JP2001202953A - ペ−スト式ニッケル電極の製造方法 - Google Patents
ペ−スト式ニッケル電極の製造方法Info
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用率に優れたペースト式ニッケル電極を提
供する。 【解決手段】 水酸化ニッケル及びコバルト導電助剤を
含有するペーストを導電性基材に充填し、乾燥後圧縮成
形してなるペースト式ニッケル電極の製造方法であっ
て、上記ペースト中にポリN−ビニルアセトアミドを含
有させるとともに、上記圧縮成形後、さらに電極をアル
カリ溶液中に浸漬処理する。
供する。 【解決手段】 水酸化ニッケル及びコバルト導電助剤を
含有するペーストを導電性基材に充填し、乾燥後圧縮成
形してなるペースト式ニッケル電極の製造方法であっ
て、上記ペースト中にポリN−ビニルアセトアミドを含
有させるとともに、上記圧縮成形後、さらに電極をアル
カリ溶液中に浸漬処理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペ−スト式ニッケ
ル電極の製造方法に関する。
ル電極の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルカリ蓄電池用の正極としては、ニッ
ケル粉末を焼結基板中の細孔に含浸させて活物質を充填
した焼結式ニッケル電極と、主活物質である水酸化ニッ
ケルを結着剤、増粘剤などとともに水または溶剤に分散
してペ−スト状にし、それを集電体となる導電性基材に
充填したペ−スト式ニッケル電極があるが、前者の焼結
式ニッケル電極では焼結基板の導電性が高いため、活物
質の利用率に優れている。しかしながら、焼結基板の多
孔度を増加させることは困難であり、このため充填され
る水酸化ニッケル量を増加させることができず、高容量
化の点で劣るとともに、ニッケル粒子間の結合が弱いた
め、多孔度の大きい焼結基板を用いると活物質が脱落し
やすいという問題がある。このため、後者のペ−スト式
ニッケル電極がニッケル−カドミウム電池や水素化物二
次電池用の正極として提案されており、活物質である水
酸化ニッケルの充填密度を高くすることができるととも
に、極板の製造も簡便であるという利点を有するが、一
方、水酸化ニッケルと基材との距離が長くなって、導電
性が低くなり活物質の利用率が低いという問題がある。
そのため、このようなペ−スト式ニッケル電極では、利
用率を高めて高容量化を達成すべく、金属コバルトや一
酸化コバルトあるいは水酸化コバルトなどのコバルト導
電助剤が添加されている。これらのコバルト導電助剤
は、その後の初充電により酸化されて活物質である水酸
化ニッケル間を電気的に接続するためのコバルトのネッ
トワ−クを形成するが、電池中ではアルカリ溶液である
電解液が少ないため、均一なコバルトのネットワ−クを
形成しにくく、また、コバルト導電助剤の未反応物が多
くなって、利用率を高めるためのコバルトの効果が得ら
れにくいため、電池組立前に電極の状態で、予めアルカ
リ溶液中で浸漬処理することが提案されている(特開平
1−200555号他)。
ケル粉末を焼結基板中の細孔に含浸させて活物質を充填
した焼結式ニッケル電極と、主活物質である水酸化ニッ
ケルを結着剤、増粘剤などとともに水または溶剤に分散
してペ−スト状にし、それを集電体となる導電性基材に
充填したペ−スト式ニッケル電極があるが、前者の焼結
式ニッケル電極では焼結基板の導電性が高いため、活物
質の利用率に優れている。しかしながら、焼結基板の多
孔度を増加させることは困難であり、このため充填され
る水酸化ニッケル量を増加させることができず、高容量
化の点で劣るとともに、ニッケル粒子間の結合が弱いた
め、多孔度の大きい焼結基板を用いると活物質が脱落し
やすいという問題がある。このため、後者のペ−スト式
ニッケル電極がニッケル−カドミウム電池や水素化物二
次電池用の正極として提案されており、活物質である水
酸化ニッケルの充填密度を高くすることができるととも
