JP2001017718A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001017718A
JP2001017718A JP11193238A JP19323899A JP2001017718A JP 2001017718 A JP2001017718 A JP 2001017718A JP 11193238 A JP11193238 A JP 11193238A JP 19323899 A JP19323899 A JP 19323899A JP 2001017718 A JP2001017718 A JP 2001017718A
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JP
Japan
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game
value
gaming machine
display
unit
Prior art date
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JP11193238A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Atsushi Akatsu
篤志 赤津
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者にとって取り扱い易い遊技機を提供す
る。 【解決手段】 遊技媒体が指触不能に内封されるか又は
遊技媒体が画像にて形成され、遊技に使用可能な有価価
値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒
体37を使用して遊技を行い、該遊技や前記遊技用記録
媒体の処理に関連する情報が表示される表示部106、
107、114並びに遊技者が操作可能な操作部10
1、102、104、111、112、113とから成
る遊技用表示操作手段を遊技領域下部位置に備えた遊技
機において、前記遊技用記録媒体37により特定される
有価価値の種別のそれぞれに対応して前記遊技用表示操
作手段を、少なくとも上下方向に配された上段部109
および下段部115に分別配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場において
使用される遊技機、特には近年において多く検討されよ
うになっている遊技媒体が指触不能に内封されたり、遊
技領域並びに遊技媒体が画像にて形成されることによ
り、遊技媒体が遊技機外に排出されることのない遊技機
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技場における省力化や遊技媒体
の横流し等の不正防止を目的として遊技媒体が指触不能
に遊技機内に封入されたり、遊技領域および遊技媒体が
画像にて形成されることにより、遊技媒体が遊技機外に
排出されることのない遊技機が多く検討されている。こ
れら遊技機では、外部よりの遊技媒体の投入や該遊技機
よりの遊技媒体の排出ができないことから、通常におい
て、遊技をする場合には遊技用有価価値が記録されたプ
リペイドカードや会員カード等の遊技用記録媒体を用い
て遊技を行い、該遊技において獲得された獲得有価価値
が該遊技用記録媒体に記録されて返却されるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、これら遊技
機では、従来の遊技機に比較して前記遊技用記録媒体の
処理に伴う情報の表示や操作が新たに加わるため、これ
ら情報が表示される表示部や操作部の数が非常に多くな
ってしまい、その表示や操作が判り難く、遊技者にとっ
て遊技機が取り扱い難いものとなってしまうという問題
があった。
【0004】よって、本発明は上記した背景や問題点に
着目してなされたもので、使用される遊技用記録媒体の
処理に伴う情報の表示や操作が判り易く、遊技者にとっ
て取り扱い易い遊技機を提供するすることを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技機は、遊技媒体が指触不能に内封
されるか又は遊技媒体が画像にて形成され、遊技に使用
可能な有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された
遊技用記録媒体を使用して遊技を行い、該遊技や前記遊
技用記録媒体の処理に関連する情報が表示される表示部
並びに遊技者が操作可能な操作部とから成る遊技用表示
操作手段を遊技領域下部位置に備えた遊技機において、
前記遊技用記録媒体により特定される有価価値の種別の
それぞれに対応して前記遊技用表示操作手段が、少なく
とも上下方向に配された上段部および下段部に分別配置
されていることを特徴としている。
【0006】この特徴によれば、使用する遊技用記録媒
体により特定される有価価値の種別毎に、前記遊技用表
示操作手段が少なくとも上段部と下段部とに分別して配
置されるようになるため、遊技者は使用する遊技用記録
媒体の処理に伴う情報の表示や操作が判り易く、遊技機
の使い勝手を向上できるばかりか、操作ミスも軽減でき
る。
【0007】本発明の遊技機は、前記遊技用記録媒体の
使用に伴って該遊技用記録媒体により特定される前記有
価価値の大きさが、該有価価値の種別に対応する前記遊
技用表示操作手段に表示されることが好ましい。このよ
うにすれば、前記有価価値の大きさが有価価値の種別に
対応する前記遊技用表示操作手段に自動的に表示される
ようになるため、遊技者はどちらの段部を操作すれば良
いのかを認識できる。
【0008】本発明の遊技機は、前記上段部には、購入
または入金に伴うプリペイド有価価値に関連するプリペ
イド有価価値用表示操作手段が配置され、前記下段部に
は、再度遊技に使用可能な貯蓄有価価値に関連する貯蓄
有価価値用表示操作手段が配置されていることが好まし
い。このようにすれば、遊技用有価価値であるプリペイ
ド有価価値を上段部、貯蓄有価価値を下段部として分け
て配置することで、遊技の際にどちらの段部を操作すれ
ば良いのかが判りやすいばかりか、使用頻度の高いプリ
ペイド有価価値を上段部とすることで遊技機全体として
の操作性もより向上できる。
【0009】本発明の遊技機は、前記プリペイド有価価
値用表示操作手段には、少なくともプリペイド残有価価
値の大きさ並びに遊技により獲得された獲得有価価値の
大きさを表示する表示部と、プリペイド残有価価値の大
きさからの貸出処理を指示する貸出操作部および前記遊
技用記録媒体の返却処理を指示する返却操作部とが設け
られ、前記貯蓄有価価値用表示操作手段には、少なくと
も貯蓄有価価値の大きさを表示する表示部と、該貯蓄有
価価値の大きさからの再使用処理を指示する再使用操作
部および獲得有価価値の大きさを貯蓄有価価値の大きさ
に加算貯蓄する処理を指示する貯蓄操作部とが設けられ
ていることが好ましい。このようにすれば、各操作部と
該操作部の操作により変化する各表示部とが同一の段部
に設けられているため、操作を理解し易く遊技機をより
取り扱い易いものとすることができ、結果的に操作ミス
もより低減することができる。
【0010】本発明の遊技機は、前記プリペイド有価価
値用表示操作手段には、まだ景品交換されていない獲得
有価価値の累計が表示される未景品交換有価価値表示部
が設けられていることが好ましい。このようにすれば、
現時点において景品交換されていない獲得有価価値の累
計を確認することができる。
【0011】本発明の遊技機は、前記貯蓄有価価値用表
示操作手段には、前記再使用操作部の操作により再使用
処理される貯蓄有価価値の再使用単位の入力が可能な再
使用単位入力操作部が設けられていることが好ましい。
このようにすれば、遊技者は再使用単位入力操作部より
所望する前記再使用単位を設定できるようになるため、
払い戻される貯蓄有価価値の大きさを自由に変更するこ
とができる。
【0012】本発明の遊技機は、前記貯蓄有価価値用表
示操作手段には、暗証番号の入力が可能な暗証番号入力
操作部が設けられていることが好ましい。このようにす
れば、暗証番号入力操作部から遊技者により入力された
暗証番号を照合することにより利用者が正規の会員であ
るか否かを確認でき、第3者により遊技用記録媒体の不
正使用を防止できる。
【0013】本発明の遊技機は、前記遊技用表示操作手
段は、前記上段部または下段部に遊技者方向が下方とな
るように傾斜して設けられていることが好ましい。この
ようにすれば、前記遊技用表示操作手段が遊技者に対し
て対向するようになるため、該遊技用表示操作手段の視
認性を向上できる。
【0014】本発明の遊技機は、前記下段部が上段部よ
り遊技者方向に突出するように設けられていることが好
ましい。このようにすれば、前記下段部が上段部により
隠れてしまうことが防止され、遊技者は視線を大きく変
更することなく下段部を視認することができるようにな
る。
【0015】本発明の遊技機は、前記上段部の形状が、
その遊技者方向中央部に窪みを有する連山形状とされて
いることが好ましい。このようにすれば、前記上段部の
形状を中央部に窪みを有する連山形状とすることによ
り、遊技者は該形成された窪みを通じて前記下段部を目
視できるようになるため、前記下段部が上段部に隠れて
しまうことが防止される。
【0016】本発明の遊技機は、前記上段部および下段
部が同一筐体上に形成されていることが好ましい。この
ようにすれば、各段部に形成される遊技用表示操作手段
を構成する表示装置や入力キーを同一の筐体内に配置す
ることが可能となるため、各表示装置や入力キーを形成
するための基板や電源等を同一のものとしたり、共有す
る事等が可能となるとともに、組立工数も低減できるこ
とから遊技用表示操作手段を形成するためのコストを低
減できる。
【0017】本発明の遊技機は、前記上段部および下段
部が一体化されたユニット構造とされていることが好ま
