JP2001198339A - 遊技用表示システム - Google Patents

遊技用表示システム

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JP2001198339A
JP2001198339A JP2000014940A JP2000014940A JP2001198339A JP 2001198339 A JP2001198339 A JP 2001198339A JP 2000014940 A JP2000014940 A JP 2000014940A JP 2000014940 A JP2000014940 A JP 2000014940A JP 2001198339 A JP2001198339 A JP 2001198339A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hiroshi Endo
大志 遠藤
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信される情報以外の情報が表示されている
間の配信情報も、遊技者が逃すことなく得ることのでき
る遊技用表示装置を提供すること。 【解決手段】 遊技機2に対応して設けられ、対応する
前記遊技機2の遊技情報と遊技情報以外の情報とを表示
可能な表示画面66と、配信された情報を記憶する記憶
手段76と、配信された新たな情報を既に記憶されてい
る古い情報に代えて更新記憶する制御を行う制御手段7
9と、遊技客が操作可能であって該操作にて選択された
遊技客の所望する情報が前記表示画面66に表示される
表示選択手段55、56と、を少なくとも有する表示端
末100と、少なくとも前記遊技情報以外の情報の配信
を前記表示端末100に対して行う配信手段49と、を
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場において
使用される遊技用表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技場においては、遊技機に関す
る情報として遊技機の大当り回数や可変表示装置の始動
回数等の本日や前日、更には前々日における遊技機の遊
技情報を、該遊技機に対応して設けられた表示装置に表
示し、遊技者が遊技機を選択する際の参考情報としてこ
れら遊技情報を提供することがなされている。
【0003】また、近年の遊技機の多機能化や遊技場に
おける「無制限」や「連続遊技」等が可能なタイムサー
ビス等の遊技ルールの多様化に伴い、これら遊技機の遊
技方法説明等の情報や遊技ルールの情報、更にはイベン
ト案内等の各種営業情報を遊技者が容易に入手可能とす
るために、前記遊技情報とともに表示装置に表示して提
供するものがある。
【0004】このように、遊技者により多くの情報を提
供する場合には、表示装置を大型化して表示容量を増大
させることが考えられるものの、限られた遊技島等のス
ペースがこれら大型の表示装置により占有されてしまう
ことから、通常においては、表示装置を大型化せずに適
宜に表示を切り替えて各種情報を提供することがなされ
ている。
【0005】一方、前記各種営業情報、特にイベント案
内等は、逐次その内容が変更される場合が多く、これら
変更された情報を迅速、かつ簡便に各遊技機に対応して
設けられた表示装置に表示して提供することが望まれる
ことから、これらの新たな情報を前記各表示装置に配信
可能な配信用コンピュータ等の配信手段を備えたものが
検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配信用
コンピュータより各種営業情報を配信して表示装置に表
示させる場合においては、個々の表示装置の配信要求に
応じて配信用コンピュータが種々の情報を配信するので
は配信システムの構造や処理が非常に複雑となり、配信
システムが高価なものとなってしまうことから、通常に
おいては各表示装置へ一斉同報的に各種情報を配信し、
該配信された情報(表示データ)を表示することがなさ
れており、この場合において、例えば表示装置が対応す
る遊技機の遊技情報を遊技客が所定の操作により切替表
示させた場合には、この遊技情報の表示中に配信された
情報をその遊技客が得られなくなってしまい、遊技客が
その情報を得たい場合には、再度その情報が表示される
まで、表示装置を注視して情報の表示を待つ必要が生じ
て不便であるばかりか、これら表示待ちにおいて遊技が
中断されると遊技機の稼働が低下してしまうという問題
もあった。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、配信される情報以外の情報が表示さ
れている間の配信情報も、遊技者が逃すことなく得るこ
とのできる遊技用表示システムを提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用表示システムは、遊技機に対応
して設けられ、対応する前記遊技機の遊技情報と遊技情
報以外の情報とを表示可能な表示画面と、配信された情
報を記憶する記憶手段と、配信された新たな情報を既に
記憶されている古い情報に代えて更新記憶する制御を行
う制御手段と、遊技客が操作可能であって該操作にて選
択された遊技客の所望する情報が前記表示画面に表示さ
れる表示選択手段と、を少なくとも有する表示端末と、
少なくとも前記遊技情報以外の情報の配信を前記表示端
末に対して行う配信手段と、を具備することを特徴とし
ている。この特徴によれば、各種情報が配信される表示
端末に、配信情報である表示データを記憶可能な記憶手
段を設けることで、いかなる情報の表示中であっても、
その表示中において配信された新たな配信情報を記憶し
ておくことが可能となり、これら記憶された配信情報を
表示画面に表示できるようになることから、遊技客は表
示選択手段を適宜に操作することで、これら最新の情報
を逃すことなく入手できる。
【0009】本発明の遊技用表示システムは、前記表示
端末は、対応する前記遊技機の遊技情報を収集可能とさ
れていることが好ましい。このようにすれば、それぞれ
の表示端末において対応する遊技機の遊技情報の収集が
実施されることから、これら遊技情報が配信手段より配
信されることがなく、配信における通信負荷を低減でき
るばかりか、システムを簡素化することもできる。
【0010】本発明の遊技用表示システムは、前記配信
手段は、配信する複数の情報とその配信順序とを登録、
設定可能な登録設定手段を具備することが好ましい。こ
のようにすれば、前記登録設定手段を設けることによ
り、表示画面に表示される各表示内容の表示順序を変更
したり、新たな提供情報を登録することを簡便に実施す
ることが可能となる。
【0011】本発明の遊技用表示システムは、前記登録
設定手段は、前記配信された情報が前記表示画面に表示
される表示時間を登録可能とされており、該表示時間が
各情報の表示データとともに配信されて前記記憶手段に
記憶され、その表示時間に基づいて前記表示画面の表示
切替が実施されることが好ましい。このようにすれば、
各情報毎に前記表示画面に表示される時間を適宜設定す
ることができる。
【0012】本発明の遊技用表示システムは、前記表示
画面は表示内容を順次移動して表示するスクロール表示
が可能とされていることが好ましい。このようにすれ
ば、長文のメッセージを読みやすく表示することができ
る。
【0013】本発明の遊技用表示システムは、前記配信
手段は、文字情報が乗調された所定の電波を受信し、該
乗調された文字情報を復調により文字データとする文字
放送受信手段を具備することが好ましい。このようにす
れば、文字放送により送信されてきた最新の情報やコン
テンツを遊技者に提供することが可能となり、遊技者へ
のサービスを向上できる。
【0014】本発明の遊技用表示システムは、前記配信
手段は、前記文字放送受信手段にて復調された文字デー
タを記憶可能な記憶手段を具備し、該記憶された文字デ
ータの編集が可能とされていることが好ましい。このよ
うにすれば、受信した最新の情報やコンテンツを適宜編
集することで、表示の簡素化や不要な情報並びにコンテ
ンツの排除により、遊技者にとってより有用な情報やコ
ンテンツを効率良く配信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。なお、以下の説明において、遊技機
の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明に係る遊
技機はこれらパチンコ遊技機に限定されるものではな
く、遊技媒体であるパチンコ玉が指触不可に内封された
封入式パチンコ機や、パチンコ玉や遊技盤面が画像によ
り形成された遊技機であっても良く、更には遊技媒体と
してコインを使用するコイン遊技機やスロットマシン、
更にはこれらコインを用いずに遊技を実施可能なスロッ
トマシン等にも適用可能である。
【0016】(実施例)図1は、本実施例における遊技
島1の外観を示す外観斜視図であり、図2は、本実施例
における遊技島1に用いたユニット式遊技島台1’を示
す正面図であり、図3は、本実施例における遊技島1に
用いたユニット式遊技島台1’の内部構造を示す図であ
り、図4は、本実施例における遊技用表示システムを構
成する表示端末を示す分解斜視図であり、図5は、本実
施例の表示端末の設置状況を示す断面図であり、図6
は、本実施例の遊技用表示システムと各装置との接続状
況を示すブロック図であり、図7は、本実施例における
遊技島1に用いたユニット式遊技島台1’の構成を示す
ブロック図であり、図8は、本実施例の遊技用表示シス
テムの構成を示すブロック図であり、図9は、本実施例
の遊技用表示システムを構成する配信用コンピュータの
構成を示すブロック図である。
【0017】まず、本実施例の遊技島1は、図1に示さ
れるように、その前後面(後面は図示せず)に所定の台
数(本実施例では4台)のパチンコ機2および該パチン
コ機2に1対1に設けられるカードユニット3が搭載可
能とされ、その内部にはこれらパチンコ機2を稼動させ
るのに必要なパチンコ玉の揚送装置26や研磨装置41
等の適宜装置が全て収容されている1つの独立したユニ
ット構成とされた複数の遊技島台1’が連結されて横長
状に形成されている。
【0018】この遊技島台1’は、遊技島台1’の下部
を覆う腰板7と、該腰板7上に列設される遊技機として
のパチンコ機2、及びパチンコ機2に1対1とされて隣
接して設けられるカードユニット3と、遊技島台1’の
前記各パチンコ機2の上部を覆う幕板6a、ランプ板6
bと、該ランプ板6bに個々のパチンコ機2に1対1と
され呼び出しボタン17を備えた呼び出しランプ8と、
から主に構成され、該呼び出しランプ8の側部位置には
本実施例の表示端末を構成する表示ユニット9が設けら
れているとともに、前記パチンコ機2の下部位置には、
各パチンコ機2毎に計数装置4が設けられている。
【0019】この計数装置4は、該玉計数装置4の一部
を構成する玉受皿35が、前記各パチンコ機2の下皿5
に設けられた排出口(図示せず)を下から覆うように固