に、極板の製造も簡便であるという利点を有するが、一
方、水酸化ニッケルと基材との距離が長くなって、導電
性が低くなり活物質の利用率が低いという問題がある。
そのため、このようなペ−スト式ニッケル電極では、利
用率を高めて高容量化を達成すべく、金属コバルトや一
酸化コバルトあるいは水酸化コバルトなどのコバルト導
電助剤が添加されている。これらのコバルト導電助剤
は、その後の初充電により酸化されて活物質である水酸
化ニッケル間を電気的に接続するためのコバルトのネッ
トワ−クを形成するが、電池中ではアルカリ溶液である
電解液が少ないため、均一なコバルトのネットワ−クを
形成しにくく、また、コバルト導電助剤の未反応物が多
くなって、利用率を高めるためのコバルトの効果が得ら
れにくいため、電池組立前に電極の状態で、予めアルカ
リ溶液中で浸漬処理することが提案されている(特開平
1−200555号他)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ペ−ス
ト式ニッケル電極は、導電性基材へ充填する場合の活物
質である水酸化ニッケルと導電性基材との接着性を高め
るため増粘剤をペ−スト中に添加しているが、従来一般
に用いられているカルボキシメチルセルロ−ス、カルボ
キシメチルエチルセルロ−ス、メチルセルロ−ス、エチ
ルセルロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−スあるいは
それらの塩に代表されるセルロ−ス系高分子からなる増
粘剤は、結着力が低く、ペ−スト調整時の機械的な力で
分子鎖が切断されるほか、上記アルカリ溶液中への浸漬
処理を行うと、水酸化ニッケル表面の活性により上記増
粘剤が酸化分解するとともに、増粘剤がアルカリ溶液中
に溶出して活物質である水酸化ニッケルの保持性を低
め、導電性基材から水酸化ニッケルの脱落が生じ、利用
率を高めるというアルカリ浸漬処理の本来の効果が得ら
れないという問題があった。
ト式ニッケル電極は、導電性基材へ充填する場合の活物
質である水酸化ニッケルと導電性基材との接着性を高め
るため増粘剤をペ−スト中に添加しているが、従来一般
に用いられているカルボキシメチルセルロ−ス、カルボ
キシメチルエチルセルロ−ス、メチルセルロ−ス、エチ
ルセルロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−スあるいは
それらの塩に代表されるセルロ−ス系高分子からなる増
粘剤は、結着力が低く、ペ−スト調整時の機械的な力で
分子鎖が切断されるほか、上記アルカリ溶液中への浸漬
処理を行うと、水酸化ニッケル表面の活性により上記増
粘剤が酸化分解するとともに、増粘剤がアルカリ溶液中
に溶出して活物質である水酸化ニッケルの保持性を低
め、導電性基材から水酸化ニッケルの脱落が生じ、利用
率を高めるというアルカリ浸漬処理の本来の効果が得ら
れないという問題があった。
【0004】また、電池の高容量化のためには水酸化ニ
ッケルの充填割合を増加させる必要があり、そのため増
粘剤の含率を低下させて固形分濃度を増加させる必要が
あるが、上記セルロ−ス系高分子を用いたペ−スト式ニ
ッケル電極はその含率を低減していくと、乾燥後のペ−
ストと導電性基材との接着力が必要以上に低下し、強度
も低下するため、電極の捲回時にも活物質である水酸化
ニッケルが脱落しやすくなるという問題を抱えていた。
ッケルの充填割合を増加させる必要があり、そのため増
粘剤の含率を低下させて固形分濃度を増加させる必要が
あるが、上記セルロ−ス系高分子を用いたペ−スト式ニ
ッケル電極はその含率を低減していくと、乾燥後のペ−
ストと導電性基材との接着力が必要以上に低下し、強度
も低下するため、電極の捲回時にも活物質である水酸化
ニッケルが脱落しやすくなるという問題を抱えていた。
【0005】本発明は上記課題を解決するためなされた
ものであり、水酸化ニッケル及びコバルト導電助剤を含
有するペ−スト式ニッケル電極をアルカリ浸漬処理する
