JP2001186629A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001186629A
JP2001186629A JP36674099A JP36674099A JP2001186629A JP 2001186629 A JP2001186629 A JP 2001186629A JP 36674099 A JP36674099 A JP 36674099A JP 36674099 A JP36674099 A JP 36674099A JP 2001186629 A JP2001186629 A JP 2001186629A
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box body
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Takeshi Yomura
猛 余村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボックス本体とロアカバーとのガタツキに起
因する異音の発生を防止することができる電気接続箱を
提供する。 【解決手段】 電気接続箱11はロアカバー12及びボ
ックス本体13によって構成されている。ロアカバー1
2の上端部外側面にはフランジ部16が一定曲率の円弧
状に形成されている。フランジ部16のポイントA1の
近傍には嵌合部14が設けられている。ボックス本体1
3には嵌合突起15が設けられている。ポイントA2及
びポイントA3とポイントA1との差は、嵌合部14と
嵌合突起15との間における設計上のクリアランス量と
ほぼ等しくまたはそれよりも若干大きく設定されてい
る。ロアカバー12とボックス本体13とを嵌合すると
ともに、嵌合部14と嵌合突起15とを係合させること
により、ロアカバー12とボックス本体13とが固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の電気回路に使用されるジ
ャンクションボックス、リレーボックス、ヒュージブル
リンクボックス、電気制御ユニット等の各種電気部品を
収容する電気接続箱が種々提案されている。
【0003】図7及び図8に示すように、電気接続箱2
1は合成樹脂によって形成されている。電気接続箱21
はボックス本体22及びロアカバー23から構成されて
いる。ロアカバー23における上端部の外側面にはフラ
ンジ部24が形成されている。また、ロアカバー23に
は第1ロック部25が形成されている。ボックス本体2
2において、第1ロック部25と対応する位置には第2
ロック部26が設けられている。
【0004】この電気接続箱21を作製するには、ま
ず、ボックス本体22の内部に電気部品を組み付ける。
次に、図8に示すように、ロアカバー23の上部開口に
対してボックス本体22の下端部を嵌合する。すると、
第1ロック部25は第2ロック部26の先端部に付勢さ
れることによって、矢印F2方向に若干曲げられる。そ
の状態において、第2ロック部26が第1ロック部25
の内側面とロアカバー23の外側面との間に挿入され
る。その後、第1ロック部25が第2ロック部26によ
る付勢から開放されるとともに、第1ロック部25と第
2ロック部26とが係合する。その結果、ロアカバー2
3とボックス本体22とが固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1ロック
部25と第2ロック部26との間には、設計上0.7〜
0.9mmのクリアランスC1を設けなければならな
い。しかし、自動車が振動した場合、このクリアランス
C1があることによって、ボックス本体22とロアカバ
ー23とがガタツキやすかった。そのため、電気接続箱
21から異音が発生するという問題があった。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ボックス本体とロアカバーとのガ
タツキに起因する異音の発生を防止することができる電
気接続箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、上端部外側面にフラ
ンジ部を有する可撓性材料製のロアカバーの上部開口に
対し、ボックス本体の下端部を嵌合するとともに、前記
ロアカバーに設けられた第1ロック部と、前記ボックス
本体に設けられた第2ロック部とを係合させることによ
り、前記ロアカバーと前記ボックス本体とを固定した電
気接続箱において、前記フランジ部の上面を一定曲率の
円弧状に形成するとともに、前記フランジ部の上面にお
ける最も高い部分と最も低い部分との差を、前記両ロッ
ク部間における設計上のクリアランス量とほぼ等しくま
たはそれよりも若干大きく設定し、前記フランジ部の上
面における最も低い部分の近傍に前記第1ロック部を設
けたことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記フランジ
部の上面における最も低い部分を、前記フランジ部の中
央部に配置したことを要旨とする。請求項3に記載の発
明では、前記ロアカバーの上端縁は、前記フランジ部の
上面と同じ曲率の円弧状に形成されていることを要旨と
する。
【0009】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、フランジ部の上面
における最も高い部分と最も低い部分との差は、クリア