設され、遊技により獲得したパチンコ玉は、前記下皿5
より玉受皿35に適宜投入され、スライドレバー34を
操作することで計数装置4により計数された後、遊技島
台1’内部の下方に設けられた回収樋部40(図3参
照)にパチンコ玉が返却されるようになっている。
【0020】また、前記カードユニット3の前面には、
図2に示すように、カードユニット3には、計数された
パチンコ玉数から遊技者が所望する数のパチンコ玉の払
戻しをさせるための払出ボタン13と、排出される玉を
前記パチンコ機2の上皿に誘導する誘導ガイド14とが
設けられており、遊技者は一度計数したパチンコ玉を前
記払出ボタン13を操作することで、再度使用すること
ができるようになっているとともに、所定の遊技用有価
価値が記録されたプリペイドカードを挿入可能なカード
挿入口10が設けられている。尚、図2中の12は、カ
ードユニット3が動作中であることを報知する動作ラン
プであり、11はプリペイドカードの返却時に点滅点灯
されて返却を報知するためのインジケータである。
【0021】前記幕板6a、ランプ板6bは、本実施例
においては前方に開放可能に設けられており、幕板を開
放することにより、図3に示すように、該遊技島台1’
内の上部位置に設けられた供給樋部36に連結され、前
記カードユニット3内の玉切り払い出しユニット(図示
略)に玉を供給する配送管28並びに各パチンコ機2に
玉を供給する供給管29、30内において発生する玉づ
まりや各電設部等のメンテナンスを外部より容易に行え
るようになっている。
【0022】また、前記ランプ板6bとパチンコ機2と
の間には、前記計数装置4により計数された獲得玉数の
合計が表示される7セグメンントLED表示パネル38
が設けられている。また、この7セグメンントLED表
示パネル38の隣には、計数された全ての玉を精算に供
する際に操作される全数精算ボタン19、所定の特殊景
品との交換において生じる端玉の返却を実施させて精算
を行う際に操作される端玉精算ボタン20、離席(遊技
中断)時において操作される離席ボタン21から成る操
作ボタンが設けられているとともに、遊技場係員が携帯
するリモコンよりの赤外線信号を受信するための受信窓
部23と該受信窓部23に臨むように受信ユニット24
とが設けられている。更には、前記7セグメンントLE
D表示パネル38の他方側の並設された前記2機のパチ
ンコ機2の中間位置には、精算時並びに離席(遊技中
断)時に発行される記録媒体であるリライトカードへの
情報の記録および読み出しが可能な磁気カードリーダラ
イタ39が、そのカード挿入発行口37が露出するよう
に設置されており、これら各操作ボタン19、20、2
1や受信窓部23と受信ユニット24並びに7セグメン
ントLED表示パネル38並びにカード挿入発行口37
が同一の電設パネル18に設けられている。
【0023】また、本実施例の遊技島台1’の下部位置
には、図3に示されるように、回収樋部40に連接され
て、揚送モータ25によりパチンコ玉を揚送樋27を通
じて前記供給樋36に揚送する揚送装置26が設けら
れ、この供給樋36に至る経路中には、パチンコ玉の研
磨を行う研磨装置41が設けられていて、該遊技島台
1’内においてパチンコ玉が循環使用されるようになっ
ており、前記回収樋部40の下方空間には、図7に示す
ように、これら遊技島台1’の各部に接続されて遊技島
台1’全体の制御を行うコントロールユニット42が配
設されている。
【0024】これら各遊技島台1’毎に設けられたコン
トロールユニット42は、遊技島台1’を構成する各部
との信号やデータのやり取りを行う入出力部や各部の状
況データ等を記憶するためのメモリや所定の制御プログ
ラムを実行して制御処理を行うCPU(中央演算処理装
置)等を内在しており、これら各コントロールユニット
42は、通信部45並びに通信ケーブルを介して後述す
る管理コンピュータ47にデータ通信可能に接続されて
おり、該管理コンピュータ47においては、各遊技島台
1’毎の貯溜玉数や、各パチンコ機毎に設けられた補給
玉計数機による各パチンコ機毎の補給玉数とアウト玉計
数機によるアウト玉数とに基づく差玉数、並びに前記各
計数装置4により計数された計数玉数等の各データが収
集、管理されている。
【0025】また、前記パチンコ機2とカードユニット
3は、図6に示すように、インターフェイスを介してそ
れぞれコントロールユニット42に接続されており、前
記カードユニット3からは、挿入されたプリペイドカー
ドより読み出されたカード残度数データ並びに前記払出
ボタン13の入力が出力され、該カード残度数データは
前記インターフェイスを介してパチンコ機2にも出力さ
れて、該カード残度数がパチンコ機2の上皿前方部に設
けられている度数表示部22に表示されるようになって
いる。これら度数表示部22に残度数が存在する場合に
おいて、該度数表示部22の側部に設けられた貸出ボタ
ン16を操作することにより、所定度数に対応する数の
パチンコ玉がパチンコ機2より貸し出されるとともに、
前記度数表示部22の度数から所定度数が減算更新表示
されるようになっている。
【0026】また、該度数表示部22の他方の側部位置
に設けられた返却ボタン15が操作された場合は、その
時点における度数表示部22の残度数データが新たな残
度数データとして前記インターフェイスを介してパチン
コ機2よりカードユニット3に出力され、前記カード挿
入口10に連設された磁気カードリーダライタ44によ
り、プリペイドカードに新たな残度数データが記録され
て返却される。
【0027】また、前記コントロールユニット42に
は、図7に示すように、前記揚送装置26や研磨装置4
1が接続されて、その動作が適宜に制御されるようにな
っているとともに、前記7セグメンントLED表示パネ
ル38は、その表示動作を制御する表示ドライバ43を
介してコントロールユニット42に接続され、前記計数
装置4により計数された計数玉数が該7セグメンントL
ED表示パネル38に表示されるようになっている。
【0028】また、該コントロールユニット42には、
前記カード挿入発行口37に繋がる磁気カードリーダラ
イタ39が接続され、前記全数精算ボタン19が操作さ
れた場合には、その時点での獲得玉数が記録された精算
カードを、前記端玉精算ボタン20が操作された場合に
は、所定の特殊景品との交換において生じる端玉を減じ
た玉数データが記録された精算カードを、それぞれ発行
するとともに、前記離席ボタン21が操作された場合に
は、離席(遊技中断)情報として所定の識別符号が記録
された離席カードが発行され、遊技者が遊技を再開する
場合には、該発行された離席カードを前記カード挿入発
行口37に挿入することにより、該離席カードに記録さ
れている識別符号が照合されることで、前記払出ボタン
13の操作による玉の払戻し等が可能となって遊技者が
再度遊技を実施できるようになっている。尚、この離席
の際には、前記コントロールユニット42より後述する
表示端末を構成する制御ユニット100に、離席情報が
出力され、表示端末を構成する後述する表示ユニット9
には、経過した時間、例えば「1分経過」や、「2分経
過」といった経過時間が表示され、図21に示すよう
に、後述する配信用コンピュータ49の表示端末初期設
定画面の設定項目17にて設定された時間(本実施例で
は5分)が経過した場合には、設定された時間が経過し
た旨の所定表示として、「タイムオーバー」が表示され
るようになっている。
【0029】また、前記離席ボタン21の操作におい
て、遊技者が所定のリモコン(図示せず)を所持する係
員等に離席目的が食事である旨を伝えた場合には、係員
は前記リモコンに設けられている食事に対応するボタン
を操作することで、前記受信ユニット24を介してコン
トロールユニット42に離席が食事であることが入力さ
れ、該コントロールユニット42より食事中である旨の
出力が対応する制御ユニット100になされるようにな
っており、前記離席と同様に経過時間が表示され、前記
図21に示す表示端末初期設定画面の設定項目16にて
設定された時間(本実施例では10分)が経過した場合
には、前記離席と同様に「タイムオーバー」が表示され
るようになっている。
【0030】また、該コントロールユニット42には、
本実施例の遊技用表示システムを構成する表示端末の制
御ユニット100に通信ケーブル102を介して接続さ
れた通信部110が接続されており、該制御ユニット1
00に対して前記計数装置4にて計数された獲得玉数デ
ータと、精算カードや離席カードが発行される旨の発行
情報と、前記パチンコ機2が稼働中である旨の稼働情報
と、前記離席ボタン21が操作されて離席(遊技中断)
状態である旨の離席(遊技中断)情報や、該離席が食事
である旨の食事情報と、該コントロールユニット42が
接続されたパチンコ機2からのエラー出力や、前記カー
ドユニット3におけるプリペイドカード詰りや返却玉の
詰り等によるエラー出力、前記揚送装置26や研磨装置
41より出力されるエラー出力並びに前記磁気カードリ
ーダライタ39におけるカード詰りや発行カードの残数
「0」に基づくエラー出力に基づく各種エラー内容が出
力されるようになっている。
【0031】尚、本実施例では前述のように、パチンコ
機2とカードユニット3をコントロールユニット42を
介して接続しているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、カードユニット3をパチンコ機2とコントロ
ールユニット42の各々に接続して、前記プリペイドカ
ードに関する処理および前記玉払出しに関する処理を行
うようにしても良い。
【0032】この本実施例の遊技用表示システムを構成
し、各遊技機であるパチンコ機2毎に1対1に設けられ
た表示端末は、図4に示すように、前記ランプ板6bの
前記呼び出しランプ8側部位置に取付けられる表示画面
としての表示ユニット9と、該表示ユニット9と別体と
され、接続ケーブル71にて表示ユニット9と接続され
た制御基板70を内在する制御ユニット100と、から
構成されている。
【0033】このように、表示端末を別筐体とされた表
示機能を担う表示ユニット9と、該表示ユニット9の制
御等を行う制御ユニット100とで構成することは、前
記ランプ板6bの前面に露出して配置される表示ユニッ
ト9内から制御基板70を除くことで該表示ユニット9
の厚みおよび重量を低減でき、これら表示ユニット9の
設置性を向上できることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら制御基板70を表示
ユニット9内に設けて表示ユニット9と制御ユニット1
00とを同一の筐体内に形成するようにしても良い。
【0034】この表示ユニット9の構成は図4に示すよ
うになっており、表示ユニット9は、基体80と該基体
80の上部を覆うカバー体50とから成る筐体内に、表
示基板60が収容された構成とされており、前記カバー
体50は、基体80の両側端部位置に立設された係合爪
部81が、カバー体50の側面に形成された係合孔54
と係合することにより一体化されるようになっていて、
