに、前
記表示確認ウィンドウ334には、現在配信されている
文字データに基づき表示ユニット209上における表示
内容と同様の表示である「只今の時刻は、11時03分
です。」の最初の部分である「只今の時刻」の表示が再
現されており、表示ユニット209上における表示状態
を操作者が確認できるようになっている。
【0172】この図38のスケジュールテーブルウィン
ドウ330に登録されているスケジュールに基づく配信
用コンピュータ249の配信状況について説明すると、
No.1に登録されている表示内容は、前記図39に示
した「本日の御来店誠にありがとうございます。」であ
り、これら「本日の御来店誠にありがとうございま
す。」の文字データが、その配信先が全ての呼び出しラ
ンプ装置200であることを示した特定のアドレスデー
タが、その先頭部に付与されて送信される。
【0173】これに基づいて全ての呼び出しランプ装置
200は、該配信データの先頭に付与されている前記特
定のアドレスデータが、自己に該当するものであること
から、配信されたデータが自己向けであるものと判断
し、該配信された文字データの表示ユニット209への
表示を実施することで、全ての表示ユニット209に前
記の「本日の御来店誠にありがとうございます。」の表
示が実施される。尚、これら配信データは、前記制御ユ
ニット300に設けられた前記RAM275に一時的に
記憶され、自己が該当する次ぎの配信データを受信する
までの間である「約20秒間」、その表示が繰り返し実
施されるようになっている。
【0174】次いで、前述のように、現在時刻表示とし
て「只今の時刻は、11時03分です。」の表示が配信
され、該表示が10秒間全ての表示ユニット209に表
示される。
【0175】次いで、前記所定の表示内容である各島毎
情報1(モーニング)の配信が実施される。この所定の
表示内容である各島毎情報1(モーニング)とは、各島
毎に異なる内容を同時に配信したい場合において使用さ
れるものであり、本実施例2では、遊技場において開店
から所定時間において無制限遊技を可能とすることが多
く実施されているが、島毎に常時無制限の機種が設置さ
れている島もあれば、無制限遊技を実施しない機種の遊
技機が設置されている島も存在することから、これら各
島毎に対応する表示、例えば登録文章リストウィンドウ
331の「島1に対しての文章設定」では「只今モーニ
ングサービスにつき無制限実施中。」の文章が設定され
ており、「島2に対しての文章設定」では「この台は終
日無制限です。」の文章が、同様に島3、島4・・・・
のように各島毎にそれぞれの文章が設定されており、前
記各島毎情報1(モーニング)が実施されることで、こ
れらそれぞれの島に対応する文章に、それぞれ対応する
島に設けられている前記DMC246のアドレスが付与
されて配信され、該DMC246が自己のアドレスが付
与された配信データを、各DMC246に接続されてい
る島内の呼び出しランプに中継、配信することで、各島
毎の表示ユニット209に異なる表示内容が表示される
ようになっている。
【0176】次いで、天気情報(関東)の配信が全島へ
実施される。これら天気情報(関東)の文字データは、
前記文字放送受信装置248内にて最新の情報に逐次更
新されており、配信用コンピュータ249が該文字放送
受信装置248より更新された最新の天気情報(関東)
の文字データを入手し、これに配信先が全ての呼び出し
ランプ装置200である旨の所定のアドレスデータを付
与して送信することで、これら最新の天気情報が表示ユ
ニット209に所定時間(約20秒間)表示される。
【0177】次いで、登録文章として「本日の御来店誠
にありがとうございます。本日の大当り回数は**回で
す。」が登録されている「御来店ありがとうございま
す。2」が配信される。この配信は全ての台に対して実
施され、前記文章中の「**回」には、各配信先の呼び
出しランプ装置200により、対応するパチンコ機2の
本日の大当り回数が表示される。尚、この際、前記ディ
ップスイッチ277または前記配信用コンピュータ24
9の有効側における設定において、インフォメーション
中の大当り表示設定が、表示しない設定になっている場
合には、前記「本日の御来店誠にありがとうございま
す。」のみが表示されて大当り回数は表示されない。
【0178】次いで、「○月△日、□時新装開店」や
「○月△日は感謝デー」等の文章が登録された「イベン
ト情報」が各呼び出しランプ装置200に配信されて表
示される。
【0179】次いで、「この台は本日のラッキー台で
す。」の文章が登録された「本日のラッキー台」が、ス
ケジュールテーブルウィンドウ330の台指定において
指定されている各パチンコ機に対応する表示ユニット2
09に表示される。このように、本実施例2では、前記
ケジュールテーブルウィンドウ330の台指定におい
て、表示させたい表示ユニット209が対応するパチン
コ機2の台番号を入力することで、配信用コンピュータ
249は、図231に示すように、各呼び出しランプ装
置200(制御ユニット300)のアドレスと対応する
パチンコ機2の台番号とが関係付けられて登録された
島、台番号設定に基づく台番号データベースを記録装置
325に有しているために、指定された台番号に対応す
るアドレスを配信データに付与して送信することで、該
付与されたアドレスに該当する呼び出しランプ装置20
0のみが配信データの表示を実施するようになり、前記
「この台は本日のラッキー台です。」の表示が、指定し
たパチンコ機に対応する表示ユニット209においての
み実施されるようになる。尚、前記付与されたアドレス
に該当しない呼び出しランプ装置200の表示ユニット
209には、引き続き前記「イベント情報」が表示され
ている。
【0180】次いで、登録文章として「本日の御来店誠
にありがとうございます。現在のスタート回数はXX回
です。」が登録されている「御来店ありがとうございま
す。4」が配信される。この配信は全ての台に対して実
施され、前記文章中の「XX回」には、各配信先の呼び
出しランプ装置200により、対応するパチンコ機2の
その時点におけるスタート(始動)回数が表示される。
