JP2001203502A - 移相器 - Google Patents
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Abstract
直列回路と並列回路とを切り替えて所望の移相量を得る
反射型移相器において、回路に寄生容量が存在するため
に、所望の移相量を正確に得られないという課題があっ
た。 【解決手段】 反射型移相器において、高周波信号入出
力端子11と、相互に並列に高周波信号入出力端子11
に接続されるスイッチ19aおよびスイッチ19bと、
直列に接続されたインダクタ15とキャパシタ16とか
ら構成される直列回路21と、並列に接続されたインダ
クタ17とキャパシタ18とから構成される並列回路2
2とを備える。
Description
びキャパシタからなる直列回路と並列回路とを交互に切
り替えて広い周波数帯域で所望の移相量を得る反射型の
移相器に関するものである。
nternational Microwave Sy
mposium,1972,pp47−48に示された
従来の移相器を示す回路図である。図において、101
は高周波信号入出力端子、102は接地部、103はイ
ンダクタ、104はPINダイオード、105はキャパ
シタである。インダクタ103とPINダイオード10
4とは直列に接続されて、インダクタ103においてP
INダイオード104に対して反対側の端子は入出力端
子101に接続され、PINダイオード104において
インダクタ103に対して反対側の端子は接地部102
に接続される。また、キャパシタ105の一方の端子は
入出力端子101に接続され、他方の端子は接地部10
2に接続される。
ード104の陽極に正電圧を印加すると、順バイアスで
電流が流れて通過状態すなわちオン状態となる。これに
対して、PINダイオードの陽極に負電圧を印加する
と、逆バイアスで電流が流れなくなり遮断状態すなわち
オフ状態となる。オン/オフ状態の切り替えについて
は、PINダイオード104の陽極に印加する直流バイ
アス電圧の極性を切り替えることで実施する。
時の従来の移相器の等価回路を示す図である。図におい
て、110はPINダイオード104のオン抵抗であ
る。インダクタ103とキャパシタ105とにより並列
回路111が構成される。また、図11は、PINダイ
オード104がオフ時の従来の移相器の等価回路を示す
図である。図において、120はPINダイオード10
4のオフ容量、121はPINダイオード104のオフ
抵抗、122はPINダイオード104のオフ容量12
0とPINダイオード104のオフ抵抗121とから構
成されるPINダイオード104のオフ時等価回路であ
る。インダクタ103とPINダイオード104のオフ
容量120とにより直列回路123が構成される。
シタとからなる並列回路は共振周波数において開放状態
となって反射位相は180度遅れる。また、インダクタ
とキャパシタとからなる直列回路は共振周波数において
短絡状態となって反射位相はゼロになる。そして、並列
回路の反射位相と直列回路の反射位相との差として与え
られる移相量の周波数に対する微分係数がゼロとなるよ
うにインダクタ103のインダクタンス、キャパシタ1
05,120のキャパシタンス等を適切に設定すれば、
並列回路111の反射移相と直列回路123の反射移相
との差を所定の周波数帯域において約180度に保持す
ることができるので、PINダイオード104がオン時
の反射位相とオフ時の反射位相との差によって約180
度の移相量を得ることができる。
ように構成されているので、PINダイオード104が
オフ状態の際に、キャパシタ105がインダクタ103
とPINダイオード104のオフ容量120とから構成
される直列回路の寄生容量となるために、直列回路の共
振周波数と並列回路の共振周波数とが異なり、180度
の移相量を正確に得られないという課題があった。ま
た、マイクロ波、ミリ波といった高周波においては、寄
生分により移相量誤差が大きくなるという課題があっ
た。
めになされたもので、小型で、損失差が小さく、広い周