ランス量とほぼ等しくまたはそれよりも若干大きく設定
されている。よって、ロアカバーとボックス本体とを固
定するには、ロアカバーを撓ませながら、第1ロック部
と第2ロック部とを係合させる。第1ロック部と第2ロ
ック部との係合後は、逆に反発力により第1ロック部と
第2ロック部との間のクリアランスが吸収される。従っ
て、第1ロック部と第2ロック部とが確実に密着され
る。ゆえに、ボックス本体とロアカバーとがガタツキに
くくなり、それに起因する異音の発生が防止される。ま
た、フランジ部の上面は一定曲率の円弧状になってい
る。そのため、ロアカバーにボックス本体を嵌合させる
場合に加わる応力を、ボックス本体の上端縁全体に分散
させることができる。従って、ロアカバーにおいて応力
集中する部分ができてしまうのを防止することができ
る。
【0010】請求項2に記載の発明によると、ボックス
本体の下端部は、少なくともフランジ部の上面における
2点によって支持される。よって、ボックス本体とロア
カバーとをより確実に固定することができる。また、フ
ランジ部の中央部が最も低くなっている。よって、第1
ロック部と第2ロック部との係合時に、ボックス本体の
下端部とフランジ部の上面との間に隙間が発生しにくく
なる。そのため、電気接続箱の外観を良好に保つことが
できる。また、フランジ部の上面における最も低い部分
の近傍に第1ロック部が設けられているため、第1ロッ
ク部及び第2ロック部の設置数を少なくすることができ
る。従って、電気接続箱の構造が簡単なものとなる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、ロアカバ
ーの上端縁は、フランジ部の上面と同じ曲率の円弧状に
なっている。そのため、ボックス本体にロアカバーを取
り付ける場合において、ロアカバーが容易に変形する。
従って、ロアカバーにボックス本体を嵌合させる場合の
作業性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動車
に搭載される電気接続箱の一実施形態を図1〜図4に基
づき詳細に説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、電気接続箱1
1は合成樹脂によって略直方体状に形成されている。電
気接続箱11はロアカバー12とボックス本体13とに
よって構成されている。
【0014】ボックス本体13は箱状に形成されてい
る。ボックス本体13の内部には、バスバー、絶縁基板
及び電気部品等が組み付けられている。ボックス本体1
3の下面における外周縁は、下端部13aとなってい
る。ボックス本体13には、第2ロック部としての嵌合
突起15が設けられている。嵌合突起15は略直方体状
に形成されている。
【0015】また、ロアカバー12は可撓性を有する材
料によって形成されている。ロアカバー12の側壁は、
第1側壁12a、第2側壁12b、第3側壁12c及び
第4側壁12dからなっている。ロアカバー12の第1
側壁12a及び第2側壁12bにおける中央部には、第
1ロック部としての嵌合部14が前記嵌合突起15と対
応するように配設されている。嵌合部14はコ字状に形
成されている。嵌合部14と嵌合突起15とを係合させ
ることにより、ロアカバー12の上部開口に対してボッ
クス本体13の下端部13aが嵌合されている。
【0016】ロアカバー12の上端部外側面には、フラ
ンジ部16が突設されている。フランジ部16はロアカ
バー12における上端部外側面を包囲している。ロアカ
バー12の第1側壁12a及び第2側壁12bにおい
て、フランジ部16の上面16aは一定の曲率を有する
円弧であり、その曲率半径R1は約500mmになって
いる。つまり、フランジ部16の上面16aにおける曲
率は0.002(1/mm)になっている。図2に示す
ように、フランジ部16の上面16aは、同上面16a
における最も低い部分であるポイントA1、上面16a
における最も高い部分であるポイントA2及びA3の3
点を通過している。フランジ部16の上面16aにおけ
る曲率は、ロアカバー12の上端縁における曲率と同一
の大きさになっている。さらに、フランジ部16の下面
16bにおける曲率も、ロアカバー12の上端縁におけ
る曲率と同一の大きさになっている。つまり、フランジ
部16の肉厚W1は一定の大きさになっている。フラン
ジ部16の幅W2は、ボックス本体13の肉厚と同一の
大きさになっている。ポイントA1は、フランジ部16
の中央部に位置している。それとともに、ポイントA1
は、嵌合部14の近傍に位置している。図2に示すポイ
ントA2及びポイントA3とポイントA1との差D1
は、嵌合部14と嵌合突起15とを確実に係合させるた
めに必要とされるクリアランス(図8のC1参照)より
も0.1mm程度大きく設定されている。そのクリアラ
ンスは、0.7〜0.9mmに設定されている。
【0017】次に電気接続箱11を作製する方法を以下
に詳述する。まず、図2及び図3に示すように、ボック
ス本体13をロアカバー12に対して装着する。このと
き、ロアカバー12の第3側壁12c及び第4側壁12
dにおける上端がボックス本体13の下端部13aに押
圧されることにより、ロアカバー12が撓む。ロアカバ
ー12の第1側壁12a及び第2側壁12bにおいて、
ロアカバー12の上端縁及びフランジ部16の下面16
bはフランジ部16の上面16aと同じ曲率の円弧状に
なっている。そのため、ロアカバー12に掛かる応力は
フランジ部16の上面16aに均等に分散され、同ロア
