JP2001191492A - 印刷機におけるインキ量を制御する方法 - Google Patents
印刷機におけるインキ量を制御する方法Info
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- JP2001191492A JP2001191492A JP2000371749A JP2000371749A JP2001191492A JP 2001191492 A JP2001191492 A JP 2001191492A JP 2000371749 A JP2000371749 A JP 2000371749A JP 2000371749 A JP2000371749 A JP 2000371749A JP 2001191492 A JP2001191492 A JP 2001191492A
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- B41F31/00—Inking arrangements or devices
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Abstract
標値が変更された区域と隣接区域とが迅速に安定したイ
ンキ量を達成する。 【解決手段】 1つの区域に対するインキ量の目標値を
一定に保つ場合、この区域における一定のインキ量は、
相応するインキ量流れが供給されることによって保た
れ、所定の区域cに対する目標値が第1の値Fcから第2
の値Fc'に変更される場合には所定の区域および隣接す
る区域に対して、第1および第2の目標値に基づいて、
修正インキ量流れΔsa,Δsb,Δscが決定され、これらの
区域に対するインキ量流れが、移行時間間隔[t1,t2]の
間に、修正インキ量流れΔsa,Δsb,Δscと割り当てられ
た目標値Fa,Fb,Fc'に相応するインキ量流れsa,sb,sc'の
和に調節される。
Description
れている間印刷機のインキ着けローラにあるインキ量を
制御する方法に関する。
着けは頻繁になる。したがって、印刷結果がインキに関
し満足できるものである限り、このインキ量を一定に保
つことは重要であり、また、インキにおけるムラが認め
られた場合、インキ的に満足できる印刷結果が得られる
と思われる新しい値にインキ量をできるだけ迅速に調節
できることが重要である。
有する、概ねインキみぞの形態のインキ供給源と、この
インキ供給源から配量されるインキ量流れを版に供給し
多かれ少なかれ多数のインキ着けローラを備える搬送装
置とを備えている。品質の高いインキ刷りを行う印刷機
は、このようなインキ着けローラ上のインキ量をそれぞ
れ区域ごとに独立して調節することができる。この特徴
を有する機械 は、例えばドイツ特許公開第4004056号、
ドイツ特許公開第3707695号、およびドイツ特許第19727
387号に記載されている。版の区域に多量のインキ消費
量でインキ盛りする、このインキ付けローラの区域は、
このようにして、消費量がわずかである場合よりも多量
のインキが供給される。インキ着けローラの一区域上の
インキ量を新しい値に調節するためには、インキ供給源
からこの区域に対して送られるインキ量流れを変えるこ
とが必要である。このインキ量流れは版に達する前に多
数のローラに分割されるので、一方でインキ量の目標値
を変え、これに相応して配量装置が新しく調節されてか
ら、他方でこの変更された配量がローラ上のインキ量に
作用しそしてこれによって版のインキ供給に作用する時
間までの間に、かなり長い時間が経過する。損紙はこの
時間の間に発生する。
のに保つことは非常に重要なことである。本出願人は、
この目的のために、ローラの一区域に対するインキ量の
目標値を第1の値から第2の値に変化させ、第1の修正
インキ量流れを決定し、そして、この区域に対するイン
キ量流れを、ある移行時間間隔の間に、修正インキ量流
れとこの第2の目標値に対応するインキ量流れとの和に
調節する方法を開発した。この第2の目標値が第1の目
標値よりも大きい場合、修正インキ量流れは正であり、
この第2の目標値が第1の目標値よりも小さい場合、修
正インキ量流れは負である。つまり、インキ着けローラ
上でできるだけ迅速に所望のインキ量を達成するため