尚、この際、前記ディップスイッチ277または前記配
信用コンピュータ249の有効側における設定におい
て、インフォメーション中のスタート表示設定が、表示
しない設定になっている場合には、「本日の御来店誠に
ありがとうございます。」のみが表示され、スタート
(始動)回数は表示されない。
【0181】次いで、ニュース(一般)の配信が全島へ
実施される。これらニュース(一般)の文字データは、
前述の天気情報と同様に、前記文字放送受信装置248
内にて最新の情報に逐次更新されており、配信用コンピ
ュータ249が該文字放送受信装置248より更新され
た最新のニュース(一般)の文字データを入手して、各
呼び出しランプ装置200に配信し、所定時間(約60
秒間)表示される。
【0182】次いで、本実施例2では、遊技場内に獲得
した玉を持って他の台に移動することのできる島を設け
ており、「この島は玉をもったままの台移動は自由で
す。」の「台変更可能表示」を所定の島1と島3におい
てのみ表示させるために、島指定にて「1、3」を指定
しており、これにより、前記配信データに配信先の島1
と島3に設けられているDMC246のアドレスが付与
され、対応する島1と島3に設けられている表示ユニッ
ト209にのみ「この島は玉をもったままの台移動は自
由です。」が表示され、その他の島の表示ユニット20
9には、前記ニュース(一般)が表示され続けるように
なっている。
【0183】尚、このように、個々の呼び出しランプ装
置200において異なる表示がなされる場合において、
前記表示確認ウィンドウ334には、継続して表示され
る内容ではないもの、または予め選定された呼び出しラ
ンプ装置200における表示状態が再現されるようにな
っている。
【0184】以上ように、表示が一巡した場合には、再
度最上段の前記「御来店ありがとうございます。1」に
戻り、スケジュールテーブルウィンドウ330の内容に
基づく表示切替が繰り返し実施される。
【0185】また、本実施例2の配信用コンピュータ2
49には、図40に示すように、該配信用コンピュータ
249に接続されている個々の呼び出しランプ装置20
0における機能設定である初期設定を実施可能な初期設
定画面が設けられており、該初期設定画面においては、
前記呼び出しランプ装置200の制御基板270に設け
られたディップスイッチ277と同様の各設定が、設定
単位を設定単位選択入力部351において島単位または
台単位にて選択することにより、設定テーブルウィンド
ウ350上の各設定項目に対応する番号が、島番号また
は台番号に変更され、島単位または台単位による設定
を、適宜に切り替えて実施できるようになっている。
【0186】また、本実施例2の配信用コンピュータ2
49には、図41に示すように、各呼び出しランプ装置
200における遊技情報の更新処理の内容を、各島単位
または所定台数の台単位にて指示または設定できるよう
になっている。本実施例2では、指示または設定できる
遊技情報の更新処理の項目として、各呼び出しランプ装
置200の制御ユニット300にて収集した対応するパ
チンコ機202の、本日における特賞データ(大当り回
数)を、その時点でクリアする指示項目と、特賞データ
を1日分戻す(前日→本日)項目と、特賞データを1日
分進める(本日→明日)項目と、を設けており、これら
項目を設けることで、例えば新たな遊技機の設置時等に
おいて、呼び出しランプ装置200への特賞信号の誤っ
た入力や、呼び出しランプ装置200への電源供給の断
続が為されて特賞データの更新等が実施されてしまった
場合において、これらを適宜に修正することができるよ
うになり、これら修正を台または島単位にて実施するこ
とで、これら修正に要する労力を低減できるようになっ
ている。
【0187】また、遊技情報の更新処理の項目として、
電源のON/OFFによる特賞データの自動更新をする
/しないの項目が設けられており、この自動更新を設定
することで、呼び出しランプ装置200に供給される遊
技島内の電源が、通常におきて1日に1回、朝の開店前
に電源ONされ、夜の閉店後に電源OFFされること
で、該電源操作により各呼び出しランプ装置200の制
御ユニット300において遊技データの本日から前日へ
の移行が自動的になされるようになっている。
【0188】また、前記のように新たな遊技機の設置時
等においては、呼び出しランプ装置200への電源供給
の断続が為されてしまう場合があるために、このような
状況においては、前記特賞データの自動更新をしないの
項目を設定することにより、これら電源供給の断続によ
り、特賞データが誤って更新されてしまうことを防止で
きるようになる。
【0189】また、前記呼び出しランプ装置200が対
応するリモコン(図示せず)の操作により表示される
「交換」、「連続」、「無制限」の各営業情報の表示/
非表示、または「交換」の表示、「連続」の表示、「無
制限」の表示を個別に設定可能とされており、このよう
にすれば、全てが「交換」である機種において、前記リ
モコンの誤操作により「連続」や「無制限」が表示され
てしまうこと等の不都合を防止できるようになることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0190】また、これら図40や図41の初期設定や
データ加工処理設定の各設定や指示内容は、その設定デ
ータまたは指示データの先頭に、設定単位である島また
は台のアドレスが付与されて送信され、該アドレスが該
当する呼び出しランプ装置200のみが該設定データま
たは指示データを受信し、設定の更新処理を実行するこ
とにより、各島単位または台単位の設定が実施できるよ
うになっている。
【0191】以上説明したように、本実施例2において
は、遊技者は、前記制御マイコン79により液晶表示装
置266の外周表示領域の前記入力ボタン255a〜d
に臨む位置に表示される入力メニューに基づき、該液晶
表示装置266の外周に配置された入力ボタン255a
〜dを操作することによりこれら入力ボタン255a〜
dに対応する所望のメニュー入力を実施できるようにな
る。
【0192】また、本実施例2においては、本発明の遊
技機周辺装置が、遊技機の上部に位置する呼び出しラン