しい。このようにすれば、前記上段部および下段部を一
体化されたユニット構造とすることにより、これら上段
部および下段部の構造を強固にできるとともに、該上段
部および下段部に形成される遊技用表示操作手段の保守
における容易性を向上できる。
【0018】本発明の遊技機は、少なくとも前記下段部
には、該下段部に設けられる前記遊技用表示操作手段の
側方からの視認を遮る遮蔽部材が設けられていることが
好ましい。このようにすれば、隣接する遊技者等によっ
て遊技用表示操作手段に表示される有価価値の大きさや
入力される暗証番号等が知覚されることを防止できる。
【0019】本発明の遊技機は、使用される前記遊技用
記録媒体により特定される有価価値の種別に基づき、前
記上段部または下段部の内、該種別に該当する前記遊技
用表示操作手段が設けられた方の段部が有効化されるこ
とが好ましい。このようにすれば、使用する有価価値に
該当する遊技用表示操作手段が設けられた方の段部のみ
が有効となるため、異なる段部における操作ミス等を防
止できる。
【0020】本発明の遊技機は、前記上段部または下段
部の少なくとも一方が、遊技機の盤面より出没自在とさ
れていることが好ましい。このようにすれば、必要とさ
れる遊技用表示操作手段が設けられた方の段部のみを突
出させることができるようになるため、不必要な段部の
表示や操作部が視認されることがなく、遊技者の視認性
並びに操作性を向上できるばかりか、下段部を使用する
場合において該下段部のみを突出させることにより、上
段部によって下段部が隠れることもない。
【0021】本発明の遊技機は、前記遊技用記録媒体の
使用に伴い前記上段部または下段部の少なくとも一方を
突出させるとともに、該遊技用記録媒体の返却に伴い前
記突出させた上段部または下段部を収納する出没機構が
設けられていることが好ましい。このようにすれば、必
要時においてのみ出没機構によって前記段部が突出する
ようになるため、必要時以外において悪戯等により遊技
用表示操作手段が不必要に操作されたり破損されること
を防止できる。
【0022】本発明の遊技機は、使用される前記遊技用
記録媒体により特定される有価価値の種別に基づき、前
記上段部または下段部の内、該種別に該当する前記遊技
用表示操作手段が設けられた方の段部が突出されること
が好ましい。このようにすれば、遊技に際して必要とさ
れる遊技用表示操作手段が設けられた方の段部のみが自
動的に突出されるようになるため、遊技者の利便性を向
上できるとともに、不必要な段部の表示や操作部が遊技
者により視認されることがなく、遊技者の視認性並びに
操作性も向上できる。
【0023】本発明の遊技機は、少なくとも前記下段部
を形成する筐体の下部形状が、遊技者方向が上方となる
ように傾斜されていることが好ましい。このようにすれ
ば、遊技者の足等が前記下段部に下方より衝突しても、
衝撃が緩和されるようになるため、該下段部の破損を防
止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。なお、以下の説明において、遊技機
として所定数の遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に
遊技機内に内封された封入式パチンコ台を用いた例を示
すが、本発明に係る遊技機はこれらパチンコ玉が内封さ
れた封入式パチンコ台に限定されるものではなく、該パ
チンコ玉が画像にて形成されたパチンコ台であっても良
いし、更には遊技媒体であるコインを用いずに遊技を実
施可能なスロットマシン等にも適用可能である。
【0025】(実施例1)
【0026】図1は、本実施例1の遊技機であるパチン
コ台2を備えた遊技島1を示す外観斜視図であり、図2
は、本実施例1の遊技機であるパチンコ台2およびカ−
ドユニット3を示す正面図であり、図3は、本実施例1
の遊技機であるパチンコ台2およびカ−ドユニット3示
す裏面図であり、図4(a)は、本実施例1の遊技機で
あるパチンコ台2に設けられた上段操作部を示す上面図
であり、図4(b)は、本実施例1の遊技機であるパチ
ンコ台2に設けられた下段操作部を示す上面図であり、
図5は、該上段および下段操作部が形成されたユニット
盤32の構成を示す側断面図であり、図6は本実施例1
の遊技機であるパチンコ台2およびカ−ドユニット3の
構成を示すブロック図であり、図7は、本実施例1にお
いて用いたICカードを示す一部破断正面図であり、図
8は、本実施例1の前記カ−ドユニット3に用いたIC
カードリーダライタの構造を示す断面図である。
【0027】本実施例1において用いた遊技機であるパ
チンコ台2は、図1に示すように、該パチンコ台2に1
対1に対応するカードユニット3とともに、遊技場内に
設置された遊技島1に所定の台数が並設されて設置さ
れ、本実施例1のパチンコ台2は、該パチンコ台2内部
に所定数の遊技媒体であるパチンコ玉が封入された封入
式パチンコ台とされている。
【0028】本実施例1にて用いたこの封入式パチンコ
台2(以下パチンコ台と略称する)について図2および
図3に基づいて説明すると、該パチンコ台2内部には、
予め所定数量のパチンコ玉が指触不能に封入されてお
り、その前面の遊技領域下部位置には該パチンコ台2に
突設する態様にて上段操作部60と、下段操作部62と
が設けられている。
【0029】この上段操作部60には図4(a)に示す
ように、遊技者により前記カードユニット3に設けられ
た後述するICカード挿入口5に、遊技用記録媒体であ
るプリペイドカードが挿入された場合において、該プリ
ペイドカード(本実施例1では後述するようにプリペイ
ドカードとしてICカード37を使用)より読み出され
たプリペイド残有価価値であるプリペイド残額が表示さ
れるプリペイド残高表示部106と、該プリペイドカー
ドより読み出された景品との交換がなされていない未景
品交換有価価値である景品持点が表示される景品持点表
示部108と、その時点において遊技者が所持する持ち
点合計(合計得点)が表示される遊技持点表示部107
と、遊技の開始または前記遊技持点が「0」になった際
に押圧操作されて、前記プリペイド残高表示部106に
残度数が存在する場合に、該プリペイド残額からの所定
の大きさの持点の貸出を行う貸出ボタン101と、プリ
ペイド残高表示部106に残度数が存在することで該貸
出ボタンの操作が可能であることを点灯により報知する
貸出用LED103と、前記遊技持点表示部107の遊
技持点が所定数以下になった際に自動的に持点の貸出を
行う自動貸出を行いたい場合に操作される自動貸出ボタ
ン104と、該自動貸出ボタン104の操作により自動
貸出が選択されていることを報知する自動貸出選択LE
D105と、遊技を終了する際等に押圧操作されること
により、前記カードユニット3に挿入されているプリペ
イドカードの返却処理がなされる返却ボタン102とが
設けられており、これら遊技用表示操作手段である各部
は上段筐体109の内部に設けられている基板100上
に実装されていて、プリペイド有価価値用表示操作手段
である上段操作部60が形成されている。
【0030】また、前記下段操作部62には図4(b)
に示すように、遊技者により前記カードユニット3に設
けられた後述するICカード挿入口5に、遊技用記録媒
体である会員カードが挿入された場合において、該会員
カードより読み出された貯蓄持点が表示される貯蓄持点
表示部106と、暗証番号並びに貯蓄持点を再使用する
場合において一度に払い戻される再使用単位の入力を行
う、暗証番号入力操作部および再使用単位入力操作部と
してのテンキー入力部113と、前記貯蓄持点表示部1
06に残持点が存在する場合に前記再使用単位の持点の
払い戻しを行う再プレイボタン112と、遊技を終了す
る際等に押圧操作されることにより、前記カードユニッ
ト3に挿入されている会員カードが、その時点での遊技
持点と貯蓄持点とが合算された新たな貯蓄持点が記録さ
れて返却される貯蓄ボタン111とが設けられており、
これら遊技用表示操作手段である各部は下段筐体115
の内部に設けられている基板110上に実装されてい
て、貯蓄有価価値用表示操作手段である下段操作部62
が形成されており、図中の64は、前記テンキー入力部
113からの暗証番号の入力や貯蓄持点の表示が隣客等
にて視認されるのを防止するための遮蔽部材としての遮
蔽板であり、63は灰皿である。
【0031】この本実施例1の下段操作部62は、図4
(b)並びに図5に示すように、前記上段操作部60よ
りも、遊技者側に大きく突出するように形成されるとと
もに、前記各表示部や操作ボタンが実装された前記基板
110がこの下段操作部62を形成する前記下段筐体1
15の遊技者側位置に配置され、これら下段操作部62
に設けられたこれら各表示部や操作ボタンが前記上段表
示部60に隠れることがないようになっている。このよ
うに、下段操作部62を上段操作部60よりも突出させ
ることは、遊技者からの下段操作部62の視認性を向上
できることから好ましいが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0032】また、本実施例1において用いた前記下段
筐体115の下方部の断面形状は、図5に示すように、
適宜な曲率が付与された切り欠き状とされた形状とされ
ており、このようにすることで、該下段操作部62の下
方に遊技者の足を配置可能なスペースを確保できるばか
りか、遊技者の足が下段操作部62に下方より衝突して
も、前述のように曲率が設けられているために該下段操
作部62が破損することを極力防止できるようになるこ
とから好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0033】また、本実施例1の前記上段操作部60お
よび下段操作部62は、図5に示すように、ユニット盤
32上に上段筐体109並びに下段筐体115が取付け
られるとともに、これら各筐体内に配置された各基板1
00、110より導出された接続配線117、118が