場合の水酸化ニッケルの脱落を防止し、もって利用率の
高いペ−スト式ニッケル電極を得ることを目的としてい
る。
ものであり、水酸化ニッケル及びコバルト導電助剤を含
有するペ−スト式ニッケル電極をアルカリ浸漬処理する
場合の水酸化ニッケルの脱落を防止し、もって利用率の
高いペ−スト式ニッケル電極を得ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水酸化ニッケ
ル及びコバルト導電助剤を含有するペ−ストを導電性基
材に充填し、乾燥後圧縮成形してなるペ−スト式ニッケ
ル電極の製造方法であって、上記ペ−スト中にポリN−
ビニルアセトアミドを含有するとともに、上記圧縮成形
した後、電極をアルカリ溶液中に浸漬処理することを特
徴とするものである。
ル及びコバルト導電助剤を含有するペ−ストを導電性基
材に充填し、乾燥後圧縮成形してなるペ−スト式ニッケ
ル電極の製造方法であって、上記ペ−スト中にポリN−
ビニルアセトアミドを含有するとともに、上記圧縮成形
した後、電極をアルカリ溶液中に浸漬処理することを特
徴とするものである。
【0007】すなわち、本発明はペ−スト中にポリN−
ビニルアセトアミドを含有することにより、これが水酸
化ニッケルに導電性基材との高い接着性を付与するとと
もに、アルカリ溶液への溶解度の低さから、浸漬処理に
おいてもアルカリ溶液中への溶出が抑制され、それによ
って水酸化ニッケルの脱落を防止し、高い利用率のペ−
スト式ニッケル電極を得ることができる。
ビニルアセトアミドを含有することにより、これが水酸
化ニッケルに導電性基材との高い接着性を付与するとと
もに、アルカリ溶液への溶解度の低さから、浸漬処理に
おいてもアルカリ溶液中への溶出が抑制され、それによ
って水酸化ニッケルの脱落を防止し、高い利用率のペ−
スト式ニッケル電極を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、アルカリ浸漬処
理においてポリN−ビニルアセトアミドが水酸化ニッケ
ルの結着性に好結果を与える理由は、つぎのように考え
られる。ポリN−ビニルアセトアミドは、セルロ−ス系
高分子と比較し、分子中の水素結合が優れた結着性に有
効に機能するとともに、ペ−スト式ニッケル電極をアル
カリ溶液に浸漬した時に電極からの溶出分が少ないため
と考えられる。また、水酸化ニツケルは表面が活性なた
めに、ペ−スト中の結着剤や増粘剤などの有機物の酸化
分解を促進する触媒として作用し、上記有機物の分子量
を低下させて粘度を低下させ、また分解物が水酸化ニツ
ケル表面に不可逆的に吸着して水酸化ニッケルの導電性
基材への接着性の低下を助長する。このペ−スト中にポ
リN−ビニルアセトアミドを含ませると、これが水酸化
ニツケル表面に優先的に吸着して有機層を形成し、この
有機層がペ−スト中の結着剤や増粘剤などの酸化分解を
抑え、かつこの有機層自体が耐酸化性にすぐれて酸化分
解するおそれが少ないため、導電性基材からの水酸化ニ
ッケルの脱落を防止し、その結果アルカリ浸漬処理によ
るコバルト導電助剤の効果が十分に発揮され、利用率の
高いペ−スト式ニッケル電極が得られるものと思われ
る。
理においてポリN−ビニルアセトアミドが水酸化ニッケ
ルの結着性に好結果を与える理由は、つぎのように考え
られる。ポリN−ビニルアセトアミドは、セルロ−ス系
高分子と比較し、分子中の水素結合が優れた結着性に有
効に機能するとともに、ペ−スト式ニッケル電極をアル
カリ溶液に浸漬した時に電極からの溶出分が少ないため
と考えられる。また、水酸化ニツケルは表面が活性なた
めに、ペ−スト中の結着剤や増粘剤などの有機物の酸化
分解を促進する触媒として作用し、上記有機物の分子量
を低下させて粘度を低下させ、また分解物が水酸化ニツ
ケル表面に不可逆的に吸着して水酸化ニッケルの導電性
基材への接着性の低下を助長する。このペ−スト中にポ
リN−ビニルアセトアミドを含ませると、これが水酸化
ニツケル表面に優先的に吸着して有機層を形成し、この