プ装置200に設けられた形態となっており、遊技場の
係員や他の遊技者からも見えるようになることから、悪
戯や破損を低減できる。
【0193】前記実施例における各要素は、本発明に対
して以下のように対応している。
【0194】本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ機
2)の近傍位置に該遊技機(パチンコ機2)と別体とし
て設けられる遊技機周辺装置(カードユニット3、呼び
出しランプ装置200)であって、遊技者が可視可能と
された表示画面102、266と、該表示画面102、
266の外周周辺部に、該表示画面102、261の外
周表示領域に表示される入力メニューに1対1に対応し
て設けられて遊技者が操作可能な複数の入力部(入力ボ
タン101a〜d、入力ボタン255a〜d)と、前記
表示画面102、261の外周表示領域の前記入力部に
臨む位置に該入力部(入力ボタン101a〜d、入力ボ
タン255a〜d)に対応するメニューを表示し、且つ
該入力メニューの表示制御並びに前記表示画面102、
261に表示される表示内容の表示制御とを少なくとも
前記入力部(入力ボタン101a〜d、入力ボタン25
5a〜d)の操作に応じて実施するとともに、遊技者に
より選択された前記入力部(入力ボタン101a〜d、
入力ボタン255a〜d)に対応して前記表示画面10
2、261に表示されている入力メニューに該当する処
理を行うかまたは処理指示を出力する制御部(表示操作
制御マイコン58、制御マイコン279)と、を具備す
る。
【0195】本発明の請求項2は、前記遊技機周辺装置
は、遊技者により遊技場の係員の呼び出しに使用される
呼び出し装置(呼び出しランプ装置200)である。
【0196】本発明の請求項3は、前記遊技機周辺装置
は、前記遊技機(パチンコ機2)に対応して設けられ、
遊技者が所有する有価価値に基づき前記遊技機(パチン
コ機2)において使用可能な遊技価値(パチンコ玉)の
貸し出しに関する処理を行う貸し出し処理装置(カード
ユニット3)である。
【0197】本発明の請求項4は、対応する前記遊技機
の種別設定を行う種別設定手段(ディップスイッチ5
1、ディップスイッチ77、配信用コンピュータ24
9)を具備し、前記制御部(表示操作制御マイコン5
8、制御マイコン279)は、前記種別設定手段(ディ
ップスイッチ51、ディップスイッチ77、配信用コン
ピュータ249)にて設定された遊技機の種別に対応し
て前記入力メニューの項目内容を変更する。
【0198】本発明の請求項5は、前記表示画面10
2、261が平面ディスプレイ(LCDパネル110)
である。
【0199】本発明の請求項6は、前記表示画面10
2、261の前面が透明な保護部材(ポリカーボネート
板106、290)にて覆われている。
【0200】本発明の請求項7は、前記保護部材(ポリ
カーボネート板106、290)が透明な樹脂(ポリカ
ーボネート)にて形成されている。
【0201】本発明の請求項8は、前記保護部材(ポリ
カーボネート板106、290)が着脱可能とされてい
る。
【0202】本発明の請求項9は、前記表示画面102
には、前記表示切替において使用頻度の高い所定の入力
メニュー(貸出メニュー、プリペイドメニュー、返却メ
ニュー等)が同一の入力部に対応する位置に表示され
る。
【0203】本発明の請求項10は、前記表示画面10
2には、対応する前記遊技機(パチンコ機2)において
使用される遊技用記録媒体(ICカード37)に関する
情報が表示されるとともに、前記遊技用記録媒体(IC
カード37)の種別(ビジターカード、会員カード)に
対応して入力メニューの項目が変更される。
【0204】本発明の請求項11は、前記表示画面10
2には、前記遊技用記録媒体(ICカード37)により
特定される該遊技用記録媒体(ICカード37)の購入
或いは入金に伴う入金有価価値情報又は貯蓄有価価値情
報とが表示可能とされ、前記各有価価値情報に対応して
入力メニューの項目が変更される。
【0205】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0206】例えば、前記実施例1においては、前記カ
ードユニット3に突設して設けられた操作部32に表示
画面102および入力ボタン101a〜dを配置してお
り、前記実施例2においては、ランプ板6bに呼び出し
ランプ装置200を構成する表示ユニット209が設け
られ、該表示ユニット9の前面に液晶表示装置266お
よび入力ボタン255a〜dを配置しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、遊技者が可視可能で
操作可能な位置であればこれら表示画面や入力ボタンの
配置位置は任意とされる。
【0207】また、前記実施例1では、遊技機周辺装置
であるカードユニット3を遊技機であるパチンコ機2の
側部位置に配置しており、前記実施例2では、遊技機周
辺装置である呼び出しランプ装置200を遊技機である
パチンコ機202の上部に位置するランプ板206bに
配置しているが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、これらカードユニット3や呼び出しランプ装置2
00の配置位置は、対応する遊技機であるパチンコ機
2、202の近傍位置であれば良く、これら配置位置や
その形態は特に限定されるものではない。更に、前記実
施例1、2では、前記カードユニット3、呼び出しラン
プ装置200を遊技機であるパチンコ機2、202に1
対1に設けているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、カードユニット3においては、隣接するパチン
コ機2の間に配置するとともに、操作部32やカード挿
入口5等を2箇所設けて、共用使用するようにしても良
く、また、呼び出しランプ装置200においては、隣接
するパチンコ機202の間の上部に配置するとともに、
対応する2台のパチンコ機202のいずれかを選択する
選択手段等を設け、共有使用するようにしても良い。
【0208】また、前記実施例1、2における表示画面
102、266の表示内容および入力メニュー並びに入