に、しばらくの間、十分なインキもしくは少なすぎるイ
ンキがインキ供給源から供給され、そして、ある時間間
隔が経過した後、第2のインキ量が概ね達成されたと思
われた後、連続運転中にインキ着けローラ上でこの第2
のインキ量が保持されるように計量された、第2の目標
値に相応するインキ量に切換えられる。
合、1986年から用いられている。相応する方法はドイツ
特許公開第4337343号にも記載されている。オフセット
印刷機における湿し調節ための類似の方法の応用はドイ
ツ特許公開第3907584号とドイツ特許公開第19701219号
によって知られている。
給源から一区域に対して供給されるインキ量の目標値が
変更されると、版における対応する区域へのインキ供給
だけでなく、隣接する区域へのインキ供給も変更され
る、という問題が生じる。この問題の原因は、印刷機の
インキ装置内のインキがインキ練りされる結果、異なる
区域の間でインキ交換が行われるからである。
標値変更の後、当該区域と隣接区域における安定した状
態に再び調節されるまで時間が延びる。
量調節における他の問題点は、修正インキ量流れが、イ
ンキ量目標値が大きく減少した場合に、移行時間間隔内
に調節されるべき、修正インキ量流れと第2の目標値に
相応するインキ量流れの和がゼロよりも小さくなるよう
に十分に負であるということである。このような負のイ
ンキ量流れは、インキ供給源によってインキ装置からイ
ンキが受け取られることに相応するものであり、このこ
とは通常のインキ供給源では実現不可能である。したが
って、このような場合には一区域のインキ量に対して新
しい目標値が実際に達成されるまで時間が特に長くかか
る。
増加する場合には同様の問題が生じる。インキ供給源が
一区域で調量する考え得る最大のインキ量流れは限られ
ており、また、インキ量目標値が増加する場合、移行時
間間隔内で調節されるべき、修正インキ量流れと第2の
目標値に相応するインキ量の和は、調量可能な最大イン
キ量流れよりも大きい、ということが考えられる。この
ような場合にも、新しい目標インキ量が達成されるまで
にはかなりの遅れを伴う。
ンキ量の新しい目標値に迅速に調節可能な、インキ着け
ローラの異なる区域におけるインキ量を制御する方法、
もしくは、この方法を用いることによって、インキ量の
目標値が変更された区域とこの区域に隣接する区域とが
できるだけ迅速に安定したインキ量を達成可能な、イン
キ着けローラの異なる区域におけるインキ量を制御する
方法を提供することにある。
するインキ量の目標値が時間に依存して予め与えられ、
この場合、インキ量の各目標値に、インキ供給源からこ
の区域に対して供給されるインキ量流れの値が対応し、
1つの区域に対して目標値を一定に保つ場合、この区域
における一定のインキ量を、この目標値に対応するイン
キ量流れがインキ供給源から供給されることによって保
ち、所定の区域に対する目標値を第1の値から第2の値
に変更する場合、所定の規則にしたがって、第1および
第2の目標値に基づいて第1の修正インキ量流れを決定
し、この区域に対するインキ量流れを移行時間間隔の間
に第1の修正インキ量流れと第2の目標値に相対するイ
ンキ量流れの和に調節することによって、前記区域にお
けるインキ量を変更する、印刷機におけるインキ着けロ
ーラの異なる区域におけるインキ量を制御する方法にお
いて、この所定の区域に隣接する区域に対する他の修正
インキ量流れを決定し、この区域のそれぞれに対するイ
ンキ量流れを、この移行時間間隔の間に、それぞれこの
区域に割り当てられた修正インキ量流れとこの区域の目
標値に相応するインキ量流れの和に調節することを特徴
とする、印刷機におけるインキ着けローラの異なる区域
におけるインキ量を制御する方法によって達成される。
と、第1の修正インキ量流れよりも少ない値とを有して
いると有利である。これらのインキ量流れの比は、イン
キ装置内のインキのインキ練りの程度に基づいて決定す
るのが目的にかなっており、つまりこのインキ練りが強
くなればなるほど、また画像面積率(Flaechendeckun
g)が小さくなればなるほど、すなわち区域間のインキ
交換が強くなればなるほど、この比は大きくなる。
正インキ量流れを決定するための条件として、第1の目
標値と第2の目標値の差が限界値を上回るようにされて