有機層がペ−スト中の結着剤や増粘剤などの酸化分解を
抑え、かつこの有機層自体が耐酸化性にすぐれて酸化分
解するおそれが少ないため、導電性基材からの水酸化ニ
ッケルの脱落を防止し、その結果アルカリ浸漬処理によ
るコバルト導電助剤の効果が十分に発揮され、利用率の
高いペ−スト式ニッケル電極が得られるものと思われ
る。
【0009】本発明に用いられるポリN−ビニルアセト
アミドとしては、重量平均分子量が10,000〜1
0,000,000、好ましくは50,000〜5,0
00,000であるのがよい。重量平均分子量を10,
000以上とすることにより、水酸化ニツケル表面への
高い吸着効果が得られ、また、重量平均分子量を10,
000,000以下とすることにより、ペ−ストの極端
な増粘を抑制でき、高容量化のために薄膜化したペ−ス
ト式ニツケル電極とする場合でも、すぐれたペ−ストを
得ることができる。
アミドとしては、重量平均分子量が10,000〜1
0,000,000、好ましくは50,000〜5,0
00,000であるのがよい。重量平均分子量を10,
000以上とすることにより、水酸化ニツケル表面への
高い吸着効果が得られ、また、重量平均分子量を10,
000,000以下とすることにより、ペ−ストの極端
な増粘を抑制でき、高容量化のために薄膜化したペ−ス
ト式ニツケル電極とする場合でも、すぐれたペ−ストを
得ることができる。
【0010】このようなポリN−ビニルアセトアミドの
使用量は、水酸化ニツケル100重量部に対して、通常
0.05〜6重量部、好ましくは0.2〜3重量部、よ
り好ましくは0.4〜2重量部とするのがよい。0.0
5重量部以上とすることにより、ポリN−ビニルアセト
アミドの吸着層が水酸化ニツケル表面を十分に被覆で
き、結着剤や増粘剤などの酸化分解を抑制して、長時間
放置後でも粘度低下を少なくでき、また5重量部以下と
することにより、活物質である水酸化ニツケルの充填率
を向上させることができる。
使用量は、水酸化ニツケル100重量部に対して、通常
0.05〜6重量部、好ましくは0.2〜3重量部、よ
り好ましくは0.4〜2重量部とするのがよい。0.0
5重量部以上とすることにより、ポリN−ビニルアセト
アミドの吸着層が水酸化ニツケル表面を十分に被覆で
き、結着剤や増粘剤などの酸化分解を抑制して、長時間
放置後でも粘度低下を少なくでき、また5重量部以下と
することにより、活物質である水酸化ニツケルの充填率
を向上させることができる。
【0011】本発明においては、水酸化ニツケルを活物
質とし、これにコバルト導電助剤とポリN−ビニルアセ
トアミドを含ませ、これらを常法によりペ−スト化する
ことにより、調製する。活物質である水酸化ニツケルと
しては、従来から公知の水酸化ニツケルを用いることが
できるが、これらの中でも、高容量化が可能である反
面、表面が活性で結着剤などを酸化分解させやすい亜鉛
やコバルトを固溶した水酸化ニツケルが、本発明にとく
に適している。また、ペ−ストの調製に用いられる溶剤
としては、たとえば、水またはメタノ−ル、エタノ−
ル、イソプロパノ−ルなどのアルコ−ル性溶剤が用いら
れる。これらは、それぞれを単独で用いてもよいし、2
種以上を併用してもよい。
質とし、これにコバルト導電助剤とポリN−ビニルアセ
トアミドを含ませ、これらを常法によりペ−スト化する
ことにより、調製する。活物質である水酸化ニツケルと
しては、従来から公知の水酸化ニツケルを用いることが
できるが、これらの中でも、高容量化が可能である反
面、表面が活性で結着剤などを酸化分解させやすい亜鉛
やコバルトを固溶した水酸化ニツケルが、本発明にとく
に適している。また、ペ−ストの調製に用いられる溶剤
としては、たとえば、水またはメタノ−ル、エタノ−
ル、イソプロパノ−ルなどのアルコ−ル性溶剤が用いら
れる。これらは、それぞれを単独で用いてもよいし、2
種以上を併用してもよい。
【0012】このペ−スト中には、必要により、従来か
ら用いられている結着剤や増粘剤を配合してもよい。結