該ユニット盤32裏面中央部に設けられた端子台116
に接続され、該端子台116より接続用コネクタ119
が引き出されており、これらユニット盤32を基台とし
て一体化されたユニット構成とされていて、このユニッ
ト盤32は、図2に示すパチンコ台2の前面に設けられ
た施錠部79を解錠して遊技領域17の前面を覆うガラ
ス板の保持枠14の開くことにより、該ユニット盤32
を上方に引き抜くことができるようになっている。
【0034】このようにユニット構造とするすること
は、強固なユニット盤32を用いることにより、これら
上段操作部60および下段操作部62の構造を強固にで
きるとともに、前述のようにこれらユニット盤32を単
体として取り外し可能となることから各操作部の保守に
おける作業性を向上できることから好ましいが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0035】また、本実施例1の前記上段筐体109並
びに下段筐体115は、図5に示すように、前記各表示
部並びに操作ボタンが配置される面が、遊技者方向が下
方となるように適宜傾斜して形成されており、このよう
にすることは、遊技者と前記面とが対向するようにな
り、各段操作部60、62の視認性を向上できることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0036】本実施例1のパチンコ台2内部に内封され
たパチンコ玉は、打球操作ハンドル15を操作すること
により、ハンマー28により1発ずつ遊技領域17内に
打込まれる。打込まれたパチンコ玉は発射玉検出器26
により1つずつ検出され、検出のある毎に前記上段操作
部60の遊技持点表示部107に表示された遊技持点が
1つずつ減算更新表示される。
【0037】また、発射勢いが弱すぎて遊技領域17に
まで到達しなかつたパチンコ玉はファール玉入口27よ
り回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出
器38(図3参照)で検出される。これらファール玉が
検出されるごとに前記遊技持点表示部107に表示され
た遊技持点が1つずつ加算更新表示される。これによ
り、遊技者が打玉が遊技領域17にまで到達する機会を
得ることなく減算更新された持点を有効に再度使用する
ことができるようになっている。
【0038】これら遊技領域17内部に打ち込まれた打
玉が始動口19や通常入賞口20、あるいは可変入賞球
装置16に入賞すれば、その入賞に応じて所定数の得点
が遊技者に付与される。該遊技者に付与された得点は、
前記遊技持点表示部107に表示された遊技持点に加算
更新表示される。また、いずれの入賞口にも入賞しなか
つたパチンコ玉はアウト口25より回収される。
【0039】前記通常入賞口20や始動口19、あるい
は可変入賞球装置16内に進入した入賞玉は、遊技盤の
裏面に導かれて入賞玉集合樋30に案内される。一方、
前記アウト口25により回収されたアウト玉は、アウト
玉誘導樋36で誘導されて前記入賞玉検出器31で検出
された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および入賞
玉は打込玉検出器33で検出された後、打込玉集合樋3
4に案内される。また、前記ファール玉入口27より回
収されたファール玉は、ファール玉検出器38で検出さ
れた後、前記打込玉集合樋34に案内される。
【0040】この打込玉集合樋34に案内されたパチン
コ玉は、その傾斜に沿って発射玉供給口39へ案内され
る。遊技者が前記打球操作ハンドル15を操作すれば打
球モータ29が駆動し、ハンマー28が間欠揺動され
る。ハンマー28の間欠揺動に伴って発射玉供給口39
に案内されたパチンコ玉が1発ずつ前記遊技領域17へ
弾発発射される。以上のようにして、パチンコ台2内に
封入されているパチンコ玉が繰返し循環して使用されて
いる。
【0041】また、遊技場の係員などが所定の玉抜きス
イッチ(図示省略)を操作すればソレノイド41が励磁
され、打込玉集合樋34の一部を形成している回動板4
0が所定角度回動し、玉抜き樋42と打込玉集合樋34
とを連通させる。これにより、打込玉検出器33で検出
された後、打込玉集合樋34を案内される封入玉は発射
玉供給口39へ誘導されることなく玉抜き樋42へ案内
され、該玉抜き樋42へ案内された封入玉はパチンコ台
2外部へ排出される。
【0042】また、図3において35は遊技用制御基板
であり各種遊技内容の制御、特には前記可変表示装置1
8における可変表示等の制御を行なう遊技用マイクロコ
ンピュータ56(図6参照)が設けられている。また、
43は持点用制御基板であり、持点の制御を行なうため
の持点制御用マイクロコンピュータ55(図6参照)が
設けられ、該持点用制御基板43はコネクタ部44を介
して前記カードユニット3に設けられたカードユニット
制御基板(図示略)と接続されている。
【0043】なお、図2において53はアナログ表示部
であり、前記遊技持点表示部107に表示された遊技持
点の大きさがランプの点灯量によりアナログ表示され
る。また、14は透明板保持枠であり、前述のように遊
技領域17の前面を覆うガラス板を保持している。
【0044】この遊技領域17に打込まれた打玉が前記
始動口19に入賞すれば、可変表示装置18で図柄の可
変表示が開始される。そして、可変表示装置18の可変
表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば7
77)となればいわゆる大当りが発生する。大当りが発
生すれば、ソレノイド21が励磁されて可変入賞球装置
16に設けられた開閉板24が解放状態となり遊技者に
とって有利な第1の状態となる。この第1の状態はパチ
ンコ玉の可変入賞球装置16への所定個数(たとえば1
0個)の入賞、あるいは所定期間(たとえば30秒間)
の経過のうち、いずれか早い方の条件が成立することに
より終了して遊技者にとって不利な第2の状態、すなわ
ち、開閉板24が閉じた状態となる。
【0045】可変入賞球装置16が前記第1の状態とな
っている期問中に可変入賞球装置16内に進入したパチ
ンコ玉は、入賞個数検出器23あるいは特定入賞玉検出
器22により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出
器22により検出されれば、その回の可変入賞球装置1
6の前記第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞
球装置16を前記第2の状態から前記第1の状態に制御
する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御
の上限回数はたとえば16回と定められている。
【0046】この本実施例1のパチンコ台2の構成を、
図6に基づいて説明すると、前記パチンコ台2の裏面に
設けられた前記遊技用制御基板35には、パチンコ台2
各部の動作制御を実施する遊技用マイクロコンピュータ
56が設けられており、該遊技用マイクロコンピュータ
56は、前記持点用制御基板43に設けられた持点制御
用マイクロコンピュータ55に接続され、前記遊技用マ
イクロコンピュータ56より遊技における各状況、例え
ば大当りの発生等の各情報が出力されるようになってい
る。
【0047】また、前記上段操作部60並びに下段操作
部62に設けられた前記各基板100、110は、前述
のように、端子台116および接続コネクタ119を介
して表示操作制御マイコン58に接続され、更に該表示
操作制御マイコン58は前記持点制御用マイクロコンピ
ュータ55に接続されていて、前記カ−ドユニット3の
ICカ−ド挿入口5に挿入されるICカ−ド37によっ
て特定される有価価値の種別情報に基づき持点制御用マ
イクロコンピュータ55が該有価価値に対応する前記上
段操作部60または下段操作部62の起動指示を出力す
ることにより、該上段操作部60または下段操作部62
が起動されるとともに、前記ICカ−ド37より読み出
されたプリペイド残額または貯蓄持点が該持点制御用マ
イクロコンピュータ55より出力されて、前記プリペイ
ド残高表示部106または貯蓄持点表示部114に表示
される。
【0048】また、この表示操作制御マイコン58に
は、前記遊技持点表示部107並びに景品持点表示部1
08が接続されており、前記持点制御用マイクロコンピ
ュータ55より出力されるその時点における遊技持点が
前記上段表示部の遊技持点表示部107に表示されると
ともに、前記ICカ−ド37に景品持点が記録されてい
る場合においては、該ICカ−ド37より読み出された
景品持点が持点制御用マイクロコンピュータ55より出
力されて前記景品持点表示部108に表示されるように
なっている。
【0049】また、この表示操作制御マイコン58に
は、前記上段操作部60に設けられた貸出ボタン10
1、自動貸出ボタン104、返却ボタン102および前
記下段操作部62に設けられたテンキー入力部113、
再プレイボタン112、貯蓄ボタン111がそれぞれ接
続されて、これら各操作部ボタンからの入力が表示操作
制御マイコン58により検出され、各操作部ボタンに該
当する処理出力が前記持点制御用マイクロコンピュータ
55に出力されるとともに、貸出用LED103、自動
貸出選択LED105とが接続されてこれら各LEDの
点灯制御がなされるようになっている。
【0050】また、この持点制御用マイクロコンピュー
タ55は、前記の封入されたパチンコ玉の検出を行う各
検出器(打込玉検出器33、入賞玉検出器31、発射玉
検出器26、ファール玉検出器38、)並びに打球操作
ハンドル15、打球モータ29、アナログ表示装置53
と接続されており、遊技において各検出器より出力され
る信号に基づき、予め該持点制御用マイクロコンピュー
タ55の内部ROMに記憶されている持点算出プログラ
ムにより遊技持点(合計得点)の入賞玉による加算、お
よび使用得点の減算並びにアナログ表示装置53の表示