図中の82は、前記表示基板60の四隅をねじ固定する
ための柱状突起である。
【0035】前記カバー体50の前面には、前記表示基
板60上に実装されたLED表示モジュール61にて形
成される表示エリア全面が外部より目視可能なように開
口51が形成されており、該開口51はLED表示モジ
ュール61にて発光される赤色光を優先的に透過可能な
カバー材52にて塞がれている。また、該開口51近傍
の下方位置には、遊技者が操作可能とされた表示選択手
段であるデータボタン55並びに表示切替ボタン56
と、対応するリモコン(図示せず)からの赤外線を透過
する受信窓57と、が形成され、前記表示基板60の上
面60aには、前記データボタン55並びに表示切替ボ
タン56に対応するデータスイッチ62並びに表示切替
スイッチ63と、前記リモコンよりの赤外線信号を受信
する受信ユニット65と、が実装されている。
【0036】このように、データボタン55や表示切替
ボタン56を表示画面が形成される前記開口51の近傍
位置に設けることは、これら各ボタン55・56の操作
により、後述するように表示画面の表示状態が順次変更
されることから、これら表示状態の変更状況を遊技者は
確認しながら前記各ボタン55・56を操作できること
から好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら各ボタン55・56を他の位置、例えば前記
電設パネル18上や、パチンコ機2の側部に設けられた
カードユニット3上や、遊技機であるパチンコ機2上に
形成するようにしても良く、これら各ボタン55・56
の配置位置は適宜選択すれば良い。
【0037】この本実施例の表示基板60の上面には、
前述のように、所定数(本実施例では縦16、横16)
の独立して点灯可能な赤色LED素子がマトリックス状
に配列された3個のLED表示モジュール61を、図4
並びに図10に示すように横一列に配列して縦16×横
48ドット(画素)のドットマトリックスLEDパネル
を形成し、該表示基板60の下面6bに実装されている
表示ドライバ64が、これら各画素の点灯制御を外部入
力に基づき実施することにより、図10(b)に示すよ
うな数字のみならず、図10(a)に示すように文字
(記号)等が表示可能とされているとともに、これら点
灯されるLED素子を所定の方向に順次ずらす制御を後
述する制御マイコン79の指示に基づき後述する表示ド
ライバ64が実施することにより、図11に示すよう
に、長文の文章をスクロールにより表示できるようにな
っており、長文のメッセージを読みやすく表示すること
ができるようになっている。尚、本発明においてスクロ
−ル表示とは、1つの連続するメッセージ文や図形等を
移動させながら表示したり所定の表示区分を切替表示す
ることを示し、該表示を移動させる際の移動方向は縦方
向であっても横方向であっても良い。更には、本実施例
では前記LED素子を赤色としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これらLED素子を緑色と
赤色とを発光可能なコンビネーションLED素子や、緑
色と赤色と青色とを発光可能なコンビネーションLED
素子であって、これら緑色と赤色と青色の発光を適宜に
調節して種々の色を発光可能とされたものであっても良
い。
【0038】また、前記受信ユニット65は、遊技場係
員により操作されるリモコン(図示略)より送信される
赤外線信号、例えば「交換」や「連続」や「無制限」に
対応する所定信号を受信し、該受信信号を所定のデータ
列に変換して後述する制御マイコン79に出力すること
で、該制御マイコン79が前記リモコンにて選択操作さ
れた「交換」や「連続」や「無制限」の内の対応する表
示を前記表示ユニット9に表示するようになっている。
【0039】尚、前記開口51の外周所定位置には、図
10(b)に示すように、上辺中央部に「持玉数」、下
辺両端部近傍に「大当り」と「スタート」の各メニュー
内容が印刷されていて、各表示内容が対応するメニュー
に臨む表示部分が、棒状に点灯されることにより、現在
表示されているデータが何に該当するのかを遊技者が理
解し易いようになっている。
【0040】また、前記表示ドライバ64および前記デ
ータスイッチ62並びに表示切替スイッチ63と受信ユ
ニット65は、表示基板60の下面60bより導出さ
れ、前記基体80の略中央部に形成された開口83を通
じて外部に引き出された接続ケーブル71により前記制
御基板70に接続されている。
【0041】この表示ユニット9と制御ユニット100
の取付け状況について図5に基づき説明すると、前記表
示ユニット9は、前記ランプ板6bの呼び出しランプ8
側部位置に前記接続ケーブル71を挿通可能とされた孔
部と前記基体80の開口83とが連通するようにランプ
板6bの表面に固定して設けられ、該ランプ板6bの内
面の前記孔部近傍位置には、該孔部に挿通された接続ケ
ーブル71を接続可能なように、制御ユニット100が
ランプ板6bの内面に固定して設けられている。
【0042】また、これら制御ユニット100からは、
前記パチンコ機2に接続され、該パチンコ機2より大当
り信号、確率変動(確変)信号、始動(スタート)信号
が出力される信号線101と、前記遊技島台1’の制御
を行うコントロールユニット42から前記計数装置4に
て計数された獲得玉数データや、精算並びに離席カード
の発行情報およびパチンコ機2の稼働情報や離席(遊技
中断)情報、食事(遊技中断)情報等が出力される通信
ケーブル102と、後述する各遊技島1毎に設けられた
分岐端末(DMC)46を介して配信用コンピュータ4
9に接続され、該配信用コンピュータ49より各種表示
データ等が順次出力される通信ケーブル103と、が導
出されている。
【0043】これら本実施例の遊技用表示システムと各
部との接続状況並びに遊技用表示システムの構成につい
て、図6並びに図8に基づき説明すると、まず表示端末
の制御ユニット100に収納された制御基板70には、
通信部72が設けられ、該通信部72は、前記通信ケー
ブル102を介して前述のように遊技島台1’のコント
ロールユニット42に接続され、該コントロールユニッ
ト42より獲得玉数データや精算カードや離席カードの
発行情報並びにパチンコ機2の稼働情報や、離席情報並
びに食事情報等の各情報が出力される。
【0044】また、該制御基板70には、5つの信号入
力部78a〜78eが設けられており、本実施例では信
号入力部78a、78b、78cにそれぞれ前記信号線
101の大当り信号線、確率変動(確変)信号線、始動
信号線がそれぞれ接続され、パチンコ機2から出力され
るこれら各信号を検出することにより、該パチンコ機2
の大当り回数や確変回数並びにスタート(始動)回数の
各遊技情報を集計、記憶できるようになっている。尚、
本実施例では信号入力部78a、78b、78cのみを
使用しているが、信号入力部78d、78eは、接続さ
れる遊技機がスロットマシンである場合に、コインの投
入および排出に伴う各信号が入力される入力部である。
【0045】また、制御基板70には、各遊技島1毎に
設けられている分岐端末(DMC)46に接続された通
信部73が設けられ、これら各遊技島1の分岐端末(D
MC)46は、前記配信用コンピュータ49に接続され
ている。
【0046】この配信用コンピュータ49の構成は、図
9に示すように、配信用コンピュータ49内部にてデ−
タの送受信を行うデ−タバス129に、中央演算処理装
置(CPU)120、RAM124、表示装置123、
日時情報を出力可能な時間情報出力部としての時計装置
126、キーボードやマウス等の入力装置127、フロ
ッピーディスクやCD−ROM等の記録媒体よりデータ
の読み出し、書き込みを実施する記録媒体駆動装置12
8、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置1
25、前記各遊技島1毎に設けられた分岐端末(DM
C)46とのデ−タ通信を行う第1の通信インタ−フェ
ィス121と、前記文字放送受信装置48が接続される
第2の通信インタ−フェィス122、とが接続された通
常のコンピュ−タであり、前記記憶装置125には、図
19に示すように、該配信用コンピュータ49におい
て、各制御ユニット100に配信されるインフォーメー
ション等の各種表示内容の配信順序とその表示時間と配
信先が設定された設定内容を記憶するスケジュールデー
タベース(DB)や、図20に示すように、文章設定画
面において編集された表示内容が登録される設定文章デ
ータベース(DB)や、図21や図22に示すように、
各表示端末である前記各制御ユニット100の初期設定
の内容やデータ加工設定の内容が登録される設定状況デ
ータベース(DB)や、図23に示すように、前記分岐
端末(DMC)46と制御ユニット100から構成され
る通信ネットワーク上におけるアドレスと、該制御ユニ
ット100である表示端末が対応する遊技機の台番号と
が対応付けられて登録される台番号データベース(D
B)とが記憶されており、図19に示す登録設定手段で
あるスケジュール設定画面において、前記各表示端末の
表示ユニット9に表示される内容の順序とその表示時間
とを適宜設定できるようになっている。
【0047】また、本実施例の配信用コンピュータ49
には、文字情報(文字データ)が乗調された所定の電波
(本実施例ではFM文字放送)を受信し、該乗調された
各種文字情報(文字データ)であるニュースや天気、競
馬のオッズや交通情報等の各情報を復調により文字デー
タとする文字放送受信手段を構成する文字放送受信装置
48が接続されていて、該文字放送受信装置48には該
復調された各種文字データが各ジャンル毎に逐次更新記
憶されており、該配信用コンピュータ49の出力要求に
より対応するジャンルの情報が文字データとして出力さ
れるようになっているため、文字放送により送信されて
きた最新の情報やコンテンツが各表示端末である制御ユ
ニット100に前記配信用コンピュータ49を介して配
信され、遊技者に提供されるようになっており、遊技者
へのサービスを向上できるようになっている。
【0048】また、この配信用コンピュータ49におい
ては、前記RAM124に文字放送受信装置48より出
力される例えば天気情報が一時的に記憶され、「晴れ」
や「曇り」や「雨」等の文字情報を抽出して、所定の
「晴れマーク」や「曇りマーク」や「雨マーク」等に適
宜置き換えたり、不要な情報並びにコンテンツの排除等
の編集が自動的に実施されるようにプログラムされ、こ
れら編集されたデータが配信されるようになっているた
め、遊技者にとってより有用な情報やコンテンツを効率
良く配信することができるようになっている。
【0049】これら前記図19に示すスケジュール設定
画面にて設定された各表示内容である文字データは、配
信する制御ユニット100に対応するアドレスデータ及
び後述する表示時間データが付与された表示データとし
て、前記各分岐端末(DMC)46を介して各表示端末
である制御ユニット100の前記制御基板70に配信さ
れる。尚、これら表示データのうち、文字放送受信装置