着剤としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチ
レンなどが挙げられ、増粘剤としては、メチルセルロ−
ス、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、カルボキシメチル
セルロ−ス、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレンオキシドなどが挙げられる。これらの
結着剤や増粘剤は、その酸化分解や水酸化ニツケルの充
填率を考えると、水酸化ニツケル100重量部に対し
て、通常0.01〜4重量部とするのがよい。
ら用いられている結着剤や増粘剤を配合してもよい。結
着剤としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチ
レンなどが挙げられ、増粘剤としては、メチルセルロ−
ス、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、カルボキシメチル
セルロ−ス、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレンオキシドなどが挙げられる。これらの
結着剤や増粘剤は、その酸化分解や水酸化ニツケルの充
填率を考えると、水酸化ニツケル100重量部に対し
て、通常0.01〜4重量部とするのがよい。
【0013】また、上記のコバルト導電助剤としては、
金属コバルトの他、酸化コバルト、水酸化コバルトなど
のコバルト化合物が挙げられるが、これらの中でも酸化
コバルトが最も好ましい。これらのコバルト導電助剤
は、水酸化ニツケルの導電性を高めて集電能を向上さ
せ、また水酸化ニツケルの充電性を向上させるため、微
粒子状態のものが用いられるが、このような微粒子状態
ものは、通常、粒子同士が凝集しやすく、均一なペ−ス
トの調製に難があり、増粘化しやすい。しかし、酸化コ
バルトは、この点を考慮しても、結着剤の吸着形態を改
善し、また充放電反応により水酸化ニツケル表面で導電
性のネツトワ−クを形成して、結着剤などと水酸化ニツ
ケル表面の直接的な接触をより低減し、酸化分解をさら
に一段と抑制するという効果を発揮する。
金属コバルトの他、酸化コバルト、水酸化コバルトなど
のコバルト化合物が挙げられるが、これらの中でも酸化
コバルトが最も好ましい。これらのコバルト導電助剤
は、水酸化ニツケルの導電性を高めて集電能を向上さ
せ、また水酸化ニツケルの充電性を向上させるため、微
粒子状態のものが用いられるが、このような微粒子状態
ものは、通常、粒子同士が凝集しやすく、均一なペ−ス
トの調製に難があり、増粘化しやすい。しかし、酸化コ
バルトは、この点を考慮しても、結着剤の吸着形態を改
善し、また充放電反応により水酸化ニツケル表面で導電
性のネツトワ−クを形成して、結着剤などと水酸化ニツ
ケル表面の直接的な接触をより低減し、酸化分解をさら
に一段と抑制するという効果を発揮する。
【0014】本発明においては、このように調製される
ペ−ストを、導電性基材に塗布し、乾燥して、その後圧
縮成形することにより、ペ−スト式ニツケル電極を作製
する。上記の導電性基材としては、パンチングメタル、
発泡メタルなどの耐アルカリ性金属多孔体や、ニツケル
板などの金属板が用いられる。
ペ−ストを、導電性基材に塗布し、乾燥して、その後圧
縮成形することにより、ペ−スト式ニツケル電極を作製
する。上記の導電性基材としては、パンチングメタル、
発泡メタルなどの耐アルカリ性金属多孔体や、ニツケル
板などの金属板が用いられる。
【0015】本発明では、上記乾燥、圧縮成形後、高利
用率を目的としたコバルト導電助剤の効果を得るため
に、アルカリ溶液中へ前記電極を浸漬処理する。アルカ
リ溶液中での浸漬処理の条件としては、使用するコバル
ト導電助剤の種類によっても異なるが、通常、アルカリ
溶液の温度を35〜100℃、好ましくは50〜80℃