いる。この場合、この考えから、目標値の差が小さい場
合にはこれに該当する区域内のインキ変化はむしろわず
かであり、隣接する区域内のインキ量のそれによって生
じる変化はもはやほとんど認められず、また、印刷結果
に対し顕著な影響を与えることもないということがわか
る。
正インキ量流れを決定する条件として、所定の区域に対
する第1の修正インキ量流れと第2の目標値に対応する
インキ量流れの和が、上限値を越えるか、または下限値
を下回るようにされている。この場合、下限値は特にゼ
ロ、上限値はインキ供給源から所定の区域に調量可能な
最大のインキ量となっている。
がそれぞれ移行時間間隔内で一定であることによって行
われる。この移行時間間隔の時間は、インキ量の、特に
第1および第2の目標値に基づかない固定した値に決め
てもよい。
て図面を参照して説明する。
部を概略的に示している。この印刷機は、区域ごとのイ
ンキ供給を行うインキ供給源として、このインキみぞ10
の幅にわたって段状に配置された複数のドクタ11を有
するインキみぞ10を備えている。各ドクタ11には、制御
回路18によって各ドクタ11用に自由に使用されるインキ
量目標値信号に基づいて、調量用すき間の幅を、または
第1のローラ12に対するドクタ11の押圧力を調節す
る、図示しないアクチュエータが付属している。これら
ドクタ11とそのアクチュエータは、インキつぼ10から
所定の区域に供給されるインキ量を調節できるように支
援する調節部材として機能する。
ローラ12が転動する他のローラ13に渡す。印刷機の運転
条件が変更された場合に量が変化することがある残りの
インキ量流れ部分は、ローラ12によってインキつぼ10
へ送り戻される。したがって、調量されるインキ量流れ
は、印刷機の実際のインキ消費量と一致しない。
に、インキ供給源として、インキ出しローラと第1のイ
ンキ装置ローラとの間を揺動する呼び出しローラを有す
る、それ自体公知の構造を備えてもよい。この場合、イ
ンキ量流れは、上述したようにインキ区域の開口の調節
によってだけでなく、呼び出しローラ上のインキストラ
イプの幅の調節によっても調量できる。また、ここで
は、調量されたインキ量流れの一部だけがインキ装置内
へ移され、残りは呼び出しローラ上に残り、そしてこの
呼び出しローラの揺動運動によってインキ出しローラに
送り戻される。
これらについては、これに関連する理想的な場合を示し
たこの図では、インキを分配しインキ練りを行い、図示
しない湿し装置から供給される湿し水でエマルジョン化
し、そして最終的に版15上に移す役割を有する3つのロ
ーラ12,13,14だけが図示されている。ローラ12,13,14と
版15は、ドクタ11に対応して、ここではそれぞれ参照符
号a,b,c,…,hが付けられた区域を有しており、各区域の
大部分のインキはインキつぼ10のドクタ11から受け取
られる。
枚葉紙を表している。
制御回路18に接続された異なる区域に対するインキ量F
の目標値の時間的な推移と、制御回路18がドクタ11で調
節する対応する領域のインキ量流れの時間的な推移とを
示している。
ンキ量を目標値Fcから新しい目標値F c'に切換る場合が
示されている。隣接する区域bとdもしくはaとeに対して
は、それぞれ目標値Fb、Faが与えられており、この間、
これらの目標値は一定に保たれる。
もしくはa,eに対して供給されたインキ量流れの、比例
した調節値sc,sc',sb,sa(区域b,dもしくはa,eに対する
目標値は、本例では簡単のために、同じ値に選択されて
いる)がそれぞれ対応する。
dもしくはa,eに対する修正インキ量流れΔsc,Δsb,Δsa
を決定し、そして、インキ供給源のインキ量流れに、修
正インキ量と与えられたインキ量目標値の和に相応する
インキ量に応じた制御信号を発する。
インキ装置内でのインキ練りの度合いと、区域ごとの画
像面積率(Flaechendeckung)とに対応している。した
がって、画像面積率へのこの依存性は、この画像面積率
が少なくなればなるほど、インキ装置内でのインキの平
均滞留時間が長くなる、ということよるものである。イ
ンキの滞留時間が長くなるにつれ、インキ装置における
インキ練りを行う間隔を、インキが通過する回数も増加
する。インキ練りが強くなればなるほど、または画像面