波数帯域で所望の移相量が得られる移相器を得ることを
目的とする。
は、高周波信号入出力端子と、相互に並列に高周波信号
入出力端子に接続される第1のスイッチおよび第2のス
イッチと、直列に接続された第1のインダクタと第1の
キャパシタとから構成されるとともに一方の端子が第1
のスイッチに接続され他方の端子が接地部に接続される
直列回路と、並列に接続された第2のインダクタと第2
のキャパシタとから構成されるとともに一方の端子が第
2のスイッチに接続され他方の端子が接地部に接続され
る並列回路とを備えるようにしたものである。
力端子と、相互に並列に高周波信号入出力端子に接続さ
れるインダクタおよびキャパシタと、ドレイン(または
ソース)がインダクタに接続されるとともにソース(ま
たはドレイン)が接地部に接続される第1のFETと、
ドレイン(またはソース)がキャパシタに接続されると
ともにソース(またはドレイン)が接地部に接続される
第2のFETと、第1のFETのゲートと第2のFET
のゲートとを接続した信号線に制御信号を入力するため
の制御信号端子とを備えるようにしたものである。
対して並列に設けられて一方の端子がインダクタに接続
されるとともに他方の端子が接地部に接続される第1の
抵抗と、第2のFETに対して並列に設けられて一方の
端子がキャパシタに接続されるとともに他方の端子が接
地部に接続される第2の抵抗とを備えるようにしたもの
である。
タのインダクタンスと第2のインダクタのインダクタン
スとを等しくするとともに第1のキャパシタのキャパシ
タンスと第2のキャパシタのキャパシタンスとを等しく
し、第1のインダクタのインダクタンスをL、第1のキ
ャパシタのキャパシタンスをC、線路の特性インピーダ
ンスをZ0 とした際に、Z0 =(L/C)1/2 が成り立
つようにしたものである。
ンダクタンスをL、キャパシタのキャパシタンスをC、
線路の特性インピーダンスをZ0 とした際に、Z0 =
(L/C)1/2 が成り立つようにしたものである。
器として与えられて相互に同じ反射係数を保持するよう
に制御される第1の反射性終端回路および第2の反射性
終端回路と、高周波信号入力端子と、高周波信号出力端
子と、第1の反射性終端回路、第2の反射性終端回路、
高周波信号入力端子および高周波信号出力端子にそれぞ
れ接続されて、高周波信号入力端子から入力される原信
号を第1の反射性終端回路に出力するとともに原信号よ
り90度位相が遅れた信号を第2の反射性終端回路に出
力し、第1の反射性終端回路から入力される反射信号を
高周波信号入力端子に出力するとともに当該反射信号よ
り90度位相が遅れた信号を高周波信号出力端子に出力
し、第2の反射性終端回路から入力される反射信号を高
周波信号出力端子に出力するとともに当該反射信号より
90度位相が遅れた信号を高周波信号入力端子に出力す
る90°ハイブリッドカプラとを備えるようにしたもの
である。
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
移相器の構成を示す図である。図において、1は高周波
信号入出力端子、2a,2b,2c,2dはスパイラル
インダクタ、3a,3bはMIMキャパシタ、4a,4
bはFET、5a,5bは抵抗、6a,6bはバイアス
端子、7a,7bはスルーホール、8a,8b,8c,
8dはマイクロストリップ線路、9は誘電体基板であ
る。なお、この実施の形態1による移相器は、誘電体基
板9上にモノリシックに構成される。
形態1による移相器に対する等価回路を示す図である。
11は高周波信号入出力端子、12a,12bはスイッ
チとして使用されるFET、13a,13bはそれぞれ
FET12a,12bのゲート端子、14a,14bは
それぞれスパイラルインダクタ2b,2cに相当してF
ET12a,12bのオフ容量と並列共振回路を構成す
るように設けられる共振インダクタ、15はスパイラル
インダクタ2aに相当するインダクタ(第1のインダク
タ)、16はMIMキャパシタ3aに相当するキャパシ
タ(第1のキャパシタ)、17はスパイラルインダクタ
2dに相当するインダクタ(第2のインダクタ)、18