とし、この溶液への浸漬時間を0.2〜2.4時間、好
ましくは0.25〜2.2時間としたとき、均一なコバ
ルトのネットワ−クが形成されやすく、利用率にとくに
好結果が得られる。なお、アルカリ溶液中への浸漬を乾
燥後圧縮成形前に行うと、電極中に空孔が多く存在する
状態でアルカリ溶液が浸透し、電極が膨潤しやすくなる
ため、導電性基材中の活物質である水酸化ニッケルの保
持性が低く、本発明のポリN−ビニルアセトアミドの高
い結着性の効果が得られにくい。
用率を目的としたコバルト導電助剤の効果を得るため
に、アルカリ溶液中へ前記電極を浸漬処理する。アルカ
リ溶液中での浸漬処理の条件としては、使用するコバル
ト導電助剤の種類によっても異なるが、通常、アルカリ
溶液の温度を35〜100℃、好ましくは50〜80℃
とし、この溶液への浸漬時間を0.2〜2.4時間、好
ましくは0.25〜2.2時間としたとき、均一なコバ
ルトのネットワ−クが形成されやすく、利用率にとくに
好結果が得られる。なお、アルカリ溶液中への浸漬を乾
燥後圧縮成形前に行うと、電極中に空孔が多く存在する
状態でアルカリ溶液が浸透し、電極が膨潤しやすくなる
ため、導電性基材中の活物質である水酸化ニッケルの保
持性が低く、本発明のポリN−ビニルアセトアミドの高
い結着性の効果が得られにくい。
【0016】アルカリ溶液としては、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウムあるいはこれらを混合した溶液を用い
ることが好ましい。前記アルカリ溶液の濃度としては、
10〜35重量%が好ましく、20〜30重量%がより
好ましい。また、前記アルカリ溶液には水酸化リチウム
を1〜30g/l程度添加したものが好ましい。
水酸化ナトリウムあるいはこれらを混合した溶液を用い
ることが好ましい。前記アルカリ溶液の濃度としては、
10〜35重量%が好ましく、20〜30重量%がより
好ましい。また、前記アルカリ溶液には水酸化リチウム
を1〜30g/l程度添加したものが好ましい。
【0017】このアルカリ溶液中への浸漬処理では、従
来のセルロ−ス系高分子からなる増粘剤のみでは、結着
効果が低下し、活物質である水酸化ニッケルの脱落が顕
著となるが、本発明のポリN−ビニルアセトアミドをペ
−スト中に含有させておくことにより、高い結着性を維
持することができる。
来のセルロ−ス系高分子からなる増粘剤のみでは、結着
効果が低下し、活物質である水酸化ニッケルの脱落が顕
著となるが、本発明のポリN−ビニルアセトアミドをペ
−スト中に含有させておくことにより、高い結着性を維
持することができる。
【0018】本発明のペ−スト式ニッケル電極は、アル
カリ電池の正極として用いることができ、カドミウムや
水素吸蔵合金などを活物質とした負極と組合わせて使用
することができる。このアルカリ電池は、たとえば、上
記構成のペ−スト式ニツケル電極と負極とを、セパレ−
タを介して積層し、これを電池缶に挿入したのち、アル
カリ電解液を注入することにより、作製される。セパレ
−タとしては、ポリオレフイン繊維やポリアミド繊維か
らなる不織布に親水基を付与したものなどが好ましく用
いられる。また、アルカリ電解液としては、リチウム塩
などの電解質を溶解した水酸化カリウム水溶液などが好
ましく用いられる。
カリ電池の正極として用いることができ、カドミウムや
水素吸蔵合金などを活物質とした負極と組合わせて使用
することができる。このアルカリ電池は、たとえば、上
記構成のペ−スト式ニツケル電極と負極とを、セパレ−
タを介して積層し、これを電池缶に挿入したのち、アル
カリ電解液を注入することにより、作製される。セパレ
−タとしては、ポリオレフイン繊維やポリアミド繊維か
らなる不織布に親水基を付与したものなどが好ましく用
いられる。また、アルカリ電解液としては、リチウム塩
などの電解質を溶解した水酸化カリウム水溶液などが好
ましく用いられる。
【0019】以下本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものでなく、