力ボタン101a〜d、255a〜dの数や配置位置等
は、これに限定されるものではなく、これらは任意とさ
れ、前記実施例1、2のように、入力ボタンに対応する
メニューが存在しない場合には、メニューが表示されな
い入力ボタンが存在しても良い。
【0209】また、前記実施例1では、カードユニット
3のディップスイッチ51において、前記実施例2では
制御ユニット300のディップスイッチ77並びに配信
用コンピュータ249の初期設定画面において、それぞ
れ対応する遊技機の種別設定変更を実施できるようにな
っており、設置後の遊技機の種別変更においても、これ
らディップスイッチ51、ディップスイッチ77、初期
設定画面の設定を切り替えるのみで、対応できることか
ら、種別変更に伴いこれら遊技機周辺機器であるカード
ユニット3もしくは呼び出しランプ装置200の交換を
解消することができるばかりか、従来のように複数のタ
イプ(型式)が必要なく、従来に比較して割安にてこれ
らカードユニット3もしくは呼び出しランプ装置200
を製造できることから好ましいが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その設定方法は種々に選択可能で
ある。
【0210】また、前記実施例1、2では表示画面とし
て平面ディスプレイであるLCDパネル110、263
を用いており、これら平面ディスプレイを用いること
は、該平面ディスプレイは占有する体積が他のディスプ
レイに比較して小さく、限られたスペースにおいて表示
画面102、261の配置自由度を高めることができる
ことから好ましいが、本発明は前記LCDパネル11
0、263に限定されるものではなく、これらディスプ
レイをその他の平面ディスプレイ、例えばプラズマディ
スプレイやELディスプレイ等を用いても良く、更には
カードユニット3や呼び出しランプ装置200の内部に
十分なスペースを確保できるのであれば、平面ディスプ
レイ以外のディスプレイ、例えばCRT等を用いるよう
にしても良い。
【0211】また前記実施例1では、遊技価値であるパ
チンコ玉が指触不可に封入された封入式パチンコ機が設
置された遊技島2を用いており、前記実施例2では各パ
チンコ機202毎に計数装置204が設けられたユニッ
ト式遊技島台201’を用いているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これら計数装置204が設け
られていない通常の遊技島においても本発明の情報表示
装置を適用可能なことは言うまでもなく、更には遊技価
値としてコインを使用するコイン遊技機やスロットマシ
ンや、これらコインを使用せずに遊技が可能とされたス
ロットマシンが設置された遊技島においても適用可能な
ことは言うまでもく、これら遊技機の種別が限定される
ものではない。
【0212】また、前記実施例1、2においては、遊技
機に使用される遊技価値としてパチンコ玉を用いている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、前述のよ
うなコイン遊技機やスロットマシン等において用いるコ
インであっても良く、更には、パチンコ玉が画像により
形成されたパチンコ機のように仮想のパチンコ玉、もし
くはそれらに基づく得点等としても良く、遊技機の形態
により適宜選択可能である。
【0213】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0214】(a)請求項1の発明によれば、遊技者
は、前記制御部により前記表示画面の外周表示領域の前
記入力部に臨む位置に表示される入力メニューに基づ
き、該表示画面の外周に配置された入力部を操作するこ
とにより該入力部が対応する所望のメニュー入力を実施
できるようになるため、従来のタッチパネルのような対
話形式による優れた操作性および容易性を有するととも
に、前記入力部が表示画面の外周部に設けられているた
め、従来のタッチパネルのように表示画面上の入力位置
検出を実施する必要がなく、悪戯や破損に伴う交換のコ
ストを抑えることができる。
【0215】(b)請求項2の発明によれば、前記表示
画面や入力部が、通常遊技機の上部に位置する呼び出し
装置に設けられた形態となり、遊技場の係員や他の遊技
者からも見えるようになることから、悪戯や破損を低減
できる。
【0216】(c)請求項3の発明によれば、前記表示
画面や入力部が、通常遊技機の側部に位置する貸し出し
処理装置に設けられた形態となり、遊技場の係員や他の
遊技者からも見えるようになるとともに、前記表示画面
や入力部が遊技者の側部に位置することから、入力の操
作性を低下させることなく悪戯や破損を低減できる。
【0217】(d)請求項4の発明によれば、設置後に
おいて対応する遊技機の種別変更が為されても、種別設
定手段を変更するのみで、対応できることから、種別変
更に伴う情報表示装置の交換を解消することができるば
かりか、従来のように複数のタイプ(型式)が必要な
く、従来に比較して割安にて遊技機周辺装置を製造でき
る。
【0218】(e)請求項5の発明によれば、限られた
空間において前記表示画面の厚みの占める空間を少なく
でき、該表示画面の形成位置の自由度を向上することが
できる。
【0219】(f)請求項6の発明によれば、従来のタ
ッチパネルのように表示画面上を押圧操作する必要がな
く、入力が前記入力部にて実施されるため、表示画面の
前面を透明な保護部材にて覆うことが可能となり、外部
に露呈する表示画面の前面が保護部材にて保護されるの
で、高価な表示画面が悪戯や誤って破損されることを防
止できる。
【0220】(g)請求項7の発明によれば、保護部材
が樹脂とされているために、ガラス等に比較して割れに
くいばかりか、割れた場合にも破片の飛散や破片による
傷害を少なくできる。
【0221】(h)請求項8の発明によれば、保護部材
に汚れや傷等付着したり、悪戯や誤って破損された場合
の交換を容易に実施することができる。
【0222】(i)請求項9の発明によれば、使用頻度
の高い入力部の位置が、表示画面の表示内容が切り替わ
っても変化することがないため、操作ミスを低減するこ