カバー12は容易に変形する。同時に、嵌合部14が嵌
合突起15の先端部に付勢されることによって、図4に
示す矢印T2方向に撓む。そして、そのままボックス本
体13の下端部13aを嵌合部14とロアカバー12と
の外側面との間に挿入すると、ボックス本体13の下端
部13aがロアカバー12の第1側壁12a及び第2側
壁12bにおけるフランジ部16の上面16aに当接す
る。さらに、ボックス本体13をロアカバー12に対し
て押圧する。すると、図3に示すように、ロアカバー1
2の第3側壁12c及び第4側壁12d側の部分は、同
ロアカバー12の第1側壁12aにおける中央部を支点
として下方に撓む。その結果、嵌合部14は嵌合突起1
5による付勢から開放されて嵌合突起15と係合する。
この状態において、ボックス本体13のロアカバー12
への押圧を解除すると、ロアカバー12の撓みが解消す
る方向に反発力が働く。そのため、嵌合部14が下方に
動き、ポイントA2及びポイントA3とポイントA1と
の差D1が吸収される。よって、嵌合部14と嵌合突起
15とが確実に密着される。従って、図3に示すよう
に、嵌合部14及び嵌合突起15に嵌合された状態でボ
ックス本体13とロアカバー12とが固定される。
【0018】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)フランジ部16の上面16aにおけるポイントA
2及びポイントA3とポイントA1との差D1は、嵌合
部14と嵌合突起15とを確実に係合させるために設計
上必要とされるクリアランスとほぼ等しく設定されてい
る。ゆえに、嵌合部14と嵌合突起15とがガタツキに
くくなり、それに起因する異音の発生が防止される。ま
た、フランジ部16の上面16aは一定曲率の円弧状に
なっている。そのため、ロアカバー12にボックス本体
13を嵌合させる場合にロアカバー12に加わる応力
を、ロアカバー12全体に均等に分散させることができ
る。従って、ロアカバー12において応力集中する部分
ができてしまうのを防止することができる。
【0019】(2)ボックス本体13の下端部13a
は、ロアカバー12の第3側壁12c及び第4側壁12
dにおいて、フランジ部16の上面16aによって支持
される。よって、ボックス本体13とロアカバー12と
をより確実に固定することができる。また、ロアカバー
12の第1側壁12a及び第2側壁12bにおいて、フ
ランジ部16の中央部が最も低くなっている。よって、
ロアカバー12の第3側壁12c及び第4側壁12dに
おいて、ボックス本体13の下端部13aとフランジ部
16との間に隙間が発生しにくくなる。そのため、電気
接続箱11の外観を良好に保つことができる。また、ロ
アカバー12の第1側壁12a及び第2側壁12bにお
いて、フランジ部16の上面16aにおける中央部の近
傍に嵌合部14が設けられている。よって、嵌合部14
及び嵌合突起15はそれぞれ1箇所ずつ配置すればよ
い。従って、電気接続箱11の構造が簡単なものとな
る。しかも、電気接続箱11を作製するための材料費が
削減できる。
【0020】(3)ロアカバー12の第1側壁12a及
び第2側壁12bにおける上端縁、フランジ部16の上
面16a及び下面16bは同一の曲率を有している。ゆ
えに、ロアカバー12が撓む場合において、ロアカバー
12に掛かる応力は同ロアカバー12全体に均等に分散
される。そのため、ロアカバー12の上端縁及びフラン
ジ部16は均等に撓む。従って、ロアカバー12が確実
に変形するため、より作業性を向上させることができ
る。
【0021】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、ロアカバー12には嵌合部14が
設けられ、ボックス本体13には嵌合突起15が設けら
れていた。その代わりに、図5に示すように、ロアカバ
ー12に嵌合突起15を設け、ボックス本体13に嵌合
部14を設けてもよい。
【0022】・前記実施形態では、ロアカバー12の第
1側壁12a及び第2側壁12bにおいては、フランジ
部16の中央部が最も低くなっていた。しかし、図6に
示すように、フランジ部16の両端部を最も低くしても
よい。
【0023】・前記実施形態では、ロアカバー12の上
端縁はフランジ部16の上面16aと同じ曲率の円弧状
になっていた。しかし、ロアカバー12の上端縁をフラ
ンジ部16の上面16aと異なる曲率にしてもよい。ま
た、ロアカバー12の上端縁を直線状に形成してもよ
い。
【0024】・前記実施形態では、フランジ部16の下
面16bは同フランジ部16の上面16aと同じ曲率の
円弧状になっていた。しかし、フランジ部16の下面1
6bを同フランジ部16の上面16aと異なる曲率にし
てもよい。また、フランジ部16の下面16bを直線状
に形成してもよい。
【0025】・前記実施形態では、フランジ部16はロ
アカバー12の第1側壁12a、第2側壁12b、第3
側壁12c及び第4側壁12dに突設されていた。しか
し、フランジ部16は嵌合部14を有する面のみに設け
られてもよい。このように構成すれば、電気接続箱11
の構造をより簡単にすることができる。
【0026】・前記実施形態では、ロアカバー12の第
1側壁12a及び第2側壁12bのみにおいてフランジ
部16を円弧状に形成し、嵌合部14を設けていた。し
かし、第3側壁12c及び第4側壁12dにおいても、
フランジ部16を円弧状に形成し、嵌合部14を設けて
もよい。