本発明の精神を外れない範囲で適宜変更できることはい
うまでもない。なお、以下の実施例で部とあるのは、重
量部を意味する。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものでなく、
本発明の精神を外れない範囲で適宜変更できることはい
うまでもない。なお、以下の実施例で部とあるのは、重
量部を意味する。
【0020】
【実施例】実施例1 水酸化ニッケル粉末(亜鉛を2重量%,コバルトを1重
量%固溶体)100部と酸化コバルト粉末3部を乾式混
合し、これに濃度2重量%のカルボキシメチルセルロ−
ス水溶液8部、濃度1.5重量%のポリN−ビニルアセ
トアミド水溶液5部(重量平均分子量:3,000,0
00)、結着剤として60重量%のポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)分散液4部を混合して、ペ−スト
を調製した後、厚さ1.29mmの三次元多孔性発泡芯
材に塗布し、70℃で乾燥した後、総厚0.6mmにな
るようにプレスした後、所定サイズに裁断して理論容量
660mAhのペ−スト式ニッケル電極を作製した。こ
のペ−スト式ニッケル電極を30重量%の水酸化カリウ
ム溶液(水酸化リチウム17g/l含有)に80℃で
0.5時間浸漬処理した後、乾燥した。
量%固溶体)100部と酸化コバルト粉末3部を乾式混
合し、これに濃度2重量%のカルボキシメチルセルロ−
ス水溶液8部、濃度1.5重量%のポリN−ビニルアセ
トアミド水溶液5部(重量平均分子量:3,000,0
00)、結着剤として60重量%のポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)分散液4部を混合して、ペ−スト
を調製した後、厚さ1.29mmの三次元多孔性発泡芯
材に塗布し、70℃で乾燥した後、総厚0.6mmにな
るようにプレスした後、所定サイズに裁断して理論容量
660mAhのペ−スト式ニッケル電極を作製した。こ
のペ−スト式ニッケル電極を30重量%の水酸化カリウ
ム溶液(水酸化リチウム17g/l含有)に80℃で
0.5時間浸漬処理した後、乾燥した。
【0021】実施例2 実施例1のペ−スト式ニッケル電極の作製において、濃
度2重量%のカルボキシメチルセルロ−ス水溶液を5
部、濃度1.5重量%のポリN−ビニルアセトアミド水
溶液(重量平均分子量:1,000,000)を8部に
し、アルカリ浸漬処理を35℃、2.4時間で行った以
外は、実施例1と同様にして理論容量660mAhのペ
−スト式ニッケル電極を作製した。
度2重量%のカルボキシメチルセルロ−ス水溶液を5
部、濃度1.5重量%のポリN−ビニルアセトアミド水
溶液(重量平均分子量:1,000,000)を8部に
し、アルカリ浸漬処理を35℃、2.4時間で行った以
外は、実施例1と同様にして理論容量660mAhのペ
−スト式ニッケル電極を作製した。
【0022】比較例1 実施例1のペ−スト式ニッケル電極の作製において、濃
度2重量%のカルボキシメチルセルロ−ス水溶液を10
部とし、ポリN−ビニルアセトアミド水溶液を使用しな
かった以外は、実施例1と同様にして理論容量660m
Ahのペ−スト式ニッケル電極を作製した。
度2重量%のカルボキシメチルセルロ−ス水溶液を10
部とし、ポリN−ビニルアセトアミド水溶液を使用しな
かった以外は、実施例1と同様にして理論容量660m
Ahのペ−スト式ニッケル電極を作製した。
【0023】比較例2 比較例1のペ−スト式ニッケル電極の作製において、ア
ルカリ浸漬処理を20℃、5時間とし、アルカリ浸漬処
理を乾燥後圧縮成形前に行った以外は、比較例1と同様
にして理論容量660mAhのペ−スト式ニッケル電極
を作製した。上記実施例1〜2及び比較例1〜2で作製
した各ペ−スト式ニッケルを、正極容量に対して十分な
容量を持つカドミウム極を対極としてモデルセルを作製
し、これを60mAで15時間充電し、60mAで0.