はMIMキャパシタに相当するキャパシタ(第2のキャ
パシタ)、19aはFET12aと共振インダクタ14
aとから構成される単極単投(SPST)スイッチ(第
1のスイッチ)、19bはFET12bと共振インダク
タ14bとから構成されるSPSTスイッチ(第2のス
イッチ)、20はSPSTスイッチ19aとSPSTス
イッチ19bとから構成される単極双投(SPDT)ス
イッチ、21はインダクタ15とキャパシタ16とから
構成される直列回路、22はインダクタ17とキャパシ
タ18とから構成される並列回路である。
2bのソースとドレインとは同電位であり、ゲート電圧
をピンチオフ電圧以下にした場合にFET12a,12
bは遮断状態となり、ゲート電圧をソース・ドレインと
同電位にした場合にFET12a,12bは通過状態と
なる。そして、FET12a,12bが通過状態の際に
はSPSTスイッチ19a,19bはそれぞれオン状態
となり、FET12a,12bが遮断状態の際にはSP
STスイッチ19a,19bはそれぞれオフ状態とな
る。また、SPSTスイッチ19aがオン状態の際には
SPSTスイッチ19bがオフ状態となり、SPSTス
イッチ19aがオフ状態の際にはSPSTスイッチ19
bがオン状態となるように、ゲート端子13a,13b
に制御信号を入力する。例えば、ゲート端子13aに入
力される制御信号をインバータを介してゲート端子13
bに入力することで上記のような機能を実現することが
可能である。
ッチ19aがオン状態でSPSTスイッチ19bがオフ
状態である際には、高周波信号入出力端子11から入力
された高周波信号は、直列回路21において所望の位相
偏移を生じて反射される。ここで、オフ状態にあるSP
STスイッチ19bは、FET12bのオフ容量とイン
ダクタ14bとからなる並列回路のインピーダンスが非
常に高くなるためにほぼ開放状態となる。
でSPSTスイッチ19bがオン状態である際には、高
周波信号入出力端子11から入力された高周波信号は、
並列回路22において所望の位相偏移を生じて反射され
る。ここで、オフ状態にあるSPSTスイッチ19a
は、FET12aのオフ容量とインダクタ14aとから
なる並列回路のインピーダンスが非常に高くなるために
ほぼ開放状態となる。
ば、インダクタ15とキャパシタ16とから構成される
直列回路21と高周波信号入出力端子11との間にSP
STスイッチ19aを設け、インダクタ17とキャパシ
タ18とから構成される並列回路22と高周波信号入出
力端子11との間にSPSTスイッチ19bを設けるよ
うに構成したので、SPSTスイッチ19a,19bの
オン/オフ状態を適宜制御して高周波信号の経路を2つ
の異なる反射位相量を有する直列回路または並列回路に
切り替えて所定の移相量を得る際に、直列回路21およ
び並列回路22に寄生容量が存在しないので、直列回路
21と並列回路22との共振周波数を一致させて広い周
波数帯域で所望の移相量を得ることができるという効果
を奏する。
路21との間に介装される第1のスイッチ、および高周
波信号入出力端子11と並列回路22との間に介装され
る第2のスイッチとして、この実施の形態1ではSPS
Tスイッチを用いているが、第1のスイッチがオン状態
の際には第2のスイッチがオフ状態となり、第1のスイ
ッチがオフ状態の際には第2のスイッチがオン状態とな
るように制御可能な構成を有するものであれば、他の形
態のスイッチを用いることも可能である。
ノリシックに構成されているが、受動素子を誘電体基板
上に形成するとともに能動素子を半導体基板上に形成し
て、金属ワイヤで両基板を電気的に接続して移相器を構
成するようにしてもよい。
形態2による移相器の構成を示す図である。図におい
て、31は高周波信号入出力端子、32はスパイラルイ
ンダクタ、33はMIMキャパシタ、34a,34bは
FET、35a,35bは抵抗、36はバイアス端子、
37a,37bはスルーホール、38はマイクロストリ
ップ線路、39は誘電体基板である。なお、この実施の
形態2による移相器は、誘電体基板39上にモノリシッ
クに構成される。