【0027】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項1〜3において、前記フランジ部の下面
は、同フランジ部の上面と同じ曲率の円弧状であること
を特徴とする電気接続箱。よって、技術的思想(1)に
よれば、フランジ部が容易に変形するため、より作業性
を向上させることができる。
【0028】(2)請求項1〜3において、前記第1ロ
ック部はコ字状の嵌合部であり、前記第2ロック部は略
直方体状の嵌合突起であることを特徴とする電気接続
箱。 (3)請求項1〜3において、前記第1ロック部は略直
方体状の嵌合突起であり、前記第2ロック部はコ字状の
嵌合部であることを特徴とする電気接続箱。
【0029】(4)下端部外側面にフランジ部を有する
可撓性材料製のアッパカバーの下部開口に対し、ボック
ス本体の上端部を嵌合するとともに、前記アッパカバー
に設けられた第1ロック部と、前記ボックス本体に設け
られた第2ロック部とを係合させることにより、前記ア
ッパカバーと前記ボックス本体とを固定した電気接続箱
において、前記フランジ部の下面を一定曲率の円弧状に
形成するとともに、前記フランジ部の下面における最も
高い部分と最も低い部分との差を、前記両ロック部間に
おける設計上のクリアランス量とほぼ等しくまたはそれ
よりも若干大きく設定し、前記フランジ部の下面におけ
る最も高い部分の近傍に前記第1ロック部を設けたこと
を特徴とする電気接続箱。
【0030】(5)上端部外側面にフランジ部を有する
可撓性材料製のロアカバーの上部開口に対し、アッパカ
バーの下端部を嵌合するとともに、前記ロアカバーに設
けられた第1ロック部と、前記アッパカバーに設けられ
た第2ロック部とを係合させることにより、前記ロアカ
バーと前記アッパカバーとを固定した電気接続箱におい
て、前記フランジ部の上面を一定曲率の円弧状に形成す
るとともに、前記フランジ部の上面における最も高い部
分と最も低い部分との差を、前記両ロック部間における
設計上のクリアランス量とほぼ等しくまたはそれよりも
若干大きく設定し、前記フランジ部の上面における最も
低い部分の近傍に前記第1ロック部を設けたことを特徴
とする電気接続箱。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、ボックス本体とロアカバーとがガタツキ
にくくなり、それに起因する異音の発生が防止される。
また、ロアカバーにおいて応力集中する部分ができてし
まうのを防止することができる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、ボックス
本体とロアカバーとをより確実に固定することができ
る。また、電気接続箱の外観を良好に保つことができ
る。また、電気接続箱の構造が簡単なものとなる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、ロアカバ
ーにボックス本体を嵌合させる場合の作業性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電気接続箱を示す分解斜
視図。
【図2】 電気接続箱を示す分解図。
【図3】 電気接続箱を示す正面図。
【図4】 図3の4−4線における要部断面図。
【図5】 別例における電気接続箱を示す正面図。
【図6】 他の別例における電気接続箱を示す正面図。
【図7】 従来技術における電気接続箱を示す正面図。
【図8】 図7の8−8線における要部断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…ロアカバー、13…ボックス
本体、13a…下端部、14…第1ロック部としての嵌
合部、15…第2ロック部としての嵌合突起、16…フ
ランジ部、16a…上面、A1…最も低い部分としての
ポイント、A2,A3…最も高い部分としてのポイン
ト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端部外側面にフランジ部を有する可撓性
    材料製のロアカバーの上部開口に対し、ボックス本体の
    下端部を嵌合するとともに、前記ロアカバーに設けられ
    た第1ロック部と、前記ボックス本体に設けられた第2
    ロック部とを係合させることにより、前記ロアカバーと
    前記ボックス本体とを固定した電気接続箱において、 前記フランジ部の上面を一定曲率の円弧状に形成すると
    ともに、前記フランジ部の上面における最も高い部分と
    最も低い部分との差を、前記両ロック部間における設計
    上のクリアランス量とほぼ等しくまたはそれよりも若干
    大きく設定し、前記フランジ部の上面における最も低い
    部分の近傍に前記第1ロック部を設けたことを特徴とす
    る電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記フランジ部の上面における最も低い部
    分を、前記フランジ部の中央部に配置したことを特徴と
    する請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記ロアカバーの上端縁は、前記フランジ
    部の上面と同じ曲率の円弧状に形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
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