JP2001191849A - 合成樹脂製ドアミラーカバー - Google Patents

合成樹脂製ドアミラーカバー

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JP2001191849A
JP2001191849A JP2000000171A JP2000000171A JP2001191849A JP 2001191849 A JP2001191849 A JP 2001191849A JP 2000000171 A JP2000000171 A JP 2000000171A JP 2000000171 A JP2000000171 A JP 2000000171A JP 2001191849 A JP2001191849 A JP 2001191849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアミラーカバーをミラー外殻部に取り付け
る際、ミラー外殻部に対するドアミラーカバーの嵌合深
さを規制できて、ミラー外殻部に対するドアミラーカバ
ーの取付け姿勢を容易に一定にすることができ、しか
も、ドアミラーカバーの強度不足を補えるようにする。 【解決手段】 ドアミラー1のミラー外殻部1bよりも
前方へ突出した流線形の断面形状で且つ略均一な肉厚に
成形され、ミラー外殻部1bに外嵌し且つ両面テープで
接着して使用するように構成された合成樹脂製ドアミラ
ーカバーAの内部に、ミラー外殻部1bと当接する支持
材2を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアミラ
ーのミラー外殻部に取り付けて使用する合成樹脂製ドア
ミラーカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアミラーは、運転者が車体の
側部後方を確認するためのミラーと、その前方を覆う外
装用のミラー外殻部(自動車メーカーにより予め自動車
の一部として組み付けられており、ドアに対して縦軸周
りで起立倒伏自在に支持されている。)とを備えてい
る。
【0003】合成樹脂製ドアミラーカバーは、ミラー外
殻部の保護、ボディーカラーとの統一による美観の向上
等を目的として使用されるもので、ミラー外殻部に外嵌
し、両面テープで接着して固定するように構成されてい
る。
【0004】ところで、ドアミラーカバーをミラー外殻
部よりも前方へ突出した流線形の断面形状とすること
は、見栄えがして、美観の向上に役立つのみならず、走
行時における風の抵抗を軽減し、ミラー外殻部の空力特
性の改善に有効である。この場合、流線形の断面形状と
したドアミラーカバーを厚肉の中実構造とするよりも、
略均一な肉厚に成形する方が、材料樹脂の節減、成形直
後の冷却時における合成樹脂のヒケによる変形の防止、
軽量化等の各面で有利である。
【0005】しかしながら、ドアミラーカバーをミラー
外殻部よりも前方へ突出した断面形状で且つ略均一な肉
厚に成形すると、次の問題点が生じる。 ドアミラーカバーの開口縁部だけがミラー外殻部に対
する接着面となり、ドアミラーカバーとミラー外殻部と
の間に空間が生じるので、ドアミラーカバーをミラー外
殻部に取り付けるべく前方から外嵌する際、ミラー外殻
部に対するドアミラーカバーの嵌合深さが規制されず、
専ら、作業者の感に委ねられることになるため、ミラー
外殻部に対するドアミラーカバーの取付け姿勢を一定に
することが非常に難しい。 ドアミラーカバーが略均一な肉厚であり、ドアミラー
カバーとミラー外殻部との間に空間が生じるので、ドア
ミラーカバーの強度(剛性)が不足する可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の考察
結果に基づいてなされたものであって、その目的とする
ところは、ドアミラーカバーをミラー外殻部に取り付け
る際、ミラー外殻部に対するドアミラーカバーの嵌合深
さを規制できて、ミラー外殻部に対するドアミラーカバ
ーの取付け姿勢を容易に一定にすることができ、しか
も、ドアミラーカバーの強度不足を補えるようにするこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、ドアミラーのミラー外殻部よりも前方
へ突出した断面形状で且つ略均一な肉厚に成形され、ミ
ラー外殻部に外嵌し且つ両面テープで接着して使用する
ように構成された合成樹脂製ドアミラーカバーにおい
て、内部にミラー外殻部と当接する支持材を設けたもの
である。
【0008】尚、支持材としては、請求項2に記載の発
明のように、ドアミラーカバーと一体成形されたもの
(例えば、リブや棒状等)でもよく、請求項3に記載の
発明のように、発泡合成樹脂によってミラー外殻部とド
アミラーカバーとの空間を充満する断面形状に成形され
たものでもよい。
【0009】上記の構成によれば、ドアミラーカバーの
内部にミラー外殻部と当接する支持材が設けられている
ので、ドアミラーカバーをミラー外殻部に取り付ける
際、ドアミラーカバーをミラー外殻部に前方から外嵌す
ると、ドアミラーカバー内部の支持材がミラー外殻部の
前面に当接することによって、ミラー外殻部に対するド
アミラーカバーの嵌合深さを規制することができる。
【0010】従って、嵌合深さのバラツキがなくなり、
ミラー外殻部に対するドアミラーカバーの取付け姿勢を
容易に一定にすることができる。しかも、支持材が補強
材としても機能するので、ドアミラーカバーが略均一な
肉厚で、ドアミラーカバーとミラー外殻部との間に空間
が生じることによるドアミラーカバーの強度不足を補う
ことができる。
【0011】殊に、請求項3に記載の発明のように、支
持材を、発泡合成樹脂によってミラー外殻部とドアミラ
ーカバーとの空間を充満する断面形状に成形することに
よって、ドアミラーカバーの内面全体を支持材で支持す
ることができ、支持材の素材として発泡合成樹脂を使用
するにもかかわらず、支持材による補強効果が大であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明すると、図1〜図4は、本発明に係る合成樹脂
製ドアミラーカバーAの一例を示す。1はドアミラーで
あり、鏡面1aとその前方を覆う外装用のミラー外殻部
(自動車メーカーにより予め自動車の一部として組み付
けられており、ドアに対して縦軸周りで起立倒伏自在に
支持されている。)1bとを備えている。
【0013】前記ドアミラーカバーAは、ミラー外殻部
1bよりも前方へ突出した流線形の断面形状とされ且つ
略均一な肉厚に成形され、後方が開口している。そし
て、ミラー外殻部1bに前方から外嵌させて、開口縁部
を両面テープ(図示せず)でミラー外殻部1bに接着す
るように構成されている。ドアミラーカバーAの内部に
は、ミラー外殻部1bと当接する複数枚のリブからなる
支持材2が一体成形によって設けられている。
【0014】上記の構成によれば、ドアミラーカバーA
の内部にミラー外殻部1bと当接する支持材2が設けら
れているので、ドアミラーカバーAをミラー外殻部1b
に取り付ける際、ドアミラーカバーAをミラー外殻部1
bに前方から外嵌すると、ドアミラーカバーA内部の支
持材2がミラー外殻部1bの前面に当接することによっ
て、ミラー外殻部1bに対するドアミラーカバーAの嵌
合深さを規制することができる。
【0015】従って、誰が作業しても、嵌合深さのバラ
ツキがなくなり、ミラー外殻部1bに対するドアミラー
カバーAの取付け姿勢を容易に一定にすることができ
る。しかも、支持材2が補強材としても機能するので、
ドアミラーカバーAが略均一な肉厚で、ドアミラーカバ
ーAとミラー外殻部1bとの間に空間が生じることによ
るドアミラーカバーAの強度不足を補うことができる。
【0016】図5、図6は、他の実施の形態を示す。こ
の実施の形態は、前記支持材2をドアミラーカバーA内
面から突出した前後方向の棒状(図面上では、2本であ
るが、1本でもよく、3本以上でもよい。)に形成した点
に特徴がある。その他の構成及び作用は、図1〜図4で
説明した実施の形態と同じであるから説明を省略する。
【0017】図7、図8は、他の実施の形態を示す。こ
の実施の形態は、前記支持材2を、発泡ウレタン、発泡
スチロール等の発泡合成樹脂によってミラー外殻部1b
とドアミラーカバーAとの空間を充満する断面形状に成
形した点に特徴がある。この構成によれば、ドアミラー
カバーAの内面全体を支持材2で支持することができ、
支持材2の素材として発泡合成樹脂を使用するにもかか
わらず、支持材2による補強効果が大である。その他の
構成及び作用は、図1〜図4で説明した実施の形態と同
じであるから説明を省略する。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述した構成よりなり、ドアミ
ラーカバーをミラー外殻部に取り付ける際、ミラー外殻
部に対するドアミラーカバーの嵌合深さを規制できて、
ミラー外殻部に対するドアミラーカバーの取付け姿勢を
容易に一定にすることができ、しかも、ドアミラーカバ
ーの強度不足を補える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る合成樹脂製ドアミラーカバーの説
明図である。
【図2】ドアミラーカバーをドアミラーに装着した状態
における斜視図である。
【図3】ドアミラーカバーをドアミラーに装着した状態
における一部切欠き平面図である。
【図4】ドアミラーカバーをドアミラーに装着した状態
における縦断側面図である。
【図5】他の実施の形態を示し、ドアミラーカバーをド
アミラーに装着した状態における一部切欠き平面図であ
る。
【図6】縦断側面である。
【図7】他の実施の形態を示し、ドアミラーカバーをド
アミラーに装着した状態における一部切欠き平面図であ
る。
【図8】縦断側面である。
【符号の説明】
A…合成樹脂製ドアミラーカバー、1…ドアミラー、1
b…ミラー外殻部、2…支持材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアミラーのミラー外殻部よりも前方へ
    突出した断面形状で且つ略均一な肉厚に成形され、ミラ
    ー外殻部に外嵌し且つ両面テープで接着して使用するよ
    うに構成された合成樹脂製ドアミラーカバーであって、
    内部にミラー外殻部と当接する支持材を設けてあること
    を特徴とする合成樹脂製ドアミラーカバー。
  2. 【請求項2】 前記支持材がドアミラーカバーと一体成
    形されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹
    脂製ドアミラーカバー。
  3. 【請求項3】 前記支持材が発泡合成樹脂によってミラ
    ー外殻部とドアミラーカバーとの空間を充満する断面形
    状に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の
    合成樹脂製ドアミラーカバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083696A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Ichikoh Ind Ltd 車両用サイドミラー
JP2019048602A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 日野自動車株式会社 車両用ミラーのカバー構造

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JP2009083696A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Ichikoh Ind Ltd 車両用サイドミラー
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