より出力される文字情報が含まれる表示データには、該
文字情報に対応する項目データ(例えば、天気情報、ニ
ュース等)が、前記アドレスデータ及び表示時間データ
とともに付与されて配信されるようになっている。
【0050】また本実施例では、前記分岐端末(DM
C)46には最大30台の表示端末(制御ユニット10
0)を接続可能とされているとともに、前記配信用コン
ピュータ49は最大40台の分岐端末(DMC)46に
データを配信可能とされており、よって最大1200台
の表示端末に前記表示データを配信できるようになって
いるとともに、各分岐端末(DMC)46並びに表示端
末(制御ユニット100)には前述のように各々に分岐
端末番号と該分岐端末内の端末番号とから成る個別のア
ドレスが付与され、各分岐端末(DMC)46毎や各表
示端末(制御ユニット100)毎に個別に特定の表示デ
ータや設定データを配信できるようになっている。
【0051】また、本実施例では各表示端末に配信する
情報の種類としてニュースや天気、競馬のオッズや交通
情報等を例示しているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これらコンテンツの種別等は任意に選択す
れば良く、例えばスポーツ等の得点情報等であってもよ
い。また、前記ニュースには、為替レート等の各種経済
ニュースも含まれることは言うまでもない。
【0052】また、本実施例では前述のように、最大1
200台の表示端末に表示データを配信できるようにさ
れているが、これら台数等はこれに限定されるものでは
ない。更には本実施例では、前述のように、表示データ
の配信を効率良く分散して実施できるように各遊技島1
毎に分岐端末(DMC)46を設けているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら分岐端末(DM
C)を設けずに直接配信用コンピュータ49と各表示端
末とを接続するようにしても良い。
【0053】また、本実施例では、前記配信用コンピュ
ータ49と前記管理コンピュータ47とを別体としてい
るが、これら双方のコンピュータを同一のコンピュータ
にて形成しても良い。
【0054】前記制御基板70には、図8に示すよう
に、表示端末の表示動作等の各種制御を行う制御マイコ
ン(MPU)79と、本発明の記憶手段であり、前記制
御マイコン(MPU)79が行う制御内容が記述された
制御プログラム及び前記アドレスデータや、前記配信用
コンピュータ49より配信され、表示ユニット9に表示
される表示データ並びに前記パチンコ機2の本日、前
日、前々日の遊技情報等を記憶する不揮発性のEEPR
OM76と、前述の表示時間データに基づき表示時間を
カウントするリアルタイムクロック74と、前記コント
ロールユニット42よりの獲得玉数データ等が一時的に
記憶されるRAM75と、該表示端末における初期設定
の入力を行うディップスイッチ77と、が設けられてお
り、前記制御マイコン(MPU)79は、前記表示基板
60上の表示ドライバおよびデータスイッチ62、表示
切替スイッチ63と前記接続ケーブル71を介して接続
されている。
【0055】また、本実施例においては、表示端末(制
御ユニット100)の電源がOFF/ONされた際に、
その時点で本日の遊技情報を前日に、前日の遊技情報を
前々日に自動更新して記憶するようになっており、これ
ら自動更新の実施/非実施を図22に示すように、配信
用コンピュータ49において各島毎または各表示端末毎
に個別に設定できるようになっている。
【0056】また、本実施例の制御基板70には、前述
のようにディップスイッチ77が実装され、図18に示
すように対応する遊技機の種類(パチスロ機またはパチ
ンコ機)や大当りやスタート回数の表示の有無、本日の
遊技情報の表示を前記データボタン55の操作に基づき
実施するか/または該データボタン55の操作がないデ
フォルトの状態にて実施するかの選択、前記データボタ
ン55の操作に基づく遊技情報の表示を操作毎に表示を
切り替えて実施するか/または後述するように所定時間
(約5秒間)の経過にて連続的に切り替えて実施するか
の選択、前記表示切替ボタン56の操作による前記分割
表示への移行を有効/無効の選択、分割表示における固
定表示エリアの位置選択、本実施例に用いている遊技島
台1’の前記コントロールユニット42より出力される
遊技島台1’の各情報の表示/非表示の選択、前記コン
トロールユニット42より出力される計数装置4により
計数された玉数データの表示/非表示の選択、前記表示
切替ボタン56における操作の有効/無効の選択、前記
データボタン55における操作の有効/無効の選択、イ
ンフォメーション中の大当り回数表示の実施/非実施の
選択、「交換」や「連続」や「無制限」等の営業表示を
リモコンにより実施可能/実施不可能の選択や、インフ
ォメーション中の始動回数表示の実施/非実施の選択、
の各種設定が可能とされており、これらディップスイッ
チ77と同様の設定が、図21に示すように、前記配信
用コンピュータ49においても実施可能とされている。
【0057】また、前記配信用コンピュータ49におけ
る設定では、図21に示すように、前記ディップスイッ
チ77の設定または配信用コンピュータ49における設
定のどちらを有効とするかを設定可能な設定内容が設け
られているとともに、前記離席や食事において所定時間
の経過した旨の表示がなされるまでの所定時間の設定が
可能とされている。
【0058】また、本実施例において前記制御基板70
に実装された前記EEPROM76には、図15に示す
ように、制御マイコン(MPU)79の制御プログラム
及び前記アドレスデータが記憶されたワークメモリ領域
と、前記対応するパチンコ機2の本日、前日、前々日の
遊技情報が記憶される遊技情報領域と、配信用コンピュ
ータ49より配信される表示データが記憶される受信ブ
ロック領域と表示ユニット9に表示される表示データが
記憶される再生ブロック領域とからなる通常表示データ
ブロックと、前記表示データ中に文字放送データが含ま
れている際に、該文字放送データが項目毎(例えば、天
気情報、ニュース等)に記憶される文字放送項目のブロ
ック領域とが設けられている。
【0059】以下、図19のスケジュール設定画面のス
ケジュールテーブルウィンドウ130に登録されている
スケジュールに基づく配信用コンピュータ49の配信状
況について説明すると、No.1に登録されている表示
内容は、「本日の御来店誠にありがとうございます。」
であり、これら「本日の御来店誠にありがとうございま
す。」の文字データと表示時間データ(20秒)とから
なる表示データが、その配信先が全ての表示端末である
制御ユニット100であることを示した特定のアドレス
データが、その先頭部に付与されて配信される。
【0060】これに基づいて全ての制御ユニット100
は、該表示データの先頭に付与されている前記特定のア
ドレスデータが、自己に該当するものであることから、
配信されたデータが自己向けであるものと判断し、該配
信された文字データと表示時間データをEEPROM7
6の受信ブロック領域に記憶する。
【0061】次いで、前述のように、現在時刻表示とし
て「只今の時刻は、11時03分です。」の文字データ
と表示時間データ(10秒)が配信される。
【0062】次いで、前記所定の表示内容である各島毎
情報1(モーニング)の配信が実施される。この所定の
表示内容である各島毎情報1(モーニング)とは、各島
毎に異なる内容を同時に配信したい場合において使用さ
れるものであり、本実施例では、遊技場において開店か
ら所定時間において無制限遊技を可能とすることが多く
実施されているが、島毎に常時無制限の機種が設置され
ている島もあれば、無制限遊技を実施しない機種の遊技
機が設置されている島も存在することから、これら各島
毎に対応する表示、例えば登録文章リストウィンドウ1
31の「島1に対しての文章設定」では「只今モーニン
グサービスにつき無制限実施中。」の文章が設定されて
おり、「島2に対しての文章設定」では「この台は終日
無制限です。」の文章が、同様に島3、島4・・・・の
ように各島毎にそれぞれの文章が設定されており、前記
各島毎情報1(モーニング)が実施されることで、これ
らそれぞれの島に対応する文章に、それぞれ対応する島
に設けられている前記DMC46のアドレスが付与され
て配信され、該DMC46が自己のアドレスが付与され
た表示データを、各DMC46に接続されている島内の
表示端末に中継、配信することで、各島毎の制御ユニッ
ト100に異なる表示データが配信されるようになって
いる。
【0063】次いで、天気情報の配信が全島へ実施され
る。これら天気情報の文字データは、前記文字放送受信
装置48内にて最新の情報に逐次更新されており、配信
用コンピュータ49が該文字放送受信装置48より更新
された最新の天気情報の文字データを入手し、これに配
信先が全ての表示端末である制御ユニット100である
旨の所定のアドレスデータと、文字放送の天気情報であ
る旨の項目データを付与して送信することで、これら最
新の天気情報が各制御ユニット100に配信されるよう
になっている。
【0064】次いで、登録文章として「本日の御来店誠
にありがとうございます。本日の大当り回数は**回で
す。」が登録されている「御来店ありがとうございま
す。2」が配信される。この配信は全ての台に対して実
施され、前記文章が表示ユニット9に表示される際に
は、文章中の「**回」に、各配信先の制御ユニット1
00により、対応するパチンコ台2の本日の大当り回数
が表示される。尚、この際、前記ディップスイッチ77
または前記配信用コンピュータ49の有効側における設
定において、インフォメーション中の大当り表示設定
が、表示しない設定になっている場合には、前記「本日
の大当り回数は**回です。」の部分が削除された「本
日の御来店誠にありがとうございます。」のみが表示さ
れ、大当り回数は表示されない。
【0065】次いで、「○月△日、□時新装開店」や
「○月△日は感謝デー」等の文章が登録された「イベン
ト情報」が各表示端末に配信される。
【0066】次いで、「この台は本日のラッキー台で
す。」の文章が登録された「本日のラッキー台」が、ス
ケジュールテーブルウィンドウ130の台指定において
指定されている各パチンコ台に対応する制御ユニット1
00に配信される。このように、本実施例では、前記ケ
ジュールテーブルウィンドウ130の台指定において、
配信したい表示端末(制御ユニット100)が対応する
パチンコ台2の台番号を入力することで、配信用コンピ
ュータ49は、図23に示すように、各表示端末(制御
ユニット100)のアドレスと対応するパチンコ台2の
台番号とが関係付けられて登録された島、台番号設定に
基づく台番号データベースを記録装置125に有してい
るために、指定された台番号に対応するアドレスを表示
データに付与して送信することで、該付与されたアドレ
スに該当する制御ユニット100のみが表示データの記
憶を実施するようになる。
【0067】次いで、登録文章として「本日の御来店誠