制御や打球操作ハンドル15および打球モータ29の可
動制御を実施している。
【0051】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、カードユニット3内部に設けられた前記カード
ユニット制御基板(図示略)上に設けられた後述するマ
イクロプロセッシングユニット(MPU)50に接続さ
れており、投入された貨幣の合計金額並びに挿入された
ICカード37より読み出されるプリペイド残額や景品
持点、または貯蓄持点等の各データが該MPU50から
出力されるようになっている。
【0052】これら本実施例1に用いた前記カードユニ
ット3の前面には、図2に示すように、点灯によりカー
ドユニット3の動作を報知する動作ランプ10と、硬貨
投入口4と、前記硬貨投入口4および後述する紙幣投入
口7より投入される貨幣の合計金額に基づく追加入金処
理や、挿入されているICカードへの書き込み処理等が
実施中であることを遊技者に報知するための処理中ラン
プ8と、会員遊技者が使用する会員カードまたは会員以
外の通常遊技者が使用するビジターカードとして使用さ
れるICカード37が挿入されるICカード挿入口5
と、該ICカード37の排出を遊技者に報知するカード
インジケータ9と、硬貨返却口6と、該硬貨返却口から
の硬貨の返却の際に点滅点灯されて該硬貨の返却を遊技
者に報知する硬貨インジケータ11と、紙幣が挿入およ
び返却可能とされた紙幣挿入口7と、該紙幣挿入口7か
らの紙幣の返却の際に点滅点灯されて該紙幣の返却を遊
技者に報知する紙幣インジケータ12と、が設けられて
いる。
【0053】この本実施例1のカードユニット3の構成
を説明すると、図6に示すように、前記動作ランプ1
0、前記処理中ランプ12、前記各インジケータ9,1
1,12に加えて、前記ICカード挿入口5に連設さ
れ、挿入されるICカード37記録されている各種デー
タの読み出し並びに新たな各種データの書き込みを行う
ICカードリーダライタ45と、前記硬貨投入口4に連
設されて投入硬貨の検出、識別を行う硬貨識別ユニット
49と、前記紙幣挿入口7に連設されて投入紙幣の検出
および識別を行う紙幣識別ユニット46と、前記投入さ
れた貨幣の合計金額や、前記挿入されたICカード37
から読み出しおよび書き込まれる各種情報データ等を記
憶するとともに、カードユニット制御部であるMPU5
0が実行する制御内容等が記述された制御プログラム等
を記憶する記憶部52と、通信ケーブル48を介して管
理コンピュータやサービス端末等の外部機器とのデータ
通信を行うための通信部47と、これら各部の制御等を
行うとともに前記合計金額の算出を行う前記MPU50
と、を具備しており、これら各部は図6に示すように接
続されていて、会員カードまたはビジターカード(プリ
ペイドカ−ド)の双方が使用可能とされているととも
に、投入金額に基づくプリペイド残額を、挿入されてい
るICカード37より読み出したプリペイド残額に加算
して新たなプリペイド残額を算出し、該新たなプリペイ
ド残額を該ICカード37に記録する追加入金処理が可
能とされている。
【0054】これら本実施例1に用いた前記ICカード
37の構成は、図7に示すように所定厚みとされ、その
内部が凹状とされた樹脂製の基体81の該凹部外周所定
位置に、テ−プオ−トボンディング(TAB)実装によ
りその内部にメモリ(図示せず)を内蔵した専用マイコ
ン82が実装されるとともに、該専用マイコン82から
該基体81の外周に沿うように設けられたパターンコイ
ル83を有するフレキシブルプリント基板84が内挿さ
れ、該凹部全面がトップフィルム85にて覆われた構成
とされており、これらICカード37は、前記ICカー
ドリーダライタ45に挿入されることで、該リーダライ
タから出力される電磁波が前記パターンコイル83に誘
導起電力を生じさせて前記専用マイコン82が動作可能
に付勢されるとともに、該パターンコイル83を介して
図8に示す本実施例1のICカードリーダライタ45と
の各種のデータ通信を電磁波により非接触にて実施可能
とされた非接触ICカードとされている。
【0055】これら本実施例1において使用されるIC
カード37は、前述のように、図1に示す遊技島1の端
部に設置された発行装置13により購入されるプリペイ
ドカード(ビジタ−カ−ド)と、特定の会員に予め発行
された会員カ−ドの2種類があり、これら各ICカード
37にはその種別を判別できるように種別データが記録
されていて、前記ICカ−ド挿入口5への挿入時におい
て該種別データが前記ICカードリーダライタ45によ
り読み出されることで、挿入されたICカード37の種
別が特定されるようになっていて、該種別情報がMPU
50より前記持点制御用マイクロコンピュータ55に出
力されて、前述のようにこれら各種別情報に基づきその
種別に対応する各段表示部が起動されるようになってい
る。
【0056】また、前記会員カードには、その発行時に
おいて遊技者により決定された4桁の暗証番号が登録さ
れている。
【0057】これらICカード37が挿入可能とされた
前記ICカードリーダライタ45の構成を図8に基づい
て説明すると、該ICカードリーダライタ45の内部に
は、ICカード挿入口5からのICカード37の挿入を
検知する挿入センサ97や、前記ICカード挿入口5に
延設され、ICカード37がスライド可能とされたガイ
ドレール98と、該ガイドレール98を挟むように配設
されて該ICカード37の移動を、駆動モータ86、9
3にて駆動回転されることにより実施する搬送ローラ8
7、88と、前記搬送ローラ87、88の一方側に張架
された搬送ベルト91と、から成る搬送機構や、該搬送
されるICカード37を所定位置に停止させるストップ
ピンの出没を行う電磁ソレノイド89や、所定位置に停
止されたICカード37への非接触による給電やデータ
通信を行う通信ヘッド90や、前記の各部に接続されて
その制御を実施する制御基板92が設けられ、挿入され
たICカード37からの非接触によるデータ読み出しお
よびデータ書き込みが可能とされており、図中の94
は、自由回転により該移送を補助するフリーローラであ
る。
【0058】以下、本実施例1の遊技機である前記パチ
ンコ台2の動作状況について説明すと、まず遊技者が遊
技を行う際には、前記発行装置13にて購入したプリペ
イドカード(ビジターカード)またはプリペイド残額ま
たは貯蓄持点が残存する会員カードのいずれかを、前記
カードユニット3のICカード挿入口5に挿入する。
【0059】例えばプリペイドカード(ビジターカー
ド)を挿入した場合には、該ビジターカードの挿入によ
り該ビジターカードの種別情報とともに該ビジターカー
ドであるICカード37に記録されているプリペイド残
額データおよび景品持点データが読み出されて、前記記
憶部52に記憶されるとともに前記MPU50より前記
持点用制御マイクロコンピュータ55に出力され、該持
点用制御マイクロコンピュータ55が前述のように前記
表示操作制御マイコン58にこれらプリペイド残額デー
タおよび景品持点データを出力することにより、これら
各デ−タがプリペイド残高表示部106並びに景品持点
表示部108に表示され、プリペイドカード(ビジター
カード)に対応する上段操作部60が起動され、貸出可
能であることを遊技者に報知する前記貸出用LED10
3が点灯される。
【0060】遊技者は、これらプリペイド残高表示部1
06並びに景品持点表示部108の表示並びに貸出用L
ED103の点灯を確認することで、上段操作部60の
起動を認知し、該点灯された貸出用LED103に対応
する貸出ボタン101を操作することにより、所定数の
持点(本実施例1では125点)の貸出が実施され、前
記遊技持点表示部107に「125」点が表示されると
ともに、前記表示されているガード残額からは該貸し出
された125点に該当する金額である500円が減額さ
れて表示が更新される。遊技者は遊技持点表示部107
に残数が存在する段階において、前述のように該遊技持
点を使用して遊技を行うことができる。
【0061】このようにして遊技を実施した後に遊技を
終了する場合においては、前記上段操作部60に設けら
れている前記返却ボタン102を操作する。
【0062】該操作は前記表示操作制御マイコン58に
より検出され、該表示操作制御マイコン58からは終了
処理指示が前記持点用制御マイクロコンピュータ55に
出力され、該持点用制御マイクロコンピュータ55はそ
の時点での遊技持点を前記景品持点表示部108に表示
されている景品持点に加算して新たな景品持点を算出す
るとともに、その時点のカード残高表示部106に表示
されているプリペイド残額を該新たな景品持点とともに
前記MPU50に出力し、該プリペイド残額と新たな景
品持点データが前記ICカードリーダライタ45により
プリペイドカード(ビジターカード)であるICカード
37に記録されてICカード挿入口5より返却される。
【0063】次いで、会員カードを使用して遊技を行う
場合の動作について説明すると、まず会員カードである
ICカードを前記カードユニット3のICカード挿入口
5に挿入すると、該会員カードからは前記ビジターカー
ドと同様にカードの種別情報がICカードリーダライタ
45により読み出されるとともに、該会員カードである
ICカード37に記録されている暗証番号、プリペイド
残額、貯蓄持点データとが読み出されて前記記憶部52
に記憶されるとともに、前記MPU50を介して持点用
制御マイクロコンピュータ55に出力される。
【0064】この出力に基づき該持点用制御マイクロコ
ンピュータ55は、まず下段操作部62を起動させ、前
記貯蓄得点表示部114の表示を点滅させて前記テンキ
−入力部113よりの暗証番号の入力を促す。
【0065】該貯蓄得点表示部114の点滅点灯により
下段操作部62の起動を認知した遊技者は、該テンキ−
入力部113を操作して4桁の暗証番号を順次入力し、
該入力番号が貯蓄得点表示部114に表示される。この
表示された入力番号を確認した後、遊技者はテンキ−入
力部113に設けられている決定キ−を操作し、該入力
番号に誤りがあれば取消キ−を操作して再度入力を実施
する。
【0066】これら入力された4桁の暗証番号は、前記
持点用制御マイクロコンピュータ55において照合さ
れ、該照合が一致した場合には前記会員カ−ドより読み
出された前記プリペイド残額、貯蓄持点データがそれぞ
れカ−ド残高表示部106並びに貯蓄持点表示部114
にそれぞれ表示される。
【0067】この段階において、遊技者がプリペイド残
額を用いて遊技を実施したい場合は、前記プリペイドカ
−ド(ビジターカード)と同様に、上段操作部60を操
作して遊技を実施することができ、遊技者が貯蓄持点を
用いて遊技を実施したい場合は、前記テンキ−入力部1
13より一度に払い戻されて再度遊技に供される持点数
である再使用単位を入力、例えば100点を入力し、次
いで前記再プレイボタンを操作する。
【0068】該操作により、前記貯蓄持点表示部114
に表示された貯蓄持点からは、前記再使用単位である1
00点に手数料である20点が加算された120点が減
算されて表示が更新されるとともに、前記上段操作部6
0の遊技持点表示部107には100点が加算されるよ
うになっている。
【0069】このようにして遊技持点表示部107に持
点が残存する状況において、遊技者は該持点を使用して
遊技を実施することができ、再度貯蓄持点の払い戻しを
実施する場合には、前記操作を繰り返し実施すれば良
い。
【0070】これら遊技において遊技持点を獲得し、該
獲得した遊技持点を貯蓄して遊技を終了する場合には、
前記貯蓄ボタン111を操作する。
【0071】該操作により、前記表示操作制御マイコン
58からは終了処理指示が前記持点用制御マイクロコン
ピュータ55に出力され、該持点用制御マイクロコンピ
ュータ55は、その時点での遊技持点をその時点での貯
蓄持点に加算して新たな貯蓄持点を算出するとともに、
存在する場合にはその時点のカード残額を前記の新たな
貯蓄持点とともに前記MPU50に出力し、該カード残
額と新たな貯蓄持点データとが前記ICカードリーダラ
イタ45により会員カードであるICカード37に記録
されてICカード挿入口5より返却される。
【0072】また、本実施例1において用いた前記カー
ドユニット3は、カードの種別に関わらずプリペイド残
額の追加入金が可能とされており、これら追加入金の処
理状況について、例えば入金金額として千円札を使用し
た場合を例に説明すると、まず遊技者は前記紙幣挿入口
7(硬貨の場合は硬貨投入口4)より紙幣を挿入(硬
貨)すると、該紙幣(硬貨)の挿入が前記紙幣識別ユニ
ット46(硬貨識別ユニット49)によって検出され、
該貨幣の挿入並びに入金金額の合計金額が前記MPU5
0より持点用制御マイクロコンピュータ55に出力さ
れ、これに基づき該投入された合計金額である1000
円がどの時点においてカ−ド残高表示部106に表示さ
れているプリペイド残額に加算されて新たなカ−ド残高
がカ−ド残高表示部106に点滅表示されるとともに、
前記貸出用LED103が点滅点灯される。
【0073】遊技者は、この入金でOKである場合に
は、前記貸出用LED103が点滅点灯されている所定
時間内に貸出ボタン101を押圧操作することで、前記
点滅表示が点灯表示に変更され、該新たなカ−ド残高が
新たなプリペイド残額としてICカ−ド37に記録され
る。
【0074】以上、本実施例1のように、前記上段操作
部60および下段操作部62に遊技用記録媒体であるプ
リペイドカ−ド(ビジタ−カ−ド)または会員カ−ドよ
り特定される有価価値であるプリペイド残額および貯蓄
持点のそれぞれに対応する表示部並びに操作部(操作ボ
タン)を分別して設けることにより、遊技者は使用する
遊技用記録媒体(プリペイドカ−ド(ビジタ−カ−ド)
または会員カ−ド)の処理に伴う情報の表示や操作が判
り易く、遊技機の使い勝手を向上できるばかりか、操作
ミスも軽減できる。
【0075】また、前記実施例1では、前記上段筐体1
09の上面視形状を台形状としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら上段筐体109の上
面視形状をその他の形状、例えば図9に示すように、そ
の遊技者側の中央部位置が窪んだ連山状の筐体109’
とし、下段操作部62を見やすくなるようにしても良
く、これら形状は適宜選択すれば良い。
【0076】また、前記実施例1では、前記上段操作部
60と下段操作部62とをほぼ同一の垂直軸上に設けて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
ら上段操作部60と下段操作部62とを図10に示すよ
うに、左右方向に配置位置をずらして配置して、下段操
作部62’が上段操作部に隠れないようにするようにし
ても良い。
【0077】また、前記実施例1では、遮蔽部材として
の遮蔽板64を下段操作部62の両方向に設けている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら遮
蔽板64を図10に示すように一方向、特には前記暗証
番号の入力を実施するテンキ−入力部113側に配置す
るようしても良く、これら遮蔽部材の形状や配置位置や
その数等は任意とされる。
【0078】また、前記実施例1では、前記上段操作部
60と下段操作部62を別筐体として形成しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら上段お
よび下段の各操作部67、68が図11に示すように1
筐体69に形成された操作部66としても良く、このよ
うに各段の操作部を1筐体に形成することは、各段部に
形成される表示装置や入力ボタンが実装される基板10
0、110を同一の筐体内に配置することが可能となる
ため、組立工数等を低減でき低コスト化を計れることか
ら好ましい。
【0079】また、これら各段部の形成方法は、前記図
11並びに図12の筐体69のように明確な段部として
形成しても良いが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、図13に示すように、これら上段73および下段
74を上下方向に配置された異なる角度の面により形成
するようにした筐体71としても良く、本発明における
段部とはこれら異なる角度の面により形成されたものも
含むものとする。
【0080】(実施例2)
【0081】図14は、本実施例2の遊技機であるパチ
ンコ台200を示す外観斜視図であり、図15(a)
は、本実施例2のパチンコ台200に設けられた上段操
作部201を示す上面図であり、図15(b)は、本実
施例2のパチンコ台200に設けられた下段操作部20
2を示す上面図であり、図16は、本実施例2の前記上
段および下段操作部の開閉機構を示す断面図である。
【0082】本実施例2のパチンコ台200は、前記実
施例1と同様の機構された封入式パチンコ台とされてお
り、大きく異なる点としては、前記実施例1のパチンコ
台2では上段操作部60並びに下段操作部62がユニッ
ト盤32に固定されていたのに対し、本実施例2では、
これら上段操作部201並びに下段操作部202が、図
16に示す出没機構によりパチンコ台2の前面より出没
自在とされており、その他本実施例2のカードユニット
3も前記実施例1と同様のカードユニット3を前記パチ
ンコ台200に1対1に接続して設けており、前記実施
例1と同様のプリペイドカード(ビジターカード)並び
に会員カードであるICカード37が使用できるように
なっている。
【0083】この本実施例2のパチンコ台200に設け
られた前記上段操作部201には、前記実施例1の上段
操作部62と同様に、カード残高表示部107、遊技持
点表示部107、景品持点表示部108、貸出ボタン1
01、自動貸出ボタン104、返却ボタン102、貸出
用LED103並びに自動貸出選択LED105が設け
られており、これら各表示部に表示される表示内容や各
操作ボタンの操作に基づく処理内容は、前記実施例1と
同様とされている。
【0084】また、本実施例2のパチンコ台200に設
けられた前記下段操作部202には、前記実施例1の下
段操作部62と同様に、貯蓄持点表示部114、テンキ
ー入力部113、再プレイボタン112並びに貯蓄ボタ
ン111とが設けられているとともに、前記上段操作部
201と同様に遊技持点表示部107が新たに設けられ
ていて、使用する有価価値がプリペイド残額または貯蓄
持点である場合に、これら有価価値の種別に対応してい
ずれか一方の操作部のみが図16に示す出没機構にて突
出されても、これら一方の操作部において遊技持点が表
示されることにより遊技を実施出来るようになってい
る。
【0085】この本実施例2に用いた前記出没機構は、
図16に示すようになっており、前記上段および下段操
作部201、202は、図16に示すような略台形状と
された断面視形状を有する筐体205の操作面204に
形成されており、該操作面204に隣接する扉面203
は、回動軸206を支点として前記筐体205が回転し
て収納された際に、各操作部201、202の出没口を
塞ぐようになっている。
【0086】この筐体205の内部は中空とされてい
て、該中空内部には円弧状に形成されたレールギア21
2が設けられており、該レールギア212は支持柱20
7に固定されたソレノイドブレーキ208に連結された
ギア210と嵌合していて、通常は該ソレノイドブレー
キ208によるブレーキにて前記筐体205が突出しな
いように保持され、該ソレノイドブレーキ208のブレ
ーキが解除されることにより、前記筐体205がその自
重によって図16における二点鎖線に示すように突出す
るようになっている。更に、前記ギア210は前記支持
柱207に固定された駆動モータ209に連結された駆
動ギア211と嵌合していて、該駆動モータ209の駆
動力が前記駆動ギア211を介してギア210に伝達さ
れ、前記筐体205が回動されて収容されるようになっ
ている。
【0087】これら上段操作部201並びに下段操作部
202の前記ソレノイドブレーキ208および駆動モー
タ209は、前記表示操作制御マイコン58に接続され
てその動作が制御されており、前記持点用制御マイクロ
コンピュータ55より出力される前記ICカード挿入口
5に挿入されたICカード37の種別情報に基づき、表
示操作制御マイコン58は、該種別が前記プリペイドカ
ード(ビジターカード)である場合には前記上段操作部
201を突出し、該種別が前記会員カードであって、プ
リペイド残額が存在しない場合には前記下段操作部20
2のみを突出し、該種別が前記会員カードであって、プ
リペイド残額が存在する場合には、前記上段操作部20
1並びに下段操作部202の双方を突出して起動すると
ともに、前記返却ボタン102または貯蓄ボタン111
の操作が為された際には、該突出されている操作部を収
納するようになっている。
【0088】尚、本実施例2では前述のように、上段操
作部201並びに下段操作部202の双方に出没機構を
設けて出没自在としているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、これら出没機構を例えば前記上段操作
部201のみに設けるようにしても良い。
【0089】また、前記本実施例2では前述のように、
遊技用記録媒体であるICカード37の挿入(使用)に
伴って前記上段操作部201および/または下段操作部
202が突出され、遊技終了である該ICカード37の
返却に伴って該突出された上段操作部201および/ま
たは下段操作部202が収納されるようにすることは、
遊技用記録媒体であるICカード37が使用される場合
においてのみ各操作部が突出され、それ以外においては
収納されることから、必要時以外において悪戯等により
前記各操作部が不必要に操作されたり破損されることを
防止できることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0090】また、前記本実施例2では前述のように、
使用される遊技用記録媒体であるICカード37の種別
に基づき、対応する上段操作部201および/または下
段操作部202が自動的に突出されるようにしており、
このようにすることは、遊技に際して必要とされる段の
操作部が自動的に突出されるようになるため、遊技者の
利便性を向上できるとともに、不必要な段部の表示や操
作ボタンが遊技者により視認されることがなく、遊技者
の視認性並びに操作性も向上できることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0091】また、前記本実施例2では、前記出没機構
を設けて各段操作部201、202を自動的に出没させ
るようにしているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら出没を遊技者や係員等が手動にて実施す
るようにしても良い。
【0092】また、前記本実施例2では、筐体205に
設けられた操作面204を収納するために回転軸を筐体
205の下方に設けて筐体205を回動させるようにし
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れら筐体205の上端を軸支して回動させて出没させる
ようにしたり、スライドにより出没させるようにしたり
しても良く、これら出没機構の構成や手法は適宜に選択
すれば良い。
【0093】前記実施例における各要素は、本発明に対
して以下のように対応している。
【0094】本発明の請求項1は、遊技媒体が指触不能
に内封されるか又は遊技媒体が画像にて形成され、遊技
に使用可能な有価価値の大きさを特定可能な情報が記録
された遊技用記録媒体(ICカード37)を使用して遊
技を行い、該遊技や前記遊技用記録媒体の処理に関連す
る情報が表示される表示部(カード残高表示部106、
遊技持点表示部107、景品持点表示部108、貯蓄持
点表示部114)並びに遊技者が操作可能な操作部(貸
出ボタン101、返却ボタン102、自動貸出ボタン1
04、再プレイボタン112、貯蓄ボタン111、テン
キー入力部113)とから成る遊技用表示操作手段を遊
技領域下部位置に備えた遊技機(パチンコ台2)におい
て、前記遊技用記録媒体(ICカード37)により特定
される有価価値(プリペイド残額、貯蓄持点)の種別の
それぞれに対応して前記遊技用表示操作手段(カード残
高表示部106、遊技持点表示部107、景品持点表示
部108、貯蓄持点表示部114、貸出ボタン101、
返却ボタン102、自動貸出ボタン104、再プレイボ
タン112、貯蓄ボタン111、テンキー入力部11
3)が、少なくとも上下方向に配された上段部(上段筐
体109)および下段部(下段筐体115)に分別配置
されている。
【0095】本発明の請求項2は、前記遊技用記録媒体
(ICカード37)の使用に伴って該遊技用記録媒体に
より特定される前記有価価値(プリペイド残額、貯蓄持
点)の大きさが、該有価価値の種別に対応する前記遊技
用表示操作手段(上段操作部60、下段操作部62)に
表示される。
【0096】本発明の請求項3は、前記上段部(上段筐
体109)には、購入または入金に伴うプリペイド有価
価値(プリペイド残額)に関連するプリペイド有価価値
用表示操作手段(上段操作部60;カード残高表示部1
06、貸出ボタン101、返却ボタン102)が配置さ
れ、前記下段部(下段筐体115)には、再度遊技に使
用可能な貯蓄有価価値(貯蓄持点)に関連する貯蓄有価
価値用表示操作手段(下段操作部62;貯蓄持点表示部
114、再プレイボタン112、貯蓄ボタン111、テ
ンキー入力部113)が配置されている。
【0097】本発明の請求項4は、前記プリペイド有価
価値用表示操作手段(上段操作部60)には、少なくと
もプリペイド残有価価値(プリペイド残額)の大きさ並
びに遊技により獲得された獲得有価価値(遊技持点)の
大きさを表示する表示部(カード残高表示部106、遊
技持点表示部107)と、プリペイド残有価価値(プリ
ペイド残額)の大きさからの貸出処理を指示する貸出操
作部(貸出ボタン101)および前記遊技用記録媒体
(ICカード37)の返却処理を指示する返却操作部
(返却ボタン102)とが設けられ、前記貯蓄有価価値
用表示操作手段(下段操作部62)には、少なくとも貯
蓄有価価値(貯蓄持点)の大きさを表示する表示部(貯
蓄持点表示部114)と、該貯蓄有価価値の大きさから
の再使用処理を指示する再使用操作部(再プレイボタン
112)および獲得有価価値(遊技持点)の大きさを貯
蓄有価価値(貯蓄持点)の大きさに加算貯蓄する処理を
指示する貯蓄操作部(貯蓄ボタン111)とが設けられ
ている。
【0098】本発明の請求項5は、前記プリペイド有価
価値用表示操作手段(上段操作部60)には、まだ景品
交換されていない獲得有価価値(景品持点)の累計が表
示される未景品交換有価価値表示部(景品持点表示部1
08)が設けられている。
【0099】本発明の請求項6は、前記貯蓄有価価値用
表示操作手段(下段操作部62)には、前記再使用操作
部(再プレイボタン112)の操作により再使用処理
(払い戻し処理)される貯蓄有価価値(貯蓄持点)の再
使用単位の入力が可能な再使用単位入力操作部(テンキ
ー入力部113)が設けられている。
【0100】本発明の請求項7は、前記貯蓄有価価値用
表示操作手段(下段操作部62))には、暗証番号の入
力が可能な暗証番号入力操作部(テンキー入力部11
3)が設けられている。
【0101】本発明の請求項8は、前記遊技用表示操作
手段(カード残高表示部106、遊技持点表示部10
7、景品持点表示部108、貯蓄持点表示部114、貸
出ボタン101、返却ボタン102、自動貸出ボタン1
04、再プレイボタン112、貯蓄ボタン111、テン
キー入力部113)は、前記上段部(上段筐体109)
または下段部(下段筐体115)に遊技者方向が下方と
なるように傾斜して設けられている。
【0102】本発明の請求項9は、前記下段部(下段筐
体115)が上段部(上段筐体109)より遊技者方向
に突出するように設けられている。
【0103】本発明の請求項10は、前記上段部(上段
筐体109’)の形状が、その遊技者方向中央部に窪み
を有する連山形状とされている。
【0104】本発明の請求項11は、前記上段部(上段
操作部67)および下段部(下段操作部68)が同一筐
体69上に形成されている。
【0105】本発明の請求項12は、前記上段部(上段
筐体109)および下段部(下段筐体115)が一体化
されたユニット構造とされている。
【0106】本発明の請求項13は、少なくとも前記下
段部(下段筐体115)には、該下段部に設けられる前
記遊技用表示操作手段(貯蓄持点表示部114、テンキ
ー入力部113)の側方からの視認を遮る遮蔽部材(遮
蔽板64)が設けられている。
【0107】本発明の請求項14は、使用される前記遊
技用記録媒体(ICカード37)により特定される有価
価値(プリペイド残額、貯蓄持点)の種別に基づき、前
記上段部(上段操作部60)または下段部(下段操作部
62)の内、該種別に該当する前記遊技用表示操作手段
が設けられた方の段部(上段操作部60または下段操作
部62)が有効化(起動)される。
【0108】本発明の請求項15は、前記上段部(上段
操作部201)または下段部(下段操作部202)の少
なくとも一方が、遊技機の盤面より出没自在とされてい
る。
【0109】本発明の請求項16は、前記遊技用記録媒
体(ICカード37)の使用に伴い前記上段部(上段操
作部201)または下段部(下段操作部202)の少な
くとも一方を突出させるとともに、該遊技用記録媒体の
返却に伴い前記突出させた上段部(上段操作部201)
または下段部(下段操作部202)を収納する出没機構
が設けられている。
【0110】本発明の請求項17は、使用される前記遊
技用記録媒体(ICカード37)により特定される有価
価値(プリペイド残額、貯蓄持点)の種別に基づき、前
記上段部(上段操作部201)または下段部(下段操作
部202)の内、該種別に該当する前記遊技用表示操作
手段が設けられた方の段部(上段操作部60または下段
操作部62)が突出される。
【0111】本発明の請求項18は、少なくとも前記下
段部(下段操作部202)を形成する筐体(下段筐体1
15)の下部形状が、遊技者方向が上方となるように傾
斜されている。
【0112】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0113】例えば、前記実施例では遊技用記録媒体で
あるビジターカードおよび会員カードとして同一の非接
触ICカード37を用い、前記カードユニット3のIC
カード挿入口をビジターカードおよび会員カードが共通
して使用できるようにしているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これらビジターカードおよび会員
カードを他の記録媒体、例えば磁気カードやリライトカ
ードや接触式ICカードや該記録媒体を特定可能な識別
符号(ID)等の情報が記録可能なバーコード等の所定
の情報記録シンボル等がプリント可能とされた媒体等と
しても良く、更には、これらビジターカードおよび会員
カードにお使用する記録媒体を異なるものとして、該記
録媒体の種類によりビジターカードおよび会員カードの
判別を実施するようにしても良い。
【0114】また、前記各実施例では、前記ICカード
37に有価価値であるプリペイド残額や貯蓄持点をデー
タとして記録するようにしているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、これらプリペイド残額や貯蓄持
点を遊技用記録媒体を特定可能な識別符号等の情報に対
応付けて管理コンピュータ等に収集、登録し、該遊技用
記録媒体にはプリペイド残額や貯蓄持点の大きさを特定
可能な情報として前記識別符号を記録するようにしても
良い。
【0115】また、前記実施例では、会員カードの本人
確認を暗証番号で実施しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら本人確認をその他の方法で
実施しても良いし、適宜本人確認を実施しないようにし
ても良い。
【0116】また、前記実施例における各段操作部に設
けられる表示部や操作ボタン数や配置等の構成は、前記
各実施例に限定されるものではなく、これらは適宜に選
択すれば良い。
【0117】また、前記各実施例では、カードユニット
3を追加入金処理を可能とするために現金の投入および
識別手段を備えたものとされているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これら現金の投入による追加
入金処理ができないカードユニットを用いても良いし、
逆に逆に新たなビジターカード等の発行が可能なカード
ユニットとしても良い。
【0118】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0119】(a)請求項1の発明によれば、使用する
遊技用記録媒体により特定される有価価値の種別毎に、
前記遊技用表示操作手段が少なくとも上段部と下段部と
に分別して配置されるようになるため、遊技者は使用す
る遊技用記録媒体の処理に伴う情報の表示や操作が判り
易く、遊技機の使い勝手を向上できるばかりか、操作ミ
スも軽減できる。
【0120】(b)請求項2の発明によれば、前記有価
価値の大きさが有価価値の種別に対応する前記遊技用表
示操作手段に自動的に表示されるようになるため、遊技
者はどちらの段部を操作すれば良いのかを認識できる。
【0121】(c)請求項3の発明によれば、遊技用有
価価値であるプリペイド有価価値を上段部、貯蓄有価価
値を下段部として分けて配置することで、遊技の際にど
ちらの段部を操作すれば良いのかが判りやすいばかり
か、使用頻度の高いプリペイド有価価値を上段部とする
ことで遊技機全体としての操作性もより向上できる。
【0122】(d)請求項4の発明によれば、各操作部
と該操作部の操作により変化する各表示部とが同一の段
部に設けられているため、操作を理解し易く遊技機をよ
り取り扱い易いものとすることができ、結果的に操作ミ
スもより低減することができる。
【0123】(e)請求項5の発明によれば、現時点に
おいて景品交換されていない獲得有価価値の累計を確認
することができる。
【0124】(f)請求項6の発明によれば、遊技者は
再使用単位入力操作部より所望する前記再使用単位を設
定できるようになるため、払い戻される貯蓄有価価値の
大きさを自由に変更することができる。
【0125】(g)請求項7の発明によれば、暗証番号
入力操作部から遊技者により入力された暗証番号を照合
することにより利用者が正規の会員であるか否かを確認
でき、第3者により遊技用記録媒体の不正使用を防止で
きる。
【0126】(h)請求項8の発明によれば、前記遊技
用表示操作手段が遊技者に対して対向するようになるた
め、該遊技用表示操作手段の視認性を向上できる。
【0127】(i)請求項9の発明によれば、前記下段
部が上段部により隠れてしまうことが防止され、遊技者
は視線を大きく変更することなく下段部を視認すること
ができるようになる。
【0128】(j)請求項10の発明によれば、前記上
段部の形状を中央部に窪みを有する連山形状とすること
により、遊技者は該形成された窪みを通じて前記下段部
を目視できるようになるため、前記下段部が上段部に隠
れてしまうことが防止される。
【0129】(k)請求項11の発明によれば、各段部
に形成される遊技用表示操作手段を構成する表示装置や
入力キーを同一の筐体内に配置することが可能となるた
め、各表示装置や入力キーを形成するための基板や電源
等を同一のものとしたり、共有する事等が可能となると
ともに、組立工数も低減できることから遊技用表示操作
手段を形成するためのコストを低減できる。
【0130】(l)請求項12の発明によれば、前記上
段部および下段部を一体化されたユニット構造とするこ
とにより、これら上段部および下段部の構造を強固にで
きるとともに、該上段部および下段部に形成される遊技
用表示操作手段の保守における容易性を向上できる。
【0131】(m)請求項13の発明によれば、隣接す
る遊技者等によって遊技用表示操作手段に表示される有
価価値の大きさや入力される暗証番号等が知覚されるこ
とを防止できる。
【0132】(n)請求項14の発明によれば、使用す
る有価価値に該当する遊技用表示操作手段が設けられた
方の段部のみが有効となるため、異なる段部における操
作ミス等を防止できる。
【0133】(o)請求項15の発明によれば、必要と
される遊技用表示操作手段が設けられた方の段部のみを
突出させることができるようになるため、不必要な段部
の表示や操作部が視認されることがなく、遊技者の視認
性並びに操作性を向上できるばかりか、下段部を使用す
る場合において該下段部のみを突出させることにより、
上段部によって下段部が隠れることもない。
【0134】(p)請求項16の発明によれば、必要時
においてのみ出没機構によって前記段部が突出するよう
になるため、必要時以外において悪戯等により遊技用表
示操作手段が不必要に操作されたり破損されることを防
止できる。
【0135】(q)請求項17の発明によれば、遊技に
際して必要とされる遊技用表示操作手段が設けられた方
の段部のみが自動的に突出されるようになるため、遊技
者の利便性を向上できるとともに、不必要な段部の表示
や操作部が遊技者により視認されることがなく、遊技者
の視認性並びに操作性も向上できる。
【0136】(r)請求項18の発明によれば、遊技者
の足等が前記下段部に下方より衝突しても、衝撃が緩和
されるようになるため、該下段部の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるパチンコ台を備えた
遊技島を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の遊技機であるパチンコ台お
よびカ−ドユニットを示す正面図である。
【図3】本発明の実施例1の遊技機であるパチンコ台お
よびカ−ドユニットを示す裏面図である。
【図4】(a)は、本発明の実施例1におけるパチンコ
台に設けられた上段操作部を示す上面図である。(b)
は、本発明の実施例1におけるパチンコ台に設けられた
下段操作部を示す上面図である。
【図5】本発明の実施例1における上段操作部および下
段操作部が形成されたユニット盤32の構成を示す側断
面図である。
【図6】本発明の実施例1におけるパチンコ台およびカ
−ドユニットの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例において用いたICカードを示
す一部破断正面図である。
【図8】本発明の実施例において用いたICカードリー
ダライタの構造を示す断面図である。
【図9】本発明のその他の上段筐体の形状を示す上面図
である。
【図10】本発明のその他の形態のパチンコ台を示す正
面図である。
【図11】本発明のその他の形態のパチンコ台を示す正
面図である。
【図12】本発明のその他の形態のパチンコ台に設けら
れた筐体の構造を示す断面図である。
【図13】本発明のその他の形態のパチンコ台に設けら
れた筐体の構造を示す断面図である。
【図14】本発明の実施例2の遊技機であるパチンコ台
を示す外観斜視図である。
【図15】(a)は、本発明の実施例2におけるパチン
コ台に設けられた上段操作部を示す上面図である。
(b)は、本発明の実施例2におけるパチンコ台に設け
られた下段操作部を示す上面図である。
【図16】本発明の実施例2の出没機構を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