とができる。
【0223】(j)請求項10の発明によれば、各遊技
用記録媒体の種別に対応する入力メニューのみが表示さ
れるようになるため、不必要な入力メニューが表示され
ることがなく、操作性が向上するばかりか、操作ミスを
低減することもできる。
【0224】(k)請求項11の発明によれば、1つの
表示部において異なる有価価値情報を表示できるととも
に、これら各有価価値情報に対応した入力メニューのみ
が表示されるようになるため、不必要な入力メニューが
表示されることがなく、操作性が向上するばかりか、操
作ミスを低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の遊技機であるパチンコ機及
びその側部位置に設置される本発明の遊技機周辺装置で
あるカードユニットを備えた遊技島を示す外観斜視図で
ある。
【図2】実施例1の遊技機であるパチンコ機およびカ−
ドユニットを示す正面図である。
【図3】実施例1の遊技機であるパチンコ機およびカ−
ドユニットを示す裏面図である。
【図4】実施例1におけるカードユニットに設けられた
操作部を示す前面図である。
【図5】実施例1におけるカードユニットに設けられた
操作部およびその前面に設けられた表示画面の内部構成
を示す一部破断展開斜視図である。
【図6】実施例1におけるパチンコ機およびカ−ドユニ
ットの構成を示すブロック図である。
【図7】実施例1において用いたICカードを示す一部
破断正面図である。
【図8】実施例1において用いたICカードリーダライ
タの構造を示す断面図である。
【図9】(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の
実施例1の表示画面における表示状況および操作状況を
示す図である。
【図10】(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明
の実施例1の表示画面における表示状況および操作状況
を示す図である。
【図11】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
1の表示画面における表示状況および操作状況を示す図
である。
【図12】(a)、(b)は、本発明の実施例1の表示
画面における表示状況および操作状況を示す図である。
【図13】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
1の表示画面における表示状況および操作状況を示す図
である。
【図14】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
1の表示画面における表示状況および操作状況を示す図
である。
【図15】(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明
の実施例1の表示画面における表示状況および操作状況
を示す図である。
【図16】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
1の表示画面における表示状況および操作状況を示す図
である。
【図17】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
1の表示画面における表示状況および操作状況を示す図
である。
【図18】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
1の表示画面における表示状況および操作状況を示す図
である。
【図19】本発明の実施例1に用いた表示操作制御マイ
コンの処理動作を示すフロー図である。
【図20】本発明の実施例2における遊技島を示す外観
斜視図である。
【図21】実施例2における遊技島に用いたユニット式
遊技島台を示す正面図である。
【図22】実施例2における遊技島に用いたユニット式
遊技島台の内部構造を示す図である。
【図23】実施例2の遊技島台に設置される本発明の遊
技機周辺装置である呼び出しランプ装置を示す分解斜視
図である。
【図24】実施例2の遊技島台に設置される本発明の遊
技機周辺装置である呼び出しランプ装置における表示画
面の内部構成を示す一部破断展開斜視図である。
【図25】本発明の実施例2における呼び出しランプ装
置の設置状況を示す断面図である。
【図26】本発明の実施例2における呼び出しランプ装
置と各装置との接続状況を示すブロック図である。
【図27】実施例2における遊技島台の構成を示すブロ
ック図である。
【図28】本発明の実施例2における呼び出しランプ装
置の構成を示すブロック図である。
【図29】実施例2における配信用コンピュータの構成
を示すブロック図である。
【図30】実施例2における表示画面の表示状況を示す
外観正面図である。
【図31】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)
は、本発明の実施例2の表示画面における表示状況およ
び操作状況を示す外観正面図である。
【図32】(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明
の実施例2の表示画面における表示状況および操作状況
を示す外観正面図である。
【図33】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
2における入力ボタン操作時の表示状況の変化を示す外
観正面図である。
【図34】(a)、(b)は、本発明の実施例2におけ
る入力ボタン操作時の報知ランプの変化状況を示す外観
正面図である。
【図35】本発明の実施例2における入力ボタン操作時
の表示状況の変化を示す外観正面図である。
【図36】実施例2における表示画面の分割画面表示状
態における表示状況を示す説明図である。
【図37】本発明の実施例2における呼び出しランプ装
置のディップスイッチによる設定内容を示す図である。
【図38】実施例2における配信用コンピュータのスケ
ジュール設定画面を示す図である。
【図39】実施例2における配信用コンピュータの文章
設定画面を示す図である。