積率が小さくなればなるほど、目標値変更が行われる区
域cのインキ量修正流れと、次に隣接する区域b,dの、も
しくはさらに次の隣接する区域a,eのインキ量修正流れ
の値差は小さくなる。
に対し、この時点で与えられたインキ量目標値Fc,Fb,Fa
に対応するインキ量流れが調節される。区域a,b,d,eに
対するインキ量流れは変わっていないが、より多くのイ
ンキが区域cに供給されることによって、これらの区域
も、最後のローラ14上に、区域cのインキ量を変更する
前よりも多いインキを運ぶ結果となる。隣接する区域に
対してインキ量流れを一時的に増加させること、これら
の区域の新しい安定したインキ量を達成することが、区
域cのインキ量だけが、インキ練りによって隣接区域で
も新しい安定した関係が調節されるまで調整され待機さ
せられるときよりも迅速に行われることになる。
の第2の応用例を示しており、図3(1)は、区域a〜e
に対する、ローラ14上で調節されるインキ量Fの、外部
から制御回路18に予め与えられる目標値を、時間の関数
として表しており、図3(2)は、この目標値の設定さ
れた基準値に反応して制御回路18からインキ供給源10に
渡される、同一の区域に対するインキ量流れsの値を、
同じく時間の関数として表している。
にしている区域a〜eに対し、t=0からt=t1まで、目標イ
ンキ量Fa,Fb,Fc,Fd,Feが与えられる(説明を簡単にしわ
かりやすく図示するために、区域a,cに対しては同一の
インキ量が想定されている)。時刻t1に、区域eに対して
新しいインキ量Fe'が設定されている。制御回路18は、
インキ供給源から区域eに供給しなければならないイン
キ量se'を計算し、これによって、運転条件が一定の場
合にインキ量Fe'が調節される。制御回路18は、2つの
インキ量Fe,Fe'に基づき、または、これと同じ結果にな
るが、インキ量流れse,sc'に基づき、さらに修正インキ
量流れ
は正であり、本例の場合、関数fは負である。
隔の間、区域eに対するインキ供給源に、s’eとΔs’e
の和から得られるインキ量流れの目標値を渡す。時刻t2
からは予め計算された目標値seが調節される。この目標
値の差が限界値よりも小さいので、隣接区域内では位置
調節が行われない。
制御に相応したものである。しかし、時刻t3では、区域
bに対して予め与えられたインキ量Fcの値は、この従来
の調節手法が限界に達するほど、新しい値Fb'に激しく
変化させられる。この場合、差Fb-Fb'は、つまり、同一
の関数fに基づき以前に予め計算された修正インキ量流
れ
キ量Fb'に相応するインキ量流れsb'よりも大きいような
大きさである。したがって、修正インキ量流れは移行時
間間隔t3〜t4の間に負にならなければならなず、これは
限られた範囲でのみ可能である。したがって、これにも
かかわらず移行時間間隔の間に区域bで新しいインキ量
を達成するために、区域bに対するインキ量流れは移行
時間間隔の間に0にされ、すなわち、インキ供給源はこ
の区域にそれ以上インキを供給せず、また同時にこのイ
ンキ量流れは隣接する区域に対しても減少する。この場
合、この減少は、隣接区域a,c,dで減少させられる量で
ある、修正インキ量流れの総和が、区域bにおけるこの
インキ量流れの調節の際に、負のインキ量流れではなく
せいぜい0のインキ量流れを調節できることによって生
じる誤差に正確に相応するように選択される。言い換え
れば、
たに決定される区域からさらに離れるほど、本例の場合
のようにこれらの隣接する区域の修正インキ量流れは小
さくなる。
れぞれ、次に隣接する、また、さらに次に隣接する区域
に対してのみ決定され、当該区域からさらに離れた区域
eに対しては決定されない。実際、修正インキ量流れに
対して決定されたこれらの隣接する区域の数は、より多
いか、または、直接隣接する区域に限定されてもよいこ
とはもちろんである。
ンキ量流れの調節は、移行時間間隔の間に供給されるイ
ンキ量流れが0を下回るときだけ可能なわけではないこ
とはもちろんである。基本的に、任意の限界値、すなわ
ちこの限界値を下回るときに、インキ量流れが、インキ
量が新らたに決定される区域内だけでなく、隣接する区
域でも減らされるような任意の限界値を決定することが
できる。
量されることができるようにするために移行時間間隔の