l 遊技島 2 封入式パチンコ台(遊技機) 2’ 封入式パチンコ台(遊技機) 2” 封入式パチンコ台(遊技機) 3 カードユニット 4 硬貨投入口 5 ICカード挿入口 6 硬貨返却口 7 紙幣挿入口 8 処理中ランプ 9 カードインジケータ 10 動作ランプ 11 硬貨インジケータ 12 紙幣インジケータ 13 発行装置 14 透明板保持枠 15 打球操作ハンドル 16 可変入賞球装置 17 遊技領域 18 可変表示装置 19 始動口 20 通常入賞口 21 ソレノイド 22 特定入賞玉検出器 23 入賞個数検出器 24 開閉板 25 アウト口 26 発射玉検出器 27 ファール玉入口 28 ハンマー 29 打球モータ 30 入賞玉集合樋 31 入賞玉検出器 32 ユニット盤 33 打込玉検出器 34 打込玉集合樋 35 遊技用制御基板 36 アウト玉誘導樋 37 ICカード(遊技用記録媒体) 38 ファール玉検出器 39 発射玉供給口 40 回動板 41 ソレノイド 42 玉抜き樋 43 持点用制御基板 44 コネクタ部 45 ICカードリーダライタ 46 紙幣識別ユニット 47 通信部 48 通信ケーブル 49 硬貨識別ユニット 50 マイクロプロセッシングユニット(MP
U) 52 記憶部 53 アナログ表示部 55 持点制御用マイクロコンピュータ 56 遊技用マイクロコンピュータ 58 表示操作制御マイコン 60 上段操作部(プリペイド有価価値用表示操
作手段) 60’ 上段操作部(プリペイド有価価値用表示操
作手段) 62 下段操作部(貯蓄有価価値用表示操作手
段) 62’ 下段操作部(貯蓄有価価値用表示操作手
段) 63 灰皿 64 遮蔽板(遮蔽部材) 66 操作部(遊技用表示操作手段) 67 上段操作部 68 下段操作部 69 筐体 70 操作部(遊技用表示操作手段) 71 筐体 72 基板 73 上段 74 下段 79 施錠部 81 基体 82 専用マイコン 83 パターンコイル 84 フレキシブルプリント基板 85 トップフィルム 86 駆動モータ 87 搬送ローラ 88 搬送ローラ 89 電磁ソレノイド 90 通信ヘッド 91 搬送ベルト 92 制御基板 93 駆動モータ 94 フリーローラ 97 挿入センサ 98 ガイドレール 100 基板 101 貸出ボタン(貸出操作部) 102 返却ボタン(返却操作部) 103 貸出用LED 104 自動貸出ボタン 105 自動貸出選択LED 106 プリペイド残高表示部 107 遊技持点表示部 108 景品持点表示部(未景品交換有価価値表示
部) 109 上段筐体(上段部) 109’ 上段筐体(上段部) 110 基板 111 貯蓄ボタン(貯蓄操作部) 112 再プレイボタン(再使用操作部) 113 テンキー入力部(再使用単位入力操作部、
暗証番号入力操作部) 114 貯蓄持点表示部 115 下段筐体(下段部) 116 端子台 117 接続配線 118 接続配線 119 接続用コネクタ 200 封入式パチンコ台(遊技機) 201 上段操作部 202 下段操作部 203 扉面 204 操作面 205 筐体 206 回動軸 207 支持柱 208 ソレノイドブレーキ(出没機構) 209 駆動モータ(出没機構) 210 ギア(出没機構) 211 駆動ギア(出没機構) 212 レールギア(出没機構)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体が指触不能に内封されるか又は
    遊技媒体が画像にて形成され、遊技に使用可能な有価価
    値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒
    体を使用して遊技を行い、該遊技や前記遊技用記録媒体
    の処理に関連する情報が表示される表示部並びに遊技者
    が操作可能な操作部とから成る遊技用表示操作手段を遊
    技領域下部位置に備えた遊技機において、前記遊技用記
    録媒体により特定される有価価値の種別のそれぞれに対
    応して前記遊技用表示操作手段が、少なくとも上下方向
    に配された上段部および下段部に分別配置されているこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技用記録媒体の使用に伴って該遊
    技用記録媒体により特定される前記有価価値の大きさ
    が、該有価価値の種別に対応する前記遊技用表示操作手
    段に表示される請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記上段部には、購入または入金に伴う
    プリペイド有価価値に関連するプリペイド有価価値用表
    示操作手段が配置され、前記下段部には、再度遊技に使
    用可能な貯蓄有価価値に関連する貯蓄有価価値用表示操
    作手段が配置されている請求項1または2に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記プリペイド有価価値用表示操作手段
    には、少なくともプリペイド残有価価値の大きさ並びに
    遊技により獲得された獲得有価価値の大きさを表示する
    表示部と、プリペイド残有価価値の大きさからの貸出処
    理を指示する貸出操作部および前記遊技用記録媒体の返
    却処理を指示する返却操作部とが設けられ、前記貯蓄有
    価価値用表示操作手段には、少なくとも貯蓄有価価値の
    大きさを表示する表示部と、該貯蓄有価価値の大きさか
    らの再使用処理を指示する再使用操作部および獲得有価
    価値の大きさを貯蓄有価価値の大きさに加算貯蓄する処
    理を指示する貯蓄操作部とが設けられている請求項3に
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記プリペイド有価価値用表示操作手段
    には、まだ景品交換されていない獲得有価価値の累計が
    表示される未景品交換有価価値表示部が設けられている
    請求項3または4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記貯蓄有価価値用表示操作手段には、
    前記再使用操作部の操作により再使用処理される貯蓄有
    価価値の再使用単位の入力が可能な再使用単位入力操作
    部が設けられている請求項3〜5のいずれかに記載の遊
    技機。
  7. 【請求項7】 前記貯蓄有価価値用表示操作手段には、
    暗証番号の入力が可能な暗証番号入力操作部が設けられ
    ている請求項3〜6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記遊技用表示操作手段は、前記上段部
    または下段部に遊技者方向が下方となるように傾斜して
    設けられている請求項1〜7のいずれかに記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】 前記下段部が上段部より遊技者方向に突
    出するように設けられている請求項1〜8のいずれかに
    記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記上段部の形状が、その遊技者方向
    中央部に窪みを有する連山形状とされている請求項1〜
    9のいずれかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記上段部および下段部が同一筐体上
    に形成されている請求項1〜10のいずれかに記載の遊
    技機。
  12. 【請求項12】 前記上段部および下段部が一体化され
    たユニット構造とされている請求項1〜11のいずれか
    に記載の遊技機。
  13. 【請求項13】 少なくとも前記下段部には、該下段部
    に設けられる前記遊技用表示操作手段の側方からの視認
    を遮る遮蔽部材が設けられている請求項1〜12のいず
    れかに記載の遊技機。
  14. 【請求項14】 使用される前記遊技用記録媒体により
    特定される有価価値の種別に基づき、前記上段部または
    下段部の内、該種別に該当する前記遊技用表示操作手段
    が設けられた方の段部が有効化される請求項1〜13の
    いずれかに記載の遊技機。
  15. 【請求項15】 前記上段部または下段部の少なくとも
    一方が、遊技機の盤面より出没自在とされている請求項
    1〜14のいずれかに記載の遊技機。
  16. 【請求項16】 前記遊技用記録媒体の使用に伴い前記
    上段部または下段部の少なくとも一方を突出させるとと
    もに、該遊技用記録媒体の返却に伴い前記突出させた上
    段部または下段部を収納する出没機構が設けられている
    請求項15に記載の遊技機。
  17. 【請求項17】 使用される前記遊技用記録媒体により
    特定される有価価値の種別に基づき、前記上段部または
    下段部の内、該種別に該当する前記遊技用表示操作手段
    が設けられた方の段部が突出される請求項16に記載の
    遊技機。
  18. 【請求項18】 少なくとも前記下段部を形成する筐体
    の下部形状が、遊技者方向が上方となるように傾斜され
    ている請求項1〜17のいずれかに記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273020A (ja) * 2001-03-15 2002-09-24 Sankyo Kk 記録媒体処理装置
JP2002336533A (ja) * 2001-05-15 2002-11-26 Sankyo Kk 記録媒体処理装置および遊技用装置
JP2018068600A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 株式会社Mrd 遊技機の操作装置

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