形態2による移相器に対する等価回路を示す図である。
41は高周波信号入出力端子、42はスパイラルインダ
クタ32に相当するインダクタ、43はMIMキャパシ
タに相当するキャパシタ、44はスイッチとして使用さ
れる第1のFET、45はスイッチとして使用される第
2のFET、46は第1のFET44のゲートと第2の
FET45のゲートとを接続する信号線に制御信号を入
力するためのゲート端子(制御信号端子)である。
のソースとドレインとは同電位であり、ゲート電圧をピ
ンチオフ電圧以下にした場合にFET44,45は遮断
状態となり、ゲート電圧をソース・ドレインと同電位に
した場合にFET44,45は通過状態となる。
のFET44および第2のFET45を通過状態とした
際における移相器の等価回路を示す図である。図におい
て、図4と同一符号は同一または相当部分を示すのでそ
の説明を省略する。51は第1のFET44が通過状態
の際に現れる抵抗を等価的に表現するオン抵抗、52は
第2のFET45が通過状態の際に現れる抵抗を等価的
に表現するオン抵抗である。したがって、図5に示され
るように、第1のFET44および第2のFET45が
通過状態の際には、インダクタ42とキャパシタ43と
により並列回路が構成される。
2のFET45を遮断状態とした際における移相器の等
価回路を示す図である。図において、図4と同一符号は
同一または相当部分を示すのでその説明を省略する。6
1は第1のFET44が遮断状態の際に現れる容量を等
価的に表現するオフ容量、62は第2のFET45が遮
断状態の際に現れる容量を等価的に表現するオフ容量、
63はキャパシタ43とオフ容量62とから構成される
合成容量である。ここで、合成容量63のキャパシタン
スを第1のFET44のオフ容量61のキャパシタンス
に比べて無視できるように、第2のFET45のオフ容
量62のキャパシタンスを設定する。したがって、図6
に示されるように、第1のFET44および第2のFE
T45が遮断状態の際には、インダクタ42と第1のF
ET44のオフ容量61とにより直列回路が構成され
る。
ば、FET44,45が通過状態の際に構成される並列
回路およびFET44,45が遮断状態の際に構成され
る直列回路に寄生容量がほとんど含まれないので、実施
の形態1によるのと同等の効果が得られるとともに、移
相器を構成する回路素子数を低減できるので移相器を小
型化できるという効果を奏する。
装される第1のスイッチ、およびキャパシタ43と接地
部との間に介装される第2のスイッチとして、この実施
の形態2ではFETを用いているが、通過状態/遮断状
態を切り替えることができるとともに遮断時のオフ容量
のキャパシタンスを適宜設定可能である機能を有するも
のであれば、他の形態のスイッチを用いることも可能で
ある。
ノリシックに構成されているが、受動素子を誘電体基板
上に形成するとともに能動素子を半導体基板上に形成し
て、金属ワイヤで両基板を電気的に接続して移相器を構
成するようにしてもよい。
形態3による移相器の構成を示す図である。図におい
て、図4と同一符号は同一または相当部分を示すのでそ
の説明を省略する。71は第1のFET44に対して並
列に接続される第1の抵抗、72は第2のFET45に
対して並列に接続される第2の抵抗である。
44および第2のFET45をともに通過状態にしてイ
ンダクタとキャパシタとから成る並列回路として動作さ
せた際の減衰量と、第1のFET44および第2のFE
T45をともに遮断状態にしてインダクタとキャパシタ
とから成る直列回路として動作させた際の減衰量との差
が小さくなる。
ば、実施の形態1によるのと同等の効果が得られるとと
もに、FET44,45を通過状態にして並列回路とし
て動作させた場合の減衰量と、FET44,45を遮断
状態にして直列回路として動作させた場合の減衰量との
差が小さくなり、高周波出力信号のレベル補償を簡易に
実現することができるという効果を奏する。
実施の形態1による移相器において、第1のインダクタ
15のインダクタンスと第2のインダクタ17のインダ
クタンスとを等しくするとともに、その値をLとする。