間にインキ量の目標値が大きくなる際に多すぎるインキ
量流れを調節しなければ場合に可能である。
いて計算された修正インキ量流れ
ンキ量流れ
た修正インキ量流れは複数の区域に分割される。すなわ
ち、
に決定された区域とその隣接する区域にわたって実施さ
れる。これは、修正インキ量流れが限界値よりも小さい
場合、該当区域のインキ量の変化は、隣接する区域にお
ける結果の顕著な変化につながらないということ、した
がって該当区域自体に対してインキ量流れを変えるだけ
で十分であるということによる。
を大幅に簡略化して示す図である。
びインキ量流れの目標値の時間的な推移を示す図であ
る。
量流れの時間的な推移を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 各区域に対するインキ量の目標値(Fa,
Fb,...)が時間に依存して予め与えられ、前記インキ量
の各目標値に、インキ供給源(10)から前記区域に対し
て供給されるインキ量流れの値(sa,sb,..)が対応する、
印刷機におけるインキ着けローラ(14)の異なる区域
(a,…,e)におけるインキ量を制御する方法であっ
て1つの区域に対して前記目標値を一定に保つ場合、こ
の区域における一定のインキ量を、前記目標値に対応す
るインキ量流れが前記インキ供給源(10)から供給され
ることによって保ち、 所定の区域(c)に対する前記目標値を第1の値(Fc)か
ら第2の値(Fc')に変更する場合、所定の規則にしたが
って、前記第1および第2の目標値(Fc,Fc')に基づいて
第1の修正インキ量流れ(Δsc)を決定し、この区域
(c)に対する前記インキ量流れを移行時間間隔([t1,
t2])の間に第1の修正インキ量流れ(Δsc)と前記第2
の目標値(Fc')に対応するインキ量流れ(sc')の和に調節
することによって、前記区域におけるインキ量を変更す
る、 印刷機におけるインキ着けローラ(14)の異なる区域
(a,..,e)におけるインキ量を制御する方法において、 前記所定の区域(c)に隣接する区域(a,b,d,e)に対する
他の修正インキ量流れ(Δsa,Δsb,Δsd,Δse)を決定
し、これら区域の各々に対するインキ量流れを、この移
行時間間隔の間に、修正インキ量流れとこの区域の目標
値に対応するインキ量流れ(sa,sb,sd,se)との和に調節
することを特徴とする、印刷機におけるインキ着けロー
ラの異なる区域におけるインキ量を制御する方法。 - 【請求項2】 前記他の修正インキ量流れを決定するた
めの条件が、第1の目標値(Fc)と第2の目標値(Fc)の
差が限界値を上回ることである、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記他の修正インキ量流れを確定するた
め条件が、修正インキ量流れと、前記第2の目標値
(Fc')に相応するインキ量流れ(sc')の和が、前記所定の
区域(c)に対して上限値を越えるか、または下限値を
下回ることである、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記下限値は、閉じたインキ区域の場合
のインキ量流れである、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記上限値は、前記インキ供給源(10)
から前記所定の区域に最大限に調量可能なインキ量流れ
である、請求項3記載の方法。 - 【請求項6】 前記修正インキ量流れはそれぞれ移行時
間間隔内で一定である、請求項1〜5のいずれか1項に
記載の方法。 - 【請求項7】 前記第1の修正インキ量流れに対する前
記他の修正インキ量流れの比を、前記印刷機内の前記イ
ンキの側部のインキ練りが強くなればなるほど、大きく
決定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 前記第1の修正インキ量流れに対する前
記他の修正インキ量流れの比を、前記修正インキ量流れ
に関連する区域の画像面積率が小さくなればなるほど、
大きく決定する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の
方法。
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