にありがとうございます。現在のスタート回数はXX回
です。」が登録されている「御来店ありがとうございま
す。4」が配信される。この配信は全ての台に対して実
施され、前記文章が表示ユニット9に表示される際に
は、文章中の「XX回」に、各配信先の制御ユニット1
00により、対応するパチンコ台2のその時点における
スタート(始動)回数が表示される。尚、この際、前記
ディップスイッチ77または前記配信用コンピュータ4
9の有効側における設定において、インフォメーション
中のスタート表示設定が、表示しない設定になっている
場合には、前記「現在のスタート回数はXX回です。」
の部分が削除された「本日の御来店誠にありがとうござ
います。」のみが表示され、スタート回数は表示されな
い。
【0068】次いで、ニュース(一般)の配信が全島へ
実施される。これらニュース(一般)の文字データは、
前述の天気情報と同様に、前記文字放送受信装置48内
にて最新の情報に逐次更新されており、配信用コンピュ
ータ49が該文字放送受信装置48より更新された最新
のニュース(一般)の文字データを入手して、ニュース
(一般)である旨の項目データを付与して各表示端末に
配信するようになっている。
【0069】次いで、本実施例では、遊技場内に獲得し
た玉を持って他の台に移動することのできる島を設けて
おり、「この島は玉をもったままの台移動は自由で
す。」の「台変更可能表示」を所定の島1と島3におい
てのみ表示させるために、島指定にて「1、3」を指定
しており、これにより、前記表示データに配信先の島1
と島3に設けられているDMC46のアドレスが付与さ
れ、対応する島1と島3に設けられている制御ユニット
にのみ「この島は玉をもったままの台移動は自由で
す。」の表示データが配信されるようになっている。
【0070】以上のようにスケジュールテーブルウィン
ドウ130のスケジュールに基づく表示データの配信が
終了すると、最後にエンドループデータが各表示端末に
配信され、所定時間(15分)が経過するまで待機状態
となり、該所定時間(15分)経過する毎に、上記のよ
うな配信が繰り返し実施される。
【0071】以下、配信用コンピュータ49から配信さ
れる表示データに基づく、各制御ユニット100におけ
る制御マイコン(MPU)79の動作状況を図16のフ
ローに基づき説明する。
【0072】まず、制御マイコン(MPU)79は、該
当するアドレスデータが付与された表示データを受信す
ると、EEPROM76における通常表示データ領域の
受信ブロック領域に記憶する(S1)。
【0073】次いで、制御マイコン(MPU)79は、
受信した表示データに付与されている文字放送の項目デ
ータの有無に基づき、該表示データに文字放送に基づく
データかどうかを判断し(S2)、表示データが文字放
送に基づくデータでない場合には、次に配信される表示
データの受信待ちの状態となり、表示データが文字放送
に基づくデータの場合には、前記項目データを抽出し
(S3)、EEPROM76における文字放送項目のブ
ロック領域(図18参照)の前記抽出した項目データに
該当するブロック領域(例えば、項目データが天気情報
であれば、天気情報に該当する項目のブロック領域)
に、同様の表示データを記憶し、古いデータを更新する
(S4)。
【0074】次いで、制御マイコン(MPU)79は、
受信した表示データ中から前記スケジュールにて最後尾
に設定された表示データの配信後に配信されるエンドル
ープデータを抽出し(S5)、EEPROM76におけ
る通常表示データ領域の再生ブロック領域のデータの有
無を判断し(S7)、該再生ブロック領域にデータが記
憶されていない場合には、前記受信ブロック領域に記憶
されている表示データを、前記再生ブロック領域に表示
データとして移動・記憶する(S9)。また、前記エン
ドループデータを抽出し(S5)、EEPROM76に
おける通常表示データ領域の再生ブロック領域にデータ
が記憶されている場合には、表示ドライバ64に出力
し、表示ユニット9に表示される表示データ中から前記
エンドループを抽出した時点で、前記受信ブロック領域
に記憶されている表示データを、前記再生ブロック領域
に移動し、記憶されている表示データに記憶・更新する
(S8)。
【0075】次いで、前記受信ブロック領域には、配信
用コンピュータ49より新たに配信される表示データを
上述のように記憶するようになっているとともに、制御
マイコン(MPU)79は、前記再生ブロック領域に記
憶された表示データを該表示データに付与された表示時
間データに基づき所定期間(表示時間データが20秒で
あれば、20秒間)表示ユニット9に繰返し表示させる
とともに、前記所定期間経過後に次に配信された表示デ
ータに切り替えて同様に表示させ、最後に配信された表
示データを表示した後に、前記エンドループデータを抽
出すると、また先頭の表示データが表示されるようにな
っており、前記再生ブロック領域の表示データが前記受
信ブロック領域のデータに更新されるまで、配信された
順序で自動的に切り替えて繰返し表示されるようになっ
ている。
【0076】このように本実施例では、配信用コンピュ
ータ49より配信された表示データが一度EEPROM
76における前記受信ブロック領域に記憶され、該記憶
された表示データが、再生ブロック領域並びに文字放送
項目のブロック領域の古い表示データに記憶・更新する
ようになっているため、EEPROM76の記憶容量を
比較的少ないものに抑えることができる。
【0077】以下、前記データボタン55および前記表
示切替ボタン56を操作した際の表示状況について説明
する。尚、以下の説明においては、表示の一例を示して
説明を実施するが、これら表示内容等は、前記初期設定
の設定状況や表示データの内容等の各状況に応じて、適
宜に変更されるものであり、これら説明に用いる各表示
内容等に限定されるものではない。
【0078】まず、図12は、前記データボタン55を
通常の全画面表示状態において操作した場合における表
示内容の変化状況を示す図である。この際、前記配信用
コンピュータ49または前記ディップスイッチ77の設
定の有効とされる側の設定内容において、データボタン
55の入力操作が有効となるように設定しておく。
【0079】このデータボタン55が操作されない無操
作状況(デフォルト時)においては、例えば図10
(b)に示すような本日の遊技情報のみが他の情報と適
宜切替表示される。該データボタン55を遊技者が1回
操作すると、前記再生ブロック領域に記憶された表示デ
ータの前記表示ユニット9への表示が一時的に停止され
留保された状態となり、前記表示ユニット9には前記E
EPROM76の遊技情報領域に記憶されている前日の
遊技情報が所定時間(約5秒間)表示され、該所定時間
(約5秒間)内に再度データボタン55を操作すること
で、前記EEPROM76の遊技情報領域に記憶されて
いる前々日の遊技情報が表示される。これら前々日の遊
技情報の表示は、再度データボタン55を操作するか所
定時間(約5秒間)の経過後において、前記留保された
状態から表示が再開されるように前記制御マイコン79
により制御されている。
【0080】尚、前記ディップスイッチ77または前記
配信用コンピュータ49の有効側における設定におい
て、データ表示方法として連続表示が選択されている場
合においては、前記データボタン55を遊技者が1回操
作すると、前記表示データの前記表示ユニット9への表
示が一時的に停止され留保された状態となり、所定の時
間(本実施例では約5秒間)の表示の後に、前日の遊技
情報と前々日の遊技情報とが自動的に約5秒間に渡って
自動的に切替表示され、前々日の遊技情報を表示した
後、前記留保された状態から表示が再開されるように前
記制御マイコン79により制御されている。
【0081】また、前記データボタン55による遊技情
報表示の例は、前記ディップスイッチ77または前記配
信用コンピュータ49の有効側における設定において、
遊技情報(本日)の表示設定が固定表示とした場合の説
明を実施したが、該設定においてボタン操作が選択され
ている場合は、デフォルトのデータボタン55の操作が
ない場合において、本日の遊技情報が表示されずに、前
記データボタン55が1回操作された場合において、前
記表示データの前記表示ユニット9への表示が一時的に
停止され留保された状態となり、本日の遊技情報が表示
され、該所定時間(約5秒間)内に再度データボタン5
5を操作することで前日の遊技情報が、更に該所定時間
(約5秒間)内に再度データボタン55を操作すること
で前々日の遊技情報が表示され、再度データボタン55
を操作するか所定時間(約5秒間)の経過後において、
前記留保された状態から表示が再開されるようになって
いる。
【0082】次いで、図13は、前記表示切替ボタン5
6を操作した場合における表示画面の変化状況を示す図
である。これら表示切替ボタン56の操作は、前記ディ
ップスイッチ77または前記配信用コンピュータ49の
有効側における設定において、表示切替ボタン56の操
作有効が設定されている場合においてのみ、有効とな
る。この表示切替ボタン56が操作されない無操作状況
(デフォルト時)においては、全画面に前記再生ブロッ
ク領域に記憶された表示データに基づく表示が実施さ
れ、表示ユニット9の表示内容が順次切替表示される全
画面通常表示がなされている。この状態において表示切
替ボタン56が一回操作された場合には、前記表示デー
タの前記表示ユニット9への表示が一時的に停止され留
保された状態となり、対応するパチンコ機2の遊技情報
である本日の大当り回数と本日のスタート回数とが全画
面に表示され続ける。また、表示切替ボタン56を2回
操作すれば、前記表示画面が図20に示すように、前記
2個のLED表示モジュール61から成る大きな表示領
域とされたスクロール表示エリアと、前記1個のLED
表示モジュール61から成る小さな表示領域とされた固
定表示エリア2とに表示画面が分割され、前記スクロー
ル表示エリアには、前記留保された状態から表示が再開
されるとともに、前記固定表示エリア2には対応するパ
チンコ機2の遊技情報である大当り回数とスタート回数
とが表示される分割画面表示に移行する。また、表示切
替ボタン56を3回操作すれば、前記表示データの前記
スクロール表示エリアへの表示が一時的に停止され留保
された状態となり、メニュー選択画面が全画面に表示さ
れ、表示切替ボタン56を4回操作すれば、前記全画面
通常表示に戻り、前記表示切替ボタン56を3回操作し
た際に留保された状態から表示が再開されるようになっ
ている。
【0083】尚、前記分割画面表示への移行は、前記デ
ィップスイッチ77または前記配信用コンピュータ49
の有効側における設定において、分割表示設定が無効と
されている場合には実施されず、前記表示切替ボタン5
6を2回操作すれば、前記表示データの前記表示ユニッ
ト9への表示が一時的に停止され留保された状態とな
り、メニュー選択画面が全画面に表示されるようにな
り、前記表示切替ボタン56を3回操作すれば、全画面
通常表示になり、前記留保された状態から表示が再開さ
れるようになっている。
【0084】次いで、図14は、前記メニュー選択画面
が表示されている状態にて、前記データボタン55を操
作した場合における表示画面の変化状況を示す図であ
る。この際、前記配信用コンピュータ49または前記デ
ィップスイッチ77の設定の有効とされる側の設定内容
において、データボタン55並びに表示切替ボタン56
の入力操作が有効となるように設定しておく。
【0085】前述のように、表示切替ボタン56を操作
し、表示ユニット9にメニュー選択画面が表示されてい
る状態において、データボタン55を操作すると、1回
操作する毎に、天気情報、ニュース(一般)、ニュース
(スポーツ)、交通情報、株価情報、オッズ情報の順
に、前記表示ユニット9にこれらのメニューが切替表示
され、オッズ情報が表示されている状態でもう1度デー
タボタン55を操作すると再びメニュー選択画面に戻る
ようになっている。このようにデータボタン55を操作
することで、遊技者は所望のメニューを表示させ、その
状態にて表示切替ボタン56を操作すると、該表示され
ているメニューに該当する表示データが、前記EEPR
OM76における文字放送項目のブロック領域(図18
参照)から抽出され、制御マイコン79により、表示ユ
ニット9に表示された後に、再びメニュー選択画面に戻
るようになる。
【0086】尚、ここでは、天気情報、ニュース(一
般)、ニュース(スポーツ)、交通情報、株価情報、オ
ッズ情報が配信用コンピュータ49から他の表示データ
ともに、各制御ユニット100に配信され、これら全て
の文字情報がEEPROM76の文字放送項目のブロッ
ク領域に記憶されている例を示したが、例えば、図22
のスケジュール設定画面のスケジュールテーブルウィン
ドウ130に示すように、スケジュールテーブル上に文
字放送に関する項目が天気情報とニュース(一般)しか
登録されていない場合には、前記表示ユニット9にメニ
ュー選択画面が表示された状態でデータボタン55を1
回操作する毎に天気情報、ニュース(一般)が表示さ
れ、この状態でもう1度データボタン55を操作する
と、再びメニュー選択画面に戻るようになっている。
【0087】以下、前記配信用コンピュータ49におけ
る前記表示ユニット9に表示される表示内容の設定につ
いて説明する。図19は、前記配信用コンピュータ49
の表示装置123に表示されたスケジュール設定画面を
示す図である。
【0088】この本実施例のスケジュール設定画面は、
主にスケジュールテーブルウィンドウ130、登録文章
リストウィンドウ131、文字放送リストウィンドウ1
32、表示確認ウィンドウ134と、現在時刻の設定や
変更時に選択入力される現在時刻表示登録ボタン部13
3と、登録されているスケジュールを削除する際に選択
入力されるスケジュール削除ボタン部135と、新たな
スケジュールの登録や変更したスケジュールの登録時に
選択入力されるスケジュール登録ボタン部136と、前
記スケジュールテーブルウィンドウ130における内容
に基づき配信が実施される実行ボタン部137、配信の
一時中止を実施する際に選択入力される一時中止ボタン
部138、配信の終了時に選択入力される終了ボタン部
139、とが設けられている。
【0089】まず、前記登録文章リストウィンドウ13
1に登録された各文章は、図20に示す文章設定画面に
おいて登録並びに編集することができる。この文章設定
画面において新たに文章を設定する場合には、新規登録
ボタン部140を選択入力すると、タイトル入力部14
2に「新規文章1」が表示され、表示内容入力部143
にカーソルが点滅して入力待ち状態となる。
【0090】この状態で操作者は、前記入力装置127
であるキーボードを操作して、例えば「本日の御来店誠
にありがとうございます。」を入力すると、入力された
内容が表示確認ウィンドウ141に表示される。これら
表示内容を確認して問題がない場合においては、該入力
した文章のタイトル(登録名)を前記「新規文章1」が
表示されているタイトル入力部142に、例えば「御来
店ありがとうございます。1」のように入力する。
【0091】次いで、この文章が表示されている表示時
間を表示切替時間選択入力部147にて、例えば「20
秒」に選択し、更に前記入力した文章を所定の遊技島1
においてのみ表示させたり、所定のパチンコ機2におい
てのみ表示させることができるように、島設定入力部1
48と台設定入力部149とが設けられており、これら
表示時間や表示される島や台の設定内容は、登録ボタン
部145を選択入力することにより、前記入力されたタ
イトル並びに文章データに対応付けて前記文章データベ
ース(DB)に登録され、これら文章データベース(D
B)に登録された各文章データが、登録名であるタイト
ル毎に前記登録文章リストウィンドウ131に表示され
る。
【0092】尚、本実施例の文章設定画面には、表示ユ
ニット9において使用される表示パネル61が、赤色の
発光のみではなく、赤色とともに緑色を発光可能なコン
ビネーションLED素子にて形成されている場合におい
て、その表示色を文字毎に設定可能とする文字色設定部
146が設けられていて、これら文字の色を前記表示確
認ウィンドウ141にて確認することができるようにな
っているが、本実施例では赤色の発光のみであるため、
これら色指定の変更は不可とされている。
【0093】前記登録文章リストウィンドウ131の右
側には、図19に示すように、前記文字放送受信装置4
8から入手される文字情報の各コンテンツが登録された
文字放送リストウィンドウ132が設けられており、該
文字放送リストウィンドウ132より各表示端末へ配信
したい情報(コンテンツ)を選択することにより、該選
択されたジャンルの文字データの出力要求が文字放送受
信装置48へ出力され、対応するコンテンツの文字デー
タが入手されて配信されるようになっている。
【0094】これらスケジュールテーブルウィンドウ1
30における表示スケジュールの設定状況について説明
すると、まず、これら表示スケジュールの変更または新
たな設定を行う場合は、前記一時停止ボタン部138ま
たは終了ボタン部139を選択入力して配信を一時中止
または停止状態としておく。
【0095】次いで、新たにスケジュールを設定する場
合には、登録ファイル名入力部のポップアップウィンド
ウから「新規設定」を選択し、該「新規設定」によりス
ケジュールテーブルウィンドウ130内の内容が何も選
択されていない初期状態に移行する。
【0096】この状態において、操作者は、前記登録フ
ァイル名入力部に例えば「開店設定1」を入力するとと
もに、設定されるスケジュールによる配信を実施したい
所定の期間、例えば開店時である10時から12時まで
の時間のように設定する。尚、前記設定されるスケジュ
ールによる配信を実施したい所定の期間は、設定せずと
も良く、この場合は、そのスケジュールに基づく配信
が、現在の時刻に対応することなく、操作による終了や
停止がなされない限り該スケジュールによる配信が実施
される。
【0097】次いで、操作者は、前記登録文章リストウ
ィンドウ131並びに文字放送リストウィンドウ132
より、表示端末である表示ユニット9に表示させたい内
容を適宜マウス等の入力装置127を使用してスケジュ
ールテーブルウィンドウ130へ移動することで選択
し、該選択した表示内容の表示順序を所望の順序に配列
していく。これら選択された表示内容に対応して前記文
章登録画面にて登録された表示切替時間と島または台設
定の内容は、スケジュールテーブルウィンドウ130の
切替時間と島指定、台指定の各項目に自動的に表示され
るとともに、これら表示された各内容は、スケジュール
テーブルウィンドウ130上において適宜変更すること
ができるようになっており、このようにして設定するス
ケジュールを所望のスケジュールに適宜編集していく。
【0098】これら編集が終了した段階において、操作
者は、前記スケジュール登録ボタン部136を操作する
ことにより、これらスケジュールテーブルウィンドウ1
30の設定内容が、前記登録ファイル名に対応付けて前
記記憶装置125内のスケジュールデータベース(D
B)に登録される。尚、既に登録されているスケジュー
ルを削除する場合においては、削除したいスケジュール
の登録ファイル名を前記登録ファイル名入力部のポップ
アップウィンドウにて選択した後、スケジュール削除ボ
タン部135を選択入力すれば、該ケジュール内容がス
ケジュールデータベース(DB)上より消去される。
【0099】また、前記説明では、登録するスケジュー
ルが配信される所定の期間を10時から12時として例
示しており、本実施例においては、設定画面上部位置に
表示されている前記時計装置126より出力された現在
の時刻が前記所定の期間に該当する場合において、これ
ら現在時刻が該当するスケジュールが自動的に選択され
て実施されるようになっており、更には、これら所定の
期間を12時〜16時、16時〜21時、21時〜22
時のように、前記所定の期間が設定された各時間帯毎の
各スケジュールである複数の登録ファイルと適宜組み合
わせて1つの登録ファイルを構成するようにすることも
できるようになっている。また、これら1日単位のスケ
ジュールを曜日毎に設定し、1週間単位の登録スケジュ
ールとしても良い。
【0100】これらスケジュールの登録または既に登録
してあるスケジュールを前記登録ファイル名入力部のポ
ップアップウィンドウにて選択した後、前記実行ボタン
部137を選択入力することで、スケジュールテーブル
ウィンドウ130に表示された各表示内容が、その順序
と時間に従って、指定された島または台に所定時間毎
(例えば15分毎)に配信されていき、現在配信されて
いる表示内容が図19に示すように、白黒反転表示され
る(現在時刻表示)とともに、前記表示確認ウィンドウ
134には、現在配信されている文字データに基づき表
示ユニット9上における表示内容と同様の表示である
「只今の時刻は、11時03分です。」の最初の部分で
ある「只今の時刻」の表示が再現されており、表示ユニ
ット9上における表示状態を操作者が確認できるように
なっている。
【0101】このように本実施例では、配信用コンピュ
ータ49に登録設定手段であるスケジュール設定画面が
設けられており、各表示端末に配信する複数の表示デー
タとその配信順序とを登録、設定できるようになってい
るため、各表示ユニット9に表示される表示内容の表示
順序を変更したり、新たな表示データの登録を簡便に実
施することができるようになっている。
【0102】また、本実施例では、文章設定画面におい
て、各表示データが表示される時間を設定可能となって
おり、該設定された表示時間に基づく表示時間データが
各表示データに付与されて各表示端末に配信され、該表
示データを受信した表示端末の制御手段である制御マイ
コン(MPU)79は前記表示時間データに基づき表示
ユニット9における表示の切替を実施するようになって
いるため、各表示内容毎に、表示ユニット9に表示され
る時間を適宜設定することができるようになっている。
【0103】また、本実施例における前記表示端末初期