【図40】実施例2における配信用コンピュータの初期
設定画面を示す図である。
【図41】実施例2における配信用コンピュータのデー
タ加工処理設定画面を示す図である。
【図42】実施例2における配信用コンピュータの台番
号設定画面を示す図である。
【符号の説明】
l 遊技島 2 (封入式)パチンコ機 3 カードユニット 4 硬貨投入口 5 ICカード挿入口 6 硬貨返却口 7 紙幣挿入口 8 処理中ランプ 9 カードインジケータ 10 動作ランプ 11 硬貨インジケータ 12 紙幣インジケータ 13 発行装置 14 透明板保持枠 15 打球操作ハンドル 16 可変入賞球装置 17 遊技領域 18 可変表示装置 19 始動口 20 通常入賞口 21 ソレノイド 22 特定入賞玉検出器 23 入賞個数検出器 24 開閉板 25 アウト口 26 発射玉検出器 27 ファール玉入口 28 ハンマー 29 打球モータ 30 入賞玉集合樋 31 入賞玉検出器 32 操作部(情報表示装置) 33 打込玉検出器 34 打込玉集合樋 35 遊技用制御基板 36 アウト玉誘導樋 37 ICカード(遊技用記録媒体) 38 ファール玉検出器 39 発射玉供給口 40 回動板 41 ソレノイド 42 玉抜き樋 43 制御基板 44 コネクタ部 45 ICカードリーダライタ 46 紙幣識別ユニット 47 通信部 48 通信ケーブル 49 硬貨識別ユニット 50 マイクロプロセッシングユニット(MP
U) 51 ディップスイッチ(種別設定手段) 52 記憶部 55 制御マイクロコンピュータ 56 遊技用マイクロコンピュータ 57 VRAM 58 表示操作制御マイコン(制御部) 59 LCDドライバ 81 基体 82 専用マイコン 83 パターンコイル 84 フレキシブルプリント基板 85 トップフィルム 86 駆動モータ 87 搬送ローラ 88 搬送ローラ 89 電磁ソレノイド 90 通信ヘッド 91 搬送ベルト 92 制御基板 93 駆動モータ 94 フリーローラ 97 挿入センサ 98 ガイドレール 101a 入力ボタン(入力部) 101b 入力ボタン(入力部) 101c 入力ボタン(入力部) 101d 入力ボタン(入力部) 102 表示画面 103 開口 104 上面パネル 105 アナログ表示部 106 ポリカーボネート板(透明保護部材) 107 係合突起 108a Y側ガラス基板 108b X側ガラス基板 109a Y側フレキシブルプリント基板 109b X側フレキシブルプリント基板 110 LCDパネル 111 ELバックライト 112 電極 113 接続端子部 200 呼び出しランプ装置 201 遊技島 201’ 遊技島台 202 パチンコ機 203 カードユニット 204 計数装置 205 下皿 206a 幕板 206b ランプ板 207 腰板 209 表示ユニット 210 カード挿入口 211 インジケータ 212 動作ランプ 213 払出ボタン 214 誘導ガイド 215 返却ボタン 216 貸出ボタン 218 電設パネル 219 全数精算ボタン 220 端玉精算ボタン 221 離席ボタン 222 度数表示部 223 受信窓部 224 受信ユニット 225 揚送モータ 226 揚送装置 227 揚送樋 228 配送管 229 供給管 230 供給管 233 玉切り払い出しユニット 234 スライドレバー 235 玉受皿 236 供給樋 237 カード挿入発行口 238 7セグメンントLED表示パネル 239 磁気カードリーダライタ 240 回収樋部 241 研磨装置 242 コントロールユニット 243 表示ドライバ 244 磁気カードリーダライタ 245 通信部 246 分岐端末(DMC) 247 管理コンピュータ 248 文字放送受信装置 249 配信用コンピュータ 250 カバー体 250a 報知ランプカバー部 251 開口 252 カバー材 254 係合孔 255a 入力ボタン(入力部) 255b 入力ボタン(入力部) 255c 入力ボタン(入力部) 255d 入力ボタン(入力部) 257 受信窓 260 表示基板 260a (表示基板)上面 260b (表示基板)下面 261 表示画面 262a 入力スイッチ 262b 入力スイッチ 262c 入力スイッチ 262d 入力スイッチ 263 LCDパネル 264 LCDドライバ 265 受信ユニット 266 表示画面 267 電球 270 制御基板 271 接続ケーブル 272 通信部 273 通信部 274 スライドスイッチ 275 RAM(ランダムアクセスメモリ) 276 EEPROM 277 ディップスイッチ 278a 信号入力部(大当り) 278b 信号入力部(確率変動) 278c 信号入力部(始動) 278d 信号入力部(投入) 278e 信号入力部(排出) 279 制御マイコン(MPU)(制御部) 280 基体 281 係合爪部 282 柱状突起 283 開口 290 ポリカーボネート板(透明保護部材) 291 係合突起 292a Y側ガラス基板 292b X側ガラス基板 293a Y側フレキシブルプリント基板 293b X側フレキシブルプリント基板 295 ELバックライト 296 電極 297 接続端子部 298 基台 299 係合溝 300 制御ユニット 301 信号線 302 通信ケーブル 303 通信ケーブル 310 通信部 311 封入式パチンコ機 320 中央演算処理装置(CPU) 321 第1の通信インタ−フェィス 322 第2の通信インタ−フェィス 323 表示装置 324 RAM(ランダムアクセスメモリ) 325 記憶装置 326 時計装置 327 入力装置 328 記録媒体駆動装置 329 デ−タバス 330 スケジュールテーブルウィンドウ 331 登録文章リストウィンドウ 332 文字放送リストウィンドウ 333 現在時刻表示登録ボタン部 334 表示確認ウィンドウ 335 スケジュール削除ボタン部 336 スケジュール登録ボタン部 337 実行ボタン部 338 一時中止ボタン部 339 終了ボタン部 340 新規登録ボタン部 341 確認ウィンドウ 342 タイトル入力部 343 表示内容入力部 345 登録ボタン部 347 表示切替時間選択入力部 348 島設定入力部 349 台設定入力部 350 設定テーブルウィンドウ 351 設定単位選択入力部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の近傍位置に該遊技機と別体とし
    て設けられる遊技機周辺装置であって、遊技者が可視可
    能とされた表示画面と、該表示画面の外周周辺部に、該
    表示画面の外周表示領域に表示される入力メニューに1
    対1に対応して設けられて遊技者が操作可能な複数の入
    力部と、前記表示画面の外周表示領域の前記入力部に臨
    む位置に該入力部に対応するメニューを表示し、且つ該
    入力メニューの表示制御並びに前記表示画面に表示され
    る表示内容の表示制御とを少なくとも前記入力部の操作
    に応じて実施するとともに、遊技者により選択された前
    記入力部に対応して前記表示画面に表示されている入力
    メニューに該当する処理を行うかまたは処理指示を出力
    する制御部と、を具備することを特徴とする遊技機周辺
    装置。
  2. 【請求項2】 前記遊技機周辺装置は、遊技者により遊
    技場の係員の呼び出しに使用される呼び出し装置である
    請求項1に記載の遊技機周辺装置。
  3. 【請求項3】 前記遊技機周辺装置は、前記遊技機に対
    応して設けられ、遊技者が所有する有価価値に基づき前
    記遊技機において使用可能な遊技価値の貸し出しに関す
    る処理を行う貸し出し処理装置である請求項1に記載の
    遊技機周辺装置。
  4. 【請求項4】 対応する前記遊技機の種別設定を行う種
    別設定手段を具備し、前記制御部は、前記種別設定手段
    にて設定された遊技機の種別に対応して前記入力メニュ
    ーの項目内容を変更する請求項1〜3のいずれかに記載
    の遊技機周辺装置。
  5. 【請求項5】 前記表示画面が平面ディスプレイである
    請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機周辺装置。
  6. 【請求項6】 前記表示画面の前面が透明な保護部材に
    て覆われている請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機
    周辺装置。
  7. 【請求項7】 前記保護部材が透明な樹脂にて形成され
    ている請求項6に記載の遊技機周辺装置。
  8. 【請求項8】 前記保護部材が着脱可能とされている請
    求項6または7に記載の遊技機周辺装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、使用頻度の高い所定の入
    力メニューを同一の入力部に対応する位置に主に表示す
    る制御を実施する請求項1〜8のいずれかに記載の遊技
    機周辺装置。
  10. 【請求項10】 前記表示画面には、対応する前記遊技
    機において使用される遊技用記録媒体に関する情報が表
    示されるとともに、前記遊技用記録媒体の種別に対応し
    て入力メニューの項目が変更される請求項1〜9のいず
    れかに記載の遊技機周辺装置。
  11. 【請求項11】 前記表示画面には、前記遊技用記録媒
    体により特定される該遊技用記録媒体の購入或いは入金
    に伴う入金有価価値情報又は貯蓄有価価値情報とが表示
    可能とされ、前記各有価価値情報に対応して入力メニュ
    ーの項目が変更される1〜10のいずれかに記載の遊技
    機周辺装置。
JP2000019949A 2000-01-28 2000-01-28 遊技機周辺装置 Withdrawn JP2001204951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000019949A JP2001204951A (ja) 2000-01-28 2000-01-28 遊技機周辺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000019949A JP2001204951A (ja) 2000-01-28 2000-01-28 遊技機周辺装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001204951A true JP2001204951A (ja) 2001-07-31

Family

ID=18546579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000019949A Withdrawn JP2001204951A (ja) 2000-01-28 2000-01-28 遊技機周辺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001204951A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005087268A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2005152104A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Glory Ltd 遊技店における決済処理システム、決済処理装置、及び決済処理方法
JP2005185674A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Sayama Precision Ind Co 遊技設備の中継装置
JP2007296057A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Daiichi Denki Sangyo Kk 遊技台の表示装置
JP2008000356A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技装置におけるサービス提供装置
JP2008000353A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技装置におけるサービス提供装置
JP2008000359A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技装置におけるサービス提供装置
JP2009045190A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Citizen Sayama Co Ltd 遊技場における注文システムおよび遊技場の注文システムにおける注文方法。
JP2009101209A (ja) * 2009-02-10 2009-05-14 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2013017750A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Sankyo Co Ltd 遊技用システム
JP2014204910A (ja) * 2013-04-15 2014-10-30 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015164675A (ja) * 2015-06-25 2015-09-17 株式会社三共 遊技用システム
JP2016005690A (ja) * 2015-09-09 2016-01-14 グローリー株式会社 遊技媒体貸出装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005087268A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2005152104A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Glory Ltd 遊技店における決済処理システム、決済処理装置、及び決済処理方法
JP4562389B2 (ja) * 2003-12-26 2010-10-13 シルバー電研株式会社 遊技設備の中継装置
JP2005185674A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Sayama Precision Ind Co 遊技設備の中継装置
JP2007296057A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Daiichi Denki Sangyo Kk 遊技台の表示装置
JP2008000353A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技装置におけるサービス提供装置
JP2008000359A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技装置におけるサービス提供装置
JP2008000356A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技装置におけるサービス提供装置
JP2009045190A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Citizen Sayama Co Ltd 遊技場における注文システムおよび遊技場の注文システムにおける注文方法。
JP2009101209A (ja) * 2009-02-10 2009-05-14 Daito Giken:Kk 遊技台
JP4634510B2 (ja) * 2009-02-10 2011-02-16 株式会社大都技研 遊技台
JP2013017750A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Sankyo Co Ltd 遊技用システム
JP2014204910A (ja) * 2013-04-15 2014-10-30 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015164675A (ja) * 2015-06-25 2015-09-17 株式会社三共 遊技用システム
JP2016005690A (ja) * 2015-09-09 2016-01-14 グローリー株式会社 遊技媒体貸出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001204951A (ja) 遊技機周辺装置
JPH0924137A (ja) 遊技機
JP4260231B2 (ja) 遊技用装置
JPH10113446A (ja) 遊技用装置
JP5541768B2 (ja) 遊技用装置および遊技用システム
JP2001096049A (ja) 封入式遊技機
JP2003190602A (ja) 遊技用装置
JP3868950B2 (ja) 自動発払機
JP3649699B2 (ja) 遊技用システム
JPH10118291A (ja) 情報中継装置
JP4187129B2 (ja) 遊技用表示装置
JP2001017724A (ja) 遊技機
JP2000202139A (ja) 遊技島
JP2002065956A (ja) 封入玉式遊技機
JP2001346940A (ja) 遊技用表示装置
JP2002210209A (ja) 遊技用装置
JP2018047286A (ja) 管理装置及び遊技システム
JP4539893B2 (ja) 遊技用表示装置
JP2001198339A (ja) 遊技用表示システム
JP4498329B2 (ja) 自動発払機
JP2001178946A (ja) 遊技用表示装置
JP2001198338A (ja) 遊技用表示装置
JP2001096050A (ja) 遊技用装置
JPH11319292A (ja) パチンコ機
JP2001162024A (ja) 遊技用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061220

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091005