また、第1のキャパシタ16のキャパシタンスと第2の
キャパシタ18のキャパシタンスとを等しくするととも
に、その値をCとする。そして、線路の特性インピーダ
ンスをZ0 として、式(1)をみたす移相器を構成す
る。 Z0 =(L/C)1/2 (1)
原理を説明する。直列回路の反射位相をψS 、並列回路
の反射位相をψP とすると、移相量ψは両回路の反射位
相の差として表され、ψ=ψS −ψP となる。そして、
移相量の周波数に対する微分係数がゼロになれば、すべ
ての周波数において移相量は一定となる。すなわち、d
ψ/dω=d(ψS −ψP )/dω=0をすべての周波
数で満たせばよい。上記の条件式を解法するうえでの中
間式を省略すれば、結果的に上記の条件式は式(2)と
等価となる。 Z0 =(Ls/Cp)1/2 =(Lp/Cs)1/2 (2)
タンス、Csはキャパシタ16のキャパシタンス、Lp
はインダクタ17のインダクタンス、Cpはキャパシタ
18のキャパシタンスである。式(2)における(Ls
/Cp)1/2 =(Lp/Cs)1/2 の関係が満たされる
場合には、直列回路21と並列回路22の共振周波数は
等しくなる。さらに、共振周波数において直列回路は短
絡状態にあるので、反射位相はゼロになる。また、共振
周波数において並列回路は開放状態にあるので、反射位
相は180度遅れる。したがって、共振周波数において
は反射位相の差は180度となる。さらに、式(2)を
満たせば、全ての周波数で移相量は180度で一定とな
る。
ば、直列回路および並列回路のインダクタおよびキャパ
シタが共通化されて、L=Ls=LpおよびC=Cs=
Cpとなって、式(2)は式(1)に等しくなるから、
式(1)を満たす移相器を構成することができれば、直
列回路と並列回路とを切り替える反射型移相器において
広い周波数帯域で180度の移相量を得ることができる
という効果を奏する。
実施の形態2による移相器または図7に示されるこの発
明の実施の形態3による移相器において、キャパシタ4
3のキャパシタンスと第1のFET44のオフ容量のキ
ャパシタンスとを等しくするとともに、その値をCとす
る。また、インダクタ19のインダクタンスをLとし、
線路の特性インピーダンスをZ0 として式(1)を満た
す移相器を構成する。なお、動作については実施の形態
4と同様であるので、その説明を省略する。
ば、実施の形態4によるのと同等の効果が得られるとと
もに、移相器を構成する回路素子数を低減できるので移
相器を小型化できるという効果を奏する。
形態6による移相器の構成を示す図である。図におい
て、81は高周波信号入力端子、82は高周波信号出力
端子、83は90°ハイブリッドカプラ、84a,84
bは端子、85a,85bはそれぞれ同じ構成を有する
反射性終端回路(第1の反射性終端回路、第2の反射性
終端回路)である。反射性終端回路85a,85bとし
ては、上記の実施の形態1から実施の形態5に記載され
たいずれかの移相器が用いられる。
高周波信号入力端子81から90°ハイブリッドカプラ
83に入力されると、90°ハイブリッドカプラ83か
ら原高周波信号と同相の高周波信号が反射性終端回路8
5aに入力されるとともに、原高周波信号より90度位
相が遅れた高周波信号が反射性終端回路85bに入力さ
れる。反射性終端回路85aに入力された原高周波信号
と同相の高周波信号、および反射性終端回路85bに入
力された原高周波信号より90度位相が遅れた高周波信
号は、それぞれ反射性終端回路85a,85bで所望の
位相偏移を生じて反射される。なお、反射性終端回路8
5aと反射性終端回路85bとは、相互に同じ反射係数
を保持するように制御される。
周波信号に対して所望の位相偏移を生じた高周波信号が
再び端子84aを介して90°ハイブリッドカプラ83
に入力されると、原高周波信号に対して所望の位相偏移
を生じた高周波信号が高周波信号入力端子81へ出力さ
れるとともに、原高周波信号に対して所望の位相偏移を
生じるとともに90度位相が遅れた高周波信号が高周波
信号出力端子82へ出力される。
て原高周波信号に対して所望の位相偏移を生じるととも
に90度位相が遅れた高周波信号が再び端子84bを介
して90°ハイブリッドカプラ83に入力されると、原
高周波信号に対して所望の位相偏移を生じるとともに9
0度位相が遅れた高周波信号が高周波信号出力端子82
へ出力されるとともに、原高周波信号に対して所望の位
相偏移を生じるとともに(さらに90度位相が遅らされ
て)180度位相が遅れた高周波信号が高周波信号入力
端子81へ出力される。
号に対して所望の位相偏移を生じた高周波信号と原高周
波信号に対して所望の位相偏移を生じるとともに180
度位相が遅れた高周波信号とが重なって、2つの高周波
信号が互いに相殺される。また、高周波信号出力端子8
2では、原高周波信号に対して所望の位相偏移を生じる
とともに90度位相が遅れた2つの高周波信号が同期し
て出力として取り出される。
性終端回路85bとが同じ反射係数を有する状態を保持
するように、反射性終端回路85a,85bにおける直
列回路と並列回路との間の切り替えを同時に行うこと
で、所望の移相量を有する高周波出力信号を得られる。
ば、実施の形態1から実施の形態5に記載されたいずれ
かの移相器として与えられて互いに同じ反射係数を保持
するように制御される2つの反射性終端回路85a,8
5bと、高周波信号入力端子81と、高周波信号出力端
子82と、反射性終端回路85aおよび反射性終端回路
85bにそれぞれ接続されて、高周波信号入力端子81
から入力される原高周波信号を反射性終端回路85aに
出力するとともに原高周波信号より90度位相が遅れた
信号を反射性終端回路85bに出力し、反射性終端回路
85aから入力される反射信号を高周波信号入力端子8
1に出力するとともに当該反射信号より90度位相が遅
れた信号を高周波信号出力端子82に出力し、反射性終
端回路85bから入力される反射信号を高周波信号出力
端子82に出力するとともに当該反射信号より90度位
相が遅れた信号を高周波信号入力端子81に出力する9
0°ハイブリッドカプラ83とを備えるように構成した
ので、高周波信号入力端子81では90°ハイブリッド
カプラ83から入力される2つの高周波信号が相殺され
るとともに、高周波信号出力端子82では反射性終端回
路85a,85bを用いて所望の移相量が得られて90
°ハイブリッドカプラ83から出力される2つの高周波
信号を同期させて出力として取り出すことができるか
ら、実施の形態1から実施の形態5において記載した効
果を供する移相器を用いて所望の移相量を得た高周波出
力信号を高周波入力信号から分離することができるとい
う効果を奏する。
ノリシックに構成されているが、受動素子および90°
ハイブリッドカプラを誘電体基板上に形成するととも
に、能動素子を半導体基板上に形成して、金属ワイヤで
両基板を電気的に接続して反射型移相器を構成するよう
にしてもよい。
波信号入出力端子と、相互に並列に高周波信号入出力端
子に接続される第1のスイッチおよび第2のスイッチ
と、直列に接続された第1のインダクタと第1のキャパ
シタとから構成されて第1のスイッチと接地部との間に
設けられる直列回路と、並列に接続された第2のインダ
クタと第2のキャパシタとから構成されて第2のスイッ
チと接地部との間に設けられる並列回路とを備えるよう
に構成したので、第1のスイッチおよび第2のスイッチ
のオン/オフ状態を適宜制御して高周波信号の経路を2
つの異なる反射位相量を有する直列回路または並列回路
に切り替えて所定の移相量を得る際に、直列回路および
並列回路に寄生容量が存在しないので、直列回路と並列
回路との共振周波数を一致させて広い周波数帯域で所望
の移相量を得ることができるという効果を奏する。
と、相互に並列に高周波信号入出力端子に接続されるイ
ンダクタおよびキャパシタと、インダクタに接続される
第1のFETと、キャパシタに接続される第2のFET
と、第1のFETのゲートと第2のFETのゲートとを
接続した信号線に制御信号を入力する制御信号端子とを
備えるように構成したので、制御信号端子に所定の信号
を入力して第1のFETおよび第2のFETを通過状態
にするとインダクタとキャパシタとにより並列回路が構
成され、制御信号端子に所定の信号を入力して第1のF
ETおよび第2のFETを遮断状態にするとインダクタ
と第1のFETのオフ容量とにより直列回路が構成さ
れ、キャパシタと第2のFETのオフ容量との合成容量
のキャパシタンスを無視できる程度に小さく設定できれ
ば、直列回路および並列回路にはほとんど寄生容量が存
在しないので、広い周波数帯域で所望の移相量を得るこ
とができるという効果を奏する。また、移相器を構成す
る回路素子数を低減できるので、移相器を小型化できる
という効果を奏する。
並列に設けられて一方の端子がインダクタに接続される
とともに他方の端子が接地部に接続される第1の抵抗
と、第2のFETに対して並列に設けられて一方の端子
がキャパシタに接続されるとともに他方の端子が接地部
に接続される第2の抵抗とを備えるように構成したの
で、第1のFETおよび第2のFETを通過状態にして
インダクタとキャパシタとによる並列回路として動作さ
せた場合の減衰量と、第1のFETおよび第2のFET
を遮断状態にしてインダクタと第1のFETのオフ容量
とによる直列回路として動作させた場合の減衰量との差
が小さくなり、高周波出力信号のレベル補償を簡易に実
現することができるという効果を奏する。
ンダクタンスと第2のインダクタのインダクタンスとを
等しくするとともに第1のキャパシタのキャパシタンス
と第2のキャパシタのキャパシタンスとを等しくし、第
1のインダクタのインダクタンスをL、第1のキャパシ
タのキャパシタンスをC、線路の特性インピーダンスを
Z0 とした際に、Z0 =(L/C)1/2 が成り立つよう
に構成したので、直列回路と並列回路とを切り替える反
射型移相器において広い周波数帯域で180度の移相量
を得ることができるという効果を奏する。
タンスをL、キャパシタのキャパシタンスをC、線路の
特性インピーダンスをZ0 とすると、Z0 =(L/C)
1/2が成り立つように構成したので、直列回路と並列回
路とを切り替える反射型移相器において広い周波数帯域
で180度の移相量を得ることができるという効果を奏
する。
与えられて相互に同じ反射係数を保持するように制御さ
れる第1の反射性終端回路および第2の反射性終端回路
と、高周波信号入力端子と、高周波信号出力端子と、第
1の反射性終端回路、第2の反射性終端回路、高周波信
号入力端子および高周波信号出力端子にそれぞれ接続さ
れる90°ハイブリッドカプラとを備えるように構成し
たので、上述した効果を供する移相器を用いて所望の移
相量を得た高周波出力信号を高周波入力信号から分離す
ることができるという効果を奏する。
を示す図である。
す図である。
を示す図である。
す図である。
とした際における移相器の等価回路を示す図である。
とした際における移相器の等価回路を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
の等価回路を示す図である。
の等価回路を示す図である。
2b,2c,2d,32 スパイラルインダクタ、3
a,3b,33 MIMキャパシタ、4a,4b,12
a,12b FET、5a,5b,35a,35b 抵
抗、6a,6b,36 バイアス端子、7a,7b,3
7a,37b スルーホール、8a,8b,8c,8
d,38 マイクロストリップ線路、9,39 誘電体
基板、13a,13b ゲート端子、14a,14b
共振インダクタ、15 インダクタ(第1のインダク
タ)、16 キャパシタ(第1のキャパシタ)、17
インダクタ(第2のインダクタ)、18 キャパシタ
(第2のキャパシタ)、19a SPSTスイッチ(第
1のスイッチ)、19b SPSTスイッチ(第2のス
イッチ)、20 SPDTスイッチ、21 直列回路、
22 並列回路、34a,44 FET(第1のFE
T)、34b,45 FET(第2のFET)、42イ
ンダクタ、43 キャパシタ、46 ゲート端子(制御
信号端子)、51,52 オン抵抗、61,62 オフ
容量、63 合成容量、71 抵抗(第1の抵抗)、7
2 抵抗(第2の抵抗)、81 高周波信号入力端子、