8Vまでの放電を10サイクル繰り返し、10サイクル
目の放電容量を測定し、その放電容量の正極の理論容量
に対する割合で求めた。その結果を表1に示す。
ルカリ浸漬処理を20℃、5時間とし、アルカリ浸漬処
理を乾燥後圧縮成形前に行った以外は、比較例1と同様
にして理論容量660mAhのペ−スト式ニッケル電極
を作製した。上記実施例1〜2及び比較例1〜2で作製
した各ペ−スト式ニッケルを、正極容量に対して十分な
容量を持つカドミウム極を対極としてモデルセルを作製
し、これを60mAで15時間充電し、60mAで0.
8Vまでの放電を10サイクル繰り返し、10サイクル
目の放電容量を測定し、その放電容量の正極の理論容量
に対する割合で求めた。その結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示すように、本発明のポリN−ビニ
ルアセトアミドを含有したペ−スト式ニッケル電極は、
アルカリ浸漬処理によっても、高い利用率が得られてい
ることが分かる。これに対し、ポリN−ビニルアセトア
ミドを含ませなかった比較例1及び2の両ペ−スト式ニ
ッケル電極は、利用率が低いものとなった。
ルアセトアミドを含有したペ−スト式ニッケル電極は、
アルカリ浸漬処理によっても、高い利用率が得られてい
ることが分かる。これに対し、ポリN−ビニルアセトア
ミドを含ませなかった比較例1及び2の両ペ−スト式ニ
ッケル電極は、利用率が低いものとなった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、水酸
化ニッケル及びコバルト導電助剤を含有するペ−ストを
導電性基材に充填し、乾燥後圧縮成形してなるペ−スト
式ニッケル電極の製造方法において、ペ−スト中にポリ
N−ビニルアセトアミドを含有させ、上記圧縮成形後、
さらに電極をアルカリ溶液中に浸漬処理することによっ
て、利用率に優れたペ−スト式ニッケル電極を提供する
ことができる。
化ニッケル及びコバルト導電助剤を含有するペ−ストを
導電性基材に充填し、乾燥後圧縮成形してなるペ−スト
式ニッケル電極の製造方法において、ペ−スト中にポリ
N−ビニルアセトアミドを含有させ、上記圧縮成形後、
さらに電極をアルカリ溶液中に浸漬処理することによっ
て、利用率に優れたペ−スト式ニッケル電極を提供する
ことができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H003 AA02 BA00 BA01 BA03 BA05 BB04 BB11 BB14 BB32 5H016 AA02 AA05 BB02 BB05 BB06 BB09 BB12 EE05 EE09
Claims (1)
- 【請求項1】 水酸化ニッケル及びコバルト導電助剤を
含有するペ−ストを導電性基材に充填し、乾燥後、圧縮
成形してなるペ−スト式ニッケル電極の製造方法であっ
て、上記ペ−スト中にポリN−ビニルアセトアミドを含
有するとともに、上記圧縮成形した後、さらに電極をア
ルカリ溶液中に浸漬処理することを特徴とするペ−スト
式ニッケル電極の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012398A JP2001202953A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | ペ−スト式ニッケル電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012398A JP2001202953A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | ペ−スト式ニッケル電極の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001202953A true JP2001202953A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18540120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000012398A Withdrawn JP2001202953A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | ペ−スト式ニッケル電極の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001202953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002246028A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-08-30 | Showa Denko Kk | 水溶液系電池並びに該電池に用いられる電極用ペーストおよび電極 |
WO2020085123A1 (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 昭和電工株式会社 | N-ビニルカルボン酸アミドの重合体を含む水性塗工液用組成物 |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000012398A patent/JP2001202953A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002246028A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-08-30 | Showa Denko Kk | 水溶液系電池並びに該電池に用いられる電極用ペーストおよび電極 |
WO2020085123A1 (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 昭和電工株式会社 | N-ビニルカルボン酸アミドの重合体を含む水性塗工液用組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040428 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |