JP2001017724A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001017724A
JP2001017724A JP11193256A JP19325699A JP2001017724A JP 2001017724 A JP2001017724 A JP 2001017724A JP 11193256 A JP11193256 A JP 11193256A JP 19325699 A JP19325699 A JP 19325699A JP 2001017724 A JP2001017724 A JP 2001017724A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Kazutoshi Nakajima
和俊 中島
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明タッチパネルを備えた表示装置の搭載や
交換におけるコスト問題や誤動作問題を解決する。 【解決手段】 遊技場において使用される遊技機2であ
って、複数の表示内容を切替表示可能な表示装置110
と、該表示装置110の表示画面102の外周周辺部
に、該表示画面102の外周表示領域に表示される入力
メニューに1対1に対応して設けられて遊技者が操作可
能な複数の入力部101a〜dと、前記表示画面102
の外周表示領域の前記入力部101a〜dに臨む位置
に、該入力部101a〜dに対応するメニューを表示
し、且つ該入力メニュー並びに前記表示内容の切替表示
制御を少なくとも前記入力部101a〜dの操作に応じ
て実施するとともに、遊技者により選択された前記入力
部101a〜dに対応して前記表示画面102に表示さ
れている入力メニューに該当する処理または処理指示を
出力する制御部58と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場において
使用される遊技機、特には近年において多く使用される
ようになっているマイコン等を搭載した高機能化された
遊技機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技者の嗜好の多様性への対応や
遊技機の射幸性の向上等への対応のために、遊技場にお
いて使用されるパチンコ台やスロットマシン等の遊技機
は、マイコン等の搭載により前記嗜好の多様性や射幸性
の向上に対応する多くの機能を備えるようになってきて
いる。更には、遊技場における省力化や不正等の防止等
を目的として遊技機に計数機を備えたものや遊技媒体が
指触不可に遊技機内に封入された封入式遊技機が多く検
討されている。これら遊技機では、高機能化された通常
の遊技機の機能に加えて、更に計数機に関する機能や精
算等に関する機能が新たに加わるため、これらの機能を
操作するための操作ボタンが非常に多くなってしまい、
その操作が判り難いばかりか煩雑なものとなってしまう
という問題があった。
【0003】このため、これら遊技機に透明タッチパネ
ルを備えた表示装置を設け、該表示装置の画面上に、遊
技機の各状況毎において必要とされる入力メニューを逐
次表示し、該表示された入力メニューより必要なメニュ
ーを遊技者が選択して入力するようにして対話形式によ
る入力を可能とし、前記高機能化に伴う操作性の悪化や
煩雑化の問題の解消を図った遊技機が検討されてきてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように透明タッチ
パネルを備えた表示装置を遊技機の入力操作に用いるこ
とは、前記のように遊技機の高機能化に伴う操作性の悪
化や煩雑化の問題を解決する方法として優れているもの
の、これら透明タッチパネルを備えた表示装置を用いる
場合には、透明タッチパネルが表示画面上の入力位置を
検出するものであるために、その機構が複雑であること
から高価であるとともに、前記透明タッチパネルと表示
装置とは高精度での位置合わせが必要となることから、
これら透明タッチパネルと表示装置とは通常一体化され
ているため、悪戯や誤って破損された場合にはこれら高
価な透明タッチパネルと表示装置とを一体として交換す
る必要があり、これら交換に多大なコストがかかってし
まうとういう問題があるばかりか、前記透明タッチパネ
ルはゴミや煙草の灰等によって誤動作してしまう場合が
あるという問題もあった。
【0005】よって、本発明は上記した背景や問題点に
着目してなされたもので、前記透明タッチパネルを備え
た表示装置におけるような前記操作性の悪化や煩雑化の
問題の解消力に優れるとともに、前記のような搭載や交
換におけるコスト問題や誤動作の問題を解決することの
できる遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技機は、遊技場において使用される
遊技機であって、該遊技機は、複数の表示内容を切替表
示可能であって遊技者が可視可能とされた表示装置と、
該表示装置の表示画面の外周周辺部に、該表示画面の外
周表示領域に表示される入力メニューに1対1に対応し
て設けられて遊技者が操作可能な複数の入力部と、前記
表示画面の外周表示領域の前記入力部に臨む位置に、該
入力部に対応するメニューを表示し、且つ該入力メニュ
ー並びに前記表示内容の切替表示制御を少なくとも前記
入力部の操作に応じて実施するとともに、遊技者により
選択された前記入力部に対応して前記表示画面に表示さ
れている入力メニューに該当する処理または処理指示を
出力する制御部と、を具備することを特徴としている。
【0007】この特徴によれば、遊技者は、遊技機の各
状況毎に応じて前記制御部により前記表示装置の外周表
示領域の前記入力部に臨む位置に表示される入力メニュ
ーに基づき、該表示装置の外周に配置された入力部を操
作することにより所望のメニュー入力を実施できるよう
になるため、従来のような対話形式による優れた操作性
および容易性を有するとともに、前記入力部が表示画面
の外周部に設けられているため、従来のように表示画面
上の入力位置検出を実施する必要がなく、これら装置の
価格を低く抑えることができるばかりか、これら入力を
位置検出ではなく表示画面外周部に固定して設けられた
入力部において実施することから、前記ゴミや煙草の灰
等によって誤動作を生じることもない。
【0008】本発明の遊技機は、前記表示装置が平面デ
ィスプレイであることが好ましい。このようにすれば、
限られた遊技機内の空間において前記表示装置の占める
空間を少なくでき、該表示装置の形成位置の自由度を向
上することができる。
【0009】本発明の遊技機は、前記表示装置の前面が
透明な保護部材にて覆われていることが好ましい。この
ようにすれば、本発明では従来のように表示画面上を押
圧操作する必要がなく入力が前記入力部にて実施される
ため、表示装置の前面を透明な保護部材にて覆うことに
より、高価な表示装置が悪戯や誤って破損されることを
防止できる。
【0010】本発明の遊技機は、前記保護部材が透明な
樹脂にて形成されていることが好ましい。このようにす
れば、保護部材が樹脂とされているために、ガラス等に
比較して割れにくいばかりか、割れた場合にも破片の飛
散や破片による傷害を少なくできる。
【0011】本発明の遊技機は、前記保護部材が着脱可
能とされているいることが好ましい。このようにすれ
ば、保護部材に汚れや傷等付着したり、悪戯や誤って破
損された場合の交換を容易に実施することができる。
【0012】本発明の遊技機は、前記表示画面には、前
記表示切替において使用頻度の高い所定の入力メニュー
が同一の入力部に対応する位置に表示されることが好ま
しい。このようにすれば、使用頻度の高い入力部の位置
が、表示画面の表示内容が切り替わっても変化すること
がないため、操作ミスを低減することができる。
【0013】本発明の遊技機は、前記表示画面には、使
用される遊技用記録媒体の種別に応じて該種別に対応す
る入力メニューが表示されることが好ましい。このよう
にすれば、各遊技用記録媒体の種別に対応する入力メニ
ューのみが表示されるようになるため、不必要な入力メ
ニューが表示されることがなく、操作性が向上するばか
りか、操作ミスを低減することもできる。
【0014】本発明の遊技機は、前記表示画面には、前
記遊技用記録媒体の購入或いは入金に伴う入金金額情報
又は遊技用記録媒体により特定される遊技用有価価値情
報が、該異なる有価価値情報毎に対応する入力メニュー
とともに表示されることが好ましい。このようにすれ
ば、1つの表示部において異なる有価価値情報を表示で
きるとともに、これら各有価価値情報に対応した入力メ
ニューのみが表示されるようになるため、不必要な入力
メニューが表示されることがなく、操作性が向上するば
かりか、操作ミスを低減することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0016】なお、以下の説明において、遊技機として
所定数の遊技媒体であるパチンコ玉が指触不可に遊技機
内に封入された封入式パチンコ台を用いた例を示すが、
本発明に係る遊技機はこれら封入式パチンコ台に限定さ
れるものではなく、パチンコ玉が外部に排出される通常
のパチンコ台やパチンコ玉が画像により形成されたパチ
ンコ台であっても良いし、更には遊技媒体としてコイン
を用いるコイン遊技機やスロットマシン、更にはこれら
コインを用いずに遊技を実施可能なスロットマシン等に
も適用可能である。
【0017】(実施例)
【0018】図1は、本実施例の遊技機であるパチンコ
台2を備えた遊技島1を示す外観斜視図であり、図2
は、本実施例の遊技機であるパチンコ台2およびカ−ド
ユニット3を示す正面図であり、図3は、本実施例の遊
技機であるパチンコ台2およびカ−ドユニット3示す裏
面図であり、図4は、本実施例の遊技機であるパチンコ
台2に設けられた操作部32を示す上面図であり、図5
は、該操作部32および表示装置の内部構成を示す一部
破断展開斜視図であり、図6は本実施例の遊技機である
パチンコ台2およびカ−ドユニット3の構成を示すブロ
ック図であり、図7は、本実施例において用いたICカ
ードを示す一部破断正面図であり、図8は、本実施例の
前記カ−ドユニット3に用いたICカードリーダライタ
の構造を示す断面図である。
【0019】本実施例において用いた遊技機であるパチ
ンコ台2は、図1に示すように、該パチンコ台2に1対
1に対応するカードユニット3とともに、遊技場内に設
置された遊技島1に所定の台数が並設されて設置され、
本実施例のパチンコ台2は、該パチンコ台2内部に所定
数の遊技媒体であるパチンコ玉が封入された封入式パチ
ンコ台とされている。
【0020】本実施例にて用いたこの封入式パチンコ台
2(以下パチンコ台と略称する)について図2および図
3に基づいて説明すると、該パチンコ台2内部には、予
め所定数量のパチンコ玉が指触不能に封入されており、
その前面には該パチンコ台2に突設する態様にて操作部
32が設けられている。
【0021】この操作部32の上面には、図4に示すよ
うに、該操作部32の上面を覆う上面パネル104の開
口103に、平面ディスプレイである液晶(LCD)パ
ネル110が臨むように配置されて表示画面102が形
成されているとともに、該表示画面102の遊技者側の
外周部には、4つの入力ボタン101a〜dが設けられ
ており、該表示画面102には前記カードユニット3に
挿入されて使用されるICカード37より読み出された
プリペイド残金データや景品持点、又は貯蓄持点デー
タ、並びにその時点において遊技者が獲得した遊技持点
や、各操作案内や該パチンコ機の遊技情報等の各種情報
が表示されるとともに、該表示画面102の遊技者側の
外周表示領域には、図9(a)等に示すように前記4つ
の入力ボタン101a〜dにそれぞれに対応する入力メ
ニューが、各入力ボタン101a〜dに臨むそれぞれの
位置に表示されるようになっている。
【0022】この操作部32並びに本実施例において用
いた前記LCDパネル110の構成について、図5に基
づいて説明すると、前記LCDパネル110は、表示の
X方向に透明電極が配列されたX側ガラス基板108b
と、表示のY方向に透明電極が配列されたY側ガラス基
板108aとを液晶部材を挟んで等間隔にて対向させて
成るドットマトリックスLCDパネルとされており、前
記X側ガラス基板108bおよびY側ガラス基板108
aには、後述する表示操作制御マイコン58の制御に基
づき各X側透明電極並びに各Y側透明電極への電圧印加
を行うLCDドライバ59がテープオートボンディング
(TAB)実装されたX側およびY側フレキシブルプリ
ント基板109b、109aが接続されている。
【0023】また、該LCDパネル110の下部には、
ELバックライト111が配置され、接続端子部113
に所定の高周波電源を接続することにより、前記ELバ
ックライト111の両端部に形成された電極112間に
高周波が印加されてELバックライト111が面発光
し、前記LCDパネル110を下方より照光するように
なっており、前記LCDパネル110およびELバック
ライト111とは、該LCDパネル110の前面を覆う
透明保護部材としてのポリカーボネート板106に設け
られた係合突起107が前記ELバックライト111の
背面と係合することにより、LCDパネル110が挟持
された形にて一体化されており、このように係合突起1
07を外すことにより前記透明保護部材としてのポリカ
ーボネート板106が容易に着脱できるようになってい
る。
【0024】本実施例では、破損時における破片の飛散
や危険性の観点から透明な樹脂であるポリカーボネート
板106を透明保護部材として用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら透明保護部材を
その他の透明樹脂、例えばアクリル板としても良く、更
には破損時における破片の飛散や危険性が回避できるの
であればガラスとしても良く、更にはこれらガラスおよ
び透明樹脂板を適宜積層したものであっても良い。
【0025】また本実施例では、前記ポリカーボネート
板106に係合突起を設けてポリカーボネート板106
を容易に着脱可能としており、このようにすることは、
悪戯や破損、並びに傷つきや汚れ等によりポリカーボネ
ート板106を交換する際の作業性を向上できることか
ら好ましいが、これら着脱機構はこれら本実施例に限定
されるものではなく、その他の着脱機構を用いるように
しても良いし、更には前記交換の必要性が低い場合には
これら着脱機構を設けずとも良い。
【0026】また、本実施例では前記のように表示装置
として平面ディスプレイであるLCDパネル110を用
いており、これら平面ディスプレイを用いることは、該
平面ディスプレイは占有する体積が他の表示装置に比較
して小さく、限られたパチンコ台2の内部スペースにお
いて表示装置の配置自由度を高めることができることか
ら好ましいが、本発明は前記LCDパネル110に限定
されるものではなく、これら表示装置をその他の平面デ
ィスプレイ、例えばプラズマディスプレイやELディス
プレイ等を用いても良く、更にはパチンコ台2内部に十
分なスペースを確保できるのであれば、平面ディスプレ
イ以外の表示装置、例えばCRT等を用いるようにして
も良い。
【0027】前記のように一体化された前記ポリカーボ
ネート板106、LCDパネル110およびELバック
ライト111とは、前記上面パネル104に設けられた
開口103に臨むように取付け治具(図示せず)により
上面パネル104に固定され、該開口103の遊技者側
外周部の上面パネル104には、前記入力ボタン101
a〜dが設けられて操作部32が形成されている。
【0028】このパチンコ台2に内部に内封されたパチ
ンコ玉は、打球操作ハンドル15を操作することによ
り、ハンマー28により1発ずつ遊技領域17内に打込
まれる。打込まれたパチンコ玉は発射玉検出器26によ
り1つずつ検出され、検出のある毎に図10(b)に示
すように前記表示画面102に表示された遊技持点が1
つずつ減算更新表示される。
【0029】また、発射勢いが弱すぎて遊技領域17に
まで到達しなかつたパチンコ玉はファール玉入口27よ
り回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出
器38(図3参照)で検出される。これらファール玉が
検出されるごとに前記表示画面102に表示された遊技
持点が1つずつ加算更新表示される。これにより、遊技
者が打玉が遊技領域17にまで到達する機会を得ること
なく減算更新された持点を有効に再度使用することがで
きるようになっている。
【0030】これら遊技領域17内部に打ち込まれた打
玉が始動口19や通常入賞口20、あるいは可変入賞球
装置16に入賞すれば、その入賞に応じて所定数の得点
が遊技者に付与される。該遊技者に付与された得点は、
前記表示画面102に表示された遊技持点に加算更新表
示される。また、いずれの入賞口にも入賞しなかつたパ
チンコ玉はアウト口25より回収される。
【0031】前記通常入賞口20や始動口19、あるい
は可変入賞球装置16内に進入した入賞玉は、遊技盤の
裏面に導かれて入賞玉集合樋30に案内される。一方、
前記アウト口25により回収されたアウト玉は、アウト
玉誘導樋36で誘導されて前記入賞玉検出器31で検出
された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および入賞
玉は打込玉検出器33で検出された後、打込玉集合樋3
4に案内される。また、前記ファール玉入口27より回
収されたファール玉は、ファール玉検出器38で検出さ
れた後、前記打込玉集合樋34に案内される。
【0032】この打込玉集合樋34に案内されたパチン
コ玉は、その傾斜に沿って発射玉供給口39へ案内され
る。遊技者が前記打球操作ハンドル15を操作すれば打
球モータ29が駆動し、ハンマー28が間欠揺動され
る。ハンマー28の間欠揺動に伴って発射玉供給口39
に案内されたパチンコ玉が1発ずつ前記遊技領域17へ
弾発発射される。以上のようにして、パチンコ台2内に
封入されているパチンコ玉が繰返し循環して使用されて
いる。
【0033】また、遊技場の係員などが所定の玉抜きス
イッチ(図示省略)を操作すればソレノイド41が励磁
され、打込玉集合樋34の一部を形成している回動板4
0が所定角度回動し、玉抜き樋42と打込玉集合樋34
とを連通させる。これにより、打込玉検出器33で検出
された後、打込玉集合樋34を案内される封入玉は発射
玉供給口39へ誘導されることなく玉抜き樋42へ案内
され、該玉抜き樋42へ案内された封入玉はパチンコ台
2外部へ排出される。
【0034】また、図3において35は遊技用制御基板
であり各種遊技内容の制御、特には前記可変表示装置1
8における可変表示等の制御を行なう遊技用マイクロコ
ンピュータ56(図6参照)が設けられている。また、
43は持点用制御基板であり、持点の制御を行なうため
の持点制御用マイクロコンピュータ55(図6参照)が
設けられ、該持点用制御基板43はコネクタ部44を介
して前記カードユニット3に設けられたカードユニット
制御基板(図示略)と接続されている。
【0035】なお、図2において105はアナログ表示
部であり、前記表示画面102に表示された遊技持点の
大きさがランプの点灯量によりアナログ表示される。ま
た、14は透明板保持枠であり、遊技領域17の前面を
覆う透明板を保持している。
【0036】この遊技領域17に打込まれた打玉が前記
始動口19に入賞すれば、可変表示装置18で図柄の可
変表示が開始される。そして、可変表示装置18の可変
表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば7
77)となればいわゆる大当りが発生する。大当りが発
生すれば、ソレノイド21が励磁されて可変入賞球装置
16に設けられた開閉板24が解放状態となり遊技者に
とって有利な第1の状態となる。この第1の状態はパチ
ンコ玉の可変入賞球装置16への所定個数(たとえば1
0個)の入賞、あるいは所定期間(たとえば30秒間)
の経過のうち、いずれか早い方の条件が成立することに
より終了して遊技者にとって不利な第2の状態、すなわ
ち、開閉板24が閉じた状態となる。
【0037】可変入賞球装置16が前記第1の状態とな
っている期問中に可変入賞球装置16内に進入したパチ
ンコ玉は、入賞個数検出器23あるいは特定入賞玉検出
器22により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出
器22により検出されれば、その回の可変入賞球装置1
6の前記第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞
球装置16を前記第2の状態から前記第1の状態に制御
する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御
の上限回数はたとえば16回と定められている。
【0038】この本実施例のパチンコ台2の構成を、図
6に基づいて説明すると、前記パチンコ台2の裏面に設
けられた前記遊技用制御基板35には、パチンコ台2各
部の動作制御を実施する遊技用マイクロコンピュータ5
6が設けられており、該遊技用マイクロコンピュータ5
6は、前記持点用制御基板43に設けられた持点制御用
マイクロコンピュータ55に接続され、前記遊技用マイ
クロコンピュータ56より遊技における各状況、例えば
大当りの発生等の各情報が出力されるようになってい
る。
【0039】また、前記操作部32に設けられた前記L
CDパネル110は、前記LCDドライバ59を介して
制御部としての表示操作制御マイコン58に接続され、
更に該表示操作制御マイコン58は前記持点制御用マイ
クロコンピュータ55に接続されていて、該持点制御用
マイクロコンピュータ55より出力される表示画面番号
出力に対応した画面が、該表示画面が登録された不揮発
性のVRAMより読み出されて前記LCDパネル110
に表示されるようになっているとともに、該表示操作制
御マイコン58には前記入力ボタン101a〜dが接続
されており、入力ボタン101a〜dが入力されると、
前記操作制御マイコン58のレジスタに登録されている
各表示画面での各入力ボタン101a〜dに該当する処
理指示である入力メニューが表示操作制御マイコン58
より前記持点制御用マイクロコンピュータ55に出力さ
れるようになっていて、これら各入力メニューに基づき
表示データの算出および表示変更の指示が該持点制御用
マイクロコンピュータ55によってなされるようになっ
ている。
【0040】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、前記の封入されたパチンコ玉の検出を行う各検
出器(打込玉検出器33、入賞玉検出器31、発射玉検
出器26、ファール玉検出器38、)並びに打球操作ハ
ンドル15、打球モータ29、アナログ表示装置105
と接続されており、遊技において各検出器より出力され
る信号に基づき、予め該持点制御用マイクロコンピュー
タ55の内部ROMに記憶されている持点算出プログラ
ムにより遊技持点(合計得点)の入賞玉による加算、お
よび使用得点の減算並びにアナログ表示装置105の表
示制御や打球操作ハンドル15および打球モータ29の
可動制御を実施している。
【0041】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、カードユニット3内部に設けられた前記カード
ユニット制御基板(図示略)上に設けられた後述するマ
イクロプロセッシングユニット(MPU)50に接続さ
れており、投入された貨幣の合計金額並びに挿入された
ICカード37より読み出されるプリペイド残額や景品
持点、または貯蓄持点と各データが該MPU50から出
力されるようになっている。
【0042】これら本実施例に用いた前記カードユニッ
ト3の前面には、図2に示すように、点灯によりカード
ユニット3の動作を報知する動作ランプ10と、硬貨投
入口4と、前記硬貨投入口4および後述する紙幣投入口
7より投入される貨幣の合計金額に基づく追加入金処理
や、挿入されているICカードへの書き込み処理等が実
施中であることを遊技者に報知するための処理中ランプ
8と、会員遊技者が使用する会員カードまたは会員以外
の通常遊技者が使用するビジターカードとして使用され
るICカード37が挿入されるICカード挿入口5と、
該ICカード37の排出を遊技者に報知するカードイン
ジケータ9と、硬貨返却口6と、該硬貨返却口からの硬
貨の返却の際に点滅点灯されて該硬貨の返却を遊技者に
報知する硬貨インジケータ11と、紙幣が挿入および返
却可能とされた紙幣挿入口7と、該紙幣挿入口7からの
紙幣の返却の際に点滅点灯されて該紙幣の返却を遊技者
に報知する紙幣インジケータ12と、が設けられてい
る。
【0043】この本実施例のカードユニット3の構成を
説明すると、図6に示すように、前記動作ランプ10、
前記処理中ランプ12、前記各インジケータ9,11,
12に加えて、前記ICカード挿入口5に連設され、挿
入されるICカード37記録されている各種データの読
み出し並びに新たな各種データの書き込みを行うICカ
ードリーダライタ45と、前記硬貨投入口4に連設され
て投入硬貨の検出、識別を行う硬貨識別ユニット49
と、前記紙幣挿入口7に連設されて投入紙幣の検出およ
び識別を行う紙幣識別ユニット46と、前記投入された
貨幣の合計金額や、前記挿入されたICカード37から
読み出しおよび書き込まれる各種情報データ等を記憶す
るとともに、カードユニット制御部であるMPU50が
実行する制御内容等が記述された制御プログラム等を記
憶する記憶部52と、通信ケーブル48を介して管理コ
ンピュータやサービス端末等の外部機器とのデータ通信
を行うための通信部47と、これら各部の制御等を行う
とともに前記合計金額の算出を行う前記MPU50と、
を具備しており、これら各部は図6に示すように接続さ
れていて、投入金額に基づくプリペイド残額を、挿入さ
れているICカード37より読み出したプリペイド残額
に加算して新たなプリペイド残額を算出し、該新たなプ
リペイド残額を該ICカード37に記録する追加入金処
理が可能とされている。
【0044】これら本実施例に用いた前記ICカード3
7の構成は、図7に示すように所定厚みとされ、その内
部が凹状とされた樹脂製の基体81の該凹部外周所定位
置に、テ−プオ−トボンディング(TAB)実装により
その内部にメモリ(図示せず)を内蔵した専用マイコン
82が実装されるとともに、該専用マイコン82から該
基体81の外周に沿うように設けられたパターンコイル
83を有するフレキシブルプリント基板84が内挿さ
れ、該凹部全面がトップフィルム85にて覆われた構成
とされており、これらICカード37は、前記ICカー
ドリーダライタ45に挿入されることで、該リーダライ
タから出力される電磁波が前記パターンコイル83に誘
導起電力を生じさせて前記専用マイコン82が動作可能
に付勢されるとともに、該パターンコイル83を介して
図8に示す本実施例のICカードリーダライタ45との
各種のデータ通信を電磁波により非接触にて実施可能と
された非接触ICカードとされている。
【0045】これら本実施例において使用されるICカ
ード37は、前述のように、図1に示す遊技島1の端部
に設置された発行装置13により購入されるプリペイド
カード(ビジタ−カ−ド)と、特定の会員に予め発行さ
れた会員カ−ドの2種類があり、これら各ICカード3
7にはその種別を判別できるように種別データが記録さ
れていて、挿入時において該種別データが前記ICカー
ドリーダライタ45により読み出されることで、挿入さ
れたICカード37の種別が特定されるようになってい
て、該種別情報がMPU50より前記持点制御用マイク
ロコンピュータ55に出力されて、各種別種別に応じた
表示が前記表示画面102においてなされるようになっ
ている。
【0046】また、前記会員カードには、その発行時に
おいて遊技者により決定された4桁の暗証番号が登録さ
れている。
【0047】これらICカード37が挿入可能とされた
前記ICカードリーダライタ45の構成を図8に基づい
て説明すると、該ICカードリーダライタ45の内部に
は、ICカード挿入口5からのICカード37の挿入を
検知する挿入センサ97や、前記ICカード挿入口5に
延設され、ICカード37がスライド可能とされたガイ
ドレール98と、該ガイドレール98を挟むように配設
されて該ICカード37の移動を、駆動モータ86、9
3にて駆動回転されることにより実施する搬送ローラ8
7、88と、前記搬送ローラ87、88の一方側に張架
された搬送ベルト91と、から成る搬送機構や、該搬送
されるICカード37を所定位置に停止させるストップ
ピンの出没を行う電磁ソレノイド89や、所定位置に停
止されたICカード37への非接触による給電やデータ
通信を行う通信ヘッド90や、前記の各部に接続されて
その制御を実施する制御基板92が設けられ、挿入され
たICカード37からの非接触によるデータ読み出しお
よびデータ書き込みが可能とされており、図中の94
は、自由回転により該移送を補助するフリーローラであ
る。
【0048】以下、本実施例の遊技機である前記パチン
コ台2の動作状況を、図9〜17に示す前記操作部32
の表示画面102の表示および図18の前記表示操作制
御マイコン58の処理フローに基づいて説明する。
【0049】まず、前記カードユニット3にいずれのカ
ードも挿入されていない初期状態においては、前記表示
操作制御マイコン58は接続されている前記VRAM5
7より初期画面データを読み出して前記LCDドライバ
59を介してLCDパネル110に表示するとともに
(Sa1)、該表示操作制御マイコン58の各入力ボタ
ン101a〜dに対応するレジスタに、該初期画面デー
タにおいて各入力ボタン101a〜dに対応する各入力
メニューが登録される(Sa2)。これにより前記表示
画面102には図9(a)に示す初期画面が表示され、
前記入力ボタン101a〜dには、「本日」〜「3日
前」までの各入力メニューが割り当てられて該入力ボタ
ン101a〜dに臨む位置に表示される。
【0050】この段階において、遊技者が該パチンコ台
の本日における遊技情報を知りたい場合には、前記「本
日」に対応する入力ボタン101aを入力する。
【0051】該入力は、選択入力有りとして前記表示操
作制御マイコン58により検出され(Sa6)、前記に
て入力ボタン101aに対応するレジスタに登録された
入力メニュー(処理指示)である本日の遊技情報表示出
力指示が読み出され(Sa7)、該指示が持点用制御マ
イクロコンピュータ55に出力され(Sa8)、Sa3
の待機状態へ戻る。
【0052】該指示入力に基づき該持点用制御マイクロ
コンピュータ55は、前記カードユニット3のMPU5
0を介して管理コンピュータ(図示せず)に登録されて
いる該パチンコ台の本日の遊技情報を入手し、該データ
を表示操作制御マイコン58に出力するとともに、該遊
技情報が表示される表示画面番号を出力して表示変更指
示を行う。
【0053】該表示変更入力はSa3により検出され、
前記表示操作制御マイコン58は入力された前記表示画
面番号に対応する表示画面データを前記VRAM57よ
り読み出すとともに、前記入力された遊技情報を該表示
画面データに加えて表示画面を生成して前記LCDパネ
ル110に表示するとともに(Sa4)、前記レジスタ
の登録メニューを該表示画面番号に対応付けられてVR
AM57に記憶されている各入力ボタン101a〜dに
対応する入力メニューに更新し(Sa5)、Sa3の待
機状態へ戻る。
【0054】このようにして図9(b)に示すように該
パチンコ台2の遊技情報が表示画面102に表示される
ともに、各入力ボタン101a,b,dに該当する入力
メニューが各入力ボタン101a,b,dに臨む位置に
表示される。
【0055】この図9(b)の表示画面において入力ボ
タン101aを操作すると、該操作に基づき表示操作制
御マイコン58において前述と同様の処理が実施され
て、図9(c)に示す次画面の表示がなされるようにな
っている。
【0056】この図9(c)の表示画面において入力ボ
タン101bを入力すると、該入力ボタン101bに対
応する入力メニューである該パチンコ台の大当り状況が
図9(d)に示すようにグラフ表示され、該表示におい
て入力ボタン101dを入力すると前記図9(a)に示
す初期画面に戻るようになっている。
【0057】次いで、遊技者が遊技を行う際には、前記
発行装置13にて購入したプリペイドカード(ビジター
カード)またはプリペイド残額または貯蓄持点が残存す
る会員カードのいずれかを、前記図9(a)の初期画面
が表示されている段階において前記カードユニット3の
ICカード挿入口5に挿入する。
【0058】これら各種カードの挿入は、前記ICカー
ドリーダライタ45により検出され、挿入されたICカ
ード37よりその種別情報が読み出され、前記MPU5
0を介して持点用制御マイクロコンピュータ55に出力
されることにより、該持点用制御マイクロコンピュータ
55は、挿入されたカードが前記ビジターカードである
場合には、ビジターカードに対応した図10(a)の表
示画面の表示指示(画面番号出力)を前記表示操作制御
マイコン58に出力し、挿入されたカードが前記会員カ
ードである場合には、会員カードに対応した図14
(a)の表示画面の表示指示(画面番号出力)を前記表
示操作制御マイコン58に出力することで、遊技者が挿
入したカードの種別に応じて、自動的に該当する種別に
対応した入力ボタン101a〜dのメニュー並びに表示
内容が表示されるようになっている。
【0059】このように、挿入されるカードの種別を判
別して、該当する表示画面を表示することは、遊技者が
一々カードの種別を入力する必要がなく、操作を簡略化
できるとともに、該入力における入力間違えを無くすこ
とができることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0060】以下、前記ビジターカードを用いた場合の
動作について図10(a)〜(c)に基づき説明する
と、まず前記のビジターカードの挿入により該ビジター
カードの種別情報とともに該ICカード37に記録され
ているプリペイド残額データおよび景品持点データが読
み出されて、前記記憶部52に記憶されるとともに前記
MPU50より前記持点用制御マイクロコンピュータ5
5に出力され、該持点用制御マイクロコンピュータ55
が前述のように前記表示操作制御マイコン58に図10
(a)に示す表示画面の表示指示を行うことで、図10
(a)のように前記ICカードより読み出されたガード
残額(プリペイド残額)とその時点での遊技持点とが表
示される。
【0061】遊技者は、該図10(a)の表示画面にお
いて貸出に対応する入力ボタン101aを操作すること
により、図10(b)に示すように所定数の持点、本実
施例では125点の貸出が実施され、前記遊技持点に
「125」点が表示されるとともに、前記表示されてい
るガード残額からは該貸し出された125点に該当する
金額である500円が減額されて表示が「4500」円
に更新される。遊技者は前記図10(b)に示すように
遊技持点に残数が存在する段階において、前述のように
該遊技持点を使用して遊技を行うことができる。
【0062】尚、本実施例では前記貸出メニューおよび
返却メニュー並びに後述する会員カードにおけるリプレ
イメニューおよび返却メニューについては、遊技者によ
る操作頻度が高いことから、これら各表示メニューを表
示画面が変更されても同一の入力ボタンに割り当て、そ
の位置が変化しないようにしており、このようにするこ
とは、遊技者の認知度を向上でき操作ミスを低減できる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0063】また、前記実施例では、遊技中においても
貸出メニューおよびリプレイメニューを前記打球操作ハ
ンドル15を操作する手と反対の手により操作し易いよ
うに、該メニューを割り付ける入力ボタンを該打球操作
ハンドル15と反対側に位置する入力ボタン101aに
割り付けているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これらメニューの配置等は適宜に選択すれば良
い。
【0064】また、該図10(b)の表示画面状態にお
いて入力ボタン101dを操作すると、図10(c)に
示す各入力ボタン101a〜dに対応して「景品」、
「データ」、「サービス」、「戻る」の入力メニュー画
面が表示され、101dを選択入力すると前記図10
(b)の表示画面状態に戻る。
【0065】該図10(c)の表示画面状態(図11
(a)も同一)において、「景品」メニューである入力
ボタン101aを操作すると、図11(b)に示すよう
に、前記にてビジターカードであるICカードより読み
出されて記憶部52に記憶されている景品持点(事前の
遊技において既に獲得した遊技持点であり、未だ景品交
換されていない持点)が所定時間表示された後、前記1
0(c)の表示画面状態(図11(a)も同一)に戻る
ようになっている。
【0066】また、該図10(c)の表示画面状態にお
いて、「データ」メニューである入力ボタン101bを
操作すると、前述した図9(b)〜(d)に示す本日の
遊技情報が表示されるようになっている。
【0067】また、該図10(c)の表示画面状態(図
12(a)も同一)において、「サービス」メニューで
ある入力ボタン101cを操作すると、図12(b)に
示すように、ワゴンサービスの各商品メニューがサービ
スに必要な点数とともに表示される。該図12(b)の
表示段階においては、所望する商品メニューに「選択」
メニューである入力ボタン101aを操作して太枠のカ
ーソルを移動させ、「決定」メニューである入力ボタン
101bを操作し、他の商品メニューを表示させたい場
合には、「次メニュー」メニューである入力ボタン10
1cを操作する。例えば前記にて「アイスコーヒー」を
選択して「決定」メニューである入力ボタン101bを
操作した場合には、図12(c)に示すように、選択し
た商品名および対応する点数が遊技持点から差し引かれ
る旨が表示されるとともに、該選択された「アイスコー
ヒー」の提供指示が、該パチンコ台の台番号とともに、
前記カードユニット3のMPU50を介してサービス端
末に出力されて遊技者に係員より「アイスコーヒー」が
提供される。
【0068】このようにして遊技を実施した後に遊技を
終了する場合においては、図13(a)に示すように、
「返却」メニューである入力ボタン101bを操作す
る。
【0069】該操作により、前記表示操作制御マイコン
58からは終了処理指示が前記持点用制御マイクロコン
ピュータ55に出力され、該持点用制御マイクロコンピ
ュータ55はその時点での遊技持点を前記記憶部52に
記憶されている景品持点に加算して新たな景品持点を算
出するとともに、その時点のカード残額を該新たな景品
持点とともに前記MPU50に出力し、該カード残額と
新たな景品持点データが前記ICカードリーダライタ4
5によりビジターカードであるICカード37に記録さ
れてICカード挿入口5より返却される。また、このI
Cカード挿入口5よりの返却に伴い、前記表示画面には
図13(b)に示すように、今回の遊技にて獲得した遊
技持点「5247」点に前記景品持点「3500」点が
加算された新たな景品持点「8747」点がカードの抜
き取り指示とともに所定時間表示され、所定時間の経過
後に図13(c)に示す初期画面(図9(a)も同一)
に戻るようになっている。
【0070】次いで、会員カードを使用して遊技を行う
場合の動作について図14、図15、図16に基づき説
明すると、まず前記図9(a)の初期画面の表示状態に
おいて会員カードであるICカードを前記カードユニッ
ト3のICカード挿入口5に挿入すると、該会員カード
からは前記ビジターカードと同様にカードの種別情報が
ICカードリーダライタ45により読み出されるととも
に、該会員カードであるICカード37に記録されてい
る暗証番号、プリペイド残額、貯蓄持点データとが読み
出されて前記記憶部52に記憶されるとともに、前記M
PU50を介して持点用制御マイクロコンピュータ55
に出力される。
【0071】この出力に基づき該持点用制御マイクロコ
ンピュータ55は、前記表示操作制御マイコン58に図
14(a)に示す暗証番号入力画面の表示指示(表示画
面番号出力)を出力し、該表示操作制御マイコン58が
表示画面番号に該当する表示画面データ並びに各入力ボ
タン101a〜dに対応する入力メニューをVRAM5
7より読み出して表示画面に表示するとともに、入力ボ
タン101a〜dに対応するレジスタの登録を更新す
る。
【0072】該図14(a)に示す暗証番号入力画面の
表示状態において、遊技者は発行時において決定した暗
証番号である4桁の数字を、「→」、「←」である入力
ボタン101a、bを適宜操作して太枠のカーソルを移
動させて「決定」メニューである入力ボタン101cを
入力することにより実施する。
【0073】これら入力された4桁の暗証番号は、前記
持点用制御マイクロコンピュータ55において照合さ
れ、該照合が一致した場合には図14(b)に示す選択
画面が表示される。
【0074】該図14(b)の選択画面において、「貯
蓄」メニューである入力ボタン101aを選択入力した
場合には、図14(c)に示すように、前記会員カード
より読み出された貯蓄持点、例えば「12500」点並
びにその時点での遊技持点である「0」点とが表示され
る。この表示状態において遊技者が「リプレイ」メニュ
ーである入力ボタン101aを選択入力した場合には、
図14(d)に示すように、所定数の持点、例えば12
5点の持点の払い戻しが実施され、前記遊技持点には
「125」点が表示されるとともに、前記貯蓄持点から
は返却払い戻し持点に手数料25点を加えた点数である
150点が減算されて新たな貯蓄持点である「1235
0」点が表示される。
【0075】また、この段階において貯蓄持点を使用せ
ずにプリペイド残額を使用して遊技を行いたい場合に
は、「プリペイド」メニューである入力ボタン101c
を選択入力することで、図15(a)に示すように、前
記会員カードであるICカード37より読み出されたプ
リペイド残額、例えば「3000」円とその時点におけ
る遊技持点とが表示される。この表示状態において、
「貸出」メニューである入力ボタン101aを選択入力
すると、図15(b)に示すように、前期ビジターカー
ドの場合と同様に所定数である125点の持点が貸し出
されて前記遊技持点に加算され、該遊技持点の表示が
「250」点に更新されるとともに、前記プリペイド残
額からは貸し出された125点に該当する500円が減
額されて表示が「2500」円に更新される。
【0076】遊技者は前記「貸出」メニューである入力
ボタン101aの操作を繰り返し実施することで、プリ
ペイド残額が存在する限りにおいて持点の貸出を受ける
ことができる。
【0077】これら遊技を終了する場合においては、図
15(c)に示すように、「返却」メニューである入力
ボタン101bの操作を実施する。
【0078】該操作により、前記表示操作制御マイコン
58からは終了処理指示が前記持点用制御マイクロコン
ピュータ55に出力され、該持点用制御マイクロコンピ
ュータ55は図16(a)に示すように、その時点での
遊技持点である「2500」点の処理内容の選択画面を
表示させる。この段階において、「景品」メニューであ
る入力ボタン101bを操作すると、該遊技持点である
「2500」点は、遊技に再度使用不可であって所定期
限(本実施例では本日限り)において景品との交換に供
することのできる景品持点として前記会員カードに記録
されて処理され、「貯蓄」メニューである入力ボタン1
01aを操作すると、持点用制御マイクロコンピュータ
55はその時点での遊技持点である「2500」点をそ
の時点での貯蓄持点である「12350」点に加算して
新たな貯蓄持点「14850」点を算出するとともに、
その時点のカード残額「500」円を前記の新たな貯蓄
持点とともに前記MPU50に出力し、該カード残額と
新たな貯蓄持点データとが前記ICカードリーダライタ
45により会員カードであるICカード37に記録され
てICカード挿入口5より返却される。また、このIC
カード挿入口5よりの返却に伴い、前記表示画面には図
16(b)に示すように、算出された新たな貯蓄持点
「14850」点がカードの抜き取り指示とともに所定
時間表示され、所定時間の経過後に図16(c)に示す
初期画面(図9(a)も同一)に戻るようになってい
る。
【0079】また、本実施例において用いた前記カード
ユニット3は、カードの種別に関わらずプリペイド残額
の追加入金が可能とされており、これら追加入金の処理
状況について、例えば前記図15(b)のプリペイド残
額の使用時において、プリペイド残額が少ないと遊技者
が判断して追加入金を行う場合の処理状況を図17に基
づいて例えば入金金額として千円札を使用した場合を例
に説明すると、まず遊技者は前記紙幣挿入口7(硬貨の
場合は硬貨投入口4)より紙幣を挿入(硬貨)すると、
該紙幣(硬貨)の挿入が前記紙幣識別ユニット46(硬
貨識別ユニット49)によって検出され、該貨幣の挿入
並びに入金金額の合計金額が前記MPU50より持点用
制御マイクロコンピュータ55に出力され、これに基づ
き前記表示画面には、図17(a)に示す入金選択画面
が表示される。
【0080】この表示状態において、「入金」メニュー
である入力ボタン101aを操作すると、該入金金額で
ある「1000」円が、その時点におけるプリペイド残
額である「2500」円に加算されて新たなプリペイド
残額である「3500」円が算出され、該算出された新
たなプリペイド残額が前記会員カードであるICカード
37に記録されるとともに、該新たなプリペイド残額
「3500」円が、図17(b)に示すように表示画面
102に所定時間表示され、所定時間の経過後において
図17(c)に示すように、プリペイド残額が新たなプ
リペイド残額「3500」に変更された前記図15
(b)の画面に戻るようになっている。
【0081】これら本実施例のように、表示画面102
に入金操作に基づく入金金額情報や、前記ビジターカー
ドや会員カードにより特定されるプリペイド残額(カー
ド残額)や貯蓄持点等の遊技用有価価値の異なる有価価
値情報が、該有価価値情報に対応する入力メニューとと
もに表示されるようにすることは、1つの表示画面にお
いて異なる有価価値情報が表示されることにより、これ
ら各有価価値情報に対応した入力メニューのみが表示さ
れるようになるため、不必要な入力メニューが表示され
ることがなく、操作性が向上するばかりか操作ミスを低
減することもできることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0082】前記実施例における各要素は、本発明に対
して以下のように対応している。
【0083】本発明の請求項1は、遊技場において使用
される遊技機(パチンコ台2)であって、該遊技機(パ
チンコ台2)は、複数の表示内容を切替表示可能であっ
て遊技者が可視可能とされた表示装置(LCDパネル1
10)と、該表示装置の表示画面102の外周周辺部
に、該表示画面の外周表示領域に表示される入力メニュ
ーに1対1に対応して設けられて遊技者が操作可能な複
数の入力部(入力ボタン101a〜d)と、前記表示画
面の外周表示領域の前記入力部に臨む位置に、該入力部
に対応するメニューを表示し、且つ該入力メニュー並び
に前記表示内容の切替表示制御を少なくとも前記入力部
の操作に応じて実施するとともに、遊技者により選択さ
れた前記入力部に対応して前記表示画面に表示されてい
る入力メニューに該当する処理または処理指示を出力す
る制御部(表示操作制御マイコン58)と、を具備して
いる。
【0084】本発明の請求項2は、前記表示装置が平面
ディスプレイ(LCDパネル110)とされている。
【0085】本発明の請求項3は、前記表示装置(LC
Dパネル110)の前面が透明な保護部材(ポリカーボ
ネート板106)にて覆われている。
【0086】本発明の請求項4は、前記保護部材(ポリ
カーボネート板106)が透明な樹脂(ポリカーボネー
ト)にて形成されている。
【0087】本発明の請求項5は、前記保護部材(ポリ
カーボネート板106)が着脱可能とされている。
【0088】本発明の請求項6は、前記表示画面102
には、前記表示切替において使用頻度の高い所定の入力
メニュー(貸出メニュー、プリペイドメニュー、返却メ
ニュー)が同一の入力部に対応する位置に表示されるよ
うになっている、
【0089】本発明の請求項7は、前記表示画面102
には、使用される遊技用記録媒体(ビジターカード、会
員カード)の種別に応じて該種別に対応する入力メニュ
ーが表示されるようになっている。
【0090】本発明の請求項8は、前記表示画面102
には、前記遊技用記録媒体(ビジターカード、会員カー
ド)の購入或いは入金に伴う入金金額情報(追加入金金
額)又は遊技用記録媒体(ビジターカード、会員カー
ド)により特定される遊技用有価価値情報(プリペイド
残額、カード残額、貯蓄持点)が、該異なる有価価値情
報毎に対応する入力メニューとともに表示されるように
なっている。
【0091】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0092】例えば、前記実施例では遊技用記録媒体で
あるビジターカードおよび会員カードとして同一の非接
触ICカード37を用い、前記カードユニット3のIC
カード挿入口をビジターカードおよび会員カードが共通
して使用できるようにしているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これらビジターカードおよび会員
カードを他の記録媒体、例えば磁気カードやリライトカ
ードや接触式ICカードや該記録媒体を特定可能な識別
符号(ID)等の情報が記録可能なバーコード等の所定
の情報記録シンボル等がプリント可能とされた媒体等と
しても良く、更には、これらビジターカードおよび会員
カードにお使用する記録媒体を異なるものとして、該記
録媒体の種類によりビジターカードおよび会員カードの
判別を実施するようにしても良い。
【0093】また、前記実施例においては、前記パチン
コ台2に突設して設けられた操作部32に表示画面10
2および入力ボタン101a〜dを配置しているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、遊技者が可視可
能で操作可能な位置であればこれら操作部32の配置位
置は任意とされ、例えばパチンコ台2の周囲等に形成し
ても良い。
【0094】また、前記実施例では、会員カードの本人
確認を暗証番号で実施しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら本人確認をその他の方法で
実施しても良いし、適宜本人確認を実施しないようにし
ても良い。
【0095】また、前記実施例における表示画面102
の表示内容および入力メニュー並びに入力ボタン101
a〜dの数や配置位置等は、これに限定されるものでは
なく、これらは任意とされ、前記実施例のように、入力
ボタンに対応するメニューが存在しない場合には、メニ
ューが表示されない入力ボタンが存在しても良い。
【0096】また、前記実施例では制御部を表示操作制
御マイコン58としているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、表示の切替機能と入力に伴う処理また
は処理出力に個別のデバイスを用いて制御部を形成する
ようにしても良く、更には、前記表示操作制御マイコン
58の機能を該表示操作制御マイコン58からの入力メ
ニュー出力(処理出力)に基づき各処理動作を行う持点
制御用マイクロコンピュータ55に含めて一体化したも
のとしても良い。
【0097】また、前記実施例では表示操作制御マイコ
ン58が各表示画面に対応して各入力ボタン101a〜
dに対応する入力メニューをレジスタに登録し、各入力
ボタン101a〜dの入力に基づき該登録された入力メ
ニューを読み出して出力しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、前記のように表示操作制御マイ
コン58と持点制御用マイクロコンピュータ55とを一
体化した場合等においては、該当する表示画面に対応し
て各入力ボタン101a〜dに対応する入力メニューを
検索して逐次実行するようにしても良く、これら入力メ
ニューの処理出力および処理方法は、適宜に選択すれば
良い。
【0098】また、前記実施例では追加入金に伴う投入
金額等の処理表示を前記表示画面102に表示している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら追
加入金がなされないカードユニットや、逆に新たなビジ
ターカード等の発行が可能なカードユニットにおいても
本発明の遊技機を使用できることは言うまでもない。
【0099】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0100】(a)請求項1の発明によれば、遊技者
は、遊技機の各状況毎に応じて前記制御部により前記表
示装置の外周表示領域の前記入力部に臨む位置に表示さ
れる入力メニューに基づき、該表示装置の外周に配置さ
れた入力部を操作することにより所望のメニュー入力を
実施できるようになるため、従来のような対話形式によ
る優れた操作性および容易性を有するとともに、前記入
力部が表示画面の外周部に設けられているため、従来の
ように表示画面上の入力位置検出を実施する必要がな
く、これら装置の価格を低く抑えることができるばかり
か、これら入力を位置検出ではなく表示画面外周部に固
定して設けられた入力部において実施することから、前
記ゴミや煙草の灰等によって誤動作を生じることもな
い。
【0101】(b)請求項2の発明によれば、限られた
遊技機内の空間において前記表示装置の占める空間を少
なくでき、該表示装置の形成位置の自由度を向上するこ
とができる。
【0102】(c)請求項3の発明によれば、本発明で
は従来のように表示画面上を押圧操作する必要がなく入
力が前記入力部にて実施されるため、表示装置の前面を
透明な保護部材にて覆うことにより、高価な表示装置が
悪戯や誤って破損されることを防止できる。
【0103】(d)請求項4の発明によれば、保護部材
が樹脂とされているために、ガラス等に比較して割れに
くいばかりか、割れた場合にも破片の飛散や破片による
傷害を少なくできる。
【0104】(e)請求項5の発明によれば、保護部材
に汚れや傷等付着したり、悪戯や誤って破損された場合
の交換を容易に実施することができる。
【0105】(f)請求項6の発明によれば、使用頻度
の高い入力部の位置が、表示画面の表示内容が切り替わ
っても変化することがないため、操作ミスを低減するこ
とができる。
【0106】(g)請求項7の発明によれば、各遊技用
記録媒体の種別に対応する入力メニューのみが表示され
るようになるため、不必要な入力メニューが表示される
ことがなく、操作性が向上するばかりか、操作ミスを低
減することもできる。
【0107】(h)請求項8の発明によれば、1つの表
示部において異なる有価価値情報を表示できるととも
に、これら各有価価値情報に対応した入力メニューのみ
が表示されるようになるため、不必要な入力メニューが
表示されることがなく、操作性が向上するばかりか、操
作ミスを低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるパチンコ台を備えた遊
技島を示す外観斜視図である。
【図2】本実施例の遊技機であるパチンコ台およびカ−
ドユニットを示す正面図である。
【図3】本実施例の遊技機であるパチンコ台およびカ−
ドユニットを示す裏面図である。
【図4】本発明の実施例におけるパチンコ台に設けられ
た操作部を示す上面図である。
【図5】本発明の実施例におけるパチンコ台に設けられ
た操作部および表示装置の内部構成を示す一部破断展開
斜視図である。
【図6】本発明の実施例におけるパチンコ台およびカ−
ドユニットの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例において用いたICカードを示
す一部破断正面図である。
【図8】本発明の実施例において用いたICカードリー
ダライタの構造を示す断面図である。
【図9】(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の
実施例の操作部における表示状況および操作状況を示す
図である。
【図10】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の操作部における表示状況および操作状況を示す図であ
る。
【図11】(a)、(b)は、本発明の実施例の操作部
における表示状況および操作状況を示す図である。
【図12】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の操作部における表示状況および操作状況を示す図であ
る。
【図13】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の操作部における表示状況および操作状況を示す図であ
る。
【図14】(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明
の実施例の操作部における表示状況および操作状況を示
す図である。
【図15】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の操作部における表示状況および操作状況を示す図であ
る。
【図16】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の操作部における表示状況および操作状況を示す図であ
る。
【図17】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の操作部における表示状況および操作状況を示す図であ
る。
【図18】本発明の実施例に用いた表示操作制御マイコ
ンの処理動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
l 遊技島 2 (封入式)パチンコ台 3 カードユニット 4 硬貨投入口 5 ICカード挿入口 6 硬貨返却口 7 紙幣挿入口 8 処理中ランプ 9 カードインジケータ 10 動作ランプ 11 硬貨インジケータ 12 紙幣インジケータ 13 発行装置 14 透明板保持枠 15 打球操作ハンドル 16 可変入賞球装置 17 遊技領域 18 可変表示装置 19 始動口 20 通常入賞口 21 ソレノイド 22 特定入賞玉検出器 23 入賞個数検出器 24 開閉板 25 アウト口 26 発射玉検出器 27 ファール玉入口 28 ハンマー 29 打球モータ 30 入賞玉集合樋 31 入賞玉検出器 32 操作部 33 打込玉検出器 34 打込玉集合樋 35 遊技用制御基板 36 アウト玉誘導樋 37 ICカード(遊技用記録媒体) 38 ファール玉検出器 39 発射玉供給口 40 回動板 41 ソレノイド 42 玉抜き樋 43 持点用制御基板 44 コネクタ部 45 ICカードリーダライタ 46 紙幣識別ユニット 47 通信部 48 通信ケーブル 49 硬貨識別ユニット 50 マイクロプロセッシングユニット(MP
U) 52 記憶部 55 持点制御用マイクロコンピュータ 56 遊技用マイクロコンピュータ 57 VRAM 58 表示操作制御マイコン 59 LCDドライバ 81 基体 82 専用マイコン 83 パターンコイル 84 フレキシブルプリント基板 85 トップフィルム 86 駆動モータ 87 搬送ローラ 88 搬送ローラ 89 電磁ソレノイド 90 通信ヘッド 91 搬送ベルト 92 制御基板 93 駆動モータ 94 フリーローラ 97 挿入センサ 98 ガイドレール 101a 入力ボタン 101b 入力ボタン 101c 入力ボタン 101d 入力ボタン 102 表示画面 103 開口 104 上面パネル 105 アナログ表示部 106 ポリカーボネート板(透明保護部材) 107 係合突起 108a Y側ガラス基板 108b X側ガラス基板 109a Y側フレキシブルプリント基板 109b X側フレキシブルプリント基板 110 LCDパネル 111 ELバックライト 112 電極 113 接続端子部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場において使用される遊技機であっ
    て、該遊技機は、複数の表示内容を切替表示可能であっ
    て遊技者が可視可能とされた表示装置と、該表示装置の
    表示画面の外周周辺部に、該表示画面の外周表示領域に
    表示される入力メニューに1対1に対応して設けられて
    遊技者が操作可能な複数の入力部と、前記表示画面の外
    周表示領域の前記入力部に臨む位置に、該入力部に対応
    するメニューを表示し、且つ該入力メニュー並びに前記
    表示内容の切替表示制御を少なくとも前記入力部の操作
    に応じて実施するとともに、遊技者により選択された前
    記入力部に対応して前記表示画面に表示されている入力
    メニューに該当する処理を行うかまたは処理指示を出力
    する制御部と、を具備することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記表示装置が平面ディスプレイである
    請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記表示装置の前面が透明な保護部材に
    て覆われている請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記保護部材が透明な樹脂にて形成され
    ている請求項3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記保護部材が着脱可能とされている請
    求項3または4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示画面には、前記表示切替におい
    て使用頻度の高い所定の入力メニューが同一の入力部に
    対応する位置に表示される請求項1〜5のいずれかに記
    載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記表示画面には、使用される遊技用記
    録媒体の種別に応じて該種別に対応する入力メニューが
    表示される請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記表示画面には、前記遊技用記録媒体
    の購入或いは入金に伴う入金有価価値情報又は遊技用記
    録媒体により特定される遊技用有価価値情報が、該異な
    る有価価値情報毎に対応する入力メニューとともに表示
    される請求項1〜7のいずれかに記載の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273020A (ja) * 2001-03-15 2002-09-24 Sankyo Kk 記録媒体処理装置
JP2007020903A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Aruze Corp 遊技機
JP2011041701A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Sankyo Co Ltd 遊技用装置および遊技用システム
JP2011229856A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Sankyo Co Ltd 遊技用装置及び遊技用システム

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