82 高周波信号出力端子、83 90°ハイブリッド
カプラ、84a,84b 端子、85a反射性終端回路
(第1の反射性終端回路)、85b 反射性終端回路
(第2の反射性終端回路)。
Claims (6)
- 【請求項1】 高周波信号入出力端子と、相互に並列に
前記高周波信号入出力端子に接続される第1のスイッチ
および第2のスイッチと、直列に接続された第1のイン
ダクタと第1のキャパシタとから構成されるとともに一
方の端子が前記第1のスイッチに接続され他方の端子が
接地部に接続される直列回路と、並列に接続された第2
のインダクタと第2のキャパシタとから構成されるとと
もに一方の端子が前記第2のスイッチに接続され他方の
端子が接地部に接続される並列回路とを備えることを特
徴とする移相器。 - 【請求項2】 高周波信号入出力端子と、相互に並列に
前記高周波信号入出力端子に接続されるインダクタおよ
びキャパシタと、ドレイン(またはソース)が前記イン
ダクタに接続されるとともにソース(またはドレイン)
が接地部に接続される第1のFETと、ドレイン(また
はソース)が前記キャパシタに接続されるとともにソー
ス(またはドレイン)が接地部に接続される第2のFE
Tと、前記第1のFETのゲートと前記第2のFETの
ゲートとを接続した信号線に制御信号を入力するための
制御信号端子とを備えることを特徴とする移相器。 - 【請求項3】 第1のFETに対して並列に設けられて
一方の端子がインダクタに接続されるとともに他方の端
子が接地部に接続される第1の抵抗と、第2のFETに
対して並列に設けられて一方の端子がキャパシタに接続
されるとともに他方の端子が接地部に接続される第2の
抵抗とを備えることを特徴とする請求項2に記載の移相
器。 - 【請求項4】 第1のインダクタのインダクタンスと第
2のインダクタのインダクタンスとを等しくするととも
に第1のキャパシタのキャパシタンスと第2のキャパシ
タのキャパシタンスとを等しくし、 第1のインダクタのインダクタンスをL、第1のキャパ
シタのキャパシタンスをC、線路の特性インピーダンス
をZ0 とした際に、Z0 =(L/C)1/2 が成り立つこ
とを特徴とする請求項1に記載の移相器。 - 【請求項5】 インダクタのインダクタンスをL、キャ
パシタのキャパシタンスをC、線路の特性インピーダン
スをZ0 とした際に、Z0 =(L/C)1/2が成り立つ
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の移相
器。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
記載された移相器として与えられて相互に同じ反射係数
を保持するように制御される第1の反射性終端回路およ
び第2の反射性終端回路と、高周波信号入力端子と、高
周波信号出力端子と、前記第1の反射性終端回路、前記
第2の反射性終端回路、前記高周波信号入力端子および
前記高周波信号出力端子にそれぞれ接続されて、前記高
周波信号入力端子から入力される原信号を前記第1の反
射性終端回路に出力するとともに原信号より90度位相
が遅れた信号を前記第2の反射性終端回路に出力し、前
記第1の反射性終端回路から入力される反射信号を前記
高周波信号入力端子に出力するとともに当該反射信号よ
り90度位相が遅れた信号を前記高周波信号出力端子に
出力し、前記第2の反射性終端回路から入力される反射
信号を前記高周波信号出力端子に出力するとともに当該
反射信号より90度位相が遅れた信号を前記高周波信号
入力端子に出力する90°ハイブリッドカプラとを備え
ることを特徴とする移相器。
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JP2014216936A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | 住友電気工業株式会社 | 減衰器及び電子回路 |
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