設定画面においては前記ディップスイッチ77の設定項
目に加えて、前記ディップスイッチ77の設定内容と該
配信用コンピュータ49における表示端末初期設定画面
の設定内容のどちらを優先するかの設定を行う初期設定
(機能設定)の選択項目が設定項目1に設けられ、該配
信用コンピュータ49の集中設定手段である表示端末初
期設定画面において前記どちらの初期設定(機能設定)
を優先させるかの選択が実施できるようになっている。
尚、本実施例では、前記表示端末初期設定画面の設定項
目に、所定時間が経過したことの所定表示である「タイ
ムオーバー」の表示がなされるまでの食事中の遊技中断
時間や離席中の遊技中断時間の長さの設定項目が設定項
目16並びに17に付加されている。尚、前記離席ボタ
ン21が操作された場合、短時間の遊技中断が可能であ
り、係員が携帯するリモコン(図示略)により、食事中
ボタンが操作された場合において、長時間の遊技中断が
可能となっている。そして、表示端末の表示画面には、
前記操作に応じた遊技中断時間の経過状況が表示され、
また設定された遊技中断時間を超えても未だ遊技中断解
除がなされない場合、「タイムオーバー」が表示され
る。
【0104】また、本実施例の配信用コンピュータ49
には、図22に示すように、各表示端末における遊技情
報の更新処理の内容を、各島単位または所定台数の台単
位にて指示または設定できるようになっている。本実施
例では、指示または設定できる遊技情報の更新処理の項
目として、各表示端末である制御ユニット100にて収
集した対応するパチンコ機2の、本日における特賞デー
タ(大当り回数)を、その時点でクリアする指示項目
と、特賞データを1日分戻す(前日→本日)項目と、特
賞データを1日分進める(本日→明日)項目と、を設け
ており、これら項目を設けることで、例えば新たな遊技
機の設置時等において、表示端末への特賞信号の誤った
入力や、表示端末への電源供給の断続が為されて特賞デ
ータの更新等が実施されてしまった場合において、これ
らを適宜に修正することができるようになり、これら修
正を台または島単位にて実施することで、これら修正に
要する労力を低減できるようになる。
【0105】また、遊技情報の更新処理の項目として、
電源のON/OFFによる特賞データの自動更新をする
/またはしないの項目が設けられており、これら自動更
新を設定することで、表示端末である制御ユニット10
0に供給される遊技島内の電源は、通常1日に1回、朝
の開店前に電源ONされ、夜の閉店後に電源OFFされ
ることから、これら電源操作により各制御ユニット10
0において自動的に遊技データの本日から前日への移行
が自動的になされるようになり便利である。
【0106】また、前記のように新たな遊技機の設置時
等においては、表示端末への電源供給の断続が為されて
しまう場合があるために、このような状況においては、
前記特賞データの自動更新をしないの項目を設定するこ
とにより、これら電源供給の断続により、特賞データが
誤って更新されてしまうことを防止できるようになる。
【0107】また、前記表示端末が対応するリモコン
(図示せず)の操作により表示される「交換」、「連
続」、「無制限」の各営業情報の表示/非表示、または
「交換」の表示、「連続」の表示、「無制限」の表示を
個別に設定可能とされており、このようにすれば、、全
てが「交換」である機種において、前記リモコンの誤操
作により「連続」や「無制限」が表示されてしまうこと
等の不都合を防止できるようになることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0108】また、これら図21や図22の初期設定や
データ加工処理設定の各設定や指示内容は、その設定デ
ータまたは指示データの先頭に、設定単位である島また
は台のアドレスが付与されて送信され、該アドレスが該
当する制御ユニット100のみが該設定データまたは指
示データを受信し、実行することにより、各島単位また
は台単位の設定が実施できるようになっている。
【0109】以上、前記本実施例のように、各表示端末
である制御ユニット100に、配信情報である表示デー
タを記憶可能な記憶手段としてのEEPROM76が設
けられており、各種表示データが配信される表示端末
に、配信された表示データ以外の情報の表示中において
配信された表示データを記憶しておくことが可能とな
り、これら記憶された表示データを表示ユニット9に表
示できるようになることから、遊技客はこれらの情報を
逃すことなく入手できる。
【0110】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0111】本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ機
2)に対応して設けられ、対応する前記遊技機(パチン
コ機2)の遊技情報と遊技情報以外の情報(表示デー
タ)とを表示可能な表示画面66と、配信された情報を
記憶する記憶手段(EEPROM76)と、配信された
新たな情報を既に記憶されている古い情報に代えて更新
記憶する制御を行う制御手段(制御マイコン(MPU)
79)と、遊技客が操作可能であって該操作にて選択さ
れた遊技客の所望する情報が前記表示画面66に表示さ
れる表示選択手段(データボタン55、表示切替ボタン
56)と、を少なくとも有する表示端末(制御ユニット
100)と、少なくとも前記遊技情報以外の情報の配信
を前記表示端末(制御ユニット100)に対して行う配
信手段と(配信用コンピュータ49)、を具備してい
る。
【0112】また、本発明の請求項2は、前記表示端末
(制御ユニット100)は、対応する前記遊技機(パチ
ンコ機2)の遊技情報を収集可能とされている。
【0113】また、本発明の請求項3は、前記配信手段
(配信用コンピュータ49)は、配信する複数の情報
(表示データ)とその配信順序とを登録、設定可能な登
録設定手段(スケジュール設定画面、文章設定画面)を
具備する。
【0114】また、本発明の請求項4は、前記登録設定
手段(スケジュール設定画面、文章設定画面)は、前記
配信された情報(表示データ)が前記表示画面(表示ユ
ニット9)に表示される表示時間を登録可能とされてお
り、該表示時間が各情報の表示データとともに配信され
て前記記憶手段(EEPROM76)に記憶され、その
表示時間に基づいて表示画面66の切替が実施される。
【0115】また、本発明の請求項5は、前記表示画面
66は表示内容を順次移動して表示するスクロール表示
が可能とされている。
【0116】また、本発明の請求項6は、前記配信手段
(配信用コンピュータ49)は、文字情報が乗調された
所定の電波を受信し、該乗調された文字情報を復調によ
り文字データとする文字放送受信手段(文字放送受信装
置48)を具備する。
【0117】また、本発明の請求項7は、前記配信手段
(配信用コンピュータ49)は、前記文字放送受信手段
(文字放送受信装置48)にて復調された文字データを
記憶可能な記憶手段(記憶装置125)を具備し、該記
憶された文字データの編集が可能とされている。
【0118】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0119】例えば、前記実施例では登録設定手段を制
御ユニット100が常時接続されている配信用コンピュ
ータ49としているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、前記通信部73に適宜にスケジュー
ル設定用コンピュータを接続して、前記表示データとス
ケジュール設定データとを書き換えるようにし、これら
通信部73を介して接続されるスケジュール設定用コン
ピュータ等により登録設定手段を形成するようにしても
良い。
【0120】また、前記実施例では、表示素子として赤
色のLED素子を使用したLED素子モジュールを使用
してドットマトリックス表示画面を形成しているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、これら表示画面
をドットマトリックスの液晶パネルやELディスプレイ
やCRT等としても良く、これら表示装置の種別は表示
する情報の内容や設置スペース等の各状況により適宜に
選択すれば良い。
【0121】また、前記実施例では、表示ユニット9を
呼び出しランプ8の側部位置に配設しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これら表示ユニット
9の配置位置は、対応する遊技機であるパチンコ機2の
近傍位置、或いは遊技機であるパチンコ機2自体に一体
に設けるようにしても良く、これら配置位置やその形態
は特に限定されるものではない。更に、前記実施例で
は、前記表示端末を遊技機であるパチンコ機2に1対1
に設けているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、図24に示すように、これら表示端末を前記磁気カ
ードリーダライタ39と同様に隣接するパチンコ機2の
間の上方位置に配置するともに、前記データボタン55
と同様のデータボタン55’と表示切替ボタン56と同
様の表示切替ボタン56’とを2つづつ設けて、隣接す
る2台のパチンコ機2で1台の表示端末を構成する表示
ユニット9’を共有使用するようにしても良い。
【0122】また、前記実施例では、各パチンコ機2毎
に計数装置4が設けられたユニット式遊技島台1’を用
いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
これら計数装置4が設けられていない通常の遊技島や、
遊技媒体であるパチンコ玉が指触不可に封入された封入
式パチンコ機が設置された遊技島においても本発明の遊
技用表示システムを適用可能なことは言うまでもなく、
更には遊技媒体としてコインを使用するコイン遊技機や
スロットマシンや、これらコインを使用せずに遊技が可
能とされたスロットマシンが設置された遊技島において
も適用可能なことは言うまでもく、これら遊技機の種別
が限定されるものではない。
【0123】また、前記実施例では、表示端末を構成す
る表示ユニット9と呼び出しボタン17を備えた呼び出
しランプ8とを別体にて設けているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これら表示ユニット9に呼び
出しボタンや呼び出しランプを設けたり、前記表示ユニ
ット9に呼び出しメッセージを表示する等により、表示
ユニット9と呼び出しランプ8とを一体として設けるよ
うにしても良い。
【0124】また、前記実施例では、表示端末を構成す
る各制御ユニット100が対応するパチンコ機2の遊技
情報を収集するようになっているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えばこれら遊技情報を前記管
理コンピュータが収集し、該管理コンピュータ47と配
信用コンピュータ49とを接続して、配信用コンピュー
タ49が各制御ユニット100に遊技情報を配信するよ
うにしても良い。
【0125】また、前記実施例では、配信用コンピュー
タ49より配信される情報として文字放送の各コンテン
ツを文字データとして配信する例を示したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば前記文字放送受
信装置48に代えて近々に開始される予定のデジタルテ
レビ放送の受信装置を接続し、該デジタルテレビ放送受
信装置にて受信されたデータ圧縮された画像データを各
表示端末である各制御ユニット100に配信し、これら
配信されたデータ圧縮された画像データを前記RAM7
5やEEPROM76に記憶し、逐次圧縮データを解凍
して表示するようにしても良い。
【0126】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0127】(a)請求項1の発明によれば、各種情報
が配信される表示端末に、配信情報である表示データを
記憶可能な記憶手段を設けることで、いかなる情報の表
示中であっても、その表示中において配信された新たな
配信情報を記憶しておくことが可能となり、これら記憶
された配信情報を表示画面に表示できるようになること
から、遊技客は表示選択手段を適宜に操作することで、
これら最新の情報を逃すことなく入手できる。
【0128】(b)請求項2の発明によれば、それぞれ
の表示端末において対応する遊技機の遊技情報の収集が
実施されることから、これら遊技情報が配信手段より配
信されることがなく、配信における通信負荷を低減でき
るばかりか、システムを簡素化することもできる。
【0129】(c)請求項3の発明によれば、前記登録
設定手段を設けることにより、表示画面に表示される各
表示内容の表示順序を変更したり、新たな提供情報を登
録することを簡便に実施することが可能となる。
【0130】(d)請求項4の発明によれば、各情報毎
に前記表示画面に表示される時間を適宜設定することが
できる。
【0131】(e)請求項5の発明によれば、長文のメ
ッセージを読みやすく表示することができる。
【0132】(f)請求項6の発明によれば、文字放送
により送信されてきた最新の情報やコンテンツを遊技者
に提供することが可能となり、遊技者へのサービスを向
上できる。
【0133】(g)請求項7の発明によれば、受信した
最新の情報やコンテンツを適宜編集することで、表示の
簡素化や不要な情報並びにコンテンツの排除により、遊
技者にとってより有用な情報やコンテンツを効率良く配
信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技島を示す外観斜視
図である。
【図2】本発明の実施例における遊技島に用いたユニッ
ト式遊技島台を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例における遊技島に用いたユニッ
ト式遊技島台の内部構造を示す図である。
【図4】本発明の実施例における表示端末を示す分解斜
視図である。
【図5】本発明の実施例における表示端末の取付け状況
を示す図である。
【図6】本発明の実施例における遊技用表示システムと
他装置との接続状況を示すブロック図である。
【図7】本発明の本実施例における遊技島台の構成を示
すブロック図である。
【図8】本発明の本実施例における表示端末の構成を示
すブロック図である。
【図9】本発明の本実施例における配信用コンピュータ
の構成を示すブロック図である。
【図10】(a),(b)は、本発明の本実施例におけ
る表示ユニットでの表示状況を示す外観正面図である。
【図11】本発明の実施例における表示ユニットでの表
示状況を示す外観正面図である。
【図12】本発明の実施例におけるデータボタン操作時
の表示状況の変化を示す外観正面図である。
【図13】本発明の実施例における表示切替ボタン操作
時の表示状況変化を示す外観正面図である。
【図14】図13の選択メニュー画面の表示状態におけ
るデータボタン操作時の表示状況変化を示す外観正面図
である。
【図15】本発明の実施例における制御ユニットのEE
PROMのメモリ領域を示す図である。
【図16】本発明の実施例における制御ユニットの制御
状況を示すフロー図である。
【図17】本発明の実施例における表示ユニットの分割
画面表示状態における表示状況を示す説明図である。
【図18】本発明の実施例における表示端末のディップ
スイッチによる設定内容を示す図である。
【図19】本発明の実施例における配信用コンピュータ
のスケジュール設定画面を示す図である。
【図20】本発明の実施例における配信用コンピュータ
の文章設定画面を示す図である。
【図21】本発明の実施例における配信用コンピュータ
の表示端末初期設定画面を示す図である。
【図22】本発明の実施例における配信用コンピュータ
のデータ加工処理設定画面を示す図である。
【図23】本発明の実施例における配信用コンピュータ
の台番号設定画面を示す図である。
【図24】本発明の表示端末のその他の配置状況を示す
図である。
【符号の説明】
l 遊技島 1’ 遊技島台 2 パチンコ機 3 カードユニット 4 計数装置 5 下皿 6a 幕板 6b ランプ板 7 腰板 8 呼び出しランプ 9 表示ユニット 9’ 表示ユニット 10 カード挿入口 11 インジケータ 12 動作ランプ 13 払出ボタン 14 誘導ガイド 15 返却ボタン 16 貸出ボタン 17 呼び出しボタン 18 電設パネル 19 全数精算ボタン 20 端玉精算ボタン 21 離席ボタン 22 度数表示部 23 受信窓部 24 受信ユニット 25 揚送モータ 26 揚送装置 27 揚送樋 28 配送管 29 供給管 30 供給管 33 玉切り払い出しユニット 34 スライドレバー 35 玉受皿 36 供給樋 37 カード挿入発行口 38 7セグメンントLED表示パネル 39 磁気カードリーダライタ 40 回収樋部 41 研磨装置 42 コントロールユニット 43 表示ドライバ 44 磁気カードリーダライタ 45 通信部 46 分岐端末(DMC) 47 管理コンピュータ 48 文字放送受信装置 49 配信用コンピュータ 50 カバー体 51 開口 52 カバー材 54 係合孔 55 データボタン 55’ データボタン 56 表示切替ボタン 56’ 表示切替ボタン 57 受信窓 60 表示基板 60a (表示基板)上面 60b (表示基板)下面 61 LED表示モジュール 62 データスイッチ 63 表示切替スイッチ 64 表示ドライバ 65 受信ユニット 70 制御基板 71 接続ケーブル 72 通信部 73 通信部 74 リアルタイムクロック(RTC) 75 RAM 76 EEPROM 77 ディップスイッチ 78a 信号入力部(大当り) 78b 信号入力部(確率変動) 78c 信号入力部(始動) 78d 信号入力部(投入) 78e 信号入力部(排出) 79 制御マイコン(MPU) 80 基体 81 係合爪部 82 柱状突起 83 開口 100 制御ユニット 101 信号線 102 通信ケーブル 103 通信ケーブル 110 通信部 111 封入式パチンコ機 120 中央演算処理装置(CPU) 121 第1の通信インタ−フェィス 122 第2の通信インタ−フェィス 123 表示装置 124 RAM(ランダムアクセスメモリ) 125 記憶装置 126 時計装置 127 入力装置 128 記録媒体駆動装置 129 デ−タバス 130 スケジュールテーブルウィンドウ 131 登録文章リストウィンドウ 132 文字放送リストウィンドウ 133 現在時刻表示登録ボタン部 134 表示確認ウィンドウ 135 スケジュール削除ボタン部 136 スケジュール登録ボタン部 137 実行ボタン部 138 一時中止ボタン部 139 終了ボタン部 140 新規登録ボタン部 141 確認ウィンドウ 142 タイトル入力部 143 表示内容入力部 144 削除ボタン部 145 登録ボタン部 146 文字色設定部 147 表示切替時間選択入力部 148 島設定入力部 149 台設定入力部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に対応して設けられ、対応する前
    記遊技機の遊技情報と遊技情報以外の情報とを表示可能
    な表示画面と、配信された情報を記憶する記憶手段と、
    配信された新たな情報を既に記憶されている古い情報に
    代えて更新記憶する制御を行う制御手段と、遊技客が操
    作可能であって該操作にて選択された遊技客の所望する
    情報が前記表示画面に表示される表示選択手段と、を少
    なくとも有する表示端末と、少なくとも前記遊技情報以
    外の情報の配信を前記表示端末に対して行う配信手段
    と、を具備することを特徴とする遊技用表示システム。
  2. 【請求項2】 前記表示端末は、対応する前記遊技機の
    遊技情報を収集可能とされている請求項1に記載の遊技
    用表示システム。
  3. 【請求項3】 前記配信手段は、配信する複数の情報と
    その配信順序とを登録、設定可能な登録設定手段を具備
    する請求項1または2に記載の遊技用表示システム。
  4. 【請求項4】 前記登録設定手段は、前記配信された情
    報が前記表示画面に表示される表示時間を登録可能とさ
    れており、該表示時間が各情報の表示データとともに配
    信されて前記記憶手段に記憶され、その表示時間に基づ
    いて前記表示画面の表示切替が実施される請求項3に記
    載の遊技用表示システム。
  5. 【請求項5】 前記表示画面は表示内容を順次移動して
    表示するスクロール表示が可能とされている請求項1〜
    4のいずれかに記載の遊技用表示システム。
  6. 【請求項6】 前記配信手段は、文字情報が乗調された
    所定の電波を受信し、該乗調された文字情報を復調によ
    り文字データとする文字放送受信手段を具備する請求項
    1〜5のいずれかに記載の遊技用表示システム。
  7. 【請求項7】 前記配信手段は、前記文字放送受信手段
    にて復調された文字データを記憶可能な記憶手段を具備
    し、該記憶された文字データの編集が可能とされている
    請求項6に記載の遊技用表示システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005074170A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Asahi Denki Kk 遊技機用表示装置、遊技機用表示システムおよび遊技機用表示方法
JP2010088526A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Taito Corp イベント情報報知システム
JP2013034573A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報表示装置
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